「世の中でもっともすぐれている」という意味を持つ四字熟語「天下一品」。1文字ずつ分解し、中央に□を置きました。この□にとある1文字を入れると、4個の単語ができあがります。どんな1文字を入れますか。正解は「心」中央の□には「心」が入ります。できあがる4個の単語は「天心」「下心」「一心」「心品」。見た瞬間は「えっ?」となりそうな穴埋めクイズですが、正解を思い付くと納得の回答ですね。「天心」は空の真ん中のことだそうです。中天ということもあります。また、古代中国の思想に登場する神様「天帝」の心をあらわす意味もあるそうですよ。「下心」とは心の奥に秘めた気持ちのことです。ポジティブな印象よりも、「あの人は下心を持っている」というようなネガティブな使われ方をすることが多いですね。「一心」は、たくさんの人たちが心を1つにすることです。協力の象徴のような言葉で素敵ですね。また、1つの物事に専念する様子をあらわす時にも使います。「心品」は、仏教用語で心の働きを指します。この言葉を知っている人はかなり少ないのではないでしょうか。この世に2つとないものを賞賛する「天下一品」という言葉から、「心」1つで4個もの単語ができあがりました。たった1文字だけでこんなにバリエーションが広がる漢字は面白いものですね。これからもぜひ楽しんでみてください。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。[文・構成/grape編集部]
2023年08月03日「故事成語」という言葉を知っていますか。故事成語とは、中国の故事をもとにしてできた言葉全般を指す熟語です。故事というのは、古典や口承によって古くから伝えられてきた、いわゆる「いわれのある」事柄を意味します。物事の先例・前例となるようなこと、現在にまで続く物事の由緒を明らかにするもの、人々の教訓として語り継がれる名言・名エピソードなど、その内容は多岐にわたります。故事は古典の時代の世界観を理解するのに重要な知識であり、こうした故事をもとにしてつくられた言葉が故事成語と呼ばれるのです。今回は、この「故事成語」にまつわる漢字クイズを出題します。「故事成語」を構成する「故」「事」「成」「語」の4つの漢字それぞれに組み合わせると新たな熟語が生まれる共通の漢字を当ててみましょう。答えは小学校3年生で習うあの漢字「故」「事」「成」「語」、この4つの漢字と組み合わせてそれぞれ熟語をつくることができる共通の漢字は小学校3年生で習う「物」です。「物」は、天地間にあるさまざまな「もの」を表すほか、「事」よりも具体的に感じたり考えたりできるもの、事柄や対象を漠然といい表す漢字でもあります。「故」「事」「成」「語」と「物」を組み合わせて生まれる熟語は「物故」「物事」「成物」「物語」。「物故」は人が亡くなること、「物事」はさまざまな物や事柄、「成物(なりもの)」は田畑から取れた収穫物、「物語」は物語ることやその内容、古くから伝えられてきた話を指す言葉です。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。[文・構成/grape編集部]
2023年08月03日「直立不動」が1文字ずつ分解して書かれたこの画像。中央にある「□」にとある1文字を入れると4個の単語ができあがります。直立不動の1文字ずつすべてとマッチする漢字です。どのような漢字が入るのでしょうか。正解は「言」□に入る漢字は「言」でした。できあがる4個の単語は「直言」「立言」「不言」「言動」です。「直立不動」と合わせ、それぞれの意味を見てみましょう。「直立不動」とはまっすぐピシリと立っている状態のことです。緊張している姿を想像する人も多いのではないでしょうか。目上の人に敬意を表すときにも適した姿勢です。「直言」は面と向かって直接いうことや、または考えをそのままいうことです。人間関係を考えると、なかなかできない行動かもしれません。「立言」ははっきりと意見を伝えることです。言葉にしてはっきりといい切る意味があります。「言動」とは、人前で口にする言葉やおこなう行動を指しています。「発言+行動」という意味です。「不言」とは、言葉にしていわないこと、何もいわないことです。数え切れないほど見聞きしているはずの1文字でも、穴埋め形式のクイズにすると分かりづらくなるものですね。クイズならではの醍醐味です。頭の体操がてら、ぜひいろいろと楽しんでみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年08月02日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「釦」はなんて読む?「釦」はなんと読むでしょう?答えは、みんな知っている裁縫に関係がある言葉です!正しく読める人は、意外と少ないかもしれません……。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は、「ぼたん」でした!