新国立劇場バレエ団『シェイクスピア・ダブルビル』が、4月29日(土・祝) に開幕し、振付のウィル・タケットのコメントと舞台写真が公開された。本公演では、ウィル・タケットが新国立劇場のために創る『マクベス』、そしてアシュトンの英国の雰囲気漂う『夏の夜の夢』の二作品を新制作にてお届けする。新国立劇場バレエ団「シェイクスピア・ダブルビル」『夏の夜の夢』柴山紗帆、木下嘉人『マクベス』は、オリヴィエ賞など数多くの賞を受賞したウィル・タケットを迎え、新国立劇場バレエ団から世界に発信するオリジナルバレエ。スコットランドの作曲家、ジェラルディン・ミュシャによって作曲された同名作品にインスピレーションを得て、オペラや映画でも幾度となく題材として取り上げられてきたこの物語が、タケットの手で新たに生まれ変わる。『夏の夜の夢』は、英国バレエの巨匠フレデリック・アシュトンによる傑作で、まるで絵本の世界から飛び出したような森と妖精たちの世界が華麗に描かれる。新国立劇場では2022年1月に上演を予定するも、新型コロナウイルス感染症の影響により公演中止となり、今回上演されることとなった。新国立劇場バレエ団「シェイクスピア・ダブルビル」『夏の夜の夢』山田悠貴■ウィル・タケット コメント吉田都芸術監督から『マクベスの悲劇』のバレエの依頼を受けたとき、マクベスとマクベス夫人の情熱的で野心的で殺意に満ちた、しかし最終的には悲劇的な夫婦関係を中心に掘り下げるというコンセプトを伺って、一瞬にして魅了されました。シェイクスピア戯曲の登場人物と悲劇的な筋書きが、バレエの観客にとっても魅力的でダイナミックなものに生まれ変わったと確信しています。このような素晴らしい創作の機会を与えていただいた都さんと新国立劇場バレエ団のスタッフの皆さんに感謝しています。そして何より、登場人物に命を吹き込んでくださったバレエダンサーの皆さんに感謝したいと思います。<公演情報>2022 / 2023 シーズン新国立劇場バレエ団『シェイクスピア・ダブルビル』マクベス<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>/夏の夜の夢<新制作>芸術監督:吉田都『マクベス』振付:ウィル・タケット音楽:ジェラルディン・ミュシャ編曲:マーティン・イェーツ美術・衣裳:コリン・リッチモンド照明:佐藤啓※一部に、流血表現がございます。『夏の夜の夢』振付:フレデリック・アシュトン音楽:フェリックス・メンデルスゾーン編曲:ジョン・ランチベリー美術・衣裳:デヴィッド・ウォーカー照明:ジョン・B・リード指揮:マーティン・イェーツ管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団出演:新国立劇場バレエ団【公演日程】※終了分は割愛5月2日(火) 19:005月3日(水・祝) 14:005月4日(木・祝) 14:005月5日(金・祝) 14:005月6日(土) 14:00会場:新国立劇場 オペラパレス予定上演時間:約2時間30分(休憩含む)チケット情報:
2023年05月01日ダンサーズサポート主催、ロックバレエ2023『ROCK BALLET with QUEEN』が2023年5月17日(水)になかのZERO大ホール(東京都中野区中野2丁目9番7号)にて上演されます。この度リハーサル最新動画が公開されました。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月22日(土)10:00より発売中です。カンフェティにて4月22日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ロックバレエ2023『ROCK BALLET with QUEEN』リハーサル最新動画をお届け!ロック音楽クイーンに乗って日本のトップバレエダンサーたちが踊る!2021年の初演から新キャストも加わり、新たな曲も追加します。さらにパワーアップした舞台をご期待ください。ロック音楽とバレエとの出合いロック音楽で日本のトップバレエダンサーたちが踊ったらどんなに楽しいだろう!の思いから実現した「RockBalletwithQUEEN」。2021年7月8日、新宿文化センター大ホールにて初演。そして、約2年後となる今年、なかのゼロ大ホールにて再演が決定!ロックバレエ2021よりロックバレエ2021カーテンコールより公演概要ダンサーズサポートロックバレエ2023『ROCK BALLET with QUEEN』公演日時:2023年5月17日(水)18:30開場/19:00開演会場:なかのZERO大ホール(東京都中野区中野2丁目9番7号)■演出・振付福田圭吾:新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト■出演者井澤駿:新国立劇場バレエ団プリンシパル今井智也:谷桃子バレエ団プリンシパル菊地研:牧阿佐美バレヱ団プリンシパル長瀬直義:元東京バレエ団ソリスト二山治雄:元パリ・オペラ座契約団員米沢唯:新国立劇場バレエ団プリンシパル壷阪健登:ピアニスト・作曲家■チケット料金1F席:7,000円2F席:6,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月29日禅リトリート施設「禅坊 靖寧」では、気持ちの良い朝日を浴びながら、思考と身体をリフレッシュさせる朝のヨガプラン『朝ヨガSunrise』を4月30日(日)より開始いたします。「禅坊 靖寧」では2022年4月のオープン以来、お客様の心身のバランスを整えることを目的に、日帰りプランや宿泊プランなどを通して、様々なコンテンツを提供してまいりました。そして今回、本施設のデッキから美しい朝日を眺めながら、ヨガを通じて1日の始まりをリラックスした状態で迎えられる新プランをご用意いたしました。新プランではヨガ体験のほか、発酵食をベースにした砂糖や小麦粉、動物性食品などを一切使用しない腸内環境を整える「禅坊料理」を朝食としてお楽しみいただけます。1日の始まりを心身ともにリフレッシュできる『朝ヨガ Sunrise』をぜひお楽しみください。■『朝ヨガ Sunrise』 概要開始:4月30日(日)~内容:気持ちの良い朝日を浴びながら行うヨガ体験と、腸が喜ぶ発酵食「禅坊料理」を楽しめるプラン当日スケジュール※朝食込み04:45チェックイン開始※5:45までにお越しください05:45朝ヨガ06:50禅坊料理・朝食07:30チェックアウト当日スケジュール※朝食なし04:45チェックイン開始※5:45までにお越しください05:45朝ヨガ06:50チェックアウト料金:【朝食込み】10,000円/名 (税込)【朝食なし】8,000円/名(税込)定員:30名 ※男女参加可能備考:・本施設のご利用は中学生以上となります。・時期によってスケジュール時間が変更する可能性がございます。・本プランは不定期開催のため、日程はHPをご確認ください。予約:下記HPよりご予約いただけますHP: 問合せ:TEL0799-70-9087【公式】禅坊 靖寧 | 東経135度の地 淡路島で体験するZEN |貸切利用会場|淡路市 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月26日アキコアオキ(AKIKOAOKI)のステュディオス(STUDIOUS)別注バレエシューズが、2023年4月17日(月)、ステュディオス ウィメンズ ルミネ池袋・渋谷パルコ・名古屋パルコ・心斎橋パルコほかにて発売される。パンプス×スニーカーの厚底シューズ別注バレエシューズのベースとなるのは、パンプスのアッパーにボリューミーなスニーカーソールを組み合わせた「ジゼル(GISELLE)」。バレエのトゥシューズを彷彿とさせるスクエアトゥやリボンのデコレーション、バックルに加えて、自在なアレンジができるリボンが特徴だ。長さのあるリボンは脱着が可能。リボンを足首に巻き付けて華やかな印象としても、取り外してシンプルなパンプススタイルとしても、好みのスタイルで着用することができる。詳細アキコアオキ 別注バレエシューズ発売日:2023年4月17日(月)取扱店舗:ステュディオス ウィメンズ ルミネ池袋・渋谷パルコ・名古屋パルコ・心斎橋パルコ、ステュディオス ウィメンズ オンラインストア、ステュディオス ZOZOTOWN価格:34,100円カラー:ブラックサイズ:36 / 37 / 38ヒール高: 前 4cm、後 7cm【問い合わせ先】ステュディオス カスタマーサポートTEL:03-6712-5980
2023年04月20日海外輸入販売を行うストラテジックジャバロ(所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町14-6、代表:山田 ひろゆき)は、韓国製大型ヨガマット「SALTY & SWEATY ヨガラグ」の先行予約販売をMakuakeにて2023年4月28日まで実施しております。カーペットとして ■特徴大型ヨガマット。大きさと厚みがあり体を痛めづらい。韓国では販売10万枚以上の売れ筋商品。皮+TPE滑り止め、39%以上の大空間、8mmの厚さは膝を痛めません。斬新なデザイン。海外の商品で独特なデザインです。カーペットとしてもつかえカラーも豊富です。カラーも豊富最も重要なことは、運動中にマットで滑らないことです。SALTY & SWEATY ヨガラグはスエード素材とTPE素材の2重で構成されています。■リターンについて9,350円 【超超早割】13,090円【超早割】16,830円【早割】■プロジェクト概要プロジェクト名: 8mmの厚さでデザインとクッション性が特徴的。体がすっぽり入る大型ヨガマット。期間 : 2023年3月28日~2023年4月28日URL : 【製品仕様】サイズ:1,830×800×8(mm)重量 :1.4kg素材 :スエード15%、TPE(ラバー)85%■会社概要社名 : ストラテジックジャバロ代表 : 山田 ひろゆき所在地 : 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町14-6 アイラビスタ905事業内容: 海外輸入販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月19日総フォロワー数約29万人の美尻王子4月12日、SNSなどで人気のバレエダンサー・竹田純氏による新刊『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』が講談社から発売された。A5判、112ページ、定価は1,595円(税込)となっている。同氏はフランス国際バレエコンクール銅賞を受賞し、プロのバレエ歴は20年以上で一般社団法人床バレエ協会代表。テレビ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」「今夜くらべてみました」 などにも出演し、「オネエ系バレエダンサー」「美尻王子」の異名がある。Instagram、Twitter、YouTubeの総フォロワー数は約29万人。同書に収録されている全てのエクササイズは、記載の二次元コードから動画が見られるようになっている。3種類のエクササイズでもたった1分30秒2000年から東京バレエ団に所属し、2003年にフランスへと渡った竹田純氏。フランス、スロバキア、オランダなどのバレエ団に所属し、一般向けにSNSでわかりやすく効果の高いエクササイズを発信中である。これまでの著作には『DVD動画付き おうちでできるバレエストレッチ&フィットネス決定版』などがある。「やせる」が謳い文句のエクササイズを紹介する書籍は多数あるが、読者にとって最大の問題は、続かないということではないだろうか。難しい、面倒などの意識は、毎日続けるはずだった決意を三日坊主にしてしまう。新刊で紹介するのは「フレンチバレエ」がベースのオリジナルエクササイズで、筋トレやストレッチは床に寝たり座ったりしたままで行う。1種類30秒、3種類のエクササイズでも1分30秒という手軽さである。床という支えがあるので、関節への負担が軽く、体が硬くても筋力がなくても可能である。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(竹田 純) ‐ 講談社BOOK倶楽部
