サンタクロースをモチーフにしたクリスマス企画「渋谷サンタフェスティバル」が、渋谷駅周辺を中心に12月25日まで開催中。12月24日には渋谷ハチ公前広場特設ステージにて、野宮真貴が登場するスペシャルライブも開催される。同イベントでは、渋谷ハチ公前広場をメイン会場に、3万球以上のLEDでライトアップ。サンタクロースをモチーフとしたイルミネーションも登場し、ハチ公もサンタ姿になるなど、渋谷駅前がサンタクロースだらけとなる。また、広場全体を“巨大な時報”に見立てて毎日19時に、野宮真貴が歌う「東京は夜の七時」を始めとした渋谷系音楽と連動した時報演出を実施している。12月24日の19時00分からは、同広場特設ステージにて、渋谷サンタフェスティバル クリスマス・イブ スペシャルライブが行われ、スペシャルゲストに野宮真貴が出演し、生歌を披露する。【イベント情報】「渋谷サンタフェスティバル クリスマス・イブ スペシャルライブ」会場:渋谷ハチ公前広場特設ステージ住所:東京都渋谷区道玄坂2-1会期:12月24日時間:18:50~19:30
2015年12月23日ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)のデザイナーの丸山敬太が、ライブイベント「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」で野宮真貴が着用する衣装のデザインを手掛けた。ライブは11月13日にビルボードライブ大阪にて、11月19日、20日にビルボードライブ東京にて開催される。野宮真貴が“フレンチ渋谷系”をテーマに開催する「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」。当日は野宮真貴が自身もモデルとして登場した00年のパリコレクションで発表された丸山敬太のメモリアルな作品と、同ライブのために丸山が特別にデザインした衣装を身に纏ってステージに登場する。野宮は丸山のドレスについて「敬太さんのライブ衣装はいつでも“愛のオートクチュール”。彼の衣装はいいパフォーマンスを引き出してくれます」とコメントしている。ライブでは11日発売の野宮の新譜『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』からの楽曲や、ピチカートファイブ時代の楽曲、野宮が影響を受けたというバート・バカラックの楽曲を織り交ぜて届けるという。また、会場ではミネラルファンデーションのMiMCとのコラボレーションで口紅「サプリルージュ」を製作した野宮真貴がプロデュースした、“パリ、東京、赤いルージュ、女性力アップ”がテーマの“恋するカクテル”を提供。赤いルージュをイメージし、美肌効果が期待出来るローズウォーターを用いて製作された同カクテルは、野宮プロデュースの口紅と同じ名前の「PARIS RED」、「TOKYO RED」の2種類で展開される。
2015年11月11日表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」では、11月11日(水)にリリースされる野宮真貴のニュー・アルバム「世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~」 の発売を記念して、10月22日(木)~11月23日(月・祝)まで「時代を超えて、歌い聴きつがれる音楽=PASS THE BATON, PASS THE SONG」をテーマにしたスペシャルコラボレーション企画 “PASS THE BATON,PASS THE SONG vol.2” を開催する。「ピチカート・ファイヴ」のヴォーカリスト、元祖渋谷系の女王こと野宮真貴は、80年代ニューウェイヴシーンを代表する存在。2010年に「AMPP 認定メディカル・フィトテラピスト」の資格を取得するなど、現在、音楽活動に加え、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中だ。ニューアルバム「世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~」は、バート・バカラック ~ ロジャー・ニコルズ ~ 村井邦彦 ~ はっぴいえんど ~ ユーミン ~ 小西康陽 ~ 小沢健二まで、野宮が選曲する90年代に世界を席巻した渋谷系のスタンダードナンバーを一挙収録した一枚となっている。イベント期間中、PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)では、野宮真貴の私物コレクションや過去の音楽作品で着用された衣裳などが展示販売される予定。さらに「“PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2” サポーターズ」として野宮真貴と親交のあるクリエイターや文化人からもアイテムが出品され、応援コメントとともに、アルバムタイトルにちなんで「世界は○○を求めてる。」コメントも多数寄せられている。「“PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2” サポーターズ」には、akiko、イヴルルド遙華、内山奈津子、梅山弘子、カジヒデキ、如月まみ、SHOKO、信藤三雄、田中知之、TOWA TEI、冨沢ノボル、早坂香須子、まつゆう* 、丸山敬太、森本容子、山田英幸、湯山玲子、レスリー・キーなど、錚々たる顔ぶれがそろった。11月22日(日)には、スペシャルライブ&トークイベントも開催される予定だが、昨年に引き続き、満員必至のスペシャルなイベント。ぜひお見逃しなく。またビルボードライブ「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」が、11月13日(金)にはビルボードライブ大阪にて、11月19日(木)・20日(金)はビルボードライブ東京で開催される。あわせてチェックを。(text:Miwa Ogata)
