印象派・ポスト印象派の殿堂として知られる、イギリス・ロンドンのコートールド美術館の名品約60点を紹介する「コートールド美術館展魅惑の印象派」が東京都美術館で9月10日(火)から12月15日(日)まで開催。同美術展の報道発表会が行われた。【チケット情報はこちら】コートールド美術館は、イギリスの実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に、ロンドン大学付属のコートールド美術研究所の展示施設として1932年に開館。通常めったに貸し出されることのない数々の名品たちが、同館の改修工事(2018年9月~2021年)に伴い、約20年ぶりとなる来日が実現。今回の展覧会では、コートールド美術研究所が美術史や保存修復の世界有数の研究機関であることにも注目。展示は「画家の言葉から読み解く」「映された時代から読み解く」「素材・技法から読み解く」の3章で構成される。注目すべき作品は、メイン・ヴィジュアルにも使用されているエドゥアール・マネ(1832-1883)最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》(1882)。「フォリー=ベルジェール」は当時のパリで、歌や踊り、曲芸など多彩な出し物で人気を博したミュージックホールだ。喧騒に包まれた同ホールを描いた本作は、表情が読み取りにくいバーメイドや画面の大半を占める鏡、その鏡に映る不自然に右に大きくずれた後ろ姿など、発表以来様々な議論を呼んでいる。報道発表会には特別ゲストとして、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が登場。「フォリー=ベルジェールはあらゆる階層の人が楽しめた歓楽施設。食事やお酒、おしゃべりも楽しめる、一種の社交場でもあった」と言い、同作の構図については「すべてがイリュージョン。鏡を使ったたくらみに満ちた画面」と語った。《フォリー=ベルジェールのバー》のほかにもルノワールの《桟敷席》(1874)、ゴーガンの《ネヴァーモア》(1897)、モディリアーニの《裸婦》(1916頃)、セザンヌの油彩10点など選りすぐりの作品が展示される。同展は東京都美術館のほか、2020年1月3日(金)~3月15日(日)に愛知県美術館、3月28日(土)~6月21日(日)に神戸市立博物館に巡回。チケットぴあでは、大ベストセラーシリーズ「怖い絵」の著者でもある作家・ドイツ文学者、中野京子氏の特別講演会と、同展の公式図録と音声ガイドがセットになったチケットを独占販売中。
2019年05月27日上野・東京国立博物館が、「博物館でお花見を」を2019年3月12日(火)から4月7日(日)まで開催する。展示室を彩る“桜”モチーフの名品期間中は、東京国立博物館の展示室に桜をモチーフにした名品が勢揃い。満開の桜の下で、陽気に宴を楽しむ人々の様子を描いた狩野長信作の「国宝花下遊楽図屛風」や、美しい桜の下で、厳かに舞楽が奉納されている様子を表現した「舞楽図屛風」といった屛風をはじめ、桜をあしらった武家女性の華やかな打掛「打掛鶸色縮緬地桜風景模様」や、佐賀の鍋島藩が将軍家などへの贈答用に焼いた「色絵桜樹図皿」など、当時の文化を色濃く映し出した春らしい作品が並ぶ。庭園で桜のライトアップもさらに桜の開花時期に合わせて、期間限定で庭園がオープン。約10種類の桜が咲き誇る空間では、さくらカフェの出店や桜のライトアップなど、この時期ならではのコンテンツを楽しむことが出来る。【詳細】「博物館でお花見を」期間:2019年3月12日(火)~4月7日(日)開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は21:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:3月18日(日)・3日4月1日(月)観覧料:一般 620円(520円)/大学生 410円(310円)※()内は20名以上の団体料金※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料(入館時に年齢を証明するものを提示)※障がい者とその介護者1名は無料(入館時に障がい者手帳などを提示)※高校生以下および満18歳未満1名につき同伴者2名までは、団体料金で観覧可能 ※特別展は別料金■春の庭園開放日時:3月12日(火)~5月19日(日)10:00~16:00※桜ライトアップ実施日は19:30まで桜ライトアップ日程:3月22日(金)、23日(土)、29日(金)・30日(土)19:30まで※悪天候により中止の場合有り
2019年02月17日東京国立近代美術館では、2019年3月19日(火)から4月7日(日)までの期間、東京国立近代美術館本館および工芸館にて「美術館の春まつり」が開催される。桜の開花シーズンに開催される「美術館の春まつり」では、桜をはじめとする花を描いた作品の特集展示や、お花見弁当など飲食販売など、様々な催しが行われる。中でも注目は、本館にて開催される所蔵作品展「MOMAT コレクション」だ。会場内の1室には、花を描いた作品が集結する。年に一度、この時期のみ公開される桜を描いた川合玉堂の重要文化財作品「行く春」の他、しだれ桜やおおしま桜といった40種類を超える希少な桜が描かれた跡見玉枝の「桜花図巻」も展示。また、加山又造の「春秋波濤」、船田玉樹「花の夕」など、花を描いた名画全16点が並べられる。会場全体では、初の試みとして初代宮川香山の「鳩桜花図高浮彫花瓶」、木村雨山の「縮緬地友禅あおい文振袖」といった工芸作品も展示される。本館では、その他「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」「イメージコレクター・杉浦非水展」や、ガイドスタッフと参加者が対話しながら、まるで作品の謎解きをするような「所蔵品ガイド」を開催。さらに、2019年4月7日(日)の無料観覧日(所蔵作品展、杉浦非水展のみ)には、「春まつりトークラリー」も開催される。また、本館前庭には床几台によるお休み処を用意し、特製お花見弁当や桜色のスパークリングワイン、甘酒といったフードやドリンクの販売も行われる。桜の名所エリアに位置する東京国立近代美術館の花の名画と共に、春の訪れを感じてみてはいかが。【詳細】東京国立近代美術館「美術館の春まつり」期間:2019年3月19日(火)~4月7日(日)会場:東京国立近代美術館住所:本館 東京都千代田区北の丸公園3-1、工芸館 東京都千代田区北の丸公園1-1休館日:月曜日 ※ただし、3月25日(月)、4月1日(月)は開館開館時間:10:00~17:00(本館のみ金曜・土曜は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで■本館・所蔵作品展「MOMATコレクション」会期:2019年3月19日(火)~5月26日(日)観覧料:一般 500円/大学生 250円(金曜・土曜の17:00以降は一般 300円/大学生150円)※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳を持参の方とその付添者(1人)は無料※当日に限り、本展観覧料で「イメージコレクター・杉浦非水展」も観覧可能・「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」期間:2019年3月12日(火)~5月26日(日)(1F)・「イメージコレクター・杉浦非水展」(2F ギャラリー4)期間:前期/2019年2月9日(土)~4月7日(日)、後期/4月10日(水)~5月26日(日)■工芸館・「The 備前 -土と炎から生まれる造形美-」期間:2019年2月22日(金)~5月6日(月)【問い合わせ】東京国立近代美術館 ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2019年01月20日古代オリエントの香りに包まれる夜株式会社サンシャインシティは、古代オリエント博物館において、女性限定のヨガレッスンを2019年1月23日(水)に開催します。キーワードは「ステキ女子への扉を開けよう!」今回の企画は、女性のために様々なアクティビティを提供している「サンシャイン女子道」のイベントです。ブルーロータスやバラなど、古代オリエントの香りを用い、心身ともにリラックスできるヨガレッスンは「博物館Nightヨガ」。約60分間のレッスンの後には、中近東の民族衣装を着て記念撮影できる時間も用意されています。募集概要定員は女性のみ25名で、応募者多数の場合は抽選となります。料金は一般2,500円。開催中の「ベツレヘム聖誕教会モザイク壁画の発見」の観覧も楽しめます。(画像はプレスリリースより)【参考】※サンシャイン女子道 ウェブサイト※プレスリリース
