イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、そしてマ・ドンソクやペ・スジ、チョン・ヘジンらが豪華共演を果たし、韓国公開後3週連続興行1位を達成し、観客動員数820万人超えの大ヒットを記録した『白頭山大噴火』。この度、北の工作員を演じるイ・ビョンホンと韓国軍爆発処理班の大尉を演じるハ・ジョンウが期せずして共闘することになる、2人のコミカルな騙し合いとガンアクションが炸裂する本編シーン映像が解禁された。北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山で、観測史上最大の噴火が発生する本作。今回解禁となった本編シーンは、白頭山のさらなる大噴火を防ぐための極秘作戦の命を受け、北朝鮮に潜入したチョ・インチャン(ハ・ジョンウ)が、作戦成功のカギとなる核兵器の場所を知る北の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけ出し、共に核ミサイル格納施設に侵入、しかし北の警備隊と応戦することになってしまう場面。慌てるインチャンをみて「銃を」渡せというジュンピョンだったが、「渡せるもんか」とインチャンは拒否。しかし「死にたいのか?」と強い口調で迫られ、敵が近づいてくる様子をみて「じゃあ後方を任せた」と銃を渡す。すると突然、ジュンピョンがインチャンに向けて発砲!?その場に倒れるインチャン!それを横目に「私は人民武力省少佐リ・ジュンピョンだ」と言いながら、北の警備隊に近づいていくが…。実はこれはジュンピョンが仕掛けた作戦で、このあとの展開と、彼らの掛け合いに思わずニンマリとしてしまうシーン。終始謎めいた雰囲気で存在感たっぷりにジュンピョンを演じるイ・ビョンホンと、彼に翻弄されつつも目を離すことができないインチャンを演じるハ・ジョンウ。それぞれの個性と、異色のバディ誕生を予感させるシーンとなっている。ハ・ジョンウとは本作で初共演となったイ・ビョンホンも、「チョ・インチャンとリ・ジュンピョンのバディムービーとも取れると思う」と撮影をふり返る。「バディームービーの特性上、二人の人物が互いに面白くてユーモラスな状況が多くなきゃいけなかった。そうなると、もちろん台本にあるセリフも大事ですが、それ以外のアドリブも行ったりします」と明かし、「ハ・ジョンウさんはとても瞬発力のある人。ハ・ジョンウさんがアドリブをしてくると、私もそれが面白くなってまた違うアドリブをのせていったり、互いにとても合っていたように思います」と、アドリブの応酬があった2人の相性の良さに自信を見せている。『白頭山大噴火』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白頭山大噴火 2021年8年27月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
2021年08月26日韓国映画『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』が8月27日(金)に公開される。この度、新たな本編シーンが公開された。本作はイ・ビョンホンとハ・ジョンウ、マ・ドンソクが豪華共演を果たし、韓国で観客動員数820万人超えの大ヒットを記録したタイムリミット・ディザスターアクション。北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山で観測史上最大の噴火が発生、それに伴う朝鮮半島の壊滅を阻止するために成功率3.48%という命がけのミッションに挑む物語だ。極秘作戦の成否のカギを握る北の工作員ジュンピョンをミステリアスに演じたイ・ビョンホンは、本作であの『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホを抑え、“韓国のアカデミー賞”とも称される、第56回大鐘賞映画祭・主演男優賞を受賞。一方で『神と共に』シリーズや『お嬢さん』『PMC:ザ・バンカー』など作品ごとにその顔を変えるハ・ジョンウは、韓国特殊部隊の指揮官インチャンを人間味豊かに演じ、スクリーンを躍動。このふたりが時に激しくいがみ合いながらも過酷な運命を共にしていく。体を張ったハードなアクション・シーンにも注目となる。白頭山噴火を予見していた大学教授カン・ボンネを演じるのは、出演するマーベル最新作『エターナルズ』の日本公開も決定した“マブリー”ことマ・ドンソク。地質学者という意外な役どころをユーモラスに演じて新境地を開いた。さらに意思の強い大統領府の役人ユギョンを『名もなき野良犬の輪舞』のチョン・ヘジンが、また『建築学概論』やNetflix『スタートアップ:夢の扉』が話題のペ・スジがインチャンの身重の妻ジヨンを熱演。今回、公開となった本編シーンは、白頭山のさらなる大噴火を防ぐための極秘作戦の命を受け、北朝鮮に潜入したインチャン(ハ・ジョンウ)が、作戦成功のカギとなる核兵器の場所を知る北の工作員ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけ出し、共に核ミサイル格納施設に侵入、しかし北の警備隊と応戦することになってしまう場面。慌てるインチャンを見て「銃を渡せ」と言うジュンピョンだったが「渡せるもんか」とインチャンは拒否。しかし「死にたいのか?」と強い口調で迫られ、敵が近づいてくる様子をみて「じゃあ後方を任せた」と銃を渡す。すると「殺傷距離は?」と言いながら、突然ジュンピョンがインチャンに向けて発砲する!その場に倒れるインチャン!それを横目に、「私は人民武力省少佐リ・ジュンピョンだ」と言いながら、北の警備隊に近づいていくジュンピョン……。なんとこれはジュンピョンが仕掛けた作戦で、このあとの展開と、両者の掛け合いに思わずニンマリとしてしまうシーンなのだ。終始謎めいた雰囲気で存在感たっぷりにジュンピョンを演じるイ・ビョンホン、翻弄されるインチャンをあふれる人間味で演じるハ・ジョンウ、ふたりそれぞれの個性と、今後育んでいくバディ感を感じられる場面となっている。イ・ビョンホンは「チョ・インチャンとリ・ジュンピョンのバディームービーとも取れると思う」と撮影を振り返る。「バディームービーの特性上、ふたりの人物が互いに面白くてユーモラスな状況が多くなきゃいけなかった。そうなると、もちろん台本にあるセリフも大事ですが、それ以外のアドリブも行ったりします。ハ・ジョンウさんはとても瞬発力のある人。ハ・ジョンウさんがアドリブをしてくると、私もそれが面白くなってまた違うアドリブをのせていったり、互いにとても合っていたように思います」と互いの相性の良さの自信も語った。『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』8月27日(金)公開
2021年08月26日イ・ビョンホンとハ・ジョンウに、マ・ドンソク、ペ・スジ、チョン・ヘジンらが共演する『白頭山大噴火』の公開を記念し、ハ・ジョンウ&イ・ソンギュン主演の朝鮮半島情勢を題材にしたサバイバル・アクション超大作『PMC:ザ・バンカー』が、Huluにて8月1日(日)から見放題で独占配信されることになった。映画『神と共に』シリーズなど、圧倒的な存在感で様々な役を演じるハ・ジョンウと、“魔性のボイス”でも知られる映画『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが夢の共演を果たした本作。舞台となるのは、韓国と北朝鮮の軍事境界線(=DMZ)の地下30mに広がる巨大な秘密の地下要塞(=バンカー)。北朝鮮の要人の確保を命じられた傭兵たちの運命を壮大なスケールで描き、最新の映像技術を駆使した臨場感たっぷりのカメラワークや、ノンストップで繰り広げられるハリウッド顔負けのサバイバル・アクションは公開直後から話題を呼んだ。また、ジェニファー・イーリー、ケヴィン・デュランドらハリウッドで活躍する俳優陣も出演し、約6割のセリフを英語で構成。ハ・ジョンウもアメリカで英語トレーニングを行った。広大ながらも、閉ざされた地下要塞という限定された空間が、ヒヤリとさせる緊迫をもたらす作品となっている。ほかにもHuluでは、ハ・ジョンウ、イ・ソンギュンが出演する映画やドラマを配信中。ハリウッド作品を凌駕する壮大なスケールで空前の大ヒットを記録し、ハ・ジョンウのアクションにも注目が集まった映画『神と共に 第一章:罪と罰/第二章:因と縁』や、韓国民主化闘争の実話を描いた社会派映画『1987、ある闘いの真実』。そして、第92回アカデミー賞最多4部門に輝き、イ・ソンギュンの“魔性のボイス”を世界中に知らしめた映画『パラサイト 半地下の家族』(※Hulu ストアにて)や異色のラブコメディ「今週妻が浮気します」など話題作が揃う。『PMC:ザ・バンカー』は8月1日(日)よりHuluより見放題にて独占配信。『白頭山大噴火』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PMC:ザ・バンカー 2020年2月28日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED白頭山大噴火 2021年8年27月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
