●ホース差し込み口が本体上部へ三菱電機は8月6日、キャニスター型のサイクロン式掃除機「風神」の新モデル「TC-ZXE30P」(以下、TC-ZXE30P)を発表。同日、都内で開催された製品発表会では、TC-ZXE30Pの新機能について説明があったほか、開発背景などが明かされた。○生活に合わせた3スタイルの掃除機発表会の冒頭では、三菱電機ホーム機器 代表取締役社長 田代正登氏が登壇し、同社掃除機の展開について語った。田代氏は「三菱電機では、空気清浄機と一体化したスティック型掃除機『iNSTICK』、軽量コンパクトながら吸引力の強い紙パック式の『Be-K』、吸引力が持続するフィルターレスサイクロン式の『風神』という3シリーズを展開。生活やシチュエーションに合わせて掃除機を選べるようになっている。風神シリーズでは、従来から本体の軽さと強い吸引力、きれいな排気、シンプルな使いやすさにこだわっている。新モデルは、これらの基本機能を強化し、さらにまったく新しい掃除のスタイルを提案している」とコメントした。○見た目が大きく変わった続いて、三菱電機ホーム機器 家電製品技術部次長 岩原明弘氏が新製品について説明した。TC-ZXE30Pは、ゴミと空気を遠心分離するサイクロン構造で、フィルターに頼らず99.9%のゴミをダストカップ内に捕集できる。サイクロン構造において、従来モデルから一番変わったのは空気の経路だ。従来モデル「TC-ZXD30P」は、ゴミをサイクロン部で旋回させる都合上、本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路が330mmあった。しかし、新製品のTC-ZXE30Pは、ホース差し込み口を本体上部へ変更し、ゴミを直接サイクロン部へ吸い込む。これによって風路は26mmと、大幅に短縮できた。風路を短縮したことで、本体サイズもよりコンパクトになった。さらに、新しくモーターのフレーム素材にアルミを使用したことで、モーターの重量はTC-ZXD30Pと比較して約15%軽量化。本体質量は約21%軽くなっている。ゴミを遠心分離する「サイクロン部」と、ゴミを溜める「集じん部」を分離させた構造のため、ゴミが溜まっている集じん部には風が通らない。風がゴミをかく拌せず、排気時のニオイを大幅にカットできる。さらに、サイクロン部を通過した排気を、HEPAフィルターとULPAフィルターに通すことで、0.3μm以上の微細なハウスダストを99.999%捕集、きれいな排気を実現するという。●「排気で掃除」という新提案○エアブロー機能で掃除のスタイルを一新TC-ZXE30Pの最大の特徴ともいえるのが「エアブロー」機能だ。これは、ゴミを「吹き飛ばす」ことで掃除をする、ブロワーのようなものだ。三菱電機が「日常で気になる汚れ」に関するアンケートを実施したところ、ベランダや玄関などの汚れが気になるという意見が多数あった。そこで、99.999%の捕集率を実現した排気で、ゴミを吹き飛ばして掃除するエアブロー機能が開発されたという。エアブロー機能を使用すれば、掃除機で吸い込みにくい玄関の落ち葉や砂、窓のサッシレールに入り込んだゴミも吹き飛ばせる。また、テレビの裏や冷蔵庫の横など、掃除機のヘッドが入らない場所の汚れを一度エアブローで吹き飛ばして掃除するといった使い方もできる。ちなみに、従来モデルTC-ZXD30Pの排気風速は5m以下だったが、新モデルのエアブロー機能は風速40m。これは従来、電源コードを冷却するため、2つに分散させていた排気を1本にまとめることで実現した。そのかわり、電源コードの冷却は吸気によって行っているという。また、新製品について解説した岩原氏によれば、「集中排気で強力に風を吹き出すことができるのは、99.999%ゴミを除去したキレイな排気があってこそ」とTC-ZXE30Pの排気性能について再びアピールした。このほか、会場では、丸ごと水洗いが可能なサイクロンボックスや、ブラシの両端部まで強力にゴミを吸う「ワイドクリーン自走パワーブラシ」、ブラシに絡んだ毛を簡単に取れる「毛がらみ除去機能」など、TC-ZXE30Pのさまざまな使いやすい機能について説明とデモンストレーションが行われた。
2015年08月06日アイリスオーヤマは8月5日、コードレス式のスティック型掃除機「ラクティ IC-SDC2」(以下、IC-SDC2)を発表した。体感重量を軽減する重心設計で、手もとにかかる重量は約300gだという。発売は8月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別24,800円だ。IC-SDC2は、スティックハンドル、フロアヘッドなどを含む本体重量で約1.35kgを実現したスティック型掃除機。体感重量をより軽くするようにした重心設計によって、ヘッドを床面に置いた際に手にかかる重量は約300gとなった。スティックハンドルを外すことで、ハンディクリーナーとしても使用可能だ。吸い込んだホコリの量を検知し、量が多い場合は赤、少ない場合は緑にランプが光って知らせる「ホコリ感知センサー」や、ダストカップ内がホコリでいっぱいになって吸引力が低下していることを知らせる「お手入れセンサー」を搭載する。ヘッド内にサイクロン状の気流を発生させ、気流でゴミをかき上げる「サイクロンストリームヘッド」を採用しており、ダストピックアップ率は99%を実現した。延長パイプ・ヘッドを含む本体サイズはW215×D138×H970mm。ダストカップ容量は約0.34L。約3.5時間でフル充電され、連続使用時間は標準モードで最大約20分、ターボモードで最大約12分、自動モードで最大約30分。充電回数は約300回。カラーはホワイト、ピンク、イエローの3種類。狭いところの掃除に利用できるすきまノズル、充電スタンド、使い捨てフィルター(水洗いも可能)26枚などが付属する。
2015年08月05日島村楽器は3日、ローランドとコラボレートした電子ドラム「TD-25SC-S」を発売すると発表した。発売日は2015年8月22日。価格は22万6,800円。本製品は「自宅でも本格的な音でおもいきり楽しめるドラム」をコンセプトに開発された電子ドラム。従来モデルと比較して幅・奥行き共にマイナス10cmのコンパクト設計を実現しながらも、演奏の幅が広がる「2クラッシュ+1ライド構成」となっているのが特徴で、シンバルの音色に変化をつけられるのはもちろん、使用頻度の高いハイハット、ライドシンバル、クラッシュシンバルはそのままに、もう1枚のシンバルでパーカッションや効果音などを楽しむこともできる。音源は、ローランド「V-Drums」のフラグシップモデル「TD-30」直系のサウンド・エンジンを搭載した「TD-25」を採用。これにより、ロール、フラム、ゴースト・ノートなどのドラム奏法をリアルに表現でき、好みのキットへのカスタマイズも自由に行えるとのこと。また、ドラムパッドにはチューニング・キーで張り具合の調整ができるメッシュヘッドを採用。叩く位置の違いで打感が変化し、自然な叩き心地が楽しめるという。なお本製品には、手持ちの携帯音楽プレーヤーなどと接続可能な「外部音源用オーディオケーブル」と「オリジナルコンテンツUSB」が付属。「オリジナルコンテンツUSB」には、人気ドラマーの音を再現した音色データ(12キット)と、練習が楽しくなるデモソング(各ジャンルから15曲)/ループパターン(各ジャンルから15種) が収録されているとのこと。
