夕陽の眺望が魅力的な物件だった。BTSオンヌットエリア 著者撮影バンコクに暮らすようになって2年が過ぎた。その間に4回引っ越しした。バンコクでアパートを借りるのは意外と簡単で多くの場合、1ヶ月分の家賃と保証金(家賃2ヶ月~3ヶ月程度)を払い、身分証明書(外国人の場合パスポート)を提示すれば基本的には借りられる。 ただ、通常1年契約の所が多く、その間に退去すると保証金は返ってこないのが普通だ。ローカルのタイ人は2000バーツ/1ヶ月やそれ以下の物件に住んでいる人たちもいるが、我々外国人が最低限に快適に暮らせるのは5000バーツがボーダーライン。2000バーツ以下の物件は、公共の交通機関も無く、エアコン無し、ベッドやクローゼットも当然無し。床にマットを引いて雑魚寝。トイレはタイ式の手流し水洗。運が良ければ水シャワーがある程度。在バンコク日本人だと、日系の駐在員だと各会社の規定にもよるが、50,000~70,000バーツ程度が一般的だ。現地採用の人たちは、10,000~20,000バーツといったところ。カオサン周辺のゲストハウスも値上がりし、最近ではアパートを借りて滞在する旅行者も増えてきた。一部のアパートではAGODAといったホテルの予約サイトにデイリーユースで部屋を提供してるところも多く見かける。安いところだと500バーツぐらいから見つけることが出来る。利便性の高いスクムビット界隈だと700バーツ~が平均的な金額。自分が今、住んでいるアパートは4,800バーツ/1ヶ月でデイリーユースは550バーツだ。アパートはホテルと違った快適なサービスは無いが、タイの下町暮らしを体験出来るといった魅力もある。そこに価値を見いだせるのであれば、アパートステイも悪くない選択だと思う。家賃8,500バーツの物件、デイリーユースだと1,000バーツ前後 著者撮影ローカル向けの物件。角部屋の1ルーム50平米、家賃は月7,000バーツ 著者撮影ローカル向けの物件は基本的に1年契約が多い 著者撮影アパート暮らしだと食事は基本的に屋台が多くなる (text & photo : 中島貴義) 熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年05月03日写真:PIXTA海外旅行先として人気を誇る国、タイ。中でも首都バンコクは、海外旅行先ランキング上位の常連都市。プーケットなどのビーチリゾートも人気だ。でも、バンコクやビーチリゾートとはまた違ったタイを感じるなら第二の都市「チェンマイ」へ出かけてみてはいかがだろうか。タイ北部に位置する美しい古都は「北方のバラ」と称され、至る所に寺院が点在し、まるで街全体がパワースポットのよう。街を取り囲むのは緑豊かな山岳地帯で、象が暮らすエレファント・キャンプも複数ある。独自の文化が育まれて来たチェンマイには、訪れた者を魅了する、心ときめく感動体験が待っている。 1. 幻想的な光景に心ときめく!イーペンランナー祭りへ写真提供:タイ国政府観光庁古都らしく、一年を通して様々なお祭りが開催されるチェンマイ。中でも、一度は訪れてみたいお祭りとして名前があがるのが、チェンマイのロイクラトン「イーペン・サンサーイ」。毎年、陰暦12月(新暦10月〜11月頃)の満月の夜に開催される「ロイクラトン」は、農業の豊作を願い、罪や穢れを水に流して魂を浄化するという意味が込められたタイの伝統的なお祭り。期間中は、タイ全土で灯ろう流しの儀式が行われるが、チェンマイではコムローイと呼ばれる熱気球を一斉に空に飛ばす儀式「イーペン・サンサーイ」が有名。数えきれないほどのコムローイが、夜空に浮遊している様子は、まるで夢の中にいるかのような幻想的な光景。写真提供:タイ国政府観光庁2011年からは、外国人旅行者向けに、北部タイやランナーの伝統文化を紹介するための催しとして「イーペンランナー・インターナショナル」が開催されている。「イーペン・サンサーイ」とは別日に行われ規模も少し小さいものの、開催日が決まっているので予定が立てやすいのが魅力。「イーペンランナー・インターナショナル」への参加がパッケージになっているツアーもあるので事前にチェックしてみよう。(※イーペンランナー・インターナショナル2016は11月14日(月)に開催予定) 2. 美しい寺院に心ときめく!古都ならではの寺院めぐりへ13世紀にランナー王国の首都として栄えたチェンマイには、ランナー王朝が築いたものを含め120もの寺院が点在し、現在でもタイ仏教信仰の中心地だ。ご利益を願って寺院巡りをするのもチェンマイの旅の楽しみのひとつ。 旧市街の寺院巡り観光の中心地、旧市街で押さえておきたい寺院3つを紹介。観光や食事、買い物と合わせて訪れることができるアクセスの良さも魅力。・ワット・プラ・シン©ASEAN-Japan Centre「ワット・プラ・シン」はチェンマイ市内で最も大きく格式高い寺院。黄金の外壁が美しく、夜にはライトアップがされ、本堂は一段と荘厳な輝きを増す。>詳しくはこちら ・ワット・チェディルアン©ASEAN-Japan Centre旧市街のほぼ中央に位置する「ワット・チェディルアン」は、チェンマイで最も高い仏塔のある寺院。内部には巨大な仏像が安置され、また入り口付近に建つ本堂にもランナー様式の仏像が数多く祀られている。>詳しくはこちら ・ワット・チェン・マン©ASEAN-Japan Centre「ワット・チェン・マン」はチェンマイ最古の寺院。荘厳な本堂には2つの珍しい仏像、大理石の仏像と、水晶の像が納めされている。>詳しくはこちら 旧市街から足をのばして出かけたい寺院旧市街以外にも、多くの寺院が点在するチェンマイ。時間を見つけて出かけたい寺院3つをご紹介。 ・ワット・プラタート・ドイ・ステープ写真提供:H.I.S.“チェンマイと言えばドイ・ステープ”と言われるほどの、チェンマイの大本山「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」。チェンマイ市街から約15キロ西、標高1080mのステープ山頂に建つ寺院は、チェンマイきっての名所だ。>詳しくはこちら ・ワット・スアン・ドーク©ASEAN-Japan Centre「ワット・スアン・ドーク」は、スアン・ドーク(=花園)の名前に引けを取らない美しい寺院。境内には純白の仏塔がずらりと並び、夕暮れ時の姿は特に美しい。>詳しくはこちら ・ワットジェットヨード写真提供:タイ国政府観光庁インドの寺院をモデルに建てられたという「ワット・ジェット・ヨード」。壁に彫られた神々の彫刻が印象的で、これらもインドの仏美術の影響を受けたもの。>詳しくはこちら 3. 優しい眼差しに心ときめく!ゾウに会いにエレファント・キャンプへ写真提供:H.I.S.豊かな自然に恵まれたチェンマイ郊外には、エレファント・キャンプが複数あり、ゾウと触れ合うことができる。ゾウの背中に乗るエレファント・ライドは観光客に特に人気。渓谷に暮らすゾウの水浴びの様子を見学したり、様々な芸を見せてくれるショータイムも見逃せない。©ASEAN-Japan Centre ・メーサー・エレファント・キャンプ「メーサー・エレファント・キャンプ」はタイ北部で一番大きなエレファント・キャンプ。ゾウが繰り広げるパレードや演奏、ダンス、絵描きなどのショーが楽しめる。 ・メータマン・エレファント・キャンプ「メータマン・エレファント・キャンプ」では、ゾウのお世話が出来るボランティア体験も人気。半日コースから本格的な2泊3日コースの象使いトレーニングプログラムもある。 ・エレファント・ライフ・エクスペリエンス更にゾウとの距離を縮めるなら、一人に一頭のゾウと象使いがつき、象の生活を体験できるプログラムがある「エレファント・ライフ・エクスペリエンス」へ。他とは違うプライベート感ある体験が出来る。>詳しくはこちら 4. タイ北部料理に心ときめく!話題のレストランへタイ料理の中でも北部の料理は、比較的マイルドな料理が多いのが特徴。国境が近い地域のため、ミャンマーや中国雲南省の影響を受けた独自の食文化が育まれている。チェンマイを訪れたら、タイ北部料理は、マストで味わいたい。 タイ北部料理の代表格「カオソーイ」タイ北部を代表する麺料理「カオソーイ」。ココナッツミルクベースのカレースープに合わせるのはちぢれた卵麺ということもあり、カレーラーメンと言われることも。トッピングに揚げた麺が乗るのも特徴だ。チェンマイでは食堂や屋台でもおなじみのローカルフードではあるが、いま話題なのが、お洒落なレストランやカフェで提供される絶品カオソーイ。チェンマイには年に何度も訪れているタイグルメライターに聞いた、カオソーイの美味しいレストラン&カフェはこちら。 ・WOO café & gallery©NatJanG(TRIPPING!ライター)チェンマイのトレンドエリア、リバーサイドに佇む一軒が「WOO café & gallery」。店内にもテラスエリアにもグリーンが豊かに飾られていて、コージーな雰囲気満点。ここのカオソーイがタイ人の間でも大人気だ。「1日限定25食のカオソーイがオススメ! 辛すぎない濃厚なスープと、箸でつまめばホロホロにほぐれるチキンが相性抜群。併設のギャラリーでは、器や雑貨、服飾など選りすぐりの作家の作品を買う事ができます。」>詳しくはこちら ・Ginger & Kafe©NatJanG(TRIPPING!ライター)女性に大人気のチェンマイ発雑貨店「GINGER」が運営するカフェ「Ginger & Kafe」。ポップでカラフルなインテリアで統一されているものの、落ち着いた雰囲気を持ち合わせているところにセンスを感じる。様々な料理が提供されているが、タイグルメライターのイチオシはカオソーイ。「何度も足を運んでいるお店なのですが、カオソーイは安定の美味しさです。食事が終ったら買い物も楽しめるのも嬉しいですね。」-----------------Ginger & Kafe郷土料理がならぶ「カントーク」郷土料理が盛られた小皿が、丸いお膳(カントーク)にならんだ料理はその名も「カントーク料理」と言われ、北部の名物料理だ。辛いペーストや肉、野菜料理といった料理の数々に合わせるのは、北部の主食であるもち米「カオニャオ」。おかずの数々は、どれもカオニャオがすすむ一品ばかり。編集部のおすすめはこちら。 ・Huen Phen(ファン・ペン)©TRIPPING!チェンマイで人気の老舗タイ北部料理レストラン「ファンペン」。カントークセットには、ミャンマー風カレーや、サイウア(チェンマイソーセージ)、ケームプー(豚皮の唐揚げ)、ナムプリックヌン(チリペースト)、ナムプリックオーン(辛みそ)、などの小皿が並び、もち米とセットで提供される。