アップル(apple)が、米国時間の2017年9月12日(火)に開催した新製品発表会で、前作から約1年ぶりとなる新型Apple Watch(アップルウォッチ) Series 3を発表した。9月15日(金)より予約スタート。9月22日(金)に発売。携帯通信機能を搭載これまではiPhoneから情報を転送する機能のみであったが、新型Apple Watchは、iPhoneからある意味独立したといえる。電話番号を共有し、携帯通信機能を搭載しているので電話もかけることも可能だ。発売と同時に、au、DOCOMOなどの提携している通信事業者から、携帯電話通信機能のための特別なスタート用プランが提供される予定となっている。通話、メッセージの送信、位置情報機能、we chatなどのサードパーティアプリなどの使用が可能。時計とヘッドホンだけで音楽も聴ける。Apple musicの音楽ストリーミング音楽機能も充実しており、Apple music上の4,000万曲にのぼる音楽をストリーミングで聴いたり、Siriに音楽をセレクトしてもらうことも可能だ。さらに、新しいラジオアプリケーションではiPhoneやWi-Fiネットワークが近くになくても、Beats 1や他のApple Musicのライブのラジオステーションを聴けるようになる。より高度な通信機能デュアル プロセッサーで70%高速化。Bluetooth、WiFiもより高速になり、BluetoothとWi-Fi接続時の電力効率も50パーセント向上している。アプリケーションはより素早く起動することができ、グラフィックはよりスムーズに。ディスプレイそのものを使って、LTEとUMTSの信号を送受信するアンテナデザインを業界で初めて開発。また、SIMカードはとても小さいものを内蔵することで、シリーズ2とほぼ同じ本体サイズを実現している。watchOS 4搭載された「watchOS 4watchOS 4」では心拍数アプリケーションをアップデート。安静時、ワークアウト前後、ウォーキング時など状況に応じた詳しい心拍数を把握することができる。ワークアウトアプリケーションも強化されており、新たなインターフェイスなどが加わっている。新カラーのゴールドApple Watch Series 3は、従来のシルバー、スペースグレイのアルミニウムケースに加え華やかなゴールドのアルミニウムケースが新たに追加されるほか、シルバーまたはスペースブラックのステンレススチールケースでも提供される。エルメス、ナイキとのコラボレーション継続バンドもバリエーション豊かに。ウーブンナイロンバンドには新しいパターンが加わり、軽さを誇るスポーツループは手首にフィット。エルメス(HERMÈS)、ナイキ(NIKE)とのコラボレーションも継続し、白、グレーのセラミックモデルも新登場する。エルメスとのコラボレーションでは、新しいバンドが登場。ミシン目の付いたガラ·カーフレザー仕立てで、エルメスのクラシックなドライビンググローブに着想を得た「シンプルトゥールラリー」などだ。また、「Carrick Hermès」の腕時計に着想を得た新たな文字盤も、「Henri d’Origny」による1993年のデザインになっている。ナイキとのコラボレーションでは、Series 3のセルラー内蔵・非内蔵両モデルに組み合わせて、新しいピュアプラチナ/ブラックNikeスポーツバンドまたは限定色のスポーツループを提供する。Nike Run Clubアプリケーションもアップデート。音声ガイド付きのランはNikeの一流コーチ、アスリート、エンターテイナーからの応援機能がランニングをさらに楽しく盛り上げる。この応援機能では、友だちが音声での応援を送ることができる。セルラー内蔵モデル、非内蔵モデルセルラー内蔵モデルと、非内蔵モデルの2種類で展開。日本ではau、DOCOMO、SoftBankから発売される。詳細Apple Watch Series 3発売日:2017年9月22日(金)予約開始日:2017年9月15日(金)※au、DOCOMOでは9月15日(金)16:01より、各社取扱店舗、取扱オンラインにて予約受付開始。※SoftBankでは9月15日(金)16:01より、Apple Watch取扱店舗にて予約受付開始。価格:GPSモデル 36,800円+税、GPS+セルラーモデル 45,800円+税〜■エルメスコラボレーションモデル発売日:2017年9月22日(金)予約開始日:2017年9月15日(金)価格:124,800円+税~※全てセルラー内蔵モデル■ナイキコラボレーションモデル発売日:2017年10月5日(木)予約開始日:2017年9月15日(金)価格:GPSモデル 36,800円+税~、GPS+セルラーモデル 45,800円+税~
2017年09月16日アップルは、iPhone「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」の新色レッドモデル「(PRODUCT)REDSpecial Edition」を発表した。日本時間で2017年3月25日(金)午前0時01分より注文受付を開始。アップルストア、一部のキャリア、製品取扱販売店の店頭に並ぶ。128GBと256GBのモデルを用意。価格は83,800円(税別+税)から。これまで10年間に渡って(RED)製品を展開してきたアップル。過去にはiPod shuffle、iPhone用レザーケースやiPhone用シリコーンケース、Apple Watchスポーツバンド、iPod nano、iPod touchなどが世に送り出されてきた。そして、2017年春、新たに「iPhone 7 (PRODUCT) RED Special Edition」がラインナップに加わった形だ。なお、(RED)とは、アフリカのエイズ撲滅を支援するための啓発活動と世界基金への寄付金募集に民間企業の参画を促すことを目的としたプロジェクト。購入金額の一部は、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」に寄付され、AIDSの感染者がいない世代を誕生させるために役立てられる。なお、(RED)製品のこれまでの寄付金総額は1億3,000万ドル以上にものぼる。【アイテム詳細】アップル「iPhone 7 / iPhone 7 Plus」RED Special Edition予約受付日時:2017年3月25日(金)午前0時01分※日本時間・iPhone 7・iPhone 7 Plus【問い合わせ先】アップルTEL:0120-993-993
2017年03月24日2016年10月28日、アップル(Apple)が新型MacBook Proを発表した。キーボード上に新型タッチディスプレイ「Touch Bar」を搭載しているほか、従来モデルに比べて薄型&軽量化、ディスプレイやCPUなども性能が向上している。新型タッチディスプレイ「Touch Bar」をキーボード上に搭載従来のファンクションキーに代えて、Touch Bar(タッチバー)という名称の、Retinaクオリティのタッチディスプレイを搭載。このTouch Barによって、ユーザは多くのアプリケーションを指先で簡単に操作することが可能となる。システムやメール、Finder、カレンダー、Numbers、GarageBand、Final Cut Pro Xをはじめ、サードパーティのアプリケーションなど、さまざまなアプリケーションに応じて動作。例えば、Safariの使用時にはTouch Barでタブやお気に入りを表示できるほか、メッセージでは絵文字にすばやくアクセスしたり、写真アプリケーションでは画像編集やビデオのプレビュー操作を簡単な方法で行う事が可能だ。従来モデルと比べて薄型かつ軽量に厚さ14.9mmの13インチMacBook Proは、前世代と比べて17%薄く、体積も23%減少。また重さも1.37kgと約250gほど軽くなっている。15インチのMacBook Proも、厚さ15.5mmと前世代比で14%、体積は20%減少。こちらも重量は約250グラムほど軽くなっている。アップル史上最も明るくカラフルなRetinaディスプレイアップル製品の中で最も明るく最もカラフルなRetinaディスプレイを搭載。これまで以上に高精細でリアルに画像を表現可能。また一段と大きくなったピクセル開口率、可変リフレッシュレート、そしてよりパワー効率の高いLEDなどの省電力技術により、ディスプレイのエネルギー消費は以前と比べて30%少なくなっている。パフォーマンス第6世代のクアッドコアおよびデュアルコアプロセッサ、前世代に比べて最大2.3倍のグラフィックスパフォーマンス、超高速SSD、そして最大4基のThunderbolt 3ポートを搭載。新しい15インチMacBook Proは、前世代と比べて2.3倍高性能を発揮するパワフルなRadeon Proディスクリートグラフィックスを搭載、一方13インチMacBook Proは最大2倍高速のIntel Iris Graphicsを搭載している。また、連続読み込み速度が3Gbps以上のSSDと、データ転送、充電そして2倍のバンド幅を1つのポートに統合したThunderbolt 3を全モデルに搭載。ユーザは5Kディスプレイヘの接続とMacBook Proヘの電源供給を1本のケーブルで行うことができる。Touch IDがMacでも利用可能にMacBook Proの電源ボタンにはTouch IDが搭載され、iPhoneやiPadでおなじみのTouch IDがMacでも利用可能に。一度MacBook ProでTouch IDに指紋を登録すると、1回タッチするだけでMacをアンロックしたり、ユーザアカウントを切り替えたり、Apple Payを使ってウェブで安全に買い物をしたりすることができる。その他の特徴・感圧タッチトラックパッドは13インチMacBook Proで46%、15インチMacBook Proでは2倍大型化。・第2世代のバタフライ構造採用のキーボードで、よりきびきびと反応する快適なタイピング性能を実現。・2倍のダイナミックレンジと改良された低音を特長とするスピーカーで、より大音量かつ本物に近い音を再現。【商品情報】アップル 新型MacBook Pro価格:・13インチMaBook Pro 148,800円+税・13インチMacBook Pro(Touch Bar搭載モデル) 178,800円+税〜・15インチMacBook Pro(Touch Bar搭載モデル) 238,800円+税〜発売日:2016年10月28日(金)よりオーダー可能※Touch Bar搭載モデルは2〜3週間後に出荷カラー:スペースグレイ、シルバー
