カシオ計算機がiOS向けボイスレコーダーアプリ「キーワード頭出し ボイスレコーダー」を発表した。独自の音声キーワード検索技術を使い、録音音声を簡単に検索して聞き直しができるというアプリで、単なる「録音」だけでなく「録音の活用」を目指した製品だという。独自の音声キーワード検索技術がどんなものなのか、「キーワード頭出し ボイスレコーダー」を企画・開発したカシオ計算機 コンシューマ事業部企画部アプリ企画推進室の田中孝浩氏に話を聞いてきた。―― 「キーワード頭出し ボイスレコーダー」とは、どんなアプリでしょうか?一般的なボイスレコーダーと異なる点を教えてください。「聞き直しの時間を大幅に短縮する」というのがテーマのボイスレコーダーアプリです。音声キーワード検索機能を搭載している点が特徴で、録音した音声の中から特定の発言を検索することができます。例えば、弊社の製品発表会を録音した音源で、「カシオ」と発言しているところから再生したいとします。その場合、検索窓に「かしお」または「カシオ」とかな入力するだけで、音源の中から該当箇所を検索することができます。検索結果は、検索キーワードと似ている順にリストで表示され、上位の結果から再生していくと、「カシオ」と発言している箇所を、次々に頭出し再生できます。録音時間が長い音源でも簡単に聞きたい部分を探せるわけです。また、音声キーワード検索機能の高速性もポイントです。最新の端末では検索結果が5秒程度で出力できます。このほか、音声が検出されていない無音を飛ばして再生時間を短縮する「無音スキップ」という機能も搭載します。ほかにも、音の高さを変えずに再生速度を変えたり、ノイズキャンセリングの機能を搭載したり、指定秒数のスキップ機能も備えています。さらに、録音・再生時にマークやメモを貼り付ける「タグ付け」もできます。「キーワード頭出し ボイスレコーダー」のタグ付けでは、時間をさかのぼってマークすることができる点が特徴です。録音中にiPhoneがスリープ状態になっていて、マークしたい部分にタグ付けできなかった―― といった場合でも、「キーワード頭出し ボイスレコーダー」であれば、「10秒さかのぼってマークをつける」ということが可能です。―― 音声キーワード検索技術とはどういうものですか? 詳しく教えてください「キーワード頭出し ボイスレコーダー」では、録音した音声を”テキスト化”して、その中から検索したいキーワードを探すのではなく、検索ワードを”音声特徴化”し、録音音声と照合して検索している点が特徴です。テキスト化して検索する場合、その音声が何なのか“テキスト“として確定する必要があります。この確定したテキストが検索したい言葉と異なると、もちろん正しく検索できません。ですがキーワードを”音声特徴化”して検索する場合は、録音した音声と音響的に類似するキーワードも探すことができ、発音が曖昧であっても検索することができるんです。この技術を、高精度かつスマートフォンでも動作するような少ない演算量で行うにあたり、カシオの電子辞書の音声圧縮「TRUE VOICE」で培った経験が反映されています。―― 録音環境はどのぐらい検索精度に影響しますか。大きな会議室やイベントホールでマイクを使ったような環境でも検索はできますが、もちろんキレイな音声が理想です。雑音が多かったり、バックに音楽が入ったりした場合には精度が落ちます。―― ひとつの録音音声で話者が異なる場合や外国語が混じっている場合でも検索できるのでしょうか?話者が違う場合でも検索可能です。イントネーションや男女の声色が違う場合でもキーワードを検出することができます。ですが、外国語については、エンジンに日本語の音声特徴データを使用している関係から、上手く検出できません。例えば「ソリューション」と日本語発音なら検索できますが、ネイティブの英語の発音だと検出できません。外国語対応については、やりたいと思っています。「for English」といったように、別アプリで提供できたらいいですね。―― このほか、使い勝手でこだわった点はありますか?検索窓は、開発当初は1タップしてから表示するようにしていましたが、そうするとキーワードを検索するまで時間がかかってしまうため、画面の一番上に常時表示するようにしました。―― 今回はiOS向けのみですか、Androidスマートフォンへの展開は考えていますか?Android対応は技術的に難しくはないのですが、まずはiOSでいいものを作って、これが洗練されたらAndroidもと考えています。 具体的なスケジュールは、今回のiOSアプリの反応を見ながら考えていきたいと思います。―― 最後に「キーワード頭出し ボイスレコーダー」がどういったユーザーにオススメか教えていただけますでしょうか?「キーワード頭出し ボイスレコーダー」は、ボイスレコーダーを使う人の多くが、喜んでくれる機能を搭載しています。社会人であれば、会議などで活用できると思います。重要な議題を音声キーワード検索でスムーズに探すことができます。同様に学生の講義などでも活用できるでしょう。特に学生には、ぜひ使ってほしいと考えています。そのため、4月30日まで通常600円のところを360円の特別価格で提供しています。本稿で紹介した通り「キーワード頭出し ボイスレコーダー」は、カシオがこれまで培った技術力をもとに開発した音声キーワード検索機能が特徴だ。同機能を利用すれば、一般的なボイスレコーダーではできないスムーズな頭出しが可能。大学生の反復学習やビジネスシーンでの議事録作成などに便利に活用できるだろう。この4月から、新たな生活をスタートした学生・社会人は、ダウンロードしてみては、いかがだろうか?