2021年07月27日池松壮亮とオダギリジョーに、チェ・ヒソ、キム・ミンジェらが共演を果たした石井裕也監督の最新作『アジアの天使』。本作は、石井監督が初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ意欲作。この度、ソウルから江原道(カンウォンド)へ向かう旅で出会った2つの家族の距離感が伺える、リアルな食事シーンを切り取った場面写真が到着した。本作で、言葉も通じず、コミュニケーションもままならない2つの家族を結び付けたのは韓国料理とビールの存在。韓国ドラマでもよく見かけるのが、仲間と一緒に食事をして交流を深めることを大切にする文化。職場でのランチなども1人で食べることは珍しく、たいていは友人と連れ立っていくことが多いそう。韓国ドラマ・映画内の食事シーンは日本と比べると圧倒的に多く、本作でも食事シーンは印象的に登場し、また、食事中の会話で物語が展開していくなど、重要なシーンにもなっている。▼ジャージャー麺や餃子6人の最初の食事は旅の途中、墨湖駅(ムッコ・江原道から墨湖港近くにある駅)を出た後の中華料理店。チャジャンミョン(ジャージャー麺)やムルマンドゥ(水餃子)などを食べながら青島ビールを飲む。静まり返った店で黙々と食事をはじめる6人は、酔っぱらった兄のジョンウ(キム・ミンジェ)が妹のソル(チェ・ヒソ)と剛(池松さん)の恋の可能性を完全否定する。当の剛は韓国語が分からないため、何を言われているか分かっておらず、兄の透(オダギリジョー)が適当にごまかすひと幕も。▼家庭料理に舌鼓続いては、江陵(カンヌン・ソウルから東海岸へと向かう鉄道の終着駅)のソルの親戚宅での食事。コドゥンオキムチチム(サバとキムチの蒸し煮)や、チャプチェ(春雨炒め)、シレギクッ(大根の菜っ葉の味噌汁)といった定番の家庭料理が並ぶとともに、本作劇中に度々登場する缶ビールのCassFresh(カスフレッシュ)も振舞われる。ソルたちは久々の親戚との再会を懐かしみ、剛たちはあたたかい家庭料理に舌鼓をうつ。なごやかな雰囲気でリラックスした6人はひとときの休息を味わい、その晩、剛とソルの間にもある出来事が…。▼プルコギにキムチ、ラーメンも…最後はソルたち兄妹の住む家で、いかにも雑多な日常という感じの食事。テーブルの中央には、プルコギ(牛肉のすき焼き)はあるが、冷蔵庫からそのまま出したキムチのタッパーがあったり、ソルがカップ麺を食べていたり、冷凍のタッカンジョン(唐揚げ)が袋のまま皿に載っていたり…。めいめいが、膝をたてながらズルズルと麺をすすったり、小皿をガチャガチャさせながら無心で食べている姿は、まるで長年一緒にいる、気を許した家族のような雰囲気が感じ取れる。食事での会話の内容、食べ方で互いの距離感が徐々に近づいていく様子が見えてくる本作は、6人の食事シーンにも注目だ(料理解説:コリアン・フード・コラムニスト八田靖史※パンフレット一部引用)。石井監督は食事シーンの咀嚼音も大切にしており、それをしっかりと入れることで臨場感が伝わる演出を心がけたと明かしている。また、韓国での撮影中にも、撮影合間の食事はキャスト、スタッフ全員が手を止め、同じ時間にひとつの食堂にあつまって食事をとっていたといい、温かな食卓で英気を養いながら、そこでの会話から生まれた新たなアイディアも生かしていったという。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月26日チェ・テジュン演じるK-POPトップスターと、スヨン(少女時代)演じる“アンチファン”のまさかの恋が始まる日本初上陸の韓国ドラマ「だから俺はアンチと結婚した」が、Amazon Prime Video にてプライム会員向けに独占配信中。本作が世界約190か国で同時配信されるや特に注目を集めているのが、ツンデレのK-POPスター・フジュンを演じているチェ・テジュン。いよいよ最終回が迫り、世界中が2人の恋の結末を見守る中、いま最も旬な俳優チェ・テジュンの魅力を紹介する。※12話までのネタバレを含みます。ご注意くださいチェ・テジュンは、1991年韓国生まれの29歳で、2001年にテレビドラマ「ピアノ」で子役デビュー。しかし学業に専念するため芸能活動を一時中断するが、高校生のときに芸術学校に転校したことがきっかけでもう一度俳優としての道を志すことに。その後、主演を務めたドラマ「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」(12)で一躍スターの座に上り詰め、「ミッシングナイン」(17)ではアジアで活躍したK-POP・ドラマを表彰する2017年度の「アジアアーティストアワード」でニューウェーブ賞を受賞。「あやしいパートナー」(17)や「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」(18)などラブコメディ作品で存在感を放ち、本作ではK-POPの歴史を新たに刻む世界的トップスターのフジュン役で主演を務めた。本作でのフジュンのツンデレっぷりは大きな話題を呼んでおり、世界中の視聴者の心を鷲掴みにしている。フジュンはある日、イベントで会った雑誌記者のイ・グニョン(スヨン)をストーカーだと勘違い。グニョンはフジュンの公式“アンチファン”となる。やがて、トップスターのフジュンと公式アンチ・グニョンの同棲生活に密着するTV番組「だから俺はアンチと結婚した」の企画が持ち上がり、2人はなんと共同生活をすることに!初めはグニョンに冷たく接していたが次第に惹かれていき、2人は両想いになるのだが…。時に優しく、時に素直になれないツンデレなフジュンを見事に演じたチェ・テジュンは「フジュンは表面上は強くてツンツンしていると勘違いされやすいのですが、実はとても繊細で純粋な人なんです」と自身が演じたキャラクターを分析。さらに共演者には、グニョン役のスヨンやグニョンに好意を寄せるプロデューサーのチェ・ジェジュン役の「2PM」チャンソンなど、日本でも人気を誇るK-POPスターたちだ。その中でトップスターを演じることへのプレッシャーについて、「僕はダンスと歌が一番自信がないんです。でもK-POPスターはダンスも歌も出来て当たり前ですし、上手くないといけないので大きな挑戦となりました。僕にとってはトップスターを演じることは大きな意味のあることでした」と明かし、思い入れのある役柄となったそう。本作では彼の魅力溢れる姿がたっぷりと堪能できそうだ。ついに心が通じ合い両想いとなった2人だが、過去にフジュンと因縁があるプロデューサーのチェ・ジェジュン(2PMファン・チャンソン)やフジュンの元恋人オ・イニョン(ハン・ジアン)も巻き込み、最終回まで予測不能な展開が待ち受ける。最後まで2人の恋の行方から目が離せない。「だから俺はアンチと結婚した」はAmazon Prime Videoにて独占配信中、毎週金曜・土曜日18時~より2話ずつ配信(全16話)。(text:cinemacafe.net)
2021年06月13日池松壮亮とオダギリジョー、韓国のチェ・ヒソやキム・ミンジェらを迎えた石井裕也監督の最新作『アジアの天使』。オール韓国ロケで挑んだ本作から、2つの家族をとらえた予告編が解禁となった。予告編には、心機一転、一人息子を連れて決死の覚悟で韓国にやってきた剛(池松壮亮)を「シャレだろ」と一笑に付しながら迎える兄(オダギリジョー)という、ぎくしゃくした兄弟のやりとりから始まる。韓国語も話せず新天地での生活を不安に思っている剛に、兄は「この国で必要な言葉は『メクチュ・チュセヨ』(ビール下さい)と『サランヘヨ』(愛してる)」と説く。そして、あるとき剛は、一人で泣き伏せている韓国の歌手ソル(チェ・ヒソ)と出会い、日本語で励ますが、その善意は伝わらない…。映像には、本作で本格的な共演を果たす、池松さんとオダギリさんのコミカルなやりとりが収められているほか、「異国の地で、不思議な旅が始まる」という言葉と共に、偶然の出会いをきっかけに、心に傷を負った日本と韓国の2つの家族が旅に出て、道中起こる様々な出来事を共に体験し、時には悪化した日韓関係についての話をしながらもビールを飲みかわし、同じ食卓を囲む1つの家族のような姿が映し出される。そして、「この広い世界、どんな天使がいてもいい」という言葉と共に、剛とソルが「見た」という摩訶不思議な“天使”の姿もしっかりと映し出されているが…。劇中に登場する、ヘンテコな天使とは!?剛とソルが出会ったことのある“天使”は、東洋のおじさんのような姿で、人の肩を噛むという、一風変わった天使だった。石井監督は、自身が手掛けた、オダギリさん主演のTVドラマ「おかしの家」(2015年10月/TBS系)でも使用していた“人を噛む天使”というキャラクターを本作の2つの家族をつなぐ要素として登場させている。天使は一般的に西洋の美しい少年のようなイメージになりがちだが、この“ヘンテコな天使”は「天使というのはこうあるべきだ」という、誰かが勝手に決めた価値観や固定観念にとらわれなくてもいいという作品全体のメタファーにもなっているという。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月28日イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクら韓国最高の俳優陣が豪華共演を果たし、韓国の興行チャートで3週連続1位を達成したタイムリミット・ディザスターアクション『白頭山大噴火』から、日本版予告編が解禁となった。今回解禁された予告編は、劇中の迫力そのままに、轟音とともに北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山が噴火する場面からスタート。噴火の衝撃でマグニチュード7.8の地震が発生し、ソウル市内も大パニック。映像では、音を立てて崩れ落ちる高層ビルから間一髪で逃げるインチャン(ハ・ジョンウ)の姿を捉えている。この未曾有の危機的事態に、白頭山の地質に詳しいカン教授(マ・ドンソク)は「強い爆発でマグマ溜りの圧力を下げる」「つまり核爆発です」と驚くべき方法を提言する。また、インチャンら韓国特殊部隊のチームが命がけで北朝鮮に潜入、核の行方を知る謎めいた北の工作員ジュンピョン(イ・ビョンホン)に接触する様子がスピード感と迫力あるガンアクションとともに展開。一方、この未曾有の災害に市民も大混乱、インチャンの妻(ペ・スジ)らに橋の崩落危機が迫るなど刻々と事態が悪化する中、期せずして運命共同体となっていくインチャンとジュンピョンが挑む半島救出ミッションの行方が気になる予告編となっている。劇中、北朝鮮の方言から中国語、ロシア語まで複数の言語に挑戦したイ・ビョンホンは、「さまざまな面を見せるキャラクターで、観客にもジュンピョンという人物を常に注視してほしいと思いながら演技をした」と語る。対するハ・ジョンウも「自分の置かれた状況に合わせて責任感を持ち、作戦をどうにか成功させようとしながら成熟していく人物」と表するインチャン役を、独特のカリスマ性にユーモアを加味して熱演している。『白頭山大噴火』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白頭山大噴火 2021年8年27月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
