こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。そして、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」第3弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回のテーマは「りかい」です。インタビューをしたのは、発達に障害がある方や自閉症の方を支援している笹本智哉(ささもと ともや)氏。彼は個人活動でSOCIAL WORKEEERZ (ソーシャルワーカーズ)というダンスチームを運営し、福祉施設を訪問してパフォーマンスしたり、自閉症啓発イベントなどに参加したりしています。徳永啓太(左)笹本智哉さん(右)▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回私は6月9日に東海道新幹線内で起きた殺傷事件で「犯人は発達障害」と報道されて物議を醸した件について、彼に発達障害の当事者をサポートする者としての見解をうかがいたくインタビューをお願いしました。この機会に発達障害とはどのようなものなのか、正しい知識を理解し我々がどのように付き合っていけばいいのか、そして当事者が社会とつながるにはどうすればいいかを笹本氏の専門知識を交えながら、多くの方に「りかい」してもらいたいと思います。当事者と一緒に行動し、その場でサポートする仕事笹本:今回は、発達障害や自閉症の方について読者の方に理解してもらいたいと思い取材をお受けいたしました。東海道新幹線での殺傷事件の報道からは発達障害に対するメディアの偏見がみられたので、正しい知識を持ってほしいという思いがあります。事件を起こした容疑者を擁護するものでは決してありません。また今回被害に遭われた方、そしてそのご家族の方には大変心が痛い事件となってしまったことに対し、お悔やみ申し上げます。このような事件が再び起こらないことを心より願っております。徳永:このようなトピックでのインタビューとなりましたが、お受けくださり誠にありがとうございます。それでは笹本さんのされているお仕事の内容からうかがってもよろしいでしょうか。笹本:私は児童発達支援管理責任者という資格を持っていて、未就学(小学校の就学年齢に満たない児童)の発達障害児へ向けた「療育(りょういく)」の仕事をしてます。療育というのは、発達障害のある児童が日常生活で身に付けづらいコミュニケーションや運動機能、身辺自立*1に必要なスキルや学習を身につけるための支援(セラピー)です。例えば、絵の描き方・文字の書き方、「助けて」や「トイレに行きたい」などのサインの発し方、自分が何がしたいかという要求をうまく伝えるためのスキルを身に付けるのをサポートします。児童が集団で行動できるようなスキルを身につけ、友達と遊んだりする際のコミュニケーションがとれるよう、当事者と一緒に行動しその場でサポートしたり教えたりするのも支援の一つです。また児童発達支援管理責任者は、専門医から発達障害や自閉症と診断された児童やご家族、相談支援専門員、行政と一緒に考え、それぞれにあった支援の計画をたてる。それを親御さんと共有し、ご家庭でも実施してもらうよう促すことや、行政とのやりとりに必要な書類作成や発達障害の当事者が通う施設の運営・管理などをしています。(*1)洗面、着替え、歯磨き、食事、排泄などの身の回りの基本的な動作徳永:では発達障害や自閉症の方は、具体的に困ったときにどのような行動をとってしまうのでしょうか?笹本:わかりやすい例で言うとイレギュラーなことに対応できないということでしょうか。 例えば電車に興味がある子が運行時間を何時何分まで記憶していて、それが天候などの影響で時間が変わっただけでどうすればいいかわからずパニックになってしまうケース。 周囲の人の声や音をすべて拾ってしまい環境に適応できずパニックになってしまうケース。思ったことや見えたものを何でも口に出してしまうケースもあります。またそれとは反対に自分の要求をうまく言葉にできずストレスを抱え込んでしまう方もおられます。「発達障害、自閉症=犯罪を犯す」は根本的に誤った認識徳永:彼らの行動にはそれぞれ理由があるわけですね。知っていればなぜそのような行動をとっているのか理解できますが、知らないまま当事者を見かけると「変わった人」や「異常な人」ととらえてしまう。これが認識の差だと感じます。そこで今回取り上げたいのは「東海道新幹線で起きた殺傷事件にみるメディアのあり方」です。一部メディアが「犯人は発達障害」と報道し物議を醸しました。 メディア側も軽率な行動だったと謝罪をしていますが、こういった報道が流れるということは根本的に誤った認識をしている方がいるからだと思いました。当事者と接する仕事をしていて今回の報道をどうとらえていますか? 笹本:非常に安直だと思いますし、憤りを覚えます。少なくとも私が見てきたなかで発達に障害があるからといって殺人を犯すというのはありえません。以前は児童に限らず成人の方もサポートしていましたが、考えにくいです。そもそも前提として計画的に殺人を犯すという発想は私たちもしませんよね、それに発達に障害がある方は自ら計画的に何かをする行為が苦手な傾向にあるからです。もちろん私が知らないだけでなかには犯罪に興味を持ってしまう方もいるかもしれません。そのような偏った思想を持つ人は一般と同じで少数だと考えます。なので発達に障害があるからといって犯罪を犯すというイメージに直結するのはとても偏ったとらえ方で残念に思います。社会の「人間」に対する許容範囲が狭いことが生きづらさを生み出している笹本:「同じでなければいけない」という風潮は一般社会だけでなく、ヘルパーや就労支援など発達に障害がある方を支援をする現場でも感じることがあり、とても疑問に思っています。 例えば食事中は絶対に背筋をピンと伸ばさないといけないとか、日常生活の場でシャツは絶対ズボンの中にいれなきゃいけないとか。音楽イベントに来てるのに歌ったり踊ったりしたらヘルパーに注意されるとか。作業所で休み時間でも同僚に手を振ったら怒られるとか。当事者がちょっとでも要求を人に伝えたら怒るとか相手しないとか。そういった場面を目にしたことがあります。一般の方でも細かいことをすべてやれてるわけではないですし。それを当事者へ必要以上に求めている姿を見かけるととても残念な気持ちになります。私は当事者の主体性を引き出して生活をよりよくすることが支援だと思っているのですが、当事者を厳しく指導しているのは取り巻く関係者が恥をかきたくないからだと個人的に思っています。それは本当の意味で当事者支援にはならないのではないでしょうか。今回は大変難しい問題について答えてくれた笹本氏に感謝いたします。事件が起こった後に発達に障害がある方について取り上げるというのは不本意ではありますが、今回を機に発達に障害がある方や自閉症の方の正しい知識を持ってほしいという思いでおります。そんなインタビューのなかでも“社会が求める人間の能力の高さや人間像の理想が高い”という話題、そして“スタンプの版のように同じでなければ”というワードが印象的でした。私も「健常者」や「障害者」という言葉があるように、平均的なことができない人を分けたり、少し変わった考え方を持っている人に対して偏見を持つ傾向がある気がしていたからです。これでもっと社会が寛容になって、お互い認め合う余白ができればという課題が見つかり、連載のタイトルにも入っているワード「多様性」の根本を考える機会になったと思います。また最後に笹本氏がおっしゃっていた、もっと気軽に相談してほしいという点。日本は精神的に弱い方を受け入れようとしない風潮があり、そして当事者もカウンセリングを受けることに抵抗があると感じます。社会が多様性を認めようと動いているのであれば、こういったところも変えていく必要があるのではないでしょうか。最後に東海道新幹線での殺傷事件からメディアのあり方に疑問を持ったのでこの企画を提案いたしました。メディアや偏見についての異議申し立てであり、事件の容疑者を擁護するものでは決してありませんし、彼は完全に誤った行動をとったと思っております。私からも今回被害にあわれた方、そしてご家族の方にお悔やみ申し上げます。このような事件が起こらないことを心より願っております。Tomoya Sasamoto(笹本 智哉)Photo via SOCIAL WORKEEERZKeita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年07月11日初めまして、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口と、取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”対談方式の連載「kakeru」の第2弾です。ここでは様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を毎月取材し、「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。徳永 啓太▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回のテーマは「ちがい」です。インタビューをしたのはプロダクトブランド「MUKU」を運営する松田文登(ふみと)さん、崇弥(たかや)さんの双子の兄弟。知的障がいのあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込むことをコンセプトに、傘やネクタイと身近なものを老舗の職人とのコラボレーションにより展開し、社会と繋がることモットーにしている。