みなさん、こんにちは!私の大好きな季節、賞レースの季節が到来しましたね!15日(現地時間)に行われたゴールデン・グローブ賞の授賞式には、私も日本のテレビの取材で行くことができたのですが、それはもう興奮の連続でした。何よりも興奮したのはレッドカーペットに登場した大勢のスターたち!約2時間半にわたったレッドカーペットには、大作から小規模な作品まで、本当に多くのセレブたちが訪れていましたが、その中で私は大好きな女優の一人で、『アルバート・ノッブス』で主演女優賞にノミネートしたグレン・クローズにインタビューする機会を得ました。そこで、彼女にどの作品を応援したいか聞いてみたところ、彼女は自身の主演作である『アルバート・ノッブス』が彼女にとっていかに思い入れの強い作品かということを語りつつ「全ての映画とドラマを応援したいわ」と話してくれました。また、本作のプロモーションで来日の可能性は?とたずねたところ、「今はTVドラマ『ダメージ』の撮影が忙しすぎてほかに何もできないの」と話したグレン。「ダメージ」はグレンが主演を務める傑作法廷サスペンスで、現在放送中のドラマの中でも群を抜いて人気を集めているシリーズです。グレンに主演女優賞ノミネートをもたらした『アルバート・ノッブス』は、アイルランド出身の小説家ジョージ・ムーアの短編を原作にした映画で、19世紀、仕事を見つけ自立した生活を送るため男性として生きた女性をグレンが演じています。私はまだ映画は観ていませんが、彼女の演技については多くの絶賛の声が寄せられています。1982年に上演された舞台版にも出演しており、15年をかけて映画化に漕ぎつけたグレンは、本作で主演のみならず共同脚本と共同プロデュースも手がけています。とにかくハリウッドで最も才能にあふれた、素晴らしい女優の一人である彼女の話を聞けたのは、この上ない喜びでした。さらにもう一人、話を聞くことができたのはガールフレンドで元プロレスラーのステイシー・キーブラーをエスコートして現れたジョージ・クルーニーです。ジョージはいつも通りにほぼ全てのメディアの取材に応じ、ユーモアを効かせたトークで返していました。私もセレモニーに入る直前で彼をキャッチしましたが、ジョージは日本をどれだけ愛してるかを語ってくれました。さらに、受賞の自信を聞けば「こんなに“本物”の才能があふれた人が揃ってるんだから、それは起こらないだろうね」と一笑してましたが、みなさんもご存知の通り、彼は見事ドラマ部門で『ファミリー・ツリー』で主演男優賞を獲得しましたね。映画から離れて、この日快挙を果たしていたのが、私の好きなTVドラマの一つである「ダウントン・アビー」。本国イギリスで大人気の本作は「2011年、最も高い評価を受けたTVドラマ」としてもギネス世界記録に認証されています。物語は、架空上の貴族・クローリー家と彼らに仕える召使たちの生活を描いており、第1エピソードはタイタニック号沈没のニュースから幕を開け、彼らが第二次世界大戦前と戦中を乗り越えていく姿が描かれます。マギー・スミス(『ハリー・ポッター』シリーズ)やエリザベス・マクガヴァーン(『タイタンの戦い』)ら素晴らしい女優たちも出演しているほか、今後注目の若手俳優もちらほら。昨年のエミー賞では6部門を獲得し、今回のゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ・TVムービー部門で見事、作品賞に輝きました。さて、レッドカーペットの話に戻ると、ほかの顔ぶれでいうとメラニー・グリフィンにダスティン・ホフマン、マドンナ、ジェラルド・バトラー、ジェレミー・アイアンズ、クレア・デインズと少しだけ話ができ、そして授賞式のテーマ曲を手がけた「X-JAPAN」のYOSHIKIとも素敵なインタビューを行うことができました。全体を通して、とても素晴らしい一夜になりましたが、迫る本番、アカデミー賞に向けてこれからどんなドラマが繰り広げられるのか、楽しみですね!(text:Lisle Wilkerson)<原文>Hi readers!! It is THAT time again...one of Hollywood’s favorite time of the year...award season!!!This past Sunday I had the opportunity to work with a Japanese tv station, doing the red carpet for the Golden Globes and I must say that it was a lot of fun!First of all, the stars were DEFINITELY out!During the 2 1/2 hour red carpet, I got to see SO many amazing celebrities, both from the big and the small screen.I got a great interview with Glenn Close, one of my favorite actresses, who was nominated for a Best Actress Golden Globe for her role in the film "Albert Nobbs".When I asked her what film she was rooting for at the Golden Globes, she said that even though She talked about how close the film "Albert Nobbs" was very close to her heart, and so of course she was supporting all the other fine films/tv shows and actors/actresses that were nominated. I then asked her if she would be heading to Japan sometime soon to promote her latest film, and she said that right now she is too busy with filming her television show, "Damages" to do anything else. Damages, by the way, is an excellent legal thriller/drama that Glenn Close stars in, and it is definitely one of the most exciting and well-done shows on television right now. (and one of my favorites!!)Just a little info for all you readers..."Albert Nobbs" is based on