2021年05月12日チェ・テジュン演じるK-POPスターと「少女時代」のスヨン演じる“公式アンチ”記者が織りなす胸キュンロマンティック・コメディ「だから俺はアンチと結婚した」が4月30日(金)よりAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに世界同時配信。日本オリジナル予告編と場面写真が解禁された。本作は、企画段階からドラマとWebマンガで同時にスタートした作品で、LINEマンガでは22週連続でTop5にランクイン。韓中合同で映画化もされるなどアジアで一大ブームを巻き起こしている大ヒット作が、ついにドラマとして世界約190か国で同時配信。本作はK-POPの歴史を新たに刻む世界的トップスターのフジュン(チェ・テジュン)と、フジュンの“公式アンチ”で雑誌記者のイ・グニョン(「少女時代」スヨン)の恋愛模様が描かれる。入社3年目にも関わらず雑用ばかりを押し付けられるグニョン。あるとき、プロデューサーのチェ・ジェジュン(「2PM」ファン・チャンソン)が運営するクラブの取材に行くと、そこで目撃したのはトップスターであるフジュンが女性を叩いている姿だった。グニョンをストーカーだと勘違いしたフジュンは、グニョンが持っていたカメラを壊してしまい、怒ったグニョンはハイヒールを投げつけると動画サイトで映像が拡散されてしまう。人生を変えることになる最悪の出会いを果たした2人だが、この一件でグニョンは会社をクビに。彼女はトップスターであるフジュンの裏の顔を暴こうと“公式アンチ”として立ち上がり世間の注目の的となる。そんな中、スターと公式アンチとなった2人の同棲生活に密着するTV番組「だから俺はアンチと結婚した」の企画が持ち上がり、2人はいきなり共同生活をすることにーー。まさに相性最悪で事あるごとに対立しあう2人だが、果たして同棲生活の中で恋は芽生えるのか?恋のライバルとなるジェジュンとフジュンの元恋人オ・イニョン(ハン・ジアン)を巻き込み、予測不能な恋が動き出す。日本初上陸のロマンティック・コメディに人気俳優が集結トップスターのフジュンを演じるのは、「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」や「ミッシングナイン」、「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」など人気作品に出演し日本でもファンが多い俳優チェ・テジュン。子役としてデビューしたものの一時、芸能活動を中断。しかし高校生の時、芸術学校に転校したことがきっかけでもう一度俳優としての道を志し、主演を務めたドラマ「おバカちゃん注意報」(12)で一躍スターの座に上り詰めた。「ミッシングナイン」ではアジアで活躍したK-POPやドラマを表彰する2017年度のアジアアーティストアワードでニューウェーブ賞を受賞している。そして公式アンチのイ・グニョンを演じるのは「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」や「今日、妻もやめます~偽りの家族~」で主演を務め、日本でも絶大な人気を誇るスヨン。K-POPガールズグループ「少女時代」のメンバーで、「それでも僕らは走り続ける」など現在では実力派女優としても高く評価されている。ほかにも財閥の息子で芸能事務所の代表ジェジュン役に「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」や「キム秘書はいったい、なぜ?」に出演し活躍する「2PM」のファン・チャンソン、ジェジュンの事務所に所属する再起を狙う女優オ・イニョン役に「あの空に太陽が」「お義母さんは私の嫁」などに出演するハン・ジアンらが脇を固める。「だから俺はアンチと結婚した」は4月30日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始(以降、金曜日・土曜日に毎週2話ずつ配信全16話)。(text:cinemacafe.net)
2021年04月29日イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクら韓国最高の俳優陣が豪華共演を果たし、本国で観客動員数820万人超えの大ヒットを記録したタイムリミット・ディザスターアクション『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』。その公開日が8月27日(金)に決定し、日本版ポスタービジュアル、場面写真が一挙解禁となった。本作が初共演となるイ・ビョンホンとハ・ジョンウ。極秘作戦の成否のカギを握る北の工作員ジュンピョンをミステリアスに演じたイ・ビョンホンは、本作で“韓国のアカデミー賞”とも称される、第56回大鐘賞映画祭・主演男優賞を受賞。一方、『神と共に』シリーズや『お嬢さん』『PMC:ザ・バンカー』など作品ごとにその顔を変えるハ・ジョンウは、韓国特殊部隊の指揮官インチャンを人間味豊かに演じてスクリーンで躍動。この2人がときに激しくいがみ合いながらも過酷な運命を共にしていく男たちを、体を張ったハードなアクション・シーンとともにエモーショナルに体現した。そして白頭山噴火を予見していた大学教授カン・ボンネを演じるのは、出演するマーベル最新作『エターナルズ』の日本公開も決定した“マブリー”ことマ・ドンソク。地質学者という意外な役どころをユーモラスに演じて新境地を開いた。さらに意思の強い大統領府の役人ユギョンを、『名もなき野良犬の輪舞』『詩人の恋』のチョン・ヘジンが、またNetflix「スタートアップ:夢の扉」が話題のペ・スジがインチャンの妊娠中の妻ジヨンを熱演。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルでは、この個性あふれるキャストが勢ぞろい。“半島が崩壊する”というかつてない、破滅が迫りくる中、彼らがどう立ち向かっていくのか、人間ドラマにも注目。魅力的なストーリー、リアリティに満ちた映像を追求した監督は、『彼とわたしの漂流生活』のイ・ヘジュンと『神と共に』シリーズで撮影監督を務めたキム・ビョンウのコンビ。「史上初の災害に立ち向かい、自分たちにとって大切な人々や価値を守ろうとする人々の話を描いた映画」と語る。さらに『パラサイト 半地下の家族』や『神と共に』、NetflixのSF映画『スペース・スウィーパーズ』などで世界的に注目を集めたデクスタースタジオが、革新的なビジュアルによって映画のクオリティを引き上げ、世界90か国に配給された。『白頭山大噴火』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白頭山大噴火 2021年8年27月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月22日第24回釜山国際映画祭で市民批評家賞など4冠、韓国の注目女性監督ユン・ダンビが描いた『夏時間』から、10代の少女の目線で少し特別なひと夏をとらえた予告編が解禁された。誰もが記憶に残っている、夏休みの思い出。その懐かしくも記憶に刻まれる日々を多感な少女の視点から描いた本作。予告編はある夏の夕暮れ、本作がデビューとなるチェ・ジョンウン演じるオクジュが、事業に失敗した父親と、弟ドンジュとともに、緑が生い茂る大きな庭のある祖父の家に引っ越してくるところから始まる。緑色の庭、夏の西日、風に揺れる蚊帳、開け放たれた窓、真っ赤なスイカ、懐かしい古いミシン、午睡の夢が映し出され、どこか郷愁を誘うひと夏の映像。離婚寸前の叔母まで住みつき始め、一つ屋根の下に三世代が集まり、オクジュは自分と家族のあり方を初めて意識せざるを得ない日々を送ることに。「ほんとうは夏休みなんて好きじゃない」というコピーも印象的だ。1990年生まれのユン・ダンビ監督には、「韓国に注目すべき女性監督がまた現れた。キム・ボラの『はちどり』のようにユン・ダンビは新たな息吹をもたらした!」(Seongyong’s Private Place)、「驚くべきデビュー作! エドワード・ヤン、小津安二郎、ホウ・シャオシェンを彷彿とさせる、恐るべき才能」(Straight.com)、「誰もがこの映画を心から好きになるに違いない」(ダルシー・パケット:映画評論家/『パラサイト半地下の家族』英語字幕翻訳者)、「関係と感情の核心にまっすぐに迫る思慮深い家族の肖像」(ロッテルダム国際映画祭)と絶賛が贈られている。『夏時間』は2021年2月27日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏時間 2021年2月27日よりユーロスペースほか全国にて公開© 2019 ONU FILM, ALL RIGHTS RESERVED
2020年12月25日韓国を代表する人気俳優イ・ビョンホンとハ・ジョンウが初共演、さらにマ・ドンソク、ペ・スジらも共演した『白頭山』(原題)が邦題『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』として2021年夏、公開されることが決定した。北朝鮮と中国の国境付近に位置し、朝鮮半島で最も高く、1000年に一度大噴火を起こすといわれる実在の山・白頭山(ペクトゥサン)。それがもし大規模噴火を起こしたら朝鮮半島はどうなってしまうのか、そんな大胆な発想で登場したディザスター・ムービー。白頭山大噴火まで、残された時間は75時間。半島存続の運命を握るのは、北朝鮮が隠し持つ核燃料と北の工作員。韓国、北朝鮮、さらにアメリカ、中国の思惑が絡む半島救出ミッションが動きだす――。愛する家族を守るため、北朝鮮へ潜入し命がけの任務に就く韓国軍爆発物処理班チョ・インチャン役に、『神と共に』シリーズなど、いまや韓国きっての大ヒット役者となったハ・ジョンウ、作戦のカギを握る謎の工作員リ・ジュンピョン役にイ・ビョンホンが扮し、デビュー以来初めての北朝鮮側の人物を存在感たっぷりに演じる。2人は本作が初共演。さらに大噴火を予見する地質学者カンには、『新感染 ファイナル・エクスプレス』で日本でも大ブレークし、マーベル映画にも起用されたマ・ドンソク。そのほか、『詩人の恋』『名もなき野良犬の輪舞』などで卓越した演技力を発揮するチョン・ヘジン、「スタートアップ:夢の扉」『建築学概論』のペ・スジ(元missA)など人気俳優たちが集結し、韓国では観客動員820万人超えの大ヒットを果たした。監督は『彼とわたしの漂流日記』のイ・ヘジュンと『神と共に』シリーズの撮影監督を務めたキム・ビョンソがタッグを組み、物語の深さに加え、リアリティある映像を実現。そして製作には『パラサイト 半地下の家族』『神と共に』シリーズを始め革新的な技術力で数々の傑作を生みだしている、デクスタースタジオが参加した。今回解禁となったティザービジュアルは、“半島が崩壊する”というコピーとともに、火の粉が舞うなかイ・ビョンホンとハ・ジョンウが並び立ぶもの。本作で夢の初共演となる2人が史上最大の危機にどう対峙していくのか、期待が高まる。『白頭山大噴火』は2021年夏、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白頭山大噴火 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
