サンワサプライは、iPhoneやAndroid端末とPC間でのデータ共有が可能なUSBメモリ「iPhone・iPad対応USBメモリ(Lightning/microUSB対応・MFI認証・Android対応・Gmobi iStickPro)600-IPL_GAシリーズ」を発売した。価格は(以下同)税別10,093円から。「iPhone・iPad対応USBメモリ(Lightning/microUSB対応・MFI認証・Android対応・Gmobi iStickPro)600-IPL_GAシリーズ」は、Lightningコネクタ、microUSBコネクタ、USBコネクタを搭載したUSBメモリ。各種コネクタにより、iPhone・iPadやAndroid端末、PCに直接接続してのデータ転送が可能となっている。iPhone・iPad・iPod touchで同製品を使用する場合には、専用の無料アプリ「iStickPro」が必要となる。同アプリでは、JPEGやGIF、MP4、M4V、Word、Excelといったファイルの閲覧やデータ転送に対応している。そのほか、連絡先のバックアップや復元もサポートする。Android端末では、ファイル管理アプリを使用することで、端末とメモリ間でデータをやり取りできる。コネクタの切り替えは、同製品のつまみをスライドすることで可能。サイズ/重量は、幅約28.6mm×高さ約51.6mm×奥行き約9.1mm/約12g。対応OSは、Windows 10/8.1(32bit・64bit)/8(32bit・64bit)/7(32bit・64bit)、Mac OS X10.6から10.10、iOS 8.0から9.1、Android 3.1以降。ストレージ容量は、32GB/64GB/128GBの3モデルが用意されており、価格は、32GBモデルが10,093円、64GBモデルが14,722円、128GBモデルが25,833円。
2015年11月09日○共有名義とは - 共有名義は財産保全とリスク対応力を考えて財産は全て個人に帰します。しかし不動産の場合は額の大きな資産であり、分割もできません。不動産を取得したときは、その所有権を明確にするために所有権保存登記をしますが、二人以上が共同で取得した時は、共有名義として拠出額に応じて、持分比率を明記して登記します。拠出額には頭金の額とローンの借入額などが含まれます。親などから住宅資金援助を受けた額も、受けた本人の出資額となります。夫婦で住まいを購入する時も拠出額に応じて持分を分けます。拠出額以上の持分を登記すると、差額分は共有名義者からの贈与とみなされます。それだけでなく、各自の拠出金額や共有名義として持分を決める場合は、万一の場合にも対処が可能かどうかの視点も必要です。住まいの取得資金を負担したらその分は共有名義にしなければなりません。拠出資金に比例して持分負担をするのが原則です。高度成長期の時代と違って、低成長の時代は将来の予期せぬ変化への対応力が弱くなります。共有名義がリスクを少なくできる場合もあれば、その反対の場合もあります。どのような変化が予測されるか、その場合はどう対処が可能かを考えて、頭金の負担やローン借入額等を決める事が大切です。○住まいの取得と共有名義のメリット - 拠出額はその人の実力。実力どおりの持分配分がトラブルを軽減する共有名義のメリットはいろいろありますが、第一は自分たちにとって最善の住まいの取得計画・返済計画を立てて、その結果として資金拠出額に比例して持分を取得すれば、将来の予期せぬ事態にも対応しやすい形になる点です。拠出額は拠出した本人の実力です。実力どおりに登記する事が、一般的にはリスクを少なくする方向に働きます。夫婦でも自分の財産を明確にできる住宅ローンを分担していれば、ローン控除がそれぞれに受けられる売却の時に、居住用財産の譲渡の3000万円の特別控除がそれぞれ受けられる子供に相続する時に資産が分散される○住まいの取得と共有名義のデメリット - 共有名義にするに際して、デメリットの知識は不可欠妻が育児休暇を取得したり子育てのために退職したりして収入がなくなる場合がある二人の収入を前提にしていますので、片方が無収入になった場合はもう一方の負担が大きくなります。育児は思わぬ事態も発生します。終生働くつもりでも、やむを得ず退職といった事態も考えられます。その様な事態も想定して、資金計画や名義配分を考えることが肝要です。少なくとも育児休暇期間の対策は立てておきましょう。売却には共有名義者全員の同意が必要離婚の際や夫婦間以外の共有名義の際は問題になりがちです。売却時に売却益の分配(または買換え物件の持分登記の持分配分)でトラブルになる場合がある共有名義にする際にきっちり拠出し金に比例して持分を決定する事が大切です。諸費用の分担もしっかり取り決めておくとトラブルを少なくできます。離婚の時にトラブルになる住まいは財産の中で大きな比率を占めます。分割できない資産ですので、離婚となると財産分与でトラブルになります。片方が住み続ける場合は、もう片方が住宅ローンを負担し続けたり、住む方が持分を買取ったりしなければなりません。資産価値が下がり、売却時にローンの残債が発生した場合妻2,000万円の現金、夫2,000万円のローンで4,000万円の物件を購入したとします。持分は1/2ずつです。3500万円で売却し、残債は1,800万円とします。持分比率からすると売却による現金の取り分1,750円ずつとなりますが、妻は‐250万円の赤字で夫は-50万円のみで、何となく不公平感があります。共働きの場合、ローン返済の負担、家事寄与分等、その後の家計管理の取り決めを行う必要があり、面倒である○親との共有名義のデメリット共有名義人の親が死亡した場合の兄弟間の相続トラブルが発生する場合がある配偶者が舅・姑とうまく行かず、2世帯同居を解消が難しい親の土地に夫婦名義の家を建てた場合建物の共有名義ではありませんが、土地の資産価値は高いので相続時に他の兄弟に分与する資産がない場合はトラブルになります。(※写真画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>佐藤 章子一級建築士・ファイナンシャルプランナー(CFP(R)・一級FP技能士)。建設会社や住宅メーカーで設計・商品開発・不動産活用などに従事。2001年に住まいと暮らしのコンサルタント事務所を開業。技術面・経済面双方から住まいづくりをアドバイス。