今あるものとはちがう視点から、ちがう価値観を届けたいという彼ら。プロダクトや福祉、アートと様々な方面で活動する中で見えてきたこととは何か、そしてその「ちがい」にブランドとしてどうアプローチしているのかを探っていきます。左から文登さん、崇弥さんアートを超えるプロダクトを目指して徳永:まずはMUKUを始めるきっかけなどをお伺いしてもよろしいでしょうか?松田崇弥(以下、崇弥):知的障がいのある方のアート作品に興味を持ったきっかけは双子の上に自閉症の兄がいまして、 幼少期は週末など母親に連れられて福祉施設に通っている方たちとキャンプに行ったりした経験から、 小学校の卒業論文に「養護学校の先生になりたい」と書くぐらい福祉関係の仕事に興味がありました 。今は広告の仕事をしていますが、ある日母親から岩手県にある「るんびにい美術館*1」を紹介され 、主に知的障がいのある方のアートを展示している美術館があることを知りました。そこに展示してある作品のクオリティーの高さに驚き、これはちゃんとプロダクトに落とし込めば世の中に提供できると思いました。 このときの衝撃を双子で話し合い、MUKUをスタートすることに決めたのです。(*1)知的な障がい、精神的な障がいなどのあるアーティストの作品を多く展示する岩手県・花巻市にある美術館。館内のアトリエではアーティストたちが作品の制作を行っている徳永:MUKUの活動でお互いの役割分担はありますか?松田文登(以下、文登):僕が営業や施設の方とのお話をさせてもらっていて、 崇弥が企画や広告などを担当しています。 先ほど崇弥から知的障がいのある方のアート作品の活動についての話がありましたが、僕は日本の縫製工場が失われつつある現状を知り、職人仕事を盛り上げていきたいという気持ちがあるため、「知的障がいのある方のアート」と「職人仕事を盛り上げる」という二つを掲げてやっていきたいと思っています。徳永:MUKUとしてのブランドのこだわりを教えてください。文登:僕らは「アートを超えるプロダクトを作りたい」といつも話していて、 まずはじめに値段が高くなっても構わないので、最高品質のものを作ること、そして日本製品にすることを決めました。価格が上がるという面もありますが、「知的障がいのある方の中からアートを通じてヒーローを生み出す」ことをやりたいと思っていて、そのためには品質は徹底的にこだわりたいと思っています。現在お願いしている職人さんは山形に自社工房を構える創業明治38年の「銀座田屋」というネクタイを専門にしているところです。細い絹糸を使用していて、高密度かつ多色の織りが出来ることで、アート作品の細やかな表現が再現できプリントよりも上品な仕上がりが実現しています。また傘は日本橋にある洋傘一筋87年の小宮商店というところにお願いしています。蓋を開けてみるとどちらも自社以外の製品を作るのはMUKUとが初めてということで、職人さんは「技術をより多くの人に知ってもらう機会になった」と喜んでくださいました。Artwork by SASAKI SANAEアート作品では白色になっているものを、ネクタイでは銀色で表現することで高級感が出る仕上がりになっている徳永:絵のセレクトやアーティストとの契約はどのように行なっていますか?崇弥:MUKUには双子を合わせてメンバーが5人いるんですが、みんなで話し合って決めています。 我々のところに美術館や親御さんから直接情報をいただき、そこから素敵な作品を我々で選びご連絡させていただいて、契約を結ばせてもらっています。 また僕らは売上分ではなく、工場へ発注した段階でデザイン使用料として商品価格の一部をアーティストさんに渡す仕組みにしています。なので今後も製造した分に比例してアーティストさんへ貢献できます。徳永:なるほど!アーティストにしっかり使用料が渡る仕組みになっているわけですね。他にも知的障がいのある方のアートでプロダクト作りをしている企業はありますが、品質へのこだわりと若者に受け入れられやすいようなプロモーションをしていて、これまでにないものだと感じました。徳永:個人的にこういった施設に通っている方のアート作品を世の中に広める活動について思うことがあって、アーティストと紹介する前に“知的障がい”という言葉を説明に使うことが、ありかなしかという問題です。どんな人であれ、いいものはいいと判断したいのですが、僕は“知的障がい”という言葉をみると良くも悪くも偏った見方をしてしまうなと正直思っていまして、その言葉だけで物事に対する価値観が変わってしまうこともあるかなと思っています。崇弥:この活動を始めて約1年半になりますが、最初は“知的障がい”という言葉を使わなくていいんじゃないかと話をしていました。一方でその言葉を使わなくなると、ブランドとしてのアイデンティティがなくなっていることに気がつきました。 色々話し合い悩んだ末、最終的には“知的障がい”という言葉を使うことにしました。 文登:ある日るんびにい美術館のアートディレクターをされている板垣さんと話をする機会があり、 “知的障がい”という言葉をつけるかつけないかついて悩んでいたことを打ち明けました、板垣さんからは「出すも出さないも、最終的に出た答えでいいのでは」というご意見をいただきました。しかし正直なところ、まだすっきりとした答えが出ていないと思っています。理想は、MUKUの情報を知らずにアーティストの作品を見てかっこいいと思ってくださった方が、後から知的障がいのある方の作品だと知るというサイクルに持っていけたらいいなと思っています。 崇弥:この件に関しては、常に僕たちも考えていてそのサイクルができたら一番嬉しいのですが、今の段階だとその導線を作るのは難しいとも感じています。 例えばトークショーに呼ばれる機会も増えてきたのですが、知的障がいのある方と一緒に活動していることの話について聞かれることが多く、作品にあまり触れられてないなと感じる時があります。僕らは世の中によく思われたいからやっているわけではなくて、彼らのアートの価値が正しくつけられるように持っていきたくて活動していると思っているので、世間が期待していることと僕らの考え方に差があり、それに違和感を覚えています。 徳永:最近知的障がいのある方のアート作品が注目される機会が多くあると思いますが、「知的障がいのある方=アーティスト」というわけではないと思います。もちろん中にはとても優れた才能を持っている方もおられますが、そういった方ばかりではないですよね。そうした方の作品をすくい取るというか、プロダクトに落とし込む受け皿のような活動をデザインを通じてできたらいいなと前々から思っていて、MUKUさんは今後そういった活動の役割として重要な位置になると思いました。崇弥:そうですね。僕たちが使用許可も含めて交渉できるアーティストの作品は現在1000作ほどですが、 毎年MUKUとして世の中に発表できているのは10数作という現状があり、とてももったいなさを感じています。今後はいろんな企業や行政、クリエイターと彼らの作品をプロダクトに落とし込めないか企画、提案をしていきたいなと思っています。インタビューの中でも少し触れていますが、そもそもアーティストであることに“障がい”のあるなしは関係ないはずなのに、“知的障がいのある方のアート作品”と言葉で括って取材することは野暮だと思っていました。それは「いいものはいい」と判断したいのに、知的障がいという言葉を使った説明が私の判断を鈍らせているためでもあります。また福祉関連に関わることは、色々な方が色々な解釈をされる分野でもあり、とてもセンシティブな問題がつきまとうと思っていて、どのような話題にするか正直迷いました。しかしお話しすることが決まったとき、私が疑問に思っている事柄についてどのように考えているのか、あえて深く掘り下げてみようと考え質問を投げかけました。それに対してMUKUのお二人は知的障がいという言葉の扱い方から、福祉事業でしっかりビジネスを試みていることまで難しい問題に快く答えてくれました。特に「売って儲けることでアーティストへ貢献したい」と筋の通ったお答えにはとても感心いたしました。何事にも継続が必要で、そのためには資金が必要です。なのでビジネスをすることは、とてもまっとうな考えだと思います。MUKUさんのように、アートとプロダクトを通じて価値観を整理するような活動を今後とも期待したいです。MUKUWebsite|Facebook|Twitter|Instagram“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド。クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。2016年六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、100個のプロジェクトがうごめく実験区100BANCHへの参画など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行う。▶︎これまでの徳永啓太の「kakeru」・#001 乳がんを患ってから起業。病気にかかると行動に制限をかける人が多いなか、“新しい肩書き”を手にした女性▶︎オススメ記事・障害者という“レッテル”はやめよう。アートキュレーターが語る「言葉に左右されない審美眼」の重要性・使わなくなった毛皮製品を仕立て直す男が、いくら“社会にいいこと”でも「押し付けでは意味がない」と考える理由Portrait photos by Anne Yano (Website|Instagram)Other images via MUKUText by Keita TokunagaーBe inspired!