2015年10月19日野宮真貴のニューアルバム『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』の発売記念企画展「野宮真貴 × PASS THE BATON “PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2”」が10月22日からパスザバトン表参道店内で行われる。11月11日に発売される同アルバムを記念して、“時代を超えて、歌い聴きつがれる音楽 = PASS THE BATON, PASS THE SONG”をテーマに行われる同企画展は、ファッションアイコンとしても注目される野宮の私物コレクションや、過去の音楽作品で着用した衣装などを展示。さらに、野宮と親交のあるクリエイターや文化人からもアイテムと応援コメントが届けられる。出品サポーターズ予定リストは、丸山敬太、カジヒデキ、レスリー・キー、田中知之、まつゆう*など。また、11月22日にはスペシャルライブ&トークイベントも開催される(※時間は未定)。【イベント情報】「野宮真貴 × PASS THE BATON “PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2”」会期:10月22日~11月11日会場:PASS THE BATON OMOTESANDO住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ西館B2F時間:11:00~21:00(日祝は11:00~20:00)料金:無料
2015年10月15日堀高明代表取締役社長とともにスターフライヤーを立ち上げたひとりとして、スターフライヤー創業の歴史をここに記していこうと思う。前回、大手と戦うためのブランディングとして「デザインエアライン」に舵を切ったことに触れた。その後に続く2005年後半は、エアラインとしての基本的な資格である航空運送事業許可を取得するために、運航・整備部隊が苦闘した時期だった。○整備と運航の一元管理を計画新興航空会社に対する国土交通省航空局の審査は基本的に「性悪説」から入る。このような運航をするので大丈夫だ、と何度説明しても「本当にできるという材料を示せ」「何かあった時に対応できるのか」など、「できないだろう」という前提で話が始まることが多かった。この当局の疑念・懸念を払拭するだけの資料(マニュアル類がほとんど)や人物(例えば大手での確かな実績と局交渉経験がある人)が確保されていないと、なかなか申請準備書面を受け取ってもらえないのだ。そして、その中身も新興会社への不安や不信から、大手以上に慎重に安全に配慮していることを盛り込むよう要求されたりする。そのためマニュアルが保守化し、オペレーションの柔軟性が失われ、機材・乗員を効率的に稼働させることができなくなる。結果、コスト構造が悪化していくのだ。例えば、我々は整備と運航を一元的に管理運用する方が効率的と考えて、通常の会社では整備本部・運航本部と分けているものを技術本部としてひとつに括る組織としていた。また、整備の技術部門は欧州の航空会社の例にならい、「MRO」(整備受託会社: Maintenance, Repair & Overhaul)に全面的に任せる計画だった。そのため、コストは高いが技術力に定評のあるルフトハンザ・テクニーク社と契約した。ポーランドの中堅エアラインが同社に技術管理や品質保証などを全面委託し、自社の技術スタッフは10人以下でやっているという事例を日本で実践しようと考えたのと、有名なMROでないと当局の信用を得られず時間がかかると踏んだからだ。○「日本に前例がない」で棄却が、結果は悲惨なものとなった。「運航と整備を同じ本部で管理できるわけがない」「責任体制をきちんと分けておかないと不測の事故対応時に混乱が増幅する」など、当局から多くの疑念・指導が出され、結局翌2006年初頭に事業許可を受けるまでには別々の本部に再編成させられた。航空局は航空機安全課と運航課に分かれた運営であり、これを「一緒にした方が効率的」というスターフライヤーの組織論は、感情的にも受け入れられにくい論理だっただろう。また、MROへの技術委託については、「外部に委託するには、それを自社側でしっかり管理できる人間がいないと業務が正しく行われたか査定できない」との理由で認められず、技術管理の人間を急遽、大人数集めねばならなくなった。「自社で事細かに管理するコストが大きいし、新興会社だからこそ世界的に信頼されるMROに任せる」という、欧米で行われている方式は、「日本に前例がない」という理由で認められなかったのだ。○外国人副操縦士・整備士を採用できない理由審査・訓練を担当する日本人乗員以外は、スターフライヤーのパイロットの主力は外国人だった。税務問題などが複雑なので外人乗員の派遣会社を通じて採用するのだが、仲介会社を通すことでコストが上がることに加えもうひとつ問題があった。外国人パイロットへの就労ビザだ。法務省は機長資格のあるものにはビザを発行するが、副操縦士へは出さなかった。このため、外国人乗員は全て機長を採らざるを得なくなり、運航人件費が大手並みに上がってしまった。また、A320のFAA(米国連邦航空局)整備士免許を持っている外国人が社員の知人にいて、すぐに採用できないか当局に相談したところ、「日本の一等航空整備士の試験に通れば免許を出す」との返事。この何が問題かというと、日本での整備士試験の問題は日本語でしか作られないのだ。会社が英文の整備マニュアルを用意し、当局が英語で試験をしてくれれば済む話なのだが結果はノー。機長であればFAAの同機種のライセンスがあればシミュレータチェックで日本のライセンスがもらえるのに、である。結局、彼は採用できなかった。○人員規模は100人以上も膨張このように、新興会社には数多くの当局の制約が存在した。これが法や規則であれば進歩的な幹部に働きかけて是正していく道も描けるのだが、担当官の裁量・指導という形で制限が行われるので事態が難しくなる。この他にも様々な工夫を凝らそうとしたが認められず、羽田に多くのスタッフを置かざるを得なくなり、マニュアルもますます硬直化していった。その結果、当初計画で250人と計画した就航時の人員規模は100人以上も膨張するなど、当局による制約によって想定外のコストを抱えることとなった。