STマイクロエレクトロニクスは、低い導通損失、および最大8kHzのスイッチング周波数で少ないターンオフ損失を同時に実現することで、無停電電源装置、太陽光発電システム、溶接機、産業用モータ・ドライブなどの電力変換効率を向上させる第3世代のトレンチゲート・フィールドストップ技術を採用した1200V耐圧IGBT「Sシリーズ」を発表した。同シリーズは、入手可能な1200V耐圧IGBTの中でも低いレベルの飽和電圧(VCE(sat))を特徴としており、少ない電圧降下と電力損失が温度管理の簡略化を実現するほか、正温度係数VCE(sat)のパラメータ分布のバラつきが小さく、高電力アプリケーションにおけるシンプルな並列接続も可能。また、ターンオフ時のサージ電圧と発振を抑え、外部回路の簡略化と部品点数の低減を可能とする。さらに、短絡耐時間(接合部温度150℃時)を最小10μs保証、ラッチアップの発生しない動作、拡張された最大接合部動作温度(最大175℃)、および幅広い安全動作領域(SOA:Safe Operating Area)を実現しており、高い堅牢性と信頼性を実現したとする。なお、同シリーズのIGBTは、定格電流が15A/25A/40Aの製品はTO-247パッケージ(標準または長リード)ですでに提供されており、全製品が最新世代のフリーホイール・ダイオードを搭載することで、EMIおよびターンオン損失を最小化する高速リカバリおよび緩やかな逆回復特性を実現している。
2015年06月15日マイクロアドは6月12日、台湾に特化したEC事業社向けの「ワンパッケージ型の越境ECサービス」の提供を開始した。同社によると昨今、日本から中国・台湾その他アジア地域へ進出する「越境EC」のニーズが高まっているという。その中でも特に高いニーズが、日本から台湾への越境EC。1兆台湾元(日本円で約4兆円)規模までEC市場が成長し、2010~2014年の市場規模は毎年15%の二桁成長を記録したほか、今後も高い水準で伸び率が見込まれる。こうした背景を受け同社は、「ワンパッケージ型の越境ECサービス」の提供を開始。「商品の審査・関税代行」や「ECサイト制作・翻訳」「カスタマーセンター(コールセンター)」「フルフィルメント」「決済処理/問い合わせ対応」「インターネットプロモーション」などをサポートする。これにより日本のEC事業社は、インフラ整備の手間を省き、台湾への越境ECを短期間で実現できるという。なお同社は、2016年9月期までに、日本国内のEC事業社100社への導入を目指す考えだ。
2015年06月15日リンクスインターナショナルは12日、Antec製のマイクロATXケース「Antec Performance One Series P50」を発表した。6月20日から発売し、店頭予想価格(税別)は9,980円前後。ケース内部を左右に分けたデュアルチャンバ設計のマイクロATXケース。マザーボードなどを収納するマザーボードチャンバと、HDDや電源などを収納するストレージチャンバに内部を分けることで、ケース内部に最適なエアフローを発生させる。サイドパネルはアクリルウィンドウになっているので、パネルを空けずに内部を確認可能。標準搭載ファンは、前面に120mm×2基、背面に80mm×1基。オプションで120mm×2基(マザーボードチャンバ)、80mm×1基(ストレージチャンバ)、上面に120mm×2基、背面に80mm×2基(マザーボードチャンバ)、80mm×1基(ストレージチャンバ)。前面にはダストフィルタも装備されており、取り外してのメンテナンスもしやすい。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×1基、内部3.5 / 2.5インチベイ×3基、内部2.5インチベイ×2基。ケース前面には最大4基のファンを2系統制御可能なマルチファンコントローラを装備する。回転数はHIGH / LOW / OFFの3モードで制御可能。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが最大300mmまで、CPUクーラーの高さは最大130mmまで、電源の奥行きは180mmまでに対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、ファンコントロールスイッチ×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW260×D330×H312mm、重量は約4.4kg。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-ITX。
2015年06月12日マイクロアドは6月11日、DSP「MicroAd BLADE(マイクロアド ブレイド)」において、スマートフォンアプリプロモーション向け新機能「オーディエンスターゲティング配信」と「LTV最適化配信」の提供を開始した。これにより、効率的な新規ユーザーの獲得や、一度アプリをインストールしたユーザーのリテンション改善、アプリを通した課金・商品購入促進等、企業がアプリプロモーションに必要なソリューションの提供を実現する。「オーディエンスターゲティング配信」は、アプリをインストールしたユーザーを分析し、似たような興味・関心をもつユーザーへ広告配信を行うほか、既にアプリをインストールしているユーザーに、アプリの継続利用を促す "リターゲティング配信" が可能。一方「LTV最適化配信」は、MicroAd BLADEの広告配信最適化アルゴリズムと、マイクロアドが提携する各種広告効果計測ツールとのデータ連携により提供するサービスで、ユーザーがアプリ内で行った課金や商品購入のデータを利用し、広告配信の最適化を実現する。なお、サービス開始にあたり、アドウェイズが提供する「PartyTrack」やCyber Zが提供する「Force Operation X」、ディマージシェアが提供する「App Tizer」、ファーストビットが提供する「コズミックフレイム」、ロックオンが提供する「アプリエビス」との接続が完了。今後、そのほか複数の広告効果計測ツールとの接続も推進していく。
2015年06月12日トレンドマイクロは 5月中旬より、ネットバンキングを狙うフィッシング詐欺の活発化を確認しており、少なくとも 5つの銀行を狙うフィッシングメールを観測したと発表した。これまで日本国内ではあまり例のない、ショートメッセージサービス(SMS)を利用したフィッシング詐欺攻撃も確認されている。海外では、決済サービスなどでの活用が盛んであり、サイバー犯罪者による悪用事例も多く確認されている。なお、SMSによるフィッシング詐欺は「SMShing(スミッシング)」と称される。今回確認された事例では、モバイル利用者の端末に「注意:ダイレクトのパスワードが翌日に失効し、<銀行名>銀行のメンテナンスサイト<フィッシング詐欺サイトのURL>により、更新をお願いします」といった本文のSMSが着信する。なお、SMSの文字数制限で全体の文章が短くなるケースもあるという。本文中のURLにアクセスすると、国内銀行のフィッシング詐欺サイトに誘導される。最初の URL にはアクセスしてきた環境を判別するスクリプトが含まれており、PCとスマートフォンでは異なるサイトへ誘導されることが分かっている。PC版ではフィッシング詐欺サイトに誘導後、直接ログイン画面が表示される。モバイル版の場合はログインボタンをタッチすると。ログイン画面が表示され、住所などの入力も求められる。利用者が入力を完了するとバージョンアップ画面が表示される。この時点ですでに入力した情報はサイバー犯罪者の手に渡っている。最終的に誘導されるフィッシング詐欺サイトには、複数のドメインが確認された。トレンドマイクロでは、5月18日から 28日の 10日間に 10以上のドメインを新たに確認しており、類似するモバイルフィッシング詐欺サイトは増加を続けているという。なお、「ピュニコード(Punycode)」を使用し、日本語URLの表示を試みているサイトも確認されている。今回確認された攻撃の対象には決まった傾向が無く、複数の銀行が広く狙われていると言える。トレンドマイクロでは、こうした攻撃の被害に遭わないために、利用者はフィッシング詐欺の最新手口を知ることや、セキュリティ対策製品の導入が大切であると述べている。なお、今回確認された事例に関しては、トレンドマイクロがフィッシング対策協議会へ通報を行い、テイクダウンなどの根本解決に向けた対応を行っているという。