a short novel by Irish novelist George Moore, and in the film Glenn Close plays a woman who is pretending to be a man in order to find work and survive in the 19th century.I haven’t seen the movie yet, but I have heard only brilliant things about her performance in the film.She was originally in the "Albert Nobbs" stage production in 1982, and since then has spent 15 years trying to turn it into a film.Glenn Close is not only the lead character in the film, but she also co-wrote the script as well as being a co-producer.It was such a wonderful pleasure interviewing her because I find her to be one of the most talented and most gracious actresses in Hollywood.I also had the opportunity to speak a bit with the very gracious George Clooney, who was with his latest girlfriend, former WWE wrestler, Stacy Keibler. As in usual George Clooney fashion, he stopped at almost every media outlet and answered their questions, adding his unique sense of humor to the interviews.I managed to get ahold of him right before he had to go inside for the ceremony and he talked about how much he loved Japan and when I asked him if he thought he would "get lucky and win a Golden Globe", he laughed it off and said "I don’t see that happening with all the REAL talent in the room". But as we all know, he DID win for Best Actor in Drama for the film "The Descendants".Another big winner at the Golden Globes on Sunday was one of my current favorite tv shows, "Downton Abbey", which is a British period drama, which was recently named by the Guiness Book of World Records as the "most critically acclaimed English-language television show" for the year. The show follows the lives of the fictional aristocratic family, the Crawleys and their servants, and the first episode starts with the news of the sinking of the Titanic (the family knew people on the ship) and goes on to cover life before and during World War II. Such wonderful actresses as Maggie Smith and Elizabeth McGovern are in the tv show, as well as some new talent that I am sure we will be seeing much more of!The show won SIX Emmys last year, and then this past weekend it picked up a Golden Globe for Best Miniseries or Television Film.Some other celebrities that I got a chance to talk with very briefly include Melanie Griffin, Dustin Hoffman, Madonna, Gerald Butler, Jeremy Irons, Claire Danes, and we also had a wonderful interview with Yoshiki (from X Japan) who composed the theme song for the Golden Globes this year.All in all, it was a wonderful night and I don’t know about you, but I am VERY excited to see how things progress as we get closer to the Academy Awards!!!■関連作品:第69回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2011年12月15日(現地時間)にノミネート発表、2012年1月17日に授賞式開催。アルバート・ノッブス© Morrison Films / Chrysalis Films 2011 ファミリー・ツリー 2012年4月GW、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催■関連記事:アンジー、ブラピとの間に待望の第4子誕生?妊娠3か月との報道も英国アカデミー賞『アーティスト』最多候補。D・ラドクリフはG・オールドマンを応援ゴールデン・グローブ賞受賞のG・クルーニー盟友ブラピの杖を手に登壇、功績を称賛ジョージ・クルーニー、G・グローブ賞主演男優賞獲得!『アーティスト』は最多3冠A・ジョリー、ファンとのチャットでG・グローブ賞候補作撮影時の心境を語る