2018年12月23日日本でも子どもが楽しめるイベントを企画する美術館が増え、最近は “親子で美術館” の敷居も低くなってきました。その先駆けとも言えるのが「横浜美術館」です。オープン当時からの取り組みは、来年でなんと30年を迎えます。そのため、アートを体験した子どもが、そのときの楽しさを留めたまま成長して親になり、今度は自分の子どもと再訪しているというケースも!長く続く横浜美術館の魅力的な取り組みについてご紹介します。“子どものための施設” を意識した設計横浜美術館は、1989年11月に横浜・みなとみらいにオープンしました。石造りの堂々たる建物は、日本を代表する建築家・丹下健三氏の設計です。国内有数の規模の広さで、左右180メートルの悠々たるファサード、約20メートルの高さの吹き抜けを持つエントランスなど、内部もゆったりと贅沢に作られており、建築そのものも見応えがあります。約1万2千点の所蔵品を有する横浜美術館の理念は、「みる」「つくる」「まなぶ」。そのために、7つの展示室のほかに、2つのアトリエ、美術情報センター、レクチャーホールも併設されています。その中の「子どものアトリエ」となるスペースは設計当初から確保されており、“子どものための施設” を意識した設計は美術館としては珍しいことなのだそう。子どものアート教育への熱意を感じますね。自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でする「子どものアトリエ」は、小学校6年生(12歳)までの子どもが対象の、様々な遊びを通した造形体験を提供する場です。その運営は次のような理念のもとに行われています。日本では、明治初頭より、子どもの美術教育は学校で指導するという長い歴史が続いていますが、その目的は、義務教育全体の目的である「自立に必要な基礎的な能力の育成」にあります。子どものアトリエが行う描きつくり鑑賞する活動も、「芸術家の育成」ではなく、「自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でする」という自意識の獲得に目的があり、それを楽しい活動として提供するのが私たちの仕事です。ゆえに子どものアトリエでは、美術的な教養として、子どもたちにいろいろな作品の作り方や作家を知ることを性急に求めることはしていません。むしろ、子どもたちの意志的な問題として、見たくなるような、知りたくなるような、コンデションづくりが大切であると考えています。 生涯を通した中で美術館との関わりを考えると、子どもたちはその入り口に立ったばかりです。子どものアトリエはその入り口の案内役として、子どもたちにとって美術館が楽しくかつ親しみのある場になるように、事業運営を心掛けなければならないと考えています。(引用元:横浜美術館|子どものアトリエ 運営理念)※太字は編集部で施したアートを通した人としての成長を促す場として実績を積み重ねた約30年。一貫した活動は本当に素晴らしいものですね。「子どものアトリエ」の活動アトリエだけで約631㎡の広大なスペースの中に、プレイルーム、クラフトルーム、光と音のスタジオ、中庭を有しています。この贅沢な空間の中で毎週行われている様々な活動をご紹介しましょう。【親子のフリーゾーン】毎月3回程度の日曜日に行われている大人気プログラムです。事前申し込みが必要で、先着500名(子どもと家族含む)が定員。小学生以下の子どもは無料、保護者と中学生以上の子どもは一人100円の参加費が必要です。特に決められたプログラムはなく、「ねんどコーナー」「えのぐコーナー」「かみコーナー」があり、用意されたもので自由にどこででも好きなだけ遊ぶことができます。これだけ大人数の親子が一斉に “アートする” 光景は圧巻です!家では汚れが気になってここまで自由には遊べませんから、この開放感はきっと病みつきになるに違いありません。服装はもちろん汚れてもいい格好で。大人になっても忘れられない楽しい思い出だからでしょう、子ども時代に体験した親が自分の子どもを連れてやってくる姿も見られるそう。長年続くのも納得のイベントです。開催日程などの詳細はこちらでチェックしてみてくださいね。■子どものアトリエプログラム 親子のフリーゾーンガイド【ワークショップ】造形プログラムの一環として、年間を通して定期的に講座が開催されています。「幼稚園・保育園の年長児」「小学1・2・3年」「小学4・5・6年」の3つのグループごとに、「わくわく1日造形講座」「わくわく日曜造形講座(3回)」「わくわく1日鑑賞講座」「わくわく日曜鑑賞講座」「夏休み造形講座」「長期日曜造形講座(6回・高学年のみ)」が企画されています。各講座は事前申し込み制の有料で、複数回講座の場合は全日程の出席が必要となります。2018年度の申し込み可能な講座のみ以下にご紹介します。<幼稚園・保育園の年長児>■わくわく日曜造形講座(各3回)2019年2月3、10、17日(親子講座・親子アートクラブ)※申込締切 2019年1月8日<小学生>■わくわく1日造形講座2019年1月19日 親子講座 「音をつなげる、音をひっかく」※申込締切 2018年12月20日■わくわく日曜造形講座(各3回)2019年3月3、10、17日(紙粘土で見て作ろう)※申込締切2019年2月5日各講座定員がありますので、年間スケジュールが出たときにチェックしておいて、興味があるものは忘れないように申し込みましょう。以前の幼稚園年長児対象 “わくわく造形講座”「クリスマス飾りをつくろう」の様子を美術館のサイトで見ると、説明を熱心に聞く姿、集中して作品を作る子どもたちの姿などがアップされています。発泡スチロールでツリー本体部分を作るところまで作り方を指導し、その後の色付けや飾り付けは自由。ツリーだから緑でなければならないという概念や決まりは何もなしです。子どもたちは「サンタさんが見つけやすいようにカラフルにしたよ」「雪だるまが住むツリーだよ」など、自分の思い描くストーリーでオリジナルのツリーを作り上げました。公開されている作品はバラエティ豊か!几帳面に飾りを配置している子、レインボーカラーで彩った子、モールをぐるぐる巻きにしてなんともアートなツリーを作り上げた子などなど、見るのも楽しい作品たちです。学校の授業ではないからこそより自由に感性を発揮できる場として、何より遊びの延長でアートを身近に体験できる場として、とても魅力的な講座となっているのがわかります。【学校のためのプログラム】横浜市内の学校向けの教育プログラムにも力を入れています。個人向けの講座との大きな違いは、“教育現場で活かされる造形活動の試み” を念頭にプログラムが組まれているところです。学校と事前に打ち合わせを行ったテーマで「造形」と「鑑賞」の2つのプログラムが組まれますが、どちらも “アート作品を作る、理解する” というよりは、「造形の仕組みや素材を知ること」を通じて、アートを身近に感じ、実感を持って捉えてもらうための教育なのだそうです。子どもとアートを「親子」「子ども個人」「学校」と、それぞれ違うアプローチから捉え、実際に活動に活かされているところが素晴らしいですね。***3年一度開催される現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ」(次回開催は2020年7月)など、芸術文化活動に熱心な横浜市の中心を担う横浜美術館。約30年もの長きにわたり、途絶えることなく子どもとアートをつなぐ架け橋となってきたことに感銘を受けます。横浜美術館の企画展との連携で、参加アーティストとコラボしたプログラムが組まれ、本物に触れるチャンスがあることも魅力のひとつ。親子で感性を解放しに訪れてみてはいかがでしょうか。(参考)横浜美術館|子どものアトリエ創造都市横浜|子どもと芸術文化〜Vol.1 横浜美術館の取り組み横浜トリエンナーレ公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
2018年12月18日2019年後半に開館予定のアカデミー映画博物館で、宮崎駿監督をテーマとしたオープニング展を開催されることになった。同博物館のディレクター、ケリー・ブラワーが映画芸術科学アカデミーの公式サイトで発表した。ブラワーによれば、“Hayao Miyazaki”展(仮題)では、宮崎監督とスタジオジブリの『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などの作品に関するアイテムを展示するとのこと。スケッチ画やセル画、フィルムクリップなど200以上のアイテムを展示し、訪れた人たちが「宮崎監督が描く映画の世界を堪能できる」内容となるそうだ。アメリカにおいてこの規模で宮崎監督の展覧会が開かれるのは初めてだという。宮崎監督の展覧会の後は、2020年秋から”Regeneration: Black Cinema 1900-1970“というタイトルの、展覧会が決定。アメリカの映画史において、重要かついままで認識をされてこなかったアフリカ系アメリカ人のフィルムメーカーたちに焦点を当てる。また、天井高10メートルを超えるプロジェクトスペースでは、日本の学際的なウルトラテクノロジスト集団「teamLab」が作品を手掛ける予定。長期的な展覧会としては、2フロアを使って“Where Dreams Are Made: A Journey Inside the Movies”(仮題)が開かれる。映画の誕生から社会や文化への関わりにフォーカスしているという。(Hiromi Kaku)
2018年12月05日上野・東京国立博物館が、新春イベント「博物館に初もうで」を2019年1月2日(水)から1月27日(日)まで開催する。毎年お正月の恒例企画となっている「博物館に初もうで」は、名品の数々と共に、新年を祝すイベント。2019年は、干支「亥(イノシシ)」を題材にした作品を展示する。日本全国に生息するイノシシは、食用として人の生に密着していることや多産であることから、古くから“豊穣”を示す象徴として親しまれていた。また、前に突き進む猛烈な勢いのある様から、“猪突猛進”という四字熟語が生まれる契機ともなっている。2019年もそんなイノシシのように“勢いのある”1年となるように願って、会場にはイノシシをモチーフにした作品群で彩られる。喜多川歌麿が描いた「浮世七ツ目合・巳亥」や岸連山の「猪図」など、江戸時代の画家による作品をはじめ、大正時代に石川光明が手掛けた「野猪」などが展示される。また国宝の「松林図屏風」や「古今和歌集(元永本)下帖」が公開されるほか、重要文化財「色絵月梅図茶壺」など、普段はなかなかお目にかかれない日本の名品を展示する。また会場外では、獅子舞や和太鼓などを楽しめる、伝統的な日本芸能イベントも2日間に渡って開催。新年に相応しい賑やかなムードで、来場客を迎え入れる。<開催概要>博物館に初もうで期間:2019年1月2日(水)~1月27日(日)開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は21:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日、2018年12月26日(水)~2019年1月1日(火・祝)※1月14日(月・祝)は開館、15日(火)は休館。場所:東京国立博物館住所:東京都台東区上野公園13-9観覧料:一般620円(520円)/大学生410円(310円)※( )内は20名以上の団体料金※特別展は別料金※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料。入館の際に年齢のわかるものを提示必要。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示。■1月2日(水)11:00/13:30 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 本館前12:40/15:10 獅子舞 葛西囃子中村社中 本館前■1月3日(木)11:00/13:30 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 本館前11:50/14:20 クラリネット・コンサート ジュリアンズ 平成館ラウンジ12:40/15:10 獅子舞 葛西囃子中村社中 本館前※ 雨天時は場所を変更、または中止となる可能性有り。
