GEとSynova、牧野フライス製作所(マキノ)は10月29日、レーザマイクロジェット技術を用いたガスタービン部品向け製造装置を発表した。回転機器のホット・ガス・パスと呼ばれる部位に設置されている部品は1300℃を超す高温にさらされるため、耐熱コーティングが施された特殊な素材が必要となる。この特殊な素材に対して、レーザマイクロジェット技術を用いた今回の新しい製造装置は、精密な穴を貫通させることができるため、正確な冷却効果を各部品にもたらすことが可能となる。レーザマイクロジェットは水ジェットとレーザを組み合わせた加工技術であり、光ファイバと同じ原理で、水ジェットにより導かれた高出力レーザが、材料に対する熱影響を最小限に抑制しながら、多孔質または積層素材への穿孔を極めて正確に行う。このような効率的な穿孔加工が、マキノの高精度・精密機器技術と微小な穴を開けるためのGEのソフトウェア技術を組み合わせることで実現したという。これにより、加工時間が飛躍的に短くなるだけでなく、ガスタービンの性能向上に向けた優れた冷却技術の開発や部品の長寿命化に貢献するという。なお、今回の技術はGEの最新鋭ガスタービンの製造や、将来的にはGE製航空機エンジンの製造においても活用される予定。
2014年10月30日トレンドマイクロは10月28日、パソコンの利用者523名を対象に、パソコンを利用するうえでのOSやアプリケーションの脆弱性に関する意識や実態についてWebアンケート調査を実施し、その結果を発表した。パソコンを利用するうえでの脆弱性とは、ソフトウェアに存在するセキュリティ上の欠陥や不備であり、脆弱性を放置することでウイルス感染などのセキュリティリスクが高まる。本調査において、パソコンユーザに対し脆弱性に関する理解度を尋ねたところ、4割以上(41.9%)が脆弱性の対策に修正プログラムの適用が有効だということを認知せず、また、パソコンに脆弱性があるとウイルスに感染する可能性が高まることを知らないユーザが3割以上(32.9%)いることもわかった。脆弱性を悪用するウイルスの感染や不正アクセスを防ぐには、ソフトウェアの修正プログラムを適用し、常に最新の状態で使用することが有効だが、Adobe Reader(53.7%)、Java(44.6%)、Adobe Flash Player(51.6%)それぞれで常にバージョンを最新にしているユーザは約半数と、実際に多くのユーザが「最新にしていない」、もしくは「最新にしているかどうかがわからない」と回答し、脆弱性の対策が浸透していない実態が浮き彫りになった。ソフトウェアのバージョンを最新にしていない理由の多くは、「バージョンの確認方法がわからない(32.7%)」、「バージョンアップの方法がわからない(29.2%)」といった理由であることが明らかになった。また、自分が利用しているパソコンのセキュリティ設定が十分かどうかを質問したところ、不安に思う方が7割以上という結果になり、多くの回答者が、脆弱性を十分理解せず、その対策も浸透していない一方で、自分の利用するパソコンのセキュリティ設定に不安を感じていることがわかった。トレンドマイクロでは、ソフトウェアのバージョン管理を難しいと感じるパソコンユーザには、パソコンにインストールされているソフトウェアのバージョンをチェックし、適用可能な修正プログラムの適用を促す機能のついたセキュリティソフトの利用を勧めている。
2014年10月29日アスクは23日、BitFenix製PCケースの新モデルとしてフロントパネルに2.4型TFT液晶を搭載したマイクロATXケース「Pandora」シリーズと、液晶非搭載の「Pandora Core」シリーズを発表した。いずれも11月中旬より発売し、店頭予想価格は「Pandora」シリーズが1万円台後半、「Pandora Core」シリーズが1万円台半ば。マット仕上げのアルミ素材を使用した、幅160mmのスリムなPCケース。ブラックとシルバーの本体カラーに加えて、さらにサイドパネルに透明アクリルを採用モデルも用意する。「Pandora」シリーズでは、フロントパネルに2.4型(240×340ドット)のTFT液晶「BitFenix ICON」を搭載。通常はBitFenixのロゴを表示するが、専用ユーティリティによって自由に画像を変更することができる。フロントとトップに120mmファンを1基ずつ搭載するほか、オプションとしてフロントにさらにもう1基の120mmファンを増設できる。フロントからリアにエアフローを生み出すす「ダイレクトエアフローデザイン」を採用し、ハイエンド構成にも対応する冷却性能を実現するという。搭載ベイは3.5インチシャドウベイ×1、3.5/2.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2。拡張スロットは5基、最長350mmまでの拡張カードに対応する。フロントのインタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。対応電源はATX、対応マザーボードはマイクロATX / Mini-ITX。本体サイズはW160×D465×H420mm。
2014年10月23日市販の合成洗剤を使わず、キッチンにある食材由来のものを使って、赤ちゃんにも安全に掃除できる「ナチュラルクリーニング」。 前回 はそのために必要な4つのアイテムについてご説明しました。まずはそれらをおさらいしながら、アイテムごとの基本的な洗剤の作り方をご紹介します。■ナチュラルクリーニングの基本アイテム(1)石けんナチュラルクリーニングの場合、純石けん(無添加石けん)を使用します。固体、粉末、液体、必要に応じて使い分けができます。(2)重曹ベーキングパウダーと並んで、ふくらし粉としても有名です。黒豆を煮る時に少量加えたりもしますね。消臭効果があり、軽い汚れ落としにも使用できます。掃除に使用する際は粉のまま使うこともありますが、水1カップ(200ml)に重曹小さじ1を溶かしスプレーボトルに入れたものを作っておくとよいでしょう。(3)クエン酸酸性の代表。水あかやせっけんカスを落とします。クエン酸そのものは赤しそジュースを仕込む時に少量加えることがありますね。掃除の時は水1カップにクエン酸小さじ1/2を溶かし、スプレーボトルに入れたものを準備しておきましょう。お酢でも代用できますが、お酢の場合は使用用途に応じて、水で2~3倍に薄めるか原液のまま使います。(4)アルコール(エタノール)薬局で売っている無水エタノールを、必要に応じて水で薄めて使います。今回は実践編として、これらの代表的な使い方をご紹介します。■キッチン、リビングの気になる汚れをナチュラルクリーニング<キッチン編>・シンクの汚れ重曹を粉のまま撒いてこするとピカピカになります。重曹の粉には研磨効果があります。・カップの茶渋気づいたらついている茶渋も、粉末の重曹でこするとスルッと落とすことができます。