長崎の伝統的な焼き物「波佐見焼き」。最近注目の産地なのをご存じだろうか。メーカーの1つ、マルヒロから早くもクリスマスやお正月にぴったりの新作が登場している。箸置き小皿セット ¥3,780そのマルヒロのブランドの1つが「馬場商店」。四季や贈り物をテーマにした繊細な陶器をそろえる。お正月の食卓に添えたい新作が、日本の縁起物をモチーフにした箸置きと小皿のセット。「一富士二鷹三茄子」「月波兎」の2種類。写真のように重ねると、一つのグラフィックが完成する。紅白だるま(2個セット箱入り) ¥1,050同じ箸置きでは珍しいだるまもチーフも。また「馬場商店」の違うテーマが地元長崎の文化や風土。長崎びわ茶箱 ¥2,940長崎名産のびわの葉を使ったお茶とのセットもある。スクエアな陶器のお茶入れのフタは、オランダの出島の商館で、壁紙に使われていた「松菱皮」をモチーフにしている。長崎凧 角小鉢 ¥1,575こちらは長崎に伝わる伝統的な「凧(はた)」の小皿と小鉢。角小皿 ¥630そして海外との交流がはやくからさかんだった長崎の文化を表現したのが、この小皿のシリーズ。色釉手塩皿 ¥2,625直径わずか6センチ弱。実用のお皿としては最も小さい「豆皿」の一種で、食前の不浄を避けるために塩を盛るのに使われることもあるという。モチーフとなっているのは五弁花紋といい、梅の花を意匠化したもの。17世紀の伊万里焼きや有田焼、波佐見焼の器の見込みに描かれた紋様だ。さて、モダンなイメージも持たれるようになった波佐見焼き。その火付け役となったのが現代の暮らしにあうようにアレンジした「HASAMI」ブランド。道具としての陶磁器をキーワードに、ユニセックスな陶器が人気だ。波佐見焼き独自の、ニュアンスのある発色で、アメリカのダイナーで使われていそうなシンプルなシリーズやメキシコ風シリーズを発表し、一躍注目の的。重ねてしまえる人気商品「ブロックマグ」のクリスマスパッケージが登場。イラストレーターの竹内俊太郎さんがデザインした箱に入って、ギフトにぴったり。12月20日までの限定販売中。マグは¥1,575~各種あり、ボックス代はオープン価格。取材/本間美紀問い合わせ先マルヒロ tel.0955-42-2777 公式サイト
2011年11月07日本国でも大きな話題を呼んだ、王道のロマンティック・ラブコメディー、『パラダイス牧場』で初主演をつとめた、チャンミン(東方神起)のインタビューお届け!初主演として臨まれた本作ですが、演じた感想を教えて下さい。この作品は、僕にとって初めてのお芝居で、撮影の前からすでに緊張していました。一度もやったことのないお仕事だったので難しかったです。でも撮影が始まって少し経ってからは慣れてきて、楽しくできました。ロケも気持ちのよいところばかりだったので、それもすごく良かったです。お芝居に対しては、初めての挑戦で自信がついたとは言えませんが、最初よりは演じ方——こうすればもっとうまくできるんじゃないかという、自分の中で法則が決まっていきました。ドンジュの役作りはどのように?似たようなドラマだったり、役割が似ているドラマを観たりしました。相手とケンカしながら、知らないうちに好きになってゆく。そういう内容の、韓国のドラマ『ファンタスティック・カップル』や『恋愛時代』を見て参考にしました。またドンジュと僕自身の共通点を自分なりに探して、それを表現しようとしました。ドンジュとご自身で似ているところや共感できるところはどんなところ?感情を素直に出して、短気なところでしょうか(笑)。ドンジュって、感情の上り下がりがすごいじゃないですか。僕もそういうタイプで、似たところがけっこうあったので、そこは演じやすくて良かったです。もちろん自分とドンジュが、完全に一緒、そっくりとは言えないけど、ここは僕とはぜんぜん違うって、思ったところはなかったですね。 本作のお気に入りのシーンや、印象的なセリフがあれば教えて下さい。ドンジュがダジの家で着替えるシーン。ドンジュの部屋にダジが入って来て、お父さんが来るから隠れて!って言われて、隠れるシーンです。演じていて、おもしろかったです。上半身裸になるんですけど(笑)、すごくコミカルなシーンで楽しかったですね。苦労したところは?撮影が冬からスタートで寒かったです。あと、シーン的には、お母さんにお酒を飲んで電話するシーンですね。酔っぱらったお芝居は経験がなかったので、実際にお酒を飲んで撮りました。朝からずっと飲んでいて、酔っぱらってしまい、すごくきつかったです(笑)。でも、いい経験になりました。ドンジュとヨニは波瀾万丈な新婚生活でしたが、理想の女性像と新婚生活を教えて下さい。ドンジュとヨニは初恋で相手がいなければ何もできない、絶対ダメって、お互い依存していたと思います。幼いからこそ積極的だったし情熱的だったと思いますが、ずっと同じ気持ちでいられなかったんですよね。僕は、相手に優しくしてあげたり配慮してあげたりも大事ですけど、友達みたいな関係がいいです。ケンカしたりもするけど、遊びでも趣味でもいろんなことをシェアしたい。理想の女性は、頼もしい女性がいいです。この仕事は安定的でないところがいっぱいあるので、僕のことを落ち着かせてくれる女性がいいなって思います。女性らしくて明るい人がいいです。 ドンジュはダジとジニョンの間で揺れますが、チャンミンさんご自身だったら、2人のうちどちらを選びますか。正直に言うと、ふたりを足して半分に割りたいです(笑)。そんな簡単には、諦めたくないふたりですね。ジニョンは、男だったら誰でも憧れる女性です。キャリアウーマンできれいで、最初は違ったけど、結局はドンジュのことだけを見守ってくれる。そういう女性は、男は一度は夢見ると思います。ダジは、ジニョンと比べると、 生活力があってちょっと女性っぽくないんですけど…おばさんっぽいのかな?(笑) 。でも、それが僕にとっては魅力的だし、頼もしいと思います。お互いの気持ちを確認していない状況でも、お互い頼ったりするじゃないですか。ドンジュはダジに対して素直になれず意地悪なことばかり言ってしまう性格でしたが、チャンミンさん自身は好きな女性に対してはどう接しますか?ドンジュみたいに好きなのに悪い言葉で相手をいじめるなんてことはしません。いたずらもしませんし、相手の心も計算しません。どちらかと言うと、本能で自分の思ったまま接するタイプだと思います。女性から見たら、付き合いやすいタイプだと思います(笑)。俳優活動は初挑戦でしたが、歌手活動との違いは、どういうところですか?また、自身の中での変化や、歌手活動にプラスになったことなどありますか?感情を込めて、それを表現するのは一緒でした。でも、歌は3分から6分でひとつの感情の流れで表現するのに対して、演技は普段の生活の中の微細な感情ひとつひとつを自然に表現するのが、歌と違うし、難しいと思いました。実際にやってみて、表現の幅が広がったと思うし、役に立ちました。本作はラブコメディでしたが、今後、挑戦してみたいドラマや映画のジャンルは何ですか?今度も俳優のお仕事は、機会があったらぜひ挑戦してみたいです。ジャンルとしては、ロマンチックコメディは昔から大好きなのでやってみたいですし、同じ年頃の若者の物語——学校が背景の学園ドラマもやってみたいです。日々忙しいチャンミンさんを癒やす、“パラダイス”のような場所や、時間はありますか?一日の最後にビールを飲むこと。自分へのご褒美としてビールを飲むと「あ〜終わった!今日も頑張った!」って気持ちになります。たくさんの日本のファンへ向けて、「パラダイス牧場」の見どころと、メッセージ(今後の抱負など)をお願いします。主人公たちだけではなく、登場人物全員が、自分たちの感情に対して計算なくて素直なんです。ピュアでストレートな、かっこつけていない感情を描く物語なので、そこをぜひ見てもらいたいです。そして笑える上に、舞台となる済州島も美しいし、目にも楽しくリラックスできるドラマだと思います。今年の冬は、この作品を見て心を温かくしてもらいたいです。作品情報『パラダイス牧場』出演:チャンミン/イ・ヨニ発売元:エイベックス・エンタテインメント完全版DVD-BOXⅠ&Ⅱ:11月2日(水)発売価格:各¥16,800(c)S.M. ENTERTAINMENT & SAMHWA NETWORKS 2011 All Rights Reserved
2011年11月02日小川彌生原作の人気コミックを、チャン・グンソクとキム・ハヌル主演で実写化した映画『きみはペット』。そのプレミア特典付き前売鑑賞券の発売が決定し、日本版ポスターが解禁された。日本では、2003年に小雪と松本潤主演でドラマ化された本作。今回リメイクされた韓国版では、失恋と左遷で失意のどん底にいたキャリアウーマン、チ・ウニと、ペットとしてひとつ屋根の下で暮らすイケメンダンサー、カン・イノの共同生活を描いたラブストーリーが展開される。プレミア特典付き前売鑑賞券は、11月12日(土)から全国公開劇場にて発売を開始。キャンペーン第1弾では、ポスター付き絵柄チケットと、特典として鑑賞券1枚につき特製ブックマーク(絵柄は3種、選択不可)がもらえる。また、12月17日(土)からスタートする第2弾では、抽選番号付き、ニューバージョンの絵柄のチケットが発売される(先着プレゼント付き)。抽選番号でプレゼントが当たるスペシャルWキャンペーンにも注目したいところ。どちらの前売券も1500円で、劇場限定発売となっている。また、今回解禁された本作のポスター画像は、11月5日(土)より全国の劇場に掲出される予定。原作者・小川彌生の描くイメージを崩さずに、チャン・グンソク演じるイノとキム・ハヌル演じるウニのキャラクターや、ラブストーリーの要素を取り入れたキュートなビジュアルに仕上がっている。日本での本格的な主演映画としては初挑戦となるチャン・グンソク。韓国版『きみはペット』は、2012年1月21日(土)より全国で公開される。※第1弾の前売り鑑賞券の特典は数量限定のため、なくなり次第終了。『きみはペット』2012年1月21日(土)TOHOシネマズ他にて全国ロードショー