2018年05月08日初めまして、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から”多様性”について考えていこうと思っています。そして、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」をスタートします。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を毎月取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。徳永 啓太今回は「はじめる」をテーマに活躍されている方の背景や、なぜ始めたのか熱い想いを伺ってみたいと思います。インタビューしたのは2017年に起業をした中島 ナオさん。彼女は学芸大で美術教育・デザインを学び、会社員として働いていましたが、2014年に乳がんを患っていることが発覚。がんの治療を行いながらも環境を変えるため学芸大大学院に進みます。再び学び、デザイン教育の研究を進めていた際、身体と向き合う事で生まれたヘッドウェア「N HEAD WEAR」を開発。その鮮やかで他にはないデザインによりメディアから注目を浴びます。現に私もそのヘッドウェアが彼女を知るきっかけになりました。その後、彼女が起業し、新しいことを”はじめる”決意をした理由とは。左:徳永 啓太右:中島 ナオさん▶徳永啓太日本の「多様性」に疑問符をつける。“健常者であることが良しとされる国”を車椅子で生きていて感じること“暗い”や“辛い”というがん患者のイメージを払拭する女性インタビューするまで考えることの無かった「がん」について自分の事のように情報を集めてみることからはじめました。そこで感じたことは、日頃から将来起こりうる病や怪我、事故などに関心を持ち、意識しながら生活をしていないという事でした。例えば、風邪を引かないとその予防策について調べないし、怪我をしないとその症状について関心を持ちません。予想をしていないからこそ、その分自分に大きな病にかかったとき「まさか自分が」と大きなショックを受けます。 特に「がん」はその一つ。重い症状と今のメディアの影響により、がん患者と聞くと“暗い”や“辛い”というイメージを持ってしまいます。実際私もそうでした、彼女に会うまでは。N HEAD WEARを被る中島 ナオさん中島ナオ(以下、ナオ):これ自分で作ったんです。いまあるアイテムに被り続けたいものがなくて。そしたら見知らぬおば様に”いいわね、素敵ね”って声をかけて頂いて嬉しくて。 今回、私は中島さんの病について知りたいと思いがんの質問ばかり用意していたが、それは不毛なことであるという事に後々気付かされます。そしてこちらからお願いしたインタビューにもかかわらず、最初に質問したのは彼女からでした。積極的で明るい姿勢に、また私の凝り固まったイメージを更新してくれました。彼女は私が持っていたイメージを払拭するかのように明るくキラキラしていました。 ナオ:徳永さんは車椅子に乗っていますが、身体的に病が進行するってことはありますか? 徳永 啓太(以下、徳永):私は脳性麻痺という障害名で体が動きにくく、力が弱かったり細かい動作ができなかったりしますが進行性ではないです。強いていうなら老化でしょうか。それは一般の方と同じだと思います。沢山ある情報のなかで見えてくる「白」か「黒」ナオ:私がブログで発信を始めたのは、がんになっても大丈夫と言える社会を実現させたいと思ったからです。それは医学的にも社会的にも今は実現できてないと思います。それを変えたくて。というのもまだまだがんになったら生活の中で手放すことの方が多い、職業だったり私生活などでも諦めている人が多いと感じるからです。私がやっていきたいことは”白”と”黒”と二極化された情報だけでなく、その間グレーの中で生活する上でもっと希望が持てる情報を届けたいと思ってます。そういった考えに至るまでは個人的にSNSで顔を出すことすら好まないタイプでした。▶ナオさんがグレーについて綴ったブログ『輝くグレーの世界もあるんだよ!』はこちら。 徳永:SNSで顔を出さない人だったなんて想像つきませんでした。変わった転機はあるのでしょうか。 ナオ:1年半前(2016年)に転移してステージ4(がんが他の臓器に転移し手術が難しい状態)になり状況が変わったことですね。治療とずっと向き合っていかないといけない状況です。この先どこまで続くかわからない、現状を変えるしかないと、丁度この時期に具体的な行動を始めていきました。リアルと向き合ってできるデザイン「N HEAD WEAR 」徳永:がんになってからデザイナーになって、そして起業したんですよね。 ナオ:そうです!以前、会社員としてデザインの仕事をしていた時期もありますが、その後は教育関係の仕事をしていましたし、具体的にデザイナーとして歩み始めたのは病気になってからです。というのもやはり希望を感じるものを作りたくて、確かに無理していくことはないけれども、何かを失っても、諦めなくてもすむ側面はあると思っています。だからあえていっぱい始めてみようと思って。始めた事はヘッドウェア以外にもいっぱいあります。 徳永:実は今日インタビュアーとして、ナオさんから普通聞きづらいような事を聞くのが私の役目だと思っていました。でもそうではなくで、生活の事情を踏まえたうえで解決できるデザインを提供したいんだなと思いました。私でいうと例えば車椅子で生活する上で排泄の事情や、街中で困る情報を提供する事で読んだ方が関心を持ったり共感してもらったりする事で広めていく。それに価値があると思っているんですが、ナオさんは別の角度から発信していきたいんだなと感じました。 ナオ:ヘッドウェアもそうですが、問題に対して今あるものと違う路線で形にしていきたいですね。以前は洋服でさえ買うのをためらった時期もありました。それはこの先どうなるかわからないからいつまで着られるかわからないんです。そう言った背景を持つ私がこれからもいろんな事を始めて発信する事で、同じ境遇の方が希望を持ってくれたらいいなと思ってます。ヘッドウェアも私が一点一点作るというよりは他の企業や専門性を持つデザイナーさんと繋がって発信できたら広がるんじゃないかと思っていますし、その他構想している事を形にするべく起業する事にしました。自分で作っていくのに限界がある事も理由としてありますが、私はやりたいことを、いろんな方と一緒に叶えていきたいと思っていて、社会と接点を持つことが大きな希望につながるとも考えています。 徳永:ナオさんの場合やれる事って沢山あるって事ですよね。ヘッドウェアはその一つであって職業に縛られているわけではないからいろんな分野で活躍できることが強みですね。 ナオ:活躍していきたいですね!ガンになった時、何者でもなかったからこそ、行動し続けられているのかもしれません。起業し、関わってくださる方が増えてきている今、大きな可能性を感じています。中島ナオ氏も参加する徳田祐司個展『Another Eye』開催期間:2018年3月2日~28日場所:CLEAR EDITION & GALLERY企業ブランディング、商品企画、広告コミュニケーションなど、広範囲のプロジェクトを手掛け、国内外60以上のデザインアワードを受賞してきた徳田祐司の個展が2018年3月2日(金)より、六本木CLEAR EDITION & GALLERYで開催される。徳田は自身が代表を務めるデザインエージェンシー株式会社canariaのビジョンのひとつに「Design makes a Positive Way.」を掲げているが、今回の個展『Another Eye』にも同様の想いが込められている。詳しくはこちら。▶︎オススメ記事・「政府の対応を待っていたら、みんな死んじゃう」。“ときに危険を伴う呼吸の二面性”を芸術で発信する女性・54杯目:「セックスのこと、教えて」。担当医も教えてくれない、病気や障害を持つ人の“性教育”を話す場を作る若者 #ChronicSex|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会All photos by Keisuke MitsumotoText by Keita TokunagaーBe inspired!
