スマートフォンに依存しがちな現代生活だが、子供の頃にこの体験をしていたらどんな大人になっていただろうか? もちろん、「適度な利用を心がけて勉強とのバランスを取る」という人もいるだろうが、テレビ漬けの生活だった筆者にとってみれば、「起きている時間はほとんど遊んでいるだろうな」という推測しか立たない。実際に、内閣府の「平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果によると、高校生のスマートフォン平均利用時間は1日2.58時間、10人に1人は5時間以上の利用が明らかになっている。さらに民間のデジタルアーツによる調査では、女子高生の3.9%が1日15時間もスマートフォンを利用しており、「朝起きたらスマホ、授業中もスマホ、寝る前までスマホ」という状態になっているようだ。青少年のスマートフォン利用に対する制限措置では、前述のデジタルアーツが提供する有害サイトブロックなどのフィルタリングサービスや、KDDIが提供する子供向けスマートフォン「miraie」などがある。miraieは、端末の利用時間を制限でき、使えなくすることで勉強時間の確保を行える。ただ、こうした制限は、辞書アプリなどの勉強に有益な使い方さえブロックしてしまうため、スマートデバイスのメリットさえ打ち消してしまう問題がある。○"こづく"で学習の大切さに"気付き"をそこで、勉強と遊びのバランスを取るためにKDDI研究所が開発し、3月7日に提供を開始したアプリが「勉強うながしホーム」だ。このアプリは、単なる利用制限アプリ、というわけではなく、Richard H. Thaler氏とCass R. Sunstein氏の共著で行動経済学の「NUDGE」の理論にもとづいている。NUDGEは、"人をこづいて気付かせる"という意味があり、象が鼻でこづくイメージが語源とされているようだ。この理論は公共政策などに取り入れられており、オバマ大統領が積極的に活用していることでも知られている。NUDGEの考え方は、指導役が子どもたちへ強制的に何かを"させる"のではなく、自ら望ましい行動をとれるように支援する"うながし"を行う。つまり、これをスマホ利用に応用するとするならば、スマートフォンにのめり込んでしまいがちな青少年に、利用制限という強権をふるうのではなく、適切な利用方法を維持・強化しつつも、適正ではない利用を減らすというアプローチになる。KDDI研究所の健康・医療ICTグループで研究主査 工学博士の本庄 勝氏は「新しい青少年保護の施策として、これまでの青少年のスマートフォン利用をやめさせるような強制的なものではなく、かといってYouTubeなどのエンターテイメントにのめり込みがちな不適セル利用を減らす中間的な、自由度をもたせた枠組みを提案したいと思い、開発を行いました」と、開発の目的を語る。アプリは"ホームアプリ"であるため、Androidアプリでの提供となる(iOSアプリは検討中)。前述の"うながし"を主眼に、ホーム画面を何でも利用できる「通常モード」と、勉強に集中する「勉強モード」に切り分け、設定時間ごとにモードが遷移する。通常モードと勉強モードにはそれぞれ、利用するアプリを指定し、勉強モードであれば辞書や電卓、勉強サイトのみにフィルタリングしたブラウザと制限を課す。一定の時間を超えれば通常モードに戻し、自由に遊べるようになる。ここで重要となるのが"うながし"であり、NUDGEにもとづく「Feedback」や「Incentive」「Group Bias」「Min.Monitor」などの"うながしコンテンツ"を独自に用意した。例えば、Feedbackでは、勉強時間のトータルを把握できるほか、ホーム画面がひび割れするエフェクトをかけることで「勉強モードに戻さなければ」という意識付けを行う。また、わかりやすい例はGroup Biasだろう。いわゆる"同調圧力"にも近いが、「ほかの友達が勉強に取り組んでいるよ」とユーザーの子供に気付かせることで、勉強モードに戻させる。また、保護者キャラクターを登場させるMin.Monitorでは、保護者が仕事で家にいない場合でも一定のお目付け役として機能させるようにする。このアプリは同研究所でトライアルを行うほか、3月6日に兵庫県猪名川町で行われた「INAGAWA スマホサミット 2016」で、同町の子どもたちによる「うながしコンテンツ」の特別版が公開した。これは、子どもたちのアイデアでうながしコンテンツの独自キャラクターを作るというものだ。独自キャラクターは、「いかにスマートフォンで勉強と向き合うか」という考えを子どもたち自身が昇華した結果、「キャラクターの成長」というコンテンツ制作に結びついたという。うながしコンテンツのキャラクターが成長すれば、「もっと育てたい」というインセンティブに繋がるわけで、このインセンティブは先ほどの「NUDGE」でも触れられた要素の一つとなる(Google Playでダウンロード可能)。本庄氏は最後に、同アプリについて「少し前に、とある自治体でスマートフォンの夜間利用を制限するという話があり、物議をかもした。青少年保護の施策は、対応策がなかなか限定的で、手放し、もしくは厳格化と中間を埋める仕組みがなかなかなかった。親御さんも完全に見放すわけにはいかないし、こういうアプリの提案を行うことで、安心、につなげていただければと考えている。サービスを提供する事業者としても、最終的には青少年保護の一つの手法として、社会に受け入れていただけるようなサービス作りを進めたい」と将来の位置づけについて話した。
2016年03月12日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「プーチン大統領」です。***ロシアの大統領、ウラジーミル・プーチン。上半身裸で乗馬をしたり、射撃をする写真が公開されたりして、個性的な政治家ですよね。実はプーチンさん、自己アピール活動がとても上手で、強い指導者というイメージづくりに余念がありません。政治家になる前はソ連の秘密警察KGBに所属。強い国家作りに熱意を燃やす、正義感の強い人だといわれています。前任のエリツィンから次期大統領の指名を受けたとき、国民は貧困に苦しんでおり、経済の回復が彼に課せられたテーマでした。そこで、天然ガスを海外に売る「資源外交」を積極的に行いました。ヨーロッパの国々はロシアの天然ガスにけっこう依存しているんです。2012年の統計でドイツは約40%、ポーランドは約60%、フィンランドは100%。商売上手なプーチンさんのおかげで、国民の暮らしは上向きになり、支持率も昨年10月の時点で9割とロシア国内でも大変な人気者です。日本との関係では北方領土の問題がありますね。プーチンさんは子供のころから柔道愛好家で親日派。日本といい関係を保ちビジネスを広げたいと考えています。天然ガスを供給するパイプラインを日本に作り、天然ガスを買うことを条件に北方領土返還の可能性も?いずれにせよ、返還交渉はプーチンさんの任期中に進めないと、延々決まらないだろうといわれています。ところがいま、ロシアは欧米諸国と政治的には対立しているんですね。溝を深めたきっかけのひとつは、一昨年のウクライナのクリミア独立問題。ロシアが軍事侵攻したことから、欧米はロシアに経済制裁をかけました。また、シリアをめぐり、独裁的なアサド政権を支援するロシア vs 反アサド派の欧米という対立も起きています。日本がロシアと親密になるとアメリカは警戒しますから、返還交渉も慎重に進めないといけません。そんななか、昨年11月にパリでテロが起こり、世界的にまずIS勢力を抑えないといけないということで合意。皮肉な話ですが、アメリカとロシアが共闘態勢にあるいまこそが交渉のチャンス。プーチン大統領の任期は残り2年。この間に北方領土返還が実現するとよいのですが。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年1月27日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年01月26日2015年の世界自閉症啓発デーで、米国のオバマ大統領は「アメリカでは68人に1人の子どもが自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群なども含む、わずかに自閉症の特性が見られる状態から典型的な自閉症までを幅広く含めたグループの名称)を持つ」と述べました。68人に1人とは驚きですが、日本自閉症協会のホームページによると、日本でも自閉症は100人に0.9人程の発症率で、生まれつき脳の機能になんらかの障害を持つ発達障害のひとつだといわれています。