「釦」とは、衣類などの合わせ目を留めるのに用いるものを指します。単に、装飾とするものもあります。間違えやすい漢字として、「鉛(なまり)」が挙げられます。どちらもかねへんですが、この機会にしっかりと違いをおさえておきましょう!みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年08月02日「俗物根性(ぞくぶつこんじょう)」という、四字熟語をご存じですか。俗物根性とは、お金や栄誉(名誉)を第一に考えることや、性質を指します。この四字熟語に、ある共通の漢字1文字を組み合わせると、4つの熟語が完成します。□に入る文字は、小学2年生で習う簡単な漢字なので、ぜひみなさんも考えてみてください。正解は…正解は、小学2年生で習う漢字「心」。各漢字に「心」を組み合わせてできる熟語は、「俗心(ぞくしん)」「物心(ものごころ)」「心根(こころね)」「心性(しんしょう)」。それぞれは以下のような意味を持ちます。「俗心」自身の利益や名誉、愛憎に惹かれる心「物心」世の物事や人間の感情を理解する心「心性」仏語の1つであり、不変な心の本性のこと「心根」心の奥底(根っこ)のこと、本当の心(心情)といった意味も持つ本記事で紹介したように、漢字テストを通して複数の熟語をまとめて覚えることで、ボキャブラリーが一気に増えます。ぜひ、定期的な漢字テストで脳トレをしてみてください。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。[文・構成/grape編集部]
2023年08月01日「古今東西ゲーム」でも有名な「古今東西」という四字熟語の意味を知っていますか。時間の流れを表す古今、そして方角を示す東西という言葉の組み合わせから、過去から現在まで、そして東西を問わずあらゆる場所で、という意味を表しています。「昔と今」を示す「古今」が時間の流れ、そして方角である「東西」が空間の広がりを表現しているのだそうです。本記事では、古今東西にまつわる漢字テストを出題します。古今東西に含まれる「古」「今」「東」「西」の4つの漢字に組み合わせると、それぞれ熟語が誕生する、とある共通の漢字を当てるクイズです。この後、正解について解説しますので、ぜひ考えてみてください!正解は小学校で習うあの漢字!「古」「今」「東」「西」、この4つの漢字それぞれに組み合わせて4つの異なる熟語をつくることができる漢字は「風」です。小学校2年生で習う漢字で、空気や大気の流れを表す漢字として広く知られています。「古風」は、雰囲気や様子、やり方などが現代的ではなく、昔のようであること。「今風」はその反対で、当世風のやり方や現在の流行を指します。「東風」はその名前の通り東からの風で、特に春に吹くものを指して使われるとのこと。「とうふう」のほか、「こち」という読み方もあります。「西風」も東風と同様に、西方から吹いてくる風を意味しています。特に、秋に吹く西からの風を指すのだそうです。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。[文・構成/grape編集部]
2023年08月01日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「欠片」はなんて読む?聞いたことはあるけれど、読める人は少ないであろうこの漢字。いったい、「欠片」はなんと読むでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「かけら」でした!意味は、物のこわれたり取れたりした一部分、破片、 断片、 ほんのわずかなもののたとえです。また、「断片」「端くれ」などの類語があります。かけらという言葉を使うことは多くても、漢字の表記にはなじみがない場合がありますよね。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年08月01日「上下左右(じょうげさゆう)」とは、文字通り上と下、左と右のこと。平面における、全方向のことを指します。では、上下左右に組み合わせることで、熟語が完成する共通の文字は何でしょう。ヒントは小学1年生で習う、体の一部を指す漢字です。正解は…正解は、小学1年生で習う「手」です。上下左右、それぞれの漢字と「手」を組み合わせてみると「上手」「下手」「左手」「右手」といった4つの熟語が完成します。「上手」とは「うわて」や「じょうず」と読みます。「うわて」と読む場合は、文字通り上のほうという意味。主に風上や川上などを指します。ほかにも能力がほか人よりも優れていることや、優れた人を指しますが、相手を威圧するような態度や、高飛車な態度といった、ややネガティブな意味もあります。「じょうず」と読む場合は、物事が巧みなことや、優れているといった意味で用いられます。「下手(へた)」は、上手とは逆の意味で用いられる言葉。物事のやり方が巧みではないこと、手際が悪いことを指します。