沢田研二(71)が志村けんさん(享年70)の代わりに映画「キネマの神様」で主演を務めると発表された。ネットでは「最高の代役」と喜ぶ声が上がっている。山田洋次監督(88)が「家族」をテーマに制作する同作だが、志村さんが亡くなったことや緊急事態宣言の影響で撮影が中断している。各メディアによると、そんななかで制作陣は「作品を完成させることが志村さんへの供養になる」と考え沢田にオファー。沢田はこうコメントしているという。「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」もともと同じ事務所の先輩後輩という間柄だった沢田と志村さん。テレビやラジオ、そして舞台で何度も共演してきた。「ブレイクの時期が重なる2人は当時、風貌も似ていると話題でした。それを活かし、沢田さんが志村さんの鏡に写された姿を演じるというコントもありました。沢田さんはアイドルにもかかわらず、志村さんの無茶振りにきちんと対応。そのことが、沢田さん人気をさらに押し上げたのです。何より志村さんも晩年に『すごかった』と沢田さんのコントスキルを讃えていました。2人は01年から1年半ほどラジオ番組『ジュリけん』(文化放送)でレギュラーを共にしていましたが、そこでも仲睦まじい様子でした」(芸能関係者)そのため今回の代役にもネットでは《志村さんからジュリーへ! このバトンの引き継ぎはグッとくるものがあるな!》《二人のこれまでの縁、信頼があってこその配役で、志村さんもきっと安心しているんじゃないかなぁ》《志村からジュリーへ!こんな最高な代役ないだろ。。。ジュリーは男だなあ》と喜ぶ声が上がっている。沢田にとって14年ぶりの映画出演となる今作。さらに特別なものとなりそうだ。
2020年05月17日歌手・俳優の沢田研二が、映画『キネマの神様』(2021年公開予定)の主演を務めることが16日、明らかになった。新型コロナウイルスによる肺炎のため3月に死去した故・志村けんさんの役を引き継ぐこととなる。本作は、小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。志村さんは、W主演となる菅田将暉と初共演し、世代を超えた二人一役の主人公を演じる予定だった。3月1日にクランクインし撮影を進めていた同作。物語は過去パートと現在パートにわかれており、3月末に過去パートは撮影終了、4月から現在パートの撮影に入ろうとしていた矢先、新型コロナウイルスによる肺炎が悪化し、W主演の1人である志村さんの訃報が届いたという。同作スタッフは「この作品の撮影を無事に終わらせ、作品を完成させることが、志村さんへの一番の供養になると信じ、このコロナ禍の終息が見えない中、撮影が再開できる日を想像し、志村さんが演じる予定だったゴウのキャスティングを行いました」とコメントを寄せている。志村さんと沢田は、かつては同じ事務所の先輩後輩関係で非常に仲が良く、『8時だョ! 全員集合』『ドリフ大爆笑』などの番組、共同のラジオ番組『ジュリけん』やコントなどで多く共演していた。沢田は志村さんの遺志を継ぎ、14年振りの映画出演、山田監督作品への参加は1982年の『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』以来38年振りとなる。撮影再開については調整中であり、公開に関しては当初予定の2020年12月を見送り、2021年で調整をしていくという。また、山田組一同が、志村さんへの思いを胸に、前を向いていく思いを込めたメッセージビジュアルを作成した。○沢田研二 コメント志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です。○イザワオフィス 代表取締役社長 井澤健 コメント長年親交のあった沢田研二さんがご出演されると聞き、志村けんも大変喜んでいると思います。作品の完成を心待ちにしております。○房俊介プロデューサー コメント人生のおかしさや哀しみ、夢や挫折を背負い、繊細な狂気をまとった主人公のゴウ。志村さんは、この役を演じる事をとても楽しみにしておられました。残念でなりません。心からご冥福をお祈り致します。兼ねてから志村さんと縁が深い沢田研二さんは、誰よりも志村さんの想いを抱きしめ、取り組んでいただけると思います。かつて『男はつらいよ』でご一緒した山田監督は「志村さんとは違うゴウちゃん。沢田研二さんならば、別なゴウちゃんの魅力を引き出してくれると確信しています」と仰っております。周りを包み込む暖かい色気、唯一無二の感性を持ち合わせた沢田研二さんと、新たな『キネマの神様』を描いていきたいと思います。
2020年05月16日派手なアロハシャツにサーモンピンクのパンツ姿の沢田研二(71)を本誌が目撃したのは6月25日。そして隣にピッタリと寄り添っていたのは、茶色のジャケットにジーンズ姿の田中裕子(64)だった。この日は、沢田の71回目の誕生日。横浜市内に住む2人は電車に乗って都心に移動中だった。車内ではガラケーをいじっていたが、有名人夫妻に気づく乗客はいなかった。芸能関係者は言う。「昨年古希を迎えてから、この1年間はジュリーにとって多難の年だったといえます。昨年10月には、さいたまスーパーアリーナで、“ドタキャン騒動”も起こしています。観客の数が、事前に聞かされていたよりも少なかったことに激怒し帰ってしまったのです。大騒動になり、翌日には謝罪会見を行わざるをえませんでした」また今年3月にはショーケンこと、萩原健一さんが死去。「かつてPYGというバンドを組んでいた2人は、解散後もお互いを意識しあっていたのです。萩原さんも著書でジュリーの天才性を褒めたたえていましたが、5月のコンサートではジュリーも『さすがにショーケンが死んだときはこたえた』などと、悲しみを吐露したそうです」この多難な1年を支えていたのが、妻・田中だった。’89年11月に出雲大社で挙式をした2人は、今年11月に結婚30周年を迎えるが、その仲睦まじさは、新婚当時と変わらない。2人は相手が出かけるときは、玄関まで出てきちんと見送るという夫婦のルールもずっと守り続けているのだ。本誌は昨年7月に、田中が乗る車に手を振り続けている沢田の姿を目撃している。それから約1年、田中は最近話題の“グレーヘア”に変身していた。沢田夫妻を知る舞台関係者は言う。「沢田さんは、コンサートで『俺はジュリーじゃない、ジジーと呼んでくれ』と、観客に呼びかけたりもしているように、年を取ることに抗おうとはしません。白髪になったヘアも染めようとはせず、ふだんはあごひげも伸ばしっぱなし。ファンたちも、そんな沢田さんに共感し、応援しているのです。また田中さんは沢田さんの最大の理解者でもあります。ジュリーとおそろいのグレーヘアで、自然体のデートを楽しんでいるのも実に田中さんらしいと思いました」
2019年07月05日詐欺事件で沖縄刑務所に服役している元タレントの羽賀研二受刑者(本名・當眞美喜男:57)と元妻で不動産管理会社代表・當眞麻由容疑者(41)が今月18日、強制執行妨害の疑いで沖縄県警に逮捕。各メディアが大々的に報じた。羽賀容疑者は未公開株の売買をめぐって知人男性から計約3億7,000万円をだまし取ったなどとして、13年4月に懲役6年の判決が確定。被害者男性は貸していた金額も含め、返還を求め提訴。大阪地裁が16年10月に約3億9,000万円の支払いを命じ、17年5月に賠償命令が確定していた。各メディアによると今回の逮捕容疑は17年1月、羽賀容疑者が所有する県内の土地や建物の所有権について麻由容疑者へと移転する登記申請を行い、譲渡したように装った疑い。また県警は詐欺事件被害者への賠償に充てられる不動産を差し押さえから回避するため偽装離婚し、財産分与したように偽装した可能性があるとみて調べているというのだ。「驚くべきお金への執着ですが、今回の事件でかわいそうなのは母親まで逮捕されてしまった8歳の長女でしょう。獄中の羽賀受刑者は、娘の将来を心配していたそうですが……」(ベテラン芸能記者)そんな羽賀容疑者だが、結婚会見のときでさえお金もうけに奔走していたという。「06年9月、一部報道を受けて結婚会見することになった羽賀受刑者。当時は宝石ビジネスを手がけていましたが、会見場所はその営業先の長野県松本市。会見前後に時間を惜しんでは、せっせとマダムたちに宝石を売りさばいていました」(ワイドショー関係者)羽賀容疑者が外の空気を吸える日は、まだまだ先になりそうだ。