2015年10月29日EIZOは28日、液晶ディスプレイ画面の色合いといった設定値をクラウド上に保存して共有できるサービス「G-Ignition Drive」を発表した。主にゲーミング環境を想定しており、10月28日から開始する。液晶ディスプレイの設定は、ディスプレイ本体かPC上の専用ソフトウェアに設定値を保存するのが一般的だが、このサービスを利用してクラウドに保存して共有することにより、自分の設定値を知人が使用したり、他人の設定を自分のディスプレイに適用したりできる。設定の保存はゲームのタイトルごとに行えるので、ゲームタイトルを選んでインポートすれば瞬時に最適な設定でプレイが楽しめる。日本の「DeToNator」や、スウェーデンの「Ninjas in Pyjamas」などのプロゲームチームも「G-Ignition Drive」で設定を公開中。プロの画面設定がどのようなものなのかを確認したり、プロゲーマーと同じ画面設定でゲームをプレイできる。「G-Ignition Drive」対応液晶ディスプレイは、「FORIS FG2421」、「FORIS FS2434」、「FORIS FS2434-R」など。対応ソフトは「G-Ignition Version 2.0」。
2015年10月28日部分痩せは一般的に難しいと言われていますね。部分痩せを希望する方は、全体的には太っておらず、気になる所だけ痩せたい方です。従って、体重減少でなく引き締めの方向でご説明致します。■呼吸法で痩せるドローイングダイエットという呼吸法があります。誰でも簡単にぽっこりお腹を平らにする方法です。1.仰向けに寝ます。2.軽く息を吐いてから、鼻から胸に一杯空気を吸い入れます。腰が浮くくらい吸いましょう。3.手を下腹にあて、息を吐きます。背中とお腹がくっつく位に、息を吐ききります。4.息を止め、軽くお尻の穴を締めます。5.この状態をキープしたまま、10秒維持します。6.口から息を強めに吐き出します。お腹と背中がくっつく位に吐ききります。この1~6を3分間続けます。意識した呼吸法は、腹筋をしているのと同じです。お腹に筋肉がつくだけでなく、腸の蠕動(ぜんどう)が刺激されて、便通がよくなり宿便も排出されて、お腹が平らになります。ドローイングダイエット法を周りの方々にも勧めるのですが、なかなか実践しません。どこかで、「こんな簡単なことで、お腹が平になる分けがない!」と思い込んでいるのです。朝起きがけに、3分間この呼吸法を1週間続けましょう!嫌でもお腹が平になります。■捻り腹筋の勧め捻りながら腹筋をすることでわき腹が引き締まり、ウエスト周りが細くなります。ウエスト周りには、外腹斜筋・内腹斜筋があります。これらはウエストを捻る際に使われる筋肉です。一般の生活では、無理にウエストを捻る動作をおこなうことはありません。ですから、どんどん筋肉は弱り、余計な脂肪がついていきます。そこで、簡単なエクササイズで引き締めましょう。1.仰向けで寝ます。2.膝を90度に立て、両手を頭の裏にあてます。3.鼻から息を吸いながら、起き上がり右肘を膝につけます。吐きながら背中を床に戻します。左も同様におこないます。この捻り腹筋は、わき腹を引き締める腹筋方法です。普通の腹筋方法では、胃の辺りに筋肉をつけてしまいます。捻りを加えたことで筋肉を使う場所が異なってくるのです。■足引き寄せ腹筋法下腹を引き締めるエクササイズです。床に寝た状態から起き上がると、胃の周辺(お腹上部)の筋肉をメインに使われて、下腹はなかなか引き締まりません。気になるのはもっぱら下腹のはずですから、この下腹に効くエクササイズをお教えします。1.床に体育座りします。2.膝を揃え、手を頭の後ろで組みます。3.曲げた両足を浮かせ、一度伸ばしてから、身体に引き寄せます。4.この動作を繰り返します。上半身の捻りを加えながら両足を引き寄せるとさらに効果的です。筋肉は縮まった時に力が入ります。力が入るから筋細胞が壊れ、再生されて新しい筋肉が生まれ、そして段々引き締まっていきのです。足を引きよせる時に、下腹の筋肉が使われます。■最後にダイエットでは、食事8割:運動2割と、言われています。身体を引き締めたいと思うならば、食事療法と運動を平行して行いましょう!お腹周りの脂肪を燃焼させながら、その脂肪分の体重を減らしていきます。(林田玲子/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年10月24日米AT&Tが複数のデバイスで1つの電話番号を共有できる「NumberSync」サービスを発表して話題になっている。例えばスマートフォンで使っているメインの電話番号を同サービスの対象とした場合、それ以外のタブレットやウェアラブルデバイスでも同番号への音声発着信やSMS送受信が利用可能になり、デバイスごとに異なる番号を用意する必要がないというメリットがある。米大手携帯キャリアではAT&Tのほか、SprintやT-Mobileもサービス導入に意欲を見せており、メジャーなサービスの1つとなりそうだ。NumberSyncについての詳細はAT&TのBlogで紹介されている。それによれば、メインとなる電話番号があり、NumberSyncに対応したデバイス(この場合はタブレットやウェアラブル)の紐付けを行うことで、スマートフォンが手元で動作していなかったり、あるいはBluetoothペアリングが解除された状態であっても、紐付けたデバイスが手元にさえあれば、音声発着信やSMS送受信など電話番号を必要とするサービスをそのままメインの電話番号で利用可能になるというものだ。紐付けそのものはAT&Tのバックエンドシステム上で行われているため、デバイス間の特別な接続や設定は必要ない。実質的に1つの電話番号を複数の所持デバイスで共有可能となっている。これにより、例えばスマートウォッチのみを身に付けて外出していても、ペアリングなしの状態で、本来はスマートフォンで利用している音声通話やSMS送受信がそのまま利用可能になる。対応デバイスは今月末までに発表されるほか、今後も対応デバイスを順次拡充していく方針だという。なお、NumberSync自体はAT&Tの基本サービスとして提供されるようで、対応デバイスさえ手元にあれば無料で利用可能なようだ。この説明だけだといろいろ疑問符が沸いてくる内容だが、The Vergeの報道を眺めるとそのからくりが少し見えてくる。NumberSyncはAT&TのVoLTEインフラを利用したサービスで、この仕組みをそのまま流用することで実現しているという。VoLTE (Voice over LTE)は、LTEのIPインフラを使って音声通話を可能にする仕組みで、従来の回線交換とは異なるインターネット的なIPインフラとなっている。おそらくは、1つの電話番号に対して複数のデバイス固有のIDを結びつけることで、"AT&Tの"LTEネットワークに存在するデバイス同士であれば、NumberSyncの仕組みを用いて1つの電話番号を共有できるようになっているとみられる。そのため、利用条件としては「LTE接続が可能なデバイス」「少なくともAT&Tから認識できる形で存在していること」の2つが挙げられると考えられる。LTE以外のAT&T Wi-Fiホットスポットや、ローミング時の動作については、今後の追加情報が必要だ。なお、Re/codeのIna Fried氏によれば、T-Mobile USAのCOOであるMike Sievert氏が、AT&TのNumberSyncよりも優れたサービスを用意すると表明したという。このほか、Sprintも同様のサービス提供を示唆しており、実装としてはAT&T固有のものではなく、LTEネットワークを展開する各社であれば十分実現可能な仕組みであると考えられる。AT&Tからの続報を待ちつつ、日本を含む海外の携帯キャリアの動向に注目したい。
