最新作であるNODA・MAP第18回公演『MIWA』に続き、今度は、野田秀樹の初期作品が上演されることになった。これは、野田が芸術監督を務める東京芸術劇場の企画で、野田の優れた旧作を気鋭の演出家に託すシリーズの第2弾にあたる。松尾スズキが演出した『農業少女』以来4年ぶりとなる今回は、演目にひとり芝居『障子の国のティンカーベル』が選ばれた。演出は野田と親交の深いイタリア出身のマルチェロ・マーニが手がけ、毬谷友子と奥村佳恵の出演によりダブルキャストで上演する。演出家とキャストに話を訊いた。『障子の国~』は、1984年に刊行された野田の書籍に収められながらも、作者本人の演出では一度も上演されていない。数ある野田作品の中でも珍しい戯曲だ。描かれるのは、『ピーターパン』に登場する妖精ティンカーベルのその後の物語。日本へと旅してきた彼女の口から、ピーターに対する想いが語られていく。「以前から演じたいと思っていた戯曲でした」と毬谷は言う。「最後のページに“一九八一年正月の三日間を返上し、殴り書く”と記されていますが、そうとは思えないほど深い奥行きがあるし、一方で言葉遊びや、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさに満ちている。“天才・野田秀樹”が現実にとらわれず、まさにピーターパンのようにピュアな心で書きたいものを書いた、そんな印象です」。野田から「彼ならアイデアも豊富だし、演出家として適任」という信頼を得て登板することになったマーニは言う。「力強く、複雑で、感動的。戯曲を読んだときは、若い頃の気持ちを思い出して、泣いてしまったほど。人形を使う場面もあるし、歌もふんだんに盛り込まれている。私はフィジカル・シアター(=身体性を活かした演劇表現)出身なので、様々なムーヴメントを取り入れたいと思います」。奥村は、昨年開催されたマーニのワークショップで才能と個性が認められ、今回の出演につながった。「ワークショップでは毎日、うちひしがれては気をとり直しての繰り返しでした。たとえ複雑な作品であっても、演じる側は、ちゃんと分かった上で舞台に立たなければいけないと思うんです。半端じゃない気迫で臨むつもりです」と熱い意気込みを語る。「歌とダンスの素養がある友子と、活き活きとボーイッシュな佳恵。それぞれの持ち味を活かした2バージョンになると思う」とマーニは言う。想像力に富む戯曲が複眼的なアプローチでどう色づくのか、見比べる楽しみを味わいたい。2月13日(木)から東京芸術劇場 シアターイーストにて上演。11月16日(土)の一般発売に先がけ、チケットぴあではインターネット先行抽選「いち早プレリザーブ」を10月26日(土)午前11時より受付スタート。
2013年10月25日「Evernote」と言えば、ビジネスマンが仕事にバリバリ活用しているアプリ、というイメージを持っている人も多いのでは? そういう印象からなかなか手が出せない、どう使いこなせばいいかわからない、と敬遠している人もいるかも。そんな人のために、「Evernote」の使い方を初心者向けに教えてくれるアプリ「 説明書 for Evernote by Appbank 」が登場。「説明書 for Evernote by Appbank」は、「Evernote」の使い方を完全網羅したアプリで、開発にはなんとEvernote社自らが関わっているのだとか。これはぜひ使ってみたい。内容は初級編と応用編に分けられているから、まず初級編へ。こちらでは、「Evernote」って何? というところから、「Evernote」を使うメリットなど、基本的な使い方を紹介。「利用に必要なアカウントを作る」から始まるから、全くの初心者でも安心。具体的な使い方としては、まず「メモを書く」。「Evernote」の基本である「ノート」には、簡単にメモを取るように文章を記録しておけるのだ。これなら、仕事だけではなくてプレイベートでも活用できそう。例えば、お料理を作るときにレシピから買い物用のメモを「Evernote」で書いておけば、iPhoneを持っていくだけで買い忘れが防げるはず。さらに「メモを再編集する」といった機能も、1ステップずつ丁寧に解説しているから、どんどん機能が覚えられそう。