タレントのモト冬樹が4日に自身のアメブロを更新。アフリカから帰国した妻でミセスモデルの武東由美の肌の状態に驚いた日のエピソードをつづった。この日、モトは「素顔のママで」というタイトルでブログを更新。「妻がアフリカ旅行から帰ってきた時あまりに肌がツヤツヤしていたので驚いたんだけど」とアフリカから帰国した際の武東の肌の状態に驚いたことを明かし「10日間スキンケアだけで一回もお化粧しなかったそうだ」と説明した。続けて「なるほど自然治癒力がアップしたってことか」と述べ「素顔がこんなにきれいだったらずっとお化粧しなくてもいいのにね」と武東の姿を写真で公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お肌ツヤツヤでとっても綺麗」「素肌美人」「本当に素敵です」などのコメントが寄せられている。
2024年02月06日タレントのモト冬樹が29日に自身のアメブロを更新。アフリカから帰国した妻でミセスモデルの武東由美を心配する様子をつづった。この日、モトは「休む暇もない妻」というタイトルでブログを更新。「昨日は朝から家の中を掃除してずっと家でロケをしていた」と武東の様子を報告し「昨日アフリカから帰ってきたばかりなのにちょっと心配」とつづった。続けて「まぁ元気な妻なんで大丈夫とは思うけど、、明日もあるんだよなぁ」とコメントし「夜お化粧をおとしてホッとしている妻です」とすっぴんの武東の姿を公開し、ブログを締めくくった。
2024年01月30日株式会社ワークスタジオは、繊維リサイクルのPANECOが、アート作品の販売を通してファッション廃棄の終着駅のひとつであるアフリカのガーナの古着衣類大量廃棄問題に向き合い、ファッションロスゼロへ向けた取り組みを2023年末から開始したことをお知らせします。写真提供:(C) the Slum Studio/ Sel Kofiga【PANECO Art Project】--- ガーナの古着の大量廃棄問題と向き合う ---アートでアフリカのガーナの古着衣類大量廃棄問題に取り組むプロジェクトファッションロスゼロをガーナからToward Zero Fashion Waste From Ghana繊維リサイクルボード「PANECO」廃棄衣類を原料にしたPANECO boardにアーティストが描いた作品を販売し、その売上げの20%をガーナの【Hand Day Go, Hand Dey Come Project】に寄付をします。【Hand Day Go, Hand Dey Come Project】はガーナの人々に寄り添い、現地で真に求められる解決策を模索していきます。それは、パフォーマンスや押しつけの支援などではなく、現地の人々との共創です。PANECOチームは2022年と2023年にガーナに渡り、五感で現地の実情を感じてきました。現地を歩き、人々と語り合い、問題の本質と向き合うことへの試みを重ねました。同時に、行動へと移す方法を模索してきました。先進国で消費されたファッションの廃棄物を発展途上国に送る行為は、消費する国と廃棄物を受け入れる国が異なるという不公正を助長しています。現地の真の実情を理解し、ファッションの消費や廃棄について再考するきっかけとなることを願って、このプロジェクトはガーナから始動します。ファッションは、芸術や音楽のように、私たちの人生をより豊かにしてくれる欠かせないアイテムです。そのような素晴らしいファッションが次の世代に正しく受け継がれることを願って。※ PANECO Art は「PANECO Arts & Products」にて販売中です。 濱口瑛士『時塾のサイクル』【資源循環型 繊維リサイクルボード「PANECO(R)」】世界で年間約1億トン。「PANECO(R)」はこの深刻なファッションロス(Fashion Waste)の問題に、ディスプレイデザインの視点からアプローチした革新的な新素材です。・ファッション廃棄物の色や素材の質感をそのまま表現した美しく新しい繊維リサイクルボード・再リサイクルが可能な資源循環型ボード・廃棄衣類繊維含有率91.5%・木材のような加工性 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月26日ミセスモデルの武東由美が21日に自身のアメブロを更新。アフリカのホテルで禁止されていたことを明かした。この日、武東は「ジンバブエのホテルに到着しました」とアフリカのホテルに到着したことを報告。「広大な敷地にあるリゾートホテルです」と宿泊するホテルについて説明し、ホテル内の様子を写真で公開した。続けて「アフリカのホテルで禁止されたこと」というタイトルでブログを更新。「アフリカでは1人部屋です」と述べ「虫がこないようにスプレーをして窓は絶対にあけないこと!」とホテルで禁止されていたことを明かした。また「猿がすぐにお部屋に入ってくるらしいです」と説明し「猿の親子がすでにこちらを見ている」とコメント。さらに「見たことない鳥も歩いている」といい「お外へ1人ではでれません」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「流石アフリカですね」「遭遇したらパニックになりそう」「気をつけてね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月23日農林水産省は、登山マナーとアフリカ豚熱(ASF)について学べるイベント『自然のなかで学ぼう 登山マナー ~アフリカ豚熱について学ぼう~』を、東京・高尾山麓で2023年10月15日(日)に開催します。会期当日はアルピニスト 野口 健氏によるトークショーと、子ども・親子向けクイズイベントの2つのプログラムを実施します。イベント『自然のなかで学ぼう 登山マナー ~アフリカ豚熱について学ぼう~』開催■アフリカ豚熱(ASF)とはアフリカ豚熱は、ウイルスがいのししや豚に感染すると発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。日本では発生がなく、人に感染することはありませんが、いのししと豚との接触を避けることで発生の予防につながります。アフリカ豚熱(ASF)について:農林水産省(maff.go.jp) ■イベント概要イベント名:自然のなかで学ぼう 登山マナー ~アフリカ豚熱について学ぼう~日程 :2023年10月15日(日)内容 :アフリカ豚熱を学べるトークショー&子ども・親子向けクイズイベント主催 :農林水産省お問合せ先:自然のなかで学ぼう 登山マナー事務局( info@ASF_takao2023.com )<トークショー(参加費無料)>ゲスト : アルピニスト 野口 健 氏開催時間 : (1)10:00~10:30 (2)13:00~13:30 ※開場は開始時刻15分前会場 : タカオネ所在地 : 東京都八王子市高尾町2264URL : アクセス : 京王高尾線 高尾山口駅から徒歩1分/JR中央線 高尾駅から京王高尾線乗り換え、高尾山口駅 下車参加方法 : 申込フォームより事前予約制(先着)申込先 : アルピニスト 野口 健 氏<クイズイベント(参加費無料)>参加特典:全問回答でオリジナルノベルティ(トレッキングシューズブラシ)プレゼント実施時間:10:00~16:00参加方法:予約不要会場 :高尾登山電鉄 清滝駅前 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月27日南アフリカ共和国で、あらゆる野生動物に関するトラブルを解決する会社『Urban Raptor Project』を運営しているアーノルド・スラバート(Arnold Slabbert)さん。ある朝、アーノルドさんがコーヒーを飲みながら愛犬とくつろいでいると、彼の携帯電話が鳴りました。電話をかけてきたのはポート・エリザベスの港の職員で、「公衆トイレに動物が隠れているので助けてほしい」というのです。公衆トイレに野良犬や野良猫が入り込んでしまうのは、場所によっては珍しくないでしょう。しかし、そこは南アフリカ。生息している動物は日本とは違います。急いで現場に駆け付けたアーノルドさんは、通報どおり、トイレの個室の中に動物がいるのを確認してびっくり。なぜならそこにいたのは…ネコ科の中型動物であるカラカルだったからです!便器の後ろに隠れるようにしていたカラカルは、大人のメスだったそう。カラカルは攻撃的ではなく、単に怖がっているように見えます。アーノルドさんは仲間と協力して、狭いトイレの中でカラカルをスムースに捕獲することに成功。捕獲から25分後には近くの港の安全な場所で、カラカルを放してあげました。この投稿にはカラカルを無事に野生に帰してあげたアーノルドさんたちへの感謝の声が上がっています。・なんて美しい動物なんだろう!惚れ惚れするよ。・逃げていく時の足の速さに驚いた!・すごく怖がっているように見えるね。かわいそうに。・このカラカルを、まったく傷付けずに助けてくれてありがとう。カラカルはアフリカの大部分に生息しますが、アーノルドさんいわく、海に囲まれた港の公衆トイレの中で見つかるのは稀なのだとか。「公衆トイレのドアを開けて、中にこんなに大きな動物がいたら…」と想像すると、パニックになってしまいそうです。その場にいた人たちもカラカルも、ケガがなかったのが何よりですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月29日実業家のひろゆきこと西村博之氏がアフリカを旅する新番組『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』が、ABEMAで8月12日21時よりスタートする(毎週土曜・日曜配信、全9回)。同番組は、ひろゆき氏に「アフリカを横断して帰ってきてね」と伝え、ナミビアにあるナミブ砂漠のど真ん中に置き去りにし、10万円&陸路のみで無事ゴールまでたどり着けるかという挑戦を追うもの。言論界にて強烈なインパクトを残し続け、日本一ロジカルな男とも言えるひろゆき氏を、論理の通じない過酷な世界に10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?移動手段は、ローカル路線バスやヒッチハイクなどの基本陸路のみ。旅の道中では、ひろゆき氏が人生初のヒッチハイクにチャレンジし、現地の人に囲まれ、怒鳴られ、大量の汗をかき、木に登り、びしょ濡れになり、そして、アクシデントにより暗闇のアフリカに放り出され……。旅を通して、「人はなぜ旅をするのか?」、「“人生”という旅の目的は?」を考えていく。ひろゆき氏と共に人生を考える旅のパートナーとして、俳優の東出昌大とアーティストのToshIも参加する予定となっていたが、アフリカの地を前にすべてが予想外の展開へ。果たしてひろゆき氏はゴールへ無事到着できるのか。スタートに先駆け、8月5日21時より、同番組の特別編としてEpisode0「人は、なぜ旅をするのか?」を公開。また、新番組発表を記念し、5日22時よりReHacQの公式YouTubeチャンネルにて、ひろゆき氏と同番組プロデューサーの高橋弘樹氏によるトークライブが生配信される。(C)AbemaTV,Inc.
