エマ・ストーンが今月13日に第1子女児を出産していたことが分かった。赤ちゃんのパパは夫のデイヴ・マッカリー。エマとデイヴは2016年、デイヴが脚本家&監督を務めていた「サタデー・ナイト・ライブ」にエマがホストとして出演したことがきっかけで出会った。2017年から交際を始め、2019年12月に婚約を発表。2020年9月、ひそかに結婚式を挙げていたことが報じられている。秘密主義を貫く2人はお互いの関係についてメディアでオープンに語ることはなく、これまでに自ら情報を発信したのは、デイヴがインスタグラムで婚約を明かす2ショットを掲載したときくらいだ。エマの妊娠は今年1月、大きなお腹を抱えて出かけるエマの姿がキャッチされたことで公になっていた。エマは公式SNSアカウントを持っていないため、ファンは前述したデイヴのインスタの「婚約ショット」に赤ちゃん誕生の祝福メッセージを贈っている。今月はセレブの出産ラッシュで、エマのほかエミリー・ラタコウスキー、カーリー・クロス、アシュレイ・ティスデイル、モリーナ・バッカリン、アシュレイ・ティスデイル、ヒラリー・ダフが出産したことが明らかになっている。(Hiromi Kaku)
2021年03月30日草なぎ剛主演の映画『ミッドナイトスワン』が、「第44回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞はじめ、優秀賞8部門、新人俳優賞受賞を受賞したことを記念し、凱旋上映されることが決定した。東京、神奈川、千葉、大阪、福岡の全7劇場で26日より上映される。本作は、都会の片隅で出会った、トランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と母親の愛を知らずに生きてきた少女・一果(服部樹咲)が心を寄せ合う姿を描き、凪沙の生き様、無償の愛を届けた。これまで各種SNS、ネット上では、観客や著名人、さらには昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が続出。文春文庫より発売された小説版も異例の大ヒット、ハワイ国際映画祭、カイロ国際映画祭と、世界での上映も続いた。また、各映画賞でも評価され、数々の賞を受賞している。凱旋上映される7劇場は、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、池袋HUMAXシネマズ(いずれも東京)、TOHOシネマズららぽーと横浜(神奈川)、TOHOシネマズ流山おおたかの森(千葉)、TOHOシネマズ梅田(大阪)、kino cinema 天神(福岡)。上映時間など詳細については、各種映画館ホームページにて。(C)2020 Midnight Swan Film Partners
2021年03月22日「第44回日本アカデミー賞」授賞式が3月19日(金)に行われ、内田英治監督の『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞を受賞した。また、本作で主演を務めた草彅剛が最優秀主演男優賞も受賞。最優秀主演女優賞は『MOTHER マザー』の長澤まさみ、最優秀助演男優賞は『Fukushima 50』の渡辺謙、最優秀助演女優賞は『浅田家!』の黒木華が受賞し、新旧入り混じった実力派の俳優勢が圧巻の受賞となった。作品賞には、二宮和也が実在の写真家を演じた中野量太監督作『浅田家!』、国民的人気シリーズの50作目となった『男はつらいよお帰り 寅さん』、小栗旬×星野源という実力派俳優の共演も話題を呼んだ『罪の声』、ロングランヒットで総動員数が52万人を超えた、草彅剛主演『ミッドナイトスワン』、福島第一原発事故を題材にした『Fukushima 50』の5作がラインナップ。テーマはすべて異なれど、心揺さぶる重厚な作品がそろった印象だ。中でも、最優秀作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱え生きる凪沙(草彅さん)と、親から愛を注がれずバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の心通い合う様子を描いた1作。切なくも美しい愛の形に、公開前の関係者試写の段階から絶賛の声が相次ぎ、9月25日(金)の封切り以降、現在まで超ロングランヒットとなり、「スワンの輪」は広がり続けている。本作においては、巨額な制作費の訴えや、「泣ける」などの華美なキャッチコピーは非ず、実直に心に訴える作品作りに評価が高まった。脚本も担当した内田監督をはじめとする制作陣、そしてキャスト勢の並々ならぬ思いと表現の凝縮した1作が、多くの観客の心に火をつけた。特に、最優秀主演男優賞を受賞した草彅さんの演技は、すごみすら感じさせた。気高さと美しさに加え、脆さや弱さまでも内包し、ひとりの人間の生を草彅さんは全うした。育児放棄された親戚の少女・一果を疎ましく思っていたところから、いつしか母親のような思いが芽生えていく演技のなだらかさにも、思わず息を飲む。深い愛情と現実にさいなまれる凪沙の表情は、特に終盤、得も言われぬ輝きを放ち、場内を感動で静まり返らせた。草彅さんは受賞後のスピーチで、しばし呆然とした後、「いや…まじすか。ごめんなさい。頭真っ白になってしまって」と、たどたどしく言葉を紡ぐ。「本当に、今まで皆さんと仕事をさせてもらえたこととか、NAKAMAの皆さんに応援してもらっていることとか、しんごちゃん、ごろさんとか、近い人たちが支えてくれて…今日ここの舞台に立てたんだなと思って、うれしいです」と、草彅さんにまつわる大切な人たちの名前を挙げた。さらに、「映画って、それぞれ作り手の方とか、役者の気持ちとか、いろいろな方向性はあると思うんですけど。なんか、ひとりひとりの人生が、よりよく自由にまっとうできるような、そんな作品作りと人と人との関わりの中で、これからも自分の人生をまっとうしていきたいと思います」と、かみしめるように、丁寧に、言葉を発した。作品賞を受賞した際にも、草彅さんは「奇跡が起きるんだなと思って。諦めたりしないで、一歩ずつというか。たまには振り返ることも人間誰しもあると思うんですけど、またそこから少しでも進むと、いいことがあるんだなと思って。本当にこの映画を愛していただいて、ありがとうございました」と感謝で綴った。一方、主演女優賞を受賞した長澤さんは、『MOTHER マザー』で欲望のまま、身勝手に生きるシングルマザーを演じた。ホームレス生活を送り、社会から孤立するにつれ息子への執着を募らせる狂気じみた母親となり、圧巻の芝居を見せ、見事初の主演女優賞に輝いた。スピーチで、長澤さんはマイクを前に、ぐっと涙をこらえた。しかし、すぐに涙はあふれ、彼女の頬を美しくつたった。「本当にたくさんの方に支えられなければ、映画作りはできないんだなって、去年、身に染みて感じました。きっと本当は作りたかった映画も、去年、作れなかった人たちもたくさんいると思います。公開できず先延ばしになっている人たちもたくさんいる中、公開されて、たくさんの方たちに見に行っていただけて、本当にうれしいですし、これからも誠実に映画作りに向き合っていきたいと思います」と、長澤さんは映画に対する強い思い入れと、映画人への愛を表明した。そのほかの主な受賞は、最優秀監督賞に『Fukushima 50』の若松節朗、最優秀アニメーション作品賞に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、話題賞の俳優部門には『罪の声』の小栗旬、同作品部門には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が受賞した。また、新人賞に『望み』、『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』、『弥生、三月-君を愛した30年-』の岡田健史、『MOTHER マザー』の奥平大兼、『弱虫ペダル』の永瀬廉、『ミッドナイトスワン』の服部樹咲、『朝が来る』の蒔田彩珠、『ラストレター』森七菜が選出された。(text:赤山恭子)