2015年04月10日アイエヌイー・システムは3月26日、ラジオCMの音声に連動してスマートフォンから動画を出すことができるサービス「eYASHI」の提供を開始したと発表した。同サービスでは、ネットラジオ「Radiko」と組み合わせて使うことで、CMの音声に反応して各種のコンテンツが出てくる仕組みを提供する。そのほかにも、「複数CMのコンテンツ(動画など)を連続して読み込む」「製品情報、SNS、商品購入サイトなどのコンテンツとつなぐ」などの機能がある。CMの音声ファイルを同社に送れば、同社でデータを埋め込んで返送。データを放送で流すだけで、設定したコンテンツが読み込めるという。
2015年03月27日OKIは3月12日、IP対応コンタクトセンターの自動応答装置や音声会議システムなど音声処理を汎用サーバ上で実現するホストメディアプロセッシング(HMP)ソフトウェア「eおと エンジンfor Server」の会議機能を強化した最新版「eおと エンジンfor Server R3.5」の販売を開始した。今回の機能強化では、最大512者間での同時接続による大規模音声会議が可能となり、セキュリティ面では金融業界のグローバルセキュリティ基準であるPCIDSS準拠にも対応した。同ソフトウェアの採用により、明瞭な音声による大規模会議システムや高セキュリティなシステムを低コストで構築することが可能となる。また、OKI独自の効率的なアーキテクチャの採用によりCPU負荷を軽減し、大規模システムを少ないサーバ台数で構築できるため、低コストでシステムを構築できる。今回の機能強化では、従来からある会議機能(ミキシング、再生、録音、発言権制御、AGC)に加え、新たに独自のマルチコア負荷分散アーキテクチャにより512者会議を実現したほか、DTMFクランプ、発話者検出といった音声会議に有効な機能を追加・充実させた。また、発話者の音声のみをミキシングするための会議用ノイズ抑圧機能も追加し、大規模音声会議でも低ノイズを実現。さらに、暗号化録音、DTMF検出結果ログ抑止機能を追加することにより、セキュリティも強化されPCIDSS準拠に対応している。OKIは今後も、コンタクトセンター、通話録音装置、音声会議システムなどに、高品質かつ投資対効果の高いHMPソフトウェアとして「eおと エンジンfor Server」を積極的に販売していく方針。eおと エンジンfor Server R3.5の標準価格は1ライセンス当たり7000円(税別)から。2017年度までに14万ライセンスの販売目標を掲げている。
2015年03月13日メタデータは3月11日、顧客の声(VoC:Voice of Customers)やSNS上の商品の評判、アンケート自由回答等を数量化して分析できる「VoC分析AIサーバ」の提供を開始したと発表した。同サーバでは、ビッグデータ解析や人工知能型のアルゴリズムを駆使することにより、VoCなどの本文テキストにさまざまな数値評価を付与することができ、10万以上の日本語語彙を約1万種の階層化された意味カテゴリに区別して認識する意味カテゴリAPI、7段階でネガポジや好悪・悲喜・怒怖を判定する感情解析APIなどのWeb APIや、相関係数付きバブルチャート、ヒートマップを含む各種グラフの描画機能を持つ。データの絞り込み結果や中間分析状態は、CSV形式でダウンロードできるので、Excelなどの独自分析ツールと連携させることができる。同サーバを採用したリクルートスタッフィングでは、1万人規模のアンケート自由回答から仮説を抽出して定量検証、定性分析、年次変化の傾向分析、回答者属性との相関分析などを行っている。
2015年03月11日○ブラックボックスの分析結果は信用できない「私の経験からすると、現場でのデータ分析の9割はMicrosoft Excelなどで行えるシンプルなクロス分析だけで事足ります。ただし、残り1割については統計解析知識やマイニングツールなどを使わないといけないでしょう」──このような興味深い見解を述べるのは、通販専門のコンサルティング会社である千趣会マーケティングサポートの代表取締役、中山悦二郎氏だ。中山氏は、今年で創業60周年を迎える通信販売の老舗、千趣会に1979年に入社。以来、カタログ企画制作や仕入、マーケティング、営業企画、顧客管理、そしてシステム企画など通販ビジネスのほとんどのセクションを経験するという経歴を有する。特にマーケティングと情報システムに関しては、35年も前からマーケティングにITを活用したデータ分析を実践してきているのである。一方で、全従業員にSQL講習を受けさせ、さらにデータ分析の部内担当者をシスアドという人事制度にしたりした結果、業務におけるデータ活用の文化が定着してきたようだ。これもまた、中山氏が最初に手掛けたものなのだ。そんな同氏の言葉であるだけに、「クロス分析9割 : データマイニング1割」という数字には説得力がある。「難しい高度な分析をやろうと思えばいくらでもできるでしょう。だけど、自分たちのビジネスのために本当に役立てようとするのであれば、まず自分たちがその分析の仕組みや意味について理解していなければならないのです。ブラックボックスのまま分析を行ったのでは、その結果を鵜呑みにして判断することはなかなかできないものです」(中山氏)○勘と経験は正しい! それを裏付け、次に進むための手段がデータ自身の豊富な経験を踏まえて中山氏は、これから本格的にビジネスにおけるデータ活用を始めようとしている企業に対して次のようにアドバイスする。「これまで勘と経験だけでやってこれたけれども、この先はアナログだけでは不安だよね──そんな"緩い"感じで取り組み始めた方が結果としてうまくいくと思います。実際、データ分析を始めたところで最初のうちはやはり勘と経験の方が上回っているものです。だけどそこで止めてしまったのでは意味がありません。勘と経験は白黒は言えてもどのくらいという尺度でと説明することができない決定的な弱点があります。それに対してデータ分析の場合は数字で説明ができるというのが強み。地道に続けていくことで次第にそのメリットを身を持って感じられるようになることでしょう」(中山氏)3月20日(金)に開催されるマイナビニュース スペシャルセミナー『流通・小売 最先端企業のデータ活用』では、中山氏が最初の講演に登壇する。講演では、千趣会をはじめ、中山氏がコンサルティングを手がけてきた流通・小売業など各社におけるデータを活用したマーケティング事例が紹介される予定だ。これに加えて、具体的なビジネス・データの使い方についての数々のヒントも提示される。例えば、千趣会のデータ分析から判明した購買の地域特性として、婦人ファッションとインテリアでは実はまったく逆の傾向があるという。講演では、それぞれどのような特性があるのかを地図で示すとともに、そこから一体どんな消費者行動が読み取れるのかを説明される予定だ。中山氏は当日の来場者に向けて次のようなメッセージを送る。「これまでデータ分析セクションは、周りからはあまり理解されにくい部署でした。でもビジネスにはとても大事だということが、通販ビジネスに長年携わっていると強烈に実感できます。世間で騒がれているからといって別にビッグデータにこだわる必要はありません。既にあるスモールデータでも十分にビジネスに貢献できるのです。当日は、身近にあるデータをうまく使うためにはどのようなことを行わねばならないかを理解していただければと思っています」(中山氏)データ活用の歴史とともに常に最前線を歩いてきた中山氏の経験とノウハウを、セミナーに参加してぜひ受け取っていただきたい。
