アイ・オー・データ機器は17日、パソコン、スマートフォン、タブレット向けの録画対応テレビチューナー「テレキング(GV-NTX2)」を発表した。価格は税別27,400円。出荷は2月下旬を予定している。「テレキング(GV-NTX2)」は、インターネット経由でテレビ番組を配信する録画テレビチューナー。自宅に設置することで、手持ちの端末から宅内外を問わず地デジ、BS、110度CS放送が視聴できる。録画には、USBハードディスク(最大6TB)が必要。本体には2つのデジタル3波チューナーを内蔵しており、放送波の組み合わせを自由に、最大2番組の同時録画や視聴も可能だ。USBハードディスクだけでなく、DLNAおよびDTCP-IPに対応したNAS(ネットワーク接続HDD)への直接保存もサポート。そのほか、番組タイトルやキーワード、ジャンルから関連する番組を検索する「おまかせ録画」、最大2チャンネル(1時間~23時間の範囲)を予約録画する「おまかせ一括録画」、番組中の音や映像の切り替わりを検知して自動的にチャプターを作成する「おまかせチャプター」などを備えている。利用するには、専用番組表アプリ「テレキングリモート(テレリモ)」と専用視聴アプリ「テレキングプレイ(テレプレ)」が必要となる。チューナー本体の設定や、録画番組の表示は「テレリモ」から行い、見たい番組を選択すると「テレプレ」へとシームレスに切り替える。「テレプレ」では、アイ・オー・データ機器の「RECBOX」や他社製のNAS、USBハードディスクで録画した番組も再生できる。「テレプレ」、「テレリモ」の対応OSは、iOS 7.0.4以降、Android 4.1以降、Windows 10(Modern UI)、Windows 8.1(Modern UI)。「テレキング(GV-NTX2)」のインタフェースは、録画用のUSBポート、LANポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、アンテナ入出力端子(地上デジタル専用 / BS・110度CSデジタル専用)。サイズ/重量は、W215×D185×H43.9mm/約845g。
2016年02月17日富士通は10日、2015年8月から実施しているノートPC用バッテリパックの交換・回収対象機種を、新たに追加した。富士通では、同社製ノートPCの2011年-2012年モデル29機種に搭載されたバッテリパック(パナソニック製造)で発火の恐れがあるとして、2015年8月27日からバッテリパックの交換・回収を実施していた。今回、新たに2013年-2014年モデルのノートPC18機種も、回収対象であることが判明。現時点では発火事故は起きていないが、事故の未然防止に向け、ユーザーへ無償交換の申し込みを促す。申し込みには「バッテリパックの物品番号および製造番号」「ノートPCの型名および製造番号」が必要。所有しているバッテリパックが交換対象かどうかの確認は、同社Webページから行える。
2016年02月10日●「A5サイズ、方眼、80ページ以上」のノートがいい理由パソコンやクラウドがビジネスの中心になった今も多くの方が毎日使っているノート。名刺交換やメールの作法はビジネスマナー研修で教わることがあっても、仕事におけるノートの使い方を丁寧に教えてもらう研修はあまりありません。学生時代の板書を中心としたノートの使い方とビジネスシーンにおけるノートの使い方は根本的に違います。私自身、社会人になってから10年間で約50冊のノートを書き記してきました。膨大な記録ですが、今でも読み返すと新しい気づきがあるものです。今回は手前味噌ですがノートとどっぷりと付き合ってきた私なりの仕事ノートの選び方と使い方をご紹介します。この春新社会人になる方や今まで何気なくノートを使っていた方必見です。○仕事ノートの選び方オフィスの備品のノートを使うのも決して悪くはないのですが、自分の大切な仕事を支えるノートはぜひご自身でご自身に合ったノートを選んでいただきたいと思います。と言われてもゼロから自分に合ったノートを探すのはなかなか難しいのでいくつかガイドをお示しします。キーワードは「A5サイズ、方眼、80ページ以上」です。■A5サイズが丁度良い日本のビジネスシーンではA4やA3などA列と言われる規格が主流で、資料をプリンターで印刷するときにもA4やA3の紙が使われることが多いですよね。この規格とノートを合わせるとプリントアウトした資料を貼ったり挟み込んだりする際の相性がよくなります。オススメしたいのはA5サイズ。持ち運ぶ際にはコンパクトに、書くときは大きく書けるというバランスが丁度良いサイズです。ノートに書き込んだメモなどをみながらパソコンで作業をする際にも横に置きやすいサイズです。■文字以外も書くから方眼を使う一般的にノートというと横の罫線が入っているものをイメージされる方も多いと思いますが、仕事ノートには方眼がオススメです。仕事ノートは文字だけでなく、アイデアを形にする際のイメージやラフスケッチ、また矢印がたくさんのフロー図など文字以外の要素もたくさん書き記すことになります。横罫線のノートはあくまで文字を書くことに主眼を置かれたレイアウトですのでイメージやフロー図とは少し相性がよくありません。イメージでアイデアを膨らませる時にも横罫線が視界に入っただけで、文字でアウトプットを出そうと思考が引っ張られてしまいます。イメージや図を書くのにも、文字を書くのにも適している方眼のノートを選びましょう。■枚数は80枚以上を選んでノートの世代交代を最小減に仕事ノートはメモや備忘録から仕事で使う様々な数字、またノウハウやアイデアなどとにかくなんでも記入して自分の脳の代わりになるくらいの存在に仕立てあげましょう。一日で多い時で10ページほど書くこともありますが、もともとのページ数が少ないとすぐにノートを使い切ってしまい、新しいノートと世代交代をすることになります。ノートが増えれば増えるほど「あれ? あのメモは前のノートだっけ?」「あっ先月ノートに書いたのに今手元にない!」など情報の管理は困難になりますので、できるだけ一冊のノートを長く使うためにも80枚以上のノートを選んでください。■ノートは分冊同時使いをしない。時系列で1冊にまとめるノートは顧客別や用途別など複数冊を持ちたくなりますが、複数冊を使い分けるのは上級テクニックです。仕事ノートに慣れるまでは分冊せずに1冊のノートに時系列で書き込んでいくようにしましょう。私のオススメはスタロジーのエディターズシリーズ 365デイズノート、LIFEのノーブルノート、コクヨのキャンパスノート(方眼罫)です。●アイディアは特別な場所に記録する○仕事ノートの使い方■必ずタイトルと日付を記入するノートを書く際は必ずページの上部にタイトルを書きましょう。堅苦しく考えずにとりあえずのタイトルでかまいません。そのページに大体何が書いてあるのかがわかればそれでOKです。また、日付も後からノートの該当箇所を検索するための唯一の手段となりますので忘れずに。日付スタンプを席においておくと手軽に日付が残せますので便利です。■1ページ1テーマが基本後から情報を整理しやすくするために1ページ1テーマ以上書かないというルールにしましょう。時には1ページにわずか一行のコメントを書いて終わってしまうようなページも出てきますが、仕事ノートではそれでもOK。後から検索しやすくするためにもたくさんの情報を1ページに詰め込み過ぎないようにしましょう。もちろん1テーマが2ページ、3ページと複数にまたがるのはOKです。■仕事ノートは2ページ目から使う仕事ノートを使いはじめるときに最初の1ページ目から使っていませんか? 1ページ目はあとから『目次のページ』になりますので空けておいて、2ページ目から使いましょう。仕事ノートは書き進めるうちに何度も読み返すような重要なページが自然と表れます。その時は1ページ目の余白部分に日付とタイトルを記入するとダイレクトにそのページに辿り着くことができます。■アイデアは裏から書き留める突如アイデアの神様が舞い降りた! そんな貴重なアイデアは他の情報に紛れさせずに「特別な場所」に書きましょう。特別な場所、それはノートの後ろ側です。ノートを裏に返して上下逆さまにすると表と同じように使うことができます。せっかくの貴重な情報を他の情報と同じように記入するといつの間にか紛れてしまい後から探すことが困難になります。大切なアイデアやいつか実現したい企画、また新たな課題などが浮かんだ時はノートをくるっと裏返して後ろから書いていきましょう。■ボールペンは3色使おうノートに何かを書くときには「得られた情報」と「自分の考え」を色分けして残しましょう。そうすると、後から振り返る時に「客観的事実」と「主観」があらかじめ整理されて残っているのでとてもわかりやすくなります。私がおすすめするのは・普段使いの色=青(もしくは黒)・重要なこと=赤・自分の考え、関心があること=緑です。ビジネスでは自分の考えや気付きが仕事に付加価値を生みます。ノートに普段使いの青や赤ばかりが残っていると、自分の考えを残せていないことがよくわかりますので仕事の調子のバロメーターにもなります。■いろいろ貼る書き込むだけが仕事ノートではありません。付箋に書いたメモや資料のグラフなど必要な情報は縮小コピーを取ってノートに貼り付けましょう。最近はテープのりを使えば手軽に、そしてキレイにノートに貼ることが可能です。セロファンのテープは経年変化で劣化するのでテープのりか、劣化しにくいメンディングテープを使いましょう。※持ち出してはいけない情報は貼り付けないなど情報の取り扱いには注意しましょう。いかがでしょうか? あくまで私が社会人生活を通して培ってきた仕事ノートの作り方です。何か一つでもお役に立てるポイントがあれば嬉しく思います。