2011年10月31日韓国の俳優で歌手のチャン・グンソクが10月24日、東京ドームで開催された韓流スター「プレイボーイズ」と日本プロ野球OBによる、東日本大震災の復興支援の野球大会「WinWin!水素水 日韓ドリームゲーム」に登場し、2万2000人の観客を前に韓国国歌を独唱した。チャン・グンソクが国歌独唱している写真プレイボール前に、人気韓国ドラマ『美男<イケメン>ですね』のファン・テギョン役を思わせるトサカ・ヘアに、黒のテールコートという装いで登場したチャン・グンソク。ファン・ジョンミン、チ・ジニ、チュ・ジンモ、コン・ヒョンジンら「プレイボーイズ」のそうそうたる先輩俳優たちを前に、やや緊張の面持ちを見せていたが、アカペラで国歌を歌い上げた。そして、いつもの“グンちゃんスマイル”を見せ、「今日は招待してくださり、ありがとうございます。僕は初めて東京ドームに来ました。こんなに集まってくれて嬉しいです。今日のゲームを楽しんでください」と流暢な日本語で挨拶すると、大きな歓声を浴びた。当初、始球式も務める予定だったが、肩の調子が悪いとの理由で、こちらの大役はゲストのガッツ石松に譲った。キム・スンウがオーナーを務める韓国人気俳優による野球チーム「プレイボーイズ」と、日本プロ野球OBたちによるドリームゲームは今年1月以来、2度目の開催。試合は、元メジャー・リーガーの佐々木主浩、元巨人の元木大介、元中日の坂東英二や立浪和義ら往年の名選手を揃えた日本プロ野球OBチームがリード。しかし終盤、プレイボーイズ側もキム・スンウが3塁打を放つなど、ギリギリまでねばり、展開は白熱。6-5とプロ野球OBチームを1点差まで追い上げ、試合を大いに盛り上げた。MVPには後半にピッチャーを務めたイ・テソン、猛打賞にはキム・スンウが輝いた。
2011年10月25日10月9日(日)、チャン・グンソクが釜山国際映画祭(略称BIFF)のオープン・トークに登場、集まった大勢のファンから大歓声を浴びた。オープン・トークは海雲台ビーチの特設ステージで行われる公開対談で、BIFFの名物。グンソクの対談相手は、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の主演ローガン・ラーマンで、2人は子役出身という共通点があり、はじめから意気投合し、対談は大いに盛り上がった。グンソクは時々、英語で直接ローガンに話しかけ、語学の堪能ぶりも披露。ファンのあまりの歓声に質問が聞こえなくなると、「静かに!」と『美男ですね』での決めポーズを見せたり、かと思うと、司会者の女性の手にキスをするなど、終始ノリノリだった。尊敬する俳優を聞かれ、グンソクは「海外なら、渡辺謙さんとレオナルド・ディカプリオ。謙さんは演技が、ディカプリオはハンサムなので(笑)。国内なら、イ・ビョンホン先輩です。ビョンホン先輩は、かっこいいだけでなく、目だけで感情を伝えられるのがすごい」と語った。また、「音楽が趣味で、自分で作曲もするんだ」と言うローガンに対し、グンソクは「僕も音楽なしでは生きられない。実は昨日、このビーチでギターを弾いていたんだ。そしたら、1時間くらいで15万ウォンくらい集まったんだよ(笑)」と語ってファンを驚かせていた。第16回釜山国際映画祭は14日(金)まで開催中。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第16回釜山国際映画祭 [映画祭]三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:オダギリジョー、チャン・ドンゴンとの格闘ふり返り「韓国に入国できなくなるかも」釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えもミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待ミラの“闘う”セクシー・ファッションに釘づけ!『三銃士』特別映像が到着
2011年10月10日日本、韓国、中国のスター共演で話題を集めている『マイウェイ 12,000キロの真実』の記者会見が10月8日、釜山市のセンタムシティCGVで行われ、主演のオダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビンらが出席した。映画は『ブラザーフッド』、『シュリ』のカン・ジェギュ監督による、第二次大戦中の実話を基にした人間ドラマ。現在編集中ということで会見の冒頭、10分間のメイキング映像が披露された。マラソンランナーとしてライバル関係にあった二人の男が、ソ連軍の捕虜となり、敵対しつつもお互いを助け合い、戦場を生き抜いていく姿を描いている。8か月におよぶ撮影の苦労を聞かれたオダギリさんは「全てが大変だったと言ってもいいですが、戦場の場面よりも、ドンゴンさんとの格闘シーンのほうが大変でした。本番で本当にドンゴンさんの顔を殴ってしまい、『韓国一のスターの顔に傷をつけてしまったら、どうしよう?もう韓国に入国できなくなるかも』と慌てましたよ」と語り、ドンゴンさんは苦笑い。ドンゴンさんは「オダギリさんとは、あまり言葉の壁を感じませんでした。オダギリさんは本当に誠実な役作りをする方。マラソン大会に実際に出場をされて、驚きました」と裏話を披露すると、オダギリさんは「マラソンの練習を始めたら意外に面白くて、大会にまで出場してしまいました」と笑顔で語った。第16回釜山国際映画祭は14日(金)まで開催中。『マイウェイ 12,000キロの真実』は2012年1月14日(土)より全国にて公開。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第16回釜山国際映画祭 [映画祭]マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えもオダギリジョー&チャン・ドンゴン『マイウェイ』9か月に及ぶ撮影の苦楽を告白!【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える
2011年10月09日第16回釜山国際映画祭が10月6日夜、韓国・釜山市の海雲台で華やかに開幕した。今年、完成した釜山シネマセンター「映画の殿堂」のお披露目を兼ねた開幕式には、オープニング作品『ただあなただけ(ALWAYS)』に主演したソ・ジソプ、ハン・ヒョジュを始めとする、多くのスターや映画人がお祝いにかけつけた。レッドカーペットに登場したのは、『マイウェイ 12,000キロの真実』で共演しているオダギリジョーとチャン・ドンゴン、ヒロインを演じる中国の女優ファン・ビンビンやキム・ソナ、キム・ジュヒョク、コ・ス、チソン、キム・ハヌル、カン・ヘジョン、ク・ヘソンら。台湾の人気歌手ワン・リーホンやフランスの女優イザベル・ユペールも姿を見せた。また、『アジョシ』の名子役キム・セロンちゃんは3姉妹で登場し、その愛らしさで会場を沸かせた。ちなみにファン・ビンビンは日中韓合作の『楊貴妃』で共演するリーホンと一緒に登場した後、ドレスを着替えてもう一度、『マイウェイ 12,000キロの真実』チームとして現れ、その早変わりぶりにはびっくりさせられた。なお韓国でも高い人気を誇るオダギリジョーさんは、今年はニューカレンツ部門の審査員も務めることになっており、こちらも注目を集めている。オープニングを飾ったソン・イルゴン監督『ただあなただけ』は、元ボクサーと、事故で視力を失った女性の甘いラブストーリー。開幕式前に行われた記者会見で「ラブシーンでNGは?」と聞かれたハン・ヒョジュは、「ジソプ先輩がリードしてくれたおかげで、NGは出さずに済みました。ただ、私はいままで『華麗なる遺産』を始め、あまり女性的ではない役ばかり演じてきたので、女性らしさを出すのが難しかったです」と語った。ソ・ジソプは「ボクサー役ということで1か月ボクシングの特訓を受けたのですが、そのときに腕のじん帯が伸びてしまい、本番では大変でした」と撮影時の苦労を語っていた。アジア最大級の映画の祭典、釜山国際映画祭は14日(金)まで開催される。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED第16回釜山国際映画祭 [映画祭]アジョシ 2011年9月17日より丸の内TOEI 2ほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ウォンビン インタビュー成熟した男の瞳で、新しい愛を魅せるウォンビン来日!「まだおじさんにはなりたくない(笑)」ウォンビンが魅せるエンターテイメント傑作『アジョシ』試写会に70組140名様ご招待オダギリジョー&チャン・ドンゴン『マイウェイ』9か月に及ぶ撮影の苦楽を告白!ウォンビン主演の注目作!『アジョシ』予告編が早くも到着!