2016年10月31日アップル(Apple)が、米国時間の2016年9月7日(水)に開催した新製品発表会で新型iPhone「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」を発表。9月9日(金)より予約スタート、9月16日(金)に発売される。ディスプレイ従来より25%明るくなったRetinaディスプレイ。液晶はiPhone 7が4.7インチ、iPhone 7 Plusが5.5インチとiPhone 6sおよび6s Plusと同様のサイズ。3D Touch機能も搭載。カメラ1,200万画素センサー、F1.8のレンズを搭載。従来より50%明るく写真を撮影可能。従来より50%明るい4つのLEDフラッシュ機能。新たなイメージプロセッサーも。ホワイトバランスの調整やノイズ除去など、1枚の写真ごとに様々な処理が施される。iPhone 7 Plusにはワイド用と望遠用のデュアルカメラを搭載。従来のデジタルズームに比べ、ズームで撮影した際の画質が40%向上。ポートレートモードを選択すると、一眼レフカメラで撮影したようなボケのある写真を撮影可能。カラーカラーは従来のスペースグレイの代わりに、ジェットブラックとブラックの2色が新登場。これにシルバー、ゴールド、ローズゴールドを加えた全5色展開となる。イヤフォンジャックを廃止iPhone 7 / iPhone 7 Plusでは、イヤフォンジャックを廃止。Lightning対応の有線イヤホンとLightningからイヤホンジャックへの変換アダプタを同梱。ステレオスピーカー本体にステレオスピーカーも搭載。従来より広いレンジの音域を2倍の音量で再生可能に。新型ワイヤレスイヤフォン「Air Pods」バッテリーはフル充電で5時間持続。マイクやタッチセンサーなどを搭載。デバイスとのペアリングは充電ケースをひらく事で簡単に接続可能。W1チップ搭載で音質面も向上。価格は159ドル。Apple Payフェリカ対応、Suicaも使用可能に。10月よりサービス提供開始。容量・メモリ・プロセッサストレージ容量は32GB、128GB、256GBの3モデル。(※ジェットブラックは128GB、256GBモデルのみ)デュアルコアのA10 Fusionチップを搭載、iPhone 6のA9より40%処理速度が向上。バッテリー消費量も低減。新しい6コアのGPUで、グラフィック処理能力はA9より50%性能向上。バッテリーこれまでのモデルで最大容量。iPhone 7はiPhone 6より2時間以上、iPhone 7 PlusはiPhone 6 Plusより1時間以上の持続時間。防水・防塵性能IP67の防水・防塵性能。国際規格では下記の通り。防塵性能:粉塵が内部に侵入しない防水性能:規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない【製品情報】iPhone 7 / 7 Plus発売日:2016年9月16日(金)予約開始日:2016年9月9日(金)容量:32GB、128GB、256GB※ジェットブラックは128GB、256GBモデルのみカラー:ジェットブラック、ブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド価格:iPhone 7 72,800円+税〜iPhone 7 Plus 85,800円+税〜
2016年09月11日アップル(Apple)は、米国時間の2016年9月7日(水)に開催された新製品発表会で「Apple Watch SERIES 2」を発表した。価格は369ドルで、2016年9月9日(金)より予約受付スタート、9月13日(火)に発売される。防水機能防水機能を搭載。スイミング、サーフィンなどをしている時も着用可能。50メートルまでの深度に耐久で出来る。メモリ&ディスプレイデュアルプロセッサー、新型チップ搭載。GPUは2倍に。ディスプレイはこれまでの2倍明るく表示可能。アップル製品の中で最も高い輝度を誇る。デザイン本体はセラミック素材を使用した新デザイン。様々な種類のバンドを用意。エルメスのバンドもシングルとダブルの2種類が新登場。ナイキとコラボレーションナイキとコラボレーションした、Apple Watch Nike +も登場。新OS Watch OS 3新OS Watch OS 3で、「ポケモン GO」がプレイ可能に。歩いた距離や消費カロリーが確認できるほか、近くにポケモンやポケストップが出現すると知らせてくれる。ポケストップでは、Apple Watchの画面をスワイプする事でアイテムの獲得も可能。
2016年09月11日クロエ(Chloe)が、音楽とファッションの本質的な繋がりを祝し、アップル社との革新的かつ新しいパートナーシップを発表。7月1日より、3つの厳選されたプレイリストを公開している。同プロジェクトでは、クレア・ワイト・ケラーがキュレートした、クロエガールの持つスピリットの異なる面をそれぞれ反映した3つのプレイリストを制作。70年代サイケデリックや80年代から90年代グランジのパワーバラード、フローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence & The Machine)、ソランジュ(Solange)、クリスティーン・アンド・ザ・クイーン(Christine & The Queens)、フロー・モリッシー(Flo Morrissey)といった#chloeGIRLSの新作まで、男性・女性 アーティストを問わず幅広い楽曲がセレクトされた。クレア・ワイト・ケラーのロードトリップのお気に入りの曲や陽気なサマーフェスティバルのビートに加え、全女性アーティストによるプレイリストは、若手からベテランまで、クロエと親密なアーティストの楽曲によるものとなっている。7月1日のローンチに伴い、クレア・ワイト・ケラーをフィーチャーし、イギリスの田園地方リッチモンドで撮影された写真のポートフォリオとビデオを公開した。なお、クレア・ワイト・ケラーがキュレートするApple Musicのクロエ チャンネルは、7月以降もプレイリストのリリースを継続していく。
2016年07月05日『ハイスクール・ミュージカル』(『HSM』)シリーズでシャーペイ役を演じたアシュレイ・ティスデイルが、「New You」誌によるインタビューで悲しいお知らせを報告した。現在4作目が製作進行中の同シリーズでささやかれていた「シャーペイが戻ってくるかも!」といううわさを、アシュレイははっきり「ない」と否定。シャーペイは、スピンオフ映画『シャーペイのファビュラス・アドベンチャー』が製作されるほどの人気を集めたが、アシュレイにとってシャーペイを演じることはすでに“お腹いっぱい”状態の模様。「シャーペイは最高のキャラクターよ。でも、私自身ってわけじゃないのに、みんなは私といえばシャーペイっていう目で見る…」と、シャーペイとしてのイメージがあまりにも強すぎる苦悩と闘ってきたことを告白している。とは言え、「『HSM』が私たち(キャスト)を作ったのではなく、私たちの友情、仲の良さ、そしてそのときにあったマジックみたいなものが『HSM』を作り上げたの。ケニー・オルテガ監督がそれをうまく引き出してくれた」と『HSM』に対する深い思い入れを語った。最近は女優・歌手業以外にも化粧品ブランド「Illuminate」を立ち上げるなど、実業家としての顔も持つアシュレイ。しかし、ファンとしてはやっぱりシャーペイを演じて欲しいと思うのはわがままな願いだろうか。(Hiromi Kaku)
2016年06月08日韓国の人気バンド“レッドアップル”の元メインボーカル、ハンビョルが、本格的に日本で活動をスタートすることが決定した。映画企画会社の株式会社アイエス・フィールドと契約し、ソロシンガー/俳優として始動する。ハンビョル ソロライブ チケット情報ハンビョルはオーストラリア出身の26歳。185センチの長身から放たれるパワフルな歌声が魅力で、母国語である英語に加えて、韓国語、日本語を操る。歌手を目指して韓国へ渡り、オーディションでレッドアップルのメンバーを勝ち取り、2011年にデビュー。2013年からは日本に拠点を移して活動し、2014年末をもってレッドアップルを脱退した。これまでに韓国映画『悪い男』やドラマ『7級公務員』の挿入歌を務め、ドラマ『恋愛じゃなく結婚』では主題歌を担当するなど、韓国では実績を残しているハンビョル。今年放送されたドラマ『リメンバー~息子の戦争~』では、オリジナル・サウンドトラックに参加した。そして、5月29日(日)には、ソロ1stライブ「壱BANBOSHI - Vol.1」を原宿アストロホールにて開催することが決定。14:30と18:30開演の2公演を行う。さらに日本のファンクラブ「壱BANBOSHI」もこの日よりスタートする。ハンビョルは、「これまでバンドとしてグループで活動してきましたので、ソロとなって、舞台に立った時に頼れる仲間がいないことが慣れずに不安でした。最近、やっと慣れてきたように思います。これまでも活動してきた日本で、新しいハンビョルをお見せすることが出来る機会が訪れたことに感謝しています。これからも頑張りますのでよろしくお願いします」と意気込みのコメントを発表した。チケットぴあではソロ1stライブのインターネット先行抽選を実施中、5月22日(日)午前11時まで受付。
2016年05月16日アップルは22日、自分のiPhoneを下取りに出し、新しいiPhoneの購入価格を割引する下取りキャンペーンを開始した。iPhone SE発表のタイミングで、アップルは古いPCやディスプレイ、iPod、スマートフォンを下取りに出したり、リサイクルできる「Apple Renewプログラム」を日本で開始。同プログラムの一環として、米Appleのトレード・イン・プログラムに相当する下取りサービスが開始された。米Appleのトレード・インとは、現在手持ちの中古のiPhoneをApple Storeに下取りに出し、そこでの買い取り価格をiPhone新製品購入価格から差し引くことで、ユーザーが差額分の割り引きを受けられる制度。下取り可能な製品は、iPhoneシリーズに加え、他社製スマートフォンも対象。iPhoneの場合のおおよその下取り額は、iPhone 4/4sで最大3,500円、iPhone 5/5c/5sで最大14,600円、iPhone 6で最大31,000円、iPhone 6 Plusで最大36,000円など。他社製スマートフォンの場合はおおよそ1,000円から24,200円。対象利用者は20歳以上。Apple StoreでiPhoneを下取りに出すと、新規購入するiPhoneの価格から下取り額分がその場で割り引かれる。オンラインでも受け付けており、下取りに出したいスマートフォンの情報をオンラインフォームに入力し、実機を送付すると、下取り額分のApple Storeギフトカードが届けられる。