2015年03月11日MVNOサービスOCN モバイル ONEにて行われていた「OCN モバイル ONE音声対応SIMカード追加手数料無料キャンペーン」の終了期間が2ヶ月延長となり、3月31日までとなりました。維持費の安さはもとより、このキャンペーンを使えば初期費用も抑える事ができます。お子様にスマートフォンを持たせることを検討している方、新生活用に追加で番号が欲しいと言う方にピッタリのキャンペーンではないでしょうか。今回は改めてキャンペーンの内容を確認してみたいと思います。○キャンペーンの内容キャンペーンの内容は以下の通りです。ざっくりとまとめると「キャンペーン期間中に」「OCN モバイル ONEユーザーが」「専用のWEB・電話で」「音声対応SIMカードを追加で申し込むと」「手数料3,240円が無料になる」と言うものです。OCN モバイル ONEの音声プランの最低月額料金を考えると「約2ヶ月分が無料」と言う事になりますので、気になっている方はこのキャンペーン期間中に申し込んだ方がいいと思います。○どんな人にオススメ?今回のキャンペーンは必然的にOCN モバイル ONEを2回線以上使う事を想定としたものですので、利用ケースがいくつか想定できます。ケース1:この春お子さんにはじめてスマートフォンを持たせる家庭お父さん・お母さんが既にOCN モバイル ONEユーザーで、お子さんがこの春スマートフォンデビューをするケース。大手携帯会社も学割キャンペーンを開始していますが、月額料金の安さ、最低利用期間が6ヶ月と短い事、そして今回の手数料無料キャンペーンは「デビュー」にはかなり魅力的な条件ではないでしょうか。ケース2:この春社会人デビュー既にOCN モバイル ONEユーザーでこの春に社会人デビュー、仕事用の電話番号を別で持ちたいというケース。仕事とプライベートは分けたいという考えの若い方も多いと思いますが、最初から電話番号を分けて管理することで、なし崩しで休日に仕事の電話がかかってくる事を防げると思います。2台維持しても料金は安いですし、使える通信容量も増えますね。大きく分けるとこの2つじゃないでしょうか。キャンペーンの終了期間まで約1ヶ月半ありますので、家族会議などをして検討する事をオススメします。もちろん、データ用のSIMカードを廃止するという考え方もOK。どのように使うかをしっかりと吟味しましょう。○まとめ今回のキャンペーンで無料になる金額そのものは3,240円ですので、大手携帯会社が行うような「◯◯のお客様は▲万円無料!!」と言うキャンペーンと比較する物足りなさを感じるかもしれません。しかし、もともと無駄を全て削って低下価格を実現しているMVNOがキャンペーンで更に手数料を無料にすると言う事は「ボクサーの減量」に近いストイックさがあります。OCN モバイル ONEをはじめ、他のMVNOサービスのキャンペーンも注目していきたいところです。※文中の金額は全て税込■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2015年02月27日業務用通信カラオケJOYSOUNDを展開するエクシングは、音声創作ソフトウェア「CeVIO Creative Studio S」向けのソングボイス「Color Voice Series」の第一弾となる男女2種類(「赤咲 湊」、「緑咲 香澄」)のボイスを発売した。なお、同シリーズは4月までに、演歌や歌謡曲、バラード、ジャズなど多様なジャンルの楽曲に対応する全6種のボイスが順次発売される。価格はボイス単体がそれぞれ4,000円、ソングボイスデュエットパック(ボイス2種パック)が7,000円(ともに税別)。「Color Voice Series」は、最新のHMM音声合成方式により人間の発声をシミュレートした自然な歌声を作成できるWindows向け音声創作ソフト「CeVIO Creative Studio S」用のボイスソフト。メロディと歌詞を入力したり、既存のMIDIやMusicXMLを読み込ませて発声タイミングやピッチ、ボリューム、ビブラート等を細かく調整することが可能だ。また、このたび第一弾として発売されたキャラクターは、J-POPやロックを歌うのにピッタリな力強い男声のソングボイス「赤咲 湊(あかさき みなと)」と、優しく透き通る歌声でバラードやジャズなどミディアムテンポの曲調にしっくりとマッチする「緑咲 香澄(みどりざき かすみ)」の2種類。商品紹介ページではそれぞれのサンプルボイスを2曲ずつ試聴することが可能だ。さらに、3月19日には第二弾として、演歌や歌謡曲、フォーク等に適した「銀咲 大和(ぎんさき やまと)」と「金咲 小春(きんざき こはる)」が、4月23日には第三弾としてバラード、ジャズ、アンビエントにピッタリな「白咲 優大(しろさき ゆうだい)」とポップス、R&B、ダンス等に合う「黄咲 愛里(きざき あいり)」の発売が予定されている。なお、価格はソングボイス単体が各4,000円、ソングボイスデュエットパック(ボイス2種パック)が7,000円、ソングスターターパック(ボイス1 種+「CeVIO Creative Studio S」のパック)が8,000円、ソングスターターデュエットパック(ボイス2種+「CeVIO Creative Studio S」のパック)が1万1,000円(価格はすべて税別)。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista(SP2必須) 。ちなみに「Color Voice Series」はボイスソフトのため単体では利用できない。楽曲を歌わせるには「CeVIO Creative Studio S」が必要となる。
2015年02月20日サンワサプライは17日、HDMI信号をコンポジットビデオとアナログ音声に変換するコンバータ「VGA-CVHD3」を発売した。価格は10,584円。PCやゲーム機などのHDMI信号出力を、コンポジットビデオとアナログ音声の出力に変換するコンバータ。HDMI入力を持たないディスプレイやプロジェクターでの使用を想定する。HDCPに対応しているので、保護されたコンテンツも表示可能。ドライバを使うことなく利用でき、USBバスパワーで動作する。アナログ信号はNTSCとPALの両方に対応。対応する入力解像度は最大1,920×1,080ドットまでで、対応する入力音声はリニアPCM(2チャンネル)。出力解像度は最大720×280ドット。本体サイズはW60×D55×H20mm、重量は約40g。
2015年02月17日ソニーは2月12日、ランニング時の心拍数や走行ルートなどのランニングログの記録に加え、心拍数とリアルタイムに連動した音楽再生や音声アドバイスにより、トレーニングを楽しく効率的にサポートする「Smart B-Trainer」を発表した。「Smart B-Trainer」は、耳に装着してランニングログの計測とトレーニングに適した音楽再生を1台で実現するヘッドホン一体型のスポーツデバイス「SSE-BTR1」と、ランニングログをスマートフォンで管理し、多彩なトレーニングメニューを選択できるアプリケーションソフトウェア「Smart B-Trainer for Running」で構成されている。このうち、「Smart B-Trainer」は、"シンプルでスタイリッシュ"、"楽しく効率的"、"ゴール設定と達成感"をキーコンセプトに開発され、これまで培ってきたオーディオの技術と、最新のセンシングやソフトウェアの技術を融合させることにより、スポーツシーンに新しい体験をもたらすという。例えば、ランニングやジョギングは、ダイエットや体力づくり、レースへの参加など、さまざまな目的にむけて手軽に一人で始められる一方で、継続が難しく、途中でトレーニングを断念するケースも多く見受けられる。