2019年01月23日国内外の主要な美術館にコレクションされ、世界的に活躍する陶芸家・黒田泰蔵の美術館では初となる個展「黒田泰蔵 白磁」が、2019年1月12日から4月9日まで、静岡のヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。《白磁 梅瓶》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto空間に溶け込むように静謐でありながら、緊張感あふれる力強さをもつ陶芸家・黒田泰蔵の白磁。1966年、20歳の若さでパリに渡り、のちの人間国宝となる陶芸家の島岡達三と運命的な出会いを果たした黒田は、カナダで陶芸を始めた。日本に帰国した後も、黒田はさまざまな技法で精力的に作陶に携わっていくが、45歳の時、「轆轤成形、うつわ、単色」という3つの条件を自身に定め、白磁のみの制作に傾注する。本展は、アメリカ・オハイオのクリーブランド美術館やニューヨークのブルックリン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、国内外の主要な美術館にその作品がコレクションされ世界的に知られる、黒田の美術館で初となる個展。轆轤に初めて触れてから約半世紀の後に辿り着いた白磁の現在を、黒田の代名詞といえる円筒を始め、梅瓶や花入、台皿などさまざまな白磁の最新作で展観する。磁土との対話の中、個を極限まで消していくことで純化された白磁がみせる抽象の世界。轆轤の回転が生み出す柔らかで張りのあるフォルム、釉薬を用いず、焼締めの後に磨かれた表面の艶やかな陰影、宙空へと薄く挽き上げられた口縁など、その美しさの特質には枚挙にいとまがない。《白磁 花入》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto会期中の2月下旬頃には、展覧会カタログが刊行。美術館の展示風景や出品作品の図版だけでなく、40年近く伊豆に窯を構え制作してきた作家の貴重なアトリエ風景が収録される。また、毎週土曜日の14時15分からは、会場にて担当学芸員が展覧会概要と作品の解説を行うギャラリートークが開催。申込不要で、当日の観覧券を持って直接会場へ行けば参加できる。クレマチスの丘にあるケヤキの緑に囲まれた和食の店、日本料理テッセンの1階にある「うつわ茶房 KEYAKI」でも、「͏黒田泰蔵展」が同時開催。2019年1月12日から4月9日の会期中、ヴァンジ彫刻庭園美術館で展示される作品とは別の白磁作品が展示される。静岡の地でうつわの可能性を追求し続けてきた黒田の、究極の白磁を堪能してみては。【展覧会情報】黒田泰蔵 白磁会期:2019年1月12日〜4月9日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1時間:1月10:00〜16:30、2・3月10:00〜17:00、4月10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:1〜3月 大人1,000円(900円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料4月 大人1,200 円(1,100円)、高・大学生800円(700円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体割引休館日:水曜日
2018年11月27日横浜市内の自宅に集結した報道陣の前に姿を現した沢田研二(70)は、まさかのスーツ姿だった。レコーディングに出かけるにもヨレヨレのTシャツ姿ということがほとんどの沢田だが、よほどの覚悟を決めていたのだろう。「近所に公園があるので……」報道陣を小さな公園へいざない、始めたのは30分近くにも及ぶ“謝罪会見”。「いちばんの原因は、僕自身にさいたまスーパーアリーナでライブをやる実力がなかったことだと思います。ホントに取り返しのつかない結果になったことに、心よりお詫び申し上げます」そう言って、深々と頭を下げたのだ。10月17日、さいたまスーパーアリーナで勃発した“ドタキャン騒動”。会場は可動式で3万人以上の観客を収容することができる。だがその日集まったのは7千人にすぎなかった。「僕は9千人と聞いていたのに、(実際は)7千人。(客席も)空いているところが多すぎた」それが土下座して詫びるスタッフを尻目に会場から無理やり引き上げた理由だった。結局翌日の18日には謝罪会見を行ったわけだが、昔から沢田を知るレコード会社関係者は言う。「ジュリーのプライドの高さは、この業界では誰もが知っています。ガラガラな客席にブチ切れて帰ってしまうなんて、むしろ彼らしいという気もします。それよりもマスコミ嫌いの彼が、カメラの前で頭を下げるなんて、本当に驚きました」実は会見終了後、本誌は沢田にいくつか質問を投げかけている。――今回の件について、奥さんの田中裕子さん(63)とはお話ししたのでしょうか?「いや、まぁ事情は全部話してあります」――どんなことをおっしゃっていましたか?「『(どうするかは)お父ちゃんが考えることやからね』、と。いまも支えてくれている?……そうですね」苦い笑いを浮かべていた沢田。この苦笑に隠された意味について、沢田夫妻の知人は言う。「日常生活での細かい夫婦喧嘩はあっても、お互いの仕事スタイルには口を出さないのが沢田夫妻の流儀。沢田さんが反原発ソングを歌っても、政権批判を繰り広げようとも、田中さんはずっと見守ってきました。でも今回は7千人のファンを置き去りにしたわけですからね。田中さんも今回のドタキャンについては怒っていたそうで、自分の音楽活動については唯我独尊の沢田さんもトラブルのいきさつについて奥さんに説明せざるをえなかったようです。夫妻は結婚28年目ですが、沢田さんの仕事について田中さんが叱るのは恐らく初めてのことだと思います」そんな愛妻の怒りに、さすがの沢田も“カッコつけさせてくれ”と言っている場合ではなくなったようだ。
2018年10月26日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(55)が、21日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、歌手・沢田研二(70)が17日開催のさいたまスーパーアリーナ公演をドタキャンした問題についてコメントした。沢田は、当初9,000人の観客を予定していたが、実際には7,000人だったことから開演直前に中止を決断。会場を押さえる際、イベンターには、集客できないと判断した場合は、断るようにとあらかじめ頼んでいたという。中止の翌日、報道陣の取材に応じた沢田は、「事務所もイベンターさんもやりたいというのが大前提ですので、そこのところが僕とは違う」と語り、「ファンの方たちには甘えさせてもらっているのかもしれないけれども、初めて僕のコンサートを見に来られた方もたくさんいらっしゃると思うので、そういう方たちには本当に申し訳なかった」と謝罪していた。このことについて松本は、「芸能界あるあるですよね」と指摘。スタッフから企画を持ち込まれた際、松本は「長い経験で分かるけど、それたぶんうまくいかないですよ」と正直にアドバイスするもスタッフは「大丈夫です!」と押し切り、結果的にうまくいかずに「すみません……」と謝られたことが度々あったという。自身の体験を振り返りながら、「お客さんが集まらないのは、だいぶ前から分かってたはず。それを黙ってたんですよ。当日分かったとしてもさすがにやめないだろうと高をくくってたのも僕はイヤ」とスタッフの対応に嫌悪感。「プロならちゃんと歌えよという意見もあるかもしれないけど、イベンターのプロ意識はどうなんだという話になる」と責任も追及する。さらに、「プロで約束したのなら、ちゃんと満員にしたってくれよ」と訴え、「歌いながら客がスカスカだったら、『俺、言ったよね…俺、言ったよね…』ですよ」と沢田の心境を推測。「絶対にパフォーマンスできないですよ」と断言して沢田に同情していた。
2018年10月21日10月17日、沢田研二(70)のさいたまスーパーアリーナ公演が開演直前に突如中止となった騒動。各スポーツ紙によると開場時間である午後3時30分を過ぎた頃に中止の案内が流れ、さらに「契約上の問題が発生したため、中止とさせていただきます」という貼り紙もなされたという。今回の件について翌18日、沢田の公式サイトに謝罪文が掲載された。そこでは「10月17日のさいたまスーパーアリーナ公演は契約上の問題が発生した為、急遽中止させていただくこととなりました」と改めて説明されており、「ご来場いただきましたお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」ともつづられている。「沢田さんは04年10月にも茨城・水戸の県民文化センターでのコンサートを直前で中止にしていました。その際は主催側が『開催に際しての事前の取り決めごとを実現できなかった』と謝罪していました」(ステージ関係者)沢田にとって2度目のドタキャンとなった今公演。中止の理由も漠然としており、Twitterでは「プロとしてどうなのか?」と疑問の声が上がっている。《客は関係ないし、客が不利益を被る結果にしたのは事実。これはプロとして猛省しないといかんね》《ファンのことは主催者もジュリー側も何も考えてないな》《本人が出てきて、拡声器でファンにコメントとか、アカペラで1曲とかすれば、ファンは喜んだかもね。説明が少なくて、遠方から来たり、予定を調整したりした人は、気の毒すぎる》だがいっぽう、多くのファンからは擁護の声が上がっている。《ジュリーにはジュリーの考えがあっての事!それで離れていくなら結構よ!健康に問題ないのならもう云う事無し!何があってもジュリーを支持します》《何十ヶ所も回っとればひとつやふたつトラブルもあるわ それを騒がずに受け入れるのがジュリーのファンなんだわ》《ジュリーはファンを信じてくれてるから中止にできたんだと思うよ。騒ぎ立てたり離れていったりしないって信じてくれてるんだと思う。ずっと前から変わらないスタイル と思ってるわたしは倖せだぁね》沢田はいま、何を思うだろう――?