2011年10月07日韓流コスメ「NATUREREPUBLIC」の取り扱い開始サークルKサンクスは、韓流コスメ「NATUREREPUBLIC」の取り扱いを10月5日より開始する。同ブランドは、イメージキャラクターとして韓流スターのチャン・グンソクと人気ガールズグループKARAのメンバー3人(ジヨン、ギュリ、ハラ)を起用している。チャングンソクのオリジナルポストカード入り美容マスクサークルKサンクスでの展開は、「基礎化粧品」と「リップ・ハンドクリーム」の2ラインの13アイテム。「基礎化粧品」はチャン・グンソクが、「リップ・ハンドクリーム」はKARAがイメージキャラクターをつとめる。「基礎化粧品」ラインの「ジュエリーハイドロゲルマスク」(3枚入り1,050円1枚入り380円)は、寒天素材の「ハイドロゲルマスク」にコラーゲンと肌を整える宝石成分を配合。3枚入りのセットでは、ルビー、サファイア、エメラルドの3種が1枚ずつ入っており、数量限定でチャングンソクのポストカードを2枚同梱するという。「リップ・ハンドクリーム」ラインの「ベリーベビーリップバーム」(2種各525円)は、シアバターに、イチゴ、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリーの5種の果実エキス(整肌成分)配合で「ベビーのようなプルプル唇」に仕上がるリップバームで、リップグロスとしても使用できるという。<ピーチピンク>は甘いグレープ&ベリーの香りが、<バイオレットピンク>ワイルドベリーの香りが楽しめる。元の記事を読む
2011年09月27日人気韓流スター、チャン・グンソクが、電子チラシのポータルサイト「Shufoo!」の新CMに出演することになった。チャン・グンソクの公演チケット情報同サイトは、自分が見たい地域のチラシを検索できるポータルサイトで、PCや携帯電話、デジタルテレビ、スマートフォンなどの端末で、日本全国の電子チラシを検索することができる。CMは、「登場」篇、「間違えないで」篇、「ナイショ」篇の3作。「登場」篇は、後ろ向きの大きなソファの影から「チラッ、チラッ」と思わせぶりに顔を見せ、くるりとソファを回転させても、タブレットで顔を隠すチャン・グンソクが笑顔で登場するというもので、チャン・グンソクのいたずら好きな一面が垣間見られるCMとなっている。スマートフォンからダウンロードできるサービスを紹介する「間違えないで」篇は、ソファに腰掛けギターをつま弾きながらセクシーに語りかけるチャン・グンソクが見られる。「ナイショ」篇では、サービスの地域設定について説明した後に「僕の住んでいるところ?ナイショ」と言いながら見せる甘い眼差しが見どころ。9月24日(土)より東京・大阪・札幌・福岡、10月上旬からは全国でオンエアが開始される。今月上旬に韓国・ソウル市内で行われた撮影では、チャン・グンソクが大きな声で「アイス買ってきたよー!」とスタッフへの差し入れに、袋いっぱいのアイスクリームを片手に登場、スタジオが一挙にチャン・グンソクのオーラに包まれたという。起用にあたり、チャン・グンソクは「チラシのCMというのは新しい文化だと思います。私で大丈夫かと思いましたが、撮影が終わった時には“グンちゃんなら大丈夫”と思いました。(撮影は)カメラと恋人みたいな関係で、カメラを見ながら演じるのが面白かったです」とコメントしている。
2011年09月20日10月に東京ドームで開催される「第2回日韓ドリームゲーム2011 in TOKYO DOME」の発表会見が10月13日、都内で行われ、韓国スター野球チーム・PLAYBOYSのオーナーで俳優のキム・スンウと日本プロ野球OBオールスターの監督・山田久志らが登壇した。キム・スンウらの写真今年1月の第1回大会に続く2回目は「東日本大震災チャリティゲーム」と題して、募金活動やユニホームのオークションなども行われる予定。前回の大会にもコーチとして参加し、今回は大会会長も務める柴田勳は「自分たちが出来ることを一歩一歩していこうと思う。この大会が、少しでも被災者のみなさんへの手助けになれば」と挨拶した。キム・スンウは「韓国と日本は一番近い国。日本が大変な時期に、なるべく早くみなさんのお役に立てることを考えた。いい試合を見せられるように頑張ります」とコメントした。前大会に続き、日本OBオールスターの監督を務める山田久志は「前回は、試合開始後に焦ったことは確か。『なかなかやるな』と思った。今回はメンバーの年齢を下げて試合に臨みます。前回は勝ちにこだわったが、今回はチャリティイベントとして、みなさんににっこり笑っていただけるようなゲームをお見せしたい」と抱負を述べた。「第2回日韓ドリームゲーム2011 in TOKYO DOME」は、10月24日(月)に東京ドームで開催。キム・スンウのほか、チャン・ドンゴン、コ・ヒョンジン、チ・ジニ、チュ・ジンモ、イ・テソン、オ・マンソクらが参加する予定。
2011年09月15日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!ショウガ焼きはご飯が進む事間違いなし! 冷めてもおいしいのでお弁当にも。シジミは肝機能を活性化させ、健康効果も期待大! ・基本のショウガ焼き 覚えておきたい、基本のショウガ焼き。しっかり味だから、お弁当にもオススメです。 ・シャキシャキポテトサラダ 薄切りにした生の玉ネギがシャキシャキとした食感に。パンにはさんでもおいしい。 ・ナスのレンジでお浸し 電子レンジでナスに火を通して、合わせだしに浸ければ完成! とっても簡単です。 ・シジミのお吸い物 肝臓に良いシジミのお吸い物。シジミの塩分によって、塩の量を調節して下さい。 ⇒今週の献立を一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ >
2011年08月30日小川彌生の人気コミックを原作に、チャン・グンソクとキム・ハヌル主演で実写化した映画『きみはペット』(キム・ビョンゴン監督)が、2012年1月より日本で公開されることが決定した。チャン・グンソクの公演チケット情報同作は、失恋と左遷で傷心のアラサー・エリート編集者、チ・ウニ(ハヌル)と、彼女の“ペット”として同居する天才ダンサー、カン・イノ(グンソク)との奇妙な関係を描いたラブコメディ。ペットと主人という干渉しないはずの関係がしだいに変化していく物語だ。日本で2003年に小雪と嵐の松本潤の主演でドラマ化され話題となった同作を、韓国のキャストとスタッフが新たに映画化。当初、日本での撮影も予定されており、茨城空港で来日セレモニー&製作会見が行われたが、3月11日の東日本大震災の影響により断念し、韓国国内だけで撮り終えた。グンソクやハヌル、同作のプロデューサーは「日本での撮影を実現できず、大変残念に思っております。撮影中も、日本の皆さまとスクリーンを通してお会いし、この作品から元気と勇気を届けられればと思い、精いっぱい演じてきました。日本公開時にはぜひ、皆さまに劇場でご挨拶にうかがいたいと思っております」と共同のコメントを発表、来日の意向を示している。韓国版『きみはペット』は今年11月、韓国公開に続き、2012年1月にTOHOシネマズ他にて全国ロードショー。