○ユニークな試みも当局リスクで幻にこのような航空局のオペレーション実務の現場での緊張は、思わぬ余波も作った。実は、機内で必ず見る機内安全ビデオ(いわゆるセイフティ・デモ)には幻のバージョンが存在した。基本は当初機内に搭載した映像の流れのままなのだが、非常用装備品の使用要領や非常口の案内に登場するキャビンアテンダントに、機体デザインなどを担当してくださったフラワーロボティクス代表の松井龍哉氏の知己であったシンガー、ピチカート・ファイヴの野宮真貴さんを起用するという試みが提案され、撮影が進められた。彼女がライフベストの装着を案内するビデオは、話題性から普段はあまり真剣に見てもらえないデモ映像を乗客が見るようにし向ける画期的な試みと思っていた。しかし、社内で「芸能系の安全デモを作ると、航空局の窓口の人に与える印象、ひいては事業面許認可のスピードに及ぼすリスクがある」との声が出た。当時は「2006年3月16日」という新北九州空港の開港日があり、それに向けて事業許可の取得が間に合わなければ新興会社の経営に致命的な打撃が出るという状況だった。当局への影響に対する配慮として、このビデオは残念ながらお蔵入りとなった。なお、後に就航後北九州空港の空の日イベントで公開されたことはある。こうして就航への秒読みが始まり、2005年末には記念すべき初号機の受領へと進むのだが、就航準備にはまだまだ足りないことが山積していた。※本文に登場する人物の立場・肩書等は全て当時のもの○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。
2015年09月25日トッズ(TOD’S)表参道店にて9月12日、歌手の野宮真貴によるライブパフォーマンスが行われることが明らかとなった。これは、同日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2015」に合わせて行われるもの。当日は、11月に渋谷系スタンダードナンバーを収録したニューアルバム「世界は愛を求めてる。」の発売を控える野宮真貴の歌声が、ドレスアップした人々で賑わう表参道を華やかに彩ることとなる。【イベント情報】「野宮真貴 ライブパフォーマンス」会場:トッズ表参道店1階住所:東京都渋谷区神宮前5-1-5 トッズ表参道ビル会期:9月12日時間:19:00~19:30入場無料
2015年09月07日赤とは、特別な色だ。そう、考える人は少なくないだろう。想像してみてほしい。ナチュラルなメイクアップの日であろうとも、唇の上にさっと滑らせるだけで表情を一変させてくれる口紅であればなお。スティック状の佇まいもまた、女性であることを意識させてくれるアイテムだろう。“塗る”という所作にエレガントさ付与してくれるものだからだ。そう、思わせてくれる対象のひとつに、アーティスト野宮真貴さんの存在がある。そんな彼女が、このほど口紅をプロデュースした。それも、オーガニックコスメブランドMiMC(エムアイエムシー)との恊働制作という。“サプリルージュ”と名付けられたその口紅とはどんなものであるのか。その誕生のきっかけを野宮真貴さんに訊いた。「女性は一生に7本もの口紅を食べていると言われていると聞きました。そうであるならば、職業柄、口紅が欠かすことのできない私は、きっともっとたくさんの本数になると思います。だからこそ、口紅に塗るたびに悩みに働きかけるスキンケア効果で、唇を美しく整えてくれるものを求めた」と言う野宮真貴さんとMiMCのコレボレーションが誕生された。補遺を意味する『supplement』と、赤や口紅を意味するフランス語の『Rouge』を併せ持たせた造語“サプリルージュ”を名に付した口紅だ。「毎日使うものだからこそ、塗るたびに美しい唇へと導いてくれるものを欲しいと考えました」と言い、「肌とは、年齢と共にくすんでくるもの。だからこそ、『サプリルージュ』(全2種 PARIS RED、TOKYO RED 各3500円・限定品)のような赤い色を唇の上に乗せて欲しいのです。赤い口紅ひとつで、肌を美しく見せてくれるばかりか、キチンとした感じ=上品な印象をプラスしてくれるはずです」と続ける。自身のライブでは『フィトカクテル』なるオリジナルのカクテルも提供する野宮さんは、フィトテラピー(植物療法)に造詣の深いことでも広く知られ、気分や女性力の向上を目指した提案でも活動。そんな彼女が、初めて口紅をプロデュースした。話題の『プエラリアミリフィカ』など、厳選されたオーガニック植物美容成分を豊かに配合しながらも、野宮さんの考える“モード感”を備えた一本に仕上がっている。「オーガニック=ナチュラルではない、その一歩先のモードへと昇華するものでありたかったし、目指しました。赤い口紅は、女性であることの誇りです。皆さまの人生がさらに輝きますように」【問い合わせ先】MiMCTEL: :03-6421-4211
2015年08月18日例えば、香水やブローチ。女として生まれたなら、きっとだれもが何か一つは心ときめく、あるいは生きていることを実感するモノがあるはずだ。野宮真貴さんは「ハイヒールを履き続けたい」と言った。美しい弧を描きながら、女性に足もとから優美さを付与するハイヒールに、歌い続けたいと願うノーブルな野宮さんの姿を重ねる。■Hint 3 美:ずっとハイヒールを履き続けたいという思い――LOOKER(ルックス至上主義)を提唱する、野宮さんにとっての美の基準は。野宮さん:ロックとか洋楽を知った時、最初に心奪われたのが、グラムロック(glam rock)だったんです。ロック音楽のジャンルのひとつで、デビッド・ボウイ(David Bowie)やT・レックス(T. Rex)に夢中でした。中でも好きだったのは、ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)。男性がお化粧を施し、タイトでキラキラ光るグリッター・ファッションにオレンジなどに染めた髪という姿でステージに立つ!スーパースターとはこういう人たちを言うのだと思いました。その思いはいまでも変わりませんし、私にとっては不変の美の象徴です。グラムロックとの出会いは、それほど衝撃的なものでした。グラムロックのファッションはバッドテイストと紙一重であるような、ファッションという側面から見ると微妙な立ち位置かも知れません。