2016年03月22日●性能はiPhone 6sを踏襲アップルは、米国時間3月21日に、カリフォルニア州クパティーノの本社でメディアイベントを開催し、4インチiPhone SE、9.7インチiPad Proなどを発表した。新iPhoneは例年9月に発表されるが、この時期に新製品を公表したアップルは何を狙っているのか。○発表されたiPhone SEとは今回発表されたのは、4インチRetinaディスプレイを搭載するiPhone SEだ。アップルはこれまで、2013年に発売されたiPhone 5sを併売してきたが、2年ぶりに4インチモデルの最新機種を投入することになった。iPhone SEは、16GB 399ドル、64GB 499ドルと、これまでのiPhone 5sと比較しても価格を大きく引き下げた「エントリーモデル」という位置づけになる。しかし、その性能は、iPhone 6sをそのまま踏襲したもので、2015年の最新モデルそのものだった。iPhone SEは、ディスプレイが小さく、感圧タッチパネルである3D Touchに対応していない点以外は、iPhone 6sと同等。A9プロセッサ、M9モーションコプロセッサ、1200万画素センサーの4Kビデオ撮影対応カメラ、セルフィー向けフラッシュ「Retina Flash」をサポートする500万画素インカメラ、最大150Mbpsの通信速度とVoLTEをサポートするセルラー機能、そしてNFCチップを内蔵しApple Payをサポートした。スマートフォンは大画面化が一段落しており、4.5インチ以上が標準的なサイズとなった。そのため、iPhone SEは、4インチサイズとしては最高のスペックを誇るスマートフォンと言っても過言ではないだろう。4インチサイズのiPhoneとしては、かつてiPhone 5cも販売されたが、廉価版ながら性能に妥協があったことから、振るわなかった経験がある。小さいから性能が低い、という概念を打ち壊す、全部入りの4インチスマートフォンを投入した意図はどこにあるのか。●アップルの現況と2つのニーズ○背景1:iPhone・スマホ成長の減速アップルのビジネスで最も収益を上げているのは、紛れもなくiPhoneだ。全体の収益の68%を占め、2015年は、2億3122万台を販売。前年よりも6200万台多く販売することができた。これは、iPhone 6シリーズによる大画面化の恩恵だ。しかし、2016年第1四半期の販売台数は、7480万台と、前年同期と比較してたった30万台の増加だった。iPhoneセールスの成長に急ブレーキが掛かり、2016年第2四半期は、前年同期割れを見込んでいる。スマートフォンの販売台数の成長鈍化は、アップルに限ったことではない。台湾の調査会社Trend Forceによると、世界の2015年のスマートフォン販売台数は、12億9270万台で、前年と比較して10.3%の伸びに留まった。この数字は、それまでの成長率が25%を超えていたことと比較すると、大きな減速となる。2016年は、さらに低成長になると予測されている。アップルはスマートフォンメーカーの中ではシェアを微増させているが、スマートフォン市場全体の販売減少のトレンドは、iPhoneのセールスにも影響を与えることになる。iPhoneの売り上げが鈍化すれば、iPhoneを主力製品としているアップルの成長鈍化になることは明らかだ。○背景2:2つの取りこぼしの穴を埋めるiPhone SEは、これまでアップルが得意としてきたハイエンド、先進ユーザーの囲い込みとは異なる、新たな層へのリーチを拡げる点がポイントだ。その層とは、「小型のiPhoneへのニーズ」、そして「より低価格のiPhoneへのニーズ」の2つだ。アップルによると、2015年に4インチiPhoneとなるiPhone 5sを3000万台販売したという。現在の世界でのiPhoneユーザーの約4割が、4インチを初めてのiPhoneに選んでいる。また調査によると、米国では20%のユーザーが4インチのiPhoneを好むという。iPhone 6以降の4.7インチ、もしくは5.5インチのスマートフォンは、片手の操作で全画面をカバーすることは難しく、また手に馴染むサイズとは言いがたい。例えば女性や若年層のユーザー、あるいはiPadと併用しているユーザーにとっては、よりコンパクトなiPhoneへのニーズがある。また、低価格のiPhoneは、中国を始めとした途上国でのiPhoneのエントリーモデルとしての役割もある。中国市場においてはユーザーの約6割が、初めてのiPhoneとして4インチモデルを選んでいる。これは、4インチのiPhone 5sが、iPhone 6シリーズよりも低価格である点が挙げられる。小型のiPhoneを好む先進国ユーザー、そしてより低価格のiPhoneを求める新興国ユーザーの2つのニーズが、4インチモデルのiPhone SEを用意する主たる理由と言えるだろう。●Apple Payを収益源に○背景3:Apple Payを本格的な収益源へと成長させるiPhone SEは、HD対応ディスプレイと3D Touchの2点以外は、性能の妥協なく最新のiPhoneの機能を盛り込んだ。4インチを好んで使い続けているユーザー、そして低価格のiPhoneを求めるユーザーに対しても、最新のiPhoneの機能を提供できるようになる。この点で特に影響が大きいと見られるのが、クレジットカード決済をiPhoneのNFCチップと指紋認証で実現するApple Payだ。Apple Payは、現在、米国、英国、オーストラリア、カナダ、そして中国でサービスを開始している。特に中国は2016年2月にサービスを開始したが、既に300万枚のクレジットカードが登録された。Apple Payの決済によって、アップルは決済金額の0.15%を手数料として得られる。日々の決済にアップル Payを利用すると、アップルにとって新たな収益源となり得るのだ。特に人口の多い中国でApple Payを開始した意義は大きい。彼らが国内で、あるいは対応国への旅行でApple Payを利用すれば、Apple Payにとって大きな成長を遂げる原動力となる。4インチの低価格iPhoneのApple Payのサポートは、特に中国のユーザーのApple Pay利用を増加させる点で、デバイス販売以外の収益を大きく伸ばせるだろう。○アップルのビジネス全体に成長余地を与えるiPhone SEは、既存のiPhone 6以降のユーザーにとっては、さほど魅力的には映らないかもしれない。しかし、iPhoneの販売が中心のアップルのビジネスにとって、iPhone SEは成長余地を確保する重要なデバイスとなる。アップルはiPhone SEの発売によって、第2四半期もしくは第3四半期の、セールスが最も落ち込む期間に、新たな販売のピークを作ることができるだろう。iPhone SEによって、iPhoneのセールスは、年間で1000万台から1500万台の上乗せ効果を見込む予測もある。実際、iPhone 5sが2015年に2000万台販売されたことを考えると、これより価格が安く、高い性能となるiPhone SEは、 古い4インチデバイスの買い換えと新興国の開拓によって、さらに多くの台数を売り上げるだろう。少なくとも、iPhone 5cのような「失敗」の烙印は、押されないどころか、アップル自体の成長を助ける役割を担っていくことになる。
2016年03月22日アップルは21日(米国時間)に発表された9.7インチの「iPad Pro」用のアクセサリ3種を、Apple Online Storeにて取り扱うことを明らかにした。今回発売がアナウンスされたのは9.7インチ「iPad Pro」用の「シリコーンケース」「Smart Cover」「Smart Keyboard」の3種。シリコーンケースは名称の通り、シリコーン素材を使用したケース。本体内側はマイクロファイバーを採用し、iPad Proを傷から守る。Smart CoverまたはSmart Keyboardと併用することで、デバイスの両面を保護することができる。カラーはホワイト、ストーン、イエロー、アプリコット、ライトピンク、ミッドナイトブルー、ラベンダー、ライラック、ロイヤルブルー、ミント、チャコールグレイ、(PRODUCT)REDの12種。価格は8,800円(税別)。日本時間22日午前7時の時点での販売状況は「注文できません」となっている。Smart Coverは、9.7インチ「iPad Pro」の液晶部分を保護するカバー。マグネットが組み込まれたジョイント部分が、iPad Proにフィットさせるという構造になっている。iPad Proのオートスリープ機能に対応。。カラーはホワイト、ストーン、イエロー、アプリコット、ライトピンク、ミッドナイトブルー、ラベンダー、ライラック、ロイヤルブルー、ミント、チャコールグレイ、(PRODUCT)REDの12種。価格は6,500円(税別)。日本時間22日午前7時の時点での販売状況は「注文できません」となっている。Smart Keyboardは、カバーとスタンド機能を備えたキーボード。iPad Pro側面に搭載されたSmart Connector経由で接続を行う。各種ショートカットを利用できるQuickType機能に対応。カラーはチャコールグレーの1色のみ。価格は16,800円(税別)。こちらも日本時間22日午前7時の時点での販売状況は「注文できません」となっているが、予約受付の開始は3月24日となっているので、前出2製品も恐らく同日より予約が始まると思われる。Apple Store実店舗での予約も同時に開始になると見られる。