応用編では、「ノートの共有」など、さらに「Evernote」を活用できる方法を紹介。「Evernote」では、「メモにファイルを貼り付ける」「位置情報を記録する」「現在地周辺のメモを探す」など、さまざまな機能があるけれど、それらをスクリーンショットを使いながら手順を説明してくれるから、使い方には困らなさそう。「Evernote」を持っていれば仕事はもちろん、プライベートでも上手く活用すれば役に立つこと間違いなし。例えば行きたいお店の情報をインターネットで見つけたら、そのページを保存。そうしておけば、お店の名前を忘れてもそのページを確認することができる。その上、今いる場所周辺のメモを探し出せるから、以前記録しておいたけれども、もう忘れてしまっていたお店の情報を見つけるなんてことも可能。こんなに便利な機能、使わないともったいない。もし、自分と同じようになかなか「Evernote」を使いこなせずにいる女友達がいたら、こういった便利な記事のリンクを、タップひとつでメールやtwitterで教えてあげることもできるからうれしい。また、気になる記事はブックマークしておくこともできるから、後で探すのも簡単。さらに、「Evernote」をより便利に使うためのアプリを、AppBankの仕事アプリレビューのプロ、主任が選定した関連レビューも読める上、仕事効率化の最新アプリや無料アプリの紹介も。この「説明書 for Evernote by Appbnak」があれば、仕事もプライベートもスマートに過ごせそう。「Evernote」初心者のあなたも、まずは「 説明書 for Evernote by Appbank 」で「Evernote」を使いこなすテクを学んで。・説明書 for Evernote by Appbank ダウンロードはこちらから ・Evernote ダウンロードはこちらから
2013年02月01日三谷幸喜作・演出、野田秀樹主演。日本の演劇界をリードする2大ビッグネームが、来年4月、ひとつの舞台で力を合わせることになった。1955年生まれの野田は、1976年に劇団夢の遊眠社を旗揚げ。以降、NODA・MAPを主宰する現在まで、考える面白さに満ちた演劇ならではの表現を追求し、国内のみならず海外でも多くの成果を残している。一方、1961年生まれの三谷は、1983年に結成した東京サンシャインボーイズの主宰者として、笑いにこだわった舞台で人気を博す。シチュエーション・コメディという欧米ではポピュラーだったジャンルを日本に定着させた功績は大きい。ふたりが同じ作品に関わったのは、三谷脚本によるNHK大河ドラマ『新選組!』に野田が勝海舟役で出演した2004年の一度だけで、両者のホームグラウンドともいうべき舞台でのコラボレーションは、今回が初めて。そもそも野田が自作以外の舞台に本格的に出演すること自体、異例のケースだ。三谷が書き下ろす作品のタイトルは、『おのれナポレオン』。近年、ゴッホ、石川啄木、夏目漱石など実在した人物の知られざる一面を描くことの多い作者が、今回は、ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)を題材に選んだ。フランス革命の精神を継承して出世した身ながら、皇帝として強大な権力をふるって反発を買い、最後には追放され、51歳でこの世を去った“英雄”ナポレオン。まさに乱高下したといっていいその人生は、「私の辞書に不可能という言葉はない」との発言や、1日3時間しか睡眠しなかったという伝説など、エピソードにあふれている。果たして、三谷の筆は、硬軟自在に変貌する知性的な演技と高い身体性を併せ持つ野田を擁して、どこに向かうのか、興味は尽きない。ほかに、天海祐希、山本耕史、浅利陽介、今井朋彦、内野聖陽をキャストに迎え、2013年4・5月、野田が芸術監督を務める東京芸術劇場のプレイハウスにて上演。チケットは1月26日(土)一般発売開始予定。