2015年10月19日日立製作所と米ヒューレット・パッカード(HP)は10月6日、情報システムなどに対する最新の脅威や攻撃手法など、サイバー脅威に関するデータ共有の試行を開始したと発表した。両社はこのたび、サイバー脅威情報の共有に関する契約を締結し、サイバー攻撃に関する最新の脅威や攻撃手法、対象など多様なデータを共有する。情報共有は、サイバー脅威情報の共有に関する標準的な技術仕様である脅威情報構造化記述形式「STIX」と検知指標情報自動交換手順「TAXII」に基づき行われる。今回の提携により、日立はHPが設立したアライアンス・プログラム「HP Global Threat Intelligence Alliance」に加わり、HPのセキュリティ情報共有プラットフォーム「HP Threat Central」にサイバー脅威に関する情報を提供する。同アライアンスプログラムでは、セキュリテイ関連の研究者からの未公開の付加価値情報、アンダーグラウンドフォーラムの分析、およびサイバー犯罪者のプロファイルがメンバー企業に提供される。日立は今回の試行により得られた知見やデータ共有の枠組みを活用し、セキュリティ専門組織「HIRT」と国内外の企業・団体などが有する他のCSIRT(Computer Security Incident Response Team)との情報共有を推進していく。
2015年10月07日日立ソリューションズは9月30日、建設作業や設備保守作業に代表されるフィールド業務を対象とした、現場とオフィスの情報共有を実現する「フィールド業務情報共有システム」を10月1日から提供開始すると発表した。価格は個別見積り。同システムは、建設作業や設備保守のフィールド業務においてスマートデバイスを活用し、作業案件の契約情報、作業計画とその進捗状況、作業報告書や関連する図面などの案件に関わる情報を一元管理する。これにより、現場作業者は、報告書の自動作成や作業に必要な図面や書類をセキュアに参照でき、業務効率や作業品質の向上を実現する。オフィスの管理者は、作業の可視化により状況の的確な把握と問題の早期発見、対策を行うことができる。同システムは、「案件管理機能」「報告書機能」「文書管理機能」「進捗管理機能」「地図連携機能」を提供する。各機能は同社グループのパッケージ製品により提供され、報告書機能は「快作レポート」、文書管理機能は「活文」、進捗管理機能は「SynViz S2」、地図情報連携機能は「GeoMation Netservice」を用いる。
2015年10月01日オーシャンブリッジは、企業内のファイルサーバーに保存されている各種文書・図面・画像ファイルを、フォルダ構造をそのままWebポータルへ変換する文書共有ソリューションの最新版「Blazon 7.3 for FileServer」の販売を開始した。最新版では、変換後データ表示中に、ファイル内検索を実行した際、ヒットした箇所の一覧を表示できるようになったほか、ファイル/フォルダ単位での印刷、ダウンロード、テキストコピー可否等を制御できるようになった。また、ファイル変換処理時に公開パスのバックアップを取得する仕様を変更したことで、ファイル変換処理速度が向上し、オプションのドキュメントポータルキットやアクセスログ集計が使用できるようになっている。
2015年09月28日オプティムは7日、PCやAndroid、iOSなどのマルチデバイスで画面共有できるWeb会議システム「OPTiM Cafe」の提供を開始した。無料の「Free版」と月額980円の「Standard版」を用意している。「OPTiM Cafe」は、同社提供のWeb会議システム「OPTiM Meeting」をバージョンアップしたサービス。日本のほか、欧米諸国など世界154カ国で提供する。参加者は、会議主催者から発行された番号をブラウザ上で入力することで、画面共有が行える。利用登録やアプリのインストールは不要。従来のWeb会議システムの課題であった利用開始までの手順を簡略化し、手軽に画面を共有できるという。また、これまでは共有画面の閲覧しか行えなかった、iOSやAndroidなどのモバイル向けOSやMac OS Xでもホスト(画面をほかのユーザーに共有する)が可能となっている。そのほか、会議の参加者が双方向で画面に書き込みを行える「アノテーション機能」や、共有状態の画面を動画として記録する「録画機能」などの新機能も追加している。料金プランは、一部機能が制限された無料の「Free版」とフル機能が利用できる月額980円の「Standard版」を用意する。同時接続数は、Free版が5台、Standard版が10台。連続接続時間は、Free版が15分、Standard版が無制限。画面共有などの機能はどちらも利用できるが、「アノテーション機能」はStandard版しか対応していない。ホスト側の対応OSは、Windows 7/8/8.1/10、Android 5.0以降、iOS 7.0以降、Mac OS X 10.7以降。共有画面の閲覧に対応するブラウザは、Windowsの場合がInternet Explorer 10/11、Microsoft Edge、Google Chrome(最新版)、Firefox(最新版)、Macの場合がSafari 7/8、Google Chrome(最新版)、Firefox(最新版)、iOSの場合がiOS 7.0以降のSafari、Androidの場合がAndroid 4.2以降のGoogle Chrome。