2016年03月22日3月8日、Apple Store銀座店で、企業向けのアップル製品用MDMソリューション「Casper Suite」を紹介するイベントが開催された。「業務には向かない」と言われてきたアップル製品の弱点を補う、非常に重要なソリューションとなる。○企業でのアップル製品管理に強い味方アップル製品といえば、DTPなど一部の業種を除いてパーソナル、コンシューマ向けというイメージが強いが、近年は社内システムのクラウドへの移行や、BYODなどの流行もあって、アップル製品がビジネスシーンでも多く使われるようになった。これに合わせてアップル自身もビジネスチームを編成し、企業向けにアップル製品を導入するための情報を発信している。今回のイベントもビジネスチーム主導によるものだ。イベント前半はモビリティエバンジェリストとして名高い、Tooの福田弘徳氏が登壇し、アップル製品を企業に導入する際の現状と課題について説明した。サポートコストが低いのがMac導入のメリットだが、一方で企業ユースでは不可欠な、端末の一斉アップデートや一斉インストール、セキュリティポリシーの一括変更といった、数百台をまとめて管理することは苦手としている。このため、結局は企業の管理から外れた「シャドーIT」(管理されていない端末を業務に理容すること)や「コンシューマライゼーション」(コンシューマ向け製品を業務に利用すること)といった問題が発生していた。こうした問題を解決するのが、米JAMF SOFTWAREが開発した「CasperSuite」だ。Casper Suiteは一般に「MDM」(Mobile Device Management)と呼ばれる、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどのモバイル端末を効率良く管理するための管理アプリだ。世界でIBMなどの大企業を含む5,900社に導入され、500万台以上の端末を管理しているという。特徴は、MacとiOSの双方をサポートし、デバイスの登録からアプリケーションの配布までを一括自動化可能な点や、OSの機能もフルに利用するセキュリティ機能、そして使いやすいインターフェースが特徴となっている。続いて、Casper Suiteの日本販売代理店であるチェンジの高橋祐一氏(※高ははしご高)が登壇し、Casper Suiteの特徴を解説するデモを実施した。デモでは、実際に構成プロファイルを使ってMacをセッティングする様子が実演されたが、確かに面倒な設定をいじることも、複雑な画面上でパラメーターをいじる必要もなく、すんなりとセッティングが完了した。また、コンピュータの状態を動的にチェックしてグループ化する「スマートコンピュータグループ」という機能があり、「OSをバージョンアップしていないiPhone」「特定のアプリをインストールしているMac」といった条件でグループ化できるので、効率的に管理運用できる様子も紹介された。このあたりは管理者にとってはかなり嬉しい機能だろう。最後にモビリティ・エバンジェリストの福田氏と、グリーの情報システム部で実際にCasper Suiteを使っている鈴木敏之氏によるトークセッションが開催された。鈴木氏は漢字Talk 7.5の頃からMacを使い続けているという古参ユーザーで、システム管理の経験も長い。グリーでは約750台のMacを管理されている。鈴木氏は、もともとWindows環境だったところにMacを導入することになったため、最初はMacをMicrosoftのActive Directoryに参加させようとしたが、手動で情報をバインドさせねばならなかったため、1台あたりにかかる時間が相当かかって断念。Macについては「緩い」ポリシーで運用していた。続いてIBMの「Endpoint Manager」(現BigFix)を導入したが、こちらもOSのアップデートなどを行うバッチマネジメントがうまくいかず、Windowsは80~90%が自動化できていたものの、Macについては60%前後止まりと、かけたコストに見合わない状態だった。そこでCasper Suiteの存在を知り、WindowsとMacを一括管理することを諦めてCasper Suiteを導入。管理アプリとはいえ、運用が軌道に乗れば毎日触るものでもないため、UIがわかりやすく使いやすいことが導入の決め手になったという。まだ導入から3カ月程度だが、バッチマネジメントも3日で90%超と順調に運用できているとのこと。新しいコンピュータを業務用にセッティングする「キッティング」はまだ完全に自動化できていないものの、OSのイメージをアップロードしておいて自動的に展開し、ライセンスも適用されるところまでは進んでいるそうで、最終的には新しいマシンをネットワークに接続したら自動的にキッティングが完了するところまで進めたいとのことだった。さまざまな製品を渡り歩いてきた鈴木氏だが、Macを管理するならCasper Suiteの一択であると激賞してトークセッションが終了した。筆者も以前企業内に自分のMacを持ち込んで使っていたが、当時はきちんと管理する手段がほとんどなく、基本的にユーザーの自主的な管理に任されているというのが実情だった。しかし顧客情報の取り扱いでISOを取得する場合などはそのような環境にとどめておくこともできず、今後アップル製品が業務に組み込まれていく割合が高くなるにつれてMDM/エンドポイント製品の重要性は増してくるはず。システム管理者はCasper Suiteのような実績ある製品の存在を知っておくことで、余分なコストを削減し、効率の高い管理が可能になるだろう。
2016年03月15日城田優が、初めて演出に挑むミュージカル『アップル・ツリー』。『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』など錚々たるミュージカル作品で主演を務めるほか、映画やドラマなど映像作品でも多く活躍する城田。その城田がかねてからの念願であったという“ミュージカルの演出”。その初めての挑戦となる作品が本作になる。ミュージカル『アップル・ツリー』チケット情報その作品となる『アップル・ツリー』も、城田が「ぜひやりたい」と選んだもの。アダムとイヴの物語など禁断の木の実を巡る3組の男女の愛の物語を描いたオムニバス形式のミュージカルコメディ。ブロードウェイでの初演(1966年)以来愛され続け、日本でも上演されている。5月28日の開幕に向け、この日は2度目のワークショップの真っ最中。キャストの役柄をこの日の感触で決める、というタイミング。稽古場に揃ったキャストは、城田とは『エリザベート』で共演経験があり、『レ・ミゼラブル』などでも活躍する岸祐二以外は、全員城田がオーディションに参加し、“声”を特に重視して決めたというメンバー。ワークショップではキャストがそれぞれの役をシャッフルして演じていた。仲には既に台本を覚えてしまっているキャストもおり、気合十分。全く同じセリフでも演じるキャストによって全然違う雰囲気になるのはさすが。その芝居を見て城田は、ひとりひとりにその都度「コミカルで非常に面白かったので今度は真面目な方向性でもやってみて」「そのレベルまでやってくれるのであれば、ここはもっとこうして」など、よいところは褒めながら丁寧に導いていく。そして再び同じ役を演じての変化を見て、今度は「爆発しそうな感情を抑えるようにやってみて」などもう一歩具体的に、時に城田自身が演じてみせながら、分かりやすく無駄のない言葉で伝えていく。その中で言った「大前提に骨がないと肉がつかないんですよ」というひと言は、核となる部分を大切に芝居をしてほしいという城田の演出家としての目線が伝わる印象的な言葉だった。ワークショップ中には、岸が「やりたい!」と立候補してある役を演じてみせるなど、スペシャルな時間も。ところどころに笑いがありながらも、真剣み溢れるワークショップは続いていく。さあ、配役の結果はいかに…?ミュージカル『アップル・ツリー』は5月28日(土)から6月7日(火)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。
2016年03月11日城田優が、初めて演出に挑むミュージカル『アップル・ツリー』。『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』など錚々たるミュージカル作品で主演を務めるほか、映画やドラマなど映像作品でも多く活躍する城田。その城田がかねてからの念願であったという“ミュージカルの演出”。その初めての挑戦となる作品が本作になる。ミュージカル『アップル・ツリー』チケット情報その作品となる『アップル・ツリー』も、城田が「ぜひやりたい」と選んだもの。アダムとイヴの物語など禁断の木の実を巡る3組の男女の愛の物語を描いたオムニバス形式のミュージカルコメディ。ブロードウェイでの初演(1966年)以来愛され続け、日本でも上演されている。5月28日の開幕に向け、この日は2度目のワークショップの真っ最中。キャストの役柄をこの日の感触で決める、というタイミング。稽古場に揃ったキャストは、城田とは『エリザベート』で共演経験があり、『レ・ミゼラブル』などでも活躍する岸祐二以外は、全員城田がオーディションに参加し、“声”を特に重視して決めたというメンバー。ワークショップではキャストがそれぞれの役をシャッフルして演じていた。仲には既に台本を覚えてしまっているキャストもおり、気合十分。全く同じセリフでも演じるキャストによって全然違う雰囲気になるのはさすが。その芝居を見て城田は、ひとりひとりにその都度「コミカルで非常に面白かったので今度は真面目な方向性でもやってみて」「そのレベルまでやってくれるのであれば、ここはもっとこうして」など、よいところは褒めながら丁寧に導いていく。そして再び同じ役を演じての変化を見て、今度は「爆発しそうな感情を抑えるようにやってみて」などもう一歩具体的に、時に城田自身が演じてみせながら、分かりやすく無駄のない言葉で伝えていく。その中で言った「大前提に骨がないと肉がつかないんですよ」というひと言は、核となる部分を大切に芝居をしてほしいという城田の演出家としての目線が伝わる印象的な言葉だった。ワークショップ中には、岸が「やりたい!」と立候補してある役を演じてみせるなど、スペシャルな時間も。ところどころに笑いがありながらも、真剣み溢れるワークショップは続いていく。さあ、配役の結果はいかに…?ミュージカル『アップル・ツリー』は5月28日(土)から6月7日(火)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。