2023年04月19日東京バレエ団が、日本を代表する振付家のひとり、金森穣とのコラボレーションで放つ新作バレエ『かぐや姫』。その第2幕が世界初演される。2021年11月に第1幕を上演、そして今回第2幕を、さらに10月には新たに創作される第3幕を加えての全幕世界初演にのぞむという、3年がかりの大プロジェクトだ。一昨年11月にヒロインかぐや姫を初演した東京バレエ団プリンシパルの秋山瑛に、現在リハーサル中の第2幕の見どころや舞台への意気込みを聞いた。誰もが知る「かぐや姫」とは少し違う──『かぐや姫』第1幕が上演されてから約1年半。いま振り返ってみて、金森さんとの初のクリエーションはどのような経験だったと思われますか。振付家の創作の現場に立ち会えるというだけでも、とても貴重な経験でした。実際のところ、それを楽しむ余裕はなかったのですが──。当初私は、このバレエは私たちが子供の頃に本で読んでいた「かぐや姫」の物語をイメージしていたんです。竹から産まれた美しい姫が、求婚者たちに無理難題を言って拒み続け、月へと帰っていく、というおなじみのストーリーですよね。でも、この『かぐや姫』は少し違っていた。「竹取物語」をもとに穣さんが構想した物語で、第1幕では彼女が育っていく過程を描いていきます。とてもお転婆な少女ですが、道児という男性に出会い、心を通わせる場面もありました。──音楽は全編を通してドビュッシーの楽曲が用いられますが、「月の光」で踊られるかぐや姫と道児とのパ・ド・ドゥはとても美しく、印象的でした。私の勝手な解釈ではありますが、ふたりには何か心が感じ合うところはあった。でもあの時点では、それを恋だとわかってはいなかったのではないかな、と思っていました。第2幕のクリエーションに入って物語の続きを生きる中で「あのときの心惹かれる気持ちは恋だったんだなと」と。宮廷での華やかでありながら孤独な暮らしの中で大きく育っていると感じます。半年ぶりの稽古再開。時間をおいたからこそ気づいたこと──日本が発信するグランド・バレエを目指すべく、2021年から断続的にクリエーションを重ねられていますね。第2幕のリハーサルは、まず昨年10月に実施、その後半年をおいて再開されました。第2幕の舞台は宮廷へと移るそうですが、そこではどのようなドラマが展開されるのでしょうか。1幕の最後、欲に目がくらんだ翁は、かぐや姫を無理やり宮廷へと連れて行きます。翁にはかぐや姫にいい暮らしをさせてあげたい、という思いがあったかもしれませんが、かぐや姫は宮廷に馴染めない。教育係の秋見という女性から厳しい教育を受けたり、帝やその正室である影姫も彼女に大きく関わってきます。彼女を取り巻く人々も、第1幕とはがらりと変わり、さまざまな思惑が渦巻いています。かぐや姫はその中で、孤独を深めていくんです。東京バレエ団『かぐや姫』第2幕稽古風景photo_Shoko Matsuhashi──そうした物語は、あらかじめ金森さんから説明があったのですか。リハーサルの過程で、少しずつ説明をしてくださいました。自分の役のリハーサルだけでなく、影姫や帝のリハーサルを見て感じることもあります。たとえば影姫。とても魅力的な女性で、絶大な権力を持ち、大臣たちを翻弄する。でも、かぐや姫がやってきて、皆が彼女に興味を持っていることがわかると、彼女のことを目障りに思いながら、でもどこかシンパシーを感じるというか、孤独という点で似た部分を認める。いっぽうで、帝も孤独な人であり、かぐや姫に興味を抱くようになる。──それぞれの複雑な思いが描かれていくわけですね。昨年秋のリハーサルでは、第2幕をひととおり通すところまで出来上がりましたが、表現の部分まではまだまだで、それは4月のリハーサルでまた、というところで終わっていました。──それから半年空いてからの稽古。どんな気持ちで取り組まれていますか。時間が空いたからこそ気づいたこともあります。たとえば、歩いてそちらからこちらに行く、というとき、私はわりと普通にてくてくと歩いてしまっていましたが、足の出し方ひとつとっても、ほんの少しのニュアンスの違いで何かが表現できると気づいたんです。この3月にハンブルク・バレエ団の日本公演を観る機会があったのですが、彼らの舞台に接して、足の出し方だけでなく、手の動き、表情でこれほどまでにその人の感情が出てくるんだということを見せつけられて、私はもっと早くわかっていなければいけなかった! と痛感しました。東京バレエ団『かぐや姫』第2幕稽古風景photo_Shoko Matsuhashiもちろん、穣さんも佐和子さん(振付アシスタントの井関佐和子)もヒントをくださっていました。こうやって、すうっと手を下げるときも、私は普通、視線もいっしょに下げていきがちですが、たとえば視線は後から下げるとか、目のほうが先とか、そうした変化だけでも全然違うと。むしろ、それすらも自分の表現のために使えるのだと。が、あくまでも「ヒント」です。絶対にこう、と決めつけない。表現に関しては、「瑛がこうしたいというもの、かぐや姫はこういう女の子なんだということを、もっと出してほしい」と。もちろん、前回のリハーサルでも出そうとしていたのだけれど、出すためにはもっといろんな方法があるんだということに、今さらですが気づきました。たしかにリハーサルの記録映像を見ると、自分が伝えたいようには伝わっていない。受け身ではなく、もっと自分でやってみるべきだなと思うようになりました。東京バレエ団『かぐや姫』第2幕稽古風景photo_Shoko Matsuhashi知らないからこそ「リアル」になる新作ならではの役作りの難しさも──影姫という登場人物との対比が、とても重要になってくるようですね。影姫は本当に魅力的なキャラクターです。彼女と4人の大臣とのパ・ド・サンク(5人の踊り)はまさに穣さんならではの振付で、とてもスリリング。そんな彼女ですが、かぐや姫とは対照的な存在でありながら、どこか共鳴しているところがある。とても人間らしいというか、影があり、切なくて寂しい人のようにも思います。孤独に沈むかぐや姫が本を読んでいると、影姫もひとり、同じ本を読んでいる、という印象的なシーンもあります。第2幕はどちらかというと、影姫に寄せた物語と思えるほどで、それに対してかぐや姫をどう演じるのかが、また難しいところです。影姫を「嫌な人間」と完全に嫌うわけではなく、感じ合っているところもあるし、同時に帝の寂しさにも何となく気づいている。そしてそういう自分自身も孤独──。──クリエーションならではの悩みといえるのではないでしょうか。本当にそうです。どんな作品でも、過去に上演されたものであれば、結末はわかっている。だから、全体を通しての役作りにのぞむことができますが、正直なところ、穣さんの『かぐや姫』がどうやって終わるのか、いまの私たちは全然知らないんです。でも、着地点がわからないからこそ、ある意味、より「リアル」になるとも言えますね。第1幕での道児とのパ・ド・ドゥも、あの時点では、かぐや姫がその後宮廷で、どんなことになるのかなんて全く知らなかった。だからこそ、新鮮な気持ちで踊ることができたのかもしれません。この第2幕も、第3幕でかぐや姫がどうなるかわからない状態で踊ります。皆とはよく「3幕って、一体どうなるんだろう!?」と話しているのですが(笑)、そこを知らずにいるいまだからこそ、表現できる舞台になるかもしれない。刹那的な感じもしています。ダブルキャストは足立真里亜さんですが、彼女と私とでは全く違うかぐや姫になるのではないかとも思っています。──美術・衣裳は、第1幕とはがらりと変わって、抽象的なものになるそうですね。先日衣裳合わせをしましたが、どんな衣裳になるのかはまだ内緒です(笑)。全然違う雰囲気になりますから、第1幕をご覧になった方はきっと驚かれるのではないかと思います!迫力ある男性群舞や女性たちの美しい群舞など、見どころもたくさんあります。穣さんの振付は音楽と本当にぴったりあっているんです! 1幕もそうでしたが、この振付のために作曲されたのではないかと思うくらい。素晴らしい音楽の中に穣さんの言語で物語が語られてます。皆さまに楽しんでいただける作品になると思います。現代舞踊界を代表する3人の振付家作品に出演──同時上演されるジョン・ノイマイヤー振付の『スプリング・アンド・フォール』、ジェローム・ロビンズ振付『イン・ザ・ナイト』にも出演されますが、こちらのリハーサルの手応えはいかがですか。『スプリング・アンド・フォール』については、振付指導者のエドゥアルド・ベルティーニさんに見ていただいているのですが、振付家のノイマイヤーさん(ハンブルク・バレエ団芸術監督。3月の日本公演時に来団)もバレエ団にいらして、直接指導をしてくださいました。振付家ご本人が作品について語られると、本当に説得力があります。たとえば、第2楽章の女性たちはちょっと強い表現があって、「大地を感じて」とおっしゃっていたのが印象的でした。ロビンズの『イン・ザ・ナイト』も大好きな作品。生ピアノによるショパンの音楽で踊るのですが、3組のカップルがそれぞれパ・ド・ドゥを踊ります。纏う雰囲気や関係性がそれぞれのカップルで違っていて、エレガントな衣裳とシンプルなセット、そしてショパンの音楽が本当に素敵な作品です。初めてみた時から憧れていたので踊ることができて嬉しいです。今回の公演では、現代の3人の振付家の作品を一度に観ることができて、しかもそのうちのひとつが日本人振付家による作品の世界初演という、滅多にない機会となります。ぜひ多くの方々に楽しんでいただけたらと思っています。取材・文=加藤智子撮影=藤田亜弓★ぴあアプリ【よくばり❣ぴあニスト】限定、本公演の招待券を5組10名様にプレゼント! 詳細は下記申し込みボタンよりご確認ください。お申込みはこちら()<公演情報>東京バレエ団金森穣『かぐや姫』第2幕 世界初演ジェローム・ロビンズ『イン・ザ・ナイト』ジョン・ノイマイヤー『スプリング・アンド・フォール』2023年4月28日(金) 19:004月29日(土・祝) 14:004月30日(日) 15:00会場:東京文化会館上野の森バレエホリデイ2023開催!『かぐや姫』第2幕のほか、バレエを観る、踊る、聴く、知る、学ぶ、買う、遊ぶ...など、子どもから大人まで楽しめる、バレエを身近に親しむ3日間。■開催期間:2023年4月28日(金)~2023年4月30日(日)※28日はバレエ公演のみの開催■会場:東京文化会館■公式サイト:
2023年04月18日東京バレエ団による『ジゼル』が、2023年5月19日(金)から5月21日(日)まで、上野・東京文化会館にて上演される。ロマンティック・バレエの真髄『ジゼル』とは?『ジゼル』は、婚礼を前に亡くなった若い女性の霊ウィリの伝説をもとにした、ロマンティック・バレエの代表作のひとつ。ロマン派の詩人で幻想作家でもあったテオフォル・ゴーティエによる発案でバレエ化に至った。1841年にパリ・オペラ座で初演されて以降、世界各地で上演されており、古典バレエの名作として親しまれている。『ジゼル』は全2幕で構成。夜な夜な墓場で踊り続け、夜の森を支配する魔性のウィリたちによる神秘的で美しい世界と、死してその仲間となりながらも恋人アルブレヒトを守るヒロイン・ジゼルの至高の愛を描く物語となっている。海外公演を記念して上演東京バレエ団の『ジゼル』は、芸術監督・斎藤友佳理の指導のもと、2021年に6年ぶりとなる上演を果たし、高い評価を得た。また、2022年秋には文化庁芸術祭に参加した「ラ・バヤデール 」が同芸術祭の大賞を受賞。バレエ・ブランの場面における群舞の完成度の高さなどで、国際的にも高く評価されている東京バレエ団は、2023年7月、『ジゼル』を携えて海外公演、さらには初上陸となるオーストラリア公演を実施予定だ。その海外公演を記念して、東京でも『ジゼル』をお披露目。充実したソリストの演技と、比類のない群舞を存分に堪能することができる。【詳細】東京バレエ団『ジゼル』全2幕公演日時:・2023年5月19日(金)19:00 ジゼル:秋山瑛、アルブレヒト:秋元康臣・5月20日(土)14:00 ジゼル:中島映理子、アルブレヒト:柄本弾・5月21日(日)14:00 ジゼル:足立真里亜、アルブレヒト:宮川新大会場:東京文化会館住所:東京都台東区上野公園5-45指揮:ベンジャミン・ポープ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団※表記の出演者は4月現在の予定。ダンサーの怪我等により変更になる場合あり。チケット料金:・S 13,000円、A 11,000円、B 9,000円、C 7,000円、D 5,000円、E 3,000円※クラブ・アッサンブレ会員は、S~Eの各席種1割引。※未就学の子どもは入場不可。・ペア割引(S、A、B席)2枚で1,000円割引※NBS(WEB・電話)のみで販売。・親子割引(S、A、B席)子ども(小学生~高校生)半額※NBS(WEB・電話)のみで販売。大人1名につき子ども2名まで。席の選択は不可。・U25シート 1,500円※NBS WEB チケットのみで 4月20日(木)20:00より引換券を発売。公演当日小学生から25歳までが対象。座席指定不可。座席指定券は公演当日に引き渡し。公演当日、年齢が確認できる身分証を提示すること。【問い合わせ申し込み】チケットセンターTEL:03-3791-8888(平日) 10:00~16:00※土日祝休み