人や物との変わった関わり方をしたり、大人や同年代の子どもとのコミュニケーションがうまくとれなかったり、興味や関心が非常に偏っており、同じことを繰り返したがることが特徴。自閉症者だからといって知能に障害があるわけではありませんが、少し奇妙にみえる行動から、自閉症の内面は誤解されることが多いようです。今回、ご紹介する一冊は、自身が自閉症者である作家の東田直樹さんと、精神科医の山登敬之さんとの往復書簡のやりとりをまとめた『社会の中で居場所をつくる 自閉症の僕が生きていく風景〈対話篇〉』(ビッグイシュー日本)です。東田さんは、自閉症者であると同時に、すでに世界的な作家でもあります。彼の著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール)は、20ヶ国以上で翻訳され、世界的なベストセラーになっています。一般的な会話ができない東田さんが、社会のなかで居場所をつくっていけたのは、小さいころから言葉や文字に対する興味があった東田さんを、それを活かすかたちで導いていったご家族のおかげかもしれません。しかしそれを差し引いても、本書のなかの東田さんの言葉は名言だらけです。東田さんの瑞々しい言葉を中心に、本書をご紹介していきたいと思います。■1:「自分のことを好きだと言える人は幸せです」いまの時代、障害があってもなくても、自分のことをちゃんと「好き」といえる人が少ないように感じます。また、特に恵まれない生い立ちでなくても、自己肯定感をうまく持てずに大人になってしまう人も多いですよね。東田さんは子どものころ、人と違う自分がいやでたまらなかったそうです。ですが、「自分の人生の主人公は僕でも、この世界の主人公ではない」ことを両親から学び、知識によって、世界にはたくさんの人たちが暮らしていて、それぞれ困難に向き合いながら生きていることを知りました。そして、成長していくにつれて、他人のなかにいるときに感じていた疎外感はなくなっていったそうです。その理由を、「社会の一員として僕らしく生きていこうという気持ちになれたから」だと語っています。「誰からも、そう言ってもらえなくても、自分で自分を好きになれれば、人は生きる意味を見失わないからです」「自分を好きになるためには、自分自身と向き合う気持ちも必要になってくるのではないでしょうか」まだ二十代前半の彼の言葉を、どう受け止めますか?■2:「強くなくても生きられる」東田さんは、自閉症者ということで、よく他人から励まされることがあるそうです。ところが、励ましてくれている人の意見に耳を傾けていると、だんだんと自分自身の話にすり替わっていくのがわかり、「人というのは自分のことをわかってもらいたい動物なのだと、つくづく感じる」といっています。東田さんを励ます人は、東田さんのことを弱い立場だと思って励ますのでしょうが、当の東田さんは、冷静に自分を励ます人の内面をみているということですね。少し滑稽ですが、こうなると、なにが強くてなにが弱いのかわからなくなってきます。「弱いから生きていけないのではなく、心が満たされないから生きづらいのではないでしょうか」という彼の問いかけに、はっとする人も多いのではないでしょうか。■3:「自分らしさとは、手を伸ばせば届く心地いい芝生のようなもの」「自分らしく」という言葉は、ヒットソングなどでもよく聞かれる、悪くいえば手垢のついた言葉ですが、そもそもなぜ、人は自分らしく生きたいと願うのか、東田さんは問いかけます。「自分らしさに条件や基準はいらない」と東田さんはいいます。「こんな自分ではだめだと思うのであれば、その人が追い求めているものは、自分らしさではなく目標ではないでしょうか」なるほど。外へ、外へと自分らしさを求めていっても、もしそれが手に入らなければ、つらくなってしまいそうです。「僕が考える自分らしさとは、はるかかなたの山の頂上に咲いている珍しい花ではなく、手を伸せばすぐ届く、心地いい芝生みたいなもの」という言葉に、安らぎを覚えるのは筆者だけではないはずです。*本書は10回ごとに先攻後攻が入れ替わるかたちで、東田さんと山登さんのやりとりが進みます。もともと東田さんの本のファンだったという山登さんの名キャッチャーぶりもさすがです。自閉症のイメージにとらわれることなく、生き方を模索していて砂漠でオアシスにたどりつくような東田さんの言葉に、ぜひ触れてみてください。(文/Kinkiii)【参考】※一般社団法人 日本自閉症協会※Presidential Proclamation — World Autism Awareness Day, 2015-whitehouse.gov※東田直樹・山登敬之(2016)『社会の中で居場所をつくる 自閉症の僕が生きていく風景〈対話篇〉』ビッグイシュー日本
2016年01月13日オバマ米大統領が出演する新番組『オバマ大統領とサバイバル』が20日、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される(18:00~19:00/同日24:00~25:00)。同番組が日本で放送されるのは今回が初。番組ホストを務めるのは、ディスカバリーチャンネルの人気シリーズ『サバイバルゲーム』でおなじみの元イギリス陸軍特殊部隊SAS隊員で冒険家のベア・グリルス。著名人を招いて大自然の中でのサバイバルに挑むシリーズで、今回はさすがのベアも「大物中の大物」「僕の人生で最大の出来事」と緊張した面持ちで出迎えた。舞台はアラスカ州の広大な原野。2人はエグジット氷河を訪れ、気候変動の影響や新たなエネルギー源、環境保護、アラスカの美しい自然を次世代に残すことの大切さなどを語り合う。厳重な警備下が日常の大統領にとって、「最高に楽しみだった」というベアとの冒険。番組はいつも安全に配慮して撮影が行われているが、今回はまるで別次元だった。まず、撮影で通るすべての山岳ルートに狙撃隊が配備され、上空には軍用ヘリが旋回。ヘリからベアが飛び降りるという番組冒頭でのお決まりシーンも、シークレットサービスが空域を閉鎖しているため途中までしか近づけず。いつもであれば必要最小限の撮影クルーも、この日はシークレットサービス、ホワイトハウススタッフ、大統領の食事検査担当、報道陣などが見守り、物々しい雰囲気の中、撮影が行われた。そのほか、大統領ならでは"珍事"も。ホワイトハウスには「大統領が食べる姿を撮影しない」という規則があり、食事検査担当者が撮影を中断しに入りかけた場面もあったが、大統領の意向を尊重して撮影を続行した。そのほか、追跡される危険があるためスマートフォンを持たない大統領がセルフィー(自撮り)に手間取ることも。「アラスカを旅するのは初めてだ。空軍基地に給油で降りる以外はね」と語っていたオバマ大統領。ベアとのアウトドア体験は、「執務室にいるより、間違いなく楽しい」と大満足の冒険となったようだ(C)Delbert Shoopman/NBC
2015年12月19日アメリカのファーストレディこと、ミシェル・オバマ大統領夫人が9月25日(金)の公の場でカスタムメイドの「3.1 フィリップ リム」を着用した華麗なるファッションを披露した。今回、オバマ大統領夫人のファッションが注目されたには、中国の習近平国家主席と彭麗媛夫人が国賓としてアメリカへ初めて訪れた際にホワイトハウスで行われた歓迎のセレモニーでのこと。オバマ大統領夫人に着用された「3.1 フィリップ リム」のドレスとジャケットは、9月14日にニューヨークファッションウィーク中に発表されたばかりの2016 Springコレクションからインスピレーションを得て創った、メタリックのフローラルの刺繍を施したカスタムメイドのセットアップ。国賓をもてなすフォーマルなシーンにおいても、最旬ファッションを上手にコーディネートしてみせた夫人のセンスに脱帽。「3.1 フィリップ リム」は、新進気鋭のNY発のモダンラグジュアリーブランド。2005年にNYコレクションでデビューし、たちまち業界人や批評家、ファッショニスタの間で知名度を上げ、カリスマブランドとなった。日本には2008年4月に、東京・青山に路面店をオープン。現在、世界各地50か国、400以上のブティックや大手百貨店で取り扱われている。(text:Miwa Ogata)
