横浜DeNAベイスターズの前監督のアレックス・ラミレス氏の妻の美保さんが15日に自身のアメブロを更新。異変を感じていた子ども達の目の様子についてつづった。この日、美保さんは「新学期早々」というタイトルでブログを更新。子ども達の目に異変を感じていたことを明かし「おそらくウィルス性結膜炎」と推測した。続けて、目が充血した長男・剣侍(けんじ)くんの写真を公開。「泣いたわけじゃないんです」と説明し「充血。真っ赤。感染するから欠席です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お大事になさってください」「早く治りますように」「頑張って」などのコメントが寄せられている。
2024年04月16日横浜DeNAベイスターズの前監督のアレックス・ラミレス氏の妻の美保さんが13日に自身のアメブロを更新。ワンオペ中に息子達が原因不明の嘔吐に見舞われたことを明かした。この日、美保さんは「連休はいかがお過ごしでしたか」と切り出し「我が家はパパがアメリカ出張だったため完全ワンオペだった」と連休中の様子を報告。「アンゲ謎の嘔吐」と述べ、三男・杏気(あんげ)くんが原因不明の嘔吐の症状に見舞われたことを告白した。続けて「どうしたものかと思っていたら数時間後ケンジ謎の嘔吐」と長男・剣侍(けんじ)くんも嘔吐したことを明かし「ぎょえーーーーって感じでハラハラドキドキしていた連休でした」とコメント。「それ以降は熱もなくカラッと元気」だったといい「まだまだいろんなものが流行してますね」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変」「お大事に」「ファイトです」などのコメントが寄せられている。
2024年02月14日横浜DeNAベイスターズの前監督のアレックス・ラミレス氏の妻の美保さんが27日に自身のアメブロを更新。ダウン症の長男・剣侍(けんじ)くんの体調が悪く病院へ足を運んだことを明かした。2023年6月22日のブログで、美保さんは「けんじ3日間高熱」と3日間高熱が出たことを報告し「続々と体調不良者出ています」と説明。「まだ鼻水出たり咳出たりはするものの元気は100%」と述べ、剣侍くんについて「今回は予想以上に長引きました」「体調不良にもそれぞれ個人差があってケンジはいつも長引きやすい」と明かしていた。この日は「鼻水ケンジ」というタイトルでブログを更新。「一年中鼻水垂らしてるような気がするケンジ」と切り出し「最近も鼻水全開でお鼻が痛そう」と剣侍くんの姿を公開した。続けて「病院行ってきました」と病院へ足を運んだことを報告。「お薬もらって早く治そうね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月28日『ザリガニの鳴くところ』の主演デイジー・エドガー=ジョーンズと、『aftersun/アフターサン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・メスカルが共演、社会現象的ヒットとなったラブロマンスドラマ「ノーマル・ピープル」が、スターチャンネルEXにて6月20日(火)より字幕・吹替ともに全話一挙配信される。本作は注目の作家、サリー・ルーニーの同名ベストセラー小説をドラマ化。原作は世界40言語以上で翻訳され、英語圏では150万部を突破、若い世代を中心に大反響を巻き起こした。BBCの配信サービスでは、2020年最多再生数を記録し、IMDbで8.4点、Rotten Tomatoesでは批評家評91%・一般評92%のフレッシュと高スコアをマーク。エミー賞、BAFTAなど各賞も席巻するなど、社会現象とも呼べるヒットとなった作品。主人公の裕福な家庭に育ったマリアンを演じるのは、『ザリガニの鳴くところ』で主演を務めたデイジー・エドガー=ジョーンズ。スポーツ万能で人気者のコネルには、『aftersun/アフターサン』に続き、来年公開予定の『グラディエーター』続編でも主演を務めるポール・メスカル。2人とも、本作を機に最旬注目俳優となった。この度解禁された予告映像では、マリアン(デイジー・エドガー=ジョーンズ)とコネル(ポール・メスカル)が、互いへの気持ちを素直に伝えられないまま、近づいたり離れたりを繰り返す姿が映し出される。2人の心の機敏を繊細かつ美しい映像で丁寧に描き、マリアンとコネルの関係の行方が気になる映像に仕上がっている。また、本作にはインティマシー・コーディネーター(※性的描写などの撮影に臨む俳優たちをサポートする撮影スタッフ)による親密でリアルなセックス・シーンが描かれ、2人の関係を表現する重要なシーンとなっている。ベストセラー小説をBBCがドラマ化!製作総指揮は『ルーム』レニー・アブラハムソン原作はサリー・ルーニーの同名小説。アイルランド出身で1991年生まれのルーニーは、26歳で発表した長編デビュー作「カンバセーション・ウィズ・フレンズ」(2017年)が高く評価され、一躍人気作家に。2作目に発表したこの「ノーマル・ピープル」は2018年のブッカー賞のロングリストにも選出され、世界40言語以上で翻訳されたほか、とくに英語圏では150万部以上を売り上げ、世界的なベストセラーに。アイルランドを舞台に、マリアンとコネルが近づいては離れを繰り返す4年間の物語。社会的、経済的な格差や、人間関係におけるパワーバランスなど、様々な要素に左右されながら、お互いに傷つけては慰めあう2人を描いている。本作ではルーニー自身も製作総指揮・脚本で関わり、脚本にNetflix映画『聖なる証』のアリス・バーチも参加。監督を務めるのは『ルーム』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたレニー・アブラハムソンと、「ドクター・フー」シリーズでも屈指の人気を誇る伝説のエピソード「まばたきするな」でヒューゴー賞を受賞したヘティ・マクドナルド。前半のエピソードでアブラハムソン、後半のエピソードでマクドナルドがそれぞれ監督を担当し、30分×12エピソードというコンパクトな時間のなかで、若い2人の人生の交差を丁寧に描き出す。エミー賞・BAFTA…賞レースを席巻したデイジー・エドガー=ジョーンズとポール・メスカルの出世作2人の絶妙な関係を見事に演じきったのが、デイジー・エドガー=ジョーンズとポール・メスカル。マリアンもコネルもそれぞれにメンタルヘルスの問題について真剣に向き合うシーンがあり、非常に繊細で真摯な演技が要求される中、「このふたり以外にマリアンとコネルを演じることは不可能である」(インディペンデント紙)と評されるなど高い評価を得て、本作をきっかけに一気にスターダムを駆け上がった。デイジーは本作で英国アカデミー賞(BAFTA)とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞などにノミネートされ、その後『ザリガニの鳴くところ』では主演を務め、ドラマ「アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実」でも大事な役どころを演じるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍。ポールもコネル役が高く評価され、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞などで主演男優賞ノミネート、BAFTAでは主演男優賞を見事受賞した。その後『aftersun/アフターサン』でも主演に起用され、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、リドリー・スコット監督の『グラディエーター』続編での主演も決定し、ついにはMCU作品への出演も報じられている。インティマシー・コーディネーターを起用した親密でリアルなセックス・シーン本作のドラマ化で話題になったのが、物語の重要な局面で登場するセックス・シーンの豊かさ。これらのシーンは2人の関係を表現するのに不可欠で必然的な描写であり、どこまでも丁寧でリアルを追求して作り上げられている。その裏にあるのは「インティマシー・コーディネーター」のイータ・オブライエンの存在だ。オブライエンはこれまでに「I MAY DESTROY YOU/アイ・メイ・デストロイ・ユー」や「セックス・エデュケーション」など様々な人気作品で、それぞれの作品にふさわしいシーンを撮れるよう役者や監督、スタッフと対話を重ねてきた。本作でもその手腕はいかんなく発揮されており、全員が安心できる撮影空間づくりが素晴らしいシーンの実現につながった。BBCの配信サービスで2020年最多再生数を記録し、社会現象にエミー賞では4部門ノミネート(リミテッドシリーズ部門/監督賞・脚本賞・主演男優賞・キャスティング賞)、BAFTAでは3部門(リミテッドシリーズ部門作品賞・主演男優賞・主演女優賞)にノミネートされ、ポールが主演男優賞を受賞した。