2021年03月19日第44回日本アカデミー賞の授賞式が3月19日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、内田英治監督の『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞を受賞した。最多部門を獲得したのは、『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』で最優秀監督賞(若松節朗)をはじめ6冠。また、歴代興収記録を更新中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が最優秀アニメーション作品賞、最優秀音楽賞、話題賞(作品部門)の3冠に輝いた。『ミッドナイトスワン』を代表し、挨拶に立った主演の草なぎ剛は「奇跡は起きるんだなと…」と感無量の面持ち。「諦めたりせず、一歩ずつ前に進むといいことがあるんだなと。この映画を愛していただき、ありがとうございました」と誇らしい表情を浮かべた。その草なぎは同作でトランスジェンダーの主人公を演じ切り、見事に最優秀主演男優賞を受賞。初めての栄冠に開口一番「マジっすか!ごめんなさい、頭が真っ白になってしまって」と驚きの表情。「今まで、皆さんと仕事させていただいたこと、仲間の皆さんに応援していただいたこと、慎吾ちゃん(香取慎吾)、吾郎ちゃん(稲垣吾郎)とか、近い人たちが支えてくれて、今日ここに立てたんだなと思います」と感謝の言葉を振り絞った。最優秀主演女優賞に輝いたのは、『MOTHER マザー』で新境地を切り開いた長澤まさみ。過去に2度、最優秀助演女優賞(『世界の中心で、愛をさけぶ』『キングダム』)を受賞しており、今回は最優秀主演女優賞を初めて手にした。壇上でトロフィーを受け取ると、涙ぐみながら「本当にたくさんの方に支えられなければ、映画作りはできないと去年、身に染みて感じました」と挨拶し、「これからも誠実に映画作りに向き合って、頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。最優秀助演男優賞は『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』で、イチエフの所長・吉田昌郎さん(故人)を演じた渡辺謙が初受賞。東日本大震災から10年が経過した今年、同賞を受賞し、「原発事故で被災された方々を背中に感じながら、映画をやってきました。福島の皆さん、とりました!福島の力を、このトロフィーに込めていただいた」と万感の思いを被災地に届けていた。また、黒木華が『浅田家!』で3度目となる最優秀助演女優賞を獲得。「二宮さんのおかげだなと」と共演した二宮和也に感謝の意を示し、「(コロナ禍で)周りがピリピリする中、映画を見に行けるようになり、私自身救われて、映画のありがたみ、大事さを気づきまして、幸せをかみしめている」と喜びを語った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により国内の映画館が休業を余儀なくされたことを考慮し、第44回日本アカデミー賞は2019年12月16日から2020年12月31日までに公開され、選考基準を満たした作品(日本映画154本、外国映画210本)を対象に、同賞協会会員3953人が投票を行った。▽受賞作品/受賞者リスト最優秀作品賞:『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)最優秀監督賞:若松節朗『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』最優秀主演男優賞:草なぎ剛『ミッドナイトスワン』最優秀主演女優賞:長澤まさみ『MOTHER マザー』最優秀助演男優賞:渡辺謙『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』最優秀助演女優賞:黒木華『浅田家!』最優秀脚本賞:野木亜紀子『罪の声』最優秀撮影賞:江原祥二『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』最優秀照明賞:杉本崇『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』最優秀美術賞:瀬下幸治『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』最優秀録音賞:柴崎憲治、鶴巻仁『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』最優秀編集賞:石井巌、石島一秀『男はつらいよお帰り寅さん』最優秀音楽賞:梶浦由記、椎名豪『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』最優秀外国作品賞:『パラサイト 半地下の家族』最優秀アニメーション作品賞:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』新人俳優賞:服部樹咲、蒔田彩珠、森七菜、岡田健史、奥平大兼、永瀬廉話題賞:作品部門『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、俳優部門:小栗旬(『罪の声』)取材・文・写真=内田涼
2021年03月19日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝いた。同作で最優秀主演男優賞も受賞した草なぎ剛は「マジか、って感じですね。いいんすか? どうしようかな、これ」と呆然とする。さらに「なんか、奇跡が起きるんだなと思って。諦めたりしないで、一歩ずつ。たまには振り返ることも人間誰しもあると思うんですけど、またそこから少しでも進むと、なんかいいことあるんだなと思って」と心境を明かし、「本当にこの映画を愛していただいてありがとうございました」と感謝した。同作は、草なぎがショーパブで舞台に立つトランスジェンダーを演じた話題作。監督は『下衆の愛』『全裸監督』など意欲作を撮り続けてきた内田英治が務めた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月19日第44回日本アカデミー賞にて草なぎ剛の優秀主演男優賞など8部門で優秀賞を獲得し、服部樹咲が新人俳優賞を受賞している『ミッドナイトスワン』。公開から現在まで、約6か月(3月18日で25週目終了)にわたりロングランヒットを続けている本作のDVD、Blu-rayが受注販売されることが決定、予約がスタートした。9月25日(金)からの公開以来、3月16日(火)までの総動員数は52万0308人、総興行収入は7億1千676万5670円を記録、いまなお更新中となっている本作。都会の片隅で出会った2人の孤独な魂、トランスジェンダーの凪沙と母親の愛を知らずに生きてきた少女・一果が心を寄せ合う姿を描き、昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が次々と寄せられている。さらに各界からの評価は続き、昨年には報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞にて新人賞受賞(服部樹咲)、日本で唯一の撮影賞となる三浦賞受賞、今年も第75回毎日映画コンクール「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020日本映画部門」「音楽賞」受賞、第63回ブルーリボン賞 主演男優賞受賞など、数々受賞。リピート鑑賞が「追いスワン」と呼ばれる現象も起きている。今回のDVD、Blu-ray受注販売を記念し、草なぎさん、服部さん、内田英治監督のプレミアムインタビューを敢行。印象的なシーンが生み出された瞬間、何が起きていたのか、3人は何を思っていたのか、それぞれの視点から語るプレミアムインタビューを通して、いままで語り尽くされていなかった3人の心の底に潜む思いが明らかとなり、メイキング映像も交えながら各シーンを濃密に切り取っていく。また、劇場公開作品には入りきらなかった未公開シーンの映像を内田監督の解説とともに収録、初公開。草なぎさん演じる凪沙と服部さん演じる一果の未公開・初公開カットによるポストカードも封入される。『ミッドナイトスワン』DVD・Blu-rayは予約受付中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドナイトスワン 2020年9月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2021年03月17日約6カ月のロングランを続けている映画『ミッドナイトスワン』のDVD&Blu-rayが受注販売されることが決定し、3月17日(水)より予約が開始されている。本作は9月25日の公開以来、3月14日までの総動員数が52万0308人、総興行収入は7億1千676万5670円を記録。今なお更新中だ。劇場に足を運ぶ観客が衰えないこともあり、DVD&Blu-rayの販売は見送られてきたが、公開25週を終えるタイミングでついに決定された。各種SNS、ネット上には観客、各界著名人、さらには昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が次々と届いている。文春文庫より発売された小説版も異例の大ヒット、ハワイ国際映画祭(11月22日から29日オンラインにて開催)、カイロ国際映画祭パノラマ部門での上映(12月2日から10日開催)と世界での上映も続いている。