2018年11月22日「古本屋と古着屋をのぞけば、その街の文化がわかる」 という旗印で、日々の営みに追われているのですがそれとおなじく旅先では美術館と博物館にも寄ることにしています。 ポートランドには市内のど真ん中にどちらもあるとのこと。さっそく徒歩で向かいます。 歩いていたら、画廊がありました。 おやすみ中だったみたいで中には入れなかった。すき間から覗くと雑多な置き方と絨毯がよい感じ。 そして、 こちらが、ポートランド美術館(Portland Art Museum)です。アメリカ北西部で最も古い美術館として、1892年に設立された。とwikipediaに書いてあります。 モネもピカソもゴッホもありました。あるんですが、あちこち巡回してたりして結構作品みてるなーと。 割と好きなのは、宗教画。 海外の美術館は、写真に撮れるし好きなだけ近寄れるのがよい。ほこりが混ざってしまっている油絵の具の盛り具合とか、額ぶちとかもじっくりみたいじゃないですか。 日本だとこうはいきません。ちょっとでもロープの向こう側に乗り出しただけで大人なのにしょっちゅう怒られています。(父親譲り。老人なのにしょっちゅう怒られてる。) ポートランド美術館はフロアごとにテーマが別れていて宗教画があると思ったら、 こんな感じの現代アートも結構たくさんありました。 さて、次は向かいにある、オレゴン歴史博物館へ。 こちらでもいろんな展示がある中、一番興味深かったのはこれ! 60〜70年代のポートランドで開催されたイベントとかライブのポスターやチラシ。 図録があれば絶対欲しかった。なかったので、全部写真に収めました。 こういう感じのデザインも作りたいんです。しかしいかんせん、わたしのお仕事は化粧品のパッケージデザインなど。 「かわいい」の優先順位が高いので平日はガールズカルチャーに一辺倒。休日は、本来のパンク精神でダダ・シュルレアリスムなものやサイケデリックなものを好みます。 そもそも、美術館と博物館に行く理由は、「何か買うものないかな」 合計6〜7階あるフロアをみてる時間と、一角のショッピングコーナーをみてる時間はほぼ一緒。目を凝らして物色してきました。(購入したものは次のブログへ) そんなこんなで疲れた目を癒しに外に出るとポートランド市の花のバラが綺麗に咲いていました。 最終日の明日は、メインイベント。事前に調べておいたスリフトショップ巡りをしてお買いものをしましょう。 − 次のブログに続きます
2018年11月15日ミントデザインズ(mintdesigns)の2019年春夏コレクションが、2018年10月17日(水)に発表された。現代的で都会的な博物館を表現シーズンテーマは「Natural History Project」。今季のクリエーションは、デザイナーの勝井北斗が博物館を訪れた時に感じた、モダンで都会的なムードにインスピレーションを得ている。動物や植物、昆虫たちにまつわる様々な展示。それらは自然のものであるはずなのに、どこか人工的で近未来的な要素さえ感じさせた。自然史学、博物学といった意味を持つ言葉をタイトルに掲げ、その時に感じ取った現代的な博物館の様子を表現していくプロジェクトが始まった。「動物」「植物」「昆虫」にカテゴライズ洋服作りは、「動物」「植物」「昆虫」の3つのカテゴリーに分類して進められた。動物に属するのは、たっぷりと生地を使ったレオパード柄のワンピースやロングスカートなど。幻想的な植物モチーフが配されたエアリーな羽織りや、写実的な葉が描かれたモノトーンのスカートは、「植物」にカテゴライズされる。「昆虫」に分類されるのは蝶やクワガタの刺繍を施したスカートなど。ネットのような素材を採用することで、虫取り網に捕らえられた昆虫の様子を、ユーモラスに表現している。レイヤードで現代性を表現こういった博物館の要素を落とし込んだピースに、現代性や都会性を加えるために多用されたのは、重ねるというアプローチ。蝶が舞うトップスに、ポリエステルを溶かして光沢感を与えた人工的なトップスをレイヤードしたり、アニマル柄のワンピースに、近未来的な箔プリントを施したシアーワンピースを重ねたり。有機的なピースに、人工的、未来的な要素を組み合わせることで、モダンなムードを演出している。ショー演出は標本をイメージファッションショーにも、博物館を感じる仕掛けが施されていて、ランウェイに設置されたキューブ型のインスタレーションもそのうちの1つ。モデルたちは大きな物体の周囲を練り歩くように進み、その箱の中に吸い込まれるようにして入ったかと思うと、ぴったりと静止する。その様はまるで、フレームに収められた標本のようだった。
2018年10月20日古代オリエントの香りとともにヨガレッスン株式会社サンシャインシティでは、10月は初開催となる「古代オリエント博物館」で、女性限定ヨガレッスン「古代オリエント博物館Nightヨガ」を開始します。心も体もリラックス株式会社サンシャインシティでは、「ステキ女子への扉を開けよう」をキーワードにサンシャイン女子道を展開しています。サンシャインシティでは、様々な道のプロフェッショナルから女子道を教えてもらうレッスンが準備されています。ヨガレッスンは、サンシャインシティで人気イベントで、今までに展望台・水族館で行っています。初心者でも安心のレッスン内容開催日時は、10月24日19時~21時(受付:18時30分~)、場所は、古代オリエント博物館、参加費は、2,500円となります。スケジュールは、古代オリエントの香りに関してのミニトーク~(20分)、ヨガレッスン(60分)、館内自由観覧(40分)、希望者には博物館の研究員による解説を受けることができます。なかなか体験することができない古代オリエントを感じながら夜ヨガを楽しんではいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社サンシャインシティのプレスリリース古代オリエント博物館Nightヨガ
2018年09月12日ヴェネチアビエンナーレで脚光を浴び、 アジアのアートシーンを牽引する注目の作家リー・キット(李傑 / Lee Kit)が、原美術館にて個展「僕らはもっと繊細だった。」を9月16日から12月24日まで開催する。日本の美術館での個展は、リー・キットにとって今回が初。ⓒLee Kit, courtesy the artist and ShugoArts現在は台北を活動拠点にするリー・キットだが、アーティスト活動のスタートは中国への返還(1997年)を経て変貌していく故郷・香港だった。初期作品のうち、布に絵具で格子柄などを描いた絵画シリーズは、色と柄のある“抽象”絵画でもあれば、日用品としての機能をもった布(=テーブルクロスやカーテン等)という姿・形を備えた“具象”であるともいえ、絵画の概念を広げる革新的な作品群だった。そして2013年、ヴェネチアビエンナーレ香港館の屋内外に展開した自在なインスタレーションは、ウォール ストリート ジャーナル紙が「必見の展示ベスト5」に挙げるなど、国際的な注目を集めてきた。近年は、絵画やドローイング、プロジェクターの光や映像、さらには家具や日用品等を配置し、展示空間全体を淡い色調の絵画のように仕上げたインスタレーションに力を入れ、欧米アジア各地で発表を続けている。独特の歴史的背景を持って揺れ動く街・香港を出自とするリー・キットは、アートという開かれた表現を通して自身のあり方を問い、自分が今を生きる世界と向かい合おうとしている。展覧会を開催する場合、その街、その場所の空気や感情に静かに寄り添い、サイトスペシフィックな作品(=特定の場所に存在するために制作すること)を創り上げるのもリー・キットが持つ大きな特徴。近年の東京での個展(資生堂ギャラリー、シュウゴアーツ)で発表した作品も、東京の空気や人々から感じ取ったものが根底にある。したがって、元は原家の私邸であり、第二次世界大戦を乗り越え、GHQから返還された後に美術館として40年の時を経ようとしている原美術館は、リーにとってこれ以上ない時空間。リーがここで何を感じ、どのような“絵画”を描くのか、日本初の個展はリーの魅力が遺憾なく発揮される機会となる。【イベント情報】リー・キット個展「僕らはもっと繊細だった。」会期:9月16日~12月24日会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25時間:11:00~17:00(祝日を除き水曜日は20時まで / 入館は閉館時刻30分前まで)料金:一般1,100円、大高生700円、小中生500円、原美術館メンバーは無料 ※学期中の土曜日は小中高生の入館無料 / 20名以上の団体は一人100円引休館日:月曜(祝日は開館)、9月18日、9月25日、10月9日