さらにBBCの配信サービス「BBC iPlayer」では2020年に6,270万回再生を記録し、年間再生数の1位となった。なお、本作の配信を記念して、原作小説とのコラボが決定。ドラマ版ビジュアルを使用した帯が巻かれた原作小説が全国の書店にて展開される(7月頃予定)。海外ドラマ「ノーマル・ピープル」はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて一挙配信中(字幕版・吹替版/全12話)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月20日エドガー・ライト監督のコメディ映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を基にした、全く新しいアニメシリーズ「SCOTT PILGRIM」(仮題)の制作が決定し、映画キャストが再集結することが分かった。本作では、ライト監督が製作総指揮、アニメスタジオは「DEVILMAN crybaby」『犬王』の「サイエンス SARU」が務め、マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、サティヤ・バーバー、キーラン・カルキン、クリス・エヴァンス、アナ・ケンドリック、ブリー・ラーソンら映画キャストがそれぞれ演じたキャラクターの声優を再び務める。2010年公開のオリジナル版映画は、アマチュアバンドマンのスコット・ピルグリムが、夢で見た女性ラモーナに一目惚れし、彼女のハートを射止めるため、恋の邪魔をする元カレ7人との戦いに挑む物語。多くのファンの間でいまもカルト的な人気を誇っており、ライト監督の代表作のひとつでもある。そんな監督自らが製作総指揮を務める本作には、キャラクターの声優として、演じていた映画キャストたちが参加。映画のオープニングにオマージュを捧げた形でキャストたちの再集結が告げられ、ファンの心をくすぐる映像も公開された。今回の制作についてライト監督は「このアニメはユニバースを拡げるだけではない、、、とにかく見てほしいです。この壮大な新しい冒険のためにオリジナルキャスト全員を説得し、キャラクターの声を務めてもらうことができたことを、とても嬉しく思っています」とコメントしている。Netflixシリーズ「SCOTT PILGRIM」(仮題)は独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年03月30日『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライト監督が手掛けた「マクドナルド」のCMが話題だ。CMのテーマソングは「Yello」の「Oh Yeah」。オフィスで働いているある女性が、目の前の席の同僚に眉毛を上下にピクピクと動かし、「M」を強調して「マクドナルドへ行こう」と誘う。セリフはない。うれしそうに席を立ち、歩き始める2人。彼女たちが眉毛を動かすたびに周りの人たちもマクドナルドに行きたくなり、後に続いていく。外に出る頃にはオフィスが空っぽになっている…という内容だ。驚くのは、マクドナルドのCMでありながらハンバーガーやポテトといった商品が一切登場しないこと。マクドナルドを感じさせるのは、冒頭と最後に出てくる女性の服とガラス清掃員の服がマクドナルドカラーの黄色と赤であることや、付せんに書かれたMの文字、それに一貫して音楽のリズムを活かして見せている眉毛での「M」か。ライト監督はインスタグラムで、「Yelloのこの一曲を使ってコマーシャルをやってみないかという依頼を受けたとき、適切な答えはただ一つ、『Oh Yeah』でした」とウィットに富んだ返答をしたことをつづっている。また、「昨年、いつものスタッフたち(20年以上一緒に仕事をしている人も!)だけでなく、新しく楽しい顔ぶれ(40人も!)とこの撮影を楽しみました」とのこと。CMに対する感想は、「学校でマネする子どもたちの姿が想像できる」「おしゃれな見せ方!」「クリエイティビティに脱帽」と好評だ。(賀来比呂美)
2023年01月17日エドガー・ライト監督、初のドキュメンタリー映画『スパークス・ブラザーズ』が、2022年4月8日(金)に公開される。エドガー・ライト初のドキュメンタリー映画映画『スパークス・ブラザーズ』は、『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』で知られるエドガー・ライト監督の最新作にして、初のドキュメンタリー映画。題材となるのは、兄ロンと弟ラッセルのメイル兄弟からなるポップバンド、スパークスだ。謎多きバンド・スパークスの真実に迫るスパークスと言えば、日本でも根強い支持を得る人気ポップバンド。直近では、2022年4月1日(金)公開のレオス・カラックス監督最新作『アネット』で原案・音楽を務めたことも話題となったが、いまだ謎の多いバンドでもある。そんなスパークスが、デビューから半世紀に渡って歩んできた道筋を明らかにするのが、映画『スパークス・ブラザーズ』。メンバーのロン&メイルや豪華アーティストたちのインタビュー、貴重なアーカイブ映像と共に、スパークスの真実に迫る。豪華アーティスト80組がスパークスを語るスパークスの魅力を語るのは、グラミー賞アーティストのベックや、スパークスとコラボレーションも果たしたフランツ・フェルディナンドのフロントマン アレックス・カプラノス、2021年にロックの殿堂入りを果たしたトッド・ラングレン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト・フリーなど80組ものアーティスト。2021年12月に日本最後の劇場ロードショーでも話題となった『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で主演を務めるアイスランド出身歌手ビョークも、声で出演する。“熱狂的ファン”エドガー・ライト監督本人も出演エドガー・ライト監督本人も、“FANBOY(熱狂的ファン)”としてインタビュー出演。「初めて彼らを知ったのは1979年の活動期間だ。トップ・オブ・ザ・ポップス(BBCでOAされていた生放送音楽番組)で見た。シンプルでダイナミックだった。ラッセルは歌、ロンはシンセで当時流行の髪形でプレーしていたのを覚えている」と当時テレビ越しにうけた衝撃を語っている。また、エドガー・ライトは、オフィシャルインタビューにて「危機が何度も訪れたけどスパークスは運に頼らず才能で乗り切ったんだ。もうダメだというギリギリの場面で、2 人の飽くなき熱意に心動かされた人に助けられもした。自分たちの手で、スパークスは自分たちを何度も生まれ変わらせてきたんだ。意志の力だけでソレをやり遂げ続ける2 人に引き付けられてやまないよ!」ともコメント。熱狂的ファンである彼が、スパークスが辿ってきた道のりをどのように切り取るのか、注目したい。各映画賞で高評価映画『スパークス・ブラザーズ』は、2021年サンダンス映画祭でワールドプレミアを飾り、海外の批評家から高い評価を得た。ハリウッド映画批評家協会賞ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたほか、5つの映画賞のドキュメンタリー映画部門にノミネートされている。(シカゴ映画批評家協会賞/ラスヴェガス映画批評家協会賞/デトロイト映画批評家協会賞/ポトランド映画批評家協会賞/フェニックス・オンライン映画批評家協会賞)【詳細】映画『スパークス・ブラザーズ』公開日:2022年4月8日(金)監督:エドガー・ライト出演:スパークス(ロン・メイル、ラッセル・メイル)、ベック、アレックス・カプラノス、トッド・ラングレン、フリー、ビョーク、エドガー・ライト※ビョークは声の出演。原題:The Sparks Brothers配給:パルコ ユニバーサル映画宣伝:スキップ
