今年ブレイクの筆頭株である菅田将暉さんと、若手女優の中でも異彩な存在感を放つ小松菜奈さんの共演で話題の映画『溺れるナイフ』。もちろん主演2人による繊細でヒリヒリするようなラブストーリーも見どころなのですが、もうひとつ見逃せないのが、菅田さん演じるコウと重岡大毅さん演じる大友という全くタイプの違う2人の男子が、それぞれにヒロイン・夏芽を愛する姿の対比。そのどちらに「よりキュンと来るか」という点に、まるで自分の恋愛観を試されるような気がしました。■ただの少女漫画じゃない!『溺れるナイフ』のあらすじは…『溺れるナイフ』はもともとジョージ朝倉さんが別冊フレンド(講談社)で9年の間、連載していた漫画。タイトルのナイフが意味するのは「10代の自意識」なのだとか。その剥き出しの尖ったイメージに、まさにぴったりの物語です。東京でモデルとして人気が出始めていた美少女・夏芽が突然、父の故郷である浮雲町に引っ越すことになり、何もない田舎町に落胆するのですが、町の神主一族の末裔であるコウと衝撃的な出会いを果たします。圧倒的に自由で、周囲を圧倒するオーラを放つコウが気になって仕方ない夏芽。夏芽にいじわるしながらも、その美しさを認めているコウ。互いに特別視される存在の2人は次第に惹かれ合うようになります。ところが、予想もしていなかったある事件をキッカケに、2人の抱いていた「万能感」は脆くも崩れ去ることに…。そう、この漫画はイケメンが壁ドンしてくれる単純明快な胸キュン少女漫画とは一線を画す作品なのです。描かれるのは10代特有の危うさときらめき。そしてそこから脱皮する過程の痛みと言えるでしょう。■対照的な2人の少年に釘付け!コウと夏芽が事件によって別れた後に登場するのが、コウの友人でもある大友(映画での重岡大毅さんの大友は、漫画のイメージ通り!)。クラスのムードメーカーで、春の日差しのように明るい大友に、夏芽は心癒されていき、2人は交際を始めます。一方で悪い仲間と付き合うようになって、ますます刃を尖らせていくコウ。“あの日”に止まってしまった時間から抜け出そうともがくコウと夏芽の行方、そして最後に夏芽が選ぶのは…。展開はなかなかヘヴィなのですが、それはさておいて2人の男子には本当にやられます。その魅力は、漫画版でも映画版でも、女子ならきっと誰もが夜を徹してでも語りたくなるほど!■コウと大友…猫系男子 vs.犬系男子最初に夏芽が恋に落ちるコウは、いわゆる猫系男子。マイペースで気まぐれ、つかみどころがなくて何を考えているかわからない、でもそんなミステリアスさにどうしても惹かれてしまうというタイプ。対する大友は完全に犬系男子でしょう。人懐こくて素直、愛情表現は豊かだし従順で一途に愛してくれそう。ややもすれば売れない芸術家とかになっちゃいそうな猫系男子に比べたら、犬系男子はきっと将来性もあって、正常な感性で選ぶなら絶対に犬、大友にするべきです。…だけどやっぱり、強烈に惹かれるのはコウなんですよね。全く思い通りにならないし、なんなら傷つけられてばっかりだとしても。自分の世界に滅多に他人を入れてくれなそうな猫系男子の彼を、ああ、自分だけが理解してあげたい。自分だけに心を開いてほしい。そういう不毛すぎる欲求に駆られてしまうわけです。そしてこの猫系と犬系のどっちを選ぶか問題が即ち、「順風満帆な恋愛→結婚」のステップを歩むか、それとも「ダメな恋愛」を引きずって、いつしか自立の道を模索するようになるかの分かれ目なのかもしれません。■終わりに漫画も未読の方はぜひお手に取っていただきたい名作ですが、映画も神キャスティングとの呼び声も高いメインの4人が、胸をえぐられるような切なさを存分に伝えていて、とてもオススメ。ご覧になる際は、自分がコウと大友のどちらに惹かれるのかを見極めてみてくださいね。ライタープロフィール二美(ふたみ)ややダメンズ傾向のある30代の独身OL。ファザコンの延長なのか年上男性が好きで、かつてはSNSで「おじさま萌え」という名のコミュニティを運営し、初老の男性との恋愛を描くような漫画を愛読。勤め先の会社に程良いおじさまがいないことが不満。
2016年11月12日現在公開中の小松菜奈×菅田将暉W主演映画『溺れるナイフ』。この度、すでに鑑賞した観客から「劇場内が静まり返る、息を呑むシーン」とSNS上で声があがっている“火祭りシーン”の映像が解禁された。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将暉)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった…。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いまふたりが下す決断とは――。原作は、「別冊フレンド」(講談社)に連載され、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける、ジョージ朝倉の同名少女漫画。W主演の2人のほか、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストが集結。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーとなっている。このほど解禁されたのは、菅田さん演じるコウが松明片手に華麗な舞いを披露する火祭りシーン。菅田さんの力強い視線には、思わず息を呑んでしまうそんな映像となっている。この撮影が行われたのは、熊野川河口付近の高台にあり、国の指定史跡である新宮(丹鶴)城跡。菅田さんが、実際に火を灯した松明を手に持ち、全身を使って舞う姿はまさに圧巻!撮影では、カットがかかる度に酸素吸引機で息を整えていたというほどの大変なシーンだったというが、撮影が終わった後はスタッフ一同鳥肌が立つほど感動し圧倒されたことを明かしており、また小松さんもお気に入りのシーンのひとつとしてあげているという。『溺れるナイフ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月11日●呼吸を忘れるくらいの撮影ジョージ朝倉原作の大人気コミックを実写化し、気鋭の山戸結希監督がメガホンを取った映画『溺れるナイフ』(11月5日より公開中)。今や引っ張りだことなった小松菜奈と菅田将暉がW主演を務めるなど、キャストの豪華さも話題となっている。中でも、映画関係者の中でダークホース扱いされ注目を浴びたのが、アイドルグループ・ジャニーズWESTのメンバー、重岡大毅だ。小松演じる望月夏芽に尽くす男子高校生・大友勝利を演じ、爽やかでまっすぐでありながら、どこか飄々とした雰囲気で強く印象を残した重岡に、今回の役作り、そして仕事の面白さを聞いた。■重岡大毅1992年8月26日生まれ、大阪府出身。08年よりTV、CM、ドラマなどで活躍。2014年にジャニーズWESTのメンバーとしてCDデビューを飾る。これまでの主な出演作品に、テレビドラマ『ごめんね青春!』(14/TBS)、『忍ジャニ参上! 未来への戦い』(14)など。2016年は『殿、利息でござる!』などが公開。○メンバーも注目のカラオケシーン――メディア向け試写を見た人たちの間で、重岡さんの演じた大友が本当に良いと、話題になっていますが、完成した作品を観て、ご自身で手応えはいかがでしたか?そうなんや!? 嬉しい~ありがとうございます。手応えはあまりなかったですけどね。自分で試写を観たときも、良い悪いはあまり観ていなくて「このシーンってこうなったんや」と、答え合わせ的な感じで観てたかもしれないなあ。あと、カラオケのシーンのインパクトが強すぎて。観た人は、自分がやってるって考えて!?メンバーの藤井流星と試写に行ったんですが、流星も横で「うわ~~!」ってしてるから、俺もめちゃめちゃ恥ずかしかったんですよ。※重岡さん演じる大友が、小松さん演じる夏芽を前に、「俺ら東京さ行くだ」を熱唱するシーンが登場します。――ちなみに、試写にはどうして藤井さんと行くことになったんですか?もともと、試写の話を聞いた時に流星がいて「俺も行きたいねんな~」ってボソッと。当日行ってみたらいたので「ほんまに来たんや」と思いましたし、嬉しかったですね。終わってから2人で併設されてたカフェに入って、20分くらいしゃべって。流星が「よかったよ」って感想を言ってくれたんですけど、「カラオケが、カラオケが」とはめっちゃ言ってましたね。「それはやめてくれよ」と言いました(笑)。――もし自分が大友だとして、カラオケで歌うとしたら何を選曲しますか?あの状況で!? むっちゃ難しいですね! ……「世界に一つだけの花」!○ちょっとでも力が入ると、カットがかかる――今までも『ごめんね青春!』『殿、利息でござる!』などの作品に出られていますが、今回の役柄、または撮影などで違ったところはありましたか?今までの中で一番、素に近いところではあったかもしれません。でも、そこを求める山戸監督の演出は一番難しかったかもしれないです。監督の細かい指示が多かったですね。「このセリフの時に、夏芽の左腕を見てください」「この時にアイスをかじって、下ろしてください」といった動きの指示もあれば、セリフが現場で何回も変わることもあり、難しかったです。――監督のこだわりがかなりあったんですね。ワンシーンの中で指示が5つも6つもあったので、俺も「わー!」ってなってもうて、1回監督に「大友、呼吸~!!」って言われましたからね。呼吸を忘れるくらい、あれもこれも考えなきゃいけないところがありました。――普段も、バラエティ番組やコンサートなどで、一度にやらなきゃいけないことがたくさんありそうですが、それでも止まってしまうくらいにやることがあったんですか?もう、全然今回の方が多かったですね。――大友は、感情をよりストレートに出してるなという印象でしたが、どういった青年だと思って演じられていましたか?「大友すげーな」と思いました。夏芽のためだけに身を粉にして、まっしぐらじゃないですか。