コム デ ギャルソンは12月21日、米・ニューヨークに「ドーバー ストリート マーケット ニューヨーク(Dover Street Market New York)」(160 Lexington Avenue New York, NY 10016)をオープンした。ロンドン、北京、銀座に続く4店舗目。店舗コンセプト&ディレクションを手掛けたのは川久保玲。マンハッタンの住宅街キップス・ベイ地区に位置するニューヨーク女子美術工芸大学をリノベーションした。この地区は飲食店などがまばらにある程度で、いわゆるファッションエリアではない。ショップは総面積1,674平方メートルで地上7階を占める。川久保氏が「私は様々なバックグラウンドを持つクリエーター達が、“美しいカオス”のコンセプトのもとで集い、新たな価値を創造するようなマーケットを作りたい」とコメントを発しているように、店内は様々なコンテンツで埋め尽くされる。1階からそびえる3本のアートタワーが、銀座店の名和晃平のアート作品のようにカオスの中でも全体の統一感を均衡。エレベーター手前のロンドン フィールドワークス(London Fieldworks)によるウッドパネルを施した「Spontaneous City NY」とマグダ サイエグ(Magda Sayeg)によるカラフルな「Everlasting Gobstopper (Alcohol inducing)」が6階まで貫き、レオ スーエル(Leo Sewell)による様々なマテリアルで装飾された「Rap Wrap」は7階まで届く。階段周りにはアラカワ&ギンズ(Arakawa&Gins)によるアートトンネル、視覚だけでなく聴覚にも訴えるためサウンドアーティストのカルクス・ヴァイヴ(Calx Vive)の音響作品が至る所にあるオブジェから放たれる。その中で扱われるのはコム デ ギャルソン社の各ブランドの他、「アライア(Alaia)」「ダニエラ・グレジス(Daniela Gregis)」「ジル・サンダー(Jil Sander)」「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)」「パコ ラバンヌ(Paco Rabanne)」「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」「サカイ(sacai)」「サンローラン(Saint Laurent)」「シモーネ ロシャ(Simone Rocha)」「トム ブラウン(THOM BROWNE.)」「ビズビム(visvim)」などだ。また今回、ドーバー初取り扱いとなる「プラダ(PRADA)」の売り場が最上階に設けられた。プラダはアップデートしたアーカイブコレクションを特別に製作。更にルイ・ヴィトンが1階イベントスペースに3ヶ月間の期間限定店舗を出店中。その他、4階にはヤングデザイナーのコーナーが設けられインキュベーションの機能も持つ。もちろんロンドン、銀座にも出店しているオーガニックカフェ「ローズベーカリー(Rose Bakery)」も出店。1階と中2階を占める。コム デ ギャルソンブランドのスペースでメインに用いられた内装材はウッド。そこには世界に先駆けて2014年春夏の商品が並ぶ。オープンを記念し、「シュプリーム(Supreme)」のTシャツ、「マスターマインド×ブラック・コム デ ギャルソン×ドーバー ストリート マーケット ニューヨーク」のスウェット、パーカ、Tシャツなどをエクスクルーシブで発売。当日にはショップ周囲にぐるりと長蛇の列ができた。今後の同地区の変貌に注目が集まる。
2013年12月24日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日「人と人、人とモノが出会い新しい文化が培養されていく場」として2011年10月にオープンした『CULTURE表参道』で、店舗前のSTREETをハーブで彩り、道行く人にGREENをお届けするイベント「ハーブストリートをつくろう!」を3月24日(土)に開催。それに際し、ハーブストリートを一緒に手作りしてくれる参加者を募集している。 「ハーブストリートをつくろう!」では、生活の木のハーブ講習会後、苗木を実際に植える。苗木を植えたあとはBistroLeMAN(ビストロ・ル・マン)でハーブをふんだんに使った特製の料理を楽しむことができる。植えたハーブは持ち帰ることはできないが、参加者には1ポットのハーブ苗をお土産としてもらえるので、家で育てて料理に使ったりと楽しみも広がりそうだ。親子で参加できるので、子どもとの春休みの思い出にいかがだろうか。「ハーブストリートをつくろう!」日時:2012年3月24日(土)・ランチの部:11:00~13:00(10:45~受付開始)・アフタヌーンティーの部:14:00~16:00(13:45~受付開始)参加費:・ランチの部 大人2,100円 子供1,575円・アフタヌーンティーの部 大人1,575円 子供1,050円当日の流れ:・ランチの部11:00~ハーブの講習会+ハーブ寄せ植え12:00~ビストロ・ル・マンで特製ハーブランチタイム・アフタヌーンティーの部14:00~ ハーブの講習会+ハーブ寄せ植え15:00~ 生活の木にて特製ハーブティ+ケーキタイム定員:各回15名ずつ ※申し込み多数の場合、抽選。持ち物:エプロンのみ(スコップなどは、事務局側で準備します。)お申し込み方法:お申し込みはメールのみ。herb@ctw.co.jp に空メールをお送り下さい。お申し込みフォームが記載されたメールが返信されますのでそちらからお申し込みください。場所:CULTURE表参道住所:渋谷区神宮前5-12-7(1Fにて受付)アクセス: ※ビルに駐車場はありません。近隣のコインパーキング、表参道ヒルズの駐車場をご利用ください。お問い合わせ:CULTURE表参道 ハーブストリート運営事務局TEL:03-3498-3164(CTW内)プレスリリース提供元: @Press