2023年04月16日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)から、新作シューズ「ニーナ・ライン バレリーナ」が登場。クラシカルなバレエシューズをラフィア素材で再解釈ルイ・ヴィトンの新作「ニーナ・ライン バレリーナ」は、クラシカルなバレエシューズを夏らしく再解釈したシリーズ。中でも、ラフィア素材で仕立てた一足に注目だ。ラウンドトウとフェミニンなローカットのフロント部分には、アイコニックなバッグ「ツイスト」のロックから着想を得た、ゴールドに輝く“LV イニシャル”のアクセサリーを配した。パテントカーフレザーで仕立てたモデルもまた、パテントカーフレザーで仕立てたモデルも展開。アイコニックなモノグラム・パターンを、エンボス加工で全面に施した。ラウンドトウとローカットのフロントにはリボンを添えて、フェミニンな印象に。アウトソールには、柔軟性のあるレザーを採用している。艶やかなパテントカーフレザーのモデルは、レッドとネイビーの2色が展開される。【詳細】ルイ・ヴィトン「ニーナ・ライン バレリーナ」アイテム:・ニーナ・ライン バレリーナ ラフィア 157,300円・ニーナ・ライン バレリーナ パテントカーフレザー 149,600円カラー:ルージュ(レッド)、マリーヌ(ネイビー)【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2023年04月16日新国立劇場バレエ団プリンシパルの米沢唯と、演出家・長塚圭史の対談が実現した。4月29日(土・祝) から5月6日(土)、新国立劇場オペラパレスでの「シェイクスピア・ダブルビル」公演にて世界初演されるウィル・タケット振付『マクベス』でマクベス夫人を演じる米沢。また長塚は、7月14日(金) から30日(日) に同劇場の小劇場で上演される『モグラが三千あつまって』の上演台本・演出を手掛ける。長塚の数々の演出作品を観てきたという米沢は、長塚に直接尋ねてみたいことがいろいろとあったそう。バレエ、演劇のジャンルを飛び越えて、様々な話題が飛び交った。ダンサーならではの「言語」の魅力に気づいて米沢私にとって、お芝居を作られている方は雲の上の存在。『はたらくおとこ』(2004年初演、2016年再演)はもう恐ろしくて、息をするのもいやになってくるくらい怖くて衝撃的でした。お伺いしたかったのは、長塚さんの舞台では、いつも美術がそのお芝居の世界観を表していて、『近松心中物語』(2021年)も独特の世界観があって美しいなって思ったのですが、いつもそこにこだわりを持っていらっしゃるのですか。長塚舞台装置の世界観によってお芝居の方針がある程度固まってくるということはあります。『近松心中物語』は、以前に蜷川幸雄さんが100人くらいの人を使っていたのを、僕らは20人くらいでやったので、なんとか大勢に見えるように空間をめちゃくちゃ縮めているんです。さらに、場面ごとの印象を変えながら、セットが何もなくても何かの場面に見立てられる、可変的な空間にすることを意識していました。米沢現代的な部分と古典的な部分、両方を感じられてとても素敵でした。長塚僕は首藤康之(バレエダンサー/俳優)さんと知り合って、彼に勧められてモーリス・ベジャールのバレエ作品の映像を見たり、シルヴィ・ギエムさんの舞台に連れていってもらったりしていたのですが、バレエってすごく専門的な世界で、子供の頃から鍛錬していかないととてもかなわないし、トップの人しか残っていけない世界。米沢さんは、そんな中で新国立劇場のプリマとしてずっと続けてこられて、本当にすごいことだなと思っているんです。──米沢さんは長塚さんがこれまで新国立劇場で手がけられてきた子ども向けのシリーズ、『音のいない世界で』(2011年)、『かがみのかなたはたなかのなかに』(2015年、2017年)、さらに『イヌビト ~犬人~』(2020年)をご覧になっているそうですね。米沢ファンタジックで不思議な世界観のまま、作品がどんどんパワーアップしていっている感じがします。長塚僕はもっと先があるんじゃないかと思っています。このシリーズに出演していた首藤さんも近藤良平さん(ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督。『モグラが三千あつまって』でも振付を担当する)もダンサーで、最初はセリフを発する事に慣れていなかった。けど、元々持っている身体から出てくる物語性がすごいから、段々段々、純粋無垢な言葉が身体と共に聞こえるようになってきた。これは、俳優の芝居とは別の言語の魅力だと気づいたんです。二作品目の『かがみのかなたはたなかのなかに』ではワークショップを幾度かやって、「かがみ」の表現の在り方について試行錯誤を繰り返してから、言い方はちょっと難しいですけど、「舞踊的」な台本を書きました。これがすごくよかった。その次の2020年は、コロナで舞台芸術は大変なことになったでしょう? だから演劇の楽しみ全部を入れようと『イヌビト』という作品を作りました。歌を取り入れたんです。これはすごい発見が多かった。もちろん松たか子さんという何者にも代えがたい俳優がいたからこそなんだけど、ダンサーたちが声を出すこと、身体を使うことの連携がうまくいくと、かなり面白いことができる。そうやってずっと、この劇場で試させてもらっているんです。今回は出演者をガラリと変えて、四人の若い俳優を迎え、また新たな挑戦をします。マクベス夫人の「抜け落ちた時間」をどう作る?米沢ビターな笑いに大人の色気を感じて、素敵だなって思います。「子どものため」と言いつつ、とても大人な色合いがある。長塚残酷だったりブラックだったりちょっと色っぽかったりすることって、世界にはあることだし、それを全部なくして子供たちに「こわい事は何もないよ、こんなに世界はキレイだよ」とするのは間違い。そんなフワフワとした世界は、ない!──次回作にもそんな思いを込められているわけですね。『モグラが三千あつまって』チラシ長塚武井博さんが書いた児童文学が原作なんですが、僕が子どものとき──9歳の頃に買った本で、一言で言うと戦争の話です。モグラとイヌ、ネコがいて、イヌとネコが、モグラの作っているタロイモを盗みに来てモグラを殺しちゃう──。これを子供の時に読んでもうびっくりしてしまって!絶対無事でいてって思う人(モグラ)は無事じゃなかったり。ずっと僕が心の中に携えていた本なんです。まだまだ上演台本を作っている途中ですが……。米沢さんはいま、『マクベス』をリハーサルしているんですよね。米沢そうです。マクベス夫人については、まだ自分の中で定まっていません。長塚さんは『マクベス』の演出をされていますよね(2013年)。本当に観ておくべきだったと、痛恨の極みです。長塚転落劇を観たいという人間、言い換えれば観客の欲望こそがおそろしいと思って、観客側にスポットを当てた『マクベス』を作りました。四方囲み舞台にして、最終的には客席にマクベスの首を大玉転がしのように転がして。これが非常に問題になりまして、すごく危ないと(笑)。米沢(笑)。──実は、腑に落ちないところがあるんです。マクベス夫人は最初マクベスに対してすごく強く出て、ダンカンを殺せと言いますよね。それはあなたのため、権力を手にするためだと言って。でも最終的には罪の意識に苛まれて自滅していく。その極端さは、「人間ってそういうものかな」と思ういっぽうで、あまりの変わりように違和感もある。そこをどう捉えていらっしゃるか、演出家の方に一度伺ってみたいと思っていました。とくにバレエでは、1回引っ込んで次に出てくるときにはもう狂気に取り憑かれていて、その間に何があったのかということをお客さまに想像させなければいけない。長塚台本にはない抜け落ちた時間、そこで何があったのかということをどれだけ作っていけるか、ということは課題でした。その時のマクベス夫人の心理と行動──血で汚れた手を洗う場面は、すごく時間を使いました。(『ハムレット』の)オフィーリアも難しい。何か保とうとするものがあるから人は壊れていくという部分があると思う。正気が折れて、正気が崩れていく──という部分が、何か頼りになりはしないかと思うんです。米沢……!早く次のリハーサルをしたいです。──言葉を使わずにシェイクスピア劇を演じる難しさについては、どのように感じていらっしゃいますか。シェイクスピア・ダブルビル『マクベス』チラシ米沢昔は、音楽を表現したいと思って踊っていたけれど、いまは語るように踊りたいと思うようになりました。言葉がないからこそ自由になれる部分が必ずあると思うので、それを信じて取り組んでいます。振付家が「ここはこう言っている」と指定したところ以外の場所にも、セリフに置き換えられる振付があるのではないか、と踊りながら考えています。ただ一歩踏み出したり、手を動かしたりするだけだとしても、からだの内側が変われば生まれるドラマはガラリと変わります。この振りがどんな言葉になるのか、常に探っています。長塚リハーサルでは、その場で振付が作られていくということですか?米沢今日のリハーサルでは、マクベス夫人が死んで、男性に担がれて出てきて、そこから何ができるか、ということをやっていました。振付家はある程度のイメージは持っていますが、それが本当に実現できるかどうかやってみて、最終的には音楽と合わせていきます。演劇の立ち方とバレエの立ち方長塚バレエにはいろんなルールがありそうですね。米沢ルール──。そうですね、いちばんは、ずっとトレーニングしているバレエダンサーの身体があるので、どうやっても「バレエ」になってしまう。長塚身体言語的に!米沢そこが強みでもあり弱みでもあり。演劇を観て面白いなと思うのは、人の身体の自然さのようなもの──立つ時にその人の本来の在りようで立っている。そこがとても好きなんです。でもバレエにはある部分、半自然的な「立ち方」がある。それはそれで美しいのですが。長塚もちろん、その人たちから発せられるものはあると思います。ジョルジュ・ドンが踊る『恋する兵士』(モーリス・ベジャール振付)の映像がとても好きで、素人の僕でも、見るたびにそのディテールに「うわ!今のは何だ!?」と驚かされる。同じ振りを別のダンサーが踊ったら全然違うし、そこの部分が美しさだったり、味だったりする世界だと思いますが、確かに、僕ら俳優の身体の在りようとは全然違いますね。米沢そうですね。ニュートラルが違います。バレエでもこう、身体を縮こませることはあるけれど、でも、一度開いた上で閉じることが必要で、最初から全部を閉じてしまうと、お客さまには何をやっているかわからなくなってしまう。閉じているんだけど開いている。そこが難しく、面白いところでもあります。長塚どんな『マクベス』になるのか、気になって仕方がないですね。いわゆるスタンダードなんてなくて、どなたが演じてもいろんな個性が出てくる。ストーリーラインはシンプルだし、テーマについてはそれぞれに持ち帰りやすいものがある。観る人の状態によっても全然変わると思いますが。米沢小さい頃、つかこうへいさんの『熱海殺人事件』や唐十郎さんの紅テントを観に行ったときに、何を言っているのかわからなかったけれど、それでもその熱量に惹かれて、子供ながら夢中で観ていたのを覚えています。『モグラが三千あつまって』は戦争の話で、「子どもに?」って思われる方もいるかもしれませんが、大人が集中して夢中で演じている空間というのはすごく刺激的で魅力的。とても楽しみです。長塚『モグラが三千~』といっているのにキャストが4人しかいない。もう頭が痛いんですけど(笑)、でも、それはもう凝縮して見せたいし、歌あり踊りありで全速力で駆け抜けて、終わったら演じ手はもう動けなくなるくらいのものにしたいねと話をしています。新しい舞台で、そこを目指していきたいですね。取材・文=加藤智子撮影=藤田亜弓■シェイクスピア・ダブルビル『マクベス』<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>/『夏の夜の夢』<新制作>チケット情報■『モグラが三千あつまって』チケット情報 ※5/21(日) AM10:00より発売