辛味の強いカレーやペーストはもち米や生野菜との相性抜群。カントークセットはディナータイムのみ。連日混雑しているレストランのため、予約しておくと安心。-----------------Huen Phen住所:112 Rachamankha Rd, Chiang Mai 50200電話:(+66)053-814548 5. チェンマイを拠点に心ときめくショートトリップ!タイ北部の魅力をさらに感じるなら、チェンマイを拠点にショートトリップをしてみては。チェンマイと合わせて訪れたい旅先をご紹介。 ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北の地「チェンライ」写真提供:H.I.S.チェンマイから180kmほど北上した場所に位置する街「チェンライ」。かつてタイ北部を統治したランナー王朝最初の都があったことから、今でもタイ北部独自の「ランナー文化」が根付き、ランナー建築の仏教寺院や美しい庭園が点在している。「ワット・プラケオ」は、バンコクのワット・プラケオにあるエメラルド仏が見つかった由緒ある寺院。また、近年注目を集めているのが、チェンライ出身の新進気鋭アーティストが自費で建設した寺院「ワット・ロンクン」。純白に輝く寺院は、仏教や神話をモチーフにしていて、まるで彫刻のような美しさを誇る。写真提供:H.I.S.寺院の他にも、タイとラオス、ミャンマーの3カ国の国境が接するポイント「ゴールデン・トライアングル」も人気の観光スポット。ゴールデン・トライアングルを一望する展望台からは、タイとラオスを隔てるメコン川と、タイとミャンマーを隔てるルアック川が合流する様子を捉えることができる。近年ではリバーサイドに高級リゾートもオープンしたり、古都チェンセーンやラオスのドーンサオ島にボートで訪れるツアーも人気。写真提供:タイ国政府観光庁山岳地帯には、少数民族の村もあり、素朴な暮らしを垣間みることができる。西部山岳地帯のメーサロンには茶畑が広がりお茶を楽しむことができることはもちろん、民族のルーツでもある中国雲南省の雲南料理も味わうことができる。 タイ北部の南端の世界遺産の街「スコータイ」©ASEAN-Japan Centreチェンマイから南へ約350km。タイのかつての首都スコータイは、13世紀にタイ発の独立王朝として繁栄し、いまのタイの礎を築いた都市。巨大なスコータイの遺跡群は、1991年に世界遺産に登録されている。©ASEAN-Japan Centreスコータイ歴史公園には、200件ほどの遺跡が現存し、城壁内のほぼ中央に位置するスコータイ最大の寺院「ワット・マハタート」は必見。更に、城壁の西南に位置する「ワット・スィー・チュム」には、スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られている。スコータイ歴史公園は、総面積70㎢もあるため、公園内を巡回するトラムを利用するのも一案。また、レンタサイクルやレンタバイクを利用すれば、マイペースな見学も可能だ。遺跡めぐりの他にも、新市街の散策もスコータイでやりたいことのひとつ。夜になると沢山の屋台が軒を連ね、川沿いの通りではナイトバザールも開かれてにぎやかに。 「タイの古都・チェンマイ特集」の“後編”では、実際にチェンマイを訪れる際のおすすめのツアー情報をご紹介!チェンマイのロイクラトンに参加するツアーや、タイ北部を贅沢に楽しめるツアーなど、TRIPPING!編集部イチオシのプランをピックアップ! タイの古都・チェンマイ特集前編まるで街全体がパワースポット!心ときめくタイ北部「チェンマイ」後編魅惑の旅に出よう!タイ北部「チェンマイ」へ
2016年05月02日タイ・バンコクには、在住の日本人女性がこぞって参加するセールがいくつかあります。そのうちの一つが例年4月と10月に開催されている「バンコク国際ギフトフェア」です。日本の東京ビッグサイトや幕張メッセに匹敵する大きな展示会場に、ところ狭しとタイの良い物が集められ、リーズナブルな価格で販売されます。2016年4月のギフトフェアでは、4月22日(金)と23日(土)が一般開放日です。旅行の日程が運良く重なっているならぜひ訪れて欲しい、とっても魅力的なセールです。バンコク中心部からセール会場まで高架鉄道BTS一本でアクセスでき、旅行者の方でも行きやすいんですよ。さてこのギフトフェアでどんなものが販売されているのか、2015年10月開催のギフトフェアに出展していた顔ぶれの一部をチェックしてみましょう! タイ発スパブランドPANPURI2014年に日本上陸を果たし、日本でも人気が高いタイアロマスパブランド。タイのハーブをたっぷり使った素敵な香りのバスグッズや基礎化粧品が特徴です。日本よりタイで買った方がリーズナブルに手に入るので、タイに旅行に来る女性のご褒美土産として定着していますが、ギフトフェアで買えば更にお買い得!前回開催時は、日本で買うと一本2,800円ほどのボディソープが2個で500バーツ(約1,600円)でした。PANPURIファンなら見逃せないイベントです。また、PANPURIの隣では同じくタイ発アロマスパブランドで、タイハーブを使った上質な石けんで有名なHARNNも出展。こちらの石けんもタイの「ちょっと良いお土産」として人気の商品です。 海のレジャーに!KARANAオーシャンパック海やプールで大活躍の防水バッグ。中に物を入れて、口をくるくると巻き、バックルをパチンと閉めれば水に濡れても大丈夫。カラフルな色使いも可愛いですよね。いくつも欲しくなってしまいます。この時は5Lのものを320バーツ(約1,024円)で購入しました。 可愛い食器とバッグGINGERタイ北部の都市チェンマイ発のブランドです。カラフルでポップなデザインの食器やバッグが特徴。特に食器は丈夫なメラミン(耐熱プラスチック)でできていて、小さいお子様のいるご家庭で大活躍することと思います。こちらのコップも日本で買うと1つ500~600円ほどですが、ギフトフェアで買えば半額以下に。おしゃれなデザインのバッグも人気です。このお店は毎回日本人女性が押し寄せて大混雑なので、その熱気に負けずに欲しい物をゲットしましょう!! ギフトフェアが開催されるBITECへの行き方ギフトフェアが開催される展示会場BITECはバンコク郊外に位置していますが、電車一本で行けるので旅行者でも簡単にアクセスできます。イベント当日はたくさんの人が訪れるので、人の波に付いて行けば迷うことはないとは思いますが、行き方を簡単に説明しておきますね。まずは高架鉄道BTSスクンビット線でベーリン方面へ。終点の1つ前のバンナー駅で下車します。バンナー駅の1番出口から出たら、電車の進行方向と逆側のウドムスック駅方面に2分ほど歩くと、次の写真のような入り口が見えてきます。中に入ると会場までのシャトルバス乗り場があります。こちらのシャトルバスに乗っても良いですし、スカイウォークを渡って徒歩で会場までアクセスも可能です。徒歩でもそんなに遠くなく、所要時間は5分ほどでしょうか。 なお、BITECの地下にはタイ料理のフードコートをはじめ、ファストフード店も多数入っているので、買い物前後の食事に困ることはありません。年に2回のギフトフェアの時期にバンコクを訪れる方は本当にラッキーだと思います。ぜひぜひ、訪れてみてくださいね! ※日本円表示は1バーツ≒3.2円(2016年4月現在)で計算
2016年04月20日著者撮影タイ人と一緒に食事に行くと、どんなに満腹でも最後はデザートを注文します!「甘いものは別腹」と言いますがまさにそんな感じ。 デザート好きな国民が多いだけに、スイーツの流行の移り変わりも日本よりも早いかもしれません。今回はバンコクの学生街で最近人気を集めているユニークなアイスクリーム店「Creamery Boutique Ice Creams」をご紹介します。著者撮影 大学に隣接するお店は若者に人気今回ご紹介するお店は「タイの東大」と日本人に評されることの多い国立大学、チュラロンコン大学に隣接しています。お店が入居する商業施設には若者向けな飲食店が集まっており、上階には学生向けのアパートも。まさに学生街といった雰囲気です。著者撮影 施設内の飲食店では勉強をしている学生さんがいっぱい。今回ご紹介する「Creamery Boutique Ice Creams」の店内でも熱心に勉強をしている女子学生たちがいました。著者撮影 アイスクリームをフライパンでサーブ!お店で提供しているアイスクリームは種類は少ないものの、ギネスビール味、ベーコンを織り交ぜたものなど、ユニークなものばかり。著者撮影普通にアイスクリームだけで頂くのも良いのですが、お店でおすすめしているのがフライパンで熱したクッキー生地の上にアイスクリームとホイップクリームを乗せて頂くというもの(99B・約307円)。著者撮影クッキーは焼きあがったものを想像していたのですが、実際はクッキー生地が半焼きになっているというのが正確な表現かもしれません。しっとりした甘めのクッキー生地とアイスクリーム、ホイップクリームの組み合わせはこれまでにありそうで無かった感じ。しっかりと甘いデザートですが、とても美味しく頂きました!アイスクリームとクッキー生地はそれぞれ好きなものを選択できます。英語メニューも完備されており、観光客の方にもおすすめのお店です。
2016年04月17日©TRIPPING!旅行サイトの旅行先ランキングでも上位にランクインする今旅行者に大人気のバンコクで、気の利いたお土産を探すなら訪れたい、TRIPPING!現地レポーターお墨付きのスーパーマーケット3店をご紹介!ひと味違うツウなお土産が見つかるかも! お洒落なグロッサリー&スーパー「Talad Eathai(タラート・イータイ)」©MASA(TRIPPING!レポーター) 高級デパート「セントラル・エンバシー」の地下に入る「Talad Eathai(タラート・イータイ)」は、ハイセンスなお土産が集まったタイ土産のセレクトショップ。お洒落なボトルに入ったオーガニックコスメやボディケア用品は、女性へのお土産にぴったり。隣接するタイ料理フードコート「Eathai」も大好評!記事はこちら> 自然派の商品がずらり!オーガニックスーパー「lemon farm(レモンファーム)」©lemon farm バンコクの中心地にある「lemon farm(レモンファーム)」は、オーガニック食品やタイ料理の調味料、自然派コスメなどがズラリと並ぶオーガニックスーパー。編集部Aが2年以上愛用(!)している天然のタイハーブ由来のシャンプー&コンディショナーもこちらで購入。記事はこちら> 品揃え豊富でおすすめ!「CENTRAL FOOD HALL(セントラル・フード・ホール)」©CHIKA(TRIPPING!レポーター) 数あるスーパーの中でも、特に品揃えが豊富で現地レポーターがおススメするのが、バンコク最大級の大型ショッピングモール「Central world(セントラル・ワールド」の7階に位置する「CENTRAL FOOD HALL(セントラル・フード・ホール)」。高級感のある食品から、まとめ買いにもぴったりなスナック菓子まで、バラエティ豊かな商品がラインナップ。記事はこちら>
