ジョン・トラヴォルタが妻のケリー・プレストン、9歳になる愛娘のエラ・ブルーと共演した『オールド・ドッグス』(原題)のロサンゼルス・プレミアが9日、ハリウッドのエル・カピタン劇場で行われ、トラヴォルタ・ファミリー3人が揃って出席した。今年1月、休暇で滞在していたバハマで長男のジェットが16歳の若さで急逝、深い悲しみに沈んでいたトラヴォルタ家にようやく笑顔が戻ったようだ。「悲しみを癒すため、毎日家族で頑張った。こういうときは友人たちの存在が必要なんだ」とトラヴォルタは「USA Today」紙のインタビューで語り、「自分たちの救いになった」と、信奉しているサイエントロジーについても言及した。『オールド・ドッグス』はトラヴォルタの2008年の主演作『団塊ボーイズ』のウォルト・ベッカー監督の新作。ロビン・ウィリアムズとのW主演で、なかなか恋がうまくいかないバツイチ中年(ウィリアムズ)と陽気でモテモテの独身中年(トラヴォルタ)の親友2人が7歳の双子の面倒をみることになるヒューマン・コメディ。エラ・ブルーは双子の一人を演じる。会場にはウィリアムズ、共演のリタ・ウィルソンと夫のトム・ハンクス、セス・グリーンらも姿を見せた。映画は25日より全米で公開、日本は2010年公開予定。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:オールド・ドッグス (原題) 2010年春、全国にて公開■関連記事:ジョニー・デップ『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第4作に出演決定
2009年11月11日ジョン・トラヴォルタが今週水曜(9月30日)にバハマの首都・ナッソーの裁判所に出廷、彼から2,500万ドルを脅し取ろうとした恐喝罪で起訴された2人の被告の裁判の証人として証言台に立った。事件は今年1月2日、休暇でバハマに滞在中だったトラヴォルタ一家の長男・ジェットくんが16歳の若さで急死したときに起きた。トラヴォルタの証言によれば、ジェットくんに付き添ったバハマの救急医療士タリノ・ライトボーン被告は、もし金を払わなければ、ジェットくんを地元の病院に搬送することを拒否する旨の書類(トラヴォルタの署名入り)を使って、トラヴォルタが息子の死に関与したように見せかけることをほのめかしたという。トラヴォルタは先週も証言台に立ち、書類にサインしたのは、息子を飛行機でフロリダに連れ帰り、そこで治療を受けさせたかったからだと理由を説明していた。もう1人の被告は元上院議員プレザント・ブリッジウォーター被告で、彼はライトボーン被告側の人間としてトラヴォルタの弁護士との交渉役を務めていた。「(被告人2人は)息子の死は意図されたもので、私が何らかの形でその罪に関わっているということにしようとしたらしい」とトラヴォルタは話している。証言を終えると、夫人のケリー・プレストンと共に速やかに裁判所を後にした。愛息を失った悲しみに加えて、卑劣な恐喝の被害まで受けていた夫妻の心中を察するに余りある。(text:Yuki Tominaga)法廷に向かうトラヴォルタ夫妻。© Splash/AFLO■関連作品:サブウェイ123激突 2009年9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:普通の男が発揮する底力…名演光る重厚サスペンスに唸る『サブウェイ123激突』“交渉人”デンゼル・ワシントンが明かす、これまでの人生で最もタフな交渉相手は…?デンゼル・ワシントンが大江戸線を司る!一日運輸指令所長で「出発シマース」アラフィフ俳優の競演『サブウェイ123激突』独占試写会に25組50名様をご招待ハイジャックを呼び込むかも…?『サブウェイ 123』車両が大江戸線に登場!