2023年04月11日「ヨガ」「ピラティス」「太極拳」「バレエ」を融合株式会社ティップネス(以下、ティップネス)は、「整える」ことにフォーカスした新スタジオプログラム『MOVE BODY CONDITION(ムーヴ ボディ コンディション)』を2023年4月1日(土)からティップネス各店で開始しました。同プログラムは、「ヨガ」「ピラティス」「太極拳」「バレエ」のエッセンスを盛り込んでおり、自分のカラダと向き合いながら、関節の動きや呼吸、バランスなどの土台を整えていきます。毎日を生き生きと過ごしたい人や、ストレスを解消したい人、カラダの不調を改善したい人などにオススメです。カラダとココロを整える8パートで構成『MOVE BODY CONDITION』は、「プレパレーション」「ローワーアクティベーション」「バランスモーション」「トータルアクティベーション」「コアパワー」「キネティックチェーン」「フレキシビリティ」「レストア」の8パートで構成されます。「バランスモーション」では、「太極拳」や「バレエ」などの動きを取り入れ、バランス力を養っていきます。深い呼吸とあわせて動くパートとなっており、集中力を高める効果も期待されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式ティップネス プレスリリース※株式ティップネス 公式サイト
2023年04月10日副交感神経を優位にし、深部体温をスムーズに下げるために、寝る直前に行いたいのがパジャマで行える簡単なヨガ。メディカルヨガインストラクターの山縣亜己さんに教えてもらいました。「深い腹式呼吸をしながら行うと、心身をよりリラックスさせることができます。1~2時間前に入浴をしてから行えば、深部体温がゆっくりと下がり眠りにつきやすくなりますよ」パジャマヨガを寝る前の習慣に。【キャットアンドカウ】背中をほぐし自律神経を整える。猫の背伸びを真似たポーズ。交感神経節のある脊髄付近と、副交感神経節がある内臓付近を効率よく刺激して、血行を促進。背中全体の筋肉をリラックスさせることができ、首や肩のコリ、疲労解消にも。1、肩の下に手、骨盤の下に膝がくるようにして、四つん這いになる。2、ゆっくりと息を吐きながら、両手で床を押し、背中を丸める。3、ゆっくりと息を吸いながら、背中を反らし、視線を上に向ける。2と3を3~5回、繰り返す。【足首ワイパームーブ】深部体温をゆるやかに放散させる。両足首をワイパーのように動かすだけ。股関節の周辺からお尻の仙骨、腰椎、背中にかけて振動が伝わり、自律神経を刺激。血行も良くなり、深部体温をゆるやかに放散させることができる。1、仰向けに寝て、足を肩幅くらいに開く。2、足首をワイパーのように外側に開き、内側に閉じる、を呼吸に合わせて3分ほど繰り返す。【仰向けの合蹠(がっせき)のポーズ】股関節を開き、体の血流を促す。股関節まわりの血行促進と、腎臓、膀胱、性器付近の刺激によって副交感神経が優位に。お腹に手を当てて腹式呼吸をし、お腹の動きや息に意識を向けて呼吸のみに集中することで、さらに効果がアップ。1、仰向けになり、左右の足裏を合わせて、かかとをお尻のほうに引き寄せる。2、両手をお腹の上に置き、腹式呼吸。鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹がふくらむのを確認し、次にお腹の力を抜いて口からゆっくりと息を吐き出す。このとき、お腹の上に置いた手が呼吸とともに上下に動くのを感じる。山縣亜己さん瞑想トレーナー、日本統合医学協会メディカルヨガインストラクター。studio mindflow主宰。“ビジネスパーソンの人生の充実”をテーマにレッスンを行う。※『anan』2023年4月12日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2023年04月08日熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』が、5月24日(水) から28日(日) に東京文化会館 大ホールで上演される。熊川のオリジナル作品である『蝶々夫人』は、プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得た全2幕のグランド・バレエ。オペラにはない新たな物語「海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで」を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽など、“オペラのバレエ化”を超えた独創性に満ちている。(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawaこのたび、熊川作品には今回が初出演となるミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか、また優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか。さらに初演時のキャストの登場や、初披露の役を演じるトップダンサーなどが見どころとなっている。ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoue飯島望未チケットは現在一般発売中。熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』ジュリアン・マッケイ プロモーション映像<公演情報>熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』5月24日(水)~28日(日) 東京文化会館 大ホール【キャスト】蝶々夫人:飯島望未、成田紗弥、岩井優花ピンカートン:ジュリアン・マッケイ、堀内將平、山本雅也スズキ:荒井祐子、前田真由子ゴロー:石橋奨也、伊坂文月花魁:浅川紫織、日髙世菜、山田蘭ボンゾウ:杉野慧、宮尾俊太郎ケイト:日髙世菜、小林美奈、戸田梨紗子ヤマドリ:山本雅也、吉田周平、関野海斗シャープレス:スチュアート・キャシディ【チケット料金】(税込)S席16,000円/A席12,000円/B席9,000円/C席7,000円/D席5,000円A親子席16,000円学生券4,000円※A親子席:大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定チケット購入リンク公式サイト:
2023年04月06日熊川哲也のオリジナル作品、『蝶々夫人』。バレエで“日本の美”を描くという全く新しい発想で2019年の初演時には大きな話題を呼びました。この度、ミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演いたします。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか…そして、優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか…さらに、初演時のキャストの登場、初披露の役を演じるトップダンサーなど、見どころ満載です。待望にして大注目の再演を、切ない物語が目に浮かぶようなビジュアルと合わせて、是非多くの方に告知いただきたくお願い申し上げます。(C)Yumiko Inoue特別番組をTVerにて配信中です! TVer 二次元コード2019年、熊川哲也がKバレエ カンパニー20周記念作品として挑んだのはバレエで“日本の美”を描く――すなわち世界で最も有名な日本人ヒロインの悲恋物語『蝶々夫人』の創造だった。プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得て全2幕のグランド・バレエに生まれ変わらせた本作は、“オペラのバレエ化”を遥かに超えた独創性に満ちている。オペラにはない新たな物語――海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と、赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで――を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽。日米の差異がヴィヴィッドなコントラストをなすこの幕は、二国の色彩異なる華やかな踊りの見せ場であると同時に、その後ふたりが辿っていく、国境を越えた愛の顛末にいっそうの説得力をもたらす。そして何より、熊川の卓越した美意識と創意に富んだ演出振付で表現される美しき日本の文化と精神性こそは、この名作の物語に真実味をもたらし、観客の魂までも強く揺さぶるのだ。バレエだからこそ描き出せる日本の美、深淵なる愛のドラマとは――その答えがここに!■いま世界中から熱視線を浴びるバレエ界の貴公子 ジュリアン・マッケイ米国モンタナ州生まれ。当時外国人最年少の11歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに入学。ローザンヌ国際バレエコンクールで研修賞を受賞したのち、英国ロイヤル・バレエ団に入団。2016年、ミハイロフスキー・バレエに移籍。世界の主要劇場でゲスト出演するほか、22年9月からはミュンヘン・バレエのプリンシパルとして活動中。現在 24歳。容姿端麗にして傑出した実力を備えたこの若きスターは今や世界中の注目を集め、「VOGUE」「Numero」誌が特集を組むなどモード界をも魅了している。Instagram:@julianmackayジュリアンのプロモーション動画も是非ご利用ください! ジュリアン・マッケイ プロモーション動画ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoueジュリアン・マッケイ_2 (C)Yumiko Inoueジュリアン・マッケイ_3 (C)Nicholas MacKayジュリアン・マッケイ_4 (C)Nicholas MacKay■―注目のキャスト陣―新たな主演の組み合わせや初披露の役を演じるトップダンサーなど見どころが満載!シャープレス役で出演が決まったスチュアート・キャシディをはじめ、荒井祐子、宮尾俊太郎ら初演時のキャストも集結し進化する名作を支えます!■―蝶々役―飯島望未 Nozomi Iijima飯島望未大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任するなどファッション業界でも幅広く活躍中。成田紗弥 Saya Narita成田紗弥大阪府生まれ。2歳よりバレエを始める。2009年ドイツのマンハイム国立バレエ・アカデミーに留学。13年韓国のユニバーサル・バレエ団に入団。17年『くるみ割り人形』で全幕主演デビュー。18年9月Kバレエ カンパニーにプリンシパル・ソリストとして入団。数々の作品で主演を務め、本作初演時にも蝶々役を経験。岩井優花 Yuka Iwai岩井優花岩手県生まれ。4歳よりバレエを始める。2014年よりジョフリーバレエアカデミー シカゴ トレイニープログラム所属。15年同校スタジオカンパニー入団。16年ユース・アメリカ・グランプリNYファイナルTOP12。17年ジョフリーバレエ入団。21年4月Kバレエカンパニーにソリストとして入団。22年9月ファースト・ソリストに昇格。『ロミオとジュリエット』のジュリエットを務めるなど、期待の新星。■~STORY~開国まもない明治の長崎。武家に生まれた蝶々は、幼い頃に父が自害し家が没落、今は遊女見習いとして遊郭に身を置いている。一方、アメリカでは海軍士官ピンカートンが長崎への赴任を命じられ、恋人ケイトとの別れを惜しみつつ日本へと旅立つ。長崎にやって来たピンカートンは、仲間と共に遊郭を訪れる。あでやかな花魁道中に目を奪われる男たち。そんななか、ピンカートンはひとりの可憐な少女に出会い、心惹かれる。それは蝶々だった。遊郭を取り仕切るゴローと遊女たちの世話役スズキの勧めにより、ピンカートンは蝶々を現地妻として娶ることを決める。