2015年09月08日●「Moments」で写真を共有する先日、Facebookの写真共有アプリ「Moments」が日本でも使用できるようになった。SNSにひもづいた写真アプリというとLINEの「LINE Toss」やGoogle+(Google)の「Googleフォト」がすでにリリースされている。ただし、「Moments」はFacebookと併せて使うことが前提の作りになっており、ポジションとしては写真管理に強い「Googleフォト」より、LINEの「LINE Toss」に近いだろう。では、どんな内容なのか、使うメリットがあるのかを紹介していきたい。○モバイルデバイス内の写真を検索し友達とのシェアを提案「Moments」の主要機能はなんと言っても、友達との写真の共有だ。共有するには、次のような手順を踏む。まず、「Moments」をインストールして初回に起動するとアルバムアプリの検索を行ない、写っている友達や撮影日別に自動的に写真のグループ化して「モーメント」と呼ばれるアルバムを作成する。次に、モーメントの写真と「この写真を同期しますか?」といった表示が現われ、「同期する相手」ボタンをタップするとFacebook友達の一覧画面へ移行。そこから写真を同期したい友達を選択すれば共有可能だ。友達が「Moments」をインストールしている場合、写真は「Moments」に表示され、まだインストールしていない場合はFacebookの「Messenger」でプレビューが送られる。「Moments」では、モバイルデバイスで写真を撮るたびに写真をチェックし自動でグループ化を行なうが、アプリが認識しなかった写真でも手動でアルバムアプリ内の写真を選択して友達と関連づけし、手動でも「モーメント」作成は可能だ。また、同期したモーメントはスライドショー機能があり、写真の内容によっては「ハッピー」「冒険」といったイメージに沿ったBGMが選択できる。●顔認識機能で友達を判別○顔認識機能では自動的に友達を判別可能だが……「Moments」の大きなポイントとして顔認識機能がある。人物写真を撮影した場合、「Moments」側で写真に写っている顔を自動的に認識し、写っている人物に同期するかどうか表示を出すというものだ。ただし、この顔認識の精度は少し微妙だ。「Moments」ではFacebook友達以外の人が写っている写真の場合でも、アプリ側で友達の中から候補を出して同期するかどうか聞いてくることがある。筆者の場合、たまたまテレビの画面を撮影したら、出演していた芸能人に似ている友達が指定され、「○と同期しますか?」という表示が出るということがあった。こういった誤認識の場合でも、同期ボタンをタップしない限り友達の「Moments」と同期はされないが、「Moments」側ですでに相手を指定してきた場合は写っている相手が友達本人かどうか確認する必要がありそうだ。○Facebook友達との写真シェアに特化したツール顔認識や自動的にモーメントを作る機能はあるが、「Moments」は写真を整理・加工するアプリではなく、基本的にFacebookの友達と写真をシェアすることに主眼が置かれたアプリだ。ただし、ここで重要なのが、「Moments」はFacebookに写真を掲載することなく、Facebook友達と写真がシェアできるアプリということ。Facebookは同窓生や現実の友人・知人のつながりを重視したSNSだ。それだけに飲み会や同窓会の写真といったプライベートの写真を撮ってやりとりする機会が多くなる。Facebookに写真をアップして多くの友達やユーザーに見てもらい、「いいね!」やコメントをつけてもらうのは楽しい。しかし、パーティーや会合などで自分が写っている写真を勝手にFacebookにアップされるのは憂鬱、ましてやタグづけされるのは嫌という方も多いだろう。そのためFacebookで久しぶりにつながりができた友達と会を開くことになったとしても、その時の写真をFacebookにアップすべきかどうか迷うところだし、Facebookに掲載しても公開範囲を設定するのは面倒。そんな場合に写真のやりとり用として便利に使えるのが「Moments」である。●「Moments」は使えるアプリか○問題は写真交換する機会があるかどうかFacebookで人が写った写真をどう交換するのか、という意外に困る問題を解決できる「Moments」。しかし、問題は「Moments」のお世話になる機会がどれだけあるのか、ということだ。毎週、誰かしらと集まる、または田舎の両親に孫の写真を送りたいといった限られたシチュエーションでない限り使いどころが難しい。また、写真を共有できても写真に対してコメントなどレスポンスをつけられるわけではないので、同窓会の写真を見ながら思い出を語るような使い方も無理。「Googleフォト」のようにWebやGoogleドライブなどを使ってパソコン上から閲覧・整理できるわけでもない。あくまでもFacebook本体のサポートとして入れておくと、写真のやりとりで便利なこともあるかもしれない、というポジションだ。今すぐインストールして活用したいアプリというよりは、Facebookを利用していて「写真を送る手段に悩む」というイザという時に使えそうなツール、ととらえておくのが良いだろう。
2015年09月08日Facebookの写真共有アプリ「Moments」が日本でも利用可能になった。iOS、Android版ともに提供され、ダウンロードは無料。「Moments」は今年6月、米国で提供されたFacebookの写真共有アプリ。任意の写真を選び、Facebookの友達に送れる。最大の特徴は、撮影日や顔認識技術を利用して、写真を送付できること。写真に写っている友達を特定し、スマートフォン内の写真を分類、分類された写真を同期することで友達に写真を送ることができる。顔認識が行われるのは、Facebook上で友達になっている人のみで、これにはFacebookの「タグ」と同じ技術が利用されているという。iOS版に限定されるが、ベストな写真を自動でまとめて、BGMをつけたスライドショー動画を作成し、Facebook上にシェアすることもできる。
2015年08月26日ネットワールドは8月21日、技術情報やプレゼンテーション資料などの大容量業務データをセキュアに社内外で共有可能な環境を実現するためとして、モバイル情報共有基盤を構築し本格稼働を開始したと発表した。新システムは、2014年に構築したCitrix XenMobileによるモバイル・アクセス環境に、企業向けデータ同期・共有ソリューションであるCitrix ShareFileを追加したもの。これにより、外出時に顧客から資料を要求された時など、iOS版の専用アプリで手軽にファイル操作し、その場で迅速に対応可能になったという。ShareFileでは、データを保存するストレージはパブリック・クラウドや自社データセンターなどを選択可能だが、コンプライアンスなどの自社ポリシーによりクラウド上で運用できないデータを含むため、自社内の「NetApp FAS2240A」に保存しているという。NetAppの最新ストレージOSである「clustered Data ONTAP 8.3(cDOT8.3)」を採用し、ShareFileとの連携用プラグインである「NetApp Recovery Manager for Citrix ShareFile(NRM-CS)」を利用することで、ShareFile内のオブジェクト・データを容易にユーザ・ファイル形式に変換できるため、通常のファイル・サーバと同様の操作性で、目的のファイルの確認やリストア作業などが瞬時に行えるという。また、cDOT8.3の新機能である「Advanced Disk Partitioning(ADP)」により、従来と比較して性能・容量効率共に1.5倍の改善を実現したとのことだ。