2021年12月31日『ラストナイト・イン・ソーホー』が現在公開中のエドガー・ライト監督による初めてのドキュメンタリー映画『The Sparks Brothers』(原題)が2022年に全国公開されることになった。エドガー・ライト監督が自身初のドキュメンタリー映画で取り上げるのは、兄ロンと弟ラッセルのメイル兄弟からなる、デビュー以来、謎に包まれた唯一無二のバンド「スパークス」。レオス・カラックス監督最新作『アネット』で原案・音楽を務めたことでも話題となった。そんな彼らの半世紀にも渡る活動を、貴重なアーカイブ映像や「スパークス」が影響を与えた豪華アーティストたちのインタビューと共にふり返る。「スパークス」の魅力を語るのは、グラミー賞アーティストのベックをはじめ、「スパークス」とコラボも果たした世界的ロックバンド「フランツ・フェルディナンド」のフロントマンであるアレックス・カプラノス、今年ロックの殿堂入りを果たしたトッド・ラングレン、言わずと知れたバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」の最強ベーシスト・フリー、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』主演でも知られるアイスランド出身の歌手ビョーク(声の出演)など80組にのぼる。今年のサンダンス映画祭でワールドプレミアを飾った本作は、知られざるバンド「スパークス」の偉大なキャリアに魅了され絶賛が集まった。海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家96%、観客98%と高い満足度を記録(2021年12月23日時点)。また、ハリウッド映画批評家協会賞ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたほか、シカゴ映画批評家協会賞、デトロイト映画批評家協会賞など、5つの映画賞のドキュメンタリー映画部門でノミネートされ高評価を得ている。これまでも音楽ファンの心を掴む作品でファンを魅了してきたライト監督。彼が初めて挑んだ音楽ドキュメンタリーにも期待が高まる。『The Sparks Brothers』(原題)は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年12月28日トーマシン・マッケンジー&アニャ・テイラー=ジョイ共演のエドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』より、監督と共同脚本家が映画の舞台となったソーホーのロケ地を練り歩く特別映像が公開された。本作は、トーマシンとアニャがそれぞれ演じる、ロンドンの異なる時代に生きる2人の若い女性の“夢”と“恐怖”が交錯するタイムリープ・サイコ・ホラー。日本でも公開される前から大きな注目を集め、評論家・観客双方から高い支持を得ている。この度公開された映像では、「ソーホーの中心地フリス通りです。3つの通りが並列しておりD(DEAN St..)、F(FRITH St.)、G(GREEK St.)から始まってます」と、ツアーガイドさながらそのエリアを熟知したエドガー・ライト監督が本作の舞台となったロンドンの中心地、ソーホーについて説明。共同脚本家クリスティ・ウィルソン=ケアンズとともにロケ地となった店や通りを巡っている。劇中、60年代当時の服装を身に付けたエキストラや車を導入して、世界観の構築に並々ならぬこだわりを見せたエドガー監督は「僕にとってはロンドンで唯一の眠らない街」とソーホーの印象を語り、クリスティは「少し危険な部分もあるけどこの街のクリエイティブな雰囲気はすごく重要」と撮影時をふり返る。美術監督マーカス・ロランドが設計した眩い光を放ち人々を魅了した60年代のソーホーの夜の街並みは、当時を見事に再現しており、劇中でサンディ(アニャ)とジャック(マット・スミス)がこのエリアを車で周回するシーンの撮影などが行われた。歌手志望のサンディが初めてオーディションを受けるクラブ「リアルト」、夢のなかでエロイーズ(トーマシン)が初めてサンディと出会った「カフェ・ド・パリ」(現在は閉鎖中)、エロイーズのアルバイト先として度々登場するパブ「トゥーカン」は実在する建物だ。かつては名だたるミュージシャンが演奏することもあったという「トゥーカン」は、60年代から現代に至るまで形を変えて、現在もバーとして営業中とのこと。ツアーの締めは、パブで乾杯!と上機嫌で締めくくられ、映画の世界を地続きで味わえる映像となっている。60年代の膨大なリサーチを重ね、過去から目をそらすことなく、現代的なメッセージも色濃く焼き付けたエドガー・ライト監督の最新作。街並みが急速に変化している中でも、歴史ある建物や実在の場所で撮影したシーンが多いため、現地を一度でも訪れたことのある人はストーリーとはまた違った楽しみ方ができるはずだ。『ラストナイト・イン・ソーホー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年12月10日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月16日トーマシン・マッケンジー×アニャ・テイラー=ジョイ競演のエドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』より、監督が劇中の音楽への思いを語る特別映像が解禁された。このたび公開されたのは、エドガー・ライト監督の音楽へのこだわりと愛情が垣間見える特別映像。前作『ベイビー・ドライバー』も音楽が印象的な作品だったが、本作でも、さらに強いこだわりを感じさせる。「若い頃は60年代の音楽にハマってた。両親のレコードを聴いてね。音楽はタイムマシンのように当時へと誘ってくれる」と、ライト監督が語るように、劇中では、冒頭から60年代の楽曲が次々と流れる。レコードは至るところで登場し、現代に生きながら周囲に馴染めず一人きりのエロイーズ(トーマシン)のヘッドホンから漏れ聞こえたり、ダンスや歌唱シーンはもちろん、それ以外のシーンでもストーリーや登場人物の心情に寄り添い、その楽曲の歌詞、背景をもって巧みに紡がれている。続けてライト監督は「60年代の女性シンガーを多用したかった。ダスティ・スプリングフィールド、サンディ・ショウ、ペトゥラ・クラーク、シラ・ブラック…彼女たちの曲はメロディアスでそれでいて少しダークなんだ」と明かしている。エロイーズが夢を通じて辿り着いた60年代のソーホーで、歌手を夢見るサンディ役を演じたアニャは、「エドガーは音楽と映画が大好きで周りの人に刺激を与える。音楽が時代や場所を定める。手を引いてその世界を経験させてくれる感じ」とふり返る。ライト監督と共同脚本のクリスティ・ウィルソン=ケアンズは彼が集めた音楽を聴きながら脚本を執筆、さらにキャストたちには脚本を読む時用のプレイリストを作成したという、音楽と脚本の密接な熱いつながりを感じさせるエピソードも。そんなこだわりのつまった楽曲にのせて映画が進むにつれ、徐々に2つの時代が溶け合うように感じることができる本作。予想だにしないストーリー、輝きを放つキャスト、ロンドンの街並み、ファッション、そして音楽に身を任せてこの魅惑的な、めくるめく“夢”の世界に没入して欲しい。また、公開日の本日12月10日(金)20時より、ライヴストリーミングスタジオ「DOMMUNE」にて映画公開記念番組の配信が決定。「スウィンギング・ロンドン・ナイト」として映画評論家の町山智浩と「THE COLLECTORS」のボーカル加藤ひさし、そしてイギリス文化に造形が深い「60s UK STYLE」の著書でもある漫画家・イラストレーターの竹内絢香を迎え、60年代ロンドンカルチャーとともに作品を100倍楽しむための知識が語られる。トーク後にはミュージシャンの小西康陽が<スウィンギング・ロンドン>をテーマにDJで盛り上げるイベントとなっている。詳細は公式サイトまで。『ラストナイト・イン・ソーホー』は12月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年12月10日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月10日Netflixがエドガー・アラン・ポーの短編小説「アッシャー家の崩壊」をリミテッドシリーズ化するにあたり、ホラーを得意とするマイク・フラナガン監督(『ドクター・スリープ』)を起用した。フラナガン監督はここ2年でNetflixのドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」、その続編の「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」、「真夜中のミサ」を手がけてきた。今回のドラマには、監督・製作総指揮として携わる。Netflixによれば、全8話のリミテッドシリーズになるとのことだが、「アッシャー家の崩壊」だけでなくポーの「複数の作品」を基にしているとのこと。フラナガンと、『ドクター・スリープ』で撮影を担当したマイケル・フィナモリが、4話ずつ監督するという。フラナガン監督はツイッターで「このドラマをすごく楽しみにしています。いままでやってきたものとは全く別のものになる。まもなく詳細をお知らせします」と報告&予告。監督仲間のメアリー・ランバート(『ペット・セメタリー』)から「ワオ。おめでとう、マイク。私もポーの作品を監督したいとずっと思っていた。あなたの大成功を確信している」、ファンからは「Netflixでホラーの傑作を撮り続けてくれてありがとう」「すごく楽しみ。ポーの世界が映像で戻って来るなんて」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年10月07日タイムリープ・サイコ・ホラー映画『ラストナイト・イン・ソーホー』が2021年12月10日(金)に全国公開される。