A24ホラー史上最高興収を達成した話題作『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』日本版ビジュアルが解禁された。双子の超人気YouTuberダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟による本作は、A24が北米配給権を勝ち取り、“A24ホラー史上最高興行収入”を記録する大ヒットを記録した注目作。すでに監督続投でA24製作による続編『Talk 2 Me』(原題)が早くも決定しており、ますます盛り上がりを見せている。主人公のミア(ソフィー・ワイルド)は、2年前の母の死と向き合えずにいる高校生。ある日、SNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」に誘われ気晴らしに参加するが、そのスリルと強烈な快感にのめり込み、チャレンジを繰り返していく…。解禁となった日本版ビジュアルは、瞳孔が不自然に開き、その頬には普段はないアザのようなものが浮かぶ“憑依”状態にあるミアを大きく捉えた1枚。彼女が恍惚とした表情で空を仰ぐその先には、このチャレンジに欠かせない呪物の「手」が、彼女をまるで吸い寄せようとするかのように、差し伸べられている。<霊、ヤバい、キモチいい。>という、この憑依体験行為が持つ危険な中毒性を強く意識させるキャッチコピーが添えられた不穏かつ刺激的なデザインとなっている。このポスターは、本日からの監督来日プロモーションにあわせ、全国の上映劇場で展開予定だ。『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は12月22日(金)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー 2023年12月22日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
2023年10月16日全米でA24ホラー史上最高興収を達成し大きな注目を集める『Talk to Me(原題)』の邦題が『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』に決定。また、監督のダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟の緊急来日も決定した。母を亡くした女子高校生がSNSで流行りの「#90秒憑依チャレンジ」に参加し、そのスリルと快感にのめり込んでしまったことからかつてない事態に発展していく本作は、2023年のサンダンス国際映画祭で上映されるや大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらが大絶賛した今年最注目のホラー映画。世界中の配給会社がこぞって手を挙げた中、A24が北米配給権を勝ち取り、『ミッドサマー』や『ヘレディタリー/継承』を超える“A24ホラー史上最高興行収入”の大ヒットを記録した。ロッテントマトでも95%フレッシュをたたき出し、すでに監督続投でA24製作による続編『Talk 2 Me』(原題)も決定。さらに、イギリス、フランス、シンガポール、スウェーデンでも初週トップ10入りを果たすなど世界中の注目を集めている。ダニー&マイケル・フィリッポウ監督この度来日が決定した監督のダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟は、オーストラリア出身で現在30歳の超人気双子YouTuber。2人のYouTubeチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」は、ブラックで尖ったコメディや、日本アニメの自家製実写版など超個性的でエッジの効いた動画が高評価を集め、2015年第6回ストリーミー・アワードで国際YouTubeチャンネル賞受賞、2016年にはバラエティ誌が選んだ期待の新人に選ばれ、現在680万人のチャンネル登録者数を誇る。映画界でも本作続編に加え、すでに『ストリートファイター』の実写映画化を手掛けることも決定しており注目必至だ。映画のプロモーションでは初来日となるが、日本を訪れたこともあり、日本のコンテンツにも馴染みが深く、Jホラーでは『リング』(中田秀夫監督)や『回路』(黒沢清監督)が好きだという。来日中の10月16日(月)には、監督たちも登壇予定の本作の試写会開催が決定。日本で初めて本作を鑑賞し熱も冷めやらぬ観客の質問に答える。脚本も担当しているダニーは、初めての長編映画にホラーを選んだ理由として「自分が惚れ込んだ最初のジャンルがホラーで、子どもの頃から大好きでした。でも、大人になってから、ダークなテーマを掘り下げるときに、ホラーというものがとても楽しい方法であることに気づいたんです。説教臭かったり、メッセージ性が過ぎていたり、鼻につく感じではないやり方で表現できるからです。劇場での体験という意味でも、ホラー映画はみんなで観て、みんなでリアクションするのが楽しいですよね!」と語っている。『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は12月22日(金)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Talk to Me(原題) 2023年12月22日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
2023年10月06日11月4日(土) に幕張メッセで開催される『NEX_FEST -Extra- TOKYO』に、BABYMETALが出演することが発表された。『NEX_FEST』は、イギリス/シェフィールド出身の5人組バンド、ブリング・ミー・ザ・ホライズンがキュレートする新たなフェス。Extra公演にはBABYMETAL、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのほかにHYDE、Crossfaith、coldrainが登場する。BABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズンは、これまで海外フェスやアワードなどでの交流を重ね、2019年11月には、ブリング・ミー・ザ・ホライズンがBABYMETAL『METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN』さいたまスーパーアリーナ公演および大阪城ホール公演にスペシャルゲストとして出演。また、2020年10月に配信リリースされた、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのEP『ポスト・ヒューマン:サバイバル・ホラー』収録曲「Kingslayer ft. BABYMETAL」では念願のコラボが実現し、日本ではiTunesロック・アルバム・チャート、Apple Music ロック・アルバム・チャート、mora洋楽アルバム・ランキングで1位を獲得した。なお、この2組が競演するのは国内では約4年ぶりとなる。<イベント情報>『NEX_FEST -Extra- TOKYO』11月4日(土) 千葉・幕張メッセOPEN14:00 / START15:00『NEX_FEST -Extra- TOKYO』告知画像【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / HYDE / Crossfaith / coldrain『NEX_FEST』11月3日(金・祝) 千葉・幕張メッセOPEN10:00 / START11:00※チケットソールドアウト【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / YUNGBLUD / マキシマム ザ ホルモン/ YOASOBI / I PREVAIL / PALEDUSK / CVLTE / 花冷え。/VMO / KRUELTY『NEX_FEST-Extra-』10月31日(火) 兵庫・神戸ワールド記念ホール11月1日(水) 愛知・日本ガイシホールOPEN15:00 / START16:00【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / YUNGBLUD / I PREVAILイベントオフィシャルサイト:
2023年10月05日「二十五、二十一」「スタートアップ:夢の扉」などナム・ジュヒョク、「流れ星」のイ・ソンギョンが主演を務める「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」や、今年日本でもリメイクされたタイムリープ・ラブストーリー「ブルーバースデー」など、10月のABEMAでは大ヒット韓国ドラマを全話無料配信する。高身長で親しみやすい甘いルックスから“現実彼氏”との異名を持つナム・ジュヒョク出演のラブコメディ「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」。数々の話題作に出演し日本にも多くのファンを持つユン・シユンが「EXID」ハニことアン・ヒヨン演じる初恋相手と、泌尿器科の主治医と患者として再会して人生の主人公となる癒し系ラブコメディ「ユー・レイズ・ミー・アップ」(ABEMA独占配信中)など、バラエティ豊かなラインアップを10月前半と後半に作品を入れ替え、全話無料配信。また、人気韓国ドラマを1週間ごとに作品を変えながら(10月2日週、9日週、16日週、23日週、30日週)、全話無料で配信することも決定。「Red Velvet」のイェリことキム・イェリムと「PENTAGON」のホンソクが主演を務め、過去と現在を行き来しながら秘密に包まれた過去を明らかにしていくタイムリープ・ラブストーリー「ブルーバースデー」、韓国で連載されたウェブ漫画が原作で、学校ではいじめられ、インターネットではSNSスターに変身する「現実世界」と「SNS」の2つの世界でスリル溢れる二重生活をおくる主人公の成長を描く「影美女」など、豪華なラインアップ。さらにABEMAでは現在、「HYBE × Geffen Records」が開催するグローバルガールグループ誕生のオーディション番組「The Debut:Dream Academy」(ザデビュードリームアカデミー)を日本語字幕付き独占無料配信中。現在配信中のMISSION2では、「HYBE」レーベルに所属する人気ガールズグループ「LE SSERAFIM」のメンバーが出演し、話題を集めている。韓流ドラマ10月全話無料配信スケジュール【10月1日(日)0時~10月15日(日)23時59分の期間、全話無料配信の作品】「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」「魔女商店REOPEN」「1%の奇跡(2003)」「僕たちの復讐ノート」「グッド・ドクター」「トキメキ・成均館スキャンダル」「オ・ジャリョンが行く」【10月16日(月)0時~10月31日(火)23時59分の期間、全話無料配信の作品】「ユー・レイズ・ミー・アップ」「青い海の伝説」「その男の記憶法」「リッチマン」「プロデューサー」「仮面の王イ・ソン」「みんなキムチ」韓流ドラマ1週間全話無料配信スケジュール■10/2週「BAD LOVE~バッド・ラブ~」■10/9週「オクニョ運命の女(ひと)」「影美女」「先輩、その口紅塗らないで」■10/16週「今日から契約恋愛」「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」「ブルーバースデー」■10/23週「Bitch X Rich」■10/30週「奇皇后-ふたつの愛涙の誓い-」現在放送中のオーディション番組「The Debut:Dream Academy(ザ デビュー ドリーム アカデミー)」(シネマカフェ編集部)
2023年10月02日ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)から、新アイテム「アラン ニット(ARAN KNIT)」、「タータン チェック(TARTAN CHECK)」が登場。2023年10月1日(日)に発売される。編みニット風の「アラン ニット」シリーズ新シリーズ「アラン ニット」は、シリーズ名の通り、アランニットの編み柄を転写プリントで表現したウェアを展開。重厚感のあるニット風の見た目とは反対に、軽さと伸縮性に優れたストレッチプリーツ素材を使用しているため、快適に着用できるのが魅力的だ。ラインナップには、ゆったりとしたオフタートルのベストと、スラッとした印象のハイネック長袖トップを揃える。カラーは、グレー系とチャコール系の2色を用意している。鮮やかな「タータン チェック」も秋冬にぴったりなタータンチェック柄を配した「タータン チェック」。素材には、「アラン ニット」同様のストレッチプリーツを採用している。アクセントとして、袖口と裾にはビビットな単色カラーの生地を組み合わせているのも面白いポイントだ。ハイネック長袖トップ、丸首長袖トップの2型が登場。それぞれ、レッド系とターコイズ系の2色を取り揃える。【詳細】ミー イッセイ ミヤケ 新アイテム発売日:2023年10月1日(日)■「アラン ニット」・ベスト 35,200円・ハイネック長袖トップ 34,100円カラー:グレー系、チャコール系■「タータン チェック」・ハイネック長袖トップ 34,100円・丸首長袖トップ 33,000円カラー:レッド系、ターコイズ系【問い合わせ先】ISSEY MIYAKE INC.TEL:03-5454-1705