ほかにも「下手な小細工」のように、生半可である様を表現する言葉です。「左手」は漢字の通り、左の方の手を指します。「右手」は左手とは逆に、右側の手を表しています。上下左右と合わせて、「上手」「下手」「左手」「右手」といった4つの熟語も覚えておきましょう。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「蜆」はなんて読む?読めそうで読めないこの漢字。お味噌汁にもよく合う貝の名前です!「蜆」と書いて、なんと読むかわかりますか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「しじみ」でした。蜆は、シジミ科の二枚貝の総称です。貝殻は三角形で、殻表は多くは黒色で輪脈があります。縄文時代や弥生時代から、食用として親しまれていたんだとか。今でも蜆は、お味噌汁などに入れて食べることがあります。普段自分が食べているものが、遥か昔から親しまれているなんて驚きですよね。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月31日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「偏に」はなんて読む?「偏に」という漢字の読み方は分かりますか?偏見の偏という漢字ですが、「へんに」とは読みません。この言葉は読み方も使い方も間違えられやすいので、ぜひ覚えましょう。いったいなんて読むのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「ひとえに」でした!「偏」という一字で「ひとえ」と読むのが難しいところ。偏にの意味は「その行為に徹するさま」と「理由・原因がそれに尽きること」の2つの意味があります。ビジネスシーンでは後者の意味で使うことがほとんどです。例えば、「偏に〜様のおかげです」という使い方で感謝の気持ちを伝えられます。意味もあわせて覚えましょう。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月28日基本的にひらがなで表記されるケースが多いことから、漢字があることを知らないという言葉は多くあります。本記事で、読み方クイズとして出題する「態々」もその1つといえるでしょう。「態々」という文字は、普段はあまり目にしない字面ですが、言葉自体は誰でも使っているはずです。それでは「態々」は何と読むのでしょうか。正解は…しなくてもいいことに使われる言葉「態々」は「わざわざ」と読みます。辞書に沿った言葉の解説としては、本来ならばそこまでしなくてもいいことをおこなうといった意味で使われます。似た意味の言葉としては「意図的に」「故意に」「意識的に」などが挙げられるでしょう。「態々」と同じように、ひらがな表記が一般的であることから、あまり漢字表記が浸透していない言葉はほかにもあります。例えば「鼻を擤(か)む」や「水に溺れて踠(もが)く」です。いずれも滅多に漢字で表記されることはない言葉です。「態々」と関連する豆知識をもう少し解説します。「態々」に使われている「々」は、「久々」や「人々」などにも使われることはご存じでしょう。「々」について意外と知られていないのは、これが記号であって漢字ではないこと。躍り字と呼ばれていることから、1つの漢字と考えるかもしれませんが、これは「繰り返し記号」です。漢字としての読み仮名もないため、注意してください。普段何気なく見ている字でも、意外と知らないことがたくさんありますね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月26日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「寄席」はなんて読む?奇数の「奇」と「席」で「きせき」と読みがちですが、そうではありません。いったい「寄席」はなんと読むでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「よせ」でした!意味は小規模な常設演芸場で、「よせ」とは「寄せ場」の略語です。詳しくいうと「人を寄せる場所」という意味です。寄席では、落語・講談・漫才・浪曲・奇術・音曲などの大衆芸能が興行されています。江戸時代に始まり、今でも親しまれていますよね。寄席は大切な日本文化のひとつなので、これからも続いてものです。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月26日日本での生活は、母国である日本語に加えて、もっとも使用されている外国語である英語や、日本人によって造語された和製英語など、さまざまな言葉が入り混じっています。中には、日本語よりも外国語の呼び方のほうが、世間に浸透している名称もありますよね。横山あづさ(brushanyo)さんがInstagramに投稿したのは、娘さんによる珍解答でした。