2018年03月08日月刊誌『JUNON』(主婦と生活社)が主催している「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が26日、都内で行われ、千葉県出身で日本大学1年生の綱啓永(つな けいと)さん(18歳)がグランプリに輝いた。「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた綱啓永さん若手俳優の登竜門的なコンテストとして1988年にスタートした「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。過去には武田真治や菅田将暉など数々のスターを世に送り出し、ファンはもちろん芸能関係者からも高い注目を集めている。30回目という節目の大会でもある今年は、過去最高となる1万7,293人が応募。段階的に審査を行い、勝ち残った13人のファイナリストがこの日の最終選考に臨み、グランプリには綱啓永さんが選ばれた。綱さんは敗者復活からのグランプリ獲得で、敗者復活からグランプリとなったのは、同コンテストで初めての快挙。「一度は諦めました。落ちた時は泣きましたね。でもTwitterで皆さんが応援してくれて復活することができ、その時はめちゃくちゃうれしかったです」と支えてくれた人々に感謝し、自分の名前を呼ばれて「本当にうれしくて、賞を獲れるとは思っていませんでした。(エントリーナンバー8の)『は』と聞こえて涙が出てきました」と振り返った。コンテストに応募した経緯については「母の実家が大阪で、母の友人から『受けてみない?』というお話があり、推薦してもらいました」と説明。グランプリを獲得したことで期待される芸能界入りに「興味はありましたけど、入ろうとは思っていませんでした。でもこうやってきっかけをいただいたので、グランプリに選ばれてよかったです」と話し、「ジュノンから出ている溝端淳平さんや山崎賢人さんのような俳優さんになりたいです。好きな女優さんは同い年の広瀬すずさんです。共演したいし恋人役がいいですね!」と目を輝かせていた。そんな綱さんについて、審査員のブルゾンちえみは「写真で見てたのと違って、直接お会いして魅力的だと思いました。もちろん写真でもイケメンですけど、写真だけでは見えないものがあったりしたのですごく良かったです」とコメント。この日司会を務めた中山秀征は「今日は本当に第一歩。今日のドキドキした気持ちを忘れないで欲しいです。どんなスターになっても実るほど頭を垂れる稲穂かな。おっさん臭いね(笑)」と自虐的に語るも芸能人の先輩としてアドバイスを送った。なお、準グランプリには山形県出身の富樫慧士さん(16歳)、審査員特別賞には京都府出身の佳山悠我さん(14歳)、フォトジェニック賞には大阪府出身の奥野壮さん(17歳)、SHOWROOM賞には福岡県出身の入江海斗さん(18歳)、サムライボーイ賞には大阪府出身の伊藤真央さん(15歳)、DDセルフプロデュース賞には大阪府出身の徳永智加来さん(14歳)がそれぞれ受賞。また、富樫さんはQBナビゲーター賞、佳山さんは黒騎士と白の魔王賞、奥野さんは明色美顔ボーイ賞のダブル受賞となった。
2017年11月27日「同じオーディションに合格し、デビューしてから7年。同じ作品に関われたことが本当にうれしかったです」 そう同じ思いを語るのは、俳優の町田啓太(27)と鈴木伸之(25)。2人は所属する劇団EXILEの同期。「まっすぐな性格は、17歳のころから変わらない」と鈴木について町田が語れば、「町田は特別な存在」と鈴木。 ’15年からスタートした『HiGH&LOW』シリーズでは、ヤマト(鈴木)とノボル(町田)として親友を演じてきた。ドラマ、映画、ライブ、テーマパークとのコラボと、多くのメディアで展開したこの一大プロジェクトも、映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』(11月11日全国ロードショー)で最終章を迎える。 「ノボルは一時、反社会的組織の一員だったこともあって、登場人物のなかでいちばん波瀾万丈な人生を歩んだと思います。(岩田剛典演じる)コブラやヤマトと初めてバイクで並走したときは感動しました。こんなに気持ちいいこと、みんなずっとやっていたんだ、ずるい!って(笑)」(町田) 町田が出演する映画『こいのわ婚活クルージング』も11月18日に公開。また、鈴木は現在、ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系・日曜22時30分~)に出演中だ。 「東京ドーム公演は、俳優ではなかなかできないような貴重な経験でした。劇団としてもっと多方面に進化していきたいと強く思いました。(読者プレゼントの)写真に添え描きした“ポラくん”の絵も知名度を上げたいです!(笑)」(鈴木) 「SWORD地区」を舞台に、男たちの闘いと友情の物語『HiGH&LOW』はついにクライマックスへ。反社会的組織との激しい闘争のなか、一人姿を消したコブラや、病いに倒れたスモーキー(窪田正孝)を非情な手から救うため、SWORDメンバーたちは最後の闘いに挑む!
2017年11月13日1937年創業の「赤倉観光ホテル」は、今年、創業80周年を迎える日本の高原リゾートの草分け的存在のリゾートホテルだ。昨年末には創業80周年記念事業としてプレミアム棟を増築し、新たな魅力も加わり、ますます注目が集まっている。現在、プレミアム棟オープン記念の特別プランを提供中だ。「赤倉観光ホテル」の建つ場所は標高1000m。眼下には雲海が広がることでも知られ、豊かな自然を望む絶景と温泉を堪能できる宿として人気を博してきた。新たにオープンしたプレミアム棟には、テラスに源泉かけ流しの温泉露天風呂が付いたゲストルームが13室あり、各部屋の定員人数は2名~4名ごと、3タイプの部屋が完成した。プレミアム棟オープン記念の特別プランとして「プレミアム棟ステイパケージ」2泊3日(158,500円~1室2名利用時の一人料金)を提供中だ。プランには、朝食、夕食が付くほか、「Heavenly View Earth SPA by CLARINS」のスパトリートメント2回分が含まれている。スパトリートメントの内容は、1日目にボディプログラム120分、2日目にフェイシャルプログラム120分(スパギフト付き)となっている。また、プレミアム棟オープン記念の限定スパプランとして、5月上旬までの期間限定で、フランス発プレミアムスキンケアブランド「CLARINS」とコラボレーションしたスパパッケージ全3種も登場。プレミアム棟のオープンにより、既存のリピーターに加え、新たに同ホテルを訪れる客が増加中で、現在予約困難にもなっている同プランだが、ぜひこの機会に、至福のスパエクスペリエンスとともに、ラグジュアリーなステイを体験したい。(text:cinemacafe.net)
2017年02月25日東京・南青山の「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」では、2月2日から、バレンタインデー&ホワイトデーに合わせ期間限定で、世界的パティシエの辻口博啓氏が手掛ける砂糖不使用の美味しいロカボ(低糖質)チョコレート「Chocolat Universe(ショコラ ユニバース)」をコラボレーション販売スタートした。「チョコレートは大好きだけれど、ダイエット中」という人は多い。でも最近は罪悪感なくいただけるヘルシーなロカボ(低糖質)やシュガーレスのチョコレートも出回っている。今回発売となった「Chocolat Universe(ショコラ ユニバース)」は、「日常の食生活で糖質を気にされる方にも、美味しいチョコレートを楽しんでいただきたい」という強い思いから、辻口氏が医学博士の山田悟先生の協力のもと開発された。砂糖不使用ながらも通常のチョコレートと変わらぬ甘さ、まるでクーベルチュールのような滑らかな口どけの糖質コントロールチョコレートというから、これは見逃せない!そもそもロカボとは、緩やかな糖質制限のことで、糖質を1食20~40g、1日70g~130gをめどに摂取するというもので、血糖値の改善や中性脂肪を下げるために効果的とされ、メタボや糖尿病予防、ダイエットにも適しているとされる。「Chocolat Universe(ショコラ ユニバース)」は、3月14日(火)までの販売。1,080円。プチギフトにもぴったりのキャレットタイプ(缶入り)に1枚5gのホワイト、ミルク、ビターが各2枚ずつ計6枚入っている。さらに2月15日(水)販売開始の「Chocolat Universe Beans(ショコラ ユニバース ビーンズ)」(1,080円)は、独特の甘みのあるピーカンナッツにミルクチョコレートをコーティングした「ピーカン×ショコラオレ」とローストアーモンドに抹茶ホワイトチョコをコーティングした「アーモンド×抹茶ショコラ」の2種を詰め合わせた。もちろんこちらも「ショコラユニバース」を使用したヘルシーなスイーツとなっている。(text:cinemacafe.net)