2015年08月24日LINEは8月19日に、リアルタイム位置情報共有サービス「LINE HERE」を公開した。同サービスは、友人・家族・グループなど、アプリをインストールしているユーザー間で、お互いの居場所を簡単に共有することができるリアルタイム位置情報共有サービス。ユーザーは、アプリ上でグループ(シェアルーム)を作成し、位置情報を共有したい相手にLINEやFacebook、SMSなどを通じて招待URLを送信する。相手が承諾すると、お互いのアイコンが地図上に表示され、位置情報をリアルタイムに共有・確認することが可能になる。また、ユーザーが移動すると連動してアイコンも移動し、アプリの利用者同士で簡単に位置情報を共有できるため、例えば、待ち合わせ時に連絡をしなくても相手がの居場所を把握したり、野外でのバーベキューや花火など混雑している場所でも迷わず合流できたりなど、レジャーシーンでも便利に活用できる。現在地以外に、自宅・学校・会社といった頻繁に訪れる場所や、目標地点を検索・設定することも可能で、位置情報を共有しているメンバーが指定した場所に近づいたり、離れたりした際に、プッシュ通知を受け取るように設定することが可能。ユーザーが目的や用途に応じて利用し、適切にプライバシーを守るため、シェアルームごとに「タイマー設定」で位置情報の共有が有効な時間を設定することが可能(最大24時間まで)。個々のユーザー単位でも、自身の位置情報共有を任意で一時的にオフにすることもできるため、ユーザーの意図しない位置情報の共有が行われることはない。
2015年08月21日LINEは19日、リアルタイム位置情報共有アプリ「LINE HERE」を公開した。価格は無料で、Google Play、App Storeよりダウンロード可能。「LINE HERE」は、友人・家族・グループなど、アプリをインストールしているユーザー間で、お互いの居場所を共有できるリアルタイム位置情報共有サービス。ユーザーは、アプリ上でグループ(シェアルーム)を作成し、位置情報を共有したい相手に、LINEやFacebook、SMSなどを通じて招待URLを送信する。相手が承諾すると、お互いのアイコンが地図上に表示され、位置情報をリアルタイムに共有・確認できる。また、ユーザーが移動するとアイコンも連動して移動するため、ユーザー同士で位置情報の確認がしやすい。そのほかの機能として、自宅・学校・会社など頻繁に訪れる場所や、目標地点の検索・設定も可能。位置情報を共有しているメンバーが指定した場所に近づいたり、離れたりした際に、プッシュ通知を受け取ることもできる。プライバシー保護の観点では、シェアルームごとに「タイマー設定」で位置情報の共有が有効な時間(最大24時間)を設定できる。また、個々のユーザー単位でも、自身の位置情報共有を任意で一時的にオフにでき、ユーザーの意図しない位置情報の共有が行われることはないという。同社では「LINE HERE」の公開を記念して、29日の一日限定で、人力車に乗ったLINEキャラクターの「ブラウン」が東京都内に出没し、居場所を見つけた人やTwitterに投稿した人にプレゼントが当たるキャンペーンを実施する。
2015年08月20日日本オラクルは8月5日、Platform as a Service(PaaS)「Oracle Cloud Platform」の製品群で、クラウド・ファイル共有サービス「Oracle Documents Cloud Service」の機能拡張を発表した。「Oracle Documents Cloud Service」はさまざまなREST APIを提供し、追加の課金なしに「Oracle Marketing Cloud」や「Oracle Service Cloud」などのOracle SaaS (Software as a Service)や他社製アプリケーションとの連係や組み込みが可能。「Oracle Documents Presenter」はiPad専用のアプリケーションとして提供され、「Oracle Documents Cloud Service」で保管されるPowerPointやPDF形式の資料、画像・動画などのリッチ・コンテンツをプレゼンテーション形式で表示。プレゼンテーションの内容にあわせた背景画像やフォルダ・アイコンのカスタマイズが可能。「Touch IDサポート」では、「Oracle Documents Cloud Service」および「Oracle Documents Presenter」を起動する際に、iPhoneやiPadに搭載されている指紋認証テクノロジーであるTouch IDによる認証を設定することができる。また、Android搭載タブレット向けOffice 365から、「Oracle Documents Cloud Service」のファイルへのアクセスが可能になった。そのほか、ロゴや各種リソースのURLなどのUIを企業ユーザーのブランディングに合わせて変更すること、アカウントを一元管理してフォルダの同期管理を複数のアカウントから選択すること、インスタンス単位でパブリック・リンク作成時の最大権限を設定することも可能になった。「Oracle Documents Cloud Service」は、1ユーザー当たり月額利用料金1630円(税別、最小25ユーザーから利用可能)で、1アカウント当たりの初期容量は500GBから提供し、アップロードするファイル単体の容量に制限はない。
2015年08月05日Boxは7月9日、楽天がコンテンツ共有のクラウドプラットフォームとしてBoxを導入すると発表した。楽天はこれにより、グループ企業を含む国内外の従業員間のモバイル環境下におけるセキュアなコンテンツ共有を実現する。Boxのその他導入企業では、General Electric、Schneider Electric、アストラゼネカなどがある。楽天の代表取締役 副社長執行役員 最高情報責任者兼楽天モバイル事業担当役員の平井 康文氏は、「Boxの導入により、世界各地に分散する当社従業員間の情報共有が迅速化され、業務における効率性の向上を期待する」と語っている。