2009年10月02日11日、カリフォルニア州のアナハイム・コンヴェンション・センターで、ウォルト・ディズニー・スタジオの新作ラインナップ発表会「D23」が開催され、ジョニー・デップをはじめ、今後のディズニー映画に出演するスターたちが登場した。ジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウの扮装で、海賊船に乗って登場し、スタジオのチェアマン、ディック・クック氏はシリーズ第4弾となる『Pirates of the Caribbean:On Stranger Tides』(原題)が2011年夏に公開予定だと発表、また『The Lone Ranger』(原題)にもトント役でジョニーが出演することを付け加えた。ティム・バートンは、こちらもジョニー主演で来年4月公開の『アリス・イン・ワンダーランド』のフッテージを上映し、ルイス・キャロルの世界を3Dで映画化できたのは「トリッピーで最高」と表現した。ジョン・トラヴォルタは妻のケリー・プレストン、娘のエラ・ブルーと一緒に、家族3人で出演した11月に全米公開予定の『オールド・ドッグス』(原題)を紹介した。1月に愛息を亡くして以来、初の公の場への登場となったトラヴォルタは「観客の方々の愛に感謝しています」と述べ、みなさんにも、私たちと同じくらい『オールド・ドッグス』を気に入ってもらいたいです。私のベイビーが出演しているのでね」と娘の映画デビューにも触れた。ほかには『ナショナル・トレジャー』シリーズ最新作への出演が決まったニコラス・ケイジ、元気いっぱいのパフォーマンスを披露したマイリー・サイラス、『Disney’s クリスマス・キャロル』のロバート・ゼメキス監督も顔を見せた。(text:Yuki Tominaga)『オールド・ドッグス』でロビン・ウィリアムズと共演したトラヴォルタ。© Splash/AFLO■関連作品:Disney’sクリスマス・キャロル 2009年11月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.オールド・ドッグス (原題) 2010年春、全国にて公開■関連記事:2年間で3度目!ショーン・ペン夫妻がまた離婚を申請コミコンのパネル・ディスカッションに、ジョニーがサプライズ登壇ジョニー・デップの強烈“帽子屋”初公開!映画版「不思議の国のアリス」で鍵握る【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』カップル、やっぱり私生活でも交際中?
2009年09月14日舞台はニューヨークの街に張り巡らされた地下鉄(サブウェイ)。白昼、この巨大交通システムの盲点を衝いてハイジャックが発生!犯行グループのリーダーが交渉役に指名したのは、平凡を絵に描いたような地下鉄職員だった――。まもなく公開を迎える『サブウェイ123 激突』で、犯行グループとの交渉に当たるこの地下鉄職員・ウォルターを演じているのはデンゼル・ワシントン。2度にわたるオスカー受賞歴を誇るこの名優はなぜ、「本来、ごくごく平凡な男」であるこの役を演じるに至ったのか?映画の公開を前に来日を果たした彼に話を聞いた。“普通の男”が遭遇する“普通じゃない事態”本作は1974年に製作された『サブウェイ・パニック』のリメイク。だが、犯人との交渉役のウォルターは、オリジナル版では警察官だった。この映画に出るに当たってデンゼルがこの役をごく普通の男へと変更を求めたのだとか。「自分を含め、世のほとんどの人はごく平凡な人間。そんな普通の男が、普通じゃない事態に巻き込まれるというアイディアが好きなんです。彼はそんな事態の中でも、奥さんから、帰りにミルクを買ってこいなんて言われるような男で、そこがとても気に入りました。最初の話では、オリジナルの設定どおり彼は刑事ということでしたが、『インサイド・マン』で刑事をやったばかりで、もうやりたくないと思っていたんです。体重を25ポンドくらい増やして、メガネを掛けて、コーヒーを自分に引っ掛けてしまうような男にしたいって思いました」。さらにデンゼルは「自分はまさに彼のような人間」とまで言い、共感を示す。「特に彼の父親としての部分ですね。私自身は普通ではない仕事をしている普通の人間。ウォルターもまた普通の男なんだけど、その日に限って普通じゃない仕事をするハメになって、それでも勇気をふり絞ってその任に就くわけです」。「過ちを償おう」という気持ちが平凡な主人公に変化をもたらす運悪く、たまたま掛かってきた電話を取ってしまったがために、事件の交渉役を務めることになるウォルター。