岡田将生と清原果耶がW主演を務める映画『1秒先の彼』が、「第25回台北映画祭」のガラ・プレゼンテーション部門へ正式出品が決定。岡田さん、山下敦弘監督、脚本・宮藤官九郎が参加する。現地では、記者会見やフォトコール、Q&Aを実施予定。2021年に台湾アカデミー賞(金馬奨)の最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞した原作、『1秒先の彼女』を手掛けたチェン・ユーシュン監督、キャストのリー・ペイユー、リウ・グァンティンの特別参加も決定しており、オリジナル版キャスト・スタッフと初めて交流することになる。『1秒先の彼女』なお、本作は「第25回上海国際映画祭」GALA部門でのワールドプレミア上映も決定。『苦役列車』以来11年ぶりの参加となる山下監督の舞台挨拶の登壇も予定されている。▼山下敦弘監督コメント台北映画祭で『1秒先の彼』を上映していただけること、とても光栄です。台北映画祭には2019年に審査員として参加しました。その映画祭に今度は自分の映画で参加できることが、とても嬉しいです。チェン・ユーシュン監督作品は面白くて完成された世界観を持っています。僕たちなりに日本でリメイクすることの意味を考えながら、悩みに悩み、素敵なスタッフ・キャストとともに『1秒先の彼』という作品を完成させました。オリジナルとは設定を少し変更し、舞台を京都にしたことで、日本でのリメイク作品としての意義を持ち、物語やキャラクターが生き生きとしたものになったと思います。『1秒先の彼女』を観て、「台湾に行きたい!」と思いましたが、『1秒先の彼』を観て、台湾の方々にも「京都に行きたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。台湾の皆さんがこの作品を観て、どう思うのかな……と緊張しながらも、チェン・ユーシュン監督はじめ、オリジナルのキャスト・スタッフの皆さんにも楽しんでいただける作品になっていたら本望です。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年05月31日齊藤工が監督を務める映画『スイート・マイホーム』が、「第25回上海国際映画祭」に正式出品されることが決定した。「上海国際映画祭」は、1993年から行われているアジア圏最大規模の映画祭で、今年は6月9日から18日まで行われる。新居購入をきっかけに家族が遭遇していく恐怖の連鎖を描く『スイート・マイホーム』が出品されるのは、GALA部門。これまで、加賀まりこと塚地武雅が親子役で共演した『梅切らぬバカ』、『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM "Record of Memories”』などが出品された。「第20回上海国際映画祭アジア新人賞部門」で長編初監督作である『bank13』が最優秀監督賞を受賞した齊藤監督。ワールドプレミアとして世界初上映を迎えることについて「大いに映画表現の背中を押してくれた特別な映画祭ですので上海に新作を持って伺える事は感慨深いです」と明かし、「そんな個人的な事以上に窪田正孝さん、蓮佛美沙子さん、奈緒さん、窪塚洋介さんをはじめとする日本を代表する演者の皆さんの極限の表現を撮影の芦澤明子さんが捉えて下さった『スイート・マイホーム』が海を渡る事は本作を制作する上で一つの目的だったので非常に嬉しく思います」と意気込みを語り、同映画祭へ参加することも発表された。そして、蓮佛美沙子、奈緒、窪塚洋介、中島歩、里々佳、松角洋平、根岸季衣らのベールに包まれていた役どころも明らかに。蓮佛さんが主人公・清沢賢二(窪田正孝)の妻で、暖かい新居への引っ越しを夢見るひとみ役。奈緒さんが賢二とひとみの新居「まほうの家」の営業担当で住宅会社の社員・本田役。窪塚さんが賢二の兄・聡を演じる。中島さんは長野県警の警察官・柏原役、里々佳さんは賢二が働くスポーツジムのインストラクター・原友梨絵、松角さんが賢二たち家族に何らかの執着を見せる住宅会社社員・甘利、根岸さんが聡と賢二の母・美子を演じる。また併せて、新居の前で来客を見送る清沢一家、押入れの中で何かに怯える賢二の兄・聡、車の中で刑事・柏原からある事件の話を受ける賢二、モデルルームで来客を応対する住宅会社社員・本田などの場面写真も公開された。『スイート・マイホーム』は9月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スイート・マイホーム 2023年9月1日、全国にて公開予定©2023『スイート・マイホーム』製作委員会 ©神津凛子/講談社
2023年05月30日6月9日から18日まで開催される第25回上海国際映画祭が、長編コンペティション部門などの作品ラインアップを発表した。日本からは長編コンペティション部門に山田洋次監督作『こんにちは、母さん』と熊切和嘉監督作『658km、陽子の旅』がノミネート。同部門には日本の2作品のほか、中国、インド、イギリス、スペイン、ロシアー/ジョージア、イラン、ベルギー、イタリアからの作品が候補に挙がっている。Asian New Talent部門には金子由里奈監督作『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』、アニメーション部門には西澤昭男監督作『とんがり頭のごん太-2つの名前を生きた福島被災犬の物語-』が選出された。これらの作品は、同映画祭のゴールデンゴブレット賞の受賞対象となり、受賞作品は6月17日に発表される。また、日本の選りすぐりの作品を上映するNippon Express部門第2弾も発表。藤井道人監督作『ヴィレッジ』、松本優作監督作『Winny』、森井勇佑監督作『こちらあみ子』、成島出監督作『銀河鉄道の父』、高橋正弥監督作『渇水』が選出された。同映画祭の公式サイトによると、毎年Nippon Expressで上映される作品は大人気で、チケットはほぼ完売になるという。上海国際映画祭は中国本土で開催される映画祭として唯一、国際映画製作者連盟(FIAPF)の認定を受けている映画祭。(賀来比呂美)■関連作品:こんにちは、母さん 2023年9月1日より全国にて公開©2023「こんにちは、母さん」製作委員会658km、陽子の旅 2023年7月28日よりユーロスペース、テアトル新宿ほか全国にて順次公開©2023「658km、陽子の旅」製作委員会
2023年05月30日先ごろ開催されたアカデミー賞でポール・メスカルが主演男優賞の候補になったのをはじめ、英国アカデミー賞、カンヌ映画祭など多くの映画祭・映画賞で絶賛を集めた映画『aftersun/アフターサン』がいよいよ26日(金)から公開になる。本作は主人公の女性が、20年前の夏に父と訪れたリゾート旅行を振り返る様を描いた作品で、大きな事件が起こるわけでも、劇的な展開があるわけでもないが、観る者の心と記憶を刺激する描写がふんだんに盛り込まれ、映画的な魅力が細部にまでつまっている。本作はなぜ、ここまで観客を魅了するのか? 監督と脚本を手がけたシャーロット・ウェルズに話を聞いた。ウェルズ監督はスコットランド出身で、ニューヨークを拠点に活動する映画監督。大学院で映画制作を学び、いくつかの短編を手がけた後、初の長編作品にこのプロジェクトを選んだ。主人公の女性ソフィは、ホームビデオの映像を観ている。あの夏、11歳だったソフィは父に連れられてトルコのリゾート地に出かけた。いつもは離れて暮らしている父との日々。ビデオに記録された空はどこまでも青く、ふたりは朝から晩まで遊んで、穏やかに時間が過ぎていく。しかし、ソフィはビデオ映像にうつる父の知らなかった一面を見つけ出していく。本作では劇中で父の知られざる一面が劇的に描かれることはない。しかし、観客は11歳のソフィの目を通して父との日々を眺めているうちに、父の抱えているものに少しずつ気づいていく。「多くの映画監督は“ストーリーを伝えるための劇の構造”を選びがちですよね。でも私は、観る人ともっと深いつながりが持てる作品をつくりたいと思っています。ですからこれまでも余計なものは可能な限り排除して、本当に必要なものだけを残すというやり方で映画をつくってきました。本作でもすべてを説明するのではなく、作品の中に余白を残すことで観客にメッセージを読み取ってもらいたいと思いました」監督が語る通り、本作では過剰な説明やセリフは登場しない。カメラの動き、俳優の表情や気配、父と娘の空気感の変化……“映画の言語”を駆使して物語が綴られる。「大学院で映画を学んだのですが、最初にやるレッスンは“映画の音を消してもストーリーがちゃんと伝わるか?”でした。そのことはいつも意識しています。脚本を書く上ではストーリーを前に進めたり、新しい情報を伝えるようなセリフもありますが、私の書くセリフは日常の中にある”とりとめのない言葉”が多いですし、創作する過程ではフォーム(構造)を通じてストーリーを伝えることを大切にしています。それに無駄なセリフを排除して、静寂な時間をつくることで、別の要素を映画の中に入れることができるんです。カメラワークや、音がスクリーンの画とシンクロしていたり、ズレていたり……しっかりとビジュアルで語ることで、そういった別の要素が強まる可能性もつねに意識しています」そこで重要になったのが、フィルムでの撮影だ。本作は“かつて父と娘が旅行中に撮影したハンディビデオの映像を、成長した娘が見る”という設定だが、撮影は全編35ミリフィルムで行われた。「撮影監督のグレゴリー・オークのこだわりでもあったのですが、35ミリフィルムで撮影することは本作を語る上では欠かすことのできない要素でした。デジタル撮影にはない質感が35ミリにはあり、本作が描く記憶のぼんやりとした感じ、ソフトな質感を表現するためにはフィルムが必要だったのです。デジタル撮影だとあまりにもクッキリとし過ぎてしまうのです。フィルムで撮影することで、古い写真や使い捨てカメラで撮った写真の感覚を表現できると思いましたし、フィルムのルックを用いることで観客が“あの時代”を意識せずにさかのぼれると思いました」なぜ、『aftersun/アフターサン』は多くの観客を魅了し続けるのか?さらに本作では編集と構成(どの順番でシーンを語っていくか?)に長い時間が費やされたという。この物語では父と娘はひとつのリゾート地で何日も過ごしている。脚本上では「時間の経過を表現するために、1日のはじまりは必ず同じシーンからはじまるようにしていた」そうだが、完成した映画では時間の経過が曖昧に感じられるようにシーンが構成され、時おり成長した現在のソフィの場面が挟み込まれる。時間が単純に一直線に進んでいくのではなく、過去を振り返る時に誰もが体験する“おそらくこの順番で出来事が起こったはずだけど、一部だけ記憶の順番が曖昧”という感覚を本作は編集によって実現しているのだ。「撮影監督のグレゴリーと、編集を担当したブレア・マックレンドンとは同じ大学院で、短編も一緒につくってきました。私たちは創作のテイストも似ているし、目指している部分が同じなんです。ですから、撮影を終えて、編集前に自分とブレアのために“編集用の脚本”を用意したのですが、結果的には一度も開くことはありませんでした。ブレアは物語が時系列的に一直線に進んでいくことを好まないので、時間が経過して次の日がやってくる“境界線”をうまくボカすような編集をしてくれました。基本的には朝が来て、夜になり……と進んでいくのですが、時折、ソフィが同年代の子どもたちとプールに入るシーンや、彼女が男の子と遊ぶ場面を違う流れの中に上手に盛り込んでいくことで、記憶のもつ“順番が曖昧な感じ”を表現することができたと思います。これはブレアのおかげですね」さらに本作ではシーンの並びを精緻に検討して構成することで、観客が少しずつ父の知らなかった一面に気づいていくことに成功している。人は映画を観ている時、その映画がまだ上映中であっても、数分前に観ていたシーンの印象が変わることがある。映画の前半で楽しそうな人として登場したキャラクターが、あるシーンで得られる情報によって“さっき観たあのシーンの彼は楽しそうにしていたわけではないのだ”と気づくことがある。記憶は人の中で固定されるものではない。記憶はたえず変化し、更新されていく。