さらに昨年は報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞にて新人賞受賞、日本で唯一の撮影賞となる三浦賞受賞、今年も第75回毎日映画コンクール「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020日本映画部門」「音楽賞」受賞、第63回ブルーリボン賞 主演男優賞受賞、第44回 日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀主演男優賞はじめ8部門優秀賞 / 新人俳優賞受賞となった。DVD、Blu-ray化を記念し、草彅剛、服部樹咲、内田英治監督のプレミアムインタビューが行われた。観客の心にもきっと深く刻まれている印象的なシーンが生み出された瞬間に何が起きていたのか、3人は何を思っていたのかが各々の視点から語られる。メイキング映像も交えながら切り取られる各シーンに期待だ。さらに劇場公開作品には入りきらなかった未公開シーンの映像を内田監督の解説とともに収録、初公開。劇場公開版では描き切れなかったエピソードを通して『ミッドナイトスワン』をさらに深く味わうことができるだろう。また草彅剛演じる凪沙と服部樹咲演じる一果の未公開・初公開カットによるポストカードも封入されている。『ミッドナイトスワン』公開中■リリース情報『ミッドナイトスワン』DVD・Blu-ray受注予約開始:3月17日(水)12時~内容:2枚組みデジパック・クリア型ブックケース入り
2021年03月17日俳優の草なぎ剛が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』(公開中)のDVD&Blu-rayの受注販売が決定。17日12時より予約受付が開始された。9月25日の公開開始から現在まで約6カ月(3月18日で25週目終了)にわたり上映、ロングランヒットを続けている『ミッドナイトスワン』。3月16日までの総動員数は52万人越え、総興行収入は7億1676万円越えとなり、今なお更新中だ。本作は、都会の片隅で出会った、トランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と母親の愛を知らずに生きてきた少女・一果(服部樹咲)が心を寄せ合う姿を描き、凪沙の生き様、無償の愛を届けた。これまで各種SNS、ネット上では、観客や著名人、さらには昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が続出。文春文庫より発売された小説版も異例の大ヒット、ハワイ国際映画祭、カイロ国際映画祭と、世界での上映も続いた。また、各映画賞でも評価され、数々の賞を受賞している。何十回と作品観劇のために足を運ぶ「追いスワン」という現象も起き、そういった多くの人たちのご声援と全国の作品を観られずにいる人たちからの声に応え、このたびDVD&Blu-rayの受注販売を決定した。DVD&Blu-raには、受注販売を記念して敢行した草なぎ剛、服部樹咲、内田英治監督のプレミアムインタビューを収録。印象的なシーンが生み出された瞬間、何が起きていたのか、3人は何を思っていたのか、それぞれの視点から語る。インタビューを通して、今まで語り尽くされていなかった3人の心の底に潜む思いが明らかとなり、メイキング映像も交えながら各シーンを濃密に切り取っていく。また、劇場公開作品には入りきらなかった未公開シーンの映像を内田監督の解説とともに収録、初公開。劇場公開版では描き切れなかったエピソードを通して『ミッドナイトスワン』をさらに深く味わうことができる。さらに、草なぎ演じる凪沙と服部演じる一果の未公開・初公開カットによるポストカードも封入されている。(C)2020 Midnight Swan Film Partners
2021年03月17日エマ・ストーンを主演に迎え、名作アニメーション『101匹わんちゃん』のヴィランの誕生秘話を実写映画化した『クルエラ』。この度、パンクムーブメント吹き荒れる70年代のロンドンから始まる、初公開シーン満載の最新映像が解禁となった。先日特報とティザーポスターが解禁されると、「クルエラ様…素敵過ぎる…!」「スタイリッシュ!」と瞬く間に独特な世界観に魅了される人が続出。また映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞&ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞に輝き、本作でヴィラン、クルエラを演じるエマには「エマだと分からなかった」とコメントが多く上がり、多彩な演技力を放つ彼女に絶賛の声が相次いでいる。最新映像では、70年代のロンドンに、デザイナーを目指す1人の少女・エステラの姿が。「アートを作りたい」と野望に燃えながら、1秒たりとも無駄にはできない彼女は裁縫やデザイン画の制作に必死に励み、デザイナーへの階段を駆け上がろうと切磋琢磨しながら働き続けている。その姿は“ヴィラン”とはほど遠い、夢と希望に溢れる若者だ。私たちと何ら変わりない日々を送る彼女は、このままデザイナーへの道を歩んでいくと思われたが、カリスマ的なファッションデザイナーのバロネスとの出会いがエステラの運命を大きく変えていく――。そして彼女はまるで同一人物とは思えない、狂気に満ち溢れた“クルエラ”の姿へ。夢と希望にときめく少女は、なぜディズニー史上最も悪名高きヴィランへと変わり果てたのか?エステラがクルエラへと変貌する狭間に生まれるドラマには期待が高まる!エマ演じるエステラの運命を大きく変えるカリスマ的なファッションデザイナーのバロネスを実写版『美女と野獣』のエマ・トンプソンが演じ、さらに「キングスマン」シリーズのマーク・ストロング、『リチャード・ジュエル』ポール・ウォルター・ハウザー、『イエスタデイ』ジョエル・フライなど実力派俳優陣が脇を固め、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ギレスピーが監督を務める。『クルエラ』は5月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月28日より全国にて公開
2021年03月17日5月28日(金)に公開されるディズニー映画『クルエラ』から新たな映像が公開された。本作はディズニーが『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンを主演に迎え、名作アニメーション『101匹わんちゃん』のヴィラン(悪役)、“クルエラ”の誕生秘話を実写映画化した、パンクロック・エンタテインメント。パンクムーブメント吹き荒れる70年代のロンドンに、デザイナーを目指す少女・エステラが降り立つ。「アートを作りたい」と野望に燃えながら、1秒たりとも無駄にはできない彼女は裁縫やデザイン画の制作に必死に励み、デザイナーへの階段を駆け上がろうと過酷な日々を乗り越えながらも切磋琢磨しながら働き続ける。その姿は“ヴィラン”とは程遠い、夢と希望に溢れる若者だ。私たちと何ら変わりない日々を送る彼女は、このままデザイナーへの道を歩んでいくと思われたが、カリスマ的なファッションデザイナーのバロネスとの出会いがエステラの運命を大きく変えていく。そして彼女はまるで同一人物とは思えない、狂気に満ち溢れた“クルエラ”の姿へと染まっていく……。夢と希望にときめくごく普通の少女は、なぜ邪悪なヴィランへと変わり果てたのか?エステラがクルエラへと変貌する狭間に生まれるドラマは見逃せない。クルエラを演じるのは、映画『ラ・ラ・ランド』(2017年)でアカデミー賞R&ゴールデングローブ賞の主演女優賞2冠に輝いた、エマ・ストーン。カメレオン俳優として多彩な演技力で、観客を魅了してきたエマが狂おしくも美しいヴィランを演じきる。その他にも『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)、実写版『美女と野獣』(2017年)のエマ・トンプソンや、『キングスマン』シリーズ(2015年~)のマーク・ストロングなど実力派俳優陣が脇を固める。監督は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2018)のクレイグ・ギレスピーが務め、ディズニーの概念をぶち壊す衝撃作を誕生させた。先日特報とティザーポスターが公開され「クルエラ様…素敵過ぎる…!」、「スタイリッシュ!」と瞬く間に独特な世界観に魅了される人が続出。エマ・ストーンのビジュアルには「エマだと分からなかった」とコメントが多く上がり、カメレオン俳優として多彩な演技力を放つ彼女が見事に狂おしくも美しいヴィランに変貌した姿に絶賛の声が相次いでいる。『クルエラ』5月28日(金)公開