2018年10月18日人気男性デュオ・コブクロが4月11日、日本テレビ系『スッキリ』に生出演。この日の出演前に描いたというスッキリMC陣の似顔絵を公開したところ、黒田俊介(41)の絵が“画伯”だとネットで話題を呼んでいる。 番組では、今年で結成20周年を迎えるコブクロが新曲「ONE TIMES ONE」を生披露。その後のトークでは、「絵が得意だ」という小渕健太郎(41)が描いたイラストが公開された。毎年カレンダー化されているほどの実力にMCの加藤浩次(48)らも感嘆の声をあげた。 さらにコブクロのふたりが出演前に加藤、近藤春奈(35)、水卜麻美アナウンサー(31)の似顔絵を紹介。小渕のプロ顔負けの似顔絵に「いいですね!」「特徴捉えてますよ」と加藤も満足気。 いっぽう黒田の絵が映されると、加藤が「これは事件です」とバッサリ。キャンパスに小さく描かれた水卜アナと思われる似顔絵の頭上には横長の物体が。春奈に「これはブーメランですか?」とツッコまれた黒田は「違うんですよ!髪を結んでいる感じを出そうとしたらこうなって」と弁明。スタジオは爆笑の渦に包まれた。 黒田が「オシャレなシャツの胸元が開いていたのを表現したかった」という加藤の似顔絵は、肩がぐにゃりと曲がっており、春奈の似顔絵は腰から両腕が伸びているように見える仕上がり。ついには加藤から「黒田さんは今後一切(絵を)描かないでください」とツッコまれていた。 黒田の絵に、ネットでは「黒田さん、なかなか画伯(笑)」「アメトーークに出るのも時間の問題」「絵心ない芸人にぜひお願いします」「黒田さんの絵はちょい狂気」と話題になっている。
2018年04月11日9月下旬の昼1時ごろ、東京・渋谷区内の裏通りを1組のカップルが手をつないで歩いていた。黒いワンピースを着た美女は、トップモデルの黒田エイミ(29)。2人は関係を隠す様子もなく、幸せオーラを振りまいている。 黒田といえば、前カレが松田翔太(32)だったことでも有名だが、いったい横の男性は誰――?慌てて彼女のインスタグラムをチェックすると、驚きの報告が出ていた。 《結婚しました※これからもよろしくお願いします》 9月20日付けで、なんと結婚を報告していたのだ。 「お相手は、日本を代表するヘアメークアーティストのDai Michishitaこと道下大さん(45)です。2人は10年来の友人でしたが、1年くらい前から交際。7月ごろに入籍して、9月上旬に旦那さんの出身地・広島で親族、友人を招いて結婚式を挙げたんです」(黒田の知人) 道下といえば、日本のアーティスト以外にも、キーラ・ナイトレイ(32)やキャリー・アンダーウッド(34)、サラ・ジェシカ・パーカー(52)ら、ハリウッド・セレブとも仕事をしてきた、日本を代表するヘアメークアーティスト。ニューヨーク生活が長かったが、5年前に帰国している。 結婚はSNSで報告していた黒田だが、本誌が目撃したワンピース姿の黒田は、お腹がふっくら大きくなっていた。 「じつは彼女、発表していませんが、現在妊娠7カ月だそうです」(前出の知人) 2人がじつにゆったりとした歩調だったのは、彼女のお腹を気づかっていたのだろう。元カレの松田は、秋元梢(30)と結婚を噂されながら、なかなかゴールインしないまま。黒田は「お先に!」とばかりに、幸せのランウェイを新郎と歩き始めていた――。
2017年10月03日12月初旬、都内ホテルで伊勢丹の顧客に向けたレセプションが開催された。今回、そこで舞台に立ったのは、NYを拠点に活躍するジャズトランペッターの黒田卓也氏。9月に発売されたニューアルバム「Zigzagger(ジグザガー)」の日本ツアー直前の黒田氏に、アルバムの制作秘話やクリスマスの過ごし方について話を聞いた。ジャズトランペッターの黒田卓也ーー前作「RISING SON」から、約2年半ぶりにリリースされた「Zigzagger」は、黒田氏のセルフプロデュース作となり、趣が大きく変わった印象を受けました。アルバム制作は、どのように進められたのでしょうか?黒田さん:前回と比べ、今回は時間的な余裕があったので、自分の作曲ややりたい音楽をとことん追求しようという意気込みがありました。本番のスタジオ収録前に、バンドメンバーに自分が作ったデモ音源を聴いてもらって、アルバム全体のイメージを固めていった感じです。アルバム「Zigzagger(ジグザガー)」ーー色鮮やかなジャケット写真はどのように作ったのでしょうか?黒田さん:アルバムのジャケット写真は、友人のモロッコ出身のカメラマン、ハッサン・ハジャージ(Hassan Hajjaj)に撮ってもらいました。ただトランペットを持ってクールな感じで佇んでいる、みたいなものは過去の作品でやったことがあったので、見た人が“何コレ!?”と思うようなインパクトのある写真がいいな、と思って。衣装も彼が用意してくれて、こんな奇抜なジャケットになりました。今回のアルバムは、音楽もファンキーで尖ったものに仕上がったので、ジャケットもそれと連結していると思っています。NYでは、周りにスタイリストやカメラマン、デザイナーの友達がたくさんいるので、いつも手伝ってくれるんですよね。チームにはすごく恵まれていると思います。ーークリスマスや年末はどのように過ごしますか?黒田さん:クリスマスはいつもツアーやライブが入ったりして、仕事をしていることが多いかもしれません。正月は帰省して、地元で過ごします。僕の生まれ育った神戸にジャズクラブがあって、毎年31日には、そこのカウントダウンパーティでライブをやるんです。僕は中高とジャスのビッグバンドに所属していて、その中にはプロになった人もけっこういて、みんな帰ってくるので、集まってライブをやるとけっこう豪華な顔ぶれになるんですよ(笑)。ーークリスマスの1曲といえば、何をおすすめしますか?黒田さん:ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)の「This Christmas」ですね。クリスマスの曲は、季節もののネタという印象が強くて、実はあまり好きじゃないんですが…。この曲はもともと好きで、自分流にアレンジして演奏してみたらしっくりきました。「Zigzagger」では、リラックスした気持ちで自分らしい音作りが出来た、と語る黒田氏。お気に入りの1曲は、9曲目の「グッド・デイ・バッド・ハビット」だそう。12月23日、20時からは、新宿駅新南改札外の「Suicaのペンギン広場」にて、音楽イベント「Station LIVE in Shinjuku」に出演予定。クリスマスの一夜は、ステキな音楽を聴いて過ごしてみてはいかがだろうか。
2016年12月20日エディットフォールル(EDIT.FOR LULU)とヴィンテージ好きとして知られるモデル・黒田エイミ、そしてスタイリストNIMUによるコラボレーションウェアが登場。2016年5月19日(木)から発売される。70年代のロンドンヴィンテージからインスピレーションを得て、リラックス感が漂うウェアが揃う。ブラックを基調に、ピンクとホワイトの小花が咲くシックなフラワープリントは、サテンガウンとチュニックワンピースに仕上がった。他にも、カットオフデニムパンツや、艶やかな生地が特徴のサロペットが展開される。どのアイテムも、より体を美しく見せてくれるサイズ感や素材にこだわっている。【商品詳細】黒田エイミ×EDIT.FOR LULU×スタイリストNIMU発売日:2016年5月19日(木)アイテム:・フラワーサテンプリントガウン 39,000円+税・袖カットオフデニムパンツ(各2色) 22,000円+税、39,000円+税・フラワープリントチュニックワンピース 28,000円+税・サロペット(各2色) 32,000円+税取り扱い:ルミネ新宿店、名古屋店、大阪店