2015年10月01日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、オバマ政権です。***ご存じ、バラク・オバマ大統領は、第44代アメリカ合衆国大統領。民主党に所属していて、リベラルでクリーンなイメージで知られています。2009年、黒人のオバマ氏が大統領になったことは、民主主義国家アメリカの底力を表す画期的な出来事で、世界的にもとても歓迎されました。彼はアメリカに今でも残る人種差別 や、そこから生まれる経済格差を改善することを掲げて、大統領に立候補しました。支持者からの寄付も、オバマは大企業だけじゃなく、個人の10ドルの寄付も受け取れるようにして、「個人の声が届く政治家」であることをアピール。そして、経済的な不安を抱えている人たちの支持を集めました。オバマが行った政策で代表的なのは「オバマケア」と呼ばれるもの。アメリカは日本と違い、国民全員が保険で保障されているわけではありません。お金のある人は自分で保険に入るから問題ありませんが、貧しくて保険に入っていない人は、いざ病気になったとき、高い医療費を自分で払わなければ なりません。「オバマケア」は、そういった人たちも、保険で医療を受けられるようにするシステムでした。他にも、オバマは失業率を下げたし、 国の借金も3分の1くらいまで圧縮したし、数字上の成果は一応挙がっているのです。でも、実は多くの国民の実感はそうじゃないんですね。「格差が縮まらないし、お給料は上がらないし、 景気が回復しない」と、不満が募って います。「オバマケア」にしても、その資金源は税金ですから、国民の負担は増えているともいえます。こうして支持者が離れ、対抗勢力の共和党が勢力を拡大。共和党は、オバマケアをすぐにやめるべきだと主張しています。アメリカは上院下院の2院制なんですが、昨年の選挙で、ついに両院ともが共和党の勢力になってしまいました。だからオバマが政策を議会にかけても承認されないという状態になっていて、これは来年の退任まで続くことになりそうです。アメリカが今後どうなって いくかは、日本にも大きく関係することですから要チェックです。オバマの失墜にも大きく関わる、格差社会の問題については、次回にお話しします!◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年5月27日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年05月21日『スターウォーズ』『アベンジャーズ』シリーズで圧倒的な存在感を発揮するサミュエル・L・ジャクソン主演のアクション超大作『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』の予告編が、このほど公開となった。ヘルシンキに向けて飛行中のアメリカ大統領専用機エアフォース・ワンが、テロリストの地対空ミサイル攻撃を浴び、フィンランド北部の人里離れた山岳地帯に墜落した。緊急脱出ポッドに避難したアメリカ大統領は、森の奥深くに着地して一命を取り留めるが、ポッドの位置を見失ったワシントンD.C.の国防総省は救助隊を送り込むことができない。山に身を潜めていた武装テロ・グループは、すかさず孤立無援の大統領を捕獲しようと“地上最大の狩り”を開始。もはや絶体絶命と思われた大統領に救いの手を差しのべたのは、シカ狩りをしていた狩人の血を引く13歳の少年ハンターだった…。全てを失った大統領と少年ハンターの究極のサバイバルがいま始まる…。メガホンを握るのは、ブラックユーモアに溢れたダーク・ファンタジー『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース』を監督したフィンランドのヤルマリ・ヘランダー。大統領があどけない13歳の少年と偶然めぐり合い、年の差と身分の違いを超えて結束するバディムービーの本作。アメリカ大統領役を演じるのは、『ダイ・ハード3』『アベンジャーズ』シリーズの個性派俳優サミュエル・L・ジャクソン。持ち前のユーモアと味わい深い存在感を発揮し、体当たりのアクション・シーンも披露している。少年ハンター役には、監督の前作『レアエクスポーツ 囚われのサンタクロース』で主演を果たした子役オンニ・トンミラを起用。サミュエル・L・ジャクソンという世界的スターを相手に堂々たる掛け合いをやってのけた彼の大物ぶりも見逃せない。今回公開となった予告編では、“空飛ぶホワイトハウス” と呼ばれるエアフォース・ワンが無残に撃墜される冒頭から、大統領と少年ハンターが出会うシーン、サプライズに満ちたアクションシーンなど見ごたえのある映像が満載。“大統領狩り=ビッグゲーム”を開始するテロリストたちの脅威から、13歳の未熟なハンターであるオスカリが「(大統領を)僕が守る!」と叫ぶシーンがとても印象的だ。フィンランドの雄大かつ美しい絶景の真っただ中で繰り広げられる前代未聞の“大統領狩り”を描く本作。まずはこの映像から、“大統領&少年”コンビの活躍を目撃してみて。『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』は、8月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日アメリカの大統領夫人ミシェル・オバマ(Michelle Obama)が3月18日に初来日した。この日、羽田空港へと降り立った婦人が着用していたのは、「ケンゾー(KENZO)」の14-15AWコレクションのサテンドレス。足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」の定番コレクション「CHOO 24:7」のポインテッドトゥ・パンプス「AZA」をコーディネートした。夫人はこのジミー チュウのパンプスを愛用しており、ホワイトハウスの他、国内外での様々なイベントに出席する際にも着用しているという。ケンゾーのグラフィカルなプリントが目を引くサテンドレスは、日本国内でもKENZO銀座三越店で取り扱い中。
2015年03月20日ソニーが今月「ガーディアンズ・オブ・ピース(平和の保護者)」を名乗る集団にハッキングを受けたことで業界に激震が走っている。ハッキング集団はセス・ローゲンとジェームズ・フランコの新作コメディ映画『The Interview』(原題)の上映中止を脅迫じみた文書で要求し、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントは要求を呑む形で上映中止を発表した。「Variety」によると、米オバマ大統領は17日(現地時間)ABCニュースでこの事件について以下のように語ったという。「目下のところ、私は人々に映画を観に行くべきだと勧めます(※)」「ええ、このサイバー攻撃は深刻なものです。現在調査中で事態を非常に深刻に受け止めています。用心深く、重要であるもしくは確かであると考えた内容は公に警告するつもりです」(※映画とは公開中止になった『The Interview』のことではなく、映画一般のこと)映画『The Interview』の内容やそのほかの要因から、ハッカー集団は北朝鮮と関与している可能性が高いという。映画は本来なら12月25日に全米公開される予定だった。セス・ローゲン、ジェームズ・フランコという有名俳優が出演している映画だけに公開を楽しみにしていた人も多くいただろう。脅迫によって一つの映画が公開中止に追い込まれるというのは、映画ファン達にとって非常に悲しいことだといえる。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日オバマ大統領が今年一番気に入った映画は、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで』。People誌のインタビューで大統領自身が明かした。その他の情報400万ドルの低予算で、12年かけて撮影した『6才のボク~』は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と並んで、来年のオスカーの最有力候補と考えられている。ニューヨーク、L.A.、ワシントンDCの映画批評家から今年のトップ作品に選ばれたほか、来月のゴールデングローブ賞でも5部門でノミネートされている。ミシェル夫人は今年のベスト作品を語っていないが、『ゴーン・ガール』について触れ、「原作小説を2年ほど前に読んだが、本のほうが映画よりよかった」とコメントした。文:猿渡由紀
2014年12月18日若き日のオバマ大統領夫妻の恋が、映画になることになった。タイトルは『Southside With You(原題)』。舞台は1989年のシカゴ。ハーバード大学・ロースクールの1年生だったバラク・オバマは、夏休み中、シカゴの弁護士事務所でアルバイトをし、年下の女性弁護士ミシェル・ロビンソンに出会う。映画は、ふたりの初めてのデートを『恋人までの距離〈ディスタンス〉』のような雰囲気で描くものだそうだ。その午後、ふたりは美術館を訪れ、長い散歩をし、スパイク・リー監督の映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』を観る。ふたりは1992年に結婚した。ミシェル役には、チカ・サンプターが決まっている。バラク役は現在キャスティング中。監督、脚本はリチャード・タン。撮影は、来年7月にシカゴでスタートする予定。文:猿渡由紀