2016年03月11日今回ご紹介する「アップルサイダー」はサイダーといっても炭酸ではなく、りんごとオレンジ、シナモンスティック、クローブ、砂糖などをコトコト煮つめて作るドリンク。アメリカでは子どもも大人も好きなファミリードリンクで、特に寒い季節は温めて飲むのが定番です。りんごジュースより濃厚でスパイスの風味がリッチなアップルサイダーは、「今日はノンアル!」っていう日にもおすすめですよ。ホットでもコールドでもPhoto by Noraアップルサイダーはアメリカでは多くのスーパーで売られており、寒い時期はファーマーズマーケットやフェスティバルなどで、できたてのアツアツが売られていることも。ただ温かいだけのりんごジュースと思いきや、風味がすごく良くて体もじんわりあったまります。Photo by Pinterestアメリカのスターバックスコーヒーでは「キャラメルアップルサイダー」という、ホットアップルサイダーの上にホイップクリーム、キャラメルソースをトッピングしたメニューが季節限定で発売されて人気でした。暖かい季節には氷とソーダで割ったり、アイスクリームをトッピングしたりしてもGood!ノンアルなのにカクテルみたいに洗練された味だから、カクテルグラスやワイングラスで楽しんでみては。アップルサイダーの作り方Photo by Pinterestアップルサイダーの作り方はとってもシンプル。とにかくコトコト煮込むだけ。できたてのアツアツは風味が格別で、体の芯からあったまりますよ。冷蔵庫で4~5日保存可能で、冷凍保存もできます。【材料】りんご・・・中6個オレンジ・・・1個シナモンスティック・・・2本粒クローブ・・・大さじ1/2ナツメグ(あれば)・・・ひとつまみ水・・・1,800ml~2,000ml砂糖・・・大さじ2~3(りんごの甘さによって調整)【作り方】1. りんご、オレンジはよく洗って、皮ごと2~3cm幅のくし形に切ります。2. 深い鍋にすべての材料を入れて強火にかけます。煮立ったら中弱火にし、フタをして約2時間煮込みます。3. りんごとオレンジが柔らかくなったらポテトのマッシャーなどでつぶし、さらに1時間煮込みます。4. 味見をして好みの甘さになるよう砂糖を加え、火を止めてザルでこします(裏ごし不要)。フルーツなどの残りかすは捨ててください。好みでクランベリーをプラスして煮込んでもOK。「シャトルシェフ」のような保温調理器で5~6時間煮込んでも、同じようにできます。スイーツや料理に活用してもPhoto by Pinterestドーナツやケーキなどスイーツ作りの際、生地に混ぜて使うのもおすすめ。いわゆる「アップルパイ味」に。りんごとスパイスの濃厚な味わいがリッチですよ。また、お肉をソテーするときにアップルサイダーを使うとしっとり柔らかく仕上がります。お肉とりんごの甘みがしっかりあるから、塩、こしょう、しょうゆ程度のシンプルな味付けでOK。温かくしても冷たくしても美味しく飲め、料理にも使えるアップルサイダー。ノンアル生活の新定番として取り入れてみて!(レシピ制作:Nora)
2016年03月07日カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)が運営する東京都世田谷区の「二子玉川蔦屋家電」。ここには、CCCとアップルとのコラボレーションによる「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」がテナントを構えている。家電量販店、Apple Storeとは一味違うショップ展開をしているのだが、一体どんな取り組みを進めているのだろうか?蔦屋家電のコンセプトは、「ライフスタイルを買う家電店」。書店とカフェとが一体化したスペースで、様々なライフスタイルを提案している。家電はもちろん、日々の生活をもっと刺激的にしてくれるインテリアや本、雑貨などを販売しており、トータルでライフスタイルを提案しているのが特徴だ。どうして二子玉川で家電店なのか? これについては、出店前に実施したアンケート結果を反映してのことのようだ(二子玉川にあってほしい施設は、1位が映画館、2位が家電店だった)。本と家電、それぞれ売場には「コンシェルジュ」とよばれる専門スタッフが常駐している。家電と言っても、最新のものが、全ての消費者にマッチしているとは限らない。そこで、専門の知識を有した「コンシェルジュ」の出番、というわけだ。戸建て、マンションなど、居住空間にあわせた製品の紹介をするなど、顧客に寄り添ったアドバイスをしてくれる。店舗のデザインは独特なもので、Apple Watchのディプレイ用テーブルについては、Apple Store実店舗のものと同じであるが、それを除くとすべて自前。デザインを担当したのは代官山T-SITEなどを手がけたことで知られるクライン・ダイサム・アーキテクツ。彼らは、湘南 T-SITEの「T-SITE Apple Authorized reseller」も手がけている。「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」はエントランス入ってすぐという、店舗の「顔」とも言うべき場所にテナントを構えている。まず、一番目立つ位置にApple Watchのディプレイ用テーブル。その両隣がiPhoneとiPad、その奥がMacという構成だ。「Apple Storeと比べると、落ち着いた空間なので、コーヒー片手に、ゆっくり自分の欲しい製品を見ることができる」とコンシェルジュの斉藤雄之介さん。確かに、いつも大勢の人が詰め掛けているというイメージがあるApple Storeと比べると、ゆったりした印象があり、まるで自宅で寛いでいるような感覚でショッピングを楽しめる。照明の照度も午前中と夕刻、夜で変化させており、一日リラックスした時間を過ごせるよう工夫されている。アップル認定販売代理店から、Apple Premium Resellerまで、Apple Store実店舗以外でアップル製品を取り扱う販売店は数多くあれど、こういった空間演出を施しているのは、「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」だけだろう。アップル製品のコンシェルジュは計7名。専門知識を持ち合わせているだけでなく、普段からApple Storeで実施されるトレーニングやレクチャー、トークなどに足繁く通い、さまざまな情報収集に余念がない。知識量はGenius Barのスタッフに引けを取らないレベルだ。どちらかというとiPhone/iPadから入ってきてMacを使いたいというエントリーユーザーの来客が多いとのことだが、彼らが傍にいてくれるなら心強い。「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」の大きな特徴をもうひとつ。それはコンシェルジュによって運営される、独自のワークショップやイベントだ。土地柄か、親子向け、女性向けの企画が好評のようで、Macを使った、ソフトバンクが販売するロボット「Pepper」を動かすためのプログラミング講座、押し花を使ってオリジナルiPhoneケースを作成するワークショップなどは特に盛況だった模様だ。直近では2月28日(日)に「多摩川を楽しく走ろう! ゆっくり走ろう! 始めよう健康習慣 ~スムージーラン(3km編)~」が催される。これは、Apple Watch Sportをトライオンして走ってもらうというプロモーションも兼ねて実施されるのだが、こういった地域密着型のイベントが多いのも突出したポイントである。基本的に無料で提供しているサービスだそうなので、気軽に参加できるという点も評価したい。他の売り場のコンシェルジュと協力して、蔦屋家電ならではのアイディアを散りばめた企画は、Apple Storeのプログラムとはまた異なり、とても魅力的だ。開業に際して「家電は人生を変える」というテーマが基幹にあったという、蔦屋家電。人々の生活を変え、より良いものにしていくというアップルの理念と一致したところもあって、見事にコラボレーションを結実させた。物入りなこの時期、「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」で一通りアップル製品を揃え、プラスαの買い物をして、新生活を迎えてみてはいかがだろう。
2016年02月26日11年前、長女に「アップル」と、いまでいうキラキラネームを命名して世間を驚かせたグウィネス。幼い頃からママにそっくりと言われていたアップルちゃんと一緒に写っている写真をインスタグラムに投稿したところ、大反響を呼んでいる。「まるで双子みたい」「どうみても、姉妹」など、グウィネスとそっくりだという声が上がっている一方、「目がクリスそっくり!」「私にはクリス・マーティンにしか見えない」と、グウィネスの元夫クリス・マーティンに似ているとの声も。いずれにせよ、両親のイイところ取りをしているアップルちゃんの美しい容貌に、「大きくなったら絶対モデルになるんだろうね」とファンたちもアップルちゃんのモデルまたは女優デビューを確信しているようだ。4年前に「エレンの部屋」に出演した際、グウィネスはアップルちゃんの類まれな歌の才能を明かし、「将来は歌手かパン屋さんになりたいらしいの」と語っていた。パパは人気バンド「コールドプレイ」のボーカリスト、ママはアカデミー賞女優、どちらの美貌も才能も受け継いだアップルちゃんの将来はいかに…。最近グウィネスが答えた「Glamour」誌のインタビューによると、アップルちゃんだけでなく、9歳のモーゼスくんも歌やギター、演技の才能が優れているという。数年後に2人が何かしらの形でデビューするのは間違いなさそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年02月08日アップルは、海外向けに設計されたApple AC電源プラグの交換プログラムを開始した。交換対象となるのは、ヨーロッパ大陸、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、アルゼンチン、ブラジル向けに設計された、2芯のApple AC電源プラグ。米国や英国、日本向けのAC電源プラグや、Apple USB電源アダプタなどは対象外。交換対象の電源プラグは、2003年から2015年にかけ、Macや一部のiOSデバイス、Appleワールドトラベルアダプタキットで同梱されたもの。ダックヘッド部の故障時に手で触れると、感電する恐れがある。対象となる電源プラグでは、ダックヘッドのくぼみ部分に4~5文字が記載されているか、全く文字が記載されていない。一方、新設計の電源プラグには、くぼみに3文字の地域コード(EUR、KOR、AUS、BRAなど)が記載されている。交換プログラムでは、交換対象の電源プラグを、新設計の電源プラグに無償交換する。交換は、Apple Store直営店でGenius Barの予約をするか、正規サービスプロバイダで行なう。交換手続きには、自身のMac、iPad、iPhone、iPodいずれかのシリアル番号を提示する必要がある。