「そのことはすごく意識しましたし、本作はそのような構造の作品だと思います。この映画を観てくださる方は、最初は父と娘の楽しいバケーションを観ていると思っています。しかし、それがどんどん変化していく、それらが積み重なることで、結末には観客がある感覚を抱くことになる。でも、それは人生そのものがそうだと言えますし、“振り返る”という行為もそうですよね。過去を振り返る時、当時はとても楽しい思い出だったのに、何年か経ってから振り返ると、別の感情が湧き上がってくる。あの時の楽しさを思い出したいけれど、今の感情とぶつかり合ってしまう。そういうことが誰にでもあると思いますし、そのこともこの映画では表現したかったのです」この映画が世界中の多くの観客を魅了しているのは、父と娘の関係を上手に描いたからでも、親子の普遍的なドラマを描いたからでもない。曖昧な記憶が変化/更新される中で、新たな一面を発見し、当時の記憶と現在の感情がぶつかり合う……誰もが一度は経験する感覚を見事に描き出したことが本作の最大の魅力だろう。監督が目指した通り、本作は単に物語やキャラクターを提示するだけでなく、観客と“深いつながり”をもつことに成功したのだ。「公開される前は、私と同じような体験をした方や、似たような体験をした観客だけにこの映画を理解してもらえると思っていました。父と娘の関係だったり、父の抱えている問題が観客に響くだろうと予想していたのです。しかし、映画が公開され、そうではないことが証明されました。この映画はそれ以上の広がりをもって受け入れられました。それは本当にうれしいことですし、今後も自分の信念を貫いて創作を続けていきたいと思っています」誰もが過去を振り返る。楽しかった思い出、つらい記憶、あの日のあの人の印象……しかし、それらは自分が時を経て、経験を重ねることで変化していく。人は何度も過去を振り返り、そのたびに新しい過去に出会う。あの時はわからなかった父の気持ちがわかるようになる。新たに父と出会うことができるのだ。これから多くの人がふとしたきっかけで、映画『aftersun/アフターサン』を振り返ることになるだろう。そのたびに、観客の記憶の中に、あの日のリゾート地の父と娘が、思ってもみなかった新しい姿で出現するはずだ。『aftersun/アフターサン』5月26日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開(C)Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022
2023年05月24日話題のインド映画が上映される「インド大映画祭 IDE 2023 in K’s cinema」より予告編が公開された。特定非営利活動法人「インド映画同好会」が、貴重なラインアップを揃えて贈る「インド大映画祭」。『愛と勇気のヒーロー チェンナイエクスプレス』の監督ローヒト・シェッティ×ランヴィール・シン&ディーピカー・パードゥコーン夫妻が出演する日本初公開作品『サーカス』のほか、『バンバン!』『WAR ウォー!!』のリティク・ローシャン主演『ヴィクラムとヴェーダ』(ヒンディ版)、名作『スルターン』、さらにシークレット作品、日本初公開3作と話題作が一挙公開される。『サーカス』この度公開された予告編では、まず、日本初公開となる1本『サーカス』のランヴィール・シンのダンスシーンが軽快な音楽とともに流れ、タイトルロゴが現れるという、まさに「祭」のオープニングにふさわしい予告編の冒頭。その後「サーカス」が2組の双子を取り換えたことから始まる物語であることが示され、さらに2本の日本初公開作品『ガルギ 正義の女神』では父の疑いを晴らそうとする少女の強い目のシーンや、『ラストファーマー』の1人で農地と寺を守ろうとする老人の姿を映し出す。『ラストファーマー』次に今回プレミア先行上映される『ただ空高く舞え』『ヴィクラムとヴェーダ』(ヒンディ版)がインド版のポスターの絵柄で、コピーとともに紹介され、【衝撃枠】の『野獣一匹2』、名作『スルターン』、『ヴィクラムとヴェーダー』(タミル版)、【スポットライト枠】の『ひとかけらの愛』、【クラシック枠】の『サチン』、『隠された顔』、『若き獅子』が紹介されていく。ランヴィール・シン、ディーピカー・パ―ドゥコーン、スーリヤ、リティク・ローシャン、R・マーダヴァン、ヴィジャイ・セードゥパディ、カールティ、ヴィジャイなど、次々とインドを代表する俳優たちの顔が次々映し出される、華やかな予告編となっている。まだ発表されていないシークレット枠での上映作品にも注目したい。「インド大映画祭 IDE 2023 in K’s cinema」は6月17日(土)~7月7日(金)、新宿 K’s cinemaにて開催。(text:cinemacafe.net)
2023年05月24日2015年に結成された11人の男性ダンスアーティスト集団GANMI。BTSの「Butter」に振付制作参加、SixTONESの「Good Luck!」に振付・出演など、華々しい活躍を続けている彼らが、宝塚歌劇OGのメンバー7人と初めてコラボレーションするライブ『2STEP』が上演される。構成・演出はGANMIのSota、振付はGANMIが手掛ける。また、スペシャルゲストとして元星組トップスターの湖月わたるが登場し、振付にも初挑戦する。どんな公演になるのか、GANMIのSota、SUN-CHANG、Kazashiに話を聞いた。宝塚歌劇OGの方々は、一つひとつの動きが洗練されている――GANMIと宝塚歌劇OGが初コラボという、意外な組み合わせですね。Sotaオファーをいただいて、すごくびっくりして。タイミング的には宝塚歌劇に興味を持っていた時で、すごい偶然でめちゃめちゃ運命だなぁと。驚いたけど、神様やるじゃん!と思いましたね(笑)。オファーを受けてから宝塚歌劇を観に行き、内容もすばらしかったんですけど、平日の11時の公演にお客さんがたくさんいるのが衝撃でした。SUN-CHANG僕はまだ宝塚歌劇を観たことはないんですけど、あのタカラヅカですか!? と。うれしいけど、僕たちで大丈夫? と思いました(笑)。Kazashi僕も観たことはないのですが、兵庫県出身なので宝塚歌劇がいかにすごいかは知っています。とにかくうれしかったですね。GANMI×宝塚歌劇 OG DANCE LIVE『2STEP』ポスタービジュアル――タカラヅカのダンスはどう思いましたか?Sotaクオリティーが高くて、そのOGの方とご一緒できるのはすごくうれしいですね。――タカラヅカのダンスは、いかに美しく見せるかと工夫を重ねていると思うのですが、そこはいかがですか。Sota見せ方をまったく違う角度で考えている気がしました。GANMIの場合は、頭の中で動画が流れていて、それをどうやってカッコよく見せるかという発想なんですが、タカラヅカはワンシーン、ワンシーンを舞台でどう見せるか考えている印象でした。SUN-CHANG『2STEP』のビジュアル撮影の時に、OGの方が「こっちだよ」と指を差すのを見たんです。何気ないその手がめっちゃきれいで、ちょっとした仕草まで洗練されているんだなと思いました。Kazashi初めて皆さんとお会いした時に、僕、背が小さいからすごい大きいなぁと(笑)。その中で一緒に踊るのは大丈夫かなと心配になりました(笑)。――すでに宝塚歌劇OGのメンバーとワークショップをされたそうですね。Sota僕たちにはダンスを教えている生徒もいて、女性にGANMIの振りを踊ってもらうことはあるんですけど、その中でも見たことない類いの踊り方でしたね。筋肉や手足の伸びが違い、こういう踊り方をするんだと。僕の場合、ダンスはわりと筋肉で見るのですが、元男役の方々は女性らしいしなやかさもありながら、力強さや迫力もある。ニュータイプでしたね。Kazashi僕らの最新の曲でチアダンスという足をバッと上げる振りをやっていて、踊ってもらったら、どこまでも足が上がってきれいでした。僕のほうが体が硬くて(笑)。お客さんと一緒に楽しめるステージを――『2STEP』の構成はどのようになりますか。Sotaダンスを見るというよりは、起承転結があり、お客さんと一緒に楽しめるようなものを作りたいと考えています。――湖月わたるさんも今回、振付に初挑戦されます。Sota湖月さんのセクションがあって、それは本編の筋とは離れるので、ちょっと違う世界に来たなという感覚になると思います。湖月さんと同期でタカラヅカの振付を多く担当されている振付家のAYAKO先生にお願いして、僕たちも頑張って踊ります。――それは面白いですね。宝塚歌劇OGの方々がGANMIの振付で踊るだけではなく、逆パターンもあるのですね。Sota僕たちも頑張るパートがほしくて。OGの方にマウント取られるような(笑)、稽古も必要だと思ってお願いしました。SUN-CHANG僕とKazashiは本当に体が硬いんで、きれいなラインが出せるかなという不安があります。ラインを意識して、宝塚歌劇OGの方々が踊っている姿を思い浮かべながら、自分のスタイルを残しつつ、バランスを取って踊りたいですね。Kazashi高校生の時にいろんなジャンルのダンスを習っていて、ジャズダンスもやっていたんです。ちゃんとは出来ないかもしれないですけど、真似は出来ます(笑)。――ダンスをやっているうちに体は柔らかくならないのですか。Kazashi高校生の時と比べるとよけいに硬くなったかもしれないです(笑)。――GANMIのメンバーが主体となってアーティストとコラボレーションして作った楽曲『Gold Mine』『SHUJINKO STYLE』を今回披露するそうですね。Sota曲調が合うなと思ったんです。とはいえ、完全に踊りがGANMI仕様なので、宝塚歌劇OGの皆さんとのコラボ仕様にします。――GANMIだけが踊るのではないのですね。Sota宝塚歌劇OGの皆さんと分かれることはあまりないです。分かれることを少なくして、そこが際立つといいなと。基本的には18人で踊ります。――それは壮観で、楽しみですね。『Gold Mine』は『ソウルトレイン』やマイケル・ジャクソン風の踊りが出てきますし、『SHUJINKO STYLE』は「いつも俺がセンター」という歌詞にもある通り、ダンスが主体ということを強く表現している楽曲ですね。Kazashi『Gold Mine』のイントロを宝塚歌劇OGの皆さんと一緒にやったらカッコいいですよね。Sota『SHUJINKO STYLE』は、GANMIのライブでは定番のフィナーレの曲なんですけど、それを18人でやったら楽しいし、お客さんも巻き込みやすい。SUN-CHANG曲名の通り、全員が主人公。お客さんがどういう盛り上がり方をするのか楽しみですね。Kazashiこの曲はコール&レスポンスのパートあるので、お客さんと盛り上がるような作品にしたいですね。――最後に読者にメッセージをお願いします。Sota皆さんの頭の中は「どんなもんだろう?」と、“?”マークが渦巻いている状態だと思いますけど、演者もスタッフも皆、分からない状態です(笑)。皆さんが抱えている“?”は僕らも一緒なので、新しいものになる。それを一緒に作れたらと思います。SUN-CHANG分からなくても少しでも興味を持ったら見に来てほしいですね。噛めば噛むほどじゃないですけど、何回も見たくなるようなライブにしたいです。Kazashi宝塚歌劇OGの皆さんとのコラボだから出せる味のある舞台を作っていきたいです。楽しみにしていてください!取材・文:米満ゆう子撮影:源賀津己GANMI×宝塚歌劇 OG DANCE LIVE『2STEP』チケット情報