それでもがんばってる感がないなんて。もっとカッコつけたくなると思うんですよね。大友には「お前気づいてへんか知らんけど、すごいねんぞ!」と言いたい。だから「気持ち良くなってはいけないな」と思って演じてたんですけど、完成した作品を観たら、出てた!(笑) 夏芽を前にしてイキってるところがちょっと出てましたね。――監督から、素でいて欲しいみたいな要請もあったんでしょうか。それが本当に軸だったので、ちょっとでも力が入っちゃうと、すぐさまカットがかかりました。すごいシビアで、何かにとらわれたらいけない撮影、みたいな感じやったんです。――山戸監督の現場だからこそ、違う部分もありましたか?たくさん作品に出てるわけじゃないから、「こんな現場もあるんやな」くらいの気持ちでいたんです。一度撮影の合間に、菅田くんとごはんに行ったときに、初めて「変わった現場なんかな?」と切り出してみたら、「お前気づいてなかったんか!? これすごいぞ!!」と言われて。あんなにいっぱい作品に出てる菅田くんでも、特殊な現場って感じてんねやって思いましたし、突き抜けてる現場を知れてラッキーだと思いました。●先輩・錦戸亮くんからのアドバイスで変わった○初めてのキスシーンとコミュニケーション――1番ドキドキしたシーンはどのシーンでしたか?キスシーンです。初めてやったし、「これドライ(リハーサル)の時にやるんかな? どうやろ? ドライの時はせえへんのかな?」みたいなわからへんこともたくさんあったし。本番になったら案外力も抜けて、やれましたけど、あそこはめちゃくちゃ長丁場で、一番緊張というか、思い出に残ってるなと思います。初めてなので!――ここまで話を伺っていて、重岡さんのコミュニケーション能力がすごいなと思いまして、現場のコミュニケーションなどで気をつけていることはありますか?いやいやいや! そんなことないです(笑)。コミュニケーション、難しいですもんね。やっては失敗してやっては失敗して、「次はこうしよう」と試しながら生きてきてるから、その時によって変わるのかもしれません。でもね、今回の現場はめっちゃウケたんですよ。というのも、ピリピリした重いシーンも多かったから。現場に入ったら、スタッフさんも夏芽もうなだれていて。俺はバッティングセンターとか、チャリンコに乗って坂を駆け上がるとか、明るいシーンが多くて、俺の撮影があるときは現場が和むからか、言うことがけっこうウケて、楽しかったです(笑)。――現場にはまったというのもあったんですね。あとは今回、ずっと和歌山にいて撮ったんですけど、オフの日は部屋で1人ぼーっとしてることが多くて。ほんまに人がいなかったんですよ! コンビニに行くのも、洞窟みたいに水がピチャピチャ落ちて、岩肌もボコボコなトンネルを2つ通らないといけないようなところだったので、撮影現場に行ったらめっちゃしゃべってましたね。人に飢えてました(笑)。○ステージの世界に没頭した――『溺れるナイフ』というタイトルですが、重岡さんは何かに溺れたことはありますか?すごい汗っかきなんですよ。だからステージでビッチャビチャになって、ピンマイクを汗で潰してて……これ溺れさした話やな! 何かに没頭した、みたいなことですよね?(笑) 勝手に脱線して、勝手に本線戻ってすみません(笑)。没頭といったら、そりゃ今の仕事ちゃいますかね。初めてステージ立った時のことは、今でも覚えてますから。関ジャニ∞の安田(章大)くんのバックやったんですけど、「なに、このワクワク感!?」「なんでこんなにいっぱいの人が見てるの!?」「何してんの、俺!」みたいな。前日まで普通の子だったのにパッと急にステージに上げられて、ジャニーズならではだと思いますね。一気に生活の中心になりましたし、絶対にデビューしてやる、と思いました。――それほど、すごい体験だったんですね。ジャニーズ事務所に入ったきっかけは何だったんですか?友達が「入りたい」と言ったので、一緒に履歴書を送りました。内心ちょっと、「俺いけんちゃう?」という気持ちはあったんですけど、中学生2年生で、周りの目とか一番気にする年齢じゃないですか。自分で「ジャニーズやりたいねん」と言ったら「お前、自分のことイケメンと思ってんちゃう?」とか思われそうで言えなくて、だからいいきっかけでした。知り合いの女子が「送り方知ってるから」と言ってくれて、履歴書も書いて「後はこれをポストに入れるだけだよ」と、一式渡されたんですよ。同封の写真も友達と一緒に撮ったんですけど、あんまり自分では気に入ってなくて、でも「もっとええ写真送りたいな」とか言えないじゃないですか。「こんなんでええで」って顔をして、家に帰って綺麗に封を開けて、駅で証明写真を撮って入れ直しました(笑)。――そこから芸能活動が始まったんですか?夏に送って、半年くらい音沙汰がなかったんですが、冬になって「一次審査に合格しました」というFAXが来ました。でもその時はそれで満足やったんですよね。これをファイリングして学校に持って行こうとしか思ってなかったけど、お母さんに行け行けと言われて、行ったら、受かっちゃった。――それでステージに上がって、ワクワクを感じられたんですね。それまでダンスもやったことなかったし、歌うこともなかったし。鬼ごっこばっかりしてましたから(笑)。ステージに上がるとか、あんまりないじゃないですか。歳の離れた人と接することもなかったのに、ジャニーズに入ったら一番上はジャニーさんですから(笑)。下は小学生なのに、歌もダンスもできて、おしゃべりも上手で「なにこの世界!」みたいな感じのところに飛び込んで、揉まれてるのが楽しかった。あと、それまで大人の人に怒られることがなかったけれど……めちゃめちゃ怒られましたよ、不器用なんで。怒られるのはめっちゃ嫌やったんですよ。ダンスとか全然できんかったから、1人で公園の街灯の下で練習してましたね。でも、そういう自分がかっこいいなみたいなところもありました(笑)。――そうやって、自分を少し客観視するみたいなところもあったのでしょうか。今でこそなくなったけど、昔のがもっとカッコつけて、周りからの見え方を人一倍気にしてたから。お芝居してからかもしれません、変わったのは。ドラマの撮影の時に、関ジャニ∞の錦戸(亮)くんから「かっこつけんな」って言われたんです。カッコつけてたつもりはなかったんですけど、「いいシーンにしないと」「聞かせる台詞にしないと」って思いすぎて力が入ってた。その言葉でガラガラガラガラって崩れて、変われたような気がします。■溺れるナイフ(11月5日公開)15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将暉)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった。(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年11月06日ジョージ朝倉の伝説的少女コミックを原作に、小松菜奈や菅田将暉ら最旬キャストで贈る映画『溺れるナイフ』。先日解禁された小松さんと菅田さんの海に飛び込むプロローグシーンに続き、この度、新たに本作から特別映像が到着した。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。都会からきたモデル・夏芽と、地元の神主一族の跡取り・コウの“一生に一度”のラブストーリーを描いた本作。出会った瞬間に惹かれあった2人だが、幸せな日々はある日起きた悲劇によって叩き潰されてしまう。そして今回解禁された映像は、そんな悲劇の後心を閉ざした夏芽が、ある日抑えていた恋しさに突き動かされ、荒れ狂っていたコウに想いをぶつけるシーンの一部。夏芽がコウの首に回していた手を放し、海に沈んでいくコウ。そんなコウを助け出そうとする夏芽。しかし、生きようとする夏芽に対し、死を恐れず、むしろ死を受け入れようとするかのようなコウ。映像では、対照的な2人の姿と共に、繊細なピアノの旋律に合わせて美しく映し出されている。また、撮影前にプールで練習を行ったと言う2人。しかし、いざ撮影となるとそこは台風直前の荒れた海。沈まない体質の小松さんは、制服を着た上にさらに重しをつけて挑み、「本気で死ぬかと思った」と言うほど過酷な撮影となっていた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月02日映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の場面映像が25日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松菜奈、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉が演じた。今回公開された映像は、夏芽がコウに引きずられて一緒に海に飛び込み、映画タイトルが表示されるというプロローグシーン。原作の単行本1巻第1話の1シーンを実写化したものになっている。