2023年08月05日ほしふじクリエイティブの代表 本宮 美香は、アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロに登って、旅行記を出版するための支援を募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて7月28日(木)に開始。9月30日(金)までプロジェクトを実施しております。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト 難病を乗り越えて!キリマンジャロに登って、旅行記を出版したい!!■プロジェクトの背景間質性肺炎という難病を乗り越えて、5,895mの高峰キリマンジャロ登頂にチャレンジします。同じような病気を抱えて苦しんでいる人や、苦しい状況で夢をあきらめてしまった人が、私のチャレンジを見て、希望を持っていただけたら嬉しいです。私の旅行記を読んだ方が、自分も旅行に行ったような楽しくワクワクした気持ちになってもらえたら嬉しく思います。■プロジェクトの目的*間質性肺炎を克服!肺の細胞が石灰化してしまう難病です。多くの方が一生治らないとあきらめていると思います。でも、私のように克服して、大好きな山に登れるようになる人もいるのだということを、知っていただき、希望を持っていただけたら嬉しいです。*アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロに登ります行ってみたいけど、情報も少ないし、なかなか手が届かないキリマンジャロ登山。私が実際に登って、その体験を本にして出版します。この本を読んでいただければ、きっと、自分もキリマンジャロに登ったかのような、楽しいワクワクした気持ちになっていただけると思います。私の本を参考にして、実際にキリマンジャロに登る人も出てきたら、とても嬉しいです。*キリマンジャロとタンザニアの現状をお伝えしますキリマンジャロ登山の他、セレンゲティ国立公園やンゴロンゴロ自然保護区でサファリをしたり、人気の観光地ザンジバル島を散策したりします。また、キリマンジャロのコーヒー畑を見学させていただいたり、地元住民の方の自宅を訪問させていただいたり、植林活動のお手伝いをさせていただいたりと、普通の観光では行くことができないところまで行ける可能性があります。現地の情報を取材して、本の中でお伝えいたします。■プロジェクト概要プロジェクト名: 難病を乗り越えて!キリマンジャロに登って、旅行記を出版したい!期間 : 2022年7月28日(木)~9月30日(金)URL : ■リターンについて3,000円 :旅の準備の情報、現地からの報告などをメールでお知らせします。5,000円 :キリマンジャロコーヒー豆(50g)、旅行記をダウンロードできます。10,000円:キリマンジャロコーヒー豆(100g)、タンザニアから絵葉書、旅行記をダウンロードできます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月18日カタール・サッカーW杯2022が開催される今年、一般社団法人アフリカファッション(本社:東京都杉並区、代表理事・CEO:中込 弥皇/なかごみ みお)は、スポーツとファッションの力でアフリカを支援する「アフリカファッションプロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングによる資金募集を開始しました。このプロジェクトは、経済的支援を必要とするアフリカ・ルワンダの少年サッカーチーム「キミフルラフットボールクラブ(以下、キミフルラFC)」を支援するためにスタートしたもので、CAMPFIRE(株式会社CAMPFIRE)の社会問題解決型プラットフォーム「GoodMorning」を利用し、クラウドファンディングの募集を2022年4月12日から開始。募集終了は、5月31日まで。多くの方のご支援をお待ちしています。アフリカファッションプロジェクトは、SDGs理念に基づき、スポーツとファッションの力で、アフリカ少年サッカーを支援します。代表理事・中込 弥皇へのメディア取材をお願い申し上げます。当協会代表の中込は、日本大学経済学部で学ぶ20歳の大学2年生です。新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限がかかる中、2021年8月、アフリカのルワンダで小中高生向けのサッカーチーム「キミフルラFC」を設立しました。「キミフルラFC」には、現在110名の子どもたち、5人のコーチが所属しています。ことのきっかけは、大学1年の夏休みに、別のNPO企画のためルワンダに行っていた中込が出会ったサッカー少年たち。「石、砂利、雑草だらけのグラウンド」「ネットのないゴール」「靴が買えないので裸足でサッカーをする少年」「4個しかないサッカーボール。うち2個は破れてパンク」など、かなりひどい練習環境でした。高校までサッカーをしていた中込は、急遽、指導をし、グラウンド整備、ゴール整備、ボールの寄贈などを行いました。しかし、クラブの安定した継続的運営のための経済的な支援が必要です。いい方法はないものかと、アルバイト先のシェアオフィスで知り合った起業投資家の持田 騎一郎(当協会顧問)に相談した結果、発案されたのが、「アフリカファッションプロジェクト」でした。中込は、プロジェクト実現のため「一般社団法人アフリカファッション」を2022年4月1日に起業、CAMPFIRE社の力を借りて、クラウドファンディングの組成を行いました。この「アフリカファッションプロジェクト」は、ルワンダ・キミフルラFCの子どもたちが着る「サッカーユニフォーム」を、今、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなど世界のトップブランドが注目する「アフリカファッション」と融合させることで、ブレイクスルーを起こすことを目指しています。仕組みとしては、アフリカファッション業界とコラボしたサッカーユニフォームを開発し、世界に向けた販売を目指します。ユニフォームの売上の一部を「キミフルラFC」に提供することで、持続可能なチーム運営と子どもたちの夢を支援します。アフリカファッションに注目した理由は、「少年たちが着るサッカーユニフォームに、アフリカデザインを加えることで、アフリカにオシャレな経済支援をする」ためです。将来的には、アフリカ54か国、全てのサッカー少年の支援を目指します。2022年4月12日よりクラウドファンディング「GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)」を利用し、現地のアフリカファッション取材及びユニフォーム制作に向けたプロジェクトを開始いたしました。▼クラウドファンディング「アフリカファッションプロジェクト」 アフリカのサッカー少年に希望を【プロジェクト概要】アフリカファッションプロジェクトは、「サッカーユニフォーム」×「アフリカファッション」という新たな融合を目指します。プロジェクト概要まず、アフリカで2022年に開催される4つのファッション関連イベント(ファッションウィーク)の調査に行き、アフリカファッション業界とのコネクションを作り、商談を行います。今回のクラウドファンディングは、2つのシードを考えています。第1シード南アフリカ・ファッションウィーク(4~5月)ケニア・ファッションエキスポ(6月)への調査商談第2シードナイジェリア・ラゴスファッションフェア(9月)エジプト・スティッチ&テックス(10月)への調査商談ファッションウィークアフリカファッションイベントでコネクションができたデザイナー、テキスタイル製造者、縫製工場を連動させ、サッカーユニフォームを完成させます。これを「キミフルラFC」へ寄贈。さらに、レプリカを世界へ販売(主に、Amazonを利用)。売上の一部を中込が運営する「キミフルラFC」の活動資金として提供します。将来的には、キミフルラFCの成功パターンを、他のアフリカ諸国の少年サッカーチームに横展開をすることを考えています。現在、アフリカデザイナーによるサッカーユニフォームは、まだありません(2022年4月現在)。アフリカデザイナーにとってもサッカーユニフォームという新たな表現の場が生まれ、デザイナーとしての活動の場が増え、注目度が上がります。複数のデザイナーと提携を結ぶことを考えており、多種多様なユニフォーム開発を実現します。それにより魅力的なユニフォームが世界へと広がります。また、テキスタイルもアフリカのカラフルな「キテンゲ」という布地を利用し、縫製工場もアフリカを利用するなどすることで、アフリカ経済への支援も可能となると考えます。クラウドファンディング概要【クラウドファンディング概要】クラウドファンディング・プラットフォーム:GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)プロジェクト名 : アフリカファッションプロジェクトURL : 解説動画(YouTube): 募集期間 : 2022年4月4日~5月31日目標金額 : 100万円資金使用目的 : アフリカ取材のための旅費、ユニフォームの製造販売、「キミフルラFC」へのユニフォームと活動資金の提供<リターン>クラウドファンディング支援者へのリターンは、一口5千円~15万円まで8コースとなります(詳細は をご覧ください)。【一般社団法人アフリカファッション】所在地: 東京都杉並区永福3-9-5TEL : 080-9462-0415Mail : mio.nakagomi@gmail.com HP : 【理事紹介】<代表理事・CEO 中込 弥皇(なかごみ みお)>東京都出身、日本大学経済学部2年キミフルラフットボールクラブ代表(アフリカ・ルワンダ)株式会社Brave EGGs 写ルン族プロジェクトメンバー<理事・顧問 持田 騎一郎(もちだ きいちろう)>東京都出身、起業投資家、薬事通販コンサルタント一橋大学 法学部 国際関係論学部卒株式会社RCTジャパン 社長セノリティクス製薬株式会社 CEO機能性表示食品検定協会 会長がん経済新聞 編集長日本先進医療臨床研究会 理事【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人アフリカファッション担当: 中込 弥皇TEL : 080-9462-0415Mail: mio.nakagomi@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日日本とアフリカカルチャーの交流プロジェクト「FACE.A-J(Fashion And Culture Exchange. Africa-Japan/フェイス.エージェー)」から、アフリカのニットブランド、マコサ アフリカ(MaXhosa Africa)が「TOKYO KNIT(東京ニット)」とタッグを組んだコレクションを発表。2021年9月3日(金)、渋谷パルコのルーフトップパークにて披露された。「FACE.A-J」アフリカと日本のクリエイティブを繋ぐ「FACE.A-J」は、アフリカと日本のクリエイティブをつなぐプロジェクト。ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問の栗野宏文がプロジェクトディレクターを務める。ファッションを通じたアフリカと日本の文化交流促進を図るのに加え、平和や社会経済の発展に貢献し、両国のクリエーションを互いに刺激し合うことを目指している。2019年10月にRakuten Fashion Week TOKYOにて発表され、今回のコレクションで4期目となる。ニットブランド「マコサ アフリカ」コサ族の伝統から着想今回は、デザイナーのラデュマ・ノゴロが率いるアフリカのラグジュアリーニットウェアブランド、マコサ アフリカをフィーチャー。マコサ アフリカは、ラデュマのルーツであるコサ族に継承されてきたビーズワークの柄やシンボル、色彩から着想を得ており、デザインには美学や文化、言語、といったコサ族の伝統が反映されている。“ヒーロー”の不屈の精神、勇敢さを表現東京のニットファッションのプラットフォームを担う「TOKYO KNIT」とのタッグによる今回のコレクションでは、“私たちの時代におけるヒーローたち”をイメージ。デザイナーの母親であり、マコサ アフリカのリーダー的存在であった女性の勇敢さや不屈の精神からインスピレーションを得ている。“人の肖像”を配したプリーツスカートやガウン袖口や合わせを縁取るように幾何学模様を配したガウンの背面や、プリーツのニットスカート、しなやかなニットジャケットには、人の肖像を象徴的に配し、思わず目を引くようなインパクトのある佇まいに。ニットポロシャツとスカートのセットアップや、端正なブルーのスーツには、陰影のような単色で肖像があしらわれている。多彩な幾何学模様ジオメトリックパターンは多彩なバリエーションで登場。シンボリックな記号を格子状に並べた模様のハーフパンツや、モザイクやタイルのように色彩を配置したパンツ、一定の間隔で複数のモチーフを反復させたジャンプスーツなど、柄の鮮やかさ、多彩さが目を引く。モノトーンのワンピースは、ダイヤモチーフから、ストライプを織り交ぜた複雑な模様へと裾に向かって柄が変化。グラフィカルなエッセンスをプラスし、遊び心を効かせている。