2016年05月15日イラストレーターの黒田潔による個展「Rain」が、1月16日から31日まで代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリーにて開催される。黒田潔は東京都出身のイラストレーター。アートディレクターとして広告や雑誌のアートワークなども手掛けている。15年7月には東京・恵比寿のPOSTで展覧会「Water」を開催。グラスに注がれた水、水をかけられたポット、水面から顔を出す北極グマなど、“水”にまつわる数々の作品を発表した。今回開催される展覧会では、人物や髪、印刷物などといった、これまであまり描いてこなかったモチーフを採用した新作を披露。湿気や湿度といった目に見えないものや、それぞれのモチーフが持っている空気感や感情から連想する“水っぽさ”や“水分”が線画で表現されている。黒田は個展開催に際し、「今回の展覧会では、水分が人の感情や心理状態にも与えるイメージを、線画という手法で描きました。雨の日に、部屋の中で雨音を聞きながら本を読んでいると、いつもより作品の世界に深く入り込んだり、遠い昔の記憶や匂いを思い出してハッとする経験が良くあります、本の世界と現実の世界が、混ざるような感覚をイメージしながら、作品を制作しました」とコメントしている。【イベント情報】「Rain」会場:代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリー住所:東京都渋谷区 猿楽町17-5会期:1月16日~31日時間:7:00~翌2:00
2016年01月12日教科書に必ず載っている超有名画家、黒田清輝(1866~1924)。彼の代表作などを集めた大回顧展、特別展『生誕150年 黒田清輝 ─日本近代絵画の巨匠』が2016年3月23日から上野の東京国立博物館で開かれます。子爵の家で育った黒田清輝は、17歳で法律を学ぶためフランスに留学します。しかしパリ滞在中、進路に迷い、画家になると決意。法律学校をやめて絵を学びます。やがてフランスで画壇デビューを果たし、才能を認められたあと帰国。日本で画家として活躍しながら後進の指導も行い、日本美術の近代化に尽力しました。本展では、黒田の初期から晩年までの代表作をまとめて展示。さらに、師ラファエル・コランやミレーなど、黒田がフランスで影響を受けた作品もパリのオルセー美術館などから来日しています。オススメの作品は、黒田の最高傑作《湖畔》。切手にもなった有名な絵で、きっと一度は教科書で見たことがあるはず。日本でもっとも美しい肖像画ともいわれ、黒田は後に本作のモデル、照子と結婚しました。また、フランスの展覧会で初入選した記念すべき作品《読書》も見どころのひとつです。この絵のモデル、マリアはフランス留学時代の恋人。本を読む女性の姿が描かれた本作は、穏やかな雰囲気が漂う美しい作品です。本展では、黒田清輝の画業だけでなく、その人生も詳しく紹介されています。進路や恋に悩む等身大の姿を知ると、巨匠にちょっと親しみを感じるかも。ぜひ美術館に足を運んでみて。イベントデータ:特別展『生誕150年 黒田清輝 ─日本近代絵画の巨匠』会期:2016年3月23日(水)~ 5月15日(日)※休館日は月曜日(ただし、3月28日(月)、4月4日(月)、5月2日(月)は開館)時間:9:30 ~ 17:00(金曜日は20時まで、土・日曜、祝日、5月2日(月)は18時まで)※入館は閉館の30分前まで会場:東京国立博物館 平成館料金:一般 1,600円/大学生 1,200円/高校生 900円/中学生以下無料
2016年01月02日●やるときはやるタイプニコニコ動画やYouTubeでの動画の視聴回数が6,000万回を超える人気フリーゲームの映画化第2弾『青鬼 ver.2.0』が7月4日から公開される。館に閉じ込められ、"青鬼"と呼ばれる怪物に襲われる主人公・ひろし(中川大志)らを助けようとするヒロイン・杏奈を演じたのが、女優の平祐奈(16)。今回のインタビューでは、撮影現場での恐怖エピソードを告白したほか、遠足で訪れたお化け屋敷体験や14歳年上の姉・平愛梨とのやりとりなど、かわいらしい素顔をのぞかせてくれた。――杏奈役に決まったときのことを教えてください。マネージャーさんからの今年初めての電話で聞いて、すっごくうれしかったんですが、わたし、普段から幼く見られて中学生の役が多いんです。それが今回は自分と同じ高2の役ということで、大丈夫かなと不安もありました。――ホラー作品という部分での意気込みは?ホラーって聞くと怖いですけど、でも"青鬼"の場合は、ほかのホラーと違ってゲームということもあるのか、怖いだけじゃなくてちょっとおもしろくてワクワクドキドキする感じがあるので、その世界にわたしも入れるんだ! っとワクワクしました。――杏奈は学級委員としてシュンくんの家を訪ねます。平さん自身は学校でどんなタイプですか?わたしも小学校や中学校で委員長をやってたんです。だから一見、まとめられなそうに見えて、やるときはやるタイプかもしれません(笑)。今回の杏奈はちょっと自分に近い感じだったんですが、ただとにかく高2に見えるかどうかが心配で。わたしと(中川)大志くんが最年少だったんですけど、わたしと大志くんじゃ同じ年に見えないし(笑)。――もしも平さんが実際に"青鬼"と出会ったら、どうします?絶対無理! 逃げますね。だって青鬼に会ったら食べられちゃうんですよ。しかもなんかグロかったりするし。でも逃げ切る自信もないから、とりあえずあるところまでは逃げて、青鬼が入れなそうな場所に隠れますね。――今回の作品ではどんなところを楽しみにしてほしいですか?そうですね。青鬼もですけど新しく出る"フワッティー"とか、かわいい顔をしているのに怖いっていうのがいいですよね。あと、みんなが入っていく館の"ジェイルハウス"。撮影で使ったあの建物に、撮影期間中、わたしたち実際に泊まってたんです! 本当に怖くて。入った瞬間になんだか空気感というか、色が違うんですよ。壁とかに×印とかがあったり、エレベーターに乗ると降りるときになかなか開かなかったり、ちゃんと押した階に着かなかったりして。みんなひとり部屋だったんですが、シュンくん役のタモト清嵐くんが、「祐奈ちゃんの部屋が一番(幽霊が)出るらしいよ」とか言ってきて! 寝られないじゃん! って。大志くんも「そうだよ、出るらしいよ」って。もう乗らないでよ! って感じでした。――お化け屋敷とか苦手ですか?実は1回、学校の遠足で行ったことがあって。そのときに初めてお化け屋敷に入ったんです。真っ暗で何も見えないから本当に怖くって、左右どっちに行けばいいのか分からないし、壁をたたいて壊しちゃったんです。そしたら上からアナウンスで「右に行ってください」って言われちゃって(笑)。すごく怖かったんですが、リベンジしようと思って、その後、友達を連れて行ってみんなを怖がらせました(笑)。自分はどこで何が出てくるか知っているので、全然怖くなくて。みんなを怖がらせて楽しんでました(笑)。●姉・愛梨が演技に悩んだ末の奇行――お姉さんの平愛梨さんも活躍されていますが、お姉さんは今回の出演に対して何かおっしゃってました?「よかったね。おめでとう!」って言ってくれました。お姉ちゃんもいま『呪怨 -ザ・ファイナル』に主演してるし、「姉妹でホラーだね、うれしいね」って。ただ今回、わたしはきゃ~とか叫ぶシーンとかないんですけど、お姉ちゃんは怖いシーンが多くて、台本も読めないときがあったんですよ。本気でおびえてて。あと、「キャー」ってどういう風に言えばいいんだろうってお姉ちゃんが悩んでるときがあったんですけど、あるとき、私が台本を読んでいたら、お姉ちゃんが後ろから急に肩越しに「ふふふ」って現れて。