2016年10月26日映画監督・山戸結希が18日、都内で行われた映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)完成披露試写会に、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)とともに登場した。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田が演じる。20代で活躍する気鋭の山戸監督が、緊張した様子ながら「今日はみなさんに来ていただけて、私にとってみなさんは世界一の運命の女の子って感じです」と感謝の言葉を述べると、客席からは歓声が上がった。重岡は「めっちゃアイドルみたいなこと言いますやん!」と驚き、「勉強になります。あざっす!」と頭を下げた。また、「熱いメッセージを用意してきた」という山戸監督は「本当に2016年は日本でも海外でも、素晴らしい映画がたくさん生まれていて、(『溺れるナイフ』は)何が負けないんだろうって考えていた」と心情を吐露。「心から思えるのが、今の女の子の心に寄り添おうとした映画としては世界一」と自負を語った。山戸監督は「いつも映画館に行って、自分のための映画だなと思える映画はかかってなくて。日本中の女の子はみんな爆弾を持ってるんじゃないのかなと、毎日思って撮ってました」と撮影を振り返り、「今の菅田さんと小松さんの圧倒的な無敵の輝きや、重岡さんの強さや、上白石さんの知性や、志摩さんの歌の感性、今の輝きが焼きついた映画になってると思います」と映画の魅力を表す。そして「未来の女の子の運命を変えていく映画だと思っています」「傷だらけで生きる今の女の子のための共犯者になって欲しいです」と、観客へ熱いメッセージを送った。菅田は「山戸監督が見たい世界がそこにあり、でもそこにある人間関係や気持ちは遠くないものだと感じましたし、どこか憧れのような時間でもありました。代表作だと思ってます」と、力強く断言。小松は「17日間という撮影の期間はすごく特別なものでした。コウと夏芽が会った時の衝撃と同じかはわからないんですけど、観てもらった人に、何かを感じてもらえたらいいなと思います」と作品について語った。
2016年10月18日小松菜奈&菅田将暉のW主演のほか、「ジャニーズWEST」の重岡大毅、『君の名は。』が大ヒット公開中の上白石萌音という最旬キャストで贈る『溺れるナイフ』。この度、本作の主題歌となっているドレスコーズの「コミック・ジェネレイション」のMV(ショートバージョン)が解禁された。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合い始める。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりが下す決断とは――。本作の主題歌を担当するのは、本作が映画初出演となる志磨遼平のソロプロジェクト・ドレスコーズ。主題歌「コミック・ジェネレイション」は、志磨さんが在籍していた伝説のバンド「毛皮のマリーズ」の名曲で、今回は本作のために再録したニューバージョンとなっている。当初は、「毛皮のマリーズ」のバージョンを予定していたが、「昔のぼくはあまりに傲慢で、自分以外の誰のためにも歌ってはいない。今作に寄り添うことが出来ているかはなはだ不安です、と正直に伝え、監督との相談の末にこの度の再演奏・再録音を行いました」と、志磨さん自らの要望で再録に至ったという。そしてこの度、「コミック・ジェネレイション」のショートバージョンのMVが到着。このMVには、『溺れるナイフ』の映像が使用され、小松さん演じる都会からきたティーン誌のモデル・夏芽と、菅田さん演じる地元の神主一族の跡取り・コウが出会った瞬間に惹かれあい、幸せすぎるシーン満載の映像が映し出されている。「これは『溺れるナイフ』という夢、その中で暮らす夏芽とコウちゃんのためだけに演奏した(つまり自分以外のために演奏する、初めての)“コミック・ジェネレイション”です」という志磨さんの思いが込められている本楽曲は、映画とリンクしながら希望の光を導き出しているようだ。また、楽曲を聞いた小松さんは「愛も平和も欲しくないよ。だって君にしか興味ないもん!」という歌詞を挙げ、「この歌詞はナツメとコウの関係に凄くぴったりであの燃え尽きた夏を思い出し、色んな感情が湧いて心にグッときました」と撮影をふり返りながら話し、「映画を観てこの曲を聴いた後も皆さんの心に残る曲と歌詞になると思います」とコメントを寄せた。なお、「コミック・ジェネレイション」は、映画『GANTZ:O』主題歌となった「人間ビデオ」とW主題歌シングルとして10月12日(水)よりリリース。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日小松菜奈&菅田将暉W主演で贈る『溺れるナイフ』。この度、本作で高校デビューを果たすカナを見事体現している上白石萌音の、一目でわかる高校デビュー写真が解禁された。15歳の夏、東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような閃光と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった――。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いまふたりがくだす決断とは…。「別冊フレンド」(講談社)にて連載されていた同名コミックを映画化する本作。小松さんと菅田さんのW主演に加え、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石さんという最旬キャストには、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題沸騰している。上白石さんは、2014年、「第7回東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、同年800名の応募者からオーディションを勝ち抜き、『舞妓はレディ』の主人公・春子役に大抜擢。また現在大ヒット公開中の『君の名は。』ではヒロインの声を担当するなど、いま最も注目すべき女優だ。そんな上白石さんが演じるカナは、小柄で地味なクラスメイト。モデルだった夏芽の大ファンで、転校してきた彼女を何かと気にかける世話焼きな一面も。そして、コウの幼なじみでもありずっと想い憧れてきたが、憧れの2人が惹かれあっていると知り、神聖視するように。火祭りの日に起きた悲劇によって心を閉ざし、コウとも離れてしまった夏芽とは対照的に、カナは高校入学後は化粧を覚えてぐっとあか抜けたくさんの友達に囲まれ、幸せな日々を過ごす中で夏芽をライバル視するようになるという役どころ。上白石さんの撮影期間は、1週間という短期間だったにも関わらず、劇中ではあどけない中学生から別人のようにあか抜ける高校生へと劇的変化を遂げる。このほど解禁された比較写真を見ると、それは一目瞭然!原作キャラクターを見事体現した上白石さんに対して監督は「上白石さんは眼差しひとつまで演技が本当に素晴らしくて、ぜひまたご一緒したいです」と絶賛の声を寄せているほどだ。いま注目のフレッシュなキャストたちが集結する本作だが、そんな上白石さんの変化ぶりにも注目して欲しい。『溺れるナイフ』は11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月22日映画『溺れるナイフ』の公開を記念した劇中の衣装展が、全国を巡回。小松菜奈演じるモデル夏芽と、菅田将暉演じる神主一族の跡取りコウのラブストーリーを描いた本作を彩った衣装が集結する。今回の衣装展では、夏芽とコウがバイクにまたがり、爽やかな笑顔を見せるシーンで身にまとった、夏芽の白のキャミワンピ、コウの白装束はじめ、上白石萌音が演じるカナの制服、ジャニーズWESTの重岡大毅が演じる、大友のポロシャツ、Tシャツにジーンズや短パンという高校生らしい衣装の数々を展示。そのほか、夏芽が東京でモデルとして活躍する冒頭シーンで着用した、淡いピンクのラブリーな衣装も登場する。ちなみにこの衣装は、「縷縷夢兎(るるむう)」というニットウェアブランドが提供したアイテムだ。ストーリーはもちろんの事、映画を彩り登場人物を引き立てる洋服の姿にも注目してみては。【概要】■スケジュール2016年10月1日(土)~未定 【千葉】TOHOららぽーと船橋10月8日(土)~10月19日(水)【和歌山】ジストシネマ和歌山10月8日(土)~10月16日(日)【愛知】イオンシネマ大高10月10日(月)~10月16日(日) 【鹿児島】鹿児島ミッテ10 / アミュプラザ鹿児島2F10月15日(土)~11月20日(日) 【大阪】NU茶屋町10月19日(水)~10月23日(日) 【熊本】TOHOシネマズ光の森 / ゆめタウン光の森10月20日(木)~11月6日(日)【愛知】近鉄パッセ(名古屋駅)星野書店10月22日(土)~11月11日(金) 【和歌山】ジストシネマ南紀10月25日(火)~11月7日(月)【北海道】札幌シネマフロンティア10月25日(火)~11月7日(月)【東京】渋谷TSUTAYA10月26日(水)~10月30日(日) 【長崎】TOHOシネマズ長崎 / みらい長崎COCOウォーク11月2日(水)~11月6日(日) 【博多】T・ジョイ博多、リバーウォーク北九州 / T・ジョイリバーウォーク北九州11月9日(水)~11月20日(日) 【愛知】TOHOシネマズ名古屋ベイシティ11月9日(水)~11月13日(日)【宮崎】セントラルシネマ宮崎月イオンモール宮崎