2017年02月07日軽井沢高原教会で聖夜を彩る「クリスマスキャンドルナイト」が開催されます!期間は2016年12月1日(木)~12月25日(日)。歴史ある教会がランタンの灯りで照らされる、幻想的なクリスマスイベントに参加しませんか?音楽礼拝やハンドベルなども開催予定。詳細をご紹介します。だれでも無料で参加できるクリスマスイベント長野県軽井沢町にある軽井沢高原教会は、大正10年(1921年)に誕生した歴史ある教会です。軽井沢町は北原白秋や島崎藤村ら文化人が集い、だれもが自由闊達に語り合える場として受け継がれてきました。もちろん「クリスマスキャンドルナイト」も無料、だれでも参加OK!2006年にスタート、今年で11回目を迎えるクリスマスイベントを楽しみましょう。地元の人たちに親しまれ、地域に開かれた軽井沢高原教会は、とても温かな雰囲気。ステキな聖夜を過ごせますよ。テーマは「光」!イベントの見どころをチェック●ランタンが照らす教会の森11回目の「クリスマスキャンドルナイト」は、「光」をテーマに開催されます。教会前には6mのツリーが登場。周辺に広がる教会の森も、イルミネーションとキャンドルの光でかがやきます。教会の森の中央には「光の十字路」が浮かび上がり、ロマンチックな雰囲気に。ランタンの優しい灯りで足元を照らし、かつての宣教師をしのびながら森の中を散策してください。都会の喧騒や慌ただしい日常を離れ、自然の中でクリスマスを迎えたい人におすすめです。●絆をつなげる「結び灯ツリー」&「クリスマスレター」「結び灯ツリー」は、教会からの灯りを新たなキャンドルへつなぎ、参加者みんなでクリスマスツリーを作り上げる試み。また、軽井沢高原教会となりの牧師館で「クリスマスレター」を書くことができます。教会で感じたことを自分や大切な人に向けて綴り、手紙を送りましょう。手元に届くのは、ちょうどクリスマスのころです。何よりのクリスマスプレゼントになるはず。●聖夜に響く歌声とハンドベルの音「クリスマスキャンドルナイト」は、光だけでなく音でも彩られます。「クリスマス音楽礼拝」は、その場に集まった人たちも一緒に歌う参加型。ハンドベル演奏「Bell’s Ring 天使の歌声」では、まさに天使の歌声のようなハンドベルの澄み切った音色が教会いっぱいに響きます。清らかな歌声、ハンドベルの音に心が洗われるようです。Bell’s Ring 天使の歌声:期間中の水・金曜日19:30~、12月18日、23日、24日、25日20:30〜クリスマス音楽礼拝:期間中の火・木曜日19:30〜、12月23日、24日、25日19:30~新幹線「あさま」を利用すれば、東京駅から軽井沢まで約1時間10分。軽井沢駅から軽井沢高原教会へは、星野エリア行きシャトルバスで15分の距離です。今年の冬は「クリスマスキャンドルナイト」へ。ホワイトクリスマスなら、雪景色にランタンの灯りがいっそう美しく映えますよ。■イベント概要名称:クリスマスキャンドルナイト開催期間:2016年12月1日(木)~12月25日(日)時間:16:30~21:00会場:軽井沢高原教会所在地:長野県軽井沢町星野公式サイト:
2016年11月09日朝ごはんの前に森のコンシェルジュウォーク「アート・ビオトープ那須」の宿泊ゲストは、朝7時半からの1時間ほど、緑や小川、ツリーハウスにキッチンガーデンなどを巡る森のコンシェルジュウォークに無料で参加することができます。NIKI CLUB&SPAのレセプションに集合して、木の階段を下りていくと、そこはもううっそうとした森の中。コンシェルジュに野生の大きなゼンマイや小さなランの花などを教えてもらうと、知らなかった森のいろんな表情が見えてきます。名人の建てたツリーハウスやキッチンガーデンヤマユリが西洋人によって品種改良されて大輪のカサブランカになったこと、アジサイの花は夜にはしぼんでしまうこと、ドングリは千の実が落ちるけど生き残るのは数個なこと。目からウロコの解説に森の散歩の楽しさも100倍。そして散歩の途中には、ツリーハウス作者として有名な小林崇が創るツリーハウス…。かわいい柴犬、ココちゃんが入り口を守るキッチンガーデンは、施設内で使うハーブなどを育てています。無農薬だからそのままかぶりつける水ナス。みずみずしいので猿に食べられてしまうことも多いそう。森と自然の恵みにいろいろ気づかされる楽しいお散歩です。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月10日「軽井沢高原ビール 星空ビアテラス」が、2016年7月16日(土)から8月21日(日)までの間、軽井沢町星野エリアにオープンする。「よなよなエール」や「インドの青鬼」などを手掛ける、ヤッホーブルーイングと星野リゾートの村民食堂が企画する同イベント。会場では、醸造所から造りたてのクラフトビールを直送。軽井沢エリアのみで販売している「軽井沢高原ビール」シリーズなど、常時8種類が用意される。また、ここでしか飲めない特別醸造ビール2種も数量限定で登場。また、長野県ならではのオリジナルのおつまみも充実。刻んだ野沢菜を混ぜ込んだタルタルソースを添えた「信州サーモンのフィッシュアンドチップス」や、信州の郷土料理・山賊焼きをアレンジした「味噌山賊焼き」など、ビールと相性のよいメニューが揃う。【イベント詳細】軽井沢高原ビール 星空ビアテラス開催日時:2016年7月16日(土)~8月21日(日) 15:00~21:00会場:軽井沢星野エリア もみの木広場(トンボの湯前)住所:長野県軽井沢町星野メニュー例・クラフトビール1杯 700円~・3種飲み比べセット 1000
2016年07月07日「サマーキャンドルナイト」が、軽井沢高原教会で2016年7月30日(土)から8月31日(水)まで開催される。軽井沢は宣教師が開拓した街。1世紀以上前、宣教師がランタンで街を照らす風習があったといわれている。これを受けて、大正時代から続く軽井沢高原教会では「サマーキャンドルナイト」を実施。教会前の中庭に無数のキャンドルを灯し、樹木の間にもキャンドルを飾った。まるで空中にキャンドルが浮かんでいるかのように幻想的な空間で、ランタン散策&ランタンツリーや、チェロ演奏、ゴスペル礼拝など様々な企画を楽しむことができる。【イベント詳細】軽井沢高原教会 サマーキャンドルナイト開催期間:2016年7月30日(土)~8月31日(水)会場:軽井沢高原教会住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉野2144TEL:0267-45-3333・ランタンキャンドルの庭実施時間:毎日 18:00~22:00(チェロの演奏は不定期)・ランタン散策&ランタンツリー実施時間:毎日:19:00~22:00(教会に隣接する牧師館よりランタン貸出)・結び灯実施時間:土・日・月 19:00~22:00・夏夜のゴスペル礼拝実施時間:火・木 20:30~21:00・Bell's Ring 天使の歌声実施時間:水・金 20:30~21:00
2016年07月02日7月17日(日)・18日(月・祝)、清き自然にあふれた新潟県・妙高高原の赤倉観光ホテルにて「妙高ワインフェスティバル2016」が開催される。テラスや芝生の上で、ピクニックのように厳選された国産ワインと赤倉観光ホテルの料理をチケット制で楽しめる、昨年好評を博したイベントだ。ワインは、新潟、長野、山梨の3県からセレクトした高原リゾートにふさわしい国産ワイン20種以上と、ワインにあうフードメニューとして、オードブル各種、メインメニューに加えて、パスタ、ピザ、カスクートなどのお食事メニューやデザートを楽しめる。さらに、参加ワイナリーによるワインのつくり手によるミニセミナーが、チケット制で楽しめるほか、特設ステージ上ではライブステージも展開され、イベントを盛り上げる。入場は無料。雨天の場合も室内会場で開催されるので、この機会に高原リゾートへの小旅行を計画してみてはいかが?(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日静岡県東部に来て二日目の早朝、車で富士宮の朝霧高原に向かった。温暖な気候に恵まれているという静岡でも、雪化粧をした富士の麓ともなれば、きーんと冷たい空気が澄み渡り、地面にもうっすらと雪が積もっている。どこへ行っても背景に富士山が写る富士宮そこで訪ねたのが、キャンプ場や牧場などがあるハートランド朝霧という広大な施設に併設される乗馬クラブ エクインホリック(EQUINE-HOLIC)。なんでも朝霧高原は、通年冷涼な気候で、かつ放牧ができるほど広い平地や富士山の湧水、澄んだ空気など大自然に囲まれた環境は、馬にとって最適なのだとか。この乗馬クラブにいる馬は全て引退した競走馬。短い競馬人生を終え、引退した馬のほとんどは、実は家畜飼料や加工用として処分されてしまっている現実があるそう。「そんなサラブレッドに一頭でも多く、新たな活躍の場を与えたい」というオーナーの本多列央さんから開場した理由を聞く。マイシンザンや、オスカーリッチなどかつてJRAで活躍したサラブレッドも、豊な自然に囲まれて静かな余生を送っている。美しい毛並み、さすがはサラブレッド騎乗メニューは、馬のまたがり方や手綱の持ち方、曲がるときや止まるときの合図の出し方を教えてもらい、歩いたり少し走ったりして乗馬を体験するビジタープランから、上級者まで楽しめるよう騎乗者のレベルに合わせたプランまであり、全国乗馬倶楽部振興協会公認インストラクターのマンツーマン指導の下学ぶ事ができる。乗せてもらったのはリネンミサイルという名前の馬凍った馬場が溶けるのを待って、怖々しながらもいざ騎乗。歩くペースは馬のほうから人に合わせてくれているよう。壮大な富士山を仰ぎこの高原を颯爽と駆け抜ける先の光景を目に浮かべ、それだけで旅情が満たされた。乗馬クラブ EQUINE-HOLIC静岡県富士宮市根原230 ハートランド朝霧内080-6906-0171月曜日は休場要予約