2020年12月18日『はちどり』に続く、10代の少女の視点から家族と友人との関係を描いた韓国映画『夏時間』が2021年2月27日(土)より日本公開決定。本作が長編デビューとなる女性監督ユン・ダンビが手掛け、第24回釜山国際映画祭にて4冠の快挙を達成した。夏休みのある日、10代の少女オクジュは父親が事業に失敗したため、弟ドンジュと一緒に緑が生い茂る大きな庭のある祖父の家に引っ越した。しかし、そこに母親の姿はなかった。大きな居間とステレオセット、風が通る2階の窓際に置かれたミシン。日本の“昭和”のような懐かしい空気の家。弟は新しい環境にすぐ馴染むが、オクジュはどこか居心地の悪さを感じている。オクジュの逃げ道は、同級生との淡い恋模様。だが、そこに離婚寸前の叔母まで住みつき始め、ひとつ屋根の下に三世代が集まり、オクジュにとって、自分と家族のあり方を初めて意識せざるを得ない、ひと夏の日々が始まった――。『はちどり』のキム・ボラや『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・ドヨン、『わたしたち』のユン・ガウンらに並ぶ、新たな才能といえるユン・ダンビ監督は1990年生まれ。第24回釜山国際映画祭で4冠に輝いたことを筆頭に、ロッテルダム国際映画祭など数多くの映画祭で、デビュー作の繊細さと確かな演出力が絶賛された。姉オクジュ役のチェ・ジョンウンは本作で映画デビュー、監督が見つけた1枚の写真から大抜擢された。弟ドンジュ役のパク・スンジュンは人気ドラマ「愛の不時着」にも出演している天才子役。この姉弟と家族との自然なアンサンブルが観客の感情を刺激、緑色の庭や夏の西日、風に揺れる蚊帳、開け放たれた窓、真っ赤なスイカ、懐かしい古いミシン、午睡の夢など、ユン・ダンビ監督が描く、懐かしく繊細な夏の物語の中に息づく。『夏時間』は2021年2月27日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏時間 2021年2月27日よりユーロスペースほか全国にて公開© 2019 ONU FILM, ALL RIGHTS RESERVED
2020年12月11日ハ・ジョンウとキム・ナムギル、韓国映画界を代表する豪華キャスト共演で贈るミステリー・エンターテインメント『クローゼット』。この度、夜な夜な起きる怪異に対峙していく彼らをとらえた予告映像と日本版アートワークが解禁となった。本作で待望の初共演を果たした2人の名優による予測不能なケミストリー、さらには手に汗握るスリリングな展開が上映されるや大きな話題を呼び、本国では初登場1位の大ヒットとなった本作。今回は、主演2人が神妙な面持ちで真相を追い求める姿を描いた日本版アートワークとともに、予告映像も到着。まず、収められているのは郊外の新居に引っ越した父と娘。彼らはそこで新たな生活を始めるも、夜遅くに鳴り響くバイオリンの音色、ひとりでに開くクローゼットの扉…と不穏な出来事が続き、愛娘が姿を消すことに。父は決死の捜索を続けるが手がかりは見つからず、そんな彼のもとに謎の男が姿を現す。彼は同様に32人の子どもが消えたというのだが…。果たして、失踪した娘の行方は?クローゼットに隠された驚愕の真実とは?怒涛の展開に震撼する映像となっている。『クローゼット』は12月18日(金)よりシネマート新宿ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クローゼット 2020年12月よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2020 CJ ENM CORPORATION, MOONLIGHT FILM & PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED
2020年10月21日『神と共に』シリーズのハ・ジョンウ、『感染家族』「熱血司祭」のキム・ナムギルという2大スターが共演、本国で大きな話題を呼び、初登場1位の大ヒットを記録した映画『クローゼット』が12月、日本公開されることが決定した。本作の主演を務めたのは、韓国映画界を代表する名優ハ・ジョンウ。『チェイサー』では凶悪な連続殺人犯、『哀しき獣』では罠に嵌められ追われる身となった男、『1987、ある闘いの真実』では正義を求める検事、『神と共に』シリーズでは訳ありの冥界の使者、様々な役を演じきってきた彼が本作で演じたのは、忽然と姿を消した娘を捜して空前の怪異に立ち向かう父親。監督を務めたキム・グァンビンは、「これまでのハ・ジョンウとは、まったく異なる演技を披露している」と彼の演技に太鼓判を押している。さらに、ハ・ジョンウと息のあったバディを組み、真相を解き明かそうと奔走する謎の男を演じるのは『殺人者の記憶法』や『感染家族』などのキム・ナムギル。ハ・ジョンウが出演を決めたと聞き、出演を即決したという彼は「シナリオの面白さと、これが映像化される過程に興味があった」と本作のシナリオを絶賛。本作で待望の初共演を果たす。本作でハ・ジョンウが演じるのは、事故により妻を失ったサンウォン。彼は一人娘のイナ(ホ・ユル)と新居へと引っ越したものの、事故のトラウマに苦しんでいた。サンウォンは深い溝ができてしまった娘イナとの関係を修復しようとするが、イナの心は閉ざされたまま。やがて、イナが新しい友達ができたと笑顔を見せるようになり、クローゼットから聞こえる奇妙な声や毎晩のように見る悪夢にサンウォンが悩まされるようになったある日、イナが忽然と姿を消した――。その後、サンウォンはイナの行方を捜しまわるが、手がかりは何も見つからない。憔悴しきったサンウォンの前に、イナの行方を知るという謎の男ギョンフン(キム・ナムギル)が現れる。ギョンフンはクローゼットに全ての秘密が隠されていると言う。サンウォンとギョンフンはイナを救い出すため、クローゼットの扉を開けるのだが…。果たして、娘の行方は?2人を待ち受けるクローゼットの秘密とは?豪華キャスト共演で贈るミステリー・エンターテインメントに期待が高まる。『クローゼット』は12月、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クローゼット 2020年12月よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2020 CJ ENM CORPORATION, MOONLIGHT FILM & PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED
2020年09月23日「シグナル」や映画『金子文子と朴烈』『狩りの時間』などのイ・ジェフンと「ロボットじゃない~君に夢中!~」や「雲が描いた月明り」のチェ・スビンで、仁川国際空港を舞台に描くラブストーリー「輝く星のターミナル」。この度、DVDリリースを記念して2人のインタビューが到着した。イ・ジェフン「彼の持つ秘密に注目して」まず、ジェフンは2人の役柄について、「僕たちが所属するのは旅客サービスチームです。僕は新入りの役で、スビンさんは入社1年目の先輩の役です。2人は空港で出会い、様々な出来事やアクシデントに直面することになります。僕はイ・スヨンというキャラクターを演じています。スビンさんはハン・ヨルム役を演じました。スヨンとヨルムはお互いに心の傷を癒し、その後恋に発展していきます」と解説する。イ・スヨンは、ある事故がきっかけでパイロットになる夢を諦めた、感情を表に表さないクールなエリートだ。「仁川空港の職員の間では注目の的ですが、スヨンは身体的な秘密を抱えていて、ヨルムはその秘密に対して疑問を抱きます。次々に騒動が起こって、スヨンの秘密が少しずつ明らかになります。彼の持つ秘密に注目してもらえたら、ドラマをより一層楽しめると思います」と語る。「僕自身、台本を読むたびにこの先どうなるのか、物語の展開がとても気になった」と明かし、「スヨンは、冷静沈着で口数の少ない人物です。ヨルムと出会ってから彼女にだんだんと心を開き、変化していきます。スヨンが変わっていく過程にもご注目ください」とアピールした。一方、スビンは「私が演じるハン・ヨルムは、職場で認められたいのにミスばかりする、入社1年目の空港職員です。実は、最初に台本を読んだときは心配になりました。トラブルメーカーのキャラになるのではないかとちょっと不安だったんです」と言いながら、「ですが、ヨルムは失敗から学び成長するんです。そして愛情で包み込むことのできる懐の深い人物です。ヨルムを演じるのは楽しかったです。台本を読みながら泣いたり笑ったりしました」と振り返った。チェ・スビン「ジェフンさんと共演できて、光栄ですし楽しかった」そんな本作に出演を決めた理由について、ジェフンは「たくさんありますが」と前置きしながら、「まず1つ目はこのドラマのシン・ウチョル監督とカン・ウンギョン脚本家です。以前お2人が手掛けた作品が面白かったので、今作でもタッグを組まれると聞き、安心感がありました。何のためらいもなく、出演しようと決めました」と、「シークレット・ガーデン」の演出家と「浪漫ドクター キム・サブ」の脚本家による制作陣が決め手だったよう。そして、「2つ目の理由は隣にいるチェ・スビンさんです。以前から共演したいと思っていたんです。『輝く星のターミナル』で共演すれば、自信をもって楽しみながら撮影できると思いました」と続けると、スビンも「私も同じ理由です(笑)。監督と脚本家が素晴らしいだけではなく、テレビや映画で見ていたジェフンさんと共演できて、光栄ですし楽しかったです。断る理由なんてありませんでした」と語った。では、待望の共演はどうだったかというと、スビンが笑いながら指ハートのジャスチャーをし「ジェフンさんは役者のキャリアも長く、テレビや映画などで見るイメージはまじめな印象ですよね。でも実はおちゃめな方です。撮影現場ではスタッフに向かって指でハートを作ったり…」と暴露。「失礼、電話が…」とごまかしながらジェフンも指ハートのジェスチャーをすると、「こんな姿が意外でした(笑)」とスビン。ジェフンは、「(演じた)スヨンは冷静沈着なキャラクターで、感情を表に出しません。現場で皆さんと過ごすときはすごく楽しいのですが、カメラが回っている間は感情を抑えなければなりません。カットがかかると突然元気になる」と言い、だからこそ「スビンさんにもカメラにもハートを(笑)」とコメント。「連発してました」(スビン)、「愛のハートを飛ばしました」(ジェフン)と2人で笑い合った。「現場が楽しかったんです。相手役のスビンさんは今まで共演した女優さんの中で一番リラックスできました。演技についてもたくさん話し合いました。彼女との芝居は本当にやりやすかったので、お礼を言いたいです」とジェフン。そしてスビンも「ジェフンさんが気さくに接してくれて現場の雰囲気を盛り上げてくれたんです。私もリラックスできました。おかげで緊張もほぐれたし。私からもお礼を…」と言うと、「いえいえ」とジェフン。劇中さながらに息の合ったところを見せた。「これがラブストーリーか」と、思い切り実感したそんな2人にそれぞれが演じた役との共通点を聞くと、「過去に僕が演じた役の中で最も温度差のある役です。イ・スヨンとの共通点もあるのですが…撮影現場では明るく振る舞いたいし、冗談を言ったりして笑いたいんです」と打ち明け、「みんなと笑っていた直後、キューがかかると急に静かになるので、自分でもなんだかおかしくて笑えました」と振り返る一方、スビンは「ヨルムを演じているのは私ですし、自分自身との共通点はもちろんあると思います。