そうした課題を解消するために、音楽や音声の活用と合わせて、多彩なトレーニングメニューを提供することで、楽しくトレーニングを継続することをサポートする。メニューには、ベーシックトレーニングに加え、プレミアムトレーニングとして金哲彦氏監修のメニューや、アシックスが提供するトレーニングプログラム「MY ASICS」と連携したメニューが用意されている。自分の目的やレベルに応じたトレーニングを効率的に、かつ継続的に実施することができる。また、スポーツデバイス「SSE-BTR1」は、コンパクトな筐体に心拍、加速度、GPS、コンパス、ジャイロ、気圧の6種類のセンサを内蔵し、心拍数、消費カロリー、距離、時間、スピード、ペース、ピッチ、歩数、ストライド、走行ルート、高度の11種類のランニングログを計測・記録する。さらに、16GBの内蔵メモリには最大約3900曲の楽曲を転送でき、スマートフォンなど複数のデバイスを身に着けずに、これ1台で"シンプルでスタイリッシュ"にランニングログの計測とトレーニングに適した音楽再生を実現する。そして、心拍数をリアルタイムに計測し、事前に設定したユーザープロファイルと目標心拍数をもとに、その時のランナーの状況に応じた最適なテンポの楽曲を自動選曲、再生する。これにより、"楽しく効率的"なトレーニングをサポートする。例えば、目標に対して心拍数が高い場合は、遅いテンポの楽曲を再生することでランナーをガイドする。さらに、その時の気分で楽曲のテンポを調整することも可能。この楽曲のテンポ解析は、独自の12音解析技術により実現しているという。なお、「SSE-BTR1」と「Smart B-Trainer for Running」は3月7日より発売する。また、トレーニングメニューは今後順次追加される予定。
2015年02月17日三菱電機は2月17日、車内音声通話の「雑音除去技術」を開発したと発表した。同技術によって、雑音のなかでも目的の音声信号のみを抽出できる。車内でハンズフリー通話を行う際に邪魔になる、様々なノイズを除去するために開発された。このたび開発された技術は、音声とその他の雑音ではパターンが異なることを利用し、目的となる人の音声のみを抽出して雑音を除去する機械学習技術(ニューラルネットワーク)。声帯の振動や口腔の形状からくる人間の音声の特徴を、音声モデルとして構築したことで実現した。車内には、走行音などの定常雑音、ウインカー音やワイパー音などの非定常雑音が混在している。これまで非定常雑音を除去するのは難しいとされていた。このたびの技術は非定常雑音にも対応し、車内雑音の約96%を除去できるとする。同社では、2018年をめどに車載機器への搭載を目指す。また、雑音の多い工場やエレベーター内での音声通話への応用も検討している。
2015年02月17日TMJとスマートメディカルは2月9日、スマートメディカル製ソフトウェアを用いて、コールセンターにおける音声気分解析技術の活用に関する共同研究を開始すると発表した。音声気分解析技術とは、音声・発話などの物理的な特徴量から、発話者の気分の状態を独自アルゴリズムで判定し、気分状態を測定する技術であり、昨今大きく注目されている。一方、コールセンターにおけるユーザー対応では、ユーザーの申し出、用件・課題をきちんと把握し、正しく答えることはもとより、感情・気分・気持ちに共感し、ユーザーに合わせたコミュニケーションを取り、満足してもらう対応を行うことが求められている。しかし、感情・気分を把握し、ユーザーそれぞれに合わせたコミュニケーションが取れるかどうかは、オペレータの技量に左右される傾向にある。また、オペレータの感情・気分の状態が声や話し方などの応対に現れる傾向にあり、特に不安や戸惑いはユーザーに伝わりやすくなる。現在、こうした状況により発生するユーザー対応のばらつきを抑制し、オペレータのモチベーションを向上させ、コールセンター全体の品質をどう向上させていくかが課題となっている。音声・発話を測定する音声気分解析技術を利用すると、ユーザーとオペレータの双方の発話と声により判定された気分に基づく対応が可能となるため、個人の技量に頼らないコールセンター構築・運営への活用が期待できる。そこで今回、TMJはコールセンターの構築・運営を進化させるため、スマートメディカルが提供し、同分野で実績をあげているソフトウェア「スマートコールセンターシステム新しいウィンドウが開きます」を用いて、同社と共同研究を開始する。これにより、コールセンターでのユーザー対応時の発話や声に基づき、気分の状態を測定・可視化することで、品質向上(CS・応対・ESなど)の効果を導くノウハウを蓄積して音声気分解析技術を用いた独自のコールセンター構築・運営手法を確立し、サービス化を目指すとしている。
2015年02月13日日本電信電話(NTT)とピーディーシー(PDC)は1月21日、自然な音声対話が可能な「接客型デジタルサイネージ」を開発したと発表した。同サイネージは、ユーザーに能動的に話しかけ、ユーザーの発した要望を解釈し、ユーザーが置かれた状況に応じたインタラクティブな情報提示を行うなど、自然な対話が可能。NTTが開発し、あらゆる騒音環境下で目的の音声をクリアに集音可能とする「インテリジェントマイク技術」を組み合わせ、ショッピングセンターのような騒がしい環境下でもユーザーの音声を認識することができる。同社によると、一般的な駅や商業施設の騒音レベルは60~80dBだが、NTTのインテリジェントマイク技術を用いると、100dBの騒音下においても音声認識が可能だという。また、詳細な粒度の固有表現を獲得する固有表現抽出技術や、低コストで作成可能な学習データに基づくタスク判定技術の活用により、これまでと同じ対話のシナリオを作成する場合には、対話ルール数の削減を実現する。
2015年01月22日NTTとピーディーシー(PDC)は1月21日、自然な音声対話が可能な接客型デジタルサイネージを開発したと発表した。NTTは、研究所が有する音響処理・音声認識・言語処理・音声合成をはじめとしたメディア関連技術を活用し、システムがあらゆる騒音環境下で音声を認識して自然な音声対話を行い、ユーザのさまざまなニーズに応える音声対話プラットフォーム技術の研究開発に取り組んでいる。一方、PDCは、商業施設や公共交通機関などを中心に、国内で急速に普及が進んでいるデジタルサイネージ市場において、大型施設向けシステム導入数でトップシェアを獲得しており、今後、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、さらなる普及・拡大と競争力の強化を狙い、より幅広いユーザが使いやすいユーザインタフェースを持つデジタルサイネージシステムの実現を推進している。今回、両社は、NTTが持つ研究開発成果と、PDCが持つデジタルサイネージシステムおよびデジタルサイネージに関するノウハウを組み合わせ、デジタルサイネージにおいて、"接客型"という新しい価値を提供することを目指している。接客型デジタルサイネージは、ユーザに能動的に話しかけ、ユーザが通常に人と話すような言葉で発した要望を解釈し、ユーザが置かれた状況に応じてインタラクティブな情報提示を行うことで、自然な対話を可能とするものである。具体的には、外部情報(API)と連携することにより、商業施設や駅などで、さまざまな情報の提示を可能とする。また、NTTが開発したあらゆる騒音環境下で目的の音声をクリアに集音可能とするインテリジェントマイク技術を組み合わせることで、ショッピングセンターのような60~80dB程度の騒がしい環境下でもユーザの音声を認識することが可能になる。この他、詳細な粒度の固有表現を獲得する固有表現抽出技術、および低コストで作成可能な学習データに基づくタスク判定技術を活用することにより、これまでと同じ対話のシナリオを作成する場合、対話ルール数を従来に比べて約50%削減できるという。