ピンカートンのもとに嫁いだ蝶々は、この結婚が一時的なものであるとは知らず、生涯の愛を捧げることを誓う。改宗までした蝶々に叔父のボンゾウは激怒し、彼女を勘当する。蝶々はピンカートンの優しさに慰められ、ふたりは初めての夜を過ごす。ピンカートンが帰国し数年が過ぎた。幼なじみのヤマドリの求婚を断り、幼い息子と共に帰りを待ちわびる蝶々。だが、彼女の前に現れたのはピンカートンの妻となったケイトであった。すべてを知った蝶々が選び取った道とは…(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawa■熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023 『蝶々夫人』 公演概要【日時】2023年5月24日(水)~28日(日)【会場】東京文化会館 大ホール【チケット料金(税込)】チケット発売中!!S席¥16,000/A席¥12,000/B席¥9,000/C席¥7,000/D席¥5,000A親子席¥16,000 学生券¥4,000※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース 他【お問合せ】チケットスペース: 03-3234-9999 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社SL Creationsオフィシャルエアライン: ANA制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日3ステップ90秒でみるみる体が柔らかくなる3月27日、人気ヨガインストラクターの西林さき氏による新刊『90秒でみるみる体が柔らかくなる さきヨガほぐしストレッチ』がマイナビ出版から発売された。同氏は全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保有し、YouTubeチャンネル「さきヨガちゃんねる」にて、初心者でも実践しやすいヨガやストレッチ、トレーニングなどの動画を公開。現在の登録者数は約22万人である。新刊では、体がかたい人や運動不足の人でも自分のペースで可能なストレッチを紹介。A5判、144ページ、価格は1,540円となっている。Amazon限定特典動画は4月30日まで体のかたさを自覚している人は少なくないが、体のかたさは心身の不調や体型の悩みにも関係しているという。ヨガやストレッチと聞けば、難しそうでハードルが高いイメージがあるものの、実際にはその人それぞれに合わせたレベルで行うことができるものなのだ。新刊は「さきヨガちゃんねる」初の書籍化であり、30秒間のストレッチで体を変え、心身の不調と体型の悩みを改善、生活の質を向上させる方法を掲載。3ステップで体が柔らかくなるストレッチが紹介されている。記載の二次元コードにより、エクササイズを動画で確認できるようになっており、毎日の習慣に取り入れられる内容である。なお、4月30日までにAmazonで同書を購入した人を対象にした「ポッコリお腹に効く限定エクササイズ」の動画が閲覧できる特典も用意されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※90秒でみるみる体が柔らかくなる さきヨガほぐしストレッチ ‐ マイナビブックス
2023年04月01日パリ・オペラ座バレエのトップダンサーが集結する『ル・グラン・ガラ2023』が、コロナ禍を乗り越えて4年ぶりに開催される。日本にルーツを持ち、2020年の入団から最短で昇進を重ねるクララ・ムーセーニュの出演もバレエ愛好家にとって朗報だろう。3月中旬、来日した彼女に見どころを尋ねた。同バレエ団エトワール(最高位)のマチュー・ガニオとドロテ・ジルベールが座長を務め、演目のセレクションを手がける本公演。世界最高峰の実力を誇るダンサーの中でも、テクニックに磨きのかかるエトワール6人に次代を担う若手ダンサーが加わり、「イン・ザ・ナイト」「くるみ割り人形」「ロミオとジュリエット」「オネーギン」といった演目で豪華競演を繰り広げる。ムーセーニュはAプログラムで「ドン・キホーテ」のヒロイン、スペインの町娘キトリに扮する予定だ。Instagramの個人アカウントで公開されているキトリのバリエーション(ソロ)動画では、扇子を片手にキレのある足さばきや華麗なターンでコケティッシュな魅力を振りまく。若手にとって主要な役どころに挑戦できるガラ公演を前に、ムーセーニュは「相手役のバジルを演じるニコラ・ディ・ヴィコと信頼関係を育み、観客の皆さんが思わず全幕を観たくなるようなパ・ド・ドゥに仕上げられたら」と意気込む。2004年、フランス人医師の父と日本人の母との間に三女として生を受けたムーセーニュ。2013年にパリ・オペラ座バレエ学校へ入学してすぐに頭角を表し、入団後も昇格が難しいといわれる階級制の中で順調にコリフェ(2021年)、スジェ(2022年)とエトワールへの階段を駆け上がる。2月には、将来有望な若手ダンサーに贈られるセルクル・カルポー賞を獲得した。目覚ましい成長の中でも謙虚さを忘れず、事ある毎に「たくさんダンサーがいる中で私を信じて期待してくださった想いに報いたい」と感謝の意を述べ、より一層の努力を誓う。今後どんなダンサーになりたいか尋ねると、「ダンスへの情熱を原動力に、多様な演目にチャレンジしたい」「役の本質を的確につかみ、さまざまなイメージをお客さまにお見せしながらエモーショナルな時間を共有できたら」と希望があふれ出す。目標とする存在は、バレエ学校入学時から「プチベール(小さなお父さん)」と慕う座長のガニオだ。「オペラ座の象徴みたいなルック・オペラ(身体)に美しいダンス。優しい人柄も相まって尊敬しています」とムーセーニュ。今後も期待の新星から目が離せない。公演は、7月30日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて。その後、7月31日(月)~8月3日(木)に東京文化会館 大ホール、8月5日(土)に大阪・フェスティバルホールと巡演する。なお東京公演では、回替わりで演目の異なる「A」「B」プログラムが用意されている。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2023年03月30日国際的に活躍する振付家、ウィル・タケットによるオリジナルの新作バレエ『マクベス』が世界初演される。新国立劇場バレエ団の委嘱作で、シェイクスピアの戯曲をもとにしたバレエ2作品を取り上げる「シェイクスピア・ダブルビル」(4月29日(土・祝)初日)で上演の予定だ。3月23日(木)、同劇場にてリハーサルが公開されるとともに、タケットと主演ダンサーの福岡雄大、米沢唯が作品への思いを語った。この日の稽古は、戦いから帰還するマクベスを待つマクベス夫人のソロから、再会した二人によるパ・ド・ドゥへと至る一連の場面。厳かに響くピアノの伴奏にのせて歩み出る米沢が演じるのは、権力への野心に囚われ、破滅していく女性だ。音楽は、スコットランドの作曲家ジェラルディン・ミュシャによる。バレエのための音楽として作曲されたが、バレエ作品として上演されるのはこれが初という。福岡演じるマクベスの登場で、パ・ド・ドゥが始まる。しばしば動きを止めるタケットからは、「ロマンティックになりすぎないように」「もっと動きを大きく」と次々と指示が飛ぶ。マクベスはここで、荒野で出会った三人の魔女が「マクベスが王になる」と予言したと夫人に伝えるが、タケットは「物語を伝える手助け」として、王冠を手に現れる魔女の精霊を登場させる。強く印象に残るのは、妄想の中に輝く王冠をマクベスの頭上にのせ、権力の夢に酔いしれる夫人の姿だ。「戦いの雰囲気をまとったまま帰ってきたマクベスを、夫人はとてもセクシーだと感じ、関係を持ちたいと思っている。そんな緊張感をパワフルに伝えたい」と話すタケット。重々しい悲劇のバレエだが、「同時に上演される『夏の夜の夢』(フレデリック・アシュトン振付)は美しくて爽やかで、作品自体が魔法のような雰囲気。その正反対をいく『マクベス』と同時に観ていただけるのが大きな見どころ」とも。「この二つの作品が、一つの大きな演劇体験としてお客さまに届くといいなと思っています」。二人のプリンシパルも、「この劇場の歴史の一ページを刻む作品。大きなチャレンジになる」(福岡)、「いつの時代も殺し合いがあり、男女の関係も変わらない。どの方にも、どこか刺さる何かがある。そんな舞台になれば」(米沢)と思いを明かした。公演は4月29日(土・祝)〜5月6日(土)、新国立劇場オペラパレスにて。主演はもう一組のプリンシパル、奥村康祐と小野絢子とのダブルキャスト。チケットは発売中。文:加藤智子
2023年03月29日株式会社ステレオサウンドは、株式会社Lotus8(発行元)による、まったく新しい視点でヨガを切り取っていく[The yogis magazine](ザ・ヨギス・マガジン)を、2023年3月30日に全国書店にて発売いたします。表紙The yogis magazine vol.1(別冊ステレオサウンド) ■コンセプトヨガを知り、発見し、感じることがテーマの新しいヨガのライフスタイル誌。ヨガの知恵を学ぶだけでなく、ヨガのある生活がいかに楽しく、人生を豊かにするのかを、さまざまな人の言葉や体験、生き様などから紹介していきます。ヨガ好きな人、ヨガを知らなかった人が、日常にあるヨガに気づいていく一冊。ヨガを深める人も納得の、本当のヨガが詰まった本。■内容特集「WHAT'S YOGA?」20年近くヨガの雑誌をつくってきた編集部が改めて問う「ヨガとは?」。初めてヨガに触れる人、長年ヨガを深めている人も納得する、ヨガの意味、目的、哲学、実践。ヨガは幅広く、さまざまなものとつながれるために、実態が捉えにくい。そうしたヨガを人にどうやって伝えるのか?ヨガを紹介する時に「これを見て」と言って差し出すことができるよう企画した特集。特集「WHAT'S YOGA?」「ヨガとは何なのか?」実はヨガを説明するのはとても難しい。自分が求めているものに対して、ヨガはいくらでも形を変えて寄り添ってくれるから。ここではヨガって何?と聞かれた時に人に説明できるよう、哲学、脳科学、ポーズなどのヨガの要素をあらためてみていきながら、またヨガをどう説明するかなどで、ヨガの成分を分解していく。■The yogis magazine Interviewプロフィギュアスケーター、フィギュアスケート元オリンピック日本代表の村上佳菜子さん、インタビュー。ヨガと出会って、いかに救われ、人生を深めてきたのか。■DISCOVER YOGA日常にあるヨガを見つけていくコラム集。生き方、ファッション、雑貨、音楽、食、アート、ラブ&ピース…。そうした切り口の中に、ヨガがどう存在しているのか?ヨガの本だからこその視点で、日常の中にあるヨガを、そしてそれはどういうものなのかを紹介。ヨガとはマットの上にあるだけでなく、実はとても近い存在なのだということに気づけるようになる。冒険家の石川直樹氏の写真、ノーベル文学賞を獲得したボブ・ディランの歌詞、レノンウォールストーリーなどにあるヨガを紹介していく。■LIVING WITH YOGA各界のプロとして仕事をする人達が、ヨガをどのように生かしているのかを取材するライフスタイルページ。今号ではオーストラリアの二組、日本からはアルペンスキーヤーとして過去4回のオリンピックに出場し、40歳にして次回の冬季五輪での復活を目指す佐々木明氏、地球環境の改善のために政治家や大手企業、組織などに働きかけをしていくシンクタンク「InfluenceMap日本カントリー」マネージャーの長嶋モニカ氏が登場。LIVING WITH YOGA世界のヨギス達にヨガとのつき合い方やヨガへの思いを聞いていくページ。日本とは異なる環境や宗教、お国事情の中でヨガを続ける人達の考え方や、どんな場所でヨガをしているなど、気持ちの良い、雰囲気のあるビジュアルとともに紹介。■FASHIONヨガを感じ、ヨガを生きていくためのファッションとは?単にヨガウエアをみせるのではなく、ヨガという世界観、空気感までを包括したファッション。■ARE YOU YOGIS? 第1回/岡本太郎の生き方意識的にヨガを行っていなくても、生き方、考え方がヨガそのものだったという歴史上の人物はたくさんいる。そうした人物を編集部がヨガ目線で紹介する。