展覧会「古代エジプト美術館展」が、福岡アジア美術館にて2023年4月8日(土)から5月28日(日)まで開催される。古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」コレクションを紹介「古代エジプト美術館展」は、古代エジプトを専門とするの日本唯一の美術館「古代エジプト美術館 渋谷」が所蔵する作品を紹介する展覧会。国内では質量共に優れた内容を誇るコレクションは、先王朝時代からローマ支配時代までを網羅し、古代エジプト文化の全貌を知ることができるものだ。ミイラや木棺・ツタンカーメンの指輪など約200点を展示本展では、「古代エジプトの神々と信仰」「ファラオが率いた国家」「古代エジプト人の衣・食・住」「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」の4つのテーマを設けて展示を構成。ミイラやミイラマスク、木棺、神殿の柱、ツタンカーメンの指輪といった世界的に貴重な遺物や、当時の生活様式が分かるジュエリーやレリーフなど約200点を展示する。古代エジプトの神々と信仰古代エジプト人は、この世界や宇宙は創生神によって創造され、その後多くの神々が誕生したと考えていた。中でも古代エジプトでは多くの動物神が信仰されていた。動物には人間にはない特別な能力を持つものと信じられていたためだ。本章では、《アテフ冠を被ったトト神像》や《ウラエウス厨子装飾》など、多様な神々の護符や神像、動物のミイラを紹介する。古代エジプトの死生観ー再生とミイラ死後に再生し、永遠の生命を得ると信じていた古代エジプト人は、長きにわたりミイラを作ることで、死者の遺体を保存してきた。ミイラ作りの技術が頂点に達して以降、末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ支配時代にかけても多くのミイラが作られた。「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」では、プトレマイオス朝時代などに作られたミイラマスクや人型木棺、少女のミイラなどを紹介する。ファラオが率いた国家&古代エジプト人の衣・食・住このほか、「ファラオが率いた国家」では、常に絶対的権力を行使し国家を運営していた国王ファラオや、人口の約10%にあたるエリート高官たちにフォーカス。ファラオをモチーフとした像やレリーフ、神殿の柱などを展示する。一方、続く「古代エジプト人の衣・食・住」では、ツタンカーメン王の指輪や化粧用容器、ジュエリーなどを多数展示し、当時のエジプト人たちの生活様式を浮き彫りにする。「ペコちゃん」コラボグッズを販売なお、展覧会オリジナルグッズとして、不二家(FUJIYA)の人気キャラクター「ペコちゃん」とコラボレートしたクリアファイルやウォーターボトル、マグネットなどを販売。また、「世界一おもしろいお菓子屋さん」アート・キャンディ・ショップ「PAPABUBBLE/パパブブレ」とのコラボレーションキャンディ、文具・雑貨メーカーのハイタイドとのコラボレーショングッズなど多数展開される。【詳細】「古代エジプト美術館展」会期:2023年4月8日(土)~5月28日(日)会場:福岡アジア美術館 7階 企画ギャラリーA・B・C住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階観覧時間:9:30~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)※最終入場は30分前まで観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高大生 1,300円(1,100円)、小中生 800円(600円)※( )内は前売り料金※チケットは、ARTNEチケットオンライン、ローソンチケット(Lコード 82255)、セブンチケット(セブンコード 098-803)等で販売■巡回情報・東広島市立美術館会期:2023年10月10日(火)~11月26日(日)住所:広島県東広島市西条栄町9-1・鳥取県立博物館会期:2024年4月6日(土)~5月12日(日)※予定住所:鳥取市東町2-124【問い合わせ先】西日本新聞イベントサービスTEL:092-711-5491(平日9:30〜17:30)
2023年03月31日ルイ・ヴィトンは、2023ウィメンズ 秋冬コレクションを、3月6日にパリのオルセー美術館にて発表しました。©LOUIS VUITTONフレンチ・スタイルとは何でしょう? この問い自体、果てしない魅力を放つ不可解な謎です。大胆な伝統という矛盾した土台の上に存在する優柔不断なファッション。クチュールの慣習が驚くほど多種多様な文化を受け入れ、フレンチ・エクセプション(フランスの例外)と呼ばれるようになる──いたるところから複数の流れが集まるパリンプセストのような進化するファッション。今なお世界を惹き付ける、言葉では表現し尽くせないほどの魅力を持つこのスタイル。それはまた逆説的でもあり、上辺だけの知識しか持たない素人愛好家の空気も漂います。フレンチ・アリュール(フランスの魅力)はトロンプ・ルイユ(騙し絵)のようなもの。そしてフレンチ・タッチはいつでも人を魅了します。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONこのユニークな伝統受け継ぎながら、ルイ・ヴィトンは常に旅の真髄(こころ)を大切にしてきました。メゾンは、サヴォアフェール(匠の技)、技術、発見、そして芸術的理想の風に導かれながら、時を超えて航海する船なのです。2023 秋冬コレクションは、アーチ型の天井が圧倒的な存在感を誇るオルセー美術館のサロンを舞台に、アーティストのフィリップ・パレーノとプロダクションデザイナーのジェームズ・チンランドが、ニコラ・ベッカーが創り上げたサウンドイリュージョンをベースにしたコンセプトで、舞台演出を担当。スタイリスティックな謎がさらに深まり、フレンチ(ファッション)物語が幕を開けます。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONルイ・ヴィトンについて1854年創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを、常に最高級な品質で提供し続けています。現在でも、ルイ・ヴィトンは、トラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながら、エレガントで、実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは、「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年03月08日リリー ブラウン(LILY BROWN)は、メトロポリタン美術館とのコラボレーションコレクション第2弾としてTシャツやバッグを全国直営店ほかにて発売。リリー ブラウン×メトロポリタン美術館コラボ第2弾リリー ブラウンから、世界屈指のコレクションを所蔵しているメトロポリタン美術館とのコラボレーションコレクション第1弾に続く、第2弾が登場。今回は「THE MET」ロゴや作品を落とし込んだ全7アイテムを展開する。ゴッホとモネのグラフィックTシャツグラフィックTシャツには、印象派の代表的な作家のゴッホとモネのアートや作品名、作家名の文字を組み合わせたデザインをプリント。カラーはホワイト、ミント、イエロー、ラベンダーの4色が揃う。「THE MET」ロゴのTシャツ&ケーブルニットトップスメトロポリタン美術館のアイコンである「THE MET」ロゴのワンポイントが目を引くトップスもラインナップ。トレンド感溢れるクロップド丈のTシャツと、コンパクトなサイジングのケーブルニットトップスからセレクトできる。モネの睡蓮柄のシアートップスモネの睡蓮柄をプリントしたシアートップスは、レイヤードスタイルのインナーにもぴったり。同じ柄で展開されるアートプリントワンピースと合わせて着用するのもおすすめだ。シアーソックスやショルダーバッグもシアー素材にロゴやアートをプリントしたコラボレーションソックスにも注目。存在感のある靴下なので、スタイリングのアクセントとして活躍してくれそうだ。さらに今回は、長さ調節ができるストラップが付いたショルダーバッグも発売。「THE MET」ロゴを大胆にデザインしたブラックに加え、モネやゴッホのアートを落とし込んだベージュ、ブラウンも展開される。【詳細】リリー ブラウン×メトロポリタン美術館全国発売日:2023年2月23日(木)取扱店舗:リリー ブラウン全国直営店、オフィシャルオンラインストア、ウサギオンラインアイテム:・コンパクトロゴTシャツ 8,910円・アートプリントTシャツ 11,880円・アートシア―トップス 9,900円・アートプリントワンピース 23,980円・ケーブルニットトップス 13,420円・ハンドバッグ 13,970円・ソックス 3,080円
2023年03月02日東京・丸の内にある美術館「三菱一号館美術館」が、修繕工事のため2023年4月10日(月)から2024年秋まで長期休館する。「三菱一号館美術館」が修繕工事のため長期休館2010年4月に開館した「三菱一号館美術館」は、1968年に老朽化のため解体された洋風事務所建築「三菱一号館」を可能な限り復元した美術館。丸の内の文化発信拠点として、休館前最後の展覧会となる「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」を含め、これまでに40本の展覧会を開催している。今回の修繕工事では、展示作品の環境保全のための空調設備入れ替え、屋内外各所の照明をLEDに変更、レンガ建築に由来する電波環境の悪さの改善を実施。また、汚れの除去や各所の点検・補修など、建物全体のメンテナンスも同時に行う。なお、5月中旬から2024年夏ごろまでの期間は、「三菱一号館」の外壁を取り囲む大型の仮囲いを設置。仮囲いには、美術館のロゴマークをデザインした服部一成による、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック作品をモチーフにしたコラージュ作品が描かれている。概要「三菱一号館美術館」長期休館休館予定期間:2023年4月10日(月)〜2024年秋仮囲い設置予定期間:2023年5月中旬〜2024年夏ごろまで