○最後に文房具の魅力を紹介するウェブマガジン『毎日、文房具。』の編集長としてマイナビニュースの読者の皆様に記事をお届けするのは今回が最後となりました。「文房具を通してみなさんのキャリアを陰ながら応援したい」という想いで記事を書き続けてきました。今まで未熟な文章にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。本当に感謝しております。最終回は読者の皆様がおそらく毎日使っておられる『ノート』に照準を当てて記事を書かせていただきました。またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。私もいちビジネスパーソンとして皆様に負けないように精進します!! もちろん文房具とともに! ありがとうございました! (高橋)『毎日、文房具。』副編集長の福島です。マイナビニュースでは、記事を通してみなさんのビジネスシーンに快適さとほんの少しの癒やしをお届けできればと思い、毎回さまざまな文房具をご紹介してきました。読者のみなさんのお役に立てた記事がひとつでもあれば嬉しいです。これまで本当にありがとうございました! (福島)文房具に関する記事は文房具の魅力を紹介するウェブマガジン『毎日、文房具。』でも更新しておりますので、ぜひブックマークをお願い致します。(毎日、文房具。編集部一同)【毎日、文房具。がおすすめする仕事用ノート】スタロジー「エディターズシリーズ 365デイズノート(A5)」ライフ「ノーブルノートA5方眼」コクヨ「キャンパスノート(方眼罫)3号(A5)」たかたく文房具の魅力を発信するウェブマガジン
2016年01月30日ユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」のWeb通販サイトでは、PC本体が最大30,000円引きとなる「プレミアムウィンターセール」を開催中だ。期間は定められていないが、対象製品がなくなりしだい終了の予定。一例として、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のCore i7を搭載したiiyama PCブランドのスリム型デスクトップPCが税別80,980円から。また、ノートPCは最大5,000円引きとなり、Intel Celeron搭載の11.6型エントリーモデルは税別37,980円から、Intel Core i5搭載13.3型フルHDモデルは税別79,980円からとなっている。詳細はパソコン工房のWebサイトを参照のこと。
2016年01月13日Lenovoは4日(米国時間)、ハイパフォーマンスノートPC「ideapad 700」シリーズを発表した。15.6型の「ideapad 700-15ISK」と17.3型の「ideapad 700-17ISK」の2モデルをそろえる。ワールドワイドでは6月の発売を予定し、価格は799ドルから。CPUに通常電圧版CPU、グラフィックスにNVIDIA GeForceシリーズを搭載するハイスペックなノートPC。「ideapad 700-15ISK」ではNVIDIA GeForce GTX 950、「ideapad 700-17ISK」ではNVIDIA GeForce GT 940を搭載する。このほか、最上位構成は、CPUがIntel Core i7、メモリが16GB、ストレージが256GB PCIe SSD、ディスプレイ解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 10 Home 64bit。通信機能は、有線LAN、W-Fi、Bluetooth 4.0。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、D-sub、4-in-1カードリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大4時間。本体サイズと重量は「ideapad 700-15ISK」がW384×D265×H22.7mm/2.3kg、「ideapad 700-17ISK」がW418×D283×H25mm/2.7kg
2016年01月05日すでに売り切れたモデルもいくつかある一方で、入手可能なモデルもまだまだ残っている。「新春パソコン」では、ミニタワーPC「Lev-M010-i5-LXNY」がIntel Core i5-6400 / Intel H110 / DDR3-1600 8GB / 1TB HDD / NVIDIA GeForce GTX 750 / DVDスーパーマルチドライブ / Windows 10 Home 64bitの構成で税別79,980円から。15.6型ゲーミングノートPC「15FR078-i7-RDM」がIntel Core i7-6700HQ / Intel HM170 / DDR3L-1600 4GB / 1TB HDD / NVIDIA GeForce GTX 960M / DVDスーパーマルチドライブ / Windows 8.1 Update 64bitの構成で税別99,9800円から。福袋では、「AMD組み立てキット福袋」や、ロジクール製のゲーミングデバイスがセットになった「ゲーミング福袋」が購入可能で、「AMD組み立てキット福袋」はA10-8750、A68H搭載マザーボード、8GBメモリ、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、PCケース(電源付属)、Windows 10 Home 64bit DSP版といった65,000円相当の商品がセットになって50,000円から。「ゲーミング福袋」は、ゲーミングキーボード「G310 Atlas Dawn」、ゲームパッド「F310 Gamepad F310r」、ゲーミングマウス「G502 Tunable Gaming Mouse」、マウスパッド「G440R」といった29,000円相当の商品がセットになって15,000円から。このほか、「タブレット福袋」としてWindows 8.1 with Bing 32bit搭載8型タブレットや、Android 5.1.1搭載の8型/10型タブレットなどをそろえる。
2016年01月04日ユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」のWeb通販サイトにて、特別キャンペーン「年末年始SPECIAL」が実施されている。PC本体や周辺機器、PCパーツ類などを通常より割安の価格で提供中だ。期間は2016年1月5日(火)14時まで。年末年始SPECIALキャンペーンの限定モデルも用意しており、一例は以下の2モデル。いずれもBTOによるカスタマイズも可能だ。○MD7500-i5-HFR-Limited第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載したミドルタワー型のデスクトップPCで、標準構成価格は84,980円(税別)。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6400(2.7GHz)、チップセットがIntel Z170 Express、メモリがDDR4-2133 8GB(4GB×2)、ストレージが240GB SSDと1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Home 64bit版。○Lev-R017-i7-RMR-Limitedこちらはiiyama PCブランドのゲーミングPC「LEVEL∞」に属するミドルタワー型デスクトップPC。第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載し、標準構成価格は127,980円(税別)。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6400(3.4GHz)、チップセットがIntel Z170 Express、メモリがDDR4-2133 8GB(4GB×2)、ストレージが240GB SSDと1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、OSがWindows 10 Home 64bit版。
2015年12月28日ドスパラは、アルミ製のノートPCスタンド「DN-13435」を、同社直営の「上海問屋」限定で4日に販売開始した。価格は税込3,999円。ノートPCで外付けキーボードを使う場合や、ノートPC自体の高さを目の位置まで上げる時などに役立つ、ノートPCスタンド。ゴールド系カラーのアルミ素材を梨地処理し、机上を上品に演出するという。本体サイズはW210×D240×H65mm、重量は530g。