2015年01月22日グローバルリンクジャパンは1月13日、同社開発のコンテンツマーケティング支援ツール「CLOUDPLAY(クラウドプレイ)」において、YouTubeの分析機能を強化し、新たに分析レポートを搭載すると発表した。新機能の実装は、1月を予定しており、同月中に設定を行うと2月よりレポートのダウンロードが可能となる。分析機能の強化では、YouTubeのアノテーション機能を使用し、動画に埋め込んだリンクからWebサイトへ流入したセッションやコンバージョン数などを計測する「動画リンクからの流入効果分析」が可能に。Googleアナリティクスとの連携が必要だが、YouTubeの動画説明ページなどに外部サイトへのリンクを設置することでクリック数を把握することもできる。新機能となる「動画分析レポート」は、チャンネル内にある動画全体や個別の動画についてレポーティングするもの。月単位の推移や前月比の計測が可能なほか。CLOUDPLAYに搭載する他のレポート機能との併用により、ソーシャルメディアコンサルティングやコンテンツマーケティング、Webコンサルティングなどの報告資料としての活用も可能だ。なお、初期費用は無料で、月額料金は4万9800円(税別)~となる。
2015年01月15日ロックオンは1月14日、デジタルマーケティング領域における分析レポーティングサービス「エビスレポーティングサービス」を正式リリースした。同サービスは、アドエビスの計測データを分析してデジタルマーケティング施策の評価としての活用を見込んだもの。Webサイトに訪問するユーザーの行動・特徴を可視化する「曜日×時間別ヒートマップ」や、どの広告群に予算を追加し、どの広告群の予算を削減するべきかの判断材料となる「B.C.G.」、ビュースルーの概念も含めてクリエイティブの評価を行う「ビュースルーサマリー」などを提供する。料金プランとして、間接効果を踏まえたユーザー行動分析や広告予算のアロケーションが可能な「ライトプラン」と、ライトプランに加え、ディスプレイ広告のクリエイティブ評価など複合的な分析を実現する「スタンダードプラン」を用意。価格は、ライトプランが16万円(税別)~で、スタンダードプランが32万円(税別)~となる。また、クロスチャネル分析など更に高度な分析を提供する「エビスファイブ」など、カスタマイズプランの用意も可能だ。
2015年01月14日オンラインコンサルタントは1月13日、スマートウォッチを利用して、乗車中も音声でメッセージをやり取りできる法人向けアプリをリリースしたと発表した。同社によると同アプリは、業務用のスマートウォッチアプリとして日本初のリリース。Smart動態管理というスマートフォンアプリの機能の一部として利用できる。乗車中のスマートフォンを利用したメッセージのやり取りは「ながら運転」になり、事故に繋がる恐れがあることから、これらの問題を解決すべく、スマートウォッチで音声や簡単な操作によるメッセージの返答機能の開発に至ったという。Smart動態管理のアプリにメッセージが届くと、スマートウォッチの画面にメッセージが表示され、スマートウォッチから返信できる。また、返信は音声入力と、あらかじめ用意してある3つのメッセージから選択ができ、スマートフォンで開いてより詳細な情報を確認することができる。さらに、スマーフォン側の機能の使用により、住所を地図で送ることができるため、指定の地点へ、後どれぐらいの距離・時間で着くか、指定の地点までのナビをすぐに起動できる。価格は、月額950円(税込・スマートフォン1台あたり)で、7日間の無料お試し期間を設けている。
2015年01月14日アドバンスト・メディアは1月13日、音声認識・音声対話専用のバッジ型ウェアラブルデバイス「AmiVoice Front WT01」を開発したと発表した。近年、スマートデバイスの業務利用が増加しているが、スマートデバイスを使用するためには、画面を見ながら手で操作する必要があるため、ハンズフリー、アイズフリーのニーズに応えられないという欠点があった。また、これまでの眼鏡型や時計型のウェアラブルデバイスでは、内蔵マイクの耐騒音性能が脆弱なため、音声認識の性能を引き出すことができず、騒音環境下での実用が難しいという問題があった。同製品は、2マイクを用いた高指向性のマイクアレイとノイズキャンセル機能を搭載しており、騒々しい工場内などの高騒音環境下でも、高精度な音声認識を行うことができる。さらに、ヘッドセットマイク接続時においては、最大100dBの耐騒音性能、最大10mの耐風性能を有し、従来は音声認識が不可能とされてきた環境での利用を見込んでいる。加えて、屋外など雨天での作業にも対応できるIPX4相当の防水性能も備えており、本体背面スピーカによりヘッドホンを使用せずに音声出力できる他、首から掛けても使用できる。また、スマートデバイスやPC、眼鏡型ウェアラブルデバイスなど多種多様な端末とBluetooth通信で連携する。そして、本体にマルチファンクションボタンを搭載しており、音声指示に加え、ボタン操作によるコントロールも可能で、さまざまなアプリケーションと組み合わせることで、使用環境を問わず幅広い業種・業務で活用することができる。なお、8月より販売を予定している。また、同時期に無線機(インカム)の代わりとして利用可能なハンズフリーIP通話サービスも開始する予定。さらに、販売開始に先駆け、1月より数量限定で「AmiVoice Front WT01」のiOS/Andoroid版の開発キット(SDK)を、数量限定にて企業向けに販売するとしている。
2015年01月13日ドワンゴは、動画サービス「ニコニコ動画」の音声再生に特化した人気のiOSアプリ「NicoBox」を取得し、同社公式アプリとして1月8日より運用を開始した。「NicoBox」は、ニコニコ動画を音声で手軽に楽しめる動画プレイヤー。音声再生に特化したことで、既存のniconicoアプリによりも、さらにスピーディーにニコニコ動画の音楽を楽しめる。また、ランキングや検索からお気に入りの動画を見つけて、自分だけのプレイリストを作成・編集することも可能。バックグラウンド再生にも対応する。アプリは無料配信され、niconicoのアカウントがなくとも利用することができる。
2015年01月09日CerevoとInterphenomは7日、遠隔地の音声を分析して通知するクラウド型リスニングデバイス「Listnr」を開発したと発表した。本日7日より、クラウドファウンディングサイトの「kickstarter」を通じて、製品化に向けた支援を募る。Cerevoは米国ラスベガスで開催中の国際家電見本市「2015 International CES」で同製品の展示も行っている。同製品は、インターネット接続機能とマイクを搭載した小型のデバイス。録音した音声はサーバーへ自動アップロードされ、サーバー側の音声認識エンジンで音声を解析、特定の音声を認識した場合に、本体のLEDが光って通知したり、スマートフォンアプリへ通知を送信したり、スマート家電の操作が行えたりする。具体的には、乳児の声を分析し、スマホアプリ上で乳児の感情を通知することが可能。「泣く」「笑う」「叫ぶ」「喃語」の4パターンの感情を認識できるという。また、スマートフォンからコントロール可能な照明システム「Philips hue」を指を鳴らしてフィンガースナップ音で操作することもできる。主な仕様は以下のとおり。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)、対応OSはiOS 8以降、サイズ/重量は(H)68×(W)112×(D)68mm/100g前後。専用ACアダプタもしくはUSB充電が可能。なお、kickstarterでの目標額は50,000ドルで75,000に達した場合、Android 4.4以降に対応するアプリ開発にも着手する。