2016年01月29日アップルが同社製品をフィーチャーし、「新しい何かを始めよう。」と題したキャンペーンをスタートさせた。現在、キャンペーンサイトが公開されているが、Apple Store実店舗でも今回ピックアップされたアーティストの作品が展示される模様だ。キャンペーンには日本の作家も選ばれている。グラフィックアーティストの牧かほりさんだ。紹介された"VISIONEO16"という作品は、iPad ProとApple Pencilを使って描かれ、息を呑むほどの美しさと繊細さを讃えている。***――牧さんは92年日本大学芸術学部卒業後に渡米。ニューヨークでファインアートを学び94年帰国後フリーランスのイラストレーターとしてキャリアをスタートさせた。COMME des GARÇONSの2005 A/Wでペインティングを提供したほか、JUJUやHIATUSのアルバムジャケットなどを手がけ、2008年には文化庁メディア芸術祭でアート部門審査委員会推薦作品を受賞している。まずは"VISIONEO16"の制作の過程について伺ってみた。牧実はいわゆるペンタブレットのようなデバイスを使ったことがなかったんです。これまでの作品はAdobe Photoshopを利用しているのでデジタル仕上げにはなっているのですが。鉛筆や水彩で描いたものをスキャンして、Photoshopで合成していくというのが制作のプロセスで、最初から最後までデジタルデバイスで描きあげるというのは今回が初めてでした。最初はこれで全部仕上げるのは無理かもしれないなあと正直に申し上げたのですが、まず、『Procreate』で写真が取り込めたのがラッキーだなと思って(笑)。花の写真をiPhone 6sで撮って、それを素材にしたのですけど、これが先ほどのスキャンしてって作業と感覚的に似ていたので。その後で画面をApple Pencilで叩いていくような作業に入ることになったのですが、ここが一番戸惑いましたね。やっぱり今までの画材と違いますから。ただ、これさえ持っていれば、鉛筆など画材が一切要らないし、持って出かければ写真も撮れて、すぐにそれを素材にできてっていうのが素晴らしいと思いました。これ一台でOK、世界中旅して、いろんなことがここでできるって。単純に画材に置き換えたとき、凄い物量になるわけですよ、自分で持てる量でなくなることもあるくらい(笑)。水も、それを拭くものも必要なわけですし。使うにしても、まだまだ自分が気づいていない利用法が眠っているんだろうなと感じます。――牧さんは作ったものを「共有」することに期待を寄せているようである。AirDropで近くの人と、iCloudを使えば、それこそ世界中の人ともシェアするのは簡単にできるのだが。牧"共有"できるっていう感覚が昔と全然違うなって感じます。自分の作ったものをすぐに見せたり、交換できたりっていうことが、漠然と育ってしまった心の壁を取り払ってくれるのではないでしょうか。一方通行でなく、多面性を分かち合え、あちこちから自分を照らされても自然でいられるような気がします。――筆者もこの「共有」という考えには興味を惹かれた。なぜなら、作品をシェアすることで別な派生作品が生まれる可能性があるからだ。一人のアーティストが最初から最後まで仕上げるのが当たり前だったジャンルに於いて、形式の変化を齎すかもしれない。牧描かれた絵に他の人が手を加えるということは今までだったらなかったですけど、他者の手で作品が新たな展開を見せるという指摘は面白いですね。人の感覚や思考が変化するというのは大いにありうると思います。加筆されて質が落ちちゃったらええっ!?とは思うでしょうけど(笑)。ただ、その連鎖がいい方向に向けば、世界も良くなっていくのではないでしょうか。冗談でなく、本当にそう思いますね。人の考えが重なっていって、それが心地よいものであるならば、人間自身が成長していけるはずです。――牧さんは単なる画材の代わりとしてだけでなく、さまざまな局面で人が成長していくのを支援してくれるツールとしてiPad Proに期待を寄せている。「教育の現場でもきっと役に立つ」ともコメントしてくれた。その一方で警戒とまではいかなくても気をつけようと感じていることもあるという。牧作風が似通ったものになってしまうのではないかという危惧はありますよね。あ、これ、あのアプリ使ったなっていうのが分かってしまったりということもあると思います。iPad Proを使うことによって、自分の作風が変わるというよりも、どちらかというと方法論が変わることを期待しています。もっとも自分の精神性を高めるってことも必要になってくるのでしょうけど。そこで大きくジャンプしたいなという気持ちはあります。――とはいえ、牧さんはすでに一度Photoshopを使って制作するという挑戦をし、見事に道具として取り込んだという経歴がある。引き続きiPad Proを使うにしても、難なくこなすようになるのではないだろうか。変わることを躊躇せず、むしろそれを面白がる、それが彼女の作家性でもあるように思えるのだ。牧デジタルの世界は有限だと思い込んでたところがあったのですが、iPad Proを使ってみたら水彩画の二度と再現できないニュアンスと近い描写が可能なんじゃないかと思えるようになりました。普通のペンが滲むようにApple Pencilも滲む表現ができるところとか、開発者が無限を目指しているんだなと感じ取れますね。この小さなデバイスの中に潜む大きな可能性をもっともっと発見していきたいです。言ってみたら新しい次元を広げてくれる"窓"のようなものではないのでしょうか。私自身、最近、"イラストレーター"って肩書きが重いと感じているんですが、先ほどの共有とか、あるいは発信するということでの"軽やかさ"をも体現していますよね。私達の世代に対しては、そんな風に"もっと身軽でいいんだよ"ってメッセージが届いてる気がします。――さらに、変化することで成長できるはずと、力強い言葉を残してくれた。続けてクリエイターとクリエイターでない人の差が少なくなるだろうとも指摘する。牧先ほどの作風が似通ってしまうかもという危惧とは矛盾せず、万人がクリエイティブでいられる可能性も提示してくれているとも思います。クリエイターと非クリエイターの垣根を取り払ってくれるような。それはよりはっきりとした形で表れていると感じます。これは大きいですよね。今まで尻込みしてた人でもすぐに始めらるし、コラボレーションもできる、研鑽もできる。これで発掘される才能もあるだろうし、今、プロフェッショナルな世界で活動されている方はより高いところを目指せるのではないでしょうか。――最後にインタビューから10日ほど経って、牧さんから届いたメールを一部紹介しよう。牧デジタルのよさは、デジタル側が生み出す偶然に、ちょっと意思を加えてさらに偶然を重ねられること。このサンドイッチを好きなだけ繰り返して、(いわば上質な他力本願が!)思っても見なかった表情を生み出します。iPad proの場合は、さらにApple Pencilを握って、実際の絵/タブレットの表面に触れながら制作するので、人とデジタルの境界線ががうっすらとする瞬間が多くあるんです。きっとこの瞬間に人の創造力が、何かに導かれてきらめきのクリエイションを生み出すんですね。たのしいツールがまた一つ増えました。***年明け9日、牧さんは「新しい何かを始めよう。」と題されたApple Storeのイベントに登壇する予定だ。当日はイラストレーターとしての仕事を振り返り、iPad ProとApple Pencilに出会ったことで創作活動に新たに発見したことを紹介しつつ、今後のデジタルクリエイションに込めた想いなども話していくという。ライブデモを楽しみながら、2016年最初のイラスト作品にチャレンジして、新しい自分を見つけてみるというのはいかがだろう。会場はApple Store, Omotesandで16時開始を予定している。詳細についてはApple StoreのWebサイト、またはiOS用に提供されている「Apple Store」アプリでチェックして頂きたい。
2015年12月30日アップルは10日、12月7日から13日までのコンピュータサイエンス教育週間に合わせ、コンピュータプログラミングの基礎を学べる無料のジュニア向けワークショップ「Hour of Code(コーディングの時間)」をApple Store各店で実施した。本稿ではApple Store, Omotesandoで開催されたワークショップの様子をお届けする。Hour of Codeは、コンピュータサイエンス教育普及を推進するNPO団体であるCode.orgが提唱している運動で、180カ国以上の生徒数千万人が参加している。Hour of Codeのイベントは誰でもどこでも開催することができ、この運動を以前より支援したきたアップルは、世界規模でスペシャルイベントを実施している。今回のワークショップは6歳以上を対象に実施され、筆者が取材した回には、学校の授業を終えた小学生8名が参加した。ワークショップは、用意されたチュートリアルを進めることで、誰もがプログラミングの基本を1時間で習得できるような内容になっている。開始に先立って、参加者全員でビデオを視聴。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグらが登場するこのビデオはYou Tubeでも見ることができる。ビデオを見終わると続いて、Apple Storeのスタッフから、注釈が。コードを書くことは、エンジニアだけがする事ではなく、皆に関係あることなのだというイントロダクションののち、各々で自己紹介。名前と将来の夢をお互いに伝え合う。