・グラスのくもり水あかでくもってしまったグラスは、薄めたお酢やクエン酸スプレーにつけおきするときれいになります。・まな板の汚れ汚れが気になるところに、少量の水で溶いてペースト状にした重曹をつけて磨きます。そして仕上げに、熱湯にクエン酸を溶いたものを回しかければOKです。・冷蔵庫内食中毒を防ぐためにも、冷蔵庫内は特に清潔に保ちたいところ。野菜室や庫内全体は、60%くらいの濃度に薄めたアルコール(エタノール)で拭くとスッキリします。包丁やまな板も、この薄めたアルコールでこまめに除菌してから調理すると安全です。■キッチン、リビングの気になる汚れをナチュラルクリーニング<リビング編>・スイッチの汚れ電気周りは「水使用不可」の場所。乾いた布に揮発性の高いアルコールを吹き付けて拭くとスッキリします。・フローリング足裏の汚れなどがつきやすいフローリングは、重曹水をスプレーした雑巾で拭くときれいになります。・カーテンについた匂いカーテンには、タバコやペットの匂いなど生活臭がつきやすいもの。洗えない時は、応急処置ではありますが重曹水を吹きかけると多少スッキリします。ただし、重曹の効果があるのは酸性の汚れのみ。そうでない汚れには効かないこともあります。あくまでも洗濯までの一時しのぎと考えましょう。・ぬいぐるみの汚れと匂いどうしても水洗いできない場合は、アルコールスプレーを吹き付けて、除菌した上で乾かします。まだまだいろいろな使い道がありますが、今回はキッチン、リビングにおける代表的な使い道をご紹介しました。より科学的な説明から学びたい方には、『 かんたん家計ノート 2015 』(講談社)のナチュラルクリーニングコラムを担当されている本橋ひろえさんが、全国で講座を開催されているので、そちらもおすすめです。次回はキッチンやリビング以外にも使える簡単な実践法をお伝えしたいと思います。監修:本橋ひろえ大学時代は化学を学び、化学薬品会社に勤務。合成洗剤を作る側だった経験を経て退職後、自身と子供のアレルギーからナチュラルクリーニングを実践。化学製品をわかりやすく分析、主婦目線で簡単に実践できる方法を伝えるスタイルに定評があり、全国でナチュラルクリーニング講座を開催中。 Facebook
2014年10月23日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は10月21日、広帯域幅を有する26.5GHzマイクロ波ベクトル信号アナライザ(VSA)「NI PXIe-5668R」と、高速チューニングが可能な20GHz RF信号発生器「NI PXIe-5654」を発表した。「PXIe-5668R」は、低ノイズフロア、高線形性、低位相ノイズに加え、最大765MHzの即時帯域幅という特徴を備えている。また、一度の集録でレーダパルス、LTE-Advanced通信、802.11ac波形など、広帯域幅の信号が解析できる。さらに、高速計測が可能であるため、市場投入までの時間が短縮でき、最終的にテストのコストを低く抑えることができる。そして、搭載されているFPGAはユーザによるプログラミングが可能なため、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」でプログラミングして、計測器の挙動をカスタマイズしたり、高度なRFテストアプリケーションに対応したりすることもできるという。「NI PXIe-5654」は、優れた位相ノイズと100μ秒の高速チューニング時間を特徴としている。対応アプリケーションの幅も広く、ブロッキング/干渉信号の生成、高性能な相互変調歪みテストベンチ、様々な電子線用アプリケーションなどがある。
2014年10月22日トレンドマイクロは10月16日、YouTube上の偽広告を利用した「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」攻撃を確認したとセキュリティブログで明かした。偽広告は、YouTubeのサイト内の広告やレコードレーベルのミュージックビデオの再生画面に仕込まれていた。影響を受けたユーザーは、米国だけで11万3000人としている。利用者は偽広告にアクセスすると、オランダに置かれた2つのリダイレクトサーバーを経由し、さらに米国に置かれた不正なサーバーに送信されて、最終的に端末にランサムウェアが入り込んでしまう。ランサムウェアの種類は「KOVTER」ファミリの亜種。「Cryptolocker」のような暗号化技術を利用した巧妙な攻撃は行わない。偽の警告画面を表示するためにアクセスするWebサイトはすでに接続不可となっている。脆弱性の攻撃にはエクスプロイトキット「Sweet Orange」が利用されていた。バージョンはInternet Explorerに存在する脆弱性を利用するもの。感染する不正プログラムの挙動はすべて同一となることを確認した。IEの脆弱性は、日本マイクロソフトが2013年5月に更新プログラムを公開しており、PCを最新の状態にしておければ影響を受けない。
2014年10月17日トレンドマイクロは、BCCが運営するデータセンターの顧客企業に対し、企業を取り巻く様々な脅威から情報資産を包括的に保護するためのセキュリティ対策「TSS トータルセキュリティサービス(TSS)」の提供開始を発表した。同サービスは、10月20日よりBCCより販売を開始、BCCは今後1年間でセキュリティ対策の売上1億円を目指す。TSSはトレンドマイクロ製品による対策を主軸に、「設備による対策」「情報技術による対策」「ルール・人による対策」の3つで構成。「設備による対策」では、BCCから入退室管理や施錠管理など、徹底した物理セキュリティ管理を提供。「情報技術による対策」では、トレンドマイクロのネットワーク監視技術やサーバセキュリティ対策技術を用いて、不正アクセス検知や、ウイルス対策などをトータルで提供。BCCが各セキュリティソリューションの監視、運用なども行い、不正プログラムの感染が確認された際には、その駆除も実施する。「ルール・人による対策」では、トレンドマイクロの知見を活かし、セキュリティポリシーや各種ルール制定のコンサルティングや、顧客企業の社員に対するセキュリティ教育・訓練をBCCから提供。技術的な対策だけでなく、セキュリティに強い体制づくりまで支援することで、企業における包括的なセキュリティ対策を実現する。企業は、TSSのサービスから自社に必要なソリューションを組み合わせて選択したり、月額課金のクラウドサービスとしての利用もできるため、導入の際の初期投資を抑え、必要なソリューションを必要な期間利用可能。なお、価格は「バリューセットS:VS(サーバ保護に特化したセット:ウイルス対策、侵入検知、年2回定期点検サービス、防災訓練サービス)」が6000円/台、「バリューセットC:VC(クライアント保護に特化したセット:ウイルス対策、レポーティングサービス)」が500円/台。特定の保護に特化したセットプランも用意している。