2015年06月05日トレンドマイクロは6月3日、日本国内の法人組織におけるセキュリティ被害と、対策状況の実態を明らかにする調査「組織におけるセキュリティ対策実態調査 2015年版」を公開した。この調査は、官公庁自治体および民間企業など、従業員50名以上の法人組織における、情報セキュリティ対策に関する意思決定者および意思決定関与者1340名を対象に行われた。回答は100点満点(技術的対策60点満点、組織的対策40点満点)換算でスコアリングされている。これによると、セキュリティ対策包括度は回答者全体の平均で62.7点(技術的対策平均40.0点、組織的対策平均22.7点)だった。この結果は前年比で4.2点のポイントアップだが、トレンドマイクロが定める法人組織に最低限必要な72点を下回っている。72点を上回ったのは、情報サービス・通信プロバイダーと金融の2業種だけだった。なお、セキュリティへの具体的な実施対策として前年度から最も増加したものは「社員教育を定期的あるいは随時行っている」だった。他にも、「従業員向けガイドラインの策定と定期的見直し」などで意識が向上している。このような傾向から、近年の内部犯行による事例などの影響を受け、企業・組織内において情報セキュリティに対するリテラシー向上や組織体制強化といった分野が注目されていることが推測される。今回の調査において、全体の66.6%にあたる892名が、2014年の1年間において「組織内でウイルス感染」、「システムからの情報漏えい」、「不正ログイン」など何らかのセキュリティインシデントが発生したと回答した。実害を受けたと回答した467名のうち16.9%、と2割近い回答者が1億円以上の被害を受けており、深刻な被害に繋がっているケースもあることが判明した。また、23.1%が被害額の見当がつかないと回答しており、約4社に1社の企業が被害額を把握できていないことも分かった。マイナンバーに関する対策の遅れも目立った。マイナンバーに関し、「マイナンバーの名称を知っている」または「制度についても理解している」と回答した1212名を対象に、ITシステムの対応状況を質問したところ、「完了している」と回答したのはわずか4.3%だった。また、1212名の内25.8%がマイナンバーに関し「セキュリティを強化する予定」と回答した。その一方で、38.5%が「何も決まっていない」と回答しており、マイナンバー制度への対応について未着手の企業・組織が多く存在していることが明らかになった。トレンドマイクロは、企業・組織では今後、万が一のセキュリティインシデント発生に備え、セキュリティ対策の見直しと必要予算の確保が必要になるだろうと指摘している。
2015年06月04日トレンドマイクロは6月1日、「家庭用ルータのDNS設定変更を行う不正プログラムを確認|トレンドマイクロ セキュリティブログ」において、DNSチェンジャーと呼ばれるスクリプトを使うことで家庭向けルータのDNS設定が変更され、アカウント情報などが盗まれる危険性があることを伝えた。この攻撃方法はまだ広く知られていないと指摘するとともに注意を呼びかけている。トレンドマイクロはこの手口に関連したWebサイトの増加を確認。具体的にはブラジル、米国、日本などでの増加が確認されているなか、特にブラジルが約9割を占めるなど、この攻撃の高い影響下にあることを指摘している。この攻撃では不正に加工されたWebサイトを閲覧することで内部ネットワークのルータに向かって攻撃が開始され、攻撃が成功するとルータのDNSサーバが不正に細工されたDNSサーバのIPアドレスへ書き換えられるとしている。この不正なDNSサーバが使われると、フィッシングサイトなどが正規のサイトのように見えてしまうため、ユーザは気づかないうちにアカウント情報などを不正なサイトに送ってしまうことになるとしている。家庭向けのルータではデフォルトのパスワードがそのまま使われていることがあり、そうした場合は高い確率でこの攻撃が成功することになる。しかも、攻撃者がフィッシング用に用意したサイト以外は普通に閲覧できるため、DNSサーバの設定が書き換えられた際も問題に気がつきにくいという特徴がある。トレンドマイクロはこうした攻撃を防ぐため、すべてのアカウントに強いパスワードを使用すること、初期設定とは異なるIPアドレスを使用すること、リモート管理機能を無効化することなどを推奨している。記事には不正なDNSが使われているかチェックするための簡単なbashスクリプトが掲載されているほか、不正なDNSサーバとして機能しているサーバのIPアドレスの一覧も掲載されている。
2015年06月03日徳島県上勝町にマイクロ・ブリュワリー「RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store 」が誕生する。マイクロ・ブリュワリー、テイスティング・スタンド、BBQ ガーデン、ジェネラルストア(旧:上勝百貨店)から構成されるこの施設は、プロデュース&プロジェクトマネジメントをトランジットジェネラルオフィスが手がけ、建築設計を中村拓志&NAP建築設計事務所が行なった。オープンは6月予定。以前は高齢化が進んだ地方の典型的な過疎の町だった徳島県上勝町だが、高齢者を活用した「葉っぱビジネス」で地方再生モデルのひとつとして注目を浴びた。「葉っぱビジネス」とは、料亭や旅館の料理に添える花や葉っぱなどのつまものを高齢者たちが山野から採取して提供する新しいビジネスで、IT技術を導入し、受注生産体制や物流を整えることで、きちんと収益を上げられるまでに成長。高齢者の中には年収1,000万を超す、葉っぱビジネス長者まで現れたことでも話題になった。「葉っぱビジネス」に続いで二の矢三の矢を放つべく、現在も上勝町では新たな取り組みを行っている。たとえば、“持続可能な地域社会”をミッション・ステートメントに掲げ、平成15年9月には、全国に先駆けてゼロ・ウェイスト宣言を行い、平成32年までに焼却、埋め立てゴミをなくす日本初の試みを宣言。その取り組みは全国の地方自治体や海外からも視察に訪れるほどで、ブータンの行政官が視察に訪れたことでも話題になった。こうした町の行政の取り組みを背景に、2013年にはごみを出さないことを掲げ、シャンプーや食材などを量り売りにしたり、リサイクル商品を扱い、エコでお洒落にお買い物ができる「上勝百貨店」がオープンした。今回、この「上勝百貨店」が新たにジェネラルストアとなって生まれ変わったのが、オーガニックライフを提案するマイクロ・ブリュワリー「RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store」だ。生産から流通、販売の過程における過剰な梱包や包装をあらためる運営方針のもと、これからの環境教育を考えるきっかけを作る場所となる。ゴミ集積所にあった建具や家具を再利用した地産地消的な建築設計のアプローチ、廃棄対象になる上勝特産の柚香の皮を香りづけにつかったクラフトビール、繰り返し利用することに意味のあるリターナブルボトルデザインなど、すべては、上勝が真剣に取り組む「リサイクル」「リデュース」「リユース」の3R 推進の情熱によって突き動かされた、各界のクリエイティブ達の思想がカタチとなっている。さらに今後、上勝町では、「持続可能な社会と我々の行動責任」というテーマに、町の文化やゼロ・ウェイストの理念を結びつけて教育の場とするシンボルプロジェクト(仮称)上勝サスティナブルアカデミーの創設も検討されている。かつては何もなかった町、徳島県上勝町が、いまや環境、エネルギー問題において日本の最先端を行く町に生まれ変わっている。都心と地方を結びながら、持続可能な社会につながる、都心と地方の人々の新しいライフスタイルが日々模索されている。(text:Miwa Ogata)