2018年08月07日7月14日より、横浜美術館で『モネ それからの100年』が開催中。同美術館にとっては初めてのクロード・モネ展であり、“モネの作品と現代アートを結びつける”をテーマに、クロード・モネの作品25点と、現代美術家26名66点の作品を関連づけた意欲的な展示となっている。【チケット情報はこちら】日本でも特に人気の高いモネは、3年に1度は国内での回顧展が開催されている。今回は日本初公開となるモネの絵画『バラの小道の家』『ヴィレの風景』も見ることができ、モネ好きにはたまらない。展示は全四章に分かれ、モネの作品と対比するように、現代美術家の作品が並ぶ。ジャンルは絵画に止まらず、版画、写真、映像など。そうそうたる作家の顔ぶれは、アンディ・ウォーホル、マーク・ロスコ、丸山直文、松本陽子ら多彩だ。第一章では、モネの30代前後の作品が中心。モネが色彩と筆触へのこだわりを強めていく様子が感じられる。向かいの壁には現代作家の作品を展示。向かい合うことで、150年前を生きるモネの先駆性が強調される。第二章では、モネ独特の「色調」と「光」の表現に注目。額縁の外にまで滲み出すようなモネの作品を追った。同時に、モネの空間表現や光のイリュージョンを感じさせる現代作家の作品を並べる。第三章は、モネへのオマージュ。モネの作品に影響を受けながらも、まったく異なる手法の美術作品が並ぶ。来場者たちは有名なモネの『睡蓮』などにじっくりと見入りながら、その面影を現代美術作品の中に探していく。すると、題材も時代も異なるのに、現代の作品の中にモネを見つけることができる。第四章は後期の作品が中心。前章までとは違い、ここではモネの作品と現代作家の作品が交互に並べられる。まさに100年の時を超えてモネと現代が混じり合うよう。「モネの作品を見るように現代アートを見られるように」と、展示担当者・松永真太郎氏(横浜美術館 主任学芸員)の思いが込められている。モネの代表作である睡蓮の連作をオマージュし、福田美蘭氏がうつろう夜明けのビル夜景を描いた『睡蓮の池』の前には、ひとだかりができている。その横には、横浜美術館の展示にのみ限定出品された新作『睡蓮の池 朝』。朝焼けの蜃気楼に揺れるビル群の、光と色の表現は“現代の睡蓮”と呼びたくなる。『モネ それからの100年』は9月24日(月)まで。館内ではゆっくりとモネの「光」と「色彩」の合間を歩きながら、100年の時を越えた現代美術への旅が楽しめる。文・取材・撮影:河野桃子
2018年07月30日書籍『世界の美しい博物館』が2018年7月20日(金)より発売される。これまで『世界の美しい図書館』『世界の美しい廃墟』といった世界の美しいエリアや、『世界の美しい本』『世界の美しいボタン』など各国から厳選した美しいものにフォーカスを当ててきた、パイ インターナショナルの人気シリーズ。新作は世界の博物館にフォーカスを当てた『世界の美しい博物館』だ。書籍の中では、大英博物館やロンドン自然史博物館などの観光スポットをはじめ、ヨーロッパ地中海文明博物館、ワイン博物館、イギリス国立鉄道博物館、デンマーク国立海洋博物館、上海自然博物館、オーストラリア国立博物館など幅広く紹介。骨格標本が並ぶ迫力満点な自然史博物館から、最新技術を体験しながら学ぶことができる科学博物館、人類史を学べる歴史施設など、見るものに驚きを与える博物館を106件収録する。また、展示内容だけでなく、建築家が手がけたユニークな外観を持つ博物館も掲載。各スポットは写真とともに、見どころや解説を同時に紹介する。1冊読み終える頃には、世界中を旅したような優雅な気持ちになるはずだ。【詳細】書籍『世界の美しい博物館』1,800円+税発売日:2018年7月20日(金)仕様:A5判変型(160mm×150mm)/ソフトカバー /208ページ(フルカラー)発売元:パイ インターナショナル【問い合わせ先】パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2018年07月21日この夏、あの東京国立博物館がビアガーデンになります! 4日間限定で開かれる「トーハク BEER NIGHT!」では、現在開催中の特別展『縄文―1万年の美の鼓動』とコラボしたお楽しみ企画も登場。その気になる内容&話題の縄文アートをご紹介します!話題沸騰!縄文アートを楽しむ展覧会【女子的アートナビ】vol. 118現在、上野の東京国立博物館では特別展『縄文―1万年の美の鼓動』が開かれています。約1万3000年前から1万年ほど続いた縄文時代のアートに焦点をあてた同展では、土器や石器、土偶などの貴重な作品が勢ぞろい。北海道から沖縄まで日本全国のさまざまな地域で出土した「縄文の美」約200点を楽しめる展覧会です。今展で特に注目されているのが、国宝6点が集まる展示室。縄文時代の遺跡は9万点以上も確認されているのですが、国宝に指定されているのはわずか6点のみ。今回そのすべてが上野に集結します。(※《土偶 縄文のビーナス》と《土偶 仮面の女神》は7月31日から展示。)このなかには、教科書で一度は見たことのある国宝《火焔型土器》も含まれています。映像や写真で見た人も多いと思いますが、実物はかなり存在感があり迫力満点。とてつもないパワーが伝わってきます。土器の周囲は粘土のひもで装飾されていますが、これは隆線文(りゅうせんもん)と呼ばれる文様。へりの部分からは鶏のとさかのようなものが突き出ていて一種独特な造形美を楽しめます。このような土器は、当時の人たちが火を使って煮炊きするためにつくられたもの。実用的な道具なのですが、縄文人たちは美しく装飾して楽しんでいたのですね。ゆるカワ土偶に胸キュン!そして、数ある土偶のなかでもイチオシの作品は縄文時代後期の《みみずく土偶》です。なんともゆるカワな雰囲気にすっかり魅了されてしまったのですが、実はこの作品からは当時の風俗などが読み取れるとのこと。例えば、耳に飾りがついているのですが、これは縄文時代のピアス。縄文人は幼いころに耳に穴をあけて耳飾りを入れる習慣があり、大人になるにつれて大きな飾りに入れ替えていったそうです。縄文ピアスには透かし彫りされたものなどさまざまなデザインがあり、会場にはピアスだけを集めた展示コーナーもあります。博物館でビールが飲める!この縄文展期間中の4日間、7月27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土) に東京国立博物館本館前の特設会場で楽しいイベント「トーハク BEER NIGHT!」が開催されます。ちょっとお堅いイメージのある国立の博物館にビアガーデンがオープンするなんて、なかなか珍しい企画ですよね。実は2017年の夏にも開かれていたイベントで、2018年はさらにキッチンカーのメニューなどもパワーアップして再登場。展覧会にあわせ、縄文の国宝6件が出土した北海道や東北、長野など各地域のクラフトビール(800円)が各日数量限定で販売されるそうです。しかも、クラフトビールを買った人には、特別展オリジナルグッズ「火焔型土器紙コップ」も付いています!しかし4日間限定となると会場内は大混雑してテーブル席はあいていないのでは……と心配になりますよね。でも大丈夫です! トーハクのかわいいキャラクターがデザインされたオリジナルレジャーシート(500円)を生ビール販売テントにて購入可能。ピクニック気分でビールを楽しめちゃいます!さらにビアガーデンでは縄文展オリジナルグッズの特設ショップも登場。土偶ペンライト(1300円)や土偶パペットタオル(2000円)などインパクト強めの「攻めた」グッズも買うことができます。※各日16:00~20:004日間限定の博物館で楽しむビアガーデン、展覧会とあわせて楽しんでみては?Information会期:~9月2日(日)休館日:月曜日(ただし8月13日は開館)時間:9:30~17:00(金曜、土曜は21:00まで。日曜は18:00まで。)※入館は閉館の30分前まで会場:東京国立博物館平成館料金:一般 1,600円/大学生1,200円/高校生900円/中学生以下無料「トーハク BEER NIGHT!」開催日: 2018年7月27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土)時間: 9:30~21:00(オーダーストップ 20:00)※アルコールの提供は16:00~会場: 本館前庭特設会場※荒天中止参加方法: 事前申込・予約不要。※当日の入館料は必要です(特別展「縄文-1万年の美の鼓動」は別料金)
2018年07月17日「蓼科(たてしな)テディベア美術館」は、信州・白樺湖畔に位置する世界最大規模のテディベア美術館。敷地面積3,000平方メートルを持つ広大な美術館には、約11,000体のテディベアを15の国と18のテーマにわけて展示。各国の風景を背景にした館内には、まるで絵本の中に迷い込んだかのような、癒し空間が広がっている。2018年7月現在では、ギネス認定されている世界最小0.8mmの貴重なテディベアを展示。さらに近年のリニューアルによって、キリンや象など等身大サイズのぬいぐるみに触って撮影ができるフォトコーナー「蓼科の森動物園~テディベアとその仲間たち~」や、ガラスショーケースを100台ほど追加した2階ホールが新設されるなど、ますますパワーアップしたテディベアワールドが広がっている。また「蓼科テディベア美術館」では、季節ごとに楽しめるイベントを用意。2018年7月11日(水)から8月31日(金)までは、厳選作品を集めた企画展「夏の特選展2018」を開催。26名の作家による個性豊かな作品が展示されるほか、販売作品なども多く取り揃えている。さらに同期間では、2,000種類以上のテディベアグッズを販売する「テディベアプラザ」にて、サマーセールを実施。愛らしいぬいぐるみや雑貨をたっぷりと詰め込んだ「夏のお楽しみ袋」も発売される。【施設概要】施設名:白樺湖畔 蓼科テディベア美術館所在地:長野県北佐久郡立科町芦田八ヶ野1522営業時間:4月~10月 9:00~18:00(入館最終受付17:30)、11月~3月 9:30~17:00(入館最終受付16:30)休館日:11月~3月の火曜日 ※12月初旬(今期は12月3日~12月7日/予定)にメンテナンス休館ありTEL:0267-55-7755チケット料金:大人(高校生以上)1,400円、子ども(小・中学生)800円、幼児(3才以上)300円、3才未満 入館無料※障害者手帳持参の場合、本人と付き添い1名の入館料が半額■「夏の特選展2018」会期:2018年7月11日(水)~8月31日(金)■テディベアプラザ「サマーセール」会期:2018年7月11日(水)~8月31日(金)