2023年05月23日映画『ラ・ラ・ランド』の世界に入り込める没入型映画祭「ロールプレイングシネマvol.4『ラ・ラ・ランド』」が、2023年6月2日(金)と3日(土)の二日間にわたって、347cafe、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される。映画『ラ・ラ・ランド』の世界に没入できる映画祭ロールプレイングシネマは、観客自身が物語の主人公となり、映画の世界を“ロールプレイング”できる没入型映画祭。これまで、映画『セッション』や『ヘアスプレー』などをテーマに実施してきた。第4回となる今回は、映画『ラ・ラ・ランド』がテーマ。ミュージカル俳優、ダンサーによる華やかな作中音楽を使用したダンス&ショーや、ピアニストによる生演奏、ヒューマントラストシネマ渋谷での映画鑑賞など様々なコンテンツを楽しむことができる。ハリウッドパーティー編&ジャズバー編今回のイベントでは、2種類のダンス&ショーを用意。高速道路の車の上で踊るシーンが印象的な『Another Day of Sun』をはじめ、『Someone in the Crowd』『A Lovely Night』といったアップテンポな曲を楽しめる「A.ハリウッドパーティー編」と、『Mia & Sebastian’s Theme-』『City of Stars』『LA LA LAND EPILOGUE』といったロマンティックでしっとりしたムードを味わえる「B.ジャズバー編」を選択可能で、いずれも映画の世界観を堪能できるダンス&ショーとなっている。華やかな曲とロマンティックな曲どちらも楽しみたい人には、AとB両方楽しめる「スペシャルパーティー編」がおすすめだ。『ラ・ラ・ランド』をテーマにしたフード&ドリンク会場となるのは、まるでハリウッドにいるかのような気分を味わえる東京・渋谷のプール付きラグジュアリーレストラン「347cafe」。会場では、『ラ・ラ・ランド』をテーマにした立食ビュッフェ式のフードやドリンクが提供される。映画の名シーン着想のフォトスポットも設置予定のため、登場人物たちの衣装をイメージした服装で訪れることで、より思い出に残る写真が撮れそうだ。ヒューマントラストシネマ渋谷では映画鑑賞もさらに、ヒューマントラストシネマ渋谷では、映画『ラ・ラ・ランド』を上映。音に包まれる感覚が味わえる日本初の音響システム「odessa」による極上の映画体験を楽しめる。【詳細】「ロールプレイングシネマ vol.4 『ラ・ラ・ランド』」開催日:2023年6月2日(金)・3日(土)会場:渋谷ココチ(東京都渋谷区1-23-16)・347cafe 3階・ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1 8階<内容>・『ラ・ラ・ランド』楽曲のダンス&ショーの上演・『ラ・ラ・ランド』をテーマにした立食ビュッフェおよびドリンク飲み放題・『ラ・ラ・ランド』のシーンを再現したフォトブース・ヒューマントラストシネマ渋谷の音響システム「odessa」で映画鑑賞<チケット情報>前売りチケット料金:7,500円・ハリウッドパーティー編(映画鑑賞・フード・ドリンク込)日時:6月2日(金)16:45~、6月3日(土)13:00~ / 15:50~・ジャズバー編(映画鑑賞・フード・ドリンク込)日時:6月2日(金)11:25~ / 18:10~、6月3日(土)11:30~ / 14:25~ / 17:15~・スペシャルパーティー編(映画鑑賞・フード・ドリンク込)日時:6月2日(金)16:45~、6月3日(土)13:00~ / 15:50~<スタッフ>ピアノ演奏:山崎拓未シンガー:吉川加那ダンサー:小口奈穂、尾﨑あかり、志藤裕輝、鈴木菜奈、早川未来、竹内愛、田中杏佳、都竹悠河、渡辺咲季演出:若松渓太振付:井上弥子アートディレクター:DIZ運営:まいしろ、阿久澤拓巳、広屋佑規、DIZ, 田中亜希子※開催内容は、事前の告知なく変更する場合あり。※内容変更に対してのチケットの払い戻しは一切行わない。© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2023年05月11日バーチャルな世界で学園生活を楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、春の学園祭『2023皐月祭』を実施します。ユーザーイベントの祭典・春の学園祭『2023皐月祭』には、50のユーザー団体および企業が出展いたします。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、春の学園祭『2023皐月祭』の出展団体をお知らせします。キャラフレ - charafre.net : キャラフレ|2023皐月祭春の学園祭『2023皐月祭』■ 開始/終了日程5月13日(土) 21:00 ~5月28日(日) 21:00□ 開会式5月13日(土) 21:00~□ 閉会式5月28日(日) 21:15~出展団体のご紹介運動場テントブース・スクリプト研・ネコミミクオリティーズ・「みんなで育てるキャラフレ」同盟・あいはら部・Aⅲ’s(アイス)・カリッシュ事務局・翔栄モード研究所・CCA~シュシュエール~・クイズ研究会・CSSSWWML(元…カメ研?)・舞龍総合事務局・辻蔵さんが好きなことをするサークル・翔栄町ドラマ制作委員会・いいね!プロジェクト推進委員会校舎内部活ブース・ねこねこ写真館・エッセイのようなものを出展しようとする部・小梅の学園祭ゲート展示室・TMG (Towahara Music Gallery)・童謡・唱歌友の会♪&Classical Music友の会♪共催・ネットラジオDJ部・ミニゲーム制作同好会・愛を求めるハリセンうさぎ団(アムド)・翔愛学園鉄道友の会・小説部・しほひな・翔愛さんぽ倶楽部・天文部&天文部・七夕イベント製作委員会・お食事記者倶楽部・オリジナルイラストの会・写真同好会・天使研究会(仮)・ぱんだんすを広める会・ナッツ&プティン部・翔栄交通研究会・一条 蜜希(キャラフレユーザーアイドル)・ストーンマニア協会・ハピネス事務局・黒ノ州~クロノス~・765プロダクション・Ranampia事務所・ゆどうふ・おいでよ♪なぞ部・弁当屋!ほか弁部・キャラフレインディーズ (CFI)・ゆかり王国 翔愛支部・CRF48withあまなっ党・スク水愛好会・翔愛学園ゲーム実況部!(ブースなし参加)ステージイベント・開会式終了直後~24:00|CSSSWWML(元…カメ研?)・5月14日(日)21:00〜22:00|ストーンマニア協会・5月15日(月)22:30〜24:00|ネコミミクオリティーズ・5月16日(火)22:00~23:00|おいでよ♪なぞ部・5月19日(金)22:00~23:00|CCA~シュシュエール~・5月19日(金)23:00~24:00|カリッシュ・5月20日(土)21:00~22:00|TMG (Towahara Music Gallery)・5月20日(土)22:00~23:00|一条蜜希・5月20日(土)23:00~24:00|765プロダクション・5月21日(日)21:00~22:00|童謡・唱歌友の会♪&Classical Music友の会♪・5月21日(日)23:00~24:00|Aⅲ’s(アイス)・5月23日(火)22:00~23:00|Ranampia・5月26日(金)22:00~23:00|天使研究会(仮)・5月26日(金)23:00~24:00|ゆかり王国・5月27日(土)22:00~23:00|キャラフレインディーズ(CFI)・5月27日(土)23:00~24:00|ネットラジオDJ部以上 全49団体が出展キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。学園生活コミュニティ「キャラフレ」キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月11日TikTokと東宝がタッグを組んだ、縦型映画が主役の映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2023」が開催。池田エライザが公式アンバサダーに就任した。本映画祭は、東宝とショートムービープラットフォームであるTikTokがタッグを組み「縦型映画」という新たな映画の“カタチ”を通して、「“映画”の可能性を広げ、世界に羽ばたく新たなクリエイターに出会い支援する」ことを目的としたプロジェクト。今年で3回目の開催となる。2021年の第1回目のアンバサダーを務めた北村匠海からバトンが引き継がれ、第2回目は磯村勇斗へ、そして第3回目となる今回は俳優・歌手・映画監督の池田エライザが就任し、5月10日(水)より動画作品の公募が開始となった。またアンバサダー就任にあたり「撮影方法も鑑賞する方法も新たな可能性に溢れている」と縦型映画際への期待について語る池田さんのコメント動画も併せて解禁。池田さんは「私自身も映画を撮る者として、縦型映画は今後どうなって行くのか、ものすごく興味を持ってます。撮影方法も、鑑賞する方法も新たな可能性に溢れてるからこそ想像のつかない名作が生まれる場でもあると思います!」と語り、「作品を創る人、観賞する人、みんなで楽しみましょう!」とメッセージを寄せた。近年はスマートフォンを介すことで、ユーザーが様々なプラットフォームで映画を含む良質な動画コンテンツを手軽に作成・鑑賞する習慣が根付いている。その中でも、縦型だからこその新たな観点や技法の発見、自由な鑑賞の仕方に繋がる「縦型映画」は映画そのものの在り方を大きく広げていく可能性を秘めたもの。映画祭では「縦型映画」を制作のみならず、鑑賞も含めて映画の新たなフォーマットとして定着させ、それを文化として広めて行くことにも尽力していくという。また、グランプリ含め複数の賞を設けており、過去2回の受賞者たちは縦型映画の先駆者として、活躍を始めている。昨年の「TikTok TOHO Film Festival 2022」にて、おおよそ2か月の応募期間に投稿された映画は約2,000本。受賞作品と応募作品の総再生回数は、6億1千万回を超えている(5月8日時点)。第3回目となる今回は、【グランプリ】【観客賞】のほか、脚本賞とアニメ・CG賞、そして、チャレンジ賞の3つの賞を新設。【脚本賞】は映画にとって大切なストーリーテリングに着目した賞となっており、【アニメ・CG賞】は技法を称える賞。そして【チャレンジ賞】は、縦型映画という新たなフォーマットへの挑戦を称える賞となっており、より多くの才能との出会いの可能性を広げるべく設けられた。作品は最短1分から最長10分まで。13歳以上であればどなたでも参加できる。今回は、1本の投稿で完結された1分~10分以内の縦型映画作品のみが審査対象(複数エピソードまたは複数投稿からなる作品は選考対象外)。グランプリ受賞者は賞金30万円のほか、東宝のクリエイティブレーベル「GEMSTONE」による新作映画の制作権利及びその制作のサポートを受けることが可能。応募方法はハッシュタグ「#TT映画祭2023」を付けてTikTokに動画を投稿するだけとなっている。(text:cinemacafe.net)
2023年05月10日池田エライザが、縦型映画祭『TikTok TOHO Film Festival 2023』の公式アンバサダーに就任した。本映画祭は、日本を代表するエンタテインメント企業である東宝とショートムービープラットフォームであるTikTokがタッグを組み「縦型映画」という新たな映画のカタチを通して、「“映画”の可能性を広げ、世界に羽ばたく新たなクリエイターに出会い支援する」ことを目的としたプロジェクト。昨年は約2,000本の作品が投稿され、受賞作品と応募作品の総再生数は6億1千万回を超えている。第3回目となる今回は、「グランプリ」「観客賞」のほかに「脚本賞」「アニメ・CG賞」「チャレンジ賞」の3つの賞を新設。作品は最短1分から最長10分までとなり、13歳以上であれば誰でも参加可能だ。応募期間は8月13日(日) までで、ハッシュタグ「#TT 映画祭2023」を付けてTikTokに動画を投稿すると応募完了となる。なお今回の審査対象は、1本の投稿で完結された1分〜10分以内の縦型映画作品のみ。グランプリ受賞者は賞金30万円のほかに、東宝のクリエイティブレーベルGEMSTONEによる新作映画の製作権利およびその製作のサポートを受けることができる。池田エライザ コメント動画■TikTok Japan General Manager 佐藤陽一 コメント今年も『TikTok TOHO Film Festival』を開催できることを心から嬉しく思います。2021年にスタートしてからはや3回目を迎えました。「縦型画面」による表現を通じて新たな才能を発掘しようと始まった映画祭ですが、毎回クリエイターの皆さんの創造性に驚かされています。縦型ならではの距離の近さや没入感を、スマホならではの自由な鑑賞スタイルでぜひ楽しんでいただきたく思います。この新しいフォーマットを映画文化の一端にまで引き上げるべく、東宝様と共にしっかりとサポートしていきます。今年もまた新たな才能と出会えるのが楽しみです。この映画祭が多くのクリエイターの活躍の場として更に認知され、発展していけるようつとめてまいります。■東宝株式会社 常務執行役員 大田圭二 コメント『TikTok TOHO Film Festival』は進化と成長を続け、この度3回目の開催を迎えることとなりました。過去2回の反響の大きさには大変驚かされております。回を重ねるごとに応募作品の質も高まっており、この縦型映画祭を通してまだ見ぬ才能あるクリエイターたちと新たに出会えることを楽しみにしております。今回新たに設立された賞も、より多くの才能との接点を可能にしてくれるでしょう。この映画祭が、クリエイターたちにとって才能を遺憾なく発揮できる特別な場となることを願っております。関連リンク特設ページ:過去受賞作:公式TikTok:公式Twitter:
2023年05月10日『映画 聲の形』や「けいおん!」の山田尚子監督のオリジナル作品「Garden of Remembrance」が、フランスで開催される世界最古・最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて特別上映されることが決定した。空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき…。これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との“さよなら”を描く物語――。本作は、アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の3人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描いた、珠玉のハートフルショートアニメーション。制作は「サイエンスSARU」が担当、キャラクター原案は「花のズボラ飯」の作画を手掛けた漫画家・水沢悦子、音楽は「可愛くてかっこいいピチピチロックギャル」として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。なお、本作に加え、日本作品からは『BLUE GIANT』、『THE FIRST SLAM DUNK』、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』などが特別上映される。「Garden of Remembrance」は2023年リリース予定。(cinemacafe.net)
2023年05月08日『ラ・ラ・ランド』『バビロン』のデイミアン・チャゼル監督が、今年のヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で国際審査員長の一人に決定したことが発表された。フランスのアリス・ディオップ監督、イタリアのジョナス・カルピニャーノ監督と共に務めるという。チャゼル監督の作品は、2016年に『ラ・ラ・ランド』、2018年に『ファースト・マン』が同映画祭のオープニング作品として選出、上映された。今年、審査員長に起用されたことに対し、「毎年10日間、ティントレット、ティツィアーノ、ヴェロネーゼを輩出した芸術の町が、映画の町となります。今年は審査員長として招かれ、身の引き締まる思いですし大変うれしいです。第80回ヴェネチア国際映画祭で素晴らしい作品を見つけることを楽しみにしています」とコメントしている。ディオップ監督は長編フィクションデビュー作『サントメール ある被告』が2022年の同国際映画祭で、銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞をW受賞した。カルピニャーノ監督は2015年、『Mediterranea(原題)』で長編監督デビュー。同作がカンヌ国際映画祭国際批評家週間で上映され、インディペンデント・スピリット賞で3部門にノミネート、ゴッサム賞でブレイクスルー監督賞を受賞した。長編監督作第2弾『チャンブラにて』、第3弾『キアラへ』はどちらもカンヌ国際映画祭でヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞。第80回ヴェネチア国際映画祭は8月30日から9月9日まで開催される。(賀来比呂美)
2023年05月08日アダマン号は、人々を孤独から引き出して、世界とつながる手助けをする場所アダマン号へ通う表情豊かな人々、そしてその表情の奥に隠された心の問題までを優しいまなざしで捉えた「アダマン号に乗って」。発達ナビでは、4年ぶりの来日を果たしたニコラ監督に、この映画への思いを伺いました。LITALICO発達ナビ編集部(以下――)アダマン号がどのようなところか、教えていただけますか?ニコラ・フェリベール監督(以下監督):アダマン号は2010年に開所した、デイケアセンターです。パリの中心部、セーヌ川に浮かんでいます。係留されているので、航行する船ではありません。言うならば「浮かぶ建造物」です。乗っているときは水の上にいる感覚があります。大きな船が近くを通ると、ゆらゆら揺れます。船の中にはさまざまな空間があります。患者はその中を自由に移動できて、閉ざされた空間はありません。事務所であっても自由に入れます。船の上なら自由に移動していいんです。船に使われている素材はガラスや木材など重厚感があり、光がたくさん入ります。パリの中心にいるのに別の場所に来たような錯覚にとらわれる、とてもゆったりとした場所です。水が近くにあるというのも重要ですね、場所そのものに癒し効果があるんです。通ってくるのは主にパリに住む患者さんです。精神科の医師や心理師にすすめられて通ってきます。定期的に通う人もいれば不定期に通う人もいますし、複数や単体のワークショップに来る人もいれば、ただ雰囲気に浸ってコーヒーを飲みに来る人もいます。映画を見ていただいても分かると思いますが、スタッフも患者さんもみんな私服ですので、誰が患者さんで誰がスタッフなのかもわからない。レッテルがないんですね。この人は病気、患者、この人は支援者という区別がない、患者さんが「病気」の枠に閉じ込められておらず、ちゃんとした「人」として見られているんです。個性的で、人とは違うものを持ってはいるけれど、ジャッジされることもない、異常な人と見られることもないので、特に直すこところもない。ただありのままのその人として見られているんです。スタッフは、彼らの「勢い」を少し引き出そうとします。彼らを孤独から引き出して、世界とつながる手助けをするのです。アダマン号はそういう思想をもった場所です。Upload By 発達ナビ編集部――アダマン号の「アダマン」はどのような意味があるのですか?監督:「アダマン」はフランス語でダイアモンドの中心という意味です。ダイアモンドの核となる硬い部分ですね。フランス語ではあまり使われませんが、英語では比較的よく使われている言葉かもしれません。adamant は「確固たる」という意味です。「アダマン」って音的にもきれいですよね。Upload By 発達ナビ編集部映画「アダマン号に乗って」オフィシャルサイト精神科医療の世界は、私たちの世界や魂の「拡大鏡」のよう――本作を撮影したいと思ったきっかけを教えてください。監督:約25年ほど前に、精神科医療を舞台にした映画「すべての些細な事柄」(1997年)という作品を撮りましたが、私にとって、精神科医療はとても興味深いものなので、また撮りたいと思い続けてきました。私は、精神科医療の世界は、私たちが生きている世界や魂の「拡大鏡」のような場所じゃないかなと思っています。私たちは、普段自分の内面を隠して生きているところがあると思いますが、精神科医療の現場では、その内面をむき出しにされている人たちがいます。彼らに会うと驚かされたり、ちょっと動揺もすれば不安になったりということもあるかと思いますが、そうかと思うと、私たち自身のことを考えさせられたり、なんだかとっても楽しい気持ちにさせられたりということもあります。彼らと出会ったあと、すごくこう顔が明るくなるような、そういうこともあるんですよね。とにかく、精神科医療の現場というのは、いろいろな心のありようがあって、そういう意味では、映画監督としてとても豊かな現場です。Upload By 発達ナビ編集部考える時間、言葉を探す時間、話が自然な形まで展開するのをじっと待つ――監督は、映画の中で一人ひとりに時間をかけて、ゆっくりと話を聞き、返事を待ち、丁寧に、親切に撮影されていると感じました。「話を聞くことが大事」というセリフもありましたが、みなさんにインタビューしていた際、心がけていたことなどありましたら、教えてください。Upload By 発達ナビ編集部監督:必要な時間を取ることを大切にしました。私のカメラの前で語ってくれた方が考える時間、 これが自分の言いたいことなんだという言葉を探す時間、そして、話が自然な形まで展開するのをじっと待ちました。また、絶対にプレッシャーをかけないというのも重要です。なぜなら、カメラを向けられるということ自体とても威嚇的ですよね。それもあって、なるべく穏やかな空気というのが流れるように、そして信頼関係が生まれるように努めました。今の社会は、とてもスピーディーに全てのことが流れていきます。そして、人の話を聞かないで口を挟んだりする人もいれば、ネガティブな相槌をうったりする人がいます。これは私は暴力的なものだと感じています。だから私は、そういうことはせず、時間をかけることを徹底しました。――ありがとうございます。ゆっくりと待っていると、みなさんが言葉を選びながら、心のうちを語りだしてくれていました。その様子がとても心に残っています。また、監督は受賞のコメントで、「精神疾患への人々が抱く偏見を変えたいし、生産性がない人々に税金を使うのは無駄という風潮に抗いたい」とおっしゃっていました。このような偏見をなくすためには、どのようなことが必要だと思いますか?Upload By 発達ナビ編集部監督:やはり、彼ら自身の本当の声を聞くことから始まるのではないかと思います。精神疾患がある人たちを撮影したものにナレーションを入れたり、代弁をしたりして、彼らの声を直接聞こうとしないということがありますよね。それはよくないので、私は「アダマン号に乗って」ではナレーションを入れていません。私が思うに、偏見をなくすためには、まず彼らにも発言権を提供すること、そして、私たちと同等の場所にいてもらうということ大事なのだと思います。でも、今の社会は、彼らのことは見たくない、聞きたくない、知りたくないという人たちが多く、それが精神科医療をとても閉鎖的なものにしていると思います。そういう「無意味な恐れ」を消すには、当事者の声をちゃんと受け入れることが、最初の1歩になると思います。また、最初に触れましたが、「病人」というレッテルを張って、それで括っておしまいにしないっていうこと。「病人」というレッテルは、その人を人間として見ず、まるで1つのオブジェのようなものとして見ているのだと私は思います。 そうではなくて、この人も人間であり、ちゃんと考えている「主体」として見ること、これが大切です。そして、こういうことを実践しているのがアダマン号です。アダマン号ではみんな一人の人間として扱われていて、この人はこんな興味を持っているんだ、この人はこんな才能があるんだ、それが芸術的才能なんだって、その人が持っているものにちゃんとスポットを当てています。これが大切なのだと思います。実は、助けられているのは、私たちの方かもしれません――最後に、LITALICO発達ナビの読者へ、メッセージをお願いします。Upload By 発達ナビ編集部監督:私は30年前に「音のない世界で」 (1992)という聴覚障害をテーマにしたドキュメンタリーを撮りました。人は、聴覚障害のある方をハンディキャップを持ってかわいそうと同情の目で見ることが多いと思いますが、私はそれが大きな間違いだということを、このドキュメンタリーで伝えたかったんです。彼らの手話はとても素晴らしく、とても豊かなものです。