2023年10月01日2011年の日本初演に始まり、今回で8度目の上演となるミュージカル『スリル・ミー』が東京芸術劇場シアターウエストにて開幕した。1924年にアメリカ・シカゴ郊外で起きた青年ふたりによる少年誘拐殺人事件を下敷きとした本作は、事件の当事者である“私”と“彼”、その独白と対話のみで構成し、二人の関係性と心理に究極に迫った異色ミュージカルだ。栗山民也演出のもと、2023年バージョンは3組のペアによる舞台が只今絶賛公演中。Review3では前回2021年公演に続く再タッグ、松岡広大(“私”役)×山崎大輝(“彼”役)ペアのゲネプロ(最終リハーサル)観劇での雑感を、稽古に入る前、彼らが取材で語った意気込み等を振り返りながら記していく。取材時から、再挑戦への並々ならぬ意欲を語っていた二人。とくに松岡は「(前回は)すぐに答えを求め過ぎたから苦しかった」と難役を振り返り、今回も二人で食い下がるようにして栗山と話し合い、作品を積み上げていくと誓っていた。2年ぶりに『スリル・ミー』に戻って来た“私”と“彼”、その劇空間に広がっていたのは、考察をしぶとく重ねて築いたことが感じ取れる、独特の世界だった。危うさが面白い、とはこのストーリーにして不謹慎な感想かもしれないが、ある時は恐ろしくテンポの速い掛け合いで、ある時はジットリと湿度の高い距離感で、二人の強固な結びつきを突きつけて来る。その見せ方が興味深く、のめり込むようにドラマの行方を追った。松岡の“私”に滲み出るのは、愚かな運命へ自ら進んだことの潔い懺悔、そんな落ち着きだ。それは過去を回想する老齢の“私”だけに見られるのではなく、“彼”に翻弄される少年期でも、ところどころで妙に悟ったような表情が覗く。恐怖におののき取り乱す“私”も真実なら、一瞬の老成を見せる“私”も真実。揺れ幅の激しさ、一貫性のなさに危うい魅力を感じて引き込まれるのである。対する山崎の“彼”は、2年前以上に本能のままの“彼”となって、素朴かつ大胆に舞台に生きている点に魅せられた。殺人のための道具をあんなにも無造作に、事務的に扱い、リュックを軽く肩に引っ掛け、散歩に出るかのように歩き出すなんて……!事態の重みを微塵も想像しない傲慢さがささやかな笑みを誘い、それはのちに薄ら寒さへと変わる。繊細で複雑思考の“私”と無自覚の狂気を放つ“彼”、やはりコンビネーションの妙味に惹かれずにはいられない。若さの一言だけで語られたくない、そう野心を掲げていた二人だが、突き抜けるように響くハーモニーも、醸し出される危うさにしても、やはり突出した若気の至りの悔恨や痛み、それとともにある種の輝きを刻みつけて来るペアである。しかし2年前と同様、目にしたのはゲネプロだ。前回、栗山に「なぜ初日を観なかった!? あの二人は大化けしたのに」と得意満面に言われたことを思い出す。公演中の今、そしてこの先も、日々揺らいで化けるポテンシャルに注目必至である。取材・文:上野紀子撮影:田中亜紀★松岡広大さん×山崎大輝さんの稽古前インタビューは こちら()<公演情報>ミュージカル『スリル・ミー』【東京公演】2023年9月7日(木)~2023年10月3日(火)会場:東京芸術劇場シアターウエスト【大阪公演】2023年10月7日(土)~2023年10月9日(月・祝)会場:サンケイホールブリーゼ【福岡公演】2023年10月11日(水)・12日(木)会場:キャナルシティ劇場【名古屋公演】2023年10月14日(土)・15日(日)会場:ウインクあいち大ホール【群馬公演】2023年10月21日(土)・22日(日)会場:高崎芸術劇場スタジオシアターチケット情報公式サイト
2023年09月20日2011年の日本初演に始まり、今回で8度目の上演となるミュージカル『スリル・ミー』が東京芸術劇場シアターウエストにて開幕した。1924年にアメリカ・シカゴ郊外で起きた青年ふたりによる少年誘拐殺人事件を下敷きとした本作は、事件の当事者である“私”と“彼”、その独白と対話のみで構成し、二人の関係性と心理に究極的に迫った異色ミュージカルだ。栗山民也演出のもと、2023年バージョンは3組のペアによる舞台が只今絶賛公演中。前回に引き続き、Review2では木村達成(“私”役)×前田公輝(“彼”役)の本作初挑戦ペアのゲネプロ(最終リハーサル)観劇での雑感を、稽古に入る前、彼らが取材で語った意気込み等を振り返りながら記していく。取材当日が初対面だった二人は、対話のたびに波長の合う感覚を喜び、急速に親密になっていく様子が見てとれた。「いい意味で、作品をぶっ壊す」といった過激な言葉で自らに発破をかけていた木村に、前田が「作品が整理されているからこそ、壊せると思う」と冷静に頷く。頼もしくも穏やかならぬ気合に、はたしてこの二人はどんな『スリル・ミー』を作り上げるのか!? と期待を募らせた。いざ迎えたゲネプロで目にしたのは、予想を嬉しく裏切る劇世界だった。何の企ても計算もない、作品の本質を真っ直ぐに見据えて直球を投げ込む、純粋でシンプルゆえに深い悔恨を観る側にも共鳴させる、そんな100分間だ。冒頭に現れる50代の“私”、木村はその諦観を陰影濃く表出させたかと思えば、次の瞬間には“彼”をひたむきに追い、すがる少年の“私”に変化した。汗を滴らせ、顔をクシャクシャに歪めて感情を爆発させる木村の、素直に“私”として息づく姿に、情を移さずにはいられない。前田“彼”の、怖いもの知らずの不敵な笑みも、傷心に凍りついた横顔も強い印象を残す。窃盗のスリルを幼児のようにはしゃいで喜ぶ様子はおぞましくもあって、感情の揺らぎをストレートに見せて来る“彼”だ。不遜にふるまいながらも“彼”も“私”を特別な存在だと認めている、そうした安堵すら漂わせて、初顔合わせの木村と前田が、“私”と“彼”が重ねて来た日々、二人の確かな結びつきをしっかり作り上げて来たことに驚いた。ミュージカルというよりもストレートプレイの感覚で作品を伝えたい、そう語っていた二人の思い通り、台詞から歌に移行する際の感情の流れによどみはなく、澄んだハーモニーにも引き込まれた。ラストの暗転間際、“私”の消えゆく表情に、「ハッピーエンドにしますよ!」と宣言していた木村の声が蘇り、その意味をさまざまに思い巡らす。頷けるようで、あまりにも余韻が痛い。公演を重ねる今、その余韻からどんな答えが汲み取れるのか、気になるところだ。取材・文:上野紀子撮影:田中亜紀★木村達成さん×前田公輝さんの稽古前インタビューは こちら()<公演情報>ミュージカル『スリル・ミー』【東京公演】2023年9月7日(木)~2023年10月3日(火)会場:東京芸術劇場シアターウエスト【大阪公演】2023年10月7日(土)~2023年10月9日(月・祝)会場:サンケイホールブリーゼ【福岡公演】2023年10月11日(水)・12日(木)会場:キャナルシティ劇場【名古屋公演】2023年10月14日(土)・15日(日)会場:ウインクあいち大ホール【群馬公演】2023年10月21日(土)・22日(日)会場:高崎芸術劇場スタジオシアターチケット情報公式サイト
2023年09月19日2011年の日本初演に始まり、今回で8度目の上演となるミュージカル『スリル・ミー』が東京芸術劇場シアターウエストにて開幕した。1924年にアメリカ・シカゴ郊外で起きた青年ふたりによる少年誘拐殺人事件を下敷きとした本作は、事件の当事者である“私”と“彼”、その独白と対話のみで構成し、二人の関係性と心理に究極的に迫った異色ミュージカルだ。栗山民也演出のもと、さまざまな魅力ペアが演じ繋いで来た本作に、2023年バージョンでは尾上松也×廣瀬友祐、木村達成×前田公輝、松岡広大×山崎大輝の3組(配役はすべて“私”ד彼”)が挑戦。本記事では、それぞれのゲネプロ(最終リハーサル)観劇での雑感を、稽古に入る前の取材で3組が語った意気込み等を振り返りながら、ペアごとに記していこうと思う。一番手に登場したのは、「昭和生まれの二人」とお互いを揶揄して笑い合っていた年長ペア。34年前に起こした事件を“私”が回顧していく構成ゆえ、50代の今の“私”と未成年だった過去の“私”、その演じ分けが作品の要となる。松也の声の明瞭さ、多様な音色を操る技術の確かさは出自を思えば言わずもがなで、第一声の悔恨の重みがズシンと腹に響き渡る。抑えていながらはっきり届く声に縛られるかのように、明かり窓がぼんやり浮かぶ薄暗い舞台へ引き込まれていった。すぐさま、少年の“私”への鮮やかな変化にも魅せられたが、その利発な少年の瞳を見た時、9年前に柿澤勇人と組んで“私”を演じていた松也が思い起こされた。あの時も、これまでにない“私”の出現に驚いたのだった。言うなれば「最初から一枚上手な“私”」といった感覚。眼力も、声も、芯のある体躯も、ひたすら強くてブレない。この“私”の意志はずっと揺らぐことはなかったのだ。……と、それはドラマの終わりに気づくのだけれど。周囲から“彼”役を予想されていたという廣瀬は、「いい意味でそのイメージを壊して届けられたら」と語っていたが、登場の瞬間から、切ったら青い血が流れるのでは……!? と思うほどに硬質、冷徹で確固たる自信を持った“彼”となっていた。上背の迫力、また微細な変化しか見せない端正な表情の圧がすさまじい。とくに誘拐シーン、黒い帽子とマフラーで顔を隠し、目元だけが覗く“彼”の見開いた目の狂気には息を呑んだ。それゆえに、留置場で初めて“彼”の端正が崩れるさまは衝撃的で、やり切れぬ思いが募る。重心をかけてぶつかり合う二人による、終始パワーがみなぎる舞台。初演から演奏を担って来た朴勝哲による雄弁な旋律と、二人の手加減なき歌声が、時に不協和音に聴こえるほどだ。その馴染もうとしない強さの競演が、愚かな自意識の疾走のように感じられて切ない。……とは言ってもゲネプロでの感想である。公演を重ねるなかで、二人のこのパワーははたして持続されるのか、変化が起きるのか!?今後の反響を注視していきたい。取材・文:上野紀子撮影:田中亜紀★尾上松也さん×廣瀬友祐さんの稽古前インタビューは こちら()<公演情報>ミュージカル『スリル・ミー』【東京公演】2023年9月7日(木)~2023年10月3日(火)会場:東京芸術劇場シアターウエスト【大阪公演】2023年10月7日(土)~2023年10月9日(月・祝)会場:サンケイホールブリーゼ【福岡公演】2023年10月11日(水)・12日(木)会場:キャナルシティ劇場【名古屋公演】2023年10月14日(土)・15日(日)会場:ウインクあいち大ホール【群馬公演】2023年10月21日(土)・22日(日)会場:高崎芸術劇場スタジオシアターチケット情報公式サイト
2023年09月18日ラブ・ライナー(Love Liner)の2023年冬コスメとして、人気ペンシルアイライナー「ラブ・ライナークリームフィットペンシル<アイライナー>」の新色が登場。2023年10月2日(月)より、アットコスメ東京・大阪ほかにて限定発売される。人気ペンシルアイライナーに、“目もとくっきり”印象のブラックなめらかな描き心地と、“繰り戻し”可能なパッケージで人気を集める「ラブ・ライナークリームフィットペンシル<アイライナー>」。柔らかい芯で、まつ毛の間まで“スルスル”と簡単にラインを描くことができる。また、塗布後は20秒で肌に定着するので、長時間美しい仕上がりをキープしてくれるのも嬉しい。そんな人気ペンシルアイライナーに、2023年冬の新色「ブラック」が仲間入り。洗練されたブラックカラーが目元を“くっきり”際立たせて、印象的なまなざしを叶えてくれる。【詳細】ラブ・ライナークリームフィットペンシル<アイライナー> 新1色 1,320円<限定品>発売日:2023年10月2日(月)※公式オンラインストアでは2023年9月13日(水)より発売取扱店舗:アットコスメ 東京・大阪【問い合わせ先】msh株式会社TEL:0120-131-370