彼らの何がヨガなのか。「ヨガとは生き方である」ということを体現していた人物はどんな風に考え、行動し、思索したか。今回は、岡本太郎氏を取り挙げる。■YOGA ESSAYすでにヨガと親和性の高いテーマを、そのプロに語ってもらうエッセイ集。「医療とヨガ」の関係を、宇宙飛行士の宇宙酔いを研究し、自律神経やめまいのスペシャリストでもある石井正則先生に。「女性とヨガ」の関係を、婦人科医師としてメディアでひっぱりだこ、その言葉に癒やされ励まされるとカリスマ的な人気を誇る高尾美穂先生、「スポーツとヨガ」の関係を、長らくアメリカのプロスポーツ選手のトレーナーをし、後にゴルフの宮里藍氏の専属トレーナーでもあった山本邦子先生、他に「ビジネスとヨガ」、「解剖学とヨガ」、「心と体とヨガ」、「瞑想」、「哲学」など、それぞれの視点からのエッセイ。■「福岡伸一先生に聞く、命とは何だ?」「命とは何だ?」というテーマで編集部が、分子生物学者であり、『動的平衡』の著者としても知られる福岡伸一先生に質問していく連載。第1回は細胞から始まり、死についてなど、生と死にまつわる体の話を、福岡先生の視点から語っている。■SEEK,FIND AND FEEL~ヨガを探しに~ヨガを感じる旅。世界に目を向けると、日本にはないヨガの捉え方があり、知恵があり、生き方がある。今回はオーストラリアのヨガの聖地・バイロンベイへ旅し、そこにあるヨガを切り取っていく。日本とは真逆の季節の今、オーストラリアの人達の笑顔や汗、呼吸を感じられる写真が満載。SEEK,FIND AND FEEL~ヨガを探しに〜世界のあちこちにあるヨガの聖地を訪れる旅ページ。旅は心を浄化し気づきを与える「ヨガ」そのもの。今回、オーストラリアのバイロンベイで、編集長が得た気づきとは?■MODE YOGAヨガを感じさせるグラフページ。自然の中に溶け込むヨガを写真で見せていく。『Yogini』でも大人気だったヨガの世界観を見せていく写真集。■PASSIONヨガインストラクターの生き方、思い、呼吸が見えてくるライフスタイルページ。ヨガを伝えるということの楽しみ、喜び、大変さ、そして希望など、一人にフォーカスし紹介する。PASSION日本で活躍するヨガインストラクターのヨガへの思いや情熱を紹介するページ。ヨガを愛する気持ちは強く、志も高い!■JAPANISM世界で一番古い国とギネスにも載る日本には、古くから面々と続くカルチャーが横たわっている。日本はこんなにおもしろい!ということを紹介する。第一回は「箸と異界」。古事記から始まり、現代日本にもある異界と日本人はどうやってつき合っているのか?■yogis PORTRATE「あの人が?」ヨガはこんなにもさまざまな人が行っているということを写真で見せていく。思わず二度見をしてしまうような日常とヨガの切替の対比がおもしろい。■商品概要書名 :The yogis magazine vol.1(別冊ステレオサウンド)書名ヨミ :ザ・ヨギス・マガジン発売日 :2023年3月30日(木)定価 :1,650円(1,500円+税)ISBN :978-4-88073-493-4雑誌コード:67970-25サイズ :A4変形 縦294mm×横225mm×厚さ8.5mmページ数 :128ページ発行元 :株式会社Lotus8発売元 :株式会社ステレオサウンド全国の書店およびネット書店でお買い求めいただけます。■発行元 会社概要商号 : 株式会社Lotus8代表者 : 代表取締役 CEO 橋村 伸也所在地 : 〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-3-17設立 : 2005年5月2日事業内容: 雑誌・書籍の編集、制作、出版、ヨガスタジオの運営資本金 : 700万円URL : ■発売元 会社概要商号 : 株式会社ステレオサウンド代表者 : 代表取締役社長 原田 知幸所在地 : 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀5-12-11設立 : 1969年6月2日(創立1966年1月10日)事業内容: オーディオ専門誌の制作・出版・販売高音質音楽ソフトの企画・制作・販売オーディオビジュアルのポータルサイト運営資本金 : 1,800万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月28日現代バレエ最高峰の振付家のひとりジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団の日本公演開幕を前に2月28日、記者会見が開催され、ノイマイヤー、日本人プリンシパルの菅井円加、イダ・プレトリウス、エドウィン・レヴァツォフ、アンナ・ラウデール、アレクサンドル・トルーシュらが出席した。5年ぶり9度目の日本公演となるが、ノイマイヤーは2024年で芸術監督・主席振付家を退任する意向を示しており、ノイマイヤーの下での日本公演は今回が最後となる。1973年に同バレエ団の芸術監督に就任し、今年で節目の50年目を迎えるノイマイヤーは「日本とは長く、そして深いアーティスティックな関係を築いてきました。最後に日本を訪れずにはいられませんでした」と日本への思いを口にする。演目は3月2日(木) から5日(日) まで、彼自身が舞台に登場し、過去に発表した数々の名作をハイライトで見せつつ、バレエへの深い愛を表現する「ジョン・ノイマイヤーの世界」、3月10日(金)から12日(日)まで、ギリシア神話の登場人物をモチーフにニンフのシルヴィアと羊飼いのアミンタの恋を描く『シルヴィア』が上演される。『シルヴィア』についてノイマイヤーは「従来と比べて、モダンな雰囲気になっている」と明かし「日本の観客のみなさんにはミニマリズムの素晴らしさを理解していただけると思います」と語る。菅井も同作でシルヴィア役を演じるが、ノイマイヤーは「まるで、菅井さんのために作ったのではないか? と思うほど、質の高いシルヴィアを演じてくれる」と菅井を称賛する。ジョン・ノイマイヤーまた、「ジョン・ノイマイヤーの世界」ではコロナ禍のさなか、シューベルトのピアノに乗せて、感染対策のために少人数でのリハーサルを重ねながら完成させた『ゴースト・ライト』も上演される。ノイマイヤーは同作について「日本の能を思い出すような作品になっています。意図的にそうしたわけではないのですが、私自身、能が好きで、自ずとそのように変化していきました。ゴーストが現われるように、能の雰囲気が現われます」と語った。来年の退任後も創作を続けるのか? という質問には「YES」と即答。「50年、芸術監督をやる中で『自由になりたい』という気持ちをずっと持っていました。カンパニー全体を考えなくてはいけない中で、『それでいいのか?』と自問自答して50年が過ぎてしまいました。創作は何かの始まりであり、この50年、日々が新しいものでした。新しい芸術監督にもぜひ呼んでもらいたいですし、私のレパートリーが今後も残っていくのも事実。とにかく今後も作り続けたいと思っています」と尽きぬ創作への意欲を口にした。菅井円加母国への凱旋を果たした菅井は、集まった報道陣を前に「みなさん、お久しぶりです」と笑顔を見せ、「ジョンを筆頭にプリンシパルとして、カンパニー全員で来日できて嬉しく思います。母国で『シルヴィア』を踊らせていただけるということは、私にとって本当に大きなことです。やっと家族に見てもらえるし、友達やお世話になった先生など、なるべく全員を招待して見ていただきたいと思っています。その分、プレッシャーで緊張もしています……(笑)」と喜びを口にする。さらに「『ジョン・ノイマイヤーの世界』では、『キャンディード序曲』、『シルヴィア』、『ゴースト・ライト』のパ・ド・ドゥ、最後に『マーラー交響曲第3番』のパ・ド・ドゥを躍らせていただきますが、この最後のパ・ド・ドゥは、私にとって“ドリームロール”であり、ずっと踊ってみたいと思っていて、今シーズンの秋に初めて踊らせていただきました。音楽が素晴らしく、聴いているだけで身体が勝手に動き出すようで、音楽が伝えてくれる“何か”を私の身体で表したいと思います。『ジョン・ノイマイヤーの世界』の最後にふさわしいと思います」と意気込みを語った。ハンブルク・バレエ団2023年日本公演は3月2日(木) から12日(日) まで東京文化会館にて。取材・文・撮影:黒豆直樹ハンブルク・バレエ団公演2023年日本公演■『ジョン・ノイマイヤーの世界』Edition20232023年3月2日(木) ~5日(日)会場:東京文化会館■『シルヴィア』・2023年3月10日(金) ~12日(日)会場:東京文化会館公式サイト:ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント菅井円加さん主演の『シルヴィア』招待券を1組2名様にプレゼント!※よくばり❣ぴあニスト限定で3月1日(水) 9:59まで応募受付中!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年02月28日大人気ヨガインストラクターが集結!トーキョーフィットネスは、2023年3月4日(土)と3月5日(日)に、ヨガ&フィットネスイベント『Tokyo Wellness Sunday』第4弾が「神宮前トーラス Wellbeing Hall」において開催されます。両日とも開催時間10:00から19:00までです。各クラス開始20分前から入場可能で、スタジオには10分前から入室することができます。定員は各クラス18名。参加費は1クラス4,000円、2クラス7,000円、3クラス9,000円です。参加者は、TOKYO JUICEのオーガニックスムージーを無料で1杯楽しめます。その他にも、ASAKARA ヘンププロテインやBuddy Nuts ナッツ詰め合わせ、MUSASHI アミノ酸サプリメントなどの特典が付いています。予約はLINEにて受け付けています。多彩なプログラムを用意同イベントの1日目は密山礼巳による「朝のリフレッシュ~ほぐしヨガ~」や、graceによる「POP PILATES」などのプログラムが行われます。2日目にはTaoによる「Wellness Morning Yoga」や、Ayakaによる「空手FIT」などが行われる予定です。プログラムの詳細は、トーキョーフィットネスのホームページに掲載されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※トーキョーフィットネス News
2023年02月22日春を感じられるヨガレッスン2023年3月19日(日)、オンラインフィットネスアプリminefitが主催する『春のスペシャルヨガレッスン』が銀座ライオン クラシックホールにて開催される。講師はヨガインストラクター事務所 Peaceberg Styleのインストラクター6名が務める。同イベントは2部に分かれており、第1部「Yin~春陰~ 」では、呼吸と身体をゆっくり調和させながら、曇りがちな心をじんわりと温めていく。開場時間は11:00、開催時間は11:30から13:00まで。チケットは5,500円。第2部は「Yang~春陽~」の開場時間は13:30、開催時間は14:00から15:30まで。深い呼吸で春の暖かな香りを吸い込みながら身体を目覚めさせ、心をホクホクに温めていく。レッスンの最後には松本莉緒によるマントラも予定されている。チケットは5,500円。チケットの購入はPetixにて受け付けている。女優やヨガインストラクターとして活躍松本莉緒は1982年10月22日生まれ。女優としてドラマ「聖者の行進」や「モテキ」など、数多くのドラマや映画、CMに出演。2014年にヨガの国際ライセンス「RYT200」を取得し、現在はヨガインストラクターとしても活動している。2017年1月にOAされた「BeauTV~VOCE」においてヨガコーナーを担当。「オーガニックライフ」や「YOGAJAPAN」など、多くのヨガイベントでもインストラクターを務めている。(画像はminefitより)【参考】※minefit※Peatix※Peaceberg Style