2014年10月16日トレンドマイクロは10月15日、現在マイクロソフトがサポートしているWindows OSとWindows Sever OSにゼロデイ脆弱性があるとして注意喚起を行なった。この脆弱性は、「マイクロソフト、10月のセキュリティ更新 - 事前通知1件が公開回避へ」ですでに更新プログラムが公開されている。確認された攻撃は、諜報活動を目的としており、「Sandworm Team」と呼ばれる攻撃者達によって実行されていた。1年以上前の2013年8月以来、攻撃者によって細工された不正なPowerPointファイルを利用する方法で攻撃が行なわれているという。脆弱性はWindows OS/Server OSのOLEパッケージマネージャーに存在している。ゼロデイ脆弱性は、OLEオブジェクトがPowerPointファイルに埋め込まれていた場合、OLE packagerである「packager.dll」によって、特別に細工されたOLEオブジェクトが任意の外部ファイルを参照できるようになる。そのため、不確かな参照元からシステム定義ファイルの参照も可能になるという。
2014年10月15日トレンドマイクロは、同社のセキュリティブログにおいて、App Store上で詐欺的偽アプリの存在を確認したとして、iOSデバイスユーザーに注意を呼びかけた。問題の偽アプリは「Akinator Genie」で、有名アプリ「Akinator the Genie」の知名度を利用したものとなっている。正規のアプリ「Akinator the Genie」は、アプリ内のキャラクターが問いかけるいくつかの質問に答えることで、利用者が思い浮かべた人物を当てるというもの。この偽物としてアプリ名称に「the」が抜けた「Akinator Genie」の存在について、同社は警鐘を鳴らしている。14日現在、偽アプリ「Akinator Genie」はApp Store上に公開されており、正規のアプリと同様に200円で販売されている。同偽アプリのダウンロードにより、iOSデバイス上で不正な活動は確認されていないが、正規アプリのように人物当てゲームは楽しめず、その部分で詐欺行為にあたると同社は指摘している。また、偽アプリの発行/開発者の「Jennifer Mendelson」は、今年の5月頃から継続して有名アプリと誤解させるようなアプリをApp Storeに公開していることが確認されているという。今回のアプリでは不正活動はないものの、Android端末を狙った不正アプリではAPKファイルを改ざんして不正プログラムを挿入する手法が横行しており、モバイルデバイスの利用者は、必ず正規マーケットや運営者がはっきりしているサードパーティマーケットを利用し、ダウンロード時に開発者情報やユーザーレビューを一読するように、注意を促している。
2014年10月14日トレンドマイクロは10月10日、同社のセキュリティブログ内で、iPhoneやiPadなどiOSデバイス向けの正規アプリストアである「App Store」上で、有名アプリ「Akinator the Genie」の知名度を利用する詐欺的偽アプリの存在を確認したことを発表した。それによると、偽アプリは10月10日13時時点で、App Storeから入手可能な状態になっており、「Akinator the Genie」と誤って偽アプリを入手しないよう注意する必要があるとのこと。今回、偽アプリに利用された「Akinator the Geniea」は、Elokence が開発したゲームアプリで、内容としては、アプリ内のキャラクターがいくつかの質問をすることで利用者が思い浮かべた人物を言い当てる、というもの。iOS、Android、Blackberry、Windows Phone用のアプリの他、Webでも遊ぶことができる。iOS版はApp Storeの表示によれば 1万件以上の評価を集めており、Android版はGoogle Playの表示によれば50万件以上ダウンロードされている人気アプリ。今回確認した偽アプリは、このオリジナルの「Akinator the Genie」とよく似たアプリ名とアイコンを使用し、明らかにオリジナルアプリの知名度を利用し利用者に誤解させようという意図が窺える。日本のApp Store上の表示によれば、偽アプリはオリジナルと同額の200円で販売され、偽アプリの説明文はオリジナルの説明文をコピーしたものとなっているが、この偽アプリをインストールしてもオリジナルが行うような人物当てゲームの質問は行われず、その部分では明らかな詐欺行為と言える。ただし、この偽アプリは利用者のiOS端末上で特に不正な活動を行うものではなく、利用者が情報漏えいなどの被害を受けるものではない。現時点で確認された利用者の被害は、説明通りの動作をしないアプリの代金200円。トレンドマイクロでは、App Storeを運営するAppleに、偽アプリに関し通報を行い、クラウド型アプリ評価サービス「Trend Micro Mobile App Reputation (MAR)」により、「IOS_FAKEAKINA.A」として検出対応。今後も公開されるモバイル向けアプリの監視を行い、オリジナルアプリの権利を侵害し、利用者に誤解を与える偽アプリや不正アプリへの対応を行っていく。利用者も、アプリの入手時には必ず正規マーケットもしくは運営者がはっきりしているサードパーティマーケットを利用すると同時に、ダウンロード時には開発者情報を確認し、既存のユーザーレビューを一読するなどの注意が必要だ。
2014年10月13日インバースネットは7日、FRONTIERブランドで販売するデスクトップPCとして、グラフィックスにNVIDIA Quadro K620を搭載するマイクロタワー型「MX」シリーズを発売した。価格(税別)は86,800円より。3D CGや3D CADを専門としたクリエイティブユーザーに適したモデルとなっている。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.20GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがPC3-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620 1GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSは、Windows 8.1 Pro 64bit版かWindows 7 Professional 64bit版が選べる。インタフェース類は、マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×6、マイク入力、ライン入力、ヘッドホン出力、ライン出力、DVI-I、DisplayPortなど。本体サイズは約W170×D400×H360mm。