2016年09月15日アイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が、映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)で、キスシーンに挑戦したことを明かした。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田将暉、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。13日発売の雑誌『別冊フレンド』(講談社)では、重岡と菅田のインタビュー記事を掲載。その中で、重岡はキスシーンに初挑戦したことを明かし、心情について語った。作中では、吉幾三による名曲「俺ら東京さ行ぐだ」を熱唱することも明らかになった。撮影現場ではいじられ役だった重岡は、撮影前に前髪を切ったために露呈した太眉が、映画本編でもいじられることになってしまったという。重岡は「この映画は、僕の眉毛のターニングポイントです(笑)」と振り返った。一方、菅田は自分が演じるコウについて「カッコいいし美しいし脆いし弱いし変に大人だし涙が止まらなかったりするし」とキャラクター像を語った。さらに作中に登場する夏芽とカナのどちらに惹かれるのか、自身の恋愛観についても触れた。(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年09月10日講談社「別冊フレンド」で連載され、洗練された世界観とリアルな心理描写で熱狂的人気を博した少女マンガを映画化した『溺れるナイフ』。小松菜奈、菅田将暉のW主演に加え、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音といった最旬キャストの発表に、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題を呼んでいる本作から、待望の予告編映像が解禁となった。15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽が出会ったのは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)。傲慢なほどに激しく、自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の類い希な美しさに“対等な力”を感じ、やがて2人は付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされる2人。しかし、浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きてしまう。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついた2人は、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、2人がくだす決断とは…。小松さんに菅田さん、重岡さん、上白石さんといった、これからの日本映画界を牽引する若き実力派キャストを束ね、メガホンをとったのは、2012年のデビューから少女の鋭敏な自意識を描いた作品群で定評のある最注目の監督・山戸結希。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を、20代の新鋭監督が誰も出会ったことのないラブストーリーへと昇華させた。このたび到着した予告編では、和歌山・熊野の美しい自然を舞台に、小松さん演じる夏芽と、菅田さん演じるコウが出会い、惹かれ合い、ぶつかり合う、躍動感にあふれたラブストーリーが描かれていく。都会からきたティーン誌のモデル・夏芽と、地元の神主一族の跡取り息子・コウ。出会った瞬間に惹かれ合った2人は、海岸沿いを大声で叫びながら自転車で全力疾走したり、照れながら夏祭りで手を繋いだりと、生まれた想いを急ぐように育んでいく。映像では、「付けとけ、お前のことを守ってくれるかもしれん」と、自分の数珠を夏芽の右腕につけるコウのツンデレシーンも解禁されている。しかし、一転、夏祭りの夜に全てを変える事件が起こってしまう。鬼の形相を見せるコウと目を腫らした夏芽。2人の気持ちは離れてしまったのか?その一方、夏芽に好意を寄せていた、重岡さん演じる大友の「俺じゃダメなのか? 俺が笑わせちゃるけえ」との突然の告白…。また、夏芽とコウの関係に憧れていた、上白石さん演じるカナからも衝撃のひとことが…。果たして、夏芽とコウの恋はどうなってしまうのか?不器用にぶつかり合う少年少女たちの、“一生に一度の恋”には胸が熱くなること必至。また、“夏芽”としての想いがほとばしる小松さんのナレーションにも注目の予告編となっている。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月25日ジョージ朝倉の人気コミックを実写映画化する『溺れるナイフ』の予告映像が公開になった。W主演を務める小松菜奈と菅田将暉のほか、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音が出演する本作は、不器用にぶつかり合う10代の少年少女たちの“一生に一度の恋”を描く純愛ストーリーだ。公開された予告映像東京から浮雲町に引っ越してきた人気モテ?ルの夏芽(小松菜奈)は、退屈て?ウンサ?リするような町で、自分が欲する“何か”を持ったコウ(菅田将暉)と呼ばれる少年に出会い、強烈に惹かれていく。コウこと長谷川航一朗は、土地一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子で、勝手に授業を抜けたり、「神様がいる」立ち入り禁止の海に入ったりと傍若無人な態度で毎日を退屈に過ごしていたが、夏芽の美しさに自分と同じ特別な“何か”を感じ、ふたりは付き合いだす。予告映像は、「あの夏、神様のいる海で君と出会った。」という夏芽の言葉からはじまり、撮影が行われた和歌山・熊野の自然の中で、惹かれあっていくふたりの姿が描かれていく。だが夏祭りの夜、ふたりの全てを変える事件か?起こってしまう。「あの日、全てが変わってしまった。」という夏芽の悲しそうな声と、突き放したような冷たい目を向けるコウ。傷つき離れてしまったふたりに、幼馴染の大友(重岡大毅)とカナ(上白石萌音)は、閉じ込めていた思いをぶつける。「君だけが私の光り」と永遠を信じていた夏芽とコウは、眩い光の中で育んだ思いを取り戻すことができるのか? 前に進むためにふたりはどのような選択をするのか? 本作は、気高く危うくときに破裂しそうな10代特有の躍動感に溢れた感情を描き出した作品になりそうだ。『溺れるナイフ』11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー
2016年08月25日小松菜奈と菅田将暉がW主演する映画『溺れるナイフ』。この度、「ドレスコーズ」が本作の主題歌を担当することが決定。併せてWeb限定ポスタービジュアルも解禁された。15歳の夏、東京から遠く離れた浮雲町に越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような閃光と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらもどうしようもなく惹かれていく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがて2人は付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされる2人。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった――。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついた2人は、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま2人がくだす決断とは…。「別冊フレンド」(講談社)に連載され、洗練された世界観とリアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」。映画キャストには、W主演の小松さんと菅田さんのほか、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平、 斉藤陽一郎、嶺豪一、市川実和子、ミッキー・カーチスらが脇を固めている。また、監督は日本映画界最注目の新鋭・山戸結希。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーが誕生している。このほど主題歌歌唱に決定したのは、本作で映画初出演となった志磨さんのソロプロジェクト「ドレスコーズ」。楽曲は志磨さんが在籍していた伝説のバンド「毛皮のマリーズ」の名曲「コミック・ジェネレイション」だが、今回は本作のために、「ドレスコーズ」がニューバージョンを再録している。楽曲は美しい刹那を捧げ合った恋人たちの残像が、永遠に魂に焼きつくラストシーン後に華を添え、希望の光を導き出している。なお、「コミック・ジェネレイション」は、映画『GANTZ:O』主題歌となった「人間ビデオ」と共にW主題歌シングルとして10月12日(水)にリリースとなる。「コミック・ジェネレイション」について志磨さんは、「昔のぼくはあまりに傲慢で、自分以外の誰のためにも歌ってはいない。今作に寄り添うことが出来ているかはなはだ不安です、と正直に伝え、監督との相談の末にこの度の再演奏・再録音を行いました」と新たに再録した経緯を語り、「これは『溺れるナイフ』という夢、その中で暮らす夏芽とコウちゃんのためだけに演奏した(つまり自分以外のために演奏する、初めての)“コミック・ジェネレイション”です。たった一度の録音とたった一度の初演技を、ぼくはこの作品に捧げます」と今回の楽曲に込めた想いを語った。今回主題歌発表に併せて、志磨さんの場面写真も到着。劇中では気鋭フォトグラファーであり、映像クリエイターの広能を演じた志磨さんは、カメラを構えるときは、腕をあげ足を広げるなど実際のカメラマンを参考に役作りに挑んだそう。さらに、「神様のいる海で出会った夏芽とコウ。運命が加速していく――」というコピーが書かれたWeb限定ポスタービジュアルも解禁。海の中で見つめ合う2人は、傷つきながらも惹かれあう様が伝わり、2人の恋の行方が気になるビジュアルに仕上がっている。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月18日小松菜奈、菅田将暉をW主演に迎え、気高くも危うい思春期の恋愛を描く『溺れるナイフ』。このほど、ドキドキのキス寸前ショットをはじめ、胸キュンすぎる場面写真が一挙に解禁された。