バーバリー・ジャパンはこのほど、2014年クリスマスキャンペーンフィルム「FROM LONDON WITH LOVE」を公開した。デビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻の次男、ロメオ・ベッカムさんが主演しており、キャンペーンへの登場は2013年春夏の広告キャンペーン以来、2年ぶりとなる。「FROM LONDON WITH LOVE」は、ロンドンの街を背景に、ロメオ・ベッカムさんがカップルに愛のこもったギフトを運び届けるという内容。カップルは英国人モデルでダンサーのハンナ・ドッズ氏とアンダース・ヘイワード氏が演じる。バーバリーを象徴するトレンチコートやカシミアマフラーといったアイテムや、イギリスの天気にフィーチャーし、英国人ミュージシャンであるエド・ハーコート氏の曲にのせ、50人以上のダンサーがパフォーマンスを披露しているという。11月3日にはロンドンのグローバルフラッグシップストア「バーバリー・リージェントストリート」にて同フィルムのプレミア上映イベントが行われ、会場にはデビット&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、ロメオ・ベッカムさんをはじめ、ミュージシャンのジョージ・エズラ氏や英国人モデルのサム・ローリンソン氏など500人以上のゲストが来場。エド・ハーコート氏によるライブパフォーマンスも披露されたとのこと。キャンペーンショートフィルムは、バーバリーの公式サイトをはじめ、FacebookやTwitterなどでも配信される。
2014年11月19日1851年にスイスに創業したファッションブランド「バリー(Bally)」が、10月22日、ロンドンの高級ショッピングストリートのニュー・ボンド・ストリートに新旗艦店をオープンした。オープニングに際して開かれたカクテルパーティには、本年度のアカデミー助演女優賞を獲得した新星ルピタ・ニョンゴや、日本での人気急上昇中のベネディクト・カンバーバッチ、現在公開中の映画『ドラキュラ ZERO』に主演のルーク・エヴァンズ、モデルのアリゾナ・ミューズなどが出席し、オープンを祝福した。このロンドン旗艦店は、時代を超越した機能性とモダニティというバリーの哲学を具現化するショップとして誕生。店舗面積は、約400平方メートル。地下1階はメンズウェア、1階にウィメンズウェア、そして地上2階にはメイド・トゥ・オーダー、メイド・トゥ・カラー、シューケアのサービスを展開する。バリーはこれまでも、ロベール・マレ=ステヴァン、アンドレ・プットマン、ル・コンビュジェ、カール・モーザーといった世界最高峰の建築家と数々のコラボレーションを行ってきた。今回の新旗艦店の設計は、建築家のデイヴィッド・チッパーフィールド氏によるもので、店舗デザインは、モダニズム建築家で家具デザイナーのマルセル・ブロイヤー設計による1920年代のバリーのスイス店内を写した写真からインスピレーションを得たという。(text:Miwa Ogata)
2014年11月05日「バリー(BALLY)」が10月22日、ロンドンを代表する高級ショッピングストリート、ニュー・ボンド・ストリートにロンドンの旗艦店をオープンした。ブランドのアイデンティーを発信する場となる旗艦店は、面積約400平方メートル。地下1階から地上2階まであり、地下1階はメンズウエア、1階はウィメンズウエアを展開。2階では、メイド・トゥ・オーダー、メイド・トゥ・カラー、シューケアなどのスペシャリストによるサービスを提供する。これまで、ロベール・マレ=ステヴァンやル・コルビュジェなど著名建築家と多くのコラボレーションをおこなってきたバリー。同ブランドとして数十年ぶりとなる今回の旗艦店は、デイヴィッド・チッパーフィールドが担当。マルセル・ブロイヤーが設計した1920年代のバリーのスイス店内を写した写真からインスピレーションを得てデザインしたという。オープンを記念したカクテルパーティーには、女優のルピタ・ニョンゴや俳優のベネディクト・カンバーバッチ、ルーク・エヴァンズ、モデルのアリゾナ・ミューズなどが出席。オープンを祝した。