2014年10月08日トレンドマイクロは7日、企業向け総合セキュリティソフトウェア最新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 11」(ウイルスバスター Corp.11)を発表した。受注開始は13日、出荷開始は11月27日。「ウイルスバスター コーポレートエディション」は、同社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」と連携する総合セキュリティソフトウェア。新たに、Webサイトに埋め込まれた不正なJavaアプレット、JavaScriptの実行を防止する機能を実装し、改ざんされたWebサイトからの不正プログラムダウンロードの防止を図る。また、C&CサーバのIPアドレス情報をもとに、C&Cサーバへの接続をブロックすることで、標的型サイバー攻撃への防御も強化した。このほか、デバイスコントロール機能の拡充や、クライアントPC内の機密情報などの重要データを特定する追加オプション「データ検出機能」を新たに実装する。合わせて、同社セキュリティ対策製品を一元管理できる管理者向けツール「Trend Micro Control Manager」最新版を、同ソフトウェアのユーザー向けに無償公開した。「ウイルスバスター Corp.11」の価格は、1年間のスタンダードサポートサービス料金を含めた「ウイルスバスター コーポレートエディションPlus」1000ライセンス購入時で、1ライセンスあたり2,980円。製品ページからは、メールアドレス登録による体験版も配布している。
2014年10月07日Trend Microはこのほど、「『Shellshock』関連の脆弱性をさらに確認|トレンドマイクロ ブログ|トレンドマイクロ セキュリティ ブログ (ウイルス解析担当者による Trend Micro Security Blog)」において、現在のところ、bashの脆弱性(通称:Shecllshock)を悪用した、HTTP、SSH、DHCP、FTP、SIP、SMTP、VPNなどのプロトコルを経由する侵入経路が存在すると伝えた。利用できるプロトコルは今後さらに増えるおそれもある。9月24日に広く知られるようになったShellshockに関連するCVEは現在6つになっている(CVE-2014-6271、CVE-2014-7169、CVE-2014-6277、CVE-2014-6278、CVE-2014-7186、CVE-2014-7187)。これらを悪用されると、ユーザー権限がない状態でも遠隔からのコマンド実行が可能とされている。環境変数が指定できる仕組みになっている通信プロトコルがいくつか存在しており、今後影響範囲はさらに拡大する危険性がある。組込み機器などでbashが使われているケースでは、アップデートされないままボットネットの構築などに悪用される危険性も高い。bashを使用している場合、引き続きShellshockに関する最新の情報を入手するとともに、常に最新の状態へアップデートすることが推奨される。
2014年10月06日Trend Microは10月1日(米国時間)、「「Shellshock」を悪用した攻撃を再び確認、IRCボットを利用|トレンドマイクロ セキュリティ ブログ (ウイルス解析担当者による Trend Micro Security Blog)」において、bashのセキュリティ脆弱性(通称:Shellshock)が悪用されている複数の例とともに、同脆弱性を悪用するIRCボットの存在を伝えた。同社は、Shellshockを利用するIRCボットを「PERL_SHELLBOT.CE」として検出していると説明。このIRCボットはポート5190番を使ってIRCサーバに接続し、#bashチャンネルに参加した後、攻撃者からのコマンドを待機する状態に入るとしている。攻撃者はこのIRCボット経由で次のような攻撃が可能だとされている。DDoS攻撃UDPフラッド攻撃TCP Syncフラッド攻撃HTTPフラッド攻撃DoS攻撃任意ファイルのダウンロードポートスキャンメール送信このIRCボットが接続しているIRCサーバの大半が米国、日本、カナダ、オーストラリアに設置されているという説明もある。Shellshockを利用したシステムへの不正侵入やマルウェアの感染といった脅威は関連組織や機関から発表が相次いでいるが、Shellshockに関する報道は今後も継続するものと見られる。
2014年10月03日マイクロアドの関連会社であるマイクロアドデジタルサイネージ(MADS)は10月1日、ワールドピーコムとの共同開発により、コロワイドグループが運営する飲食店のテーブルに設置されたタッチ式セルフオーダータブレット「メニウくん」への動画広告配信を開始すると発表した。同広告配信は、MADSの提供する、デジタルサイネージ広告をネットワーク経由で統合管理するアドネットワークサービス「MONOLITHS」を利用。広告主は、日時やエリア、ロケーションなど要望に見合った条件を設定することで対象となるデジタルサイネージの空き広告枠を瞬時にリストアップし、15秒ごとの放映課金による広告枠の買付け・広告配信が可能だ。今回のサービス連携により、広告主は、コロワイドグループが運営する居酒屋チェーン「手作り居酒屋 甘太郎」や「北の味紀行と地酒 北海道」など全国224店舗に設置された約8300面の「メニウくん」へ広告配信が可能となる。MADSは今後、「MONOLITHS」のサービス拡充やデジタルサイネージの各ロケーションオーナーとの連携を促進し、2014年内に2万5000ディスプレイのアドネットワーク化を目指す考えだ。
2014年10月01日トレンドマイクロは9月26日、オープンソースプログラム「bash」に存在する脆弱性「Shellshock」の存在をセキュリティブログで明かした。Shellshockは、bashの環境変数処理における脆弱性。各種LinuxディストリビューションやMac OS X、Linuxベースのアプライアンスや組み込み機器、Internet of Everything(IoE)関連デバイスなどで影響を受ける可能性があるとしている。脆弱性があるPCやサーバーは、攻撃者によってコマンドを実行されると、アクセス権をのっとられる。これにより、遠隔操作や不正プログラムの実行などの操作が実行される恐れがある。インターネットから直接アクセスできる公開サーバーが狙われやすいとしている。GNU Projectは、脆弱性の一部を修正する独自のパッチを公開しており、各種Linuxディストリビューターも修正パッチを公開している。また、bashを無効にする、別のシェルに入れ替える、脆弱性のあるサービスへの入力にフィルタをかけるなどを対策するように呼びかけている。