2015年06月01日トレンドマイクロは5月25日、「家庭用ルータを狙って偽の警告文を表示する新たな攻撃を確認|トレンドマイクロ セキュリティブログ」において、自宅のルータのDNSの設定が変更されたという個人的な経験を引き合いに出し、家庭向けのルータをターゲットとした攻撃が実際に起こっていることを明らかにした。書き換えられたDNSサーバのIPアドレスが不正なIPアドレスであったこと、どのような経路でDNSの設定が変更されたかはわからないことなども説明されている。以前から、複数の研究者が家庭向けルータに不正アクセスし、DNSサーバの設定を変更することでサイバー攻撃を実施できるとことを指摘していた。DNSサーバの設定を不正な目的でセットアップされたDNSサーバへ向けられると、このルータ経由でインターネットにアクセスしているユーザはフィッシング詐欺などの被害にあう危険性が出てくる。トレンドマイクロは2014年にルータを悪用した攻撃を確認したと指摘。今年に入ってからは家庭向けルータを攻撃してネットワークを探索する不正プログラムに関しても言及している。今後、サイバー犯罪者はさまざまな方法でルータを狙った攻撃を仕掛けてくるだろうとしたうえで、ルータのログインパスワードを推測されにくいものへ変更すること、セキュリティ・ソフトウェアを使用してマルウェアの感染を防止することなどを推奨している。
2015年05月26日マイクロアドは5月21日、スマートフォンアプリデベロッパー向け成果報酬付きアンケート配信管理SDK「Msight」の提供を開始した。Msightは、専用SDKを組み込むだけで、スマホアプリユーザーへの本格的なアンケートの配信とその管理が行えるサービスで、アンケートに回答すると、回答者にアプリ内ポイントなどの成果報酬を付与できるほか、スマホ画面向けに最適化されたUI、通信環境に左右されないオフライン対応など、モバイル環境での快適なアンケート回答ができる。このようなアンケートによって、データトラッキングだけでは得ることのできない消費者の属性や嗜好、意識に関する情報などのインサイトをオプトインで取得することが可能となる。また、ポイント付きアンケートにすることでユーザーへの付加価値を高め、アプリ訪問頻度の増加などをサポートするほか、ユーザーのアンケート回答による成果報酬でアプリの収益拡大を支援するとしている。同社は、Android端末対応など配信可能な対応アプリを順次拡大し、年内にリーチ可能数100万人の獲得を目指すという。
2015年05月22日野村総合研究所(NRI)とNRIセキュアテクノロジーズ、トレンドマイクロの3社は5月18日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用するグローバル企業のための情報セキュリティに関する手引書を共同で作成したと発表した。26日より無償で提供する。グローバルにビジネス展開をする企業が、各国に安全かつ高品質な情報システムを準備する場合、AWSなどのクラウドインフラを利用することで、その実現を容易にできる。しかし、企業は各国が定めるセキュリティ確保やリスク管理への対応しなくてはならず、従来はその負担が課題となっていた。3社が提供する手引書は、多くのグローバル企業が重要拠点と位置付ける国の政府・業界団体のリスク管理規定を踏まえて作成される。これを活用することで、AWS環境下で情報システムを構築する際、具体的に実施すべき事項が明確となり、作業負荷の軽減が期待できる。第1弾として、アジア・パシフィック地域でビジネス上の重要性が高いシンガポールでの手引書作成が始められている。基準の厳しい金融情報システム向けMAS-TRMガイドラインへの対応が目標だ。今後3社は、アジア・パシフィック地域において、金融以外の業種に関するリスク管理ガイドラインについても同様の手引書を作成し、日系企業のビジネスをサポートする予定だという。
2015年05月19日マイクロアドプラスはこのたび、大手メディアに高精度な広告配信を行うサービス「MicroAdPlus Premium Exchange」の提供を開始した。同サービスは、大手メディアを指定して、ダイレクトな広告配信が行えるもの。配信システムには、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)やCCCマーケティングが保有する実店舗の購買から推計したデータと、マイクロアドが保有するWeb行動履歴のデータを掛け合わせたターゲティング技術を利用する。これにより同社は、マネジメントする大手メディアやマイクロアド関連会社のエンハンスが提供する「Publisher Trading Desk」を通じて、大手メディアの広告枠ごとの指定や優先的な在庫確保など、プライベート取引に必要なソリューションの提供を実現したい考えだ。なお、CCCとマイクロアドは、2014年12月3日に業務提携をしており、今回のサービス開発はこの業務提携の一環となる。
2015年05月15日ディラックは13日、Silverstone製のキューブ型マイクロATXケース「SST-SG12B」を発表した。15日に発売し、店頭予想価格は税別16,000円前後。拡張性の高さが特徴のキューブ型ケース。最大368mmまでの拡張カードの取り付けに対応するほか、2.5インチストレージを9台搭載可能で、コンパクトなワークステーションやゲーミングPCの構築に適しているという。フロント面にブルーの取っ手を搭載し、持ち運びに使うことができる。冷却はサイドに120mmファンを1基備える。オプションとして背面に1基、上面に1基の80mmファンを増設できる。搭載ベイは5インチベイが1基、3.5インチシャドウベイが3基(2.5インチベイと排他)、2.5インチシャドウベイが9基(うち3基は3.5インチベイと排他)。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが最大368mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが最大82mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオポート。本体サイズはW266×D407×H210mm、重量は5kg。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-DTX / Mini-ITX。
