本田技研工業(ホンダ)は10月19日、マーシャル諸島共和国において電気自動車「フィットEV」と太陽光発電に対応したAC普通充電器「Honda Power Charger」を導入した社会実証実験を同日より開始すると発表した。マーシャル諸島共和国は、エネルギーをほぼ輸入に頼っており、調達の自前化や輸送費用を含めたコストの軽減が課題になっている。また、海面上昇の影響を受けやすいことから、CO2排出量の低減にも注力する必要がある。実証実験は2017年9月まで行う予定で、フィットEVとHonda Power Chargerを導入することで、マーシャル諸島共和国における電動化モビリティの普及および充電関連インフラの整備の可能性を検証し、同国のエネルギー自給などの課題解決につなげることを目的としている。同社は「本プロジェクトの目標を達成し、グローバルなショーケースになることを目指し、マーシャル諸島共和国政府と協力して進めていきます」とコメントしている。
2015年10月20日●天才運び屋としての役作りとアクション秘話プロの運び屋(=トランスポーター)である主人公フランク・マーティンの奮闘を描く、リュック・ベッソン製作・脚本のカーアクション『トランスポーター』シリーズ第4弾『トランスポーター イグニション』が、10月24日に公開を迎える。本作で2代目フランクを演じているのが、アクション界の新星エド・スクレイン。ラッパーから俳優に転向後、大ヒットテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~)でブレイクするなど活躍し、ミラ・ジョボヴィッチやジェイソン・ステイサムら数々のスターを生み出してきたリュック・ベッソンの目に留まり、大抜てきされた。天才的なドライビングテクニックと、いかなる敵をも倒す格闘センスを兼ね備えた運び屋・フランクは、過去3作ではジェイソン・ステイサムが演じ、アクションスターとして世界にその名を知らしめた役だ。今回新たにこの役に挑んだエドは、大迫力のカーアクションや緊迫の接近戦を繰り広げ、そして、親子の関係性や依頼主である美女との駆け引きなども見ごたえ十分に演じ切った。9月に初来日を果たした際にインタビューし、撮影の裏話や俳優としての今後の目標、さらに私生活にも迫った。――はじめに、2代目フランクに抜擢された時の気持ちを教えてください。役をいただく時はいつもワクワクするものだし、それぞれ違った形で興奮するものだけど、今回脚本を読んだ時から、絶対楽しい内容になることははっきりしていた。そして、フランスでの撮影、リュック・ベッソンと仕事ができること、また、今まで自分がやったことのないようなアクションを学ばなければいけないというところにもワクワクしました。――ジェイソン・ステイサムさんが演じた過去3作は公開当時に見ていましたか?実は、今回オーディションのチャンスをいただいた時は見ていませんでした。とはいえ、それは珍しいことではなく、僕は人より5年10年遅れていて、みんなが盛り上がったあとに一人で見て興奮するタイプなんです。作品については、ファンが『トランスポーター』にどんなものを望んでいるのか抑えることは重要でしたが、同時にそれに引きずられ過ぎないということも重要でした。どの映画もそうですが、僕は常にピュアな形で臨み、誠実に向き合いたいと思っている。言ってしまえば、映画だと思わないし偽物だと思わない。だから、シリーズものであっても前作のことはなるべく考えないで、その瞬間リアルであろうと、そういう演技の仕方をしているので、今回も見て楽しみはしましたが影響されるということは特にないです。――なるほど。その中でも、『トランスポーター』にファンが望んでいるものは抑えて、役に挑まれたのですね。過去3作を見ても、脚本を読んでもそうでしたが、フランクは、強さ、ストイックさ、シリアスさ、自立心を持ったキャラクターだと思いました。同時に、セリフでユーモアがにじむようなものもある。そして、シリアスなトーンから一転して、ものすごいアクションをこなしてしまう。そういう部分は見せなければと思いました。――カーアクションも、敵と向かい合っての接近戦も、アクションに圧倒されました。トレーニングはどれくらいやられたのでしょうか。カーアクションについては、パリの南にある滑走路で、初めて愛車のアウディS8に乗りました。普通はアクセルを少しずつ踏んでいくと思いますが、一気に全部踏み込んで運転するんです。そして、普通の車だとアクセルを踏むだけだといろんな方向に行ってしまいますが、この車はまっすぐに軌道を修正してくれるんです。ほかに、エンジンやハンドブレーキを改良しているスタント用の車にも乗り、ドリフト走行やハンドブレーキを使ったターンなどをやりました。最初はいろんな失敗もやらかしましたが(笑)、とても楽しかったです。肉体的な面では、まず12週間ロンドンで、自分の体の強さとコーディネーションを上げるワークアップをしました。そのあと、格闘技関連の先生と一緒に、ボクシング、ムエタイ、カリ(フィリピン武術)、接近戦のさまざまなテクニックを組み合わせて、自分の強みに合わせた振り付けを作り上げていったんです。――アクションで一番苦労したことは?脚本に書かれていた通り本当に撮影するのかと思っていたのが、車に女性3人を乗せたまま自分だけ降りて戦って戻るシーン。「本当にやります」と言われた時はちょっと驚き、不安もありました。今回の映画で一番最初に撮影したアクションシーンでもあり、パリの郊外で夜間に3日間くらいかけて撮りました。車が遠隔操作によって本当に動いている状況で戦っているので、タイミングを合わせる必要がありました。大きな挑戦だっただけに、うまくいった時は報われました。そしてもう一つ、崖でのバトルシーンは、温度が37度くらいあり、スーツ姿な上に、本当に崖ギリギリのところで撮影していたので、かなり危険でした。