2011年08月29日日韓・話題の人気3人を起用!エステティックTBC、メンズTBC、エピレは、この秋からのイメージキャラクターとして、AKB48の前田敦子、大島優子、韓国アイドルのチャン・グンソクの3人を起用した。24日、記者発表会が行われ、そろって3人が出席し、華やかな会見となった。CM撮影はそれぞれ日本、韓国で行われたため、3人がそろうのはこの日が初めてだったとか。大きなサングラスをかけて登場した3人のインパクトは大!AKBの2人も普段とは違う、ぐっと大人っぽいイメージのメイクと黒できめた衣装で登場。新鮮な美しさを見せていた。“美への扉を開く”エステをアピール記者会見当日の朝、前田敦子、大島優子の2人は実際にTBCのエステティックを受けたそう。大島優子は、朝は顔がむくみやすいのが悩みだそうだが「施術後は顔がスッキリしましたね」とコメントした。チャン・グンソクは当日に大阪から東京入りというスケジュールだったため、エステを受けられず、残念そうだったとか。この秋からの広告でCMとしてオンエアされる映像では“open your beauty”をコンセプトに、3人が“美への扉を開く”というテーマで、それぞれのもつイメージを一新しながら大人の美しさを全面に打ち出しているそう。ショートムービー風の仕上がりで、今から注目が集まっている。こちらは9月7日ころから公開の予定だ。さらにこれから撮影される第2弾もあるそうだ。ほかにも屋外の大型看板、交通広告、Web広告など各種広告媒体にて、3人を起用した全国展開のプロモーションが行われるという。今後のTBCの展開とともに注目だ。元の記事を読む
2011年08月26日人気アイドルグループ・AKB48の前田敦子と大島優子、韓国俳優のチャン・グンソクが、エステティックのTBCグループ新広告キャラクターに起用され、8月24日、都内で行われた発表会に出席した。チャン・グンソクの公演チケット情報過去に木村拓哉やベッカム夫妻、中田英寿などが起用されてきた同ブランド。最も輝いているトップスターとしてキャラクターに決まったことについて、前田は「嬉しい反面、プレッシャーを感じていますが頑張ります」と力強くコメントした。前田と大島は会見前にエステを受けたそうで「お肌のプルプル感がうれしかった。すぐにわかりました」(前田)、「顔色がワントーン明るくなりました。また、むくみやすいのですっきりして驚きました」(大島)と感激した様子。プライベートジェットで大阪から駆けつけたというチャン・グンソクは「僕もエステを受けたかったです。(キャラクターに選ばれ)男性の代表みたいな感じがして嬉しいです。韓国と日本の男性が美しくなれるように、僕が第一線で頑張ります!」と意気込んだ。9月7日(水)から全国オンエアとなる新CMは、3人がそれぞれ持っている従来のイメージとは全く異なる大人の魅力を大胆に押し出したショート・ムービー仕立てになるという。撮影は日本と韓国で別々に行われたそうで、チャン・グンソクは「私だけ韓国で撮影で寂しかった……」とコメントし、ふたりについては「とても可愛いですね。AKBを知っていました。(ふたりに)挟まれて恥ずかしいですね。ファンの皆さん、ごめんなさい!」と初対面の印象を語った。一方の大島は「(チャンさんは)気さくな方でびっくり。たたずまいが美しいですよね。逆に、グンソクさんのファンに申し訳ないです」と恐縮しきりの様子で、前田も「チャンさんは日本でも大人気。実際お会いすると、背が高くて中身も素敵な方ですね」と絶賛。すかさずチャン・グンソクが「本当に知ってました?」と切り込むと、前田は「もちろんですよ!知らない人なんていないですよ」と照れ笑いを浮かべていた。8月25日(木)から全国7都市の野外看板約200か所に掲示されるビジュアルボードも披露され、前田は「こんなに大人っぽくなってるとは思ってなかったので嬉しいですね。ドキドキします」と笑顔を見せ、チャン・グンソクは「これが出たら、もう渋谷でシャッフルダンスはできないかも……」とおどけて笑いを誘った。新広告は「open your beauty」をテーマに、3人が美への扉を開くという設定で、テレビCMや屋外大型看板、交通広告、WEB広告など全国展開される。
2011年08月24日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!ご飯が進む照り焼き味に梅の風味をプラス。しっかり食べて夏バテ予防を! ・鶏肉の梅照り焼き いつもの照り焼きに梅肉を入れて、サッパリと仕上げました。ご飯と相性抜群です! ・ナスとカニカマのお浸し 揚げたナスとカニ風味カマボコを麺つゆに漬けて、冷やしていただく一品。 ・卵とホタテの和風カナッペ トーストしたフランスパンに、らっきょうと混ぜたゆで卵をのせました。ユズコショウの風味がGood! ・ミョウガのサッパリひとくち素麺 素麺とミョウガ、ワカメのヘルシーな一品。ミョウガのシャキシャキとした食感がアクセントに。 ⇒今週の献立を一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ
2011年08月05日オダギリジョー、チャン・ドンゴンという日韓のスターを主演に迎えて製作され、わずか3分の映像の上映でカンヌ国際映画祭でスタンディングオベーションを巻き起こした『マイウェイ 12,000kmの真実』が9か月の撮影を経てついにクランクアップ!特報映像と共にオダギリさん、ドンゴンの撮影地であるラトビアでのクランクアップ時のインタビューが到着した。第二次世界大戦末期の連合国軍による史上最大の作戦と言われるノルマンディー上陸作戦の後、ドイツ軍の捕虜の中にひとりの東洋人が発見される。誰ひとりとして彼が話す言葉が理解できず、連合国の尋問を受けることになるのだが、彼が語り始めたのは信じられないような物語だった――。1928年の日本統治下にある朝鮮。かたくなに国を信じた日本人と夢を信じる朝鮮人。交わることなく、憎しみ合う2人が、運命のイタズラか日本、ソ連、ドイツと3か国の軍服を着て戦いを渡り歩くことに。総製作費25億円、240日におよぶユーラシアを横断しての撮影。対立と和解――人間の本質を描いた物語が幕を開ける。カンヌでの上映時はまだ、映画は撮影中。一行はそのままラトビアに移動し、海辺でノルマンディー上陸作戦の模様が撮影された。カメラマンは防火服を着込み、傍らには常に救急車が待機するという状況。中には4時間以上をかけてセッティングされたシーンもあり、一発OKが求められたる中、オダギリさんは見事に要望に応え、一発で完璧な演技を見せた。日本人の長谷川辰雄を演じたオダギリさん。韓国で8か月、ラトビアで1か月と撮影は計9か月に及んだが、それもこの日で最後に。「始まるときは、地獄の日々が始まると思いましたが、今日で終わるとなると寂しいですね。元々、韓国は好きだったので、仕事で8か月過ごせたのは幸運だと思ったし、楽しかったです。ラトビアも季節も良くて、すごく楽しかったです」。映画に関しては決して「戦争映画」ではないと語る。「第二次世界大戦に触れるというのは、どこの国にとっても凄く敏感な事柄です。そんな中、韓国、中国、日本、3か国の俳優が集まってこの作品を作るということが、大きな挑戦だと思いました。この作品は、2人の男の物語です。ただその物語の中に戦争があるというだけで、戦争映画だとは思っていません」。チャン・ドンゴンとも互いを敬い、良い関係性を築けたという。「日本でも有名な韓国のトップスターですし、すごく緊張するんじゃないかと思ってました。実際にお会いしたら、意外にシャイな部分があり、ひとりでいることが好きな部分だったり、人との距離感であったりが僕と似た部分が見えてきて、お互いが無理することなく、過ごしやすい空気感を共有できるようになりました。一緒に芝居をするときも、お互いに尊重し合えて、演技しやすい環境を作りあえる、そういう関係性だったので凄くやりやすかったです。ドンゴン氏とは、俳優としてというよりも人間として似た部分が多いと感じました。凄く理解しあえている気がして、とても身近に感じました」。一方、日本統治下の朝鮮に生きるキム・ジュンシクを演じたドンゴン。自身が演じた役柄、さらには作品を通じて考えさせられたことについて明かしてくれた。「映画に出てくる戦争は、実際にあった戦い。登場人物たちは、戦争を経験する度に軍服が変わる。ジュンシクを取り巻く状況や着る軍服は変わるけど、彼の夢と希望は変わらない。戦争や背景は変わっても貫くものがあることを表現した。ジュンシク役で求められたのは、どんな状況であっても彼は希望と夢を失わない目をしてなければならないということ。撮影が辛すぎて、うまくできたか分からないけど…(笑)。撮影していて、目の前で爆発するのを見ると『これが本当の戦争だったら俺は死んでるな』と思い、怖いです。