2014年12月08日1963年11月22日、第35代アメリカ合衆国大統領J・F・ケネディ大統領が暗殺された日。50年の時を経た現在も多くの謎に包まれた歴史的大事件だが、このほどBD&DVDで発売になった『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』は、事件の核心に変わったアプローチで迫っている。本作は、国家や宇宙といった壮大な陰謀説など過去幾度となく語り尽されたケネディ大統領暗殺事件を、暗殺の場に居合わせたがために一瞬にして人生を狂わされた4人の男たちを軸に、新しい視点で歴史的瞬間を描いた意欲作だ。大統領がテキサス州ダラスでパレード中に暗殺された1963年11月22日から4日間、暗殺実行時の実際のダラスでの記録映像などを使用しながら、現地で巻き起こった混乱状態を詳細に描いていく構成となっている。4年間にわたる取材で得た新たな証言を掴み、よくある真相究明モノとは異なり、暗殺が与えた影響を追うことで、事件の核心に迫っていく手法が斬新だ。当直医師やナース、警護をしていたシークレットサービスのチーフ、偶然事件映像を撮影していた男、容疑者をマークしていたはずのFBI、瞬時に国を委ねられたジョンソン副大統領など、あの日の事件は多くの人々の運命を変え、その人物模様をテンポよく描くことで歴史の重要な1ページを再現していく。事件の直後、極限状態の数時間の、語られていなかった真実に驚愕だ。キャストにはザック・エフロン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジャッキー・ウィーヴァー、ポール・ジアマッティという実力派が集結。誰も観たことがない真実の4日間に注目してみて。<『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』DVD&Blu-ray/リリース情報>【セル】DVD¥3,800(本体)+税【セル】Blu-ray¥4,700(本体)+税発売中発売元:「パークランド」パートナーズ販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Walleye Productions, LLC. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:パークランドケネディ暗殺、真実の4日間 2014年6月28日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2013 Exclusive Media Entertainment, LLC
2014年11月27日『ジャンゴ繋がれざる者』『Ray/レイ』のケリー・ワシントンが、大物政治家やセレブ、そしてホワイトハウスまでも顧客に持つ凄腕フィクサー(危機管理コンサルタント)を演じる、全米で話題沸騰のTVドラマシリーズ「スキャンダル」。知的でエレガント、しかも超仕事ができる主人公オリヴィア・ポープを演じるケリーが、現代のファッション・アイコンとしても注目を集めている本作から、シーズン1の見どころを4分間にギュギュッと凝縮したダイジェスト映像が到着した。本作は、実在の人物をモデルに「グレイズ・アナトミー」のプロデューサー、ションダ・ライムズが製作総指揮を務めた大人気TVシリーズ。ヒロインのオリヴィア・ポープは、大物政治家、セレブなどの著名人や、世界的大企業、そしてホワイトハウスまでも顧客にする、ワシントンDCでは知らない人がいない超大物“女性フィクサー”。そんな彼女が、ひと癖もふた癖もある仲間たちと共に、顧客が抱える“明るみになってはならない”あらゆる難問を解決していく。ダイジェスト映像は、どこかで見たような大統領のスキャンダル封じから始まり、幾重にも重なる事件やワケありな人間関係、そしてオリヴィア自身と大統領が抱える、この物語最大のスキャンダルをも暴露。まるでジェットコースターのような予想を超える展開とスリルが散りばめられている。知らない間に引き込まれる、現実と交錯するかのような小気味よいテンポのストーリーと驚きの連続に、全米では年間ドラマ視聴率ランキング2位を記録。シーズンが進むたびに視聴者数もうなぎのぼりとなり、ケリーの出産後となる、待望のシーズン4の放送も今秋に控えている。ケリーは、あのミシェル・オバマ大統領夫人もファンを公言するほど、いま最も話題を集める女優のひとり。米ピープル誌の2013年度「世界で最も美しい女性」では2位に、同「ベストドレッサー」にも選出され、タイム誌の2014年版「世界で最も影響力のある100人」にはビヨンセらと共に選ばれており、本作でエミー賞にもノミネート。彼女が劇中で使用した「プラダ(PRADA)」のバッグは、“オリヴィア・バッグ”と称され、「アルマーニ(ARMANI)」のジャケットや、「エスカーダ(ESCADA)」のトレンチ、「モバード(Movado)」の腕時計など、彼女が劇中で身につけたアイテムは放送のたびに大反響に。ケリー自らがアドバイザーを務めたオリジナルのアパレルライン「オリヴィアルック」も登場したほどだ。美しくもタフで、知的でエレガント。女性が憧れるすべてを兼ね備えた彼女は、まさに全米を代表するファッション・アイコン。彼女を一気にスターダムにのし上げた「スキャンダル」に、あなたもハマってしまうはず。「スキャンダル」シーズン1&2DVDは12月3日(水)より順次レンタル&発売開始(※オンデマンド同日配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日米Appleは、同社のWebサイトに教育に関するページを開設した。「教育は、すべての人にとっての根源的な権利である」という見出しとともに、同社の教育に関する理念、取り組みが綴られている。開設された教育に関するページでは、"Education is a fundamental human right for everyone."(教育は、すべての人にとっての根源的な権利である)というメッセージとともに、Appleの教育に関する理念、取り組みが記載されている。そこでは、米国内での教育制度の格差に触れ、教師や家族の奮闘にも関わらず生じているテクノロジーや知識にアクセスすることについての不平等な状況、特に人種的マイノリティ、低所得者層の不利益な状況は、どうにかして改善すべきだと語気を強めている。そして、「私たちは、世界中のもの凄い数の、可能性ある未来の発明家、未来の夢を描く人、未来のリーダーのために、道を切り開きたい」と気勢を上げている。Barack Obama米大統領は、幼稚園から高校までの公立学校に通う、人種的マイノリティを中心とした低所得家庭の生徒がインターネットや教育ツールにアクセスできるように支援する"ConnectED"プログラムを推進しているが、Appleもこの支援活動に参加しており、iPadやMac、Apple TVなど1億ドル相当の機材提供を行うことを確約している。最初のステップとして、今回、29の州、114の学校に支援を行った。これらの学校の92%はヒスパニック、黒人、ネイティブアメリカン、アラスカンネイティブ、アジア系の生徒たちが通学しているという。また、単に機材を提供するにとどまらず、支援する学校が、その教育目標を達成するために、学校を支援するパートナーとともに専門知識を提供し、積極的に人材も投入していくとしている。同社CEOのTim Cook氏はTwitterのアカウントで「ConnectEDのパートナーになった114校の生徒、教師、および理事らに触発された」いうツイートを投稿しているAppleは教育市場でのシェア拡大を睨んでいると言うより、この"ConnectED"への参加、さらに従業員の人種的多様性の改善、環境問題への対応もあわせて考えると、単にマーケットにフォーカスするのではなく、企業としての責務を全うするべく社会貢献に取り組んでいると評価するのが妥当なのかもしれない。