2023年02月27日東京・六本木の国立新美術館では、3月1日(水) から6月12日(月) まで、世界最大級の美の殿堂であるパリのルーヴル美術館のコレクションから、「愛」をテーマとした名画を厳選した特別展が開催される。同展は、2018年から2019年にかけて東京と大阪で開催され、約70万人もの来場者を迎えた『ルーヴル美術館展 肖像芸術――人は人をどう表現してきたか』に続くもの。多彩なコレクションを誇るルーヴル美術館では、様々な切り口で企画展を構成することが可能で、今回は、16世紀から19世紀までの73点の名画を通じて、西洋絵画における「愛」の表現の諸相を紐解く試みだ。ひとくちに「愛」と言っても様々なかたちがあり、表現がある。古代のギリシア・ローマ神話に登場する神々の愛、キリスト教における神が人類に注ぐ無償の愛や、人間が神に寄せる愛、家族愛、恋人同士の愛、官能的な愛、悲劇的な愛など、ヨーロッパ各国の主要な画家たちによる多様な愛の表現を楽しめるのが同展の大きな魅力だ。また、同展は、おおまかに美術史の流れをたどる構成となっている。イタリアや北方のルネサンス期の神話画や宗教画から、17世紀オランダの風俗画や室内画、18世紀フランスのロココの画家たちによる官能的な絵画、そして19世紀フランスの新古典主義やロマン主義の絵画まで、国と時代による表現様式の変遷や違いも見てとることができるだろう。26年ぶりに来日をはたすフラゴナールの《かんぬき》やジェラールの《アモルとプシュケ》といった著名な傑作のほか、隠れた名画の初来日作など、いずれの絵画にもそれぞれの物語が織り込まれている。人物の表情や仕草、あるいは描き込まれた象徴物や小道具、背景などを細やかに見ていくと、豊かな愛の物語が浮かび上がってくる。描写の美しさや巨匠たちの優れた技を楽しめると同時に、「愛」をキーワードとして、1点1点の絵画を読み解いていく奥深い体験もできる展覧会となっている。ぜひ、たっぷりと時間をとって会場を訪れたい。ピーテル・ファン・デル・ウェルフ《善悪の知識の木のそばのアダムとエバ》1712年以降Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcomアントワーヌ・ヴァトー《ニンフとサテュロス》1715-1716年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF-DNPartcomシャルル・メラン《ローマの慈愛》、または《キモンとペロ》1628-1630年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Tony Querrec / distributed by AMF-DNPartcomサッソフェラート (本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)《眠る幼子イエス》 1640-1685年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF-DNPartcomジャン=オノレ・フラゴナール《かんぬき》1777-1778年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcomギヨーム・ボディニエ《イタリアの婚姻契約》1831年Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Mathieu Rabeau / distributed by AMF-DNPartcomウジェーヌ・ドラクロワ《アビドスの花嫁》1852-1853年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcom<展示情報>『ルーヴル美術館展 愛を描く』会期:2023年3月1日(水)~6月12日(月)会場:国立新美術館 企画展示室1E休館日:火曜(3月21日、5月2日は開館)、3月22日(水)時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)料金:一般 2,100円/大学 1,400円/高校 1,000円※2023年3月18日(土)~31日(金) は高校無料(学生証の提示が必要)※事前予約制(日時指定券)を導入展覧会HP:
2023年02月16日展覧会「笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち ―モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで」が、東広島市立美術館にて2023年2月14日(火)から3月26日(日)まで開催される。近代西洋美術の作品約70点を展示19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパの作家たちは新しい表現を模索し、生み出していった。クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールによる印象派や、燃えるような色彩と力強い筆致の画風を確立したフィンセント・ファン・ゴッホ、パリに世界中から集まった藤田嗣治やマルク・シャガールら“エコール・ド・パリ”の画家たち、そして20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソはその象徴的な作家といえる。展覧会「近代西洋美術の巨匠たち」では、フランス美術コレクションを常設展示する“フランス館”などの施設を擁する、茨城県笠間市の笠間日動美術館によるコレクションの中から、ファン・ゴッホの《サン=レミの道》や、ルノワールの《泉のそばの少女》、ポール・セザンヌの《聖アントニウスの誘惑》などを展示。近代西洋美術の巨匠たちによる珠玉の作品約70点を紹介する。大津絵とジョアン・ミロまた、本展では江戸時代に近江の大津(現在の滋賀県大津市)周辺で旅人の土産用に売られた民衆絵画「大津絵」の展示も行われる。ここでは、笠間日動日動美術館が所蔵する大津絵の逸品《鬼の念仏》や《藤娘》を紹介。東広島市立美術館所蔵の、大津絵などの日本文化に関心を寄せていたことで知られるスペインの画家ジョアン・ミロの版画を交えて取り上げる。詳細笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち ―モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで会期:2023年2月14日(火)~3月26日(日)休館日:月曜日時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※ただし2月14日(火)は10:00開館、2月24日(金)・3月24日(金)は19:00まで開館会場:東広島市立美術館 3階展示室、2階展示室住所:広島県東広島市西条栄町9-1前売券販売所:セブンチケット(セブンコード:098-511)※販売期間:2022年12月17日(土)~2023年2月13日(月)/東広島市立美術館での販売は休館日を除く観覧料:・前売券 一般 960円、大学生 640円・当日券 一般 1,200円、大学生 800円、高校生以下無料※当日券に限り20名以上の団体2割引、高校生以下のこどもを同伴する保護者(2名まで)は3割引(要割引引換券/他の割引券と併用不可)※学生料金は学生証の提示が必要※後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付対象者は提示により、観覧無料。【問い合わせ先】東広島市立美術館TEL:082‐430-7117
2023年02月12日2023年2月3日は節分。豆や恵方巻などを準備する家庭もあるでしょう。節分に向けて、香川県小豆島にある妖怪美術館(@meipam_meiro)が準備した貼り紙に注目が集まっています。どんなものなのかというと…。日本全国の鬼の皆さま小豆島の妖怪美術館よりお知らせです。当館では皆様が安心してお過ごしいただけるよう万全の体制でお待ちしております。どうぞお気をつけてお越しください。 #節分 #節分鬼まつり pic.twitter.com/r0P4Ubwsfw — 妖怪美術館(@meipam_meiro) January 30, 2023 鬼殺隊および桃太郎関係者の入店お断り!なんと、大ヒット漫画『鬼滅の刃』に登場する鬼を狩る組織『鬼殺隊』や、鬼退治でお馴染みの『桃太郎』の入店をお断りする貼り紙です。妖怪美術館が「日本全国の鬼の皆さま小豆島の妖怪美術館よりお知らせです」とツイートし、全国の鬼に向けて発信しました。鬼たちが安心して過ごせるように、一風変わったお知らせをしたようです。ちなみに、妖怪美術館では同月28日まで節分鬼まつりを開催中!鬼の仮装で入館すると割引きになる『鬼割』や、節分の翌日には『節分お疲れ様会』も行われます。そのほかにも、鬼でなくても安心して楽しめるイベントが目白押し!気になる人間のみなさんは、妖怪美術館の公式アカウントをチェックしてみてください![文・構成/grape編集部]
2023年02月03日2023年1月17日、サンローランは2023年冬メンズコレクションを、安藤忠雄が手掛けたことでも話題になったパリの現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」にて発表しました。Courtesy of Saint Laurent前シーズンの続編といえるような最新コレクションは、クリエイティブ・ディレクター アンソニー・ヴァカレロの進化したビジョンを、旧証券取引所の現代美術館 ブルス・ド・コメルス - ピノー・コレクションの大広間で表現しています。創設当初からアートとサンローランは密接な関わりがあります。日本人建築家 安藤忠雄による先鋭的な「構造の中に存在する構造」この空間は、今夜の端的で親密なプレゼンテーションの自然な舞台となりました。Courtesy of Saint Laurent輝くコンクリートの円柱は、前回のメンズショーの中心に配された光り輝く丸いオブジェに呼応しています。完璧さと純粋さを象徴する O のシェイプは、ほとんど意図せずこのような形になり、サンローランではこの形が繰り返し登場する重要な要素となっています。焦点を絞ったこのプレゼンテーションは、洗練され、こだわり抜いたディテールが特徴的です。中でも、流れるようなロングシルエットは、パワーショルダーと細いウエストがポイントとなっています。ブラック、ホワイト、キャメル、ネイビー、そして輝くシルバーといったカラーパレットが、大胆で洗練された印象を強調し、全てのルックが細部まで計算しつくされています。Courtesy of Saint Laurent力強さを感じるシフォンシャツやフード付きのニットチュニックには、地面を覆うようなスウェットパンツ風のパンツを合わせ、全体の仕上がりに着やすさをプラスしています。また、コートは新しいボリューム感を採用しています。形や丈感を再考し、既存のブランドコードを再解釈した斬新なアイテムが生まれました。モヘア、カシミア、サテン、ベルベットといったソフトな素材と、ハードなテクスチャーのコントラストが特徴です。全体を通して、その世界観は驚くほど統一されています。Courtesy of Saint Laurentサンローランを象徴するマスキュリンとフェミニンの融合は、より流動的になり、このコレクションでは男性らしさを取り入れながらも、両方の要素を感じて頂けます。また、最新のウィメンズコレクションで発表されたフード付きのシルエットをさらに進化させ、頭部を覆う“カグール”のメンズルックが登場しています。Courtesy of Saint LaurentCourtesy of Saint Laurent