2023年09月16日出演者2人+ピアノ1台で繰り広げられ、上演されるたびにチケット争奪戦になるミュージカル『スリル・ミー』。2011年から様々な組み合わせで届けられ、2023年は”私”尾上松也&”彼”廣瀬友祐、”私”木村達成&”彼”前田公輝、”私”松岡広大&”彼”山崎大輝により2023年9月7日~10月3日に東京・東京芸術劇場シアターウエスト、10月7日〜10月9日に大阪・サンケイホールブリーゼ、10月11日〜12日に福岡・キャナルシティ劇場、10月14日〜15日に名古屋・ウインクあいち大ホール、10月21日〜22日に群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターにて上演される。1920年代に実際に起こった、凶悪な伝説的犯罪を土台とし全世界で上演されている同作。「私」と「彼」という明晰な頭脳を持った2人の青年が、完全犯罪が可能であることを証明するために幼い子供を誘拐して殺害する。陰惨な物語でありながら人を惹きつける心理劇でもある同作について、今回初めて“彼”役に挑戦する前田公輝にインタビュー。「犯罪が嫌い」だからこそ演じられるのではないかという同作への思いについて、話を聞いた。○■木村達成との初タッグにも「縁を感じます」――今回前田さんが『スリル・ミー』に出演されるということで、周囲からも驚かれたんじゃないかなと思います。出演したいという思いはあったんですか?ミュージカルという表現の仕方にはとても興味がありました。『ロミオ&ジュリエット』で初めてミュージカルに出演させていただき、終わってからも「もっと携わりたい」という気持ちがあって。本当にたまたま、ロミジュリキャストの方が「『スリル・ミー』をやったら良さそうだよね」と言ってくださったこともあったので、言霊や巡り合わせを感じています。今回“私”を演じる木村さんも、僕の前に『ロミジュリ』で同じ役(ベンヴォーリオ)だったので、縁を感じます。10年以上の歴史がある作品で、数々の方が色々な表現をされてきた舞台だったので、そこへの興味もありました。自分がどういう新しい“彼”になれるかの挑戦もありますし、このように重い作品をミュージカルとして織りなす理由みたいなところも追求できたらと思います。――今回、木村さんと前田さんのペアが1番、どちらがどちらを演じるのかわからない雰囲気があるように思いました。僕もいろんな方に「どちらも演じられそうだね」と言われましたし、僕自身もそう思うところはありました。何より、木村さんの“私”の想像がつかないんですよ! 僕が取材で間接的に木村さんに「周りからどういう存在と言われますか?」という質問をしたら、「王様」と答えてて、「いや、もう“彼”じゃん!」「どこに“私”の要素があるの!?」と思って。自分で「王様」と言うなんて、すごい方です。僕がもしその質問を投げかけられたとして、たとえ周りに「王様」と言われていたとしても、そのまま回答はできないし(笑)でもベンヴォーリオの時の達成さんにはキュートな部分もあって、そこも魅力だったので、キュートさも垣間見えるような“私”になるのかなと勝手なイメージを抱いていました。僕自身はけっこうルールに縛られるような人間なので、稽古場でもいただけるものは吸収したいなと思います。――2021年の公演では、田代万里生さん&新納慎也さんが耳まで舐めていて話題にもなっていました。えっ!? ……いや、ありですね。驚きましたけど、ああ、そうか〜!! そのアクションひとつで伝わって来るものがあるし、足し算かと思いきや引き算的にも表現できるのかもしれない。面白いです。本当にそういう、「みんな違う」ところが魅力ですよね。僕らも新たなペアになれたらいいなと思うんですけど、新しさにばかり気を取られたら大切な部分を見失いそうなので、作品や栗山(民也)さん、木村さんと向き合って、結果的に新たな『スリル・ミー』が生まれていたらいいなと思います。○■“彼”と、『HiGH&LOW』轟との比較も――前田さんご自身は「ルールに縛られるような人間」とのことですが、例えば俳優の風間俊介さんが、役としては「前科●犯ある」と言われているように、実は罪を犯す役も多いですよね。今、例として風間さんが出てきたのが嬉しいです(笑)。僕、ディズニーが好きで風間さんを追いかけているので、役者としても似てると言われるなんて! 自分ではわからないですが、ヒール役の時の方が、SNSのトレンドに上がっていたり、同業の方から嬉しいお言葉をいただいたりする機会は多いです。それに、そういう役者さんをたくさん見ている制作の方々から、少しでも僕のことを面白いと感じていただけているなら、強みになっているようで嬉しいです。ただ、僕は本当に小学校では学級委員などをやっていた人間なので、犯罪はめちゃめちゃ嫌いなんですよ! でも、大嫌いだからよく考えてしまうんだなと思います。セミもすごく嫌いなんですけど、避けるためにセミの構造をけっこう調べてしまって、よく知ってるんです! 好きと嫌いは表裏一体だからこそ、そういう役がハマるのかもしれません。――まさかのセミ話まで。そこまで犯罪が嫌な前田さんが“彼”を演じられるんですね。僕の、そういう部分が活きるんじゃないかと思います。でも今までの役の中では、実は1番弱者かもしれない。“彼”は19歳ですし、今までやってきた様々なヒール役から考えると、まだ過程にいるような気がします。だから僕の役者としての経験は活きるけど、振り切れすぎていないという点では、活きない。“彼”に関しては、犯罪としての意識すらも薄いというか「自分の行為が犯罪かどうかを考える時間があったら、もっと先のことを考えたい」とか、“私”が示す愛についても「くだらない」とか、自分を過信しているおごりみたいなところがあるのではないかと思っています。若気のいたりというのもあると思うんですけど、今回については本人の気持ちが大きくなって、尖ったところが膨らんで事件になってしまう。普通に生きている僕らにも、そういう気持ちがないと言ったら嘘になるし、「ダメだ」ということを気づけるタイミングが成長の過程であると思うんですが、“彼”は間違ったまま、行き過ぎてしまった。そういう部分が表現できたらと考えています。――ちなみに、前田さんが『HiGH&LOW』で演じられていた轟(洋介)にもちょっと通ずるところがありますか?それは、あると思います。ただ轟はちゃんとしたゴールが明確にあって、葛藤として表れている。“彼”は罪を犯しながらも、自分の未来として世直しを模索したりしているんです。自分の行為の先がちゃんと見えていないから、足を踏み外しちゃう。それが轟と圧倒的な違いだと思います。轟は村山と出会うことによって、先が見えるようになるし、轟の方がピュアです。“彼”みたいに、ああ言えばこう言うような人じゃないです!(笑) 轟って、本当はいい子なので。“彼”は元々がおごりの塊というか、「俺は特別」というところに生きていて、ニーチェと出会って「やっぱり俺は超人だったんだ」というところから始まる。でも、“彼”にも弱いところはあって……轟と“彼”の比較は止まらないかもしれないです!(笑)■前田公輝1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳より子役として活躍し、『天才てれびくんMAX』(03~06年)に出演。『ひぐらしのなく頃に』(08年)にて映画初主演。近年の主な出演作にドラマ&映画『HiGH&LOW』シリーズ(16年〜)、『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(21年)、連続テレビ小説『ちむどんどん』(22年)、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』『癒やしのお隣さんには秘密がある』『転職の魔王様』(23年)、映画『カイジ ファイナルゲーム』(20年)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(21年)など。
2023年09月02日「猫の幸せを壱番に」商品開発を続ける株式会社猫壱が、大人気キャラクター「猫のダヤン」とコラボレーション。限定デザインのハッピーダイニング食器、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2、キャットプレイキューブを2023年8月上旬に数量限定で発売いたします。わちふぃーるど「猫のダヤン」との夢のコラボ第2弾が実現「わちふぃーるど」は、人気絵本作家 兼 経営者である池田 あきこ氏が創作した絵本の中の架空の国です。1983年に誕生した不思議の国「わちふぃーるど」。パステルと色鉛筆、水彩などでやさしく繊細なタッチで描かれた、主人公 猫のダヤンをはじめとする個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるさまざまな魅力あふれるストーリーは、たくさんの人々を魅了してきました。「わちふぃーるど」では昔のままに、時はゆったりと流れ動物たちは立って歩き、魔法や妖精のいたずらや様々な冒険に満ちています。そんな猫のダヤンとの夢のコラボは、2022年11月に初めて実現しました。数量限定販売でしたが、好評につき早々に追加生産を決定。その後も多くのリクエストをいただき、ラインナップを大きく増やして、コラボ第2弾が実現しました。猫と暮らすみなさまに、楽しんでいただけたら、嬉しく思います。2023年は猫のダヤン生誕40周年。特別な記念ロゴ入1983年に誕生した猫のダヤン。2023年は生誕40周年の記念すべき年です。ハッピーダイニング食器、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2、キャットプレイキューブ、すべての商品が40周年の記念ロゴ入りです。猫のダヤン限定デザインの食器や、おもちゃで、40周年を一緒にお祝いしましょう。■SNSアンケートで選ばれた限定デザイン食器「お菓子のまんだら」猫壱の「ハッピーダイニング脚付フードボウル」は、猫の食べやすさを追求した猫壱独自の「猫工学デザイン」食器です。発売以来、多くの猫に選ばれ、愛され続け、もっとも選ばれているNo1(※)猫用食器です。(※)2023年7月Amazon 猫用食器・ボウルランキングそんなハッピーダイニング食器のデザインは、SNSアンケートで選ばれた「お菓子のまんだら」。猫のダヤンと、ダヤンの仲間たちがパーティーをしているような、カラフルで可愛らしいデザインです。ラインナップはフードボウルが3種類、ウォーターボウルが2種類。単品使いはもちろん、フードボウルとウォーターボウルのおそろい使いもおすすめです。フードボウルはレギュラータイプに加え、大人気でコラボデザイン発売リクエストの多かった「斜めタイプ」もご用意しています。猫のダヤンとたくさんのお菓子が描かれた限定デザインのパッケージは、食器と一緒にずっと取っておきたくなる可愛さ。大切な方へのプレゼントとしてもおすすめです。■SNSアンケートで選ばれた限定デザインおもちゃ「急いで、ダヤン!」猫壱の人気No1※おもちゃ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」は、あなたの代わりに愛猫を楽しませる電動おもちゃ。人の手では難しい、猫を惹き付ける種類豊富な動きと、4種類の速度設定で飽きずに楽しませてくれます。「羽根」「ひも」2種類のスティックで違った遊び方を楽しめます。(※)2023年7月Amazon 猫じゃらし・羽のおもちゃ「キャットプレイキューブ」は、猫が大好きカサカサ素材で、猫が飛び込んだり、駆け抜けたりするたびに、カシャカシャ音で猫を魅了します。付属のマジックテープを使えば、複数組み合わせて使用可能。未使用時はコンパクトに畳んで収納できます。おもちゃのデザインは、SNSアンケートで選ばれた「急いで、ダヤン!」。ポップなオレンジカラーで、猫の可愛さを引き立てます。キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2とキャットプレイキューブ、おそろいのデザインです。■商品ラインナップ名称: 猫用 脚付フードボウル レギュラー お菓子のまんだら販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 1,980円(税込2,178円)製品サイズ: 幅11cm×奥行11cm×高さ7.5cm名称: 猫用 脚付フードボウル プチ お菓子のまんだら販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 1,280円(税込1,408円)製品サイズ: 幅8cm×奥行8cm×高さ6cm名称: 猫用 脚付フードボウル 斜めタイプ お菓子のまんだら販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 2,980円(税込3,278円)製品サイズ: 幅15.5cm×奥行15cm×高さ13.5cm名称: 猫用 脚付ウォーターボウル レギュラー お菓子のまんだら販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 2,280円(税込2,508円)製品サイズ: 幅13cm×奥行13cm×高さ7.5cm名称: 猫用 脚付ウォーターボウル ハイタイプ お菓子のまんだら販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 2,780円(税込3,058円)製品サイズ: 幅13cm×奥行13cm×高さ10.5cm名称: キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2 急いで、ダヤン!販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 3,480円(税込3,828円)製品サイズ: 幅60cm×奥行60cm×高さ9cm名称: キャットプレイキューブ 急いで、ダヤン!販売開始日: 2023年8月上旬参考売価: 1,780円(税込1,958円)製品サイズ: 幅38cm×奥行38cm×高さ38cm取扱い店舗: Amazonや楽天市場を中心としたオンライン店舗や実店舗(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月14日ホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』が2023年12月22日(金)より公開される。