時には、監督がヘリに乗って、われわれに近づいて撮っていたので、そういった意味でも危険な瞬間がありました。どれもそれぞれ大変でしたが、ものすごく大変だったというわけではないんですけどね。(C)2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo●新星エドの素顔と日本への特別な思い――そもそも、ラッパーから俳優に転身したきっかけを教えてください。10代からの友人でプランBさんというシンガー(ラッパー)がいて、僕からするとリュック・ベッソンと並ぶオーラとビジョンを持ったクリエイティブで尊敬している人物なんだけれども、僕が27歳くらいの時に、その人が脚本を書き、主演をやってほしいと言われたんです。それまで演技をしたこともないし、役者になろうなんて考えたこともなかったので驚きましたが、新しいことにチャレンジするのが大好きだし、なんとかなるだろうという自信もあり、たとえうまくいかなかったとしても得られる経験はあると思いチャレンジしました。そして今につながっています。――こんな俳優になりたいというイメージはありますか?この役者さんのようになりたいという考え方をするタイプではないんですけど、影響を受けた大好きな俳優さんはたくさんいます。例えば、ジャック・ニコルソン、スティーヴン・グレアム、スティーヴ・ブシェミ、ジョン・グッドマン…大好きです。――ジェイソン・ステイサムさんは『トランスポーター』シリーズをきっかけにアクションスターとしてブレイクしました。エドさんも、本作をきっかけにさらに活躍すると期待されていますね。確かにこの作品を通して、自分自身に対しても世界に対しても、アクション映画の中でそれなりの仕事をできるということが証明できたかなという気持ちはあります。これからも自分がやりたいと思うアクション映画のチャンスをいただけるならやりたいという気持ちがありながら、もともとインディーズ系、単館系の作品が大好きで、『デッドプール』や『トランスポーター』の前はそういった作品に出演していたので、今はまたそういう作品をやることを楽しみにしているんです。アクションもインディーズも両方やっていき、映画のさまざまなスタイルにチャレンジしていきながら役者として向上していけたらうれしいですね。――日本でも2代目フランクのエドさんはどんな人だろうと、注目されています。普段プライベートの時間はどんなことをして過ごしているのか教えてください。仲のいい俳優ニール・マスケルに言われた言葉なのですが、「人生の目的は、非日常的なすばらしいキャリアを持つことと、普通の日常的な人生を歩むこと」。僕の人生はとても普通で、大好きな時間の過ごし方は、息子と公園や遊び場に行くこと、家族や友人と楽しむこと、おいしい食べ物をいただいたり、人と会ったり、愛する人と時間を過ごしたり。スポーツも好きで、週6日くらいはトレーニングをしていますし、音楽も暇があれば聞き、ライブにも行く。食べることはとにかく好きで、だから日本に来て僕はハッピー! 僕を見かけると、だいたいいつも何か食べているよ(笑)――そうなんですね(笑) 今回の初来日では何を食べましたか?寿司とお刺し身が大好きなんですが、焼き鳥も和牛のステーキもいただき、かなりいろいろチャレンジしています。栗もすごくおいしかったし、おいしい日本酒もいただきました!――初来日をとても楽しみにしてくださっていたとのことですが、実際来ていかがですか?美大で絵画をやっていた時に、日本人とコラボレーションし、彼を通して日本の文化や日本食が好きになりました。今回のプロモーションでほかの国も訪れましたが、一番来たい国が日本でした。そして実際に来て、その期待をはるかに上回りました! 礼儀正しさや謙虚さ、温かい歓迎に感動しましたし、とても清潔で、建築も含めて美しい街だと思います。明治神宮や秋葉原にも行くことができて興味深かったですし、これからも機会があったら絶対に戻ってきたいです。いつか日本で映画を撮って、4、5カ月と長期滞在できたらと思います。■プロフィールエド・スクレイン1983年3月29日、イギリス生まれ。2004年よりミュージシャンとして活躍するも、俳優へ転向し、2012年に『PIGGY』(未公開)でスクリーンデビュー。大ヒットテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~)のダーリオ・ナハーリス役でブレイクし、screen誌の“2013 Star of Tomorrow”にも選出される。そして、『トランスポーター イグニション』で2代目フランク・マーティンに大抜擢。今後、マーベルコミックス原作の『デッドプール』で主人公の宿敵エイジャックスを演じるほか、ニコラス・ホルト主演『Kill Your Friends』など多くの公開作品が控えている。(C)2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo
2015年10月19日東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTは、建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきたフランク・ゲーリーの展覧会「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」を開催している。会期は2016年2月7日(12月27日~1月3日・火曜休館、ただし11月3日は開館)。開館時間は10:00~19:00。入場料は一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。