2015年01月07日GYAOとヤフーが運営する無料映像配信サービス「GYAO!」では現在、織田裕二主演の映画『踊る大捜査線』シリーズが無料で配信されている。映画『踊る大捜査線』シリーズは、織田裕二演じる刑事・青島俊作がさまざまな事件の解決に挑む物語。現在、『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』(~1月4日)と『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(~1月11日)の2作品が配信されている。『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』は、腹部に刺しゅう用の糸で縫合した手術跡のある水死体が発見され、猟奇殺人事件へと発展していくストーリー。そして、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、観光客でにぎわう東京・お台場で次々に起こる凶悪事件に、青島ら湾岸署の刑事が挑む。また、1月5日~18日には、ユースケ・サンタマリア演じる犯罪交渉人・真下正義課長を主人公とするスピンオフ映画『交渉人 真下正義』が、1月12日~25日には、柳葉敏郎演じる室井慎次警視正を主人公とする『容疑者 室井慎次』も配信される。
2015年01月03日凸版印刷は12月19日、Webキャンペーンに応募した購買証明用のレシート画像をテキストデータ化し、分析する新サービス「Cam!labo(キャンラボ)レシート分析」の提供を開始した。同サービスは、レシート画像を高精度データ化エンジンにより99.98%の精度でテキストデータ化し、レシート上の購買情報を分析。キャンペーン対象商品の購入店舗や一緒に購入している商品傾向などを分析することで、購入者像や嗜好、ライフスタイルを抽出し、キャンペーン実施企業に分析結果や商品・売場開発案、販促施策などを提案する。また、同社の提供するWebキャンペーンシステム「Cam!labo」との連動により、消費者は、特定アプリのダウンロードが不要で、Webブラウザ上で簡単に応募できる。サービスの想定価格は100万円~。テキストデータ化するレシート数や分析内容によって異なるという。
2014年12月22日エレコムは16日、スマートフォンやタブレット端末での音声チャットに適したヘッドセット2製品を発表した。両耳オーバーヘッドタイプ「HS-HP22TBK」と片耳イヤーフックタイプの「HS-EP13TBK」で、発売は2015年1月中旬。価格は前者が2,462円、後者が2,074円(いずれも税込)。いずれもマイク位置の調整可能なフレキシブルアームや周囲の雑音を拾いにくい、ノイズ低減高音質マイクを採用し、LINEやSkypeなどの音声チャットに適したヘッドセット。オーバーヘッドタイプの「HS-HP22TBK」は、アジャスターでヘッドバンドを調整でき長時間に使用でも疲れにくい。また、呼吸によるノイズを軽減する「ウインドスクリーンマイク」も採用する。主な仕様は、ヘッドホン部のスピーカー方式がダイナミック型(ステレオ)、ドライバーユニットの直径が30mm、インピーダンスが32Ω、最大許容入力30mW、周波数帯域20~20,000Hz。マイク部のマイク方式がエレクトレットコンデンサー方式、アームの長さは120mm、入力感度-58±3dB、インピーダンス2.2kΩ、周波数帯域100~10,000Hz。本体サイズがW133×D50×H164mm、重量が約68g、ケーブル長が1.8m。音量調整コントローラーが付属する。イヤーフックタイプの「HS-EP13TBK」は、左右どちらの耳にも付け替え可能で、角度調節も可能。使わない時は本体装備のクリップでポケットやバッグに留めて収納できる。主な仕様は、スピーカー方式がダイナミック型(モノラル)、ドライバーユニットは直径14.2mm、インピーダンスが32Ω、最大許容入力10mW、周波数帯域20~20,000Hz。マイク部のマイク方式がエレクトレットコンデンサー方式、アームの長さは110mm、入力感度-58±3dB、インピーダンス2.2kΩ、周波数帯域100~10,000Hz。本体サイズがW25×D20×H127mm、重量が約29g、ケーブル長が1.8m。
2014年12月16日パートナーズはこのほど、音声認識・孫型ロボット「おしゃべりまーくん」のクリスマス特別キャンペーンを開始した。「おしゃべりまーくん」は、5歳のやんちゃな男の子をイメージした音声認識人形。本物の子供の声を搭載し、相互会話も可能だという。話す言葉は約700ワードほどあり、季節によって話す内容や歌も変わる。シニア世代や一人暮らしの高齢者の話し相手として愛用されている。12月24日まで「クリスマスキャンペーン」として、サンタの帽子をかぶったクリスマス特別仕様の「サンタまーくん」を、限定100名に販売する。まーくんがより分かる「オリジナル絵本」、おしゃべりまーくんの「オリジナルミニタオル」、事前設定サービス付。クリスマスラッピングを施し、全国送料無料で発送する。価格は1万9,440円(税込)。クリスマス仕様のまーくんは、12月24日までの注文分が対象。同社オンラインショップと、Amazonで販売している。
2014年12月12日テクノスジャパンと米NetBaseは12月5日、共同事業の第一弾として、時流キーワードによるリアルタイム分析「RealTimeMonitor by Netbase」の提供を開始した。同サービスは、毎月時流に沿って選ばれたテーマに関して、ソーシャルメディア(SNS)上で得られる消費者の声や傾向分析を「NetBase」の開放された一部機能を用いて閲覧が可能になるもの。初回は「衆議院選挙」をキーワードとし、SNS上で挙がっている消費者の傾向や世相を閲覧することができる。「NetBase」とは、自然言語処理技術により、SNS上でのモニタリング・分析が可能なツールで、45カ国の言語に対応する。TwitterやFacebookなどのグローバルなSNSのほか、「Amebaブログ」や「2ちゃんねる」などの国内向けSNS、「楽天」「Amazon.co.jp」「Yahoo!」「価格.com」等のECサイトレビューも分析でき、隠語や皮肉を使った独特の言い回し・表現を考慮した分析も実現する。テクノスジャパンは、「NetBase」の全機能を利用した自社独自のマーケティング施策の提案・提供を実施しており、2015年1月には「NetBase Realtime WebSeminer」を開始させ、サービスメニューの充実を図っていく考えだ。