小学1年生が漢字ドリルで『ミス』をした理由小学1年生の頃、漢字ドリルで学習をしていた娘さん。数々の問題をこなしていたのですが…ある1点でつまづいてしまったようです。出題は、漢字の読み方を解答するもの。問題文には、このようにつづられていました。『戸』が開く。正解は、『と』。ある程度年齢を重ねた人には簡単ですが、幼い子供はミスをしてしまってもおかしくないでしょう。しかし、娘さんのミスはあまりにも特徴的なものだったのです…!娘さんが解答欄に書いたのは…『どあ』という文字。決して間違っているわけではありませんが…漢字の問題に対する解答としては、バツをつけざるを得ません!きっと、『戸』という漢字が何を指すのかを頭では理解していても、うっかり普段呼んでいる『ドア』という名称を書いてしまったのでしょう。「欧米か!」とツッコミを入れたくなる、まさかの間違え方に、思わず笑ってしまったという横山さん。娘さんも、ミスに気付いた瞬間は吹き出したことでしょう。『どあ』についた青色の丸からは、「合ってる、合ってるけど…惜しい!」という心の声が聞こえてきますね![文・構成/grape編集部]
2023年07月25日普段、何気なく使っている言葉にもかかわらず「漢字で書かれていると読めない」という現象、しばしば生じますよね。昼食を食べた後や夜更かししている時、ついつい出てしまう「欠伸」もその1つでしょう。欠伸という言葉は日常的に見聞きしている人がほとんどですが、いざ漢字を目にすると、読み方が分からないという人は意外にも多くいらっしゃいます。正解は、眠い時に出る「あ◯◯」欠伸は「あくび」と読みます。欠伸をしてはいけないシーンで、必死に抑えることを「欠伸を噛み殺す」などと表現します。知っている人は、簡単なように感じるかもしれませんね。実は、欠伸の読み方は「あくび」のほかにもあります。それが「けっしん」です。例えば医療現場などで使われる言葉に「欠神発作」というものがあるようです。これは「あくびほっさ」ではなく「けっしんほっさ」と読みます。欠神発作とは、ごく短時間に限って、前触れもなく意識消失してしまう症状を指すといいます。欠伸は眠い時に出るものと思われがちです。しかし過度なストレスに晒されている(緊張状態である)場合でも、欠伸が出ることもあります。必ずしも「欠伸=眠い」わけではありません。身近な「欠伸」も、意外と知らないこともあるものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月25日日常で使っているモノの名前でも、漢字で表記されると読めないというのは度々あることです。特にひらがなで表記されているケースが多いものは、読み方に悩んでしまうことがあるでしょう。本記事の読み方クイズに登場する「団扇」も、読めそうで読めない漢字の1つ。さっそく正解を発表していきます。正解は「夏の風物詩」といえるアレ!正解は、夏になると見かける「うちわ」です。パタパタとあおいで涼んだり、上にかざして日差しよけにしたりして使います。団扇と似たものとして、扇子(せんす)も夏に活躍するアイテムです。日本に団扇が伝わったのは、奈良時代とされています。中国から伝わった団扇が宮廷や貴族の間で使われたことから、徐々に国民へと広まっていきました。夏に関連したものの中には、漢字表記が浸透していないものはまだまだあります。例えば「甲虫(カブトムシ)」や「西瓜(スイカ)」です。一般的にはカタカナ・ひらがなで表記されている言葉にも、漢字があるかもしれません。この機会に、ほかにはどのようなものがあるのか調べてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年07月25日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「光芒」はなんて読む?光の様子を表すこの漢字。いったい、「光芒」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「こうぼう」でした!光芒とは、尾をひくように見える光の筋、一筋の光です。また、その様子から他よりも一段と優れて目立っているところをさします。例えば、光芒を放つ、彼の存在は光芒を放っていた、などと使うそう。光の様子を表す熟語は、ほかにもいろいろあります。閃光(せんこう)は、瞬間的に発する光やぴかぴかする光のこと。光彩(こうさい)とは、きらきらと輝く美しい光、才能や優れた面が際立って目立つことを表します。この機会に光が用いられる言葉を調べてみると、新しい発見があるかもしれませんね!みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月25日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「流浪」はなんて読む?流行の「流」と浪人の「浪」があわさったこの熟語。映画や漫画などで見たことがあるかもしれません。