2023年02月17日気品に満ちたエレガントなスタイルと、演劇の国ならではの心を揺さぶる物語バレエで世界を魅了し続ける英国ロイヤル・バレエ団が、この夏4年ぶりの日本公演を行う。プリンシパルの高田茜にとっては、同団の日本公演に初主演する特別なツアーとなる。「いま純粋に、踊ることが楽しいと思えるんです」と輝くばかりの笑顔の高田。前回の日本公演は主演が決まっていたものの、怪我で断念。その翌年、コロナ禍が世界をおそった。踊れない、苦しい時期は長かったはずだが、「年長のダンサーの中には、残りのキャリアを諦めて退団した人も。その人たちの気持ちも大事にしたいですし、バレエ団の皆も、一丸となって、一つひとつの舞台を大切に踊ろうという気持ちがより強くなりました」と話す。2016年にプリンシパルとなって以来、古典から現代振付家の作品まで多彩なレパートリーに取り組んできた。「小さい頃から踊りたいと思っていたケネス・マクミランの全幕作品は、夢の一つでした。とくにジュリエットは、コール・ド・バレエの頃からいろんなダンサーの舞台を見て憧れていたんです」。今回の日本公演で上演される『ロミオとジュリエット』のヒロインだ。敵対する家の子供同士が、愛し合い、ほんの数日間で死へとひた走る悲劇を、英国バレエの巨匠、マクミランがドラマティックに描き出した歴史的傑作。高田は2019年に、そのヒロインを踊るチャンスを得た。「物語の舞台となったあの時代、女性が自分を表現できる場はなかった。だからこそ、ロミオと恋することによって彼女はどんどん解き放たれていく。そう感じながら演じていました」。演じるダンサーによって、ジュリエットの個性、その魅力はさまざまだ。「私自身がシャイなほうなので、前回は内向的なジュリエットだったかもしれません。あれから4年経って、私にもいろんなことがありましたから、次に演じる私のジュリエットがどんなふうになるのか、楽しみでもあります」。日本公演では、7組のスターたちが日替わりで主役カップルを演じるが、「そこがまたロイヤルのすごいところ。ダンサーそれぞれの個性、その違いもぜひ楽しんでいただきたいです」。日程前半に上演される〈ロイヤル・セレブレーション〉でも、バランシンによる傑作『ジュエルズ』より“ダイヤモンド”を踊る予定だ。公演は6月24日(土)から7月2日(日)まで、東京文化会館にて。チケットは発売中。※大阪公演7月5日(水)、姫路公演7月8日(土)あり。文:加藤智子
2023年02月08日ルイ·ヴィトンより、クラシカルなバレエシューズをアレンジした「ポピ·ライン バレリーナ」の新作を発表します。デニム素材の新作「ポピ·ライン バレリーナ」は夏らしい雰囲気をもつバレエシューズです。つま先部分をモノグラム・デニムで彩り、フェミニンなリボンを添えた丸みを帯びたトウが特徴。柔らかいラムレザーでライニングを施し、クラフツマンシップの息づくサケット製法とレザー & ラバーのアウトソールの組み合わせで、軽量性としなやかさを実現しました。©LOUIS VUITTON製品名:「ポピ・ライン バレリーナ」11万7,700円(税込み価格)カラー:BLUE素材:デニム、モノグラム・デニム季節に左右されないスタイルが楽しめるクラシカルな「ポピ・ライン バレリーナ」も新登場。アッパー部分にこの上なくしなやかなラムレザーを使用し、ラウンドのトウにはモノグラム・キャンバスとリボンをあしらいました。サケット製法と、レザー & ラバーのアウトソールの組み合わせにより、非常にかろやかで、洗練された一足です。©LOUIS VUITTON製品名:「ポピ・ライン バレリーナ」12万4,300円(税込み価格)カラー:NOIR素材:ラムレザー(皮革の種類:羊革)【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年02月08日オペラやバレエなどの舞台芸術に興味はあるけれど、敷居が高くてなかなか手が出ないとお思いの方におすすめのイベントが開催される。会場となる「東京ソラマチ5F スペース634」には、“日本の舞台芸術の殿堂”新国立劇場で上演されたオペラとバレエの舞台美術模型および実際に舞台で使用された衣装などが展示されるというから楽しみだ。これを体験すれば、実際の舞台が観たくなること間違いなし。ゴージャスな世界に足を踏み入れるきっかけとなりそうだ。さらには、1日3回(13:30、14:30、16:00)、新国立劇場オペラ研修所修了生による約30分の無料ミニコンサートも予定され、オペラアリアの名曲から日本の歌などが披露されるのも嬉しい限り。舞台芸術の世界がより身近に感じられるに違いない。もちろん普段オペラやバレエに親しんでいる方にも楽しめること請け合い。舞台芸術へのより深い理解と親近感が湧くはずだ。舞台美術展で巡るオペラ・バレエの世界20232月4日(土)、5日(日)11:00~17:00東京スカイツリータウン東京ソラマチ5Fスペース634・ミニ・コンサート開催日時4日(土)、5日(日)13:00/14:30/16:00(各回30分程度)・ミニ・コンサート出演予定斉藤真歩(ソプラノ)/藤井麻美(メゾソプラノ)/鳥尾匠海(テノール)/仲田尋一(バリトン)箭内明日香(ピアノ)入場料舞台美術展、ミニ・コンサートともに無料
2023年01月27日現代バレエの巨匠ローラン・プティがマルセイユ・バレエ時代の1975年に発表し、古典からストーリーを大胆に読みかえた画期的な新演出で全世界の話題となった『コッペリア』。新国立劇場バレエ団では2021年5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により公演中止に。その際、全キャストを4日間無観客公演にてライブ配信したところ、視聴者数が16.7万人を超えTwitterトレンドに入るなど大きな話題を呼んだ。今回満を持して劇場で有観客での上演となる。撮影:瀬戸秀美物語の舞台を、長閑な農村から衛兵や街の娘たちで賑わう都会に舞台を移したプティ版『コッペリア』。主役のスワニルダとフランツの繰り広げるおしゃれな恋の駆け引きからプティ独特のコケティッシュな振付、洒落っ気が効いた美術・衣裳と、舞台の至るところまでプティ・ワールドを楽しめる本作。スワニルダに密かに恋する老人形師コッペリウスに寄り添った演出は、スワニルダとフランツの溌溂とした若々しさと、老紳士コッペリウスの哀歓や孤独感が対照的に描かれており、一度観たら忘れられない印象的なラストが心に残る作品となっている。<ストーリー>人気者の衛兵たちと街の女の子で賑わうマルセイユの広場。スワニルダはフランツに夢中だが、フランツの方は気もそぞろ。彼は、コッペリウスの家のバルコニーに座っているクールな美少女コッペリアに心惹かれているのだ。居てもたっていられないスワニルダは、コッペリウスが落とした鍵を拾い、その留守宅に友人たちと忍び込む。帰宅したコッペリウスはスワニルダたちを追い出すと、コッペリアとシャンパンで乾杯。愛しそうに彼女の手を取りワルツを踊る。だが何をしてもコッペリアは無表情。それもそのはず、彼女はコッペリウスが作った自動人形だった……。新国立劇場バレエ団『コッペリア』の上演は2月23日(木・祝)~26日(日)、東京・新国立劇場オペラハウスにて。<公演情報>新国立劇場バレエ団『コッペリア』撮影:瀬戸秀美芸術監督:吉田 都振付:ローラン・プティ音楽:レオ・ドリーブ芸術:アドヴァイザー/ステージング ルイジ・ボニーノ美術・衣裳:エツィオ・フリジェーリオ照明:ジャン=ミッシェル・デジレ指揮:マルク・ルホワ=カラタユード管弦楽:東京交響楽団出演:新国立劇場バレエ団【公演日程(出演者)】2023年2月23日(木・祝)14:00(スワニルダ:小野絢子/フランツ:渡邊峻郁/コッペリウス:山本隆之)2023年2月24日(金)19:00(スワニルダ:米沢唯/フランツ:井澤駿/コッペリウス:山本隆之)2023年2月25日(土)13:00(スワニルダ:柴山紗帆/フランツ:福岡雄大/コッペリウス:中島駿野)※スワニルダ役で出演を予定していた木村優里は怪我のため降板(1/31追記)2023年2月25日(土)18:00(スワニルダ:小野絢子/フランツ:渡邊峻郁/コッペリウス:山本隆之)2023年2月26日(日)13:00(スワニルダ:池田理沙子/フランツ:奥村康祐/コッペリウス:中島駿野)2023年2月26日(日)18:00(スワニルダ:米沢唯/フランツ:速水渉悟/コッペリウス:山本隆之)予定上演時間:約2時間(休憩含む)会場:新国立劇場 オペラパレス(京王新線 新宿駅より1駅、初台駅中央口直結)※ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前。開演後の入場は制限あり。※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービス、バックステージツアーは当面休止。公式サイト:
2023年01月19日東京バレエ団のトップダンサー上野水香の、芸術選奨受賞記念公演であり、バレエ団規定により団員の立場を離れるシーズン最後の舞台ともなる「上野水香オン・ステージ」。ひとつの節目となる公演で、上野はベジャール振付の『ボレロ』、古典バレエの代名詞『白鳥の湖』、自身初挑戦となるヌレエフ版『シンデレラ』(Aプロのみ)、そしてプティ振付の『シャブリエ・ダンス』『チーク・トゥ・チーク』(Bプロのみ)を踊る。この5演目を選んだ理由を尋ねるうちに飛び出した、天性のバレリーナの謙虚すぎる発言の数々。「踊るために生まれてきたと思うことがある」一方で「自信なんてどこにもない」と語る彼女が、この公演で届けたいもの、そして思い描く今後の展望とは――?「私が力を出せるのは、本当にお客様のおかげなんです」『ボレロ』(2021年)よりPhoto:Shoko Matsuhashi――今回踊られる5演目は、ご自身のセレクトですか?はい。プティ作品は前のバレエ団にいた頃に初めて踊った私の“原点”で、『ボレロ』は東京バレエ団での私のキャリアのなかで最も大事な演目。『白鳥』は両方のバレエ団とほかの場所とで、一番多く踊ってきた古典作品です。そうした外せない演目とともに、こういう公演をやるからには新しい演目も絶対入れたいと思ったなかで、頭に浮かんだのがビデオを何度も観たヌレエフ版『シンデレラ』。私はシルヴィ・ギエムさんの大ファンなのですが、なかでも『シンデレラ』を踊るギエムさんは容姿や技術から感性、エレガンスに至るまですべてが完璧で、22歳にしてバレリーナとして極まっているんです。彼女のシンデレラを超える人はいないと思いますし、もちろん私も超えられないのですが、やりたいものはやりたいんだ!という感じです(笑)。――ではまず、“原点”とおっしゃるプティ作品について。その特徴や魅力を、バレエに馴染みのない方に伝えるとしたら?振付から漂うお洒落さが、私はなんとも言えず好きですね。素晴らしい作品はたくさんありますが、フランスらしいお洒落なニュアンスはやはり、プティ作品にしかないものだと思います。プティ作品に出てくる女性の多くは“大人”なので、若い頃はなかなか出せなかったそういう魅力も、年齢と経験を重ねた今なら少しは出せるのかなと。顔が丸いせいか(笑)、45歳になった今も少女っぽさが残っているのが私の個性なので、大人っぽいダンサーとは言えないんですけどね。――近年の水香さんは、少女らしさと色気を兼ね備えている印象があります。昨年『ボレロ』を拝見したときも、失礼な言い方ですが「いつの間にこんな色気を?」と。色気ありますか?そんなふうに言われたら図に乗っちゃいます(笑)。『ボレロ』は東京バレエ団に入ってから一番多く踊っている作品だと思いますが、自信が持てるようになったのはここ数年のこと。今回の公演が決まって、(芸術監督の斎藤)友佳理さんから何が踊りたいか聞かれたとき、最初に出したのが『ボレロ』だったのですが、数年前の私だったら出していなかったと思うんです。友佳理さんからも、「あら水香ちゃん、あんまりやりたくないんじゃなかったの?」って(笑)。踊る度に違うものになって、踊れば踊るほどその人だけのものが出てくるのが『ボレロ』。本当に、どれだけすごい作品なの!?と思わされますね。そしてもちろん、私がここまで来られたのは友佳理さんが私に色々な役を与えてくださり、導いてくださったからだと思っています。――実は『白鳥の湖』も、昨年全幕で観たときに「いつの間にこんな演技派に?」と思った作品だったりします。重ね重ね失礼な言い方ですみません……。『白鳥の湖』第2幕(2021年公演)よりPhoto:Hidemi Seto『白鳥の湖』第2幕(2022年公演)よりPhoto:Kiyonori Hasegawaいえいえ、嬉しいです(笑)。確かに全幕物のグランドバレエを踊る際、最近は以前より、皆さんと一緒にストーリーを紡ぐことが楽しくなっていますね。