その将来なりたい自分の姿と、先ほどの、コードを書くことは皆に関係あるよという話をつなげ、スタッフは、電子レンジなど身の回りにあるものもプログラムが動いていると丁寧な解説をしてくれた。そしていよいよiPad miniを使ってチュートリアルを動かしていく。今回は映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する球型のドロイド・BB-8を実際に動かしてみるというものだ。前作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』が公開されたのは10年前だから、子供たちは知らないのではないかと思ったのだが、CMとタイアップをガンガン展開してるからか、意外と「知ってるー」という声が多かった。BB-8はコンピュータでコントロールされているという設定もあり、この課題に登場させるのにピッタリのキャラクターだ。映画の登場人物であるレイという女性と一緒にBB-8が部品を集めていくという動作を実行させるのだが、プログラムの構築は命令が書かれたブロックをつなぎ合わせて行っていく。「前方に移動します。」「左に曲がる」「右に回転」といった基本的な動きが書かれたブロックを組み合わせて作業を進めるのだが、要領よく進められる子もいればそうでない子もいる。わが子が上手くこなせてない様子を見て、お父さんお母さんが助太刀に入ろうとするのだが「自分でやる!」と、解決法を自ら探ろうとする子が多かったのが印象的だ。スタッフも補助に入るが、こうしなさいと指示するのではなく「何回右に動いたらいいのかな?」といったようにヒントを与えるにとどめ、思考することに重きを置いていたところは高く評価したい。これは競争ではないから、何問解けたから偉いということではないし、それよりも、思考方法を鍛錬することのほうが重要なのだ。また、協力を仰ぐのに、その日その場で会った隣の子に声をかけるという姿も印象に残った。一緒に同じ作業をすることで、同じテーブルに座った子供たちの間で連帯感が生まれているようにも見えた。約1時間のワークショップが終了すると、修了証が授与され、作業で使ったアップルのイヤフォン「EarPods」がプレゼントされた。最後にゲストとしてバックルームからSpheroより発売されたBB-8が登場。iPadからコントロールして皆で楽しんだ。なお、ワークショップで採用されたチュートリアルはこちらから利用することができるので、興味があれば一度試して頂きたい。
2015年12月11日アップルがUSB 3をサポートする「Lightning-SDカードカメラリーダー」の販売を開始した。同社のオンラインストアでの価格は3,500円(税別)。Lightning-SDカードカメラリーダーは、カメラで撮影した写真やビデオをiOSデバイスに取り込むためのLightning対応のカードリーダーだ。SDカードを差し込むとiOSデバイスの写真アプリが開き、iCloudフォトライブラリを使用している場合は、取り込んだ写真やビデオがiCloudに保存される。新しいLightning-SDカードカメラリーダーはUSB 3に対応する初のLightiningアクセサリであり、RAW画像やHDビデオといった大きなファイルも高速に転送できる。ただし、現時点でLightningポートがUSB 3に対応するiOSデバイスはiPad Proのみ。その他のiOSデバイスではUSB 2の転送速度になる。
2015年12月09日アップルがiPhone用のバッテリー内蔵型保護ケース「Smart Battery Case」を発売した。対応機種はiPhone 6sとiPhone 6。カラーはチャコールグレイとホワイトの2色。同社のオンラインストアにおける価格は11,800円(税別)だ。Smart Battery Caseは「シリコーンケース」と同じように、外側に柔らかいシリコーン、内側にiPhoneを保護するマイクロファイバーを用いており、丸みのあるiPhone 6s/6のボディにぴったりとフィットし、手に心地よく収まる。またケースを簡単に脱着できるように、ヒンジ部分にエラストマーを採用している。Smart Battery Caseの装着によってiPhone 6sのバッテリー動作時間は以下のように80%前後長くなる。連続通話時間:最大14時間→同25時間LTEでのインターネット利用:最大10時間→同18時間ビデオ再生時間:最大11時間→同20時間ケース内蔵バッテリーの残量はiPhoneの通知センターやロック画面で確認できるほか、ケースの内側にバッテリーの状態を示すLEDインジケータが用意されている。iPhoneに付属するLightning-USBケーブルを使ってiPhoneと同じように充電でき、ケースを装着した状態で「iPhone Lightning Dock」を利用できる。米国のいくつかの媒体が、早くもSmart Battery Caseの使用レポートを公開している。The Vergeの「Apple’s new $99 iPhone battery case doesn’t measure up」によると、iPhoneとSmart Battery Caseのどちらのバッテリーも100%の状態では、iPhoneはケースのバッテリーから使用するという。Smart Battery Caseの内蔵バッテリーの容量は1,877mAh。iFixitの分解レポートなどで明らかになったiPhone 6sの内蔵バッテリーの容量をわずかに上回るが、iPhoneを100%まで充電できないこともあると指摘している。内蔵バッテリーが空になったiPhone 6sにSmart Battery Caseを装着し、Smart Battery Caseが空になるまで充電したところ、iPhone 6sの内蔵バッテリーは72%だった。バッテリー容量と価格という点ではサードパーティの製品に軍配が上がる。だが、スリムなSmart Battery Caseは持ちやすく、Lightningケーブル1本で扱え、通知で簡単にバッテリー残量を確認できるなど、Appleデザインならではの使いやすさが長所であるとしている。
2015年12月09日世界エイズデーの12月1日、アップルはApple Store銀座、心斎橋、名古屋、福岡の4店舗でAppleロゴのカラーを"レッド"に変更した。同日アップルが販売するすべての製品、アクセサリの売上金額の一部が、世界エイズ・結核・マラリア対策基金へ寄付することがアナウンスされている。これは、例年ワールドワイドに実施されており、日本では、実店舗、オンラインストアともに、アップルが販売するすべての製品およびアクセサリの売上金額の一部が世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付される。また、銀座、心斎橋、名古屋、福岡の4店舗では、この日のみ店頭に設置されたAppleロゴのカラーがレッドに変更されている。アップルは、エイズと戦い、エイズの無い世代を作り出すための活動を続ける(RED)の活動を以前よりサポートしている。(PRODUCT)REDを運営する(RED)は、ロックバンドU2のボーカリスト・ボノと、 国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となり、2006年1月26日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで提唱された。(RED)には、アップルをはじめ、ファッション系から金融系まで様々な企業がパートナーとして参加しており、(PRODUCT)REDという共通のブランドの商品の開発・販売にあたっている。活動を通じて得た収益の一部は「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」に寄付され、募られた基金は、エイズによって最も深刻な影響を受けている人々に教育や診療を提供するために使われる。(RED)に参加した企業からは、これまでに総額3億2,000万ドル以上、アップル単独でも1億ドル以上の資金が生み出されている。また、App Storeでは、ゲームデベロッパーであるフィンランドのSupercellと協力して「(RED)パック」を提供している。対象となるのは、「クラッシュ・オブ・クラン」「ブーム・ビーチ」「ヘイ・デイ」の3タイトルで、App内課金として購入できる。こちらは売上金額の中から収益分すべてが前述の「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付される。名パックには、ゲーム内で(RED)への支援を表明できる期間限定のデコレーションアイテムも含まれている。これらのパックは、12月5日午前1時(日本時間)まで購入できる。
2015年12月01日アップルは19日、Apple Watch用の充電ドック「Apple Watch Magnetic Charging Dock」をオンラインのApple Storeで販売開始した。価格は税別9,500円。19日時点では、1営業日での出荷となっている。Apple Store実店舗でも販売予定。「Apple Watch Magnetic Charging Dock」は、円盤型の台の中央に磁気充電端子を備え、Apple Watchを充電できるスタンド。充電端子は立てることができ、Apple Watchを横向きでも、寝かせた状態でも充電できる。なお、Apple Watchを横向きに置いた場合は自動的にナイトスタンドモードに切り替わる。対応するApple Watchは、38mmケースと42mmケースの両方。同梱物は、Apple Watch Magnetic Charging Dock本体および、Lightning - USBケーブル。
2015年11月19日アップルが同社のオンラインストアにおいて、Apple Watch用の充電ドック「Apple Watch Magnetic Charging Dock」の販売を開始した。Magnetic Charging Dockは38ミリと42ミリの全てのApple Watchで利用できる。円盤形の台座の真ん中に、Apple Watch付属の充電ケーブルと同じ磁気充電端子が付いており、Apple Watchを置くだけで簡単に充電を開始できる。ドックの高さがあるため、バンドを広げて平らに置いた時にApple Watchが安定する。また磁気充電端子は立てられるようになっており、横向きに立てた状態でApple Watchを置くことも可能。横向きに置くとApple Watchは自動的にナイトスタンドモードに切り替わる。パッケージに含まれるのはApple Watch Magnetic Charging DockとLightning - USBケーブル。カラーはホワイト。価格は9,500円 (税別)だ。