ノルマンディー上陸作戦はよく知られている戦いですが、実際にラトビアに来て、ドイツの軍服を着て撮影してると、本当にその時代に、ここにいたらどうだったのだろうと深く考えさせられました」。その上でドンゴンは、オダギリさんと同様に本作は「戦争映画ではない」と語る。そして出演を決めた経緯についてこう説明する。「朝鮮半島からノルマンディまでの12,000kmの極限状態の旅を生き抜いた兵士の実話が基になっていることで興味がわいて、本当にこんな過酷な運命を生き抜いた人がいるんだと知り、役者としてその人の人生を演じてみたいと思った。『マイウェイ』は、たまたま戦争時代が背景だっただけで、戦争映画ではないですね。背景が戦争時代ですが、人間に重点を置いて描かれている。そして、日韓中とアジアの役者が集まって感情を表現し合い観客に伝える。これは凄いことだと思う。日本人と韓国人が敵として出会い、運命を共にする。観客の心に残る映画だと思う」。撮影中、苦楽を共にした“戦友”オダギリさんをこんな言葉で称賛する。「演技というのは言葉を交わすというより、感情を交わすことなので、そういう部分ではオダギリさんとすごく共感しながら演技ができた。辰雄役は、何人か候補がいたけど、絶対オダギリさんがいいって思った。日本と韓国の映画現場は色々違うと思うし、この映画は役者にとっても大変な現場だったのに、冷静に対応しよく耐えていた。本当に素晴らしい役者です」。メガホンを握るのは『シュリ』、『ブラザーフッド』など国と国の対立の中での人々の絆、関係性を描いてきたカン・ジュギュ。「誰かを恨み、憎むという感情のせいで、この世では喧嘩をしたり、戦争が起きます。心の中に、恨み・憎しみの対象がいる人には是非観てほしい。人間を心から理解し、愛するということを知るきっかけとなる映画になってほしい」と映画に込めたメッセージを語る。ノルマンディーを経て、男たちの旅路はどのような結末を迎えるのか?『マイウェイ 12,000kmの真実』は2012年1月14日(土)より公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:マイウェイ 12,000kmの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える
2011年07月29日『紅いコーリャン』のコン・リーに『初恋のきた道』のチャン・ツィイーと、胸を締め付けるような切ない恋に落ちる女性の姿を瑞々しく描かせたら右に出る者のいないチャン・イーモウ。そんな彼が、また新たな才能を世に送り出した。まもなく公開となる『サンザシの樹の下で』でスクリーンデビューを果たし、あどけない無垢な笑顔で人々の心をわしづかみにし、中国では“13億人の妹”と呼ばれて愛されるようになった新人女優、チョウ・ドンユィ。過酷な時代背景の中でけがれのないその魂が観る者の心を震わせる。相手役を務めたのは、こちらもシンデレラボーイのショーン・ドウ。本作出演後に人気が急上昇し、次々と話題作に出演、スターダムへの階段を駆け上がっている。2人がこのほど揃って来日。撮影について、監督について語ってくれた。美し過ぎる愛、結末に脚本を読みながら涙が止まらず文化大革命の抑圧の嵐が吹きすさぶ過酷な時代。学生は農村から学ぶべきという革命の教えの下で“下放”された女子高生・ジンチュウ(チョウ)は、派遣された家で、青年・スン(ショーン)と出会う。革命の階級差別の中で、父が強制労働に送られ、母は知識人として“再教育”を受ける立場のジンチュウにしてみれば、下放先での恋など、格好の批判の的であり許されないこと。それでもスンは何かとジンチュウを気遣い、どうしようもなく2人は恋に落ちていく――。この時代だからこそ、いまの時代では考えられないような童話的とも言える純愛。だが現代を生きるチョウも、脚本を読んで、2人の愛に心奪われた。「特に後半、ジンチュウが尽くして、尽くして、それでもスンが悲しい結末を迎えるところは涙が止まらなくて…。泣いてしまうと目が腫れて、次の日の撮影に差しつかえるので(苦笑)、なるべくそういうポイントは避けて読み進めていました」。ネットで発表された原作小説を友人に進められて読んでいたというショーン。彼もまた、時代に引き裂かれていく恋人たちの姿に胸を打たれた。「原作は非常にゆったりとしたリズムで進み、細やかに描かれていますが、映画ではそれを濃縮して2人の愛を極限まで描き、最終的に美しい結末へと物語を運んでいます。僕が最も感動したのは、川を隔てて向き合った2人が、互いに抱きしめ合うしぐさをするシーン。彼はもう分かっているんです、二度と彼女に会えないだろうということが。一方の彼女はそれを知らない。心をわしづかみにするシーンだと思います」。監督への全幅の信頼が役に深みをもたらす性愛どころか、恋とは何か?ということさえも知らない無垢なジンチュウ。これは彼女個人のパーソナリティという以前に、文革の時代の政策、教育方針がまず理由としてあるのだが、こうした背景にぴったり合う少女を探すべくオーディションが展開。結果、7,000人もの中からチョウは選ばれた。「大学受験の試験場に並んでいて、試験を前にドキドキしているときに、この映画の助監督が並んでいる多くの人を動画に収めていたんです。その動画が送られて、その後もいくつかの過程があって、合格しました。選ばれたときはすごく感動しましたが、それまでにもスタッフのみなさんの思いやりや援助がありました。そのおかげだと思っています」。ショーンが選ばれたのも、偶然の出会いがきっかけとなった。「助監督が大学にオーディションに来たんですが、それは別作品でしかも女優を探していたんです。それにたまたま僕の友人が呼ばれて、そのときに偶然、僕のことも撮ってもらったんです。実は、オーディションではどの役をやることになるのか明かされていなかったんですが、スタッフのひとりが『きみは三男の役だよ』と教えてくれたんです。でも長男が主役と思っていたので、自分が主役だとは思っていなくて(笑)。最終的な結果は電話で聞いたんですが、それまでも『明日またテストに来て』という電話を何度も受けていたのでまたそれかと思いました。聞いたときはふわふわと浮かび上がって地面に足がつかなくなりましたよ(笑)」。改めて役が決まって、この童話のような2人の純愛をどのように捉え、どのように役を作り上げていったのか?ショーンはこう語る。「まず、時代は違っても恋愛に対する障害は形を変えていろいろあります。また、障害の中でも2人の気持ちは固く、変わることはないということ。監督自身、似たような時代背景の中で過ごしてきた方で、登場人物の心情をよく理解していました。それを僕らに語ってくださり、そこから話し合っていきました。僕の役は相手を尊敬しつつも深く愛し、守りたいという気持ち。ジンチュウは愛に対して憧れはあるけれど、それを受け入れることができない。そんな“抑えた愛”を監督と一緒に作っていきました」。映画初挑戦となったチョウにとっても、監督から聞いた話が役を作る上で大きかったようだ。「私自身は身近なものとして、この時代を捉えることはできませんでした。監督は実際に下放されて農村に行き、作業をされた経験もあるということで、事細かに体験を話してくださいました。エピソードを盛り込み、細部をおろそかにしないという態度で演出をつけていただいたので、監督を心から信頼してあの時代に近づいて行きました」。「何より映画に厳しい人で、その日に撮ったものはすぐに編集する。仕事に妥協がない」(ショーン)、「仕事に心血を注ぎ2時間しか寝ない。演技以外に人としてどうあるべきか教わった」と共に、監督への絶大なる信頼を口にする。チャン・ツィイーらの例を挙げるまでもなく、チャン・イーモウに見いだされた女優として、19歳のチョウには今後の活躍に期待がかかるが…。「人はみな、同じ道を進むとは限らないので、私は一歩一歩、着実に自分の道を進んでいきたいと思います。もちろん、これからどんどんいい女優になりたいと思いますし、何より人として、モラルの面でも素晴らしい人間になりたい。そのために努力したいと思います」。ショーンもすでに監督の最新作(『金陵十三釵/Nanjing Heroes』)に出演するなど、着実にキャリアを積み重ねている。優しく、無邪気な2人の笑顔をまたスクリーンで見られるのを楽しみにしたい。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「どちらに溺れる?純女ヒロインの愛」■関連作品:サンザシの樹の下で 2011年7月9日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開© 2010, Beijing New Picture Film Co., Ltd and Film Partner (2010) International, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:国生さゆり、幸せオーラ全開で来年のバレンタイン入籍を説明300万人が涙した実話を映画化『サンザシの樹の下で』試写会に10組20名様ご招待究極の純愛に涙!女性限定『サンザシの樹の下で』特別試写会に10組20名様をご招待