でも、私にとってはファンタジーの世界へ連れて行ってくれる夢のような世界観なんです。当時、多くのミュージシャンには専属スタイリストなど存在せず、自分の好きな格好をしていたミュージシャン自身が流行を生み出していました。そのストリートから生まれたファッションからインスピレーションを得てデザイナーが後から追いついていくといった時代だったと思います。そんな“グラムロック”のファッションも私の美の基準のひとつです。だからこそ、彼らの“美”に触れた時よりも年齢を重ねた今こそ、上等なものにどこかキッチュなものをスタイルに求め、加えたいと考えてしまいます。――一方、ビューティーではどうですか。野宮さん:例えば、カジュアルなTシャツにジーンズのファッション、それにノーメイクでステージで歌うということは私には難しいです。ステージは日常とは違いますし、ビューティーについてもスポットライトを浴びた時に最も輝いて見えることが大切です。ステージに上がるには“装う”ことが必要。歌手、野宮真貴になるために必要不可欠なことですから。ステージ以外では、年齢と共に嬉しくない変化が訪れることを冷静に受け止めながら、客観的な目を持って日々アップデートしていくことが大事です。肌の状態をみても、若い頃と同じでは在り続けられません。では、外見だけなく内側から輝くためにはどうすればよいか――そう考えた末、フィトテラピー(植物療法)を学びました。それまでの私といえば、ミュージシャンにありがちな不摂生な生活を送っていましたから、とても大きな変化でした。――フィトテラピーを学ぼうとされたのはいつ頃ですか野宮さん:女性には様々なライフステージがありますが、ちょうど更年期という時期に差し掛かったころ、大好きなハイヒールを履くのも躊躇するくらい疲れも感じるようになっていることに気づいたのがきっかけです。お洒落するために健康な肉体と体力は欠かせない、と考えていることもあります。それで、自然療法でなにかないか…と探したのです。フィトテラピーとの出合いはそんな経緯からで、自然な流れの中にありました。――学ぶ前と後での意識的な変化はありましたか。野宮さん:学んでいくうちに、身体の内部から整えていかなければならない、との思いが一層強くなりました。メイクするだけでは補えないし、肌そのものの美しさが大切であることを深く知ること=知識として得たことで、さまざまなことを意識するようになりましたし、自身の身体に気を遣えるようにもなったと感じています。例えば、食べることひとつとっても今の自分にとって何を選べば良いか、とか。――その意識改革ともいえる、フィトテラピーへと導いてくれたのは“歌”への情熱であり、ハイヒールを履き続けたいという美意識なのですね。野宮さん:もう少し自分の身体をケアしなければならない、と更年期の不調を経験して、そう思いました。女性であればみな、年を重ねた先で経験することです。でも、それに対する情報があまりに少ないですよね。近年は少しずつ変化しているのかも知れませんが、私がフィトテラピーを学ぼうとした5年ほど前は、仲間内でもあまり話題にすることもありませんでしたし、デリケートな話題とは思いますが、とにかくわからないことが多かったですね。女性は一生にたったスプーン一杯の女性ホルモンによって様々な身体の変化があるわけですが、若い頃からそういった意識を持ち、ケアできていれば女性のライフスタイルも少しずつ変わっていくのではないでしょうか。そんな経験を経た今、若い人たちにフィトセラピーのことを少しでも伝えていければと考えています。――ファッションに対する意識の変化はありますか。野宮さん:好きなスタイルは変わりません。でも、年齢と共に体型も変化してしまうもの。私の場合、体重は大きく変わることはないのですが、体型はどうしても変化してしまいます。これは自然の摂理だからどうしようもない。だからこそ、工夫が必要になってくるのです。自分の好きなファッションを楽しむためには、客観的な視点を持つことが大事です。洋服の選び方とヘアスタイル、それからメイクアップを年齢に合わせてアップデートしていくと、スタイルや表情はぐっと良くなります。そのヒントになるのは、市井の中にあり、街を通り行く人も、パーティーでお会いする人も、とにかくよく観察しています。良いところも、悪いところも自分以外はすべてお手本です。それから、行きつけのヘアサロンの美容師さんやご贔屓ブランドの店員さんなど、それぞれの分野のプロフェッショナルにアドバイスを貰うのもいいですね。体型をキープするためにはエスカレーターを使わないなど、毎日の生活の中でできるくらいの運動で十分です。--インタビュー後記どんなに時代が変移しようとも、美しさを求めたい気持ちは、女性にとって永遠に変わらない。野宮真貴さんは自身の経験を生かした新しい美を提案する。化粧品会社MiMCと作った赤い口紅『サプリルージュ』は、オーガニックもモードという、一見すると二律背反の要素を兼ね、共に満足できるアイテムだ。最後に「野宮さんは今日の夜の7時は何をされるご予定ですか」と尋ねてみたところ、「息子と一緒に、彼の好きなものを食べに行きたい」とのお返事くださった。愛する人たち=家族の存在もまた、野宮さんの健やかな美しさを支えているのだろうし、活動の励みにもなっているのだろうと思い得る答えだった。そして、野宮さんの高い美意識に触れる赤いルージュをつけ、久しぶりにハイヒールを履いて出掛けたくなった。【野宮真貴 / Maki NOMIYA プロフィール】1981年『ピンクの心』でデビュー。90年代に「ピチカート・ファイヴ」に加入、渋谷系文化のアイコンとして日本及び海外の熱狂的な人気を集めた。現在、独創的な存在感と歌声で、音楽に加え、カルチャーやアート、ファッションなど多岐に亘って活動。2012年デビュー30周年アルバム『30―Greatest Self Covers & More!!!―』をリリース、昨年“渋谷系の名曲”の数々を歌い絶賛されたビルボード公演の実況録音盤CD『野宮真貴、渋谷系を歌う。~Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards~』を発売。 また、エッセイストとしても活躍。