同展は、ビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめ、昨年開館したルイ・ヴィトン財団など、半世紀以上にわたり建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきた建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」を紹介するもの。展覧会ディレクターには、エストニア国立博物館の設計や東京の新国立競技場基本構想国際デザイン競技のファイナリストとして国内外から評価の高い建築家田根剛を迎え、同氏の仕事に大きな影響を与えたゲーリーの「アイデアの力」に注目する。ゲーリー建築の生命力に満ちた外観と居心地の良い内部空間を映像で体感できるプロジェクションをはじめ、ひとりの人間としてのゲーリーの姿に触れられる「ゲーリー・ルーム」が登場する。そして、つくっては壊し、またつくり、疑い、時に否定しながら生み出されるゲーリーのアイデアと、その実現に不可欠なテクノロジーや素材、建築プロセスを紹介するということだ。同展の開催に際し、田根氏は次のように語っている。「本展は建物の紹介を中心とした建築展ではなく、建築家の展覧会です。フランク・ゲーリーがどのような人物で、何に興味を持ち、どこで着想を得て、何に執着を示すのか……つくっては壊し、壊してはつくり上げる大量の模型、シンプルな組み合わせで生み出される見たことのない複雑な形態、建築業を熟知して考案されたゲーリー・テクノロジーによる最新の設計手法、そして世界各国で同時に進行し続けるプロジェクトの数々……これら膨大な創造力と作業量はどのようにして可能だったのか。ゲーリーは誰もみたことのないアイデアを生み出すために、どんなに困難な状況でも、努力と信念、葛藤と重責のなかで、「アイデア」を実現するために勇気もって闘い続けてきた建築家なのです。アイデアはポジティブな力がなくては生み出せません。本展を見ることでゲーリーの成し遂げた「アイデアは世界を変える」と信じてもらえれば最高です。」
2015年10月19日ミニストップは16日の「BIGフランク(ペッパー入り)」の発売を皮切りに、3週連続で「ミニストップ」店舗にてホットスナックを強化する。○人気のホットスナックを3週連続でパワーアップ同社の2015年上期のホットスナックは、前年を111.3%と大きく上回る販売だったという。下期においても、10月16日に「BIGフランク(ペッパー入り)」を新発売し、その後、10月23日に「ジューシーチキン」(プレーン・辛口)をリニューアル、10月30日に「イベリコ豚を使った5種のチーズインメンチカツ」を新発売する。「BIGフランク(ペッパー入り)」は、人気商品「フランクフルト」の約1.3倍となるBIGサイズのフランク。熟成させて旨味を凝縮するなど、味付けにもこだわった。まろやかなコクの深みと熟成させた旨味が味わえるフランクに黒胡麻を加えることで、味にアクセントをつけたという。トマト&粗挽きマスタード付きで、価格は165円(税込)。10月16日より順次発売。23日より全店発売となる。「ジューシーチキン/プレーン/辛口」は、チキンがもっとも売れるクリスマス時期の前に、定番商品のフライドチキンの味を改良。プレーンは、香辛料を少なくし旨味を増やし、シンプルで幅広い客層にあった食べやすい味に仕上げたチキンとなっている。また、辛口は、2007年当時に世界一辛い唐辛子としてギネス認定された唐辛子「ブート・ジョロキア」を同店のフライドチキンでは初めて使用した。価格は各170円(税込)。10月23日より順次発売。30日より全店発売となる。「イベリコ豚を使った5種のチーズインメンチカツ」は、5種のチーズ(チェダーチーズ・カマンベールチーズ・ゴーダチーズ・クリームチーズ・エメンタールチーズ)を入れることにより、チーズのコクと香りを引き立たせた。さらに甘みが特徴のイベリコ豚を使用することで、肉の旨みをより味わえるとのこと。価格は150円(税込)。10月30日より順次発売。11月6日より全店発売となる。
2015年10月15日フランク ミュラー ウォッチランド グループが、京都の「THE SODOH (艸堂)」にてエキシビション「WPHH JAPON 2015 in KYOTO」を、10月19日から22日まで開催する。天才時計師が興したブランドであるフランク ミュラー(FRANCK MULLER)を中心とした9ブランドで形成されるウォッチランド グループ。フランク ミュラーの他、マスター オブ ダイヤモンドのバックス & ストラウス(BACKES & STRAUSS)、先進技術と勇壮な美観を併せ持つクストス(CVSTOS)などのブランドが属している。第3回目となる今年の「WPHH JAPON 2015 in KYOTO」では、今年の注目作品を含む23年の歩みを振り返る珠玉のコレクションが特別に一般公開される。また、フランスの有名シェフであるジョエル・ロブションの愛弟子・須賀洋介、ミシュラン1ツ星シェフ・原田慎次、レストラン サンパウ東京(RESTAURANT SANT PAU)」のエグゼクティブシェフ・岡崎陽介、東京ミシュランガイドの星も獲得した和の達人・黒木純といった4人のスターシェフによる限定ランチメニューが提供される。その他、“時”を大切にするというフランク ミュラーの感性に共鳴した西陣織の老舗・細尾、日本を代表する着物作家・中川正洋、織物作家・高尾弘とのコラボレーションアイテムが数量限定で発売。熟練の時計技師によるスイス時計作りの伝統技巧の披露や、和洋折衷を取り入れた「フランク ミュラー カフェ」などの企画されている。なお、事前登録した来場者には「イベント限定オリジナルトートバック」がプレゼントされる。【イベント情報】「WPHH JAPON 2015 in KYOTO」会場:THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO住所:京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366会期:10月19日~22日時間:11:00~19:00(10月19日・22日は17:00まで)※20歳未満の来場者みの場合は、入場不可。