2016年04月11日写真提供:タイ国政府観光庁「バンコク国立博物館」は仏教美術に触れ、タイの歴史を学ぶことが出来る博物館。王宮広場のすぐ目の前、「国立タマサート大学」の隣に位置する広い敷地は、同類の博物館としては東南アジア最大級だ。 写真提供:タイ国政府観光庁建物は元々チャクリー王朝歴代の副王宮殿として建てられたもの。ラーマ5世の時代に副王制度が廃止されると、王宮内にあった公立博物館の展示品が現在の場所に移された。その後、「バンコク博物館」と名付けられて拡張・再編成され、1934年には芸術局の管理の下、「バンコク国立博物館」となった。写真提供:タイ国政府観光庁敷地内には多くの歴史的建物が点在し、展示室として使われている。展示品は、仏像やヒンドゥー神像などの宗教美術品から、王室ゆかりの伝統工芸品まで多種多様。歴代の王が使用した御輿や、食器や衣服など、王の身の回り品も展示され、王室の生活を知ることが出来る。中には古典楽器や、武器、王家の葬儀に使われる山車もあり面白い。写真提供:タイ国政府観光庁 歴史館では、パネルやジオラマを使い、各時代の歴史がわかりやすく再現されている。仏教美術品のコレクションはアジア各々のスタイルを網羅。また、プッタイサワン仏殿内には国の守護仏であるシヒン仏が安置され、壁面には仏陀の生涯が壮麗に描かれている。ユネスコ記憶遺産に登録された「ラームカムヘーン王碑文」も必見だ。写真提供:タイ国政府観光庁毎週水・木曜日の9:30からは日本人ボランティアによる無料日本語ガイドを実施。約2時間のガイドで、仏陀の生涯を描いた壁画や宗教美術品、王家の葬儀、伝統工芸品など主要展示品を案内してくれる。詳しくはこちら> また博物館入口近くのショップでは、アジア美術を中心とした美術書を販売。博物館の日本語図録もある。アクセスはBTS「ナショナルスタジアム」駅2番出口から、タクシーで約20分。 バンコク国立博物館(National Museum Bangkok)・住所:4 Na Phrathat Rd., Phra Borommaharachawang, Phra Nakhorn, Bangkok 10200・開館時間:9:00~16:00(入場15:30まで)、休館:月曜日・火曜日・タイの祝日・入場料:200バーツ
2016年04月09日著者撮影海外に来ると、日本では当たり前のものがローカルの方に人気だったりしますよね。ブルネイでは日本食を中心に日本のものをちょくちょく見ることができます。 こちらは本屋さんで見つけた折り紙の本。日本の折り紙の本とは少し変わったデザインで、靴や洋服の作り方まで!折り紙の柄もかわいい柄がたくさんありました。著者撮影そしてこちらはスーパーにおいてある日本食用の調味料や麺類。ブルネイでは日本食の食材だけを販売しているお店は多くはないですが、こうして一般的なスーパーに少しずつおいてあります。麺類もそばの種類がたくさんあり、ブルネイ人はお寿司が好きなイメージがあったのですが、そばが好きな方も多い?のかもしれません。著者撮影著者撮影 その他に日本のお菓子も人気で、北海道のROYCEは3店舗もあります。著者撮影また日本食屋さんもお店がたくさんできはじめ、日本人シェフはいないですがバラエティ豊かな日本食を楽しめます。著者撮影最近は日本のペッパーランチがブルネイに上陸し、日本より割高ですが、人気のレストランになっています。著者撮影ブルネイでは日本のアニメが有名だったり、日本語の授業が大学であったりと親日の国なので、日本のものは割と目にする機会が多いですが、日本人がほしいものはまだまだ少ない気がします。(私は今ママチャリがほしいです!) みなさんもぜひ海外で売っている日本のものにも着目してみてくださいね!
2016年04月08日著者撮影ここ数年、美味しいベーカリーがどんどん増え続けているバンコク。お気に入りのベーカリーが数軒あるなかで、私が最近特に気に入っているのが「Conkey’s Bakery」のパンです。こちらのお店はグルメなタイ人や欧米人から絶大な人気を集めているのですが、実はバンコク市内の多数のレストランやカフェにもパンを卸しており、知らず知らずのうちにこちらのパンを口にしている方も多いかもしれません。今回は工房で月に一度開催されているピクニック・パーティーをご紹介させて頂きます。 ホームパーティーのような和やかな雰囲気が魅力工房があるのはエカマイ地区の閑静な住宅街。一般的なベーカリーとは異なる外観です。著者撮影パーティーは工房の庭で開催されます。お酒を販売するブースがあるほか、食通に人気のお店が月替わりで出店。第1回目は生牡蠣を販売するお店が出店、第2回目は人気の精肉店がバーベキュースタイルでステーキやソーセージを販売していました。著者撮影著者撮影芝生の上でリラックスしながら美味しい食事とお酒を楽しむ!まさに最高の週末。そして、何より魅力なのがこちらのお店のスタッフのホスピタリティ溢れるおもてなし。各テーブルに廻ってきては焼き立てのパンをすすめてくれるスタッフの皆さんと接していると、友人のホームパーティーに来ているかのように錯覚してしまうほど。 自慢のパンがぎっしり。おすすめはピクニックBOXそしてこちらのピクニックで絶対おすすめしたいのがこちらのピクニックBOX(600B・約1,920円)。著者撮影2人分のパンとサラダ、チーズがこの箱の中にぎっしり。ハードなパンからお酒に合う惣菜系、甘い焼き菓子まで「Conkey’s Bakery」の様々なパンをこの箱ひとつで満喫できてしまいます。著者撮影今後もこちらのパーティーは月に1回ペースで開催されるそうです。開催スケジュールはお店のFACEBOOKページで発表されますので、ご興味のある方は是非のぞいてみてください。
2016年04月07日著者撮影今回は魚の頭から取れる出汁を使った「魚頭鍋」の専門店「フアプラー・チョンノンシー」をご紹介させて頂きます。店名にある「フアプラー」はタイ語で「魚の頭」という意味で、看板メニューがそのまま店名となっています。 広大な食事スペースに驚き!こちらのお店は最寄りのBTSチョンノンシー駅から車で15分程度離れており、決してアクセスの良い場所ではないのですが、中華系タイ人を中心に絶大な人気を集めています。この大きな電光サインと、常に満車の大きな駐車場が目印です。著者撮影お店に入るとまずは広大な屋外席が広がります。大勢のお客さんが賑やかに食事をしている姿はいつ見ても圧巻です。著者撮影暑さが気になるという方にはエアコン完備のスペースがおすすめ。こちらも団体客で常に混み合っています。著者撮影 スープはお好みで!こちらで必食なのは店名にもなっている「魚頭鍋」。この日、私たちの周りのテーブルを見渡してみると、すべてのテーブルにこの鍋が置かれていたほど。著者撮影ハーバルクリアスープ、梅入りスープ、クリアトムヤムスープからスープの種類を、中に入れる魚も川魚と海魚からそれぞれ選ぶことができます。この日私が選んだのは写真の梅入りスープ。中に入れる魚はプラー・チンという川魚にしました(大サイズ:230B=約740円)。酸味が効いたこちらのスープは在住日本人にも実は人気だったりします。エアコンで冷えた体もこのスープでしっかり温まりますよ。 隠れた人気メニューはカレー炒めこちらのお店には「魚頭鍋」以外にも一般的なタイ料理メニューは一通り揃っています。そんななか、隠れた人気メニューといえるのが、カレー炒めメニュー。著者撮影この日は写真の「ミックスシーフードのカレー炒め」(290B=約930円)をオーダーしたのですが、日本人に大人気の「プーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)」もあります。個人的にはバンコクで食べた「プーパッポンカリー」のなかではこちらのものが一番ではないかと思っています。まろやかなカレーソースが絶品。是非「魚頭鍋」と一緒にトライしてみてください。
2016年03月24日著者撮影バンコクの南南東、車で1時間半ほどの場所にある港町シラチャ。以前は静かな港町だったのですが、近隣に工業団地があることから近年日本人居住者が急増、美味しい日本食を食べることができる場所も徐々に増えてきました。今回はシラチャならではの海の幸を満喫できる日本食店「おはな食堂」をご紹介させて頂きます。海が見える開放感たっぷりのレストランお店のすぐ隣が海という絶好のロケーションに位置する「おはな食堂」。海を眺めながら美味しい地魚を満喫、という贅沢な時間を過ごすことができるんです。日没前に入店すれば美しい夕陽を拝むこともできますよ。著者撮影店名の「おはな」はハワイ語で家族や家族の絆といった意味を持つそう。店内には心地よい日本語のレゲエが流れており、ゆったりとした雰囲気の中、心からリラックスして食事を楽しむことができます。大都会バンコクではなかなか味わえない非日常空間です。著者撮影 おすすめは新鮮な地魚を使ったメニューこちらのお店のオーナーは東京でも飲食店を経営しているということで、日本人にはお馴染みの居酒屋メニューが多数。著者撮影日本で長年慣れ親しんできた味を楽しめるということで、海外在住者にとっては非常にありがたいお店なのですが、個人的に一番おすすめしたいのは地魚を使用した、こちらのお店ならではのメニュー。地魚のみを使用した握りセットや刺身盛りは必食です。近くのサタヒップ沖で獲れた魚を使用しているため新鮮そのもの。これらのメニューは1,000円前後と価格設定も良心的なのが嬉しいです。著者撮影サタヒップ沖で揚がった新鮮な鯵で作られた「なめろう」も絶品!日本酒や白ワインと一緒にどうぞ。著者撮影バンコクからは車で1時間半程度離れた場所になりますが、こちらで食べる食事はバンコクではなかなか味わえないものばかり。タイで寿司や刺身というと意外な感じがありますが、日本から来た方にも是非味わって頂きたいメニューが多数のお店です。こちらも合わせてCheck!何を食べてもハズレなし!バンコクの人気シーフードレストラン