『おしゃれ手帖』を始め、『ドレスコードのすすめ ~おしゃれ手帖PART II~』、『おしゃれに生きるヒント』(イースト・プレス 刊)、『エレガンス中毒ぎりぎりの女たち』(INFAS パブリケーションズ 刊)など多数の著書に、その審美眼とファッションセンスが光る。- new information -・New Album『世界は愛を求めてる。What the World Needs Now Is Love~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』が11月4日発売予定。・LIVE出演情報8/13 WORLD HAPPINESS9/6 Slow Live’15 池上本門寺9/18 高崎音楽祭野宮真貴、渋谷系を歌う―2015―。~Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards 2015~11/13 ビルボードライブ大阪11/19、11/20 ビルボードライブ東京--野宮真紀さんのインタビューを最初から読む。
2015年08月02日ピチカート・ファイヴの3代目ボーカリストとしての、輝かしいまで存在感と伸びやかな歌声。歌手としてデビューした野宮真貴さんは、いつ、どんなきっかけでそうなりたいと願い、夢を叶えたのか――歌への深い愛と情熱は、世代を超えて多くの人を魅了し続ける理由でもあった。■Hint 2 歌:情熱を持ち続けること――小さい頃から歌手になりたいと思われたとお聞きしましたが、それはなぜですか。なにかきっかけがあったのですか。野宮さん:小学生の頃の私は、人とコミュニケーションすることが苦手で、お喋りも得意ではありませんでした。それでも、子供心にも存在感を示したかったのでしょう。うまく人と話すことができなくても、歌でなら表現できると思ったのです。当時、テレビから流れてくる歌謡曲を聴いていた時に、そう考えたのでしょう。おしゃれも好きでしたから、綺麗なドレスを着て、好きな歌も歌える!この職業しかない!と思えました。当時、ミニのドレスで歌う麻丘めぐみさんは憧憬の的でした。――そして、アイドルを夢見る少女=野宮さんは夢の実現に向けて動き出すのですね。野宮さん:NHKの「ステージ101」という番組が70年代にあったのですが、全国のオーディションで選ばれた歌手の卵たちを集めて“ヤング101”というグループを結成し、当時流行っていた洋楽のアーティスト――ビートルズ(The Beatles)やサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)などの――の歌の、主に訳詞を付けたものを番組の中で歌って踊るという番組です。番組から生まれたオリジナル曲もヒットしました。この番組を見ることではじめて洋楽を知ることが出来ました。そんな音楽との出合いから、こういう曲を歌いたい!“ヤング101”のメンバーになりたい!と夢は広がっていきましたね。――しかし、メンバーになることはなかった。そして、だからこそ、野宮真貴さんとしての活動があるのですね。野宮さん:応募資格に年齢制限があったと思います。確か16歳以上だったかな?うろ覚えですが。その年齢に達するまでに、残念ながら番組は終了してしまったので、応募することすらできませんでした。でも、その番組で聞いた洋楽との出合いが、私をバンド活動への道を拓いてくれたと言ってもいいかもしれませんね。――その活動は北海道でなさっていたのですか。野宮さん:北海道に暮らしていたのは中学2年まで。その後に居を移した東京で、バンド活動を始めました。読む雑誌が音楽関係のものに変わっていったのもこの頃。高校卒業後、英語の専門学校へ進み本格的にバンド活動をはじめて、デビューのきっかけを得たいという思いで、コンテストにもたくさん出ました。そうこうするうちに卒業となり、デビューまでこぎつけずとりあえず就職をしました。いわゆるOL業というものも経験しました。一年ほどと短い時間ではありましたが。――OL…!!それはどのような職種だったのでしょう。野宮さん:普通の会社の営業事務です。月に一度、外出する仕事がありましたが、ほかはデスクワークで電話をとったりしていましたよ。そんな社会人としての毎日を過ごしながらも、変わらずバンドとコンテストに出場し続けていました。ここは自分の居る場所ではない、という思いで。バンド活動を続けていることで、音楽仲間も増えていきました。その仲間の中から、デビューするバンドが出てきて、そのバンドのレコーディングにコーラスとして呼ばれて、担当ディレクターからスカウトをされました。――夢を実現することも苦難があると思いますし、叶ってからは続けることもまた大変な努力が要ることだと思います。しかし、野宮さんの生き方には迷いがないように感じます。野宮さん:デビュー当時は、いわゆるバブル期と言われる頃で、広告ひとつとっても、お金をかけたクリエイティブな作品がたくさん生まれていたと思います。今、思い返しても面白いものが溢れていました。そんな80年代にデビューしたのですが、私のデビュー・アルバムはあまり売れませんでした。デビューしたものの、現実は甘くなく、厳しさをも味わいました。それでも、できるだけ音楽の仕事に携わっていたいと思い、それで、CMソングの歌唱や、他のアーティストのコーラスなどをしていました。ピチカート・ファイヴに三代目のボーカリストとして加入したのは、その後の90年です。ピチカート・ファイヴでの10年間の活動は、非常に多くのものを見、経験することができました。プライベートでも結婚や出産もありましたし。30代は、ジェットコースターに乗っているかのような目まぐるしくも、楽しい時間だったと思います。--最終章、Hint 3は「美:ずっとハイヒールを履き続けたいという思い」。