2015年07月10日米Amazon.comがオンラインストレージサービスAmazon Cloud Drive用のファイル閲覧・共有用アプリ「Amazon Cloud Drive」(iOS、Android)をリリースした。Amazon Cloud Driveアプリは、スマートフォンやタブレットを使ってCloud Drive内のファイルにアクセスし、ブラウズするためのアプリだ。ドキュメント/スプレッドシート/プレゼンテーション、写真のプレビュー、音楽やビデオの再生が可能。またURLリンク、メール添付などによる共有を設定できる。オンラインストレージAmazon Cloud Driveは5GBまで無料で使用可能。日本国内では、20GBが年額800円、50GBが同2,000円、100GBが同4,000円となっている。米Amazonは米国において、容量無制限の写真ストレージサービスを年額11.99ドル(Primeメンバーは無料)、容量無制限のストレージサービスを年額59.99ドルで提供している。
2015年07月07日ソフトウェアやシステムの開発、サーバ構築・運用などを行うクレイは7月1日、情報共有サービス「DocBase」の提供を開始したと発表した。DocBaseは、エンジニア以外のメンバーでも使いやすい仕組みと柔軟な権限設定によって、従来の情報共有ツールで起こりがちだった心理的ハードルを下げ、積極的な情報共有と業務の効率化を実現するもの。情報、通信はすべて暗号化され、アカウントの二段階認証にも対応している。また、蓄積されたすべての情報をエクスポートすることも可能だ。Markdown記法で簡単にメモを作成する機能や、Slackなどの外部チャットサービスと連携できる機能もある。料金は、ユーザ数3人・グループ数3までのStarterプランが1,000円/月、ユーザ数10人・グループ数10までのBasicプランが5,000円/月。Standardプラン以上ではユーザー数は無制限となっており、グループ数20までのStandardプランが9,800円/月、グループ数40までのPremiumプランが1万4,800円/月、グループ数無制限のEnterpriseプランは要問合せ。いずれも最初の30日間は無料で試用することができる。
2015年07月01日米Facebookは15日(米国時間)、iOSとAndroid向けの顔認識技術を利用した写真共有アプリ「Moments」を米国で公開した。今後は、ほかの国でも提供していくという。「Moments」は、旅行や結婚式などのイベントで撮影した写真を、参加者がグループで共有できるアプリ。同アプリを利用することで、集合写真などを複数の端末で撮影する必要がない。グループは、端末に保存された写真から、撮影した時間と「Facebook」アプリで写真のタグ付けの提案などに使われている顔認識技術を利用して作成される。そのため、「Facebook」の設定で提案機能をオフにしているユーザーはタグ付けされない。写真はアルバムとしてアップされ、自分の端末に保存することが可能。また、タグ付けされた自分を含む特定の名前から、写真を検索できる。そのほか、「Moments」上から写真を直接「Facebook」や「Instagram」、「Messenger」に投稿することも可能となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月16日リックソフトは6月16日、同社がアトラシアン製品の技術支援を提供しているヤフーの全社約7,000人が利用する情報共有システム「Confluence」の事例を公開した。Confluenceは、アトラシアンが開発する企業向けの情報共有フレームワークで、チームがコンテンツを作成、共有、議論するためのナレッジ共有・管理ツール。プロジェクト、ドキュメンテーション、ファイル、アイディア、議事録、仕様、図、モックアップなどをチームで効率的に共有できる。ヤフーでは、数年前より全社の約7,000人がConfluenceを利用し、1日あたり1万5,000ページの情報が追加・更新され、共有・活用されている。また、ヤフー独自開発の標準アカウント管理システムとConfluenceのアクセス制御(ACL)機能を連携することで、人事異動があった場合でも Confluence側に自動的に反映できるという。ヤフーは今後、Confluenceの「社内FAQ」機能や、プロジェクト管理ツール「JIRA」との連携も視野に入れ、活用範囲を広げていく予定だ。
2015年06月16日Commvault Systems Japanは6月8日、OneDriveやDropboxなどに保存したデータも含めてファイルを安全に保存・アクセス・共有可能な企業向けソリューション「Commvault File Sharing」と、パーソナル・クラウド的な機能を実現する「Edge Drive」を発表した。新ソリューションは、同社が提供する「エンドポイントデータ保護ソリューションセット」を機能拡張したもの。エンドポイント・データのバックアップ/リカバリ/アクセス/セキュリティ/ファイル共有/データ損失防止(DLP)といった機能を提供する統合ソリューションであり、オンプレミスやハイブリッド、クラウドにおける導入オプションを選択可能で、パートナー企業によるマネージドまたはホスト型ソリューションも可能とのこと。データセンターやエンドポイントのデータを企業レベルで検索・検出可能であり、セキュリティおよびコンプライアンスにおいてメリットを実現するとしている。ファイルの種類やサイズ、作成時期を把握し、データや情報の管理に関する十分な情報に基づいたビジネス上の意思決定をサポートするという。エンタープライズ・クラスのセキュリティ実現のため、データの暗号化をソース側/転送時/保存時に実行可能であり、全てのユーザーのポリシーと権限を一元管理可能な管理コントロールを備える。保護したデータのエンドユーザーによる検索などの機能でモバイル機器のセキュリティと利便性を高め、モバイル・ユーザーの生産性も向上するとのこと。また、全てのユーザーデバイス間でコンテンツを同期可能だ。利用企業のユーザーがファイルを同ソリューションが提供する、さまざまなWebブラウザやモバイル機器からアクセス可能でセキュアなリポジトリに保存することで、企業のファイル取り扱いに関する厳格な規則やデータガバナンス要件にも応えられるとしている。同ソリューションでは、コンプライアンスや統合リーガル・ホールドを含むeディスカバリーの目的で、1つの包括的データセットに対して企業レベルの検索が可能という。同社の完全統合型シングル・データ・リポジトリである「ContentStore」に保管したファイルは社内外を問わずアクセスできるため、データの所有権を譲渡したり新たなソリューションを導入したりすることなく、生産性を高めコラボレーションを促進できるとしている。この一元化したデータ管理手法は、コンプライアンスやeディスカバリー、セキュリティの手段を講じることが非常に重要とされる、規制が厳しい金融サービスや医療などの業界に特に適しているとのことだ。Edge DriveはCommvault File Sharingの機能であり、パーソナル・クラウド的な役割を果たす仮想フォルダ。モバイル機器間やWebコンソールを介したリアルタイムのファイル共有が可能になり、ファイルの共有やコラボレーションのためのユニバーサル・アクセスを提供するという。Edge Driveフォルダではファイルをブラウズし、ローカル・デバイスへのダウンロード/管理/リストアが可能。またWebブラウザやモバイル用アプリを使用し、Edge Driveフォルダ内のファイルやフォルダを他のユーザーとシームレスに共有できるとのこと。同機能には、他の企業向けファイル同期/共有(EFSS)ソリューションを含めた各種ソースのデータを取り込むことができ、利便性や機能性、柔軟性を犠牲にすることなく、シームレスなデータ保護とガバナンスを確実に行えるとしている。