2015年12月07日ユニットコムは4日、PCショップ「パソコン工房Web通販サイト」にて、イラスト・マンガ制作クリエイター向けソフト「CLIP STUDIO PAINT」推奨PCを発売した。エントリー、スタンダードA、スタンダードB、プロという4モデルを用意。BTOに対応し、標準構成価格(税込)は77,739円から。○Sen-17HP032-C-CES-CSP「Sen-17HP032-C-CES-CSP」は、イラストやマンガの制作に必要な機能を備えたソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」と、イラスト制作のためのペイントツール「CLIP STUDIO PAINT PRO」の推奨となる17.3型ノートPC。PC本体のみの「標準モデル」と、ワコムのペンタブレット「Intuos」とソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT PRO 2」(2年間ライセンス)が付属する「スターターパック」を用意。税込価格は標準モデルが77,739円、スターターパックが90,699円(以下すべて税込)。購入特典として、「スターターパック」には「初音ミク イラストメイキングブック」と、「CLIP STUDIO PAINT マニュアル」が付属する。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3150(1.60GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB×2、ストレージが240GB SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは17.3型の光沢(グレア)液晶、解像度は1,600×900ドット。OSはWindows 8.1 Update 64bit。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェース類はUSB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、D-sub×1など。バッテリ駆動時間は約3時間39分。本体サイズは約W413×D273×H12.7~28.5mm。○Sen-M015-i3-HFS-CSP「Sen-M015-i3-HFS-CSP」はデスクトップPCで、価格は標準モデルが86,379円、スターターパックが117,699円。スターターパックの内容や特典構成などは共通だが、加えてiiyamaブランドの21.5型フルHD液晶ディスプレイがセットになっている。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100(3.70GHz)、チップセットがIntel H170 Express、メモリがDDR3L-1600 8GB×2、ストレージが240GB SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit。ネットワークはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、インタフェースはUSB 3.0×6、USB 2.0×2、DVI-D×1、D-sub×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W190×D415×H357mm。○Sen-M015-i5-HFR-CSP「Sen-M015-i5-HFR-CSP」はデスクトップPCの上位モデル。価格は標準モデルが107,979円、スターターパックが139,299円。スターターパックの内容や特典構成、液晶ディスプレイなどは、上記「Sen-M015-i3-HFS-CSP」と共通。CPUがIntel Core i5-6600(3.30GHz)となり、ストレージは240GB SSDに加えて1TB HDDを搭載。そのほかの仕様は「Sen-M015-i3-HFS-CSP」に準ずる。○Sen-M015-i7-HFR-CSP「Sen-M015-i7-HFR-CSP」はデスクトップPCのハイスペックモデル。価格は標準モデルが134,979円、スターターパックが197,619円。スターターパックの内容や特典構成などは共通だが、iiyamaブランドの23型フルHD液晶ディスプレイ×2台がセットになっている。CPUがIntel Core i7-6700(3.40GHz)に変更され、メモリをDDR3L-1600 8GB×4に増強。そのほかの仕様は「Sen-M015-i5-HFR-CSP」とほぼ共通。
2015年12月07日インテルは27日、同社のRealSense 3Dカメラを搭載したノートPCを抽選でプレゼントする「未来が体感できるノートパソコン プレゼントキャンペーン」の開催を発表した。キャンペーンの応募締め切りは2015年12月20日。キャンペーンページからリンクされた応募フォームに必要事項を記入し、応募すると、NECパーソナルコンピュータの15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard NS850/CAB」、デルの15.6型ノートPC「Inspiron 15 5000シリーズPremium」を抽選で1名ずつプレゼントする。「Intel RealSense」は、タッチやジェスチャー、音声や顔認識などの技術を活用し、PCのUIに取り込んでいくもので、第6世代Intel Coreプロセッサでは、赤外線を使って奥行き情報を取得できる「Intel RealSense 3Dカメラ」をサポートし、搭載PCが発表されている。キャンペーンページでは、オーストラリアのシドニー・オペラハウスで開催された体験イベントの様子を紹介。ジェスチャー操作でゲームをプレイする様子や、「Intel RealSense 3Dカメラ」でWindows 10の生体認証機能「Windows Hello」を試す様子が紹介されている。
2015年11月27日●進化するキャンパスノート授業や仕事において、板書の書き写しからアイディアをメモする、記録を取るなどノートを使う場面は多い。しかし昨今、入力や情報管理のデジタル化、さらには少子化や中国・新興国から安い製品が輸入されるなど、日本の文房具業界をめぐる状況はネガティブな要素が多い。そんな中、コクヨの主力商品であるキャンパスノートは1975年の誕生から今年で40周年。累計約27億冊を販売したロングラン商品となっているこのノートは、日本はのみならず中国やベトナム、インドで多大な支持を集めている。本稿では、節目の年を迎えたキャンパスノートの「今」、そして文房具市場における強みとは何か探っていきたい。○キャンパスノートの現状キャンパスノートの現状はどうなのだろうか。コクヨのステーショナリー事業本部クリエイティブプロダクツ事業部ペーパーステーショナリーVUの上田敬人商品企画グループリーダーによると「売り上げは横ばい」だという。コクヨ調べによると2015年現在のノート市場の販売冊数は約3.3億冊で、そのうちキャンパスノートのシェアは約30%とみている。年間は約1億冊売り上げていることになる。上田グループリーダーによると、キャンパスノートの一番のボリュームゾーンは中学・高校生とのことで、授業や受験勉強で使い、大学入学後や就職後にも使い続けるというパターンが多いという。また、コクヨでは春の需要期に向けて毎年、学生向けに特別な柄やコラボモデルといったデザインを変えた限定パックを出している。○進化した「第5世代」のノートキャンパスノートの認知度の高さは誰しも知るところだが、ロングランを可能にしたのは、ユーザーニーズを満たしてきたからにほかならない。40年の歴史は商品開発の積み重ねでもあった。キャンパスノート40年の歴史の中でノートのデザインや仕様は4回大きく変更されている。1975年に登場した第1世代は、当時主流だった糸でページを綴じるのではなく、糊で綴じることでページがフラットに開く「無線綴じ」を採用した。1983年に登場した第2世代では、中を見なくとも罫線がわかるよう表紙に罫線を配置し、グラフィカルなロゴに変更した。ビビッドな色使いと縦に配置したロゴでスタイリッシュになった1991年からの第3世代。ノートの背の部分に貼ってある「背クロス」を強化して耐久度を高めるなど、2000年からの第4世代では品質強化に努めた。そして2011年から現在販売されている第5世代では、背クロスにボールペンで文字が書けて縦に並べた時に見やすくなったのに加え、罫線には短い定規でも線が引きやすく、行数がカウントしやすいよう目印がつけてあり、多彩なノートの使い方が可能になっている。グラフィカルさと質の良さでユーザーに訴求した第1~第3世代、ノートの低価格化に対抗して付加価値を高めた第4世代、使いやすい機能を詰め込んで他社のノートと差をつけた現在の第5世代。高品質化および機能強化、時代のニーズとともに進化してきたのがキャンパスノートだ。●多様化するニーズに対応○「機能系ノート」でユーザーのニーズに対応キャンパスノートの進化以外に注目すべきこともある。それは、現在のキャンパスノートのラインナップには様々な機能を持たせた「機能系ノート」が加わり、消費者の多彩なニーズに対応してきたことだ。プリントがそのまま貼れるようノートサイズをB5からひと回り大きくしたノート、持ちやすく読みやすいスリムB5サイズノート、フチを斜めに裁断することでページがめくりやすい「パラクルノ」などバリエーションを展開。その中でも大ヒットしたのが2008年に発売されたドット入り罫線ノートだ。罫線にドットが入ることで図形やグラフが書きやすくなっており、数学や理科での利用はもちろん、ドットで文頭がそろえやすいということで美しく文章が書くことができるようになっている。上田グループリーダーは「いろんなニーズを聞きながらラインナップを増やし、学生や社会人それぞれ合った商品をご用意させていただいています」と話す。○ユーザーに購買動機を起こさせる必要性の高まり上田グループリーダーによると年間約1億冊の販売のうち約4割が「機能系ノート」が占めているという。ユーザーにとって「使ってみたい」「使ったら便利そう」という購買へのモチベーションを起こさせる製品というポジションになっているのではないだろうか。同社における機能系ノートのシェアが示すように、文房具のニーズも昔に比べて変わってきた。質素でシンプルなものが当たり前の時代から、今では表紙デザインや機能性などユーザーのこだわりが多様化している。