監督はエドガー・ライト。エドガー・ライトの最新作はタイムリープ・サイコ・ホラー映画『ラストナイト・イン・ソーホー』は、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライトの最新作。4年ぶりの新作では、監督が敬愛し、また、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!』など、過去の作品でも散りばめてきたホラージャンルに挑む。夢と恐怖が“シンクロ”するタイムリープ・サイコ・ホラーだ。『ラストナイト・イン・ソーホー』ストーリーファッションデザイナーを夢見るエロイーズは、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学する。しかし同級生たちとの寮生活に馴染めず、街の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りにつくと、夢の中で60年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的なサンディに出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返すようになる。だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が現れ、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。果たして、殺人鬼は一体誰なのか、そして亡霊の目的とは-!?登場人物(キャスト)エロイーズ(トーマシン・マッケンジー)ファッションデザイナーを夢見て、田舎町からロンドン・ソーホー地区の専門学校に入学するも、周りに馴染めず慣れない新生活を送る女性。『ジョジョ・ラビット』で脚光を集め、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』にも出演する新鋭トーマシン・マッケンジーが務める。サンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)エロイーズが夢の中で出会う美しい女性。ネットフリックスオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」でゴールデングローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞した最注目の若手女優アニャ・テイラー=ジョイが演じる。エドガー・ライト ”60年代ロンドンとホラー映画への愛を込めて”監督は『ラストナイト・イン・ソーホー』について、「ロンドンの街を深夜に何度も歩き回って夢見たもの。自分が住んでいる現代のロンドンだけでなく、60年代のロンドンにも魅力を感じています。音楽やファッションだけでなく、当時のドラマやサイコ・ホラーというジャンルからもインスピレーションを得たました」とコメント。また、タイトルにもなっているロンドンの街・ソーホーについては、「今作の重要な要素の一つ。私が愛し、時に恐れている場所であり、長年に渡って自分の作品に登場させたいと思っていた場所」と語った。エドガー・ライト監督の強い思い入れを反映させた『ラストナイト・イン・ソーホー』。現在のロンドンと60年代のロンドン、愛すべき2つの時代を“ホラー”というジャンルでどう描いたのか、是非スクリーンでチェックしたい。描きたかったのは“過去を理想化するのは危険”ということ映画『ラストナイト・イン・ソーホー』は、第78回ベネチア国際映画祭<アウト・オブ・コンペティション>部門に出品され、ワールドプレミア。その後、トロントでも上映され、「今年最高の音楽映画」「エドガー・ライトらしさを残しながらも全く新しい」「今後10年間で最高のロンドン映画」といった評価を得たという。エドガー・ライト監督は、『ラストナイト・イン・ソーホー』で描きたかったテーマについて「この映画のテーマは、過去を理想化するのは危険だということです。時が経つに連れ、その時代を知らない人々が当時の良い面ばかりに目を向けるような傾向があると思います。例えば、60年代はファッションやカーナビー・ストリートの時代と言われるようになり、それがオースティン・パワーズの華美な衣装のようなものへと落ちていくわけです。でもよく考えてみると、今現在に起きている悪いことというのは、すべて当時にも起きていたことなのです。」と、作品に込めた想いを語った。ロケ地を巡る特別映像エドガー・ライト監督と共同脚本家クリスティ・ウィルソン=ケアンズが、映画の舞台となったロンドンの中心地、ソーホーのロケ地を練り歩く特別映像も公開に。街並みが急速に変化する中でも、歴史ある建物や実在の場所で撮影したシーンが数多くあるようだ。【詳細】映画『ラストナイト・イン・ソーホー』公開日:2021年12月10日(金)監督:エドガー・ライト脚本:エドガー・ライト、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ製作:ティム・ヴィーヴァン、ニラ・パーク出演:アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、テレンス・スタンプ、マイケル・アジャオレイティング:R15配給:パルコ ユニバーサル映画
2021年07月30日『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督最新作『LAST NIGHT IN SOHO』が邦題『ラストナイト・イン・ソーホー』として今冬全国公開されることが決定した。『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』で多くの映画ファンから支持され、2017年の『ベイビー・ドライバー』でさらなる脚光を浴びた、いま注目を集める映画監督の1人であるエドガー・ライト。4年ぶりの新作となる『ラストナイト・イン・ソーホー』では監督が敬愛するホラージャンルに本格的に臨む。ライト監督は本作について「ロンドンの街を深夜に何度も歩き回って夢見たものです。自分が住んでいる現代のロンドンだけでなく、60年代のロンドンにも魅力を感じています。音楽やファッションだけでなく、当時のドラマやサイコ・ホラーというジャンルからもインスピレーションを得た部分もあります」と語っており、特にタイトルにもなっているロンドンの“ソーホー”については、「今作の重要な要素の一つ。私が愛し、時に恐れている場所であり、長年に渡って自分の作品に登場させたいと思っていた場所」とし、監督自身が長年温めてきた想いが反映された作品となっている。気になるキャストは、『スプリット』『ウィッチ』などに出演して注目され、NETFLIXオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」ではゴールデングローブ賞<ミニシリーズ/テレビムービー部門>主演女優賞を受賞した実力派若手女優アニャ・テイラー=ジョイ。さらに、『ジョジョ・ラビット』のヒロインであるユダヤ人少女を演じて脚光を浴び、ジョージ・マッケイ主演の『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』やM・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』など注目作への出演が相次ぐ新鋭トーマシン・マッケンジーが名を連ねる。アニャとトーマシンは、ロンドンの異なる時代に存在する2人の若い女性を演じる。ある恐ろしい出来事によってそれぞれが抱く“夢”と“恐怖”がシンクロしていく中、同じ場所で異なる時代を生きる2人がどう出会い、そして何が起きるのか…。映画ファンが熱視線を送る2大最旬女優の競演も見どころとなりそうだ。『ラストナイト・イン・ソーホー』はこの冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年冬、全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年07月26日映画『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督最新作『LAST NIGHT IN SOHO』が邦題『ラストナイト・イン・ソーホー』として今冬、全国公開されるとが決定した。『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』で熱狂的な映画ファンを獲得し、2017年の『ベイビー・ドライバー』でさらなる脚光を浴びた、今最も注目を集める映画監督エドガー・ライト。4年ぶりの新作となる本作は彼が敬愛するホラージャンルに本格的に臨む。監督は、本作について「ロンドンの街を深夜に何度も歩き回って夢見たものです。