2021年03月17日エマ・ストーン主演で『101匹わんちゃん』のヴィラン“クルエラ”の誕生秘話を描く実写映画『クルエラ』より、特報映像とティザーポスタービジュアルが公開された。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞&ゴールデングローブ賞の主演女優賞2冠に輝いたエマがクルエラを演じる本作。クルエラは、『眠れる森の美女』のマレフィセントのような特別な魔力は無いものの、私利私欲のためなら手段を選ばず、その底意地の悪さはディズニー史上最も悪名高きヴィランと言われる所以のひとつ。なぜ、クルエラは邪悪なヴィランに変貌したのか?これまで語られてこなかった誕生秘話が本作で明らかになる。舞台は、パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドン。後のクルエラとなる少女エステラが、デザイナーを夢見てロンドンの地に降り立つシーンから始まる本映像では、そんな希望溢れる表情から一変、真っ赤なドレスでパーティーに乱入したり、アニメーションのシーンを彷彿とさせるカーチェイスを繰り広げたりと、美しくも過激で破天荒な彼女の本性が映し出されていく。『クルエラ』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月28日より全国にて公開
2021年02月19日5月28日(金)に公開されるディズニー映画『クルエラ』から待望の特報&ティザーポスターが解禁となった。本作はディズニーが『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンを主演に迎え、名作アニメーション『101匹わんちゃん』のヴィラン(悪役)“クルエラ”の誕生秘話を実写映画化した、パンクロック・エンタテインメント。本作の主人公クルエラは、ディズニー・アニメーションの名作『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン。『眠れる森の美女』のマレフィセントのような特別な魔力は無いものの、私利私欲のためなら手段を選ばず、その底意地の悪さは、ディズニー史上最も悪名高きヴィランと言われる所以のひとつだ。なぜクルエラは邪悪なヴィランに変貌したのか……。これまで語られてこなかった“クルエラ”の誕生秘話がついに本作で明かされることとなる。舞台はパンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドン。解禁された特報映像では、後の“クルエラ”となる少女エステラが、デザイナーを夢見てロンドンの地に降り立つシーンから始まる。「私は人と違う生き方をしてきた、それが目ざわりな人も」という意味深なセリフとともに、希望溢れる若者の表情から一変、真っ赤なドレスでパーティーに乱入、車を窃盗しカーチェイスを繰り広げるなど、徐々に美しくも過激で破天荒な彼女の本性が現していく。そして地味だったエステラはパンクなファッションに身を包むようになり「私は生まれつき最高で…最悪」と狂気に満ちた姿に。クルエラを演じるのは、映画『ラ・ラ・ランド』(17)でアカデミー賞R&ゴールデングローブ賞の主演女優賞2冠に輝いた、エマ・ストーン。カメレオン俳優として多彩な演技力で、観客を魅了してきたエマが狂おしくも美しいヴィランを演じきる。その他にも『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)、実写版『美女と野獣』(17)のエマ・トンプソンや、「キングスマン」シリーズ(15~)のマーク・ストロングなど実力派俳優陣が脇を固める。監督は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(18)のクレイグ・ギレスピーが務め、ディズニーの概念をぶち壊す衝撃作を誕生させた。デザイナーを夢見る少女エステラは、なぜ邪悪なヴィランに変貌したのか?ディズニー史上最もファッショナブルで、最も悪名高きヴィラン“クルエラ”の誕生秘話が、過激かつスタイリッシュに明かされる。『クルエラ』5月28日(金)公開
2021年02月19日エマ・ストーン主演作『Cruella』(原題)の予告編が公開された。前日には、同作やディズニー・スタジオの公式SNSからポスターを公開し、予告編の公開も約束していた。エマが演じているのは、ディズニーアニメ『101匹わんちゃん』に登場する悪女クルエラ。予告編では「かなり早くから、私は人とは違うように世界を見ていることに気付いていた」というクルエラのナレーションとともに、若きファッションデザイナーのエステラ(のちのクルエラ)が登場。ある日、エステラは非常にしゃれていて、恐ろしいほど格調高い“ファッション・レジェンド”の女男爵(エマ・トンプソン)の目に留まる。2人の関係は思いがけないできごとを引き起こし、エステラが乱暴、ファッショナブルで、復讐心に燃えるクルエラとなるきっかけを与えてしまうことに…。クルエラの狂気に満ちた高笑い、「私はクルエラ!」と名乗る最後は必見だ。予告編の感想には「(1996年に『101』でクルエラを演じた)グレン・クローズは伝説。エマのお手並み拝見!」「エマがいい感じだからすごく期待している」などおおむね好評&期待の声が上がっている。また、「基本的に『ジョーカー』。だけど作っているのはディズニー」とホアキン・フェニックス主演作の『ジョーカー』の雰囲気に似ているという意見も多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年02月17日エマ・ストーン主演作『Cruella』(原題)のポスターが、同作やディズニースタジオの公式SNSアカウントから「ハロー、Cruel(残酷な)世界。新しい予告編は明日公開です」というメッセージとともに公開された。同作は、ディズニーアニメ『101匹わんちゃん』に登場する悪女クルエラを主人公とした実写映画。今回公開されたポスターは、ダークメイクを施しクルエラに扮したエマのアップで構成されているもので、『101匹わんちゃん』のテーマカラーともいえる白・黒・赤の3色のみが使われているのが印象的だ。2019年のD23 Expoで、エマ演じるクルエラが3匹のダルメシアンのリードを持っているファーストルックが公開されていたが、クルエラを“寄り”で見られるのはこのポスターが初めて。監督は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ガレスピーで、キャストはエマのほか、エマ・トンプソン、マーク・ストロングらが出演。エマが「Entertainment Weekly」誌に語ったところによると、舞台は1970年代のロンドンで、1996年にグレン・クローズが同じくクルエラを演じた実写映画『101』より前の話だという。『Cruella』はアメリカで5月に公開を予定している。(Hiromi Kaku)
2021年02月17日エマ・ストーンが、昨年結婚したデイヴ・マッカリーとの間に第1子を妊娠中であることが分かった。昨年12月30日に「Daily Mail」紙が、お腹のふくらみがかなり目立つエマの姿をキャッチ。大きくふくらんだお腹を手で支える素振りも見せていた。ドリンクボトルとスマホを持って女友達と一緒に、散歩をしていたようだ。2人とも、もちろんマスクを着用。エマは先月、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の最新作『Babylon』(原題)を降板したことが報じられた。「スケジュールの都合」ということだったが、出産のタイミングを考慮したとみられる。同作にはブラッド・ピットの出演が決定しており、エマの代わりにマーゴット・ロビーがキャスティングされた模様。エマとデイヴは2017年10月から交際を始め、2019年12月にデイヴがインスタグラムで婚約を発表。エマが婚約指輪をカメラに向かって見せている、仲睦まじいツーショットを掲載した。2020年9月には、2人がそろって結婚指輪らしき指輪をつけていたことから結婚したことが発覚。実は同年5月に、エマがその指輪をつけていたことにファンが気づいており、一時期「すでに結婚しているのでは?」とささやかれていた。関係者は、「エマは妊娠していて、結婚生活を楽しんでいます」と妊娠を認めている。(Hiromi Kaku)