2015年08月03日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日パナソニックは7月28日、「ふとん暖め乾燥機 FD-F06X1」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。FD-F06X1は、ノズルとホースの一体型構造を採用した布団乾燥機。マットを広げたり、ホースを伸縮させたりする必要がない。暖かい空気が上昇する原理を利用した「すぐぽかノズル」を採用。すぐぽかノズルは、下方と左右に温風を吹き出す形状になっており、高さのあるノズルのハンドル部で布団を持ち上げて、布団内部に効率良く温風を行き渡らせる。また、「ふとん暖め」には、足もとを5分で暖める「足もと」モードを追加した。「ナノイー」を発生させる機能を搭載。敷き布団と掛け布団の間に枕を入れておけば、枕や枕カバーに付いたニオイを約20分で脱臭できる。そのほか、ダニ対策や靴の乾燥にも使用できる。サイズはW300×D140×H398mm、重量は3.3kg。消費電力(50Hz / 60Hz)は445W / 460W。カラーはシャンパンゴールド。また、パナソニックは同日、ナノイーを省略した「FD-F06S1」も発表した。推定市場価格は税別20,000円前後。
2015年07月28日●縦型とドラム式の良いとこ取りハイアールアジアは7月23日、AQUAブランドで展開する縦型洗濯機の新製品「SLASH(スラッシュ)」と「TWIN WASH(ツインウォッシュ)」シリーズについて記者説明会を開催した。いずれも6月下旬に発売された製品だ。○洗濯槽が斜めの「SLASH」SLASH(AQW-GT800)は、斜めに傾いた洗濯槽が特徴の全自動洗濯機。手前側に傾けたメリットは、まず衣類の出し入れしやすさにある。「洗濯槽を手前に傾けることで奥まで見やすく、取り出し忘れも少なくなる」と、洗濯機の商品企画を担当する、ハイアールアジア ジャパンリージョン アクアランドリーカンパニー ランドリーグループ・マネージャーの萩生田康一氏は語る。パルセータ―(洗濯槽底部の羽根)で水をかく拌して衣類を洗う縦型洗濯機は、布がこすれるために、ドラム式に比べて衣服が傷みやすいことと節水性に弱点がある。SLASHでは、洗濯槽を斜めに傾けたことでこれらの問題の解消を図ったと説明する。「卵を溶くときや、ミキサー車、哺乳瓶で粉ミルクを混ぜ合わせる時などは容器を傾けてかく拌する。この原理を縦型洗濯機にも応用した」(萩生田氏)洗濯槽を斜めに傾けることで上下方向の水流を生み出し、洗浄力アップも実現。それだけでなく、水流を起こすためのパルセーターも、独自の「スラッシュウィング」を新たに開発した。スラッシュウィングは斜めに傾いた洗濯槽専用に設計したもので、羽根の中心が中央でなく、片側に偏った構造になっている。衣類を持ち上げて洗うため、かく拌しやすいだけでなく、布の絡みや傷みを抑えて優しく洗いあげられるという。ハイアールアジアによれば、通常のパルセーターを使った場合に比べて、洗いムラは約30%、洗浄力は約16%向上し、消費電力量は約9%低減を実現したとのことだ。ハード的な構造だけでなく、布を傷めないようやさしく洗うためのモードも用意。標準の洗濯コースを、「やさしく」「節水」「おまかせ」の3つに細分化し、「やさしく」コースでは使用水量多め、水流弱めに設定。衣類の洗濯表示にある「弱」に対応する。萩生田氏は「弱表示の衣類は意外に多い。これまでの洗濯機ではネットに入れて、洗い時間を短くするなどの対応しかできなかったが、SLASHでは弱い水流で洗う。そのため、本当の意味での"弱洗い"ができる」と解説した。次ページでは、TWIN WASHシリーズについて解説する。●脱水の仕上がりも選べる○節水性と洗浄力を両立続いて紹介されたのはTWIN WASHシリーズ。2014年7月に第1弾が発売され、今回で第2世代となるモデルだ。外側と内側の2つのパーツからなる「ツインパルセーター」が、「循環ビックシャワー」生み出す。TWIN WASHは、これらによって、高い節水性と洗浄力を両立させたシリーズ。新製品ではツインパルセーターが生み出す効果を最大限に発揮できるよう、設計を最適化した。標準使用水量は洗濯容量10kgタイプで約99L、8kgタイプで約84L。他社の同等クラスの製品と比較してもトップクラスといえる節水性能を実現している。TWIN WASHシリーズでは、脱水時の回転数を3段階で設定できる点も特徴。標準設定では1分間に800回転だが、1分間に400回転の「やわらか」、1分間に850回転の「しっかり」に変更でき、デリケートな衣類や厚手の衣類などタイプに合わせて、回転数によって脱水を切り替えられる。新モデルでは、上記のような機能を踏襲しながら、天板部分が透明で洗濯中も槽内が見えるよう、デザインが変更された。さらに、パルセータ―や洗濯槽内のパーツの一部が抗菌仕様となり、衛生面でも改良が図られている。SLASHとTWIN WASHシリーズ共通の特筆すべき点として、「衣類おそうじ」機能が挙げられる。水流に合わせて左右に動く「スイングキャッチフィルター」を採用し、水中に漂う糸くずやゴミなどを効果的にとらえる。○SLASHは個性重視派向け商品説明とデモンストレーションを行った萩生田氏は、新シリーズとなるSLASHについて「ちょうどいいサイズで、きれいに仕上げたい、個性重視派向け」と、位置付けを説明。「仕事も家事も子育ても積極的な"イケダン(※)"のいる家庭や、活動的でチャレンジ精神旺盛な"プラチナ世代"と呼ばれる中高年層」と、想定するユーザー層についても言及した。 ※「イケてる旦那」の略。そのほか、ドラム式と縦型洗濯機の"良いとこ取り"をした新カテゴリーの製品として、布の傷みを気にしてドラム式しか選べなかったユーザーにも訴求していきたいという意向が語られた。
2015年07月25日マイボイスコムは7月24日、洗濯機に関するアンケート調査結果を公表した。過去の調査と比較して「縦型洗濯乾燥機」を所有する家庭が増加傾向にあることがわかった。同社では定期的に、自宅の洗濯機のタイプについてアンケート調査を行っている。今回は2013年に行った前回の調査以来、2年ぶり5回目の調査となる。調査ではまず、自宅の洗濯機のタイプを聞いた。結果は「ドラム式洗濯乾燥機」が16.9%、「縦型洗濯乾燥機」が26.4%、乾燥機能のない「全自動洗濯機」が50.4%。全自動洗濯機の所有者が半数を占めるものの、過去の調査と比べると、縦型洗濯乾燥機の伸び率が高く、2.6ポイント増加していた。洗濯機の利用頻度について「ほぼ毎日」と回答したのが全体の39.6%。30代以上の女性に絞ると5~6割が、さらに、ドラム式洗濯乾燥機、縦型洗濯乾燥機のユーザーに絞ると5割弱がほぼ毎日洗濯すると回答した。20代は「週2~3日程度」洗濯すると回答した人が3割を占めており、男性は「自分では使わない」と回答した人が2割強だった。洗濯機を使用する時間帯は、「8時から11時台(午前中)」が48.3%と最も多い。次いで「朝4時から7時台(早朝)」と「19時から22時台(夜)」がそれぞれ全体の2割台。また、毎日洗濯をする層は「朝4時から7時台(早朝)」に洗濯する比率が高くなっている。今後の洗濯機の購入予定について聞いたところ、購入・買い替え予定者は4割強。「将来的には予定しているが、まだ具体的でない」と答えた人は33.3%いた。購入・買い替え予定者に、洗濯機購入時に重視する点を聞くと、66.5%の人が「省エネ」と回答した。各5割前後で「洗浄力」「大きさ・容量」「運転音の静かさ」が続く。「大きさ・容量」「使い勝手」については、女性のほうが男性より重視する傾向にあり、15ポイント以上上回る結果となった。本調査は、全国の男女12,025名を対象に、洗濯機に関する調査を実施したもの。調査方法は、同社が提供するアンケートサービス「MyVoice」によるインターネット調査。調査期間は2015年6月1日から6日まで。