2023年01月19日出光美術館では、2023年1月7日(土)より、『江戸絵画の華』展が開催される。2019年、同館のコレクションに加わった旧プライス・コレクション約190件のなかから、選び抜いた80数件を、初めて御披露目する展覧会だ。プライス・コレクションとは、アメリカの美術コレクター、エツコ&ジョー・プライス夫妻(プライス財団)によって収集された、江戸時代の絵画を中心としたコレクションのこと。近世美術は没個性で面白みに欠けると思われていた時代に伊藤若冲を発見し、江戸絵画がいかに豊かで多彩な魅力にあふれているかということを、日本人に教えてくれたコレクションといっても過言ではない。プライス・コレクションといえば、とくに有名なのは、伊藤若冲のコレクションである。ジョー・プライス氏が24歳の時、日本美術好きな建築家フランク・ロイド・ライトと入ったニューヨークの古美術商で時に若冲の《葡萄図》に出会い、大学の卒業祝いにもらっていたメルセデス・ベンツの代金を、本作につぎ込んだというエピソードが知られている。作品では、屛風いっぱいに細かく引いたマス目をひき、そのひとつひとつに色を入れながら、動物たちのパラダイスを描いた《鳥獣花木図屛風》や、晩年の軽妙な水墨画なども有名だ。1月7日(土)~2月12日(日)の第1部「若冲と江戸絵画」で、これら若冲の世界や肉筆浮世絵の作品などを紹介。2月21日(火)~3月26日(日)の第2部「京都画壇と江戸琳派」では、旧プライス・コレクションの精華である円山応挙とその周辺の画家たち、また酒井抱一や鈴木其一など江戸琳派の作品を紹介する。第1部の若冲とともに、応挙が57歳の時に手掛けた《懸崖飛泉図屛風》や、源琦、山口素絢、岸駒といった応挙の教え子や強い影響を受けた画家たちの作品、また江戸琳派の、洗練された洒脱な作品など、第2部のコレクションも、心ゆくまで堪能したい。<開催情報>『江戸絵画の華〈第1部〉若冲と江戸絵画 〈第2部〉京都画壇と江戸琳派』会期:〈第1部〉2023年1月7日(土)~2月12日(日)、〈第2部〉2023年2月21日(火)~3月26日(日)会場:出光美術館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(1月9日は開館)、1月10日(火)、 2月13日(月)~2月20日(月)料金:一般1,200円、大高800円※事前予約制公式サイト:
2023年01月06日アートアクアリウム美術館 GINZAは、お正月イベント「アートアクアリウムのお正月」を2023年1月9日(月)まで開催する。「アートアクアリウム美術館 GINZA」のお正月イベント「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、“百華繚乱~進化するアート~”をテーマにした、金魚アートの常設施設だ。7つのエリアで構成される館内では、色とりどりの金魚とともに、非日常的な空間を楽しむことができる。そんなアートアクアリウム美術館 GINZAが、謹賀新年ならぬ“金魚新年”のお正月仕様になって登場。期間中は、松の木が生い茂るトンネル型のイルミネーションや門松など、華やかなお正月飾りが館内を彩る。“紅白カラー”の美しい金魚が集結「アートアクアリウムのお正月」では、縁起の良い“紅白カラー”が美しい金魚が集結。白銀の体に、頭の上の赤い肉りゅうが特徴的な金魚「丹頂」や、”金魚の女王”とも称される大きな尾が魅力的な金魚「土佐錦」などが、お正月飾りで彩られた水槽の中で優雅に泳ぐ。新作の水槽作品「障子リウム」を初披露また、新作の水槽作品「障子リウム」も初披露する。戸枠の一部がガラスになっている障子“雪見障子”をモチーフにした水槽で金魚が舞い泳ぎ、日本庭園を思わせる美しい景色を楽しむことができる。「金魚おみくじ」が期間限定で登場さらに、2023年1月2日(月)から1月9日(月)までの期間限定で「金魚おみくじ」を用意。アートアクアリウムのオリジナルおみくじで、2023年の運勢を占ってみてはいかがだろうか。【詳細】「アートアクアリウムのお正月」開催期間:2022年12月27日(火)~1月9日(月)※2023年1月1日(日)は休館場所:アートアクアリウム美術館 GINZA住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 新館8階営業時間:10:00~19:00(変更になる場合あり)※12月31日(土)は10:00~17:30(最終入場16:30)休館日:銀座三越の休館日に準ずるチケット価格:当日券 2,400円、WEBチケット 2,300円※当日券は銀座三越新館1階にて発売【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(代表番号)
2023年01月01日フランス・パリのルーヴル美術館で販売されている「バーバパパ」のコレクション「バーバルーヴルコレクション」が、プラザ(PLAZA)に登場。2022年12月26日(月)から2023年1月12日(木)まで、全国のプラザ・ミニプラにて販売される。「バーバルーヴルコレクション」がプラザに!『バーバパパ』は、バーバパパ、バーバママ、そして7人の子供たちによる愉快な物語を描いたフランスの人気絵本だ。自由にかたちが変わる姿やカラフルな色使いなど、その個性豊かなキャラクターたちの魅力で、世界中のファンたちに愛され続けている。ルーヴル美術館で販売されている「バーバルーヴルコレクション」は、そんな人気キャラクターたちがルーブル美術館の象徴的な作品に変身を遂げた、ポップでアーティスティックなコレクションだ。プラザで展開される今回は、スケッチブックやクリアファイル、4色ボールペンといった実用的なステーショナリーをはじめ、キーチェーンやスノードーム、パズルなど、使って楽しい雑貨アイテムがラインナップする。【詳細】バーバルーヴルコレクション販売期間:2022年12月26日(月)~2023年1月12日(木)展開:全国のプラザ・ミニプラアイテム例:・ピンバッジ 1,320円・4色 BIGボールペン 990円・スノードーム 2,530円・缶ミラー 1,430円・スケッチブック 2,530円・ノート S 880円・キーホルダー 2,800円※予告なく内容が変更する場合あり。
2022年12月23日神奈川県立近代美術館 鎌倉別館では、コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」を、2023年1月21日(土)から4月16日(日)まで開催する。湯川書房の初回顧展湯川書房は、大阪と京都を拠点に、装幀や製本に意匠を凝らした限定本を手がけた出版社だ。1969年、湯川成一によって設立された湯川書房は、「美しい本」の創造をコンセプトに、辻邦生や塚本邦雄、加藤周一、白洲正子、谷崎潤一郎などの文学作品を、気鋭の美術家の作品と結びつけた「湯川本」を製作。2008年に活動を終えるまで、版画家の木村茂や岡田露愁、柄澤齊、坂東壮一、 染色家の望月通陽、画家の戸田勝久などとの協働のもと、洒脱な装幀を施した書物を世に送り続けた。コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」は、公立美術館では初となる湯川書房の回顧展。美術と文学が共鳴する、工芸品とでもいうべき作品を展示し、湯川書房の全貌に光をあてる。また、印刷を母体として、版画と書物は互いに切り離せない関係にある。本展では、湯川書房で数多くの仕事に携わった柄澤齊にも着目し、文学への深い造詣に基づく「肖像画」シリーズなどの代表作を紹介する。展覧会概要コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」会期:2023年1月21日(土)〜4月16日(日)会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日観覧料:一般 250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上・高校生 100円※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介助者原則1名は無料※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:2月5日、3月5日、4月2日)は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金(65歳以上のぞく)にて観覧可※そのほかの割引については問い合わせのこと※最新情報については美術館ウェブサイトないし電話にて確認【問い合わせ先】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館TEL:0467-22-5000