2018年07月08日東京国立博物館は、「博物館で野外シネマ」を2018年9月21日(金)、22日(土)に開催。細田守監督作、映画『サマーウォーズ』を上映する。博物館で映画を野外上映東京国立博物館の秋の恒例行事となりつつある野外シネマは、移動映画館キノ・イグルーと共催で行うもの。東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という人に向け、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わってもらいたいという思いからスタートした。当日は、本館前に設置されたスクリーンに投影された作品を、入館料のみで観ることができる。上映作品は細田守『サマーウォーズ』今回の上映作品は、7月20日に新作映画の公開を控える『未来のミライ』の監督・脚本・原作を務めた細田守による『サマーウォーズ』。同作は、彼にとって初の長編オリジナル作品だ。『サマーウォーズ』は、とあるきっかけで田舎の大家族と夏休みを過ごすことになった17歳の高校生・健二が仮想世界に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かうストーリー。インターネットと田舎の大家族と言う全くかけ離れたモチーフをもとに、豪快なバトルと繊細な人間ドラマを描いている。スタジオ地図コラボカフェなどフード&ドリンク敷地内には屋台も出店しており、フードやドリンクの販売も行われる。例えば、池袋パルコにて9月24日(月・祝)まで開催されている、映画『未来のミライ』をモチーフにしたカフェ「未来のミライカフェ」が出張オープン。「あの夏の青空と入道雲ソーダ」や『サマーウォーズ』をモチーフにしたオリジナルドリンク「仮ケンジのパッション ソーダ キング・カズマ アクリルチャーム付」などが提供される。『サマーウォーズ』オフィシャルグッズ&フォトスポットスタジオ地図作品のオフィシャルグッズを取り揃える「スタジオ地図 SHOP」も出張オープン。『サマーウォーズ』のオフィシャルグッズを販売する。また、「スタジオ地図 SHOP」で税込2,000円以上購入した各日先着250名には、イベント限定のトートバッグをプレゼント。本館池前には、『サマーウォーズ』のキャラクターと一緒に写真が撮ることができるフォトスポットも設置され、『サマーウォーズ』ファン注目のコンテンツが目白押しとなっている。レジャーシートセット券会場には、1,000程度の席を用意しているほか、レジャーシートを芝生などに敷いて鑑賞することも可能。 オリジナルレジャーシートと入館料のセット券も、特別に販売される。セット券は通常チケットとは別に設置された販売所で販売されるため、スムーズに入館できる点も魅力だ。なお、当日は22時までの特別夜間開館も実施しているため、映画鑑賞後は展示室をゆっくり観覧できるのも嬉しい。博物館のまた違った楽しみ方を味わえそうだ。開催概要「博物館で野外シネマ」開催日時:2018年9月21日(金)、22日(土) 19:00~(上映時間:120分程度)会場:東京国立博物館(上野公園)本館前※雨天時は中止(中止時は、当日朝 10:00 までにツイッター等で告知)住所:東京都台東区上野公園13-9料金:無料(ただし当日の入館料が必要)上映作品:『サマーウォーズ』 (2009年 監督:細田守)■トーハクオリジナルレジャーシート セット券価格:一般 1,000円(入館料620円を含む) 大学生 800円(入館料410円を含む)※セット券の販売は15:00~※レジャーシートは、会場内で500円で販売。※キャンパスメンバーズ加入校の学生は会場内販売所にて購入できる。
2018年07月07日コンラッド東京 × ルーヴル美術館展東京・汐留にある「コンラッド東京」では、東京・六本木「国立新美術館」にて「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ー 人は人をどう表現してきたか」が開催されることを記念したスイーツブッフェが2018年6月2日(土)~9月2日(日)の土・日・祝限定で開催されています。“夏のパリ”を感じるフレンチスイーツを堪能200年以上の歴史ある美術館「ルーヴル美術館」があるフランス・パリの街は、スイーツの街としても知られています。「コンラッド東京」人気オールデイダイニング「セリーズ」では“夏のパリ”をテーマにした、繊細なフレンチスイーツを思う存分楽しめる「ルーヴル スイーツブッフェ」を開催。フランスの伝統菓子「ピティビエ」をはじめ、爽やかなレモンタルトや、カヌレ、マカロンなどのスイーツとセイボリーを堪能することができます。「ルーヴル スイーツブッフェ」詳細【開催期間】2018年6月2日(土)~9月2日(日)※土・日・祝のみ【会場】オールデイダイニング「セリーズ」【時間】15:00~17:00 ※スタート時間 15:00~、15:30~(90分制)【料金】大人 4,500円/子ども(6~12歳)2,500円 ※6歳未満無料・ソムリエセレクトのシャンパーニュ付き 5,000円ブッフェ内容【スイーツ 10種】ピティビエ/カヌレ/レモンタルト/エクレア/パッションフルーツのジュレ/ショコラフランボワーズ/フレーズ・デ・ボワのヨーグルトムース/アプリコットタルト/マカロン/ベイクドチーズケーキ【セイボリー 3種】苺ブリオッシュのオープンサンド スモークサーモンのリエット/ ライ麦パンのパリスタイル・サンドイッチ ハムとブリーチーズ/“パリジェンヌ”ポーチドエッグ・プレーンスコーン クロテッドクリームとりんごジャムを添えて・紅茶(イングリッシュブレックファースト/アールグレイ/ダージリン/カモミール) ※子どもは紅茶を1ソフトドリンクに変更可能※表示料金は、別途消費税およびサービス料15%を頂戴します。※表示の内容および料金は仕入れ状況によって予告なく変更になる場合があります。珠玉のセレクション「コンラッドアフタヌーンティー」「コンラッド東京」では、世界でも注目される一流シェフやパティシエが手掛ける絶品スイーツや各国の高級茶葉で淹れたお茶を味わうアフタヌーンティーを、各レストランにて楽しむことができます。ペストリーシェフ・岡崎正輝1979年、広島県出身。高度な技術と高い感性を持ち、国内外さまざまな製菓コンクールで権威ある賞を獲得。国際的に有名なコンクールでの優勝経験もあります。2017年7月1日、「コンラッド東京」ペストリーシェフに就任し、長年のホテルでの経験と高い技術力を活かし、アフタヌーンティーをはじめとした、館内にて販売するスイーツの監修を行っています。珠玉のセレクションを楽しんで「コンラッドアフタヌーンティー」では、季節に合わせた旬の果物を使ったスイーツブッフェやセイボリーを提供しています。「セリーズ」では、2018年5月1日~5月31日まで、春の訪れを楽しむいちごブッフェ「オトナ苺スイーツブッフェ」が開催されていました。バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」では、2018年5月1日(火)~6月30日(土)まで「ロイヤル・アッシャー」とのコラボブッフェ「苺・ロイヤルウエディング アフタヌーンティー」が、2018年7月1日(日)~8月31日(金)までは夏にぴったりなひんやりスイーツが楽しめる「プレイウィズサマーアフタヌーンティー」が開催されます。格式高い和モダンなホテル「コンラッド東京」東京のウォーターフロントに位置する「コンラッド東京」は、東京ベイエリアと浜離宮恩賜(はまりきゅうおんし)庭園を見渡す絶景ロケーションのホテル。都内全域へのアクセスも良く、ビジネスにも最適です。フォーブス・トラベルアワード4スター、トリップアドバイザー・トラベラーズ・チョイス・アワード、トリップアドバイザー「外国人に人気の日本のホテルと旅館」第1位など、さまざまな賞を獲得しており、洗練された充実のサービスも魅力的。都内最大級の広さを誇る客室も自慢です。ホテルの格式と和モダンデザインの融合がコンセプトのホテル「コンラッド東京」で非日常を楽しんでみませんか。上質な空間で珠玉のスイーツブッフェを楽しんで企画展「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ー 人は人をどう表現してきたか」の世界を、スイーツとセイボリーで楽しめる「ルーヴル スイーツブッフェ」で、夏のパリを体感しましょう。「コンラッド東京」では、ほかにも一流のシェフが手掛ける癒やしのスイーツを楽しむアフタヌーンティーが開催されています。都営大江戸線・ゆりかもめ線「汐留駅」から徒歩1分ほど。ホテルが贈る非日常のラグジュアリー空間で、珠玉のスイーツブッフェをぜひお楽しみください。イベント情報イベント名:ルーヴル スイーツブッフェ催行期間:2018年06月02日 〜 2018年09月02日住所:東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド東京 オールデイダイニング「セリーズ」電話番号:03-6388-8745
2018年06月29日神戸が誇るランドマークホテル「ホテルオークラ神戸」(神戸市中央区)が、2018年6月13日(水曜日)から兵庫県立美術館「プラド美術館展」開催を記念した「プラド美術館展フェア」を実施しています。「元町」駅から徒歩10分の「ホテルオークラ神戸」は、神戸のウォーターフロントであるメリケンパークに立つランドマークホテル。神戸ポートタワーや六甲の山並みなど、客室の位置によって異なる風景を楽しむことが可能です。「三宮」駅からのシャトルバスも運行しています。チケット提示でレストランをおトクに利用可能「プラド美術館展フェア」は、「プラド美術館展」の最終日である2018年10月14日(日曜日)まで実施。会期中ホテル内の対象店舗で「プラド美術館展」のチケットもしくは半券を提示すると料金が10パーセントオフとなります。対象店舗は「レストラン エメラルド」(フランス料理)、「桃花林」(中国料理)、「カメリア」(カフェレストラン)、「山里」(和食堂)、「さざんか」(鉄板焼)、「メインバーエメラルド」の6店舗となります。「メインフロアデラックスルーム」(6階から15階)の宿泊に「プラド美術館展」のチケットと音声ガイドのレンタルをあわせた「展覧会チケット付ステイプラン」も販売されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社オークラニッコーホテルマネジメントのプレスリリース/PR TIMES※ホテルオークラ神戸※兵庫県立美術館