2015年05月13日トレンドマイクロは5月12日、Microsoft Office 365向けのクラウド型セキュリティ対策として、新サービス「Trend Micro Cloud App Security」と「Trend Micro Hosted Email Security」の最新版を6月上旬より提供すると発表した。「Trend Micro Cloud App Security」は、Microsoft Office 365が提供するExchange Online(メール)、SharePoint Online(ポータル)および、One Drive for Business(クラウドストレージ)を標的型サイバー攻撃などの脅威から保護し、企業がグループウェアを安全に利用できる環境を実現する。クラウド型のサンドボックスを搭載しており、メールに添付されたファイルや、ポータル/クラウドストレージにアップロードされるファイルの中で不正な疑いのあるファイルをクラウド型サンドボックスで解析。標的型サイバー攻撃などに利用される未知の脅威を駆除する。また、既知の不正プログラムや不正なURLが含まれたメール/ファイルは、クラウド型サンドボックスで解析する前に駆除し、Microsoft Office 365経由で不正なメールやファイルが共有されることを防ぐ。マイナンバー制度に対応した情報漏えい対策機能を用いることで、氏名、住所、マイナンバーといった個人情報を含んだファイルのメール送信や、ポータル/クラウドストレージへのアップロードなどを監視・ブロックする。「Trend Micro Cloud App Security」は、2015年7月に新サービスとして提供を開始予定で、参考ユーザ提供価格は1215円~/月(5ユーザー)。「Trend Micro Hosted Email Security」は、2015年6月上旬にバージョンアップ版を提供開始予定で、参考ユーザ提供価格は540円~/月(5ユーザー)。
2015年05月13日トレンドマイクロは4月28日、同社のセキュリティブログで、Adobe Flash Playerに存在するさまざまな脆弱性を利用することで知られるエクスプロイトキット「Angler EK」が利用する最新の脆弱性が、Adobeが2015年4月にセキュリティ情報で修正プログラムを公開した脆弱性「CVE-2015-0359」でなく、別の脆弱性「CVE-2015-0313」が利用されている可能性を確認したと報告した。「CVE-2015-0359」は「ByteArray::Write」がスレッドセーフでないために起こる「競合状態」の脆弱性で、この脆弱性を利用するためには多くのワーカーが必要と考えられている。しかし、同社が解析した検体では、「Angler EK」が利用している脆弱性は「domainMemory」に関連した「Use After Free(解放後使用)」となっており、より簡単に利用が可能。そのため、「Angler EK」は修正プログラムが公開されている既知の脆弱性を利用している可能性が浮上した。同社が確認したAdobe Flash Playerに存在する脆弱性を利用した攻撃の実行フローは、「CVE-2015-0359」ではなく、「CVE-2015-0313」で利用された実行フローと似ている。この新しい脆弱性が「CVE-2015-0313」と異なる点は、基本となるバッファを変更するために「ByteArray::WriteBytes」を呼び出すこと。この変更が「domainMemory」に通知されないため、「domainMemory」は解放されたメモリを指し続け、攻撃者は、この「解放後使用」の脆弱性を利用して、解放されたメモリアドレスから、読み込みや書き込みといった本来備わっている命令を利用する。実際のところ、脆弱性を利用するために呼び出される関数が異なる以外は、今回の脆弱性は「CVE-2015-0313」の脆弱性と同一。トレンドマイクロは、Adobeと協働し、この脆弱性の詳細を確認中。なお、今回確認された検体のSHA1ハッシュ値は「E0C46A5BF1F98C0BF5F831E7AD1881502809DA93」。
2015年05月01日コラーゲン、ヒアルロン酸に続く美容成分として、今、最も注目されているのが「ユーグレナ」、別名「ミドリムシ」です。小学校の理科の授業で、顕微鏡で覗いて見たあの微生物に、不足しがちな栄養補足効果や美肌効果があるそう。今回は、サプリメントやドリンクをはじめ、化粧品にも取り入れられる話題の成分「ユーグレナ」について、わかりやすくご紹介します。■「ミドリムシ」は動物?それとも植物?「ユーグレナ」がいくら美肌によいと言われても、別名がミドリムシと知って、「ちょっと無理」と思った人。確かにミドリムシは、鞭毛運動をするという動物的性質を持つ単細胞の微生物ですが、同時に植物的な特徴である光合成を行う、ワカメや昆布と同様の「藻類」の一種です。ちなみにユーグレナとは「美しい目」という意味の学名。虫ではないということを覚えておきましょう。■不足しがちな栄養素を補い、吸収率が高いのが特徴そもそもなぜ、ミドリムシが「ユーグレナ」という名で美容業界から注目されているのでしょうか。実はユーグレナは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など約59種類の栄養素を含んでおり、さらに、細胞壁がないため、それらがダイレクトに吸収されやすいのです。そのため、食事だけで摂取することが難しい栄養素を補い、さらに体に不要なものの排出を促す働きがあることから、美容と健康に役立つと言われています。ユーグレナを使った食品には、パンやヨーグルト、プリンなどがあります。口当たりが良いので、ユーグレナそのものの味がどんなものなのかを知ることは出来ませんが、見た目はどことなくミドリムシを思わせる薄い緑色をしているものがほとんど。外食が続いたり、栄養バランスの乱れが気になっている人は、意識して摂ってみてはいかが。■コラーゲンが増えるってホント!?コラーゲンを飲んでも食べても体内には増えない、だから肌のハリ、弾力アップなんて期待出来ない・・・・・・という話は過去のこと!コラーゲンを摂取することで、繊維芽細胞(コラーゲンやエラスチンをつくり出す細胞)が増えることは、大学の研究で証明されていますが、まだまだ知られていないのが現状。そこへつい先日、ある化粧品会社が、「ユーグレナには繊維芽細胞を増やす効果がある」と発表。化粧品に配合することで、肌のハリや弾力につながることが期待出来る、女性にとっては本当に嬉しい成分です。コラーゲンの減少は二十歳から始まっていると言われています。これからの化粧品選びに、ユーグレナが配合されているか、ぜひチェックしてみましょう。■ユーグレナ効果を損なわないために実践すべきこととは肌にピーンとしたハリさえあれば、スッピンであろうとファンデーションを長時間塗ったままでいようと、イキイキとした肌状態を維持することが出来ます。ユーグレナがハリのある理想の肌へと導く鍵だと知って、今すぐにでも取り入れたい!と思った方にぜひ守って頂きたいのが、「紫外線対策」をすることです。なんだ、そんなこと?と言われそうですが、日焼け止めの塗り方が雑だったり、紫外線を無防備に浴びるようなことがあれば、せっかくのユーグレナケアも台無しに。日を追って紫外線が強くなる季節だからこそ、UV対策も気を抜かずに行うことが、真の美肌維持につながります。■さいごにミドリムシについて誤解していた人も多かったはず。美しい肌は健康な体に宿るという基本を、ユーグレナケアでぜひ確認してみましょう。(米村亜希子/ハウコレ)
2015年04月28日トレンドマイクロは4月27日、個人ユーザーの1903名を対象に、IoT時代のセキュリティ、プライバシーに関する意識についてWebアンケート調査を実施、その結果を発表した。これによると、約8割がIoT時代のセキュリティを懸念しているという。調査は米国:744名、日本:595名、欧州16カ国:564名を対象に行われた。IoT時代のセキュリティの懸念を国・地域別に見ると、米国(75%)、欧州(82%)と比較して日本(83%)が最も高い結果となっている。また「過去5年間でプライバシーや個人情報の安全性に関してより懸念を抱くようになったか」という質問に対し、個人ユーザーの約半数(47%)が「懸念が増加した」と回答している。米国では、「情報漏洩の被害を受けた(73%)」が、欧州では「政府による監視に対する懸念(39%)」が他国と比べ多くの回答を集めた。この違いは、米国では個人情報漏えいが多発したことや、欧州では個人情報の取り扱いに関する規制が整備されたことなどによって生じたと考えられる。また、自身の個人情報に関して、回答者の半数以上(56%)が、信頼できる会社に対してなら金銭と交換に個人情報を提供すると回答。企業が個人に支払うべきとする"価格"は、平均で1965円だった。また、ID・パスワードに関しては、最も金銭的価値の高い情報として回答されており、その価値は平均7584円だった。2016年から日本で導入される「マイナンバー制度」に類似する米国社会保障番号の価値は平均5568円と米国の個人ユーザーは回答している。