2014年12月08日○競技の分析を行う「スポーツアナリスト」スポーツをいろいろな角度から分析し、実際の試合に勝利するための材料をフィードバックする、という活動がある。こうした分析活動を行うのが、スポーツアナリストという存在だ。日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL)に所属する千葉洋平氏は、このスポーツアナリストとして活躍している。競技の分析を行うといえば、日本では古くから野球などで馴染みのあるものだ。この選手はどういったボールを打つのが得意で、打率がどの程度ある、どういうシーンで活躍する、というような情報は素人でも知っている。そうした分析をさまざまな競技でより高度に行うのがスポーツアナリストだ。「野球、サッカーやラグビー、海外だとバスケットボールやアメリカンフットボールなどでも以前から盛んでした。大きなお金が動く競技やアメリカの4大スポーツなどでは、そういった傾向がありますね。最近の日本だと、女子バレーボールのアナリストである渡辺啓太氏が有名です」と千葉氏は語る。女子バレーボールの中継では、監督がタブレットを使って戦術の説明を行っているシーンを見ることができるが、その材料を提供しているのがスポーツアナリストというわけだ。「渡辺啓太氏を中心に、日本スポーツアナリスト協会という団体を立ち上げました。競技の枠組みを超えたアナリストの連携強化や、職域を広げることなどを目的とした団体で、私もその活動に関わっています」と語る千葉氏は、日本スポーツアナリスト協会の理事という肩書きも持っている。○コーチとのミーティングは分析データと映像を利用千葉氏のJSCにおける肩書きは、 マルチサポート事業 パフォーマンス分析<フェンシング男子フルーレ<というものだ。つまり、フェンシングを専門としたアナリストとして活動している。その活動において、クラウドと連携したデータ活用は欠かせないものだという。「一番大切なのは、映像をできるだけ残すことです。映像から分析を行うわけですが、情報の共有にはクラウドサービスを活用しています」と千葉氏。従来は戦術研究などで映像を活用する場合はDVD等のメディアを使った共有が行われることも多かったが、それでは時間がかかる。必要な部分をすぐに再生できるクラウドサービスは、分析を現場で活きるものとするために重要な役割を担っているという。「ミーティング中に、こういう傾向がある、あの試合ではどうだった、というような話題になったらすぐに映像を引き出し、確認できる仕組みです。分析ソフトで試合条件や相手についてなど条件を指定すると、その条件下での傾向が見えてきます。そこで、この相手にはこういう形でポイントを取られているけれど実際はどうだったのか、というように映像を見るわけです」と千葉氏は解説する。○ロンドン五輪でも活用されたデータ分析とは?今のところは、試合中の様子を観客席から撮影した映像を集め、分析している。「フェンシングは審判にどう見えたかが重要な競技ですし、一点から見ただけでは実際の動き全体を見極めにくいものでもあります。まだまだ十分な分析ができていないと感じることも多々ありますが、選手に意見を求められることもあり、少しでも役立てていると感じるのは嬉しいですね」と千葉氏は語った。フェンシングでは、1試合あたり1人の選手が平均約60回の突きを行うという。そして、1つの突きに対して大きく4種の情報を付与するため、2人の選手が戦った試合のデータは450~550件にも及ぶ。実際にはさらに詳細なデータもあり、多くの試合データを集めるため非常に大きなデータを扱うことになる。「スポーツは高度になると、本当に小さな差の戦いになります。そこでは情報収集やデータ分析が絶対に必要になります。競技特性や周辺環境などの違いで現在の活用度合いには違いがありますが、今後は全体的にデータ活用は進むはずです」と千葉氏は、スポーツの現場で想像以上に多くのデータが扱われていることを強調した。12月11日には「AIT データを活かすITシリーズ 2」として「ビッグデータ競争社会の到来!」と題したセミナーが開催される。このセミナーの基調講演で、千葉氏はスポーツでのデータ活用について、より詳細な解説を行う予定だ。「できるだけ皆さんにわかりやすい、興味深い事例をご紹介したいですね」と千葉氏。ロンドンオリンピックでは、対戦前に当たると分かっている相手について分析を詳細に行うなどこのシステムが活用された。そうした内幕についても紹介されるという。世界で戦うアスリートたちがどのようなデータ活用を行っているのかの実際を知りたい方、企業での活用例以外について知識を広げたい方にはぜひ参加して欲しいセミナーだ。千葉氏の活動については、マイナビニュースが昨年取材したこちらの記事も合わせてご覧下さい。
2014年12月03日セブン銀行は12月1日、音声ガイダンスサービスの認知度向上キャンペーンを開始した。期間は、2015年1月15日まで。音声ガイダンスサービスは、視覚障がいを持つ顧客がATMのインターホンから流れる音声案内に従って、引出し、預入れ、残高照会をできるサービスで、20,000台を超える全てのセブン銀行ATMで利用でき、銀行をはじめとする預貯金取扱金融機関と証券会社の約540社の取引きに対応している。セブン銀行は、今年で5回目となる同キャンペーンを通じて、視覚障がいを持つ顧客に音声ガイダンスサービスを知ってもらい、社会インフラとしての使命を果たしていきたいとしている。○「音声ガイダンスサービス 知って!広めて!キャンペーン」の内容【まず知って!】クリック募金期間中、同社サイトに音声ガイダンスサービスキャンペーンページを特設。ページ内の「クリック募金に協力するボタン」1クリックにつき、セブン銀行より、ラジオ・チャリティ・ミュージックソンに1円の寄付を行う。1人が1日にクリックできる回数は1クリック。クリック募金は、日本最大のクリック募金サイトを通じて行う【そして体験して!】ATM利用件数に応じてセブン銀行より寄付期間中、音声ガイダンスサービスでのATM利用件数に応じて、1件あたり100円を、セブン銀行よりラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付する【さらにセブン銀行口座を持っている人へ】インターネットバンキングを使った募金セブン銀行口座を持っている顧客がインターネットバンキングを利用してラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付する場合、その振込手数料を無料にするラジオ・チャリティミュージックソンは、ニッポン放送ほかラジオ局11局において共同で実施されるチャリティ・キャンペーン。目の不自由な人が安心して街を歩けるように「音の出る信号機」設置する基金を募るチャリティ・キャンペーンで、1975年より毎年クリスマスの24時間生放送を中心に実施されている。これまで42億1208万8639円の浄財が寄せられ、2,980基の「音の出る信号機」を設置したほか「声の図書館」「立体コピー」など多数の視覚障がい者(児)用教育機器を贈っている。○音声ガイダンスサービについて(2007年11月よりサービス開始)利用できる取引き(各金融機関の取引きメニューに準じる)(1) 引出し(2) 預入れ(3) 残高照会対応の主なポイント(1) 取引きに関する操作を全てインターホンに集中タッチパネルを使わず、インターホンのみで取引きが完結する取引中に不具合が発生した場合は、コールセンター自動的に接続し、オペレータより状況の説明をする第三者によるいたずら防止のため、「インターホンで取引き」を選択した時点で、テンキーやタッチパネルでの操作ができなくなる(2) 通常以上にプライバシー配慮「紙幣をお受取りください」など、通常はATMスピーカから流れる案内は、インターホンのみで流れる金額は画面に表示されない(3) 親切でわかりやすい案内の実施操作に不慣れな人でも一人で操作できるよう操作方法を詳細に案内するカード挿入時には「利用金融機関名」を、取引終了時には「手数料」を音声案内する(音声ガイダンスの試聴を同社ホームペジで行うことができる)提携金融機関を含め操作フローを統一している