2014年10月30日フランス大統領官邸史上、唯一の女性料理人として1980年代に2年間ミッテラン大統領に仕えた女性シェフ、ダニエル・デルプシュの真実を描いた映画『大統領の料理人』。ひょんなことから、大統領のプライベートキッチンを任されることになった女性シェフが、型破りな豪快さと絶品料理でお堅い官邸の常識と大統領の「心」までも変えていく様を描きます。本国フランスでも大ヒットし、ミシュランのスターシェフ監修の元、当時のレシピを再現した、とても「美味しい」映画であると共に、スパイスの利いた人間模様が、時には鋭く時にはユーモアに溢れて表現されています。そんな実在する伝説の女性シェフを演じたカトリーヌ・フロのインタビューが映画のキーともなる「世界の果て」から届きました。Q: 「世界の果て」とも言えるロケーションからの撮影開始ですが、ここから始めるということは、あなたが役を演じるにあたって意味のあることですか?この映画は、ここから始まるんです。どう言ったらいいかしら…。そもそも意味のあることなんです。大変なのは、結果的に後で起きる出来事、つまり4年後の出来事を先に撮影するということね。私たちは、まるで世界の果てにいるようです。ですから、私は彼女が世界の果てに来た姿を想像できます。おそらく、何かを流し去るという目的もあって来たのかもしれません。そう、単純でない何かを流し去るためにね。たとえエリゼ宮で多くの感動や出会いなどがあったことを思い返したとしても、ここはある意味、自分自身を洗い流せる場所だと思います。この土地を見て、彼女がそれまでに経験したことを洗い流すのです。Q: ダニエル・デルプエシュと実際に会って、「世界の果て」で経験した特別な出来事について話しましたか? ええ、少しだけ。私は、その出来事が彼女にとって鎮静剤となったのだと感じました。そして、そうした出来事が鎮静剤となるような生き方をするには、気骨のある人物である必要があると思います。ここでの生活は、相当厳しいものですから。丸一年も過ごすなんて、大変なことだと思います。でも、人生の中で時には、自分自身のことだけを考えるために、そういった状況が必要になのだと思います。誰にも頼らず、何も無い所で1人きりになることがね。その人にとって意味のあることだからです。この映画は、そのことも語っています。Q: ダニエル・デルプシュ本人の家で撮影を行うことに、どのような効果があるか教えてください。実在の人物を演じるというのは、実は抽象的なものです。彼女にとって、困惑する事もあるでしょうし、彼女の近くで演じる私も困惑します。なぜなら、私は彼女であると同時に彼女ではありませんし、実体験と比べて台本はフィクションの部分も多いでしょう。本当の彼女から来ている部分が沢山あるのと同時に、そうでないものも沢山あります。ですから、その選別をしなければなりませんでした。それはとても不思議な体験です。なぜなら、ダニエル・デルプシュは強い個性を持つ人物で、私たちが語っているのは彼女のほんの一部分なのですから。私は、彼女の性格の指針となるものを、身につけなければなりませんでした。実在する彼女がいて、そして、彼女から解放されようとする私がいます。今回、特別なのは、その彼女がそこに存在するということです。でも、撮影が進めば進むほど、私は彼女がそこに居ることを忘れるのです。ある意味、ダニエル・デルプシュのことを、私たちはそこまでよく知っているわけではありません。彼女自身というより、彼女の物語が有名なので。私は、そこにあまり感情移入しすぎないようにしました。私はこの役柄を楽しみ、またそれを真剣に受け止めました。エリゼ宮で料理をすることになるという出来事がどういうことなのか、理解しようとしています。おそらく、それは彼女にとって予想外の出来事だったことでしょう。たとえ彼女がすでに素晴しい経歴を持っていたとしても。彼女はアメリカや日本へ行き、研修を受け、フォアグラについて学びました。彼女は野心的で、エネルギッシュで、アイデアに溢れた女性と言えます。かなり模範的な形で、自分の人生を勝ち取ってきた人です。面白いのは、そんな彼女がエリゼ宮で直面する状況です。様々な人物、男性たちに囲まれて。彼女は、誰のために働くのかもよく分かりません。これらが、この物語の面白いところだと思います。そこでは、人々が言うことと彼らが実際にやることは、必ずしも一致しません。それは政治の世界であり、多くの仲介者が存在する世界です。それでも彼女は、力強く頑張る、かなり自由な人物です。ちょっとした革命家であるとも言えますね。勇気があり、恐れを知りません。映画『大統領の料理人』9月7日からシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ他、全国公開 ・公式サイト Les Saveurs du Palais (C)2012-Armoda Films-Vendome Production-Wild Bunch-France 2 Cinema
2013年08月31日歴史に残る悪妻メアリを持ちながら、あまり浮ついた噂のなかった第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン。大勢の前で熱いコーヒーを投げつけられても我慢して、結局メアリと添い遂げた、彼みたいに一途で浮気しない男性の特徴って?1.野望を持っている男性リンカーンのように、大きな目標を持つ男性は遊びの恋の時間を、無駄な時間だと考えているようです。仕事自体が「冒険」なので、それ以上の冒険は望まないのです。また、将来をきちんと見据えることのできる男性は「良い旦那」を演じることも戦略の一つとして考えているため、浮気をしにくいようです。2.真面目な男性リンカーンがあるお店で働いていた時、彼は間違えて20円程余分に代金を請求してしまいます。彼は店を閉めた後に5キロ離れたそのお客のところまで行って取りすぎた代金を返しにいったそうです。真面目な男性は、どんなに仲良くなっても、交際するつもりがない相手にはきちんとNOを言えますし、義理堅く、約束を果たします。彼女に対しても彼氏としての義理を果たし、浮気をあまりしないようです。3.単純な男性11才の少女に髭を伸ばしたほうが良いと言われて髭面にするほど単純なリンカーン。単純な男は、よく浮気に発展しがちな「恋愛相談にのってあげる」には絶対ひっかかりません。それどころか、ヤマシイ考えをもった女性から貰ったアドバイスを、自らの恋愛の糧にしてしまいまうので、むしろ逆効果。単純な男性ほど、一途に彼女のことを思うのです。4.周りに女性が少ない男性丸太小屋で育ち、幼少期から家計を助けるために仕事をしていたリンカーン。もちろん周りに女性は乏しく、派手な交友関係もありませんでした。うるさい奥さんから逃れるために、女に走らず勉強に走るほどです。派手な交友関係のある男性程浮気をします。「人脈は財産だ」なんていっている出会い厨系男子には気を付けましょう。5.お金はあるのにお洒落に無頓着な男性リンカーンはお洒落に無頓着で、人と会うときに袖や裾がめくれ上がっていても気にしなかったとか。妻のメアリーは、彼の洋服センスにかなり苦労したようです。色々な洋服を楽しむ男性は、色々な女性に目移りしがち。それよりも、お洒落に淡白で、一見ダサ目な男性を自分でプロデュースするほうが浮気しない彼氏をみつけるには得策かもしれません。さいごにいかがでしたか?リンカーンは妻のメアリにお尻を叩かれて大きくなったとする説もあります。かっこいい男性、おしゃれな男性、ちょっとワルい男性は何だかよく見えがちですが、真面目で誠実な男性を自分でプロデュースするほうが、幸せになれる確立はあがるかもしれませんね。(YUKI/ハウコレ)
2013年02月27日歌手のビヨンセ・ノウルズが、バラク・オバマ米大統領の2度目となる就任式でパフォーマンスを披露するようだ。オバマ大統領が2009年に初就任した際にもパフォーマンスをした経験があり、再選に向けての選挙キャンペーンでも支援活動をしていたビヨンセは、今回の式典でアメリカ国歌を歌うという。さらに大統領就任式実行委員会は、今月21日(現地時間)に首都・ワシントンDCにある連邦議会議事堂のウェスト・フロントにて行われる同式典で、ケリー・クラークソンが「My Country Tis of Thee」、ジェイムス・テイラーが「America the Beautiful」などのアメリカ愛国歌を披露すると「USA TODAY」紙に明かしている。オバマ大統領は声明で「バイデン副大統領と私は、今回の就任式で才能あふれる音楽アーティストたちのステージを見れることを非常に光栄に感じています。彼らの音楽はアメリカ国家の心でもあり、国民全員に語りかけるものなのです」と述べた。4年前の大統領就任記念のイベントでエタ・ジェイムズの「At Last」を歌い上げたビヨンセは、長年に渡りオバマ大統領の熱烈な支持者でもあり、再選のキャンペーンの一環としてTシャツをデザインするなど集金活動にも力を入れていた。そんなビヨンセは、昨年11月に行われたアメリカ大統領選挙の際に、オバマ大統領を称える手紙を書いたことも。「毎日、私たちはあなたの心意気とその人柄を知ることができます。あなたは自分自身に正直でいるよう私たちをインスパイアしてくれますね。あなたは私たちが必要としている場所まで連れて行ってくれる指導者です。あなたのおかげで、私の娘や甥はなりたいと望むもの何にでもなれると確信しながら成長できるのです。心からの尊敬と崇拝を、ビヨンセより」。(text:cinemacafe.net)