2015年04月28日ダイエットしたいけれども毎日の運動や食事制限はツライ…。そんな人にぴったりと話題なのが胆汁酸ダイエットです。 小腸に分泌される胆汁酸を増やすことで、脂肪燃焼効果が期待できるとか。しかもそれが、お茶を飲むだけで叶えられるというのだから驚きです。■キツい運動も食事制限もナシで痩せ体質に「胆汁酸」というのは、食事のときに胆のうから小腸に分泌されて、脂質の消化・吸収を助ける働きをする消化液のことです。この胆汁酸は、血液の中でホルモンのような働きをして、脂肪の燃焼を促進させてくれるといわれています。肝臓や筋肉、さらにたまった脂肪を燃やす働きのある褐色脂肪細胞の代謝に働きかけ、ムダな脂肪をエネルギーに変えてくれる効果が。胆汁酸が血液に流れるだけで、基礎代謝がアップし、効率よくエネルギーを消費することができるというのです。ポイントは、古い胆汁酸を排出し、新しい胆汁酸を作るよう体内での分泌を促すこと。それによって、さらに基礎代謝が上がり、楽に痩せやすい体を作ることができます。■胆汁酸を増やすには杜仲茶がおすすめ基礎代謝をアップさせ、効率よく脂肪を燃焼させてくれる胆汁酸。この胆汁酸を増やすのに効果的とされているのが、杜仲茶です。杜仲茶に含まれる「アスペルロシド」という成分が、胆汁酸の分泌を促し、血液中の胆汁酸の量を増やしてくれるのだとか。なんと、濃い目に煮出した杜仲茶(水1~1.5Lに対し茶葉6g)を食事のたびに飲むだけで、1時間のウォーキングと同じくらいの脂肪燃焼効果があるという研究結果も出ているそう。お茶を飲むだけで運動するのと同じことになり、基礎代謝量もアップするなんて、ビックリですね。基礎代謝量が上がれば、普段通りに生活をしていても太りにくい体になります。「キツい運動はしたくない」「ダイエットはしたいけれども忙しくて時間がない」という人にも、ピッタリの方法といえそうです。■もっと美味しく!杜仲茶アレンジテク杜仲茶はノンカフェインなので、就寝前に飲んでも大丈夫。コレステロールの吸収をおさえる成分も含まれ、ダイエットにおすすめのお茶といえます。ただ、日本茶などに比べると味にややクセがあり、「味が少し苦手」「毎日飲むと飽きる」という人もいるかも。そんなときは、杜仲茶がもっと美味しくなるアレンジを加えてみてはいかがでしょう。おすすめなのがチャイ風杜仲茶。牛乳を加えた杜仲茶を火にかけて沸騰直前くらいまであたため、お好みでハチミツを加えます。杜仲茶独特のクセが消え、サッパリとした甘さで飲みやすくなりますよ。また、意外と杜仲茶と相性がいいのが味噌。味噌汁を作るときに、水の代わりに杜仲茶を使うのもおすすめです。食事のときに取り入れれば、毎日無理なく続けることができそうですね。
2015年04月21日トレンドマイクロは4月13日、フランスで4月8日(現地時間)に起きたテレビ放送局「TV5Monde」を狙った大規模なサイバー攻撃の実態を同社セキュリティブログで解説した。攻撃に利用された不正プログラムは「Remote Access Tool(RAT)」の一種である「Kjw0rm」の亜種で、「Sec-wOrm 1.2 Fixed vBS Controller」と呼ばれるハッキングツールで作成されている。PCに入り込んだ「Kjw0rm」はバックドアとなり、外部のコマンド&コントロール(C&C)サーバーからの指令でPCを遠隔操作できるようになる。トレンドマイクロでは、「Kjw0rm」を2015年1月に「Njw0rm」のソースコードの流出により初めて確認した。確認できたのは、さまざまな不正プログラムを提供する「dev-point.com」のアラビア語ページだったという。その後、南アフリカやインドなど少なくとも12カ国で次々と確認したという。バックドア経由で指令を送るコマンド&コントロール(C&C)サーバーは、別のバックドア型の不正プログラム「BKDR_BLADABINDI.C」との関連性が指摘されており、両者が同一のグループによって作成されたと推測されている。また、他のVBScript系不正プログラムも活動中であることも示唆しており、「Njw0rm」が利用するものとは異なる4つのC&Cサーバーが確認されており、「JENXCUS」を利用した過去の攻撃と関連している。「JENXCUS」は、中南米地域で確認された「DUNIHI」を利用した攻撃と関連するVBScript系不正プログラム。○放送中止に追い込んだサイバー攻撃の影響力サイバー攻撃の被害の実態を見ていこう。サイバー攻撃は、2015年4月8日午後10時頃(現地時間)に始まり、同ネットワークにおける11の関連各局が放送を中止せざる負えない状況に追い込まれた。また、TV5Mondeのソーシャルメディアアカウントにも被害が及んだ。Facebookのアカウントが乗っ取られ、公式のFacebookページには、攻撃者によって「イラク・レバントのイスラム国」からとされる宣伝活動のメッセージが投稿された。さらに、Twitterのアカウントのうちの1つが乗っ取られ、攻撃者から米国やフランスに向けたメッセージ、フランス兵の家族に対する脅迫文が投稿された。さらに、フランス兵の身分証明書やパスポートなども公開された。なお、今回の事件における不正プログラムの侵入経路などはまだ明らかになっていないという。トレンドマイクロは、「RAT作成ツールは複数のフォーラムから入手可能で、どのような攻撃者でも利用することができる。また、このツールを利用するのに、技術的な知識はほとんど必要ない」とコメントしている。
2015年04月15日コラボ商品森永乳業株式会社は4月3日、「エステティックTBC」を運営するTBCグループ株式会社と共同開発したサプリメントドリンク「TBCWヒアルロン酸+コラーゲンアップル&ピーチ」、「TBC鉄分プルーン&もも」、「TBCローヤルゼリーゆずはちみつ」を4月7日から、「TBC塩+アミノ酸」を4月14日から全国で新発売すると発表した。同シリーズは森永乳業の商品開発力とエステティックTBCの美容に対する情報力・ブランド力がコラボレーションした、毎日をおいしくキレイにサポートする飲料で、美容への関心の高い女性をメインターゲットに、“おいしく飲めるサプリメントドリンク”をキーワードに2001年4月から販売を開始している。おいしく栄養補給「TBCWヒアルロン酸+コラーゲンアップル&ピーチ」は、肌に潤いを与えるヒアルロン酸5mg、コラーゲン2,000mgを配合、アップル果汁、ピーチ果汁をブレンドすることでコラーゲン特有の臭みを抑えた。「TBC鉄分プルーン&もも」は1日の摂取推奨量のうち半分の鉄分、カルシウムを摂取でき、プルーン果汁ともも果汁を使用し、すっきりと飲みやすい味わいに仕上げた。「TBCローヤルゼリーゆずはちみつ」は、ローヤルゼリー110mgとクエン酸850mgを配合し、爽やかなゆず果汁とほんのり甘いはちみつの味わいを楽しむことができる。「TBC塩+アミノ酸」は発汗時に流れ出てしまう塩分やミネラルを手軽に補給でき、汗をかくことが増えてくるこれからの季節に、後味すっきりのオレンジ味と共に楽しむことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】・森永乳業株式会社のニュースリリース