2011年07月06日カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門で、香港のピーター・チャン監督によるアクション映画『武侠』〈原題)が上映され、金城武、ドニー・イェン、タン・ウェイらが公式会見を行った。『グリーン・デスティニー』に代表される、中国伝統の“武侠”ものと呼ばれる時代劇ジャンルそのものを題名にしたこの作品は、アクションに現代的なミステリーテイストを盛り込み高い評価を受けている。映画の中で金城武は丸めがねをかけた20世紀初頭の死体検視官を演じている。「監督がなぜ僕にこの役をやらせたいのか、最初はまったく分からなかった」という金城さんに対し、監督は「今回、タケシには、金城武ではなく、北野武になったつもりで演じてくれ、といったんだ。そのままのタケシだと、格好よすぎるからね」と答え、場内の笑いを誘った。ピーター・チャン監督と金城武のコラボレーションは、『ウィンター・ソング』、『ウォーロード/男たちの誓い』に続いて3度目。チャン監督は金城さんを「タケシとの仕事は僕にとってチャレンジなんです。いつも『どうして?なぜ?』といろいろ質問をされる。だからこそやり甲斐があるんです」と絶賛。金城さんも、「監督は僕との仕事をチャレンジだと言いましたが、僕にとってこそチャレンジなんです。監督はいつも僕に、『なぜこの人を愛しているのか』、『なぜこういうことをするのか』などと考えさせてくれる。おかげで完全に創作のプロセスへと没頭できるし、それが喜びでもあるるんです」と、チャン監督と組むことの面白さを語った。(photo:text/Ayako Ishizu)■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴも
2011年05月17日オダギリジョーとチャン・ドンゴンが共演する話題作『マイ・ウェイ』の製作発表会見が、カンヌの古城を貸しきって行われた。第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸作戦に参戦していたアジア人がいた、という実話を基に、主従関係にあった日本人と韓国人の青年が、数奇な運命に翻弄されながら、敵対しあいつつも、お互いを助け合い、生き抜いていく姿を壮大なスケールを描く。『ブラザーフッド』のカン・ジェギュが監督し、ヒロインを中国のスター女優ファン・ビンビンが演じる。言葉の壁について聞かれたドンゴンさんは、「私は日本語を、オダギリさんはロシア語とドイツ語の台詞をこなさなければならず、大変ではありました。言語が違う役者さんと共演する度に感じることですが、演技というのは、単純に言葉を交わすということではなく、お互いの感情や気持ちを共感することであり、それには言葉が通じるかどうかはさほど重要ではないと思います。今回も改めてそれを感じました」と語った。また、オダギリさんは「役者にとっては芝居を一緒にするというのが一番のコミュニケーションであり、仲良くなっていく方法だと思うので、毎回海外の作品に参加するときは特に言葉の心配はありません。チャン・ドンゴン氏はすごくすごく優しい方だったので安心できましたし、ファン・ビンビンさんはすごくきれいな方だったのでそれだけで十分なコミュニケーションがとれています」と、笑わせた。2人はカンヌでの短い滞在を終えると、会見の翌朝6時には、クライマックス場面のロケ地であるラトビアへと戻った。特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴもブラピ×ショーン・ペンの注目作の一部お目見え『ツリー・オブ・ライフ』予告編解禁!
2011年05月16日仲村トオル主演の『行きずりの街』が、先日より開催中の第15回釜山国際映画祭にて上映され、仲村さんと阪本順治監督がトークイベントおよびティーチインに出席。公式上映が行われると、すぐに韓国での劇場公開が決定した。1992年の「このミステリーがすごい!」(宝島社主催)で第1位に輝いた志水辰夫の小説を映画化。仲村さんはかつて、将来を嘱望された教師だったが教え子との結婚をスキャンダルとして追及されて学園を追われ、いまは郷里で塾講師をしている男・波多野を熱演。行方の分からなくなった元教え子の消息を追って再び東京に足を踏み入れた波多野が、彼女の失踪の背後にある陰謀を明らかにしていく姿が描かれる。仲村さんは過去に『ロスト・メモリーズ』、『青燕』といった韓国映画に出演した経験があり、特に『ロスト・メモリーズ』では韓国で最も権威のあるとされる映画賞・大鐘賞助演男優賞を外国人で初めて受賞。その名は韓国でも知れわたっており、今回、ビーチで開催されたイベントでも、ハングルや英語で「お帰りなさい!」などと書かれたうちわを持った熱狂的なファンから大きな声援を送られていた。仲村さんは韓国入り後、イベントの前に『ロスト・メモリーズ』で共演したチャン・ドンゴンと5年ぶりに再会したそうで、今年5月のドンゴンの結婚と先ごろの第1子誕生を祝福し、プレゼントを手渡したという。仲村さんはイベント後「釜山国際映画祭には『青燕』以来5年ぶり、2回目の参加です。前回は韓国映画で来ましたが、今回は日本映画でここに来ることが出来ました」と笑顔で語り、ドンゴンとの再会については「『ロスト・メモリーズ』では本当によく飲みに行き、朝まで付き合わされたこともありましたね(笑)。ドンゴン氏が出演した『グッドモーニング・プレジデント』(※日本では今年7月公開)の役柄から、『きみが大統領になるとは思わなかったよ』と冗談を言ったら大笑いしていました。『ロスト・メモリーズ』公開時に『また共演したいけれど、お互いそれぞれの国でがんばって、いつかどこかの国際映画祭で作品を持ち寄って再会できたらいいね』と話していたのがついに叶いました。僕にとって記念すべき日になりました!」と共演時の思い出に触れつつ、喜びを語ってくれた。また、韓国の新興の配給会社「マウンテンピクチャーズ」は、公式上映が行われると即刻、本作の買い付けを決定。「韓国映画にはない雰囲気が感じられ、夢を見ているような気分にさせられた」とは同社CEOリ・ゼ・シク氏の弁。映画祭は15日まで開催。熱く、厳しい韓国の映画関係者をうならせた『行きずりの街』は11月20日(土)より全国にて公開。■関連作品:行きずりの街 2010年11月20日より全国にて公開© 2010「行きずりの街」製作委員会第15回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:釜山の観客の熱烈歓迎に深津絵里「クセになりそう!」宮崎あおい&大竹しのぶに韓国人ファン熱狂「ステキ!」、「カワイイ!」と声援安藤政信が釜山登場!米中合作アクションコメディで天才料理人を熱演ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!