2015年08月01日野宮真貴さんと聞いて、なにをイメージするだろうか。ミュージシャンでありファションリーダー、それでいてエッセイも書かれる才女。そのマルチに活躍する、すべての根底にあるのは“おしゃれ”である。そんな野宮さんはどうしておしゃれで在り続けるのか。また、ルーツとは何なのか。ファショニスタではなくおしゃれ番長と呼びたい、野宮さんの素顔に迫る。■Hint 1 ファッション:野宮真貴さんの原点――おしゃれすること、ファッションに興味を持ち始めたのはいつ頃でしょうか。野宮真貴さん(以下、野宮さん):こどもの頃から、おしゃれすることに興味がありました。時は、60年代。女性の多くはミシンを持ち、洋裁和裁ができた時代ではありましたが、洋裁が得意で妹と私の洋服も作ってくれた母の存在が大きかったし、影響を受けていると思います。よくお揃いの洋服を作ってくれていましたし、それを着るのがとても嬉しかったですね。新しい服が出来上がるのを楽しみにしたことはいまでもよく憶えています。こどもだった私の目にも、母はとてもおしゃれにしていたと思います。そんな姿を見ては、はやく大人になって、母のようなファッションを楽しみたいな、などと思い巡らせては、楽しんでいるような子でした。丁度、ミニスカートが流行り出した頃で、とても憧れを持っていました。4、5歳の頃です。どんな洋服を着ていたか、ぼんやりとする部分もありはしますが、いまでもほとんどを憶えているくらい、その頃から洋服が好きでした。――当時のお気に入りのお洋服はどのようなものでしたか。野宮さん:輪投げのアップリケが付いた、フエルト製のサーキュラースカートを気に入ってよく着ていました。当時、中原淳一さんの『それいゆ』のこども向けのスタイルブックをよく見ていたのですが、これも母の影響によるところが大きかったと思います。小学生に上がった70年代は、ベルボトムのパンツやレイヤールックなど――長袖のシャツに半袖のニットを重ね着したり――それからニーハイソックスを好んで着ましたね。この頃の私は、北海道に暮らしていましたから、東京ほど大きなデパートはなく、更にいまと違って情報も直ぐさま入るような時代でもありませんでした。流行のファッションもすぐには手に入りませんでした。それでも、その頃に創刊された『an・an』などの雑誌を見たりしてはデザイン画を書いて、母に頼んでピエール・カルダン(Pierre Cardin)風のワンピースを作ってもらったこともありましたね。その後、中学生になり、制服を着ることになるのですが、幼い頃から私は、身体がとても小さかったので、制服も一番小さいサイズを選んだのですが、それでも大きくて、母が得意の洋裁で大改造してしまいました。スカート丈をミニにしちゃったりね(笑)おまけに元々髪が赤かった上に、パーマまでかけて…目立っちゃいますよね。先生や先輩に目を付けられてしまったり、なんてこともありました。懐かしいです。――その頃の野宮さんは、どのような雑誌を読み、ファッションの参考にされていたのでしょう。野宮さん:この頃です、はっきりと歌手になりたい!と思い始めていたのは。ロックに夢中になってからは、『ミュージックライフ』などの音楽雑誌を眺めては、ミュージシャンの着こなしをお手本にしていましたから、当時流行っていたパフスリーブのワンピースなどは目もくれず、否、少しは着ていましたが(笑)、主にロック少年の格好でしたし、男の子のようなファッションでした――その好きなファッションは今も変わりませんか。野宮さん:変わりませんね。そして、そんな自分の好きな洋服を着てこれまでステージに立ってきました。ただ、「ピチカート・ファイヴ」の頃の私のイメージはきっと、’60sなのだろうと思います。実際にそういうイメージのスタイルが多かったと思いますし、何より私がずっと愛するファッションでもあります。ヘアメイクもつけまつ毛やウィッグを使ったり、色々な女性を演じることをとても楽しんでいました。――「ピチカート・ファイヴ」の殆どの曲でウィッグを使われていたそうですが、ご自身がお探しになっていたのですか。野宮さん:初期の頃はヘアメイクさんもつかなかったので、NYに行くと韓国街のウイッグの問屋へ行ったり、スタイリストとしても有名なパトリシア・フィールドのクラブキッズ御用達のお店へ行って、専属ヘアスタイリストがゴージャスにスタイリングしているウイッグを買ったりしていました。その後、ピチカート・ファイヴでのわたしのイメージは、アートディレクターをはじめとするスタッフスの力も大きいです。ビューティーやファッションだけでなく、音楽にも精通しているスタイリストさん、ヘアメイクさんだと同じゴールを目指して良いものを作っていくことができますから。そうやって、それぞれのプロの力を結集して、作品作りをしていたと思います。--続く2/3で野宮さんが語るHint 2は「歌:情熱を持ち続けること」。
2015年07月31日伊勢丹新宿店で7月11日、丸山敬太が手掛ける盆踊りイベント「Shall We Bon Dance 夏祭りだよ!!ゆかたで集合」を同店本館屋上で、午後7時から開催する。同イベントでは、野宮真貴バンドによる盆踊りを始め、PELIによるDJパフォーマンス、祭りの屋台なども登場。この他、隣接するビアガーデン「夜空ノ庭」と同イベントもコラボレーションし、ゆかたでの来店者には、期間限定オリジナルドリンク“フローズン SAKE カクテル”がプレゼントされる。また、同店本館1階ザ・ステージ#1では、丸山敬太が自身でプロデュースしたゆかたを紹介するイベント「KEITA MARUYAMA × ISETAN YUKATA 日本の夏-日本の恋-」が8日からスタートし、会場でゆかたを購入した客には、屋上での期間限定ドリンクチケットがプレゼントされる。【イベント情報】会場:伊勢丹 新宿店屋上 / 夜空ノ庭 ビアガーデン会期:7月11日時間:19:00~21:30(18:30開場、雨天中止)入場料:2,000円(入場料、チケット代含む)※入場チケットは本館屋上で当日限りの販売
2015年07月08日8月23日(日)に東京・夢の島公園陸上競技場で音楽フェス「WORLD HAPPINESS 2015」が開催される。【チケット情報はこちら】今年は、野宮真貴 with カジヒデキ、筋肉少女帯、スチャダラパー、坂本真綾、SCANDALなど8組の出演が決定している。今後も出演者は随時発表される。チケットの一般発売は5月24日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月23日(木)午後6時まで。■WORLD HAPPINESS 2015日時:8月23日(日)開場11:00 / 開演12:30会場:夢の島公園陸上競技場(東京都)出演:METAFIVE(高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI×ゴンドウトモヒコ×LEO今井) / TRICERATOPS / Controversial Spark / 野宮真貴 with カジヒデキ / 筋肉少女帯 / スチャダラパー / 坂本真綾 / SCANDAL / and more・・・料金:ブロック指定 8800円 / 小学生 1200円 / 親子チケット 9500円