15歳の夏、東京から片田舎の町に引っ越してきた人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)は、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)と運命的な出逢いを果たす。最初は反発しながらも、どうしようもなく惹かれ合った2人は、付き合い始めることに。「一緒にいれば無敵!」という予感と、いまが永遠に続くかのような全能感に満たされ、互いを想いあうコウと夏芽だったが、とある夏祭りの夜、全てを変える事件が起きる。傷ついた2人は、途切れてしまった絆と輝きを再び取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、2人が下す決断とは…。唯一無二の鮮烈な存在感を放つ小松さんと、若くしてあらゆるキャラクターを演じ分ける実力派俳優・菅田さんを主演に迎える本作。『ディストラクション・ベイビーズ』でも共演を果たすふたりに加え、重要なキャラクターとなる友人役に『殿、利息でござる!』にも出演の重岡大毅(ジャニーズWEST)、『ちはやふる』の上白石萌音といった最旬キャストを迎え、熱い注目を集めている。「別冊フレンド」(講談社)にて連載されていた、ジョージ朝倉による伝説的少女コミックを、『5つ数えれば君の夢』『おとぎ話みたい』の日本映画界最注目の新鋭・山戸結希監督がメガホンを取り、満を持して実写化した。今回そんな本作から、夏芽とコウの胸キュンすぎるシーンが一挙に解禁!鼓動がいまにも伝わりそうなキス寸前ショットや、満面の笑みで自転車に2人乗りをする姿、浴衣を身にまとった夏芽の帯をクールに整えるコウ、破裂しそうな恋心を抱き、コウを切なそうに見つめる夏芽など、眩暈がするほどのときめき、痛みと歓喜が同時に全身を貫く、眩しいほどの恋の瞬間が切り取られている。少年少女の心象風景に寄り添い、スクリーンに投影させるその手腕に熱狂的なファンも多い山戸監督は、「観終わったとき、あの夏に“夏芽”と“コウ”として生きようともがいた小松菜奈さん、菅田将暉さん2人の姿が、傷つきながら輝こうとする夏芽とコウの心と二重写しになった作品だと思いました。撮影の苦しいきらめきが、そのまま青春の時間として焼き付いている」と、撮影当時の様子をふり返りコメント。「きっとこの映画を見てもらえたら、それが必ず伝わるというか、意識的にでも、無意識的にでも、芸術を求めている女の子の心に波紋が起こると信じています。振り幅が大きい女の子は何かを作り始めるでしょうし、目に見えない小さな心のさざ波みたいなものでも、何か自分の人生を変えてみたくなる気持ちが起こる気がしています。2016年が、沢山の女の子にとっての事件になって欲しいです」と熱い想いを語った。破裂しそうな10代の恋と衝動を描く、不滅の“純愛”ストーリー『溺れるナイフ』。揺れ動く思春期の切なさと危うさの一片を、まずはこちらの写真から感じてみて。『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日俳優の小松菜奈&菅田将暉W主演映画『溺れるナイフ』(11月5日公開)の場面写真が12日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。この度公開されたのは、制服姿の夏芽とコウによるキス寸前ショットや、自転車を二人乗りする姿、夏芽の浴衣の帯を整えるコウなど、主演2人の恋と青春を感じさせるシーン。また、暗闇で棒を見つめるコウや、ボートの上で深刻な表情を浮かべる2人など、10代の心のひりつきを表すような場面も盛り込まれている。監督を務める山戸結希は「観終わった時、あの夏に“夏芽”と“コウ”として生きようともがいた小松菜奈さん、菅田将暉さん二人の姿が、傷つきながら輝こうとする夏芽とコウの心と二重写しになった作品だと思いました」と作品を振り返り、「撮影の苦しいきらめきが、そのまま青春の時間として焼き付いている」と語った。(C) ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年08月12日女優・小松菜奈、俳優・菅田将暉がW主演を務める映画『溺れるナイフ』(11月公開)のティザーポスタービジュアルと特報映像が25日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。ティザーポスタービジュアルでは、コウの運転するバイクの後ろに夏芽が乗り疾走するシーンを使用。特報映像ではさらにコウが夏芽を「もう俺に関わらんで」と突き放すシーンや、コウの冷たい眼差し、主演2人の寸止めキスシーンなどが公開された。また出演者として、新たに志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスの7人が発表された。
2016年05月25日ジョージ朝倉の人気作を実写化する『溺れるナイフ』に、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音が出演することが発表になった。その他の画像『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。原作は別冊フレンドで2004年から2013年まで連載され、コミックの累計発行部数は150万部を記録している。望月夏芽を演じる小松は「最初、夏芽のことがよくわからなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました」と語るも「菅田さんとは二度目の共演となりますが、コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました。和歌山での撮影も含め、撮影期間の3週間はまるで三か月ぐらいにも思えましたが、自分と夏芽を重ね合わせられたことも良い思い出になったなって思えます」とコメント。長谷川航一朗を演じた菅田は「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました。コウは、骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました。バイクで二人乗りをするシーンでは背中から感じる夏芽の幸福感とコウへの切ない思いを映した空気感とともに、大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できたかなと思います」と語っている。また、航一朗の幼なじみで夏芽に想いを寄せる大友勝利を演じた重岡は「緊張感もありつつも楽しかった現場でした。自分の持っているもの全部だせたかな、って思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います」、夏芽の大ファンで航一朗の幼なじみの松永カナを演じた上白石「現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした。菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました」と撮影を振り返っている。撮影は昨年9月に終了しており、今秋に公開になる。『溺れるナイフ』2016年秋公開
2016年03月07日女優・小松菜奈と俳優・菅田将暉が、漫画家・ジョージ朝倉氏の代表作を実写化する映画『溺れるナイフ』(今秋公開)でW主演を務めることが7日、発表された。小松にとって、同作は映画初主演となる。原作は、漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で2004年から連載され、全17巻のコミックス累計発行部数が150万部を突破した同名コミック。まだ何者でもなく何者にでもなれると感じる――全能感とも言うべき"10代の一瞬間"の謳歌(おうか)と挫折、そして再生を、少年少女たちを通して、激しくもはかなく描く。『あの娘が海辺で踊ってる』(12年)などデビューから少女の過剰な自意識を描いた作品群で、ミニシアターかいわいで話題を呼んだ山戸結希監督がメガホンを取る。小松が演じるのは、主人公の望月夏芽。ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになり絶望していたが、神主一族の子孫で跡取りの長谷川航一朗(コウ)と出会い、生き方が変わっていく。そんな夏芽の美しさに自分と同じ特別な力を感じ取るコウ役を、髪を金色に染め上げた菅田が務める。「最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました」と吐露する小松。「迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさん」「撮影期間の3週間はまるで3カ月ぐらいにも思えました」と苦難もあったことを振り返るが、「共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました」と達成感を語る。一方の菅田も小松同様に「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした」と思い返しながら、「だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました」と緊張感をもって取り組んだことを明かす。コウについては、「芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味にあふれている、そんな矛盾を抱えた人物」と表現。また、夏芽とバイクで2人乗りをするシーンでは「大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できた」と胸を張る。さらに、ジャニーズWEST・重岡大毅と上白石萌音も出演。