2021年01月06日エマ・ストーンが『Babylon』を降板した。映画は、デイミアン・チャゼルの次回作で、サイレント映画からトーキーに移行する時代を舞台にしたハリウッド物。『ラ・ラ・ランド』のコンビが再び組むということで期待されたが、ストーンのスケジュールが合わなかったようだ。代わりの候補にはマーゴット・ロビーが挙がっている。ブラッド・ピットの出演も決まっており、実現すれば、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のふたりが再び共演することになる。映画の北米公開予定は、来年末。しかし、コロナでハリウッドの撮影に大きな影響が出ていることから、どうなるかわからない。ストーンの次回作は、『101匹わんちゃん』の実写版『Cruella』。ロビーの次回作は『ピーターラビット2』。文=猿渡由紀
2020年12月03日恋人のギャレット・ヘドランドとの第1子男児を妊娠中のエマ・ロバーツが、卵子を凍結保存していたことを「Cosmopolitan」誌で明らかにした。ティーンの頃から「学校を休んだり、仕事のミーティングをキャンセルしないといけないほどの激しい生理痛に苦しんでいた」というエマ。かかりつけ医に症状を訴えていたものの、大げさだと言わんばかりに詳しく調べてもらえず、20代後半になって「女性医師に診てもらった方がいいかも」と思い立ったことが「人生で最高の選択」に。女性医師はすぐさま専門家を紹介してくれ、エマは子宮内膜症との診断を受けた。しかし、すでに妊娠への影響が出ている状態で、「卵子を凍結しておいた方がいい」と提案されたとのこと。エマは「仕事をしながらそんな時間を持つことなんてできない」と言ったが、最終的に「困難なプロセス」を踏みながら卵子の凍結保存に踏み切った。しかし、今回の妊娠がその卵子を使用して実現したものかどうかについては触れていない。「安っぽく聞こえるかもしれないけれど、妊娠できなかったらどうしようとか、そういうことを考えるのを止めたら妊娠した」と語っている。エマは同誌の表紙も飾り、大きくふくらんだお腹を披露。インスタグラムでリア・ミシェル、リリー・オルドリッジ、ジェシカ・アルバら先輩ママたちから祝福メッセージが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年11月12日リリー・ジェームズとエマ・トンプソンがロマンチックコメディ映画で共演することになった。タイトルは『What’s Love Got to Do with It?』。ほかに『スター・トレック:ディスカバリー』のシャザド・ラティフも出演する。監督はシェカール・カプール。カプールが劇場用長編映画を監督するのは、2007年の『エリザベス:ゴールデン・エイジ』以来。ストーリーは明かされていないが、ロンドンと南アジアを舞台にした異文化にまつわる恋愛物語らしい。撮影は来月スタートの予定。ジェームズの最近作は、Netflixで先月配信開始した『レベッカ』。文=猿渡由紀
2020年11月05日草なぎ剛主演作『ミッドナイトスワン』が、台湾で12月31日(木)より公開されることが決定した。本作は、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の内田英治監督による完全オリジナル脚本作となるラブストーリー。トランスジェンダーの凪沙と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果の姿を通して、“切なくも美しい現代の愛の形”が描かれる。トランスジェンダーの凪沙を草なぎ、少女・一果を新人の服部樹咲が演じるほか、田中俊介、吉村界人、真田怜臣、上野鈴華、佐藤江梨、平山祐介、根岸季衣、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖らがキャストに名を連ねた。9月25日より公開された本作は、公開4週目の10月22日には興収5億円を突破、公開5週目に突入した今も132館で上映が続いている。台湾では、『ミッドナイトスワン』を直訳したタイトル『午夜天鵝』として、天馬行空電影配給により公開。情報が急遽発表されることになったのは、台湾関係者からの提案により、10月31日(土)より首都台北で行われる一大LGBTQイベント、「台湾 LGBT プライド」(「台湾同志遊行」)の開催に併せたため。各国のLGBTQ関連イベントが中止される中、台湾は今年も実施を決定、例年より一段と「台湾 LGBT プライド」が世界中からの強い関心を集めている。台湾での公開決定にあわせて、内田監督、草なぎより、下記のコメントが寄せられた。●草なぎ剛(主演)コメント12月31日からは台湾でも公開されるとうかがい、大変うれしくさらに多くの方々に作品が届けられることを心から幸せに思っています。多くの方々に凪沙や一果たちの姿を通して感じていただけることがきっとたくさんあると思います。皆さんから感想がいただけたらとてもうれしいです。●内田英治(監督)コメントこのような情勢の中で、海外での公開が決まることに大変感謝致します。また、台湾での公開がきっかけとなり、その他の国へと波及することを期待しております。ゆっくりと大きく羽を広げて海を渡るスワンをまだ暫く見守ってやって下さい。ありがとうございます。『ミッドナイトスワン』公開中
2020年10月29日映画『ミッドナイトスワン』(公開中)の内田英治監督が9日、東京・日本外国特派員協会で開催された記者会見に、主演の草なぎ剛とともに出席した。本作は、トランジェンダーとして生きる主人公の凪沙(草なぎ)と、母親のネグレクトを受け親戚である凪沙のもとに預けられることになった中学生の少女・一果(服部樹咲)の2人が育む疑似親子のラブストーリー。9月25日の公開とともに、各映画ポータルサイトでの初日満足度ランキング1位や、検索ワードランキング、Twitterトレンド等に軒並み名前が上がり話題に。そして、海外メディアから会見を望む声が日本外国特派員協会に多数寄せられ、このたび同協会にて会見開催が実現した。内田監督は「3週目ですが大変多くの方に見ていただいていて、オリジナルの脚本がこれだけの劇場数でこれだけ多くの方に見ていただけるというのはなかなかないことなので、本当にありがたく思っています」と感謝。「トランスジェンダーの映画とくくられてしまいますが、基本的には、血は繋がっていないが、母性と愛情の物語です」と伝えた。そして、「映画が公開されたあと、いろんな意見がSNSで出てきて、それはとてもいいことだなと。若い人がすごく反応してくれてとてもうれしいです。『トランスジェンダーはテレビで見るニューハーフくらいだと思っていたけど全然違う』と、若い人がそう感じてくれただけで本当にこの映画をやってよかったなと思います。そして、その若い人は草なぎ剛という俳優がいたからこそ。入り口になっているというのは間違いない」と語った。また、足立区議の白石正輝氏が「L(レズビアン)だってG(ゲイ)だって法律で守られているという話になれば足立区は滅んでしまう」などと区議会で発言したことについて見解を求められると、「許しがたい発言だと思います」と非難。「仮にも政治家と名乗る人間があのような発言をするというのは、ひとりの映画監督としても抗議したいですし、本当に言葉にならないくらい許しがたい発言だと思っています」と怒りをにじませた。続けて、「無知なんですね。何も知らない。保守的な昔からのイメージで話をしていらっしゃる」と指摘し、「この映画はLGBT含めさまざまな問題に無知なことが多い日本において第一歩。ああいう政治家がいきなりいなくなることはないので、一歩一歩、若い人たちからそういった問題をちょっとでも、考えるだけでいいです。この作品で、『あれ? あの政治家おかしなこと言ってるんじゃないか』と感じるきっかけになってくれればいいなと思います」と語った。
2020年10月09日恋人ギャレット・ヘドランドとの間に第1子男児を妊娠中のエマ・ロバーツが、土曜日(現地時間)にベビーシャワーを開いてもらったという。「E!News」が伝えた。ベビーシャワーは友人宅の裏庭で行われ、新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、ソーシャルディスタンスが取られていたという。参加したのは約15人で、そのなかにはクリステン・スチュワートやレオナルド・ディカプリオの恋人カミラ・モローネの姿も。「クリステンは(恋人の)ディラン・マイヤーと一緒に来ていました。カミラは母親のリリー・カーショウと。エマの母親、ギャレットの母親も来ていましたよ」と関係者は語っている。「エマはロングドレスを着ていて、お腹の膨らみが目立っていましたね。友だちに祝ってもらって、とてもうれしそうでした」。エマのインスタグラムによればドレスは「トリー・バーチ(Tory Burch)」のもので、ドレスと同じ生地で作られたとマスクを着用した写真も投稿。最近ママになったばかりのリア・ミシェルや妊娠中のアシュレイ・ティスデイルらから、「美しい!」などのコメントが寄せられた。エマとギャレットはすでにベビールームの準備を終えていて、赤ちゃんの誕生を心待ちにしている様子だ。(Hiromi Kaku)