自分が住んでいる現代のロンドンだけでなく、60年代のロンドンにも魅力を感じています。音楽やファッションだけでなく、当時のドラマやサイコ・ホラーというジャンルからもインスピレーションを得た部分もあります」とコメント。さらにタイトルにもなっているロンドンの“ソーホー”という街については、「今作の重要な要素のひとつ。私が愛し、時に恐れている場所であり、長年に渡って自分の作品に登場させたいと思っていた場所」とし、監督自身が長年温めてきた想いが反映されていることがうかがえる。キャストは、NETFLIXオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』でゴールデングローブ賞ミニシリーズ / テレビムービー部門の主演女優賞を受賞した最注目の若手女優アニャ・テイラー=ジョイ。さらに『ジョジョ・ラビット』で脚光を集め、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』にも出演する新鋭トーマシン・マッケンジーが名を連ねる。最旬女優ふたりの競演からも目が離せない。テイラー=ジョイとマッケンジーが演じるのは、ロンドンの異なる時代に存在する若い女性。ある恐ろしい出来事によって、それぞれが抱く“夢”と“恐怖”がシンクロする。同じ場所で異なる時代を生きるふたりが出会った時、果たして何が起きるのか。引き続き続報を待とう。『ラストナイト・イン・ソーホー』今冬公開
2021年07月26日エドガー・ライト監督(『ベイビー・ドライバー』)の最新作『Last Night in Soho』(原題)の予告編が公開された。同作はロンドンを舞台に描くホラースリラーで、アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、『ハリー・ポッター』シリーズのジェームズ&オリバー・フェルプス兄弟らが出演。また、昨年9月に亡くなったダイアナ・リグ、10月に亡くなったマーガレット・ノーランの最後の出演作となっている。脚本はライト監督とクリスティ・ウィルソン=ケアンズ(「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」)が執筆した。予告編は、ある晩眠りについた新進のファッション・デザイナーのエロイーズ(トーマシン)が、1960年代のロンドンに迷い込むところからスタート。「カフェ・ド・パリ」に入り、鏡を見るとそこには自分ではなく美しく妖艶な歌手サンディ(アニャ)が映っている。60年代のロンドンではサンディと同化しているエロイーズは、現代に帰るとサンディから得たインスピレーションを服のデザインに活かす。現代と60年代を行き来するうちに、エロイーズは現代でもサンディ風の外見を装うようになり、60年代で起きたことが現代にも影響してくることに。不気味な音楽とともに不穏な展開を見せ、最後は「あなたは幽霊を信じる?」というナレーションとドキッとするようなシーンで締めくくられる。「久々にこんな最高の予告編を観た」「2021年のホラー映画で間違いなく1位!」など映画ファンから大好評だ。(Hiromi Kaku)
2021年05月26日エドガー・ライトが『バトルランナー』を映画化することになった。スティーブン・キングがリチャード・バックマンのペンネームで活動していた頃の作品で、1982年に、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で一度映画化されている。今度の映画は、より原作に忠実になるようだ。脚色は、ライトとマイケル・バコールが手がける。プロデューサーはサイモン・キンバーグ。製作配給はパラマウント。ライトの最近作は、先月のサンダンス映画祭で初上映されたドキュメンタリー映画『The Sparks Brothers』。次回公開作は、コロナで延期された『Last Night in Soho』。出演はアニャ・テイラー=ジョイ、トマシン・マッケンジー。文=猿渡由紀
2021年02月22日2010年に公開された『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』のエドガー・ライト監督が、「スコット・ピルグリム」のアニメ化を企画していることを明らかにした。『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』は、ブライアン・リー・オマリー著のコミック「スコット・ピルグリム」を実写映画化した作品。主演はマイケル・セラで、のちにMCU映画でスーパーヒーローとなるブリー・ラーソンとクリス・エヴァンスも出演している。現在までカルト的な人気を誇るも、当時の興行成績は芳しくなく、製作費を回収できなかった。そのため、マイケルは「続編を製作するのは現実的ではないね。ぼくの映画業界に関する限られた知識だと、映画というのはよっぽどヒットしないと、続編製作を支持してくれる人がいないものだと思っている」と「Entertainment Weekly」に語っているが、ライト監督は「違う形」で「スコット・ピルグリム」の物語を続ける予定だという。「計画があってね。まだ正式に発表できることではないんだけど…」と前置きした上で、「原作のコミックを、アニメ化できないかとブライアン(原作者)とジャレッド(映画の製作総指揮)と話し合っているんだ」と語った。ライト監督からの正式発表を待ちたい。(Hiromi Kaku)
2020年06月26日17歳の黒人の高校生の知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』。この度、ナオミ・ワッツとティム・ロス演じる主人公の養父母の言い争いを捉えた本編映像が解禁となった。今回解禁された本編映像では、女性教師ウィルソンから養子であるルースは危険人物の疑いがあると告げられたことを発端に、ナオミ・ワッツ演じる母親エイミーとティム・ロス演じる父親のピーターが言い争う姿を捉えている。「悪化したら?レポート、花火、脅し…」と息子の悪事がエスカレートするのではないかと心配するピーターに対し、「あの子が何をすると?ルースはいい子よ」と息子に味方するエイミー。ルースへの疑念を巡り意見が食い違う2人の様子が映し出されている。監督が2人の演技力を信頼した上でのキャスティングなので結果論ではあるが、この2人が夫婦役というのは、ミヒャエル・ハネケ監督の『ファニー・ゲーム U.S.A.』を思い起こし、映画ファンなら「何か不吉なことが起きるのでは?」と想像してしまうようなシーンとなっている。映像の後半ではケルヴィン・ハリソン・Jr演じるルースも登場。養父母から浴びせられる質問をのらりくらりとかわすルースに、「正直に答えろ」と声を荒げて詰め寄るピーター。エイミーも「なぜ違法の花火をロッカーに?」と問いかけるが、ルースは「入れてない」と断固として認めようとはしない。息子を信じ続けたい母親の想い、真実を追求したい父親の責任、両親に自分のことを信じてもらえない息子の葛藤。3人それぞれの立場で正しい意見を持ち、お互いのことを大切に思うがゆえにすれ違っていく家族の様子を捉えた本編映像に仕上がっている。『ルース・エドガー』は6月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルース・エドガー 2020年6月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年06月04日17歳の黒人の高校生の知られざる内面に迫り、人間の本質とアメリカがいまも直面する現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』。この度、主人公ルースを演じたケルヴィン・ハリソン・Jr.を捉えた新場面写真6点が解禁された。本作の最もユニークな特徴は、全編出ずっぱりの主人公ルースが真意不明のミステリアスな存在であること。成績優秀なスポーツマンで、誰とでも分け隔てなく接するオープンな人柄の持ち主。アフリカ系の移民であり、白人の養父母の愛に育まれてトラウマを克服したルースは、若きバラク・オバマの再来とも称され、まさに現代のアメリカン・ドリームそのものだ。だが、J・C・リーの戯曲「Luce」を映画化した本作は、観る者に強烈な問題提起を突きつけてくる。ルースの“完璧な優等生”というイメージは、彼に期待する両親や校長らが一方的に押しつけたものではないのか。それとは真逆の“恐ろしい怪物”という見方も、極端に偏った思い込みなのではないか。人種、容姿、性別、階級、学歴、思想、信仰…いったい人間の“価値”とは、何によって決定されるのか。アメリカという国の歴史や政治をも取り込み、その理想と現実をあぶり出した本作の奥深さに、誰もが感嘆せずにいられないだろう。注目の次世代スター、ケルヴィン・ハリソン・Jr.