人気YouTuber監督が贈る“リアル”ホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』の監督を務めるのは、今作が初監督作品となる双子のYouTuberダニー&マイケル・フィリッポウ。2人のYouTubeチャンネル「Racka Racka」では、ブラックで尖ったコメディや日本アニメの自家製実写版など、個性的でエッジの効いた動画を公開し、高評価を獲得。今や670万人以上のフォロワーを誇る人気YouTuberだ。2015年の第6回ストリーミー・アワードでは国際YouTubeチャンネル賞受賞、2016年にはバラエティ誌が選んだ期待の新人に選ばれた。女子高校生が降霊会に参加そんな新進気鋭のYouTuberダニー&マイケル・フィリッポウが贈るのは、SNSで流行りの降霊会に参加した女子高生ミアが主人公の“リアル”ホラーだ。劇中では、ミアに霊が“憑依”している不気味なシーンも登場するという。「A24」が北米配給権を獲得映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、2023年のサンダンス映画祭で上映されるや否や大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらが絶賛。そしてサンダンス上映後、こぞって手を挙げた世界中の配給会社の中から、アカデミー作品賞受賞作『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を世に送り出してきた映画製作・配給スタジオ「A24」が北米配給権を勝ち取り、『ミッドサマー』や『ヘレディタリー/継承』を超える“A24ホラー史上最高興行収入”を記録。さらに、監督続投でA24製作による続編『Talk 2 Me(原題)』も決定しているという。そんな話題作『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』をぜひ、劇場でチェックしてみてほしい。映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』あらすじ母を亡くした高校生のミアは、気晴らしに仲間とSNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」に参加してみる。ルールは簡単。呪物の「手」を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると、霊が憑依する……というものだ。ただし、必ず90秒以内に「手」を離すこと。その非日常的なスリルと快感にのめり込み、憑依チャレンジを繰り返してハイになっていくミアたち。仲間の1人にミアの母の霊が憑依し、かつてない事態に発展していく。【作品詳細】映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』公開日:2023年12月22日(金)監督:ダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウ出演:ソフィー・ワイルド、アレクサンドラ・ジェンセン、ジョー・バード配給:ギャガ原題:Talk to Me© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
2023年08月12日世界中に広がり、韓国でも大きく盛り上がった#Me Too運動から数年、残された課題と連帯の様子を4つのテーマで追った韓国のドキュメンタリー映画『アフター・ミー・トゥー』。この度、有志による上映会が評判を呼び、9月16日(土)より全国の劇場にて順次公開することが決定した。2017年秋、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインへの告発をきっかけに世界中に広がった「#Me Too」。性暴力の被害体験を「#私も」というハッシュタグとともにSNSに投稿する運動は、フェミニズムの気運が高まっていた韓国でも、2018年以降大きく盛り上がりを見せた。それから3年後の2021年、「#Me Too」はどのような状況にあるのか。本作は、「#Me Too」の“その後”を4つのテーマで映し出す。映画は、これまでもフェミニズムをテーマにした作品を手掛けてきた世代の異なる女性監督4人による4編のオムニバスで構成。学校やアートの現場で「#Me Too」運動に参加した人たちのその後を描く作品や、「#Me Too」から取りこぼされた中年女性の姿を追う作品のほか、「加害」「被害」の区分けが難しいグレーゾーンをテーマにした作品も収め、「#Me Too」の先にある新たな課題を観る者に問いかける。2021年8月、ソウル国際女性映画祭でワールドプレミア上映され、チケットが即完売するなど評判を呼んだ本作。日本では、2022年1月、お茶の水女子大学ジェンダー研究所主催による国際シンポジウムで初上映され、その後11月に福島県福島市にて有志による自主上映会が開催。この上映会には全国各地から観客が足を運ぶなど話題となり、全国での上映を望む声を受けて、この度全国公開が決定した。「女子高の怪談」(監督:パク・ソヒョン)教員によって長年続いていたセクハラ・性暴力が代々「怪談」のように言い伝えられてきた女子高。2018年、生徒たちは声を上げ、卒業生も参加し「怪談」を「真実」として社会に突きつける。韓国「#Me Too」運動のなかで最も多くの人々が参加した「スクールMe Too」(学内性暴力の告発)のその後を記録する。「100.私の体と心は健康になった」(監督:イ・ソミ)2020年、1人で暮らす49歳の女性。幼少期に性暴力に遭い、そのトラウマに長年苦しんできた。「自分にできなかったことは、苦しかった話を大声で話すこと」。彼女は意を決し、かつて過ごした故郷へと向かう。「その後の時間」(監督:カン・ユ・ガラム)「アートMe Too」に参加し、創作と活動の間に揺れるアーティスト3人の現在を追う。このままでは活動家になってしまうのではという不安。自分たちの活動は性暴力防止に本当に役立つのか、問題は誰が解決すべきなのか。自問自答しながら前に進むアーティストたちの姿を映す。「グレーセックス」(監督:ソラム)恋愛も性的なコミュニケーションもしたい。それはお互いの愛情を感じられる行為だから。けれど、相手が一方的なこともある。恋人関係やマッチングアプリでの出会いで感じたもやもやを4人の女性が語る。被害/加害で定義できない不快感、性的自己決定権という言葉では線引きが難しいグレーゾーンに迫る。『アフター・ミー・トゥー』は9月16日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月26日ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)から、新作レディースウェア「REmeTEX NEP」が登場。「ファインニットプリーツ」の“はぎれ”を再利用ミー イッセイ ミヤケの服作りの過程で出たはぎれを資源とし、新たな服として再構築する取り組み「REmeTEX」。その第2弾となる「REmeTEX NEP」では、「ファインニットプリーツ」のはぎれを反毛し、デニム風のアイテムやジャージー素材のレディースウェアを展開する。“折り畳めるデニム”シリーズの新作中でも注目は、“折り畳めるデニムシリーズ”「REmeTEX NEP DENIM」の新作だ。リバーシブルに仕上げたオーバーサイズのジャケットや、リラクシングなワイドパンツは、本来裏となる面をあえて表に出すことで、「ファインニットプリーツ」の生地の名残をより強く感じられるような仕上がりに。またどちらもプレス加工の折り目に沿って気軽に畳めるため、旅行先でも重宝することが出来そうだ。ゆるやかなジャージーシリーズ「REmeTEX NEP JERSEY」は、“ぽつぽつ”と浮き出た表情と質感が楽しいジャージーシリーズ。柔らかな生地とゆったりしたシルエットのTシャツやタンクトップがラインナップする。アクセサリーもそのほか、「ファインニットプリーツ」の余り生地を重ね、樹脂で固めたアクセサリーシリーズもラインナップ。アイボリーやサーモピンクなど、様々なカラーのリングやイヤリングが揃う。また「REmeTEX NEP DENIM」と同生地を使用したプリーツバッグも展開されるので、ウェアと合わせた統一感溢れるコーデを楽しむのもおすすめだ。【詳細】「REmeTEX NEP」発売日:2023年7月15日(土)アイテム例:・「REmeTEX NEP DENIM」ジャケット小 49,500円、ジャケット大 52,800円、ハーフパンツ 35,200円、ワイドパンツ 39,600円、カラー:ネイビー系、ホワイト系・「REmeTEX NEP JERSEY」タンクトップ 15,400円、Tシャツ 18,700円カラー:ホワイト系・「REmeTEX NEP DENIM PLEATS BAG」ショルダーバッグ 13,200円、トートバッグ小 15,400円、トートバッグ大 17,600円【問い合わせ先】ISSEY MIYAKE INC.TEL:03-5454-1705©ISSEY MIYAKE INC.
2023年07月22日BABYMETALが、11月3日(金・祝) に千葉・幕張メッセで開催されるイギリス/シェフィールド出身の5人組バンド、ブリング・ミー・ザ・ホライズンがキュレートする新フェス『NEX_FEST』と、それに先立って10月31日(火) に兵庫・神戸ワールド記念ホール、11月1日(水) に愛知・日本ガイシホールで開催となる『NEX_FEST -Extra-』に出演することが決定した。BABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズンは、これまで海外フェスやアワードなどでの交流を重ね、2019年11月には、ブリング・ミー・ザ・ホライズンがBABYMETAL『METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN』さいたまスーパーアリーナ公演および大阪城ホール公演にスペシャルゲストとして出演。また、2020年10月に配信リリースされた、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのEP『ポスト・ヒューマン:サバイバル・ホラー』収録曲「Kingslayer ft. BABYMETAL」では念願のコラボが実現し、日本ではiTunesロック・アルバム・チャート、Apple Music ロック・アルバム・チャート、mora洋楽アルバム・ランキングで1位を獲得した。『NEX_FEST』には、ブリング・ミー・ザ・ホライズン、BABYMETALのほかに、YUNGBLUD、マキシマム ザ ホルモン、YOASOBI、I PREVAIL、PALEDUSK、CVLTE、花冷え。、VMO、KRUELTYなど、ブリング・ミー・ザ・ホライズンが今最も注目するアクトが出演する。<イベント情報>『NEX_FEST』11月3日(金・祝) 千葉・幕張メッセOPEN10:00 / START11:00『NEX_FEST』告知画像【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / YUNGBLUD / マキシマム ザ ホルモン/ YOASOBI / I PREVAIL / PALEDUSK / CVLTE / 花冷え。/VMO / KRUELTY『NEX_FEST-Extra-』10月31日(火) 兵庫・神戸ワールド記念ホール11月1日(水) 愛知・日本ガイシホールOPEN15:00 / START16:00【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / YUNGBLUD / I PREVAILイベントオフィシャルサイト:
2023年07月14日全米を震撼させた事件を基に、“私”と“彼”そして一台のピアノのみで繰り広げられるミュージカル『スリル・ミー』。2005年にオフ・ブロードウェイで開幕し2011年に日本初演されて以降、さまざまな俳優のペアで上演を重ね、今回で8度目。尾上松也と廣瀬友祐に話を聞いた。“私”役の松也は、2014年に柿澤勇人とともに本作に出演して以来、9年ぶりの登場。「役者人生でもう一度チャレンジしたいと思っていました。『スリル・ミー』の再演がある度に、自分に声がかからないことにモヤモヤしていました(笑)。前回は僕が初めての出演で、柿澤さんは何度も演じていましたのでいろいろ教えてもらいましたし、彼のパワフルな歌声で引っ張っていただいたんです。今回は逆に僕が経験者。引っ張っていってあげたいのですが......正直、ほとんど内容を忘れてしまっているから」と笑う。「でも前回の公演後、僕もいろいろな経験を積んできましたし、前回の“私”とはまた感覚も違うでしょう。純粋に廣瀬さんと新しく作品を作る気持ちで、僕も一から臨みたいです」。一方、“彼”役の廣瀬は『スリル・ミー』に初挑戦。「大前提として僕にお声がけいただいて嬉しいですし、ありがたい気持ちはあるのですが、作品のテーマや内容を考えると、安易にポジティブな感情にはなれなかったですね」と心情を吐露。ただ「もともと大人数の作品より、少人数の芝居が好きなんです。その分、存分にステージに立てるので。お互いがお互いを信じて戦うしかない環境にまさにスリルを感じます」といい、「役者をやっている以上、お客様にも今まで観たことのない、新しい廣瀬友祐の表現を観てもらえたらいいなと思います」とも。実は2015年にミュージカル『エリザベート』で共演経験がある2人。互いについて、松也は「『エリザベート』以降とても活躍されていらっしゃいますよね。世代も同じなのでまたご一緒にできたらいいなと思っていましたが、まさかこんなにガッツリ一緒になるとは(笑)」と話し、廣瀬も「『エリザベート』のときは自分で思い返しても、周囲に心を閉ざしている時期でした。第一線で活躍されていたので『本物だ......』みたいなミーハーな気持ちで見ていました(笑)。今回二人芝居の相手をできるのは嬉しいです」。見どころについて、松也は「3組の中で1番年齢が高いペアですが、実際の事件も同世代の2人が起こした事件ですからね。15年に『エリザベート』で共演して以来8年ほど経ちますが、その間の2人の歩みを存分にぶつけ合えれば、他の2組とはまた違った色が出せるのではないかと思います。ぜひ我々のチームの芝居も観にきてください」とまとめた。東京公演は9/7(木)~10/3(火)、東京芸術劇場 シアターウエストにて。その後、大阪、福岡、名古屋、群馬公演もあり。取材・文:五月女菜穂
2023年06月19日ミュージカル『スリル・ミー』が、東京・大阪・福岡・名古屋・群馬にて上演される。東京芸術劇場シアターウエストにて2023年9月7日(木)から、サンケイホールブリーゼにて10月7日(土)から、キャナルシティ劇場にて10月11日(水)から、ウインクあいちにて10月14日(土)から、高崎芸術劇場 スタジオシアターにて10月21日(土)から、各公演が行われる。尚、東京公演の最速抽選先行受付は6月5日(月)より開始する。“私”と“彼”、1台のピアノのみで展開する究極の心理戦『スリル・ミー』は、1920年代、全米を震撼させた事件をベースにしたミュージカル作品。残忍な誘拐殺人事件を“スリルを味わいたかった”という理由で犯した2人の天才である“私”と“彼”、そしてピアノ1台のみで、究極の心理戦を描き出していく。シンプルであるがゆえに圧倒的な緊迫感を生み出し、観客に恐怖や興奮をもたらす『スリル・ミー』。2011年に栗山民也の演出で日本初演を迎えて以来、7回にわたる上演を通して多くの観客を魅了してきた。“私”と“彼”を演じる全3組のキャストそんな『スリル・ミー』が、東京・大阪・福岡・名古屋・群馬を巡回するツアー公演として8度目の上演を迎える。“私”と“彼”を演じるのは、尾上松也と廣瀬友祐、木村達成と前田公輝、松岡広大と山崎大輝といった3組のペア。各ペアが演じる“私”と“彼”が、どのような人物として表現されるのかに注目だ。それぞれの公演を見比べてみるのも楽しい。〈配役・キャスト〉尾上松也(私役)×廣瀬友祐(彼役)木村達成(私役)×前田公輝(彼役)松岡広大(私役)×山崎大輝(彼役)ミュージカル『スリル・ミー』あらすじ物語は、34年前に静かに遡っていく――。監獄の仮釈放審議委員会。収監者“私”の5回目の仮釈審議が進行中である。34年前、“私”と“彼”が犯した犯罪。19歳の“私”と“彼”。ある契約書を交わした2人。彼らに一体何が起きたのか。“私”と“彼”の衝撃の真実が明かされていく。【詳細】ミュージカル『スリル・ミー』出演:尾上松也、廣瀬友祐、木村達成、前田公輝、松岡広大、山崎大輝※公演日時によって、出演者は異なる。ピアニスト:朴勝哲、落合崇史、篠塚祐伴原作・脚本・音楽:スティーブン・ドルギノフ翻訳・訳詞:松田直行演出:栗山民也音楽監督:落合崇史歌唱指導:伊藤和美振付:田井中智子演出助手:坪井彰宏、野田麻衣舞台監督:田中伸幸、松井啓悟■東京公演期間:2023年9月7日(木)~10月3日(火)※当初の発表より公演期間が変更となった。会場:東京芸術劇場 シアターウエスト住所:東京都豊島区西池袋1-8-1料金:9,500円(全席指定)チケット一般発売日:7月5日(水)11:00~その他 発売期間:・〈ホリプロステージ抽選先行〉6月5日(月)12:00~6月11日(日)23:59 ※抽選日6月21日(水)・〈ホリプロステージ先着先行〉6月24日(土) ゴールド会員9:00~/レギュラー会員12:00~7月2日(日)23:59・〈Yシート(20歳以下限定)〉7月10日(月)17:00~7月16日(日)23:59■大阪公演期間:2023年10月7日(土)~10月9日(月・祝)会場:サンケイホールブリーゼ住所:大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7F問い合わせ先:ブリーゼチケットセンター TEL:06-6341-8888(11:00~15:00)■福岡公演期間:2023年10月11日(水)・12日(木)会場:キャナルシティ劇場住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-1 キャナルシティ博多 ノースビル4F問い合わせ先:インプレサリオ TEL:092-600-9238■名古屋公演期間:2023年10月14日(土)・15日(日)会場:ウインクあいち住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38問い合わせ先:メ~テレ事業 TEL:052-331-9966(平日10:00~18:00)■群馬公演期間:2023年10月21日(土)・22日(日)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアター住所:群馬県高崎市栄町9-1
2023年06月01日ミュージカル『スリル・ミー』のツアー公演全日程が発表された。『スリル・ミー』は1920年代に全米を震撼させたふたりの天才による驚愕の事件を基にした作品。“私”と“彼”そしてピアノ一台のみで繰り広げられる心理戦は、シンプルであるがゆえに緊迫した劇場体験を生み出している。2年ぶり8回目の上演となる今回は、尾上松也(私)と廣瀬友祐(彼)、木村達成(私)と前田公輝(彼)、松岡広大(私)と山崎大輝(彼)の3組が出演する。東京公演は9月7日(木) から10月3日(火) に東京・東京芸術劇場シアターウエストで上演。その後、10月7日(土) から9日(月・祝) に大阪・サンケイホールブリーゼ、10月11日(水)・12日(木) に福岡・キャナルシティ劇場、10月14日(土)・15日(日) に愛知・ウインクあいち、10月21日(土)・22日(日) に群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターで上演される予定だ。<公演情報>ミュージカル『スリル・ミー』原作・脚本・音楽:Stephen Dolginoff翻訳・訳詞:松田直行演出:栗山民也【キャスト】尾上松也(私役)×廣瀬友祐(彼役)木村達成(私役)×前田公輝(彼役)松岡広大(私役)×山崎大輝(彼役)ピアニスト:朴勝哲/落合崇史/篠塚祐伴【東京公演】9月7日(木) ~10月3日(火) 東京芸術劇場シアターウエスト【大阪公演】10月7日(土) ~9日(月・祝) サンケイホールブリーゼ【福岡公演】10月11日(水)・12日(木) キャナルシティ劇場【名古屋公演】10月14日(土)・15日(日) ウインクあいち【群馬公演】10月21日(土)・22日(日) 群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターチケット情報はこちら:関連リンク公式サイト::
2023年05月30日ラブラリー バイ フェイラー(LOVERARY BY FEILER)から、「すみっコぐらし」と初コラボレーションしたアイテムが登場。ラブラリー バイ フェイラー×「すみっコぐらし」上質なシュニール織の質感はそのままに、ポップでキュートなデザインのアイテムを展開するフェイラーのギフトコンセプトショップ「ラブラリー バイ フェイラー」。すみっコぐらしと初コラボレーションを実現した今回は、人気キャラクターしろくま、ぺんぎん?、とんかつ、ねこ、とかげ、えびふらいのしっぽと、パステルカラーのドットを組み合わせた“大人かわいい”アイテムが揃う。ラインナップは、定番のハンカチに加え、ポーチ、ペンポーチ、カードポーチ、巾着、バッグなど。しろくまと、とんかつに限り、各キャラクターのフォルムを象ったチェーン付きポーチも展開されるので、キーホルダーのようにして楽しむのもおすすめだ。【詳細】ラブラリー バイ フェイラー<LINE抽選販売>展開:フェイラー銀座本店、フェイラー天神地下街店、髙島屋大阪店フェイラーショップ、全国14店舗のラブラリーフェイラーショップ、フェイラー公式オンラインショップ※サンエックスからの販売は実施しない。アイテム例:ハンカチ(25×25cm) 全3種 各2,970円※縁取りのカラー違い、ポーチ(15×20cm) 6,050円、ペンポーチ(10×20cm) 4,950円、カードポーチ(11×9cm) 6,050円、巾着(19×22cm) 7,150円、バッグ(21×21×11cm) 12,100円、トートバッグ(21×32×14cm) 14,300円、しろくま型どりポーチ(11×10×1.5cm) 8,250円、とんかつ型どりポーチ(11×10×1.5cm) 8,250円※店舗・フェイラー公式オンラインショップともに、各アイテム一人各1点限り。■販売方法・事前に専用アカウントにてLINE抽選を実施。2023年6月7日(水)発売日当日の販売は行わない。<店舗販売事前LINE抽選スケジュール>抽選申込期間:2023年5月22日(月)10:00~5月24日(水)9:59当選発表:2023年6月5日(月)12:00頃引取期間:2023年6月7日(水)~6月20日(火)※期間中に引き換えがない場合は自動キャンセル。店舗引換在庫残り販売:2023年6月21日(水)開店時~先着販売※販売の有無は各店舗Instagramアカウントにて告知。※電話・来店での予約不可。※取り置き、代引き配送不可。※柄の出方は選択不可。抽選対象店舗:ラブラリー バイ フェイラー大丸札幌店(3F)ラブラリー バイ フェイラーエスパル仙台店(本館1F中央エスカレーター前)フェイラー銀座本店(銀座4-4-1)ラブラリー バイ フェイラーアトレ吉祥寺店(本館 2F)ラブラリー バイ フェイラーエチカ表参道店(B2F 9区画)ラブラリー バイ フェイラー渋谷スクランブルスクエア店(9F)ラブラリー バイ フェイラー玉川髙島屋S・C 店(南館専門店 B1)ラブラリー バイ フェイラー東京駅グランスタ店(JR東日本東京駅構内地下1F)ラブラリー バイ フェイラールミネエスト新宿店(4F)ラブラリー バイ フェイラー横浜ジョイナス店(3F)ラブラリー バイ フェイラータカシマヤ ゲートタワーモール店(7F)ラブラリー バイ フェイラー松坂屋名古屋店(南館2F)高島屋大阪店フェイラーショップ(1F)ラブラリー バイ フェイラー大阪ルクアイーレ店(5F)ラブラリー バイ フェイラー天王寺ミオ店(プラザ館2F)ラブラリーバイフェイラーエキエ広島(2F)フェイラー天神地下街店(東8番街)■店舗引換在庫残り販売:2023年6月21日(水)開店時~先着販売※販売の有無は各店舗Instagramアカウントにて告知。※電話・来店での予約不可。※取り置き、代引き配送不可。※柄の出方は選べない。■フェイラー公式オンラインショップでは抽選は行わず、2023年6月7日(水)正午に発売。※発売時間は多少前後する場合あり。※アクセス集中の際は、入場を制限する場合あり。入場時に商品の購入を確約することは不可。※オンラインショップでは、フェイラー公式オンラインショップ以外のサイトでの販売は行わない。
