
「世の中でもっともすぐれている」という意味を持つ四字熟語「天下一品」。1文字ずつ分解し、中央に□を置きました。この□にとある1文字を入れると、4個の単語ができあがります。どんな1文字を入れますか。
正解は「心」

中央の□には「心」が入ります。できあがる4個の単語は「天心」「下心」「一心」「心品」。見た瞬間は「えっ?」となりそうな穴埋めクイズですが、正解を思い付くと納得の回答ですね。
「天心」は空の真ん中のことだそうです。中天ということもあります。また、古代中国の思想に登場する神様「天帝」の心をあらわす意味もあるそうですよ。
「下心」とは心の奥に秘めた気持ちのことです。ポジティブな印象よりも、「あの人は下心を持っている」というようなネガティブな使われ方をすることが多いですね。
「一心」は、たくさんの人たちが心を1つにすることです。協力の象徴のような言葉で素敵ですね。また、1つの物事に専念する様子をあらわす時にも使います。
「心品」は、仏教用語で心の働きを指します。この言葉を知っている人はかなり少ないのではないでしょうか。
この世に2つとないものを賞賛する「天下一品」という言葉から、「心」