楽しく快適に学習や仕事ができる文房具の需要は高まっている。従来の高品質な製品作りに加え、細かいニーズを読み取った商品開発が必要になってきたのだ。ビジネスシーンにおいても、昔はどこの会社でもノートをまとめて購入し備品として置いてあったが、今では経費節減で備品を極力減らすようになり、会社にあるノートを使うのが当たり前だった受け身の時代から大きく変わっている。ユーザーが自ら欲しいまたは必要だと思うノートを提供する時代になったという。●デジタル化への取り組みは?○コクヨのノートはデジタル化されるのか? アナログの意味とはデジタル化への取り組みについてはどうか。コクヨはこの流れにまったく乗っていない、というわけではない。コクヨでは2014年にARアプリ「カザスマート」を使い、キャンパスノートの表紙をアプリで映すことで動画や画像を再生させるキャンペーンを行なったり、ノートをデータ化して取り込んでクラウドにアップロードできる「CamiApp」アプリをリリースしている。しかし、現段階ではキャンパスブランドのアプリケーション化をはじめとした、デジタル化への取り組みは行っていない。上田グループリーダーは「お客様のニーズがあれば、きちんとウォッチしていきたい」と前置きしつつ、「書く」ということの重要性を説く。「確かにデジタルで便利になっている部分ってあると思いますが、デジタルだけですべてが完結するわけではありません。書くと何らかの形で覚えているんです。"あそこに書いたな"とか、何らかの印象が残っているというのが実は非常に大事だと思っています」。書くことが記憶につながる。コクヨではキャンパスノートについて「Smart&Positive」というテーマを掲げており、キャンパスノートのカタログには「書きたくなるノートが思考をより深くする。Smartなノートが、人をよりPositiveにする。」とあり、ノートをただ書くためだけのツールとしてとらえていない。キャンパスノートの人気は、40年続いたブランドとしての知名度はもちろん、デザイン、機能といった顧客のニーズを製品に反映し、「書きたくなるSmartなノート」を目指した幅広い商品開発を行なっている点にあるだろう。それはユーザーの視点からすると、キャンパスノートなら自分の目的にあった書きやすいノートがあるはず、という期待感につながる。製品を使う意味を把握した上で、ユーザーのニーズをとらえてどう製品化するのかというコクヨにおける商品開発のあり方。それは、文房具市場はもちろん製造業から見ても注目すべき点は多いかもしれない。
2015年11月26日ブラザー販売は11月13日、パソコン内に保存された写真をスマートフォンから閲覧できるサービス「Scene Connect for Brother Online」を開始した。ブラザーの会員プログラム「Brother Online」への登録(無料)が必要だ。Scene Connect for Brother Onlineは、写真データを保存したパソコン内のフォルダを同期させることによって、クラウド経由でスマートフォン用アプリ「Scene(シーン)」(リプレックスが開発・提供)から写真を閲覧できるようにするサービス。専用ソフトウェアをパソコンへインストールしてフォルダを同期すれば、写真をスマートフォンから閲覧できるようになる。Sceneアプリの対応OSはiOS 8.1以上、Android 4.0以上。写真データを同期する際、スマートフォン向けに画像サイズを最適化するため、同期にかかる時間を短縮。そのほか、パソコンに保存していた写真とスマートフォン内の写真をSceneアプリ上で同じ日付ごとにまとめて整理整頓する機能も持つ。写真データは無料で3,000枚までアップロード可能。月額359円からのSceneプレミアムに登録すると無制限でアップロードできる。
2015年11月13日10月20日、デルは新しくなった13.3型モバイルノートPC「XPS 13」と、15.6型ノートPC「XPS 15」を発表。直販モデルは同日から販売を開始する(店舗販売は11月中旬を予定)。都内で行われた発表会ではまず、デルの田尻氏が「XPS」の位置づけと前モデルに関してコメント。「Xtreme Perfomance System」の略となるXPSは、上質かつ洗練された製品が欲しい人向けのモデルだ。2015年1月から(前モデルの)XPS13を出荷しているが、この製品セグメントとして、コンシューマーとビジネスを合わせて5倍の成長となったという。売り上げ増に関しては、「カッコいい」「バッテリの持ちが良い」という評価や、各種の受賞にも表れており、一例としてグッドデザインを受賞したことを紹介。販売開始時は直販のみだったのに対し、最近注力している「店舗販売、ノートパソコン」を反映し、2015年末には380店舗での販売も予定していると述べた。続いては、デルの添田氏が新モデルのXPS 13と、新たに投入するXPS 15に関して詳細を説明した。XPS 13は、CPUに第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を使用し、さらにThunderbolt 3 with USB 3.1 Type-Cを採用してグレードアップ。外部ディスプレイ接続ポートもMini DisplayPortからUSB Type-Cコネクターに変更となった。また、上位グレードにはPCIe SSDを搭載することで、パフォーマンスアップを図っている。本体カラーも、従来のシルバーに加えて、ゴールドを新たにラインナップした。ここで、同じようなアルミボディを採用した「A社」の13型製品と比較。5.2mm狭額縁の液晶ディスプレイによって、同じディスプレイサイズでも17%小さい。バッテリ駆動時間は最大18時間と、世界最長レベルであると主張した。一方、15.6型液晶ディスプレイの新モデル、XPS 15も投入。世界最小の15インチノートPCを目指している。XPS 13との違いとしては、クアッドコアCPUとDDR4メモリを採用し、上位モデルには4K IGZO液晶とNVIDIA GeFroce GTX 960Mを搭載した。パワーを求めるユーザーに向いている。○XPSデザイナーが語る、XPS作りのポイントは「最高の素材感」今回の発表会では、デルのデザイナーであるマック・トシユキ・タナカ氏も登壇し、デザインから見たXPSの魅力を語った。タナカ氏は日本人で、もともとは東芝でノートPCのデザインに携わっていたが、2003年にデルに入社。台湾デザインセンターの立ち上げにも関わり、現在はシンガポールのデザインセンターに在籍しているという。「薄い」をウリにしている製品が多いノートPCだが、XPSは縦横サイズも小さく、かつ美しいことを追求した製品とした。美しさのために、妥協しない本物の素材選びから始まり、4年~5年かけて設計した結果が、現在のXPS 13とXPS 15になったという。今回のXPS 13とXPS 15では、天板と下部ボディには削り出しのアルミを使用。アルミの塊をCNC加工機で削り出してから、サンドブラストで滑らかにして、さらに2回の陽極酸化加工で仕上げている。本体の小型化に影響する液晶ディスプレイに関しては、LCDメーカーに打診して共同開発した液晶を採用している。このためか、タッチ機能を含めても5.2mmの狭額縁化を実現し、さらに表面にゴリラガラスを使用して美しさと強度を確保。上部ボディにはカーボンファイバーを含めたコンポジット材を採用し、内側にはマグネシウムフレームを含めて薄さと強度、そして美しさを実現している。ちなみに、前モデルのXPS 13と今回発表のXPS 13は、基本的に同じ構造となっているそうだ(上部ボディのデザインが若干変わっている)。
2015年10月20日ユニットコムは、パソコン工房Webサイトにて「お得が続々!秋の特別企画 Autumn SALE」を開催している。デスクトップPCが最大15,000円OFF、ノートPCが最大20,000円OFF、ゲーミングPCが最大30,000円OFF、ビジネス向けPCが最大10,000円OFFといった特価で販売。各種PCパーツや周辺機器も割引価格で用意している。一例として、最新の第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)搭載のゲーミングデスクトップPC「Lev-R017-i7-RMS-Limited」の価格は140,379円(税込)。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.4GHz)、チップセットがIntel Z170 Express、メモリがDDR4-2133 8GB(4GB×2)、ストレージが240GB SATA SSDと1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 10 Home 64bit、電源が500W 80PLUS SILVER認証。セール詳細や対象製品については「パソコン工房」Webサイトを参照のこと。
2015年10月08日マウスコンピューターは、クイズに答えると同社製11.6型モバイルノートPC「LuvBook C」シリーズが当たる「モデルリニューアル記念!クイズに答えて モバイルノートパソコンを当てよう!」キャンペーンを開始した。応募期間は10月1日16時から11月1日23時59分まで。応募者の中から抽選で1名に、240GB SSD搭載の11.6型モバイルノートPC「LuvBook Cシリーズ」をプレゼントするキャンペーン。当選発表は11月10日で、当選者のみ応募時に記載したメールアドレスに通知される。賞品発送は11月下旬から12月上旬を予定。キャンペーン期間中、Webサイト「マウスコンピューターファンサイト」内のキャンペーンページにて、クイズとアンケートに答えることで応募できる。詳しくは、キャンペーンページを参照のこと。