圧巻の演技力そんなルース役に抜擢されたのは、終末スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』における迫真の演技で注目されたケルヴィン・ハリソン・Jr.。同作品のトレイ・エドワード・シュルツ監督と再び組んだA24配給『WAVES/ウェイブス』でも主演を務めている。奇しくも『ルース・エドガー』と『WAVES/ウェイブス』ではどちらも成績優秀のスポーツマンという高校生を演じているケルヴィンだが、黒髪と金髪の違いもあり、別人のように演じ分けている。本作のルースは陸上部で活躍する一方、討論部の代表として全米大会に出場したこともある、いわゆる“文武両道”の高校生。戦火の国エリトリアで生まれ、7歳の時にアメリカへ渡ってきた彼は、養父母となったエイミー(ナオミ・ワッツ)、ピーター(ティム・ロス)のエドガー夫妻から現在の名前を授かり、幼少期に戦場へ駆り出された悲惨なトラウマを克服。聡明な若者に成長し、将来を嘱望されるルースは、人種のるつぼであるコミュニティの希望の星となっていた。そんなルースがある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)と対立し、彼の順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す。優等生のルースが、実は危険な過激思想に染まっているのではないかというウィルソン教師の衝撃的な“告発”は、ルースの養父母である白人夫婦エイミーとピーターの胸にも疑念を生じさせていく。果たして、ルースは本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしい怪物”なのだろうか。いままさしくブレイク中の新星ケルヴィンが、まだアイデンティティが確立されていない少年の葛藤を生々しく体現する。『ルース・エドガー』は6月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルース・エドガー 2020年6月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年06月02日本日5月29日、東京都の映画館への休業要請の緩和が発表されたことを受け、『ルース・エドガー』の新たな公開日が6月5日(金)に決定した。ジュリアス・オナー監督から、これから本作を目にする日本の観客へのメッセージが到着。「この映画で描いている事は、自分を定義し、自分を自由にする事。人は他人に対して“あなたは天才”もしくは“あなたは怪物”と決めつけてかかるところがあるけれども、その傾向は欧州やアフリカ、日本でも同じ。人間は単純ではなく、複雑な生きものです。他人からの一辺倒な期待を背負って生きる、という事は、自分の人間性が剥がされる、ということです。この映画が投げかけている問いについて、ご自身で考えてほしい。“どのような時に”また“どんな人たちが”生きる自由を与えられているのかについて、ぜひじっくりと考えていただきたいです」。『ルース・エドガー』は6月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国にて公開。ムビチケオンライン券(前売券)は、延期後の上映にも使用可能。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルース・エドガー 2020年6月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年05月29日エドガー・ライトの次回作の北米公開日が、来年4月に公開延期になった。当初の予定は9月25日。ロンドンを舞台にした心理スリラーで、タイトルは『The Last Night in Soho』。出演はアニヤ・テイラー=ジョイ、トマシン・マッケンジー、マット・スミス。ライトのツイートによると、コロナの影響で、映画を完成させることができないでいるようだ。ライトの最近作『ベイビー・ドライバー』は、全世界で、彼のキャリア最高記録の2億2,700万ドルを売り上げている。文=猿渡由紀
2020年05月27日新星ケルヴィン・ハリソン・Jr.にナオミ・ワッツ、ティム・ロス、オクタヴィア・スペンサーらが共演する『ルース・エドガー』の公開延期が決定した。今回、新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言が延長されたことを受け、5月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開を予定していた今作の公開延期が決定。新たな公開日はまだ未定だが、緊急事態宣言明け後に公開できるよう調整していくという。購入したムビチケオンライン券(前売券)は、延期後の上映にも使用できる。白人の養父母(ナオミ・ワッツ&ティム・ロス)の愛に育まれてトラウマを克服したアフリカ系移民の“完璧な優等生”ルース(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)に、女性教師ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)がある疑惑の目を向けていく…という物語。2019年サンダンス映画祭でプレミア上映され、絶賛を受けた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルース・エドガー 近日公開© 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年05月08日映画『ルース・エドガー』が、2020年6月5日(金)に公開される。少年は“優等生”か、それとも“テロリスト”なのか『ルース・エドガー』は、誰からも称賛される少年の“知られざる真実”を巡って展開するサスペンスフルなヒューマンドラマ。主人公でアフリカ系黒人のルース・エドガーは、成績優秀なスポーツマンで、誰とでも分け隔てなく接するオープンな性格の持ち主。幼少期に、戦場へ駆り出された過酷なトラウマを見事克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。ある日、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンに危険な過激思想に染まっているのではという疑惑をかけられる。若きバラク・オバマの再来とも称されるルースは“完璧な優等生”か、それとも“恐ろしいテロリスト”なのか。謎めいたルースの内面に迫ることで、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をリアルに描きだす。ナオミ・ワッツら豪華キャスト陣本作には、アカデミー賞にノミネート歴のある実力派が勢揃い。主人公のルースを演じるのは、映画『WAVES/ウェイブス』でも主演を務め、次世代スターとして注目を集めるケルヴィン・ハリソン・Jr.。また、ルースを育てた白人の養父母を、ナオミ・ワッツとティム・ロスが演じる。さらに、ルースに疑念を持つ女性教師ウィルソンに、『シェイプ・オブ・ウォーター』で好演したオクタヴィア・スペンサーが抜擢された。あらすじアフリカ、エリトリア出身のルース・エドガーは文武両道に秀でた17歳の高校生。彼は幼少期に戦場へ駆り出された過酷なトラウマを克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。そんなルースは、ある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンと対立し、順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す。ルースが危険な過激思想に染まっているのではというウィルソンの疑惑は、ルースの養父母である白人夫婦エイミーとピーターの胸にも疑念を生じさせていく。そして、奇妙な事件がウィルソン教師の身に降りかかることに。はたしてルースは本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしいテロリスト”になり得るのだろうか…。【詳細】『ルース・エドガー』公開日:2020年6月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開監督・脚本:ジュリアス・オナー製作:ジュリアス・オナー出演: ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ケルヴィン・ハリソン・Jr、ティム・ロス配給:キノフィルムズ/東京テアトル