2018年06月16日体験型の展覧会「魔法の美術館:リミックス」が、長崎県美術館にて2018年7月21日(土)から9月2日(日)まで開催される。「魔法の美術館:リミックス」は、デジタルとアートが融合した作品世界を“見て、触って、参加する”ことで体感できる展覧会。子供から大人まで世代を超えて楽しめる、長崎初登場の17作品が集結し、まるで“イリュージョン”のようなアート空間を見せる。また、場内は自由に写真撮影ができる点もポイントだ。車のおもちゃをテーブル上に走らせると、車を辿るように道が表れ、風景が出来上がっていく坪倉輝明の《空想ジオラマ》は、子供の「くるまあそび」の世界を空想から可視化した作品だ。また、3DCGの立体物を構成する三角形の“頂点”に着目した《Vertexceed》では、複数の「頂点」に触れると映し出される映像が反応。“頂点”を通じて、現実空間を超えてデジタル空間へと介入する体験ができる。その他、藤本直明の《衝突と散乱》や森脇裕之の《センスピラー》など、人の動作に合わせて映像や光が変化する、幻想的で近未来的な作品が勢揃いする。【詳細】魔法の美術館:リミックス会期:2018年7月21日(土)~9月2日(日)開館時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)休館日:7月23日(月)、8月27日(月)場所:長崎県美術館 企画展示室住所:長崎県長崎市出島町2-1観覧料:一般 1,200(1,000)円、中学・高校生 800(600)円、3歳~小学生 600(400)円※家族ペア券(一般+3歳~小学生) 1,400円(美術館の当日券売場でのみ販売)※()内は前売、15名以上の団体、障害者手帳保持者及び介護者1名までの料金※前売券の販売は7月31日(火)まで
2018年06月07日「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」が、2018年7月24日(火)から9月9日(日)まで上野の東京国立博物館にて開催される。「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」は、世界の美術作品を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組「びじゅチューン!」とのコラボレーションによる展覧会。「びじゅチューン!」で取り上げられた東京国立博物館の所蔵5作品に登場する人物や作者に"なりきる"参加・体験型イベントとなっている。様々なアプローチからなりきる事によって、作品のバックグラウンドや描かれた人々の暮らしを体感。大人から子どもまで自由な想像力で美術作品に親しむことができる。葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」は、描かれた波の大きさをリアルサイズで体験できる大型映像展示。また、岸田劉生の「麗子微笑」では、デジタル顔はめで麗子になりきってセリフやト書きでキモチを表現し、自分だけの「麗子像」を創り出す。他にも、「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」を描いた歌川広重になりきって作品に雨を降らせてみたり、菱川師宣の「見返り美人図」のようにポーズをきめてみたり、岩佐又兵衛筆の「洛中洛外図屏風 舟木本」の作中人物になって京の街を散歩してみたり、と作品世界で遊べる楽しい仕掛けが随所に施されている。また、「びじゅチューン!」で取り上げられた作品が数点展示される。【詳細】「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」会期:2018年7月24日(火)~9月9日(日)会場:東京国立博物館 本館 特別4室・特別5室住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00(金曜・土曜日は21:00まで、日曜日は18:00まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※8月13日(月)は開館観覧料:一般620円(520円)/大学生410円(310円)※( )内は20名以上の団体料金※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料。身分証の提示が必要。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などの提示が必要。
2018年06月03日「魔法の美術館 光と遊ぶ、真夏のワンダーランド」展が、山梨県立美術館にて開催される。期間は2018年6月30日(土)から8月26日(日)まで。山梨県立美術館開館40周年記念「魔法の美術館 光と遊ぶ、真夏のワンダーランド」は、まるで魔法にかけられたように光ったり、動いたりと、映像や音が変化する体験型アートを集めた展覧会。体を動かすことで音や光を操ることができる作品や、絵本の世界に迷い込んだような幻想的な作品など、大人も子どもも直感的に楽しめる体験型アートの数々が展示される。また、場内の作品は全て撮影可能で、SNSにシェアすることもできる。坪倉輝明の《七色小道》は、人が通ると色や光が地面にあふれ、まるで七色に輝く小道を散歩しているかのような体験ができるアート作品。自分が歩くことによって生まれる色と、他の人が出す色が混ざり合うことで、"歩く"という行為が無意識のうちに互いに影響を与え合う様子を体感することができる。的場やすし、山野真吾、徳井太郎による《SplashDisplay》には、動き回る的にボールを命中させると、色鮮やかな光の粒が噴水のように舞い上がる。重田佑介+Zennyanの《よるにおもう》は、白い本を手にとって空間を歩き回ることにより、夜空を舞台に様々な星座のキャラクターが姿を現すアニメーションを楽しむことができ、まるで星空を旅しているような不思議な感覚を味わうことができる。【詳細】「魔法の美術館 光と遊ぶ、真夏のワンダーランド」会場:山梨県立美術館 特別展示室住所:山梨県甲府市貢川1-4-27会期:2018年6月30日(土)〜8月26日(日)休館日:7月2日(月)・9日(月)・17日(火)・23日(月)・30日(月)・8月6日(月)・20日(月)開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)観覧料:一般1,000円(840円)、大学生500円(420円)※( )内は20名以上の団体料金、前売料金、県内宿泊者割引料金。高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳等持参)。県内65歳以上の人は無料(健康保険証等持参)。障害者手帳持参者、およびその介護者は無料。前売券は山梨県立美術館にて 5月30日(水)〜6月29日(金)まで販売。【問合せ先】山梨県立美術館TEL:055-228-3322
2018年06月01日『プーシキン美術館展―旅するフランス風景画』とは?【女子的アートナビ】vol. 108この展覧会では、ロシアを代表する美術館のひとつ、プーシキン美術館のコレクションから選び抜かれたフランスの風景画65点を紹介。モネやセザンヌ、ルソー、さらに美術史に名を遺すクロード・ロランなど17世紀から20世紀までの傑作が勢ぞろい。神話の物語や美しいパリの街並みなどの名画を見ながらフランスを旅するように楽しむことができます。スペシャルサポーターは水谷豊さん!同展のスペシャルサポーターは、俳優の水谷豊さん。音声ガイドのナビゲーターも担当された水谷さんがプレス内覧会に出席され、展覧会の見どころなどを語りました。まず、展覧会を見ての感想を問われると、「今回はテーマがフランス風景画ということで、どの絵も本当にすばらしく絵の中に引き込まれていくようで、旅しているような気分を味わえました」と回答。続いて、2つの作品についてコメントされました。クロード・モネの初来日作品《草上の昼食》、実物はいかがでしたか?水谷さん写真で見るのとは全然違いましたね。学芸員の方から知識を教えていただき絵の見方も変わったのですが、これがモネの青春時代の作品ということで、若い時から才能が花開いていたことがわかります。すばらしいです。《草上の昼食》は画家が26歳のときに描いた作品。学芸員の大橋さんのお話では、当時モネはまだたくさんのモデルを雇うことができなかったので、恋人のカミーユにいろいろな服を着せてポーズをとってもらい、いくつかスケッチを描いてから組み合わせて作品を制作したとのこと。この絵に登場する女性はすべてカミーユではないかと考えられているそうです。特にお気に入りの作品は?水谷さんいろいろありましたが、おもしろかったのはアンリ・ルソーの《馬を襲うジャガー》です。ルソーはパリにいて、植物園で熱帯植物を観察しながらジャングルに思いをはせてこの絵を描いたのですが、想像でここまで描けるのかというほどすばらしい作品です。われわれも(俳優というのは)妄想するのが仕事ですが(笑)、不思議なオーラがある作品です。ルソーは税関職員として働きながら絵を描いていた日曜画家。専門的な美術教育を受けていない彼の作品は批判されることもありましたが、ピカソやアポリネールなどからは高く評価されていました。特に南国のジャングルを描いた絵を多く残しています。最後に、水谷さんからメッセージ水谷さん名作と呼ぶのにふさわしい、たくさんの作品が東京都美術館にそろいました。訪れた人を世界の旅に連れて行ってくれる作品が集まっていると思います。僕は旅の案内人として関わらせていただき光栄です。たくさんの人にこの感動を味わっていただきたいです。ちなみに、水谷さんがナビゲーターとして出演されている音声ガイドも聞いてみたのですが、作品の背景や画家についての説明などもわかりやすく、展覧会の感動がより深くなる内容でした。そして、『相棒』ファンが喜ぶあの名セリフも入っています。ガイドは最後の最後までぜひ聞いてみてください。また、会場には作品と一緒にパリの地図なども掛けられ、どのあたりを描いた絵なのかがわかるようになっています。パリを訪れたことがある人はもちろん、行ったことがなくてもイメージすることができ、作品鑑賞がより楽しくなりますよ。フランスを旅する気分を味わえる展覧会は7月8日まで。Information会期:~7月8日(日)休室日:月曜日時間:9:30~17:30※金曜日は20時まで※入室は閉室の30分前まで会場:東京都美術館料金:一般 1600円/大学生・専門学校生1300円/高校生800円/中学生以下無料公式サイト:上野の東京都美術館で開催中の『プーシキン美術館展』に行ってきました。フランス風景画の名作が集まるこの展覧会では、俳優の水谷豊さんが音声ガイドを担当。プレス内覧会にも出席され、見どころを語ってくれました。