2016年03月05日折角の海外旅行。その土地ならではのグルメを楽しみたいですよね♪ショッピングモールのフードコートや、ローカルのホーカーを利用すれば、様々なメニューを気軽に楽しむことができますよ。今回は、レポーターオススメのローカル麺料理3つをご紹介します。1. チリ・パン・ミーうどんのような手打ち麺(パン・ミー)にカリッと揚げたそぼろと魚、半熟卵がトッピングされたチリ・パン・ミー。日本人駐在者にもファンの多い逸品です。写真はスープなしのドライタイプ。スープありも選べます。2. チャー・クイ・ティオモチモチっとした米麺(クイ・ティオ)を、オイスターソースがベースの濃厚ソースで炒めた焼きそばのようなもの。主な具は、エビ、ニラ、もやし、卵、貝。米麺のモチモチとモヤシのシャキシャキ食感がやみつきに!3. ワンタン・ミー日本のラーメンに近いツルッとした細麺に、こんがり炙ったチャーシューと青菜がトッピングされたワンタン・ミー。こちらもスープのありなしが選べますが、写真はドライタイプです。この他にもラクサやホッケン・ミーなど、マレーシアには沢山の麺料理がありますが、この3つはアジアンフードがあまり得意でない方でも食べやすいはず。「No Spicy」とオーダーすればお子様でも食べられますよ!ローカルの屋台やフードコートで気軽に食べられるローカル飯。お値段はお店により異なりますが、5~10RM(約130円~270円※)程で食べられるものがほとんど。安くて美味しいローカル飯、是非チャレンジしてみて下さいね♪※日本円表記は2016年2月28日現在の為替レートに準じます。
2016年02月27日著者撮影のんびり暮らしているようにバンコクを旅したい。そんな方におすすめなのが、手軽な値段で泊まれるB&Bやユースホステルです。ホテルのようなゴージャスな体験はできませんが、個性的なインテリアやアットホームな雰囲気は、旅の緊張もほぐしてくれます。今回は、インテリアが素敵なB&B3軒をご紹介します!THE MUSTANG NERO HOTEL著者撮影 「THE LION SONG」の部屋ホテルに足を踏み入れた途端、ここはどこ? と思ってしまうような不思議な空間に包まれます。BTSのプラカノン駅から徒歩5分ほど、小さなビルを改装して作った「THE MUSTANG NERO HOTEL」は、部屋数わずか6室のプライベート感覚あふれるホテル。著者撮影 「THE LION SONG」の部屋それぞれの部屋には「THE LION SONG」や「Black bird」といった、その部屋にちなんだ名前が付けられています。私が宿泊したライオンソングは、その広さと植物の大きさにビックリ!さすがライオンと言うだけのことはあります。著者撮影 「THE ZEBLA SONG」の部屋ゲストがまだ到着していない部屋を少し見せてもらったのですが、それぞれとても個性的!一泊ずつ違う部屋に泊まるのもおすすめです。著者撮影 ダイニングスペースオーナーはとても素敵な若いタイ女性だったのですが、彼女に「絶対食べてね!」と言われた朝食は、本当に美味しかったので驚きました。食器の使い方も可愛くて、集めたくなってしまいました。著者撮影 朝食THE MUSTANG NERO HOTEL・HP:・住所・1112/91-93 Soi Daimaru Department store, Klong-toey, Phrakanong, BangkokJ.No14 LODGMENT著者撮影 エントランスホテルが位置するのはチャオプラヤー川の向こう岸のトンブリー地区。BTSも延びて、アクセスも便利になり、寺院観光などに便利なエリアです。著者撮影 コーナーイメージ「J.No14 LODGMENT」は、古いビルをリノベーションして作ったB&Bです。アンティークと観葉植物が生い茂る独特な空間が話題を集め、インテリア雑誌の表紙を飾ったり、ファッションブランドの撮影に使われる話題のホテルです。なんと設計とインテリアを手掛けたはオーナーの息子さん!ホテルは家族で経営していて、タイの家に遊びに来たというようなあたたかなサービスが受けられます。著者撮影 ダイニングルーム1件目にご紹介した「THE MUSTANG NERO HOTEL」に似ている?と思った方、正解です!実はHE MUSTANG NEROのオーナーとJ.No14のデザイナーが友人なんだとか。著者撮影 外観泊まっているのは外国人だけかな?と思っていたのですが、このホテルに泊まりたくて来たというバンコクの若者カップルもチラホラと見かけました。J.No14 LODGMENT・HP:・住所:678 Charoenakorn14 Rd.,BangkokONEDAY©ONEDAY 個室最後におすすめするのが、ワークスペースもドミトリーも備えているという便利なホステル「ONEDAY」です。楽しそうだけどドミトリーはちょっと……。という方には個室も選べるのでご安心を。プライベートを確保しながら、他のゲストとはダイニングスペースで会話を楽しめます。©ONEDAY 共同シャワールーム※シャワールーム付きの個室もありまた、ユースホステルとコワーキングスペースの利用がセットになったプランもあるので、長期滞在したい時にも便利です。©ONEDAY 左:ダイニングスペース右:コワーキングスペースホステル滞在中にぜひ立ち寄ってほしいのが、ホテルに併設されているカフェ「casa lapin」。店内はいつもおしゃれなタイの若者でいっぱい。コーヒーも美味しいですよ!ホステルのあるプロンポン駅周辺は、タイ在住の日本人が多く暮らすエリア。タイに住んでいる気分で滞在してみてはいかがですか?ONEDAY・HP:・住所51 Sukhumvit Soi 26, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok(text : 美濃羽佐智子)カワイイ!おいしい! 女子旅 ♡ タイランドその他の記事はこちら>
2016年02月26日著者撮影 ビエンチャンの見所のひとつタートルアン最近旅先として脚光を浴びているラオス。タイからの交通手段として考えられるのが、飛行機、バス、鉄道だ。バンコクからならラオスの首都ビエンチャンまで1時間ほどのフライト。しかし、エア・アジアなどのLCC各社はビエンチャンへのフライトが無い。タイ航空やラオス航空などを使うと片道3000バーツ前後とちょっと割高だ。ちなみに、ルアンパバンへのフライトであれば、最近、タイ・エア・アジアがバンコク(ドンムアン)~ルアンパバン路線を就航すると発表があった。ビエンチャンまで最安で行きたいのであれば、バンコクからノーンカイまで3等列車で行き、国境を超える国際バスに乗る。バンコク~ノーンカイまでは3等座席で162バーツから。所要時間は約12時間。列車により急行料金や寝台料金がかかる。次に安いのはバス。380~800バーツとクラスによって差がある。安いバスはエアコンはあるが座席は狭い4列(2+2)、途中も乗客の乗り降りも多く、時間がかかることが多い。料金が高いVIPクラスは3列(1+2)でリクライニングの角度も大きくゆったりとしている。所要時間は9時間~12時間。VIPクラスは途中での乗客の乗降もほとんどなく、その分、早く到着する。バンコクからビエンチャンに行く直通バスもある。ノーンカイからビエンチャン行きの国際バスは、国境での出入国手続きを含め約2時間半、料金は55バーツ。ビエンチャンのタラートサオに着く。その他、ウドンタニーからもビエンチャン行きの国際バスがある。所要時間約3時間、料金は80バーツ。料金や時間を考慮してどれが得なのかは自分で判断するとして、ある程度、旅に慣れていて荷物も少ないのであれば、バンコクからLCCでウドンタニーまで飛び、ウドンタニーからビエンチャンに向かうのがオススメだ。ウドンタニーの空港からは、国境行きの乗り合いタクシーもあり、料金は200バーツだ。著者撮影バンコクから列車で行くのが一番安上がり著者撮影メコン川にかかる第一タイラオス友好橋著者撮影ビエンチャンから望む夕日著者撮影ビエンチャン郊外にあるブッダパーク(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年02月20日日本人の間でも人気の高いタイの麺料理・カオソーイはタイ北部の名物料理として有名ですが、実はチェンマイなど北部まで足を延ばさなくても、首都バンコクで美味しいカオソーイを楽しむことが出来るんです!今回はローカル・エリアにある人気店をご紹介します。カレースープとラーメンの融合=カオソーイカオソーイは元々ミャンマーからラオス北部へ伝わり、その後タイ北部に広がったという麺料理。ココナッツミルクをたっぷり使ったカレースープで食べる麺料理ということで、タイ版カレーうどん・カレーラーメンといった感じでしょうか。茹でた麺の上に揚げ麺が乗っており、一度に二種類の麺の食感を楽しむことができるのがカオソーイの特徴です。また、付け合わせにライム、高菜漬け、小玉ねぎが付いてきますので、お好みでトッピングして頂きます。カオソーイのカレースープ自体は薄めでマイルドなのですが、このトッピングを加えることで味に複雑さが増し、さらに美味しく頂くことができます。ローカル店で味わう本場の味今回ご紹介する「カオソーイ・チェンマイ」では牛・豚・鶏の3種類のカオソーイを楽しむことができます。通常のサイズで60B(約198円)、大盛りにすると80B(約263円)となっており、通常サイズでも結構なボリュームがあります。こちらのスープ、見た目に反してあっさり、程良い辛さだな、という第一印象を受けるのですが、食べ進めていくうちにしっかりとしたスープのコク、辛さを感じてきます。また、お肉もホロホロと柔らかな食感に煮込まれていて、とっても美味しいんです。バンコクで食べるカオソーイは味・量ともに上品な感じのものが多い気がするのですが、こちらのカオソーイはしっかり辛く、他とはちょっと違う感じ。お店はローカル・エリアにあり、観光客の方には一見入りづらい雰囲気かもしれません。しかしご安心を!タイ人で賑わっているお店ですが、日本人や欧米人の来店も多いということでスタッフの皆さんは意外と外国人慣れしており、とっても親切です。最寄駅のMRTクロントゥーイ駅、もしくはクイーン・シリキット・コンベンション・センター駅からタクシーを利用する必要がありますが、カオソーイを求めてわざわざ行く価値のあるお店だと思います。小さなお店なので、向かい側にあるこちらのビルを目印にしてくださいね。
