2020年も残りわずか。ウーマンエキサイトでは、今年も約300記事ものコミックライターさんによるエッセイ記事を公開しました。今回はその中でも読者のみなさんから特に反響が大きかった記事TOP5を、2020年上半期・下半期に分けて発表! コミックライターさんの受賞コメントとともにご紹介していきます。この記事では上半期(2020年1~6月)のランキングです。下半期編はこちらをご覧ください。■上半期1位:パパママに知っていて欲しい「子どもの性被害」/ケイコモエナさん知らないおじさんが口の中を… 幼少期に友だちに起きた出来事作者ケイコモエナさんのコメント幼児に性教育なんて!とバッシングされたらどうしようと、ビクビクして描いたお話なのですが、色んな方に知って欲しい、そして、子供を親が守るだけではなく、「子供自身が我が身を守り得る」という事を知ることで、子供たちへの性犯罪が少しでも減ってくれれば、とそんな切実な思いで描いたお話です。幼児に対する性教育、出来れば避けて通りたいテーマであるのにも関わらず、沢山の方に読んで頂いて、ほんとに感謝しております、ありがとうございます!【→ この作品を見る 】 【ケイコモエナさんの性教育連載はこちら】 この連載の全話を見る >> ■上半期2位:夫が投資に失敗したらどうする?/オギャ子さん夫が投資に失敗…!「お金」を学んだ夫が行きついたわが家の家計管理作者オギャ子さんのコメントこの度は上半期ベストコミックエッセイ2位に選んで頂きありがとうございます!成功した話もいいけれど失敗した話から学ぶことも多いかなと思いこの記事を書きました。皆さまからのご意見や要望をもとに今何が求められているのかと推測したり、頂いたリアクションを記事に活かすことを心がけています。これからも皆さまの心に残る記事を書いていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。【→ この作品を見る 】 【オギャ子さんの連載はこちら】 この連載の全話を見る >> ■上半期3位:家庭内でのインフルエンザ感染の辛さ/ホリカンさんわが子のインフル発症で連日看病が続き…限界を迎えた母が涙した四男の行動とは?作者ホリカンさんのコメントこの度は誠にありがとうございます!沢山の方に読んでいただけて嬉しいです!当時は本当に…本当にメンタルズタボロでした。まだ幼い末っ子の痙攣を目の当たりにし、その後も他の兄弟に写らないよう消毒や換気…。眠れない日が数日続いた後のイヤイヤ爆発。そんな矢先の幼い三男の優しさ…。…うううっ(思い出し泣き)今年は何かと気の抜けない状態ではありますが、皆様!頑張っていきましょうね!【→ この作品を見る 】 【ホリカンさんの連載はこちら】 この連載の全話を見る >> ■上半期4位:ママのピンチを救った娘の行動に涙/ぺぷりさんママの突然の発作…そのとき子どもが取った行動とは【6歳の娘がママを救う/前編】作者ぺぷりさんのコメントランクインとても嬉しいです!ありがとうございます!小さな子どもって、まだまだ未熟で頼りない存在だと思ってしまいがちですが、大人が思っている以上に身の回りのことをよく見ているし覚えているんだなぁと感心した出来事でした。運が悪ければ最悪の事態にもなりかねなかったので、今の私が生きているのも、あの時の娘のとっさの判断のおかげだなと思います。子どもたちには、支えているつもりで、支えてもらってるんだなぁ…。【→ この作品を見る 】 【ぺぷりさんの連載はこちら】 この連載の全話を見る >> ■上半期5位:郵便局員を装った男たちが家に…防犯教育の大切さ/あん子さん【思い返すと恐怖…!】平日昼間に奇妙な訪問者 家には娘と私だけ…作者あん子さんのコメントこの記事が5位にランクインできたのも、読者の皆さまをはじめ、編集部の皆さまのおかげです。ありがとうございます!この体験をするまでは、テレビなどを見ていても「私は、引っかからない」とどこか人ごとのように感じていました。いざ我が身にふりかかると、恐怖で頭がまわらなかったことを覚えています。私の体験を反面教師に、この記事が読者の方々の注意喚起になればという思いで書きました。この度は、本当にありがとうございました。【→ この作品を見る 】 【あん子さんの連載はこちら】 この連載の全話を見る >> 下半期TOP5はこちら