2014年12月02日NTTコミュニケーションズは1日、LTE対応モバイル通信サービス「OCN モバイル ONE」において、070/080/090の電話番号で音声通話が可能な「音声対応SIMカード」の提供を開始した。NTTコムストア、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのオンラインストアや、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ゲオなどの店舗で購入できる。利用料金は月額税別(以下同)1,600円から。「音声対応SIMカード」は、070/080/090の電話番号で、音声通話とデータ通信が利用できるSIMカード。IP電話アプリ「050 plus」が月額基本料無料で基本サービスに含まれているため、固定電話や携帯電話への通話料をより安くできる。また、「OCN光サービス」のユーザーであれば、「音声対応SIMカード」の月額料金が1契約あたり200円割引かれる。携帯電話・PHS番号のMNPに対応し、利用中の番号を移行することも可能となっている。月額料金は、高速データ通信容量によって異なり、70MB/日は月額1,600円、100MB/日は月額2,080円、2GB/月は月額1,800円、4GB/月は月額2,150円、7GB/月は月額2,500円。なお、初期費用は3,000円で、6カ月未満での解約の場合は違約金8,000円(不課税)が発生する。そのほか、複数SIMカードでのデータ通信容量のシェアにも対応する。1枚のSIMカードに対して、データ通信のみなら1枚月額450円、音声対応SIMカードならば1枚月額1,150円で、最大4枚まで追加できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月01日ニフティは26日、音声通話・LTE対応の通信サービス「NifMo(ニフモ)」の提供を開始した。2GBのデータ通信と音声通話対応のSIM、Androidスマートフォン「ZenFone 5(16GBモデル)」をセットにしたプランで月額税別(以下、税別)2,897円から利用できる。SIMカードのみのプランも用意されている。MNPにも対応する。「NifMo」の月額料金は「データ通信プラン」「契約タイプ」「スマホセットの有無」の3つの要素を組み合わせることで決まる仕組み。データ通信プランは1カ月に利用できる高速データ通信の容量で、2GB(月額900円)、4GB(同2,500円)、7GB(同3,500円)の3タイプを用意。初月については無料となる。契約タイプは、音声通話対応(同700円)、SMS対応(同250円)、データ通信のみ(同0円)の3タイプを用意。スマホセットは「ZenFone 5」が該当機種で支払総額は31,112円。24回の分割払いで、ひと月あたり1,297円の支払いとなる。「NifMo」は専用アプリやオプションサービスがあるのも特徴。専用アプリ「NifMo バリュープログラム」「NifMo コネクト」を利用することで、利用料金やデータ通信料を抑えることができる。「NifMo あんしん保証」、「NifMo 訪問レクチャー」など、スマートフォン初心者向けのオプションサービスも用意されている。専用アプリ「NifMo バリュープログラム」では、同アプリを経由して100以上の提携ショッピングサイトで買い物をしたり、オススメアプリをダウンロードしたりすることで、月額利用料が割り引かれる。還元率は提携店舗ごとにことなるが、およそ0.9%~10%になる。同アプリは当初はAndroidのみの提供となるが、iOSも順次対応する予定。また「NifMo コネクト」アプリでは、宅内無線LANや同社提供のWi-Fiスポットへの接続を自動で切り替え、宅内や外出先でのデータ通信量が節約できる。オプションサービス「NifMo あんしん保証」では、スマートフォン端末の故障、破損、水漏れなどのトラブル時に専用窓口に電話すると2日以内に交換機が届くサービス。月額利用料は380円、保証期間は最大36カ月。もうひとつのオプションサービス「NifMo 訪問レクチャー」では機器の接続や各種アカウントの設定、操作方法などについて訪問レクチャーが受けられる。月額利用料は480円、初回レクチャー90分は無料、最訪問レチャーは60分で6,500円。利用するには、24カ月間の契約が必要となる。なお、本日26日から「NifMo スタートキャンペーン」を開始。スマホセットを申し込んだ場合に、月額料金から200円割り引かれるほか、@niftyの接続サービスの利用者はさらに200円割引になる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月26日ヤフーは12日、ソーシャルメディア上の投稿を検索できる検索サービス「リアルタイム検索」で提供してきた「つぶやき感情分析」の正式版を公開した。スマートフォンで同機能は、iOS向けに「リアルタイム検索」アプリとして、Android向けに「Yahoo!リアルタイム検索」アプリとして提供されている。「つぶやき感情分析」はTwitter上の投稿を分析し、検索キーワードに抱く感情をポジティブ・ネガティブで判定して結果を表示する機能。ベータ版として、2013年9月に公開されたが、本日正式版が公開された。正式版では、分析可能な言葉、分析対象となる投稿の範囲を拡大。ベータ版では、分析対象用語が11,000語、分析対象となる投稿は新着のものに限定されていたが、正式版では過去30日間の全ての投稿を対象に、あらゆる言葉で分析可能となった。期間の絞り込みにも対応し、最長30日から最短15分まで任意の期間を指定した分析も行える。正式版ではさらに、ベータ版で提供してきたポジティブ・ネガティブの割合を示す円グラフのほか、ポジティブ・ネガティブの推移を時系列で表示するグラフを追加した。これにより、特定の事象に対して、時系列的な感情の変化を把握することができる。また、正式版では、学習を重ねることで分析精度を高められるという。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月12日iOSのソフトウェアキーボードには、「音声入力キー」が配置されている。4段目のスペースキーとキーボード切り替えボタンの間にあるマイクの形をしたキーがそれで、タップすると内蔵マイクで音声を聞き取り、クラウド上にある音声変換エンジンに送信、かな漢字変換したうえでiPhoneへと送り返し、それをアプリのカーソル位置に挿入する。音声変換エンジンは「Siri」に利用されているものと同じで変換精度は高く、長めの文章を作成する用途にもじゅうぶん対応可能といえる。もっとも、すべてのユーザが音声入力の機能を必要としているわけではない。ときどき利用するにしても、スペースキーとキーボード切り替えボタンの間にあるだけに誤タップしてしまうことも多く、操作を取り消す手間を考えればふだんはタップできない仕様のほうがありがたい。しかし、iOS 8までは音声入力を無効化するオプションは用意されておらず、誤タップしないようユーザ自身が注意するしか対策はなかった。10月に配布開始されたiOS 8.1では、その音声入力を無効化するオプションがついに追加された。無効化の手順はかんたん、『設定』を起動して「一般」→「キーボード」の順に画面を開き、「音声入力」スイッチをオフ(緑→白)に変更すればいい。以降ソフトウェアキーボードに「音声入力キー」は表示されなくなるうえ、表示スペースが必要なくなるぶんスペースキーの幅が広がるため、入力作業がラクになるはずだ。
2014年11月11日