2016年02月09日帰宅途中の学生で賑わうウォンウェンヤイ駅マハチャイはバンコク近郊の漁港として知られている。バンコクから国鉄マハチャイ線で1時間程の距離だ。マハチャイ線の起点はチャオプラヤー川の西、トンブリー地区にある「ウォンウェンヤイ駅」。ウォンウェンヤイ駅は「え?ココが駅?」と思ってしまうローカルな駅だ。BTSシーロム線のウォンウェンヤイ駅から歩いて10分程度。立派な駅舎がある訳でもなく、市場を入ると改札がありその奥にホームがある。ウォンウェンヤイからマハチャイまで10バーツ。ちなみにタイ人は3等に限り無料。平日の午後だったせいか、車内は通学の学生たちで賑わっていた。ディーゼルエンジンの轟音とともにガタンガタンと左右に揺れながら列車はノンビリと進んでいく。各駅に停車していくのだが、ドアが閉まる前に列車は動きだしてしまう。日本では考えられない光景だ。市街地を抜けると車窓には緑豊かな熱帯ののどかな風景が広がる。エアコンが無く蒸し暑い車内だが、まさしく「ローカル線で旅をしているんだ」と実感する。マハチャイ駅を出ると魚の匂いが鼻を刺激する。数百メートルの駅前の通りの両側には海産物を取り扱う露天が多く並ぶ。5分も歩くと船着き場に。川沿いは遊歩道が整備され地元の人たちの散策コースになっているようで、デートを楽しむカップルの姿も見られた。渡し船で対岸に渡る。料金は3バーツ。船にはバイクも一緒に乗り込んでくる。対岸には、メークロン線のバンレム駅がある。メークロン線の終点メークロン駅は「傘市場」として有名だった。列車が来ると傘をしまい、通過すると何事も無かったかのように営業を始める。しかし、現在メークロン線は線路の修復工事をしていて運休中。傘をしまう風景も見られなくなってしまっている。バンレム駅は線路が撤去され閑散としていた。マハチャイ駅近くの海鮮市場渡し船で対岸にバンレム駅。メークロン線は運休中夕暮れのマハチャイ駅にて(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年02月08日バンコクのLCCターミナルといえばドンムアン空港バンコク・ドンムアン空港は、LCCと国内線のハブとして機能している。エア・アジア、ノック・エアー、ライオン、タイ・スマイルと多くのLCCと国内線が離発着している。日本人の場合、LCCの利用は個人旅行者が多いと思うが、タイではツアー客の利用も多い。早朝の出発のラッシュ時には、チェックインカウンターは長蛇の列、多くの乗客でごった返している。最近ブームの日本行きのツアーの人気は高い。しかし、料金的な問題もあり、お手ごろ感のある近隣のミャンマー、カンボジア(アンコールワット)等も人気だ。LCCといえば、エア・アジアだが、タイ国内線の場合、ノック・エアーも忘れてはならない。機内持ち込みは7kgまでとエア・アジアと同様だが、チェックイン手荷物が15kgまで無料、Nok Fan Club(入会無料)に登録すると20kgまで無料で預けられる(Promotion、Nok Ecoの料金の場合)。フライト中、機内では無料Wi-Fiのサービスもある。ほぼ、タイの主要都市に就航しているので、料金やフライトスケジュールも考慮して選んでみるのもいいだろう。LCCを利用する際の注意点として第一に上げられるのが、乗り継ぎの場合、スケジュールに余裕を持つこと。LCCの場合、機材の運用の関係上、遅延が発生する確率が通常の航空会社より高い。また、搭乗率の関係か当日になってフライトキャンセルの場合もある。特に、複数便就航している路線の場合、その確率が高いようだ。以前、タイの東北部ウドンタニーからバンコクへ戻る際、バンコク行きのフライトは3便あったが、第2便が航空会社の都合でキャンセルになった事があった。その日は朝の第1便を予約していたので、問題なくバンコクに戻ることが出来た。余裕をもったスケジュールでLCCの旅を楽しもう。関空~バンコク~シンガポールと飛ぶノック・スクートバンコクからノック・スクートでシンガポールへノック・エアのタイ国内線ではWiFiの無料サービスがあるタイ・エアアジアXは東京への直行便を飛ばしている(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年01月28日今回は2015年12月にトンローにオープンしたばかりのコミュニティモール「The Commons」をご紹介させて頂きます。バンコクの大人気カフェ「ROAST」の創業者が手掛けるモールということで、オープン早々話題の場所となっています!バンコクの食のトレンドが凝縮!マーケットエリアに注目こちらのモールの目玉はマーケットエリア。在住者にはお馴染みのピッツェリア「Peppina」やベーカリー「Maison Jean Philippe」等の人気店のほか、ベトナム料理店、コールドプレスジュース店等、小さな専門店が多数入居しています。どのお店もそれぞれにしっかりとしたこだわりを持つお店ばかり。フードコートのような感覚で、好きなものを色々とセレクトして食事をすることができます。私はこの日、人気レストラン「Soul Food Mahanakorn」のトムヤムヌードル(150B=約490円 ※2016年1月)をオーダーしました。スパイシーでとっても美味しかったです!また、ビールやワインの販売も行っており、幅広い銘柄が用意されています。この日は休日だったため、ランチタイムにお酒を楽しんでいる人が沢山いました。モール内の屋外スペースには食事を出来るエリアが点在しているので、好きな場所を選んでピクニック感覚で家族や仲間と食事を楽しむことができます。階段部分にもさりげなくクッションが置かれていて、靴を脱いでゆったりくつろいでいる人も。また、こちらのモールではマーケットエリアにコーヒー店「Roots」、最上階にはカフェ「ROAST」が入居。バンコクのコーヒーブームの主役とも言われるお店で美味しいコーヒーでリラックスされてみてはいかがでしょうか。2016年1月下旬現在、モール内の一部のお店のみがオープンしている状況ですが、今後はさらなる店舗がオープン予定のほか、ハーブや野菜を栽培するスペースも造られるとのこと。おしゃれで個性的なこちらのモールに今後も目が離せません。
2016年01月27日港町ラヨーンから程近いバンコクは、言わずと知れたシーフード天国。今回は数ある名店の中から、現地リポーターお墨付きのシーフードレストランをピックアップ。まるでカフェのようにオシャレな佇まいのお店から、予約必須のローカル人気店まで徹底紹介!港町の人気店がバンコクに!「Kang Ban Phe(ガン・バーン・ペー)」在住日本人にも人気の港町ラヨーンのシーフード食堂が、バンコクに進出。マリーンテイストのオシャレな店内で、トムヤムスープと共にいただく新鮮なシャコは絶品。商業施設「Ruamrudee Village」内にあり、旅行者にもおススメ。詳細はこちら>旅行者でも安心!はずれ無しの人気チェーン店こちらも港町ラヨーン発の人気店「Laem Cha-Reon Seafood(レムチャロン・シーフード)」。セントラル・ワールド、サイアム・パラゴンなどのバンコク主要商業施設の他、チェンマイなどにも広くチェーン展開する。どこの店舗で何を食べても、漁港にあるラヨーン本店で食べる味に引けを取らない「素材の新鮮さ」がウリ。メニュー表記には日本語もあるので、旅行者でも安心だ。詳細はこちら>オシャレ地区で食べるオープンエアーBBQバンコクの高級住宅街アーリー地区に佇む移動販売車。その前に並べられた簡易テーブルの上に七輪を乗せ、BBQスタイルでシーフードを楽しめるお店が「Summer Street(サマー・ストリート)」だ。オシャレな街角で、ぷりぷりの新鮮な魚介や野菜が破格でいただけるとあって、連日大賑わいの大人気店。早めの来店がおススメ。詳細はこちら>わざわざ食べに訪れたい!冷え冷えビールといただくローカル大人気海鮮店注文後に店内の水槽に泳ぐ魚をさばいて提供するお料理は、まさに新鮮そのもの。平日も予約必須のローカル大人気店だ。店名の「Beer Hima(=雪のビール)」にもなるシャーベット状の名物ビールと一緒に、やみつき「海老のガーリック揚げ」はいかが?詳細はこちら>
2016年01月18日クロスフィニティは1月14日、地域別に多店舗展開する企業を対象とした「ローカルSEO診断サービス」の提供を開始した。同サービスでは、Google検索エンジンを利用したローカル検索の順位状況や競合状況、ローカル検索の最適化へ向けたウェブサイト改善ポイントを含めた診断レポートを提供。これをふまえて、さらに詳細なローカルSEOガイドラインの策定や競合分析、サイト改善仕様書の提供などローカルSEOコンサルティングを行い、Webサイトのローカル検索経由のトラフィック最大化を支援する。なお、ローカル検索の情報収集には、エンタープライズ向けのSEO管理プラットフォーム「seoClarity」を利用。パック表示をはじめ、スター評価、日本全国約2,000の都市別順位状況など多岐にわたるローカル検索結果データを一元的に収集・蓄積することで、有効的に活用していく。
2016年01月15日©YU (TRIPPING!レポーター)シンガポール中の人気ローカル店の味を1カ所でリーズナブルに楽しめるということで観光客にも人気のフードコート「foodrepublic(フードリパブリック)」。清潔な空間と、良質なサービスを兼ね備えた「フードコートを超えるフードコート」は、島内14カ所に展開。フードコートの常識を覆す高品質のサービス©YU (TRIPPING!レポーター)フードコートと言えば、リーズナブルながら「オシャレ」や「快適」からほど遠い少々雑多なイメージを抱くもの。この常識を覆したのがフードリパブリックだ。シンガポールの主要ショッピングモール等に展開するこのフードコートは、モダンな彫刻や絵画などが統一されたコンセプトで配され、照明もぬくもりのある光量に落とされるなど、まるでレストランに居るような雰囲気。テーブルや空間を清掃する担当者も常駐し、常に清潔な状態が保たれている。リーズナブルながら、洗練された空間でシンガポール人気店の味が楽しめるということで、ローカルはもちろん、観光客からも人気を集めている。子ども用の椅子も完備されるので、子連れ旅行でも気軽に利用したい。ローカル料理からチェーン店の味も©YU (TRIPPING!レポーター)主要ショッピングモール等に展開するフードリパブリックは、お買い物や観光の合間にふらっと訪れることができる便利な立地も魅力の一つ。シンガポール最大級のショッピングエリア、オーチャードでは313@Somerset(313@サマセット)店がおススメ。同ショッピングモールの最上階5階の、開放的な明るい空間に1,000席を有する。22のストール(店舗)と4つのミニレストランが入り、テラスには子どもが遊べるキッズスペースも完備。