2013年01月11日アナ・ウィンターが、在イギリスアメリカ合衆国大使に就任する可能性が出てきた。先月行われたアメリカ大統領選挙の際、バラク・オバマ陣営の選挙キャンペーンのために50万ドル(約4,100万円)の資金調達を行い、数万ドル相当の献金をしてオバマ大統領の再選に貢献したアナは今回、退任が決まっている在英大使ルイス・ススマンの後任に就くと見込まれている。米版「ヴォーグ」誌の編集長を務めるアナは、選挙にあたってオバマ大統領を支持するため募金を目的とした晩餐会を幾度となく開催していた。ワシントンの民主党筋の関係者は「オバマ政権下で各国の大使を務めている人間の大半は、選挙中のファンドレイザーだったんです。資金調達ができる人間と大使のポストは条件が合うものなんですよ。アナ・ウィンターは影響力の大きな大使になれる人材です」と語る。また、「大使は、その国の政府や政界、そしてビジネス界に対して、アメリカ大統領のメッセンジャーとして機能する必要がある上、パーティーを開く能力も求められるんです。アナにはロンドンに強いコネがあるので、ほかの候補者に対して一歩リードしていますね。私はアナに決まると予想しています」と「インクイジター」に明かしている。しかし、アナと親しい友人のひとりであるオスカー・デ・ラ・レンタは、アナが在英大使になることに対して反対のようだ。「もし世界的に成功を収めている雑誌の編集長なら、4年間も大使として仕事するなんて必要ないよ。18世紀には大使は必要とされていたかもしれないけど、いまの時代は違うね。アナは国務長官になら選ばれるべきだよ。それなら話が違うけどね」。そんな話題のポストとなっている在イギリスアメリカ合衆国大使の人選は、数週間以内にも行われる見通しだ。■関連作品:プラダを着た悪魔 2006年11月18日より日比谷スカラ座ほか全国にて公開©2006 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年12月07日セレゴ・ジャパンは、2012年11月のアメリカ大統領選挙にて、一般投票で勝利を収めたオバマ大統領の勝利演説のキーワード・トレンド分析を実施した。このほどその結果を発表した。同調査は2012年11月7日と2008年11月5日の勝利演説で使われた単語の中から、言葉の頻度分析を行い分析を行った。対象となったのは、2008年11月5日に行われた勝利演説の総ワード数2,065、2012年11月7日に行われた勝利演説の総ワード数2,150。その結果、200811月5日に1位となったワードは「tonight(今夜)」で13回、2位は「people(人々)」で12回、3位は「nation(国家、国民」8回。前回の選挙で話題となった「Change(チェンジ=変革)」は5位で6回だった。2012年11月7日に1位となったワードは、「work(働く)」で15回。2位は「country(国)」で13回、3位は「forward(前方へ)」で9回。そのほか、「future(将来)」「hope(望む、期待する)」「believe(信じる)」も多かった。分析の結果、4年前の勝利演説で使われた言葉の多くは、オバマ氏のアメリカに対する思いや決意を表すための役割を担うもの、そして再選後に行われた勝利演説で最も強く語られたことは、work、fight、jobという単語からもわかるように「まだ成すべき仕事は終わっていない」ことを印象づけるものだった。同社によると、オバマ大統領の演説を活用して英語を効果的に学習するコツは、単語個々の意味だけではなく、その単語が使われている背景を理解することが必要だという。同社が提供する英語学習サービス「iKnow!」では、「オバマ大統領の勝利演説(2008年)」学習コースを提供している。また、『偉人たちの名スピーチ』では、オバマ大統領をはじめ、さまざまな偉人のスピーチを聞くことができる。(iKnow!に登録が必要。トライアルアカウントは無料)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日11月6日に投開票が行なわれた米大統領選挙では、オバマ大統領が再選を果たし、大統領選と並行して行なわれた米議会選挙では、上院で民主党、下院で共和党が過半数を獲得しました。これにより、引き続き、上下両院の多数派が異なる「ねじれ状態」となることから、米経済が直面する大きな課題である「財政の崖」の回避に向けた対応で、両党が歩み寄りをみせない可能性に改めて懸念が強まっています。「財政の崖」とは、米国でブッシュ前政権時代から段階的に導入したブッシュ減税(社会保障税の減税や所得減税)などが2012年12月末で期限が切れることと、2013年1月2日からの国防費を中心とした、連邦予算の強制削減の開始などが重なる、急激な財政緊縮を指しています。CBO(米議会予算局)は、最新の米国の経済・財政見通しの中で、「当局が『財政の崖』について解決策を講じられない場合は、米国経済は景気後退とみなすべき状況になるだろう」との認識を示し、2013年のGDP成長率が前年比▲0.5%になると試算しています。「財政の崖」回避には、減税失効の延期や歳出削減の見直しなどを行なう必要があります。民主党・共和党ともに「財政の崖」の回避に向けて、方向性では一致していますが、財源確保や歳出削減をいつどのように行なうかについて、それぞれ異なる見解が示されており、両党が妥協点を見いだすのは容易でないとみられます。来週には議会が再開されますが、年内は会期が短いことに加え、「ねじれ状態」による審議の遅れなどから、審議時間は限られるものとみられます。それに対して、大型減税の失効と歳出削減は年末から年明けに迫っており、回避措置を早急に決定する必要があります。そのため、年内の議会では、急激な財政緊縮を避ける暫定的な政策として、ブッシュ減税など一部の減税措置の数ヵ月程度の延長が決定され、今回の選挙を受け、来年から始まる新議会において、各種減税措置の延長や財源などが審議される可能性が高いとみられます。ただし、金融市場は、民主党と共和党の協議が難航することで、昨年夏に米連邦債務上限の引き上げ問題の際のような市場の混乱を警戒しています。市場動向を見極める上でも、今後の米議会での協議の行方に注目が集まります。(※上記は過去のものおよび試算であり、将来を約束するものではありません。)(2012年11月9日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日ティム・バートンが製作を手掛ける公開中の映画『リンカーン/秘密の書』のヒットを記念し、7日に上野のもつ焼屋“大統領”でイベントが行われ、社会風刺コント集団“ザ・ニュースペーパー”がオバマ氏、ロムニー氏、リンカーン大統領に扮し、米大統領選の開票結果の行方を見守った。その他の写真本作は、第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンが、昼は大統領、夜はヴァンパイア・ハンターの顔を持つという大胆な設定のもと、彼とヴァンパイアの壮絶な戦いを描いたアクション・エンターテインメント。この日のイベントは米大統領選の開票中に行なわれ、オバマ大統領に扮した松下アキラ、リンカーン大統領に扮した土谷ひろし、候補のロムニー氏に扮した福本ヒデが、コントを交えながら、時事ネタや選挙について熱く討論。オバマ大統領の再選確定の速報が入ると、オバマ氏(松下)は、「これから4年間、ネタ作りに気が抜けません」とため息。そして「オバマ氏が再選して喜んでいるのは、小浜(おばま)市とノッチさんだけですよ」とジョークを飛ばした。また、本作をすでに鑑賞したロムニー氏(福本)は、「リンカーンを題材にした200、300ある映画やドラマの中でも、1番のエンターテインメント作だと思う」と絶賛。リンカーン大統領(土谷)は、「映画化されたら大統領として本物だよ。それから大統領は暗殺されてナンボ。早く暗殺されるといいね」と、再選したオバマ大統領にアドバイスをおくっていた。『リンカーン/秘密の書』公開中取材・文・写真:滝島千尋