顔、腕、手の表情を使い、これによって彼らの見えている世界を描写することができます。ひょっとしたら、飛行機の300個の部品を全部手話で表現できるかもしれません。みんなは聴覚障害をハンディキャップと言いますが、実はそうではなく、手話という豊かな表現方法を持っているというポジティブな形に受け止めることができるのです。ですので、ご本人も、それからそのご家族の方々もそっと見方を変えて、実はとても豊かなことなんだと自覚されるといいのではないかなと思います。障害がある人は、私たちに多くのことを学ばせてくれますよね。私たちの視野をすごく広げてくれるし、普段の生活にはない詩的な、ちょっとこう豊かなものを加味してくれます。競馬の馬が、前に集中するために視野を遮るマスクをつけることがあります。私たちはこれのマスクをつけているような生き方を、社会の中でさせられていると思います。 でも、ハンディキャップがある人は、マスクを着けている人たちからははみ出しますが、はみ出すことによって、私たちにそういう見方、感じ方があるんだと教えてくれます。実は、助けられているのは、私たちの方かもしれません。――ありがとうございました。「アダマン号に乗って」上映情報Upload By 発達ナビ編集部4月28日(金)より全国公開中パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の美しい船「アダマン号」は、精神疾患のある人々を無料で迎え入れるユニークなデイケアセンター。ここでは、絵画、音楽等のさまざまな文化活動を通じて、精神疾患のある人の支えとなる時間、安心できる空間を提供し、サポートしています。精神科医療の世界に押し寄せる均一化、非人間化に抵抗し、個人個人に共感的なケアをするこの魅力的な場所は、生きることの豊かさを教えてくれます。監督・撮影:ニコラ・フィリベール共同製作・配給:ロングライドインタビュー:発達ナビ編集部撮影/廣江 雅美
2023年05月04日第13回北京国際映画祭の新人コンペティション「注目未来部門」で、第26回PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』(清原惟監督)が、審査員特別表彰を授与された。吉報を受け、清原惟監督からの喜びの声、そして審査員のひとりである深田晃司監督からのコメントが到着した。表彰式での清原惟監督(中央)と、プレゼンターのビー・ガン監督(右)、俳優のチャン・ソンウェンさん(左)。世界三大映画祭のひとつベルリン映画祭のフォーラム部門で、2018年に前作『わたしたちの家』、今年『すべての夜を思いだす』が上映された清原惟監督。初長編から2作品連続出品という快挙を成し遂げ、すでに海外でも高い注目を集めている。本作は、ベルリン映画祭をはじめ、世界中から選りすぐった新人監督の作品が集結することで著名な「ニューディレクターズ・ニューフィルムズ」(ニューヨーク)など注目の映画祭で次々に上映され、その感性と独自の世界観が激賞されている。現在も、世界中から招待の打診が続く中、国内公開に向けて鋭意準備中となっている。<コメント>■清原惟監督このような賞をいただけたこと、とても光栄に思います。この映画の最初の構想ができたのは5年前でした。私自身とても思い入れがあった最初の構想ですが、新型コロナウイルスの流行も含めたさまざまな問題が重なり実現することはできず、それから二回企画が変わりました。完成に辿り着くまでにたくさんの困難があったので、心が疲れ諦めそうになったこともありました。それでも、この映画が誕生することができたのは、素晴らしいキャストとスタッフのみなさんが、この作品の向かう先を共に考え作ってくれたからです。その力なくては生まれなかった映画だと、心から思います。そして、この静かな映画が発する声に耳を澄ませ、発見してくれた、北京国際映画祭のみなさん、審査員のみなさんに感謝いたします。■審査員・深田晃司監督とても平易な語り口で、かつ大胆に、世界のあり方を示してみせた映画でした。アクションの連鎖するユニークなリズムを紡いでいった俳優たちも素晴らしかった。私たちと隣り合う生きた時間がここにありました。受賞おめでとうございます。<作品情報>『すべての夜を思いだす』『すべての夜を思いだす』ビジュアル(C)PFF パートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人 PFF2022年/カラー/116分監督・脚本:清原惟出演:兵藤公美、大場みなみ、見上愛、内田紅甘、遊屋慎太郎、奥野匡【ストーリー】世代が違う女性たちの一日の断片が響きあう。多摩ニュータウンですれ違う三人の女性たち。誰かにとって大切な記憶が、ほかの誰かの一日と呼応する。街に積み重なる時間の痕跡に触れ、小さな変化が起きていく、ある一日の物語。<監督プロフィール>清原惟(きよはら・ゆい)1992年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院の修了制作作品 『わたしたちの家』がPFFアワード2017にてグランプリを受賞、ベルリン映画祭フォーラム部門での上映を皮切りに、18の海外映画祭で上映。国内でも劇場公開され、大きな話題を呼ぶ。第26回PFFスカラシップの権利を獲得して制作した本作『すべての夜を思いだす』が、商業映画デビューとなる。<イベント情報>『第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023』9月9日(土)~23日(土・祝) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(京橋)公式サイト:
2023年05月04日第一回 横浜国際映画祭が3日に神奈川・赤レンガパークにて行われ、レッドカーペットに俳優陣が登場した。同イベントは日本屈指の港町であり文化芸術の町横浜にて、映画と横浜の魅力を国内外に発信することを目的に立ち上げられた。5月3日〜5日の3日間に渡り「レッドカーペット」「船上パーティー」「プレミア上映」「映画音楽コンサート」「トークショー」「モリコーネ特集」など様々なイベントが行われる。レッドカーペットには『DAUGHTER』主演の竹中直人が登場し、アンバサダーも務める同イベントに対し「まさか自分ごときがこんな素晴らしい横浜国際映画愛でアンバサダーに呼ばれてしまうなんて想像もしていなかいことだったので、ものすごく恥ずかしいです」とコメント。さらに「横浜は自分の出身地。レッドカーペットを俺如きが歩くなんてありえないことだったので、かなり足が震えています」と明かし、「これからずっとずっと続くことを祈っています」とイベントの発展を希望した。レッドカーペットには下記の作品の出演者、監督らが登場。またシークレットゲストとしてコムドット やまとも登場した。○レッドカーペット参加作品、参加者『インターミッション』秋吉久美子、樋口監督『美男ペコパンと悪魔』阿久津仁愛、下尾みう(AKB48)、ニムロデ、松田圭太監督、けいちゃん(主題歌)、堀江圭馬(製作総指揮)ら『犬、回転して、逃げる』長妻怜央(7ORDER)、仁科亜季子、西垣匡基監督『スパイスより愛を込めて。』中川翼、田中美里、速瀬愛、坂巻有紗ら『イルカはフラダンスを踊るらしい』森田亜紀監督、片田陽依、酒井唯奈ら『DAUGHTER』竹中直人、菅野祐悟、関川ゆか、上地由真、ソンジェ、KANATSUら『まなみ100%』中村守里、川北ゆめき監督『いちばん逢いたいひと』倉野尾成美(AKB48)、高島礼子、三浦浩一、丈監督ら『BRAVER』西尾聖玄、萬浪大輔、鶴喰歩、平岡 亜紀、TOOWA2、佐藤匠道『決着』上本聡監督、加藤雅也、秋本奈緒美『MIRRORLIAR FILMS』阿部進之介、山田孝之劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚着影』沢村一樹、立川譲監督、コナン『取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境』ライオーン・マカヴォイ、マカヴォイあゆ里、西田真弓、アイバン・コバック、千葉みはる、柏野かおり『UMAMI』長塚京三、武田絵利子、SUMIRE、IKKO、柄本明、SUGIZOら『たたら』ヴィクター・カサレ、寺島進、ボブ・ワーリー、野澤クニオ、KENN、井坂彩乃、芦田博、南谷智恵、韓依揚『魔女の香水』水沢エレナ、宮武由衣監督『ダブルロール』川西薫、松橋早友梨、小沢奈緒、岬康晟、松橋要、網田亜矢子、池田めぐみ『死仮面(YOKOHAMA)』秋沢健太朗、渋江譲二、西尾聖玄、中村優一監督『横濱の仮族(YOKOHAMA)』高山猛久、レイチェル、西洋亮、ヨリコジュン監督『贋作(YOKOHAMA)』賀集利樹、鶴嶋乃愛、金子智明監督
2023年05月03日第一回 横浜国際映画祭が3日に神奈川・赤レンガパークにて行われ、レッドカーペットに俳優陣が登場した。同イベントは日本屈指の港町であり文化芸術の町横浜にて、映画と横浜の魅力を国内外に発信することを目的に立ち上げられた。5月3日〜5日の3日間に渡り「レッドカーペット」「船上パーティー」「プレミア上映」「映画音楽コンサート」「トークショー」「モリコーネ特集」など様々なイベントが行われる。特別招待作品である劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』の沢村一樹、立川譲監督、着ぐるみコナンが登場すると、「真実はいつもひとつ!」とポーズを決める。次に『MIRRORLIAR FILMS』の阿部進之介、山田孝之が登場し、山田は自前のメガネをかけてコナンのポーズ。「『名探偵コナン 黒鉄の魚影』をよろしくお願いいたします」と、コナンの宣伝をして帰って行った。
2023年05月03日「ダンスの勉強をちょっと頑張っていて。やっぱり我流でしかないんですけど、いろんな方々の、自分がカッコいいなあと思うダンスだったりとか。また自分が目指したいなあと思うダンスだったりとか。そういったものをすごく勉強していることがハマりですね」4月14日、地元・NHK仙台放送の情報番組『てれまさ』に生出演した羽生結弦(28)。そこで視聴者から“最近ハマっていること”を聞かれた羽生は「ダンスの勉強」と明かしたのだ。プロ転向後の羽生は活動拠点を仙台に置き、地元メディアへ積極的に出演してきたが、今回もリラックスした様子で本音トークを展開した。コーナー終盤には、視聴者から“いま新たに勉強しているものを教えて”と聞かれた羽生は「こういうのとか……」と口にしながら突然、踊り始めた。腕の一部を固定し、機械的に動く“ロボットダンス”を披露。地元局の女性アナウンサーが思わず「カッコいい!」と感嘆の声を漏らすと、照れて顔を赤らめた羽生。「もう一度見せて!」というアンコールにも応えた羽生は短時間で再び上手に踊ってみせたのだった。この生放送を見ていた羽生のファンは、興奮気味にこう語る。「羽生くんのロボットダンス、初めて見てびっくりしました。とても素敵でした。これまでも、スケートの演技のためにダンスがうまくなりたいとBTSのダンスを完コピして話題になり、宮城のアイスショーで披露してくれたときも感動しました。今度はロボットダンスなんですね!テレビで見せたしぐさは、あのマイケル・ジャクソンを彷彿させるものがありました。きっと、またショーで披露してくれると思うので今から楽しみです」ロボットダンスといえば、マイケル・ジャクソンが全米ではやらせたことで知られる。「’73年10月放送の米国の伝説的音楽番組『ソウル・トレイン』で、当時、ジャクソン5のボーカルだったマイケルが新曲『ダンシング・マシーン』の間奏部分でロボットダンスを初披露。これが話題を呼び、またたく間に全米に広がったのです。マイケル自身、後に『アメリカの子供たちはみんなロボット(ダンス)を踊っている気がした』と語っています」(音楽関係者)今回の羽生のダンスを見て、一部のファンはマイケルの姿をダブらせたようだ。実際、これまでもたびたび、羽生はマイケルにたとえられてきた。平昌五輪開幕の1カ月前、『ニューヨーク・タイムズ』紙が男子フィギュアで連覇を狙う羽生の特集記事を掲載。その見出しはーー。