2015年07月24日漂白・除菌用途としてキッチンなどで利用する酸素系漂白剤。実はほかにもいろいろな使い方ができます。○お湯に入れて洗って一晩放置塩素系に比べると効果が弱いと思われがちな、酸素系漂白剤。しかし、漂白力が穏やかなぶん扱いやすく (色柄物にも使えます) 、ツーンとした臭いがないのも魅力です。今回は、酸素系漂白剤を使って洗濯機を洗浄してみたので、その結果をお伝えします (今回は縦型洗濯機での使い方についての説明です) 。洗濯槽ってけっこう汚れてるんですよ。洗濯槽に40~50℃ (酸素系漂白剤が発砲する温度) のお湯を入れ、酸素系漂白剤を投入します。目安としてはお湯10Lに対して100gを投入してください。この時、ゴミ取りネットは外します。最初に水が濁るのは発泡効果によるもので、すぐに汚れが落ちるわけではありません。「洗い」で運転させたら、そのまま一晩放置します。一晩経ったら、再び「洗い」で運転させます。「洗い」が終わると汚れが浮いてきますので、100円ショップで買えるお風呂のゴミ取りネットですくいましょう。その後は水がキレイになるまで「洗い」を繰り返します。洗濯機を傷付けないように、洗濯機の取り扱い説明書をよく読んでからお試しください。執筆:きゅう趣味はドライブと映画鑑賞。女子力が低めなアラフォー。遊びに全力を傾けるも、時間が足りないのが悩み。現在は人間観察にハマっている。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月23日Waldorf Musicは、ドラムサウンドに特化したiPad用シンセサイザーアプリ「Attack Drums」を発売した。価格は2,400円。同アプリは、2001年に発売された同社のVSTプラグインして登場した、「Attack」のサウンドとコンセプトをベースしているドラムシンセサイザーアプリ。24パートのサウンドエンジを搭載し、独立して使用できる4つのエフェクトスロットや、ポリフォニックスタップ対応のパターンシーケンサー(最大999パターン)、トリガーパッド、ミキサー、レコーダーなどの各種機能も装備されている。さらに、Audiobus、Inter App Audio、AudioCopy / AudioPaste、ソングのオーディオファイル書き出しなどもサポートし、その他の音楽アプリやコンピューターとの連携も可能。対応OSは、iOS 7.0以上。iPad 2、 iPad 3(Retina)、iPad 4、 iPad mini(1/2/3)、iPad Air(1/2)のモデルに対応する。
2015年07月16日TANAKAホールディングスは7月15日、田中貴金属グループのめっき事業を展開する日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース(EEJA)が、量産機同様の皮膜を実現する半導体ウェハ用カップ式小型めっき実験装置「RAD-Plater」を開発し、即日販売を開始したと発表した。同装置は、2~8インチの半導体ウェハ製造用の小型めっき実験装置で、一般的な設備の100V電圧、圧縮空気下のみで運用可能。対応めっき液は金、銀、パラジウム、銅、ニッケルなどのほかに、合金、鉛フリータイプなど幅広く、めっき液量はディップ式の約半分である10リットル以下に抑えているため実験コストを低減することが可能となっている。また、カップは同社製スターカップを採用することで、めっき膜厚の均一性や気泡除去性、深いビアへの埋め込み性に優れた、量産レベルのめっき品質を実現したとするほか、イオン供給量を増加させた事に伴う高い電流密度により、めっき時間の短縮も実現したとする。さらに、これまで量産機を購入し自社で実験を行っていた場合に比べて、3分の1から4分の1の価格帯で導入ができるため、コストの抑制も可能とするとしている。なお、同社では、メーカー研究開発試作部門や大学などの教育・研究機関、材料メーカーなどに対し同装置とめっき液を合わせてサンプル提供することで、量産時のめっき装置、およびめっき液の販売向上を図りたいとしており、2017年までに年間5億円の売り上げを目指すとしている。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品発表会を開催した。発表されたのは、プラズマクラスター洗濯乾燥機シリーズの「ES-Z210」と「ES-A210」の2機種。いずれも容量は洗濯が10kg、乾燥が6kgのタイプだ。機能や性能で差別化が図られており、ES-Z210が上位機種にあたる。○業界初の「ハイブリッド」乾燥方式今回、ES-Z210のみの新機能で大きな目玉となるのは、「サポートヒーター」の搭載といえる。現在、洗濯乾燥機の乾燥機能は、ヒーターで熱を発生させて洗濯物を乾かす「ヒーター式」と、ヒートポンプによる除湿効果で乾かす「ヒートポンプ式」に大別される。ES-Z210では、業界で初めてこの両方を採用した。ただし、サポートヒーターという名前のとおり、ヒーター乾燥はあくまでアシスト的な役割で、メインとなるのはヒートポンプ式だ。サポートヒーターは洗いと乾燥、2つの工程で動作する。1つめは今回新たに搭載された「極め洗いコース」。後述するマイクロ高圧洗浄との組み合わせで頑固な泥汚れや皮脂汚れも洗い落とすコースだ。極め洗いコースの運転直後には、サポートヒーターで約40℃の温風をドラム内に吹き付けて衣類を温める。これによって、洗剤を活性化させ、汚れを浮かせる。もう1つの工程が乾燥だ。こちらも新搭載の「ぽかぽか・おひさま乾燥」という乾燥機能では、ヒートポンプで乾燥させながら、サポートヒーターで熱を与えることにより、ふんわりとした天日干しのような仕上がりを実現できるという。ヒートポンプ式はヒーター式よりも低消費電力な点が魅力だが、シャープによると、ヒーターを追加することによる消費電力への影響はないそうだ。○進化したマイクロ高圧洗浄シャープのドラム式洗濯乾燥機は、2014年モデルから「マイクロ高圧洗浄」を搭載している。マイクロ高圧洗浄とは、毎秒100万個の微細な水の高圧シャワーを衣類に噴射して、繊維の奥の汚れをはじき飛ばす機能。少ない水量で叩き洗いを行うドラム式は、一般的に洗浄力に弱点があるとされるが、マイクロ高圧洗浄でこの問題を解消した。ES-Z210では、マイクロ高圧洗浄を強化。洗浄範囲を従来の約1.4倍に拡大した。シャープによると、「高圧洗浄の圧力を高めると衣類が痛んでしまう。そこで、洗浄範囲を広げて、洗いムラを低減し、洗浄力を高めた」とのことだ。前述の極め洗いコースでは、マイクロ高圧洗浄のシャワー量が標準コースに比べて最大約4倍量となる。そのほか、ES-Z210には新機能として「サッと予洗いコース」を追加。こちらもマイクロ高圧洗浄を利用した機能で、泥などがこびりついた、汚れのひどい洗濯物を、約5分で水だけの力で予洗いし、脱水まで行えるというものだ。○農業女子のための洗濯機これらの機能が生まれたのは、農林水産省が主導する「農業女子プロジェクト」に、シャープが家電メーカーとして唯一参画したことが背景にある。