チキンライスの有名店「Chatter Box(チャター・ボックス)」のシェフが手掛けるチキンライス店「SERGEANT HAINANESE CHICKEN RICE(サージェント・ハイナニーズ・チキン・ライス)」では、人気店の味を手軽に楽しめる。©YU (TRIPPING!レポーター)同じくオーチャードのION Orchard(アイオン・オーチャード)の地下4階には、まるで劇場のようなクラシックな様相の「Food Opera@Ion Orchard(フード・オペラ@アイオン・オーチャード」が。全700席を囲むように22のストールと4つのミニレストランが展開。所々に配置された動物の銅像やシャンデリア、モダンなインテリアは単なるフードコートとは思えない雰囲気を作りだしている。「Lin Xin Fishball Noodles」は数々の受賞歴を誇る有名店。5種類の中から選ぶ麺の上に乗る魚の練り物を、ピリ辛のオリジナルソースに浸していただく料理「Fishball Noodles(フィッシュボール・ヌードル)」は見た目以上に癖になる味。巨大商業施設「Suntec City(サンテック・シティ)」では、イーストコーストにて1994年創業のシンガポール料理「ヨントーフ」のお店「Fu Lin Yong Tofu(フー・リン・ヨントーフ)」が。ヨントーフとは、自身で選んだ練り物や野菜を湯がいてもらい、スープに入れていただく、日本でいうおでんのようなローカル料理。注文が入ってから揚げる練り物のクリスピーな食感は病みつきに。もちろんデザートやフレッシュジュースの専門店も。清潔感のあるオシャレな空間で、ローカルの味をリーズナブルに楽しんでみて!詳しい店舗の情報はこちら>
2016年01月12日© MADE BY LEGACYバンコクで近年のマーケットブームを牽引し続けている一大イベント「MADE BY LEGACY FLEA MARKET」の第七弾が、2016年1月9日(土)~1月10日(日)に「State Railway of Thailand」にて開催予定!© MADE BY LEGACY洗練されたヴィンテージの文化とタイ職人のコミュニティーを持つ集団「MADE BY LEGACY」が主催するマーケット「MADE BY LEGACY FLEA MARKET」は、2012年にアメリカンスタイルのフリーマーケットとしてスタートし、現在ではフードや、アート、ファッションなど幅広い分野で活躍する人々をも巻き込み進化し、バンコク中のトレンドセッターを集める人気イベントに成長。© MADE BY LEGACY今回は、日本人グループによるブースが40店ほど出店予定。日本の裏路地さながらの雰囲気を作り上げる。更に、今回のキービジュアルにはカタカナが用いられ、プロモーションムービーも日本を彷彿とさせるシュールな世界観に。バンコクの「いま」を感じるなら人気マーケットを訪れるのが正解!年に2回のイベントのため、タイミングが合えばラッキー。今回は、参加が難しい場合も定期的に開催されているのでHPをチェックしてみて!© MADE BY LEGACYMADE BY LEGACY FLEA MARKET Ⅶ日時:1月9日(土)~1月10日(日) 13:00-0:00場所:State Railway of Thailand(MRTファランポーン駅から徒歩10分)入場料:120THB詳細:
2016年01月05日白砂のビーチが広がるサイケーオ・ビーチ乾期に入りビーチリゾートもこれからがハイシーズン。ラヨーン沖のサメット島は、バンコクからも近く、都会の喧噪から離れのんびりと週末を過ごすにはピッタリ。バンコクからはバスやミニバス、船を乗り継いで約4時間。バンコクのエカマイ(東バスターミナル)からは、サメット島行きの船着き場(バンペー)行きのバスが出ていて、バスと船のジョイントチケットもある。バンコクを出たバスは約3時間ほどでバンペーに到着。道を挟んで反対側、市場を抜けると船着き場がある。サメット島にはいくつかのビーチがあり、各ビーチ行きのスピードボートや定期のスローボートが出ているが、定期の船はバスの時間に合わせて出航するので、バンペーについたら寄り道をしないでまっすぐに船着き場に向かおう。定期船はサメット島で一番賑わうサイケーオ・ビーチ近くのナダン港に着く。島に到着した際、入島税?なるものを支払う必要がある(200バーツ)各ビーチへは、乗り合いのトラック(ソンテウ)もあるし、ナダン港にはレンタルバイクもある。基本的に一本道で交通量は少ないが、アップダウンも多く、路面には砂も浮いているのでバイクの運転には十分に注意しよう。島の北部、サイケーオ・ビーチは、島で一番賑わっているビーチ。周辺にはコンビニ、レストラン、ゲストハウスなどツーリストに必要なものは何でも揃っている。ビーチも白砂で海の色も綺麗だ。日帰りで訪れるにはサイケーオ・ビーチがオススメだ。船着き場からも歩いて行ける。どうしても静かなビーチがいいなら、他のビーチもいいが、レストランや売店(コンビニ含む)もほとんど無いので、必要な物は揃えて行く方がいいだろう。バンペーからバンコク行きの最終バスは18時発。このバスに乗るためには、ナダン発17時の船に乗らないといけない。パタヤのビーチやラン島と比べるとまだまだのんびりとした雰囲気のサメット島。早起きして、朝7時台のバスに乗れば、バンコクから日帰りも可能だ。時間があったらオススメだ。バンペーの船着き場からサメット島へビーチのレストランでのんびりと(サイケーオ・ビーチ)夕方のバンペーの港バンコクの東バスターミナル(エカマイ)(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年12月28日BTSオンヌット駅はBTSアソーク駅から5駅バンコクの東の外れBTSオンヌット駅。2011年まではBTSスクムビット線の終点だった。スクムビット通りの奇数側でいうとソイ77(オンヌット通り)~ソイ81、偶数側はソイ50~ソイ54周辺だ。外国人、日本人の駐在員の多くは、BTSプロンポン~トンロー周辺のコンドミニアムに住むケースが多い。しかし、オンヌットエリアも結構外国人の姿を見かける。オンヌット駅前には、テスコロータス、日系のMAXバリュー、ソイ77にはビックシーと3つのスーパーマーケットもあり買い物には困らない。オンヌット周辺に住む外国人は、現地採用や起業をして間もない人たち、また、タイ人と暮らす外国人、日本人の年金生活者などだ。最近まではBTS駅北側に屋台街があったので、そこで夕食を済ませれば、一皿50バーツ、ビールも大瓶100バーツ。テスコロータスやビックシーのフードコートも同じくらい。路上の屋台だとクイッテオは30バーツからとローカル価格で暮らせるのが人気のひとつだったのかも知れない。そんな自分も最近まで、ソイの81に住んでいた。家賃は月7,000バーツ、ワンルームで50平米の南西角部屋で風通しも良く、かなり古いローカル向けのマンションであったが快適に暮らしていた。BTSの駅まで1.3kmくらいあるソイの一番の奥だったが、ソイの入り口にはほぼ24時間、バイタクが待機していて料金も10バーツなのでBTSで通勤するのも楽だった。深夜中心部からタクシーで帰宅しても100バーツを超えることはほとんど無かった。ソイを入るとタイの日常生活が垣間見られる。便利なのだけどちょっとしたローカルチックなとこも好きだった。周辺には多くのアパートがあり、1日単位や1週間単位で宿泊できるところも多い。料金も500~1,200バーツ程度。ホテルの予約サイトAGODA等に載っているアパートもあり、英語対応可能なところも多いので旅行者でも気軽に利用できる。一歩裏に入ればローカル感漂う風景が見られる屋台の集まるコーナーもあるので食費も押さえられるオンヌット通り(ソイ77)に沿って流れるプラカノン運河ローカル向けのアパートは月4000バーツ代から(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2015年12月25日国民の約95%が仏教徒といわれる南国の国・タイですが、首都バンコクでは毎年12月に入るとあちこちでクリスマスツリーを見かけるようになり、日本と同様にクリスマスムードを満喫することができます。イルミネーションやデコレーションを楽しむことが出来る場所も実はたくさん!今回はバンコク中心部でクリスマスらしい雰囲気を味わうことができるおすすめの場所をいくつかご紹介します。その1セントラル・ワールド周辺エリア毎年、クリスマス・年末に向けて気合いの入ったデコレーションをすることで有名なセントラル・ワールド前広場。今年はディズニーをテーマにしたデコレーションを行っているということで、例年以上に盛り上がりを見せています。この時期のイルミネーションスポットとしては、バンコクでおそらく一番有名なセントラル・ワールドですが、実は周辺にあるホテルや商業施設も毎年イルミネーションに力を入れているんです。まずはインターコンチネンタルホテルとお隣のホリデイ・イン。ホテル前のイルミネーションはなかなか大規模なものです。そして向かいのエラワン廟。2015年8月に悲しい爆発事件があった場所ということで、この年末は鎮魂の思いを込めてこちらを訪れる人が多そうです。この一帯はスカイウォークで行き来が出来るのでとっても便利。スカイウォーク自体もイルミネーションが設置されるので、この時期はBTSチットロム駅・セントラル・ワールド間を移動する際も華やかな空間を楽しむことができます。■InterContinental Bangkok・住所:973 Phloen Chit road,Pathum Wan, Bangkok・電話:(+66)2-656-0444■Holiday Inn Bangkok・住所:971 Phloen Chit Road,Pathum Wan, Bangkok・電話:(+66)2-656-1555その2ゲイソン・ショッピング・センターセントラル・ワールドの向かいにあるゲイソン・ショッピング・センターもこの時期におすすめの場所です。ハイブランドのお店ばかりが集まる高級ショッピングセンターだけに、クリスマスツリーもとっても上品。吹き抜け部分を利用して設置されたクリスマスツリーを眺めながら、優雅にシャンパンを楽しむことができるスペースも用意されています。ゴージャスにクリスマスの雰囲気を楽しみたいという方にはおすすめの場所です!■Gaysorn Shopping Centre・住所:999 Ploenchit Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok・電話:(+66)2-656-1149その3セントラル・エンバシーこちらもハイセンスなショップが多く入居するショッピング・センターですが、吹き抜けを利用して設置された屋内イルミネーションは他の場所ではなかなかお目にかかれない感じ。個性的なこちらのショッピングセンターらしいデコレーションです。おしゃれなクリスマス・グッズが販売されているほか、施設内でのお買い物金額に応じて様々なゲームに挑戦することもできるようです。■Central Embassy・住所:1031 Ploenchit road, Pathumwan, Bangkok・電話:(+66)2-119-7777www.centralembassy.com/写真撮影が大好きなタイ人の国民性を反映してか、どの場所も写真撮影向きのスポットばかり。クリスマスシーズンならではの場所で、旅の思い出に写真撮影をされてみてはいかがでしょうか。