2022年12月18日メトロポリタン美術館(THE MET)とリリー ブラウン(LILY BROWN)のコラボレーションコレクションが登場。シャツやスウェットなどのウェアアイテムを、2022年12月16日(金)より、リリー ブラウン全国直営店ほかにて発売する。リリー ブラウン×メトロポリタン美術館、初のコラボアメリカ・ニューヨークに拠点を構え、世界屈指のコレクションを所蔵するメトロポリタン美術館とリリー ブラウン初のコラボレーションが実現。「THE MET」ロゴや、美術館の歴史を彩るヴィンテージロゴ、所蔵している絵画をプリントしたアイテムなど計4アイテムを展開する。ストライプ柄オーバーシャツ「スリットスリーブオーバーシャツ」は、ストライプ柄と「THE MET」ロゴのワンポイントが特徴。ルーズに着るもよし、ボトムスにインしてかっちり着るもよしの着回しやすいアイテムに仕上げた。カラーは、ホワイト、グリーン、ブルーの3色を用意する。シックなグリーンカラーのルーズスウェット深みのあるグリーンカラーを採用した「ロゴルーズスウェットシャツ」は、「THE MET」ロゴを胸元に大きく配置。ゆったりとしたシルエットで、デニムともスカートとも相性抜群だ。ホワイトのカラーも取り揃える。“ゴッホのバラ”描いたスウェット&バッグ「Rosesプリントルーズスウェット」には、メトロポリタン美術館に所蔵されているゴッホのバラを前面に大きくプリント。絵画の背景に使用されている淡い色合いのグリーンカラーに合わせて、グリーンとパープルの2色がラインナップする。また、同じ柄のバッグも用意するため、合わせて楽しむことができる。【詳細】メトロポリタン美術館×リリー ブラウン発売日:2022年12月16日(金)取扱店舗:リリー ブラウン全国直営店、リリー ブラウン公式オンラインストア、USAGI ONLINE先行予約開始日:12月13日(火)12:00~※リリー ブラウン公式オンラインストア、USAGI ONLINEにて。アイテム:・サテンボタンコンパクトカーデ 14,960円カラー:BEG / ORG / CHECK・スリットスリーブオーバーシャツ 13,970円カラー:WHT / GRN / BLU・ロゴルーズスウェット 12,980円カラー:WHT / GRN・Rosesプリントルーズスウェット 12,980円カラー:GRN / PPL・バッグ 11,880円カラー:GRN / BLK
2022年12月16日京都府立堂本印象美術館(所在地: )は、コレクション展「音のハーモニー -印象が奏でる風景-」を、会期:2022年12月17日(土)~2023年3月26日(日)にて開催いたします。チラシ会期 :2022年12月17日(土)-2023年3月26日(日)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)観覧料 :一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円( )は20名以上の団体料金65歳以上の方(要公的証明)および障害者手帳をご提示の方(介護者1名含む)は無料主催 :京都府、京都府立堂本印象美術館、京都新聞助成 :一般財団法人地域創造※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を変更する場合がございます。ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。【展覧会概要】堂本印象(1891~1975)は、制作にあたり視覚だけではなく、音を作品に込めることも大切にしてきました。また、後年には《交響》に代表されるように、音楽作品からインスピレーションを得たり、音楽的な要素を作品に取り入れるなどの表現を行いました。本展では、大正時代の小唄絵や、昭和時代初期の宗教画、戦後の抽象画など、音や音楽を感じることができる多様な作品を紹介します。【展覧会のみどころ】●音が交錯しているさまを黒色の線の濃淡と色彩のみで表現した印象の抽象画の代表作《交響》●京の旦那衆の間で流行った小唄を題材に、肉筆浮世絵風に描いた大正時代の《小唄十二月》。●昭和初期に手掛けた大分富貴寺の平安時代壁画の模写●交響曲をイメージしてデザインしたまぼろしの酒瓶その他にも、初期から晩年までの音や音楽を感じることができる多様な作品を一堂に展示。【イベント】ギャラリートーク日時:2022年12月25日(日)14:00~2023年3月18日(土)14:00~場所:2階展示室【野外イベント】第4回野外いけばな展 -京都新世代いけばな展関連事業-会期:2023年2月23日(木・祝)-2月26日(日)場所:京都府立堂本印象美術館 庭園料金:無料【主要出品作品】堂本印象「交響」 1961年(昭和36) 第4回新日展 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「小唄十二月 卯月」 1922年(大正11) 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「公子行絵巻」(部分) 1925年(大正14) 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「薬師浄土(富貴寺本堂壁画)」(部分) 1930年(昭和5) 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「八部衆(下絵)大阪四天王寺宝塔内壁画 乾闥婆」 1939年(昭和14) 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「爽籟高清(右隻)」 1940年(昭和15) 第3回東丘社展 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「爽籟高清(左隻)」 1940年(昭和15) 第3回東丘社展 京都府立堂本印象美術館蔵堂本印象「聖歌」 1969年(昭和44) 第26回東丘社展 京都府立堂本印象美術館蔵【問い合わせ先】京都府立堂本印象美術館〒603-8355 京都府京都市北区平野上柳町26-3TEL : 075-463-0007HP : アクセス: 京都市バス「立命館大学前」下車すぐ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月06日アートアクアリウム美術館 GINZAは、クリスマスイベント「燈りにきらめく冬金魚」を2022年12月26日(月)まで開催する。「アートアクアリウム美術館 GINZA」のクリスマスイベント“百華繚乱~進化するアート~”をテーマにした、金魚アートの常設施設「アートアクアリウム美術館 GINZA」。7つのエリアで構成される館内では、色とりどりの金魚とともに、非日常的な空間を楽しむことができる。2022年の冬は、華やぐクリスマスシーズンに向けて「燈りにきらめく冬金魚」を開催。クリスマスならではの鮮やかなイルミネーションの光で館内を彩る。トンネル型のクリスマスイルミネーション中でも目玉となるのは、”提灯”に見立てた球体の水槽作品が並ぶ「提灯リウム」エリアだ。レッドカラーやゴールドカラーのオーナメントを飾った、クリスマスツリーを思わせるトンネルが出現。水槽の下には、プレゼントボックスを置いて心躍る楽し気なムードを演出する。優しく光る星の飾り日本の寺社建築に見られる回廊を表現した「金魚の回廊」では、クリスマスの飾りを代表する、”ヘルンフートの星”の明かりが灯る。赤と白に光るヘルンフートの星と、左右に並ぶ色とりどりの金魚の水槽がマッチする、幻想的な世界を楽しむことができる。幻想的なクリスマスツリーが登場そのほか、竹をイメージした円柱水槽がぐるっと並ぶ「金魚の竹林」には、美しくライトアップされたクリスマスツリーが登場。「アートアクアリウム美術館 GINZA」ならではのクリスマス空間で特別なひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】「燈りにきらめく冬金魚」~アートアクアリウムのクリスマス~開催期間:2022年11月29日(火)~12月26日(月)場所:アートアクアリウム美術館 GINZA住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 新館8階営業時間:10:00~19:00(変更になる場合あり)休館日:銀座三越の休館日に準ずるチケット価格:当日券 2,400円、WEBチケット 2,300円※当日券は銀座三越新館1階にて発売【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(代表番号)
2022年12月04日世界中で愛されてきた話題のコンテンツ「ゴッホ・アライブ」が、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)にて2022年12月10日(土)から2023年3月5日(日)まで開催いたします。ゴッホ・アライブグランデ・エクスペリエンセズが企画制作したゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会。3,000点以上に及ぶゴッホの名作が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。●みどころ【体感できる!没入型展覧会】ゴッホ・アライブは、時空を超えて来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズに誘います。クラシック音楽が流れる中、ゴッホの作品の3,000以上の画像が壁や柱、天井、床などありとあらゆる場所に映し出されます。細部まで色鮮やかに再現された作品の数々を見れば、ゴッホの当時の思いや感情を感じずにはいられません。一瞬にして来場者をゴッホの傑作の世界に引き込みます。Photo:Grande Experiences【新しいアート鑑賞の形】静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞する―そんな従来の鑑賞法とは全く違い、「五感で」ゴッホ作品を体験し楽しむことができます。場内に一歩踏み入れた時から、光と色、音とアロマの力強いシンフォニーに包まれ、日常を離れてゴッホの世界に引き込まれます。Photo:Grande Experiences【最新の技術】グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4(TM)は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システムで、どんな展示スペースもダイナミックで目を見張るような映像体験空間に変えることができます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りも来場者の体験をさらに増幅させます。