2014年09月29日ぷらっとホームは9月29日、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)向けに特化した小型Linuxマイクロサーバ「OpenBlocks IoTファミリ」を発表した。同製品ファミリは、同社の小型Linuxマイクロサーバ「OpenBlocksシリーズ」で培った信頼性などをそのままに、無線や有線のインタフェースを搭載することで、あらゆるセンサへのコネクティビティを実現するM2M/IoTのゲートウェイとして開発された。フォームファクタのサイズは41.6mm×96mm×11.3mmで、設置レイアウトを悩むことなく利用が可能。小型ながら、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信を搭載しているほか、RS-485や RS-232C、GPIO、Ethernetなどの有線インタフェースにもオプションケーブルをつなぐことで接続可能となっている。また、3G(W-CDMA:NTTドコモFOMA網に対応予定)通信機能も搭載しており、さまざまな場所からの通信が可能となっている。プロセッサにはIntelの22nmプロセスのAtomベース(Silvermontアーキテクチャベースのデュアルコア、500MHz)のSoC「Edison」を採用しているほか、1GBのLPDDR3、4GBのeMMCを搭載。OSにはDebian GNU/Linuxを採用しているため、アプリケーションの実装も容易だ。なお価格はオープンで、2015年2月の出荷開始を予定している。
2014年09月29日ぷらっとホームは9月29日、M2Mやモノのインターネット(IoT:Internet of Things)通信向けに特化した小型マイクロサーバ「OpenBlocks IoTファミリ」を発表した。2015年2月に出荷予定。価格はオープンだが、実勢価格は3万円台半ば~4万円台になる見込み。同製品は、累計出荷7万台の実績がある小型Linuxマイクロサーバ「OpenBlocksシリーズ」のコンピュータ性能はそのままに、Wi-FiやBluetoothなどの無線に加え、RS-485、RS-232C、GPIO、Ethernetなどの有線のインタフェースを搭載することで、M2M/IoTのゲートウェイに最適なものとなっている。22nmプロセス技術に基づくインテルのSoCを搭載し、メモリ1Gバイト、フラッシュROM 4Gバイトで、外形寸法はW41.6×D96×H11.3mm。アンテナ内蔵の3G通信機能を搭載し、あらゆる場所から上位ネットワークとの通信が可能だ。OSには、汎用のDebian GNU/Linuxを採用。さまざまなアプリケーションを少ない時間で実装でき、スピーディーなIoTシステムの構築が可能としている。
2014年09月29日(画像は「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」商品ページより)ヒアルロン酸の5倍の保水力を持つ「サクラン(R)」配合久光製薬株式会社の「ライフセラ(R)」ブランドより、「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」の、エッセンスと美容マスク、トライアルセットの3アイテムが2014年9月3日より新しく発売されました。「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」は、九州の一部地域の綺麗な湧き水で生息している植物、「スイゼンジノリ」から抽出される成分「サクラン(R)」が配合されたスキンケア商品で、「サクラン(R)」は、ヒアルロン酸の5倍の保水力を持ち、1gで水を6Lも保持することができます。「サクラン(R)」を配合することにより、「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」は、肌表面の水分を閉じ込め、長時間保湿をして、乾燥や乾燥による小じわに効果を発揮します。独自の浸透技術で、肌のバリア機能を健康な状態に!健康なお肌はラメラ構造という特殊な構造になっていて、保水機能や外的刺激からのバリア機能を担い、ラメラ構造の乱れは、肌表面の水分を蒸発させ、肌は乾燥した状態になってしまいます。「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」は、独自の浸透技術、「ラメラ液晶構造」を用いた処方で、お肌のバリア機能を健康な状態に導き、浸透を促します。エッセンスは100ml入りで、3,500円(税別)、美容マスクは4枚入りで2,800円(税別)、トライアルセットは、エッセンス20mlと美容マスクが1枚入り、1,000円(税別)で、全国のバラエティショップで販売されます。【参考】・久光製薬株式会社プレスリリース/PRTIMES
2014年09月04日ディラックは2日、スリム型のマイクロATX対応PCケースとして、「MIST2」(ホワイト)と「SHADOW2」(ブラック)の2モデルを発表した。9月5日より発売する。店頭予想価格(税別)は9,480円前後。フロント部はドアパネルになっており、光学ドライブやUSBなどへの不用意なアクセスを防止する設計。縦置きと横置きの両方に対応する。標準でファンは搭載しておらず、オプションで上面に120mm×1基を搭載可能。300Wの電源を標準で搭載している。搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×1基、内部2.5インチベイ×1基。内部2.5インチベイはリムーバブル式となっているので、取り付けと取り外しが簡単に行える。拡張スロット数は4基でロープロファイル仕様の拡張カードを搭載可能。搭載CPUの高さは最大80mmまで。外部インタフェース類はUSB 2.0×4基、オーディオ入出力。本体サイズはW335×D435×H103mm。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-ITX。
2014年09月03日トレンドマイクロは9月1日、Microsoftの次期OSとして噂される「Windows 9」の無料ダウンロードを装った不審なWebサイトが多数存在するとして注意を呼びかけた。不審なWebサイトは、Windows 9の無料ダウンロードができることをアナウンスしたもの。Webサイト上には、Windows 9のインストールDVDらしき写真やダウンロード先のリンクなどが掲載されている。利用者がダウンロード用のボタンをクリックすると、ファイル共有サービス「Turbobit.net」のページが開く。ここからインストーラーをダウンロードすることができる。トレンドマイクロはインストーラーの中身を解析した結果、Windows 9のデータではなく64ビット版のWindows 7 SP1であることがわかった。初期の言語設定はブラジル・ポルトガル語だったという。このファイル自体に不正なプログラムは含まれていなかったという。また、Windows 9を装ったインストーラーから利用者に不正なプログラムをインストールさせようとするケースも確認されている。ブログで紹介していた例では、利用者がインストール作業中に不正なプログラムを自動的にダウンロードするものだったという。さらに、Windows 9のダウンロードサイトを装い、携帯電話の番号を入力させて盗み取るフィッシング詐欺サイトも確認できたという。ダウンロードページの誘導方法はさまざまあり、検索サイトで特定のキーワードを入力するとダウンロードページが検索結果に表示され、リンクをクリックした利用者を呼びこむものや、Youtubeの動画の詳細ページに貼られたページをクリックして呼びこむものなどがあるという。トレンドマイクロは、従来サイバー犯罪者が話題性の高いものに便乗して攻撃を仕掛ける傾向にあることから、Windows 9に便乗した脅威が今後も拡大すると予測している。