《これまでで最も偉大なフィギュアスケーターは、くまのプーさんに囲まれた氷上のマイケル・ジャクソン!》熱烈なファンの存在、右足首の故障で当時、満足に練習ができず五輪を前に困難に直面している様子を紹介した記事だった。「五輪連覇を果たした後、英国紙『インディペンデント』も《まさに氷上のマイケル・ジャクソン。史上最高のスケーター、美とエレガンスをリンクに持ち込んだ》と絶賛していました」(スポーツ紙記者)■中学生のころ、マイケルにハマってまた、羽生は’21年の『スターズ・オン・アイス』のオープニングで、全身黒光りの衣装で登場。マイケル風のステップで会場を沸かせたことがある。「そのダンスに感動したあるユーチューバーが、羽生さんの演技にマイケルの名曲『BAD』を合わせた動画を公開すると《マイケル・ジャクソンを自分のものにしてる!》といった称賛の声が相次いだのです」(前出・スポーツ紙記者)羽生本人がマイケルについて言及したのは、自叙伝『蒼い炎II』。羽生が敬愛するスケーター、ステファン・ランビエール(38)の魅力をつづった文章にこんな一節が。《ステファンのスケートは曲を作り出しているという感じ。例えば、昔、マイケル・ジャクソンが「全身楽器です。音を奏でてるみたい」というようなことを言っていたんですけど、それがステファン》羽生は学生時代からマイケルのダンスに魅了されてきたという。「2年前の国別対抗戦のオフィシャルブックの中で、羽生さんは日本代表チームがエキシビションでロシア代表とともに披露したマイケル作『We Are The World』についての思い出を明かしています。中学生のころ、マイケルにハマって、ずっと聴いていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)冒頭の地元の番組で、羽生は現状について、こんな話もしている。「東京ドーム公演で、やっぱり自分はやり切ることをけっこうやってきちゃったんで、アイデアは空っぽなんですね……」東京ドームのソロ公演という前人未到のショーで完全燃焼したというのだ。フィギュアスケート評論家の佐野稔さんは言う。「プロになった今、アマチュア時代のフィギュアスケートの捉え方と違うアプローチに変わってきたのだと思います。競技生活のときは、まずジャンプを跳ばなければならない前提の中で魅せる演技を考えます。そこから離れた今は、お客さんに喜んでいただけるような表現を重視しなければいけません。そういう意味でも、好きなマイケル・ジャクソンのダンスを氷上に取り入れる研究をしているということでしょう。新しい要素を取り入れ、違う形でのフィギュアスケートの楽しみ方や演出につなげていきたいのだと思います」原点に立ち返り、少年時代に憧れたアーティストたちをお手本として新しい演技を編み出そうとしているようだ。その代表が、マイケルだったに違いない。冒頭の番組で、10年後の自分はどうなっているか聞かれた羽生の答えはーー。「スケートには携わっていると思います。今、実際自分で振付をして、いろんなプログラムも作ったりもしています」“ロボゆづ”開眼は、彼の新たな表現方法の一端なのだろう。また世界中から「氷上のマイケル」と称される日も近いーー。
2023年05月03日Prayers Studio(品川区戸越6-23-21-201、代表:渡部朋彦)は、世界中で数々の賞を受賞した映画「POEM」が東京Lift-Off映画祭の公式セレクション作品として上映されることが決定したことをご報告します。Lift-Off映画祭は、一年を通して、世界10都市で開かれる国際インディペンデント映画祭です。本作はアメリカの映画監督ロバート・フリッツ氏により手掛けられPrayers Studio(品川区戸越6-23-21-201)の俳優がメインキャストを務めました。映画「POEM」ビジュアル今年1月の公開から現在までに24もの賞を受賞、監督賞、作品賞の他、メインキャストを務めた劇団の俳優三人全員がそれぞれ演技力を高く評価され、数々の俳優賞を受賞しました。主演を務めた妻鹿有利花は最優秀女優賞や主演女優賞など5冠、劇団代表の渡部朋彦、蔭山恵美は最優秀俳優賞、助演女優賞などそれぞれ4つの賞を受賞しています。映画祭の開催は本年5月1日~31日、オンラインの上映です。チケットは映画祭Webサイトから、5月1日18時(日本時間)から購入可能です。観覧後、視聴者は好きな作品に投票を行い、得票数によって最も人気の作品が選ばれます。■無名の小さな劇団ながら、高い演技力と評価 コロナ禍では超話題作にもキャストとして大抜擢Prayers Studioは、品川にあるアーティストのシェアアトリエ「インストールの途中だビル」に小さなアトリエ兼劇場を構え活動している劇団です。とことん“演技の質”にこだわり、「良い作品を創るためには良い俳優がいなければならない」との理念から研究と俳優育成にも力をいれ、活動を続けています。お陰様で、記憶に新しいところではコロナ禍でオンライン演劇の先駆けとして大きく話題を呼んだ三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人を読む会」にキャストとして抜擢されたり、今作もロバート・フリッツ監督から直々にオファーを受け撮影するに至るなど、多方面からありがたい評価をいただき徐々に活動の幅を広げています。「12人の優しい日本人を読む会」Prayers Studio公演の様子■『言葉ではなく、役の気持ちがそのまま伝わってくる』そんな作品を目指して GWは3年ぶりの舞台公演も開催セリフを超えて、『言葉』ではなく『役の気持ちがその瞬間、観客の心に直接伝わってくる』。それが、Prayers Studioの目指す演劇です。このGWには3年ぶりの劇場公演も開催予定です。大竹野正則作 「夜、ナク、鳥」実際に起こった、人の命を救う筈の看護師による、連続殺人事件をモチーフに、人間の心と生き様を描きます。小さな劇場の特性を生かし、空気感や息遣いまで伝わる距離で、贅沢な観劇体験をご提供いたします。5月3日から7日まで、観劇のみ4,000円、“ぷち俳優体験”できるワークショップ公演は5,000円となります。詳細・ご予約はホームページをご覧ください。 既に満席の回もございます。お席が大変少ないですので、必ずご予約の上お越しください。Prayers Studio公演「夜、ナク、鳥」■映画「POEM」監督・脚本 :ロバート・フリッツ出演 :妻鹿有利花 渡部朋彦 蔭山恵美佐久間一生 藤田一照協力 :Prayers Studioプロデューサー :田村洋一エグゼクティブプロデューサー:ロザリンド・フリッツ企画・制作 :RJFプロダクションズ■東京Lift-Off映画祭 2023年5/1~5/31 開催 (日本時間5/1 18時よりチケット発売)<プロデューサー Lee Thomas氏コメント(抜粋)>The Tokyo Lift-Off Film Festival is proud to present a groundbreaking new film that is sure to captivate audiences around the world. Written and Directed by Robert Fritz, this Japanese film is a true masterpiece of independent cinema. With a talented cast that includes Arika Mega, Megumi Kageyama, and Tomohiko Watanabe, this film is a must-see for anyone who loves great storytelling and innovative filmmaking.東京リフトオフ映画祭は、世界中の観客を魅了する画期的な新作映画を上映できることを誇りに思っています。ロバート・フリッツが脚本・監督を務めたこの日本映画は、インディペンデント映画の真の傑作です。妻鹿有利花、蔭山恵美、渡部朋彦ら豪華キャストが集結したこの映画は、素晴らしいストーリーテリングと革新的な映画製作を愛するすべての人にとって必見です。■Prayers Studio(プレイヤーズスタジオ)品川区の「中延」駅前にあるアーティストのシェアアトリエに稽古場兼劇場を構える。ビルの一室を改装した小さな部屋を自由に使い、「演技の質」にとことんこだわって作品創りと俳優育成を行っている。メンバーは現在11名。お芝居を観るのみならず、観客も舞台にあがって演じることを楽しめる「ドラマトライアル」が看板コンテンツ。詳細はホームページをご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月28日興行収入10億円突破の大ヒットを記録した『かがみの孤城』がアヌシー国際アニメーション映画祭に正式出品されることが決定。さらに5月26日(金)から特別上映されることも決定した。本作は、辻村深月のベストセラー小説を當真あみ、北村匠海ら豪華声優陣を迎え劇場アニメ化。監督は『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一が務めている。第46回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、第52回ロッテルダム国際映画祭Limelight部門に正式出品されるなど、国内外で高い評価を獲得している。この度、フランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭(開催期間:6月11日~17日)のコンペティション部門に選出・正式出品されることが決定した。同映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立して設立された世界最古かつ最大規模のアニメ映画祭。原恵一監督の作品は、2011年『カラフル』で長編部門特別賞&観客賞、2015年『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』で審査員特別賞を受賞。最高賞となる長編部門クリスタル賞(グランプリ)には、1993年『紅の豚』(宮崎駿監督)、1995年『平成狸合戦ぽんぽこ』(高畑勲監督)、2017年『夜明け告げるルーのうた』(湯浅政明監督)が輝いており、『かがみの孤城』でも受賞が期待される。公式上映は現地時間6月12日(月)の予定。また、劇中設定である5月に「かがみの孤城」が開城するのに合わせ、5月26日(金)より特別上映されることも決定。原恵一監督による完全オリジナルで新たに製作したスペシャル映像「かがみの孤城の前と後」を本編に加えて初上映する。今回の上映では通常スクリーンだけでなく、高画質・高音質の上映環境となる「Dolby Cinema®(ドルビーシネマ)」でも上映される。さらに、5月26日(金)から劇中の名場面を懐かしのフィルム風に仕上げた【フィルム風しおり 第1弾】、2週目の6月2日(金)からは【フィルム風しおり 第2弾】を劇場入場者に配布。加えてドルビーシネマの限定特典として、5月26日(金)から【クリアポスター(A3サイズ)】が配布される(それぞれ数量限定のため、無くなり次第配布終了)。『かがみの孤城』【特別上映】は5月26日(金)より公開。Blu-ray&DVDは6月28日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かがみの孤城 2022年12月23日より公開©2022「かがみの孤城」製作委員会