2023年05月13日劇団四季のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が4月25日よりKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉にて上演中だ。“アメリカ音楽の魂”ガーシュウィンのオシャレで耳馴染みのよい音楽に、軽快なタップを盛り込んだ華やかなダンス、そして王道ど真ん中の“ボーイ・ミーツ・ガール”なストーリー。数ある劇団四季作品の中でも再演希望の声が高かったという人気ミュージカルが、8年ぶりに帰ってきた。作品は1930年にガーシュウィン兄弟によって作られた『ガール・クレイジー』をベースに物語、構成楽曲を練り直しリメイク、1992年にブロードウェイで初演されたもの。劇団四季では翌1993年に初演、これは四季としては初のミュージカルコメディへの挑戦だった。その後も上演を繰り返し、前回公演である2016年までに1900回を超す公演回数を誇っている。物語の舞台は1930年代のNYと、ネバダ州の寂れた田舎町デッドロック。銀行の跡取り息子ボビーは、仕事よりもダンスに夢中。口うるさい母親や婚約者にうんざりしているところ、母親にある田舎の劇場の差し押さえ業務を命じられる。向かった先・デッドロックは、かつては金鉱の町として栄えていたものの、今はすっかり寂れていた。ボビーはそこで劇場主の娘ポリーに一目ぼれ。劇場を救うために新しいショーを作りもう一度町に人を呼ぼうとボビーが提案し、ふたりはいい雰囲気になるものの、ボビーが劇場を差し押さえにきた銀行の人間だと知りポリーは激怒。しかし諦めないボビーは、大物プロデューサー・ザングラーに変装、NYから踊り子たちを呼び寄せ、町の男たちを即席ダンサーにし、ショーの制作を続ける。すると今度はその偽ザングラーにポリーが恋をしてしまう。さらには本物のザングラーも愛する踊り子を追いかけてデッドロックにやってきて……!?なんといっても、トニー賞最優秀振付賞を受賞しているスーザン・ストローマン振付のダンスが楽しい。ボビーの浮きたつ心そのままに重力を感じさせないソロ、ボビーとポリーが恋に落ちていくさまをハートマークを諸所に入れたキュートな振付で描いたペアダンス、電話やロープを小道具にした目に楽しい群舞……華やかかつハイレベルなダンスシーンが次々と登場。中でも圧巻なのは一幕最後の「I Got Rhythm」。デッドロックの人々がトタン屋根やツルハシ、パエリア皿といった意外なものを取り入れ魅せるダンスは、「それをそう使う!?」というユニークさ、楽しさ。約8分のビッグナンバーだが、観る者を一瞬も飽きさせない。物語もくすぐったくなるような“ボーイ・ミーツ・ガール”を軸に、勘違い、すれ違いが楽しくもヤキモキさせるチャーミングなもの。悪人は登場せず悪意も存在しない、ひたすら楽しいラブ・コメディは、なんの気負いもなく客席に座るだけで観る者を夢の世界に連れていってくれる、まさに演劇の愉しみの極み。そしてエンタメの持つパワーを信じ、劇場愛を描く“ショー・ビジネス讃歌”でもある。劇場を立て直すために皆が力を合わせ、ショーを作り上げる。その尊さは、エンタメを愛する人にこそ胸に染みるだろう。この3年間のコロナ禍を経たミュージカルファンが「今、これを観たかった!」と素直に思う作品ではないだろうか。キャストは、現時点ではボビー役は萩原隆匡と斎藤洋一郎、ポリー役は町真理子と相原萌がキャスティングされている。初日前の取材会には萩原と町が出席。萩原が「劇場には、劇場でしか味わえない感覚がある。一緒に笑って泣いて楽しんで、拍手に包まれた良い時間を過ごしてほしい」と劇場愛を語った言葉、町の「この作品はコメディですが、テーマとしては復興、再生が入っています。寂れた町がどんどん活気を取り戻し、最後は登場人物たちがそれぞれ生きがいをみつけていく。(コロナ禍という苦境を経験した)今の世の中と同じだなと思うところもあります。お客さまに少しでも元気になってもらえたら」という言葉が印象的だった。なお筆者が観た回は斎藤と相原のペア。共に今期が初役だが、斎藤はこれまで劇団四季が誇る名ダンサーたちが演じてきたボビーを、軽やかなダンスと、少し生意気さをまぶしたとびきりの愛らしさで演じる。相原は伸びやかなダンスと明るい笑顔が印象的な健康的なポリー。ふたりともこの陽気なミュージカルにぴったりの魅力を放っていた。公演は7月22日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。8月以降、全国ツアー公演も控えている。取材・文:平野祥恵撮影:岩村美佳※写真はすべて最終舞台稽古(ボビー役:萩原隆匡、ポリー役:町真理子)より<公演情報>劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』2023年4月25日(火)~2023年7月22日(土)会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>横浜公演終了後、2023年8月26日(土)より全国ツアー公演ありチケット情報
2023年05月09日ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)の「フォーゲット・ミー・ノット」コレクションより、新作ジュエリー「フォーゲット・ミー・ノット・ツインリング」が登場。野に咲く“忘れな草”を表現した新作ツインリング創設以来、自然の中に咲く花々の美しさに着想を得たジュエリーを展開してきたハリー・ウィンストンから、“ウィンストン・ガーデン”で最も香り高い花の1つである「フォーゲット・ミー・ノット」=“忘れな草”の新作ジュエリーが登場。新作のツインリングには、深みのあるブルーサファイアとダイヤモンドや、華やかなピンクサファイアとダイヤモンドを組み合わせてセットした。ラウンド・ブリリアントカット、ペアシェイプといった異なるカットのダイヤモンドを組み合わせることで、表情豊かな輝きに。野に咲く花の可憐なムードを、澄んだ輝きの宝石で表現している。【詳細】ハリー・ウィンストン「フォーゲット・ミー・ノット・ツインリング」・サファイア×ダイヤモンド 3,388,000円・ピンクサファイア×ダイヤモンド 3,366,000円【問い合わせ先】ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーションTEL:0120-346-376
2023年05月04日4月25日よりKAAT神奈川芸術劇場<ホール>で上演中の劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』(以降、CFY)。1930年代のアメリカを舞台にした、まさに王道の“ボーイ・ミーツ・ガール”で始まるラブストーリー……と簡単には言いきれない。なぜならふたりが出会った町は寂れたネバダ州デッドロック、“ガール”ポリーは荒廃した劇場の娘、そして“ボーイ”ボビーはその劇場を差し押さえに来た銀行の御曹司なのだから。ふたりのすれ違いコメディに加えて、劇場や町の人々が活気を取り戻していく復興の物語でもあるこの舞台。珠玉のガーシュウィン・ナンバー、そしてダイナミックなダンスの数々で、ミュージカルの楽しさを堪能させてくれる作品だ。ボビー・チャイルドは萩原隆匡と斎藤洋一郎、ポリー・ベーカーは町真理子と相原萌のダブルキャスト。歌、ダンス、芝居と高いレベルを求められる本作で、何を感じているのか。稽古も佳境を迎えていたある日、萩原隆匡・町真理子が語ってくれた。ボビーとして、ポリーとしてのリアルを求めて萩原は、2015年の公演に続いて2度目の『CFY』ボビー役。「前回は本当に難しくて、苦労したんです。今思えば、(ボビーがなりすました大プロデューサー)ザングラーとして説得力をもたせなきゃ、とか外側からのアプローチをすごく気にしていたんですよ。以前からボビーを演じている先輩がマンツーマンで教えてくださって、どうにか演じましたけど。でもボビーはザングラーになりきることをエンジョイしているので、そこにフォーカスを当てればそんなに難しいことはなかったのかもしれない。だから今回はボビーを見習って、推進力で前に向かっていこうという感じ」と前回を振り返りつつ、意欲を語る。「ボビーって、本当に魅力的。すごく明るいけど、演じるうえでは単純に外側を明るくしただけでは何かが違う。『チャイルド』という名前そのままに、子どものように素直に『何がなんでもやる』という前向きさ、推進力があって、本当にうらやましいし『こんな風に生きられたら』とも思います。でもそれを力任せに表現するのではなく、ひたすら純真に自分がやりたいことを実行に移せる人間であることを大事にしたい」のだとか。そんな萩原のボビーを、町は「ダンスも歌も芝居も萩さん(萩原)にしかできない、洒落てる感じがあるんですよね。力が抜けているところもあれば、締めるところは締めて、緩急が巧み。すごいです。今日は第2幕の通し稽古だったんですけど、萩さんのボビーが踊って歌う「Nice Work If You Can Get It」、すごく感動したんです。ポリーへのボビーの全力の愛が感じられて本当にかっこよくて。このシーンは、ぜひ皆さんに注目していただきたいです」と絶賛。先輩へのリスペクトをうかがわせた。ちなみに萩原自身も、このシーンは「振付も曲も天才」とする。町自身は、ポリー役には迷いがあったという。「出番のボリュームや比重の重さがここまで大きい役は初めてなので、とにかく最初はプレッシャーを感じていました。そこから少しずつ稽古を重ねて、スタッフの方たちに『等身大でいいよ』『そのままの町でいいよ』っていう言葉をもらって、ポリーの男勝りだったり強かったりする部分をそのまま出すんじゃなくて、自分の思う、自分がそうしたいポリーがあれば、無理に演じようって意識しなくていい。そう思えて安心材料になりました。それから、だんだん稽古も楽しくなってきたんです」とはいうものの、そんな町を「最初から素晴らしかったですよ。町さんは本当に素敵な女優さんで、醸し出す雰囲気が良いし、実力もある」と萩原は太鼓判を押す。そして、町によるとポリーは「自分に素直だし、初めての恋を知ってだんだん可愛い面も出てくる。デッドロックの人たちに対する時と恋しいザングラーの前とでは、ギャップというか、それまで見せたことのない一面が見えてきたら素敵」だという。萩原は言う。「自分と役が無理なく手をつないで、自分の内からシンプルなものが出る状態を目指したい。いかに、観ている方がリアルに『こういう人たちがいて、こういう人たちがこういうことするから、こういう展開になってるんだ』と引き込まれて、舞台上も客席も、劇場全体がひとつになる。それが理想なんですよね」。いかにリアルに、舞台上でその役として生きているか。それが大事なのかもしれない。劇場でしか味わえない悦びを共にガーシュウィンの音楽に満ちあふれている『CFY』。例えばボビーとポリーが出会う場面の「Shall We Dance?」は製作陣の思い入れの深いナンバーだという。萩原は「ボビー役の大先輩が言うには、この曲こそが『CFY』だそうです。本当に純粋な恋から生まれている話だから、その始まりが確かなものじゃないと、その後のすべてが嘘になってしまう。最初はポリーが嫌がっているところから、ふたりのかけ合いが始まっていって、ダンスで恋心というかふたりの心情が表現されている。ミュージカルだから数分のダンスですけど、ストーリー上ではこの場面が終わった時点で朝になっている。そのくらい、ふたりにとっては忘れられない特別な経験だっていうことが凝縮されているんです。この曲ありきでそういう展開を創ったっていうことが、本当に神がかっていると思います。演じるこちらとしては、一生懸命がんばっていくしかありません」第1幕前半をこの曲が彩り、その後の展開を経てポリーには「Someone To Watch Over Me」という聴かせどころがある。町は、率直にこの曲は「難しい」と打ち明けた。「ただ歌うだけだとすごく楽しいけれど、物語の流れとしては他の人には見せたことのない、ポリーの心の内が徐々にほどけていくように解放されていく。そんな柔らかさを表現できたらいいなと思うんですけど、なかなか……」と、試行錯誤を重ねている様子をうかがわせた。そして、『CFY』という作品そのものの魅力をこう語る。「この作品を『嫌い』って思う人はいないんじゃないですか?悪い人がいなくて、最後はいろいろなカップルが生まれて。私はラブストーリーが大好きなので、キャラクターそれぞれの恋模様に注目してもらいたいと思いますね」一方、萩原は第1幕のラストを飾る「I Got Rhythm」に感動するという。「キャストそれぞれが持っている感性が、音楽と歌詞(言葉)に響いて生まれる空間。音楽の持っている力でみんなの気持ちが本当にひとつになる、大好きなナンバーです。ぜひ劇場で一緒に体感して、一緒にあの空気を作ってほしい。話を知らなくても、観に来てもらえば楽しめますから。生でだからこそ味わえる楽しみがあります」。キャストと観客、全体がひとつになる。それはまさに、劇場だからこそ体感できる悦びだろう。町は「皆さん一度は聞いたことがある曲があると思うので、それを生で聴いてもらえたら。私たちもエネルギーを精一杯放出するので、この作品のハッピーなオーラを受け取って、ぜひ明るく笑顔で帰っていただきたいと思います」と話す。そして萩原は「前もってチケットを取って、『明日劇場に行くんだ』と楽しみにして。観終わったらご飯を食べたりしながら『楽しかったな』って、帰りも余韻に浸る。そんな、劇場で過ごす“特別な1日”を味わってほしい。きっと『面白い』とか『つまらなかった』とか、いろいろな感想があるでしょう。でも、とりあえず劇場に来て何かを感じてほしいんです。そのために、僕たちは厳しい稽古を重ねてお客様を裏切らないようにがんばっています」と、熱く締めくくった。取材・文:金井まゆみ撮影:岩村美佳<公演情報>劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』2023年4月25日(火)~2023年7月22日(土)会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>横浜公演終了後、2023年8月26日(土)より全国ツアー公演ありチケット情報