2015年10月02日日本エイサーは16日、モバイルノートPC「Aspire E」シリーズとして、Windows 10 Homeを搭載する15.6型モデル「E5-574-A54G/W」を発表した。9月18日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は80,000円前後(税別)本体カラーはコットンホワイトで、キー部分はブラックに配色。外側には、触り心地の良いクロスパターンをあしらったテクスチャをプリントした。CPUにはノートPC向けの第6世代Intel Coreプロセッサ(Skylake-U)を搭載している。「データ復旧安心サービス」がバンドルされており、PC購入後30日以内にユーザー登録を行うと、購入日より1年間データ復旧のサービスを受けられる。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6200U(2.30GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大4GB)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型光沢(グレア)液晶、解像度が1,366×768ドット(WXGA)。OSはWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2(1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、HDMI×1、D-sub×1、SDメモリーカードスロット、HD Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約5.5時間。本体サイズは約W381.6×D256×H24.9~29.2mm、重量は約2.4kg。
2015年09月16日シャープは9月15日、最大3000ページ分の手書きノートと4年分のスケジュール帳を保存でき、入力・編集・検索機能を改良した電子ノート「WG-S30」を発売すると発表した。希望小売価格はオープン。同製品は、紙のノートに書くように付属のペンで液晶画面に滑らかに書ける「アナログの良さ」と、保存したデータを簡単に検索でき、PCと連携してデータを活用できる「デジタルの便利さ」を融合した電子ツール。本体に保存できる手書きノートのページ数が、従来機(WG-S20)に比べrw1.5倍の3000ページ分に増加されている。ノートは、目的別に100冊まで作成でき、9種類のフォーマットが用意されており、「日付検索」や「分類検索」機能により見たいページをすぐに探すことが可能。PCで作成したノートフォームや同社専用サイトで提供しているコンテンツも取り込んで利用できる。スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームから年別などで最大9冊、1000ページ分のデータを保存可能。1年間で週間2ページ(メモ付)と月間横罫のスケジュール帳を使用した場合、最大で4年分のスケジュール帳を保存できる。電子ノートに保存したデータは画像データに変換してPCに保存できるので、印刷したり、メールに添付して送付したりといった使い方にも対応している。また、PC連携用ソフト「電子ノートユーティリティ」を使えば、PCに保存されている画像ファイルなどを電子ノート用の画像に変換して取り込むことができる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さから選択可能なほか、スケジュール帳やビジネスメモなどに便利な40種類のスタンプを内蔵している。質量が約210g、厚さが9.9mmとコンパクトなサイズであり、1回の充電で約30日間使用できる。
2015年09月16日シャープは15日、最大3,000ページ分の「手書きノート」と、4年分のスケジュール帳を保存できる電子ノート「WG-S30」を発表した。カラーはブラウン系とブラック系の2色を用意。発売日は10月16日。価格はオープンで、店頭予想価格は18,000円前後(税別)。WG-S30は、紙のノートに書くように、液晶画面に付属のペンで手書きできる電子ノート。6型液晶ディスプレイ(600×800ドット)を搭載している。従来モデルに比べて、手書きノートの保存ページ数が1.5倍の3,000ページに増加したほか、スケジュール帳も最大4年分を保存可能。ノートは目的別に100冊まで作成でき、「日付検索」や「分類検索」で、目的のページを探し出せる。また、スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームを内蔵した。電子ノートの保存データは、画像データに変換してPCへの保存に対応。さらに、専用ソフト「電子ノートユーティリティ」(無料)を使用すると、PCに保存している画像データを変換してWG-S30へ取り込んだり、電子ノートのバックアップファイルを作成したりできる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さを用意。スケジュール帳やメモなどで使える40種類のスタンプも内蔵した。また、直近の入力操作は、最大10回分までやり直せる。本体サイズはW111×D155×H9.9mm、重量は約210g。専用カバー、スタイラスペン、microUSBケーブルを付属。電源は内蔵のリチウムイオン充電池。1日2時間使用した場合で約30日間使用可能。
2015年09月15日●音の系譜に連なる最上位ノートPCより"薄く軽く"を目指してきたノートPC。差別化のポイントはタブレットとの共用化であったり、高精細ディスプレイの採用であったり、バッテリのもち改善であったりと各社各様だが、NECは"らしさ"を音に求める。2011年にヤマハとのコラボを開始し、以来内蔵スピーカーとオーディオ再生ソフトの改良を続けている理由はそこにある。NECパーソナルコンピュータが15日に発表した2015年秋冬モデルの15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard」最上位モデル「LAVIE NS850/CAB」(NS850/CAB)は、その音の系譜に連なるプレミアムノートPCだ。ヤマハのFR-Port(空気流の乱れを抑えることで音の濁りを防ぐエンクロージャ。詳細はこちら)を採用した薄型ウーファーを搭載、2.1チャンネルサウンドシステムの礎石に据える。72×72×11mmというユニットサイズはMDを2枚重ねたほどのサイズ感(年齢層によってはかえってわかりにくいかも?)、それでいながら本体の厚さは前モデルの29.8mmから26.2mmへと約11%のスリム化を実現した。サブウーファーは薄いだけではない。バスレフ型スピーカーを電気的に効率よく駆動させるヤマハの独自技術「アクティブサーボテクノロジー」をノートPCでは初搭載、バイオリンの音響構造に着想を得たボックス内部構造により、洗練された低音を目指す。ソフトウェア面でも音響対策を施し、AVアンプなどにも使われているサウンド生成技術をWindowsのAPO(Audio Processing Object)として実装した「Audio Engine」により、映画館のような音の広がりをも再現するという。さて、ここまでは"理屈"の部分。そもそも厚さわずか11mmというウーファーとしては掟破りのユニットなのだから、その音がただ高品位だといわれても信じるのは難しい。実際に自分の耳で確認したいし、ふだんの環境でなければ納得できない。音響効果がウリの映画の1本でも視聴して満足できるかどうか、それが重要だ。●音響効果がウリといえば、あの映画……音響効果がウリといえば、今春見た映画のなかで出色はやはり「MAD MAX: Fury Road」。邦題は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、言わずとしれた30年ぶり(!)のMAD MAXシリーズ最新作だ。このMAD MAX、80年代前半に思春期を送った我々世代には思い入れが深い。バイクのモヒカン野郎が跳梁する世紀末社会は、「北斗の拳」の世界観に大きな影響を与えたとされ(ジョージ・ミラー監督によれば、それ以前に日本のマンガに影響を受けているそうだが)、テレビで繰り返し放映されたため抜群の知名度を誇る。マンガに「ヒャッハー!」などと叫びながら登場するキャラクタの原型がこの作品にある、といってもあながち間違いではないはずだ。そんな背景を持つ「MAD MAX: Fury Road」が、Blu-rayで発売される。日本での発売は10月21日だから当分先だが、米国での発売は9月1日、Amazon.comで注文すればひと足お先に楽しめる。ストーリーは単純明快、ざっくり言えば「行って、戻ってきた」で足りる内容なので、吹き替えや字幕がなくても問題ない。むしろ、そんなものはジャマ。この作品を堪能するために必要なのは「圧倒的な絵と音」なのだ。前置きが長くなったが、要は「MAD MAX: Fury Roadを堪能できるかどうか」でNS850/CABの低音再現力を、砂埃舞う世紀末風景の描写力を確認することでオーディオ&ビジュアル重視のノートPCとしての実力を試そうというのである。筆者は本作品をラゾーナ川崎のIMAXシアターで視聴したため、それとの比較も交えて感想を述べてみたい。●予想以上の没入感、広がる「音」映画の視聴スタイルだが、悩んだ末テーブルに置くことを選択した。NS850/CABは4K対応の最上位ノートPCなので、今どきのノートPCにしては重量感がある。