重岡はコウとの関係に傷ついた夏芽にそっと寄り添うクラスメイトの好青年・大友勝利を、上白石は夏芽とコウの2人に憧れのまなざしを向けるウブなクラスメイト・松永カナを、それぞれ演じる。重岡は、「自分の持っているもの全部だせたかなって思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないか」と現場で確かな感触を覚えたようで、上白石は「菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました」と共演の小松から女優として多く学ぶところがあったと明かした。(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年03月07日小松菜奈と菅田将暉という、いま最も勢いのある2人がW主演で、むき出しのナイフのような10代特有の激しい心と心のぶつかり合いを描いた、ジョージ朝倉原作の伝説的コミック「溺れるナイフ」の実写映画化に挑むことが決定。さらに、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音が共演を務めることが分かった。東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽(小松さん)は、ある日、突然父の故郷である浮雲町に引っ越すことになる。東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、自分が欲する“何か”から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽だったが、その土地一帯を取り仕切る神主一族の跡取りである、コウこと長谷川航一朗(菅田さん)に出会い、強烈に惹かれていく。意地悪で気まぐれでエキセントリックな彼に反発しつつも、彼の発光するような神々しさに心を奪われ、いつか“コウちゃん”は「わたしの神さん」だと思うようになる。コウもまた、田舎では類を見ない夏芽の美しさに自分と同種の力を感じていく。徐々に気持ちを通わせていく2人。「一緒にいれば無敵!」とさえ思っていた矢先、運命を変える出来事が起こる…。原作は、「ピース オブ ケイク」も実写映画化されたジョージ朝倉による人気コミックス。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる“10代の一瞬間(=全能感)”の謳歌と挫折、そして再生を、激しくも儚く、そして美しく描いた壮大なラブストーリーだ。講談社「別冊フレンド」にて2004年10月~2013年12月まで連載され、現在までに累計発行部150万部以上(全17巻)を誇り、また2010年度「このマンガがすごい!」オンナ篇 や第2回anan漫画大賞候補など注目を集めた。ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになったが、人を寄せ付けない雰囲気を持つコウとの出会いで何かが変わっていく主人公・望月夏芽役を演じるのは、自身も同世代のカリスマともいえる小松さん。『渇き。』での衝撃デビュー以降も『バクマン。』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ディストラクション・ベイビーズ』などに話題作に次々出演し、その唯一無二の存在感で見る者を圧倒する若手演技派は、本作が映画“初”主演。また、夏芽の美しさに自分と同じ特別な力を感じて、ぶつかりあいながらも強烈に惹かれあう神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗役には、『共喰い』の演技で数々の賞を受賞して以降、映画・TV・CMにと出演オファーが途切れない若手きっての実力派俳優、菅田さん。切れ長の目にまばゆい金髪、容姿端麗でカリスマ性にあふれる“コウちゃん”を、意外にも恋愛映画“初”主演で演じ切る。さらに、コウとの関係に傷ついた夏芽にそっと寄り添うクラスメイトの好青年、大友勝利役を『殿、利息でござる』への参戦でも話題の「ジャニーズWEST」の重岡さん、モデルだった夏芽の大ファンで、夏芽とコウの2人に羨望のまなざしを向けるウブなクラスメイトの松永カナ役を『ちはやふる-上の句-/-下の句-』も控える上白石さんが演じる。監督は、『あの娘が海辺で踊ってる』『おとぎ話みたい』など2012年のデビューから、少女の過剰な自意識を描いた作品群で定評のあるミニシアター界出身の新鋭、山戸結希。『渇き。』で小松さんの内面に深く迫るメイキング「わたしは私を探しています。」を担当し、2015年には「乃木坂46」11thシングルに収録される西野七瀬のソロ曲「ごめんね ずっと…」のMVを演出。これらの活躍により第24回日本映画プロフェッショナル大賞・新人監督賞を受賞した、「新世代ファンタジスタ」「日本映画界の大型ハリケーン」と称される注目の若手監督だ。最旬の20代の女性監督が、最旬の若手キャストによる青春の“化学反応”を鮮烈に描き出す本作に、引き続き注目していて。<以下、キャストコメント>■小松菜奈最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました。でも、共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました。菅田さんとは二度目の共演となりますが、コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました。和歌山での撮影も含め、撮影期間の3週間はまるで3か月ぐらいにも思えましたが、自分と夏芽を重ね合わせられたことも良い思い出になったなって思えます。■菅田将暉僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました。コウは、骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました。バイクで二人乗りをするシーンでは背中から感じる夏芽の幸福感とコウへの切ない思いを映した空気感とともに、大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子ども同士の純度の高い恋愛を表現できたかなと思います。■重岡大毅緊張感もありつつも楽しかった現場でした。自分の持っているもの全部だせたかな、って思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います。大友を演じてみて、大友ってすごいなって。俺には絶対できないことをたくさんやっている。でも、自分の中の小さい部分を頑張って大きくだしていくところは、自分と共通しているところかな。そこがちゃんと見せれていたらいいなっと思います。同世代の共演者と一緒に制服を着てお芝居すると「あ~学生してるな」と楽しんでしまいました。■上白石萌音現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした。カナちゃんという役柄は、私にとって新境地でお芝居していた時も不安でしたけど、スタッフの皆さんに支えていただいたり、共演者の皆さんも大好きな人たちでしたので幸せな時間を過ごしました。特に菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました。この現場で学んだことを忘れずにこれからもがんばります。『溺れるナイフ』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日『ピース オブ ケイク』などでも知られる漫画家・ジョージ朝倉氏の代表作『溺れるナイフ』が、2016年秋公開に向けて実写映画化されることが13日、発表された。原作は、漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で2004年に連載開始され、全17巻のコミックス累計発行部数が140万部を突破。2010年の『このマンガがすごい!』(宝島社)オンナ編で第17位を獲得し、ファッション雑誌『an・an』 (マガジンハウス)の「第2回マンガ対象」候補になるなど人気を博した。物語の主人公は、東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽。父の故郷"浮雲町"に引っ越すことになって落ち込んでいたが、土地一体を取り仕切る神主一族の子孫で跡取り・長谷川航一朗(コウ)と出会い、次第に引かれていく恋愛模様が描かれる。メガホンを取るのは、『5つ数えれば君の夢』(2014年)や『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年)などで少女の過剰な自意識を描き、話題を呼んだ山戸結希監督。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間」の謳歌(おうか)と挫折、そこからの再生を夏芽とコウを通して、激しくも美しく映す。原作のジョージ氏は「実写映画化できないようなマンガにしようと思って描いてきたので、なんともいろいろドキドキが止まりません! 山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!」と語っており、興奮をうかがわせる。一方の山戸監督は「『溺れるナイフ』という漫画が、ずっと大好きでした。田舎の片隅で、何度も何度も読み返し、全ての気持ちを味わわせていただきました」と告白。続けて、「尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、そして、10年間、『溺れるナイフ』を大好きで居続けた女の子たちに恥ずかしくない映画を撮れますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込んでいる。