2018年04月28日石川県金沢市にある博物館「箔巧館」が2018年4月20日(金)リニューアルオープンする。「箔巧館」は日本最大級の金箔総合博物館。金沢市内の観光コースに組み込みやすい好立地で、金箔にまつわる色々な楽しみ方を体感することができる人気スポットだ。そんな「箔巧館」が開館から約20年の時を経てリニューアル。金箔の美しさや魅力を楽しみながら五感で記憶に残して欲しいという想いから、プロジェクションマッピングなど最新鋭の技術を駆使した展示が新設される。地下1階の体験型金箔ミュージアムエリアでは、前田利家公の黄金の鎧兜をバーチャル体験できる変身コーナーや、世界の金と伝統工芸について学べるパネル展示、実験コーナーが登場。観光の思い出作りと共に金箔についての知識を深めることが出来る。また、1階の「はくいちカフェ」では、2017年に東京に初上陸した金沢の老舗金箔メーカー「箔一」による「金箔のかがやきソフトクリーム」を楽しめる。これからのレジャーシーズン、金箔づくしの豪華絢爛な博物館に足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】金箔総合ミュージアム「箔巧館」リニューアルオープン日:2018年4月20日(金)開館時間:9:00~18:00住所:石川県金沢市森戸2-1-1電話番号:076-240-8911
2018年04月23日「天野喜孝展 天馬」が、横浜・馬の博物館および府中・JRA競馬博物館にて開催される。期間はそれぞれ2018年4月21日(土)から6月24日(日)、5月12日(土)から6月24日(日)まで。天野喜孝は、妖艶で幻想的な絵柄で知られる日本を代表するアーティスト。半世紀に渡る活動の中で、人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインや、イラスト、舞台美術、衣装デザインなどを手掛けており、幅広いジャンルで名作を生み出してきた。90年代後半以降は活躍の場を広げ、パリ、ニューヨークなど世界各都市で個展を開き、世界でも高い人気を誇っている。「天野喜孝展 天馬」の両会場では、ファンタジー小説の挿画として数多く描かれてきた騎馬をはじめ、ペガサスやユニコーン、ケンタウルスといった馬をモチーフに創造された幻獣、騎獣など"馬"をテーマにしたイラストが展開される。この個展のために描き下ろした新作・初公開作品合わせて30点以上を並べるほか、「ファイナルファンタジー」シリーズからも馬が登場する作品を展示する。なお、両博物館で展覧会を観覧、または馬の博物館で天野喜孝展図録を購入した人には、描き下ろし絵柄のオリジナルポストカードが数量限定でプレゼントされる。【詳細】「天野喜孝展 天馬」■第1会場 馬の博物館 第2・3展示室住所:神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑会期:2018年4月21日(土)~6月24日(日) ※月曜休館、ただし4月30日(月)は開館。開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで。)入館料:大人200円、小中高校生30円、団体(20名以上)半額※毎週土曜日は小中高校生無料。障がい者手帳を持参者は無料(付き添いは半額)。■第2会場 JRA競馬博物館 2階 第3展示室住所:東京都府中市日吉町1-1 東京競馬場内会期:5月12日(土)~6月24日(日) ※月・火曜休館。開館時間:東京競馬開催日 10:00~17:00/その他の日 10:00~16:00入館料:無料(ただし東京競馬開催日は競馬場への入場料200円が必要。)■図録 600円(税込)仕様:A4横長版、総計68ページ取扱店舗:馬の博物館ミュージアムショップ、東京競馬場タフィーショップ(メモリアルスタンド店)、GateJ.新橋及び梅田、ターフィー通販クラブ※数量限定。※両博物館で展覧会を観覧、または馬の博物館で天野喜孝展図録を購入者を対象に、オリジナルポストカードをプレゼント。【問い合わせ】馬の博物館TEL:045-662-7581
2018年04月19日©TRIPPING!ダナンの基本情報をお届けした前回の記事に続き、今回は編集部も実際に体験した、ダナンでやりたい6つのことをご紹介。ビーチリゾートや観光、おしゃれなカフェやレストランまでバラエティ豊かなダナンの楽しみ方を知れば益々ダナンに行きたくなること間違いなし! 1.ビーチリゾートでゆっくりダナンの海岸線には、美しいビーチが点在している。ビーチをとことん楽しむなら、プライベートビーチを有するオンザビーチのホテルにステイするのがおすすめ。オンザビーチの人気ホテル「プルマン ダナン ビーチ リゾート」のプライベートビーチ© Accorhotelsビーチ沿いのホテルに滞在しなくとも、美しく整備されたパブリックビーチもあるので、ご安心を!旅行者にも地元の人にも人気のビーチは「ミーケビーチ」。更に海の透明度が定評の「ノンヌックビーチ」にも注目! ■ミーケビーチ©TRIPPING!約1kmほどのビーチは、その美しさからUS版フォーブス誌が選ぶ「世界の綺麗なビーチ6選」に選ばれたほど。のどかで穏やかな雰囲気も魅力のひとつ。ビーチ沿いには、ホテルやレストラン、カフェが並び、夜になるとシーフードレストランもオープン。新鮮な魚介をその場で選んで調理してもらうことができる。ダナン中心部から車で5分程。 ■ノンヌックビーチ©TRIPPING!五行山の麓に広がるノンヌックビーチは、透き通るエメラルドグリーンの海が魅力。最近では、リゾートホテルも続々と進出している。ダナン中心部から車で20分程。 2. ダナンの聖地「五行山」に登ろう©TRIPPING!ダナン中心部から車で30分程のところにある五行山は、その名の通り5つの山からなるダナンの主要観光スポット。かつて大理石を発掘していたこれらの山々は、今ではベトナム人にとって、参拝をして回る言わば聖地。観光のメインは、一番大きな山「トゥイソン山」。山の中腹までは、直通エレベーターを利用するのが吉。山には、中国寺院などの美しい建造物や、観音像や仏像が祀られている巨大洞窟、ダナンを一望する展望台などがあり、見どころ満載。頂上までの道のりは険しい場所もあるので、スニーカーや動きやすい格好が必須。©TRIPPING!五行山の詳細はこちら> 3. おしゃれなレストラン、カフェ、バー!旬のダナンを楽しむ©TRIPPING! Patio cafeダナンにはここ数年でおしゃれなレストランやカフェが続々オープン。話題のナイトスポットにナイトアウトするのもダナンの旬な楽しみ方のひとつ!特にリバーサイドのBACH DANG(バッタン)通りは、おしゃれ度の高い注目エリア。©TRIPPING! 左上&右:Wonderlust cafe 左下:Danang Souvenirs&cafe©TRIPPING! 左上&右:Waterfront Restaurant&Bar 左下: BRILLIANT TOP BAR(Brilliant hotel内)からの夜景 <編集部おすすめスポット>・Patio cafe公式Facebookページ>・Wonderlust cafe公式Facebookページ>・Danang Souvenirs&cafe公式サイト>・Waterfront Restaurant&Bar公式サイト>・Novotel Danang Premier Han RiverPool Bar公式サイト>・BRILLIANT TOP BAR公式サイト> 4. ローカル体験!食堂&市場に出かけよう地元の人で賑わうローカルスポットに出かけるのも旅の醍醐味。市場や、食堂に足を運んでみるのもいい思い出に。©TRIPPING! 左上&左下:ハン市場 右上:「ブンチャーカー バーフィエン」のブンチャーカー 右中:「ミークアン1A」のミークアン 右下:「ミークアン1A」の外観 <編集部おすすめスポット>・ハン市場住所:119 Trần Phú Hải Châu 1 Hải Châu Hải Châu 1 Hải Châu Đà Nẵng・コン市場住所:Hung Vuòng street,Đà Nẵng・ミークアン1ATRIPPING!の記事はこちら>・ブンチャーカー バーフィエンTRIPPING!の記事はこちら> 5. レディブッダから望む夕日と、リバーサイドの夜景に感動ダナンでサンセットと夜景を一望するならレディブッダ有するリンウン寺院の境内へ。暮れなずむダナンの街を望みながら夕日を鑑賞。日が沈むころには街の夜景と共に、レディブッダもライトアップされ圧巻。中心部から車で20分程。©TRIPPING!また、中心部リバーサイドの夜景もダナンの名物。ハン川に架かる橋はそれぞれライトアップされ、光の競演が見られる。特に人気が高いのが、一昨年完成した、龍をモチーフとした全長666mの橋「ドラゴンブリッジ」。週末(土・日)の夜9時からは龍が炎と水を吹き出すパフォーマンスがあり、大人気のアトラクションとなっている。©TRIPPING!ドラゴンブリッジの詳細はこちら> 6. 足をのばして世界遺産へ!ホイアン&ミーソン遺跡にでかけようベトナムに8つある世界遺産のうち、4つの世界遺産はダナンを拠点にして出かける観光スポット。中でも、「古都ホイアン」と「ミーソン遺跡」はダナンから半日あれば訪れることのできる世界遺産なので、是非足を運びたい。 ■古都ホイアン©TRIPPING!ダナンから車で1時間弱の古都ホイアンは、5~19世紀にかけてアジアとヨーロッパを結ぶ海上交易の中継地として栄え、約180年前の木造家屋が建ち並ぶ古い町並みが1999年にユネスコの世界文化遺産に登録された。そんなホイアンの名物といえば、毎月開催される「ランタン祭り」。祭りの日以外にも、夜のホイアンはランタンが街を灯す幻想的でどこかノスタルジックな趣を見せてくれる。 ■ミーソン聖域©TRIPPING!ダナンから車で2時間弱、ホイアンから1時間程の世界遺産ミーソン聖域は、ベトナム中部から南部で栄えたチャンパ王国時代の宗教建築遺跡。そのほとんどがベトナム戦争で壊されてしまったが、レンガ造りの建造物が一部残存している。「ミーソン聖域」の> 今行きたい「ダナン」特集vol.1 知れば必ず行きたくなる!ベトナム「ダナン」がいまアツいわけvol.2 ダナンでやりたい6つのことvol.3 ダナンへ旅の計画立てましょう!