2015年04月14日トレンドマイクロは10日、1年前の2014年4月にサポートが終了したOS「Windows XP」が、世界中の多くの企業でいまだ利用されているとして、注意を喚起した。Windows XPの世界市場シェアは、オンライン統計サイト「Net Market Share」で2015年3月時点で約17%、同「StatCounter」で約11%以上という値になっている。また、米国政府のWebサイトを訪問したユーザー情報の分析では、Windows XPの市場シェアは5%以下だという。Windows XPは2014年4月9日にサポートが終了し、脆弱性を修正するアップデートなどのサポートが行われなくなった。過去1年間に確認された、Windows XPに影響を与える可能性のある脆弱性のうち、Windows XPが含まれる更新プログラムは2014年4月に提供されたもののみで、後継OSに実装されたセキュリティ対策もXPには適用されていない。同社は、2015年7月にサポートが終了するWindows Server 2003の利用にも警鐘を鳴らしており、Server 2003からの移行計画の準備・実施を強く推奨するとしている。
2015年04月13日マイクロアドの関連会社であるマイクロアド・インバウンド・マーケティング(MAIM)は4月8日、韓国最大級のインターネット企業「ダウムカカオ」が提供するSNS「カカオストーリー」を通じて、2015年4月より、日韓を繋ぐインバウンドソリューションサービスの提供を開始すると発表した。カカオストーリーは、現在グローバル累積加入者6,700万人、累積ストーリー47億件に至る韓国最大規模のSNS。情報通信政策研究院の調査によると、同SNSの2013年6月時点でのアクティブユーザーのシェアは41.1%で、韓国内1位。今回、MAIMが提供するインバウンドソリューションにより、カカオストーリーのユーザーに対して、最適かつ効果的な広告配信が可能になるという。
2015年04月09日トレンドマイクロは、SIMフリー端末向けの設定サポート付きセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を9日より発売する。販売当初は、エディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けに販売し、想定販売価格は税別2,830円。「ウイルスバスター モバイル」は、スマートフォン/タブレット端末向けのセキュリティアプリ。不正アプリ対策、Web脅威対策、保護者による使用制限、盗難/紛失時の対策、迷惑SMS/迷惑着信対策といった機能を備えている。9日より提供されるのは、SIMフリー端末向けのもので同アプリの利用に関するサポートサービスが付属する。また、SIMフリー端末を利用する際の、SIMカードの挿入方法、インターネットを利用するための設定方法、SNSの登録方法、端末の操作方法、プライバシー設定などの問い合わせにも対応する。当初は、エディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けに提供するが、今後は、SIMフリー端末/SIMカードを提供しているパートナーとの協業を拡大し、取扱店を広げていく予定。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月06日リンクスインターナショナルは6日、AEROCOOL製のPCケースとして、マイクロATX対応スリムケース「Cs-101」を発表した。4月18日より発売する。店頭予想価格は税別6,998円前後から。250WのSFX電源を標準搭載するマイクロATX対応PCケース。コンパクトながらロープロファイル対応の拡張スロットを4基搭載。拡張スペースも240mmが確保されているので、小型のグラフィックスカードなどを内蔵できる。標準搭載ファンは上面に80mm×1基。オプションで底面に80mm×1基を搭載できる。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×2基。5.25インチベイは内部3.5 / 2.5インチベイと兼用なので、使用する場合は光学ドライブとの排他となる。主な仕様は、拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが最大240mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大80mmまで、搭載電源の奥行きが最大100mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW112×D427×H300mm、重量は約3kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2015年04月06日トレンドマイクロは6日、SIMフリー端末向けのサポート付きセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を発表した。9日より、SIMフリー端末販売店を通じて提供を開始する。当初はエディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けにポスタイプで販売し、エディオンでの想定販売価格は税別2,830円。「ウイルスバスター モバイル」は、同社のスマートフォン/タブレット端末向けセキュリティアプリ。不正アプリ対策、Web脅威対策、ペアレンタルコントロール、通信機能を利用した盗難/紛失対策、迷惑SMS/迷惑着信対策といったセキュリティ機能を持つ。今回提供する製品は、「ウイルスバスター モバイル」に、SIMフリー端末利用時の問い合わせに答えるサポートサービスを付帯した製品。製品に対する問い合わせだけでなく、SIMカードの挿入方法やネットを利用するための設定方法、スマートフォン/タブレット端末の使い方、FacebookやTwitter、LINEといったSNSの登録方法、プライバシー設定など、SIMフリー端末利用に必要な問い合わせ全般に対応する。同社は、SIMフリー端末使用者の増加や、総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」により2015年5月1日以降SIMフリー端末の増加が想定される一方で、煩雑な設定を自身で行なうことが困難な場合があるとして、製品の提供に至った。今後パートナーとの協業を拡大し提供店を広げる予定する。
2015年04月06日エレコムは31日、USBマイクロスコープ1モデルとWebカメラ4モデルを発表した。4月中旬より発売し、価格は3,866円から。○UCAM-MS130NSV「UCAM-C0113F」シリーズは、1/6インチCMOSセンサーを搭載する130万画素USBマイクロスコープ。価格は9,158円。PCと接続して使用し、肉眼では見られない被写体の拡大表示が可能。拡大率は光学20倍で、8倍のデジタルズームも可能。トータルで160倍の拡大撮影が行える。動画撮影のほか、拡大画像を静止画像として撮影する「スチルシャッター」機能も搭載する。接写時に被写体が暗くならないよう先端にLEDランプを装備。ランプはスイッチ式なので任意のタイミングで点灯できる。フォーカスは5~100mmのマニュアルで画角は55度。UVC対応なのでオリジナルドライバのインストールも必要としない。対応解像度は最大1,280×1,024ドット、フレームレートはYUY2形式の場合640×480ドットが30fps、1,280×720ドットが8fps、1,280×1,024ドットが8fps。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は1.45m。本体サイズはW44×D131.5×H27.5mm、重量は約65g。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8.1。○UCAM-C0220FENBK / UCAM-C0220FBNシリーズ「UCAM-C0220FENBK」は、1/5インチCMOSセンサーを搭載する200万画素Webカメラ。価格は4,298円。イヤホンマイクが付属し、本体だけでビデオチャットなどが行える。