このため、120分の長丁場を膝に載せて過ごすには厳しいと判断。また、ウーファーの低音を生かすためにもしっかりとした台が重要と考えた。ディスプレイの明るさ調整も重要。15.6型ワイド4K IGZOパネルの精細な画像を堪能するため、ある程度の輝度を確保したいところだが、バッテリ駆動で乗り切るにはできるだけ輝度を下げるしかない。もっとも、映画館の雰囲気を楽しむため部屋の照明を落とすので、今回については問題ない。再生ソフトは、バンドル品の「CyberLink PowerDVD」を利用した。今回は本機デフォルトの状態で再生すべく、出力する音声は初期設定のまま(Dolby Digital 5.1ch/448Kbps)とし、NS850/CABに載っているヤマハの音響技術「AudioEngine」の設定画面で映画モードを選択した。しかし、CyberLink PowerDVDには「TrueTheater Surround」というバーチャルサラウンド機能があるので、こちらを利用する手もある。○予想以上の没入感、広がる「音」これで準備は万端、飲み物とポップコーンを用意して再生ボタンを押すと……いきなり、あの独特な世界観に引き込まれる。あとは映画に身を任せるのみ、最後の最後まで息をもつかせぬ展開が繰り広げられる。ネタバレになるため詳しくは書けないが、この壮大な"行って帰ってくる"物語は、ただひたすらに音がポイント。セリフではない、「音」だ。漢らしさの象徴である主人公、MAXに言葉は必要ない、背中で語ればいい(諸事情あって「ハイオク」などと語っているが)。ひたすら突き進むウォーボーイズたちにも痺れっぱなし。あの太鼓隊と宙吊りギタリストは、何度見てもいい。素晴らしすぎる。それもこれも、凄まじい「音」と殺伐とした「絵」のバランスあってこそだ。さて、実際の音と絵だが、及第点と敢えて言いたい。IMAXシアターの大画面と大音量にはさすがに及ばず、もっとこう、腹にくるような重低音を、と感じてしまうシーンはもちろんある。リアルサラウンドシステムではないため、背後から爆音が近づいてくるなどということもない。ディスプレイ表面が光沢タイプのため、暗いシーンで自分が写り込んでしまうことも気になった。しかし、「音」に関する没入感は予想以上。AudioEngineの効果か、音場が15.6型ディスプレイの縦横を超えて広がるような感覚を得られるのだ。キーボード上部の左右に配置されたサテライトスピーカーの最大出力は2W+2Wだが、フルボリューム近くまで上げても音は割れない。それになにより、新搭載したサブウーファーの効果が大きい。腹に響くほどではないにせよ、低音の迫力はある。バッテリとの兼ね合いからボリュームは80%台に設定したが、電源をつないだ状態で再生するのならばもう少し上げても良さそうだ。NS850/CABが出す音は、少なくともノートPCの低音という先入観を軽く超えるレベルに達していることは確か。誰にもジャマされず、かといってヘッドホンという殻に閉じこもらず、「MAD MAX: Fury Road」のヒャッハー! な世界を堪能できることだろう。
2015年09月15日デネットは11日、PC内の不要なファイルやレジストリを自動的に削除したり、PCの設定を変更して動作を軽快にするWindows用ソフトウェア「かんたんパソコン高速化」を発売した。価格は税込3,229円で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。3台のPC(3つのOS)までインストールできる。不要なファイルやレジストリの削除をボタンひとつで自動的に行う「おまかせ高速化設定」や、細かく設定を決めることで自分に合ったクリーンナップを行える「カスタム設定」を用意。削除されたデータをバックアップし、復元することも可能。PCの動作速度に関係する各種設定を変更し、動作を軽快にする機能も搭載。該当項目は、「ウィンドウの最小化・最大化のアニメーションを表示しない」、「エクスプローラで画像のサムネイルを表示しない」といったものから、「ファイルやフォルダの最終アクセス時刻記録を無効にする」、「カーネルを常に物理メモリに配置する」、「アクティブなアプリケーションに優先的にCPUを割り当てる」まで幅広く、項目のオンオフは自動/手動で設定できる。このほか、PCにインストールされているプログラムを表示しアンインストールするツールも付属する。
2015年09月14日ASUS JAPANは9日、秋葉原にあるツクモDOS/Vパソコン館1Fに、日本初となる路面店型のASUS製品専門フラッグシップ・ストア「ASUSフラッグシップ・ストア」をオープンすると発表した。オープン日は2015年9月19日(同社いわくツクモの日)。19日~21日の3日間はオープン記念イベントも開催する。ASUSではこれまで、フラッグシップ・コーナーを関東や関西、中国地方などにすでに7カ所展開済み。今回ツクモにオープンするのは、路面店舗型で各コーナーより広い売り場面積を確保し、より充実した製品ラインナップを揃える「ストア」となる。ストアでは、ASUS製のPC、タブレット、SIMフリースマートフォン、純正アクセサリー、マザーボードやビデオカード、無線LANルータなど幅広く取り扱う。加えて、ハイエンドゲーミングブランド「R.O.G.」の体験コーナーも設置する。○「ASUSフラッグシップ・ストア」オープンイベント「ASUSフラッグシップ・ストア」のオープンを記念し、9月19~23日の各日10時から22時まで、イベントを開催。各日先着100名にASUSノベルティグッズをプレゼントするほか、各日14時と16時には、ASUS社員による日替わりトークショー「激熱!旬のASUS製品がまるっと学べるデイリーセミナー」が行われる。
2015年09月09日ユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」のWeb通販サイトにて、「半期に一度のお買い得!大特価パソコン・パーツ大集合!大決算SALE」を開催している。デスクトップPCが最大15,000円OFF、ノートPCが最大20,000円OFF、ゲーミングPCが最大50,000円OFFの特価で販売。このほか、数量限定品、在庫限りの処分品など、各種PCパーツや周辺機器も割引価格で用意している。一例として、120GB SSDと1TB HDD搭載のデスクトップPC「MD7100-i5-HCR-Limited」が67,980円(税別)から。BTOに対応し、標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.20GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3L-1600 4GB(4GB×1)、ストレージが120GB SATA SSDと1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が350W 80PLUS BRONZE認証。OSはWindows 8.1 Update 64bit。また、ゲーミングデスクトップPC「Lev-M005-i5-RMT-Limited」は99,980円(税別)から。こちらもBTOに対応し、標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4590(3.30GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがDDR3L-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが120GB SATA SSDと1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が500W 80PLUS SILVER認証。OSはWindows 8.1 Update 64bit。このほか、セール詳細や対象製品については「パソコン工房」Webサイトを参照のこと。
2015年09月07日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、ハイレゾ音源に対応した17.3型の大画面ノートPC「dynabook T67」およびミドルレンジの「dynabook T54」を発表した。発売は9月18日から順次。価格はオープンで、「dynabook T67」の店頭予想価格は税別170,000円台半ば、「dynabook T54」は税別150,000円前後。「dynabook」シリーズは、従来デスクトップPCのみハイレゾに対応していたが、今回登場した新モデル「dynabook T67」および「dynabook T54」も、ハイレゾ対応プレーヤーの搭載によりハイレゾ対応を果たした。スピーカーはSkullcandyチューニングを施したオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載するが、ハイレゾ再生にはハイレゾ対応の外付DACや対応ヘッドホンなどが必要となる。OSはWindows 10 Home。○dynabook T67「dynabook T67」は、17.3型のフルHD液晶を搭載した大画面ノートPC。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)、メモリが4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが17.3型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、カメラ機能が約92万画素Webカメラ、OSがWindows 10 Homeなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、SDカードスロットなどを装備する。本体サイズはW412.7×D279.4×26.5mm、重量は約2.9kg。バッテリ駆動時間は約4.0時間(JEITA 2.0)。搭載ソフトはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス、録音アプリ「TruRecorder」など。カラーはサテンゴールドのみ。○dynabook T54「dynabook T54」は、14型HD液晶搭載のミドルレンジノートPC。主な仕様は「dynabook T67」とほぼ同等だが、CPUがIntel Core i3-5015U(2.1GHz)に、ディスプレイが14型ワイド液晶 (1,366×768ドット)に、ストレージが750GB SATA HDDとなる。通信機能やインタフェースも「dynabook T67」と同等。本体サイズはW344×D244×H23.2mm、重量は約1.98kg。バッテリ駆動時間は測定中。搭載ソフトはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス、録音アプリ「TruRecorder」など。カラーはリュクスホワイトのみ。発売は10月下旬。