2018年04月14日「別れ」を展示する、世界で唯一の博物館「別れの博物館あなたとわたしのお別れ展」が日本でついにスタート。展示物の一部をお見せしちゃいます。“別れ”にまつわるアイテムと物語。誰の心にもある切ない思い出が蘇る。大好きだった恋人と、あるいはそれまで一緒にいることが当たり前だった家族との、避けがたい別れ…。辛く、悲しい出来事にもかかわらず、その「思い出の品」を、処分できずに持っている人も少なくないのでは。そんなアイテムと、背景にある物語が展示されているのが、「別れの博物館」。創設者はクロアチア人の元カップルで、大切な思い出の品を心の奥底にしまい込むのではなく、お話とともに展示することを発案。展示品はすべて、一般の人から寄付されたもの。‘06年に始まり、多くの共感を得て、これまで世界29か国、45都市を巡回。今回、日本に初上陸!カエル(ブルーミントン、アメリカ)母親との別れにまつわる思い出の品。3歳の時に家を出ていってしまった母親からクリスマスにもらった、数少ないプレゼントの一つ。結婚アルバム 1999-2005年(リエカ、クロアチア)若かりし頃に結婚した夫とのアルバム。これを寄付した女性は子供が欲しかったのに、彼はそれを拒否。その後、浮気が疑われ破局…。創設者のオリンカ(右)と、ドラジェンは元カップル。二人の思い出の品をコンテナで展示したことから博物館がスタートした。アーツ千代田3331 メインギャラリー東京都千代田区外神田6-11-143月31日(土)~4月14日(土)11:00~21:00(入場は閉場30分前まで)会期中無休一般1300円ほか※『anan』2018年4月4日号より。文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年04月01日街コン公式サイト「街コンジャパン()が2018年3月31日(土)に「大規模×恋活イベント★ナイトミュージアムコン」を開催することが決定! ここでは、その魅力的なイベントの詳細を一足早くお届けします。 鉄道博物館()大人も楽しめる鉄道博物館を街コンの舞台に!今回の街コンの舞台は、なんと鉄道博物館(通称てっぱく)! 参加者は、特別に貸切られた館内を自由に回遊したり、今は走っていないレトロな車両とともに写真撮影をしたり、心躍る非日常体験ができます。また、希望に応じて、元JR職員のボランティアスタッフによるガイドツアーも堪能することができるそう。鉄道ファンはもちろん、美術館・博物館が好きな人にもオススメ! *写真はイメージです てっぱく館内全体を使った謎解きゲームで男女の距離が縮まる!?参加者は男女複数名でグループを組み、館内に隠された”てっぱくオリジナル謎解きゲーム”に挑戦。協力して一緒に謎解きをすることで、お互いの距離もぐんと縮まりそう! 前回は180名以上が参加。とっても盛り上がったそう! マッチングゲームで盛り上がりも最高潮!参加者全員で気になる異性に投票するマッチングゲームも行います。マッチングゲームで見事ペアになった2人には、次回のデートに使えるペアチケット等の豪華景品がプレゼント!※企画内容は変更になる可能性があります。 いかがでしたか?夜の鉄道博物館でワクワクするような素敵なイベントを楽しみたい人は、ぜひ足を運んでみて! 運命の出会いがあるかもしれませんよ! *イベント詳細大規模×恋活イベント★ナイトミュージアムコン開催日時:2018年3月31日(土)18時30分~20時30分開催場所:鉄道博物館 (埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47) 参加資格:20~39歳の独身男女参加費:男性8,600円(税込)/1名、女性2,300円(税込)/1名公式URL:主催:街コンジャパン(株式会社リンクバル) *会場までのアクセス方法鉄道博物館〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47JR大宮駅よりニューシャトル 「鉄道博物館(大成)駅」下車 徒歩1分※酒類を提供するイベントのため、お車でのご来場はご遠慮ください。
2018年03月17日「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」が2018年3月24日(土)にオープンする。設立以来多くの来館者を迎えてきた「かかみがはら航空宇宙科学博物館」がリニューアルオープンする形で誕生するのが「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」だ。"空宙博(そらはく)"を愛称とする「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の展示面積はリニューアル前の1.7倍、約9,400平方メートルとなり、日本一豊富な航空宇宙関連の展示物を所蔵。航空関係では、人類初の動力飛行機「ライトフライヤー」の実物大模型や、「飛燕」などの戦闘機31機を展示。宇宙関係では、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」や、最新鋭の探査機「はやぶさ2」の実物大模型など、人類の宇宙開発を実感できる展示物を用意する。また、このオープンを記念して館内では様々なイベントを実施。特別企画展や、ドローン操縦体験のほか、宇宙飛行士・山崎直子らによる講演会など、スペシャルなコンテンツが盛りだくさんの内容になっている。【詳細】■「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」オープン開館日:2018年3月24日(土)開館時間:平日10:00~17:00、土日祝日10:00~18:00休館日:毎月第一火曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始住所:岐阜県各務原市下切町5丁目1番地入館料:大人800円、60歳以上及び高校生 500円、中学生以下は無料電話番号:058-386-8500■オープニングイベント・特別企画展「月への挑戦 アポロ・ルナ展」開催期間:3月24日(土)~31日(土)開催場所:博物館 2階 宇宙エリア・特別アトラクション「宇宙からの紙飛行機放出イベント」開催日:3月31日(土)開催場所:博物館 オリエンテーションルーム・記念講演会開催期間:3月24日(土)~31日(土)7回開催開催場所:博物館 オリエンテーションルーム講師:山崎直子(宇宙飛行士)、今井弘二(情報通信研究機構 研究員)、ANA女性パイロットほか・紙飛行機製作教室・選手権大会開催期間:3月24日(土)~31日(土)開催場所:博物館 実機展示場ほか定員:各回30名参加料:500円(税込)・水ロケット製作教室・発射体験開催期間:3月25日(日)~31日(土)の毎日開催場所:博物館 オリエンテーションルームほか定員:各回30名参加料:1,000円(税込)・ドローンによる疑似飛行体験・小型ドローン操縦体験開催期間:3月24日(土)~31日(土)の毎日開催場所:博物館 屋外芝生スペース定員:各回30名参加料:未定・屋台村開催期間:3月24日(土)~31日(土)の毎日開催場所:博物館 屋外展示エリア※詳細は確定次第ホームページ等で公開。※定員は先着順。
2018年03月06日「博物館でお花見を」が、東京・上野公園の東京国立博物館で、2018年3月13日(火)から4月8日(日)まで開催される。桜を題材にした名作が集結「博物館でお花見を」では、東京国立博物館の展示室に桜をモチーフにした名品が勢揃い。狩野長信の国宝「花下遊楽図屏風」(部分)は、400年前の花見の様子を描いた作品。満開の桜の下で、陽気に宴を楽しむ人々の様子が描かれている。鳥居清長による江戸時代・18世紀の作品「飛鳥山花見」も、花見客と桜を描いている。8代将軍吉宗ゆかりの桜の名所、飛鳥山の賑やかな様子を色彩鮮やかに表現した作品だ。枝垂桜が肩にかかる模様が優美な友禅染の「振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様」も登場。山吹色と水色のコントラストが綺麗な一品だ。また、桜にちなんだ作品の鑑賞ガイドや、ギャラリートークなどのイベントも充実。ぬりえや桜の根付作りのワークショップ、音楽会やボランティアによるお茶会なども開催され、桜の季節を盛り上げる。約10種類の桜が咲く庭園を開放さらに、期間限定で約10種類の桜が咲く庭園を、前年開催時よりも長く開放する。作品鑑賞後にゆったりと花見をしながらくつろぐには最適のスポットだ。夜には桜をライトアップする演出もあり、春ならではの美しい風景を楽しむことができる。詳細「博物館でお花見を」期間:2018年3月13日(火)~4月8日(日)開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は21:00まで、4月1日(日)・8日(日)は18:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:3月19日(月)観覧料:一般 620円(520円)/大学生 410円(310円)※()内は20名以上の団体料金※上記料金で「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」展(~3月18日(日))も観覧可能※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料(入館時に年齢を証明するものを提示)※障がい者とその介護者1名は無料(入館時に障がい者手帳などを提示)※高校生以下および満18歳未満1名につき同伴者2名までは、団体料金で観覧可能■春の庭園開放日時:3月13日(火)~5月20日(日) 10:00~16:00※桜ライトアップ実施日は19:30まで桜ライトアップ日程:3月30日(金)、3月31日(土)、4月6日(金)、4月7日(土)■さくらカフェ期間:3月13日(火)~5月20日(日) 10:00~16:00※桜ライトアップ実施日は18:00まで※ラストオーダーは閉店15分前※悪天候により中止の場合あり■桜イベント例〈ボランティアによるアートスタジオ「桜の根付作り」〉※事前申込み制日時:3月24日(土) 13:30~15:30会場:本館地下みどりのライオン(教育普及スペース)定員:20名程度(応募者多数の場合は抽選) ※高校生以上対象参加費:無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満は当日の入館料が必要)申込締切:2月22日(木)必着※申込み方法詳細は公式ウェブサイトに記載〈ボランティアによる「応挙館桜茶会」〉※事前申込み制日時:3月25日(日) 11:00~12:00 / 13:00~14:00(各回とも同じ内容)会場:応挙館定員:各回15名(応募者多数の場合は抽選)参加費:500円(ただし高校生を除く18歳以上70歳未満は当日の入館料が必要)申込締切:2月22日(木)必着※悪天候の場合は中止する可能性あり※申込み方法詳細は公式ウェブサイトに記載
2018年02月17日世界各地の美術館から作品を集結企画展「ルドン―秘密の花園」を開催中の「三菱一号館美術館」(東京都千代田区)内にあるミュージアムショップ「Store 1894」では、会期中ヨーロッパで見つけたこだわりのチョコレートを販売しています。2018年2月8日(木曜日)にスタートした「ルドン―秘密の花園」は、幻想的な内面世界に目を向けた特異な画業で現在も世界中の人の心を魅了するオディロン・ルドンの作品およそ90点を展示する企画展。ルドンが描いた花や植物に焦点を当てた前例のない展覧会となっており、オルセー美術館やニューヨーク近代美術館といった世界各地の美術館に収蔵されている作品を鑑賞できます。ショップのみの利用も可能「Store 1894」で販売されているチョコレートはダイアナ妃も愛したチョコレートの名店「PRESTAT(プレスタ)」のトリュフチョコ(3402円)、美しい自然に囲まれたフランス中部の小さな農家で手作りされている「CHOC’FLEUR(ショックフルール)」(756円から2592円)など。チョコレート以外にも展覧会グッズや三菱一号館美術館のオリジナルグッズを中心に、世界中から集めた上質な商品をとりそろえています。営業時間は10時から18時。美術館の鑑賞券がなくても利用可能です。企画展「ルドン―秘密の花園」ならびにチョコレートの販売は2018年5月20日(日曜日)まで。毎月第2水曜日の17時以降「アフター5女子割」で当日入館料が一律1000円となります(女性限定)。(画像はプレスリリースより)【参考】※三菱地所株式会社のプレスリリース/PR TIMES※三菱一号館美術館
2018年02月16日