(C)RB Create【ゴッホを知る】ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報をゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えて解説します。ギャラリーに入る前にゴッホの人生と作品について学び、これから始まる体験への期待を高めます。【フォトロケーションエリア】ひまわり畑、ファンゴッホの部屋などを再現したフォトロケーションもお楽しみいただけます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホ・アライブ オリジナルグッズ】アクリルキーホルダー〔価格〕各660円(税込)アクリルキーホルダーがまぐちポーチ〔価格〕1,980円(税込)がまぐちポーチウォーターボトル〔価格〕各2,750円(税込)ウォーターボトルトートバッグ〔価格〕各3,080円(税込)トートバッグ 5種類Tシャツ〔価格〕各3,850円(税込)Tシャツ※商品画像はイメージです。【開催概要】展覧会名 : ゴッホ・アライブ会期 : 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)会場 : 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1開館時間 : 10:00~20:00 (日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで休館日 : 12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)主催 : 中京テレビ放送公式サイト: Twitter : @goghalivejp Instagram : @goghalivejp 観覧料 : 一般2,500(2,300)円、高大生2,000(1,800)円、小中生1,500(1,300)円・未就学児無料・()内は前売券・前売券は12月9日(金)まで販売※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日アートアクアリウム美術館 GINZAは、秋イベント「生命の宿る金魚アート」を開催。「アートアクアリウム美術館 GINZA」で金魚アートを鑑賞「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、“百華繚乱~進化するアート~”をテーマにした、金魚アートの常設施設だ。色とりどりの金魚とともに、光や音、香りの演出を施した、幻想的な空間を楽しめる。館内では、様々な色合いで輝く個性豊かな水槽作品を多数展示。光と色が交錯する水槽のなかで、金魚たちが優雅に泳ぐ、非現実的な美しい景色を堪能することができる。金魚×デジタルのアート作品秋イベント「生命の宿る金魚アート」では、芸術の秋に向けて、金魚をテーマにしたアートや伝統工芸作品を複数展示する。中でも注目なのは、「女性と金魚/鯉」をモチーフにしたデジタルアートだ。新進気鋭の様々なアーティストとコラボレーションした、幻想的なアート作品を間近で鑑賞できる。チョークで描いた金魚作品また、チョークアーティスト・Moecoによるチョークで描かれた金魚作品や、歌川国芳による金魚や鯉を描いた作品20点余りを集めた「歌川国芳コレクション」なども取り揃えている。日本の伝統を感じらえる作品そのほか、日本の伝統工芸である江戸切子の中で金魚が優雅に泳ぐ「金魚の飾り棚」や、京都の伝統的な織物・西陣織、日本の伝統芸能である能のお面、盆栽など、日本の伝統美に触れることのできる作品も用意している。とらやとのコラボ羊羹もさらに、アートアクアリウム美術館 GINZAのミュージアムショップでは、とらや(TORAYA)とコラボレーションした「小形羊羹」を販売。とらやを代表する小倉羊羹「夜の梅」を含む5種類の羊羹を、アートアクアリウムオリジナルのパッケージで提供する。【詳細】アートアクアリウム美術館 GINZA「生命の宿る金魚アート」開催日程:2022年11月1日(火)~場所:銀座三越 新館8階住所:東京都中央区銀座4-6-16営業時間:10:00~19:00(変更になる場合あり)休館日:銀座三越の休館日に準ずる ※不定期で休館の場合あり料金:WEBチケット 2,300円、当日券 2,400円【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(代表番号)
2022年11月05日ベルリン国立ベルクグリューン美術館が所蔵する20世紀美術の名品が紹介される展覧会『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』が、国立西洋美術館で10月8日(土)に開幕した。ドイツからやってきた97点の作品のうち、76点が日本初公開となる注目の展覧会だ。ドイツ生まれの美術商、ハインツ・ベルクグリューン(1914〜2007)は、パリで画廊を経営する傍ら、自分の気にいった作品を集め、世界有数の個人コレクションを作り上げていた。彼のコレクションを収蔵・展示しているのがベルリン国立ベルクグリューン美術館だ。同展はベルクグリューンが重点的に収集していたピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティを中心に、国立美術館所蔵の作品や資料も合わせて展示するものだ。見どころは、なんといっても第一級のピカソコレクションが鑑賞できる点だ。ベルクグリューンは画家本人とも交流を深め、コレクションを拡大させてきた。同展出品作も約半数がピカソの作品で、日本初公開の作品は35点に及ぶ。また、展覧会を構成する全7章のうち、3つの章がピカソを紹介する内容となっている。ベルググリューン画廊展覧会カタログ国立西洋美術館研究資料センター蔵1章「セザンヌ──近代芸術家たちの師」では、ポール・セザンヌに着目する。ベルクグリューンは、1990年代までセザンヌをはじめとするポスト印象派の画家たちの作品をコレクションしていた。晩年、コレクションの対象を20世紀美術に特化するために売却されたものの、20世紀美術の祖となるセザンヌの数点の作品は最後まで留められていたという。《セザンヌ夫人の肖像》もベルクグリューンが手放さなかった作品の一つ。実は、この作品をジャコメッティはかつて模写していた。同展では2つの作品を並べることで、画家同士の個性に着目することができる。セザンヌ夫人の顔立ちは若干面長になっているところにジャコメッティの特長が現れている。左:ポール・セザンヌ《セザンヌ夫人の肖像》1885〜86年頃油彩・キャンヴァスベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託右 アルベルト・ジャコメッティ《左:セザンヌの模写―セザンヌ夫人の肖像、右:レンブラントの模写ー窓辺で描く自画像》1956年国立西洋美術館蔵(皆川清彦氏より寄贈)続く2章から4章まではピカソにスポットを当てた章となる。2章「ピカソとブラック──新しい造形言語の創造」では、青の時代に描いた親友の肖像画《ジャウメ・サバルテスの肖像》や、バラ色の時代に好んで描いたアルルカンを描いた《座るアルルカン》など、ピカソのその当時の特徴がよくわかる作品を揃え、キュビスムに向かうピカソを追っていく。2章「ピカソとブラック──新しい造形言語の創造」展示風景続く3章「両大戦間のピカソ― 古典主義とその破壊」では、第一次世界大戦末期から1920年代初頭にかけて古典主義に回帰していったピカソが、シュルレアリストたちの刺激を受け、画風をさらに変化していく過程について、素描を中心にたどっていく。3章「両大戦間のピカソ― 古典主義とその破壊」展示風景4章「両大戦間のピカソ──女性のイメージ」では、1936年に描かれた《緑色のマニキュアをつけたドラ・マール》、1939年に作られた《黄色のセーター》、1942年制作の《大きな横たわる裸婦》と、2つの世界大戦の間で激しく変遷を重ねたピカソの女性像について着目していく。4章「両大戦間のピカソ──女性のイメージ」展示風景5章、6章ではクレーとマティスを紹介展覧会の後半は、クレーやマティスの作品を紹介していく。5章「クレーの宇宙」では、ベルクグリューン美術館が所蔵する約70点のパウル・クレーの作品のうち34点を展示する。作品ごとにタッチやモチーフを大きく変えるクレーの作品は、ピカソからも大きく影響を受けているという。5章「クレーの宇宙」展示風景左:パウル・クレー《植物と窓のある静物》1927年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託右:パウル・クレー《ネクロポリス》1929年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵左:パウル・クレー《暗い扉のある部屋の透視図法》1921年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵右:パウル・クレー《夢の都市》1921年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵ベルクグリューンはマティスの蒐集も非常に重要視した。6章「マティス──安息と活力」では躍動感や生命力に満ち溢れたマティスの作品を見ていく。デッサンや油絵、晩年の切り絵など、その展示作品はバラエティ豊かだ。6章「マティス──安息と活力」展示風景左:アンリ・マティス《レースの襟の絵馬》1915年国立西洋美術館蔵右:アンリ・マティス《家に住まう沈黙》1947年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵左:アンリ・マティス《雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案》1943年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託中央:アンリ・マティス《植物的要素》1947年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵右:アンリ・マティス《ドラゴン》1943-44年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵、ベルクグリューン家より寄託最終章となる7章「空間の中の人物像―第二次大戦後のピカソ、マティス、ジャコメッティ」では、第二次世界大戦後に評価を確立したピカソとマティス、そしてこの時代に円熟期を迎えることとなったジャコメッティの作品で空間を構成する。ベルクグリューンが直接交流を持った3人の作品が一堂に会する空間を体験することで、彼の追求した美がどのようなものかを感じ取れるはずだ。7章「空間の中の人物像 ― 第二次大戦後のピカソ、マティス、ジャコメッティ」展示風景より左:アンリ・マティス《ロンドン、テートギャラリ−の展覧会(1953年)のためのポスター図案》1952年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵 右:アンリ・マティス《縄跳びをする青い裸婦》1952年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵ベルクグリューンの審美眼で選びぬかれた良作ばかりが並ぶ同展は、日本初公開の作品も多く、新しい発見と感動に満ちている。芸術の秋にぜひ訪れてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)、国立西洋美術館にて開催()