2015年12月17日ユーザーローカルは12月15日、インスタグラムのユーザーグループとなる「InstagramersJapan」と提携し、写真投稿コンテストの効果測定レポートの提供を企業向けに開始した。同レポートは、インスタグラムのデータ分析に特化した「ユーザーローカル インスタグラム解析ツール」を活用し、InstagramersJapanが実施する写真投稿コンテストなどのユーザー活用支援施策の効果を分析したもの。具体定期には、「ハッシュタグ・キャンペーンの効果測定」や「自社・競合アカウントのフォロワーの分析」「位置情報分析」を提供する。これにより企業は、これまで計測が難しかったインスタグラム上のキャンペーンの効果をデータで可視化し、施策の改善につなげることができる。なお、InstagramersJapanとは、フォロワー数約6万人、投稿写真総数123万枚を超えるユーザーグループ。インスタグラム上だけでなく、オフラインでの展示会や撮影会、写真集の発行を実施している。また、2015年から企業タイアップのコンテストなどユーザー活用支援施策を行っており、タイアップ企業または商品に関連した写真を多数投稿している。
2015年12月16日エクスペディアが発表した「年末年始 人気の旅行先ランキング」では1位の台北に続いて2位に輝いたバンコク。きっとTRIPPING!の読者もこの年末年始、バンコクに遊びに来る方も多いのでは?年末の大イベントといえば、大晦日の夜に行われる年越しイベント「カウントダウン」(タイ語では「カーウダーウ」のように発音します)は外せないところ。そこで、今回はバンコクで開催される毎年恒例のカウントダウン・イベントをご紹介。どれも人気のタイ・アーティストによる無料コンサートがメインで、新年に切り替わった瞬間に盛大な花火が打ち上げられます。その1セントラルワールド前セントラルグループとバンコク都庁、携帯電話キャリア最大手のAISによるカウントダウン・イベント。超定番といってもいいイベントで、タイ人だけでなく、世界各国からの旅行者たちでごった返します。会場がBTSチットロム駅からすぐで行きやすいのでおすすめ。■バンコク・カウントダウン2016@セントラルワールド・日時:12月31日18時~・場所:セントラルワールド前広場・電話:(+66) 2021-9999・Web:・出演:bodyslam、オフ・ポンサック、グレース・ワリントーンほかその2アジアティーク・ザ・リバーフロントここ数年で一気に注目を浴びるようになったカウントダウン・イベント。「LIVE」と「EDM」でアゲアゲに盛り上げるのが今年のテーマのようです。チャオプラヤー川沿いの独特な雰囲気を楽しみたい方に。■アジアティーク・タイランド・カウントダウン2016・日時:12月31日17時~・場所:アジアティーク・ザ・リバーフロント・Web:・出演:Slot Machine、Boom Boom Cash、Lipta、ボーイ=パコーンほかその3バリハイ埠頭@パタヤバンコクからは少し離れますが、タイを代表するカウントダウン・イベントがこちら。なんとクリスマスから大晦日まで、7日間毎日人気アーティストたちによる無料コンサートが開催されます。さらに巨大なクリスマスツリーとイルミネーション、そして2万発の花火がパタヤの夜を彩ります。全国のグルメが揃うフードコーナーやコンサートもありますよ。■パタヤ・カウントダウン2016・日時:12月25日~31日18時~翌1時・場所:バリハイ埠頭(チョンブリー県サウスパタヤ)・Web:・出演:未発表そのほかおすすめのスポットとしては、・カオサン通り…街全体がお祭り騒ぎになります。昔は「新年を迎えた瞬間は、隣にいる見ず知らずの異性にキスをしてもOK」と言われていましたが……。・ホテルのバー…スタッフが新年に向けて盛り上げてくれます。特にスターウッズ系のホテルはこの手のお祭り騒ぎ好きな印象。・RCAに代表されるクラブ・パブ…どの店に行っても盛大にカウントダウンを祝うのでおすすめ。有名店では人気アーティストによるライブも。などがおすすめ。一方、セントラルワールド前のビアガーデンのカウントダウンはこの日に限って数千バーツ分のクーポンを買わないと入場できなかったり、明るい時間帯に行かないと席が確保できなかったりするため、要注意です。今回はカウントダウンだけを紹介しましたが、バンコクではこのほかにも年末にかけてイベントが盛りだくさん。この時期タイに訪れる方はぜひ事前にチェックしてみてください。それでは良いお年を!(text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2015年12月09日海外旅行中、現地の料理を食べ続けていると「なんだか胃が疲れてきたな」と感じることはないでしょうか?そんなとき、バンコクで是非おすすめしたいカフェがあります。オーガニックスーパー「Lemon Farm」に併設されたカフェ「Be Organic by Lemon Farm」です。在住者に人気のオーガニックスーパー「Lemon Farm」「Lemon Farm」はバンコク都内に数店舗を構える人気のオーガニック・スーパーです。そのなかでも今回ご紹介するランスアン店は、欧米人が多く住む高級住宅エリアにあるということで、特に品揃えが豊富。新鮮な野菜やフルーツはもちろん、サプリメントやお菓子、スキンケア商品に至るまで、こだわりのある高品質な商品が販売されていますが、タイで製造されたものが多く、比較的リーズナブルな商品が多いのが嬉しいところ。日本へのお土産選びにもおすすめのお店です。身体に優しい料理をリーズナブルに提供「Be Organic by Lemon Farm」健康へのこだわり溢れるこちらのスーパーですが、ランスアン店ではカフェを併設しており、オーガニックな原材料を使用した健康的なランチを楽しむこともできるんです。涼しい屋内席も快適ですが、乾季はテラス席で食事をするのも良いですね。こちらではお得な日替わりランチセットがおすすめです。「SEA BASS SET」(250B・約855円)VEGETARIAN SET(150B・約515円)セットメニューにはお味噌汁とサラダ、お茶がついてきます。新鮮な野菜をたっぷりと使用しており、シンプルだけど、その分素材の良さが伝わってくるセットメニューです。アラカルトメニューではパッタイなどのお馴染みのタイ料理も用意されています。こちらも野菜やきのこ類、豆腐など、ヘルシー食材を上手に使用していてどの料理もどこか優しい味わい。Tofu Spicy Salad with Organic Ground Rice(110B・約375円)バンコク滞在中、タイ料理を楽しむ合間にこちらのヘルシーランチを楽しまれてみてはいかがでしょうか?BTSチットロム駅からも近く、アクセスも良いのでおすすめです!
2015年12月06日©TRIPPING!一日中活気で溢れるバンコクのチャイナタウン、「ヤワラート」。タイと中国の歴史は深く、観光客向けの中華街ではなく、ここではしっかりと根付いた華人の日常生活を垣間見ることが出来る。タイ人と華人の文化がミックスされた独特の雰囲気の中、数々のショップやグルメを巡る街歩きは楽しい!©TRIPPING!先ずバンコクのチャイナタウンといえば、ヤワラート通り沿いにおよそ130の店舗が軒を連ねる金行がシンボル。中国系の人々のあいだでは財産を金で持つことが一般的で、赤と金色を基調とした内外装が目印の金行で、金製品の売買が活発に行われている。23金のアクセサリーは、地元の人たちに結納や誕生祝いなどの品物として喜ばれ、ドバイやシンガポール、香港などにも輸出。クリーム色のレトロな建物が目印の金行「タントカン」の上階に設けられた「金の博物館」では、木製のおもり、金型をはじめ金細工に必要なさまざまな道具などを展示されている。©TRIPPING!そしてチャイナタウンの大きな楽しみは食べ歩き。タイならではの豊富な食材を活かした中華料理は新鮮でリーズナブルなことでも有名だ。タイに住む華人の8割以上が広東省南部の潮州出身で、チャイナタウンの店の多くも潮州料理。魚やカニなどを蒸した料理やイカやエビの練りもの、あるいは魚の胃袋やフカヒレなど、魚介類の乾物を魚醤や塩などで薄く味つけした料理などが特徴で、日本人の口にもよく合う。その他、美味しいフカヒレスープを安く提供しているレストランも。麺料理を出す名物食堂も連日、タイの人々で賑わう。©TRIPPING!金行やレストラン、食料品などを中心とするヤワラート通り、エンジンや電気製品など機械のパーツや工具を売るクローントム・エリア、服、靴、おもちゃ、文具などの卸し屋が並ぶワーニット通り、といったようにチャイナタウン内部でもそれぞれエリアや通りごとに特色がある。チャイナタウンと路地でつながっているパフラッド通りは、インド系の人々が営む生地屋が軒を連ねる「リトル・インディア」、さらにその一角には1949年からこの地に店を構え、上質な生地を販売することで知られる日本人経営の「KIKUYA」もあり、散策するだけでさまざまな異文化に触れることができる。©TRIPPING!またタイの生活とは切り離すことが出来ない寺院だが、チャイナタウンでもチャルーンクルン通りやヤワラート通り沿いには、古くからの大乗仏教や道教の中国寺院が並び、日頃から人々の信仰を集めている。一方、そこから路地の奥へと足を踏み入れれば、民家が軒を連ねる街角に孫悟空や古代の武将、土地の神さまなどを祀る小さな祠が点在。どの祠も供えられた線香の煙が常に絶えず、なかには願い事が叶うと人々に人気があるところも。周辺には、全重量5.5トンの黄金で鋳造された世界一大きな黄金仏像が安置されている「ワット・トライミット」、舟のかたちをした珍しい仏塔がある「ワット・ヤンナワー」など、タイ式の仏教寺院も建っている。©TRIPPING!