この“ド素人”が映画の終盤にかけて、タフな“交渉人”へと変貌し、自ら決断を下すまでになる。この背景には、どのような心境の変化やきっかけがあったのか?デンゼル自身はこう説明する。「あの日の朝、目を覚ましたとき、その後に起こることなんて想像もしていなかったろうね。だが、実際にこうした事態に巻き込まれ、数々の出来事が起こる中で、彼にとっては最も恥ずかしく、隠しておきたかったことをみんなの前でさらけ出さなくてはいけなくなります。ジョン・トラヴォルタ扮する犯行グループのリーダーが『こいつに金を持ってこさせろ』と言ったとき、ウォルターは『これは、自分が犯した過ちを償うチャンスだ』と感じたのではないでしょうか。自尊心を少しでも取り戻そうという気持ちで、徐々に変わっていったんだと思います。我々もまた、彼のようなチャンスを与えられれば、もしかしたら何かすることができるかもしれない。そんなメッセージがこの映画には含まれているのかもしれません」。メガホンを握ったのは、これがデンゼルとは4度目のタッグとなるトニー・スコット。トニーだけでなくスパイク・リー、ジョナサン・デミなど、デンゼルは同じ監督と複数回にわたってコラボレーションを果たしている。デンゼルはそれを“フライト”に例えてこう語る。「『飛行機に乗るとき、パイロットが信用できないなら地上に残るべき』って僕はいつも言ってるんだ。トニーは僕が最も信頼するパイロットの一人です。ジョナサン・デミもエドワード・スウィック(『アメリカン・ギャングスター』)も、スパイク・リーも素晴らしいパイロット。何より、彼らが呼んでくれるからこそ僕は仕事ができるわけだし、人生は短い。だからこそ映画という経験を楽しみたいんです」。最後にデンゼル自身、これまでの人生における最もタフな交渉の経験は?「この映画ほどのことはないですが…子供の頃は母親と交渉してたね。『家に入れてよ!』って(笑)」。『サブウェイ123 激突』特集■関連作品:サブウェイ123激突 2009年9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:普通の男が発揮する底力…名演光る重厚サスペンスに唸る『サブウェイ123激突』デンゼル・ワシントンが大江戸線を司る!一日運輸指令所長で「出発シマース」アラフィフ俳優の競演『サブウェイ123激突』独占試写会に25組50名様をご招待ハイジャックを呼び込むかも…?『サブウェイ 123』車両が大江戸線に登場!ハリウッド2大スターが激突!『サブウェイ 123激突』試写会に10組20名様をご招待
2009年09月04日白昼のニューヨーク市営地下鉄で起こった人質事件。何の、巡り合わせか事件の交渉役を務めることになった一介の地下鉄職員とハイジャック犯の息詰まる攻防を描いた『サブウェイ123激突』が9月4日(金)に公開を迎える。この地下鉄職員・ガーバーを演じたデンゼル・ワシントンが9年ぶりに来日!映画に因んで8月20日(木)、デンゼルが都営地下鉄大江戸線の一日運輸指令所長に就任し、同じく一日駅長(国立競技場駅)を務める西川史子とともに任命式に臨んだ。デンゼルが登場すると、集まったファンからは大きな歓声が。これに笑顔で応え「久しぶりに日本に戻ってこれてうれしい。多くのファンに支えられて本当に感謝しています」と挨拶。今回、デンゼルが就任した運輸指令所長は、まさに映画の中でガーバーが所属する運行司令室に相当する役職。デンゼルは「実際に映画に参加して、彼らの仕事の大変さが分かりました。ここで働かれているみなさんに敬意を表します」と語った。一日駅長の西川さんはデンゼルを目の前に興奮気味。「私はセレブなので、普段は地下鉄には乗りませんが(笑)、こんな素敵な方となら一緒に地下鉄に乗って、映画を観に行きたいですね」と語り、会場の笑いを誘った。東京都交通局長の金子正一郎氏から任命証を、そして西川“駅長”から帽子を受け取り大喜びのデンゼル。この後、実際に駅務室に入り、本作の絵柄が車両全体にラッピングされた地下鉄が到着すると「電車ガ到着シマース!」、「電車ガ出発シマース!」とアナウンスし、指令所長の役目を果たした。『サブウェイ123激突』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:サブウェイ123激突 2009年9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:アラフィフ俳優の競演『サブウェイ123激突』独占試写会に25組50名様をご招待ハイジャックを呼び込むかも…?『サブウェイ 123』車両が大江戸線に登場!ハリウッド2大スターが激突!『サブウェイ 123激突』試写会に10組20名様をご招待ジョン・トラヴォルタ、息子を亡くした悲しみは癒えず。主演作プレミアを欠席ひげにタトゥーですっかり悪人顔、トラヴォルタがデンゼルとの共演作で悪役に挑戦