同プロジェクトは、農業に携わる女性の知恵を企業のノウハウと結びつけ、新たな商品やサービスの創出につなげるというものだ。シャープでは、新製品の開発にあたって、農業に従事する38人の女性にアンケートを実施、計4回にわたって延べ10人との意見交換を行ったという。さらに、全国から土のサンプルを集めて泥汚れの落ち具合を比較するなど、徹底した実験が繰り返された。発表会には、シャープ 取締役会長の水嶋繁光氏が出席。「シャープ創業者の早川徳次の言葉には『人に真似される商品を作れ』というのがあり、古くからシャープは会社の枠組みを超えた産学官共同の取り組みを行ってきた。今回もその流れのひとつとして、家電メーカーとして唯一プロジェクトに参画し、農業女子の方々の声をもとに、洗浄能力を飛躍的に高めた洗濯機を開発した。今後もこのようなプロジェクトを通して、新たな家電の可能性を追求していきたい」と挨拶した。また、発表会に駆け付けた農林水産副大臣のあべ俊子氏は「農業女子を応援していこう、というこのプロジェクトには、現在300人の女性と20社以上の企業が参加しています」と説明。さらに、「今回のような洗濯機の登場で、農業女子たちがもっともっとオシャレをできるようになり、もっともっとおいしい農作物を作ってもらえるのではないかと期待しています」とコメントした。そのほか、発表会には今回の新製品開発に携わった3人の農業女子も出席。「農作業によるひどい泥汚れが、水だけで落ちるわけないと思っていました。予洗いコースに関しても、どうせ洗濯前に手洗いをしているからいらないとか、1回目の意見交換会ではかなり厳しい意見を言って、ダメ出しをしました」「1回目の意見交換会では、タオルを洗うと逆に泥染めになってしまっていたのに、1カ月後に行われた3回目の意見交換会では、全国から集められた泥汚れがすべてキレイになっていました。たった1カ月でこれだけブラッシュアップさせるシャープの技術に感心しました」「汚れを落とすのは洗剤の仕事だと思っていたが、水だけでこんなにキレイになるのは衝撃でした。農業に携わる女性だけでなく、一般の方でも喜んでもらえるのではないかと思います」など、開発秘話や感想を明かした。このたび発表された新製品2モデルのちがいは、サポートヒーターの有無のほか、搭載するセンサーの数。センサーはES-Z210が7種類、ES-A210が5種類で、センサーが多いES-Z210のほうが、より少ない使用水量、消費電力で運転できる。また、センサーの情報をもとに洗濯機の使い方を音声で案内する「ココロエンジン」はES-Z210にのみ搭載する。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機「ES-Z210」を発表した。農林水産省の「農業女子プロジェクト」と連携した製品だ。発売は8月27日。価格はオープンで、推定市場価格は税別300,000円前後だ。ES-Z210は、頑固な泥汚れや皮脂汚れ、黄ばみを落とせる「極め洗いコース」を新しく搭載したドラム式洗濯乾燥機。ヒートポンプに加えて新搭載された「サポートヒーター」が約40℃の温風を送り、濡れた衣類の汚れを温めて浮かす。汚れを浮かせた状態で、小さな水滴を勢いよく吹き付ける「マイクロ高圧洗浄」を行い、繊維の奥の汚れをはじき飛ばして洗浄する。マイクロ高圧洗浄は2014年度モデル「ES-Z200」に比べて、洗浄範囲が約1.4倍となり、ムラなく洗えるようになった。泥だらけのユニフォームなど汚れがひどい衣類だけを、マイクロ高圧洗浄で事前に洗える「サッと予洗いコース」を追加。洗剤を使わず、水だけで約5分間洗浄し、汚れをはじき飛ばす。サッと予洗いが完了した後は他の洗濯物とまとめて洗濯できる。乾燥機能では、従来のヒートポンプに加えてサポートヒーターを搭載し、ハイブリッド方式を採用したことで「ぽかぽか・おひさま乾燥」を実現した。除湿して乾燥させるヒートポンプに、サポートヒーターで熱を加えることで、乾燥後の衣類のふんわり感やあたたかさがアップしている。サポートヒーターはヒートポンプの効率が低下する間にだけ稼働するため、洗濯~乾燥(6kg)の消費電力量は590Whと抑えられている。ES-Z210は、農林水産省が推進している「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発した製品だ。農作業時、衣服に付いた汚れをシャープが分析。洗濯機で落とし切れていなかった頑固な汚れも洗い落とせる、新たな洗浄コースを開発したという。サイズはW640(ボディ幅:596mm)×D730×H1,114mm、重量は78kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kg。カラーはゴールド系。シャープは同日、サポートヒーターを省略したドラム式洗濯乾燥機「ES-A210」も発表した。推定市場価格は税別230,000円前後だ。
2015年07月14日梅雨ははじまったばかり。兎にも角にも洗濯物が乾かない! 洗濯物が溜まるのに干せる日は限られていてイライラする季節です。一人暮らしの家に広い洗濯物干し場があればいいのですが、なかなかそうはいかず…部屋干しと言いながら、どこに干せばいいのか困りものですよね。■ホームセンターで買える、つっぱり棒そこで今回はどんなお家でも便利グッズで干せる場所を確保する方法を教えましょう。まずはとても使える便利グッズ。それはズバリ、つっぱり棒!100円ショップにある細いものは、洗濯物の重さに耐えられないのですが、ホームセンターに行けば、30kgくらいまで耐えられるしっかりしたつっぱり棒があるの、ご存じでしたか?しかもお値段は1000円以下! 長さによっては2000円くらいのものもありますが、どちらにしろそれで洗濯物干し場が室内に確保できるならお得ですよね。これを浴室に取り付け、換気扇を回しながら干しましょう。さらに扇風機を洗濯物に向けてかけると浴室乾燥がなくても結構乾きますよ。■鴨居があるなら木材を設置鴨居がある部屋はさらにチャンス! 部屋のコーナー、鴨居部分に木材を渡しましょう。これでお手軽な室内物干し竿完成です。木材ならホームセンターで500円前後で入手可能です。■カーテンレールに干すのはNG!よくやってしまいがちなカーテンレールに洗濯物を干すのは、実は絶対避けたいNGゾーン。カーテンレールにはホコリが溜まりやすく、そのホコリが洗濯物に落ちると湿気とあいまって匂いの原因に…。しかもカーテンレールは、曲がりやすく、引越しの際思わぬ費用がかかることもあります。■乾かし方のポイントは並び順と湿気を吸収することさらに乾かし方にもちょっとしたコツがあります。まずは洗濯物の並び順。同じ長さのもの、同じ素材のものを隣同士にならべると風の通り道が少なく乾きにくいのです。並べる時はタオルの隣にTシャツ、など長さや厚みが違うものを隣同士にしてみましょう。さらにいらない新聞紙で湿気を吸収です。新聞紙には除湿効果があるというのを知っていましたか? 洗濯物の下に新聞を広げて置いたり、丸めた新聞紙を周りに置いておくと湿気を吸ってくれるので洗濯物の乾きが早くなります。濡れてる時間が長いほど、匂いの原因菌は広がりやすいので少しでも早く乾かすが基本です。それでも室内干しの匂いが気になるという方は、すすぎの際にぜひお酢を大さじ2杯ほど入れてみてください。お酢には消臭効果のほか、柔軟剤のように衣類をふっくらさせてくれる効果があるのです。気分が塞ぎがちな梅雨の時期ですが、効率良く洗濯をして、楽しく乗り切りましょうね!