2012年11月03日民主党Webサイトによると、21日の臨時党大会において実施された民主党代表選挙において、次期代表に野田佳彦首相(代表)が当選した。同サイトによると、獲得ポイント合計は以下の通り。野田佳彦候補 818ポイント赤松広隆候補 123ポイント原口一博候補 154ポイント鹿野道彦候補 113ポイント【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日劇作家で俳優の野田秀樹が、脚本と演出を手がけた舞台『THE BEE』で自身初のワールドツアーを敢行。現地時間の1月5日、ツアー初日となる米・ニューヨーク公演が開幕した。『THE BEE』チケット情報『THE BEE』は筒井康隆の短編小説『毟りあい』を題材とした、際限のない復讐劇を描いたもの。9.11から続く“報復の連鎖”を目の当たりにした野田が、世界に通じるテーマだと確信し舞台化。2006年に英・ロンドンで初演後、翌年には日本でも上演され数々の演劇賞を総なめし話題となった。今回のワールドツアーは、9.11から10年を経たニューヨークで上演したいという野田の希望で実現。野田も出演した初日の舞台は満員御礼となり、カーテンコールでは観客の温かい拍手に包まれた。終演後、野田は「前日のドレスリハーサル(通し稽古)が、思っていたような出来にはならなかったので、突然、自信を無くしてしまったんだよね。それで、昨日の夜は眠れませんでした。初日の芝居は非常に良い出来だったので、いままでやってきたことが間違いなかったと確信できました。あとは、ニューヨークのお客さんが今日の観客たちの評判を聞き、この作品を観にきて、どんな反応をしてくれるのかが楽しみですね」と語った。ニューヨーク公演は1月15日(日)まで。その後、ロンドン、香港と回り、東京・水天宮ピット大スタジオにて2月24日(金)から3月11日(日)まで上演。なお、東京公演のチケットは1月14日(土)より発売。チケットぴあでは1月13日(金)まで先行販売中。また、宮沢りえら日本人キャストによる“ジャパンツアー”も4月から6月にかけて東京、大阪、北九州、松本、静岡で上演する。
2012年01月10日イスラエル発のコスメブランド「SABON」スポーツ報知によると、9月22日、野田首相夫人の野田仁実さんがニューヨークの「SABON」で、ボディーローションなどを購入していたらしい。仁実夫人は野田首相の渡米に同行していた。「SABON」は、イスラエル発のコスメブランドで、日本では東京・表参道や六本木ヒルズなどに合計13店舗ある。「SABON」は、死海の塩を使用した商品が特徴で、人気がある。「ボディースクラブは64種類のミネラルを含んでいて、寝る前に使えば香りがよく、血行促進、アンチエージングの効用も期待できます」(表参道店スタッフ)。初外交の合間にちょっとお買い物野田首相夫人の初外交先でのお買い物はお肌がツルツルになる「SABON」だった。夫人が購入したボディーローションは、死海の塩を使ってないが人気のある商品のひとつだ。日本での価格はボディーローションが3500円、ボディースクラブが5000円になる。政界の人の発言などで人気が出る「経済効果」。今回は野田首相夫人のおかげで「SABON」が注目の的になるかもしれない。日本ですでに販売されているので、手に入りやすいのがいい。元の記事を読む
2011年09月25日野田琺瑯の保存容器は形もサイズも種類が多く、お客様から「どれを選べばいいか分からない」というお声をよくいただきます。またユーザー同士でも人によって用途が異なり、会話の中で「こんな使い方もできるんだ!」と知ることもしばしば。そこで、連載「野田琺瑯を使いこなそう」の第2弾のテーマはズバリ、「保存容器の使い分け」。前編では、それぞれの特徴を生かしたおすすめの保存方法を。後編では、保存以外の使い方をまとめてご紹介します。それではまずは前編から。いってみましょう!レクタングル深型・・容量たっぷり、汁ごと保存もOKしっかりと深さがあり、見た目以上に容量があるレクタングル深型。バターが丸ごと入るSサイズから、お米2kgがストックできるLLサイズまで、全4タイプです。<季節の果物を洗ってそのまま保存>いちごやブドウは、食べるたびに少しずつ洗うのがちょっと面倒。そんな時は最初にまとめて洗い、水を切った状態で琺瑯へ。食べたい時にサッと出せ、お弁当用に少量欲しい時にも便利です。<常備菜用にあると重宝>深さがあるので煮物などを汁ごと保存でき、じっくりと味を染み込ませられます。