2016年03月18日鉄道会館は2月24日~3月8日の期間限定で、東京駅構内の商業施設「グラングルメ」にてイベント「啓翁桜お花見ちょい呑み祭」を展開する。啓翁桜(けいおうざくら)は、冬季に満開を迎える促成栽培桜。期間中は、山形県東根市の啓翁桜の枝約4,000本を「グラングルメ」の館内装飾に使用し、ソメイヨシノが開花を迎える前に花見が楽しめる空間を演出する。また期間中は、3枚つづりで3,000円(税込)の「ちょい呑みチケット」を施設内「黒塀横丁」のチケット販売ブースで販売。販売期間は2月21日~25日の17:00~21:00となる。施設内の飲食店24店舗で利用可能となっており、"人気料理とおすすめのお酒"を組み合わせた期間限定の「ちょい呑みセット」をチケット1枚と交換できる。また、チケットを2月21日~23日に購入した場合、啓翁桜の枝1本と「1杯おためし券」1枚もあわせて進呈される。「1杯おためし券」は、期間中に対象の店舗にておすすめの酒1杯と交換できる。黒塀横丁の「沼津魚がし鮨」では、「生シラスと生桜えびと静岡地酒セット」を提供。駿河湾産の生桜エビと生シラスの刺身盛り合わせと、オリジナルの日本酒「漢の門出」のセットとなる。黒塀横丁の「銀座ハゲ天」では「銀座ハゲ天の早春セット」を用意。早春に旬を迎える白魚とふきのとうの天ぷらに、同店特製の松前漬、山形の地酒「初孫」を組み合わせた。キッチンストリートの「うに屋のあまごころ」では「うに食べ比べちょい呑みセット」を提供。濃厚なカナダ産ウニとバランスの良い味わいのチリ産ウニの2種類のウニの食べ比べに加え、「壱岐焼酎」も楽しめるセットとなる。「壱岐焼酎」は6種類から選ぶことができる。北町ダイニングの「華祭」では「華祭ちょい呑みセット」を用意。内容は、その日のおすすめ串揚げ5本と、日本酒「高清水純吟」、フリージングハイボールのセットとなる。甘口の「高清水純吟」は食前酒として、ハイボールは串揚げと一緒に楽しめる。
2016年02月23日「ダラット」という街の名前は、まだ日本人にはあまり馴染みがないかもしれない。ベトナム中南部の高原地帯に位置する街で、フランス統治時代に貴族、軍人の避暑地として開発された。現在も街中には西洋風の建物が数多くあり、他のベトナムの街とは少し雰囲気の違うところである。このダラットの観光のひとつとして「ダラット高原鉄道」という鉄道がある。せっかくダラットに来たなら、この僅か7キロのミニ鉄道もぜひ訪問したい。三角屋根が美しいダラット駅ダラット高原鉄道の出発駅「ダラット駅」は三角屋根が3つ並んだ、まるでスイスにでもあるような駅で「ベトナムで最も美しい駅」といわれている。観光用のミニ鉄道にはふさわしくない造りであるが、もともとはベトナム鉄道ダラット支線の終着駅として使用されていたものである。ダラット支線はハノイ、ホーチミンを結ぶ南北縦貫鉄道と接続しており、ベトナム戦争で運行が停止されるまでは、街の玄関口として機能していた駅である。前に突き出した2つの車寄せが、乗客で賑わっていた当時を想像させる。ステンドグラスを通して光が差し込み、駅舎の中をカラフルに彩っている。ステンドグラスがきれいなダラット駅内部ダラット駅発の観光列車は1日5本。但し、乗客が少ない場合は運休することもあるとのこと。これは観光客にとって大変困ることだが、運を天に任せる他にない。「乗客が少ない」といっても、もともと多くの客が乗れる列車ではないので、5~6人が運行される目安ではないだろうか。切符は終点のチャイマット駅までの往復で約600円と外国人向けの値段設定。日本製のSLが保存されている切符を買ってホームに入ると、蒸気機関車が停車している。現在は使用されず保存展示されているだけだが、比較的きれいに整備されており、当日も機関車の前で新婚カップルが記念撮影を行っていた。実はこの機関車、C12型と呼ばれている日本製のもの。日本から満州、中国の雲南省を経てベトナムにやってきた機関車なのである。幾多の戦乱を乗り越え、ようやくこのダラットの地でようやくのんびりと余生を過ごしているようだ。SLの前で結婚写真を撮影するカップル赤い機関車1台に客車2両のかわいい編成ダラット駅で発車を待つ列車チャイマット行の列車は、赤い機関車1台に客車2両のかわいい編成。西洋人を中心に10人ほどが乗り込む。線路の状態があまりよくなく、列車はゆっくりと走行していく。沿線には高原野菜などを栽培するビニールハウスが目立つのんびりとした農村風景。「高原鉄道」の名前からイメージする景色とはちょっと違うので、少しがっかりする人もいるかもしれない。それでも、青空の下を心地よい風に吹かれながらぼんやり景色を眺める列車の旅は、やはり楽しい。雑草の中を走る列車沿線にはビニールハウスが多い「何もないところ」がダラット高原鉄道の魅力チャイマット駅に到着約30分で終点のチャイマットの駅に到着。ここで約30分の自由時間となる。しかしここにも有名な観光地がある訳ではない。近くに地元で信仰を集めている霊福寺という派手な飾りのある寺があり、他に見るものがないので、乗客のほとんどはその寺を見に行く。このような機会でもなければローカルな寺を訪問するような機会はないので、それはそれで楽しめる。派手な装飾の霊福寺「ダラット高原鉄道」は、風景も目的地もこれといった「見せ場」がなく、観光地のアトラクションとしては物足りないものかもしれない。しかし、その「何もないところ」がダラット高原鉄道の魅力でもある。もともとダラットは避暑地、そんなにあくせくと観光する街ではない。なにしろ街の名前も「だらっと」なのだから。ちゃんちゃん。花が咲き誇るダラットの公園(text & photo : 井上毅)バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方その他の記事はこちら>
2015年12月21日静岡県御殿場市のクラフトビールメーカー、御殿場高原ビールはこのほど、「御殿場コシヒカリラガー」を発売した。○「ごてんばこしひかり」の、食味値80点以上の「厳選特A米」使用同商品は、JA御殿場の協力により、今秋に収穫された地元特産の「ごてんばこしひかり」の新米を使用し、醸造したプレミアムラガービール。原料となる「ごてんばこしひかり」は、富士山の麓に広がる御殿場市・小山町の標高300~600mの準高冷地帯に、冷涼で昼夜の気温差が大きい気候と、富士山の豊富な伏流水を利用して栽培されている。また、徹底した品質管理のため、年間収穫量も少ないブランド米となる。その高い品質と味わいは全国品評会において数々の受賞歴があり、東京・築地の老舗寿司店で採用されるほどの実力だという。今年収穫された貴重な「ごてんばこしひかり」の中でも、希少価値の高い食味値80点以上の米に与えられる「厳選特A米」を原材料比率17%以上とふんだんに使用。米のうまみを余すことなくビールに表現するため、ホップの香りは控えめにすっきりとした飲み口で、後味に米の甘みを感じつつ上品な香りと、のど越しを楽しむことができるとのこと。350ml缶で、価格375円(税込)。販売は、御殿場高原ビール内売店または、オンラインショップにて。御殿場高原ビール内の地ビールレストラン「グランテーブル」、バイキングレストラン「麦畑」でも提供する。
2015年10月28日夫・鈴木啓太の退団に「温かい目で見守って」先日、浦和レッズを退団することが大きく報道された鈴木啓太。16年在籍したベテラン選手の突然の発表にも関わらず、ファンの対応は温かく、SNSでは応援メッセージが溢れた。彼の妻であり、モデル・タレントとして活躍している畑野ひろ子は、自身のオフィシャルブログ「From Hiroko」の10月20日付け記事において、「選手の妻として本人が決断することに賛成しようと決めていました」(From Hirokoより引用)と告白。異例ともいえるシーズン中の発表について、「どうか本人のタイミング、決断を尊重し温かい目で見守っていただければ幸いです」(From Hirokoより引用)と述べた。スモーキーカラーで秋の装い夫を励ますかのように、また、ファンの応援に応えるかのように、同ブログ10月21日記事にはフラワーアレンジメントの写真をアップ。そして、モデルらしいファッションコーデも披露し、シルクシャツにスエードスカートをスモーキーなカラーで統一。しっとりした秋の装いに仕上げた。LORNAの新作バッグでワンランク上のオシャレまた、同ブログ10月17日付け記事では、LORNAの新作バッグを紹介。口の広い籠バッグで、使いやすさは抜群だ。また、赤チェック柄のショール付き巾着がポイントになっていて、トレンチコートとの相性もぴったり。ワンランク上のオシャレを楽しめる。【参考】・畑野ひろ子 オフィシャルブログ「From Hiroko」