2014年09月02日(画像はプレスリリースより)看板商品の「茶きん鮨」の薄焼玉子をリニューアル2014年8月27日、京樽は9月3日(水)から看板商品の「茶きん鮨」の薄焼玉子をリニューアルし、ヒアルロン酸入りにして販売することを発表した。リニューアルのコンセプトは「女性にうれしい茶きん鮨」。茶きん鮨の最も重要な食材である薄焼玉子に、ヒアルロン酸を添加。薄焼玉子1枚当たりのヒアルロン酸量は4ミリグラム。優れた保水力を持つヒアルロン酸を配合することで、茶きん鮨の食感が向上。ヒアルロン酸入りの茶きん鮨のターゲットは女性。これまでも幅広い層の女性が購入していたが、女性に人気の成分ヒアルロン酸を配合することで、より多くの女性が京樽を利用することが狙い。商品概要茶きん鮨の価格は1個190円(税別)。全国の京樽で販売。茶きん鮨以外に錦ちらしとツナサラダ巻きの薄焼玉子にもヒアルロン酸を配合。茶きん鮨は1951年発売。半世紀以上の販売実績を持つロングセラー商品。柚子、きくらげ、しいたけ、かんぴょう、穴子、もみ海苔、白ごまを寿司飯に混ぜ、薄焼玉子で茶きんのように包み、むき海老をトッピング。期間限定セールヒアルロン酸入り茶きん鮨の発売を記念して9月5日(金)から12日(金)まで、ヒアルロン酸入り茶きん鮨などの上方鮨詰合せ「ゆり」を平常価格645円を580円で発売。【参考】・京樽プレスリリース
2014年08月29日カネカは8月26日、中心循環系マイクロカテーテル「MIZUKI」を開発したと発表した。中心循環系マイクロカテーテルは、血管内の目的とする部位への薬剤などの注入や、ガイドワイヤの血管内の病変部までの到達を容易にさせるために使用する細径のチューブ(カテーテル)である。経皮的冠動脈形成術においては、後者の目的で中心循環系マイクロカテーテルが使用される。同製品は、独自に開発したコーティングを採用、血液に触れることで外表面コーティングの潤滑性が増し、血管との摩擦が減少することで、ガイドワイヤを目的部位へ到達・通過させることを容易にする。さらに、慢性完全閉塞病変、および蛇行している病変、急峻な分岐角度を有する病変など、ガイドワイヤ通過が困難な症例においては、シャフト先端部硬度を硬くしたタイプと、柔らかくしたタイプの2タイプが用意されており、様々な病変に応じた使い分けが可能となっている。また、経皮的冠動脈形成術においては、様々な病変に対する対処が必要となるが、同社が主力として製造販売している冠動脈形成術用バルーン各種、冠動脈貫通用カテーテル「Crusade」、冠動脈カテーテル交換用カテーテル「KUSABI」に、「MIZUKI」を加えることで、複雑かつ高度化する治療に挑み続ける医師をサポートするとともに、事業の拡大を目指すとしている。
2014年08月27日アロエって聞くと、アナタはどんな印象を持ちますか? 私は、小学生の頃に火傷をすると祖母がアロエを塗ってくれた記憶があり、火傷などに効く植物という印象を強く持っています。しかし、いろいろとアロエについて調べてみると、女性の永遠の課題であるお肌のケアに効果的な美容成分が含まれていることが最近の研究で解明されたらしいことが明らかに!それは、「アロエヨーグルト」のパイオニアである森永乳業のアロエ研究専門チームが長年の研究により世界で初めて特定した「アロエステロール」という美容成分。そこで今回、Woman.exciteが総力を挙げて、その「アロエステロール」についてわかりやすくご紹介したいと思います!■コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す力がUPコラーゲンやヒアルロン酸は、お肌のハリや潤いのためになくてはならない成分。「アロエステロール」は、真皮にある線維芽細胞に働きかけて、コラーゲンやヒアルロン酸を自ら作り出す力がUPするのです!東北大学大学院農学研究科教授の池田郁男先生の研究によると、「アロエステロール」を食べると、小腸から吸収され、血液中にも存在することが明らかになったとのこと。つまり、血液を経由して、皮膚(真皮)にも到達していると考えられるのです。これはお肌に効果がありそう!松倉HEBE DAIKANYAMAの草野貴子院長によると、25歳はお肌の曲がり角というが、本当に危ないのは35歳からだそう。肌の水分量が減る25歳頃とは違い、35歳になると皮脂も減ってしまうとのこと。とくに35歳からは、内側からのケアが重要で、コラーゲンやヒアルロン酸をつくる力を活性化することが大切なのだそう。そこで、食事+α(機能性食品など)の摂取がオススメとのことでした。 「アロエステロール」は内側からのエイジングケアに有効で、院長自身もその効果を顔だけではなく全身に実感したのだとか。「アロエステロール」を毎日摂取できれば、きっと美肌に近づけるはず!■お肌の悩みの救世主となる画期的な新成分「アロエステロール」森永乳業株式会社食品基盤研究所素材機能研究部で薬学博士の田中美順主任研究員から、森永乳業株式会社内のアロエステロール研究チームによるさまざまな研究結果を聞くと、さらに「アロエステロール」への期待はどんどん大きくなるばかり。乾燥肌の成人女性に対しての実験では、皮膚の水分量が増えたり、シワができるのを予防したりと、さまざまな効果が! 「アロエステロール」はお肌を内側からケアし、シワやたるみ、くすみやごわつき、かさつきなど、これまで困っていたお肌の悩みを一掃してくれるかも。このように、科学的にも「アロエステロール」の美容効果は立証されています。お肌に対するマルチな効果があり、内側からのエイジングケアに非常に有効なこの「アロエステロール」は女性にとってはものすごく強い味方。お肌のためにすぐにでも「アロエステロール」を摂取したいところですね。実は、「アロエステロール」を摂取できる商品の開発が進んでいるのだそう。どんな商品なのか、今からワクワクします!これから「アロエステロール」を毎日の生活に取り入れられるようになれば、お肌の悩みも吹き飛んで、美肌を手に入れられるかも。新商品の発売に期待して、しっかりチェックしておいて。・アロエステロール研究所 公式サイト