2020年03月14日17歳の高校生ルースの知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』から、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。今回解禁された予告編は、拍手喝采の中、ケルヴィン・ハリソン・Jr.演じるルースが大勢の人々の前で演説するシーンから始まる。ナオミ・ワッツ演じるルースの養母エイミーは、オクタヴィア・スペンサー演じる女性教師ウィルソンとの面談で、ルースのロッカーから違法で危険な花火が見つかったこと、提出したレポートに「意見の対立は銃で解決する」という表記があったことから、彼は危険人物の疑いがあると告げられる。ウィルソンの疑惑は、ルースの養父母にも疑念を生じさせていく。最後は、ルースがウィルソンに向けた「先生は“僕”という人間を全く分かっていない」というセリフで締めくくられ、隠された彼の本性に注目が集まる予告編に仕上がっている。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルでは、ルースが大勢の観客に向けて演説する後ろ姿が、本国ビジュアルに付け加えられている。顔の左半分は隠された意味深なルースの表情と壇上に立つルースの後ろ姿、どちらも彼の顔ははっきりとは提示されない。まさにルースという謎めいたキャラクターの表裏、二面性が伝わるビジュアルとなっている。『ルース・エドガー』は5月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月11日世界中の映画ファンから愛されているイギリス出身のエドガー・ライトが、脚本・監督を務め本格的にハリウッドデビューを果たした最新作『ベイビー・ドライバー』。このたび、先日のライト監督に続き、本作で主人公“ベイビー”を演じた、ベイビーフェイスな次世代イケメン俳優アンセル・エルゴートの来日が決定した。天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、ベイビー。子どものころの事故の後遺症で耳鳴りが激しいが、完璧なプレイリストが揃っているiPodの音楽にノれば、耳鳴りは消え、彼はイカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子デボラと出会ってしまった彼は犯罪現場から足を洗うことを決意するが…。ライト監督自ら「ロックンロール・カーチェイス・ムービー」と評する本作は、大迫力のカーアクションを監督が厳選した全30曲の名曲の数々とともに贈る“アドレナリン フルスロットル”ムービー。全米では6月28日(水)より3,226スクリーンで公開され、初登場2位を記録、現在も大ヒット中だ。その本作で主演を務めたアンセル。1994年3月14日ニューヨーク生まれ。ファッション・カメラマンの父とオペラ演出家の母を持つ。9歳からバレエを、12歳から演技を学び高校生でオフ・ブロードウェイの舞台「Regrets」に出演。映画デビューはクロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア共演、キンバリー・ピアース監督の『キャリー』(‘13)。2014年にはシャイリーン・ウッドリーらと共演した『ダイバージェント』、ジェイソン・ライトマン監督作『ステイ・コネクテッド~つながりたい僕らの世界』、そして再びシャイリーンと共演した『きっと、星のせいじゃない。』3作に出演し、ティーンスターの地位を確固たるものにした。そして本作で、ついに初のタイトルロールを演じている。俳優業と並行して音楽活動もしており、彼の来日は、2015年のEDMイベント「ULTRA JAPAN」に“DJアンソロ”名義で参加して以来、約2年ぶり。俳優として映画のプロモーションのために来日するのは、今回が初めてとなる。現在は、プロモーションツアーのために世界各国を訪れているアンセル。オーストラリアではコアラやカンガルーと触れ合ったり、マレーシアでは寺院を訪れたりと、各国を満喫している様子を自身のInstgramに逐一アップしている。ワールドツアー最後の地である日本では、何を楽しむのかにも注目が集まりそうだ。彼は8月19日(土)の初日舞台挨拶に登壇し、ファンたちと触れ合う予定という。『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月08日カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも評され、全米を席巻している映画『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督来日記者会見が、7月31日(月)、都内にて行われた。アクションと音楽の見事な融合を披露したライト監督は、大の音楽好きとしても知られ、週末は「FUJI ROCK FESTIVAL ’17」で楽しんだ模様を自身のTwitterにアップしていたほど。「英国にいたときは『HANA-BI』、『ソナチネ』、『その男、凶暴につき』と北野武作品をよく観ていました。日本で、ぜひ映画を作りたいと思っています」と、ライト監督は日本で撮影することに想いを馳せていた。『ベイビー・ドライバー』は、『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!』などで名を馳せたイギリス出身の鬼才ライト監督が、本格的ハリウッド長編映画デビューを果たした記念すべき作品。天才的なドライビング・センスを買われ、組織の運転手として高額で雇われているベイビー(アンセル・エルゴート)は、子どもの頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされているが、音楽を聴くことで解消され、テクニックも覚醒する。「次の仕事で最後にする」と決めたベイビーだったが、恋人との関係を組織に嗅ぎつけられ、予想外の暴走へと繰り出すことになる。主人公ベイビーに、『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』のアンセルが起用されたことが話題になった。ライト監督は「カリスマ性がある役者。若いけど、スクリーンでの自信を漂わせています。自分とは、物語に一番結びつけてくれる音楽への愛を共有しています」と、その佇まいを絶賛した。さらに、主人公と自身にも共通点があると語り、「僕ととても似ているのは、音楽をいつも聴いているところ。音楽は、インスピレーションやモチベーションになってくれる」と、音楽への愛を爆発させていた。ライト監督が敬愛するウォルター・ヒル監督に、「アクション映画のアドバイスをもらったか」という質問が記者から飛ぶと、「ヒル監督とは知り合ってから6~7年たつけど、正直、アイデアを話すのも緊張したくらいで、『アドバイスをください』と言うのさえナーバスになってしまって」と緊張の色を浮かべる。「試写やプレミアにお誘いはしたんですけど、なかなかヒル監督が足を運ばず、『もしかして観たくないのかな?』と心配をしたところ、『金を払って観たいんだ』と言ってくれて」とうれしそうに言葉を紡ぎ、「奥さんと初日に御覧になっていただけて、『最高だったよ』と言ってもらえた」と興奮気味に語っていた。『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年07月31日3月8日、DeNA・ラミレス監督が12球団最速で開幕スタメンを発表した。「3.29本拠地開幕! 横浜DeNAベイスターズ壮行会」で、「現時点のベストオーダー」を約1600人のファンに明らかにしたのだ。横浜DeNAベイスターズ チケット情報気になる先発オーダーは、以下の通り。1・白崎浩之・三2・荒波翔・中3・ロペス・一4・筒香嘉智・左5・ロマック・右6・倉本寿彦・遊7・飛雄馬・二8・戸柱恭孝・捕9・山口俊・投(先発)山崎康晃・投(抑え)ベストメンバーを組んだラミレス監督は「大変な作業だった。これまでチャンスを平等に与え、継続的に安定した結果を残してくれた選手を選んだ」と語った。鍵を握る1・2番について「白崎はストレートに対応力があり、本塁打も打てる。荒波は打つだけではなく、バントもでき、盗塁もできる。ロペス、筒香の前に出塁してもらえる」とコメントした。チームの浮沈を左右する4番とエースについては、こう言及した。「筒香には3割・30本・100打点という数字も大事だが、それよりもチームを引っ張っていってほしい。これまで彼はリーダーシップを発揮してくれている。今年は彼の力で優勝できると思う。(山口も)このチームを引っ張ってくれるリーダーであってほしい。チームを優勝まで連れて行ってくれるエースであってほしい」(ラミレス監督)指揮官の熱い期待を受けた4番とエースは、来るべき開幕に向けて、力強く意気込みを語った。「今年はトリプルスリーを目指します。3割・30本塁打・3盗塁(笑)。ラミレス監督のもと全部勝つつもりで戦います。勝つこともあれば、負けることもある。それでも後ろを向かずに前を向いていきます」(筒香)「エースとは危険球を投げない投手(笑)。勝てる投手、プラス負けない投手を目指す。今年はファンをがっかりさせない投球をします」(山口)また、ラミレス監督は5番に据えた新助っ人については「160三振してもいい。25~30本塁打、75打点してくれればいい」と飛距離を期待し、ルーキー捕手については「将来セ・リーグでナンバー1になれる捕手だと思っている」と将来性を買った。もちろん、長いシーズンは何が起こるかわからない。レギュラーだけでシーズンが乗り切れるとはルーキー監督も思ってはいない。「(今日呼んでいない)ほかの選手も勝利に貢献してくれるだろう。勝利のため、ベストを尽くしたい」と必勝を誓った。DeNAの3・4月開催分のチケットは発売中。5月開催分は3月12日(土)午前10時より一般発売。3月29日(火)~31日(木)・巨人戦・横浜スタジアムでは各日、マリンくんをあしらったボール、バット、ベースのオリジナルグッズが、4月8日(金)~10日(日)・ヤクルト戦では同じくマリンくんのプリントの入ったボールパークポンチョが付いたチケットを発売。