2015年06月19日象印マホービンは6月18日、マットとホース不要のふとん乾燥機「スマートドライ」の新製品「RF-AB20」を発表した。「低温あたため」コースを搭載する。発売は8月1日。価格はオープンで、推定市場価格は17,800円前後だ(税別)。スマートドライは、2012年に象印マホービンが初めて発売した、マットとホースを使わないふとん乾燥機。今回発表された新機種のRF-AB20は、布団の中に本機をセットしてスイッチを入れるだけという操作はそのままに、ユーザーの要望に応える機能を強化した。従来機では睡眠前にセットすることで、布団がふっくらと温かくなる「あたため」コースを搭載していたが、より人肌に近い温度になる「低温あたため」コースを追加。仕上がり直後の布団が熱すぎず、あたため直後に快適に眠れるとしている。乾燥機能にも「低温乾燥」を搭載した。また、「エココース」は従来機で20%の節電を実現していたが、フローを見直したことによって、30%の節電を実現した。そのほか、「アレル物質抑制フィルター」を新たに採用し、ダニの死がいや花粉などのアレルギー物質を抑制できる。安全面に配慮した設計を踏襲。本体の操作部分が掛け布団で覆われた際にブザーで警告する「ふとん検知センサー」を搭載するほか、大人が誤って踏んでも耐えうる鋼板部品でヒーター部分をカバーしている。コードバスケット含む本体サイズはW33.5×D13×H35cm、重量は4.1kg。電源コード長は2.6m。消費電力(50Hz/60Hz)は655W/645W。ふとん乾燥時の運転音は約46dB。
2015年06月18日ボーイングはフランス時間の6月15日、ガルーダ・インドネシア航空が787-9型機を30機、737MAX8を最大30機、それぞれ購入する意向を示したことを発表した。ボーイングは2014年10月に発表した737MAX8の50機購入に関しても、ガルーダ・インドネシア航空に購入する意向を再確認した。また、ガルーダ・インドネシア航空は今回のパリ・エアショー会場で、A350XWBを30機発注する基本合意書(LOI)をエアバスと締結している。
2015年06月17日日立コンシューマ・マーケティングは6月15日、日立リビングサプライから発売したふとん乾燥機について、無料交換を行うと発表した。取り扱いに起因すると思われる、電源プラグ根元部からの発火事故が1件発生したため。無料交換の対象となるのは、日立リビングサプライが2010年に発売したふとん乾燥機「HFK-SD1」108,931台、「HFK-SD2」64,660台、「HFK-SD10」97,692台、「HFK-SD20」34,521台。電源コードを無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったりした状態で繰り返し使用した場合に、電源コードが徐々に断線して発熱することがある。日立コンシューマ・マーケティングによれば、電源コードに無理な力が加わらない状態で使用していれば発熱しない。今回の無料交換は、電源コード断線による発火未然防止のために決定された。交換はフリーダイヤルにて受け付け、付属品を除く本体を無料で改善品に交換する。HFK-SD1とHFK-SD2については、本体カラーがピンクから若干濃い目のローズピンクに変更される。
2015年06月15日靴、カバン、傘、帽子など、汚れても頻繁に洗えないものってありますよね。洗濯機で洗えないものが汚れた時は手洗いが必要です。でも、手洗いは面倒くさい! じゃあ……ということで、汚れを防ぐために、100円ショップの防水スプレーで先手を打っておきましょう!○100円ショップの防水スプレーでOK筆者が、汚れ防止用に愛用しているのは100円ショップで購入できる防水スプレーです。靴屋さんやホームセンターで販売されている防水スプレーも比較的安くていいのですが、容量が多い (多すぎる) ので、一度買うとなかなか使い終わりません。使用頻度の低いもののために収納スペースを割くのはもったいないので……結果的にちょっと割高にはなってしまうのですが、100円ショップで購入できるコンパクトなものを使っています。普段使わないものって、収納スペースの奥へ奥へと押しやられがち。いざ使おうと思ったら、どこにしまい込んだかわからなくなって、仕方なく新たに購入することになりますが……それこそもったいない! なので筆者は頻繁に使わないものこそ少量パックのものを選ぶようにしています。汚れは、一度ついてしまうと、多少なりとも落とすための労力と気力が必要です。お手入れの負担を軽減したいなら、汚れる前のシューっとひと吹きを習慣にしたいものです。執筆:KANA横浜市在住、3人の子持ち。 趣味は整理整頓と飲酒、アウトドア。野球観戦に燃えるアクティブ派だが、実は運動音痴なのでもっと動けるようになりたいと思いスポーツクラブに通い始めたところ。今年の目標は「物と体のダイエット!」本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年06月12日三菱航空機と三菱重工業は6月8日、次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機初号機による走行試験(Low Speed Taxiing Test)を県営名古屋空港(愛知県豊山町)で開始した。Taxiing(タキシング)は航空機が自らの動力で地上を移動するもので、航空機は離陸前と着陸後の移動をほとんどタキシングによって行う。今回の走行試験では、低速自走状態における制動確認およびステアリングによる方向制御の確認を実施する。三菱重工業と三菱航空機は現在、9~10月の初飛行を目指し、各種地上試験や量産段階への移行準備など一体となった事業展開を進めている。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年06月08日ツインバードは、くつ乾燥機「SD-4546」(以下、SD-4546)を発売した。レッドとブラウンの2色を用意する。希望小売価格は税別5,000円だ。SD-4546は洗ったスニーカーを約50分で乾かせるくつ乾燥機。選択できるモードは、洗ったスニーカーなどに適した「標準」と、湿った革靴などに適した「革靴」の2種類。本体横のダイヤルで、最長120分までタイマー設定できる。また、スタンドをたためば、背の高い長靴やブーツの乾燥も可能だ。消費電力は標準モード時で150W、革靴モード時で125W。サイズは約W150×D90×H220mm、重さは約670g。コードの長さは約1.8mだ。
2015年06月05日ジャパネットたかたは6月5日、「インターネット15周年記念 在庫売り尽くしセール ファイナル」を開始した。冷蔵庫と洗濯機を特別価格で販売する。期間は6月5日0時から6月7日24時まで。すべての商品が数量限定となる。インターネット15周年を記念して開催されるセールで、5月22日から24日にはエアコン・マッサージ機限定の第1回、5月29日から31日にはテレビ・パソコン限定の第2回を開催していた。第3回目となる今回は、冷蔵庫と洗濯機に限定。旧モデルの型落ち商品や注文のキャンセルで返品された再生品などを、Web限定の特別価格で販売する。なお、すべて数量限定で、なくなり次第終了する。