ですがヨルムの生き方や何といえばいいか…感情的になったり、ハングリー精神で物事に取り組んだり…そんな性格は私とは違いますね」と話した。さらに、スヨンのように“愛情表現はストレートにするほうか”との質問には、「20代前半の頃は好きな人ができると、直球で告白する方でした」とジェフン。「今は自分の気持ちを伝えることに慎重になり悩むようになりました。好きな人に気持ちを伝えた時相手はどう思うかはわかりませんよね。もし告白したら気まずくなるかもしれないとかいろいろ考えてしまって。なんだか…若い頃のようにストレートには言えません」という。スビンも、「私は昔から好きな人とは話をできません。声もかけられないし。恥ずかしくてお話しできないんです」と素顔をのぞかせた。「これまでに出演した作品にラブロマンスの物語はあまり多くありませんでした」というジェフン。「今作ではスビンさんとラブロマンスを演じて『なるほどこれがラブストーリーか』と、思い切り実感したのは初めてです。誰かに恋をしてどんどん好きになる過程を今作では経験できました。ラブストーリーの情緒を実感できた作品だと言えますね」としみじみ。そしてスビンは、「とても切ないラブストーリーで、ずっと忘れないと思います。それから、芝居でも現場でも新しく学んだ点がたくさんありました」と続けた。本作の見どころはラブストーリーだけではなく、「たくさんありますよ」というジェフンは、「仁川空港を舞台に繰り広げられるさまざまな人間模様です。それは一つの小さな社会です。空港で起きる様々なアクシデントやそこで働く人々がどうやって協力し合い、どのように前へ進むのか、その点が見どころです」とコメント。スビンも「空港を舞台にして描かれるドラマは珍しいと思います。新鮮で興味深い作品と言えます。そして心に傷を負った登場人物たちが共に過ごして仕事をしていく中で、お互いに癒されていきます。視聴者の皆さんも癒されるドラマです」と語る。最後に日本のファンに、「楽しくご覧いただき、ドラマを応援してください」(ジェフン)、「一生懸命撮影した作品なので、皆さんと温かい気持ちを分かち合いたいです」(スビン)とメッセージを贈ってくれた。「輝く星のターミナル」はTSUTAYA先行でDVDレンタル中&発売中、TSUTAYA TVで先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2020年07月05日「皇后の品格」のチェ・ジニョクと、「追跡者〔チェイサー〕」のソン・ヒョンジュが共演した「ジャスティス-復讐という名の正義-」のリリースが決定。DVD-BOX&配信で8月5日(水)よりスタートする。弟を事故で失ったテギョンは、加害者に下された軽過ぎる刑に怒りを抑え切れない。彼に近づいたボムジュン建設会長ソン・ウヨンは、加害者への復讐を条件に自分と手を組むことを提案、こうして7年が過ぎる。上流階級専門の弁護士となったテギョンは、ウヨンから依頼される様々な裁判を勝利に導き、多額の報酬を得ていた。そんなある日、ある暴行事件で逮捕された男の弁護を引き受けることに。この裁判でテギョンはかつての恋人、検事ヨナと再会。ヨナは事件がテギョンの弟の死とウヨンにも関わりがあると告げると、ウヨンに隠れて事件の真相を探り始める。ヨナもまた独自にウヨンの周辺を捜査し、やがて芸能事務所を舞台にした女性連続失踪事件に行き当たる――。本作は、作家チャン・ホの同名作の映像化。巨大権力と無力な正義の対決をスリリングに描き、同時間帯視聴率1位を独走した注目作。初回から予想をはるかに上回る迫力の展開、回を追うごとにますます先が見えなくなっていく本作。迷走する事件の行方や、次第に変化していく登場人物の胸の内が、緊迫した映像とともに丁寧に描かれていく。金と権力の前であまりにも無力だった2人の男が、互いの“正義”を掲げて手を組んだことから物語は始まる本作。理不尽な裁判への怒りから、復讐を誓って建設会社社長ウヨンの手先となる弁護士テギョン役には、チェ・ジニョク。ウヨンへの疑惑、ヨナへの消えることのない思いなど、心の移ろいを絶妙に演じる。また、もう1人の主役とも言える人物、家族を守るために悪魔と化した男、ウヨン役を演じたのはソン・ヒョンジュ。物語の鍵となるもう2人の人物、テギョンの元恋人で検事のヨナ役に「AFTERSCHOOL」のナナ。大企業の副会長タク・スホ役をパク・ソンフンが演じている。「ジャスティス-復讐という名の正義-」は8月5日(水)DVD-BOX1、9月2日(水)DVD-BOX2リリース。(cinemacafe.net)
2020年06月15日『シュリ』のハン・ソッキュとチェ・ミンシクが再共演し、国王と天才科学者、身分の異なる2人の男のドラマを描く『世宗大王 星を追う者たち』。この度、2人の強い絆が垣間見える日本版予告編が公開された。本作は、ハングルを創製し、朝鮮王朝最高の名君と謳われた国王“世宗大王”と、レオナルド・ダ・ヴィンチやコペルニクスらよりも早くに天文に科学的アプローチをし、水時計や天体観測機器を次々に発明した天才科学者“チャン・ヨンシル”という、2人の男の身分を超えた熱きロマンを描く史実に基づいた豪華絢爛な史劇エンターテインメント。今回公開された映像では、王・世宗(ハン・ソッキュ)が、奴婢の身分だったチャン・ヨンシル(チェ・ミンシク)の優れた才能を認め、科学者として武官に任命するところからスタート。正確な時を示すという水時計が動く様子や、天と地ほどの身分の差のある2人が夜空を見上げたり、笑い合ったり、特別な絆が結ばれていく様が映し出されていく。20年ぶりの共演となる名優2人の重厚で熱い演技合戦に加え、およそ600年前の時代を再現した繊細な美術や豪華絢爛な衣装も必見だ。『世宗大王 星を追う者たち』は9月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年06月10日ハン・ソッキュとチェ・ミンシクがW主演を務める、2人の男の身分を超えた熱きロマンを描いた史劇エンターテインメントが、邦題を『世宗大王 星を追う者たち』として公開することが決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。■ストーリー朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(セジョン)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシルの優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明。それらは庶民の生活に大いに役立てられた。また、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく2人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに2人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが…。■ハン・ソッキュ&チェ・ミンシクがW主演、豪華絢爛な史劇エンターテインメント本作は、実在の人物の生き様に大胆な想像力を加えドラマティックに映画化した史劇エンターテインメント。社会現象を巻き起こした伝説の傑作『シュリ』での初共演から20年、再び名優2人が顔を合わせ、固い絆で結ばれた君臣の美学を披露する。主演を務めるのは、『ベルリンファイル』や『白夜行 -白い闇の中を歩く-』などのほか、6月26日(金)公開予定の『悪の偶像』にも出演する深奥の演技派ハン・ソッキュ。本作では、のちにハングルを創り出した世宗大王を圧巻のカリスマ性で演じ2020年大鐘賞主演男優賞にノミネートされた。同じく主演のチェ・ミンシクは、『悪いやつら』や『新しき世界』などに出演し、『オールドボーイ』では青龍映画賞と大鐘賞の主演男優賞を受賞した名優。本作では天才科学者に扮し、君主と共に夢を見ながら数奇な運命に翻弄される男・ヨンシルを熱演する。監督は、『四月の雪』『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』の名匠ホ・ジノ。2人の名優への確かな信頼と、とにかくこの2人の世宗大王とヨンシルを描きたかったという想いから配役については脚本を同時に渡し、どちらがどちらの役をやるかは当人たちで決めてくれとオファーしたという。今回解禁されたポスタービジュアルには、「天空に見えるのは、この国の未来―」というコピーとともに、世宗とヨンシルの横顔が左右に配置され、2人の固い絆を感じさせる1枚に仕上がっている。『世宗大王 星を追う者たち』は9月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月29日「娘さんは色白で、お母さん似だそうです」(韓国芸能関係者)5月16日、チェ・ジウ(44)が第1子となる長女を出産した。「ジウさんは娘さんのさい帯血を保管することにしました。将来の難病治療に活用できると話題のさい帯血バンクには韓国内で25万人以上加入者がいて、チャン・ドンゴン&コ・ソヨン夫妻や、RAIN&キム・テヒ夫妻も保管しているんです」(前出の韓国芸能関係者)18年3月にチェ・ジウは9歳年下のアプリ会社経営の実業家と1年の交際を経て結婚した。結婚式は親族のみで、トップスター女優にしては簡素な式だったという。「彼女は数年前から『結婚相手は一緒にいて楽な男性がいいな』と話していました。結婚してからはさらに明るくなったと評判です。妊娠6カ月の時に彼女は、ヒョンビン&ソン・イェジンの人気ドラマ『愛の不時着』にゲスト出演。往年の大ヒットドラマ『天国の階段』の名シーンを“再現“するチャーミングな一面を見せていました。幸せオーラ全開で、“雰囲気が柔らかになった”とみんな口を揃えて言っていました」(ドラマ関係者)5月6日にファンサイトを通じ近況を報告し、「新型コロナウイルスへの不安を抱えながら出産を準備している。あらためて大韓民国のお母さんたちを尊敬する」とコメントしていた。母親となったチェ・ジウ。今は日韓で知らない人はいないほど有名となった彼女だが、実は芸能界で憧れる女優が一人だけいた。「09年、ジウさんは出演した映画『女優たち』の試写会に出席した際、記者から女優としてのライバルを聞かれた際、『イ・ヨンエさんです』と答えていました」(韓国映画関係者)チェ・ジウにとって、イ・ヨンエは5歳年上の先輩女優にあたる。「ジウさんはヨンエさんの演技力だけでなく、キャリアを重ね40歳で出産した先輩ママとしても尊敬しているそうです。チェ・ジウさんは出産後も女優を続けたいそうで、産後復帰後、ドラマや映画の主演として表舞台に見事カムバックしたヨンエさんを目標としているそうです」(前出の映画関係者)ジウ姫の産後復帰後には、トップスターママ女優2人の共演が見てみたい!