2015年04月21日8月23日に東京・夢の島公園陸上競技場で開催される夏フェス「WORLD HAPPINESS 2015」のメインビジュアルが公開。今年はデザイナーの山本耀司が担当したことが明らかになった。2008年より開催されている「WORLD HAPPINESS」は、高橋幸宏がキュレーターをつとめる音楽フェス。そのメインビジュアルにはこれまでイラストレーションが採用されてきたが、今回は初めて写真作品がメインビジュアルとなることがわかった。手がけたのは、ファッションデザイナー・山本耀司。世界中に多くのファンを持つファッション界の重鎮にして、今だに挑戦的な姿勢を崩さない彼が選んだのはなんと“愛犬”の写真。正面を見据える愛犬の凛とした姿に、「WORLD HAPPINESS」「音楽」という世界観を写した、愛らしくもスタイリッシュな作品となっている。山本耀司はまた、ソロ・アルバムもリリースするほどの音楽好きとして知られる。キュレーターの高橋幸宏は40年来の友人とのことで、高橋のたっての願いに快諾、実現したという。なお、これまでMETAFIVE、TRICERATOPS、Controversial Spark、野宮真貴 with カジヒデキ、筋肉少女帯、スチャダラパー、坂本真綾、SCANDALの8組が同フェスの出演者として発表されており、出演アーティストは今後も追加される予定。
2015年04月14日11月12日、元祖渋谷系女王こと野宮真貴が、ピチカート・ファイヴ、コーネリアス、オリジナル・ラブ、小沢健二らの「渋谷系」を代表する楽曲に加え、そのルーツとなった名曲をカバーした『実況録音盤!野宮真貴、渋谷系を歌う。―Miss Maki Nomiya sings “Shibuya-kei Standards”―』をリリースする。東京・表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」( 東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ西館地下2階)ではこれを記念して10月23日から11月24日まで、店内の小さなミュージアム空間「LITTLE PAVILION」で、期間限定のスペシャルコラボレーションを展開する。期間中は常設の展示に加えて、野宮真貴の過去作品におけるアイコン的衣装や私物コレクションを展示販売。展示されるアイテムの点数は、約600点にも及ぶという。中には、2001年の解散ライブでステージ衣装として着用された、アンディ・ウォーホルの紙のドレス(80万円)や、セットになったペンチを使って自分で組み立てる「フラワープレートウェディングドレス」(10万円)などのプレミアものもある。また、11月15日には、店内でスペシャルライブ&トークイベントも開催される。併せて、1年前に賞賛を巻き起こしたビルボードライブも再演(野宮真貴、渋谷系を歌う―2014―。―Miss Maki Nomiya sings “Shibuya-kei Standars” 2014―)。熱狂的なファンのリクエストに応えた野宮真貴が、昨年の「渋谷系スタンダード化計画」のライブをさらに進化させた形で、今年はよりエレガントに渋谷系ナンバーの数々を披露する。予定されている楽曲は、ピチカート・ファイヴのものはもちろん、アルバムにも収録されている渋谷系名曲の数々だ。開催日は、11月1日・ビルボード大阪、11月7日・ビルボード東京。チケットは絶賛発売中。
2014年10月10日人気お笑い芸人・バカリズムが、約7年ぶりにアルバムをリリースするRAM RIDERの楽曲「HELLO starring ORANGE RANGE」で、PV監督を務めていることが分かった。RAM RIDERの情報を見るバカリズムとRAM RIDERは、かねてから作品を通してお互いを認識していたが、Twitterをきっかけに出会い意気投合。3年前よりRAM RIDERがバカリズムのコントライブの音楽を担当。特殊素材を施した素材の衣装で暗闇の中で光のラインだけが浮かび上がるRAM RIDERのライブでは、バカリズムがナレーションを担当するなどその親交は深い。「HELLO starring ORANGE RANGE」は、4月11日(水)にリリースされる、中川翔子、南波志帆、MEG、Bose(スチャダラパー)らのゲストボーカルが参加するRAM RIDERのアルバム『AUDIO GALAXY -RAM RIDER vs STARS!!!-』に収録されており、ビデオクリップはバカリズム本人の作画で構成された貴重な作品に仕上がった。今回のPV監督について、バカリズムは「PVを作るという感覚ではなく、こちらのフィールドでRAMさんのかっこいい音楽に乗せて、どれだけ笑わせられるか?ネタを作る感じでした。思いっきり笑える作品になっていると思います。好き勝手やらせていただきました」とコメント。RAM RIDERも「今回の作品では素敵な歌に加えて素晴らしい映像まで制作していただきバカリズムさんには一生頭があがりません。これからもバカリズムライブに良い音楽を提供できるよう頑張っていきたいと思います」とコメントを寄せた。なお、4月12日(木)には、渋谷SOUND MUSEUM VISIONにて「RAM RIDER AUDIO GALAXY RELEASE LIVE!!!」と題した、アルバムリリース記念ライブが開催され、ゲストボーカルで参加した野宮真貴、南波志帆、NAO☆(Addy)、藤岡みなみが駆けつける。