2014年10月28日1970年代に書かれた実話を基に、ゲイのカップルと育児放棄されたダウン症の少年が出会い、愛を知り、“家族”になっていく姿を描いた映画『チョコレートドーナツ』(公開中)。先週末19日(土)に封切られたばかりながら、早くも「2014年のミニシアター界の“台風の目”か?」と言われている本作で主演を務め、ドラマ「グッドワイフ」などでも知られるアラン・カミングと、重たくなりがちなこのテーマを愛に満ちた映画へと導いたトラビス・ファイン監督にたっぷりと本作を語ってもらった。舞台は1979年、カルフォルニア。ゲイに対して根強い偏見と差別がある中で、歌手を夢見るショーダンサーのルディと、ゲイであることを周囲に隠す弁護士・ポール、そしてドラッグ中毒の母の元で愛を知らずに育ったダウン症の少年・マルコが出会う。周囲に関係を偽り、マルコを引き取ることを決めたルディとポールだったが、幸せな生活は長くは続かなかった…。「最初の10分間、ドラッグクイーンの僕が出てきて、気づいたら車の中でのラブシーンがあって、今度はダウン症の少年をめぐって法廷で争いが始まり、一気に全然違うところへと物語が発展していく…。最後の最後までこちらの予想を超えていくのがこの映画の魅力」と、主人公・ルディを務めたアランは語る。確かにポールとショーパブで出会い、マルコを引き取り、正真正銘の“家族”となるため法や社会と闘っていく彼らの物語は、冒頭、ルディのショーのシーンから一瞬にして観客を引き込んでいく。それを裏づけるように、本作はシアトル映画祭、トライベッカ映画祭など世界中の映画祭の「観客賞」を総舐めにしてきたが、それにはファイン監督も驚きを隠せなかったようだ。「いわゆる“大衆ウケ”する娯楽映画ではないと思っていたので、(観客賞を)13、14と受賞を重ねていったのには本当に驚きでした。こればかりはなかなか狙ってできることではないですから」と謙遜。アランも「私の期待を遥かに超えていました」と話す。「もちろん、この映画には成功してほしかったし、みなさんに観てもらえる映画であってほしいと願っていましたが、観客の反応は私の思いを遥かに超えていました」とふり返った。しかし何より観客の心を掴んだのは、トニー賞受賞俳優でもあるアランの舞台で培った演技力だろう。時にマルコを慈愛に満ちた眼差しで見守り、時にマルコのために激昂するルディを熱演したアランに、ファイン監督は「彼の名前を聞いた途端、ピンと来ました。『彼はこの役に完璧だ!』と。すぐに彼に脚本を送り、彼もすぐに脚本を読んでくれて、そしてスカイプで映画について話し合いをしました」と語る。「私の子どもたちは興奮していましたよ。ちょうど彼が映画『X-MEN2』でブルーマン(ナイトクローラー役)で出ていたのを観ていたからね(笑)」と監督が明かせば、「僕を観てくれていたんだ」と笑顔で応じるアラン。本作で特に圧巻なのは、アランが吹き替えなしで歌ったボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」だ。「このパワフルな歌の内容を反映させて、映画のタイトルを変えました。元々のタイトルは『Any Day Now』という歌詞から取ったものではなかったんです」とアランは言う。監督は、70年代にベッド・ミドラーがバリー・マニロウのピアノ伴奏で歌ったそのカヴァーのYouTube映像をアランに送っていたそうで、「あれはすごい動画だよ!」と興奮気味に語る一方、「ルディはいろいろなものを抱えながら歌うので、実際は少し抑えて歌いました」とアランは明かしている。またルディの相手役で、離婚経験がありカミングアウトに躊躇しながらも、弁護士としてマルコの“親”として正義を求めようとするポールを演じた、ギャレット・ディラハントとの化学反応も見事だ。「一番キャスティングが難しかったのは、ポール役」とは監督の弁。ギャレットは、『ザ・ロード』『LOOPER/ルーパー』、最近では『それでも夜は明ける』など数々の映画・ドラマで知られる名脇役だが、TVシリーズ「シングルパパの育児奮闘記」ではコメディの印象も強いため、監督は当初、躊躇していたという。だが、キャスティングディレクターに言われるがまま彼のテープを見たところ「なんてこった!この男だ!」と即決したのだとか。それは、マルコを演じたアイザック・レイヴァも同じだった。アイザックは、彼の母親が設立した障がいを持つ大人のための演劇学校に通い、本作が初めてのオーディションとなった。「彼はとても自然体でした。しっかりと相手の言うことを聞いて、反応していた」と監督は言う。そして、オーディションテープの最後で大きくにっこりと笑う彼を見て確信、「この子が好きだ!会いに行かなきゃ!」と、すぐ会いに出かけて行ったというのだ。アランもまた、アイザックについて「僕に役者とはどうあるべきか、純粋で正直であるべきだと気づかせてくれました。ハッとさせられることが多かった」と語り、映画初出演の彼を称えている。ゲイであること、ダウン症であることよりも、人としてどうあるべきか?人としてどう愛するのか?を問いかけてくる本作。まさに出会うべくして出会った3人の愛の物語だ。きっと日本でも、多くの観客たちの心を掴むに違いない。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:チョコレートドーナツ 2014年4月19日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) 2012 FAMLEEFILM, LLC