2023年04月29日ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)の2023年春夏シーズンから、「オリガミ バード(ORIGAMI BIRD)」のウェアやバッグが登場。2023年5月1日(月)より販売をスタートする。"まるで折り紙の鳥”の柄のウェア「オリガミ バード」は、その名の通り、まるで"折り紙の鳥”のようなビジュアルの柄。三角や四角を組み合わせ、幾何学模様で鳥を表現したグラフィカルな表情が印象的だ。ウェアの注目は、縦横に細かいプリーツ加工を施した伸縮性の高いストレッチプリーツのトップ。ハイネック・丸襟の2タイプを用意しており、いずれもラベンダー系とホワイト系のカラーを揃える。クラッシュ加工を施した、涼し気なレース生地のトップシリーズにも、「オリガミ バード」のモチーフが仲間入り。サイドのギャザーや肩紐を調節することで、シェイプのアレンジを楽しめる「フレンチスリーブトップ」と「キャミソール」の新2型が登場する。カラーは、これからの季節に相応しい鮮やかなブルー系とライラック系に加え、上品なベージュ系も用意する。"畳むと鳥に変身する?!”トートバッグもそのほか、畳むと鳥のフォルムへと変形する、折り紙のような正方形のトートバッグも登場。カラーは、ピンク、レッド、パープルのカラフルな3色展開となっている。【詳細】発売日:2023年5月1日(月)アイテム:・「オリガミ バード」ハイネック半袖トップ 24,750円、丸首半袖トップ 24,200円カラー:ラベンダー系、ホワイト系・「オリガミ バード レース メレンゲ」キャミソール 18,700円、フレンチスリーブトップ 24,200円カラー:ブルー系、ライラック系、ベージュ系・「オリガミ バード バッグ」トートバッグ小 9,900円、大 13,200円カラー:ピンク、レッド、パープル【問い合わせ先】ISSEY MIYAKE INC.TEL:03-5454-1705
2023年04月28日ミュージカル『スリル・ミー』が、9月7日(木) から10月1日(日) に東京芸術劇場 シアターウエストで上演されることが決定した。『スリル・ミー』は、1920年代に全米を震撼させたふたりの天才によって引き起こされた驚愕の事件を基にした作品。“私”と“彼”そしてピアノ一台のみで繰り広げられる心理戦は、シンプルであるがゆえにその圧倒的なエネルギーで緊迫した劇場体験を生み出した。日本では2011年に栗山民也の演出で初演され、これまでに様々な顔合わせで上演されてきた。8度目の上演となる今回は、新キャストを交えた3組で上演。2014年版に出演した尾上松也(私)と今回が初出演となる廣瀬友祐(彼)、初参加かつ初共演となる木村達成(私)と前田公輝(彼)、そして2021年版に出演した松岡広大(私)と山崎大輝(彼)がそれぞれタッグを組み登場する。なお本作は東京公演を上演後、大阪、博多、名古屋、高崎でツアー公演が予定されている。■私役:尾上松也 コメント初めて『スリル・ミー』に出演させて頂いたのは、9年前の2014年でした。あれから、もう一度挑戦したいとずっと願っておりました。そして今年、その思いがようやく叶います。この9年の様々な経験が、どの様な形で作品に反映出来るのか、自分でも今からとても楽しみです。僕自身この作品のファンですので、その思いも込めて精一杯つとめたいと思います。元彼と別れて新しい彼とまた0からの挑戦です。是非劇場にお越し下さい。■彼役:廣瀬友祐 コメントこれまでも素晴らしい俳優の方々が演じ、上演を繰り返しているこの作品に出演させて頂けること、心から感謝します。「究極」という概念に向き合うにはとても恐怖心がありますが、真摯に取り組みたいと思います。■私役:木村達成 コメント人間って怖いですね、何がほんとで何が嘘なのかわからない。僕らが普段している会話のどこまでが本音で、、、僕は、つまらない人間にはなりたくないし、全て正直にさらけ出すつもりは微塵もありません。常識を常にぶち壊す、そんな作品に魅力を感じ、出会えたことは嬉しいことです。何としてでも愛するひとと共にいたい、この強い「私」の思いすらも、それが誠なのか、悩む日々がまた始まります。■彼役:前田公輝 コメント数々のキャストの方が演じられてきた『スリル・ミー』。初めて観劇した時の、圧倒的に曲がった自尊心と普遍的な愛に強烈な印象を受けた気持ちを大切に、新たな「彼」を生み出せるよう頑張ります。木村達成さんとは初共演ではありますが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で2019年版・2021年版で同じキャラクターを演じたこともあり、ご縁を感じます。2人の依存関係、人間の本質、無制御な本能のお芝居に身を委ねて、来てくださるお客様に耳を覆いたくなる場面描写でもミュージカルだからこそ誘える『スリル・ミー』の世界に演出の栗山民也さんと共に準備を進めていけたらと思います。■私役:松岡広大 コメント今回も参加させて頂くことになりました。前回からより深化させていく箇所も新たな発見も、山崎大輝くんと臨みます。きっと大丈夫です。この作品は手放しで楽しんでくださいとは言い難いです。暗く、忌避するお話かと思います。沢山あるいくつかの理由として「自分たちのことを語っているから」、あるいは「現在でも偶然性があるから」と考えます。深淵や悪意、それらを見て、己と周りを知ることの一助となれば幸いです。そしてその既知が今後の生に繋がれば。そのために、然るべき深淵を創ります。■彼役:山崎大輝 コメント2021年に「彼」として立たせていただいて、お芝居の面白さを改めて教えていただき考え方が変わりました。100分間2人で立つこの作品のスリルに僕は虜になっているという事を今感じます。 今回また新しい目標を掲げて臨みたいと思いますし、その先で更に皆様にもこの作品の虜になっていただけるよう精一杯努めたいと思います。<公演情報>ミュージカル『スリル・ミー』原作・脚本・音楽:Stephen Dolginoff翻訳・訳詞:松田直行演出:栗山民也【キャスト】尾上松也(私役)×廣瀬友祐(彼役)木村達成(私役)×前田公輝(彼役)松岡広大(私役)×山崎大輝(彼役)ピアニスト:朴勝哲/落合崇史/篠塚祐伴【東京公演】9月7日(木)~10月1日(日) 東京芸術劇場 シアターウエストチケット料金:9,500円(税込)※大阪、博多、名古屋、高崎公演あり関連リンク公式HP:公式Twitter:
2023年04月19日青年2人が紡ぐ究極の愛の物語、ミュージカル「スリル・ミー」が今秋、8度目の上演を行うことが分かった。2005年にオフ・ブロードウェイで開幕して以来、世界中を魅了し続けている「スリル・ミー」。日本では、2011年に栗山民也の演出で初演を迎えた。1920年代、全米を震撼させた2人の天才によって引き起こされた、驚愕の事件を基にした本作。“私”と“彼”、そしてピアノ一台のみで繰り広げられる心理戦は、シンプルであるがゆえに、その圧倒的なエネルギーで緊迫した劇場体験を生み出し、ミュージカルファンに衝撃を与えた。9月7日(木)の池袋・東京芸術劇場 シアターウエスト上演を皮切りに、大阪、博多、名古屋、高崎にてツアー公演が行われる予定の今回は、新キャストを交えた3組で上演。2014年の出演から9年ぶりに“私”役に挑む尾上松也(私)と、第30回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した初参加の廣瀬友祐(彼)。初参加&初共演である、「オールドファッションカップケーキ」の木村達成(私)と、連続テレビ小説「ちむどんどん」の前田公輝(彼)。そして、2021年に初参加した松岡広大(私)と山崎大輝(彼)が続投する。今回の参加に松也さんは「あれから、もう一度挑戦したいとずっと願っておりました。そして今年、その思いがようやく叶います。この9年の様々な経験が、どの様な形で作品に反映出来るのか、自分でも今からとても楽しみです」とワクワクしている様子。廣瀬さんは「真摯に取り組みたいと思います」と意気込む。木村さんは「常識を常にぶち壊す、そんな作品に魅力を感じ、出会えたことは嬉しいことです」とコメント。前田さんは「初めて観劇した時の、圧倒的に曲がった自尊心と普遍的な愛に強烈な印象を受けた気持ちを大切に、新たな『彼』を生み出せるよう頑張ります」と話している。松岡さんは「深淵や悪意、それらを見て、己と周りを知ることの一助となれば幸いです。そしてその既知が今後の生に繋がれば。そのために、然るべき深淵を創ります」と語る。山崎さんは「今回また新しい目標を掲げて臨みたいと思いますし、その先で更に皆様にもこの作品の虜になっていただけるよう精一杯努めたいと思います」と語っている。東京公演の最速抽選先行受付は、ホリプロステージ有料会員にて6月5日(月)より発売予定。上演時間は、休憩なしの約100分を予定している。▼ミュージカル「スリル・ミー」ストーリー物語は、34年前に静かに遡っていく――。監獄の仮釈放審議委員会。収監者“私”の5回目の仮釈審議が進行中である。34年前、“私”と“彼”が犯した犯罪。19歳の“私”と“彼”。ある契約書を交わした2人。彼らに一体何が起きたのか。“私”と“彼”衝撃の真実が明かされていく――。ミュージカル「スリル・ミー」は9月7日(木)~10月1日(日)東京芸術劇場 シアターウエストにて上演。※大阪、博多、名古屋、高崎公演あり(cinemacafe.net)
2023年04月19日「冬のソナタ」の放送から韓流20周年を記念した「韓流映画祭2023」が5月12日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて開催。そのオープニング作品として、「KARA」のハン・スンヨン主演『ショー・ミー・ザ・ゴースト』が決定した。20年来の大親友のホドゥとイェジは、夢も希望も失った求職者。そんなある日、ホドゥは運良く、格安の家具付き賃貸住宅を手に入れ、実家を追い出されたイェジもそこに居候することに。完璧に思えたその家に、2人は次第に違和感を覚えるようになる。そして、不気味な幽霊に遭遇!しかし幽霊より怖いソウルの物価のせいで疲れてしまった2人は行くあてもなく、家を守るために幽霊を退治しようとするのだが…。本作は、親友同士が格安賃貸住宅へ引っ越した矢先に遭遇してしまった幽霊を退治しようとするホラーコメディ。イェジを演じる主演のハン・スンヨンはK-POPグループ「KARA」の再結成後、5月には単独ファンミーティングも開催するなど、精力的な活動の傍ら、近年では「恋のドキドキシェアハウス~青春時代~」など数々の話題ドラマ出演で俳優としても活躍。今作が長編映画初主演ながら、第25回富川国際ファンタスティック映画祭ではNH農協配給支援賞に選ばれるなど、高い評価を受けた。共演は「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「偶然見つけたハル」「ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー」など話題作に続々と出演し、俳優として着実なキャリアを積んでいるキム・ヒョンモク、「聖なるアイドル」「ここに来て抱きしめて」のホン・スンボムらが務める。『ショー・ミー・ザ・ゴースト』は5月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋の「韓流映画祭2023」にて上映。(text:cinemacafe.net)
2023年04月12日『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフによる『シング・フォー・ミー、ライル』より本編映像が解禁された。ニューヨークを舞台に<歌うワニ>のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーとともに描き出す本作。この度解禁されたのは、ワニのライルのご機嫌なバスタイムを収めた本編映像。ショーマンのヘクターと住んでいたアパートの屋根裏でこっそりと孤独に暮らしていたライルのもとに、新しくプリム一家が引っ越してきた。少年ジョシュと出会い、歌を通じて心を通わせた2人は毎夜、一緒に過ごすようになっていた。ある日、一家の留守を見計らい、バスタイムを満喫していたライル。しかし、ミセス・プリムは在宅しており、階上での物音に気づくと、意を決して確かめにいく。一方、ライルはそんなこととはつゆも思わず、スティーヴィー・ワンダーの心弾むナンバー「Sir Duke(愛するデューク)」を気持ちよく口ずさみ、ご機嫌な様子。しかし、ついにミセス・プリムがバスルームを確かめると、お互いが思いもよらない出来事に大絶叫!果たして、ライルとミセス・プリムの対峙の行方はいかに…?本作では、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが手掛けたオリジナル楽曲4曲が書き下ろされている点も見どころのひとつだが、そのほか、誰しもが知る世界的ポップ・ナンバーも多数使用されており、全編を通してストーリーに沿って音楽を堪能することができるのも魅力だ。これらの曲は、まだ幼かったライルを置いて去ってしまったヘクターの残した音楽プレイヤーに入っていた曲でもある。ブロードウェイの楽曲やポピュラーソングが詰まったプレイリストは、ライルにとって唯一の楽しみ、友達のような存在で繰り返し聴いて覚えていただろうことは想像に難くない。明るい軽やかなリズムにのって気持ちよさそうに歌い上げるライルだが、ジョシュという初めて喜びを分かち合える存在と出会って、うれしくて仕方がないのかもしれない。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年03月25日3月24日(金) に公開される映画『シング・フォー・ミー、ライル』より、特別映像が公開された。