2021年09月06日ベースマーク(BASE MARK)の2022年春夏コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京期間中に発表された。英国とアフリカの奏でる音楽を着想に“スタンダードをモードに遊ぶ”をコンセプトとするベースマークが、今季、インスピレーションとしたのは、パンクロックと、ジャマイカの伝統的な音楽であるスカが融合してできた、1970年代のイギリスで流行した音楽ジャンルである“2トーン”。ブリティッシュならではの洗練と端正な佇まい、そして色柄に溢れる陽気なアフリカンファッションの相反するとも思われる組み合わせで、多様性に満ちたコレクションを完成させた。ベースマークのブランドのシグネチャーはあくまで“スタンダード”を貫くもの。キー素材にはウールを、アイコンアイテムにはスーツスタイルを彷彿させるジャケットやスラックスを提案してきた。今季もその根底は変わらない。ウール素材には、英国の伝統を受け継ぐシェットランドウールを採用しており、ジャケットやパンツがメインアイテムとなっている。英国に見るクラシックと洗練“英国”の要素を抱合するのは、ジャケットとパンツのセットアップ。ジャケットは脇下に大きな穴が施されており、ケープのように着用するギミック。ワイドストレートのスラックスはハーフパンツのレイヤード風、あるいはサイドタックの変化によってスーツにユーモアを吹き込んだ。トレンチコートは、ディテールをデフォルメし、ほんのりジャマイカンな色とりどりのアクセサリー、ダイナミックな編み込みデザインのサンダルなどをあわせて、個性を継ぎ足していく。アフリカに見る陽気さと高揚感アフリカンなムードは、目に飛び込んでいるカラーパレットを見れば一目瞭然。オレンジ、パープル、イエロー、ブルー、グリーン……ボタニカルなモチーフも相まって、着る人に高揚感をもたらす。“手仕事”を感じさせるディテールも重要で、カットジャカードやノットのディテールもアフリカンムードを彷彿とさせる。また、ビーチリゾート地への旅の雰囲気をもたらすスウィムウェアの素材を採用したアイテムを展開。これらは、鮮やかなプリントが施され、英国的なジャケットのボトムスとしても登場している。2021年秋冬シーズンから引き続き、チェコのバッグブランド「ブラアシィ インダストリー(BRAASI INDUSTRY)」とのコラボレーションも登場した。鮮やかなネオンカラーのテープが目を引くバックパックとトートバッグが提案されている。
2021年09月04日アクメ ファニチャー(ACME Furniture)から、クラウディ(CLOUDY)とコラボレーションしたアフリカンテイストのテーブルランプが登場。2021年6月12日(土)より限定発売される。“アフリカンテイスト”のコラボランプクラウディは、アフリカの民族柄や伝統の織などを使用し、アフリカンテイストのファッションアイテムを展開するアパレルブランド。今回のコラボレーションでは、アクメ ファニチャーのオリジナルテーブルランプに、クラウディのテキスタイル生地を落とし込んだ。60年代ヴィンテージ風デザインベースとなっているのは、アクメ ファニチャーの「ベゼルランプ」。60年代のヴィンテージランプをモチーフにしており、点灯すると雰囲気のある明りが広がる。鉄素地や木部の素材感、ツイスターコードなど、細部まで忠実に再現しているのもポイントだ。ソケットは2段階調光スイッチ付きで、用途に応じて明るさ調節が可能。ベッドやソファー脇など、場所を選ばずにコーディネートを楽しむことができる。サイズは大小2種類、カラーはブラウン、ブルー、ホワイト、ネイビーの4種が揃う。アフリカンテイストのクッションもまた、テーブルランプの他に、アフリカンテイストのクッションも発売する。【詳細】クラウディ×アクメ ファニチャー コラボレーションランプ発売日:2021年6月12日(土)限定販売・BETHEL TABLE LAMP “CLOUDY”27,500円サイズ:W350×D350×H580cm・BETHEL LAMP SMALL “CLOUDY”23,100円サイズ:W160×D160×H553cmカラー:ブラウン/ブルー/ホワイト/ネイビー・CUSHION カバー 5,280円、中材 2,090円サイズ:W450×H450×D150cmカラー:ブラウン/ホワイト■期間限定ストア開催店舗・ジャーナル スタンダード ファニチャー 自由が丘店住所:東京都目黒区自由が丘2-17-7 1F / 03-5731-9715・ジャーナル スタンダード ファニチャー 神南店住所:東京都渋谷区神宮前6-19-13・ジャーナル スタンダード ファニチャー 日本橋店住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C.・ジャーナル スタンダード ファニチャー 堀江店住所:大阪府大阪市西区南堀江1-16-19※イベントの売上10%は、認定NPO法人Dooooooooを通してガーナ国内の雇用創出に向けたプロジェクト資金に寄付される。
2021年06月07日英王室は25日、前会計年度の財務報告書を公表した。ヘンリー王子とメーガン妃は昨年9月、10日間渡りアフリカを公式訪問した。南アフリカへ降り立った後、ボツワナ、アンゴラ、マラウイを歴訪し世界中の注目を集めたが、その渡航費用が25万ポンド(約3,360万円)に上っていたことがわかり、英国民の怒りを買っている。ここまで膨れあがった理由は単純で、プライベートジェットを使用したことによるものだ。Daily Mailによると、この金額は昨年度王室が公務として遂行した旅行の経費としては最高額だという。しかし、チャールズ皇太子も、今年1月にオマーン国のスルタン、カーブース・ビン・サイードが崩御した際は、弔問のためプライベートジェットを使用。その費用に21万345ポンド(約2,830万円)を要していることから、プライベートジェットの経費としてはヘンリー王子夫妻のアフリカ訪問のケースが特別高額であるというわけではなさそうだ。問題なのは、アフリカでの夫妻の行動だ。突如メディア批判を始めてスタッフや外交官の仕事を混乱させたばかりでなく、メーガン妃は「自分がいかに英王室から見放されているか」を語るためにドキュメンタリー映像の撮影クルーを密かに連れて歩いていたという。「見放されている」と主張する根拠は、王室メンバーが誰一人彼女に「大丈夫?」と訊いてくれなかったから、というもの。2019年度における王室の外国訪問にかかった渡航費の総計は530万ポンド(約7億1,200万円)で、前年度比で15.2%増加している。
2020年09月25日Rakuten Fashion Week TOKYOにて、日本とアフリカカルチャーの交流プロジェクト「FACE.A-J(Fashion And Culture Exchange. Africa-Japan/フェイス.エージェー)」が、2019年10月16日(水)に開催された。「FACE.A-J」とは「FACE.A-J」は日本とアフリカのクリエイティブ・マーケットを繋げるための架け橋となる新プロジェクト。ファウンダーのブッキー・アデジョビと清子ウンバコが、今回のプロジェクトディレクターであるユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問の栗野宏文に「アフリカファッションと東京ファッションを交流させたい」と依頼したことからスタートしたという。「“アフリカは貧しい国”というイメージを払拭し、アフリカにも素晴らしいクリエーションやそれを生み出すクリエーターたちがたくさんいるということを、日本人に知ってほしい」という想いのもとプロジェクト企画は発展。ファッションだけに留まらず文化的交流を促進することで、日本がアフリカの平和や発展に貢献していくこと、そして互いのクリエーションを刺激し合うことを目指す。初開催となる今回は、日本ブランドとしてサルバム(sulvam)、ワタル トミナガ(Wataru Tominaga)、コヨーテ(COYOTE)が参加し、アフリカブランドとしてテベ・マググ(Thebe Magugu/南アフリカ)、ケネス・イゼ(KENNETHIZE/ナイジェリア)、アニャンゴ・ムピンカ(Anyango Mpinga/ケニア)が参加した。サルバムサルバムは、「FACE.A-J」でのクリエーション発表にあたって民謡クルセイダーズ(MINYO CRUSADERS)とタッグを組んだ。民謡クルセイダーズは、日本民謡とラテンリズムを掛け合わせて演奏するライブバンドだ。そんな彼らが身に着けたのは、切りっぱなしのヘムや解れのディテールを取り入れたサルバムらしいにひねりのあるクラシックスタイル。その中に、淡くて明るいカラーリングと、時折和の文化が混ざり合う。そして今回のため、アフリカンクリエイティブにリスペクトを示したチェック柄のジャケットを作成した。日本にはない独特のカラフルな色彩で描かれるチェック柄と、片側に施したフリンジ状のディテールは、ケネス・イゼが用いていたデザインを参考にしたものだ。これはサルバムのデザイナーである藤田自身の希望から生まれたクリエーションの交流だった。コヨーテコヨーテの今コレクションは、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)の山縣良和がスタートしたファッションデザイン教室「ここのがっこう」の若手クリエイターたちによる初めてのクリエーションだ。今回は、参加クリエイターひとりひとりが考える「東京からみたアフリカ」「アフリカからみた東京」を寄せ集めて、まるでオブジェのような作品を作りあげた。意識したのはサステナブル。さらに、その上で“みんなでつくるひとつのカオス”をイメージしたという。独特な色彩のあチェック柄や自由に咲く花々、大地の色合いはアフリカのイメージからだろう。一方で、ほんのり見えるストリートカルチャーなどは東京らしさのあらわれだ。ワタル トミナガ大胆なプリントを得意とするワタル トミナガは、アフリカンカルチャーからのインスピレーションを得たことで、よりカラフルでダイナミックなプリントを完成させた。鮮やかなフラワーモチーフや、現代アートのようなグラフィック、波打つユニークなチェック柄など、個性的な柄と柄を融合させてワンルックを完成させた。ファウンダーの2人は、アフリカはとても広い国で、アフリカンカルチャーをひとくちに表すのは難しいと話す。そして、アフリカでは日本と同じように“個人のポリシー”を持ってファッションを楽しむ人たちが増えているとも。インターネットが普及し、クリエーションの交流も今までより盛んに行えるようになった今、ヨーロッパやアメリカ、そして日本のファッションが輸入されていると同時に、あえてアフリカンのプリミティブな部分に立ち返ったファッションも、脚光を浴びているようだ。そんな中「FACE.A-J」では、海外でファッションを学び翼を広げつつも、メイド・イン・アフリカを大切にする3つのファッションブランドを集めた。テベ・マググテベ・マググは、2019年度のLVMH プライズでグランプリを獲得した南アフリカ・ヨハネスブルクを拠点とするウィメンズブランド。「FACE.A-J」では唯一、ランウェイ形式で発表した。モダンなジャケット、コート、シャツ、ワンピースなどをメインに提案し、ディテールにはプリーツやスリット、カッティング、レース、グラフィックプリントを加えることで洗練された印象を醸しながらも、奥行きのある大胆なカラーやファブリックでアフリカンな部分を香らせた。