2015年06月09日日本オラクルは6月3日、Platform as a Service(PaaS)「Oracle Cloud Platform」の製品群で、クラウド・ファイル共有サービス「Oracle Documents Cloud Service」の機能拡張を発表した。「Oracle Documents Cloud Service」は2015年4月に提供が開始され、Oracle Databaseによる高いセキュリティを備え、モバイル・ファーストという戦略に基づき設計されたファイル共有サービス。REST APIを提供し、追加の課金なしにOracle Marketing CloudやOracle Service CloudなどをはじめとするOracle SaaS(Software as a Service)やOracle PaaS、他社製アプリケーションなどとの連係や組み込みが可能となっている。今回新たに追加された機能は、マイクロソフトのクラウド型グループウェア「Office 365」から、Oracle Documents Cloud Service上のファイルを「開く」と「保存」が可能になった。また、REST APIの強化を行い、REST APIサンプルおよびWADL(Web Application Definition Language)定義ファイルを提供し、より効率的な開発環境を提供する。そのほか、グリッド表示として、リスト表示に加え、デジタル・アセット管理として活用できるサムネイル表示に対応した。Oracle Documents Cloud Serviceの価格は、1ユーザー当たり月額利用料金1630円(税別、最小25ユーザーから)で、1アカウント当たり初期容量を500GBから提供する。アップロードするファイル単体の容量に制限はない。
2015年06月04日Windows 8.1マシンの共有フォルダーにアクセスしたものの、フォルダー内のファイルを編集できないといったケースに出くわすことがある。これは共有フォルダーの「アクセス許可」設定が適切に行われていないからだ。アクセス許可のキホンと設定方法を紹介する。○共有フォルダーの「アクセス許可」を確認するWindows 8.1で共有フォルダーを利用する上で、意識しなければならないのが「アクセス許可」である。Windows OSは、ファイルやフォルダーなどに対してアクセス制御リスト(ACL)を保持し、一定のセキュリティレベルを維持してきた。例えば上図に示したダイアログでは、「Everyone」グループが存在し、アクセス許可設定を確認できる。Everyoneグループはすべてのユーザーを含み、共有フォルダーに対して「読み取り」のみ許可を与えている。通常の操作で共有フォルダーを作成した場合、Everyoneグループのみ設定が付加する仕組みだ。ここで覚えておきたいのが、共有フォルダーを利用しているセッションやファイルの確認方法である。管理コンソールの「共有フォルダー(fsmgmt.msc)」を起動して、実行したPCに接続しているユーザーを確認してみよう。上図の場合、「コンピューター名『eve』のユーザー『kaz』がセッションを張っている」ことが確認できる。さらに下図は「開いているファイル」を開いた状態だが、dirコマンドを実行することでフォルダーに対する参照が発生し、さらに共有フォルダー内のファイル「test.txt」を参照したため、同じように列挙した状態だ。いずれのモードも「読み取り」になっている点に注目してほしい。○アクセス許可の設定でファイル保存を可能にするこのように、共有フォルダーにはユーザー/グループごとにアクセス許可が存在し、その設定に応じて動作は変化する。そこで特定のアカウントに「フルコントロール権」(読み書きを自由に行える)を与える操作を紹介しよう。上図のとおり「ユーザーまたはグループの選択」ダイアログからユーザーを追加し、アクセス許可設定を変更するだけだ。このとき、Everyoneグループにある「読み取り」のチェックボックスをオフに変更して、同グループに対するアクセス許可を取り除いておこう。さらに先の手順で行ったセッションを切断するための操作も必要となる。こちらは「共有フォルダー」の「セッション」に並んだセッションのコンテキストメニューから、「セッションを閉じる」を選択すればよい。この操作を終えてから再び共有フォルダーにアクセスすると、今度はファイルのオープンモードが「読み取り」から「書き込みと読み取り」に変化し、ファイルの編集や保存が可能になる。阿久津良和(Cactus)
2015年05月15日プログラマのための技術情報共有サイト「Qiita」を運営するIncrementsは5月12日、ソフトウェア開発者のためのMarkdownによる情報記録・共有ソフト「Kobito」のWindows版を無料で提供開始すると発表した。同社は、ソフトウェア開発者のためのMarkdownによる情報記録・共有ソフトとして、Mac版Kobitoを2012年4月に提供開始。現在、30,000ダウンロード超を記録しているという。Windows版Kobitoでは、Markdown、シンタックスハイライトに対応し、記録内容はリアルタイムにプレビューされる。また、同社が提供する「Qiita」および「Qiita:Team」を通して、記録を他人と共有可能。記録の管理はKobitoが行うため、ファイル管理が不要で、Kobito上で記録の検索もできる。