2010年10月15日開催中の第15回釜山国際映画祭で9日(土)、チャン・ドンゴン主演のニュージーランド・韓国合作映画『The Warrior’s Way』(原題)の記者会見が行われ、4日に妻コ・ソヨンとの間に第一子の男の子が誕生したばかりのドンゴンが、マスコミの前で初めてパパとなった心境を語った。「父親になってみて 、いままで感じたことのない、様々な感情を体験しています。生まれたときは、 喜びとプレッシャーと驚きとで、ゴチャゴチャになっていました。子供は、見事に妻と僕を足して2で割ったような顔ですよ。いまは子供に聞かせるために、歌の練習をしています」とドンゴンは笑顔で語った。映画は『ロード・オブ・ザ・リングス』のプロデューサー、バリー・オズボーンが製作を手がける大作無国籍アクションで、共演はケイト・ボスワース、ジェフリー・ラッシュら。ドンゴンは劇中で拾った赤ちゃんを育てるうちに、父性に目覚める地上最強の戦士を演じている。全米と韓国で12月に同時公開予定。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:グッドモーニング・プレジデント 2010年7月24日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開© 2009 CJ ENTERTAINENT INC., ALL RIGHTS RESERVED
2010年10月10日“中国で最も影響力のある女性”であるのみならず国際的にもその高い演技力でスポットを浴び続けるチャン・ツィイーと、ドラマに映画にクールな魅力で日本の女性を虜にする韓国きっての人気俳優、ソ・ジソブ。そんな2人が国境を越え、共にそのイメージを一新する“ラブコメディ”というジャンルで初競演を果たした。『ソフィーの復讐』で、ツィイーはちょっとドジな乙女・ソフィーを好演し、さらに本作のプロデュースにも挑戦。一方、ジソブは優柔不断な医者・ジェフ役で初の中国語での演技に挑戦!公開を前に揃って来日した2人に話を聞いた。――チャン・ツィイーさんは今回、脚本を読んですぐに本作の製作を買って出たそうですが、プロデューサーという新境地をふり返ってみていかがでしたか?ツィイー:監督(エヴァ・ジン)が新人の方だったので、何とか監督の手助けになってこの映画を完成させたいという気持ちが強かったですね。実際にやってみて、自分のプロデューサーとしての能力も試してみたかったし、やってみていろんなことを学びました。映画作りの難しさももちろん、より人を大切にするということ。実は、私は彼(ジソブ)について、彼の知らないところで監督とも話をしていました。私も海外での撮影での経験から分かるんです、見知らぬ国で映画を撮ること自体プレッシャーが大きく苦しいのに、それ以上に周りからプレッシャーをかけたくはないと。だから監督には、彼の中国語の発音が多少ずれてもあまり直さないとか、彼がのびのびと演技をできるように話し合ったりしました。ここであらためて彼にお礼を言いたいんですが、非常に勇気を持って私たちのことを信じてくださってありがとうございました。ジソブ:謝々(ありがとうございます)。――ツィイーさんが仰るように異国での撮影は様々なハードルがあったと思うのですが、一番のチャレンジは何でしたか?ジソブ:まず言葉のストレスが一番大きかったです。でも、チャン・ツィイーさんから「あまりストレスを感じず、もっと撮影を楽しんでいいんですよ」と言っていただけて、そのおかげで楽しく撮影に臨めました。また、コメディとなると国によって感情表現も言葉も違うし、笑いのツボも異なると思います。韓国のものとはまた異なるものなので、今回は監督とチャン・ツィイーさんに完全にお任せしてました。ツィイー:たぶん彼が一番苦労したのは、美味しいキムチがなかったことじゃないかしら(笑)?――言葉の面以外で、中国で印象に残ったエピソードはありますか?ジソブ:今回の撮影ではないのですが、以前にドラマの撮影で中国の田舎を訪れたことがあって、そこでトイレに行こうとしたらドアがないので、最初はすごく戸惑いましたね(笑)。ツィイー:トイレはトイレでしょ(笑)。トイレと言えば、私も『HERO』(’02)の撮影のときの話ですが、野外で撮影してたのでトイレというものがなくて、女性たちはすごく困って。傘3本をさして壁代わりにしたんですよ。風が吹かないか心配でした。日本ではいろんな素晴らしい発明がされてるんだから、ぜひどこに行ってもトイレができる発明をしていただきたいわ!――今回、ジソブさんが演じたジェフは一見完璧だけど、結婚を前にして2人の美女の間で迷ったりと優柔不断なところがありますよね。ジソブさんが共感できる点はありましたか?ジソブ:男性は一生のうち一度は結婚という大事な決断をしますが、その大事な選択を前にしたら気持ちが揺れるのは当然じゃないかなと思います。大事なのは、そこで選択できるかできないかということ。ジェフはそれがなかなかできない男性だけど、決して浮気者ではないと思いますよ。女性だって目の前に2人の男性がいたらやっぱり気持ちは揺れるでしょうし。みなさんも経験があるんじゃないですか(笑)?僕は彼のようなことはできないと思いますが…。――では、チャン・ツィイーさんから見てジェフのような男性はどうですか?ツィイー:もし私のボーイフレンドがジェフのような優柔不断な男性だったら、このドアを蹴っ飛ばして、追い出しますね(笑)。私自身もソフィーには共感できるところがあって、恋愛では簡単に諦めるタイプではないですね。誰でも欠点はあるものですが、男女というのは最初はお互いに惹かれて、好きだ、好きだと良いところばかり見るのに、一定の期間を経ると、今度は相手の欠点ばかり見るようになる。これはきっと万国共通の恋人たちの悩みではないでしょうか?ほかの男性が現れるといまの男性よりも良く見えるときもあると思いますが、いまの彼の良いところをより多く発見して見ることが大事で、そんなに簡単にいまの彼を諦めないようにと、私は思います。――なるほど、それでは最後におふたりから日本のファンに向けてメッセージをお願いします。ツィイー:私自身、俳優としてぜひ私の変身ぶりを観てほしいです。いままでの作品ではアクションが出来る人や悲しい人といったイメージが強かったと思いますが、今回は隣の家の女の子、街のどこにでもいる女の子を演じているので、いままでと全く違う面を観ていただきたいですね。ジソブ:チャン・ツィイーさんの変身した姿も見どころですし、僕はとにかく作品全体を楽しんでほしいですね。みなさんには幸せな気持ちになってほしいと思いながらいつも映画を作っているので、観終わった後にちょっとでも幸せだなと思ってくれたら嬉しいですね。その後に、僕の変身のほうも見てもらえればと思います。インタビューを通じて終始、その聡明さとはつらつとした明るさでツィイーがジソブをリードする姿が微笑ましく、国境を越え、互いに対する厚い信頼を感じさせていたふたり。いままでに見せたことのない、そんな彼らのコミカルな演技にぜひ注目してほしい。衣裳(チャン・ツィイー)・スカート:ダジリータ(DESIGNWORKS concept store青山店/03-5772-1115)・ベルト:アキラーノ リモンデ(DESIGNWORKS concept store青山店/03-5772-1115)・ブーツ:セルジオ・ロッシ(0570-016600)Stylist(ZHANG ZIYI):Mariko EnamiStylist(SO JI-SUB):Yoshiyuki Shimazu/Hairmake:Narumi Miyama■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位ビョンホン&ウォンビン…2009年写真でふり返る来日スター【韓流スター編】お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼントチャン・ツィイー、ハロウィンの予定は…韓流人気俳優ソ・ジソブと仲良く登場