UVC対応なのでオリジナルドライバのインストールは不要で導入も簡単。カメラ部は上下 / 左右の角度調整に対応したポールジョイントを採用。マルチスタンドにより、ノートPCや液晶ディスプレイなどに取り付けられるほか、机上など水平面にも設置できる。同社のWebサイトから「WebCamアシスタント」がダウンロードでき、YouTubeなどの動画投稿サイトへの投稿や、動画の簡易編集なども行える。対応解像度は最大1,600×1,200ドット、フレームレートは640×480ドットが30fps、1,600×1,200ドットが4fps。フォーカスは固定。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は1.5m。本体サイズはW56×D50×H41mm、重量は約62g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10以降。「UCAM-C0220FBN」シリーズは、イヤホンマイクが付属しないモデル。ブラックとホワイトの2色を用意し。価格は3,866円。機能や仕様は「UCAM-C0220FENBK」とほぼ共通。○UCAM-DLE300TNBK「UCAM-DLE300TNBK」は、1/4インチCMOSセンサーを搭載する315万画素Webカメラ。価格は9,158円。ポールジョイントは装備していないが、スタンドの仕様やUVCなどの機能は「UCAM-C0220FENBK」とほぼ共通。イヤホンマイクも付属する。対応解像度は最大2,048×1,536ドット、フレームレートはYUY2形式の場合640×480ドットが30fps、1,280×720ドットが7.5fps、1,600×1,200ドットが4.5fps、2,048×1,536ドットが3.5fps。MJPEGの場合1,280×720ドットまでが30fps、2,048×1,536ドットが15fps。フォーカスは固定。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は1.4m。本体サイズはW63×D50×H30mm、重量は約73g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10以降。○UCAM-DLI500TNBK「UCAM-DLI500TNBK」は、1/4インチCMOSセンサーを搭載する500万画素Webカメラ。価格は12,744円。ポールジョイントは装備していないが、スタンドの仕様やUVCなどの機能は「UCAM-C0220FENBK」とほぼ共通。イヤホンマイクも付属し、使用しない時はコンパクトに折りたたんでおける。対応解像度は最大2,592×1,944ドット、フレームレートはYUY2形式の場合640×480ドットが30fps、1,920×1,080ドットが7.5fps、2,592×1,944ドットが2.5fps。MJPEGの場合1,280×720ドットまでが30fps、2,048×1,536ドットが15fps。フォーカスは固定。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は0.8mで脱着可能。本体サイズはW72×D38.5×H37.5mm、重量は約24g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10以降。
2015年03月31日エレコムは3月31日、パソコンに接続して使用するUSBマイクロスコープ「UCAM-MS130NSV」を発表した。130万画素の1/6型CMOSセンサーを搭載し、肉眼では見られない被写体の拡大表示や撮影が可能。発売は4月中旬。希望小売価格は8,450円(税別)。UCAM-MS130NSVは、昆虫や微生物、印刷物、肌、頭皮など、肉眼では細かいところまで観察できない被写体を拡大して表示できるデジタル顕微鏡だ。USB 2.0規格のUVC(USBビデオクラス)に対応しており、ドライバを別途用意しなくても、パソコンにUSB接続するだけですぐに利用できる。光学ズーム20倍、デジタルズーム8倍が可能で、最大160倍のズーム撮影が可能だ。5mmから100mmまでのマニュアルフォーカスに対応し、至近距離から中間距離までを撮影できる。拡大画像はJPEG形式の静止画として撮影・保存できる。接写時に被写体を照らすLEDランプを装備。同社Webサイトから無料でダウンロードできるWindowsソフト「WebCamアシスタント」を用いれば、1クリック静止画撮影などの機能が利用できる。本体サイズはW44.0×D131.5×H27.5mm、重量は約65g。最大解像度は1,280×1,024ドット、最大フレームレートはYUY2形式の場合、640×480ドット/30fps、色数は約1,677万色(24bit)、USBコネクタを除くケーブルの長さは約1.45m。動作環境はCPUがIntel Pentium 4(2.4GHz以降)、AMD Sempron以上、OSがWindows Vista/7/8.1。
2015年03月31日トレンドマイクロは3月27日、1月にマイクロソフトが注意喚起したMicrosoft WordおよびExcelの不正なマクロが、現在でも増加していることをセキュリティブログで明かした。マクロ自体は、WordやExcelの文書作成において、コマンドやコードによって作業を自動化するもの。不正なマクロの多くは、自動実行の機能を悪用し、別の不正なプログラムを勝手にダウンロードしたり、利用者に実行を促したりする。○スパムメールで不正なマクロを配布今回確認されたケースは、航空会社の「Air Canada」の電子航空券を装い、メールに不正なマクロが添付するというもので、情報窃取型不正プログラムのダウンローダーだ。攻撃の仕組みは、感染したPCにバッチファイル(拡張子:bat)や VBScript(拡張子:vbs)、PowerShell Script(拡張子:ps1)を作成する。これにより、より深刻な被害をもたらす新たなファイルをダウンロードする。さらに、OSをコントロールし、Microsoftが開発したコマンドコンソールおよびスクリプト言語である「Windows PowerShell」の機能を悪用する。Windows PowerShellは、2月にオンライン銀行詐欺ツール「VAWTRAK」が関連した攻撃で利用されている。○スパムメール経由でオンラインバンキングが狙われるトレンドマイクロでは、今回のスパムメール送信活動で拡散された不正なマクロだけでなく、多くの不正プラグラムがスパムメールで配布されると指摘している。不正なマクロの例で言うなら、添付ファイルはこれまで「DOC」「DOCM」「XLS」が主流であったが、それに加えて「XLSM」が増加し猛威をふるっている。さらに、オンライン銀行詐欺ツール「ROVNIX」、「VAWTRAK」、「DRIDEX」、「NEUREVT」(別名:Beta Bot)といった不正プログラムの誘導を促す不正プラグラムも増える傾向があるという。