いったい、「流浪」はなんと読むでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「るろう」でした!流浪とは、住むところを定めずさまよい歩くこと、生計の道を失って路頭に迷うことです。例えば、田舎から流浪して東京に辿り着いた、などと使うそう。また、流浪の類語に「浪人」という言葉があります。浪人とは、本籍地を離れ他国を流浪している者、浮浪人です。中世や近世から存在した言葉で、特に江戸時代には幕府の大名とりつぶし政策などにより著しく浪人が増加し、社会問題となったのだとか。漢字を覚えるときは、言葉だけでなく類義語や歴史も併せて覚えると、知識の幅が広がりますよ!みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月24日何かを話し始める際、一番初めに発する言葉を「開口一番に」と表現します。口を開いたそばからといった意味もあり、「開」「口」「一」「番」から成る四字熟語です。四字熟語に使われている漢字はすべて、特定の1文字とそれぞれ組み合わせることで、まったく異なる熟語が完成します。組み合わせる文字は、4字すべて同様です。正解は「頭」正解は「頭」であり、小学2年生で習う漢字です。組み合わせることでできる熟語は「開頭」「口頭」「一頭」「番頭」の4つ。次からは、各熟語の意味について解説します。「開頭(かいとう)」とは手術の際に、頭蓋骨を開く行為のことです。開頭術とは、頭蓋骨を切開する手術法のことを指します。「口頭(こうとう)」は文字ではなく、相手に対して直接、口で説明することです。口述(こうじゅつ)と同様の意味で使われます。「一頭(いっとう)」は、動物を数える時の単位です。主に、牛や馬、豚といった大型の動物に対して用いられます。「番頭(ばんとう)」とは、昔使われていた役職のことです。宇多天皇の時代に、院の庁の侍者や判官代を指して番頭と呼んだそう。その後も時代によって、有力名主や寺の事務仕事をこなす人に対して使われてきました。[文・構成/grape編集部]
2023年07月24日礼儀正しい立ち振る舞いのことを「行儀作法」といいます。行儀作法は、周囲の人に不快感を与えないように配慮する意味でも重要です。特に日本人は、行儀作法を重んじる国民性であり、逆にいえば行儀作法を欠いている人に対して、不快感を覚えやすいともされています。行儀作法は「行」「儀」「作」「法」という4つの漢字から成る四字熟語です。そして4文字それぞれは、ある共通の漢字と組み合わせることで4つの熟語を生み出します。共通の漢字1文字とは何なのでしょうか。正解は、ここまでの文章中にある!正解は「礼」です。冒頭1文字目に答えが隠れていました。礼と組み合わせることで誕生する熟語は「行礼」「礼儀」「作礼」「礼法」。それぞれの熟語について、詳しい意味を解説していきます。「行礼(ぎょうれい)」とは、日本にも伝わっている中国語の1つ。お辞儀をすること、敬礼することを指して「行礼」といいます。「礼儀(れいぎ)」とは、人間関係を円滑にするためや社会秩序を維持するために、人が守るべきルールです。中でも敬意を表す行動様式を指して礼儀といいます。「作礼(さらい)」とは仏そのものや、長上に礼をすることです。雑誌の名前ではないので注意してください。「礼法(れいほう)」とは、行儀作法と同様の意味で使われる言葉です。特に日本におけるマナーを、礼法といいます。[文・構成/grape編集部]
2023年07月24日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「襤褸」はなんて読む?日常生活では、あまり目にしないこの漢字。答えは、漢字があることが驚きのあの言葉です。いったい「襤褸」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「ぼろ」でした!意味は、使い古して壊れているものや隠している欠点・短所などです。隠していた欠点や失敗などを見せてしまったときに「襤褸が出た」という使い方をしますよね。襤褸(ぼろ)と同じ意味でほかにも、襤褸(らんる)となどの読み方があります。ほかの読み方もあわせて覚えましょう。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月23日パソコンやスマホなどの電子機器が身近な現代で、字を書く機会は減少しているといえるでしょう。そんな現代で、大人でも起こりがちなのが、漢字を読むことはできるけど、書こうとするとど忘れしてしまう…というもの。時には、小学校で習うような簡単な漢字すら思い浮かばず、「部首はなんだったっけ」「似ている漢字しか思い出せない」ということもありますよね。大人でもど忘れしてしまうほど、実は難しい漢字。幼い子供が漢字のテストで壁にぶつかってしまうのは、仕方のないことといえます。小4が生み出した『謎の都道府県』Instagramに1枚の写真を投稿したのは、小学4年生の娘さんを育てる横山あづさ(brushanyo)さん。