2020年05月25日『神と共に』のハ・ジョンウ、『パラサイト 半地下の家族』イ・ソンギュンが共演する『PMC:ザ・バンカー』。この度、新次元の映像体験と緊迫感あふれるストーリーを予感させる日本版予告編が解禁された。『テロ,ライブ』のキム・ビョンウ監督とハ・ジョンウの再タッグでも話題の本作。解禁された映像では、「仲間を捨てれば助かるが、守れば危険にさらされる。お前ならどうする?」と主人公エイハブ(ハ・ジョンウ)が問いかける。元韓国特殊部隊の兵士で、現在は民間軍事会社(=PMC)の傭兵として任務をこなすエイハブは、CIAからの依頼で12人の部下とともに韓国と北朝鮮の軍事境界線地下30メートルに掘られた秘密の地下要塞から、北朝鮮の要人を拉致する任務に挑む。10分で終わるはずだったその任務だったが、アメリカ、中国、韓国、北朝鮮の政治的思惑が絡み合う巨大な陰謀に巻き込まれていく。この予想だにしない展開に、彼ら傭兵たちは絶体絶命の危機に陥る。銃を突きつけるエイハブに対して、「ハメられたんだ」と北朝鮮のエリート医師ユンが応じるシーンも。北朝鮮最高指導者、通称キングの専属医師ユンを演じるのは、世界で大旋風を巻き起こしているポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』で裕福なIT企業社長を好演しているイ・ソンギュンだ。陰謀渦巻くバンカー内、生き残りをかけた極限下の状況で、韓国と北朝鮮の国境を超えて生まれるエイハブとユンの熱い友情、白熱のドラマは本作の見どころのひとつとなっている。また、主演のハ・ジョンウは、本編の6割が英語となる本作で、アメリカで1か月以上トレーニングした流暢な英語を披露する。対するイ・ソンギュンも、北朝鮮出身の方言指導のもと、ソウルの標準語が混じった北朝鮮訛りというディティールにこだわった役を体現。さらに、撮影、照明、武術、CGなどを手掛ける各技術部には、同じくハ・ジョンウ主演の『神と共に』を手掛けたチームが再結集。地下バンカーでの熾烈なバトル、一瞬たりとも目が離せないノンストップの攻防をP.O.V.やドローンの視点を取り入れた驚異的なカメラワークで描き、新時代の映像体験を提供する。同時解禁された日本版ポスターでは、「俺が、絶対守る。」という一言ともに、部下たちの前に立つエイハブの姿が。その視線の先では、いかに熾烈な戦いが繰り広げられているのか。エイハブ率いる傭兵たちは、絶体絶命の窮地から生還することができるのか。期待が高まる。『PMC:ザ・バンカー』は2020年2月28日(金)シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月21日ほぼリアルタイムで進行する予測不可能なプロットで絶賛された『テロ,ライブ』の主演ハ・ジョンウとキム・ビョンウ監督の新たなタッグ作『PMC:ザ・バンカー』。その公開が2020年2月28日(金)に決定、場面写真が解禁となった。韓国と北朝鮮の軍事境界線、地下30メートルにある“地下要塞(バンカー)”で繰り広げられる極秘ミッションが、度重なる想定外の誤算に見舞われて混乱し、ついに世界レベルの“戦争”へと発展していく本作。『テロ,ライブ』のキム・ビョンウ監督と主演ハ・ジョンウが再びタッグを組んだ。今回、キム監督はリアルタイムで進行した『テロ,ライブ』の手法を大胆にアップグレード。地下バンカーでの熾烈なバトルを、P.O.V.(主観ショット)やドローンの視点を取り入れた驚異的なカメラワークで描き、“極限映像”のレベルを新次元に引き上げ、傭兵戦のスリルと臨場感を余すところなく描きだした。また、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』の公開も控えるイ・ソンギュンが、ハ・ジョンウ演じる傭兵エイハブと共闘する北朝鮮の医師ユンに扮し、白熱の演技合戦を披露しているのも見逃せない。今回解禁された場面写真では、エイハブ率いる傭兵たちが銃を構える姿、そしてエイハブと共闘することとなる北朝鮮のエリート医師ミンが険しい表情でバンカーを突き進む、緊迫したものとなっている。迷路のように複雑な構造の地下バンカーという斬新な舞台設定で好奇心をかき立てる本作は、先読みを一切許さない怒濤のストーリー展開で観る者を圧倒。韓国特殊部隊の元兵士で、現在は民間軍事会社(=PMC)の傭兵として作戦成功率100%を誇る主人公エイハブは、依頼主であるCIAの密かな策謀、仲間の裏切り、国家間の政治的な駆け引きによって孤立し、バンカー内で絶体絶命の窮地に陥ってしまう。それでも戦友である部下たちの命を救い、愛する妻のもとへ帰ることを胸に誓ったエイハブは決してあきらめない。そこに本来は敵同士である北朝鮮のエリート医師との友情のドラマが加わり、悲壮感漂うミリタリー・サバイバル・アクションにこのうえなく熱いエモーションを加えている。『PMC:ザ・バンカー』は2020年2月28日(金)シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月06日展覧会「チェ・ジョンファ個展 Blooming Matrix 花ひらく森」が、表参道のジャイルギャラリー(GYRE GALLERY)にて2019年11月15日(金)から2020年2月24日(月)まで開催される。韓国を代表する現代アーティスト、チェ・ジョンファは、ヴィジュアルアートやグラフィックデザイン、インダストリアルデザイン、建築といった、多様な分野で作品を生み出す、デザイナーも兼ねた作家だ。都市環境における調和と混沌からインスパイアされ、世界のありとあらゆるガラクタを収集し、組み換えていくことで「生生活活(せいせいかつかつ)」を表現。異質なもの同士が、予想外の出会いを経て生命力を得て、世界へと循環されていく様を作品に落とし込んでいる。羅列、拡大、増幅、変容、結合など、様々なやり方で収集したものを配置していくことで、“ギラギラ”“ピカピカ”ときらめく、生命力に満ちた作品を制作していくチェ・ジョンファのプロセスは、まるで無味乾燥の世界という土壌に種をまき、芽を息吹かせ、花を咲かせていく自然の道理のようだ。躍動的に渦巻くようなフォルムの作品や、天と地をつなげていくかのような作品シリーズ「積み上げ」など、あらゆるものが絡まり合っていくことで、“生きている”状態へと進化させた作品の数々が会場に並ぶ。見た目に華やかなだけではなく、循環する世界の成り立ちを思わせるスケールの大きい作品の数々に注目だ。【詳細】チェ・ジョンファ個展 Blooming Matrix 花ひらく森会期:2019年11月15日(金)〜2020年2月24日(月) 11:00~20:00会場:ジャイルギャラリー /ジャイル 3F住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1※入場無料
2019年10月31日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務める『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10周年を迎える。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第1回は、構成作家のチェ・ひろしにインタビューを実施した。チェ・ひろし『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』、『ラブレターズのオールナイトニッポン0(ZERO)』などでハガキ職人として活動した後、15年4月から作家見習いに。『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0(ZERO)』『ミュ~コミ+プラス』などに携わった後、『オードリーのオールナイトニッポン』の構成作家の一員となる。現在は同番組内で自身の名が付いた「ひろしのコーナー」も担当中。ところで、どうして「チェ・ひろし」という呼び名になったのか。元々、ハガキ職人時代は「関口勇斗」というラジオネームで投稿していたが、構成作家として携わる『オードリーのオールナイトニッポン』にて、若林が関口宏とかけて「ひろし」と呼んだことで「関口ひろし」に。その後、チェ・ゲバラと同じ誕生日ということで、「チェ・ひろし」という名前になった。現在は『オードリーのオールナイトニッポン』内で、自身の名が付いたコーナー「ひろしのコーナー」も担当。このコーナーは毎回、ひろしが企画をし、春日が体を張る内容となっている。○初回から聴いていた『オードリーのオールナイトニッポン』――ひろしさんは15年3月、ハガキ職人として数多く投稿されていた『ラブレターズのオールナイトニッポン0(ZERO)』の最終回に出演し、放送の中で作家見習いとして活動していくことが発表されました。そうですね。放送後、翌4月から『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0(ZERO)』に作家でついて、5月か6月には『ミュ~コミ+プラス』についていたと思います。――それから、『オードリーのオールナイトニッポン』にはどういった流れでつかれたのですか。『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0(ZERO)』の控室で、 芳樹さん(注:宗岡芳樹。当時の番組ディレクター)と奥田さんが番組の打ち合わせをしていたとき、「お前も聴いてるのか」と言われて、その流れでついたと覚えています。時期的にはIKKOさんがゲストで出演(16年2月)された前くらいだったと記憶してます。――『オードリーのオールナイトニッポン』は元々聴かれていたんですね。単発(『オードリーのオールナイトニッポンR)』)からずっと聴いていました。レギュラー放送も初回から全部聴いてますかね。実は最初に投稿が読まれた番組も『オードリーのオールナイトニッポン』なんですよ。初投稿だったんですが、確か「死んでもやめんじゃねーぞ」で採用されました。元々、オードリーさんがすごい好きだったんですよ。――そうだったんですね! ずっと聴いていた番組に携わることができると決まったときはどんな心境でしたか。訳が分からなかった状態ですね(笑)。責任重大だな、頑張らないといけないなと思いましたね。