2016年03月09日米航空宇宙局(NASA)は2月6日(現地時間)、エドガー・ミッチェル元宇宙飛行士が4日、米フロリダ州の医療施設で亡くなったと発表した。85歳だった。ミッチェル氏は1971年、「アポロ14」ミッションで月への着陸に成功。月面を歩いた12人の宇宙飛行士の1人として知られる。同氏は1930年9月17日にテキサス州で生まれ、1953年に米海軍に入隊。空母艦載機のパイロットを務めた。その後、NASAが実施した宇宙飛行士の募集に応募し、合格。1966年から宇宙飛行士としての訓練を務め、1969年には「アポロ10」の月着陸船パイロットのバックアップ・クルーに任命された。「アポロ13」の事故では、救出プランの立案にも尽力した。そして1971年1月31日、「アポロ14」ミッションの月着陸船のパイロットとして、船長のアラン・シェパード飛行士、アポロ司令船パイロットのスチュアート・ルーサ飛行士とともに、地球を飛び立った。5日後の2月5日、ミッチェル飛行士の操縦する月着陸船「アンタリーズ」は月のフラ・マウロ高地に着陸。シェパード飛行士とミッチェル飛行士は月面に降り、探査を行った。月面での滞在時間は約33時間で、そのうち約9時間を着陸船の外で過ごし、実験装置の設置や月の石の採取などを実施した。7日には月を離れ、9日に地球に無事帰還した。その後、1972年には「アポロ16」のバックアップ・クルーとなるも、1973年にNASAと海軍を引退。アポロ14が最初で最後の宇宙飛行となった。その後は、超能力や超常現象、地球外知的生命体などについて研究する機関を設立し、研究支援も行った。ミッチェル氏はもともとその方面への関心が高く、あくまで個人的な試みとして「月面でテレパシーの実験を行った」と明らかにしている。晩年は「宇宙人は地球に来ている」、「米国政府やNASAはそれを隠している」などと発言するなどし、メディアを賑わせた。ミッチェル氏が亡くなったのは、アポロ14の打ち上げ45周年記念の最中のことで、月面着陸から45周年となる日(2月5日)の前日のことであった。なお、アポロ14の船長を務めたシェパード氏は1998年に、司令船のパイロットを務めたルーサ氏も1994年にすでに亡くなっており、アポロ14の乗組員の中でミッチェル氏が最後の存命者だった。○NASA長官「彼は宇宙における地球の見方を変えてくれた」ミッチェル氏の死去を受けて、NASAのチャールズ・ボウルデン長官は次のような声明を発表した。「エドガー・ミッチェルさんのご訃報に接し、NASAを代表して心より哀悼の意を表します。ミッチェルさんはアポロ14の乗組員の1人として、月を歩いたわずか12人の中の1人となり、そして私たちが住むこの地球が、宇宙の中でどのような存在であるのかという、見方を変えてくれるきっかけとなりました。彼は月から見た地球を、詩的な表現で次のように語ってくれました。『それは突然に、月の縁の後ろから、長い時間をかけてゆっくりと、きらめく青と白の宝石が出てくる。明るく優美な空色の球体が、白く渦巻く覆いを身にまとっている。そして、まるで深い謎に包まれた海の中の小さな真珠のように、徐々に昇っていく。これが地球、我が家であることを完全に理解できるまで、少しばかり時間がかかるのだ』。彼は探検を信じ、ケネディ大統領による月に人間を送りこむという宣言によって、NASAに惹き付けられました。彼は宇宙探検の先駆者たちの一人であり、私たちは彼らの肩の上に乗っているのです」。NASAが1997年に行った歴史編纂事業の中で、ミッチェル氏は次のように語っている。「ケネディ大統領が有人月着陸計画を発表した後、私はこれこそ待ち望んでいたものだと思いました。それは熊が何が見えるかを見るため、知るために山を越えるのと同じです[*1]。私は幼いころから、探検や勉強、発見をすることに没頭し続けていました。そしてそれこそが、私を動かした原動力でした」。【脚注】*1: 米国の有名な童謡『The Bear Went Over The Mountain』にひっかけたもの。
2016年02月12日メガネスーパーはこのほど、全社横断商品企画プロジェクト第4弾「Edgar(エドガー)」を、全国メガネスーパーグループ店舗で発売した。全社横断商品企画プロジェクトは、顧客から寄せられた意見や要望をもとに、全社の関係部門が連携し合って商品開発に取り組むプロジェクト。同商品はその第4弾で、プロジェクト初のシニア男性向け商品となる。同商品は、「新たな自分との出会い」をコンセプトに、余暇を楽しむ男性を演出する商品として開発した。べっこう柄とヴィンテージ加工のテンプルは、2つと同じデザインがないオリジナル柄となっている。遠近両用対応の大きいフロントサイズであるため、視野に不満を持つ人もかけやすいという。また、大きめのフロントが耳・鼻への負担にならないように、軽減バランサー機能を持たせた。素材は丈夫なチタンなので、かけ外し時や衝撃への耐久性にも優れている。そのほか、鼻への負担を軽減させた高機能クッションパッドや、かけ外しの負担が少ないバネちょうつがいの採用など、機能性にもこだわった。価格は3万3,000円(EDG01)、3万円(EDG02)。※価格は税別
2015年12月09日ラミちゃんが横浜へ帰って来る! 10月21日、横浜DeNAベイスターズ監督就任記者会見が行われた。壇上のラミレス新監督は「みなさん、こんにちは。横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス、ラミちゃんです。よろしくお願いします」と日本語であいさつし、「まずはこの場所にいられることを大変光栄に思う。この素晴らしい横浜という街で、これからチームを作っていけることをうれしく思う。長年横浜のファンが待ち望んだ優勝ができるチームにしたい」と英語で続けた。ラミレスに託されたのは結果だ。高田繁GMが「来年勝負したいということで、ラミレスにぜひにとお願いした。彼は日米の野球に精通し、頭がいい。投手の攻略法もよく考えていた。結果を出すために、経験のあるコーチを集め、戦力も整えていく。必ずいい結果を出してもらえる」と言えば、池田純球団社長も「来年は勝ってほしい」とキッパリ。今季のDeNAは前半戦を首位で折り返しながら、3年ぶりの最下位に終わった。10年連続Bクラスに甘んじるチームの再建の道は決して平坦ではない。それでも監督は、前を向く。「後半戦に成績が落ちたのは事実。やらなければならない些細なことをしっかりやるチームにしたい。今季の経験を来季に生かしていきたい。若く有望な選手が多いので、積極的な野球をしたい。チームで目標を共有し、優勝へ向かっていきたい」リーダーには、キャリアハイとなる打率.317・24本塁打・93打点をマークした筒香嘉智と梶谷隆幸を指名した。「特に筒香さんに期待しています。梶谷さんもセ・リーグを代表する選手になりつつある。このふたりを中心にチームを作っていきたい」現役時代、人気を博したパフォーマンスを続行するか、質問されると、ラミレスは「監督になった今としては、筒香さんと梶谷さんにお願いしてパフォーマンスをやってもらいたい。球場の外ならいいが、球場では遠慮したい」と指揮官の自覚を覗かせた。ただ、ファンには「これからは監督ラミちゃん、ラミちゃん監督と呼んでほしい」と、今まで通りのスタンスを強調した。理想とする監督像は「多く選手たちとコミュニケーションを取る監督でありたい。野球はフィジカルではなく、メンタルが重要なスポーツだと思うので、選手たちに教えていきたい。日本で4人の監督から指導を受けた経験と自分のやり方をミックスしてチームを作りたい」と語った。契約年数は2年、背番号は80。2001年にヤクルト入団後、巨人、DeNAで2017安打を積み重ねた最強助っ人は、DeNAで監督1年目から勝負をかける。ラミレス監督は「来年、優勝目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」と日本語で誓った。
2015年10月21日