よく言われるように、そうやって表現が深まるにつれて技術が下がっていくのがダンサーの常ですが、今のところ身体もついてきている。もしかしたら、今が一番いい時期なのかもしれません。普通だったら下がってきていてもおかしくない年齢ですが、私の場合、技術が身につくのが遅かったから落ちるのも遅いのかなって(笑)。22歳にしてバレリーナとして極まっていたギエムさんとは、本当に雲泥の差!――身につくのが遅くもなければ、落ちないのもそれだけ資質に恵まれて努力もなさっているからだと思うのですが、いつもそうして謙遜・自虐をされますね(笑)。謙遜でも自虐でもなく、私には事実、大した力がないんです(笑)。踊っているときが一番自然な自分でいられますし、嫌なことがあってもバレエをしていると忘れられるので、そういう意味で、私は踊るために生まれてきたんじゃないかと思うことはあります。でも自信なんてどこにもなくて、メンタル面でもフィジカル面でももっとグッ!とした強さが欲しいといつも思ってる。私が自分の持っている以上の力を出せるとしたら、それはお客様のおかげなんです。客席にいらっしゃる皆さんの熱量が、どれだけ私のパワーになっていることか!いつも本当に感謝しています。「“水香の部屋”みたいな番組をやってみたいです(笑)」――ヌレエフ版『シンデレラ』の、作品としての魅力についてはどう感じていますか?ヌレエフの振付って古典とはまた違う動きなんですが、それをきちっとしたクラシックの技術で踊るととても美しいんです。私が何度も観たギエムさんのビデオはパリ・オペラ座の公演で、彼らが踊ると「こんなに複雑なパ(ステップ)がなんでこんなに美しいの?」と思わされる。そこに美学と醍醐味を感じますし、自分も体現できたらいいなと思います。それと私、この作品は森英恵さんデザインの衣裳も大好きで。森先生とは私、実は深いご縁があるんです。元々ずっと私を応援してくださっていたのですが、『シンデレラ』の来日公演を観に行ったら、たまたまお隣が先生だったんですね。私はその時、本気でバレエを辞めようとしていたのですが、それをお話ししたら「絶対ダメ!お願いだからやめないで」と、本気で止めてくださったのが森先生でした。――バレエを辞めようとされたことがあったのですね。私は常に前に進んでいたいというか、自分が良い方向に向かっていると思えないと安心できない性格。当時は、これ以上続けていても自分の納得いく飛躍や発展はないんじゃないか、別の人生を考えるなら30代前半の今じゃないかって、思ってしまったんですよね。辞めずに済んだのは、励ましてくださった森先生のおかげ。その森先生も亡くなり、プティさんもベジャールさんも、私に『ボレロ』をくださった佐々木(忠次/東京バレエ団創設者)さんも今はもういらっしゃいません。今回の舞台が、亡くなられた皆さんの魂が集まるようなものになったらいいですね。定年後もバレエ団の舞台には立ち続けるつもりですが、これがひとつの節目にはなりますので、お世話になったすべての皆さんとお客様への感謝の気持ちを込めて踊りたいと思っています。――この公演のあと、バレエ以外のことにももっと挑戦したい、という思いはお持ちですか?バレエ団を大切にしつつ、外にも目を向けて、自分を発展させられるような活動ができたらとは思っています。でも今は、とにかくこの公演に向けて全力で取り組んでいるところなので、具体的なことは何も考えていないですね。私、何したらいいですか?(笑)――飾らないトークが面白いので、個人的にはバレエ番組のナビゲーターとかやっていただきたいです(笑)。バレエ番組いいですね!実は私、色々な世界の方のお話を聞くのも好きなので、“水香の部屋”みたいなのもやってみたいです(笑)。私がバレエのひとつの“アイコン”としてメディアに出ていって、皆さんの目に触れることでバレエのお客様が増えるなら、それはすごく素敵だなと思います。――あとはもちろん、バレエ以外の舞台や映画などでも観てみたいです。あ、演技は私もやりたいですね。『ドン・ジュアン』(2021)でミュージカルには挑戦したんですが、踊る専門の役だったから、台詞はしゃべってみたいなって。『ドン・ジュアン』のときにも感じたんですが、バレエ以外の世界の方々の価値観に触れることって、自分を広げることにつながるんですよね。私の根底にいつもあるのは、バレエにとって役立つ存在でありたいという気持ち。でもバレエ界って世界を見渡しても狭くて、そこしか知らないで「役に立ちたーい」なんて言っていても限界があるんです(笑)。外に出て、外からバレエを見ることで浮かんでくることがきっとあるはず。そういう意味でも、どんどん色んなことに挑戦していきたいですね。取材・文:町田麻子Photo:NBS(舞台写真以外)<公演情報>東京バレエ団特別公演「上野水香 オン・ステージ」【Aプロ】2023年2月10日(金)・12日(日)【Bプロ】2023年2月11日(土・祝)会場:東京文化会館※2月24日(金) 福岡公演あり
2023年01月10日体の軸や呼吸に意識したヨガを学ぼう女性のためのヨガ協会代表・仁平美香氏は、自身のオフィシャルブログで「来年2月期 Women’s AwarenessYogaスクール 募集開始」のタイトルのもと、2023年2月に開講される『少人数制オンライン Women’s AwarenessYoga講師養成講座 土曜&祝日コース』の募集をスタートしたことを発表しました。体と心を支える軸を最も大切にする「ウィメンズ アウェアネスヨガ(R)」では、体の軸に意識を向け、背骨のやわらかなS字カーブをキープすることで、肩こりや腰痛などが起こりにくい体を目指します。講座実施日は、2月23日(木)、2月25日(土)、3月18日(土)、3月21日(火)、3月25日(土)、4月1日(土)。参加費は120,000円。参加費には、オリジナルテキスト、修了試験、修了証発行費用が含まれています。申し込みは、女性のためのヨガ協会主催 ヨガ&ボディケアスクールの申し込み専用ページにて受け付けています。女性のためのヨガを得意とする仁平美香氏仁平美香氏は、女性のためのヨガ協会代表を務め、ヨガ講師、セラピスト(整体&オイルトリートメント)として活動。定期的に対面でのヨガクラスやパーソナルヨガ指導などを行う他、オンラインでのヨガ指導も実施している。ラジオやテレビなどでも活躍。著書には『子宮美人のつくりかた』『カラダをゆるめてこころを整える月経血コントロールヨガ』『女性のヨガと子宮の整体法』などがある。(画像は仁平美香オフィシャルブログより)【参考】※仁平美香オフィシャルブログ※女性のためのヨガ協会
2022年12月12日新国立劇場バレエ団公演『ニューイヤー・バレエ』が来年1月13日(金)から15日(日)まで新国立劇場オペラパレスで開催される。本公演は、新年を祝う珠玉の作品を揃えた公演。英国の振付家デヴィッド・ドウソンによる『A Million Kisses to my Skin』は、バッハのピアノコンチェルトにのせて踊られる、バランシンを思わせるネオ・クラシック・スタイルのバレエ作品。『シンフォニー・イン・C』は、ジョージ・バランシンが1974年にパリ・オペラ座に客員振付家として招かれた際にビゼー作曲「交響曲第1番ハ長調(in C)」に振付けた、筋のない1幕バレエ作品だ。他にも『眠れる森の美女』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥと、『ドン・ジュアン』の抜粋を上演する。また、英国ロイヤルバレエからヤスミン・ナグディ、マシュー・ボール、そしてハンブルク・バレエからアリーナ・コジョカル、アレクサンドル・トルーシュがゲスト出演。新しい年のはじまりにふさわしい豪華な公演になりそうだ。新国立劇場バレエ団ニューイヤー・バレエ2023年1月13日(金)19:002023年1月14日(土)13:002023年1月14日(土)18:002023年1月15日(日)14:00新国立劇場オペラパレス・プログラムA Million Kisses to my Skinシンフォニー・イン・C『眠れる森の美女』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ『ドン・ジュアン』(抜粋)■チケット情報
2022年12月09日京都駅ビル4階の広場でヨガやウォーキングを楽しもう京都駅ビル開発株式会社は、初心者でも気軽に参加できる体験イベント『Well-being activity ~ヨガ・ウォーキングイベント』を、2022年11月に、「みんなの広場 -うっどすくえあ-(京都駅ビル4階=南広場内)」で開催します。フットケア&ウォーキングセラピスト 澤野ともえ氏が講師を務める『ウォーキング教室』は、11月5日(土)、11月12日(土)、11月19日(土)、11月26日(土)に開催。各日、受付開始時間は10:00から、開催時間は10:30から12:00までとなっています。定員は20名(先着順)。参加費は無料です。人気ヨガインストラクターも登場『ヨガ教室』は、11月6日(日)、11月13日(日)、11月20日(日)、11月27日(日)に開催されます。6日(日)と20日(日)は、ヨガインストラクターの岡田茉里乃氏が、13日(日)と27日(日)は、美食家ヨガインストラクターの太田真理子氏が講師を務めます。各日2回開催となっており、1回目の受付開始時間は12:30から、開催時間は13:00から14:00まで。2回目の受付開始時間は14:00から、開催時間は14:30から15:00までとなっています。定員は各日15名(先着順)。参加費は無料です。『ウォーキング教室』『ヨガ教室』ともに、参加の申し込みは、「Well-being activity~ヨガ・ウォーキングイベント~」参加申し込みフォームにて受け付けています。(画像はJR西日本株式会社より)【参考】※京都駅ビル開発株式会社 プレスリリース※JR西日本株式会社 ニュースリリース※「Well-being activity~ヨガ・ウォーキングイベント~」参加申し込みフォーム※岡田茉里乃オフィシャルインスタグラム
2022年11月11日モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演『じゃじゃ馬馴らし』が、11月11日から13日に東京文化会館で上演される。バレエに革新をもたらした〈バレエ・リュス〉の精神を受け継ぎながら、創造的な活動を続けるモンテカルロ・バレエ団。『じゃじゃ馬馴らし』はシェイクスピアによる戯曲が原作で、気難しくて乱暴な妻を夫が「調教」するというあまりに時代錯誤な男女観のため現代では少々タブー視もされているが、今回はスタイリッシュな舞台で世界中を魅了する現代バレエの鬼才、ジャン=クリストフ・マイヨーが新しいアプローチで演出。破壊力バツグンのパワーをもつ若い男女が、互いを認め合い真実の愛を探し当てる究極のラブストーリーに仕立て上げた。出会ってすぐのバトルのように激しいパ・ド・ドゥから、互いに興味をもち理解し合うまで、さまざまな表情を見せていく主役キャタリーナ&ペトルーチオのダンス。脇キャラも個性派ぞろいで、人間味あふれるコミカルかつ独創的なダンスが、緻密に計算され洗練された装置と空間構成の中で隙無く展開されていく。音楽はドミートリイ・ショスタコーヴィチ。彼は旧ソ連時代にバレエやジャズ組曲を手がけているが、実は膨大な数の映画音楽も作曲していた。そしてここぞという場面では、ジャズの名曲「二人でお茶を」をカバーした「タヒチ・トロット」が使用される。また、本公演では18歳以下の子どもたちの無料招待を実施。対象総席数は4公演合計で1600席。対象者は公演当日に小学校1年生から18歳以下までの方となる。Photo:Alice Blangero<公演情報>モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演『じゃじゃ馬馴らし』11月11日(金)~13日(日) 東京文化会館ジャン=クリストフ・マイヨー 振付音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ※配役はモンテカルロ・バレエ団の方針により、公演当日に発表いたします。※音楽は特別録音による音源を使用します。18歳以下の子どもたち無料招待についての詳細はこちら公演ホームページ:もっと知りたい!「じゃじゃ馬馴らし」(特設ページ):
2022年10月27日