2023年04月28日内村光良が監督した、人吉・球磨オールロケの青春映画『夏空ダンス』が6月30日(金)より公開されることが決定。併せてポスタービジュアルと15秒の超特報が解禁された。これまで『ピーナッツ』(2006)、『ボクたちの交換日記』(2013)、『金メダル男』(2016)と、長編作品を監督してきた内村光良。お笑い芸人、司会者として活躍しながら映画を撮り続けてきた内村監督が、第4作目の舞台として選んだのは、故郷の熊本県人吉・球磨。故郷を襲った大きな地震、そして水害。まだまだ復興が続く故郷の姿を映し出し、「自分がきちんと残していかなくては…」という想いが詰まった作品となった。内村光良主演を務めるのは、レギュラー番組「世界の果てまでイッテQ!」内で取り組んでいるダンス部企画で、神奈川県のダンスチームのメンバーとして活動していた島雄こなつ。内村監督が「ある意味、一目惚れ」したという島雄さんの10代の煌めきと才能に、監督の想いが呼応し、「人吉で生まれたダンサー志望の女の子」の物語が誕生した。共演には、倉島颯良、吉川康太などフレッシュな顔ぶれに加え、飯尾和樹、長谷川朝晴、原慎一、映美くらら、北村一輝、ムロツヨシ、松重豊など、内村光良作品ならではの豪華なキャストが集結。内村監督も主人公の父親役で出演している。解禁された15秒の超特報は、名曲カノンにのせて主人公の川辺夏子(島雄こなつ)のソロダンスや夜空に上がる花火をバックにしたダンスなど、躍動的な振り付けのダンスが次々と披露され、熊本県立人吉高等学校や熊本県立南稜高等学校の生徒、そして人吉・球磨の方々の笑顔が眩しい希望に溢れた映像となっている。またポスタービジュアルは、青い空と水の手橋を背景に、いまはもうなくなってしまった中川原の緑の地を踏みしめながら、笑顔で踊る12人の高校生の姿がとらえられている。変わりゆく故郷の姿を、主人公たちの希望に満ちたダンスと一緒に伝えていきたい、残していきたいという内村監督の想いが反映されているという。<内村光良監督コメント>私の故郷人吉・球磨の街を舞台に、ダンスに夢や想いを賭ける女子高生達の物語です。熊本豪雨から2年後の街の、ありのままの景色を映像として残せたのもよかったかなと思っています。47分の青春映画。たくさんの方に観て頂きたいです。よろしくお願いします。内村光良『夏空ダンス』は6月30日(金)より九州地方のイオンシネマにて限定公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月27日「韓流映画祭2023」が5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催。先行発表にて反響を呼んだ「KARA」ハン・スンヨン主演のホラーコメディ『ショー・ミー・ザ・ゴースト』ほか第1弾で上映の全8作品が発表となった。「冬のソナタ」の放送が火付け役となり日本中で一大ムーブメントを起こした“韓流”も2023年で20周年。「韓流映画祭2023」では『ショー・ミー・ザ・ゴースト』、イ・ジョンジェ×チャン・ジニョンのラブロマンス『オーバー・ザ・レインボー』、『シュリ』のカン・ジェギュ監督企画、ソル・ギョングほか豪華キャスト出演のスペクタクル・アクション『燃ゆる月』など様々な年代やジャンルの、バラエティに富んだ作品が集まった。『ショー・ミー・ザ・ゴースト』5.12(金)より上映・配信スタート20年来の大親友のホドゥとイェジは、夢も希望も失ってしまった求職者。そんなある日、ホドゥは運良く、格安の家具付き賃貸住宅を手に入れる。実家を追い出されたイェジもそこに居候することに。完璧に思えたその家に、2人は次第に違和感を覚えるようになる。そして、不気味な幽霊に遭遇しパニックに陥る。しかし幽霊より怖いソウルの物価のせいで疲れてしまった2人は行くあてもなく、家を守るために幽霊を退治しようとするのだが…。『オーバー・ザ・レインボー』5.19(金)より上映・配信スタート気象予報士のジンスは交通事故に遭う。大きな怪我はなかったため仕事に復帰するが、8年間愛した女性のことが思い出せない。大学時代の友人であるヨンヒに助けを求める。ヨンヒはサンインの恋人だったが、最近別れたばかりで傷心中だった。ヨンヒにとって過去は胸が痛む思い出ばかりだったが、ジンスのために思い出を蘇らせようと決意する…。『家門の復活』5.26(金)より上映・配信スタートホワイトタイガー家は全羅道で悪名高い犯罪組織。長男が検事と結婚したことで、マフィアのボスであるホン・ドクジャは組織犯罪から離れ、「母の手キムチ」ビジネスを始める。しかし、インジェへの激情の罪で刑務所に入れられた元検事のミョンフィルが出所し、報復の機会を見出す。アックスギャングと手を組み、ホワイトタイガーの崩壊を目論む悪辣な計画を用意する。そして、ミョンフィルの陰謀でキムチ事業が失敗し、一家は無一文で路頭に迷うことに…。『燃ゆる月』6.2(金)より上映・配信スタート対立する2つの部族の間に生まれた少女を巡り、戦う勇者たちの姿を描いたアクション。ファサン族とメ族の血を引く少女のピ。彼女は神を怨み嫌うメ族の野望のため、生け贄にされそうになるが難を逃れ、ファサン族に引き取られる。成長した彼女は村の戦士タンと恋に落ちるが、そこにメ族の魔の手が伸びる――。『アルバトロス』6.9(金)より上映・配信スタート朝鮮戦争で北朝鮮の捕虜となったキョンミンは、呼吸する以外の全ての自由を奪われる。捕虜収容所の中で韓国海軍将校、ロシア留学生のジュヒョン、元刑務所長で北朝鮮の元高官外交官、2人の娘スヨンとブヨン、日本から来たアキコと出会う。彼の仲間の囚人たちは皆、それぞれの生き残りの方法で生きていた。そこでキョンミンは、失恋の末に北朝鮮に渡って特殊工作員になった親友のピョンサンと出会う…。『ファン・ジニ』6.16(金)より上映・配信スタート知恵と美貌を兼ね備えたファン奉行の娘ジニは、結婚式の前日亡くなった靴職人の死に衝撃を受け、妓生になる。妓生としての彼女の名声は、広く知られるようになる。ジニはビョク・ゲスと出会い、恋に落ちるが、ケスはミョン国の使節に選ばれてしまう。彼がジニのもとを去ると、ジニは裏切られた気持ちに襲われ、放浪の旅に出る。その後、ジニは貧しい学者イ・センに出会う――。『バイ・ジュン さらば愛しき人』6.23(金)より上映・配信スタートチェヨンとドギは21歳。2人とも2年前の親友・ジュンの死という重荷を背負っている。ジュンは彼らの共通の友人であり、彼を崇拝していた。チェヨンとドギは、セックス、ドラッグ、お酒で互いの虚しさを埋めようとする。しかし、そんな2人の間には、ジュンの記憶が常に入り込んでいる。2人は愛し合ってはいるが、チェヨンにとっては、ジュンは完全に交代することはできず、ドギは自分が次点だと感じずにはいられない。『ミスター・コンドーム』6.30(金)より上映・配信スタートスンヒとスンホは結婚して3年。子どもが欲しいと切望するスンホとは違い、スンヒは子どもを育てる準備ができていないと感じている。彼らはこのデリケートな問題について議論し、争い始める。しかし、スンヒはついに夫の願いを受け入れ、妊娠を決意する。言うは易し、行うは難し。2人は最先端の不妊治療薬から民間療法まで、あらゆるものに挑戦する。計画通りにはいかず…。「韓流映画祭2023」は5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催。配信サービス「おうちでCinem@rt」にて同時開催。(text:cinemacafe.net)
2023年04月23日チャニング・テイタム主演『マジック・マイク ラストダンス』のブルーレイ&DVDが6月16日(金)に発売されることが決定した。本作は、知られざる男性ストリップダンスの世界とそこで奮闘するダンサーたちの裏側を迫力のダンスシーンと共に描く、チャニング・テイタム主演映画『マジック・マイク』シリーズ最新作。破産で全てを失い、長期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイクが、人生の再起をかけて世界中のダンサーと“人生最後の挑戦”、一夜限りのラストショーに挑む。チャニング・テイタムが無名時代、ストリップダンサーだった実話を基に製作された本シリーズは、過去累計の世界興行収入が2億8600万ドルを突破。シリーズ3作目となる本作では、アカデミー賞受賞監督スティーブン・ソダーバーグが1作目以来の監督へ返り咲き、公開後は全米興行ランキング初登場1位を獲得した。ラスト30分のダンスシーンはクラシック、ジャズ、ヒップホップなどジャンルレスなダンスが融合したグループダンスの迫力に加え、マイク(チャニング・テイタム)とマックス(サルマ・ハエック)の情熱的でセクシーなダンスは必見だ。6月16日(金)デジタル配信 ブルーレイ&DVD発売 DVDレンタル開始『マジック・マイク ラストダンス』()ブルーレイ&DVDセット (2枚組)5,280円 (税込)【映像特典内容】●ダンスシーンの舞台裏●未公開シーン※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年04月21日カンヌ映画祭のクロージング作品が、ピクサーのアニメーション映画『マイ・エレメント』であることが発表された。ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ピート・ドクター、監督のピーター・ソーン、プロデューサーのデニース・リーム、声の出演者らが、レッドカーペットを歩く予定だ。カンヌでの上映は5月27日。ピクサーからは、過去に『カールじいさんの空飛ぶ家』、『インサイド・ヘッド』、『ソウルフル・ワールド』がカンヌに出品されている。『マイ・エレメント』はアメリカで6月16日、フランスでは6月21日に劇場公開予定。日本公開は8月4日。■ピート・ドクター(ピクサー・アニメーション・スタジオ/チーフ・クリエイティブ・オフィサー) コメント:今年のカンヌへの復帰はピクサー・アニメーション・スタジオにとって、とても特別なことです。私たちがようやくパンデミックから抜け出し、ストーリールームやアニメーション制作、ブレインストーミングでまた集まることができ、そしてカンヌの地に戻ってくることができたことは喜びであり名誉なことです。そして、並外れた素晴らしいストーリーテラーであるピーター・ソーン監督の『マイ・エレメント』はとても面白くて、心に深く響き、率直に言っても観るものを圧倒する作品になっています。本作は大きなスクリーンのある劇場で映画を楽しんでもらうために制作しました。カンヌ映画祭でワールドプレミア上映されることをとても嬉しく思います。■ティエリー・フレモー(カンヌ国際映画祭総代表)コメント:長年にわたり、カンヌ国際映画祭は世界中からのアニメーション映画を上映してきました。ピクサー・アニメーション・スタジオは、ピート・ドクターが監督した『カールじいさんの空飛ぶ家』で2009年のカンヌ映画祭のオープニングを飾り、カンヌの歴史を作りました。それはとても素晴らしいイベントでした。今年のクロージング作品として『マイ・エレメント』を上映することは、私たちがそれぞれの人生について改めて思いを巡らせるための素晴らしい機会となるでしょう。『マイ・エレメント』8月4日(金)全国ロードショー(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年04月20日ダンスブームが続くなか、2021年に誕生し、3シーズン目となる世界初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE 22‐23」も終盤を迎えて大きな盛り上がりを見せている。12のチームが約半年間にわたり、1対1のバトル方式で総当たりするリーグ戦「レギュラーシーズン」が行われていたが、その上位6チームによる「チャンピオンシップ(CS)」がいよいよ4月23日に開催される。個性豊かな12チームの中から、プロダンスリーグ日本一が決まる!「全員が筋骨隆々だったり、ドレッドヘアで統一したりするチームもあれば、かわいいビジュアルでバキバキのダンスを踊るチームもある。カラーの全く異なるチームが毎回アツいバトルを繰り広げています」そう語るのは、今季のレギュラーシーズンで初優勝し、念願のCS初進出を決めた「CyberAgent Legit(レジット)」のリーダーであり、作品のディレクションも手掛けるTAKUMIさん。「僕たちのチームは、9人のメンバーそれぞれに個性があり、今までのシーズンを糧にして勝ちパターンを増やせたのが結果につながりました。エンタメ色の強いものからシリアスな雰囲気のもの、ダンスを前面に出したおしゃれ系まで、どんな世界観の作品でも勝てるのが強みです」常人離れしたダンステクニックや美しい群舞など、2分ほどの演技はどのチームも圧巻で、息をのむばかり。驚くのはラウンドごとにダンス、衣装、音楽をわずか2週間で仕上げていること。それだけにジャッジの場面では感極まる選手も。そんな厳しい勝負を経て迎えるCSは1日限りのトーナメント戦だ。「各チームは最低でも2作品を用意します。僕たちは初めての経験なので全くの未知数ですが、ファンの方やチームを支える会社など、一緒に戦ってくれている方々のために恩返しの意味でも優勝したいです」3月まで早稲田大学法学部の学生でもあったTAKUMIさん。最後に、両立できたコツを聞くと…。「一番は優先順位を見極めて時間管理を徹底したこと。勉強とダンス、一方に時間をかけすぎないようにしました。とはいえ仕事後に深夜から勉強という生活が続いた時期は、正直しんどかったですね。でも、ダンスはバトル、勉強は試験、どちらも勝つためにやるものと共通項がわかり、納得できたんです」ジャッジは専門家に加え観戦者、配信視聴者もアプリから参加できる。文武両道のTAKUMIさんの勇姿とともに、日本一のチームが決まる瞬間をしかと見届けたい。D.LEAGUE 22‐23 CHAMPIONSHIP4月23日(日)、東京ガーデンシアターで開催。D.LEAGUEオフィシャルアプリほか各種配信サービスでの生配信も。©D.LEAGUE 22‐23タクミ2000年5月19日生まれ、福島県出身。CyberAgent Legitリーダー。得意なダンスはポップ。TVのオーディション番組を経て、8月にアーティストデビューも決定。※『anan』2023年4月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・伊藤順子(by anan編集部)