ビックリして「きゃ~!」って反応したら、「それだ! ありがとう」って参考にしてました(笑)。――6人兄妹ということですけど、大変なことは? 楽しいことが多い?すごく仲良しなので楽しいです。お姉ちゃん以外の4人はお兄ちゃんなんですけど、みんなもう大人なんです。わたしは末っ子で。年が離れていて会えなかったりするので、兄弟でLINEのグループを作って毎日連絡を取り合ってます。――平さんは琉球舞踊やジャズダンス、クラシックバレエや、トランペット、フィギュアスケートもできるそうですね。好奇心が旺盛なんです。例えば、自分の中でフィギュアだったら1回転できるようになりたいとか目標を決めて、それができたら次は別のことをやるみたいな感じですね。――女優業にも役立つかもしれませんね。これから女優として具体的にやりたいことはありますか?『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』という主演を務めた作品で、初めて役柄で新しいことに挑戦したんです。テニスだったんですけど。学校が終わってから、テニスの練習に行って、やってよかったと思えることがたくさんありました。今挑戦したいのはアクションです。あと、着物が大好きなので時代劇にもチャレンジしたいですね。――最後に『青鬼 ver.2.0』での平さんの役と、作品全体のアピールポイントを教えてください。杏奈はシュンくんと一緒にいて、ゲームを見ている立場です。みんなを心配している気持ちの強い女の子だと思います。作品に関しては、ホラー映画というよりも、ゲーム感覚で楽しんでもらえたらいいなって思います。(C)2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会■プロフィール平祐奈1998年11月12日生まれ、兵庫県出身。小学6年生のときに是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに合格し、女優デビューを果たす。モデルとしても活躍。6人兄弟の末っ子で、女優の平愛梨を姉に持つ。『貞子3D』で石原さとみの少女時代を、『紙の月』で宮沢りえの少女時代を務めた。今年4月に公開された『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』で映画初主演。2012-2013年度おはガールとしてシングル5枚、ベストアルバム1枚をリリースしている。NHKEテレ「Rの法則」にレギュラー出演中。映画『青鬼 ver.2.0』の公開初日となる7月4日にはシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、イオンシネマ板橋で舞台あいさつを行う。
2015年07月03日人気フリーホラーゲームを原作とした映画の第2弾『青鬼 ver.2.0』(7月4日公開)の予告映像が24日、公開された。原作は、ゲーム製作者であるnoprops氏がRPGツクールで制作したホラーゲーム『青鬼』。複雑な謎解きや仕掛け、突然現れてプレーヤーに襲いかかる青鬼に加え、不気味なBGMと恐怖感をあおる演出で話題に。無料でダウンロードできるフリーソフトとは思えないクオリティーの高さから多くの支持を集め、昨年にはAKB48の入山杏奈主演で実写化第1弾となる映画『青鬼』が公開された。公開された予告編は、不登校中のクラスメート・シュンの様子を見に彼の家を訪れたひろしと杏奈が、怪物が出るとうわさされる屋敷「ジェイルハウス」へと引きずりこまれる場面から始まる。ゲームとリンクした空間の中で、恐怖も難易度もバージョンアップした謎を解き明かそうと奮闘するひろしたちの姿が描かれ、さらに、青鬼や青鬼亜種のフワッティーが襲いかかる迫力のシーンも登場する。ひろしを演じるのは、これが映画初主演となる若手俳優・中川大志。連続ドラマ『家政婦のミタ』の長男・阿須田翔役で注目され、『水球ヤンキース』、『地獄先生ぬ~べ~』と、立て続けに注目のドラマでレギュラー出演を果たしてきた。中川は本作について、「軽い気持ちで映画館へ行って、あとでびっくりしていただきたい」とオススメの鑑賞方法を語りつつ、「人間模様も丁寧に描かれているので、見終わった後に何か残っていただけたらと思います」とコメントを寄せた。ヒロインの杏奈を演じるのは、『奇跡』(2011年)や、『紙の月』(2014年)などの映画へ出演し、女優の平愛梨の妹としても知られる平祐奈。「この作品と出会ってから、ホラー作品を楽しみに見るようになりました! だから、グロいけれど、わたしみたいにホラーを克服できる人がいるかもって思います」という平は、「普通のホラーと『青鬼』は違うので、ゲーム感覚で楽しみにしてほしいですね」と、ホラー初心者に向けたコメントを披露する。一方、ひろしの相棒・卓郎を演じる俳優の松島庄汰は、「無駄にリアルな青鬼に期待ですよ!バージョンアップですから」と自信をのぞかせた。共演にはほかにも、CanCam専属モデルでグラビアでも活躍する女優の久松郁実、俳優の勧修寺玲旺、タモト清嵐らフレッシュなキャストがそろう。(C)2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会
2015年06月24日その後6月16日、黒田総裁は「円安を望んでいないと言ったわけではない」と釈明をしており、やはり実質的な円高を望んだわけではなさそうです。それを受け、一旦は円高に振れた米ドル・円相場も再び円安(米ドル高)に戻しています。米国の利上げに注目が集まるなか、今後も要人の発言には要注意です。ドル・円為替レートの推移(日次、期間:2015年4月30日~2015年6月17日)●ピクテ投信投資顧問が提供する、「ボンジュール」からの転載です。
2015年06月18日人気フリーホラーゲームを原作とした映画の第2弾『青鬼 ver.2.0』(7月4日公開)が、映画史上初となる「間違い探し」上映を行うことが3日、明らかになった。本作では、劇場公開に先駆け、ニコニコ生放送にて7月4日の0:00から本編の世界最速上映を実施。本企画は、そのニコ生版と劇場版を見比べて、劇中の5カ所に仕掛けられた「間違い」を見つけ出すというものだ。このような形で映画館とニコ生がコラボイベントを行うのは、映画史上初のこととなる。賞品として、5カ所すべての「間違い」発見者から抽選で1名に、ファンの間では"ハンペン"と親しまれている青鬼の亜種「フワッティー」の世界で1体しか存在しないフィギュアがプレゼントされる。さらに抽選で100名には、正解者の名前が入った「特製"正解認定"カード」が贈られる。ニコ生で行われる『青鬼 ver.2.0』最速上映の料金は、7月3日の23:59まで販売される前売り券が1,300ポイント(1,300円)、7月4日0:00から8月1日21:00まで販売される当日券が1,800ポイント(1,800円)となる。「間違い探し」は、7月4日より公式サイトに設置される解答フォームより応募ができる。本作は、ニコニコ動画などで関連動画が6,000万回以上も視聴され話題になったフリーホラーゲーム『青鬼』を原作とした映画の第2弾。不登校中のクラスメート・シュンの様子を見に彼の家を訪れたひろし(中川大志)と杏奈(平祐奈)が、怪物が出るとうわさされる屋敷「ジェイルハウス」へと引きずりこまれたことから物語は展開する。(C)2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会