2012年01月21日1月16日(現地時間)に発表された第68回ゴールデン・グローブ賞。映画部門では『ソーシャル・ネットワーク』が最多の4部門に輝いたが、TV部門では日本でも人気沸騰中の「glee/グリー踊る♪合唱部!?」が、2年連続となるコメディ・ミュージカル部門の作品賞をはじめ3冠を獲得した。落ちこぼれの合唱部(グリー部)の面々が州大会優勝を目指す姿を描き、レディー・ガガやマドンナ、さらにはローリング・ストーンズにポリスなど、新旧のヒット曲をふんだんに取り入れて大きな人気を博した「glee/グリー踊る♪合唱部!?」。対象となる主要5部門全てにノミネートされていたが、作品賞に加え、チア・リーディング部の冷徹なコーチであり、グリー部を敵視するスー・シルベスター役のジェーン・リンチが助演女優賞に、アメフト部のイジメのターゲットにされるゲイの少年で、女子顔負けの美声の持ち主であるカート・ハメル役のクリス・コルファーが助演男優賞の栄誉を手にした。ドラマ部門の作品賞の候補に名を連ねていたのは、日本でもリリースされている「デクスター」、「マッドメン」に加え、「グッド・ワイフ」、「BOARDWALK EMPIRE」(原題)、「ウォーキング・デッド」の5作品。その中から、禁酒法時代の東海岸一の歓楽街アトランティック・シティを牛耳った実在の男をモデルに製作された「BOARDWALK EMPIRE」が栄冠に輝いた。パイロット版を巨匠マーティン・スコセッシが手がけており、今後の日本上陸が楽しみなところ!本作で政治家にしてギャングという異色の主人公を演じるスティーヴ・ブシェミが、男優賞を獲得した。また、女優賞は、数々のTVシリーズで活躍してきたケイティ・セイガルが「Sons of Anarchy」(原題)で自身、3度目の受賞を果たした。コメディ・ミュージカル部門では、サエない物理学者の男性2人と彼らのアパートの向かいの部屋に越してきたセクシー美女の3人が繰り広げるドタバタを描いた「ビッグバン★セオリー」のジム・パーソンズが男優賞を受賞。女優賞は、検診でがんであることが判明した主人公が、残された人生を楽しんで生きようとする姿を描いた「The Big C」のローラ・リニーに贈られた。そのほかに目立ったところでは、ベテランのアル・パチーノが「死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実」でミニシリーズ・TV映画部門の男優賞を獲得。同じくミニシリーズ・TV映画部門の女優賞は、ジュディ・デンチ、ロモーラ・ガライ、ジェニファー・ラブ・ヒューイット、ヘイリー・アトウェルらを抑えて、クレア・デインズ(「Temple Grandin」)が手にした。受賞結果一覧<ドラマ部門>作品賞:「BOARDWALK EMPIRE」(原題)男優賞:スティーヴ・ブシェミ(「BOARDWALK EMPIRE」)女優賞:ケイティ・セイガル(「Sons of Anarchy」)<コメディ・ミュージカル部門>作品賞:「glee/グリー踊る♪合唱部!?」男優賞:ジム・パーソンズ(「ビッグバン★セオリー」)女優賞:ローラ・リニー(「The Big C」)<ミニシリーズ・TV映画部門>作品賞:「コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト」男優賞:アル・パチーノ(「死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実」)女優賞:クレア・デインズ(「Temple Grandin」)助演男優賞:クリス・コルファー(「glee/グリー踊る♪合唱部!?」)助演女優賞:ジェーン・リンチ(「glee/グリー踊る♪合唱部!?」)■関連作品:マッドメン [海外TVドラマ]© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reservedデクスター [海外TVドラマ]DexterTM © 2006 Showtime Networks Inc. All rights reserved. SHOWTIME and related marks are registered trademarks of Showtime Networks Inc. A CBS Company. TM, ® © 2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.第68回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.■関連記事:杏、ゴールデン・グローブ賞に感激!父・渡辺謙に続いて海外進出!?『ソーシャル・ネットワーク』ゴールデン・グローブ賞4冠N・ポートマン主演女優賞シネマカフェ的海外ドラマvol.1812011年ゴールデン・グローブ賞の注目ポイント!“オヤジ代表”泉谷しげる、若者に過激なエール!「灰皿で殴っちゃダメ」『ソーシャル・ネットワーク』GG賞発表を前に早くも独走?全米映画批評家協会賞4冠
2011年01月17日ザック・エフロンの最新主演作『Me And Orson Welles』(原題)のUKプレミアが18日、ロンドンのヴュー・ウエスト・エンド・シネマで開催され、ザックや共演のクレア・デインズ、リチャード・リンクレイター監督らがレッド・カーペットに登場した。交際中のヴァネッサ・ハジェンズとのツーショットが期待されたが、ザックは1人で出席。彼をひと目見ようと集まったファンの声援を受け、サインや写真撮影に快く応えていた。会場となった映画館のあるレスター・スクエアはロンドンの演劇の中心地。リポーターから、舞台出演に興味はあるか尋ねられ「機会があれば、ぜひ。新しいことに挑戦したいんだ」と意欲を見せていた。ロバート・キャプロウの同名小説の映画化で、1937年に若き日のオーソン・ウェルズが演出した舞台「ジュリアス・シーザー」に出演するチャンスを得たニューヨークの高校生の少年の物語。オーソン・ウェルズを演じたクリスチャン・マッケイほか、ベン・チャップリン、ケリー・ライリーら共演者も出席した。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO© Reuters/AFLO■関連作品:ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー 2009年2月7日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc.■関連記事:今年も開催、ティーン・チョイス・アワードで、予想通りのあの映画が11冠!『ハイスクール・ミュージカルザ・ムービー』ブルーレイを3名様にプレゼント未公開映像にライブ・パフォーマンスと今年も盛りだくさんのMTVムービー・アワード37歳を演じて怖いものなし?ザック・エフロン「悪役も気味悪い役もいけるよ(笑)」「ザッくーん」の呼びかけでザック・エフロン登場「日本のファンは世界一かわいい」
2009年11月20日