2015年10月07日6月12日(金)の封切りと共に、歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを切った『ジュラシック・ワールド』。待望の日本公開に合わせ、パークの最高責任者クレア役のブライス・ダラス・ハワード、パークを訪れるイケメン兄弟役のタイ・シンプキンスとニック・ロビンソン、コリン・トレボロウ監督、プロデューサーのフランク・マーシャルの来日が決定した。全世界に衝撃を与えた『ジュラシック・パーク』の公開から22年を迎え、満を持して世に放たれた本作。先日、全米を始めとした66の国と地域で公開され、全世界オープニング興収5億2410万ドルという破壊的な数字で、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』を超え、歴代オープニング記録を塗りかえたことでも話題を呼んでいる。日本でも、この“地球規模”のメガヒットを受け、急きょ公開日が8月5日(水)に繰り上げが決定したばかり。今回来日するブライス・ダラス・ハワードは『ターミネーター4』以来、約6年ぶり、若手注目株タイ・シンプキンスとニック・ロビンソンは初来日。さらに、スティーヴン・スピルバーグにメガホンを託された新進気鋭のコリン・トレボロウ監督、スピルバーグ作品常連のプロデューサー、フランク・マーシャルも来日が実現した。残念ながら、主人公オーウェンを演じるクリス・プラットは、スケジュールの都合で来日が叶わなかったものの、「コンニチハ、日本のファンのみなさん!今回はみなさんの元へ行くことができずにごめんなさい。でも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれると嬉しいな!またすぐに会えますように!アリガトウ」と、日本のファンへの愛があふれるメッセージを贈ってくれている。本シリーズの第1作・第2作で監督を務めたハリウッドのヒットメーカー、スピルバーグが製作総指揮をつとめ、これまでのシリーズの迫力をそのままに、壮大なスケールで世界最高のテーマパーク、そして新たな恐竜の世界を作り上げた本作。多くのファンを惹きつけてきたシリーズの新たな一幕に、期待は高まるばかり。なお、彼らは7月13日(月)に実施予定のプレミアイベントに参加予定とのこと。オーウェンの日本語吹替えを担当する玉木宏や、クレア役の木村佳乃、グレイ役の松岡茉優ら、日本版キャストとご対面する豪華イベントが実施されるというから、そちらも楽しみにしていて。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年06月23日映画『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の日本公開に合わせ、女優のブライス・ダラス・ハワード、コリン・トレボロウ監督らキャスト・スタッフが7月に来日することが19日、明らかになった。来日が決定したのは、テーマパークの最高責任者クレアを演じるブライスをはじめ、パークに訪れるグレイとザックを演じる若手俳優タイ・シンプキンスとニック・ロビンソン、そしてコリン監督、スピルバーグ作品常連プロデューサーのフランク・マーシャルの5人。ブライスは、『ターミネーター4』以来、約6年ぶりの来日で、タイとニックは初来日となる。5人は、7月13日に実施されるプレミアイベントに参加。主人公オーウェンの日本語吹き替えを担当する玉木宏やクレア役の木村佳乃、グレイ役の松岡茉優ら日本版キャストと対面を果たす予定だ。オーウェンを演じるクリス・プラットは、スケジュールの都合で来日がかなわなかったが、「今回は皆さんの元へ行けずにごめんなさい。でも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれるとうれしいな! またすぐに会えますように! アリガトウ」と日本のファンに向けたメッセージが届いた。本作は大ヒットとなった『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾となる最新作。これまでのシリーズでは実現に至らなかった恐竜のテーマパークがオープンする。すでに6月12日に全米をはじめとした66の国や地域で公開され、全世界オープニング興収5億2,410万ドルを記録。『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(4億8,320万ドル)を超え、歴代オープニング全世界興行収入記録第1位に輝いた。Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