2015年10月24日伊豆高原に11月14日、大人のためのラグジュアリーリゾート「THE KEY HIGHLAND IZU(ザ キー ハイランド イズ)」(静岡県伊東市八幡野1253-25)がグランドオープンする。“大切な人の心を解放ち、ほぐし、酔わせる。非日常への扉を開く鍵(キー)がここにある。”をテーマに、「緑と水」「シャンパン」「ショコラ」の3つのキーをコンセプトに非日常を楽しむための空間を提供する同ホテル。大きな窓から駿河湾や大島が望める客室は、グレーとブルーを基調にシンプルかつスタイリッシュなデザインに仕上げられた。全客室のバスルームには温泉を完備しており、プライベートな時間をゆっくりと満喫出来る。ジュニアスイート、スイートルームにはビューバスを、同ホテルに一室のみ設置されたラグジュアリースイートには露天風呂が用意された。プライベートプールや緑豊かな芝生の庭、2カ所の貸切露天風呂なども備えられ、まるで海外のリゾート地のようなつくりとなっている。また、大人の夜を存分に楽しんでもらえるようにと、レストランでは夕食を19時から23時、朝食を9時から12時までに設定。相模湾と駿河湾に挟まれた土地ならではの新鮮な魚介や野菜を用いた前菜やスープに、和牛などの鉄板焼きを加えた日本料理ベースの創作料理がコースで提供される。コース料理の最後にはジョンカナヤ(JOHN KANAYA)のオリジナルショコラも用意。アルコールは、シャンパンを始め、ワインやカクテルなども揃えられている。
2015年09月30日高原リゾートの草分け的存在のクラシカルなスパ&リゾート「赤倉観光ホテル」では、日本有数の森林セラピーフィールドである妙高高原笹ヶ峰で行うフォレストセラピープランを10月25日(日)まで実施中だ。秋の行楽にぴったりの癒し系アウトドアをチェック!「森林セラピー」とは、医学的なエビデンスに裏付けされた森林浴効果のこと。心身の健康維持・増進、疾病の予防を目指すもののこと。妙高高原笹ヶ峰は、フィールド実験により森林医学の面から心理・生理的リラックス効果が高い「森林セラピー基地」に認定された日本有数の森林セラピーフィールドでもある。「森林セラピー <心とからだの休日!>プラン」では、森林セラピーのスペシャリストで、日本産業カウンセラー協会の認定資格を持つカウンセラーによるプライベートプログラムとなっていて、コースは、2.5キロで、普通に歩けば40分ほどの距離を半日かけてゆったりのんびりと回る。コースの途中には、平成の名水百選「宇棚の清水」があり、笹の葉をヒシャクにして名水を味わってみたり、マイナスイオンやフィトンチッド(森の香りの成分)が豊かな心地よい場所で呼吸法を実践しながら、体内に森と大地、山々や水のエネルギーを取り込んでみたりと、都会では味わうことができない癒し体験が待っている。高原の静かな池「清水ヶ池」に到着したら池畔のベンチでティータイム。森の中でいただくお茶は味わいもまた格別。1組あたり1人~3人で回るので、人の目を気にすることなく、五感を使いながらたっぷりと自分自身と向き合いながらリフレッシュできる。コースは、午前か午後を選べる半日コース(18,000円/1組)と、1日コース(24,000円/1組)が用意されている。また希望すれば笹ヶ峰グリーンハウスでの昼食もオプションで付けることができる。(プラン料金とは別料金)また、赤倉観光ホテルでは、森林セラピーとホテルでのスパがセットになった2泊3日の宿泊プランとして「AKAKURA Mother Earth Story ~大地からの招待状~」も販売している。ホテルでの宿泊(2泊3日夕朝食付き)と「アース スパ バイ クラランス」トリートメント、森林セラピー体験がトータルで楽しめる贅沢なプランだ。都会での日常を忘れて大自然の中で、心身共にリフレッシュしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年08月28日夏のお出かけはちょっと遠出をして、高原リゾートまで足を伸ばしてみてはいかがだろうか。7月19日(日)、20日(月・祝)の連休におすすめしたいのが、清き自然にあふれた新潟県・妙高高原笹ヶ峰で開かれる「妙高ワインフェスティバル」だ。ピクニックをするように開放的なテラスや芝生の上で、国産ワインのカリスマショップ「新田商店(甲州市)」店主新田正明氏がセレクトした高原リゾートにふさわしい国産ワイン20種以上と、ワインにあうフードメニューとして、オードブル各種、メインメニューに加えて、パスタ、ピザ、カスクートなどのお食事メニューやデザートまで充実したお料理を赤倉観光ホテルが用意する。入場は無料で、ドリンクやお料理、参加ワイナリーそれぞれのブドウ栽培や醸造の特徴などワインのつくり手によるミニセミナーは、チケット制で楽しめる。また、上越で活動するジャズバンド「エバーグリーン」による特設ステージのライブも開催される。また、赤倉観光ホテル内のスパ「Heavenly View Earth SPA by CLARINS(ヘブンリービューアーススパバイクラランス)」もこのワインフェスに参加し、屋外にてスパで展開しているリチュアルでもある“アースロッジ”のミニ体験を提供するなど女子に嬉しい内容も満載だ。雨天の場合も室内会場で開催されるので、リフレッシュもかねてぜひ小旅行を計画してみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年07月10日サントリー食品インターナショナルは5月26日、「ボス 高原のボス 微糖」(税別115円)を発売する。同商品は、1992年に誕生したロングセラー缶コーヒーブランド「BOSS」の新商品。"働く人が肩の力を抜いて避暑地の高原で飲むBOSS"をコンセプトに開発したとのこと。深煎(い)りの高地産豆を中心にブレンドしたコーヒーに、上質なミルクと生クリームを使用することで、やさしい味わいに仕上げたという。パッケージは、高原の爽やかで涼しげなシーンを描き、商品コンセプトをストレートに表現したとのこと。
2015年05月25日御殿場高原ビールは3月25日、期間限定の「桜ビール」の販売を開始する。御殿場高原ビールは、1995年6月に静岡県御殿場市に誕生したクラフトビールメーカー。新鮮でおいしいビールを提供したいという理念のもと、富士山から流れる伏流水と厳選した素材を使用し、年間400キロリットル以上のビールを生産している。今回発売する「桜ビール」は、御殿場高原ビールの創業時に在籍し、クラフトビール造りの基礎を築き上げたドイツ人醸造士が、敷地内に咲く河津桜からひらめいて醸造したビール。赤みを帯びた色合いと、下面発酵のすっきりとした味わいながらも華やかな香りが特徴となっている。価格は4本入り2,160円(税込)。御殿場高原ビール内売店またはオンラインショップで、4月19日(予定)までの期間限定で販売する。なお同商品は、同施設内の地ビールレストラン「グランテーブル」、 バイキングレストラン「麦畑」でも飲むこともできる。
2015年03月02日バンコクから北に約380km。タイのスイスと呼ばれ、常夏の国でありながら1年を通して涼しくて過ごしやすい高原地帯「カオコー」。ガイドブックにもあまり載っていないディープな場所がお好みの旅上級者にはぜひおすすめしたいスポットだ。今回はカオコーがタイで一番好きな場所の1つという現地レポーターが紹介するカオコーの見どころをお届け。ひと味違ったタイの魅力に触れたい時、行き先の候補にいれてみてはいかがだろうか。レンタカーでタイのスイス「カオコー」へ!!カオコーへはバンコクから約380kmの道のり。国道や舗装された道路を進むので運転も安心。景色を楽しみながら目的地を目指そう。記事を読む>人気タイ料理ガイヤーンの聖地でいただく「イサーン料理」カオコーに向かう途中に通過する「ウィチアンブリー」。ガイヤーン(鶏の炭火焼)はもちろん、メイン料理に引けを取らない絶品イサーン料理もぜひ味わってみて。記事を読む>ペッチャブーン市内から、いよいよ山道へ山道では山岳民族のカラフルな雑貨や新鮮な野菜や果物が売られていてどれも見逃せない。特に野菜はバンコクより安いので現地レポーターはいつも大量に買ってしまうのだとか。記事を読む>カオコー名物、雲海に包まれる絶景を楽しむ!お宿はお好みのところを予約サイトで探すのがおすすめ。翌朝は陽が昇る少し前に起きてカオコー名物の絶景を楽しむべし!記事を読む>タイオーガニックの先駆者「カオコータレープー・ナチュラルファーム」カオコーにあるオーガニックファームをはじめとする、レストラン、スパ、ショップ、リゾート併設の巨大施設。外からも内からもキレイになれる要素がたっぷり詰まったスポットだ。記事を読む>>>タイの最新情報はこちら