2012年11月08日バラク・オバマ米大統領の再選に早速セレブたちが喜びの反応を示している。今月6日(現地時間)行われたアメリカ大統領選挙で民主党現職のオバマ大統領が共和党のミット・ロムニー候補を破って再選し、オバマ大統領自身が「我々は1つです。それが我々の選挙活動の仕方であったし、1つであることがアメリカそのものなのです」とツイートしている。これに対し、米メディアが現地時間23時20分頃にオバマ大統領の再選を一斉に伝えると同時に、アメリカのセレブたちが大統領選への反応をツイートしている。映画界からは、ウーピー・ゴールドバーグが「オバマ大統領が勝ったようでとっても嬉しいわ。差別主義者や辛辣で嫌味な人間はみんなその嫌味も全部持ってどっかへ行ってしまって!私たちアメリカ国民はやるべき仕事があるから、あんたたちのバカバカしいことに付き合ってる暇はないの。オバマ大統領が勝ったからって、悪態ついて泣いてるような輩はこれからも絶対成功しないわ」とロムニー陣営に敵意むき出しでオバマ陣営の勝利を賞賛し、マイケル・ムーアも「これこそ…アメリカなんだ。2012年、旧態依然とした時代と政治手法はもうこれで正式におさらばしたんだ。これこそ真のアメリカの姿。世界のみなさんはまだ心配かもしれないけどね…」とツイートしている。さらに音楽界からは、レディー・ガガが「コロンビアでちょうどコンサートのステージから降りたとこよ!オバマ大統領、おめでとう!今夜、私たちはアメリカ人であることを誇りに思うわ!やった!!やった!やった!!世界に自由が満ちてくれて、これほど幸せなことはないわ」と大興奮で、リッキー・マーティンも「ミットさんよ、支持率47%だってことをお忘れなく。後4年間はオバマ大統領の時代さ!」と綴っている。また、テレビ界からはイギリス人のリッキー・ジャーヴェイスが「よくやった、アメリカ。あんたたちがちゃんとしてくれるって最初から分かってたよ。オバマ勝利!」とツイートし、ケリー・オズボーンも「神様に感謝。オバマ大統領が圧勝してくれたから、私は安心よ。これで第3次世界大戦はなくなっただろうし、同性愛のみんなもついに結婚できるのよ!勝利!」とオバマ大統領の再選に喜びを示している。さらに、熱狂的なオバマ支持者として知られるエヴァ・ロンゴリアも親友たちと共にオバマ大統領の勝利パーティーを開催していて、喜びに沸く写真と共に「友達と一緒に勝利に酔いしれているわ!泣いちゃったくらい!この国を前進させましょう!オバマ!」、「やったわ!オバマ再選!イエス!Yes We Can!」とツイートしている。
2012年11月08日11月6日投票の米大統領選は全米各地で即日開票され、民主党のオバマ大統領が共和党のロムニー候補を破り、再選を確実にしました。これにより、オバマ大統領は2013年1月20日の就任式をもって、正式に米国の第45代大統領に就任する予定で、民主党はクリントン政権以来となる2期連続での政権運営を行なうこととなります。過去の大統領就任年の米国株式(NYダウ工業株30種平均)の騰落率をみると、民主党の大統領就任年の平均が+9.0%と、共和党の同▲3.8%を上回る好パフォーマンスとなっていました。また、民主党では、戦後8回、大統領に就任しましたが、その就任年において株価が下落したのは1度のみでした。大統領選挙と同時に行なわれた議会選挙では、共和党が下院で、民主党が上院でそれぞれ過半数を維持することが確実となりました。「ねじれ」構造が続く中、今年末までに対応を迫られる「財政の崖」などの懸案を抱えていることには注意が必要ですが、今回の大統領選が短期間で決着したことで、政治的な先行き不透明感が和らぐことに加え、オバマ大統領の再選で、金融緩和路線が継続するとみられることは、米国株式市場にプラスに働くと考えられます。また、今後、「財政の崖」による経済の悪影響の回避へ向けて、共和党と民主党の間で妥協点が見出せるようであれば、2013年の株式市場の展望は明るいものになると期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2012年11月7日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日米国で大統領選挙の開票が始まると、比較的早い段階から、オバマ氏(民主党)がロムニー氏(共和党)よりも多くの州で、予想外の勝利をあげました。そして、激戦州の一つであるオハイオ州での勝利に伴ない、オバマ大統領の再選が確実になったと、米メディアが一斉に報じました。ただし、オバマ氏が当選に必要な過半数の選挙人を確保しても、総得票数ではロムニー氏を下回る可能性が残っており、もしもそれが現実となれば、再選を果たしてもオバマ氏の権威は低下したと、多くの人がみなすことも考えられます。また、上下両院選挙では、上院での過半数維持に向け、民主党がかなり健闘しているものの、下院では共和党の優勢が続くとみられ、米議会の「ねじれ」状態が維持される可能性がかなり高くなっています。このことは、「財政の崖」が懸念されるなか、好ましからざることと言えるでしょう。今回の一連の選挙が、オバマ氏や民主党の大差での勝利でないことは明らかであり、共和党側が次期政権や民主党に妥協する可能性は低いと考えられます。つまり、米国が団結に向かうとの望みはかなり低くなり、選挙後も分裂状態が続く可能性が高まったとみられることから、今後の成り行きを注意深く見守る必要があります。目先は、オバマ大統領が誰を財務長官に選ぶのかというのが注目点の一つです。クリントン政権時代に大統領首席補佐官を務め、2010年には、財政改革に向けての超党派委員会の共同委員長を務めた、アースキン・ボウルズ氏が選ばれるようであれば、「財政の崖」が抑制されるとの期待が高まることでしょう。なお、米国の先物の夜間取引の状況を見ると、オバマ氏の再選確実との報道を受け、債券については価格がやや上昇したものの、不思議なことに、株価には大きな動きが見られず、まだ結果が判明していなかった数時間前の水準とほとんど変わりませんでした。このことは、今回の選挙の評価をするには、まだ少し早いということを示唆しているのかもしれません。(2012年11月7日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、国内外での大きなイベント発生時の臨時レポート「フォローアップ・メモ」からの転載です。→「フォローアップ・メモ」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督がメガホンをとり、ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎えて贈る映画『リンカーン』。世界の新たな指導者誕生を決める米大統領選挙一般有権者投票開始を明日11月7日(日本時間)に控えた今日、本年度アカデミー賞最有力との呼び声高い本作の特報映像が解禁された。アメリカ史を代表するアイコンのひとり、エイブラハム・リンカーンがアメリカ合衆国の第16代大統領として生きた最後の混乱の数か月を描く本作。南北戦争で国家が分断し、変革の強い風が吹く中、戦争を終結させることに努め、奴隷制を廃止するなど次々と革新的な政治手腕で国を統一した男・リンカーン。勇気と熱い決心を胸に抱く大統領・リンカーンを本作で演じるのは、2度のカデミー賞を受賞している名優ダニエル・デイ=ルイス。ひと足先に解禁となったポスター・ビジュアルでも、リンカーンの生き写しのような外見が話題になった。製作期間中、スピルバーグ監督は大統領と対面するという意識から敬意を表すため、常にスーツ着用で撮影に臨んだという逸話があるほど、その徹底した役づくりでリンカーンが憑依したかのごとく熱演している。今回公開となった特報映像で映し出されるのは、1865年4月4日、南部首都・リッチモンドへの突然の訪問で見せたリンカーン大統領の伝説的エピソード。議会で必死に奴隷解放を訴える彼の姿が確認できる。共演には、奴隷制廃止を訴えた共和党下院議員タデウス・スティーブンス役を、『逃亡者』(’93)でオスカー助演男優賞を獲得したトミー・リー・ジョーンズ。リンカーンの妻メアリー・トッド役に2度のオスカー主演女優賞を獲得したサリー・フィールド、息子のロバート・トッド役に『ダークナイト ライジング』、『LOOPER/ルーパー』で注目の若手演技派ジョセフ・ゴードン=レヴィットが扮する。現地時間11月6日の大統領選挙一般有権者投票を始め、その3日後となる11月9日には全米公開を控え、また12月17日からの選挙人投票、2013年1月6日の同開票、さらに1月20日の就任式と、世界が注目する大統領選挙と歩を同じくして世界各地で公開を迎える映画『リンカーン』。「彼の映画をずっと撮りたかった。リンカーンは自分の理想を貫き実現する“アメリカの父”とも言える指導者だ。偉大な指導者が求められるいまだからこそ、知ってもらいたい物語なんだ」と明かすスピルバーグ監督が、構想・製作期間に12年を費やすほどの強い思いが込められている。政界とエンターティンメントの両面で、いま注目が集まるリンカーンの伝説的エピソードを、まずはこちらの動画からご覧あれ。