2014年04月24日11月18日に関西初となるインポートバーバリーの直営路面店「バーバリー神戸」が旧居留地にオープンした。2層約500平方メートルの「バーバリー神戸」の店舗デザインは、チーフ・クリエーティブオフィサー、クリストファー・ベイリーの最新コンセプトストアが採用され、英国製の建材が用いられている。また店舗では、ブランドを象徴するメード・イン・イングランドのトレンチコート、コレクションラインのバーバリープローサム、テーラリングをコンセプトとしたバーバリーロンドンまで、英国発のインポートアイテムが幅広く展開されている。さらに、オープンを記念して限定商品(ウィメンズバッグ2型、メンズバッグ1型)も発売する。■店舗情報バーバリー神戸営業時間:11:00から20:00(不定休)住所:兵庫県神戸市中央区浪花町27【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日BURBERRY(バーバリー)は、関西初となるインポートバーバリーの直営路面店「バーバリー神戸」を、2012年11月18日(日)旧居留地にオープンする。「バーバリー神戸」は、関西地区の旗艦店として、さらに国内最大級のインポートコレクション集積店舗として11月18日(日)よりオープンする。2層約500平方メートルの店舗デザインにはチーフ・クリエイティブ・オフィサー、クリストファー・ベイリーによる最新のストアデザインコンセプトが採用され、英国製の建材が用いられた空間となっている。ショップには、バッグを中心としたノンアパレルを始め、ブランドを象徴するメイド・イン・イングランドのトレンチコート、コレクションラインのバーバリー プローサム、テーラリングをコンセプトとしたバーバリー ロンドンまで、英国発のインポートアイテムを幅広く展開する。また、オープンを記念して限定商品のウィメンズバッグ2型、メンズバッグ1型も発売する。バーバリー神戸兵庫県神戸市中央区浪花町27営業:11:00~20:00不定休tel.078-571-2100元の記事を読む
2012年11月18日BURBERRY(バーバリー)から、2012年秋冬コレクションで最新アイコンバッグ「バーバリー・バレル」が登場した。田園風景で使われているような樽をイメージさせる”バレル”が名前の由来の「バーバリー・バレル」は、今季のテーマである“タウン & フィールド”にちなんだクラシックで丸みのあるシェイプが特長。アクセントとなっているフォックスや猟犬、フクロウなどのアニマルモチーフは、自然と親しむ英国のカントリーカルチャーを象徴している。素材は秋らしいヌバック&スエード、ジャガード織布帛&カーフレザーのコンビネーションで、インディゴグリーンやアンバー、プラム、マリーゴールドなど秋らしい深みのあるカラー展開だ。オーストラリア出身のファッションモデルのミランダ・カーも、バーバリー・バレルをいち早く取り入れたスタイリングで、シドニー市内にてショッピングを楽しむ様子がパパラッチされている。商品写真右上より時計回りにバレル・ヌバック・アンバー ¥183,750 バレル・ジャガード・マリーゴールド ¥152,250 バレル・ジャガード・プラム ¥152,250 バレル・ヌバック・インディゴグリーン ¥183,750 (サイズはすべてH24×W34×D14cm)【お問い合わせ先】バーバリー・インターナショナル0120-046-225元の記事を読む
2012年09月03日11日、ノルウェーのオスロにあるスペクトラムでノーベル平和賞記念コンサートが行われ、デンゼル・ワシントンとアン・ハサウェイが司会を務めた。毎年開催のコンサートの司会はハリウッド・スターが務めることが多く、昨年はウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス夫妻が起用されている。ハービー・ハンコック、ジャミロクワイ、バリー・マニロウらが出演したコンサートに先駆けて行われたノーベル平和賞授賞式にもデンゼル、アンはもちろん出席した。ポーレッタ夫人を伴い、現在中国で獄中にあり出席できなかった劉暁波氏の功績をほかの出席者と共に讃えたデンゼルは「ノーベル平和賞記念コンサートに参加できて光栄です。歴史に残るこのイベントは世界平和のメッセージを広げるものです」とコメントした。(text:Yuki Tominaga)写真はデンゼル・ワシントンとアン・ハサウェイも出席したノーベル平和賞授賞式。© AP/AFLO■関連作品:アンストッパブル 2011年1月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:オスカー有力『キングズ・スピーチ』が全米で1館あたりの平均今年No.1のスタートわずかな希望を胸に暴走列車に挑む『アンストッパブル』試写会に15組30名様ご招待
2010年12月13日