本作は、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈るファンタジーミュージカル映画。ニューヨークを舞台に"歌うワニ"のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出す。言葉を話さず、歌だけで想いを伝える主人公・ワニのライル役に、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋が務めた。さらに、オスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンのヘクター役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親・ミセス・プリム役に水樹奈々と最高の布陣が実現した。公開されたのは、ショーン、ハビエル、コンスタンス・ウーに加え少年ジョシュ役のウィンズロウ・フェグリーら豪華俳優陣のコメントが収められた特別映像。ショーマンのヘクターと住んでいたアパートの屋根裏でこっそりと孤独に暮らしていたライルは、新たに引っ越してきた少年ジョシュと出会ったことをきっかけに、徐々に周囲の人間を巻き込みながら、ニューヨークの街で暮らす様子が映し出されている。ライルの声を演じたショーンは「(ライル役は)とても楽しかった。すんなり役に入れた。映画のテーマは“自己表現”と“友情”。歌はライルの自己表現。僕も同じだ」と、まさにライルやショーン自身にとって音楽こそが“言葉”だとコメント。ショーン・メンデスの大抜擢について、監督を務めたウィル・スペックは「ショーンと話していくと、私たちの思い描いたライルにとてもよく似ていることに気がつきました。二人には多くの共通点があり、ショーンのことを知れば知るほど、この映画は彼の個性と私たちがこれから世に送り出そうとしているこの生き生きとしたキャラクターの完璧な融合のように感じられたんです」と語る。ユーモラスでユニークな魅力を持つ崖っぷちのショーマン、ヘクター役を演じたハビエルは「子供が楽しめ、大人も共感できる映画がずっと作りたかった。歌がすばらしい!」と、『グレイテスト・ショーマン』や『ラ・ラ・ランド』も手掛けた音楽スタッフによる本作の楽曲を大絶賛。ライル / ショーンとのデュエット曲をダンスとともに劇中で披露しているミセス・プリム役のコンスタンス・ウーは「歌うことで表現の幅が広がってる」、ジョシュ役のウィンズロウは「つられてジョシュも大胆になる」と観どころをアピール。様々なシーンが切り取られ、心が弾む楽曲の数々に期待が高まる映像となっている。『シング・フォー・ミー、ライル』特別映像<作品情報>『シング・フォー・ミー、ライル』3月24日(金) 全国公開監督:ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン脚本:ウィル・デイヴィス原作:バーナード・ウェーバー『ワニのライルのおはなし』シリーズ(大日本図書)【出演】ショーン・メンデス(ライル役 / 声の出演)、ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマン【日本語吹替版声優】大泉洋(ライル役)、石丸幹二(ヘクター役)、水樹奈々(ミセス・プリム役)、関智一(ミスター・プリム役)、宮岸泰成(ジョシュ役)オフィシャルサイト:映画公式Twitter:ソニー・ピクチャーズ映画公式Instagram:ソニー・ピクチャーズ映画公式TikTok:
2023年03月23日奇跡の歌声をもって生まれたワニ、“ライル”のファンタジー・ミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』より、大泉洋×ショーン・メンデス、日米のライル役の2人が登場するMVが公開された。本作の主人公であるワニのライルは、言葉を話さず、歌だけで想いを伝えるキャラクターで、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン、日本語吹き替え版は大泉さんが務めている。今回公開された映像は、映画本編では観ることのできない、ライル役の2人が本作のメインナンバー「Top Of The World」(最高の世界)を歌う姿が収められている。昨年の夏から歌のレッスンに集中的に取り組み、ライル役を掴むため、英語歌詞のオリジナル曲をマスターして、本国のボイステストをクリアした大泉さん。映像では、吹き替えの歌唱シーンはもちろん、ボイステストのためだけに歌った英語歌詞熱唱シーンも見られる。日米パートが交互に映し出され、それぞれがライルの心情に寄り添い、サビに突入すると、2人が声を重ねて情熱的に歌い上げる姿は圧巻。こっそりと生きてきたライルが、ひとりぼっちで孤独を抱えていた少年ジョシュと出会い、初めて披露するのがこの楽曲。ライルの相手を大切に思い、想いを伝えようと生き生きと歌い踊る姿に、ジョシュは恐怖心を吹き飛ばされ、心を通じ合わせる。そして、この一匹とひとりのかけがえのない関係に、周囲も少しずつ影響されていく。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年03月13日ニューヨークを舞台に“歌うワニ”のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出す『シング・フォー・ミー、ライル』。ストーリーや登場人物の心情に寄り添い、織り込まれた楽曲の数々。ひとたびそのメロディを聴くだけで、情景、表情が思い起こされ、一瞬でその世界に連れ戻してくれる。ミュージカル映画にはそんな忘れられない体験をもたらしてくれるチカラがあるが、近年の大ヒットを記録したミュージカル映画といえば、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』、そしてディズニー映画の実写化『アラジン』なども記憶に新しい。ここに挙げたヒット作品に共通する楽曲はどれも、ハリウッドの第一線で活躍するソングライター・デュオ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが携わっている。『シング・フォー・ミー、ライル』歌だけで想いを伝える主人公ワニのライル役に、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンのヘクター役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親ミセス・プリム役に水樹奈々と最高の布陣が実現した本作。音楽を手掛けたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールはここ数年、エンターテインメントにおける世界最高峰のトニー賞(演劇・ミュージカル)、グラミー賞(音楽)、そしてアカデミー賞(映画)に輝き、絶大な信頼と期待を寄せられる最強のデュオ。ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール本作では脚本づくりの初期の段階から本企画に加わったという。楽曲のみを提供するのではなく、監督のジョシュ・ゴードンや脚本のウィル・デイヴィスらと共に、“場面に合わせてライルが歌う曲が欲しい”“どういう流れがあればその曲へ辿り着けるか”。全体の流れを掴むことで感情を揺さぶるクライマックスを特定し、歌を軸にシーンを練り上げる作業を行った。パセックは、「まるでサマーキャンプのように皆で一緒にショーを作り上げていくみたいでした(笑)。今まで経験のしたことのないプロセスだったんです」とふり返る。「私たちが音楽を通した表現で気に入っている点の一つは、ワニのライルが『歌のみで自分を表現する』ことです。そのおかげでたとえ突飛な状況だとしても、メロディに乗せて楽しんでもいいと思える。ミュージカル作品で誰かが突然歌いだすのを聞くたびに現実の世界から離れてしまうこともあるけれど、ライルの美しい声と心を持った姿を見ると、現実に縛られずに、はるかに色々な場所へ行くことができるようになります。そういうおおらかさとスケールの大きさがこの映画にはあるんです」という。そしてポールは「ライルや登場するすべてのキャラクターが互いに影響を与え合い、お互いを変えていくというのが最高なんです。ライルが、少年ジョシュとその家族の人生に彩りと活気をもたらす。彼らもまた、ひとりぼっちで孤独だったライルの生き方を予想外の形で変えていく。それはライルが探し、必要としていた形なんです」と語る。「そのきっかけはすべて歌であり音楽です。歌うことで初めて心を通わせ繋がることができる。時に弱みをさらけ出すこともあれば、沢山の歓びを分かち合うことができる。私たちにとって、それぞれのキャラクターの心の鍵を開けるような曲を作れること、キャラクターの心の奥底にある本心を解き放つ歌を書けることはこの上ない歓びです」とふり返っている。ストーリー、登場人物たちの心情に丁寧に寄り添うことを第一に考えて作られることで、台詞や言葉では伝えることのできない思いをメロディに乗せていく。この2人が生み出す、歌だからこそ伝えることができる思いは、歌だけで想いを伝えるワニのライルにぴったりと符合する。ワニのライル、そして彼のまわりの登場人物たちが一体となり、エモーショナルな心の響き合いを劇場で体感できそうだ。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。パセック&ポールが手掛けた『グレイテスト・ショーマン』『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン、『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロンらが競演、19世紀半ばのアメリカ、野心あふれる伝説の興行師P.T.バーナムが、成功と挫折を味わいながら、様々な個性を持つ人々を仲間に引き入れ唯一無二のショーを作り上げる。パセックとポールの2人によって劇中に登場する11曲のオリジナルミュージカル・ナンバーが書き下ろされた。中でもミュージカル出身のキアラ・セトルが歌う「This is Me」は多くの人の心を揺さぶり、アカデミー賞にノミネート。リピーターが続出し、世界で日本で大ヒットを記録したミュージカル・エンターテインメント。『ラ・ラ・ランド』夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。女優を目指すカフェで働くミアは場末の店で働くジャズピアニストのセブと出会い、やがて2人は恋に落ちる。夢に向かって互いを支え合っていたはずの2人だったが、次第にすれ違い…。エマ・ストーンの主演女優賞はじめ、その年のアカデミー賞最多6部門を受賞し、パセック&ポールは挿入歌の「City Of Stars」の作詞を担当、アカデミー賞歌曲賞をもたらした。彼らの存在を一躍世界中の映画、音楽ファンへ知らしめた作品となった。鮮やかでどこか懐かしい映像世界、一度聞いたら耳から離れないメロディアスな楽曲に注目。『アラジン』世代を超えて愛され続ける『アラジン』をディズニーが空前のスケールで実写映画化。貧しくも清らかな心を持ち人生を変えたいと願っている青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、“3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づいていく。お馴染みの名曲に加え、実写映画化に伴い新たに加わったのがジャスミンが熱唱するオリジナル曲「スピーチレス~心の声」。幽閉されそうになるジャスミンが、自らの信念を貫くべくソロで歌い上げる力強い楽曲は、アニメーション版も手掛けた音楽界のレジェンド、アラン・メンケンと共にパセック&ポールが担当。胸躍る“冒険アクション”と身分を超えた“真実の愛”を描いた究極のエンターテインメント。『ディア・エヴァン・ハンセン』2015年ブロードウェイでの初演後、たちまち全米で社会現象となりトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞した大ヒットミュージカルの映画化。『ワンダー 君は太陽』のスティーブン・チョボスキーが監督を務め、高校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる孤独な主人公のエヴァン役をミュージカル版でも主役を演じたベン・プラットが演じる。始まりは、自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」。1通の手紙と彼がついた思いやりの嘘だった。この嘘は彼の人生を大きく動かし、やがて事態は思いもよらぬ方向に進んでいく…。パセック&ポールが制作した劇中に流れる楽曲の数々は、若かりし大学時代に手掛けたものでいわば2人の原点。自身の体験も投影され、ティーンの心情に寄り添ったエモーショナルな楽曲が印象的だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationアラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年03月10日