『リンカーン』は2013年4月19日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:リンカーン 2013年4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年11月06日11月は、海外で重要なイベントが相次ぎます。最大の注目イベントである米大統領選挙の投開票が6日に行なわれます。オバマ、ロムニー両候補者の支持率は拮抗しており、勝敗の行方は不透明な状況となっています。ただし、どちらが勝っても、選挙結果が出ることで金融市場を取り巻く不透明感は後退すると考えられます。中国では8日に、新しい指導体制や今後5年間の基本路線などを決定する共産党大会が開幕します。新指導部によって「経済や金融の改革に前向き」な姿勢が示されるようであれば、中国のみならず世界の金融市場全体にとって追い風になるとみられます。欧州では、8日にユーロ圏財務相臨時会合が行なわれ、ギリシャへの追加支援について話し合いが行なわれる予定です。ギリシャ政府は、追加の支援を得る条件である財政赤字の削減目標を巡り、EU(欧州連合)やIMF(国際通貨基金)などと協議を続けており、合意が出来た場合には、12日に開かれるユーロ圏財務相会合および13日のEU財務相理事会で、ギリシャに対する金融支援が決定する見通しとなっています。こうした一連のイベントを終えると、金融市場の関心は世界の景気動向に戻ると考えられ、特に、米経済指標への注目度が増すものとみられます。足元の米国では、良好な住宅関連統計や、企業や個人の景況感の改善を示す経済指標が相次いで発表されています。11月2日に発表された10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比17.1万人増となり、雇用が改善傾向にあることが示される結果となりました。米国景気の回復期待が拡がっていくようであれば、金融市場ではリスク選好的な動きが強まるものと考えられます。(※上記は過去のものおよび予定であり、将来を約束するものではありません。)(2012年11月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日現在、ワールドツアー「MDNA」を敢行中のマドンナ。今月27日(現地時間)のルイジアナ州ニューオーリンズの公演で、間近に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙でオバマ現大統領に投票するよう呼びかけ、ブーイングを浴びるなどトラブル続きだが、娘の16歳の誕生日に、アパート1室をプレゼントしたことが明らかになった。14日(現地時間)に16歳の誕生日を迎えた娘のルルド・レオンに贈ったのは、ニューヨーク市マンハッタンのアッパーイーストサイドのアパート。家族で暮らす家から数ブロックの距離にあり、母娘が足繁く通うカバラ・センターもすぐ近くにある。「Daily Star」紙上で関係者は、「ルルドは大喜びです。自分の好みのインテリアを作り上げてから、誰とシェアするか、いつ引っ越すかを決めるようです」と話している。物件の価格は明らかにされていないが、何重ものセキュリティが施され、住民専用のジムとプール付きというから、かなりの高級物件に違いない。実はルルドはいま反抗期で、この数か月間、マドンナと折り合いが悪く、母と別れて実父のカルロス・レオンの元へ行くと言い出していた。それにショックを受けて、大盤振る舞いのプレゼントを用意したようだ。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年10月30日第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの知られざる顔を描くファンタジー・アクション『リンカーン/秘密の書』の“宣伝大統領”にアントニオ猪木が就任し、公開記念イベントが行なわれた。その他の写真白煙とともにステージに現れたアントニオ猪木は、リンカーンさながらのフロックコートにシルクハット、そして手には劇中で重要な役割を果たす斧を持った姿で登場。開口一番、「元気ですかー!」と客席に呼びかけた。就任のあいさつでは、「リンカーンと言えば奴隷解放宣言。私も、この現代でいろいろなものにとらわれてしまっている人をみんな開放していきたい」と力強くコメント。「腕っ節が強くなければいけなかった時代、実際のリンカーンは体力や気力も相当すごかったはず。本当に尊敬します。現代に生きていたらレスラーにしたい」と冗談を交えて語った。また、日本語吹替版でリンカーン夫人・メアリー役の声優を務めた相武紗季もサポートとして登場。19世紀風のゴージャスなドレスに身を包み、アントニオ猪木“宣伝大統領”の初公務に立ち会った。まず行われたのが日本に現存する実物の「奴隷解放宣言」のお披露目。貴重な歴史的文書を前に猪木は「歴史の重みを感じる」と感慨深げな表情。一方の相武も「150年前のものと思うと興奮する」と実物を前に感動した様子だった。さらには、猪木の「若者たちの悩みを“宣伝大統領”として一気に解放したい」という思いのもと、一般客から希望者を募集、“人類解放ビンタ”としておなじみの闘魂注入も行われた。イベントを終えた猪木は「斧を使った迫力のアクションが見どころの映画。それにしても大統領は大変! この汗を見てください!」とハードな公務にタジタジの様子。相武は「二面性のあるミステリアスさに惹かれた。秘密を持ち、悩み葛藤しながら信念を貫く姿がかっこいい。猪木さんとは、強さの中に優しさがあるところも似ていますね」とにこやかに語っていた。本作は製作にティム・バートン氏、監督に『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ氏を迎えて贈るアクション・エンターテインメント。昼は大統領、夜はヴァンパイアハンターとして戦うリンカーンの活躍を描く。『リンカーン/秘密の書』11 月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年10月25日ウェス・ベントレーが、エイブラハム・リンカーン大統領を描く新作『The Green Blade Rises』(原題)の出演契約を結んだ。「Deadline.com」の報道によれば、日本でも絶賛公開中の話題作『ハンガー・ゲーム』に出演しているウェスは今回、ブリット・マーリングと共にテレンス・マリックがプロデュースを手がける同新作への出演を決めたという。リンカーンが第16代米大統領になった初期時代を描く本作で、ウェスはリンカーンの幼少期の教師の1人を演じる見込みで、一方のブリットはリンカーンが9歳のときに亡くなった母親・ナンシー役でキャスティングされている。テレンスと『ニュー・ワールド』や『ツリー・オブ・ライフ』でタッグを組んできたA.J.エドワーズが本作で監督デビューを果たし、エドワーズはすでにジェイソン・クラークをリンカーンの父親トム・リンカーン役として獲得している。ウェスは今後も、同じくテレンスが手がける『Knight of Cups』(原題)、さらに伝説のポルノ女優であるリンダ・ラヴレースの伝記映画など待機作が目白押しだ。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月03日現在、子育てに奮闘中のナタリー・ポートマンが、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディ役の候補に挙がっているようだ。ナタリーは、フォックス・サーチライト社製作で、ノア・オッペンハイムが脚本を手がける伝記映画『Jackie』(原題)で、ジャクリーン役を演じる可能性があるという。本作は、1963年にケネディ大統領が暗殺された後のジャクリーンの姿を描いた作品で、ナタリーは脚本に好感触を持っているものの、監督が決定するまでは出演の決定を見送る模様だ。同作は以前、ナタリーがアカデミー主演女優賞を受賞した『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンを取り、アロノフスキー監督と長年のパートナーだったレイチェル・ワイズをジャクリーン役に迎えて製作される予定だったものの、2人が破局したためにお蔵入り状態が続いていた。しかし、2年前の2010年にはスティーヴン・スピルバーグも同作に興味を示していたという。ただ、8月に結婚したばかりのナタリーは、夫のベンジャミン・ミルピエや息子のアレフ君との時間を優先するために今後しばらく女優業を休止する見込みだとも先日報じられている。今後、どのような展開を見せるのか、注目が集まりそうだ。■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.
2012年10月02日