2009年08月21日大江戸線でパニック!?8月1日(土)より、都営大江戸線で、都営地下鉄としては史上初となる映画のビジュアルをフルラッピングした車両が登場し、話題を集めている。これは、ニューヨークの地下鉄を舞台にしたサスペンス・アクション『サブウェイ 123激突』とのコラボレーションとして実現したもの。従来の大江戸線とは全く異なる青と黒を主体にした色調で、映画のタイトルと共に主演のデンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの姿が大きく描かれている。今回のコラボレーションについて、本作の宣伝プロデューサーは「地下鉄を舞台にしている映画なので、ぜひ地下鉄とコラボレーションしたいと考えました。中でも本編で描かれているのがニューヨーク市の地下鉄ということで、日本では東京都の管轄である都営地下鉄で、なおかつ駅数、利用者数が一番多い大江戸線でラッピングライナーを走行させたいと打診しました」と語る。映画は、トラヴォルタ演じる“ライダー”をリーダーとする武装ギャングが地下鉄をハイジャックするという設定。ハイジャックという内容だけに、コラボレーションの実現に向けた交渉は難航するかと思われていたが「交通局の担当の方に映画をご覧いただいたところ、地下鉄職員が乗客を守る懸命な姿が描かれていたため企画が実現したようだ」とのこと。車体のデザインについては「映画では、地下鉄職員のガーバー(デンゼル・ワシントン)が乗客を守るために自分の身を犠牲にして犯人と闘うのですが、その緊張感を地下鉄の車体そのものに表現しました」と語る。こちらのラッピングライナーは8月いっぱい走行する。普段とは違う、見慣れない車両に思わず立ち止まって写真を撮ったり、駅員に運行スケジュールを問い合わせる乗客も続出。夏休みシーズンということもあり、この期間限定車両目当ての鉄道ファンも数多く訪れそうだ。『サブウェイ 123激突』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:サブウェイ 123激突 2009年9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:ハリウッド2大スターが激突!『サブウェイ 123激突』試写会に10組20名様をご招待ジョン・トラヴォルタ、息子を亡くした悲しみは癒えず。主演作プレミアを欠席ひげにタトゥーですっかり悪人顔、トラヴォルタがデンゼルとの共演作で悪役に挑戦
2009年08月03日『トイストーリー』、『ファインディング・ニモ』など数多くの大ヒットアニメを輩出するディズニー/ピクサーを牽引してきたジョン・ラセターを製作総指揮に迎えて贈る、新生ディズニー・アニメーション第1弾『ボルト』。8月1日(土)の公開に先駆けて、ラセター氏と監督のクリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード、プロデューサーのクラーク・スペンサーら製作陣が来日!さらに日本語吹き替え版の声優を務めた佐々木蔵之介、江角マキコ、天野ひろゆきが加わり、日米スタッフ・声優キャストによる記者会見が行われた。ボルトのイラスト入りアロハシャツを着て登場したラセター氏は、「『ボルト』は若き才能あふれるフィルムメーカーと一緒に作り上げた誇り高い作品です。世界で一番好きな観客である日本のみなさんに早く観ていただきたいです」と挨拶。満を持して贈り出す本作では、TV番組の世界を現実と信じ込んでいるスター犬・ボルトの冒険を描くが、「ディズニーの『笑いのあるところには必ず涙がある』という鉄則からスタートしました。いままで見てきたもの全てが偽物だと分かったときにどう思うのか、また飼い主が自分を愛してくれているのかという、ボルトの感情の表現を大事にしました」とキャラクターに込めた想いを語った。また、「アニメーターは大人になりきれていない大きな子供。こういうアロハシャツをいつも着てるんだよ」と冗談めかして語ると、ウィリアムズ監督は「彼の家には秘密の通路がたくさんあるからね」とこっそり明かしてくれた。本作で長編映画監督デビューを飾った2人の監督は、終始息の合った様子をうかがわせた。今回の共同作業をふり返り、「お互いにいい友達だということがとても大きかったです。極力、共に時間を過ごし、450人のスタッフを率いるという大きな責任ある仕事を2人でやり遂げました」(ハワード監督)、「僕たちの友情に試練もありましたが、互いにいい友達のまま完成することができました。