2015年06月05日東芝ライフスタイルは6月3日、サイクロン式のスティック型掃除機「VC-Y80C」を発表した。細径の「軽量・伸縮ホース」を新たに採用している。発売は6月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別14,000円前後だ。VC-Y80Cは細径の「軽量・伸縮ホース」を新たに採用したことによって、従来モデル「VC-Y70C」より約100g軽い本体重量3.6kgを実現した。「2WAY楽楽ノズル」を引き続き搭載。本体から延長管を取り外してホースを伸ばせばエアコンの室内機など高所の掃除に、延長管とグリップ部を分離すればデスクなどの掃除を行いやすいとしている。ダストカップはワンタッチでフタが開く構造で、片手でゴミ捨て可能だ。ダストカップのフィルター部分に市販のティッシュペーパーを装着しておけば、ダストカップへの繊維ゴミの付着を軽減できる。ただし、ティッシュを装着した場合は吸込仕事率が20W低下する。使用時のサイズはW250×D255×H980mm、重量は3.6kg。ダストカップ容量は0.3L。運転音は69dB(目安として、騒々しい街頭が70dBだとされている)。消費電力は900W。カラーはブラックとブルー。
2015年06月03日ハイアール アジアは6月2日、AQUAブランドの縦型全自動洗濯機「SLASH(スラッシュ) AQW-GT800」(以下、AQW-GT800)を発表し、予約受付を開始した。発売は6月下旬。価格はオープンで、「A by A.com」での直販価格は税込118,584円だ。AQW-GT800は、手前に傾けた洗濯槽「スラッシュ・ドラム」が特徴の全自動洗濯機。洗濯槽を手前に傾けたことによって、衣類の出し入れがしやすくなった。スラッシュ・ドラム専用に開発されたパルセーター(洗濯槽底部の羽根)「スラッシュ・ウィング」を装備。左右に動くもみ洗いの動作だけでなく、衣類を持ち上げて入れ替える上下の水流も生み出す「スラッシュ洗浄」を実現し、洗いムラを抑える。スラッシュ洗浄の特徴を活かして、「標準やさしくコース」「標準節水コース」「標準おまかせコース」の3つの標準コースを搭載。汚れに合わせた洗濯コースを選べる。水流に合わせて、糸くずを捕らえる捕獲口が大きく左右に可動する「スイングキャッチ・フィルター」を搭載。これにより、洗濯物から発生する糸くずなどが衣類に付着することを防ぐ「衣類おそうじ」機能を実現した。サイズはW590×D674×H1,040mm、重量は41kg。洗濯容量は8kg。消費電力量は46Wh。標準節水モードの運転時間目安は約37分だ。カラーはパッションレッド、オーシャンブルー、プレミアムゴールド。
2015年06月02日サンコーは6月1日、ペルチェ式のコンパクトな除湿機「USBポータブル除湿機」を販売開始した。サンコーレアモノショップでの直販価格は6,980円(税込)だ。USBポータブル除湿機は、USB接続して使用する除湿機。モバイルバッテリーなどから電源を得ることも可能で、持ち運び可能だ。別売のACアダプターを使用すれば、一般的な家庭用コンセントからの給電でも動作する。さらに、別売のシガーソケットアダプターを使用すれば、湿気が気になる車内でも使用可能だ。除湿方式はペルチェ式で、運転音は約48dB(目安として、40dBで図書館程度)。タンク容量は500ml。気温30℃、湿度80%の条件であれば、約3日でタンクが満タンになる。また、満水時は自動で運転停止する機能を持つため、タンクから水があふれ出す心配がない。消費電力は5W。サイズはW150×D130×H225mm、重さは930g。長さ約115cmのUSBケーブルが付属する。
2015年06月01日シャープは6月1日、縦型洗濯乾燥機の新製品として、洗濯容量9kgの「ES-GX950」と洗濯容量8kgの「ES-GX850」を発表した。発売は6月25日。価格はオープンで、推定市場価格はES-GX950が170,000円前後、ES-GX850が160,000円前後だ(いずれも税別)。ES-GX950とES-GX850は、「WIDEマウス&LOWボディ」によって衣類を出し入れしやすくした縦型洗濯乾燥機。投入開口部の面積は前モデル「ES-TX840」に比べて約23%拡大し、投入開口部の高さは前モデルより25mm低くなった。前モデル同様、内フタを省略しているのも特徴だ。投入開口部を新設計にしたことによって、洗剤ケースは幅135mmの「ワイド洗剤ケース」を新たに採用した。洗濯槽には引き続き「ダイヤカット穴なし槽」を採用。槽内壁に施されたダイヤカットの凹凸によって、水流を加速するほか、こすり洗い効果を発揮する。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)には、イルカの尾びれ形状を応用した「Wウイング ドルフィンパルAg+」を搭載。竜巻状の巻き上げ水流で汚れを落とす。洗浄方式「穴なしサイクロン洗浄」に、衣類の上から水を注ぐ「パワフルシャワー」を追加した。パワフルシャワーによって、洗濯物を沈めてすばやく洗浄液に浸す。乾燥機能では引き続き、水洗いできない衣類をプラズマクラスターイオンによって除菌・消臭する「ハンガードライ&リフレッシュ」、部分洗いした場所のみをすばやく乾かせる「スポット乾燥」を搭載している。デザインは一新され、ガラストップを採用した。フラットなデザインで、簡単に掃除できるとしている。内フタがなく、ガラス素材を使用しているため、洗濯中の様子も観察可能だ。ダンパー機構のため、軽い力で開閉できるほか、手を放しても静かに閉まる。サイズと重量はいずれもW600×D665×H1,020mm/46kg。洗濯・乾燥容量はES-GX950が9kg/4.5kg、ES-GX850が8kg/4.5kg。消費電力量は洗濯のみでES-GX950が90Wh、ES-GX850が67Wh、洗濯~乾燥で1,600Wh。カラーはES-GX950がゴールド系、ES-GX850がピンク系とシルバー系。
2015年06月01日東芝ライフスタイルは5月27日、縦型洗濯乾燥機「AW-10SV3M」と「AW-9SV3M」を発表した。発売は7月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SV3Mが180,000円前後、AW-9SV3Mが170,000円前後(いずれも税別)。AW-10SV3MとAW-9SV3Mは、皮脂汚れを落とすことで衣類の黄ばみを予防する「Ag+ホットつけおき」コースを新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。Ag+ホットつけおきコースは、洗濯前に衣類に温風を当てて温めてから、濃縮洗浄とつけおき洗いを行うというもの。温めた衣類に濃い洗浄液を浸透させることによって、洗剤が汚れを分解する力を高めて皮脂汚れを落とす。つけおき時間は30分 / 1 / 2 / 4 / 6 / 8時間から選択可能だ。そのほか、2方向から衣類へ注いで押し洗い効果を実現する「Ag+抗菌メガシャワー洗浄」、高濃度の洗剤液をすばやく浸透させて脂汚れなどを浮かび上がらせる濃縮洗浄を搭載。さらに左右非対称の「抗菌メガスクリューパル」による「入れ替え水流」「もみ洗い水流」「ほぐし水流」で、ムラなく洗濯を行う。「ドライ」や「手洗い」マークなどのデリケートな衣類を洗うドライコース用に、独自の「おしゃれ着トレー」を採用。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)が洗濯物に直接触れないため、衣類の傷みを抑えられる。洗濯槽は、親水性の高いガラスコートを施した「マジックドラム」を採用。洗濯槽外側に洗剤カスが付着することを抑えることによって、黒カビの発生を抑制する。洗濯・乾燥容量はAW-10SV3Mが10kg / 5kg、AW-9SV3Mが9kg / 5kgだ。いずれも、サイズはW614×D628×H1,025mm、質量は49kgとなっている。