2015年06月03日ニコニコ動画などで関連動画が6,000万回以上も視聴され話題になったフリーホラーゲーム原作の映画『青鬼 ver.2.0』(7月4日公開)の第2弾予告動画が30日、公開された。映画化第2弾となる本作は、前作に引き続きゲーム製作者であるnoprops氏がRPGツクールで制作したホラーゲーム『青鬼』が原作。不登校中のクラスメート・シュンの様子を見に彼の家を訪れたひろし(中川大志)と杏奈(平祐奈)が、怪物が出るとうわさされる屋敷「ジェイルハウス」へと引きずりこまれたことから物語は展開する。「ここにはバケモノが出るってうわさがあるよな」と「ジェイルハウス」へと向かうひろしたちの姿からスタートする動画。今回は、新登場キャラのフワッティーのシーンが初公開となっており、ゆるいビジュアルに油断する一行を、フワッティーのバージョンアップアタックが襲う。最後には、怪しげに走り寄ってくる青鬼の様子も見ることができる。また、5月2日からは前売り鑑賞券(1,300円/税込み)の販売を開始。青鬼とフワッティーがプリントされた「ゆるコワ 特製クリアファイル」が先着でプレゼントされる。ホラーゲーム『青鬼』は、複雑な謎解きや仕掛け、突然現れてプレーヤーに襲いかかる青鬼に加え、不気味なBGMと恐怖感をあおる演出で話題に。無料でダウンロードできるフリーソフトとは思えないクオリティーの高さから多くの支持を集め、昨年にはAKB48の入山杏奈主演で実写化第1弾となる映画『青鬼』が公開された。(C)2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会
2015年04月30日LINEクリエイターズスタンプに29日、広島東洋カープの黒田博樹投手のスタンプが登場した。黒田投手本人も、クオリティの高さに驚いたという出来栄えで、価格は100円。スタンプの名称は「黒田博樹」となっている。黒田博樹投手は、今シーズンより古巣である広島東洋カープに復帰。29日には、復帰初戦を勝利で飾っている。同日発売されたスタンプは、1セット40種類で、「任せろ!」や、「君ならできる!」、「次は必ず!!」といった、“男気”溢れるものから、「ZZZ……」、「広島NOW」、「LUCKY」など、ユニークなものまで、様々な黒田投手を楽しむことができる。黒田投手は、「僕自身あまりイメージのない分野だったが、出来上がりのクオリティの高さに驚いている。日常のコミュニケーションツールとともに野球観戦のアイテムとしても使ってもらえれば」とコメントしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月30日スカパーJSATはこのほど、「スカパー! プロ野球セット」の最新TVCMとして、広島東洋カープ・黒田博樹投手が出演する「スカパー! プロ野球『黒田博樹登板篇』(15秒/30秒」を全国で放送開始した(一部地域除く)。同CMは全国放映となっているが、黒田選手は全国で放映されるCMに出演するのは初めてとのこと。スカパー! も、プロ野球のTVCMを単独の現役選手で制作したのは、今回が初めてだという。チームの垣根を越えた日本球界を象徴するプレーヤーとして、プロ野球を盛り上げてほしいという思いを込めて制作した。CMは「また日本に戻ってプレーすることがあるならば、このチームしかない。そう言い残し彼は海を渡った」というナレーションからスタート。バックヤードからグラウンドへ続く階段、そしてベンチと、登板前の黒田選手の姿を再現した映像が流れる。手に握ったボール、背番号「15」をつけた黒田選手の真っすぐな視線が、並々ならぬ覚悟を感じさせる。撮影は3月16日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島で実施。無事に撮影を終えた黒田選手は、「野球に注目してもらい、人気が高まれば、出演したかいがある」とCMに期待を寄せていたという。
2015年03月26日音楽ユニット・B’zの書き下ろし曲「RED」が、広島東洋カープ・黒田博樹投手のマツダスタジアムでの登場曲として使われることが、このほど明らかになった。黒田投手は2015年、大リーグ・ヤンキースから8年ぶりに古巣に復帰する。今回の登場曲誕生は、黒田投手が今年2月にアメリカ・ロサンゼルスでB’zの松本孝弘さんと食事をし、意気投合したことがきっかけだという。翌々日には黒田選手が直々に登場曲を依頼した。B’zはこれまで「ultra soul」(世界水泳)など、スポーツ大会の曲を書き下ろしてきたが、特定のアスリートのための曲を手掛けたのは今回が初めて。全国ツアーの合間を縫いながら、黒田投手をアメリカから帰って来たサムライにイメージを重ねて曲作りを行い、復帰を飾る「RED」を完成させた。B’zの曲を高校生くらいの頃からよく聞いていたという黒田投手は、完成した曲を聴いて「曲・歌詞とも本当にカッコいい」と大変満足した様子だった。タイトルの「RED」については、「カープのチームカラーですし、一番先にカープを連想するようなタイトルで素晴らしい」と絶賛している。また「松本さん、稲葉さん始め、曲作成に携わっていただいたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。いいピッチングをして少しでも恩返しができたらと思います」と意気込みを語った。B’zの松本孝弘さんは「開幕まであまり時間がなかった」とタイトなスケジュールの中での曲制作だったことを明かした上で、「ミュージシャンとして興味深く、よい楽曲ができそうな予感はありました」とコメントした。「カントリーミュージックの代名詞的な楽器、バンジョーのリフから始まるのは、アメリカから帰って来たサムライといった感じのイメージ」と語っている。稲葉浩志さんは詞について、「どんな試合でも粘り強く寡黙に投げるという、男なら誰でもしびれるような黒田投手のイメージがありますが、他人には見せないであろう葛藤なども想像しながら言葉を選びました」と説明した。「単なる黒田投手のテーマソングではなく、それを歌う私や聞き手も自分を投影できる、B’zの作品になったと思います」。同曲は、黒田投手のマツダ スタジアム公式戦初登板で初披露となる。この曲は、広島東洋カープファンの応援歌としても愛され続けてほしいという願いが込められているという。
2015年03月26日ニコニコ動画などで関連動画が6,000万回以上も視聴され話題になったフリーホラーゲーム原作の映画第2弾『青鬼 ver.2.0』(7月4日公開)の予告編とポスタービジュアルが25日、公開された。原作は、ゲーム製作者であるnoprops氏がRPGツクールで制作したホラーゲーム『青鬼』。複雑な謎解きや仕掛け、突然現れてプレーヤーに襲いかかる青鬼に加え、不気味なBGMと恐怖感をあおる演出で話題に。無料でダウンロードできるフリーソフトとは思えないクオリティーの高さから多くの支持を集め、昨年にはAKB48の入山杏奈主演で実写化第1弾となる映画『青鬼』が公開された。主演のひろし役には、ドラマ『家政婦のミタ』(2011年)、『地獄先生ぬ~べ~』(2014年)にレギュラー出演していた若手俳優の中川大志。今作が映画初主演となる。ヒロイン・杏奈には是枝裕和監督『奇跡』(2011年)など多数の映画に出演する女優の平祐奈。ほかにも松島庄汰、久松郁実、勧修寺玲旺、タモト清嵐ら注目の若手キャストが顔をそろえる。不登校中のクラスメイト・シュンの様子を見に彼の家を訪れたひろしと杏奈が、怪物が出ると噂される屋敷「ジェイルハウス」へと引きずりこまれたことで物語は展開する。杏奈(平)の「ブルーベリー色の巨人…」といういつぶやきから始まる今回の予告編。ゲームの世界にまぎれこんでしまったひろし(中川)たちの、緊張感あるシーンが収められている。また、ゲームファンの間で"ハンペン"と親しまれている青鬼亜種・フワッティーも登場。恐怖もありながら、「フワッフワだな、おい!」などの発言も出るなどコミカルさも感じさせる内容になっている。(C) 2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会