2020年10月05日俳優の草なぎ剛が、映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)でトランスジェンダー役に初挑戦した。葛藤を抱えながら生きる凪沙は、親から愛を注がれずに育った少女・一果と出会うことによって母性が芽生えていく。“切なくも美しい愛の形”を描いた本作で、草なぎが繊細な演技で見事に凪沙になりきり、新境地を開拓した。草なぎの新たな境地を引き出したのは、『全裸監督』で知られる内田英治監督だ。草なぎの俳優としての魅力や現場での姿について、内田監督にインタビュー。本作が女優デビューとなった一果役の服部樹咲にも、草なぎとの共演の感想を聞いた。内田監督は「草なぎさんは国民的スター。そういう方が、この難しい役は普通やらないと思います。脚本を受け取って『やってみたい』と言っていただけてとてもうれしかったですし、本当にチャレンジャーだなと思います」と草なぎの挑戦に感謝。「チャレンジしていただいたわけですから、報いたいですよね。いい作品にして多くの方に観てもらって、映画で草なぎさんに報いたいと思っています」と語った。現場での草なぎについて尋ねると、「現場に常にいらっしゃる。スタッフが照明を組んだりカメラを組んだり、準備しているときもずっといるんです。空気を得ているんですよね」と笑いながら明かし、「最初は邪魔に感じるんですけど、1週間くらい経つと空気のようになってきて、もちろん見えているけど見えなくなってくるんです」と話した。続けて、「変わったタイプの役者さんだなと。現場そのものに馴染んでいくと同時に、表情や芝居……芝居ではなく同化ですね。そういうタイプの役者さんです」と、草なぎの演技を「同化」と表現。「彼女(服部)が目の前に出てくると、彼女に同化していく。もはや芝居ではない気がします。作る演技を超えている雰囲気がしました」と語った。そして、「演技の最終形は究極のナチュラリズム」だと言い、「草なぎさんは究極のナチュラリストです」と称賛。「イメージ的に言うと、草なぎさんの体をスタッフが通り抜けてしまうような。宮崎駿さんのアニメの世界のような感覚。それくらい面白い体験をさせていただきました」と、これまでに出会ったことのない“同化”していく役作りに驚かされたようだ。一果役の服部も、「草なぎさんと共演しているというより、凪沙と一緒にいるという感覚でした。ずっと凪沙に見えて、すごいなと思いました」と振り返り、草なぎがいかに現場で凪沙として生きていたかということが伝わる。そんな中でも、凪沙から草なぎに戻り、服部と過ごす時間もあったという。服部は「撮影の前半は、一果と凪沙の距離が縮まっていないときだったので、あんまりしゃべらなかったのですが、後半くらいから気遣ってくださって、いろいろ質問をしてくださいました」と明かし、「『好きな食べ物は何?』とか『買い物は誰と行くの?』とか『インドアかアウトドアか?』とか、そういう話をしました」と付け加えた。服部の演技を見て褒めてくれることもあったそう。「バレエのシーンを撮っていたときに近寄ってきてくださって、『バレエよかったよ』と声をかけてくれました」とうれしそうに話した。難役に挑戦し、新境地を開拓した草なぎ。内田監督は「いろいろなドラマや映画に出演してきた草なぎさんという本当にナチュラルな俳優が、演技をしたことのない樹咲ちゃんという女優を目の前にしたときの、2人の変な心地よい演技をぜひ観ていただきたい」と呼びかけている。■服部樹咲2006年7月4日生まれ、愛知県出身。4歳からバレエを始め、「第76回NAMUEバレエコンクール名古屋」第1位、「平成29年・30年ユースアメリカグランプリ」日本ファイナル進出、「NBAジュニアバレエコンクール東京2018」第1位など輝かしい成績をおさめる。演技未経験ながら、本作のオーディションで数百人の中からヒロインの座を射止めた。■内田英治ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。週刊プレイボーイ記者を経て、1999年に『教習所物語』(TBS)で脚本家デビュー。『グレイトフルデッド』(2014)は「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」、「ブリュッセル・ファンタスティック映画祭」(ベルギー)など多くの主要映画祭で評価され、続く『下衆の愛』(2016)はテアトル新宿でスマッシュヒットを記録。「東京国際映画祭」、「ロッテルダム国際映画祭」(オランダ)をはじめ、世界30以上の映画祭にて上映、イギリス、ドイツ、香港、シンガポールなどで配給もされた。近年はNETFLIX『全裸監督』(2019)の脚本・監督を手がけた。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年09月27日●オーディションで存在感「放っているものがありました」俳優の草なぎ剛がトランスジェンダー役に初挑戦した映画『ミッドナイトスワン』(公開中)で、演技未経験の中学生・服部樹咲(14)がオーディションでヒロインを射止め、女優デビューを果たした。『全裸監督』を手掛けた内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親からネグレクトされてきた少女・一果(服部)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。バレエダンサーを夢見る一果役は、バレエ経験を前提としたオーディションで、服部がその座をつかみ取った。初挑戦ながら堂々とした演技を見せ、大先輩たちに劣らぬ存在感を放つ服部。草なぎも「一果にしか見えなかった」と称賛し、服部によって自然と湧き出る母性があった話している。そんな原石を見つけ出した内田監督、そして服部本人を直撃。オーディションを振り返るとともに、どのように一果を作り上げていったのか語ってもらった。内田監督は「オーディションで何百人と見ましたが、服部さんは1組目にいました。目の前に立った時、(服部さんにしようと)ほぼほぼ決めた気がします」と説明。『全裸監督』で黒木香役に起用した森田望智も、オーディションで最初に目に入ってきたときに直感が働いたそうで、「演技ではなく存在感が重要」と語る。そして、服部について「放っているものがありました」と言い、「最初、どこかの島で育った田舎の子かなと。そんな雰囲気でしたが、実際は東京のど真ん中に住んでいて、東京でもこういう子がいるんだなと思いました」と第一印象を述べた。服部は「オーディションを受けたとき、あんまり手ごたえがなかったんですけど、受かりました」と振り返り、「ナチュラルな演技を求めていることはなんとなくわかっていたので、私に演技経験がなかったから自然さが出たのかなと思っています」と分析した。4歳からバレエを始め、さまざまなコンクールで入賞する実力を持つ服部だが、「バレエの道に進もうと決めていたんですけど、少し前に女優になりたいという思いが芽生えました」と将来の夢が変化。「ドラマなどを見て、『自分だったらこうやって演じたい』と考えていて、だんだんやりたい気持ちが大きくなっていきました」と女優に興味を持ったきっかけを明かした。そして、「そう思っていたときにこのオーディションを見つけて、バレエもできるし演技もできるし、と思って応募しました」と挑戦を決意。これまでのバレエ経験も生かせる一果役について「運命かなと感じました」と言い、「絶対にこの役をやりたいなと思いました」と強い思いを持って臨んだ。バレエの経験は、バレエシーンもある一果役には当然生かされているが、演技にもつながる部分があると感じているようだ。「バレエで自分を表現することが好きで、鏡の前で表情や手の動きを研究していたので、演技においても表情や動きに生かされているのかなと思います」内田監督も「いろいろな世界がありますがバレエは別格に厳しい。芸能界よりもバレエの世界の方が厳しいですから、そこでやっていたというのは役者の世界でめちゃめちゃ生かされると思います」と太鼓判。「ぽけっとしたいまどきの子に見えるけど、バレエの競争社会にいたから内面はアグレッシブ。芝居に対しても。役者も役を勝ち取っていかないといけないですから、そういう部分はすごく強いですよね」と話した。●バレエでの経験と重ねながら感情表現を特訓現場での服部への演出を尋ねると、「『余計なことをしないで』。それだけです」と内田監督。「現場に何日もいると、どんどん役者になって、だんだん作ろうとする。見ていてわかったので、『余計なことしないでね』と言いました」とはいえ、感情表現の練習は行ったようで、「泣いたり、笑ったり、気持ちを高ぶらせるところがあるので、彼女が持っている悔しい部分や悲しかったことを使って感情表現できるような練習を何回かやりました」と説明。「最初はなかなかできませんでしたが、バレエで苦しかったことなどを使うとうまく感情表現できる。