娘さんが受けた、漢字のテストの結果を確認していたところ、ある1点が目に飛び込んできたといいます。出題されていたのは、都道府県の名称。いろいろな地名が出題される中、娘さんはたくさんの丸をもらっていたのですが…。娘さんがつまづいてしまったのは…佐賀県!なんとなくは覚えていたものの、『賀』の字が思い浮かばなかったのでしょう。『賀』と『県』の漢字が合体してしまったのです!うっかりミスによって爆誕した『新しい漢字』に、笑ってしまった横山さん。答案用紙を見ながら、心の中で「意味は伝わるから、時短になっていいのかな?…いや、あかんやろ!」とツッコミを入れたのでした。大人でも、漢字がハッキリと思い出せず、複数の漢字が合体したような謎の字を書いてしまう…というのは、時々起こるもの。この珍解答を見て、多くの人が娘さんに「分かる、分かるよ…!」と共感したのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月22日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「蜃気楼」はなんて読む?「蜃気楼」とはちょっと不思議な大気現象を表します。いったい、「蜃気楼」はなんと読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「しんきろう」でした!蜃気楼とは、光の屈折現象のひとつ。大気密度が気温の違いに伴い、場所によって異なることにより起こる現象です。会場で船が逆さまに浮き上がって見えたり、砂漠で遠方にオアシスがあるように見えたりするのも蜃気楼。この現象から転じて、勝手な想像によって作りあげた物事をたとえで用いることもあります。例えば、暑さが続きアスファルトの上に蜃気楼が見えた、絶望のあまり蜃気楼を見ているだけなのかもしれない、などと使うそう。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月22日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「奔流」はなんて読む?奔走の「奔」と「流れる」などでおなじみのこの漢字。いったい、「奔流」はなんと読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「ほんりゅう」でした!意味は、激しい勢いで流れること、またその流れです。川の流れだけでなく、時代の流れが激しい際にも使います。例えば、奔流にのまれる、ネットの進化の奔流についていけないなどと用いるそう。ぜひこの機会に「奔流」をお仕事などで使ってみてくださいね!みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月22日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「悉皆」はなんて読む?悉皆とは難しい漢字ですが、就活などでも見かけることがあるかもしれません。いったい、「悉皆」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「しっかい」でした!意味は、残らず、すっかり、全部です。あとに打ち消しの語を伴って、全然、まったくの意もあります。例えば、包み隠さず悉皆話してしまった、悉皆昨日のことが思い出せない、などと使うそう。また、訓読みで悉く(ことごとく)とも読めます。新しく熟語を覚える際には、その漢字の訓読みも一緒に覚えておくと、熟語の意味が把握しやすくなるかもしれませんよ!みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月21日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「毅然」はなんて読む?毅然とは難しい漢字ですが、ビジネスシーンなどでも見かけることがあるかもしれません。いったい、「毅然」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「きぜん」でした!意味は、意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさまです。例えば、なにを言われようが毅然としている、などと使うそう。毅然の「然」は馴染みのある漢字ですが、毅は見慣れない漢字ですよね。毅は訓読みで「つよい」と読みます。漢字自体に、態度がしっかりして動じないの意味があるんだとか。新しく熟語を覚える際には、漢字の訓読みも一緒に覚えておくと、熟語の意味が把握しやすくなりますよ。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月21日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「慶び」はなんて読む?