2015年10月14日別冊フレンドで連載されたジョージ朝倉の人気作『溺れるナイフ』が実写映画化され、2016年秋に公開されることが決定した。『5つ数えれば君の夢』『おとぎ話みたい』などで注目を集める山戸結希が監督を務める。その他の情報『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。原作は別冊フレンドで2004年から2013年まで連載され、コミックの累計発行部数は140万部を記録している。監督を務める山戸は、大学在学時に製作した『あの娘が海辺で踊ってる』で注目され、東京女子流を主演に迎えた商業デビュー作『5つ数えれば君の夢』が高評価を集めた新鋭。映画『渇き。』のヒロインを演じた小松菜奈の内面に迫ったメイキング『わたしは私を探しています。』を演出するなど、多方面で活躍している。作者の朝倉は映画化について「実写映像化できない様な漫画にしようと思って描いていたので、なんとも色々ドキドキが止まりません!!!山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!!!よろしくおねがいします」とコメント。山戸監督は「溺れるナイフという漫画が、ずっと大好きでした。田舎の片すみで、何度も何度も読み返し、すべての気持ちを味わわせていただきました。尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったなと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、そして10年間、溺れるナイフを大好きで居続けた女の子たちに恥ずかしくない映画を撮れますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込みを語っている。『溺れるナイフ』2016年秋全国ロードショー
2015年10月13日多部未華子と綾野剛で映画化された『ピース オブ ケイク』の作者ジョージ朝倉が描く、累計140万部を突破した伝説的コミック「溺れるナイフ」(講談社)が実写映画化することが決定した。東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽は、ある日突然父の故郷に引っ越すことになる。東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、自分が欲する「何か」から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽。しかし、その土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取りである長谷川航一朗(コウ)に強烈に惹かれていく。意地悪で気まぐれでエキセントリックな彼に反発しつつも、彼の発光するような神々しさに心奪われる。コウもまた、田舎では類を見ない夏芽の美しさに自分と同種の力を感じ夏芽を受け入れる。夏芽はカリスマ少女モデルとして名前が売れ始め、二人は「世界征服できそうな」ほどの絶頂期を迎えるのだが――。原作は「別冊フレンド」(講談社)にて2004年10月から2013年12月に連載され、10代の少年少女特有の、剥き出しのナイフのような激しい心と心のぶつかり合いを描き、広く共感を呼んだジョージ朝倉の同名コミック。現在までに累計発行部数140万部(全17巻)を超え、2010年度「このマンガがすごい!」オンナ篇 (宝島社)第17位、「第2回anan漫画大賞」(マガジンハウス)の候補など人気と実力を兼ね備えている。本作の監督には、2012年のデビューから少女の過剰な自意識を描いた作品群でミニシアター界をざわつかせた新鋭監督の山戸結希が務める。山戸監督は、第24回(2014年度)日本映画プロフェッショナル大賞・新人監督賞を受賞。「新世代ファンタジスタ」「日本映画界の大型ハリケーン」と称される、いま最も注目すべき若手監督の1人だ。今回実写化に挑む山戸監督は「溺れるナイフという漫画が、ずっと大好きでした。尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったなと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込みを語った。それを受け、原作者のジョージ朝倉は「実写映像化できない様な漫画にしようと思って描いていたので、なんとも色々ドキドキが止まりません。山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!よろしくおねがいします」と喜びのコメントを寄せている。『溺れるナイフ』は2016年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月13日ピアース・ブロスナンがアメリカの空港で、ナイフを所持したまま飛行機に搭乗しようとして制止されていたことが明らかになった。ピアースは2日(現地時間)、バーモント州のバーリントン空港でデトロイト行きの飛行機に搭乗の際、手荷物に10インチ(約25センチ)のナイフを入れていたことから、空港警備員に止められ、別室でさらに荷物検査を受けることになった。アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁(TSA)は刃物の機内持ち込みを厳しく禁じていて、機内持ち込みが許されるのは、プラスチック製か刃がギザギザ状ではないバターナイフだけ。それ以外は野球バットやスピアガンなどと同様に受託手荷物に入れなければならない。当時、14歳の息子・パリスと一緒だったピアースは息子に「彼らがこんな仕打ちをするなんて信じられない」と話していたというが、何とか出発には間に合うことができたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月06日高級レストランのみならず、カジュアルなレストランでも、フォークやナイフなどのカトラリーの使い方は、テーブルマナーの基本中の基本であるがゆえに、非常に気になるものです。しっかり覚えておき、恥ずかしい思いをしないようにしましょう。○カトラリーのセッティングは2種類フォークやナイフなどのセッティングには、2種類の方法があります。最初からテーブル上に、料理に必要となるすべてのカトラリーが用意されている場合と、料理ごとに出てくる場合です。お店が料理ごとに出してくれる場合は悩む要素はありませんが、最初からすべてが用意されている場合はどのようにすればいいのでしょう? この場合は、外側のカトラリーから使用するのがマナーです。○食事中にカトラリーを置く場合食事中にフォークやナイフをいったん置く場合、元にあった位置などに戻すのではなく、お皿の上にハの字になるように置きましょう。その際、フォークの歯が下に、ナイフの刃が自分の方を向くように置きましょう。○食べ終わった際の置き方料理を食べ終わったら、フォークやナイフはお皿の右斜め下に並べます。これが「食事が終わった」というサインになり、ウェイターがお皿を片付けてくれます。撮影協力アルジェントASO○教えてくれたのは……マナー講師 松井千恵美さん桜ことスクール代表。CA養成スクールでメイク・立ち居振る舞い等の講師実績を持ち、お箏 (こと) の家元が教える大人のためのマナースクールを運営。美しく品格ある大人の女性を目指す方のみならず、企業や教育関係での講義にも定評がある。執筆:松田識史株式会社アスラン編集スタジオの編集ライター。専門紙の記者を経て同社に入社。ビジネス分野からライフスタイルまで、幅広いジャンルの書籍や雑誌、Web媒体の企画・構成・執筆などを行っている。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年06月19日俳優の村上虹郎、北村匠海、清水尋也が15日、東京・港区の豊川稲荷神社で、WOWOWの連続ドラマW『天使のナイフ』のヒット祈願を行った。薬丸岳の同名小説(講談社文庫刊)を実写化した本作は、少年法に守られた殺人犯と被害者の遺族、両者の視点から描く社会派ドラマ。13歳の少年たち(村上、北村、清水)に妻を殺されたカフェの店長・桧山(小出恵介)。事件から4年後、桧山は、少年たちの更生結果と現状を調べ始めるが、その直後から少年たちの命が次々と狙われる――というストーリーで、ドラマは、22日22時から毎週日曜放送(全5回)。不良少年からの"更生祈願"を終えた村上は、本作が初のドラマ出演となったが、「同年代と仕事をした事が無かったので、新鮮でうれしかった」と撮影を振り返り、「誰が1番悪いのか、1番先に更生するのかが見どころ。目を離さないで見て欲しい」と胸を張ってアピール。俳優の村上淳と歌手のUAの長男でもある村上は、「親父もWOWOWのドラマをやっていたので、やりたいと思ってた。決まった時は、『良いじゃん!』って言ってました」と親子の会話を明かしつつ、「尊敬する人はリヴァー・フェニックス。親父も尊敬してるけど、目標にはしてない」とハキハキ話していた。また、映画『渇き。』での演技が話題になった15歳の清水は、「学生だからこその感情はリアルに表現できたのかな。考えさせられる部分があるので、同年代の人に見て欲しい」と真摯に語り、主演の小出との共演で、「控室では優しくしてくれて明るい方。これから俳優として頑張らなきゃいけない僕としては、その背中を見て良い経験になった」と刺激を受けた様子。一方、音楽ユニット・DISH//(ディッシュ)のメンバーでもある北村は、不良少年を演じたことの感想を聞かれ、「音楽をやってる時は暴れまくってるけど、本当は真面目です!」と報道陣を笑わせていた。