2015年03月25日TCエンタテインメントはこのほど、DVD「黒田博樹のカープ愛~野球人生最後の決断~」を発売した。プロ野球の黒田博樹選手は、広島東洋カープ(以下広島カープ)入団後にメジャーデビューを果たし、ドジャースとヤンキースで活躍した。今年はメジャー球団からの巨額年棒の提示を断り、2007年以来、8年ぶりに古巣・広島カープに復帰した。同商品は、黒田選手の"野球人生最後の決断"を記念した完全保存版DVD。2月16日に行った広島カープ復帰記者会見を完全収録している。さらに、広島カープ時代の映像や通算79勝をマークしたドジャース・ヤンキース時代の活躍シーン、今年1月にロサンゼルスで公開した自主トレーニングの様子とインタビュー映像、8年ぶりに広島カープのキャンプに合流した映像なども収録している。価格は2,800円(税込)。特典グッズとして、黒田博樹オリジナルステッカーも付いている。
2015年03月17日白泉社は3月13日0時より、マンガ「誰(た)がために ~黒田博樹物語~」の配信を、無料WEBコミックマガジン「ヤングアニマルDensi」にて開始した。同作は、メジャーで活躍していた黒田博樹選手の広島東洋カープ(以下広島カープ)電撃復帰を記念して発行するもの。ヤングアニマルに掲載した2話と描き下ろしの1話の全3話を無料配信する。第1話は、2006年の出来事を基にしたストーリーとなっている。同年にFA権を獲得した黒田選手は、権利を行使して他球団へ移籍する可能性が報じられていた。しかし、同選手は2006年ペナント最終戦に、広島カープファンの思いに心を打たれ、チームへの残留を決意する。第2話は、同選手の「男気」をテーマにしたオリジナルストーリー。同選手が広島カープで投手として活躍する2007年、広島に異動してきたある1人のサラリーマン青年は、仕事がうまくいかず悩んでいた。その折、青年は偶然観戦したカープ戦で、同選手のピッチングを見て勇気をもらい、前向きに自身の人生を歩む決意をする。第3話では、メジャーリーグで79勝という成績をおさめ、20億円以上のオファーを受けたと報じられた同選手が、2015年に広島カープに復帰する「はじまりのストーリー」を描いた。2月16日に行われた復帰記者会見がベースとなっている。(C)2013HAKUSENSHA all rights reserved.
2015年03月13日TOKYO FMは3月14日、21日の2週にわたり、スポーツ×音楽プログラム「TOYOTA Athlete Beat」にて、プロ野球・黒田博樹選手のスペシャルインタビューの模様を放送する。「TOYOTA Athlete Beat」は、注目のアスリートたちの素顔に迫るラジオ番組で、野球をはじめとするスポーツを好む俳優・藤木直人さんと、毎週フットサルをしているというタレントの伊藤友里さんが進行を務める。黒田選手は広島東洋カープ入団後、2007年にFA宣言。翌年メジャーデビューを果たし、ドジャースとヤンキースで活躍した。今シーズンは、20億円とも言われているメジャーからのオファーを振り切って、8年ぶりに古巣に復帰した。番組内では、「この先の野球人生がどうなるか分からないから、最後まで悩んでいた。待ってくれているファンもいる。一方で年齢も考えての決断でした」と復帰について語っている。古巣・広島カープのユニフォームには「この年齢だから、赤のユニフォームは似合わないか……」と照れる場面も。ゲストに迎えた選手が1曲を選ぶ同番組のコーナー「Cheer up songs!」では、お気に入りの曲を紹介。その曲は、昨年たまたま広島にいたときに出向いたコンサートで聴いた曲であったという。当時はアメリカに残るか広島に帰るかで悩んでいた時期であり、その曲の内容が自分自身と重なったとのこと。同プログラムでは、黒田選手のサイン入り広島カープタオルマフラーのプレゼントも予定している。放送時間は10時~10時50分。
2015年03月13日ブラインドサッカー日本代表の黒田智成選手、元サッカー選手の北澤豪が11日、WOWOWのノンフィクションW『盲目のストライカー 世界へ~ブラインドサッカー日本代表 闘いの軌跡~』の完成披露試写会に出席した。同番組は、視聴覚障がい者が行うブラインドサッカーの日本代表として活躍する黒田選手を、約1年にわたって追ったドキュメンタリー番組。昨年11月、東京で開催されたIBSAブラインドサッカー世界選手権に挑んだ日本代表チーム、ストライカーでエースの黒田選手の戦いに密着した内容で、番組は21日13時から放送する。試写を終えた黒田選手は、「大観衆の中、日本で戦えて最高の気分でした。続けてきて良かった」と大会を振り返り、「自分が上手くなりたいと思ってプレーをしてきたけど、会場にいるみなさんを笑顔にして喜び合えるんだと感じた」とサポーターたちからも刺激を受けた様子。一方で、「同時に、悔しさもこみ上げて来ました。ベスト4以上を達成できるように頑張っていかないと」とも語ると、北澤は、「(サッカー日本代表を)ライバル視されましたからね。お互いに競い合うのは大事」と笑顔を見せた。プレー中の衝突に対して恐怖心がないという黒田選手だが、「街の中は自転車や車など危険がいっぱい。ピッチの中は安全なので、思いっ切り走ることができる」と嬉々として話すと、ブラインドサッカーを体験したことがある北澤は、「怖くて、腰が下がって手が前に出ちゃうんです。体験をすると難しさを感じる。黒田くんのように手を振って走るのはすごいこと」と感嘆。そんな黒田選手は、2016年にブラジルで開催されるパラリンピックに向けて、「まずは出場すること。可能性は限りなくあることを信じて、どこまで行けるか追求していきたい」と意気込んでいた。
2015年03月12日東京都千代田区丸の内の東京シティアイ・パフォーマンスゾーンで、黒田官兵衛にちなむイベント「官兵衛フェスタin東京」が開催される。日時は12月13日~14日の10時~20時まで。○NHK大河ドラマで使用された品も展示福岡県、大分県、岡山県、兵庫県姫路市が主催する同イベントは、黒田官兵衛とゆかりの地の魅力を来場者に伝えるため、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の最終回に合わせて行われる。期間中は、黒田官兵衛、母里太兵衛、光姫といった人物ゆかりの地のゆるキャラが集まる「官兵衛ゆかりの地ゆるキャラ大集合」や、黒田家の家臣らで結成した「武将隊」がステージに登場して演武を披露する「福岡黒田武将隊+(プラス)」を実施。また、母里太兵衛をモデルにした民謡「黒田節」に合わせてロボットが舞を披露する「黒田節ロボット」などのイベントが行われる。そのほか、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で実際に使われた衣装や兜などを展示する「NHK大河ドラマ関連展示」も展開。紙製の甲冑を着て記念撮影が出来る「甲冑体験」、各県・市のブースで貰えるスタンプを集めると、温泉旅館宿泊券、特産品詰め合わせなどの賞品が当たる「ゆかりの地巡りスタンプラリー」といった参加イベントも用意している。