役者は自分の経験と重ねながら芝居をしますが、彼女の場合はそういう特別な思い出はだいたいバレエなので、バレエに結びついていく」と、感情表現においてもバレエ経験が生かされという。内田監督はまた、「彼女は感情の出し方が個性的だから、最初は物足りないなと思ったんですけど、完成した映画を観ると、すごくリアリティがある」と服部の演技を称賛。演技未経験だからこそできた一果役でもあると言い、「1回限定なので。次の仕事のときはもう女優。1回こっきりのチャンスをうまく作品が拾ってくれたのかなと思います」と語った。服部は「『ネグレクトを受けるとどういう精神状態になってしまうのか』など、内田監督や母と一果についてたくさんお話して、一果に近づけるように頑張りました」と説明。「最初は涙がポロっとしか流せなくて、それじゃダメだって言われて、泣きわめいたり叫んだりする練習をしました」と感情の爆発に苦労するも、「練習をやっていくうちにだんだんできるように。1回殻を破けば、恥ずかしさはなくなるのかなと思いました」と感情の出し方をつかんだようだ。演技の楽しさを感じたか尋ねると、「表情をどうするかなど、細かいところまで考えるのは楽しい」と答える服部。内田監督曰く、「演技が楽しいと感じるのは2、3年後くらいらしい。それくらい経つと他人になりきる快感をつかむそうです」とのことで、服部が演技の本当の面白さを感じるのはまだ先のようだが、本作出演によって女優業への思いが強まったか質問すると、「はい。現場が楽しかったので」と即答した。●「リアルな演技ができる女優さんになりたい」また、本作に込めた思いを内田監督に尋ねると、「トランスジェンダーなどを扱っていて社会的なメッセージ性が強いと思われがちですが、娯楽映画として作ったので、娯楽映画としてたくさんの人に観てほしいという思いが一番強い」と説明。社会性と娯楽性のバランスは「難しかった」と言い、強い社会的メッセージがありながら娯楽作品に見えるためには「リアリティが大事。リアリティが圧倒的に娯楽につながる」と語った。だからこそオーディションはバレエ経験を前提に。「通常であれば人気女優さんを起用して、踊りをちょっとだけやってもらって、あとは吹き替えでうまい人の足元や手元を見せるというのが普通ですけど、そういうのはやりたくなくて。演技経験がなくても踊りのリアリティを持っていることが重要だと思いました。そして、この方が応募してきて今こうなっているわけです」リアリティを追求する内田監督に見いだされ、一果役として強烈な女優デビューを果たした服部。今後の女優としての目標を尋ねると、「役者っぽいというか、やりすぎなお芝居は見ていてあまり好きではなくて、自分ならこうしたいなと思っていたので、リアルな演技ができる女優さんになりたい」と、明確に目指している演技があるようだ。内田監督は「そういうところはしっかり考えているんです。自分なりのこだわりが意外にある子なんだなとわかってきました」と温かい眼差しを向け、「本人が40歳くらいになったらまた仕事がしたい。もちろんそれまでにもご一緒したいですけど。せっかくこの世界に足を踏み入れたわけですから、一過性の女優ではなく、40歳になった女優の彼女を見てみたい。どんな風になっているのかなって想像しながら生きていこうかな」と期待を込めた。最後に内田監督は「いろいろなドラマや映画に出演してきた草なぎさんという本当にナチュラルな俳優が、演技をしたことのない樹咲ちゃんという女優を目の前にしたときの、2人の変な心地よい演技をぜひ観ていただきたい」とメッセージ。服部は「凪沙と一果の関係性や愛の形の変化がすごく美しくて、すごく切なくて、私も観たときに涙が止まらなくなってしまって、それくらい感動します。そのほかにも、バレエのシーン、素敵な音楽や風景、ほかの登場人物のがむしゃらに生きる姿、すべてが美しい素敵な作品だなと思います」と本作の魅力を伝えた。■服部樹咲2006年7月4日生まれ、愛知県出身。4歳からバレエを始め、「第76回NAMUEバレエコンクール名古屋」第1位、「平成29年・30年ユースアメリカグランプリ」日本ファイナル進出、「NBAジュニアバレエコンクール東京2018」第1位など輝かしい成績をおさめる。演技未経験ながら、本作のオーディションで数百人の中からヒロインの座を射止めた。■内田英治ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。週刊プレイボーイ記者を経て、1999年に『教習所物語』(TBS)で脚本家デビュー。『グレイトフルデッド』(2014)は「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」、「ブリュッセル・ファンタスティック映画祭」(ベルギー)など多くの主要映画祭で評価され、続く『下衆の愛』(2016)はテアトル新宿でスマッシュヒットを記録。「東京国際映画祭」、「ロッテルダム国際映画祭」(オランダ)をはじめ、世界30以上の映画祭にて上映、イギリス、ドイツ、香港、シンガポールなどで配給もされた。近年はNETFLIX『全裸監督』(2019)の脚本・監督を手がけた。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年09月26日チリの異才パブロ・ラライン監督が、脅威の新星マリアーナ・ディ・ジローラモとガエル・ガルシア・ベルナルを迎えて放つ最新作『エマ、愛の罠』。本作では、いま世界を席巻するレゲトン(ラテン音楽とヒップホップの融合)とモード×スポーツの“アスレジャー”ファッションも大きな魅力となっている。音楽とファッションはいつの時代も密接に関係している。例えば、音楽の新時代を築いた「ビートルズ」を象徴するマッシュヘアにモッズコートなどの「モッズファッション」、ジミ・ヘンドリックスの「ヒッピーファッション」、「セックス・ピストルズ」の「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」、「キャロル」の革ジャン、奇抜なテーラードスタイルにメタリックスキニージーンズ、レオパード柄やタッセル付きスカーフを身にまとうグラムロック系の代表といえばデヴィッド・ボウイ、Snoop.DogやJay-z、Eminemなどヒップホップ系のアーティストによるB系、ストリート系のファッション。そしてレディ・ガガやティナーシェなど多くのミュージシャン、セレブに人気、従来のノームコアやスポーツミックスよりスポーツテイストが強い「アスレジャー」などなど、時代が変わればファッションも変遷し、音楽シーンの影響を色濃く感じさせるアイテムがトレンドになっている。また、Spotifyなどのチャートにも常にランクインしているレゲトンを本作ではふんだんに盛り込み、レゲトンのリズムに乗せて、主人公のエマや彼女を取り巻く人々のエモーショナルなダンスは見応え十分。さらにストリートで芽生えたカルチャーの一部として登場人物それぞれが着こなすファッションはクール!「エマのファッションは彼女しか着こなせない個性的なアスレジャー。そのいでたちと、破綻していそうででも妙に説得力のある彼女の発言が絶妙にシンクロする。炎のような思いを秘めて、大胆な『愛の罠』を冷静沈着に仕掛けるエマの姿を完璧にフォローするニコラス・ジャーの音楽も素晴らしい」と語るのは、「ビームス(BEAMS)」クリエイティブディレクター・青野賢一氏。本作の音楽とファッションが生みだす相乗効果にも注目だ。『エマ、愛の罠』は10月2日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エマ、恋の罠 2020年10月2日 シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinēma 立川高島屋 S.C.館ほか全国公開© Fabula, Santiago de Chile, 2019