2015年06月23日フランク・グリロが主演し、世界興行収入類型200億円を突破したシリーズ作『パージ:アナーキー』より、このほど場面写真が解禁となった。年に一度の “パージ”の日。とある夫婦は帰宅途中、車のタイヤがパンクし、逃げ遅れてしまう。そして、貧しい母娘は何者かに拉致されそうになったところ、武装した一人の男に助けられる。この夜、男は息子を事故死させた犯人に復讐を誓っていた。それぞれの思惑が交錯する中、5人は無法地帯となった街で協力し、生き残りをかけて脱出を試みるのだが…。そして明かされる“パージ”の秘密とは――。『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムが監督・脚本を務め、『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ製作の『パージ』、そして続編の『パージ:アナーキー』が、それぞれ7月18日(土)、8月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開となる。日劇スリルナイトとして連続公開される本シリーズは、『パージ』は全米初登場No.1を記録、『パージ:アナーキー』は全米TOP10に2週にわたり入るほどのヒットを記録、アメリカに“パージ旋風”を巻き起こした。タイトルになっている「パージ=purge」とは、人々の生活を裕福にするため、そして安全を維持するために政府が定めた「1年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる」法律。国民はこの夜に1年の間に溜まった「怒り、憎しみ、恨み」を解き放ち、ある者は殺しや強盗に手を染め、そしてある者は逃げ惑い、家に籠城することでその夜をやり過ごす。政府による放送とサイレンで始まる夜の7時から朝の7時まで街は完全に無法地帯となり、その間、警察・消防・医療などの救急サービスは全て停止する。誰が「パージ」をしてくるか疑心暗鬼の中、逃げるか、戦うかの究極の選択を迫られる登場人物たちが描かれている。『パージ:アナーキー』の主演を務めるフランクは、『マイノリティ・リポート』『復讐捜査線』『THE GREY 凍える太陽』などに出演。ドラマ「プリズン・ブレイク」のニック・サブリン役でも知られている。近年では『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で悪役を演じ、続編『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』への出演も既に決定している。そして6月8日(月)は、フランクの誕生日!彼の50歳の誕生日を記念して、『パージ:アナーキー』の場面写真が一挙解禁。息子を交通事故で亡くした謎の男レオを演じるフランクの憂いを帯びた表情や、恐怖を浮かべる登場人物たちの表情、“GOD”と書かれた謎の仮面をかぶる不気味な男、炎上する車など、題名の通り“アナーキー”な作品の雰囲気が伝わっててくる。リーアム・ニーソンなど渋メン熱が高まる昨今。渋メン俳優フランク・グリロの活躍にも注目してみて。『パージ』は7月18日(土)より、『パージ:アナーキー』は8月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日全世界が注目する『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で新ヒロインを演じるデイジー・リドリーとプロデューサーのキャスリーン・ケネディが先ごろ来日した。同作の海外プロモーションにおける“スタート地点”に選ばれた日本での第一声をお届けする。ご承知の通り、同作は徹底した秘密主義者であるJ・J・エイブラムス監督のもと、製作が進んでいる。現時点では2種類の予告編が解禁されたのみだが、出演者であるデイジーでさえ「皆さんと同じで、私も予告編しか見ていない」と言うから驚かされる。キャスリーンも「いまの段階でお話できることは限られているけれど、可能な限りお話するわ」と慎重な語り口調だ。ただ、二人の表情からは、本編に対する期待の高まりを存分に感じる。そこで二人に「具体的な内容に触れられない代わりに、『フォースの覚醒』は何についての映画なのか、一言で教えて」と“ムチャぶり”してみると、まずはデイジーが「Family(家族)についての映画よ」と回答。「過去6作品を通して、家族の絆や継承が描かれていたでしょ。そして、そのテーマは『フォースの覚醒』にも受け継がれている。懐かしいキャラクターと新しいメンバーが関係を結ぶ場に、自分の居場所があるなんて、ホント最高よ」。一方、キャスリーンが選んだ一言は「Beginning(はじまり)」で、「新しい世代に向けた、新たなる第一章なの」と胸を踊らせる。12月の全世界公開に向けた進捗は、「いまのところ、スケジュール通り」だそうで、「6月にはジョン・ウィリアムズが作曲の作業に入る予定よ。私自身は気が抜けない毎日だけど、ファンの皆さんはどうか安心して、完成を待っていてほしいわ。かつて誰もが味わった“あの興奮”を再燃させてくれるはずよ」と自信を示す。インタビューの席で印象的だったのは、二人の息の合ったやりとり。デイジーが「撮影の3ヶ月前からトレーニングを始めて、肉体的にも精神的にも精進を重ねた。いまでも70キロのバーベルを持ち上げられるわ」と語れば、彼女の鍛え上げられた二の腕をキャスリーンがつまみ、「きっと、あなたのボーイフレンドは恐れをなしているはずよ」と笑いを誘う。「もちろん、出演者としてナーバスになったこともあったけど…」(デイジー)、「でも、やることがいっぱいあったから、プレッシャーを感じるひまもなかったんじゃない?」(キャスリーン)。もはや、プロデューサーと出演女優と言う枠を超えて、母娘…いや、フォースを受け継ぐジェダイ騎士のマスター(師匠)とパダワン(弟子)にさえ見えてくる!ちなみにデイジーが演じるヒロインのレイは、現時点で「とある砂漠の惑星に暮らす廃品回収業の女性で、ある出会いをきっかけに孤独だった人生が一変する」という設定しか明かされていない。「レイは強くて自立した女性なの」と語るデイジーを、オーディションで見出したキャスリーンは、「彼女が面接に現れた瞬間、『レイ役はこの人だ』と確信した。私たちが求めた自信に満ちた美しさと、優れた身体能力を兼ね備えていたから」と明かす。キャスリーン本人も「強くて自立した女性」として、長年ハリウッドの第一線で活躍。夫のフランク・マーシャルとともに数多くのスティーブン・スピルバーグ作品を世に送り出し、いまは新たな『スター・ウォーズ』で陣頭指揮をとる。