2015年02月16日小出恵介が主演するWOWOW連続ドラマW『天使のナイフ』に、乃木坂46の桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理が出演することが発表された。本ドラマは少年法に切り込んだ薬丸岳の同名小説を原作にしたミステリードラマで、3人のうちひとりは物語の重要な鍵を握る役どころを演じるという。その他の写真第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳のデビュー作を映像化するドラマW『天使のナイフ』は、少年法をテーマに、妻を少年たちに殺害された主人公と、事件の加害者となった少年や親、その両者の視点から真の更生、贖罪について描き、視聴者に是非を問う社会派ドラマ。オーディションによってドラマ出演が決定した桜井、西野、松村の役どころは、主人公・桧山(小出)が店長を務めるブロードカフェの店員役で、ネタバレになるためそれぞれの役名はドラマの初回放送まで明かされない。現役アイドルグループが、骨太で社会派ドラマに定評のあるWOWOWドラマに出演するのは今回が初。桜井、西野、松村は、「まだお芝居は分からないことが多いのですが、周りの皆さんから沢山の事を吸収しつつ、この作品の中に自分も何かを残すことが出来る様に頑張ります!!」(桜井)、「しっかりお芝居をさせていただける貴重な機会なので、自分なりに頑張りたいと思います。シリアスなドラマですが、私は明るい女子大生役なので、視聴者の方が一瞬緊迫感が柔らぐような笑顔で演じたいと思います!」(西野)、「私自身、純粋にこの作品を楽しみにしてます!台本を読んでいても先の展開が気になってドキドキします!沢山の思いが入り混じる社会問題を題材にした作品なので是非、周りの人と一緒にこの作品について沢山語り合ってもらいたいです」(松村)と意気込みを語っている。連続ドラマW『天使のナイフ』2月22日(日)スタートWOWOWプライムにて毎週日曜夜10:00(全5話)※第1話無料放送
2015年01月14日京セラは20日より順次、「便利なナイフ(刃渡り12cm)」を全国の量販店、専門店およびウェブストアなどで販売を開始した。○滑りやすく切りにくいトマトや鶏の皮などの食材の調理に同商品はナイフの刃部に同社独自のギザギザ刃を採用することで、幅広い用途に使用できるセラミックキッチン用品の製品。従来のセラミックナイフの特徴に加え、ギザギザ刃を採用したことで、幅広い用途に使用することが可能になった。一般的にやわらかく滑りやすいとされる完熟トマトや鶏肉の皮、パンなどのカットに適しているだけでなく、レトルトパックや豆腐の容器などの開封にも1本で対応できる、便利なナイフだという。刃渡りは12cmのコンパクトな新サイズ。幅広い用途に使用が可能な同商品の目的を最大限に引き出すための最適なサイズを実現した。また刃の先端形状は、従来モデルに比べ角度をつけているため、滑りやすい食材や食品パックなどの切り始めに、切りこみやすくなっているとのこと。刃材質には、ファインセラミックスを使用。セラミックナイフは金属包丁とは異なり、「軽くて錆びない」「磨耗しにくく鋭い切れ味を長く保つ」「除菌漂白できるため清潔」といった特徴がある。また、金気を出さないのでフルーツや野菜などのカットにも適している。サイズは23.5×2.9×1.9cmで、価格は3,800円(税別)。
2014年12月30日俳優の小出恵介がWOWOWのドラマ『天使のナイフ』(2015年2月22日スタート)で主演することが16日、明らかになった。同ドラマは、第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳の同名小説が原作。刑事責任能力を問われない14歳未満による殺人と、マスコミによって容赦なく晒される被害者や遺族のプライバシーをめぐる物語をミステリータッチで描き、真の意味での更生、贖罪について問いかける問題作となっている。4年前、13歳の少年3人に妻を殺され、4歳の娘と2人で暮らしているカフェの店長・桧山(小出恵介)は、保育士である妻の友人(倉科カナ)や店員(千葉雄大)の警告を無視し、少年法に保護され社会に復帰した彼らの「更生」の結果と「現状」を調べ始める。だが、その直後から少年たちが何者かに命を狙われていく。小出は「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」と意気込み、「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」コメントを寄せている。原作者の薬丸も「今までに『悪党』と『刑事のまなざし』という作品がドラマになりましたが、処女作でありデビュー作である『天使のナイフ』が10年の時を経て映像化していただけることに、特に感慨深い思いを抱いています。少年法という難しい問題を題材にしていますが、ミステリー性に富んだエンターテイメントです。とにかくハラハラドキドキしながらドラマを楽しんでいただいて、観終わった後に、この作品に携わったみんなが伝えたかった大切なことが視聴者の皆さんの心に届くことを願っています」と、今回のドラマ化に大きな期待を寄せている。出演はほかに若村麻由美、手塚とおる。連続ドラマ『天使のナイフ』はWOWOWプライムにて2015年2月22日(毎週日曜 22:00~全5話 第1話無料放送)スタート。
2014年12月17日佳境を迎えたドラマ「Nのために」にも出演中の実力派・小出恵介を主演に迎え、いま最も注目を集める気鋭の作家・薬丸岳のデビュー作「天使のナイフ」がWOWOWにてドラマ化されることが決定。13歳の少年3人による殺人と少年法をテーマにした江戸川乱歩賞受賞の問題作に、ネクストブレイク必至の藤本泉、「劇団EXILE」の町田啓太、村上虹郎、北村匠海、清水尋也らフレッシュなキャストが集結していることが分かった。4歳の娘とふたり暮らしのカフェの店長・桧山(小出恵介)は、妻(藤本泉)を13歳の少年たち(村上虹郎、北村匠海、清水尋也)に殺害された身。だが、少年たちは刑事責任を問われず、少年法によって保護された。一方、被害者遺族の桧山や妻の母(若村真由美)は、マスコミに追われ、生活のすべてを白日の下にさらされてしまう。4年後。桧山は保育士で妻の友人(倉科カナ)やカフェ店員(千葉雄大)の警告を無視して、社会に復帰した少年たちの“更生”の結果と“現状”を、人知れず調べ始めた。同じころ、少年たちの命が次々と狙われたことから、ふたりの刑事(手塚とおる、町田啓太)が桧山のもとを訪ねてくる。かつてマスコミの前で「国家が罰せないのなら、自分が犯人を殺してやりたい!」と発言したことから、彼は第一容疑者にされていた…。少年法の名の下、14歳未満の殺人犯は保護され刑事責任能力は問われない。だが一方、被害者やその遺族は、実名も顔写真も、プライバシーのすべてが晒されていく…。そんな事件がもし、身近で起きたなら、犯人である少年たちを赦すことはできるのか。もし、自分の子が加害者になってしまったら、更生させることはできるのか。本作は、そんな両者の視点から少年犯罪を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を投げかける驚愕のミステリー。妻を少年たちに殺害された主人公を演じるのは、WOWOW連続ドラマWには初出演にして初主演となる小出さん。少年法という壁を前に、怒りと悲しみを社会にぶつけていく複雑な役どころに挑む。また、桧山の娘の保育園の保育士・みゆき役には倉科カナ、殺害される妻・祥子役には『紙の月』『アオハライド』と話題作への出演が続く藤本泉。さらに、殺人を犯す少年役として、UAと村上淳の息子で、今年『2つ目の窓』で鮮烈な映画デビューを飾り、本作がドラマ初出演となる村上虹郎。そして「信長コンチェルト」『陽だまりの彼女』の北村匠海、『渇き。』『ソロモンの偽証』の清水尋也と、これからブレイクを見せそうな3人の10代が集結。監督は、瑛太&満島ひかり共演の「それでも、生きてゆく」で本作と同様に犯罪被害者と加害者の両面を描き、数々の賞を受賞した永山耕三が務める。これまでオムニバスドラマへの出演はあったものの、連続ドラマWでは初主演となる小出さんは、社会問題を扱う本作に対し、「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」とコメント。「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」と意気込みを語った。謎解きの中にデリケートな社会問題を交えながら、最旬キャストが観る者すべてに問いかける贖罪の物語。この冬、また見逃せないドラマが登場する。連続ドラマW「天使のナイフ」は2015年2月22日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日プロダクトデザインを事業とするカロッツェリア・カワイは、友禅調のキッチンナイフ「美濃刃 Kimono Knife」の機能とデザインを改良し、9月より日本橋木屋直営各店およびデパート各店にて販売開始した。「美濃刃 Kimono Knife」はセラミックス本来の、焼き物としてのデザインの可能性を掘り下げたキッチンナイフ。ファインセラミックスのブレードに、陶磁器で使われる800度で焼き付ける上絵付け技法で友禅調の絵柄を加飾した。人の集まる場所を華やかにする、もてなしの席にふさわしいナイフを目指したという。さらに、十三秀刃物製作所(岐阜県関市)の熟練の刃物職人が丁寧に仕上げることで質感と精度感、優れた切れ味を実現。焼き物(美濃焼)と刃物(関刃物)が隣接する岐阜の地場産業が融合した製品で、ギフトとしても好評を博している。価格は、キッチンナイフが2万円、ペティナイフは1万3,000円。日本橋木屋直営店および、「西武池袋店」「東武池袋店」「東京大丸 藤沢」「名古屋名鉄百貨店」「神戸大丸」の各店で販売中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日