2022年10月12日ガラスメーカー「ハリオ(HARIO)」の直営カフェ「ハリオ カフェ 軽井沢安東美術館店」が、軽井沢の美術館「軽井沢安東美術館」内に、2022年10月8日(土)にオープン。ハリオ ランプワークファクトリー(HARIO Lampwork Factory)のサテライトショップとして、アクセサリーなども販売する。「ハリオ カフェ」軽井沢安東美術館内にオープン1921年の創業より多くのコーヒー器具を作ってきたガラスメーカー「ハリオ」の直営カフェが新オープン。画家・藤田嗣治の作品だけを常設展示する日本初の美術館「軽井沢安東美術館」の中に併設される。カフェでは、「ハリオ」の器具で淹れたスペシャリティコーヒーや紅茶を味わえる他、コーヒー・ティー器具を直に手に取って購入することも可能。「ハリオ カフェ」オリジナルアイテムも店頭に並ぶ。限定ガラスアクセサリーも販売また、「ハリオ カフェ 軽井沢安東美術館店」はハリオ ランプワークファクトリー(HARIO Lampwork Factory)のサテライトショップとして、ガラスアクセサリーも販売。職人の手仕事で仕上げた、表情豊かなガラスアクセサリーが揃う。乳白色のブラック、ホワイトカラーが上品なフープピアスやイヤリング、澄んだフラワーモチーフのネックレス、ピアス、メガネを象ったユニークなデザインのブローチなど、限定アクセサリーが展開される。【詳細】ハリオ カフェ 軽井沢安東美術館店※ハリオ ランプワークファクトリー サテライトショップオープン日:2022年10月8日(土)場所:軽井沢安東美術館 館内住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43-10TEL:0267-46-8066営業時間:4月~10月 10:00~17:00/11月~3月 10:00~16:00休日:年末年始※オープン記念として、会計が税込2,200円以上の人にオリジナルグラスをプレゼント。■限定アクセサリー・フジタのフープピアス 乳白色ブラック(ピアス/イヤリング) 各10,780円・フジタのフープピアス 乳白色ホワイト(ピアス/イヤリング) 各10,780円・ネックレス 平和の聖母礼拝堂 フラワー 6,270円・ピアス 平和の聖母礼拝堂 フラワー 8,360円・イヤリング 平和の聖母礼拝堂 フラワー 8,360円・ブローチ フジタのメガネ ゴールド 4,950円・ブローチ フジタのメガネ ロジウムカラー 4,950円
2022年10月10日企画展「鹿児島市立美術館 名品展」が、長野の松本市美術館にて、2022年10月8日(土)から11月27日(日)まで開催される。鹿児島市立美術館所蔵の名品を一挙紹介「鹿児島ゆかりの画家たちの作品」、「19世紀末から現代につながる西洋美術」、そして「郷土の風土に取材した作品(桜島コレクション)」などの収集方針のもと、約4,350点の作品を所蔵している鹿児島市立美術館。企画展「鹿児島市立美術館名品展」では、鹿児島市立美術館が所蔵する日本や西洋の近代美術の名品を紹介する。日本の近代美術では、黒田清輝や藤島武二、和田英作をはじめ、東郷青児、海老原喜之助などの洋画家の作品を展示。また、夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』(初版本)の装幀を手がけた橋口五葉の多方面にわたる画業も紹介する。一方、西洋美術では、黒田清輝などの洋画家がパリで師事した画家ラファエル・コランに始まり、モネ、セザンヌ、ピカソ、マチス、そしてダリなどの作品を通して、印象派の時代から現代に至る流れを通覧する。展覧会概要企画展「鹿児島市立美術館 名品展」会期:2022年10月8日(土)〜11月27日(日)会場:松本市美術館 企画展示室住所:長野県松本市中央4-2-22開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)観覧料:大人 1,200円、高校生・大学生・70歳以上の松本市民 800円、中学生以下 無料※障がい者手帳の携帯者およびその介助者1名無料※20名以上の団体は各200円引き※高校生、大学生・70歳以上の松本市民は、観覧当日、証明書(学生証、免許証など)の呈示が必要※画像の無断転載を禁ずる。【問い合わせ先】松本市美術館TEL:0263-39-7400
2022年10月09日ルイ・ヴィトンは、10月4日午後10時30分 (日本時間) に、ニコラ・ジェスキエールによる新作2023ウィメンズ 春夏コレクションをパリのルーヴル美術館で発表しました。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON@LOUISVUITTON@NICOLASGHESQUIERE#LOUISVUITTON#LVSS23【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、 ルイ・ヴィトンは、 革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。 現在もトラベルラゲージ、 バッグ、 アクセサリーなどの製品を通じて、 クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、 創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。 ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。 伝統を重んじ、 歴史の中で建築家、 アーティスト、 デザイナーに門戸を開き、 プレタポルテ、 シューズ、 アクセサリー、 ウォッチ、 ファインジュエリー、 フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。 これらの丁寧に製作された製品は、 ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2022年10月05日1987年に東京・目黒に開設された目黒区美術館で、開設準備室時代から約40年にわたって築いてきた特色あるコレクションを紐解く展覧会が開催される。題して、『コレクション解体新書』。2部にわけての構成で、第1部の『フジタが目黒にやって来た―作品収集のあゆみ―』は、10月8日(土)から11月20日(日)までの開催だ。開設準備室が1981年に始めた当初の収集の方針は、海外で学び国際的に活躍した作家と、素材や技法の特質をよく示す作品を中心に、日本の近代から現代に至る美術の歴史を俯瞰できるコレクションを目指すというものだった。その最初の収蔵品となったのが、20世紀初頭にパリに留学し、国際的に活躍した藤田嗣治の《動物群》。以後、藤田の油彩画や版画のほか、藤田が挿画を手がけた書籍も含めてその作品群を充実させ、おりにふれて藤田に関わる展覧会を開催してきた。同展のタイトル『フジタが目黒にやって来た―作品収集のあゆみ―』は、そうした象徴的な意味をもつのだろう。同展では約2400点を数えるコレクションから、藤田のように海外で学んだ画家や、洋画家の古茂田守介など目黒にゆかりのある作家たちを紹介。美術館のコレクションは、長い年月をかけて、美術館の活動の展開とともに変化してきた。たとえば、インテリアショップやデザイナーが多い目黒の地域的特性をとらえた同館では、陶芸や染織、デザイン、建築など幅広いジャンルの展覧会を開催してきた。そうした関わりから、生活芸術に関連する作品の収蔵も増えてきたという。同展でも、デザインに優れた作品や、館が新たに収蔵した作品も展示される。興味深いのは、こうした収集の歴史や傾向に目配りしつつ、美術館において作品がどのように収集されるのかがリアルに語られることだ。収集の過程や取得時のエピソード、さらには取得資金の仕組まで、普段はなかなか知ることのできない美術館の舞台裏にもふれることができる。様々なエピソードを知ると、作品がより身近に感じられることだろう。髙島野十郎《百合とヴァイオリン》1921-26年、目黒区美術館蔵秋岡芳夫、 KAK+佐藤電気産業株式会社《クライスラーキャビネットMS-200》1956年、目黒区美術館蔵武内鶴之助《冬の小川》1918年、目黒区美術館蔵飯田善國《目黒川夜景 2》1954-55年、目黒区美術館蔵【開催概要】『コレクション解体新書Ⅰフジタが目黒にやって来た ―作品収集のあゆみ―』会場:目黒区美術館会期:2022年10月8日(土)~11月20日(日)時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(10月10日は開館)、10月11日(火)料金:一般700円、大高・65歳以上550円(11月15日は開館35周年記念日のため、目黒区在住、在勤、在学の方は無料)公式サイト:
2022年09月30日2021年8月から改修工事のために休館していた宇都宮美術館が、9月25日(日)より、約1年ぶりに展覧会活動を再開する。改修後の初の展覧会『これらの時間についての夢』は、開館25周年を記念して、1997年の開館時から現在までに収蔵された名品を「時間」というテーマで多角的に紹介するもの。全館を使った、大規模なコレクション展となる。宇都宮美術館は、20世紀以降の美術・デサイン作品を中心に約6,800点を収蔵し、例年3回のコレクション展を様々な切り口で開催してきた。今回は、同館の25年の企画展ポスターをまとめた年譜を導入部とし、記念すべき第1回コレクション展の再現展示で誕生時を振り返る。続く展示もまた、コレクションの特徴をよく伝えるものだ。時間という目に見えないものに色と形を与えてデザインした時計やカレンダーの作品群は、デザインを収集の軸のひとつとしているこの館ならではのもの。また自然との調和を重視する館らしく、充実した風景画コレクションが一堂に会する。また館を代表する作家マルク・シャガールの生涯を特集する展示も楽しみだ。時間というテーマを設定したことで、これまでにない組み合わせの作品群と出合えるのも魅力だ。たとえば、世界が戦争の恐怖に包まれた両世界大戦間の25年間に制作された日本とドイツの作品を並べて見ることで、新たな気づきが生まれることだろう。コレクションから約200点を精選して展示する同展のもうひとつの呼び物は、大巻伸嗣、髙橋銑、力石咲という現役アーティスト3名が、同展のための新作を発表することだ。外光が差し込む吹き抜け空間でインスタレーションを展開する大巻、同館での下見から着想した映像、写真、彫刻を出品する髙橋、色鮮やかな毛糸でオブジェや建物を編み包む従来を発展させ、糸をほどく様子も見せる新作を構想している力石。三者が三様に、宇都宮美術館の歴史に新たな視点をもたらしてくれるに違いない。力石咲《ニット・インベーダー in 常陸多賀》2016年撮影:木奥恵三 ©︎KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭髙橋銑《Cast and Rot No.25》2022年Photo by Ichiro Mishima, Courtesy of LEESAYAペーター・ベーレンス《電気時計「シンクロン」》1907~08年高橋由一《中洲月夜の図》1878年清水登之《丘に憩う》1933年【開催概要】開館25周年記念全館コレクション展『これらの時間についての夢』会期:2022年9月25日(日)~ 2023年1月15日(日)会場:宇都宮美術館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(10月10日、1月9日は開館)、10月11日(火)、11月4日(金)、11月14日(月]~ 18日(金)、12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)料金:一般1,000円、大高800円、中小600円公式サイト:
2022年09月16日1936年に日本で三番目の公立美術館として開館した大阪市立美術館のコレクションから、厳選された優品を紹介する展覧会が、9月14日(水)から11月13日(日)まで、東京・六本木のサントリー美術館で開催される。大阪市立美術館のコレクションは、日本と中国の絵画や書蹟、彫刻、工芸といった多彩なジャンルを網羅し、また時代も紀元前から近代にまで至る。2026年の開館90周年を前に行なわれる大規模な改修工事による長期休館を機に東京で開かれる同展は、その幅広い時代とジャンルの優品を贅沢に見せる展覧会だ。大阪でもそろって展示されることが滅多にない名品が、館外で一堂に並ぶのは初めてだという。とりわけ関西の財界人によるコレクションをまとめて収蔵する点に特徴があり、コレクターたちの個性がうかがえるのが興味深い。たとえば、中国美術では、中国美術史の王道を行く堂々とした書画を集めた阿部コレクションと、中国の彫刻史を通覧できる石造彫刻を集めた山口コレクション。仏教美術では、真摯な信仰心に裏づけされた田万コレクション。近世工芸では、華麗にして精緻な調度品や印籠・根付を収集したスイス人のカザール・コレクション。そして、近代美術では、近代日本画の名品がそろう住友コレクションと、いずれも特色のあるまとまったコレクションを見ることができる。同館で特に人気の高い中近世の日本美術の名品が数多く展示されるのも、見どころのひとつだ。ユニークな絵巻作品や、狩野派の華やかな大画面の屏風、また同館を代表するコレクションのひとつである琳派の尾形光琳関係資料などからは、多彩な作品や絵師たちを生み出した時代の厚みと多様さも感じられる。展覧会タイトルの「美(み)をつくし」は、難波津の航路の安全のために設けられた標識で、大阪市章にもかたどられた「澪標(みおつくし)」になぞらえたものだとか。「『澪標』のように、美の限りをつくしたコレクションの世界へ身をつくしてご案内いたします」という挨拶の言葉が洒落ている。惲寿平《花卉図冊》清時代17世紀大阪市立美術館蔵【展示期間:10月12日〜11月13日】伝 後柏原院卿内侍《新蔵人物語絵巻》部分室町時代16世紀大阪市立美術館蔵【会期中場面替えあり】狩野宗秀重要文化財《四季花鳥図屏風》六曲一双のうち右隻桃山時代16世紀大阪市立美術館蔵【展示期間:11月2日〜11月13日】葛飾北斎重要文化財《潮干狩図》江戸時代19世紀大阪市立美術館蔵【展示期間:11月2日〜11月13日】銘 八雅《獅子舞牙彫根付》明治時代19〜20世紀大阪市立美術館【全期間展示】【開催概要】『美をつくし―大阪市立美術館コレクション』会期:2022年9月14日(水)~11月13日(日)会場:サントリー美術館時間:10:00~18:00、金土および9月18日(日)・22日(木)、10月9日(日)、11月2日(水)は20:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(11月8日は18時まで開館)料金:当日一般1,500円、大高1,000円/前売一般1,300円、大高800円美術館公式サイト:
2022年08月30日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、9月6日(火)から11月27日(日)まで、展覧会「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」を開催します。本展覧会では、約2年ぶりの展示となる上村松園「花がたみ」「楊貴妃」をはじめとする当館所蔵の珠玉の作品の本画とともに、その下絵・縮図・素描をあわせて展示します。当館では、松園・松篁の下絵・縮図・素描など貴重な資料を多数保管しています。松園は、縮図で学んだものが身について、構図を選び取り、着物の柄まで細心の注意を払ってした下絵を作っています。それらを、本画とともに鑑賞することで、そこに込められた強い思い、後ろに流れる遠大な時間を感じることができます。また、松篁・淳之が、写生によって対象への理解を深め、心の中にイメージを育み、そして、構図を試行錯誤して下絵を作り、一つの作品に結実させていくさまを垣間見ることができます。一幅の宇宙に、理想の世界を生み出そうとした三代の制作の過程を展観します。詳細は別紙のとおりです。別 紙1. 名称 「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」2. 開催期間 2022年(令和4)9月6日(火)~11月27日(日)3. 主催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会場 松伯美術館5. 休館日 月曜日(但し、9月19日(月・祝)は開館し、翌20日(火)は休館10月10日(月・祝)は開館し、翌11日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入館料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「虫の音」、「花がたみ」、「楊貴妃」、「月と花」(個人蔵)、「鼓の音」ほか●上村松篁 「狐」、「夕日」、「白木蓮」、「芥子」、「矮鶏」ほか●上村淳之 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス(株)蔵)ほか* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催 [事前申込による抽選制]1.日時:10月15日(土)14時00分~15時00分2.場所:松伯美術館 講義室3.定員:30名4.聴講料:無料、但し入館料が必要5.申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)郵便番号(2)住所(3)名前(4)電話番号(5)参加希望人数(お申込み者ご自身と同伴者1名、計2名まで)6.申込先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-66667.申込締切:9月30日(金) 当日消印有効※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため立席での聴講はできません。※今後の新型コロナウイルスの感染状況等により、中止になる場合があります。【参考】新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月24日軽井沢のセゾン現代美術館では、「セゾン現代美術館コレクション展Art belongs to everyone」を、2022年9月3日(土)から11月23日(水・祝)まで開催する。セゾン現代美術館のコレクションを紹介1981年8月に開館し、2021年に40年を迎えたセゾン現代美術館。建築の設計は菊竹清訓によるものであり、庭園全体のプランは戦後を代表する彫刻家・若林奮が制作した。広大な庭園には、数々の彫刻作品が点在している。「セゾン現代美術館コレクション展Art belongs to everyone」では、20世紀初頭から現代に至るセゾン現代美術館のコレクション作品を紹介。ワシリー・カンディンスキーやパウル・クレー、マルセル・デュシャン、マン・レイ、ジャクソン・ポロック、加納光於、中西夏之、横尾忠則、宇佐美圭司、大竹伸朗などの作品を展示予定だ。展覧会概要「セゾン現代美術館コレクション展Art belongs to everyone」会期:2022年9月3日(土)〜11月23日(水・祝)会場: セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ケ沢2140開館時間:10:00〜18:00(11月は17:00まで)※入館は閉館30分前まで休館日:木曜日(11月3日(木・祝)は開館)入館料:入館料 一般 1,500円(1,400円)、高校・大学生 1,000円(900円)、小・中学生 500円(400円)※( )内は20名以上の団体料金■出品予定作家ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、マルセル・デュシャン、マン・レイ、ジョアン・ミロ、マーク・ロスコ、ジャクソン・ポロック、ロイ・リキテンスタイン、ジャン.ティンゲリー、イヴ・クライン、アンディ・ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズ、アンゼルム・キーファー、菅井汲、堂本尚郎、加納光於、中西夏之、横尾忠則、荒川修作、宇佐美圭司、山本富章、大竹伸朗、中村一美、小林正人 ほか※出品作家は変更となる場合あり【問い合わせ先】セゾン現代美術館TEL:0267-46-2020