2014年12月12日現在放映されているNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では、岡田准一さん演じる黒田官兵衛が日に日にスゴみとシブさを増していき、特に相手とのギリギリの駆け引きや調略シーンはドラマの見どころのひとつとなっている。だが、官兵衛は調略だけでなく、攻城戦でもその才をいかんなく発揮している。そこで今回、歴史上、官兵衛の軍略の真骨頂というべき3つの城攻めについて紹介しよう。○事前準備を周到にすませ、相手の戦意を削ぐ~VS吉川経家 @鳥取城~天下を目指す織田信長に、中国平定を任された羽柴(豊臣)秀吉と官兵衛。1581年(天正9)7月、秀吉は2万の兵を引き連れて、鳥取城を取り囲んだ。対するは、毛利元就の次男である吉川元春も一目置いた、勇将・吉川経家。数の上では圧倒的不利だったが、経家は一縷の望みをかけて籠城戦にのぞむ。しかし、城内の様子を見て愕然とした。命綱である兵糧が、ほとんど残されていなかったのである。実は秀吉は先年、播磨(兵庫県)の三木城攻略の折にも、同様に兵糧攻めを行っていた。城主の別所長治の切腹と城の開城を成し遂げたものの、2年という長期戦となったのも事実で、何とか短期決戦を望んでいた。そして今回の鳥取城攻城にあたり、官兵衛は秀吉にある秘策を献言する。すなわち、1)周辺の米を高値で買い占め、鳥取城に食料を持ち込ませないこと2)鳥取城下の領民を襲って城に逃げ込ませ、備蓄食料の消費を早めることさらに官兵衛は兵糧を運びに来る毛利軍に対処するため、海上の防備を固めて封鎖。徹底的に相手の補給路を断ったのだ。こうして周到に準備を済ませると、秀吉軍は鳥取城を悠々と取り囲む。鳥取城内では次々と餓死者が現れ、飢え苦しんだ兵たちは牛や馬、草を食べ、果ては兵の死肉まで食らう惨状となった。極限の飢餓状態が続いた約3カ月後、経家はついに降伏。2年かけた三木合戦よりも、圧倒的なスピードでの完全勝利となった。ちなみに、ドラマではこの「鳥取の渇殺し(かつえごろし)」はあまりに悲惨な合戦のためか、スッパリと割愛されている。○低湿地帯を利用して城をまるごと沈没~VS清水宗治 @備中高松城~1582年(天正10)3月、秀吉は毛利輝元の属将である清水宗治の守る備中高松城(岡山県岡山市)を攻めた。官兵衛ももちろん従軍し、まずは宗治に投降を促すも宗治は全く応じない。やむなく城攻めとなるが、城は低湿地と川に守られた自然の要害で進軍は容易ではなかった。そこで官兵衛はこの立地を逆手にとり、堤防を築いて川の流れをせき止め、城ごと沈めるという策を編み出す。策が採用されると官兵衛はすぐさま城を囲む堤防の工事を命じ、水攻めの手はずを整えた。梅雨の雨も功を奏してこの歴史的な奇策は成功し、備中高松城は「浮城」と呼ばれるような水没状態に。いよいよ宗治の降伏を待つのみとなったが、ここで秀吉のもとに急報が届く。織田信長が本能寺の変で横死したのだ。「ご運が開けました!」信長の死をむしろ秀吉出世の好機と見た、官兵衛の最も有名なセリフだ。「軍師官兵衛」で岡田准一さん演じる官兵衛は、泣き叫ぶ竹中直人さん扮する秀吉の肩をゆさぶり目をむいて、「お気を確かに! 分かりますか?」と必死に訴えた。顔には笑みすら浮かんでおり、その迫力に「岡田官兵衛渾身の演技」と感じる人も多かったようだ。信長の死を知った官兵衛はすぐさま毛利軍のもとへ和睦交渉に向かい、清水宗治の切腹と引き替えに城内の兵全員の助命を約束した。絶望的な状況の中、兵たちの命を重んじた宗治はその条件を潔く受け入れる。そして水辺に小舟を浮かべて一差し舞うと、腹を切って果てたのだった。自らの命をもって多くの領民を救った清水宗治を悼み、今でも城下では「宗治祭」を催して、その魂に感謝を捧げているという。辞世の句にしたためた通り、宗治の武名と心意気は、まさに高松の地に染み渡ったのである。○厭戦状態を察知し、丸腰でひとり敵陣へ~VS北条氏政・氏直 @小田原城~秀吉は着実に天下統一への足場を固めていく。残す反秀吉勢力は関東の北条家のみだった。1590年(天正18)、上杉謙信・武田信玄の龍虎すら手が出せなかった堅城・小田原城に立てこもり、徹底抗戦を試みる北条氏政・氏直父子に対し、20万ちかくの兵力を持つ秀吉軍は北条の支城をひとつずつ攻め落として小田原城を孤立させ、同時に兵糧攻めも行いながらじりじりと北条軍の士気を下げていく。官兵衛は時を見計らうと、弱り切った北条軍のもとへ陣中見舞いを届けたのち、なんと単身、小田原城に乗り込んだ。肩衣(かたぎぬ)姿で刀を帯びずに、北条氏政・氏直の親子に対面を要求する。放送でも、官兵衛と城主・氏政との和睦開城をめぐる鬼気迫るシーンが注目された。かくして官兵衛は交渉を成功させ、ついに小田原城の無血開城を実現した。ここに、秀吉の天下統一が合い成ったのである。○官兵衛の城攻め、すなわち「戦わずして勝つ」こうしてみると、官兵衛は双方血を流さぬよう、極力戦を避けてきたのが分かるだろう。「戦わずして勝つのが最善の法」というのは兵法書『孫子』の教えだが、官兵衛はそれを見事に体現した。現在でいう「Win-Win」の関係を最善の状態で築こうとしたのである。さて、「軍師官兵衛」はいよいよクライマックス。専横を強めていく秀吉、石田三成との衝突、存在感を増す徳川家康の暗躍と、ますます見逃せない展開だ。今回紹介した各城にはいずれも城趾公園が整備され、鳥取城以外は資料館が併設されている。ドラマの舞台を是非実際に訪れて、官兵衛の戦いの軌跡をたどってほしい。(文・かみゆ歴史編集部 真田明日美)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス 出版)、『日本の寺完全名鑑』(廣済堂出版)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2014年10月16日画家・黒田アキと小篠弘子によるトークセッションが11月26日、東京・銀座のKHギャラリーで行われた。2月23日まで同会場で開催されている展覧会「黒田アキ『宇宙庭園=コスモガーデン』+小篠弘子」のオープニングレセプションで行われたもの。2人はコラボレーションや今後などについて語った。トークセッションは「黒田先生は大御所中の大御所。現代のシャガールともいえる凄い人。でも、お話をしてみると、面白くて、いい『おっちゃん』で、楽しいことをしよう、ということになった」(小篠氏)、「僕も緊張したが、初めて会ったときから、昔から知っている人と話しているように感じた」(黒田氏)という出会いの印象からスタート。今回のコラボレーションについて、小篠氏は「通常のように、それぞれの作品を並べるのではなく、もっと違う、面白いことをしたかった。そこで、先生の作品の中に私(の作品)が入っていくようなものにした。私はコスモガーデンの中で、迷いに迷って、さまよっている感じだった。でも、迷うことも面白かった。迷うというのは、どこかにたどり着こうとすることだし、人生はいつも迷っているものだから。それがコスモガーデンのテーマなのかな、と思った」と説明。黒田氏はコスモガーデンについて「簡単に言うと、僕の頭の中。誰でも入ることができるが、答えは出したくないし、答えは出ないと思う。(見る人にも)迷ってほしいし、僕自身迷っている」と話した。また、小篠氏は来年の春に、パリで(画家小篠弘子として単独での)個展を開催することも発表。小篠氏は「黒田先生が違うジャンルの人とコラボレーションしているのを見てうらやましいなと思っていたが、今回はお互いに画家としてのコラボレーション。始めたばかりの新人と大家とのコラボレーションは、おこがましいことだし、何とかなるやろという思いもあったが、やってみて、やっぱりあかんやろと思った。でも、そのうち……」と、画家としての意気込みを語った。それに対して、若い頃からパコ・ラバンヌとカフェで語り合うなど、ファッションデザイナーとも親交があり、最近も若手デザイナーのモデルを務めたという黒田氏は「そのうち、僕もファッションをやります(笑)」と切り返し、会場を沸かせた。
2013年12月03日