ケネス・イゼケネス・イゼは、2019年度のLVMH プライズにノミネートされたアフリカ人デザイナーの1人。彼は服の製作にあたって、日本のシルクの織物を採用したという。さらにイギリスをはじめとする世界の糸を混合させ色鮮やかな色彩のワードローブを生み出した。さらに織物を採用した理由として、環境への配慮もあったと、ケネス・イゼは語る。アフリカではまだまだ停電が多く、停電が復活する際には排気ガスが何度も生ずる。しかし、電気を用いない織機であればその心配はない。自然にあふれる大地に恵まれたアフリカに住む彼らしい発想から生まれた地球に優しい服は、着る者にとって気分を高揚させてくれるようなカラーリングで提案されている。アニャンゴ・ムピンカケニア出身のアニャンゴ・ムピンカが提案したのは、クラシックをベースに、アレンジを効かせたワンピースを中心とするウィメンズファッション。特にメインで用いたのは、フォーマルストライプのテキスタイルで、自由に動くフリルやラッフル、クレイジーパターンを施して愉快な1着に仕上げた。ショーの中では音楽にあわせて自由に踊るモデルたちが身に着けることで、そのディテールがより強調されている。また、ストライプ以外に登場した、フラワーやボタニカルのモチーフは、エネルギッシュでパワー漲る印象で、アフリカらしさを表現している。Kadara Enyeasi会場には、ファッション以外にも絵画が披露されており、Kadara Enyeasiが参加した。彼はナイジェリアのラゴス在住の芸術写真家。今回は、日本やアフリカの風景を想起させるアートを織り交ぜたコラージュ作品を披露した。翌週にはアフリカでも開催「FACE.A-J」は、場所を変え翌週にナイジェリアのラゴスでも開催される。なお、ラゴスのイベントは、アフリカで最も有力なファッションプラットフォームであるラゴス・ファッションウィークおよび、アフリカ最高峰のセレクトショップ「ALARA」とコラボレーションにより実現する。
2019年10月20日HaaT(ハート)の2019年春夏コレクションの展開がスタート。HaaTの2019年春夏コレクションは、アフリカで力強く生きる部族の肖像を捉えた「AT THE EDGES OF POWER」という写真集からインスピレーションを得た。テキスタイルやシルエットには、自然と共に生きる人々が織りなす力強さをモダンに表現している。コレクションの駆け出しとなる1月の新作には、アフリカの人々が愛する祭りを表現した、幾何学模様の「ジオポコエンブロ(GEO POKO EMBRO)」シリーズが登場。キュプラとウールのなめらかな生地に、同じ刺繍を4重に施すことで、まるで浮き出るような柄をつくりだした。同シリーズからは、トップ、ワンピース、パンツなど全4型を展開する。また、独特のフォルムと軽さを特徴とするのは「ラフィア(RAFFIA)」シリーズ。ラフィア椰子の繊維で作られたクス族のテキスタイルを、ジャカード織機を使ってスカートやワンピースに仕立てた。同シリーズは、HaaT 青山店限定での販売となる。さらに、三角柄を、ジャカード織でテキスタイル上に表現した「ツイスト トライアングル(TWIST TRIANGLE)」シリーズのほか、アフリカのテキスタイルから着想を得た刺繍のバッグシリーズなども展開する。【詳細】HaaT SPRING SUMMER 2019発売日:2019年1月5日(土)~取り扱い:青山店、イッセイ ミヤケ / 神戸、エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / センバ、イッセイ ミヤケ ギンザ / ウラ発売日:2019年1月7日(月)~取り扱い:上記ショップ以外のHaaTショップ■アイテム価格・「ジオポコエンブロ」シリーズトップ 62,000円+税チュニック 68,000円+税ワンピース 90,000円+税パンツ 55,000円+税・「ラフィア」シリーズスカート 80,000円+税ワンピース 120,000円+税・「ツイスト トライアングル」シリーズトップ 53,000円+税ジャケット 60,000円+税チュニック 65,000円+税・「アフリカンビリ」シリーズトートバッグ 68,000円+税ショルダーバッグ 60,000円+税・「ダイヤモンド ステッチ」シリーズトートバッグ 大 38,000円+税、中 35,000円+税、小 26,000円+税©ISSEY MIYAKE INC.
2019年01月14日広告や様々なファッション誌で活躍するスタイリストの細沼ちえが、東京・原宿のハーサイド(herside)にて、アフリカの旅で出会った雑貨を展示販売するポップアップイベントを1月11日より開催する。昨年、旅で訪れたアフリカで人々のくらしや街並みに触れた細沼は、彼らとのコミュニケーションを通して、異国情緒あふれる大胆なテキスタイルやビビッドでカラフルな雑貨に深く魅了されたと話す。同イベントでは、現地のインスピレーションを受けて、日本のファッションやくらしに色鮮やかなカラーを取り入れることでマインドがアップするようなスタイル提案をする。シエラレオネで購入した生地を使用したポーチや、トートバッグ、その他、アクセサリーやヘアーコームなどのおしゃれ雑貨、部屋に彩りを与えるカラフルなバケツやジョウロなどをラインアップする。遠く離れたアフリカの文化から、彼女のフィルターを通してセレクトされた雑貨の数々。ぜひこの機会に手に取り触れてみては。【プロフィール】スタイリスト/細沼ちえ青木寿里加氏に師事。2009年独立。現在、雑誌や広告などで幅広く活躍中。インテリアやプロップのスタイリングも手掛ける。旅好きでも知られていて、民族衣装や海外の建築などからインスピレーションを受ける。【イベント情報】会期:1月11日〜 ※無くなり次第終了場所:herside住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 2階電話:03-5774-1440営業時間:12:00〜20:00
2019年01月11日『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』が、2019年1月18日(金)よりユナイテッド・シネマ他全国ロードショー。NHK総合テレビの人気番組が初めて映画化される。TV番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」とは?『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』の元となる、TV番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」は、2006年4月より放送を開始し、12年目を迎えるNHK総合テレビの人気番組。これまで灼熱の砂漠から赤道直下のジャングル、極寒の極地など、世界50か国以上の取材を行ってきた。最新機材を駆使して撮影された映像では、世界で初めて観察されたほど希少性の高い動物たちの行動などを捉えたものもある。誰も見たことがなかった生きものたちに出会えると、自然を取り上げたプログラムの中でも高い人気を誇る。劇場版では「アフリカ」にフォーカス『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』では、500本以上の放送アーカイブの中から厳選し「アフリカ」に焦点を当てる。哺乳類だけでも1,000種類がいる、野生動物の宝庫・アフリカ。その厳しい自然の中で生き抜く、動物たちの「家族」の姿を捉える。ストーリーは3つの「家族」の物語で構成。一つは、群れから追放され、放浪の旅を続けながら群れの王を目指すオスライオンの話。そして、家族を失いたった1頭で幼い子どもを育てるメスライオンにもフォーカスを当てる。また、事故で片腕を失った子どもを優しく見守りながら暮らす「ゴリラ家族」も取材。優しく力強く生き抜くそれぞれの家族の姿は必見だ。また、アフリカならではの多様な暮らし方をしている「珍獣」たちも同時に紹介。「ダーウィンが来た!」だからこそ実現できた、貴重な映像をぜひ大スクリーンで楽しんで。葵わかながナレーションに『劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説』のナレーションは、女優の葵わかなが担当。わずか20歳ながら映画、ドラマ、CMと多方面で活躍する葵わかなが、声で動物たちの姿を伝える。映画のナレーションは初挑戦だったが、「個人的にも動物が大好きなので、物語に感情移入しながら楽しんで音入れすることができました。」と収録を振り返りコメントしている。MISIA「AMAZING LIFE」がエンディングテーマエンディングテーマは、MISIAの新曲「AMAZING LIFE」。生き物たちが織り成す驚きの日常を描く映画の世界観を、エネルギッシュな歌声と壮大なメロディーで表現している。なお、MISIAの「AMAZING LIFE」は、2019年4月よりNHK総合テレビ「ダーウィンが来た! 生きもの新伝説」の新テーマソングにも、決定している。【詳細】『劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説』公開日:2019年1月18日(金)ユナイテッド・シネマ他全国ロードショーナレーション:葵わかな音楽:内池秀和、加藤みちあき制作:NHKエンタープライズ映像提供:NHK製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ
2018年11月11日アフリカ・欧州中心に世界の都市を訪れ、オルタナティブな起業家のあり方や次世代のグローバル社会と向き合うヒントを探る、ノマド・ライター、マキです。Maki & Mphoという会社を立ち上げ、南アフリカ人クリエイターとの協業でファッション・インテリア雑貨の開発と販売を行うブランド事業と、「アフリカの視点」を世界に届けるメディア・コンテンツ事業の展開を行っています。筆者も昨年ナイロビを訪問した時に彼のレストランを何度か訪れました。もともとはナイロビで出会ったフォトグラファーの同級生ということでレスを紹介してもらったこともあり、彼の料理に対する思いや、おすすめメニューについて直接話を聞くことができました。ナイロビでも食の選択肢が増えてきてはいるものの、ローカルフードとなるとカジュアルなものが多かったり、少しおしゃれな空間のレストランとなると欧米風になりすぎていたりと、ローカルとグローバルの2つの要素をバランスよく組み合わせて提案している場所は、まだ多くありません。そういった提案をしながらシェフとしてのキャリアを積んでいるレスは、パイオニア的存在の一人です。彼がなぜナイロビ、ケニア、アフリカの食にこだわるのか。モダンなアフリカ料理という新しいフィールドを切り開こうとする彼の、これまでの軌跡や価値観は、日本でも新しい挑戦をしたいと考える人にとってのインスピレーションになるのではないでしょうか。シェフは天職。6歳のときにはすでに料理に惚れ込んでいたマキ:素敵だね。最初に出会ったシェフ以外にもロールモデルはいたのかな。レス:キャリアのいくつかのステップにおいて、ロールモデルがいたよ。シェフを真剣に志し始めてからいろんな師匠に出会ったけれど、その中でも特に僕にとって重要な人物は、当時ケニアでフェアモントホテルグループ(カナダに本社があるラグジュアリーホテルグループ)のレストランの総料理長を務めていたシェフ、カラン・スリ氏。マキ:ケニアの外食産業は、まだまだ成長期にあると思うけれど、著名なシェフたちも増えているのかな。レス:ケニアにも卓越したシェフたちはいる。ただ、グローバルには知られていないというのが現状。つまり、グローバルレベルで、影響力がある「インフルエンサー」の域にはいない。「単に欧米のやり方を追随することはしない」他のシェフとは違う道をマキ:若くして料理長を務めるシェフという意味で、ナイロビにおけるレスの活躍はパイオニア的にも思えるけど、自分ではどう思っているの。レス:自分のことはパイオニアだとは思ってないよ。どちらかというと、業界におけるキープレーヤーだと思っている。自分がケニアやアフリカの食における革命を起こしているという意味において。他のシェフたちがやっているみたいに、いわゆる主流のフレンチとかイタリアンとかの欧米のジャンルを追いかけることはしない。