「プロデューサーになったのは、人生の成り行きだったけど、これほどのキャリアを築けたのは幸運ね。仕事をする上で心がけているのは、相手が誰であれ、ハッキリと間違いを指摘することね」(キャスリーン)フォースが導くFamily(家族)を描き、新たなるBeginning(はじまり)を告げる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。ここにもう一つ付け加えるとすれば、それはHeroine(ヒロイン)だろう。いまはこの3つのキーワードをヒントに、厚いベールの向こう側で目覚めを待つ新しい神話に思いをはせたい。二人の来日をきっかけに、真の意味で2015年=STAR WARS YEARの幕があがり、盛り上がりもグングン加速度を増していくはずだ。(photo / text:Ryo Uchida)
2015年05月01日カリフォルニアの人気シャツブランド「フランク&アイリーン(Frank & Eileen)」の千駄ヶ谷店が、オープン1周年記念として、限定シャツの販売と1日限りのバースデーイベントを開催する。同店舗では、2015年5月2日(土)に1周年を迎えるにあたり、鮮やかなコットン素材のカラフルなシャツの左裾にフランク&アイリーンのトレードマークでもあるハートの刺繍を施した、フラッグシップストア限定の「レインボーハートシャツ」を販売。ウィメンズは昨年登場したばかりのボックスシルエットの新型シャツ"アイリーン(EILEEN)"を起用。身体のラインが美しく見えると定評のあるスリムフィットのシャツ"バリー(BARRY)"とは間逆に、おしりまですっぽりと隠れるふんわりとしたシルエットがリラックスした雰囲気を引き立てると世代を問わず人気のデザイン。メンズは定番の"ルーク(LUKE)"を6色展開。お気に入りのデニムやチノパンに合わせて華やかな春スタイルを提案する。ウィメンズ、メンズともに素材のベースの色に合わせて色味を変えたハートの配色もこだわりのポイントとなっている。また、1日限りのバースデーイベントでは、ケーキやドリンクが振舞われる予定。詳細はfacebookで随時更新される。【フラッグシップストア限定シャツ概要】■ウィメンズ: ホワイト、ライトピンク、ピンク、ブルー、ライトブルー、グリーン、イエローの7色展開価格:28,000円(税抜)■メンズ:ホワイト、ライトピンク、ブルー、ライトブルー、グリーン、イエローの6色展開価格:28,000円(税抜) ▼イベント詳細*facebookページにて随時更新元の記事を読む
2015年03月06日ミニストップは2月16日より順次、「まるごとフランクまん」を国内のミニストップで発売する。2月23日より全店で発売となる。○今までにない、串を刺した新しい中華まん同商品は、冬の人気商品である中華まんの新商品。今までにない串つきで、具材はフランクフルトが1本まるごと入った斬新な中華まんとなる。ワンハンドで食べられ、フランクフルトがまるごと1本入っているため満足感がある。また少し辛味を効かせたトマトソースにより、飽きることなく最後までおいしく食べることができるという。価格は140円(税込)。また15日まで、現在発売中の中華まんが全品が100円になる割引セール「全品100円セール」も実施。もっともお得な割引商品は「豚角煮まん」で、通常価格200円(税込)がセール価格100円(税込)となり、最大100円割引となる。数量限定商品は、なくなり次第終了となる場合がある。店舗によって取り扱い商品が異なる場合がある。
2015年02月12日ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(2015年3月14日公開)でメガホンをとったロブ・マーシャル監督と赤ずきん役のリラ・クロフォードが、公開を目前に控えた3月3日、4日に来日することがこのほど、明らかになった。2009年にアメリカで公開され社会現象を巻き起こし、その後、日本でも人気を集めたドラマ『グリー』をきっかけに、近年日本で盛り上がりを見せているミュージカル。2012年には、名作ミュージカルをヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイらで映画化した『レ・ミゼラブル』が公開され、多くの鑑賞者から絶賛を浴び、日本でのミュージカル映画の最高興収を記録した。そして、昨年公開され、歴史的なミュージカルブームを作り上げたディズニー映画『アナと雪の女王』。王女と王子が結婚して幸せになるという今までのディズニーのハッピーエンドのイメージを覆して描かれた"現代の愛"というテーマ、また、自ら考え行動する新たなヒロイン像が大人の女性の支持を集め、250億円を超えるヒットにつながった。そのバトンを受け取り、今年3月14日に公開される『イントゥ・ザ・ウッズ』は、赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公の"その後"を描いた物語。ミュージカル映画『シカゴ』『NINE』や、近年では『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』を大ヒットに導いたロブ・マーシャル監督がメガホンをとり、魔女役でメリル・ストリープ、赤ずきんのオオカミ役でジョニー・デップなど、豪華キャストが多数出演する。ロブ・マーシャル監督が映画プロモーションのために来日するのは、2005年の『SAYURI』以来、10年ぶり。13歳という若さでジョニー・デップと対等に渡り合う名演を見せた赤ずきん役のリラ・クロフォードと共に来日し、日本のファンに本作をPRする。(C)2015 Disney Enterprises, INC. All Rights Reserved.