また南蛮漬けのような油を使った料理も、琺瑯ならヌルヌル感が洗ってサッと落ちるので、お手入れラクラク。<野菜などのかさばる食材もスッキリ>冷蔵庫でおさまりの悪い水菜やネギは、ザクっと切り分けて琺瑯に移します。食材の鮮度を保つ琺瑯なら、切った野菜でも長持ちしますよ。これからの季節なら、スイカも実の部分だけ切って琺瑯に保存するといいですね。レクタングル浅型・・使いやすさの決め手は「薄さ」保存容器としては薄めのレクタングル浅型。S、M、Lの3種類ありますが、いちばん大きなLサイズでも薄さ5.8cm。狭い冷蔵庫の棚にも2〜3個重ねて入り、省スペースで保存できます。<下ごしらえから保存まで、これひとつ>保存容器と言いつつも、感覚としてはフタ付きのバット。空いている時間にムニエルやフライを下ごしらえしておいて、揚げる時までフタをして冷蔵庫へ。そんなシチュエーションがしっくりきます。<漬物やマリネをおいしく保存>薄いシルエットは全体を均一に漬けるのに適したカタチ。漬物やマリネを保存すると、ムラなく味が染みわたります。琺瑯なので酸や塩分に強く、ニオイ移りの心配もありません。スクエア・・長期保存食にはこのカタチが◎レクタングル(長方形)よりも口が狭く、食材の酸化がより緩やかに。そのため長期間入れっぱなしになる保存食の保存なら、スクエアがぴったりです。サイズはS、M、Lの3種類。MとLは間口が同じで、深さだけが異なります。<味噌の保存に>味噌はパックのまま保存するより、保存容器に移し替えた方がおいしさが断然続きます。元々、鮮度を保つのが得意な琺瑯容器。塩分にも強く、長期保存する味噌の容器にうってつけなんです。<Lサイズと持ち手付きストッカーの使い分け>「スクエアLサイズ」と「持ち手付きストッカー角形L」は大きさが同じで、違いは持ち手の有無だけ。頻繁に出し入れするなら持ち手付きが便利ですが、冷蔵庫内のスペースを有効活用するなら、スクエアを選ぶとスッキリ整いますよ。ラウンド・・使い勝手に優れ、サイズも豊富レクタングルやスクエアにはない、穏やかなルックスが人気のラウンド。サイズ展開が豊富で、6種類全てフタをしたまま入れ子収納できるという便利な一面も。<器の代わりになり、洗い物もラクチン>器として使う時に、シリーズの中で最も食卓に馴染むのがこのラウンドです。たっぷり作って容器ごとドンと食卓に出し、おばんざい屋さんのような演出をしても素敵。また、角がないので洗いやすく、キレイが長続きするのも嬉しいポイント。<カレーやシチューの温め直しに>作り置きのカレーやシチューをコンロで温め直す際、円形だと、かき混ぜやすいというメリットが。1人前ずつ保存するなら12cmか14cm、家族分まとめて保存するなら19cmか21cmが使いやすいですよ。ラウンドストッカー・・大容量&中フタ付きでニオイ漏れも安心バケツのような寸胴のような、たっぷりサイズのラウンドストッカー。2重フタ構造で気密性が高く、琺瑯のフタは平らなのでスタッキングしたりトレイとしても活躍します。サイズは3種類で、いちばん小さな18cmでも容量が1.5Lあります。<乾物やシリアルの保存に>かさばる乾物やシリアルも、大容量のラウンドストッカーならすっぽりおさまって、湿気もシャットアウト。シリアルやジャムなど朝食セットをまとめて入れ、朝は容器ごと食卓に出してもいいですね。<ニオイの気になる食材の保存に>フタが2重になっているおかげでニオイが漏れにくく、ぬか漬けやキムチといったニオイの強い食材の保存にぴったり。琺瑯なのでしつこいニオイも、洗えば簡単に取れますよ。<米びつとして>キッチンに出しっぱなししても違和感がないことから、米びつの代わりにする人も。真ん中サイズの21cmで、お米5kgがすっぽりおさまります。自分のキッチンライフにフィットする保存容器が、必ず見つかるのが野田琺瑯のいいところ。次回は後編。今回お伝えしきれなかった、保存以外の便利な使い方をご紹介します。どうぞお楽しみに。 ⇒暮らしの道具、野田琺瑯一覧はこちら ■食のはなし 野田琺瑯を使いこなそう 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2001年12月05日