2015年11月12日200年以上の歴史をもち、世界でも有数の古さを誇るバンコクの中華街・ヤワラート。街には中国語の看板が並び、フカヒレやアワビ、シーフードの老舗や各種卸問屋が軒を連ね、入り組んだ路地裏には妖しい雰囲気が漂う……というのが、これまでの一般的な中華街のイメージでした。が、この1年ほどで、その中華街の片隅にある1本のソイ(路地)に次々と個性的なバーやギャラリー、カフェがオープンして、新たな若者文化の発信源となりつつあります。その路地の名は「ソイ・ナナ」。今回はこの路地の魅力的な面々を紹介したいと思います。地元っ子ですら知らないこともある隠れ路地と、ここまで書いた時点で、バンコクに来たことがある方はお気づきでしょうが、バンコクにはまったく同じ名前の「ソイ・ナナ」があります。それはスクムビット通りのソイ3(ナナ・ヌア=北ナナ)とソイ4(ナナ・タイ=南ナナ)。ゴーゴー・バーやバービアが集まる大人の歓楽街「ナナ・プラザ」や、深夜まで人が集まるアラブ人街があることで知られる、眠らない街です。BTSにもナナ駅があり、こちらの方が断然知名度が高いので、タクシーの運転手に「ソイ・ナナへ!」と言うと、9割以上の確率でスクムビット通りの方に行こうとするでしょう。しかも、今日紹介する中華街の「ソイ・ナナ」は小さくてマイナーな存在のソイなので、中華街に住んでいる人に尋ねても知らないこともある、という厄介な場所です。肝心の場所はここ!ソイ・ナナと交わる「マイトリーチット通り」や、すぐ北にある「7月22日ロータリー(ウォン・ウィアン・カラッカダー・イーシップ・ソーン)」ならタクシーの運転手に伝わりやすいです。一番簡単なのはMRT(地下鉄)フアラムポーン駅から徒歩で行く方法。築100年の建物を最新店舗に再生ソイ・ナナの魅力はなんといっても古い街並みと新たな感性がミックスされているところ。築100年前後で、40年以上もの間打ち捨てられていた古いタウンハウスを若いオーナーが間借りして、最新のカフェやバーにリニューアルしてオープンさせているのですが、古い建物の良さは残しつつ今風に改修しているため、真新しい店とも老舗とも違った、独特の雰囲気が流れています。以下、このソイに集まるお店をいくつか紹介しましょう。その1生の伝統音楽が売りのタイ風バル「TEP BAR」このソイを代表するお店といえばやはりこの「TEP BAR」。築99年のタウンハウスを大改装した店で、店内には背の高いテーブルや椅子が並んで、一見スペイン・バルのようです。が、実はここはタイ料理バル。タイの伝統的な料理、それもほかではなかなか見られない珍しい料理をおつまみに、タイらしいハーブを使ったカクテルや伝統的な薬草酒「ヤー・ドーン」を楽しめます。一番のこだわりは毎日19時半からスタートする伝統楽器の生演奏。オーナーいわく「ホテルのロビーで流れているBGMのような伝統音楽ではなくて、グルーブ感のある、聴いていて楽しい音楽を届けたい」そう。3回ある生演奏タイムでは、最初はチルアウトできるものを演奏し、時間が遅くなるほどノリのいい音楽になっていきます。また、曜日によって演奏者も音楽の内容も変わるとか。「TRIPPING!」でもすでに紹介しています。>詳しくはこちら(データ)・時間火~木:17時~24時、金~日:17時~翌1時 月休・場所69-71 Soi Nana, Maitrichit Rd.・電話(+66)9-8467-2944・HP その2裏道の路上で飲めるスペイン・バルEl chiringuito1年半前にオープンし、この路地が注目されるきっかけになったのがこのタパス・バー。タイ人の奥さんをもつスペイン人オーナーが開いたお店で、店内には使い込まれた椅子やテーブルが並び、店頭のショーケースには古い薬瓶が並んでいます。レトロな内装が古い街並みにマッチしているのですが、おすすめは車道の上に置いたテーブル。座っているすぐ横を車やトゥクトゥクがバンバン通るので、アジアな旅情を味わうことができます。飲み物も料理もお手頃価格なので、中華街散歩の締めにぶらっと寄って一杯引っ掛けるのに良さそうです。いち押しメニューはトーストにキノコとトリュフを乗せて焼いた「Tosta」。噛み締めると、トーストのカリカリをまず感じ、次に熱々のクリームソースが口の中にじゅわっとあふれます。(データ)・時間木~日:18時~24時月~水休・場所221 Soi Nana, Charoen Krung Rd.・電話(+66)8-5126-0046・HP その3カルチャーな人たちが集うギャラリー・バー23Bar & Galleryバンコクのカルチャーシーンで活躍する人々が集まるギャラリー・バーがスクムビット通りソイ16からソイ・ナナへ移転。建物の古さをそのまま生かしたようなチープな造りが気安い雰囲気を醸し出しています。普段着感覚で行けるバーですね。店内には注目の若手アーティストによる絵画や写真などの作品が常時飾られているほか、ライブやパフォーマンス・アートのイベントも定期的に開催されています。(データ)時間19時~0時45分無休場所92 Soi Nana, Charoen Krung Rd.電話08-0264-4471Webそのほかにもこの地区のランドマーク的存在になりつつあるギャラリーの「Cho Why」、人気バーのオーナーやイベント・プロデューサーが共同経営する小さなバー「Teens of Thailand」、木の温もりとパステルカラーで彩られた可愛らしいカフェ「Nahim Cafe」など、短い通りに個性的なお店が集まっているので、ぜひ行ってみてください。(photo & text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2015年11月11日「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、3年前のオープン以来、国内外から常に注目を集めるバンコク屈指のラグジュアリー アーバンリゾート「ザ・サイアム」をご紹介。ロイヤルエリアに佇む隠れ家リゾート大邸宅の玄関を思わせるような優美なエントランス王宮や王室関係者の邸宅が立ちならぶことからロイヤルエリアとも呼ばれるドゥシット地区に「ザ・サイアム」はある。チャオプラヤー川沿いのこの辺りは、古い街並が続く旧市街地の顔も持ち合わせ、バンコクの中心地とは異なる穏やかな時間が流れる。まさに“隠れ家”というに相応しいリゾートは、優雅なホテルステイを約束してくれること間違いなし。それでも、ワットポーやワットプラケオといった寺院へはシャトルボートで15分、中心地にも車で20分程でアクセスできるロケーションは、「ザ・サイアム」がアーバンリゾートと呼ばれる所以でもあるのだ。華麗なるオーナー 一族「ザ・サイアム」のオーナーは、タイ屈指の名門「スコソルファミリー」。代表であるカマラ・スコソル氏はかつてジャズシンガーとしてその名を馳せ、息子のクリサダ・クラップ氏は、著名なロックスターにして映画俳優で、リゾートのクリエイティブ・ディレクターも勤める。建築デザインは世界的建築家「ビル・ベンズリー」によるもの中庭から望む外観世界的建築デザイナー、ビル・ベンズリー氏とクリサダ氏がタッグを組んで創り上げた「ザ・サイアム」は、1920年代前後のアールデコ調のデザインが特徴。輝かしい時代を率いたラマ5世が愛したことから着想を得たそう。ラマ5世の書斎をイメージしたライブラリー感性を刺激する唯一無二の空間メインレジデンスの吹き抜けには、大胆なまでに植物が葉を伸ばすリゾートに一歩足を踏み入れると緑豊かな空間に、心を奪われてしまう。自然光が降り注ぐ館内で、大胆かつエネルギッシュに葉を広げる植物はゲストを癒す力を持ち、リゾート自体が優美なオアシスのよう。ロビー脇のパティオは、一息つける癒しの空間さらに、外せない魅力のひとつが、まるで美術館のように展示されたアンティーク調度品の数々。クリサダ氏が世界中からコレクションした品々は、ここでしか見ることのできない貴重なものばかり。館内を散策するだけで、ファインミュージアムを訪れたような芸術鑑賞が叶うのだ。館内のあらゆる場所でアンティークの調度品を鑑賞することができるユニークなアンティーク品「歯医者の診察台」ホテルスタッフの心温まるホスピタリティー更に、ホテルスタッフが持ち合わせているホスピタリティーの精神は、バンコクのホテルの中でも随一。5名のバトラーを筆頭に、スタッフのもてなしは、心温まるものばかり。徹底したサービスにも関わらずフレンドリーな雰囲気で、ゲストの滞在をより快適なものに導いてくれる。笑顔が印象的なバトラーのMAC氏優雅なプライベートタイムを約束する客室3エーカーの緑溢れる敷地内に客室は39部屋。メインレジデンスに28部屋のスイートルーム、プールヴィラが10部屋、更にコテージが1棟並ぶ。サイアム・スイートのベットルーム3タイプあるスイートルームは、それぞれにアンティークのアート作品が飾られてクラシックなムード。ソファエリアとベッドルーム、バスルームに分かれた贅沢な造りは、日頃の疲れを癒すには十分すぎるほど。大きなバスタブは、全ての部屋に備え付けられている。サイアム・スイートのバスルーム川沿いに並ぶヴィラは、バンコクでは唯一のプールヴィラ。それぞれ異なるアンティークの扉を明けると、手前はプール付きのパティオが広がり、奥にベッドルーム、バスルームと続く。螺旋階段を上がれば、チャオプラヤー川を望むデッキがお目見え。プールエリアはオープンエアの気持ちのいい空間プールエリアの隣にはシックなベッドルームリゾートで一棟のコテージは、タイのシルク王「ジム・トンプソン」の自邸を移築したもの。ジム・トンプソン氏がかつて暮らしていたタイの伝統的な家屋伝統家屋で頂く本格タイ料理Chon Bistroのオープンエアーのダイニングチャオプラヤー川沿いに並ぶタイの伝統的家屋には、タイ料理レストランとビストロ、バーが統合された「Chon Bistro」が佇む。マッサマンカレーやパッタイ、トムヤムクン、ソムタムなどの本格的タイ料理はもちろん、コーススタイルのメニューも提供。ホテル専用のピア(桟橋)で料理を味わえば、よりオリエンタルなムードを楽しめる。アールデコの装飾が美しいダイニング続いて、ホテルステイを更に楽しむためにザ・サイアムで叶えたい3つのことをご紹介。究極のタイ家庭料理プライベートレッスン「Chon Bistro」の料理長、ダムリ氏によるクッキングクラスは、定員が2名までのプライベートレッスン。約20年に渡り、フォー・シーズンズやマンダリン・オリエンタルをはじめとした一流ホテルを率いて来たシェフからタイ家庭料理の手ほどきを受ければ、それは最高の思い出になるはず。>詳しくはこちら世界のベストスパで、至福のひとときをオープン以来、数々の賞に輝き、英国のコンデナスト・トラベラーが発表した「2015年 世界のベスト・シティースパ」にも選ばれた「OPIUM SPA(オピウム・スパ)」には、滞在中マストで訪れたい。至福のひとときは、日頃の疲れを癒し、明日からの活力を養ってくれる。>詳しくはこちらタイ伝統スポーツ「ムエタイ」にチャレンジムエタイのリングを持つホテルはバンコクで「ザ・サイアム」が唯一。タイの伝統的スポーツ ムエタイは、パンチやキック、エルボーなどの動きがエクササイズとして効果的で、体の調子を整えるのに最適。初心者から上級者まで様々なバリエーションのプログラムが用意されている。優美かつエモーショナルなリゾート「ザ・サイアム」は、心の奥そこからリラックスするに相応しい場所。バンコク随一のオリエンタルなディスティネーションで、心のままにホテルステイを楽しんでみるのはいかがだろうか。THE SIAM(ザ・サイアム)・住所:3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand・電話:(+66) 2206-6999・Email:info@thesiamhotel.com・HP:・問い合わせ(日本):プリファード・ホテルズ&リゾーツ0120-984-450photo: Takayoshi Nakajima/THE SIAM(スパ、ムエタイ)TRIPPING!(クッキングクラス)text : Ai Tanaka
2015年11月09日