思わず「けいび」と読んでしまいたくなるこの漢字。ビジネスシーンや、年賀状の挨拶で見かける機会があるかもしれません!いったい「慶び」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「よろこび」でした!意味は、読み方の通りよろこぶこと。慶びと喜びはどう違うの?と思う方がいるかもしれませんが、2つの違いは日常で使うかどうかです。喜びは、日常のうれしいときに使いますが、慶びは特別なときに用います。入学式や入社式、結婚式など人生の節目となる特別なお祝いのときに使ってみてくださいね!みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》『デジタル広辞苑』(小学館)
2023年07月20日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「軋轢」はなんて読む?軋轢とは難しい漢字ですが、ビジネスシーンなどでも見かけることがあるかもしれません。いったい、「軋轢」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「あつれき」でした!意味は、車輪のきしること、葛藤が生じること、仲が悪くなることです。例えば、勘違いでふたりの間に軋轢が生じた、話しあいで軋轢を解消することができた、などと使うそう。また、軋は訓読みで軋む(きしむ)、轢は訓読みで轢く(ひく)と読めます。新しく熟語を覚える際には、それぞれの漢字の訓読みも一緒に覚えておくと、熟語の意味が把握しやすくなりますよ。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月20日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「翻す」はなんて読む?「翻訳」の「翻」でよく見るこの漢字。そのため、「ほん」と読みたくなるかもしれませんが、「ほんす」ではありません。いったい「翻す」はなんて読むのでしょうか。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「ひるがえす」でした!「翻」という一字で「ひるがえ」と読むのが難しいところ。翻すの意味は、裏返しにするや、態度を急に変えるなど。「手のひらをかえす」と同じ意味で「手のひらを翻す」ということもできます。自分の意見を変えたときなどに、「前言を翻す」という用いることができるので、使ってみてくださいね。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月19日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「天道虫」はなんて読む?天も道も、小中学校で習う馴染みがある漢字ですよね!いったい、「天道虫」はなんて読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「てんとうむし」です!「道」を「どう」ではなく、「とう」と読むことがポイント。天道虫(テントウムシ)の名前の由来は、太陽や天に向かって飛び立つことからこの漢字がつけられたといわれています。それ以外にも、「神の御使い」という意味もあるようです。天道とは天地の法則や天地を司る神の意味があり、その為、天道虫を見ると幸せになるとも言われています。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年07月18日優れたものを厳重に保管し、他人に貸したり見せたりしないことを指して「門外不出(もんがいふしゅつ)」といいます。優れたものとは、宝石などの貴重品だけでなく、技術など目に見えないものも含まれます。門外不出は「門」「外」「不」「出」といった、4つの漢字から成る四字熟語です。それぞれの漢字を同じ1語と組み合わせることで、新たに4つの熟語が生まれます。では4つの漢字すべてと組み合わさる、共通の1文字とは何なのでしょうか。次章で漢字クイズの正解を発表します。正解は、ちょっと不吉なあの漢字門外不出に使われている4文字、すべてと合体して熟語ができる漢字は「死」。小学3年生で習う漢字です。合体してできる熟語は「死門」「死外」「不死」「死出」の4つ。それぞれの意味は次のとおりです。「死門(しもん)」とは、死去と同じ意味で使われます。あの世に入る時の門を潜る=死去であるためです。「死外(しにはずれ)」は死が外れる、つまり死にかける(生きている)という意味の熟語。「不死(ふし)」とは、多くの人がご存じなように、死なないことを指した言葉です。「死出(しで)」とは死亡して、冥途(めいど)へ行くことを表しています。すぐに分かったという人もそうではない人も、誰かに出題してみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月18日