マキ:グローバル化した市場において、人々が自らのカルチャーではなく他のものに惹かれるというのは、稀な現象ではないとは思う。ただ、過去に話したケニアのファッションブランドの起業家たちも言っていたけれど、ケニアにおいては、ケニアブランドやローカルのものよりも外国のものの方がいいとする傾向がまだ強いみたいだね。でもレスが手がける「Nyama Mama」のメニューは、ローカルの人々にも受け入れられ始めているよね。レストランの代表的なメニューについて、説明してもらえるかな。レス:ウガリ・フライというメニューは典型的なフュージョン。(ウガリとは、トウモロコシの粉とお湯で茹でて、マッシュポテト状にしたもので、東アフリカや南アフリカの主食として親しまれている。日本食における白米のような位置づけ)つまり西洋料理の影響とローカルな素材を組み合わせて、誰もが親近感を持てるような料理にした。一方で、ケニアの伝統素材を使っているとはいえ、現地の人にとってもユニークな提案になってると思う。ウガリは、そのままウガリとして食べるのが普通で加工されたことはなかったからね。ピューレ状にして、チーズを混ぜて、揚げるといったように、ウガリをまったく違うものにして提案するということが、新しい。Instagramより他にも、ケニアで伝統的に食されているフラットブレッド「チャパティ」をトルティーヤの代わりに使って、南アメリカのラップやケサディア風にした料理もある。Instagramよりマキ:結果としては単純なことかもしれないけれど、今までになかったものを作るというのは挑戦であり、エキサイティングなことだね。最後に、ケニア料理をもっと世界に広めていくには、どうしたらいいと思う?レス:まずはケニアを訪問してもらうこと。そして地元の人たちが食べているものを見てもらうことかな。そして「Nyama Mama」のようなレストランに来てもらって、地元の料理を、新しい形に変えて、もっと親しみが持てて、面白い、楽しい料理として提案しているというやり方を見てもらいたいな。マキノマド・ライターMaki & Mpho LLC代表。同社は、南アフリカ人デザイナー・ムポのオリジナル柄を使ったインテリアとファッション雑貨のブランド事業と、オルタナティブな視点を届けるメディア・コンテンツ事業を手がける。オルタナティブな視点の提供とは、その多様な在り方がまだあまり知られていない「アフリカ」の文脈における人、価値観、事象に焦点を当てることで、次世代につなぐ創造性や革新性の種を撒くことである。
2018年08月22日アディダス オリジナルス(adidas Originals)は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボレートコレクション「アディダス オリジナルス =ファレル・ウィリアムス(adidas Originals = Pharrell Williams)」から、新作「SOLAR HU Collection」を8月18日発売する。今回のコレクションは、鮮やかなカラーを用いながら、アディダスのパフォーマンスを高める機能性や大胆なパターン、そしてランニングが人々の文化に浸透している東アフリカのスタイルを表現。ファレル・ウィリアムス氏は「ランニングが持つ平穏で瞑想的な性質が好きだ」と述べ、スポーツを通じてすべての人たちが人生を変えるためのパワーを持っているというアディダスと共通の信念を詰め込んでいる。5モデルのフットウエアと1モデルのアパレル、計6点のアイテムが登場。アクア、スカーレット、イエロー、カレッジエイトグリーンやカレッジエイトパープルといった自信に満ちたカラーパレットで表現されている。「SOLAR HU NMD」BB9531(2万8,000円)「SOLAR HU NMD」は、アイコニックなNMDに、トレイルランニングからインスパイアされた新しいアウトソールや、鮮やかなカラー、複雑なウェービングテクニックを用いたリブ付きのプライムニットが特徴的。各シューズのフロントデザインは、ランニングのビブスから着想を得ており、コントラストの効いたブラックとホワイトのパッチに“MOTHER”と“LAND”、 “EMPOWER”と“INSPIRE”、そしてスワヒリ語の“MIELE”と“MBELE”と言ったテキストのデザインを施した。TPUのレースケージは様々なカラーが目を引き、ミッドソールには優れた反発力を誇る革新的なBOOSTフォームを採用している。「SOLAR HU TENNIS V2」BB9542 (1万7,000円)「SOAR HU TENNIS V2」は、TENNIS HUのシルエットが東アフリカのインスピレーションによって再解釈。プライムニットのアッパーに施されたパターンは、ハンドメイドのようなデザインとタッチに仕上がっている。また、EVAのミッドソール、ヒール部分とトゥボックスに施されたスエードのオーバーレイ、ユニークなシューレースのメカニズムやレザーのレースホルダーも特徴的だ。「SOLAR HU TRACK TOP」DW9037(2万6,000円)「SOLAR HU TRACK TOP」は、アディダスの最新のイノベーションが注入され、ウーブンのトラックトップに軽量かつダブルレイヤードな仕上げによって、東アフリカのスタイルの特徴が詰め込まれた。ファレル・ウィリアムスの比類なきクリエイティビティにより、カルチャーとの深い繋がりを体現したエクスクルーシブなコレクション。取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ 六本木ヒルズ・GINZA SIX・ダイバーシティ東京プラザ・ラゾーナ川崎プラザ・札幌ステラプレイス・心斎橋・HEP FIVE・福岡、アディダス ブランドコア ストア渋谷・新宿・名古屋、アディダス オンラインショップ、BILLONAIRE BOYS CLUB、DOVER STREET MARKET GINZA、mita sneakers、Styles、UNDEFEATED、UNITED ARROWS & SONS、Dice&Dice、GR8 HARAJUKU、VA An Omnibus Shoe Store、西武渋谷店、阪急メンズ東京、伊勢丹新宿店 メンズ館、SWG、UNION TOKYOにて。
2018年08月09日アフリカ・欧州中心に世界の都市を訪れ、オルタナティブな起業家のあり方や次世代のグローバル社会と向き合うヒントを探る、ノマド・ライター、マキです。Maki & Mphoという会社を立ち上げ、南アフリカ人クリエイターとの協業でファッション・インテリア雑貨の開発と販売を行うブランド事業と、「アフリカの視点」を世界に届けるメディア・コンテンツ事業の展開を行っています。マキ:自分に合っている。アーティストとして自分ならではの媒体を見つけたってことなのかな。Brikicho:デジタル写真をやっている時は、なぜか自分の作品に思い入れを持つことができなかった。でもフィルムを始めてからは、構図とか写真そのものについてももっと真剣に考えるようになった。そして自分の作品にも思い入れを持つようになった。それが自分がフィルム写真から得られた価値だと思う。フィルム写真だと、自分が頭の中で想像したものとより近いものが表現できるんだ。マキ:なるほど。普段はどういったものを撮っているの?Brikicho:人物と風景。まぁ自分では、なんでも撮っていると思うんだけど、よく知られているのは人物、特にミュージシャンと風景かな。アーティストとよく仕事していて、その中でもミュージシャンをよく撮影しているんだ。マキ:ミュージシャンを撮るときに意識していることってある?つまり、彼らはサウンドを作っているわけだけど、Brikichoは音のないスティル(静止画)で表現している。どうやってミュージシャンの雰囲気を捉えているのかな。Brikicho:彼らを撮るのはとても楽しい。僕のやり方は、ステージ上などで彼らを撮るのではなくて、自分のセットの中に呼び込むこと。彼らの雰囲気やサウンドは、写真という媒体においては、光と色に置き換えることができる。どちらも同じアート。ただ媒体が違うだけなんだ。つまり、音からビジュアルへと変換するという作業は結構スムーズにできるものなんだよ。マキ:非常におもしろい見方だね。色覚障がいをきっかけに、色を音に変換するアンテナを頭蓋骨に埋め込んで、色を聴き、さらに世の中の音をビジュアル化することで、音を色として「聴く」という体験をさせてくれるビジュアルアーティストのニール・ハービソンのアート表現と何か共通点を感じる。Brikichoの今の話、例えば具体的な写真で説明してもらえる?Brikicho:例えばこれは最近のプロジェクトで、アーティストのThe Red Acapellaを撮ったもの。Instagramより彼らの音楽は、ゆっくりで、イージーな感じで、クール。だからちょっと寒色系をベースを使ったスタイリングをしたりした。マキ:とてもクールな写真だね。風景のほうはどんなプロジェクトに取り組んでいるの?Brikicho:自分のクリエイティブ・プロジェクトとしては2つあって、一つは、自分の故郷であるキリニャガ(ナイロビの北東約100kmに位置する地区)に関するもの。自分の故郷に敬意を示すような意味をもっている。キリニャガの日常や、友人を撮っている。もう一つは、「City of Dreamers(夢見るものたちの街)」というプロジェクト。これはFits Collectiveとしてやっているんだけど、ナイロビの街や人を記録している。ケニア、そしてアフリカは自分の故郷。自分を形成してきた要素。だからこそ、このアフリカ大陸を記録し続けたい。マキ:大きな存在になれることの意義ってなんだろう。Brikicho:自分たちの挑戦は小さくない。フィルム写真をアフリカ全体に広めたいと思っているんだ。まずは、ナイロビから、ケニアから、フィルム写真を広めていきたい。一緒にやっているセレナも言っているけど、、写真がいま(ケニアで)ブームになりつつあるからこそ、写真の基礎を改めて見直したり理解したり、周囲の環境や被写体の美しさを認識する必要がある。何か(結果だけ)が即座に評価されて、そのプロセスが見落とされてしまっているような、変化の激しい世の中におかれているからこそ。あとこれはマガティが言っていることだけど、(フィルム写真は)人々と都市の対比を表現するのであれ、人物のポートレート写真であれ、すべてが瞬間瞬間の微細なところに近づくことを可能にする行程(journey)なんだ。マキ:想いを共有する3人が作るコレクティブだからこそ、大きな挑戦ができるのかもしれないね。「Brikichoは、写真で物語を紡ぐ『作家』になるんだ」Brikichoが発する、フレッシュで荒削りな言葉、素直な回答には、何かアーティストがものを生み出すことの作業の本質的な部分があるように感じました。フィルム写真という媒体を使って生み出される彼の作品そのものも素晴らしいですが、フィルム写真に向き合うことで、自分自身と向き合っている彼の生き方そのものに、わたしは心を動かされました。そして何よりも彼は仕事や人生を楽しんでいるように見えます。BrikichoとFits Collectiveの存在が、これからもっと大きくなっていくその過程を観察し続けたいです。BrikichoInstagram(Brikicho)|Instagram(Fits Collective)フィルム写真にこだわり、ナイロビを拠点に活動する若手写真家。他2名の写真家とともに、フィルムでキャプチャーしたストリート写真を展開する、Fits Collectiveのメンバーでもある。▶︎ノマド・ライター マキが届ける『ナイロビ、クリエイティブ起業家の肖像』・#004 「アフリカンファッション=カラフル」は時代遅れ。ケニアの若者が“白黒”のアパレルブランドを始めた理由・#003 「物理は一番アーティスティックな学問」。“理系ジュエリーデザイナー”に聞く、想像を創造に変える方法・#002 誰もが知っている「ハンバーガー」で、アフリカのネガティブなイメージを刷新する起業家姉妹・#001 「正しいことをしているという確信」。選択肢がありすぎる現代でも道に迷わない観察者、ヴェルマ・ロッサ▶︎オススメ記事・ノーメイクで自然光。「リアルな女性の写真」で女性差別に立ち向かう愛に溢れるアクティビスト・カップル。・「男なら筋肉をつけるべきなの?」21歳の写真家が“男性解放”をテーマに写真展を企画した理由All photos via Brikicho Text by MakiーBe inspired!