2015年01月26日フランク・ダラボンが、『スノーホワイト』の続編『The Huntsman(原題)』の監督を降板した。クリエイティブ面でのスタジオとの意見の相違が原因らしい。スタジオはすでに別の監督の候補を考えているようで、2016年4月22日の北米公開予定日は変更しない模様だ。『The Huntsman(原題)』では、1作目に登場したクリス・ヘムズワースのキャラクターが主人公になる。クリステン・スチュワートは、今作には登場しない。現在、エミリー・ブラントが新しいキャラクターで出演を検討しているようだ。ダラボン監督は、『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』で、オスカー脚色部門にノミネートされている。最近では、テレビドラマ『ウォーキング・デッド』の企画製作と監督を務め、大ヒットさせている。ブラントの最新作はミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(日本公開3月14日)。文:猿渡由紀
2015年01月19日東京・渋谷のギャラリー「ナンヅカ(NANZUKA)」は、フランク・ニーチェ(Frank Nitsche)の個展「欧州の荷物」を開催する。期間は1月17日から2月21日まで。フランク・ニーチェは現代ドイツの抽象画壇において、ドレスデン派を代表する画家の1人。彼がモチーフとするのは、マスメディアによって現代社会に蔓延した無数のイメージ、大量消費されるプロダクト製品など。その存在は破壊と創造の繰り返しによって変形し、抽象的なイメージへと再構築されていく。幾何学的な線と面によって多層的、多次元的に構成されるニーチェの作品の中で、線はダイナミックに、表層は静まり返ったような姿を見せる。それは、思考と知覚の間にある差異を、複雑さと明快さで暗喩しており、その表裏一体な様を示唆したもの。他にも、調和と不調和、静と動、対照と非対称といった二元論的主張を取り扱っており、それらは相反の中にも内面的な一致を垣間見せる。個展の開催に合わせて、17日にはフランク・ニーチェが来日。18時からオープニングレセプションが開催される。【イベント情報】フランク・ニーチェ 「欧州の荷物」会場:ナンヅカ住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F会期:1月17日から2月21日時間:11:00から19:00休館日:日曜日・月曜日・祝日
2015年01月15日ロンドンのガゴシアンギャラリー(Gagosian Gallery)で、フランク・ゲーリー(Frank Gehry)による照明作品「Fish Lamps(魚ランプ)」シリーズの新作が展示されている。12月21日まで。フランク・ゲーリーは現代を代表する建築家として世界的に知られるが、工業材料などのユニークな素材を使った彫刻も精力的に制作している。同照明シリーズは、1983年に建材メーカーの「フォーマイカ(Formica)」から、Color Coreという当時の最新プラスチック板を素材に作品制作を依頼されたことがきっかけで誕生。制作中にうっかり板を割ってしまい、その破片が魚の鱗に見えたことから着想を得たという。新作では、これまでよりも素材の板が大きく荒削りになり、巨大なサイズの作品を取り入れるなどデザインのスケールを広げた。作品の魚の群れは木製の台座を迂回するように、壁に垂直に、あるいは天井から吊るしてシャンデリアのように、空間全体を使って設置されている。まるで会場を泳ぎまわるかのような躍動感に満ち、貼り合わせられた鱗の間から、柔らな光が溢れる。初日に開催された内覧会では、展示風景に多くの招待客がカメラを向けたが、「この光の美しさは、とても写真に収められない」と感嘆の声が四方から聞かれた。また、ロサンゼルスを拠点に活動するゲーリー自身も顔を見せた。親日家として知られる同氏だが、本シリーズのデザインは、浮世絵師の安藤広重が描いた鯉からも影響を受けているという。同作はこれまでにもカルフォルニアとパリのガゴシアンギャラリーでもオリジナル作品が展示され、次回は香港でも披露される予定。ゲーリーは1987年に、アパレルのワールドが神戸港のメリケンパークに安藤忠雄の設計で建設したフィッシュダンスホールのランドマークとして、全長21mの巨大な魚のオブジェを設計している。また、同氏がデザインした巨大な「Tokyo Bench(東京ベンチ)」はワールドの南青山ビル1階に、現在も来客用のイス(ベンチ)として展示・使用されている。【イベント情報】「FRANK GEHRY: FISH LAMPS」会場:Gagosian Gallery London住所:17-19 Davies Street London W1K会期:11月7日から12月21日時間:10:00から18:00休館日:日曜日
2013年12月02日どれだけの女性が彼が贈る“愛”の物語に憧れを抱き、笑ったことだろう。御年77歳、ラブストーリーの名匠ゲイリー・マーシャルが最新作『ニューイヤーズ・イブ』で描くのは、愛、希望、許し、やり直すチャンス…様々なドラマが渦巻くニューヨークの大晦日。2011年最後に贈る、ロマンティックなギフトに彼が込めた想いとは?アビゲイル・ブレスリン、ザック・エフロンに続き、マーシャル監督のインタビューをお届け。前作『バレンタインデー』で世界中の男女が恋に胸踊らせる一日をユーモアたっぷりに描いた監督は、そこからヒントを得て本作を誕生させた。「『バレンタインデー』の脚本家のウェイン・ライスと相談して、次は別のホリデイにしようかって話になったんだよ。『バレンタインデー』のフィードバックが、どの世代にもアピールできるってことだったんだ。『ニューイヤーズ・イブ』もそこは同じだから、観ている人たちにも共感してもらえるかなと思ったんだ。世代を超えて共鳴できるストーリーになってるからね」。ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、ハル・ベリー、ヒラリー・スワンクといった演技派俳優からアシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグルといったラブコメの代表的スター、さらにザック・エフロンやリー・ミシェル、アビゲイル・ブレスリンといったフレッシュな面々まで、錚々たる顔ぶれを一つの作品に集め得たのは、世代を超えて支持される、マーシャル監督だからこそ。だが、巨匠といえど、この豪華スターたちを一つにまとあげるのはさぞかし大変だったのでは?