2020年12月21日こんにちは!どすこい母さんこと、ケイコモエナです。先日8年間愛用しているiMacがいきなりぶっつぶれ、お店の人に「8年すごいね、ビンテージの枠ですね」、と再起不能になりとても落ち込んでおりましたが、一昨日新しいマックを買い心機一転! テンション高々な今日の私です!そんな事とは全く関係ないのですが、笑顔がいつも眩しいスイス人の友達シモンとのエピソードをご紹介します。突然シモンが怒りだし…待ちに待ったフォンデュの季節がやって来ました! いや、一年中売ってていつ食べてもいいのですが、夫曰く「天気の悪い、寒い日でないと食べる気がしない。」だそうです。日本の鍋と同じような感覚でしょうか?ちなみにフォンデュ鍋は一家に1台必須のようです。友達の多いお宅は2個も3個もあるようです。いつも夫がフォンデュを食べる時、美味しいパンをぺったんこにしてフォークに突き刺してるのを見ては、「あー、パンぺったんこー笑笑」と横目に見ていたのですが、この時、初めてなんであそこまでぺったんこにするのかが分かったのでした。シモンはいつもずっと笑顔なのですが、そういう人の怒った顔ってめっちゃ怖いですよね。その後はまたいつもの笑顔のシモンに戻っていましたが、彼の怒った顔は忘れることがないと思います(笑)ちなみに我が家では、子どもがこれをしても夫がそこまで怒る事はなかったので、マナー違反の度合いは家庭にもよるようです。ちなみに、「え? そんな事でこんなに激怒する?」と思うことで怒られた経験ってないですか?私は祖母に小さい頃、敷居を踏んで歩いたところをたまたま見られて、ごっつい怒られた事を今でも鮮明に覚えています。母にはパジャマに着替える前に布団をちょっと踏んだ時にめっちゃ怒られました。そういう、「なんで? そこまで? 」と思うけど、その人にとってはとても大事なしきたりやマナーなのですね。ちなみに私は、人が手を洗って後、ふざけて手水を顔にかけられた時にハ●ク並みにゴリゴリに怒りまくります。読者さんは何かありますか?最後まで読んでいただきありがとうございました!それではまた次回に!
2020年11月02日こんにちは!どすこい母さんこと、ケイコモエナです。みなさまお元気でお過ごしでしょうか? 私は元気です!今回は、「その一言って、いる? 」と思ったときのお話です。私にとっては育児中の喜びや怒りに、水をさされた一言でした。ええ、細かいことです、ええ、心狭いです。私。「なにうちの子超優しいぃーー!」「うちの子天才ーー?」「えっ、めちゃかわいいーー!」と心から溢れ出る気持ちを、「男の子だからね」「女の子だからね」と大きくひとまとめにされると、「あるあるだよね」「それは普通よ」と言われているような気がして、その一言いるーー? と心の中で叫んでしまいます。え、そんなつもりじゃないって?うんうん、言ってる人に悪気はないのは200も承知です。そうです、私の心が歪んでるだけです。だって、誰でも我が子がかわいいし、我が子は特別! 男の子は女の子はという言葉を「イチくんは」「ゆあちゃんは」と言ってくれると、あっ、この人はこの子を見てくれてる! と感じ、その人のことが大好きになってしまいます。そんな私も以前は「ひとまとめ」にしてしまう傾向がありました。2人がもっと小さい時、育児が不安でしょうがなくていつも育児書を片手に持っていました。生後6ヶ月くらいならハイハイできるはずなのに…、1歳ならこのくらいの体重でもう歩けるはずなのに…、もっと言葉が出てくる年齢のはず…、とその年齢に我が子を当てはめながら「ひとまとめ」にし、不安な日々を過ごしていたのを、今はとても後悔しています。年齢、性、国籍、環境、いろんなことの「ひとまとめ」を省いて、我が子の個性そのものを見て応援できる親でいたい。そう願う日々であります。最後まで読んでくださりありがとうございました!ではまた次回に!