2015年09月03日●子どもとデジタル機器の付き合い方子どもと楽しく過ごし、奥さんにもラクしてもらうために「パパ目線」で家電製品を選ぶ本連載。今回は「パパ目線」で選ぶパソコン。仕事用じゃなく、家族のため、子どものためを一番に考えて、最新パソコンを選んでみた。○子どもとデジタル機器の付き合い方小さな子どもがいる家庭の多くで悩みの種になっているのが、子どもとデジタル機器との関係だ。スマートフォンやタブレット、PC、そしてゲーム機などを子どもにいつから触らせるか、これはいろんな学説や考え方、教育方針もあり、正解のない問いとなっている。著者の周りでも、子どもにそれらを一切触らせていない家庭も多い。しかし、筆者の仕事柄、家庭には山のようにデジタル機器があり、両親ともにスマートフォンやタブレットを日常的に触っている。このような家庭では、子どもにデジタル機器を触らせるな、というほうが難しいのではと考えている。そこで大切になってくるのが、子どもとデジタル機器の付き合い方だ。現在、筆者宅では5歳になる長女には夕食後1時間だけ、タブレットで遊ぶことを許している。スムーズに辞めることもあれば、もっとやりたいと泣きながらだだをこねることもあるが、基本的にはそれで我慢している。過去には、筆者がプレイしている家庭用ゲームを横で見ていて、プレイしたがり、しばらくハマっていたこともあるが、さすがに家庭用ゲームは夢中になりすぎる傾向にあるため、現在はやらせないようにしているという状況だ。そんな中、リビングに設置しているPCが古くなってきたこともあり、買い替えを検討することとなった。そこで子どもが使うことを考えて、PCを選んでみたいと思う。現在、PC市場はスマートフォンなどに押されて停滞している状況だ。そんな中で売れているのは、マイクロソフトのSurfaceシリーズやアップルのMacBookなどのビジネス向けのモバイルノートが中心。これらはコンパクトで場所を問わずに使えるが、子どもたちに使わせるのはちょっと心配だ。下手に持ち歩きできるサイズとなると、好き放題に扱ったあげくに、落として壊す姿が見えてしまう。とはいえ、15型クラスのスタンダードノートを選ぶのも芸がない。5歳の長女となるとこれらも動かせるだけの力を持っており、モバイルノートと同じく落下の可能性が非常に高いといえる。これらを考えると選択肢はデスクトップPCになるだろう。●RealSence対応ゲームに子どもが大喜び○タッチ対応だと親が使いづらい問題ではデスクトップPCなら何でもいいのかというとそうもいかない。小さな子どもがいる家庭で注意したいのが、最近のWindowsPCに多いタッチ操作に対応したモデルを選ばないようにということだ。確かにペンや指で画面にお絵かきができたら、子どもは喜ぶかもしれないが、その時間はほんの一瞬だ。むしろ親がパソコンを使っているときに、画面をタッチされて誤作動する回数の方が圧倒的に多いのだ。特にあまり状況を理解してくれない3歳ぐらいまでの子どもがいる家庭では、タッチ操作は使えないほうがいい。キーボードやマウスは隠せるが、液晶ディスプレイ(というかPC本体)は隠せないため、勝手にタッチされて、いろいろ操作されたり、設定を変えられてしまってPCが変なことになる、そんなパターンも待っている。○RealSence対応ゲームに子どもが大喜び持ち運んで落とす心配のないデスクトップPC、そしてタッチ非対応であることが、小さな子どものいる家庭におすすめしたいリビングPCの一例だ。しかし、それだけではつまらない。なにかポイントとなる機能はないだろうかと調べてみたところ、ひとつ面白いものがあった。それが「RealSence」だ。インテルが開発したRealSenceは2つのレンズを搭載した3Dカメラを利用して、PCの前にいるユーザーを認識するという技術。すでに多くのPCに搭載されており、デスクトップPCはもちろん、ノートPCやタブレットPCにも採用例がある。筆者が最初にRealSenceの説明を受けたのは、昨年のことだったと記憶しているが、その段階ではまだ、具体的な用途やアプリケーションに落とし込まれていなかった。しかし、現在はいくつかのゲームが登場しているのだ。そこで今回、RealSence対応カメラを搭載したデスクトップPC、NECの「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」を借りて、子どもに遊ばせてみた。すでにRealSence対応アプリケーションは数多く登場している。今回は子どもが好きそうなゲームとして、画面に表示されるオブジェクトにあわせて手を動かすことで音楽を奏でられる「KAGURA」、画面にいる動物キャラクターの動きに合わせて手を動かす「マダガスカル Move It!」、そしてレースゲーム「レゴレーサー」の3本を用意した。まずは「KAGURA」でRealSence対応ゲームの雰囲気をつかむ。子どもは画面に映っているのが自分だとわかっている模様。一生懸命、画面に合わせて手を振ったり、オブジェクトをつかんだりしていた。とはいえ、自分でリズムを奏でるというゲーム性はまだあまりわからないようで、30分ほど遊んで終了した。続いて遊んだのが、「マダガスカル Move It!」だ。画面上に表示されるキャラクターに合わせてテンポ良く、両手を挙げていく。ファーストステージは難なくクリア。だんだんと手の動きが速くなり、位置もリズムも複雑になっていくが、キャーキャーと騒ぎながらなんとか付いていく。これも子どもにとってかなり楽しめるゲームだったようだ。そして、最後にプレイしたゲームに子どもがドハマリした。レースゲームの「レゴレーサー」だ。レゴのキャラクターがわずかに浮かぶレースマシンを作りあげ、コースを疾走するというもの。身体を左右に動かすと、RealSence対応カメラがそれを認識して操作に反映。レーサーを左右に動かしたり、コース上に落ちているコインのようなものを拾ったりできる。画面の前で身体を左右に動かしながら上手にコースをクリアしていく娘。最初は障害物にぶつかってレーサーが壊れていたが、そのうちに「ぶつからないように走るの?」と言い出し、最初のコースは難なくクリアするようになっていった。その後、LAVIE Desk All-in-one DA970/BABがある間は、「レゴのレースしたい」言い、1日30分ほどプレイしていた。そのときいいなと感じたのが、RealSence対応ゲームは家庭用ゲームやスマホゲームと比べて、射幸性が低いことだ。射幸性の高いゲームはどうしても子どもは夢中になりすぎて、終わらせるのに苦労する。ときには、トイレに行くのを我慢してまで続けてしまうことも。しかし、RealSence対応ゲームは物理的に身体を動かすためか、適度に疲れるようで、時間になると自分でちゃんと終わらせることができた。それでいて、本人は十分にゲームをしたとう満足感を得ているようで、1日に何度もゲームをさせろと言わないのが良かった。また、今回利用したNECの「LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB」は、ヤマハ製の高音質スピーカーを搭載するなどAVユースのPCとしても優秀。また、テレビチューナーも搭載しているので、リビングのテレビを子どもに独占されているときでも、別のテレビ番組を見ることができるのだ。フラグシップモデルだけに決して安くはないが、搭載する機能を総合的にみると十分に選択肢に入ると言えるだろう。●テレビをディスプレイにするならスティック型や小型モデルを○テレビをディスプレイにするならスティックや小型モデルを子どもには基本的に触らせず、両親だけが使うという場合、ノートPCでもデスクトップPCでもないもうひとつの選択肢がある。それが液晶テレビをディスプレイとして使う超小型PCだ。その代表格が、テレビのHDMI端子に直結できるスティックPCだ。置き場所をまったくとらないのが特徴で、これにワイヤレスのキーボードやパッドを接続すれば、液晶テレビをPCとして使うことができる。大画面でWebを見たいといったニーズならこれでも十分だ。もう少し高いPC性能やファイルの保存容量が欲しい場合は、手の平サイズのミニPCがおすすめ。これなら外部機器も接続できる。たとえば、日本HPの「HP Pavilion Mini 300-100jp」シリーズは小型サイズながら4K出力にも対応。パフォーマンスモデルなら、CPUにインテル Core i5-5200U、1TBの大容量HDDを搭載している。子どものいる家庭でのリビングPCの選び方。今回はあえて、売れ筋のノートPC以外で考えてみた。どの家庭でもこれが正解という訳ではないが、ひとつの提案として考えてもらえるとうれしい。