2010年01月06日アジアのトップ女優チャン・ツィイーと韓国きっての人気俳優ソ・ジソブがタッグを組んで贈る、中韓合作のラブコメディ『ソフィーの復讐』。このたびツィイーが主演だけでなく自ら初プロデュースに挑んだ本作を引っさげ、ジソブと一緒に来日!10月29日(木)、2人揃っての舞台挨拶が行われた。女性ファンで埋め尽くされた会場は熱気に包まれ、ソ・ジソブが姿を現すや黄色い声援で埋め尽くされた。プロデューサーとして、ジソブを抜擢したツィイーはその理由を聞かれると「私が言うまでもなく、みなさんが良くお分かりなんじゃないですか」とコメント、ファンの拍手を促した。続けて「彼には俳優としてどんどん良くなっていってほしいし、代表作もたくさん作ってほしい。今回彼は中国語も勉強しなきゃいけなかったし、見知らぬ国での撮影と、決して簡単な役ではなかったと思いますが、非常に勇気があって大変尊敬しています」と絶賛した。今回、ジソブは中国人役としてツィイーの恋人を演じたが、もちろん台詞も中国語。現場では、海外経験の先輩であるツィイーに助けられたようだが、「憧れの存在だったので、『本当に自分が中国でチャン・ツィイーといるのか?』と信じられない気持ちでした。中国語は本当に難しくストレスも感じましたが、彼女に『楽しんでやればいいですよ』と言われたのが励みになりました」と感謝の念を示した。撮影が行われた本国・中国では、8月に公開されるや初登場1位のヒットを記録した本作。ツィイーはプロデューサーの顔になり、「細かいところまで準備しなければならず、スタジオを借りる際も自らオーナーと値段交渉もしました。俳優にとって現場をいかに快適にするかに努めました。この映画は小規模ですが、中国で良い成績を記録して幸せ」と微笑んだ。また、劇中にハロウィン・パーティのワンシーンがあるが、来るハロウィンの予定を尋ねると、「たぶん仕事してると思う…」と現実的な回答のジソブ。一方、ツィイーは「オフなら、(劇中でマスクに鼻をつけている)ジソブの格好に扮して街を歩こうかしら(笑)」と余裕を見せ、終始ジソブをリードしてみせた。『ソフィーの復讐』は1月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2009年10月30日『羊たちの沈黙』や『セブン』などの傑作映画の系譜に連なる、衝撃のサイコ・スリラーが誕生した。「ヨハネの黙示録」に記された、暗黒の騎士=<ホースメン>になぞらえた連続猟奇事件を、斬新な映像と濃密なストーリーに絡ませて描く『ホースメン』である。アジアのトップ女優チャン・ツィイーが殺人鬼役で意表をつく変身を遂げている本作。メガホンを取ったスウェーデンの新鋭ジョナス・アカーランドは、彼女との競演を語る。密室での緊迫の取調べシーン。卓越した推理力で迫る刑事(デニス・クエイド)を、妖艶な美貌と突き刺すような眼光でもって翻弄していくチャン・ツィイーの演技は観るものを圧倒していく。「彼女に関しては、いいことしか言えないよ(笑)。彼女ほどカメラの前で存在感を出せる女優と、僕はいままで一緒に仕事をしたことがなかった。彼女は撮影のためにニューヨークに引っ越してきて家族とアメリカに住み、最初はそれほどでもなかった英語が最終的にきちんと話せるようになった。彼女ほど熱意を持って現場に来てくれる俳優も初めてだったよ」。「セットに入るとキャラクターに入り込み、まったく別人のように変わったよ」。そう感心する監督だが、ではベールを脱いだツィイーの素顔とは?「セットから離れれば、本当にまた別人に戻るのさ。僕らはカナダで撮影していて、家族のように過ごしていたけど、彼女はパーティが大好きで、楽しむことが好きな女の子だった。(役柄の)クリスティンとは全く違う女性だよ(笑)」。そんな彼女の新たな一面を引き出した監督。まるで女性版“レクター博士”を彷彿とさせるこの難役だが、意識したところは?「それは素晴らしい比較だね。ただ、チャン・ツィイーが演じたクリスティンはかわいそうな境遇の女の子で、悪い影響を受けてあのようになってしまった。そこにシンパシーを感じてほしかった。『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターは悪意を持って計画的に殺人を犯しているような人物だから、ちょっと違うよね。そういう比較はいいと思うけど」。迷宮入りの一途をたどる猟奇事件の謎解き、異常心理ドラマには手に汗握るばかりだが、この裏にはそれだけでなく監督の「人間ドラマ」へのこだわりも感じられる。「この映画がほかのサスペンス・スリラーと異なる点は、人間ドラマ、エモーショナルなドラマが盛り込まれているところで、そこが気に入っているし、すごく大事にしようと思っていた。この映画のテーマの中心にあるのは“家族”。日々、子供たちに向かってきちんと話をするということ、無視しないこと、そして子供たちが親と話すということ。そういうメッセージがサブとして入っています。仮にそのメッセージが伝わらなくても(笑)、ストーリーが素晴らしいのでエキサイトするとは思うけど、家族の大切さは世界中のどこにでも伝わっていくものだと思います」。■関連作品:ホースメン 2009年10月24日より新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開© 2008 Horsemen Productions, LLC All Rights Reserved.■関連記事:チャン・ツィイーの変貌に注目『ホースメン』オリジナルコースターを3名様にプレゼント生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントその美貌にハマッたら最後…チャン・ツィイー“化ける”『ホースメン』ポスター初披露
2009年10月25日8日夜、釜山国際映画祭が華やかに開幕した。海雲台ヨット競技場での開幕式には、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネット、松本人志、ソ・ジソプ、イ・ミンホ、審査委員長のジャン=ジャック・ベネックスら、多くのスターや監督が参加。14回目となる今年のオープニング作品は、チャン・ドンゴン主演の『Good Morning President』。3人の大統領の悩みを描くコメディで、ドンゴンの韓国映画への出演は実に4年ぶり。ドンゴンが見せるコミカルな演技に大観衆が大きく沸いた。記者会見でドンゴンは、「釜山のオープニングを飾れてとても光栄です。いままでコメディに出演したことがなかったので、ぜひ挑戦したかった。撮影をとても楽しみました」とふり返った。監督・脚本は、『トンマッコルへようこそ』などの人気脚本家チャン・ジン。演劇界出身で、そのユーモアあふれる作風から韓国の三谷幸喜とも言われている監督は「政治的な映画ではないが、私が少年時代を過ごした70年代は軍事政権時代で、大統領のコメディなど考えられなかった。いまは良い時代だと思う。今年亡くなった2人の大統領にも観てもらいたかった」と語った。キム・ドンホ映画祭委員長は「チャン・ジン監督の才能に加え、不況なので、明るい作品で映画祭を盛り上げたかった」と『Good Morning President』(原題)をオープニングに選んだ動機を語った。チャン・ドンゴンが演じるのは、妻を早くに亡くし、子育てに奮闘するイケメン独身大統領。尊敬する前大統領の娘(チャン・ジェヨン)にほのかな思いを寄せたり、瀕死の一般市民のために自分の腎臓を提供するか否かで悩んだりという、人間味あふれる役どころだ。香港の記者から、「あなた自身も独身生活が長くて、淋しくはありませんか」という質問には「普通の独身男性と同じように、淋しいときもありますが、そんなに深刻に悩んではいませんよ」と笑っていた。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第14回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:ダウンタウン松本絶叫「殺人予告の人かと…」監督第2作『しんぼる』公開!
2009年10月10日アジア屈指のトップ女優、チャン・ツィイーが美しき猟奇犯に大変身!『アルマゲドン』や『トランスフォーマー』シリーズで知られるヒットメイカー、マイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズが贈る、サディスティック・サスペンス・スリラー『ホースメン』がこの秋、日本で公開を迎える。いまだ見たことのない、凶器と化したツィイーが観る者を恐怖と謎の迷宮へと誘う本作。公開に先駆けて、本作のポスタービジュアルがこのたび解禁となった。物語は、一人の中年女性の殺人事件から幕を開ける。極太の釣り針で宙吊りにされた屍体、それを囲むように「COME AND SEE=来たれ」のメッセージが残された奇妙な猟奇殺人…。デニス・クエイド扮する担当の刑事・ブレスリンを挑発するかのように、事件は連続殺人事件へと発展していく。そこへ現れるのが、被害者の娘・クリスティン(チャン・ツィイー)。彼女の不気味な告白で、事態は迷宮入りする――。「俳優として、自分自身と全く異なるキャラクターを創り出す自由を与えられることは、本当に大きな幸せ」と並々ならぬ意欲をもって、新境地に取り組んだツィイー。『氷の微笑』のキャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)を彷彿とさせる、妖艶な美貌を武器に捜査官を翻弄、薄幸の美少女が魔性の悪女へと変貌を遂げるさまを演じきった。果たして、『羊たちの沈黙』のレクター博士、はたまた『ソウ』シリーズのジグソウに次ぐ、新たな殺人鬼キャラクターの誕生となるのか?衝撃の結末まで先が読めない『ホースメン』は10月、新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開。■関連作品:ホースメン 2009年10月、新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開© 2008 Horsemen Productions, LLC All Rights Reserved.
2009年07月30日