2018年07月20日「アフリカフェスティバル」が2018年7月21日(土)、22(日)の2日間、代々木公園にて開催される。日本・コートジボワール友好デーに合わせて開催される「アフリカフェスティバル」は、アフリカのミュージシャンの生演奏や日本では珍しいアフリカ料理、お酒が楽しめる大規模イベントだ。アフリカ出身のミュージシャンによるライブパフォーマンスでは、迫力のある生演奏やダンスが披露され、アフリカのパワーを感じることができる。また、フードコートでは、日本ではあまりお目にかかれないアフリカ各国の料理やビールがずらりと並ぶ。アフリカ一色となった代々木公園に足を運んでみては。【詳細】第5回アフリカフェスティバル 2018~Africaʼs power to the world~日時:2018年7月21日(土)、22日(日)時間:10:00~19:00 ※雨天決行場所:代々木公園 野外音楽堂付近住所:東京都渋谷区神南2丁目2-3入場料:無料
2018年07月08日「アフリカ日比谷フェスティバル」が、2018年6月23日(土)・24日(日)の2日間東京・日比谷公園にて開催される。「アフリカ日比谷フェスティバル」最大の目玉となるのは、“アフリカはじめ世界の本場料理を食べつくそう!”をテーマにしたフードコート。 アフリカをはじめ世界各国の料理が勢ぞろいする。また、バザールでは、珍しい&カワイイ雑貨や民芸品を販売。アフリカの伝統太鼓ジェンベの体験コーナーや、生演奏ライブ・パフォーマンスを実施するステージも設けられる。6月23日(土)には、アフリカンパレードを開催。参加者は、アフリカやアフリカにルーツをもつ文化に興味のある方、アフリカに関わっている方、アフリカ出身の方、アフリカにルーツをもつ方など様々。パレードへ参加すると、アフリカ大陸がモチーフの巨大おみこしをアフリカの太鼓のリズムに合わせて運びながら、歌って、踊って、ワイワイと盛り上がることができる。【詳細】「アフリカ日比谷フェスティバル」開催期間:2018年6月23日(土)・24日(日)時間:10:00~21:00(最終日は17:30まで)場所:日比谷公園・大噴水広場住所:東京都千代田区日比谷公園入場料金:無料内相:ライブステージ・フードコート・バザール・ワークショップ・アフリカンパレード他
2018年05月05日アフリカ・欧州中心に世界の都市を訪れ、オルタナティブな起業家のあり方や次世代のグローバル社会と向き合うヒントを探る、ノマド・ライター、マキです。Maki & Mphoという会社を立ち上げ、南アフリカ人クリエイターとの協業でファッション・インテリア雑貨の開発と販売を行うブランド事業と、「アフリカの視点」を世界に届けるメディア・コンテンツ事業の展開を行っています。Mama Rocksを立ち上げたサマンサとナタリー筆者は、ナイロビで出会った知人の紹介で、Mama Rocksを訪ねたのがきっかけで、それ以来ナイロビを訪問するたびに必ず訪れています。その魅力は、こだわりの素材と独自のフレーバーが特徴のグルメバーガーそのものだけでなく、Mama Rocksブランドの背景にある、サマンサとナタリーのビジョンやミッションなのかもしれません。UK出身の二人が、どういったきっかけで、なぜナイロビで起業したのか、なぜバーガーなのか、なぜ地元のクリエイターたちと連携したブランド作りを行うのか。彼女たちの想いや起業のストーリー、そして人生設計に、私たちが「本当にやりたいこと」を見つけるためのヒントが隠れているかもしれません。「どんなレガシーを残したいか」。時間をかけて、じっくり自分と向き合うことで見えてきた、歩むべき道マキ:まずは起業に至るまでのストーリーを教えてもらえるかな。サマンサ:イギリスの大学を卒業した後、わたしもナタリーも人事系の仕事をしていたの。ナタリーはメディア業界、わたしはチャリティー業界で就職していた。マキ:今のバーガーショップのフィールドとは全く違うところからスタートしたんだね。サマンサ:そう。チャリティー業界で何年かキャリアを積んで、生活は充実していた。一方で、かなり残業もして忙しかった。でもあるとき、ふと立ち止まって振り返ってみる機会があって、あることに気がついて…。仕事に投資している自分のエネルギーや努力を、もっと自分のためになる何かに使いたいっていう気持ちが芽生えてきた。それから、自分の道を切り開くという選択肢が魅力的に思えてきたのもある。マキ:何か具体的な影響やきっかけがあったりしたのかな。サマンサ:共に起業家である両親の影響は強いと思う。常に「自分のボスになれ」と言われ続けてきた。両親には、いつもそういう風に鼓舞されてきたかな。マキ:身近に起業家のロールモデルがいるのは心強いね。でも、なんらかのロールモデルがいたとしても、本当に自分のやりたいことを明確にして、決断をしてキャリアを進めていくというのは、誰にとっても難しいことだと思う。サマンサ:両親の影響だけじゃなくて、すごく長い時間をかけて、自分自身についてもじっくり考えた。それによって自分のことを理解することができた。何によって自分が突き動かされるのか。あとそれから重要だったのは、自分が残したいレガシー(後世に残すもの)は何なのかについて考えたこと。つまり、より広い世界に対して、わたしはどのような影響を残せるのかということ。マキ:バーガーを一つのメディアとして捉えている点は面白いね。ナタリー:メディアとしてのバーガーは、わたしたちの価値観を表現するのに適切だっただけでなくて、アフリカ料理の様々なフレーバーを凝縮させて、発信するのにも好都合だったと思う。アフリカ料理は、まだまだグローバルに知られていないという事実もあるので。マキ:起業の場所として、ナイロビを選んだのはなぜ?サマンサ:父がケニア人で、両親も13年以上ケニアに住んでいるという影響は一つある。それから、わたしとナタリーもケニアを頻繁に訪問するなかで、明らかな経済成長を目にして、ビジネス機会としても魅力的だった。東アフリカの中では、もっとも大きい市場だし、中産階級の人口も拡大している。こうした中産階級の人々は、旅に慣れていて、食べ物やサービスに対する期待値も高い。それにもかかわらず、わたしたちがMama Rocksを立ち上げた当時は、彼らのニーズを満たすサービスは限られていた。それからナイロビは、アートシーンも盛り上がっていて、すごくエキサイティングな都市だったから、むしろナイロビじゃなかったらどこ?という感じもあった。マキ:生まれ育ったUKを離れて、ケニアでの起業というのは大きな変化だと思うけれど、どんなことが特に大変だった?サマンサ:個人的には、起業のために親元に戻らなければならなかったということが大きいかな。自立した社会人として今まで生活してきたのが、いきなり逆戻りして子どもになるような感覚は、あまり気持ちいいものではなかった。それから、文化的ギャップも経験した。男性は、ビジネスとなると、大概、他の男性に向かって話を始めて、なんか脇に追いやられる感じを味わったのも不快な経験。自立した強い女性としてやってきたという経験があるからね。実務的なチャレンジとしては、市場に高品質・高価格というグルメバーガー(Mama Rocksのバーガーは、900円前後)の位置づけを理解してもらうことや、そもそも高品質な食材を提供してくれるサプライヤーを探すことなどが大変だった。マキ:起業というと「自分のボスになる」という要素が強調されるけれど、そのプロセスにおいては、実際に経済的にも精神的にも、ある意味、自立とは逆に、人に頼らなくてはならない場面も多々あると思う。姉妹での起業というのは、強みになっているのかもしれないね。サマンサ:ナタリーと一緒に起業しようと思ったのは、自分たちの背景や影響が似ているから。わたしたちは大親友で、一緒に働くのは楽しいし、絶対的な信頼関係がある。ほかのビジネスパートナーは考えられないかな。「わたしたちも、Mama Rocksも主人公じゃない」。世界の若者を鼓舞し続けるためのドミノエフェクトをつくるマキ:「アンダーグラウンド」というのは、あまり大々的には発信しづらいということなのかな。ナタリー:文化的にも歴史的にも、アフリカにおいて、アート、芸術分野はあまり賞賛されたり、推奨されたりしてこなかった。生計を立てるのに適切な領域ではない、というのが上の世代の考えだった。若者がそういったフィールドに進むことも、推奨されない。自分が何にパッションがあって、どうやって自己表現するか、家族に自分が何者かをどう表現するかはアフリカの人にとってプライオリティではなかった。マキ:クリエイティブ業界のキャリアが、応援されづらいというのは、必ずしもアフリカに限ったことではないと思う。経済成長の過程にある国においては、より実務的なキャリアが優先されるのかもしれないね。クリエイティブにこだわるのはなぜ?ナタリー:わたしたちは、クリエイティビティや自己表現こそが、アフリカ大陸の成長や変化をもたらす要素だと思っていて。恥ずかしがらずに、才能を忌憚なく発揮させることが必要だと思う。同時に、若者がパッションに従ってやりたいことをやる、というのを推奨していきたいとも思う。若者、そして彼らのクリエイティビティが、アフリカを変えると思っているから。彼らのパッションに火をつけるブランドになりたい。サマンサ:クリエイティブな考え方の重要性は、必ずしもクリエイティブ業界とかクリエイターに限定される話ではなくて。既存の枠組みに囚われずに、新しいやり方を提案するっていくこと。例えばケニアではM-Pesa(エムペサ)というモバイル・マネーのサービスが普及していて、銀行口座を持っていない層にも普及している。クリエイティビティがなかったらこういったサービスが生まれたり、普及したりしなかったと思う。長い時間をかけて、自分の生い立ちや価値観にじっくり向き合う、そしてそこから自分がどんなレガシーを残したいかを考える。グルメバーガー事業というビジネスの表層からは想像できない、サマンサとナタリーの深い思いやパッションが非常に印象的でした。自分自身を深堀しつつ、最終的には自分自身やキャリアを超えたより広い世界に、情熱の矛先があるからこそ、揺るぎない信念のもと、自分の好きなことを継続し続けられるのかもしれません。Mama RocksWebsite|Facebook|Twitter|Instagramケニア人の父とナイジェリア人の母を持ち、UKで生まれ育った姉妹起業家ナタリーとサマンサが、ケニアの首都ナイロビで始めた、コンテンポラリーなアフリカンテイストのグルメバーガーショップ。 ▶︎ノマド・ライター マキが届ける『ナイロビ、クリエイティブ起業家の肖像』・#001 「正しいことをしているという確信」。選択肢がありすぎる現代でも道に迷わない観察者、ヴェルマ・ロッサ▶︎オススメ記事・15店目:「ポテトとジンジャーで世界を平和にする」。駒澤大学に佇む、他社と手を組みクラフトマンシップを発信するお店、Brooklyn Ribbon Fries。|フーディーなBi編集部オススメ『TOKYO GOOD FOOD』・保守的な国ケニアで“出る杭”として活躍する姉弟クリエイティブ起業家から学ぶ「日本人に欠けていること」All photos via Mama Rocks unless otherwise stated. Text by MakiーBe inspired!