○放送中は「みんなでラジオを聴いてるような感覚」――リスナーとして長らく聴いていた『オードリーのオールナイトニッポン』に構成作家として携わり、なにか発見はありましたか。オードリーさんのラジオは、ブースにお2人と奥田さんがいらっしゃって、その笑いがリスナーとしては聴けるじゃないですか。でもブースの外にも、石井さんとか青銅さん、ADの船崎(彩乃)さん、ミキサーの大坪(秀嗣)さんがいて、その人たちもめちゃくちゃ笑うんですよね。こんなみんな楽しそうに笑いながらやるんだなと思いました。みんなでラジオを聴いてるような感覚で、ビックリしましたね。――構成作家として携わってから、思い出深い回はありますか。たくさんありますが、「ひろしのコーナー」で『ケツラックアウト』を初めてやったときは、若林さんがすごく楽しくやられていたのが記憶に残っています。あとはトランプ大統領に決まったタイミングでやった内容が、放送後に大坪さんに「めっちゃ面白かったよ」と褒めていただいたのを覚えています。後は、ゲストさんが来た回はやはり毎回、思い出深いですね。――以前ゲストに来られた梅沢富美男さんは、頭に100円玉を乗せた状態でケツバットされていましたよね(笑)。ケツバットされて落ちたお金を春日さんが空中でキャッチできるか、という内容でした。梅沢さんはすごかったですね。CM中もずっと頭に100円玉を乗せて待ってくださって、申し訳なかったです(笑)。――そして、今年のある放送回では若林さんが「ひろしのコーナーが1週間で1番楽しい」とおっしゃっていましたね。そう言っていただけると本当にありがたいです。○「ひろしのコーナー」の裏側「ひろしのコーナー」の企画を書いたノート――「ひろしのコーナー」を考えるとき、どんなことを意識されていますか。怒られると思うんですけど、僕が見たいやつを考えてるだけです(笑)。こんなことをしたら面白そうだなとか、高圧ガスのスプレーがあったからこれ使えそうだなとか(笑)。放送の何時間か前に、ペットボトルを冷凍庫に入れてちゃんとガチガチに固まってるか確かめるなど、準備をしてますね。――ラジオを聴いていて感じることですが、「ひろしのコーナー」は実施する直前まで、オードリーのお2人はなにをするのか知らない状態なんですかね。そうですね。「ひろしのコーナー」の前にCMがあるのですが、その時に若林さんも初めて内容を知ると思います。春日さんは若林さんが内容を読むのを聞いて、初めて知ると思います(笑)。――ところで、「ひろしのコーナー」などでは「~よろしく」というワードがよく使われますが、ひろしさんの口癖なのですか。いや、普段から言っているわけではないです(笑)。ただなんとなく書いたのが、定着したという感じです。「~よろしく」って使いやすいというか、いつもネタ案を書いているのがB5サイズのノートで文字数が限られるので、「~っぽくしてください」と使うときに「~よろしく」と書くと、文章が省略できて楽なんですよね。例えば「ビーチフラッグよろしく」と書けば、詳しく説明をしなくて済むので。そういう理由で最初は使ったと思います。○オードリーのすごさは「本当に面白いところ」――構成作家になる前から、そして構成作家として携わってみて、オードリーさんのどういった点をすごいと思われるかお聞かせください。これ恥ずかしいですね。お2人が見そうだから怖いです(笑)。お話がずれるかもしれないですが、作家になる前からそうなんですが、生きていて1週間でそんなに笑うことってないと思うんですよ。でもリスナーさんもそうだと思いますが、土曜日の1時~3時の時間は、僕の中で腹を抱えて笑える時間が確定しているんです。なので、お2人のすごさは本当に面白いところなのかなと思います。番組に関わらせてもらえているのは、全然力になれているか分からないですけど、本当にありがたいですね。――では最後に、構成作家として今後目指したいものがあればお教えください。直近のことですと、格闘ゲームがものすごく好きなので、格闘ゲームの仕事をしたいなとぼんやり思ってますね。全然好きだというアピールはしてないんですけどね(笑)。『オードリーのオールナイトニッポン』毎週土曜 25:00~27:00。テレビでは決して聴くことのできない限界ギリギリのフリートーク満載の2時間!
2018年09月13日宮沢りえ(45)、チェ・ジウ(42)、LiLiCo(47)……近年、目にすることが多くなったのが40OVERの女性芸能人による「熟年婚」。そこで今回、精神的にも、経済的にも自立したこの世代が「熟年婚」で成功するための秘訣を徹底取材。恋はまだ、遠い日の花火ではない!! 「結婚は恋愛の延長ではありません。いわば、親亡きあとの緊急連絡先になる人との『家族契約』。『大好き』だの『バラ色』だのといった、浮かれた気持ちだけで維持できるものではないのです」 そう語るのは、男女問題研究家の山崎世美子さん。自身も52歳で再婚した、「熟年婚」の経験者だ。 「日本はいまカップルの3組に1組が別れる時代。とくに若い世代の離婚率は高く、女性は24歳までの若年層が離婚全体の6割を超えています。まさに『若気の至り』だと言えますね」(山崎さん・以下同) その点、酸いも甘いもかみ分けた大人同士の熟年婚なら、過度な期待を抱かないため結婚生活も安定しやすい傾向だというが、山崎さんはこうも指摘する。 「好きな人ができたら『恋人命』になってしまう女性は、どの年代にも存在します。いわゆる恋愛体質の女性は、熟年でも浮かれた結婚になりやすいので、注意が必要です」 ではなぜ、浮かれてはいけないの?率直に山崎さんに尋ねると、「浮かれたあとは、下がるだけ!」とピシャリ! 「たとえばいま彼氏がいて毎日バラ色だったとしても、実際は50代男性の3人に1人が尿もれしているんです。恋愛時代なら知らずに済んでも、結婚すればそういう事実に向き合い、受け入れなければなりません。それに、自分自身もええカッコだけしていられないでしょう。恋人時代に睡眠時間をけずってでも彼に尽くせるのは、別々の家に帰る時間が来るから。同じことを結婚後も続けていては、身も心もぼろぼろになってしまいます」 芸能界でも、「浮かれ」が原因でスピード破局したと思われる例は少なくない。 「なかでも遠野なぎこさん(38)は印象的。2度目の結婚の際に、『お酒の力で打ち解けました』とコメントしていましたが、お酒の力を借りれば楽しいに決まっています。でも、家族契約は楽しいことばかりじゃありません」 つまり、「結婚とは家族という契約の始まり」だと念頭に置くことが大事。そのうえで、熟年婚を成功させるための、具体的な心構えは? 「なんだかんだいって、男性が結婚を決意するのは『この女性を守りたい』と思うとき。そう考えれば、金銭面、あるいは精神面で、あなたの支えにならない相手は選ばないほうが賢明です。そして、結婚したからといって尽くしすぎないこと。疲れるばかりか、『されて当然』というダメ男を育成する結果になります。夫といえど、自立した一人の大人。結婚によって『母親』になっては本末転倒。夫の世話を焼くだけのスキルがあっても、あえて愛に余力を残して、守られるべき『妻』でい続けましょう」 そうまでしてでも熟年婚をするメリットは? 「人はやっぱり一人では生きていけません。以前、ご主人を亡くされたある奥様が、『もし夫が生き返ったら、また笑いながら人の悪口を言いたいわ』と話していたのですが、これがまさに夫婦の最終形。なんでも話せる『友達以上の友達』になれる可能性があるのもまた、夫婦なのです」
2018年05月28日ドラマ『冬のソナタ』で知られる韓国の女優チェ・ジウ(42)が3月29日、結婚することがわかった。同日、ソウル市内某所で結婚式を挙げるという。 チェ・ジウの所属事務所であるYGエンターテインメントは29日、韓国メディア向けに資料を送付。「チェ・ジウが本日の午後、ソウル市内の某所で1年余り交際した恋人と結婚する」と発表。「ふたりは愛と信頼とともに一生をともにすることを約束し、両家の両親と家族だけを招待し、静かに結婚式を挙げる」と、式は非公開で行われるという旨を伝えた。 当日まで極秘にしていた理由については「新郎は芸能人ではなく平凡な会社員であるため」と説明。「結婚式の日程や具体的な情報を事前にお伝えできなかった点についてご理解いただきたい」と呼びかけ、「これからもチェ・ジウを応援して下さる全ての人に感謝をお伝えし、仲睦まじい家庭を築いていくふたりの将来に幸せが溢れることを祈ります」とコメントした。 電撃結婚のニュースを受け、韓国最大のポータルサイト『NAVER』ではリアルタイム検索語ランキングで「チェ・ジウ」が1位に急上昇。ネットでは、日本のファンから「おめでとうございます!」「きれいで憧れる」「うれしいなあ」といった反応が寄せられている
2018年03月29日チェ・ゲバラといえば、“Tシャツにプリントされた革命家”というイメージだろうか。そんな「革命家」としての姿に焦点が当てられることが多い彼にも、知られざる一面があったことがわかっている。それは「写真家」としての姿だ。