2020年09月25日みなさんこんにちは!どすこい母さんことケイコモエナです。以前日本に帰った際、お友達とその知人と一緒に話していた時の、なにげないつぶやき話です。どうぞお付き合いくださいまし。みなさんはもうご存知でしたか…。「にきび」も「そばかす」も、若い頃にしか使えないってっっ。日本語って繊細。勉強になりましたよ。しみじみ…。いやっっ。でも、ちょっとくらいいいんでない? いやっっ人の話を止めてまで訂正する?! そのあとに来る本題の流れを、何度か彼女の注意で遮られた私の気持ちーー! さらに訂正をされてお礼を言ってしまったので、彼女の親切心に火をつけてしまい、何度となく訂正をされるという、負のループ…。私は小さい頃から「話にはオチをつける」「人の話の腰を折らない、途中で取らない」「場の流れを止めない」、という雰囲気で育ったので、今も続いている友達は同じような価値観をもっている人が多いです。なので途中で遮られるのが苦手で…。海外生活でも、話をしているといちいち単語を直してくれる友達、はたまた、大まかなお話を分かってくれて直さず聞いてくれる友達、両方のタイプがいます。どちらもめちゃ親切なのですが、私は後者と一緒に過ごす方が断然楽しいです。あとみんなでワイワイ喋ってて、難しい単語が出てきたとき、こっそり私に教えてくれる人、はたまた、大きな声で「今の話、分かった?」とみんなの話を止めて確認してくれる人。こちらも両者共とても親切。だけど私は、後者には「やーめーてーーー! みんなの話を止めないでーー! みんなが私を見てるーーー!」と心の中で叫びます。ちなみに後者は私の義母です(笑)親切心からの言動なだけに、モヤモヤの落ち着け方がなかなか難しいですが、自分を励ましつつがんばろうと思った出来事でした。最後まで読んで頂きありがとうございました!それではまた次回に!
2020年09月09日こんにちは、どすこい母さんです。今回は、産後の喜怒哀楽が激しすぎた時のお話です。いや正確に言えば、喜怒怒怒怒哀楽です。楽観的な私は産前色んなところで読んでいた、出産後のベビーブルーやホルモンバランスの崩れを、なめていました。ブルー感、半端なかったです。ブルーを通り越して黒?真っ黒?超ブラック。「まあー自分はならないだろう」と、どこから湧いて出てくるか分からない楽観的な自信があり、なんの心の準備もなく、思い返すと反省点でいっぱいです。元気な赤ちゃんが生まれて、何の不満もないのに…不安になったり。全部が中途半端で中断状態。自分の髪の毛はいつもモジャモジャ。お乳あげてオムツ変えて抱っこして気がつけば何も出来ていない1日がまた終わる。そんな時に、夫のちょっとしたピント外れの慰めの言葉に激怒!!これがウワサのベビーブルー?!と気づいた時には、時すでに遅し。「ベビー、ブルー」って!そんなかわいい言葉で表現されてもピンとこーへんし!そんな一言で私の複雑な気持ちを片付けられるはずないし!訳の分からない怒りと悲しみを夫にぶつけるどすこい三昧の日々。なるはずがないと思っていたベビーブルー。気がついた時にはドップリぬか漬け状態のように浸かりまくってしまっていました。今考えると、訳も分からずどすこいされまくってた夫に悪いことをしました。だけど育児にちょっと慣れて来て、心の余裕も少々出て来た頃。あー、彼もがんばってくれていたんや、と思える瞬間が目に付いて来て、自分の事ばかりに必死になって、彼のことを全然見向きもしていなかった自分に気付き、自己嫌悪。夫よ。離婚しないでくれてどうもありがとう。
2020年01月07日初めまして。どすこい母さんこと、ケイコモエナです。スイスアルプスの麓でスイス人の夫と二人の兄妹と共に暮らしています。そんな私は二人が生まれた頃、色んなことに、怒り、怒り、いら立ちまくっていました。早速ですが、ちっさい子といてると、なぜか周囲の人間が育児マイスターになる謎の現象、皆さんは経験ありませんか?聞いてもいないのにアドバイスがどんどん溢れてくる。自分の子供の頃の経験、自分の育児のやり方、自分の子育て自慢。皆さん新米ママの私にぶつけてこられまして…私の心はピりピりしまくり。そんな時は必殺技、「どすこい」の出番です!「あなたほぼ私と同じくらいの母親経験しかないでしょっ」て人から、「あんた誰やねーーーーんっ!」ていう道端のおばあちゃん、極めつけは結婚も出産もしていない若い子にまで、上から目線で育児を語られた日にゃ…!!どすこい!どすこい!遠慮なくどすこい!嫌な事も気になる事もハリ手で自分の心を守るでごわす。でも…実際には、脳内だけのこっそりどすこい。超陰気な私の脳内、誰にも見せれへん。ひー。笑顔で流せなくて、けど言い返せるほど機転もよくない。どこか自分のやり方を全否定された感が半端なく、後からこみ上げてくる怒り。イライライライライライラ…・・・けれど、月日が経ち、ある日私は気が付きました。道端アドバイザー達には、いきなり全然違う話題をぶっこんでも支障がないことを。例えばお天気の話。効果てきめんです。私もいつの日か、聞かれもしない育児アドバイスをしないように気を付けよう。今日も笑顔でおなかいっぱい。今日の幸せをごっつあんです。
2019年12月30日