2018年03月28日アフリカ東部の国・ケニアのマサイラマ国立保護区。国境を挟んで広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園を含めた面積は、四国ほどの広さになる。広大なサバンナに生息する動物は数百万頭を数え、野生動物の楽園と呼ばれる。 1990年9月。当時65歳だった吉田千鶴さん(92)は、アフリカの動物愛護活動をする長男の愛一郎さんに頼まれ、支援物資を届けるためケニアに降り立った。夕暮れ時、保護区に足を踏み入れると、地面と蹴り上げる地鳴りのような音が聞こえてくる。あたりを見渡すと、ヌーの大群がサバンナを疾走していた。 ヌーやシマウマなどの草食動物は、餌となる草を求めて季節ごとにケニアとタンザニアの大移動を繰り返す。その数およそ200万頭。吉田さんが見たのはまさしくその光景だった。圧倒的な自然に出合った吉田さんは、いままで経験したことのない不思議な感覚に見舞われる。 「真っ赤な夕日をバックに、見たこともないような多くの動物たちがタッタッタッタッとひたすら大地を走り抜けていくのです。それを見て、表現できないような大きな力を感じました。誰かに『いま、あなたがやるべきことをやりなさい』と言われているような気がしたのです」(吉田さん・以下同) 数日前、ケニアの首都ナイロビでショックを受ける光景を見た。町を歩くと、おびただしい数のストリート・チルドレンがいる。いたるところで旅行者や外国人にまとわりつき、物乞いをする幼な子たち。近くで、荷物をひったくるよう指示する親もいた。初めてのアフリカ訪問で目にした悲惨な光景に、胸を痛めた。 「バブル期の余韻が残る当時の日本で、こんなにも貧困にあえぐ子どもたちを見たことがありません。生きるために子どもが略奪までしないといけない。『なんとかして助けたい』。心に浮かんだのはそれでした。だからマサイラマで何かに突き動かされるような気持ちになったとき、私がやるべきことはあの子どもたちを助けることだと確信したのです」 アフリカの子どもたちを救うために「命を懸けて活動した」という吉田さんの支援活動はそこから始まった。東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」(スワヒリ語で「大地と風」)を作り、ケニアに児童養護施設と職業訓練所を作る。 その後、ケニアの西隣にあるウガンダで、反政府ゲリラに誘拐される子どもたちを守るためのシェルターと職業訓練所を設置した。気がつくと90歳を過ぎていたが、まだまだ現役で活動を続けている。 「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」 いま、吉田さんの目は日本国内の貧困にも向けられている。 「シングルマザーで生活が苦しい人が日本に増えてきました。海外よりも日本が大変な状況になっている。次は日本の子どもたちを助ける番です」 貧困にあえぐ子どもたちの涙は見過ごせない。そのために自分のできることを精いっぱいやる。吉田さんの支援活動はまだ続いていく。
2017年10月29日仏パリ・ブローニュの森にあるフォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)にて、「アート / アフリカ ― 新たなアトリエ(Art / Afrique, le nouvel atelier)」展が開催中。本展覧会は、サハラ以南から南アフリカにおよぶアフリカ各国のアーティストたちによる最新の作品を「The Insiders」「Being There」「Fondation Louis Vuitton」というそれぞれ異なる視点から捉え、3つのセクションによって展開されている。「The Insiders」では、アフリカ現代アートの世界最大コレクターであるイタリア人投資家のジャン・ピゴッツィ(Jean Pigozzi)氏の比類なきコレクションの中から、1989年から2009年までの作品に焦点を当て、コレクションを象徴する15組のアーティストの作品を展示。「Being There」では、批判的に彼らの国の過去に立ち戻り、とりわけ植民地化の歴史にスポットを当てた南アフリカの現代アートを、アーティストが生まれた年代別に並べている。そして、フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは、“コレクションの中に見るアフリカ”をテーマに、国際写真センター(International Center of Photography)のインフィニティー賞(Infinity Award)を受賞した南アフリカ共和国出身のザネレ・ムホリ(Zanele Muholi)や、ルイ・ヴィトンの「トラベルブック」コレクションのパリ版を手掛けたシェリ・サンバ(Cheri Samba)など、世界的に活躍するアーティストの作品を中心に展示している。会期は8月28日まで。期間中7月7日までは、音楽、映画、詩などをテーマにした複合イベントも開催される予定。
2017年05月20日NPO法人TABLE FOR TWO Internationalはこのほど、モバイルヘルステクノロジーベンチャーのFiNCと連携し、ユーザーが歩いた分だけアフリカの子供たちに給食が届けられるチャリティー企画「GiFT WALK」を開始した。筑波大学久野研修室がデータに基づき計算したところ、日本人が歩くことで削減できる医療費は1人1歩当たり0.061円であるという(※)。仮に1,000万人の日本人が今より1,000歩多く歩くと、年間約2,200億円の医療費の削減が見込まれる計算となる(1歩あたり0.061円×1,000歩×365日×1,000万人=年間約2,200億円)。このほど開始したチャリティー企画「GiFT WALK」は、そのような健康効果の高い生活習慣「歩く」に着目した取り組み。FiNCが開発したアプリ「FiNC」を使って1,000歩歩くたびに、FiNCから1円の支援がTFTを通じて、アフリカの子供たちに贈られるという。毎日1万歩歩くと、毎日10円の支援になり、20円で1食分の給食が届けられる。通常よりも多く歩けば、自身も健康になり、アフリカの子供たちも給食を食べて健康になる一石二鳥の取り組みになるという。支援対象地域は、貧困、HIV/AIDSの蔓延(まんえん)、環境破壊など、さまざまな課題に直面しているアフリカ・ケニアのルシンガ島とムファンガノ島。2017年の目標は、1,000万円の支援を行うことで、まずは50万食の給食を届けることをめざしている。同企画に参加するには、FiNCアプリへの招待コードを入手することが必要となる(同法人からの特別招待コードは「tftgift」)。アプリをインストールしてログインし、スマートフォンを持って歩くと、歩数や寄付額をリアルタイムに表示する。アプリ内で開催する第一弾企画では、同企画のスペシャルサポーターとしてFiNCのイメージキャラクターであるマギーさんやファッションモデルの長谷川理恵さんなども順次参画を予定している。※総務省HPより
2017年01月25日アフリカというと、何を想像するだろうか。ニュースや新聞などのメディアを見ると、内戦、犯罪、疫病、貧困などのネガティブなイメージが、どうしてもいつも付きまとう。しかしそれは本当であろうか。もう一度真の豊かさを考えた時、私たちはアフリカが世界で一番豊かな大陸だということに気が付くだろう。(Photo by バンベニ桃)植民地支配された悲しい歴史まずアフリカを語る時に、決して避けては通れないのは、欧米人の植民地支配の歴史だ。15世紀から17世紀にかけての大航海時代をきっかけに、アフリカ大陸をイギリスやフランス、ポルトガル、ドイツ、ベルギーなどが挙って植民地にした。欧米人の狙いはその豊富な資源と気候のいい土地であった。そして先住民を劣等な民族と見なし、巧みな戦術で奴隷化していったのである。それはアフリカだけに留まらず、アメリカ大陸、アジア諸国、オセアニア諸国と世界中に広がっていき、世界中が欧米人のために存在するという哲学が当たり前のように通ってきた時代があったのである。植民地撤退後も、その哲学は色濃く残り、現在でも第三世界と呼ばれる国は、先進国と呼ばれる国に安値で資源を搾取され、貧しいというレッテルを貼られているのは目を反らせない事実であるだろう。真の豊かさとは何か。(Photo by バンベニ桃)では、アフリカは本当に貧しい大陸なのであろうか。そもそも私たちが「豊か」だとか「貧しい」だとか言う基準はどこにあるのだろうか。豊かさを測るのに使われるGDP(国内総生産)。ではこの数値が高ければ豊かな国なのだろうか。そうであれば、それは「豊かさとは経済次第である」と公言しているわけである。先進国は豊かで、第三世界は貧しいという、なんとも単純で不可思議な方程式がまかり通っているのだ。当然であるが、この地球にはたくさんの民族が多様な文化を持ち暮らしている。その暮らしに優劣は付けられない。アフリカ中部に位置するカメルーンという国。筆者は2007年、この国の奥地の村を旅したことがある。電気も水道もない、売店もない村々。そこに住むアフリカ人はその土地で採れる土と木で家を作り、狩りをし、野菜を育てたり、山菜を収穫したりして生活していた。学校にいかない子供もいた。アフリカの教育は植民地時代の欧米式であるために、民族衣装では学校へ通えない。子供たちは民族衣装を脱ぎ、民族的に意味のある装飾を外し学校へ行く。当然であるが彼らがその後、民族衣装に戻ることはないし、装飾品を日常的につけることもなくなる。その村を暮らし見て、多くの人は援助が必要だと言うであろう。学校が必要だ。水道が必要だ。電気が必要だ。病院が必要だ。トイレが必要だ。そしてその後、ボランティアがその地を訪れ、それまでの長い歴史の中で作られてきた、先住民の生活を変えてゆくのだ。世界一豊かな大陸、アフリカ。(Photo by バンベニ桃)さてこのカメルーンの村人たちの暮らし。実は彼らは驚くほどにとても豊かな暮らしを営んでいる。その土地には豊富な食べ物があり、季節ごとに彼らのお腹を満たす。子供は小さいころから、狩りの仕方や、薬草の見分け方、哲学などの知恵、自分より小さい子供の世話などを学ぶ。家を建てるのも、その土地から採れる資源で、同じ村に住む村人の助けを借りながら建てる。当然ローンなどはない。他の人が家を建てる時に、自分も助けに行くだけだ。彼らは大自然の中で上手に自然と循環しながらも、慎ましくも、満たされた生活を送っているのだ。その暮らしを誰が貧しいと言えるのだろう。