2015年01月09日「ピースウィンズ・ジャパン」と広島県神石高原町は、ふるさと納税の制度を犬の殺処分ゼロに生かす取り組みを行っている。○「ふるさと納税」を犬たちのために!「ふるさと納税」は、任意の自治体に寄付をすると、その額に応じて所得税や住民税が軽減される制度。このほど、災害救助犬の育成や犬の殺処分ゼロに取り組む、ピースウィンズ・ジャパンでは神石高原町と連携し、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」上で、神石高原町とともにふるさと納税を「犬の殺処分ゼロ」に活用するガバメントクラウドファンディングのプロジェクトを開始した。11月11日から開始したプロジェクトは、1週間で計331件481万5,000円を集めた。殺処分ゼロを実現するための犬の養育費・医療費、施設の建設費等として、12月31日までに1億円の寄付を集めることを目標としている。この仕組みを利用して神石高原町に寄付をすると、寄付額の95%が「殺処分ゼロ」をめざすピースウィンズ・ジャパンの活動費に、残りの5%が町の事業費に使われる。また、確定申告をすることにより、寄付額のうち2,000円を除いた額は所得税や住民税から差し引かれる。自治体と民間が連携し、ふるさと納税の制度を殺処分ゼロに生かす取り組みは、全国初とのこと。
2014年11月29日ビックカメラは7月31日、星空観察と撮影を楽しむツアー「白根山と天の川 夏の星空観察&撮影ツアーin丸沼高原」の参加受付を開始した。ツアー日程は8月30日~31日で、代金は参加人数などにより異なるが、大人1人24,800円~となっている。募集締め切りは8月18日だ。白根山と天の川 夏の星空観察&撮影ツアーin丸沼高原は、群馬県利根郡の丸沼高原の標高2,000メートルにある展望台から星空、天の川を観測し撮影するツアー。星景写真家の飯島裕氏を講師として招き、レクチャーの後、撮影実習を行う。事前に申し込めば、星の動きに合わせて動くビクセンのカメラ雲台「ポラリエ」を借りることも可能だ(有料)。なお、天候や気象などの影響で星空撮影ができない場合は、ホテルにて飯島氏によるセミナーを行う。8月23日には、事前セミナーをビックカメラ池袋東口カメラ館にて開催し、撮影方法や必要な機材などについてビクセンの講師がレクチャーする。
2014年08月01日ホットヨガスタジオ「LAVA」が運営する宿泊施設『LAVAビレッジ伊豆高原』での二泊三日のダイエット合宿についての後編。 (前編の記事はこちら) ■ウエスト3cm減のバスタオルエクササイズこの合宿では、多くのテレビや雑誌などで取り上げられて話題になっているバスタオルエクササイズも教えてもらえる。その名のとおり、バスタオルを使ったエクササイズのこと。筋肉は、形状維持をするものなので、きつく巻きつけてエクササイズを行うことでその状態が維持されるというのだ。小山先生の指導のもと、バスタオルを使って身体をこすったり、脚で挟んだり、手で持ったりと様々なエクササイズを行っていく。見た目以上に身体への負担がくるので、普段使っていない筋肉が徐々に悲鳴をあげてくるのが分かる。約1時間、じんわりと汗をかきながらエクササイズをしたあとでウエストを測ってみると、筆者はなんと開始前に比べてマイナス3cm! 参加者の中で最高はマイナス6cmという人も。平均的に2~3cm減るというから驚きだ。このエクササイズは家でも簡単にできるものなので、テレビを見ながらなど空き時間に続けていきたいものだ。■ひと口30回噛むのがダイエットへの第一歩この合宿での食事は「マクロビ風自然食」「酵素断食」「フルーツ&ベジタブル断食」の3つから選ぶことができる。 ダイエットをがっつりしたい、体をリセットさせたいと頑張る人には三日間は酵素ジュースのみの「酵素断食」プランがお勧めだが、今回筆者が体験したのは「マクロビ風自然食」のコース。ヘルシーで量も少なく満足できないのではという予想に反して、出てきた食事はとてもおいしそう! この日の夕飯は、玄米と厚揚げのあんかけを中心とした、全5品。味もしっかりとついていて、全部食べるとお腹いっぱいになる。食べ方にもダイエットへの近道が隠れている。まずは食べる順番。“デザートは最後に残す派”という方もいるだろうが、果物から先に食べるのが効果的。これは、果物に含まれる酵素を先に取り入れ、栄養素を効果的に吸収するためだ。また、ひと口で何回噛むのかも重要。目安としては“ひと口30回”なのだという。参加者達は30回噛むのに苦戦をしていたようだ。自分は早食いだと思っている人は、一度噛む回数を数えてみるといいかもしれない。頭と身体を使ったダイエット合宿はあっという間に終了。今回の合宿での筆者の結果は、体重2kg減、ウエスト3cm減となった。もちろん人により効果は異なるし、今後この結果を持続できるかは自分の「覚悟」次第だ。個人的に気になる点は小山先生に個人レッスンをお願いすることも可能。「正しいダイエットの方法」を3日間で教えてもらえることも魅力だが、自分にあったダイエットの方法をマンツーマンでプロに教えてもらえることが最大の魅力かもしれない。これまで自己流ダイエットで失敗してきて上手く痩せられないと悩んでいる方は、二泊三日で自分を変えるつもりで合宿へ参加してみてはいかがだろうか。■LAVAビレッジ伊豆高原住所:静岡県伊東市八幡野1298-99 公式サイト
2013年01月08日マルハニチロは2013年1月22日、北海道の佐幌高原牛(サホロこうげんぎゅう)の試食などができる、親子向けのイベント「おいしいしあわせ!のヒミツ体験教室」を開催する。同イベントでは、北海道の牧場(上田畜産、十勝北乃夢牧場、南新得牧場)で育った、黒毛和種とホルスタイン種を掛け合わせた交雑種「佐幌高原牛」を体験できる。適度な霜降りとうまみが凝縮された牛肉の部位食べ比べや、牛肉クイズなど、子どもも楽しめる内容となっている。また、牛肉の簡単料理レシピも公開する。開催は2013年1月22日の16時~17時。会場はマルハニチロ本社2階(東京都江東区豊洲)。定員は小学生以上の子どもと保護者12組24名で、先着順で受け付ける。参加は無料。応募はマルハニチロの体験教室事務局まで。詳細はおいしいしあわせ!のヒミツ体験教室で案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日滋賀県に路線を持つ信楽高原鉄道で、今年で15回目となる「サンタ列車」の運行が12月8日から開始された。期間は12月24日(月)まで。クリスマスの雰囲気たっぷりに列車内を装飾し、サンタクロースやトナカイ、タヌキなど楽しげな着ぐるみも乗車。子供たちにはプレゼントも用意される。運行は信楽駅から貴生川駅の往復ルート。料金は大人900円、小人460円。未就学児については、大人1人につき2名まで無賃。原則、往復乗車となる。イベント詳細は信楽高原鐡道で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日長野県・軽井沢町の「軽井沢高原教会」では、季節のイベントとして紅葉のライトアップを11日まで行っている。同教会は90年の歴史があり、軽井沢の変遷を見続けてきた軽井沢を代表する教会。大正時代から多くの文化人が集い、心を寄せる特別な場所となっており、それは今も受け継がれているという。教会前の中庭は、今の時期、モミジやカツラが彩り鮮やか。紅や黄色に染まった景色が美しく、夜は木々を照らすライトアップが幻想的な風景を作り出すという。紅葉に包まれながら、軽井沢の晩秋を楽しめるイベントとなっている。紅葉ライトアップの点灯時間は、18時~21時。ライトアップ期間中は数々の企画も用意されている。まず、「森の中の野外美術館」では、自然の中でさまざまに表情を変える木のオブジェを中庭に展示。人気は3匹のクマとフクロウ。紅葉と一緒に記念撮影ができる。開催時間は9時~21時。「実るメッセージツリー」は、大切な人に気持ちを込めたメッセージカードを、モミジやイチョウの形に織り込んで木の枝のオブジェにつるし、恋と紅葉が実るアート作品が完成する。開催時間は平日9時~20時、土日祝9時~21時。最終日の11日13時30分~14時15分には、「ゴスペル礼拝」を開催。教会でゴスペルを歌い、晴れやかな時間を過ごすことができるという。また、教会に隣接する「星野温泉 トンボの湯」では、信州産のリンゴが1,400個浮かぶリンゴ湯を開催している。開催日は、10日~13日10時~22時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日由利高原鉄道は9月30日、YR1500形3両連結による最後の運行を実施する。YR1500形は由利高原鉄道が第3セクター方式の鉄道会社として発足した当初(1984年)から在籍している車両。老朽化が目立つため、YR3000形への入れ替えが順次進められており、現在在籍している1500形3両のうち、1503号は9月30日をもって営業運行を停止する。このため、1503号の営業運行最終日に、「サヨナラ運転」として在籍3両すべてを連結させて運行させることになった。当日は羽後本荘駅11:52発と14:50発、および矢島駅10:47発と13:54発の列車2往復が運行され、記念切符も発売される予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日