2014年08月07日(画像はプレスリリースより)くり返す手あれにお悩みの方へ持田ヘルスケア株式会社は、「コラージュDメディパワーシリーズ」より、肌あれ防止成分「トラネキサム酸」配合の「コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム」を8月20日に発売すると発表しました。トラネキサム酸とはトラネキサム酸(Tranexamic acid)は人工合成されたアミノ酸で、水に溶けやすく止血剤や抗炎症剤としても用いられています。美白効果もあり、シミの治療薬にも含まれています。「コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム」の特長トラネキサム酸(有効成分)と、保湿成分(セラミド2、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸)コラーゲンをバランスよく配合し、肌バリア機能を補って、乾燥からガードする薬用保湿ハンドクリームです。低刺激性・無香料・無色素・防腐剤無添加です。濃厚な使用感と持続するしっとり感で、敏感肌・乾燥肌の方、手を洗う機会が多い方、水仕事が多い方、手のあれやすい仕事をされている方にお勧めです。【参考】・持田製薬プレスリリース
2014年07月15日(画像はイメージです)高脂肪食が肌のうるおいを奪う食事のなかの脂肪の割合が多いと、皮膚中のコラーゲン(I型トポコラーゲン)やヒアルロン酸が低下することが報告されています。日本人の脂質由来エネルギー比率はここ50年間で2倍以上に増加しています。肥満や高コレステロール血症もそれに伴い増加していますが、肌に対する悪影響も懸念されています。フラバンジェノール(R)の美肌効果東洋新薬は東京農業大学と共同でフラバンジェノール(R)が高脂肪食を与えたラットにおけるコラーゲンやヒアルロン酸の低下を防ぐことを見いだしました。高脂肪食とフラバンジェノール(R)を一緒に与えたラットの皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸の低下を防ぐだけでなく、普通食を与えたラットの皮膚よりもコラーゲンやヒアルロン酸の量が増えたとのことです。フラバンジェノール(R)フラバンジェノール(R)はフランス南西部ランド地方を主体に植林された海岸松の樹皮から東洋新薬が抽出したものです。オリゴメリック・プロアントシアニジンを主成分としたポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用や血流改善効果を持つことを報告がたくさんあります。フランス人が脂肪をたくさん取っているのに心臓病の発生率が低いという「フレンチ・パラドックス」は赤ワインのポリフェノールによると言われていますが、フラバンジェノール(R)もポリフェノールです。【参考】・東洋新薬ニュースリリース
2014年06月10日(画像はプレスリリースより)症状に合わせた最適処方で、いつまでも若々しくアラガン・ジャパンは5月26日、ヒアルロン酸使用軟組織注入材の新商品「ジュビダーム ビスタ ウルトラ」と「ジュビダーム ビスタ ウルトラ プラス」の提供を開始する。顔の中でも特に気になるのが、深く刻まれたしわやほうれい線。「ジュビダーム ビスタ ウルトラ」と「ジュビダーム ビスタ ウルトラ プラス」は、中~重度のしわ、口元や鼻の脇などの溝を治療するために開発された、ヒアルロン酸使用軟組織注入材である。異なる硬さのゲルを、症状や希望に合わせて選んで注入するので、一人ひとりの顔の表情に最適な仕上がりが期待できる。ゲル状のため酵素分解が遅く、治療後約1年の長期間にわたって効果が持続するのも特徴だ。(画像はプレスリリースより)治療の不安を取り除くための安全へのこだわり2014年3月に、厚生労働省の医療機器製造販売承認を取得。欧米諸国、カナダ、オーストラリア等85か国では既に認可を取得しており、世界中で広く利用されている。また、医療従事者向けへの情報提供や取扱時の注意点などに関する説明、実技トレーニングも実施しており、安心して治療を受けることができる。「ジュビダーム ビスタ ウルトラ」と「ジュビダーム ビスタ ウルトラ プラス」は、アラガン・ジャパン社と提携する医療機関にて治療に使われる。【参考】・アラガン・ジャパン株式会社のプレスリリース・アラガン・ジャパン株式会社(Allergan Japan)
2014年05月24日アスクは21日、Thermaltake製PCケースの新モデルとして、140mmまでの水冷ラジエータの取り付けに対応したキューブ型のマイクロATXケース「Urban SD1」を発表した。3月上旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は11,980円前後。ケース内部はストレージや電源など部位ごとにモジュール化。大掛かりな脱着を伴わずに各パーツの取り付けや取り外しが行え、メンテナンス性を高めている。天面や底面、側面といったケースの各所にメッシュ加工を施すことで、エアフローを重視する。冷却ファンは前面に90mmファン×1基、背面に60mmファン×2基を搭載する。140mmまでの水冷ラジエータを搭載するためのモジュールが付属する。搭載ベイは5インチベイ×2、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2、水冷ラジエータを搭載した場合は、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×1。拡張スロットは4基で、350mmまでのグラフィックスカードや高さ90mmまでのCPUクーラーに対応する。対応電源はATX 12V、フォームファクタはマイクロATXとMini-ITX、インタフェースとしてUSB 3.0×2基とオーディオポートを備える。本体サイズはW280×D456×H239、重量は約5.8kg。