2015年08月25日サンワダイレクトは18日、ノートPC用のアームスタンド「ノートパソコンアーム(水平垂直3関節モニターアーム・ガスショック式・0.5~5kg)100-NPC004」を発売した。同社の直販サイトでの価格は税別15,556円。ノートPCを取り付けたまま高さや位置を無段階に調節できる3関節アーム。アーム上部の保持力は専用のネジによって、上下に昇降する際の重さを調節できる。ノートPCは、キズが付きにくいクッション付きのストッパーで固定し、上下125度、左右180度の範囲で動かせるほか、高さは最大34cm、長さは約55cmまで調整が可能となっている。耐荷重は0.5~5kg。アーム本体の重量は約4.5kg。デスクへの取り付けは、クランプによる固定に加えて、もしくは天板に穴を開けてネジで固定するグロメット式も選択できる。また、ブラケットを外すことでVESA規格に対応した液晶ディスプレイも装着できる。なお、アームの取り付けには厚さ10~50mmの天板が必要となる。
2015年08月18日ユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」のWeb通販サイトにて、「この夏一番のパソコン大売り出し! 夏祭りセール!!」が開催されている。一例として、15.6型フルHD液晶ディスプレイを搭載したノートPC「15H5100-i7-FCB-SummerSP」が79,980円(税別)から。BTO対応で、標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、通信機能がGigabit Ethernet対応有線LANとIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、OSがWindows 8.1 Update 64bit版。そのほか、「マルチに使えるデスクトップパソコン」が最大15,000円OFF、「オールマイティーなノートパソコン」が最大20,000円OF、「最新ゲームをビューティフルな画質で楽しめるゲームパソコン」が最大20,000円OFF、「サーバー用途やワークステーションに使えるビジネスパソコン」が最大5,000円OFFといったラインナップが用意されている。
2015年08月06日エムディーエスは、同社が取り扱うステーショナリーブランド「モレスキン」より、世界のジャズシーンを牽引する「ブルーノート・レコード」とコラボレーションしたノートブック「ブルーノート 限定版ノートブック」を数量限定にて発売する。価格はポケットサイズが2,100円、ラージサイズが3,000円(いずれも税別)で、各サイズとも2デザインを用意。一般発売日は2015年9月9日だが、直営ショップ「モレスキンアトリエ」および公式オンラインストアでは8月5日より先行発売される。「ブルーノート 限定版ノートブック」は、1939年に米・ニューヨークで設立されたモダン・ジャズ界の名門レーベル「ブルーノート・レコード」の設立75周年を記念して作られた限定版ノートブック。表紙には、斬新なタイポグラフィと大胆な写真のトリミングが持ち味のグラフィックデザイナー、リード・マイルスが手掛けたオリジナル盤レコード『Midnight Blue』『Hub-Tones』『A Night in Tunisia』『Genius of Modern Music』のデザインをそれぞれ採用し、ブルーノートのロゴもプリントされた。見返し部分には、カバーデザインに使用されたレコードに収録されている楽曲の説明やブルーノートの歴史を、アーティストの写真とともに記載。今回のオリジナル盤レコードをモチーフにした特製ステッカーも1枚付属する。また中紙は、名曲の感想や記録、スケッチなどを自由に書き込めるよう、横罫と無地の2種類を用意した。
2015年07月31日マウスコンピューターは25日、告知のあったとおり、同社のパソコン生産拠点である長野県。飯山市の飯山工場にて、「親子パソコン組み立て教室」を開催した。工場の見学やPCの組み立てを体験することで、PCに親しんでもらうことを狙いとしたイベントだ。同社の組み立て教室は、毎年夏に行われる恒例イベント。2015年で6回目の開催となる。会場である長野県・飯山市のマウスコンピューター「飯山工場」は、一部特殊な製品を除いた同社製品の生産を一手に担う拠点で、同社製品の特徴である「高品質」を支える屋台骨だ。2015年3月に北陸新幹線が開通し、関東圏や上越、富山、石川からのアクセスが非常に良くなった。イベント先立ち、マウスコンピューター 代表取締役社長の小松永門氏は「普段見ている動画や静止画といったコンテンツはPCで製作していることが多く、仕事では必ずPCを使うことになる。組み立てを通じて、PCに興味を持ってもらい、PCを好きになってほしい」と挨拶した。組み立て教室では、はじめに概要を説明したあと、生産ラインなど工場の内部を見学しつつ、組み立てるPCのパーツをピッキングし、実際の組み立てとなる。組み立てをサポートする"先生役"は、飯山工場でPCの生産に携わるプロのスタッフが担当する。マウスコンピューターが行う組み立て教室の特徴として、オーダーメードのBTO方式を再現し、決められたスペックのPCではなく、参加者が好みのスペックのPCを組み立てられるという点がある。PCの組み立て教室というイベント自体は、さまざまなPCメーカーが実施しているが、事前の準備や指導のしやすさなどから、全員が同じ仕様のPCを組み立てるというケースが多い。マウスコンピューターの組み立て教室では、デスクトップPCやノートPCというくくりだけでなく、デスクトップPCであれば、ミドルタワーモデルやスリムモデルとフォームファクタを選ぶことができるうえ、中身のパーツもある程度自由に選択することができる。今回は、小学6年生の児童とその保護者のペアを対象に、日本全国から参加者を募集し、30組の親子がPCの組み立てを体験した。長野県内に加えて、東京や神奈川といった首都圏からの参加が中心だが、特急しなので長野までアクセスしやすいためか、愛知や岐阜、三重からの参加者もいた。また、遠いところでは石川県からの参加も。すでに夏休みに入っている参加者が多く、何名かは自由研究としてPCの組み立てに挑戦するとのことだった。組み立て終わると、ソフトウェアインストール、動作チェックを経て、晴れて完成となる。電源を入れて、画面にマウスコンピューターのロゴが表示されると完成があがる。何より組み立てをサポートするスタッフの方たちがそれぞれ「ホッ」とした表情を見せていたことが印象的だった。参加した子どもたちの多くにとって、今回組み立てたPCが自分で自由にさわれる「はじめてのPC」になるようだ。組み立てたPCで「マインクラフト」といったゲームをプレイしたいという子もいれば、インターネットで動画を見たいという子、これから考えるという子も。どの参加者も笑顔で組み立てたPCを持ち帰っていた。○ワケありセールも開催もう1つ、飯山工場で恒例となっているのは「ワケありセール」と題されたアウトレットセールだ。わずかな擦り傷やへこみがある製品や、化粧箱が汚れた製品を再整備し、動作確認ができた「訳あり品」などを特別価格で提供する名物セールだ。PC本体に加え、iiyamaブランドのディスプレイなどが、通常では考えられない大幅値引きで販売されるため、開始前から行列ができるほどの人気となっている。今回も開始前から大行列が形成され、午前8時のセール開始時間を10分早めることとなったという。
2015年07月30日LINE MUSICは23日、定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」のブラウザ版を公開した。パソコンを使って、楽曲の再生やLINE等へのシェア、プレイリストの作成などが行える。LINE MUSICはiPhone/Androidデバイス向けに6月11日よりスタートした定額制の音楽配信サービス。逐次、楽曲の追加を行い、7月10日には、オフラインでの再生機能にも対応した。そして今回、ブラウザ版が公開された。ブラウザ版では、テーマ、ジャンル、ランキングなどを元に楽曲を探して再生したり、プレイリストの作成などを行えたりする。利用にあたっては、LINE MUSIC専用サイトにアクセスし、LINEで登録したアカウント情報とパスワードを入力することでログインできる。なお、LINE MUSICの利用状況についても公開しており、サービス公開から約1カ月半が経過した7月22日にはダウンロード数が620万件を突破し、累計楽曲際整数も6億8000万回を超えたという。
2015年07月23日ユニットコムは16日、パソコン工房Webサイトにて、Windows 10 無償アップグレードの対象モデルを公開した。製品紹介ページで、「Windows10対象」のロゴが掲載されているモデルが対象となる。2015年6月16日17時の時点では、2015年夏モデルノートPCのほか、ゲーミングPC「GS7」、スタンダードミニタワーデスクトップPC「MN5」などがラインナップされている。無償アップグレード対象モデルは、過去に販売されたWindows 7/8/8.1搭載PCの情報も含めて随時追加される。また、Windows 10へのアップグレード手順や必要となるドライバ、ソフトウェアについては、7月29日以降に同社のサポートページにて順次公開される予定だ。
2015年06月16日