2015年05月12日電通ブルーは27日、世界中のユーザーとスマートフォンのカメラを共有できるアプリ「ChainSnap」のAndroid版を公開した。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。iOS版は近日中の公開を予定している。「ChainSnap」は、世界中のユーザーとスマートフォンのカメラとシャッターを共有できるカメラアプリ。自分のスマートフォンから他のユーザー(最大24人)のスマートフォンカメラで写真を撮影することが可能。利用するにはFacebookアカウントが必要となる。手に入れた写真は、自分のスマートフォン上に保存できるほか、スライドショーの作成、SMS、Facebook、Twitterやメールを使った共有も可能。対応OSはAndroid 4.4以降。対応言語は日本語と英語の2言語となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月27日ゲッティ イメージズ ジャパンは、写真や映像素材をシームレスに収集、整理、共有し、意見交換することにより制作をスムーズする新機能「ボード」を発表した。同機能と、付随するアプリは無料で利用することができる。「ボード」機能は、Getty Imagesのウェブサイトと最新のGetty Images iOSアプリを使用して、同サイトが保有する写真や映像素材を、シームレスに収集、整理、共有し、その素材について意見交換することができるもの。同機能は顧客調査から得られた知見を基に開発されたもので、これまでの「ライトボックス」機能に取って代わり、シンプルで素早く、直感的な素材の収集と整理を可能にする。また、同機能は、お気に入りの写真を簡単に保存し、一目で比較することができる。また、写真の表示方法が数種類から選べるため、写真や映像素材の評価を簡単に素早く行えるようになっている。また、同僚やクライアントをボードに招待し、写真ごとやボード全体で協働し意見交換するだけでなく、同サイトにサインインしなくても、特定のプロジェクトや制作担当者の関心に沿った写真や動画を閲覧することが可能という。そのほか、最新のGetty Images iOSアプリで同機能を利用することで、移動中も素材の収集や整理を進められる。ボードを内蔵するよう再設計された最新アプリでは、写真を検索したり、人気のクリエイティブやエディトリアル素材のギャラリーを閲覧したり、フォトグラファーを見つけ、フォローすることができる。検索した写真は、EメールやSNS(Getty Imagesの埋め込みツールを利用)、iMessageを通じて、合法的に無料で共有することが可能ということだ。また、アプリやサイト上で更新された情報は即座に同期され、すべてのデバイスとプラットフォームからアクセスすることができる。なお、新アプリは、iPhone 4S、iPad 3以降のデバイス及びiOS8互換性のあるデバイスで利用できる。
2015年04月23日Boxは4月21日、グリーが従業員1500人に対して「Box」を導入すると発表した。グリーは、社内外におけるコンテンツ共有を強化しており、IT部門において堅牢なコントロールを誇る「Box」の採用は、その強化の一環でもある。ボックスジャパン代表取締役社長の古市克典氏は、「グリーは『Box』導入で従業員に新しい技術を提供し、イノベーションを推進する経営姿勢を示した。『Box』は、組織全体による管理機能によって、グリーのような顧客が安心してコンテンツを共有できるよう努力したい」と述べている。今回グリーは、自社設備でのファイルサーバー使用を極力減らし、セキュリティに優れた「Box」のクラウド上で情報管理を行うことを決定した。これにより、企業の機密情報漏洩や個人情報の取り扱いによって生じるリスクや、セキュリティ担保のためのコストを減らせる。また、Boxは世界4500以上の組織、3400万人以上のユーザーに利用されているファイル共有サービス。諸外国では、General ElectricやSchneider Electricなどで導入されている。
2015年04月22日サンワサプライは20日、2台のPCでディスプレイ / キーボード / マウスを共有できるPC切替器「SW-KVM2WVXN」「SW-KVM2WVUN」を発売した。価格は「SW-KVM2WVXN」が税込11,880円、「SW-KVM2WVUN」が税込10,692円。○SW-KVM2WVXN1組のディスプレイ / キーボード / マウスを、2台のPCで切り替えて使用できる切替器。ディスプレイはD-Sub入力を搭載しているものを対象とし、キーボードはPS/2に対応したものを、マウスはUSBのみの対応となる。切替はキーボードのホットキー操作で行えるほか、付属の手元スイッチでも実行可能。接続したPCを自動で交互に切り替える「オートスキャンモード」も搭載する。キーボードポートをエミュレートしているので、2台のPCの同時起動に対応。再起動時にポートを切り替える必要もない。本体サイズはW33.6×D115.1×H24mm、重量は400g(ケーブル含む)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Linux。○SW-KVM2WVUN「SW-KVM2WVUN」は、キーボードとマウスの接続がUSBのみの仕様のモデル。基本仕様はほぼ共通で、キーボードとマウスがUSBのみの対応ということでMacでも使用できる。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 8.6以降、Linux。
2015年04月20日サイバーエージェントの連結子会社であるCyberZは4月17日、スマートフォンゲームプレイ動画共有サービス「OPENREC」において、CRI・ミドルウェアが提供する「CRIWARE」に対応したSDKの提供を開始した。OPENRECは、広告主はOPENRECのSDK(iOS/Android対応)をアプリへ導入することで、ユーザーが簡単にゲームプレイ中の画面を録画・編集・ソーシャルメディアへアップロードすることが可能となる。一方のCRIWAREは代表的なゲーム向けのミドルウェアで、映像や音声の高品質化を実現させる。OPENRECのSDKがCRIWAREに対応したことで、CRIWAREを採用するゲームアプリにおいて、ゲームプレイ動画の録画・編集機能が利用できるようになる。
2015年04月20日KODAWARIは、iPhone 6の曲面部分もカバーするガラスフィルム「PATCHWORKS ITG Edge - Impossible Tempered Glass for iPhone 6」を発表した。5月11日より販売を開始する。価格は3,500円(税抜)。同製品は、iPhone 6の曲面部分もカバーするガラスフィルム。ガラスは国産生ガラスを使用。厚さは0.4mmで、表面硬度は9Hとなっている。PATCHWORKSと日本の医療器具メーカーと協同で開発を行い、特許出願中の液状シリコン技術「ガラスサラウンディングテック」を採用。ガラスフィルムのフチに医療用シリコンを接合し、液晶面をガラスフィルムが、曲面部分をシリコンパーツが保護するという構造になっている。カラーはホワイトとブラックの2色を用意。
2015年04月17日