2020年09月13日パブロ・ラライン監督が贈る最新作『エマ、愛の罠』で、観客を欺くセンセーショナルなヒロイン・エマの夫で振付師ガストンを演じたガエル・ガルシア・ベルナルから日本のファンに向けたコメントが到着。メキシコの自宅から日本語を交えながらのメッセージを届けてくれた。新型コロナの影響で日本への来日が叶わなかったガエル。次回作の撮影を目前に控えた忙しい時間の合間を縫って、本作を日本の多くの方々に知ってもらいたいということから取材を承諾。超レアな彼のプライベートを垣間見ることができる自宅から、ラフな姿で登場し、「レゲトンにダンス、ドラマまで盛り沢山で、ロマンスと、その後のお話もとても面白い映画です。みなさんをご招待します。エマはスゴイカッコイイ」とコメント。主演ドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」の撮影で来日したこともあるガエルの、日本のファンに向けた笑顔に注目。【動画お願いします】また、新型コロナウイルス感染拡大による外出制限下で撮影された短編集「HOMEMADE/ホームメード」(Netflix)の発起人のひとりで製作・監督に名を連ねるなど、常に話題作を手掛けているラライン監督が「ガエルは信頼できる優秀な男で、友人としても素晴らしい。天才です。彼と一緒に仕事をできることは、僕にとって最高の喜びであり名誉なことなんです」と絶大な信頼をよせるガエル。本作で鮮烈な主演デビューを果たしたマリアーナ・ディ・ジローラモと初共演で夫婦を演じ、魂の解放を象徴するエモーショナルなレゲトンダンスと、挑発的な映像美で描く本作にますます期待高まる。『エマ、愛の罠』は10月2日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinéma立川高島屋S.C.館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エマ、恋の罠 2020年10月2日 シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinēma 立川高島屋 S.C.館ほか全国公開© Fabula, Santiago de Chile, 2019
2020年09月06日「アメリカン・ホラー・ストーリー」のエマ・ロバーツが、妊娠していることをインスタグラムで発表した。直接的に「妊娠」という言葉は使っていないが、ソファの上に座り、膨らんだお腹を両手で抱えている写真を1枚目に投稿。2枚目、3枚目には交際相手のギャレット・ヘドランドと仲良く一緒に写っている写真を掲載し、「私と…大好きな男性2人」とキャプションにつづり、お腹の中の赤ちゃんが「男の子」であることを伝えた。6月下旬に妊娠報道があってから、エマ自身が妊娠を認めるのは初めて。おばのジュリア・ロバーツから「愛してる」、「スクリーム・クイーンズ」の共演者で、最近第1子男児を出産したばかりのリア・ミシェルからは「あなたはきっと最高のママになる。エム、大好きだよ!一緒に男の子ママになるんだね」といったコメントが寄せられ、ゾーイ・サルダナ、アシュレイ・ティスデイル、リリー・オルドリッジ、ニッキー・ヒルトンらセレブからも祝福メッセージが続々。エマとギャレットが初めて一緒にいる姿が目撃されたのは、2019年3月、ロサンゼルスでの手つなぎデートだった。それまでエマは2012年からエヴァン・ピーターズと交際し、婚約したものの、破局と復縁を繰り返した。ギャレットは2012年から2016年までキルスティン・ダンストと交際し、婚約していた。(Hiromi Kaku)
2020年09月01日俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)のオンライン宣伝サロンが8月23日に開催される。同サロンは、舞台挨拶などの実施が難しいコロナ禍の今、映画の宣伝方法に新たな面白いアイデアを取り込むべく企画。現在、同サロンで宣伝方法などについて意見交換を行う“宣伝スタッフ”50人を公式ツイッター上で募集している。ZOOMで実施される同サロンには、映画業界で活躍している映画ライターや映画パーソナリティーら、さらに作品にまつわるサプライズゲストも参加予定。50人の“宣伝スタッフ”は当日、オンライン上にて本編試写を鑑賞した後、サロンに参加し、スペシャルゲストと映画について意見交換を行う。アルバイト料は1万円。“宣伝スタッフ”は、『ミッドナイトスワン』公式ツイッター上で募集中(締め切りは8月16日23時59分)。公式をフォロー&リツイート後、「名前」「メールアドレス」「熱い想い」をDMで送ると応募完了となる。「8月23日のオンライン試写とサロンに参加、映画感想をSNSでpostできる方、または、宣伝にご協力いただける方」などが条件となっている。
2020年08月13日草なぎ剛主演、内田英治監督オリジナル脚本の映画『ミッドナイトスワン』が9月25日(金)より公開。“現代の愛の形”を描いた“ラブストーリー”から、待望の初映像となる予告編が解禁された。本作は、新宿で生きるトランスジェンダーの凪沙(草なぎさん)と、親から愛を注がれず生きながらバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を描く、美しくも切ない“ラブストーリー”。今回解禁となった予告編では、草なぎさん演じる凪沙と、中学2年生の少女・一果の小さな部屋での生活から始まる。本当の親子のように手作り料理を囲む2人、一果の髪の毛を櫛でとき、優しい笑みがこぼれる凪沙の表情が伺える。「私ね、あの子の可能性をつぶしたくない」という凪沙。凪沙の一果に対する強い意志を感じられるシーンも見られ、娘のように想う様子が映されている。また、一果を抱きしめて「うちらみたいなんは、ずっと一人で生きていかんといけんのんじゃ。強ならんといかんで」と、凪沙と一果の故郷である広島弁も披露。そのほかにも一果を支えるバレエ教室の先生役・真飛聖、若くして一果を生んだ本当の母親役の水川あさみや、凪沙が働くショーパブのママである田口トモロヲなど個性豊かな実力派俳優陣も。一果と出会い、愛すべき、守るべき人ができた凪沙だが、2人の運命の行く末は…?予告編には、音楽家・渋谷慶一郎が本作品のために書き下ろしたメインテーマが起用されている。『ミッドナイトスワン』は9月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドナイトスワン 2020年9月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年07月23日草なぎ剛がトランスジェンダーの女性役に挑んだ『ミッドナイトスワン』から、映画の世界観と物語がうかがえるポスタービジュアルとさらなる場面写真が解禁された。本作は、トランスジェンダーの凪沙(草なぎさん)と、親のネグレクトが原因で親戚である凪沙のもとに預けられた中学二年生の少女・一果(服部樹咲)の間に芽生える、かけがえのない愛の物語。少女との出会い、自らの“性”との葛藤、“母性”の自覚していく軌跡を描いたストーリーとなっている。新写真では、自身が働くショーパブの薄暗い楽屋でメイクを施す凪沙の、瑞々しくも少し寂しげな表情や、バレリーナを夢見る一果の、儚げな光に包まれ、いまにも羽ばたき出しそうな希望溢れる場面が切り取られている。また、2人の日常や関係が深まっていく様子をとらえたカットも。さらに、一果の母親役の水川あさみ、凪沙が働くショーパブ「スイートピー」ママ役の田口トモロヲ、バレエ講師役の真飛聖など共演者たちを含んだ新たな場面写真にも注目だ。『ミッドナイトスワン』は9月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドナイトスワン 2020年秋、公開予定©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年07月17日草なぎ剛の主演映画『ミッドナイトスワン』の9月25日公開決定を記念して、2019年、日本映画界に新風を巻き込み、高い評価を得た草なぎさん、稲垣吾郎、香取慎吾の主演3作品をTOHOシネマズ60館で限定上映することが決定した。「新しい地図」の3人の主演3作品が同時公開されるのは今回が初めて。稲垣さん主演『半世界』は阪本順治監督・脚本、第31回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品され観客賞に選ばれた後、劇場公開されると各映画賞でも注目を集めた。草なぎさんが中村倫也と兄弟役を演じた市井昌秀監督『台風家族』は、公開延期を経て劇場公開が実現。また、白石和彌監督の『凪待ち』は主演・香取さんの新境地として話題を呼んだ。『ミッドナイトスワン』公開記念“1週間限定映画祭”『半世界』『凪待ち』『台風家族』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国60のTOHOシネマズにて7月17日(金)~23日(木・祝)1週間限定公開。『ミッドナイトスワン』は9月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:凪待ち 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2018「凪待ち」FILM PARTNERS半世界 2019年2月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS台風家族 2019年9月6日より3週間限定公開©2019「台風家族」フィルムパートナーズミッドナイトスワン 2020年秋、公開予定©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年07月08日