また、東芝ライフスタイルはAg+ホットつけおきコース非搭載の縦型洗濯乾燥機として、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9V3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8V3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7V3M」も同時発表した。発売は6月中旬で、価格はオープン。推知市場価格はAW-9V3Mが150,000円前後、AW-8V3Mが140,000円前後、AW-7V3Mが130,000円前後(いずれも税別)。また、乾燥機能を搭載していない縦型全自動洗濯機として、洗濯・脱水容量10kgの「AW-10SD3M」、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9SD3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8D3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7D3M」、洗濯・脱水容量6kgの「AW-6D3M」も発表した。AW-10SD3M、AW-9SD3M、AW-6D3Mの3モデルは7月初旬発売で、AW-8D3MとAW-7D3Mは6月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SD3Mが125,000円前後、AW-9SD3Mが115,000円前後、AW-8D3Mが105,000円前後、AW-7D3Mが95,000円前後、AW-6D3Mが85,000円前後(いずれも税別)。
2015年05月27日パナソニックは5月25日、キャニスター型紙パック式掃除機「MC-PA35G」を発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別48,000円前後だ。MC-PA35Gは、「軽量スリム延長管」と径小ホース、軽量ノズルを採用した紙パック式掃除機。ホース径は従来モデルの43mmから38mmに細くなった。そのほか、床上に漂うハウスダストを吸い込むノズル上部の吸い込み口「エアダストキャッチャー」や、ヘッド部分に配置されているペダルを踏むだけで、狭い部分でも使いやすい子ノズルが現れる「親子のノズル」を採用している。吸込仕事率は500~120W。自走タイプの「パワフル自走ノズル」を搭載する。ブラシには「毛先が球ブラシ」「Y字ブラシ」を採用。床面と2点で接触するY字ブラシでフローリングのゴミを拭き取り、毛先が球ブラシでじゅうたんのゴミをかき上げる。ワイドイオンプレートによって静電気の発生を抑えながらフローリングのゴミを吸引するため、床を拭いたような仕上がりになるという。ハウスダスト発見センサーと床面検知センサーを採用しており、モーターのパワーとブラシの回転速度を床材やゴミの量などによってコントロールする。ハウスダスト発見センサーは約20μmまでのサイズのハウスダストを検知。見えないゴミがあることを手もとのランプで教えてくれる。本体サイズはW264×D383×H219mmで、標準質量(ホースや延長管など含む使用時の質量)は5.6kg。消費電力は1,000~300Wで、運転音は59dB~54dBだ。付属の紙パックは「逃がさんパック AMC-HC11」。AMC-HC11は、立体三層構造の不織布で0.5μm以上のハウスダストを約99.9%キャッチする性能を持つ。カラーはピンクシャンパンとシャンパンゴールドで、本体には高級感を演出する「麻の葉文様」を施している。パナソニックは同日、キャニスター型紙パック式掃除機「MC-PA15J」も発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別33,000円前後だ。MC-PA15Jは、MC-PA35Gから親子ノズルを省いたモデル。吸込仕事率は500~約120W、動作音は62dB~56dBとなっている。
2015年05月26日パナソニックは5月21日、50~60代をメインターゲットとしたブランド「Jコンセプト」から、縦型全自動洗濯機「NA-JFA801」を発表した。発売は7月15日。価格はオープンで、推定市場価格は税別180,000円前後だ。NA-JFA801は、洗濯物の取り出しやすさにこだわって開発された縦型の全自動洗濯機。投入口の幅は404mm、奥行きは336mmと、従来モデル「NA-FA80H1」より投入口面積を約14%拡大した。ボディ手前の枠の厚さを11mmに薄型化して洗濯槽を手前に近づけた「すっきりフロント」を継承するほか、タンク底を上げた新開発の「すぐソコフロント」を採用。これにより、深くかがまずに洗濯槽の奥まで手が届く。2015年4月に発表した縦型洗濯機7モデルにも搭載されている「からみほぐし」機能を搭載。脱水時にからんでしまった衣類を、パルセーター(洗濯槽底部の羽根)の動きをコントロールすることによってほぐして、からみを緩和する。操作部は、パナソニックの洗濯機で初となるタッチパネル仕様のホワイトタッチ液晶だ。洗濯槽の手前ではなく、奥に配置されている。文字を大きくして視認性を高めただけでなく、シンプルなメニュー表示を採用した。そのほか、投入口や天面も凹凸が少なく、手入れしやすい。一体型のフタには、ゆったりと流れる水面のイメージを意匠化した「流水柄」を施し、フタのふちには金属パーツを採用してアクセントをつけている。本体サイズはW599×D626×H1,017mm。○「目利き世代」は乾燥機能を求めずパナソニックはNA-JFA801を開発するにあたって、Jコンセプトのターゲットである50~60代を対象に、ほしい洗濯機についてのアンケート調査を行った。調査結果によれば、使いたい容量は8kgと回答した人がもっとも多く、46%だった。6kgと7kgも合わせると全体の約7割に上る。毛布も洗いたいという意見が聞かれたことから、今回は8kgを採用した。乾燥機能については「必要ない」と回答した人が79%。次回購入したい洗濯機のタイプについては、縦型と回答した人が54%と半数以上となった。そこでパナソニックは、乾燥機能を持たない容量8kgで、使い勝手にこだわった全自動洗濯機であるNA-JFA801を製品化するに至った。65~74歳女性の平均体型をもとにした設計を行い、無理のない姿勢で洗濯槽の奥まで手が届く工夫を凝らした。サイズだけでなく、投入口や天面フォルムのフラットでなめらかなフォルム、糸くずがたまりにくいパルセーターキャップなど手入れのしやすさにも配慮されている。
2015年05月21日日立アプライアンスは5月20日、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の最新機種を発表。同日、東京都内で開催された新製品発表会では、新性能の検証デモなどが行われた。今回のモデルチェンジでは、たっぷりの水を循環させる洗浄力の高さはそのまま、「すすぎ」にもこだわっている。発売予定日は6月20日。価格はオープンだが、推定市場価格は最大容量11kgのフラッグシップモデル「BW-D11XWV」が税別24万円前後だ。○縦型洗濯乾燥機では業界初の大容量を実現今回発表されたのは、縦型洗濯乾燥機「BW-D11XWV」と、スリムタイプの「BW-D10WV」「BW-D9WV」「BW-D8WV」の計4モデル。加えて、乾燥機能を搭載していない全自動洗濯機「BW-10WV」「BW-9WV」「BW-8WV」「BW-7WV」の4モデルも同時に発売する。全モデルに強化ガラスを使用したガラストップデザインを採用。ガラストップは見た目にも美しいほか、プラスチックと比較して傷がつきにくく、凹凸が少ないため掃除も簡単だという。発表会での注目製品は、なんといってもフラッグシップモデルのBW-D11XWV。