2017年08月11日1967年10月にこの世を去り、今年2017年に没後50年を迎えるキューバの革命家“エルネスト・チェ・ゲバラ”。そんな彼に帯同し、同年8月に25歳の若さで散った実在の日系2世をオダギリジョーが演じる映画『エルネスト』の公開日が、10月6日(金)に決定。精悍な顔つき、熱い眼差しのオダギリさんをとらえた第1弾ポスターも解禁となった。キューバ革命の英雄、エルネスト・チェ・ゲバラ。自らの信念を突き通した生き方、その比類なきカリスマ性によって、いまなお世界の人々を魅了し続けているこの男は、1967年、ボリビア戦線で命を落とした。同じころ、ボリビアでゲバラと共に行動し、ゲバラからファーストネームである“エルネスト”を戦士名として授けられた日系人がいた。その名は、フレディ・前村・ウルタード。日系2世として生まれたフレディは、医者を志し、キューバの国立ハバナ大学へと留学する。やがて、キューバ危機のさなかにチェ・ゲバラと出会い、その深い魅力に心酔し、ゲバラの部隊に参加。やがて、ボリビア軍事政権へと立ち向かっていく――。フレディ前村の知られざる生涯を描いた日本・キューバ合作となる本作で、脚本・監督を手がけるのは、『亡国のイージス』(’05)や『北のカナリアたち』(’12)、『団地』(’16)など、数多くの作品を世に送り続ける阪本順治監督。長編映画で、実在する人物を題材にするのは今回が初めてという。主演を務めるのは、阪本監督とは3度目のタッグとなるオダギリさん。2003年の第56回カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に出品された『アカルイミライ』で映画初主演を果たし、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞している。2015年公開の『FOUJITA』では実在した人物、藤田嗣治を演じ高い評価を得たが、本作では、ゲバラの思いを継ぐように“エルネスト”と名付けられたフレディ前村という人物を、どのように演じているのだろうか。なお、日本からは永山絢斗も参加している。今回解禁された第1弾ポスターでは、ベレー帽を被り、革命に身を投じていく戦士“フレディ前村”に扮したオダギリさんの日に焼けた精悍な顔つきと、熱い眼差しが印象的。背景には、本作でチェ・ゲバラを演じたキューバ人俳優で写真家でもあるホワン・ミゲル・バレロ・アコスタが、憂いのある表情を浮かべている。キューバ革命をはじめ、彼が成し遂げようとした未来へ視線が注がれているかようで、彼らの意志が伝わる力強いビジュアルとなっている。『エルネスト』は10月6日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月12日「涙の女王」と呼ばれ韓流人気を牽引、日本にも多くのファンを持つチェ・ジウが、人気若手俳優のユ・アイン、カン・ハヌルらと共演した『ハッピーログイン』が10月に公開決定。10年ぶりに日本のスクリーンに帰ってくることになった。気難しく悪名高い売れっ子女性脚本家(イ・ミヨン)と、人気絶頂で天狗になっている韓流スター(ユ・アイン)。婚期を逃したお節介なシェフ(キム・ジュヒョク)と、詐欺に遭い家を失った独身アラフォーCA(チェ・ジウ)。女性と付き合ったことのない劣等感を持つ天才作曲家(カン・ハヌル)、そして恋愛上級者でも仕事は初心者の新米ドラマプロデュサー(イ・ソム)。それぞれが華やかな世界で働きながらも、仕事に悩み、恋には奥手でいまひとつ人生上手くいかない男女6人。そんな彼らがSNSでつながり、「いいね!」をしていくうちに、本当の恋に変わっていくのだが…。本作は、CA、シェフ、人気俳優、作曲家など、華やかな世界で働きながらも、仕事にも恋にも不器用な男女6人が、ふとしたきっかけでSNSでつながったことから本当の恋に発展していく、大人のキュートなラブコメディ。後輩には追い抜かれ、詐欺に遭って家を失う独身CAをコミカルに演じるのは、ドラマ「冬のソナタ」や映画『連理の枝』で日本中を涙で濡らした「涙の女王」チェ・ジウ。これまでのイメージを一新、ちょっと抜けてる愛らしいキャラクターを演じてみせる。共演には、『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』など幅広い演技力と抜群のファッションセンスなどで人気絶頂のユ・アイン、『二十歳』「ミセン―未生―」など甘いマスクと繊細な演技で女性を虜にするカン・ハヌル、『ある会社員』など大人の色気を醸し出すイ・ミヨン、「プラハの恋人」『ビューティー・インサイド』など個性派俳優のキム・ジュヒョク、そして『愛のタリオ』でチョン・ウソンを相手に体を張った演技が話題となったイ・ソムと超豪華キャストが集結し、誰もが共感できる大人のキュートなラブコメディが誕生した。仕事はできるが、恋になると全く弱気で恋愛ベタな大人たち。最初は軽い気持ちの「いいね!」から、口ではなかなか出せない想いをSNSで伝えることから始まる本当の恋。イマドキの恋愛を描きながら、それぞれタイプの違うカップルたちに“あるある!”と共感できる等身大の物語は、この秋、勇気と元気とハッピーを与えてくれそうだ。『ハッピーログイン』は10月15日(土)より新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川ほか限定公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日『10人の泥棒たち』や『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンと、『新しき世界』のイ・ジョンジェ、『テロ、ライブ』のハ・ジョンウという人気俳優が共演し、韓国で歴代トップテンに入るほどの大ヒットを記録した『暗殺』。7月16日(土)に迫った日本公開を前に、「劇団☆新感線」主宰・いのうえひでのり、ラジオDJ・MCの古家正亨から本作についてコメントが到着、さらに撮影現場でのメイキングオフショットがシネマカフェにて解禁となった。1933年、杭州。日本統治からの祖国独立を目指す韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン(チョン・ジヒョン)、速射砲(チョ・ジヌン)、爆弾職人(チェ・ドクムン)の3名を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長でありながら、日本政府の密偵であるヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)は、暗殺団を招集する一方、巨額の報酬で“ハワイ・ピストル”と呼ばれる殺し屋(ハ・ジョンウ)に彼らの殺害を依頼。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた…。本作は、アジアのトップスターが競演を果たした『10人の泥棒たち』で一躍ヒットメーカーに躍り出たチェ・ドンフン監督が、長年の構想を経て、「運命に対して揺るぎなく進む人々の“思い”というものをスクリーンに描きあげてみたかった」として完成させた意欲作。名もなきレジスタンスたちを軸に、さまざまな思惑と裏切りが錯綜する統治下の祖国を壮大なスケールでドラマチックに描き出し、昨年韓国で1,270万人を動員する大ヒットを記録、「青龍映画賞」作品賞ほか多数の映画賞を受賞した。時代に翻弄された人々を演じるのは、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウという日本でも大人気の豪華俳優陣。チョン・ジヒョンは「シナリオを読んでびっくりした。キャラクターが多様性にあふれ、シナリオが本当に面白かった」と監督の前作『10人の泥棒たち』に続く出演で、独立軍きってのスナイパー、アン・オギュン役を熱演。5kgの銃を持ってのワイヤーアクションも華麗にこなした。また、暗殺作戦のために暗殺団を呼び集める冷徹な臨時政府隊員ヨム・ソクチンに扮したイ・ジョンジェは、役作りのため2か月で15kgも減量して撮影に挑み、現場でもひとりで禁酒をして役作りをするほど、そのキャラクターにほれ込んだ。そして、数々の話題作に出演するハ・ジョンウは、「個人的にいつ自分に声をかけてくれるのだろうかと思っていた」というチェ・ドンフン監督と念願の初タッグ。暗殺団を殺そうとする謎の殺し屋“ハワイ・ピストル”をミステリアスに演じている。さらにベテラン俳優イ・ギョンヨンやヒット作への出演が相次ぐオ・ダルスほか、韓国屈指の演技派が脇を固めている。今回解禁となったメイキングカットでは、監督の横で銃をかまえるチョン・ジヒョンや、監督の演出を聞くハ・ジョンウの真剣な表情とともに、イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンのにこやかなカットなどが解禁。撮影時の雰囲気を垣間見ることができ、本編への期待が高まるオフショットとなっている。また、本作をいち早く鑑賞した「劇団☆新感線」主宰の演出家・いのうえ氏は「暗殺チーム・密偵・殺し屋、三つ巴の戦いと、陰謀・策略・裏切り、そして運命の悪戯がいり乱れて巡るスリリングなストーリー展開を、スピーディーなアクション満載でテンポよく見せていく。まさにエンタテイメントの“満漢全席”。いやあ本当に 面白かった。...そしてちょっとくやしい」と、作り手らしいジェラシーを交えながらも大絶賛。また、韓流ファンにはおなじみで、韓国大衆文化ジャーナリストとしても活躍する古家氏も「その“設定”に唖然とし、その“映像”に唸らされた。フィクションとして、ファンタジーとして、そしてアクション映画としては、面白い。この映画は、どう観るかで、その“価値”が変わってくるだろう」と熱いコメントを寄せている。『暗殺』は7月16日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月10日第8回沖縄国際映画祭の特別招待作品『ホ・サムグァン』が4月22日(金)、沖縄・シネマライカムで上映され、監督兼主演を務めたハ・ジョンウ、芸人の「ピスタチオ」らが登壇した。舞台挨拶終了後、詰めかけたファンに取り囲まれたハ・ジョンウは、快くサインや握手のリクエストに応え、神対応っぷりを見せていた。『ホ・サムグァン』は、主人公のサムグァンが町一番の美女と結婚し、3人の息子を養っていく中で直面する危機を描いたヒューマン・ドラマ。ある日、長男の父親が自分ではなく、妻の元彼だったことを知ってしまったサムグァンが、失意に打ちのめされながらも、さらなる荒波を乗り越えるために自分の命を危険にさらす物語。韓国では「俳優として1,000万人に愛される」国民的スターとして知られるハ・ジョンウの登場に、「ピスタチオ」は終始たじたじ。「いい匂いがしますね」と興奮しながらも、コメディアンとしての自分たちの認知を問うと、「先ほど有名な方だとお伺いしました」とハ・ジョンウに爽やかに回答され、喜びの笑みを広げていた。本作で2作目の監督作となったが、そもそもの監督デビューのきっかけについて、ハ・ジョンウは「俳優という前に、とりあえず映画を愛しています。僕は映画人なので、いろいろやってみたかった。映画のもっと深いところまで知りたくて監督をしました」と、その映画愛について語った。さらに監督と俳優の違いについては、「何を悩むのかが違います。俳優は俳優として決めて、監督は監督として自分だけではなく全体のことを考えないといけない、すべてを決定しないといけないと思いました」と、作品に強い愛とこだわりをにじませた。「島ぜんぶでおーきな祭第8回沖縄国際映画祭」は21~24日、沖縄県那覇市をメイン会場に県内各地で開催中。(cinamacafe.net)
2016年04月23日