2012年04月05日オススメ学園ドラマ特集の最終回は、アメリカで放送されている学園ドラマをピックアップ。日本上陸を願いつつ、ご紹介していきたいと思います。まず、学園ドラマという枠に留まらず、日本放送を最も望まれる作品のひとつでもあるのが「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(原題)。昨年の9月に始まったばかりのシリーズです。タイトルからも分かるように、このドラマに登場するのはヴァンパイア。両親の死という悲劇に見舞われた女子高生・エレナが、謎の転校生・ステファンの美しさとミステリアスな雰囲気に心惹かれるものの、実はステファンの正体はヴァンパイアだった…!という始まりです。ここで多くの方は、あれ?『トワイライト』に似てる?と思われたでしょうし、実際のところ、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の熱心な視聴者層は、『トワイライト』の観客層でもある若い女性たち。学園ドラマの世界でも、ただいまヴァンパイアが大人気のようです。番組のヒットを受け、ヒロインのエレナを演じるニーナ・ドブレフやステファン役のポール・ウェズリー(ロバート・パティンソン系美男子!)が一躍スターとなりましたが、個人的にオススメなのはステファンの兄・デイモンを演じているイアン・サマーホルダー。弟のステファンが良い吸血鬼なら、兄のデイモンは悪い吸血鬼。「LOST」でも人気のイアン・サマーホルダーが悪い吸血鬼・デイモンを色気たっぷりに好演しています。そんなデイモン&ステファンの兄弟攻防やエレナを挟んだ複雑な恋愛関係が「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の見どころ。学園ドラマらしい青春ムードと相まって、ハラハラ&胸きゅんできるシリーズになっています。そして、もう1作は2006年10月に始まり、現在はシーズン4の放送を終えている「フライデー・ナイト・ライツ」(原題)。日本上陸の気配がない作品ではあるものの、オススメ度の高い学園ドラマです。原作はH・G・ビッシンジャーの同名ノンフィクションで、2004年にはビリー・ボブ・ソーントン主演の映画『プライド 栄光への絆』にもなりました。保守的な田舎町を舞台に、高校アメフト部の勝利に情熱を燃やす新任コーチや部員たち、さらには彼らを取り巻く町の人々のドラマが展開していきます。「ゴシップガール」や「新ビバヒル」とは違う、真のアメリカの学園ドラマを堪能したい!という方にはぜひとも気に留めておいていただきたいシリーズ。とは言え、こちらにもイケメンはきちんと存在しており、『ウルヴァリン:X−MEN ZERO』でガンビットを演じたテイラー・キッチュが問題児のスター選手役で出演しています。(text:Hikaru Watanabe)© Everett Collection/AFLO■関連作品:ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ザックにマイリー、『トワイライト』コンビも!アカデミー賞プレゼンター追加発表ピープルズ・チョイス賞がジョニー・デップに、ゼロ年代のお気に入り俳優のお墨付きブラピ再降臨 vs J・デップ!写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】ショートショートでクリスマスイベント開催!元ピチカート・野宮真貴が恋バナトーク『ニュームーン』前作超えスタート!ネットで大注目のタイの美少女歌姫がメッセージ
2010年03月25日世界中のショートフィルムを集めて上映するブリリア ショートショート シアターでは、12月2日(水)より「クリスマスプログラム」の上映をスタート!「シネマカフェを見た」と言えばドリンクが割引となる特別サービスの実施に加え、12月23日(水・祝)には、「音楽と恋とショートフィルム」と題して、元ピチカートファイヴの野宮真貴、J-WAVEナビゲーターの南美布(みなみ みぶ)をゲストに迎えたトークショーが開催される。「クリスマスプログラム」では、サンタクロースが登場する4作品を上映、世界中のクリスマスをショートフィルムを通して体験できる。注目は『アイ・アム・サム』でショーン・ペンの娘役を演じて世界中の観客の心をわしづかみにし、その後も『宇宙戦争』など話題作に出演、先日公開された『ニュームーン/トワイライト・サーガ』では悪役を演じた天才子役ダコタ・ファニングの主演作『Father XMAS』。1968年、ベトナム戦争のさなかのクリスマスの切ない物語が、6歳の少女の視点で描き出される。23日(水・祝)の「クリスマスプレミアムイベント」では、野宮さんと南さんの恋愛トークが楽しめるのに加え、シアターラウンジでは、サックスとギターのJAZZ演奏も行われる。また、期間限定のクリスマススペシャルカクテル&スイーツも充実!クリスマスカラーの「赤」と「緑」をテーマにしたカクテルが400円、レモン&ベークドマンゴーケーキ、スノーガトーブラウニーなどのスイーツが、お好きなドリンクとセットで500円で楽しめる。さらに、「シネマカフェを見た」と言うと、クリスマス限定のオリジナルカクテル・“ラグジュアリーカクテル”を、1杯通常400円のところ、2名様分を600円でご提供!恋人や友人と訪れてみては?クリスマスプログラムは12月2日(水)から、「クリスマスプレミアムイベント」のチケットは12月5日(土)より発売開始。クリスマスプレミアムイベント日時:12月23日(水・祝)17:30〜19:20価格:前売3,000円/当日3,500円/年間パスポート会員2,500円発売日:12月5日(土) 11:00〜公式サイト:■関連作品:ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『ニュームーン』前作超えスタート!ネットで大注目のタイの美少女歌姫がメッセージ『ニュームーン』監督が、あるシーンに潜ませた黒澤明へのオマージュ!『ニュームーン』イメージソング歌う加藤ミリヤインタビュー三角関係にドキドキ!【ハリウッドより愛をこめて】ニコールに妊娠の噂、マライアは映画賞レースに名乗りロバート・パティンソンから動画メッセージ到着!女性ファンに大人気の気分は?
2009年12月02日