2022年08月22日ホラーの名手ギレルモ・デル・トロがクリエイターを務める、Netflixのアンソロジーシリーズ「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」のティザー動画が公開された。『ババドック 暗闇の魔物』のジェニファー・ケント、『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック、『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ、ドラマ「ハンニバル」のギレルモ・ナヴァロらが各エピソードの監督を務めている。動画では、各エピソードの一部映像が映し出されるとともに、デル・トロ監督が思いを熱く語っている。「『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』は、私が常に作りたいと思っていたショーです。このアンソロジーでは、各エピソードの監督にオーナーシップを与えました。それぞれのエピソードには一つの世界があります。監督たちは、さまざまな楽しみを提供しています。あるものはうまみがあり、あるものは甘みがあり。ひとかじりするごとに、驚きがありますよ」。また、「美しく、現実的な生き物を作りたかったんです」といい、動画ではアンソロジーに登場するモンスターたちも披露。「めちゃくちゃ楽しみ!」「これはメイキング動画も観たくなるね」「各監督の異なるクレイジーなビジョンを共有したい!」など、ファンから期待の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年08月16日展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室3にて開催される。個性豊かな絵本を生む“画材”に注目世界の絵本画家の作品を展示する絵本美術館・安曇野ちひろ美術館では、“画材”に注目した展覧会「絵本画家の絵の具箱展」を開催。個性豊かな作品世界観を構築する油彩、水彩、アクリル絵の具、パステル、マーカーなどの画材や、作家・作品によって異なる技法に焦点を当てる。色彩豊かな油彩作品例えば伝統的な<油彩>の技法で描かれた作品は、イタリアの画家キアラ・ラパッチーニによる『ねえこっちむいて!』を紹介。油彩の発色の良さを生かした、鮮やかな画面が特徴だ。マーカーで描く『すみっこのおばけ』速乾性が高くカラー展開が豊富な<マーカー>に着目するパートでは、子どもに人気の絵本を多く手掛ける武田美穂の作品などを展示。はっきりした線で描かれた親しみやすいキャラクターが登場する『すみっこのおばけ』などを鑑賞できる。画家独自の混合技法もさらに、石膏ボードに<テンペラと油彩>で描く混合技法を用いたチェコ在住の出久根育による『マーシャと白い鳥』など、画家独自の手法も紹介する。【詳細】展覧会「ちひろ美術館コレクション 絵本画家の絵の具箱展」会期:2022年9月10日(土)~12月4日(日)時間:10:00~17:00会場:安曇野ちひろ美術館 展示室3住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)※11月23日(水)は開館、24日(木)は休館出展作品数:約23点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円
2022年08月12日千葉市美術館は、企画展「とある美術館の夏休み」を2022年7月16日(土)から9月4日(日)まで開催する。“日常と非日常のあわい”という視点から美術館を捉え直す誰にとってもいつもと少し違う時間に出会い、ささやかで特別な経験ができる「夏休み」。企画展「とある美術館の夏休み」は、まるで夏休みのような“日常と非日常のあわい”という視点から美術館そのものを捉え直していく展覧会だ。現代美術家の作品と所蔵作品を一緒に展示会場では、“美術館をときほぐす”“作品と出会い直す”“日常で表現する”という3つのテーマのもと、現代美術家やクリエイターなどの作品と、彼らが選んだ千葉市美術館の所蔵作品を展示。伊藤若冲、田中一村、河原温、杉本博司などの所蔵作品を、現代美術家、編集者、デザイナー、雑貨店などさまざまな表現者たちの目を通して紹介していく。中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子も参加たとえば、中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子の4名の現代美術家は、展示ケースや学芸員、監視員といった普段展覧会であまり意識されることのない存在を新作インスタレーションに組み込みつつ、千葉市美術館の所蔵作品と一緒に展示。作品そのものだけでなく、美術館をとりまく要素に着目し、美術館という場所を捉え直す。小川信治や目[mé]の新作インスタレーションまた、2017年と2019年に千葉市美術館で個展を開いた小川信治と現代アートチーム目[mé]は、その際に美術館に所蔵された自身の作品と再び対面。自身の作品と向き合いながら、新たなインスタレーションを制作する。日常生活の中で生まれる表現にも注目さらに、企画展「とある美術館の夏休み」では、日常生活の中でも多様な表現が生まれていることに注目して作品を紹介。日々の生活や感覚を日記で表現するきぐう編集室や、毎日決まった時間にコピー機に自分の顔や手を押し付けてプリントする井口直人、場所・時間・記憶を匂いという切り口で捉えて表現する井上尚子、長谷川義太郎が手掛ける雑貨店・文化屋雑貨店が参加し、日常の表現を見つめ直すことに繋がるような展示を実施する。展覧会概要企画展「とある美術館の夏休み」会期:2022年7月16日(土)~9月4日(日)休館日:8月1日(月)※休室日は7月25日(月)、8月15日(月)開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場受付は閉館の30分前まで会場:千葉市美術館住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生 700円(560円)、小・中学生、高校生無料※障害者手帳所持者とその介護者1名は無料※( )内は前売り、市内在住65歳以上の料金※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額※本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も鑑賞できる【問い合わせ先】千葉市美術館TEL:043-221-2311 (代表)
2022年08月01日ミュベール(MUVEIL)の2022年秋冬コレクションから、ニューヨークのメトロポリタン美術館とのコラボレーションアイテムが登場。2022年8月末より、ミュベールの全国取扱店舗にて順次発売される。ミュベールから“メトロポリタン美術館”とのコラボアイテムミュベールから、世界三大美術館の一つ“メトロポリタン美術館”所蔵の名画をあしらったアイテムが登場。フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)やピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)、エドガー・ドガ(Edgar Degas)の絵画を、Tシャツやプルオーバー、バッグなどに落とし込んだ。3作品を配したTシャツ「THE METコラボTシャツ」には、ゴッホ、ルノワール、ドガの代表的な3作品をそれぞれプリント。後ろ衿にはジャカードで作者名が編み込まれ、裾部分にはラメ糸で“THE MET”が刺繍されている。「桃とブドウの静物」のニット&カーディガンボディ全体に絵を配したニットプルオーバーやカーディガンにも注目。アームや襟には、絵に合わせたカラーが採用されている。ルノワールの「桃とブドウの静物(Still Life With Peaches And Grapes)」やゴッホの「キョウチクトウ(Oleanders)」、ドガの「ダンスクラス(The Dance Class)」のデザインが揃う。ボリューム袖の裏起毛セーターボリュームのある袖が印象的なプルオーバーもラインナップ。切り替え部分には“はしごレース”でアクセントが加えられている。マテリアルにはなめらかな裏起毛素材を採用し、秋冬にぴったりの着心地に仕上げた。ベロア×ファー素材のバッグもコラボレーションバッグも要チェック。毛足の長いベロア素材のボディに、サイドとバックには柔らかいファー素材を合わせた。肩から掛けやすい長めハンドル×たっぷりとしたマチで、デイリー使いにもおすすめだ。【詳細】ミュベール×メトロポリタン美術館発売時期:2022年8月末取扱店舗:ミュベール全国取扱店舗、ミュベール直営公式通販サイトアイテム:・Tシャツ 26,400円・ニットプルオーバー 44,000円・裏毛プルオーバー 30,800円・トートバッグ 30,800円・カーディガン 48,400円※発売時期が変更になる場合がある。※ミュベール直営公式通販サイトでは、7月25日(月)現在予約販売受付中。【問い合わせ先】ミュベールTEL:03-5772-2689
2022年07月28日