2014年02月22日トレンドマイクロは12日、人気ゲームアプリ「Flappy Bird」が作者自身によってアプリストアから削除された後、同名の悪質な偽アプリが多数発見されたとして、同社公式ブログ上で注意を促した。Flappy Birdは、ベトナム・ハノイ在住のDong Nguyen氏によって開発されたゲームアプリ。App StoreおよびGoogle Playで累計5,000万回以上ダウンロードされるなど、世界中で人気を集めていたが、作者自身の手によってアプリストアから削除された。作者は削除理由について、アプリの急激な成功による生活環境の変化などを挙げている。トレンドマイクロが発見した偽アプリは、Flappy Birdの人気を利用した悪質なAndroidアプリ。見た目はオリジナルのFlappy Birdと変わらないが、実際は利用者に高額料金を請求するスパムアプリとなっている。これらの偽アプリは、インストール時にSMSメッセージの読み取りおよび送信の許可をユーザーに要求する。こうした許可申請はオリジナルのFlappy Birdにはないもの。ここでアプリのアクセスを許可してしまうと、高額料金が発生する特定の番号にSMSメッセージを送信され、見に覚えのない高額料金が電話料金の請求書に加算されてしまう。さらに、偽アプリはユーザーがゲームをプレイしている間にも、継続してユーザーの情報を漏洩させる。同社は偽アプリを使用すると、高額料金の請求以外にも、ユーザーの電話番号、携帯会社名、Gmailアドレスなどが流出する恐れがあるとしている。人気アプリに便乗した偽アプリは、「Candy Crush」「Angry Birds Space」「Temple Run 2」などでも確認されており、同社は「Flappy Birdを必死に探しているAndroidユーザは、アプリをインストールするときには特に注意して下さい」と注意を促している。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年02月12日京都大学は1月20日、Tリンパ球活性化により起こるダイナミックな酸性糖「シアル酸」を含む「糖鎖」の変化は、シアル酸結合タンパク質を介した免疫細胞同士の結合に変化をもたらす仕組みであること、つまり免疫系における細胞結合のための分子スイッチとなることを明らかにしたと発表した。成果は、京大 医学研究科の竹松弘 准教授、同・大学 生命科学研究科の内藤裕子 助教(当時)らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、2013年12月2日付けで「Journal of Biological Chemistry」電子版に掲載された。糖といえばグルコースを代表とする地球上の生命のエネルギー源であるが、生体は、糖を使ってポリマーを形成し、エネルギー源以外の機能も糖に付与している。最も代表的な例がグルコースのポリマーだ。そのポリマーにおける結合様式が変わると、栄養源となるデンプンと同様の組成で、セルロース繊維を構成するというわけだ。細胞の表面は糖鎖で覆われているが、その糖鎖の末端を占めるのがシアル酸だ。「カルボキシル基」を持つ酸性の単糖の1種。分子としては「ノイラミン酸骨格」を持つ。細胞はこのシアル酸を介してほかの細胞や分子との認識を行っており、このシアル酸を介した分子間の認識(結合)がさまざまな細胞の機能に重要な役割を果たすことが知られている。またシアル酸はその末端での局在から、インフルエンザウイルスといった病原体の標的となることも多い。免疫系のリンパ球もこのような分子間認識を介して制御されていることが考えられるが、リンパ球が活性化すると、複数あるシアル酸の分子種の内、主要な分子種が「N-グリコリル(N-グリコリルノイラミン酸)型」から「N-アセチル(N-アセチルノイラミン酸)型」へと変換されることが報告されていた(画像1)。シアル酸分子内に複数存在するヒドロキシル基(水酸基)が修飾され、C5位に着目すると、これらの分子種がわかる。つまり、T細胞は活性化されてもシアル酸は持ち続けるが、その種類を変化させるというわけだ。細胞表面の糖鎖は「第3の生命鎖」、「細胞の顔」などとも称され、異なる細胞は異なる糖鎖を発現することが広く知られているが、その一方で、これら糖鎖の違いがどのような認識分子により認識されるのかなど、その分子機構については未知な部分が多く、生命科学分野におけるフォロンティア領域であるとも考えられるという。そこで、今回、活性化したTリンパ球におけるシアル酸分子種の変化に注目し、その免疫応答における意義の解明が試みられたのである。まず研究チームは免疫応答において中心的な役割を果たすTリンパ球に着目し、マウス活性化Tリンパ球においてシアル酸分子種の変化を起こすメカニズムから調べることにした。その結果解明したのが、Tリンパ球はN-アセチル型からN-グリコリル型を作る酵素「CMAH」の遺伝子発現を抑制しているという事実だ。また、シアル酸分子種の変化はシアル酸結合タンパク質である「シグレックファミリーレクチン」からの認識を変化させることも判明。シグレックファミリーはシアル酸の修飾や、結合様式の違いを認識でき、細胞内でのシグナル伝達経路を制御することのできる分子群であると考えられる。その一方で、細胞と細胞の結合を媒介する細胞接着分子としても働く。そして活性化Tリンパ球はBリンパ球上の分子「CD22」からの認識を逃れると共に、同じく免疫細胞のマクロファージ上のレクチン「シアロアドヘジン」との結合性を上昇させていたのである。N-グリコリル型を作れないCMAH遺伝子欠損マウスを用いてTリンパ球の活性化を調べると、CMAH欠損マウスではTリンパ球の活性化が亢進していることが確認された。つまり、N-グリコリル型のシアル酸は活性化を抑制するが、Tリンパ球の活性化はN-グリコリル型のシアル酸の発現を抑制しており、シアル酸とTリンパ球活性化の関係を考えると、両者はポジティブフィードバックの関係にあったのである(画像2)。また、N-グリコリル型の抑制が起こっていない活性化前のTリンパ球では、活性型モデルBリンパ球とのCD22を介した結合が亢進しており、抗原非特異的なTリンパ球とBリンパ球の結合を起こすことがわかった。Bリンパ球が活性化する場であり、Tリンパ球が認識する抗原特異的にBリンパ球の活性化を助ける「胚中心」において、活性化リンパ球におけるシアル酸分子種の制御は、本来、応答する抗原を介して結合するべきリンパ球同士の認識を可能にしていることが明らかとなったのである(画像3)。よって、今回新たに作成されたN-グリコリル型を抑制できないCMAH遺伝子トランスジェニックマウスでは、マクロファージとの結合が抑制されることで、細胞障害性Tリンパ球の活性化が亢進することが示唆された。今回の研究結果から、マウス免疫系は抗原を介したリンパ球間の結合を可能とするため、発現するシアル酸分子種をうまく制御していることが考えられるとした。これらシアル酸を含む糖鎖は細胞の外側に存在するため、免疫系におけるシアル酸とシアル酸結合タンパク質との結合を人為的に制御することで、リンパ球が結合する細胞を制御できることが考えられ、これを介して、免疫応答を人為的に制御できる可能性が考えられるとした。ヒトではCMAH遺伝子が欠損しており、N-グリコリル型のシアル酸を生合成できないと共に、ヒトは上述のシアル酸分子種を介したリンパ球の活性化を制御できないとする。このCMAH遺伝子欠損はチンパンジーとの分岐後に起こったもので、ヒトに特徴的な性質だ。その事実から、今後は、CHAH遺伝子欠損マウスをよりヒトの状態を反映できるモデルマウスとしてとらえ、ヒトの免疫制御に結びつける研究を行っていく予定とした。
2014年02月04日