彼らの社会には、このグローバル化がもたらした環境問題や、経済問題や、雇用問題や、少子化問題などを始めとする社会問題はないのだ。その暮らしは私たちの暮らしとは全く違う。それは彼らの社会形式が私たちのそれとは違うだけで、彼らの生活が劣っているということでは決してないのだ。学校に行かなくても生きていける人たちがいるということ。お金をほとんど使わずに生きている人たちがいること。自給自足の生活をしている人たちがいるということ。病院がなくても伝統的な薬草で十分癒されている人たちがいること。そんな生活を貧しいと決めつけてしまっては、この地球から多様な民族の暮らしは今まで以上に消えて行き、今まで以上に貧しい人たちが増えるだろう。本当の貧しさとは、それまでの暮らしの価値観や哲学や誇りを捨て、持ってない物を求めて彷徨うことにあるのではないだろうか。アフリカを貧しくしている一番大きな理由は、植民地支配が持ち込んだこの社会の仕組みにあり、その仕組みはアフリカを貧しいままにし、資源をこれまで通りに搾取するという目的がある。皮肉なことにアフリカは世界一豊かな資源を持つために、その搾取の対象とされてしまったのだ。今日もたくさんの資源がアフリカから採掘され世界中に渡っている。それを掘っているのはアフリカ人で、その多くを所有しているのは欧米人ということに、今も変わりはない。アフリカの豊かさから日本が学ぶこと(Photo by Rita Willaert)アフリカは世界一豊かな大陸だ。もちろんそれは資源だけの問題ではない。それは人々の暮らしのあり方である。人間のルーツとも呼ばれるアフリカは、その言葉に似つかわしく、人間らしい暮らしをしている。知恵ある年寄りを尊敬し、子供は子供同士で社会を作り、年上が年下の世話をしながら、大自然の中で育つ。その姿は生命力で溢れ、力強く逞しい。そしてまだまだ多様な民族がその土地と循環した伝統的な暮らしをしている。アフリカの暮らしを見て、日本の暮らしを振り返る。そういえば、私たちにももっと地球と循環できていた暮らしがあったのだ。日本人が日本人らしく暮らしていた頃。いつの日からかその暮らしを断ち、便利、便利だと言いながら遥か遠くまで来てしまった。気がつけば環境汚染は拍車をかけ、少子化は深刻で、多くの食べ物には農薬や添加物が使われた不自然な物になってしまった。アフリカの豊かさは経済的なそれとは違い、シンプルで、根っこがある。そしてその姿は日本人が忘れかけていた、何か大切なものを思い出させてくれるのだ—————Text by バンベニ 桃ーBe inspired!
2017年01月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アフリカ開発会議」です。***8月に第6回アフリカ開発会議(TICAD)がケニアで開かれました。アフリカの開発支援のために、日本が世界に呼びかけて1993年に始まった会議で、5年に一度開催され、今年初めてアフリカで行われました。アフリカは人類発祥の地といわれ、ナイル文明など、豊かな文化や歴史があります。ところが19世紀に欧州諸国が肥沃な土地を奪い合うようになり、アフリカを勝手に分割統治、植民地にしてしまいました。その後、アフリカ諸国は独立しはじめますが、欧州各国によって決められた国境は、先住民族の文化や生活を無視した線引き。その問題は現在の内戦や民族紛争にもつながっています。また、アフリカはほかにも、食糧不足や干ばつ、感染症、教育を受けられない子どもたちなど、多くの問題を抱えていますね。近年のボコ・ハラムやアルカイダなど、テロ組織の暗躍も、根底にあるのは貧困や教育問題。経済を好転させることで解消される問題は多い。今年のTICADではテロとの戦いと国際協調が訴えられ、安倍総理は日本から3兆円の支援をすることを約束しました。これに対して、中国は「国連の常任理事国入りをしたい日本が、アフリカ諸国を味方につけようとTICADを政治利用している」と批判しました。近年、中国は、アフリカに携帯電話を普及させ、携帯電話による送金システムを輸出するなど、ものすごい勢いでアフリカに進出してきているんですね。水道も電気も通ってない地域で、携帯電話だけは使われているという異様な光景も。ほかにも道路や港を作る支援をし、代わりにレア・メタルの採掘権を得ようとしています。発展途上のアフリカには、たくさんのビジネスチャンスが眠っています。日本も開発支援だけでなく、民間企業がもっとアフリカと密接につながるといいのですが、距離的な問題もあり少々及び腰です。それでも、日本で消費されるバニラビーンズやカカオ豆、蚊取り線香に使われる除虫菊はアフリカ産がほとんどなんですよ。今後、アフリカと日本は、ますます結びつきが深くなっていくことでしょう。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年11月2日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年10月30日今年も8月27 日(土)から28 日(日)かけて日本テレビ系で放送される「24時間テレビ39愛は地球を救う」。番組では、女優の石原さとみがアフリカのケニアを訪れた様子を放送する。2年前、映画『風に立つライオン』の撮影のため初めてアフリカを訪れた石原さん。医療に従事する看護師役を現地で演じる中で、実際にアフリカで起こっている問題、その現実に直面したとき、何も知らずにいた自分、何もできない自分に“無力感”を感じ、帰路に着く機内で「アフリカと向き合うことを自分のライフワークにしていきたい…」と誓ったのだという。昨年のウガンダに続き、自身3度目となったアフリカ訪問。今回石原さんは、アフリカの諸問題の根幹にもなっている現地の“水”問題と向き合う。日本とは違い、当たり前に水を得ることができないアフリカでは、衛生的な水を得られずに多くの子どもたちが命を失っている。石原さんは今月9日、日本から約11,300km離れたケニア・シアヤ郡へ向かった。村に水源がないこの地域では、子どもたちや女性が1日数回、往復1時間かけて、生活に必要な川や沼に水汲みに行くのが日課となっている。彼らの生活にとって非常に重要な水汲み場を訪れると、そこには衝撃の光景があった。子どもたちが水を汲む横で、家畜である牛の群れが水浴びをしながら糞尿を垂れ流しているのだ。日々、水汲みに多くの時間をとられ、教育の機会を損失し、衛生的な水、安全な水というものを知らずに暮らす村人たちの水源は想像以上に不衛生なものだった。石原さんは、こういった汚染水からの感染がもとで1歳半の幼児をコレラで亡くした母親から話を聞き、悲惨な現実にショックを受ける。そんな中、日本の伝統的な井戸掘り技術「上総掘り」で“安全な水”を確保することに人生をかけるひとりの日本人女性、越後比佐代氏に出会う。「上総掘り」は、機械や燃料を全く使わずに簡単な道具と技術で、井戸を掘るため、作業をするのが少人数ですむうえ、数週間と言う比較的短い期間で仕上げられるのが特徴。道具・資機材をすべて現地で調達できて低費用ですむのもアフリカで伝承していくのに適している。越後さんは、村のボランティアとともに、井戸を作り、水汲みの時間短縮を実現させ、子どもや女性たちが“自分のための時間ができたことで夢を持って豊かな生活を送って欲しい”と願っているのだ。石原さんは、実際に「上総掘り」で井戸掘りをする現場へ出向き、村人らとともに井戸完成を目指す…。今回のロケを終えて石原さんは、「日本にいたら当たり前に感じる水、その水を得ることがこんなにも大変だと身を以て知ることができたのはとても貴重な経験でした」と実感したよう。さらに、「確実に1つの井戸で多くの人が救われることが分かりました。井戸ができるということは、現地の方々にとってはゴールではなく、新しい生活の始まりでもあります。私自身も、これで終わりではなく、今後、何かしらの形で関わっていきたいと思いました」と語っている。「石原さとみ アフリカ・ケニアへ 水で命を失っていく子ども達」は、8月27日(土)28日(日)「24時間テレビ39愛は地球を救う」内で放送(※一部地域のぞく)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月19日実力派俳優・上川隆也を主演に迎え、壮大なスケールで贈るWOWOW開局25周年記念の連続ドラマW「沈まぬ太陽」。このほど、アフリカ・タンザニアと中東・ドバイで敢行されたロケのメイキング映像と新場面写真が到着。さらに、第1部の追加キャストとして長谷川京子、ミムラ、原田泰造、麻生祐未の出演が発表された。渡辺謙主演で映画化され、大ヒットした山崎豊子の最高傑作といわれる原作を、初めてTVで連続ドラマ化する本作。一社会人として、そして1人の人間として、未曽有の航空機墜落事故の裏で信念を貫いた巨大組織で生きる者たちを、上川さんをはじめ、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら豪華実力派キャストにより力強く描き出す。このたび公開された「ミニガイド#3 海外ロケ編」では、タンザニア連合共和国、ドバイ首長国ロケでの様子や、主人公・恩地元を演じる上川さんのインタビューなど、現地の空気感にあふれる映像が収められている。タンザニアロケでは、組合活動で会社に楯突いた恩地の赴任先となるナイロビのシーンを撮影。野生のライオンや像、キリンがいるサバンナの大自然の中での撮影に、上川さんは「とにかくこの広大さに感動しています。恩地の想いや心境を想像しながら臨みました」と、タンザニアでの本格ロケに感無量といった様子。また、ドバイでは1960年代のパキスタン・カラチの街並みを忠実に再現。現地のエキストラと共に大規模な撮影が行われた。映像では、撮影のためにスタッフが一晩かけて当時の街並みを再現する様子も収められている。タンザニアとドバイでのロケを通して上川さんは、「恩地という男の基幹にあるものを、さらに固めることができたなと思いましたね」とふり返っている。さらに今回、新たな場面写真も到着。恩地と行天(渡部さん)が共に組合活動で団交に臨むシーン、ナイロビ赴任後の恩地がサバンナの野生動物に向けてライフルを構える狩猟のシーンとともに、タンザニアとドバイの撮影風景を捉えた緊迫感があふれる写真もお披露目されている。この第1部に長谷川さん、ミムラさん、原田さん、麻生さんはどのように関わっていくのか、今後も目が離せない。連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日