日立アプライアンスの調査によれば、カーテンや毛布といった大型のファブリックを自宅で洗濯する需要がある。そのため、1世帯あたりの家族構成人数は減っているにもかかわらず、洗濯機の大容量化が求められている。新モデルのBW-D11XWVは、洗濯容量が最大11kg、乾燥容量が最大6kg。11kgという洗濯容量は、縦型洗濯機としては業界で最大の容量だ(2015年5月20日現在。日立アプライアンス調べ)。また、槽内パーツの薄型化や、バランスリング設計の最適化などにより、従来モデルから外形寸法を変えずに、+1kgの容量アップを実現した。○遠心力ですすぎ残しを一掃する「ナイアガラすすぎ」前モデルからの大きな変更点は、「ナイアガラすすぎ」と呼ばれる新しいすすぎコースを搭載したこと。一般的な洗濯機は、キレイな水を通水させ、槽に水をためてすすぐという2ステップの方式を採用している。一方、ナイアガラすすぎではいったん槽内に水を貯めた後、毎分1,000回転という高速回転の遠心力で洗剤を絞り出す。それから、最大流量毎分約50Lというたっぷりの水で、繊維に潜んだ洗剤をさらに落とす。発表会では、従来モデル「NW-8TY」の洗濯機で脱水した衣類を、毎分1,000回転の遠心力にかけるデモを実演。一度NW-8TYで脱水を行ったにもかかわらず、1.4Lほどの水が絞り出された。また、すすぎ性能を比較するため、「すすぎ前の水」「従来型洗濯機の標準コースでのすすぎ後の水」「ナイアガラすすぎ後の水」「ボトルから注いだばかりのキレイな水」の4種類を、ブラックライトで照らすデモも実演。洗剤のすすぎ残しがある場合、洗剤の蛍光剤が青白く光るのだが、ナイアガラすすぎ後の水は、ボトルから注がれたミネラルウォーターとほぼ同じ色であった。○[温水]ナイアガラビート洗浄で黄ばみを除去洗浄は、大量のシャワー洗剤液を幅広く散布する「ナイアガラ循環シャワー」と、押し洗い・たたき洗い・もみ洗い効果のある洗濯羽根「ビートウイングX」を使用して行う。この「ナイアガラビート洗浄」に、新機能として約40℃のミストを吹き付ける「[温水]ナイアガラビート洗浄」を追加した。温水ミストを繊維の奥まで浸透させながら温めたら、温水を循環させて約30~40℃をキープしつつかくはん洗いをする。洗剤を温めることで酵素を活性化させ、黄ばみや皮脂汚れを落とす。○洗浄力以外の「使いやすさ」にも注目洗浄力以外の「使いやすさ」にもこだわった。一つは、洗濯槽の底までラクに手が届くこと。洗濯槽の底位置が高く、深くかがまなくても衣類を取り出せる。二つめは洗濯物を出し入れしやすいこと。投入口の幅が43cmと広く、大きな洗濯物も簡単に出し入れできる。三つめはからまりなくスルッと取り出せること。脱水後に羽根を小刻みに動かして、からんだ衣類をほぐし、一枚ずつ取り出しやすくしてくれる。○フラッグシップ機以外もガラストップデザインに発表会では、フラッグシップモデル「BW-D11XWV」の発表がメインだったが、スリムタイプの洗濯乾燥機と全自動洗濯機の発表もされた。BW-D11XWVのボディ幅が610mmであるのに対し、スリムタイプは幅570mmとコンパクトなのが特徴だ。スリムタイプはナイアガラすすぎ機能を持つものの、毎分900回転となる。乾燥機能を持たない全自動洗濯機の新モデルは、温水ミスト機能を搭載しないが、高濃度の洗剤液を衣類にかけて、じっくり洗う「つけおきナイアガラビート」に対応している。
2015年05月20日日立アプライアンスは5月20日、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の新製品として、洗濯容量11kg・乾燥容量6kgの「BW-D11XWV」を発表した。発売は6月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別240,000円前後だ。BW-D11XWVは、遠心力とたっぷりの水で洗剤を落とす「ナイアガラすすぎ」を新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。ナイアガラすすぎでは、洗濯槽を毎分約1,000回転させることでより強力な遠心力を発生させ、水分と洗剤を絞り出す。その後、槽にためた水を循環させながら、最大流量毎分約50Lの「ナイアガラ循環シャワー」を衣類にかけて繊維の洗剤を落とす。これにより、「標準」コースよりも高いすすぎ性能を実現した。2014年度モデルで追加された「ナイアガラビート洗浄」を引き続き搭載しているほか、「[温水]ナイアガラビート洗浄」を追加した。[温水]ナイアガラビート洗浄では、高濃度洗剤液を衣類に散布した後、約40℃の「温水ミスト」を吹き付ける。洗剤の酵素パワーを活性化させる約30℃から40℃に温めてから、かくはん洗いをすることによって、衣類に付いた皮脂汚れや黄ばみを効果的に落とす。従来モデルの本体サイズはそのままに、槽内の糸くずフィルター薄型化や槽上部のバランスリングの最適化などによって、洗濯容量は1kgアップの11kgとなった。容量が増えたことによって、シングル毛布を2枚までまとめて洗える。洗濯槽の裏側など、見えない部分に付着した汚れを洗濯のたびに洗浄する「自動おそうじ」機能を採用。槽上部に設けた25カ所のシャワー出口からきれいな水道水を出して、ステンレス槽外側と外槽内側を洗い流す。本体前側の高さを低く抑えて洗濯槽を浅くしたり、衣類投入口の幅を43cmと大きくしたりと衣類の出し入れをラクに行えるよう配慮された設計になっている。そのほか、脱水後に衣類のからみをほぐす「ほぐし脱水」も搭載した。強化ガラスを採用した「ガラストップ」デザインのフタは、凹凸やすき間のないフラットな形状なため、掃除しやすいとする。サイズはW650×D645×H1,040mm、重量は65kg。標準コースの目安時間は洗濯が40分、洗濯~乾燥が約153分。消費電力量は洗濯が120Wh、洗濯~乾燥が1,790Wh。カラーはシャンパンとシルバー。日立アプライアンスは同日、スリムタイプの縦型洗濯乾燥機として、洗濯容量10kg・乾燥容量5.5kgの「BW-D10WV」、洗濯容量9kg・乾燥容量5kgの「BW-D9WV」、洗濯容量8kg・乾燥容量4.5kgの「BW-D8WV」と、全自動洗濯機として洗濯容量10kgの「BW-10WV」、洗濯容量9kgの「BW-9WV」、洗濯容量8kgの「BW-8WV」、洗濯容量7kgの「BW-7WV」を発表した。いずれもガラストップデザインのフタを採用している。推定市場価格はBW-D10WVが210,000円前後、BW-D9WVが190,000円前後、BW-D8WVが180,000円前後、BW-10WVが140,000円前後、BW-9WVが130,000円前後、BW-8WVが120,000円前後、BW-7WVが110,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年05月20日JR東日本は5月19日、新潟・秋田地区に、同社としては新方式となる新型電気式気動車を投入することを発表した。新車両は、ディーゼルエンジンと発電機による電力により、モーターで走行する電気式気動車となる。今回、1両編成を19編成(19両)、2両編成を22編成(44両)の合計63両を新造する。新潟地区への投入は2017~2019年度、秋田地区への投入は2020年度を予定している。運用区間は、羽越本線が新津~酒田、信越本線が新津~新潟、米坂線 が米沢~坂町、磐越西線が会津若松~新津、津軽線が青森~三厩、五能線が東能代~川部、奥羽本線が秋田~東能代/弘前~青森となっている。同社は今後、約150~250両(新潟・秋田地区の63両を含む)の新型電気式気動車を新造し、既存気動車を置換える予定としている。
2015年05月20日