2015年11月19日アップルは11月9日、タブレットiPadシリーズの新製品「iPad Pro」のオンラインでの販売を11月11日に開始すると発表した。またApple直営店、特定の通信事業者やApple製品取扱販売店などにおいて、今週後半から店頭販売も始まる。価格は下位モデルの32GB Wi-Fiが94,800円、上位モデルの128GB Wi-Fi+セルラーが128,800円となっている。カラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。オプションの「Apple Pencil」は11,800円。「Smart Keyboard」は19,800円 (チャコールグレイ、US Englishレイアウト)。iPad Pro Smart Coverが7,800円(チャコールグレイ、ホワイト)、iPad Pro Silicone Caseが9,800円(チャコールグレイ、ホワイト)となっている。iPad Proは、米Appleが9月に開催したスペシャルイベントで発表し、11月の発売を予告していた。12.9インチ (2,732×2,048、264ppi)の大きなRetinaディスプレイを装備し、ディスプレイ面積はiPad Air 2より78%も大きい。プロセッサはA9の高速版であるA9Xを搭載する。iPad Air 2に比べてCPU性能が最大1.8倍、グラフィックス性能も最大2倍向上した。3Dデザインの作成・レンダリングや、4Kビデオのマルチストリームの編集といったタスクでもスムーズに処理できるという。iPad Proは"プロ"のニーズに応えるiPadという位置づけであり、Apple自身がペン入力用のApple Pencilと、キーボードSmart Keyboardを用意した。Apple Pencilは圧力センサーと傾きセンサーを備え、新しいMulti-Touchサブシステムとタイミングコントローラを備えたiPad Proのディスプレイとの組み合わせで、ペンを使った豊かな表現を実現する。Smart Keyboardはカバーとハードウエアキーボードを兼ねており、Smart Coverと同じようにマグネットで簡単に着脱でき、折りたたみ方を変えることでカバー、スタンド、キーボードの3つのスタイルで利用できる。キーボード部分はファブリック素材にレーザーアブレーションによって一つずつキーが形成されており、わずか4ミリの薄さでもしっかりとした張力を持ち、安定して正確にタイピングできる。カメラは、背面のiSightカメラが8メガピクセル、前面のFaceTime HDカメラは1.2メガピクセル。Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、Touch IDを搭載。内蔵バッテリーは38.5Whで、最大10時間の使用が可能だ。本体サイズは305.7×220.6×6.9ミリ、重さは713グラム(Wi-Fiモデル)/723グラム(Wi-Fi+セルラーモデル)。
2015年11月10日アップルが同社のオンラインストアで第4世代の「Apple TV」の販売を開始した。価格は32GBモデルが18,400円、64GBモデルが24,800円。出荷予定日は販売開始時点で3~5営業日となっており、最も早い場合は10月31日に届く。第4世代のApple TVは米Appleが9月に開催したスペシャルイベントで発表し、10月末の発売を予告していた。同社は「TVの未来はアプリである」としており、Apple TVに新たにtvOSを搭載した。サードパーティ開発者がApple TV向けのアプリを開発でき、Apple TVのApp Storeを通じてユーザーに提供できる。ユーザーインターフェイスはフラットなデザインになり、また新たなインターフェイスとして音声デジタルアシスタント「Siri」が加わり、音声を使った操作や情報検索も可能になった。ハードウエアはCPUにA8を搭載、Wi-Fi機能が802.11ac(2x2 MIMO)をサポートする。ユーザーインターフェイスの変更に合わせて、付属のリモコンも「Siri Remote」に刷新された。Bluetooth 4.0でApple TVと接続。IRトランスミッタ、タッチ操作用のTouchサーフェス、Siri用のマイクを備える。また加速度センサーとジャイロスコープを内蔵し、簡単な動きによる操作もサポートする。第4世代Apple TVのパッケージには、本体、Siri Remote、Lightning-USBケーブル(Siri Remoteの充電用)、電源コードが含まれる。HDMI(HDMI 1.4に対応)でTVと接続するが、HDMIケーブルは同梱されていない。アクセサリ類は、Siri Remoteが単体で9,500円、動きのあるゲームなどでSiri Remoteを落とさないように手首と結ぶ「Remote Loop」が1,500円となっている。第4世代Apple TVはBluetooth対応のヘッドフォンやスピーカーをサポートしており、「Beats PowerBeats2ワイヤレスインイヤーヘッドフォン」「Beats by Dr. Dre Solo2ワイヤレスオンイヤーヘッドフォン」「Bose SoundLink Mini Bluetooth Speaker II」「B&O PLAY BeoPlay A9 mkⅡ」など、Apple Storeで販売されているBluetooth対応ヘッドフォン/スピーカーの互換Apple製品にApple TV(第4世代)が加わった。Bluetooth 4.1対応のゲームコントローラ「SteelSeries Nimbusワイヤレスゲームコントローラ」(8,400円)もApple TV(第4世代)をサポートする。
2015年10月27日マーベル映画『アントマン』の続編『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』(2018年7月全米公開)で、ペイトン・リード監督が再びメガホンをとる可能性が出てきたという。今年9月に日本公開された本作は、身長わずか1.5cmのヒーローが主人公の物語。続編となる『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』に向けてリード監督が契約交渉に入っていると、ザ・ハリウッド・レポーターが報じている。先日マーベルが続編製作の発表を行う前にも、リード監督は再びメガホンを取ることに意欲を見せており、「もし続編や前編を作ることが出来るのなら、僕は参加したいね」、「この作品のキャラクターたちに僕はすっかり心を奪われているんだ。コミックブックのキャラクターたちの事が昔からずっと大好きだったけどヘンリー・ハンク・ピムのことについてはもっと語るべきストーリーがあるんだよ」と語っていた。なお、キャスト陣は、ポール・ラッドとエヴァンジェリン・リリーが続編に再び出演することが明らかになっているものの、ほかの共演者たちが登場するかはわかっていない。(C)BANG Media International
2015年10月24日アップルは、同社提供の音楽サービス「Apple Music」において、J-Popやアニソンなど邦楽コンテンツを強化した。木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、JUJUの最新タイトルや松田聖子、TM NETWORKなどの人気のカタログ、中川翔子やClariS、大原櫻子のアニソンを楽しむことができる。世界中で1,500万人のリスナーがいることが先日公表されたApple Musicで、邦楽コンテンツが強化された。23日よりソニー・ミュージックやビクターエンタテインメントなどのレーベルが参加し、木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、JUJUの最新タイトルや松田聖子、TM NETWORKなどの人気のカタログ、中川翔子やClariS、大原櫻子のアニソンを楽しむことができるようになっている。リスナーの趣味に合った、お勧めのコンテンツを表示してくれる「For You」にも「はじめてのJUJU」などのプレイリストが追加されている。この調子で邦楽コンテンツが増えていくなら、海外のリスナー向けにJ-Popのプレイリストが強化されるだろうし、「Radio」で流れている「トゥデイズ J-Pop」のほかに、最新の音楽トレンドを配信するラジオ「Beats 1」でもニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンに次ぐ、第4の拠点として、東京が選ばれるかもしれない。Apple Musicは今年の7月1日より提供が始まった。登録してから最初の3カ月は無料で全てのサービスを利用できる。無料期間が終わった後の利用料は「個人メンバーシップ」で月額980円、「ファミリーメンバーシップ」は1,480円となっている。
2015年10月23日デルタ航空は10月13日、スマートフォンアプリ「Fly Delta(フライデルタ)」の最新バージョンで、アップルが提供するモバイル決済方法「アップルペイ(Apple Pay)」による航空券の購入が可能になったと発表した。Fly Delta上でアップルペイを使えば、指先で触れるだけの簡単な操作で航空券を購入でき、支払い用に登録しているクレジットカードやデビットカードの特典も引き続き受けることができる。安全とプライバシーの保護はアップルペイの中核を成すもので、iPhoneユーザーがクレジットカード番号を登録する際、実際のカード番号はデバイス本体にもアップルのサーバにも保存されることはない。各取引を安全に認証するために、固有の動的なセキュリティコードが使用される。デルタ航空は顧客サービスの向上に向けてモバイルテクノロジーへの投資に力を入れており、同社のスマートフォンアプリへの最新機能の導入はこの取り組みの一環となっている。
2015年10月14日