2015年03月30日独自の整肌成分をマイクロビーズ状に凝縮ゲランは、蜂由来成分を厳選して開発したエイジングケアシリーズ「アベイユ ロイヤル」から、“ピュア ロイヤル コンセントレート”をマイクロビーズ状に凝縮し、高濃度で配合した美容液「アベイユ ロイヤル マイクロ アクティヴ セロム」を、4月3日に新発売する。潤いを与え、ハリを導くジェルの中に、黒蜜蜂がもたらす稀少なハチミツと、ゲラン独自のロイヤルゼリーを融合した「ピュア ロイヤル コンセントレート」が凝縮された無数のマイクロビーズ状の粒が煌めき、最初の一滴から、なめらかで弾むハリと輝きをもたらし、使うほどに、肌がすっきり引き締まっていくかのような手応えを実感できるという。マスカラ、アイシャドウの新製品も発売にまた、ボリュームタイプのマスカラ「シル ダンフェール ソー ヴォリューム」と、色の個性に合わせて質感をチェンジしたモノアイシャドウ「エクラン アン クルール」(全12色)も同日より新発売。「シル ダンフェール ソー ヴォリューム」は、漆黒のツヤと圧倒的なボリュームをつくるマスカラ。なめらかで弾力性のあるゲラン最新のフォーミュラが、ワンストロークで、はっとするほどのボリュームを与え、スリムなラバーブラシを採用することで、今まで捉えにくかった短いまつ毛も目尻のまつ毛もしっかりキャッチ。1本1本を確実に美しくボリュームアップし、一日中続く濃密なまつ毛に仕上げる。「エクラン アン クルール」は、色の個性に合わせて質感をチェンジし、マット、パール、スパークリングな仕上がりを楽しめるシルキーなテクスチャーとロングラスティングのアイシャドウ。単色はもちろん、組み合わせも思いのままで、ジェルでコーティングされたピグメントが、まぶたにぴたりとフィットし、鮮やかな発色が一日中続く。【参考】・ゲラン公式ブランドサイト
2015年03月29日3月25日、トレンドマイクロは、2015年の新たな企業向けとなる事業計画を発表した。日々進化するIT環境と、それを狙う脅威がつねに存在する。トレンドマイクロでは、クラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(以下、SPN)」のさらなる技術革新と、3Cに紐づくソリューションの新たな展開を基軸にし、トータルなソリューションを提供する。本稿では、その一部を紹介したい。最初に登壇したのは、トレンドマイクロの代表取締役社長兼CEOのエバ・チェン氏である。まず、トレンドマイクロの業績が非常に好調であったことを報告した。その一方で、サイバーセキュリティに関する問題はますます大きくなり、多額の損失を発生させていると指摘する。そして、企業を越え、国レベルの対応も必要となっている。顧客情報の保護は、競争優位性にも繋がる。米国オバマ大統領の開催したセキュリティサミットなどにもふれながら、セキュリティの重要性を語った。2015年のカナダ女子サッカーワールドカップのスポンサーとして参加する。そこで、もっとも重要なのは、セキュリティも提供することになった点である。デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現のため、トレンドマイクロは今後も最新の防御策を提供し続けると語る。○守るべきCで始まる3つの領域さて、それでは事業戦略を見ていこう。トレンドマイクロでは、基本的にコンシューマから大企業まですべてを網羅する。しかし、標的型攻撃などにより、中堅&大企業のビジネスがもっとも熾烈な攻撃にさらされている。先進的な防御や検知が必要となり、技術的にも戦略的にも重視している。トレンドマイクロでは、3つの領域に分けてソリューションを提供してきた。それは「コンシューマライゼーション(Consumerization)」、「サイバー攻撃(Cyber Threats)」、「クラウドと仮想化(Cloud & Virtualization)」である(図2)。これは、従来からトレンドマイクロが分類してきたものだ。具体的には、サイバー攻撃に対しては、カスタムディフェンスをもって対応する。さらに、より多くの企業と協力するすることで、より多くの環境に、より最適なセキュリティ対策を提供するとのことだ。また、それぞれの分野では、図3のように市場拡大が期待され、それに対応していく。ユーザー保護の徹底では、トレンドマイクロの世界シェアは約10%である。逆にいえば90%が未開拓となる。他社製品を使うユーザーも販売対象となると語った。市場規模も興味深い。現状、カスタムディフェンスの市場は、決して大きくはない。逆に、市場の拡大が期待できるともいえる。そこで、カスタムディフェンスやクラウド&データセンターセキュリティでは、製品の優位性からビジネスを拡大していく予定とのことだ。あとは、新規顧客の獲得や導入実績などを紹介し、発表を終えた。○Trend Micro Cloud App Security(仮)デモ続いて、Office 365向けのクラウドベースのセキュリティ対策となる「Trend Micro Cloud App Security(仮)」のデモが行われた。実際に、iPadを使いながらデモが行われた。その概要であるが、図4のようになる。データは、クラウド上のOneDriveに保存され、クライアントもWindowsに限らない。iPad上のCloud App Securityの管理画面は図5のようになる。画面の上にあるように、Exchange、SharePoint、OneDriveに対してセキュリティを提供する。脅威の検出状況(図6)では、既知の脅威だけでなく、標的型攻撃の検出・遮断も行う。SPNの重要な技術にWebの信頼性を評価するWeb Reputation技術があるが、これもCloud App Securityに搭載している(図7)。DLP(Data Loss Prevention)はデータの中身をチェックし、個人情報などの紛失や外部への流出を防ぐ機能である。具体的には、WordやExcelのデータに、クレジットカード情報やマイナンバーなどの情報が含まれていないかをチェックする。あれば、ログに記録・アップロードの遮断を行う。その後、デモが行われた。iPadには、実際に標的型攻撃で使われたメールが届いた状態からスタートした(図9)。Wordのデータが添付されている(図10)。一見すると普通の文書である。これが標的型攻撃の特徴でもある。このファイルをOneDrive上にアップロードしてみる。アップロードが完了すると、Cloud App Securityがチェックを行う。このファイルは問題ありなので、削除されユーザーに通知が行われる(図12)。図5の管理画面に戻ると、グラフが1つ増えているのがわかる(図13)。さらにログを表示すると、デモを行ったタイミングで、削除を行ったことが記録されている(図14)。管理者は、このように標的型攻撃が遮断されたことを確認できる。Office 365やOneDriveをビジネスで利用する機会も多い。このように、ウイルスや不正ファイルが共有されると、一気に企業内で拡散する危険性がある。Cloud App Securityでは、それを防ぐことができる。○日本における事業戦略日本国内の事業戦略については、副社長の大三川彰彦氏が説明を行った。まず、トレンドマイクロが注目するIT環境の変化について紹介した(図16)。興味深いのは、遠隔操作ツールなどが急増しているあたりだ。それ以外にも、クラウドサービス、対象デバイスも拡大しているる。つまり、デモでもあったような標的型攻撃への対策が急務ともいえる状況といえる。そこで、トレンドマイクロでは、上述した3つの領域に対し、以下のようなソリューションを提供する。まずは、ユーザー保護である(図17)。デモで紹介したCloud App Securityなどが新たに投入される。カスタムディフェンスでは、以下となる(図18)。ここで注目したいのは、カスタムディフェンスである。自社内でカスタムシグネチャを自動生成するソリューションである(図19)。Deep Discoveryが検知した脅威などから、Deep Discovery Analyzerが分析を行い、カスタムシグネチャを作成する。クラウド&データセンターセキュリティでは、図20のようなソリューションが提供される。大三川氏は、かつては、マルチベンダソリューションという考え方もあった。しかし、個別のソリューションで対応できない。トータルに、包括的にソリューションを展開する。そして、何かあったときの迅速な対応も重要と語った。一般ユーザーには、なじみにくい部分もあるが、Cloud App Securityは今後に期待したいものともいえる。現時点では仮称の通り、その詳細は明らかではない。今後、提供される情報にも注目していきたい。
2015年03月25日