2023年04月19日お笑いコンビ・エルフ(荒川、はる)が16日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場した。映画祭のゲストや関係者が集結するレッドカーペットは、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は開催せず、昨年は感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施。そして今年は、観客との触れ合いも解禁して開催し、歓声が飛び交う中、参加者がサインに応じるなど、大きな盛り上がりを見せた。荒川は「サイコー! 沖縄がー! 2回目ぐらいに沖縄来たんですけど、最高すぎて浮かれてまーす! 頭があんまり動かない」と大はしゃぎ。はるも「皆さん盛り上がっている感じで、緊張していたんですけどめっちゃ楽しかったです」と大満足のようだった。沖縄映画祭は今回が初参加となり、荒川は「ずっと出たかったので、夢みたいです」と感激。はるも「お仕事で来させてもらいたいと思っていたのでうれしいです」と言い、「エルフを知ってくださっている方もいてうれしかったです」と観客の反応にも喜んでいた。2009年に「沖縄国際映画祭」としてスタートした同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催された。
2023年04月18日俳優の細田佳央太が16日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場した。映画祭のゲストや関係者が集結するレッドカーペットは、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は開催せず、昨年は感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施。そして今年は、観客との触れ合いも解禁して開催し、歓声が飛び交う中、参加者がサインに応じるなど、大きな盛り上がりを見せた。特別招待作品として上映されたWOWOW連続ドラマW-30『ドロップ』で主演を務める細田は、品川ヒロシ監督とともにレッドカーペットに登場した。今回が人生初の沖縄訪問となったという細田は「初沖縄で、レッドカーペットという輝かしい場所を監督と歩かせていただけるというのが何よりもうれしいです」と喜び、「気温の高さにびっくりしています(笑)」と笑顔でコメント。「沖縄県民の皆さんの熱気も相まってすごく楽しいです」と話していた。2009年に「沖縄国際映画祭」としてスタートした同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催された。
2023年04月16日タレントのIMALUが16日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場した。映画祭のゲストや関係者が集結するレッドカーペットは、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は開催せず、昨年は感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施。そして今年は、観客との触れ合いも解禁して開催し、歓声が飛び交う中、参加者がサインに応じるなど、大きな盛り上がりを見せた。昨年から東京と奄美大島の2拠点生活を送っているIMALUは、奄美大島の魅力を発信する「あまみ応援団」としてレッドカーペットに参加。「昨日雨でしたが、見事に晴れて、久しぶりに沖縄の皆さんとゆっくりお話したり顔も見られてとてもうれしかったです」と感想を述べた。そして、「沖縄ももちろん大好きですが、奄美の海に一目ぼれしまして、そういった生活を始めて、そこからのつながりで今回も、あまみ応援団として参加させてもらったんですけど、奄美大島のプロモーションにつながればいいなと思っています」と奄美への思いを語り、「今日も奄美大島の伝統工芸の泥染めの服を着て歩きました」と紹介した。2拠点生活を始めてからの変化を尋ねると「心が穏やかになりました」とにっこり。「自然にいっぱい囲まれて、オンオフはっきりするような生活になって、東京では味わえないようなご近所付き合いや、島のおじいちゃんおばあちゃんにもすごくよくしてもらいながら生活していて、今までにないような体験をいっぱいしています」と笑顔で語ってくれた。2009年に「沖縄国際映画祭」としてスタートした同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催される。
2023年04月16日俳優の伊藤健太郎が16日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場した。映画祭のゲストや関係者が集結するレッドカーペットは、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は開催せず、昨年は感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施。そして今年は、観客との触れ合いも解禁して開催し、歓声が飛び交う中、参加者がサインに応じるなど、大きな盛り上がりを見せた。特別招待作品『ザギンでシースー!?』で主演を務める伊藤は、共演の暁月ななみ、主題歌を担当した華原朋美らとともにカーペットに登場した。沖縄映画祭は2回目の参加だが、レッドカーペットは今回が初めてだという伊藤は「すごく天気もよくて。前に来たときは仕事の都合で(レッドカーペットは)歩けなかったので、今日は歩けてよかったなと思います」と笑顔でコメント。自身の名前を呼ぶ観客の声も聞こえ、「こんなにたくさん来てくださってうれしいです」と喜んだ。ただ、沖縄を楽しむ時間はまだなかったそうで「海を見ずに帰るのもなという感じなんですけど、たぶん見られずに帰るのかなと……」と残念そうな表情。これだけはやりたいことを聞かれると「本当は海に入りたいですけど、沖縄料理を食べて帰れたらいいかなと思います」と答えた。2009年に「沖縄国際映画祭」としてスタートした同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催される。
2023年04月16日「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントが16日、沖縄・那覇の国際通りで行われ、上映作品のキャスト・監督、吉本芸人らが多数参加した。2009年に「沖縄国際映画祭」としてスタートした同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催される。映画祭のゲストや関係者が集結するレッドカーペットは、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は開催せず、昨年は感染予防・拡大防止に努め、3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施した。そして今年は、観客との触れ合いも解禁して開催。歓声が飛び交う中、参加者がサインに応じたりハイタッチをしたり、大きな盛り上がりを見せた。特別招待作品と特別上映作品からは、『釜石ラーメン物語』の井桁弘恵、『ザギンでシースー!?』の伊藤健太郎、主題歌を担当した華原朋美、『ランサム』のユン・ソン、WOWOW連続ドラマW‐30『ドロップ』の細田佳央太、品川ヒロシ監督らが参加し、沖縄映画特集からは『「風が通り抜ける道」・・沖縄、すべての愛が存在する島』の山田邦子、『島に還る』の尚玄らがカーペットを歩いた。芸人も多数参戦し、沖縄出身のお笑いコンビ・ガレッジセール(ゴリと川田広樹)をはじめ、宮川たま子、麒麟の田村裕、大西ライオン、エルフらが登場。吉本新喜劇のゼネラルマネージャー・間寛平、「画業30年記念作品展『POP OUT』Pre-Exhibition」を開催しているジミー大西も参加した。さらに、桂文枝、西川きよし、大平サブロー、吉本興業ホールディングスの大崎洋会長、岡本昭彦社長も登場し、ラストを飾った。
2023年04月16日俳優の後藤大が15日、「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」内で行われた「嘘の起源『絵掻きうた/ホワイト ライ』」の舞台挨拶に、瑚々、川田広樹(ガレッジセール)とともに登壇した。嘘をテーマに新進気鋭の映画監督がそれぞれの作品を製作するショートムービープロジェクト「嘘の起源」。第1弾として「絵掻きうた」「ホワイト ライ」の2作品が制作され、同映画祭で初お披露目された。「絵掻きうた」は杉岡知哉監督が担当。現在放送中の『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日)で五十鈴大智役を演じている後藤が主演を務め、相手の抱える本当の気持ちが描く絵に現れてしまう似顔絵師に扮する。「ホワイト ライ」は谷口雄哉監督が担当。主演の瑚々が演じる就活生が過去の自分と向き合い成長していく姿を描く。後藤は「こういう国際映画祭に出演できて心の底から光栄です」と感激。「初めて主演を務めさせていただいたんですけど、素敵なキャストとスタッフさんと監督と一緒にやれてとっても楽しかったです。絵も全部描かせていただきました」と語った。そして、相手の抱える本当の気持ちが絵に現れてしまう似顔絵師役について、「僕も小さいときからずっと絵を描いていて、後藤大としての本人のベースを強く役作りしたんですけど、嘘を見抜いてそれが絵に現れてしまうというのが、なるべく超能力にならないように繊細に演じるよう気をつけました」と説明。普段はどのような絵を描いているのか聞かれると、「ずっとデジタルで描いていたり、ボールペンで描いていたんですけど、ここ1年半ぐらいでアクリル絵の具とエアブラシを使うように」と答え、「展示も東京でよくやっているので、タイミングが合う際はぜひ足をお運びください」と呼びかけた。さらに、「僕は映画が本当に大好きで、絵を描くことも小さい時からずっと大好きで、その2つがこうやって重なって主演として映像に残していただいたことが本当にうれしくて、皆さんが足を運んで見に来てくれたことが本当に光栄です」と喜びを語り、「これからも役者としても絵描きとしても頑張るので、劇場に足を運んでください。そして展示にもぜひ遊びに来てください」と力を込めた。
2023年04月15日