また、ラセター氏の情熱的な励ましのおかげで良い作品が出来ました」(ウィリアムズ監督)と互いを労った。そんな2人の仕事ぶりを、スペンサー氏は「ストーリーも映像も素晴らしい出来」と絶賛した。今回、犬のボルト役として声優に初挑戦した佐々木さんは、「こんなかわいい犬の役を自分がやっていいのかと思いましたが、ジョン・トラヴォルタさんがやっているのを聞いて、じゃあ僕もと思って。最初はなかなか声と映像が合わなかったが、気持ちだけでやっていったら気持ち良く出来ました。犬の役をやれて演技の幅が広がったし、(ソフトバンクCMに声優出演中の)北大路欣也さんと刀を合わせられると思います」と感想を語り、会場を沸かせた。ボルトの旅の仲間、黒猫のミトンズ役の江角さんは、4歳の娘の母親ならではのコメント。「子供に絵本を読んだ後に、これは大人の私たちが忘れかけていることではないかと思うことがよくあります。この作品でも信じる心、諦めない心を改めて胸に刻むことができて幸せでした」と感慨深げに本作のメッセージを伝えた。「なくてはならない役。なんて素敵なの」と自画自賛するのは、ハムスターのライノ役・天野さん。その一方で「ライノは『夢は信じれば叶う』とボルトたちに熱いメッセージを伝えてますが、僕も信じていれば素敵な嫁さんが出来ると思ってたら、気づいたら39でした…」と自虐コメントも。そして最後に、日米スタッフ・キャスト陣でのマスコミ向けのフォトセッションが行われようとした瞬間、袖から「ちょっと待った〜!」という声と共に純白のタキシード姿のウド鈴木が乱入!何のことだか分からない一同は呆然、相方の天野さんは「ゴー、ホーム!」と追い払うもウドさんはノンストップで「実は私は『ボルト』に声優として出てるんです!」と宣言する始末。笑いが沸き起こる中、天野さんは一同に申し訳なさそうに謝るばかりだった。果たしてその真偽は?「劇場で確かめて!」(ウドさん)とのこと。「愛する力や信じる強さが響いてくる、犬だけど人間以上に人間らしい愛情が感じられる映画なので、ぜひ大切な人と観て確かめてください」と佐々木さんがアピールする『ボルト』は8月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:ボルト 2009年8月1日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:『ボルト』トラヴォルタに対抗する吹き替え版声優は佐々木蔵之介!江角マキコも参戦
2009年06月10日デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの共演が話題の新作『サブウェイ・パニック』のロサンゼルス・プレミア上映がマン・ヴィレッジ・シアターで開催され、トニー・スコット監督とともにデンゼルや共演のマギー・Qやタラジ・P・ヘンソン、タイリース・ギブソンらがレッドカーペットに登場した。1974年公開作の『サブウェイ・パニック』のリメイク版で、4人の男がニューヨークの地下鉄をハイジャックし、乗客の命と引き換えに現金を要求。地下鉄公安部、警察、市当局と犯人グループとの攻防を描くクライム・サスペンス作で、デンゼルがオリジナル版でウォルター・マッソーが演じた公安局警部補を、トラヴォルタがロバート・ショウが演じたハイジャック犯のリーダー役のワシントンを演じる。残念ながらトラヴォルタはこの日は欠席だった。今年1月、休暇先のバハマで愛息が急死したという悲劇が原因になっている。つい最近、トラヴォルタと話したというデンゼルは記者会見の席で「彼はまだスポットライトの前に立つ心の準備が出来ていないんだ。言うまでもなく、彼はいまも苦しんでいる。だから僕は彼に話しかけるより、ひたすら彼の話を聞くことにしたんだ。2〜3時間だったかな。彼は本当に優しい人間なんだ」と語った。トラヴォルタは『サブウェイ・パニック』のプロデューサーを通して、プレミア上映に駆けつけた観客に「愛と感謝をハリウッドのみなさんに。このつらい時期にいる私を支えてくれたみなさんに」とメッセージを送った。映画は日本では9月4日(金)より公開予定。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:サブウェイ・パニック (2009) 2009年9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:ひげにタトゥーですっかり悪人顔、トラヴォルタがデンゼルとの共演作で悪役に挑戦
2009年06月09日