2012年03月15日一般人のおしゃれスナップ。通称「ストリートスナップ」もしも、自分がファッション雑誌やスナップサイトに登場したいと思ったら?ここではプロのカメラマンに撮りたい!と思わせるコツ、そして「これはNG」といったポイントをスナップカメラマン経験者がご紹介します。ファッションスナップを撮られたいのなら、次の3つを意識してみましょう。■大切なのはオリジナリティーカメラマンがまずこの子を撮りたい!と思うのは、自分を分かっていて自分らしいおしゃれをしている人です。いくらトレンドを取り入れていても、それが華美だったり、まわりの目を意識しすぎていたり、自分に似合っていなかったら本末転倒。旬のトレンドは、全身の3割で十分。後の7割は、自分の直感とセンスを信じて堂々と着こなしましょう。古着やファストファッションブランドでコーディネートしていても、自信があるだけで、カメラマンにおっ!と一目置かれる存在感を発揮するかもしれませんよ。■明るめカラー&派手柄で視覚効果を狙うモノトーンと比べ、ピンクやイエロー、グリーンといったカラフルな色は街でもぱっと目につきます。圧倒的に黒、ベージュ、グレーといった定番色を着ている人が多いので、思い切った大胆カラーで攻めてみましょう。しかも、それらの大胆カラーは、今春の一大トレンドです。また、アイテム自体がシンプルなら、プリントで遊んでみるのもおすすめです。女性なら、華やかなフラワープリントやアニマルプリント、男性ならアブストラクト(抽象的)、ドット(水玉)を取り入れてみては、いかがでしょうか。■ゆっくり&脚をクロスカメラマンも、せかせかと急ぎ足で歩く人には声をかけづらいもの。ゆっくりと歩いてみたり、立ち止まって携帯をいじってみたりすると声をかけられる可能性もグッとアップ。女性なら、立ち止まって話しかけられているときに脚をクロスさせておくと、脚長効果も相まって美人度がアップしますよ。逆にNGパターンは次の3つです。■露出オーバー&下着見せいかにも私を見て!といった過剰な露出や、服とマッチしていないブラひもがモロ見え、というのは正直……。ぴたぴたトップスでぷっくりお腹が丸見え、というのも悲しいですよね。■雑誌まるパクリ雑誌を参考にするのはもちろんOKですが、まるパクリは微妙。あと、一度撮ってもらったからって何度も同じ格好をするのもNGです。■全身ブランドずくめブランドは適度に取り入れたいものの、あからさまに分かりやすいブランドロゴやモチーフで全身を装うのは、自分に自信がない人に見えてしまいます。カメラマンが求めているのは、ブランドに頼ったおしゃれではなく、オリジナリティーのある個性的なスタイリング。日本人は外国人と比べても、レイヤード(重ね着)のレベルが高いと言われています。自信を持って、自分だけのファッションテイストを作り出していきましょう。■おわりにいかがでしたか?最初、ストリートスナップで撮影されるのは恥ずかしいと思うかもしれません。しかし、プロのカメラマンに無料で撮影されるのは、またとないチャンス!上のポイントを押さえつつ、街に出てみてはいかがでしょうか?(FUKULOG ライター K)
2012年02月03日アカデミー賞のノミネーションで、作品賞、助演男優賞、助演女優賞など6部門7ノミネートを果たした『ザ・ファイター』の予告編がいち早く到着した。実在のプロボクサー、ミッキー・ウォードが異父兄で同じくプロボクサーのディッキー・エクランドと二人三脚で世界を目指す姿を通じて家族の再生が描かれる。ミッキー役のマーク・ウォールバーグは3年をトレーニングに費やし、自ら製作も担当している。一方、ミッキーの兄で才能に溢れながらも麻薬に溺れていくディッキーを演じたのはクリスチャン・ベイル。作品ごとに凄まじい役作りを行うことで知られるクリスチャンだが、本作では13キロの減量に加え髪を抜き、歯並びまで変えてディッキーになりきった。そのかいあってか見事、ゴールデン・グローブ賞を受賞。その後のオスカーノミネートに加え、つい先日、授賞式が行われた全米映画俳優組合(SAG)賞でも、メリッサ・レオと共に本作で男女の助演部門を揃って受賞し、その際、ディッキー・エクランド本人をステージに呼び、一緒にトロフィーを受け取り感謝の言葉を述べて感動を呼んだ。今回、到着した予告編では、なかなか勝てないながらも地道に努力するミッキーと、栄光を手にしながらも短気な性格でまっとうな道を進むことができないディッキーという、2人の対照的な姿が…。積み重ねてきた努力のかいあって、世界へのチャンスを掴むミッキー。そして、一度は断絶した2人の絆が再生していく様子が描き出されるが、この短い予告編だけでも十分に胸を熱くしてくれる。先述のクリスチャンの役作りはもちろん、エイミー・アダムス、メリッサ・レオら男たちを支える女たちの姿にも注目!『ソーシャル・ネットワーク』、『英国王のスピーチ』の一騎討ちがささやかれる賞レースだが、本作が台風の目となる可能性も…。『ザ・ファイター』は3月26日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ノミネート発表の会場に潜入!アカデミー賞授賞式迫る快進撃止まらぬ『英国王のスピーチ』、全米映画俳優組合(SAG)賞も制覇波乱含み(?)オスカー候補発表『英国王のスピーチ』最多12部門『告白』は落選【ハリウッドより愛をこめて】ゴールデン・グローブ賞の舞台裏&オスカーの見どころオスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞
2011年02月03日1987年に全米で公開され、マイケル・ダグラスにアカデミー賞主演男優賞をもたらした『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』の本編映像の一部がシネマカフェに到着した。オリヴァー・ストーンが、アメリカ経済の中心、ニューヨークのウォール街を舞台に、一獲千金を狙う男たちのドラマを描いた『ウォール街』では、若き証券マンと冷酷で貪欲な銀行マンの物語が展開、ダグラスが演じたゴードン・ゲッコーに憧れて投資銀行への入社を希望する若者が増えるなど、アメリカ社会に大きな影響を与えたと言われている。本作では、前作の最後で逮捕され、有罪となったダグラス扮するゲッコーが刑務所から出所。シャイア・ラブーフ演じる、若くして野望に燃える銀行マンとの新たな物語が描き出される。今回、到着したのは、シャイア演じるジェイコブと、ジョシュ・ブローリン扮する銀行家のブレトンのシーン。ジェイコブは、恩人であるルー(フランク・ランジェラ)の下で、若くして成功を収めていたが、ブレトンの陰謀によりルーの投資銀行は破綻し、ルーは失意のまま自殺してしまう。ブレトンへの復讐を誓うジェイコブは、あえて彼の懐へと飛び込んでいくのだが…。こちらの映像では、ブレトンがウォール街とは別の“オフィス”と称して、趣味としているバイクにジェイコブを誘う。山の中の道をコースに見立てて2人がレースに興じるのだが、アクション映画と見まがうような迫力の走行を見せる。ブレトンはジェイコブを大いに気に入り、彼を手元に置こうとし、ここからゲッコーも交えて、さらなる謀略と欲望の“金融ゲーム”が展開する。果たして最後に勝利…いや、本当の“幸せ”を手に入れるのは…?まずはこちらの本編映像をチェック!『ウォール・ストリート』は2月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの本編特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウォール街 1988年4月より公開ウォール・ストリート 2011年2月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:マイケル・ダグラス、がん克服を宣言。愛妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズは歓喜の涙『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』試写会に10組20名様ご招待オリヴァー・ストーン来日結末は「映画を観た人が自分で判断してほしい」アカデミー賞名誉賞授賞式で、巨匠ゴダール、94歳の名優イーライ・ウォラックら受賞チャーリー・シーンの愛車が盗難。今年に入って2度目
2011年01月14日14日夜、コンペティション外の招待作品『ウォール・ストリート』の公式上映が行われ、監督のオリヴァー・ストーン、マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、フランク・ランジェラらキャストを始め、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシら大物ゲストがレッドカーペットに登場した。本作は、今年のラインナップの中では数少ないハリウッド大作。そのためか、会場のグランド・ルミエール前にはファンがつめ掛け、押すな押すなの大混乱となった。『ウォール・ストリート』は、1987年の『ウォール街』の続編。上映前に行われた会見で、オリヴァー・ストーンは世界的な金融危機にある状態の中で、続編を作ったことについて、「『ウォール街』を発表した当時、資本主義経済は改善されていくだろうと考えていた。しかし20年後の結果は全く逆になり、いまや資本主義が機能しているのかも疑問だ。いまや、大企業の支配階級だけが、金を増やすことができるようになってしまった」と語った。23年ぶりに現代の錬金術師ゴードン・ゲッコーを演じたダグラスは、現在65歳。「年をとると、ハリウッドではいい役を演じる機会が減るのは事実。インディペンデント映画の方が、演じ甲斐があることが多い」と言いつつも、まだまだスター・オーラは健在で、周囲を圧倒していた。(text:Ayako Ishizu)© Kazuko WAKAYAMA第63回カンヌ国際映画祭 現地レポート■関連作品:第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕© Brigitte Lacombe – ad design graphiqueウォール・ストリート 2010年、全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:成海璃子カンヌで“最後の”書道パフォーマンスを披露することが決定!【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問マイケル・ダグラスの息子に禁固5年の実刑判決マイケル・ダグラス、N.Y.の判事に薬物所持で有罪となった息子の減刑を訴えるキャリー・マリガン『17歳の肖像』インタビューオスカー候補24歳の素顔と成長
2010年05月17日