「実は、スケジュールの都合で出られなかったはずのハル・ベリーから連絡があって、急遽出られるという話をしてくれたので、そこでシナリオを書き加えたりといった調整がたくさんあったんだ。あとはオスカー女優のヒラリー・スワンクとは約束したんだ。『君はいつもボコボコになる役(『ミリオンダラー・ベイビー』然り)が多いから、今回は女の子を演じさせてあげる』と。だから髪にも動きのあるヘアセットにしたんだ(笑)」。アビゲイル、ザックにとっての理想の大晦日の過ごし方は、「家で、家族と一緒に過ごすこと」だったが、本作に登場する8組の男女のドラマの中にも、もちろん親子の大晦日のドラマも描かれている。その中で、マーシャル監督は世界中の女子の羨望の的、サラ・ジェシカ・パーカーを初めて母親役として抜擢した。サラは本作で、15歳になる娘(アビゲイル)をもつシングルマザーを演じている。「彼女はウソをつかない女優だからね。あと実際に母親でもあるし、境遇は違うけれど、女優としても母親としても経験値があるから、積極的に意見を取り入れるようにしたんだ。僕自身、サラとアビゲイルの母と娘の物語はとても気に入ってるんだ」。さらに本作の見どころとして、「今回はサントラにも力が入ってるんだ。ボン・ジョヴィがタイムズスクエアの前で歌う『I Can’t Turn You Loose』や、リー・ミシェルが歌う『Auld Lang Syne』(蛍の光の原曲)は見どころのひとつだよ。楽しみにしていて!」と物語を盛り上げる音楽をおすすめする監督。まさに、1年で最も煌びやかなニューヨークを象徴するシーンである。「ニューヨークは僕が生まれ育った街なんだ。大晦日のボール・ドロップ(カウントダウン・イベント)はニューヨークのシンボルで、みんなが楽しみにしてるイベント。人にいろんなことを思い出させる、大切な日なんだ」。マーシャル監督が8つの物語に散りばめた、愛と希望のかたち。それが一つに繋がったときに訪れる感動をぜひこの年末、体験してみてはいかが。『ニューイヤーズ・イブ』Countdown Interview■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り超貴重!『ニューイヤーズ・イブ』サラ・ジェシカ・パーカー直筆サイン入りポスターを1名様プレゼント“女性を笑顔にできる男”ザック・エフロンに直撃!理想の「大晦日」の過ごし方は?ジョシュ・デュアメルが公私ともに成功をゲットした出世作、遂にDVDリリース!『ニューイヤーズ・イブ』アビゲイル・ブレスリン「大晦日はのんびりTVを見るわ」
2011年12月28日『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマラン監督による最新作『エアベンダー』の日本版ポスター画像が解禁された。その他写真『エアベンダー』は、“気”“水”“土”“火”の4つの王国が100年に渡って壮絶な戦乱を繰り広げている世界を舞台に、4つのエレメントを全て操る12歳のアンが“世界を救う最後の希望”として、過酷な宿命に立ち向かって行くアクション・スペクタクル大作。これまで現実世界を舞台に“超常現象”や“虚構の世界”のモチーフを巧みに取り込んで観客を驚かせてきたシャマラン監督だが、本作では宮崎駿監督のアニメーションにインスピレーションを得て、まだ誰も見たことのない映像世界を作り出しているという。『インディ・ジョーンズ』シリーズや、『ボーン…』シリーズを手がけてきたフランク・マーシャル&キャスリーン・ケネディが製作を、世界最高峰の特殊効果スタジオILM(インダストリアル・ライト・アンド・マジック)がVFXを担当するなど豪華なスタッフ陣が顔を揃えており、(現地時間)7月2日の全米公開に向けてアメリカでも注目が高まっている。この度公開されたポスター画像は、額に不思議な紋様を持つ主人公のアンを中心に、登場人物たちの姿がデザインされたもので、青を基調としたデザインがなされている。また、本画像だけでなく、壮大な映像を堪能できる予告編映像や場面写真も公開されており、これまでとはひと味違う“シャマラン最新章”の一端が垣間見れる内容になっている。『エアベンダー』7月17日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2010年06月02日70年代に人気を博したキッズ向けTVシリーズから発想を得て、壮大なアドベンチャー世界を作り上げた『マーシャル博士の恐竜ランド』。となれば、一足遅れてやって来た夏休み映画の香りが漂ってくるが、主演が全米の大人気スター、ウィル・フェレルとなると事情が違ってくる。ウィル・フェレル演じる主人公の量子古生物学者、マーシャル博士は、タイムワープの可能性と異次元の存在を信じて日々研究中。しかし、あり得なさ過ぎる彼の学説に、学会は背を向けて嘲笑する始末。そんな中、マーシャル博士は彼の理論を支持する才女と出会い、タイムワープを証明するための旅に出る。アドベンチャー映画ゆえマーシャル博士のタイムワープはまんまと成功し、彼らは不思議な異世界にたどり着くのだが、この世界が何ともヘンテコ。ティラノサウルスや類人猿の登場は古代のそれっぽいが、なぜかその先にはバーガーショップやガソリンスタンドが。襲い来る爬虫類人間はキモく、横に歩けない巨大ガニが突進してくるのも無駄に笑える。さらには、それらを超えて印象を放つ、マーシャル博士のタイプワープ装置…。しかしながら、この奇想天外感をもってしてもなお「ご家族でどうぞ!」と言い切れないのは、ウィル・フェレルが大人のユーモアを随所に散りばめているから。ティラノサウルスと親密になるため、その尿をガブ飲みするくだりはキッズ大喜びのネタと言えなくもないが、もちろん、それだけに留まってはフェレル様の名がすたるというもの。『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』ではジム・キャリーと組んだブラッド・シルバーリング監督が、フェレル様のフェレル様たる所以(暴走?)を嬉々として受け止めている。この笑いを普通に受け入れられたら、立派なフェレル・ワールド会員。アメリカが誇るコメディ王の世界へようこそ!?(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:マーシャル博士の恐竜ランド 2009年9月18日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2009年09月24日