ゼンハイザージャパンは12月9日、密閉型ポータブルヘッドホン「HD 630VB」を発表した。発売は12月16日。価格はオープンで、推定市場価格は66,000円前後。HD 630VBは、低域調整機能「VARIABLE BASS BOOST」を搭載。ハウジングに装備したダイヤルを操作すると、低域の量感を調節できる。また、同じくハウジングに、通話や音楽再生などを切り替えるスイッチを備えている。主な仕様は、周波数特性が10~42,000Hz、インピーダンスが23Ω、音圧感度が114dB、ケーブルが3.5mmの右側片出しケーブル(1.2m)、重量が約420g(ケーブル含む)。6.3mm変換アダプタとキャリングケースが付属する。
2015年12月09日オンキヨー&パイオニアイノベーションズ(OPI)は12月8日、ヘヴィメタルバンド「アイアン・メイデン」と共同開発したヘッドホン「ED-PH0N3S」を発表した。発売は1月下旬を予定しており、希望小売価格は税込39,800円。ED-PH0N3Sは、アイアン・メイデンの創始者でもあるベーシスト、スティーブ・ハリス氏がサウンドチューニングに協力した密閉型ヘッドホンだ。40mm径のドライバーユニットではチタンコートを採用して中高域を明瞭化。さらに、複数のサブチャンバーを設けて低域の強化を図るなど、アイアン・メイデンはもちろん、ロック、ヘヴィメタルファンに向けたチューニングが施されている。主な仕様は、再生周波数帯域が10~27,000Hz、出力音圧レベルが105dB、インピーダンスが32Ω、最大入力が800mW、ケーブル長が1.6m、重量が245g。アイアン・メイデンの最新アルバム『The Book of Souls』では、スティーブ・ハリス氏がED-PH0N3Sを着用して、ミキシングしたという。○アイアン・メイデンのカスタムEQもさらに、iOSおよびAndroid向けアプリの「Maiden Audio App」も同日公開。アイアン・メイデンの全メンバーそれぞれが設定したカスタムイコライザーを適用して、音楽を再生できる。
2015年12月08日山陽トランスポートは12月4日、イヤーマフ型のヘッドホン「EEX-HPEM01」を販売開始した。オンラインストア「イーサプライ」での直販価格は1,980円(税込)。耳が当たる裏側が起毛生地になっており、防寒対策しながら音楽を楽しめるイヤーマフ型の有線ヘッドホン。付属コードはボリューム調整と電源オン・オフを切り替えられるスイッチを持つ。ヘッドホンのケーブルは取り外し可能なほか、ヘッドホンジャックは本体に収納できる。ヘッドアームを首の後ろから回す仕様なので、ヘアスタイルが崩れにくい。ヘッドアーム部は伸縮してサイズ調節できるほか、イヤーマフ本体は折りたたんでコンパクトに持ち運び可能だ。本体サイズはW140×D110×H100mm、折りたたみ時のサイズはW130×D60×H90mm、コードの長さは約1.2m。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは32Ω±5Ω。表生地がキルティング加工されたブラックとレッドのほか、編み込みニット素材のホワイトの全3色を用意する。
2015年12月04日DMRは、ヘッドホンのバーチャル試着サイト「VirTry」のオープンを記念し、プレゼントキャンペーンを実施している。VirTryは、ヘッドホンの写真とユーザーの写真を組み合わせ、ヘッドホンを付けたイメージを確認できるバーチャル試着サイトだ。今回のキャンペーンは、ヘッドホンのバーチャル試着サイト「VirTry」が11月20日にオープンしたことを記念したもの。ヘッドホンのバーチャル試着画像をVirTryのギャラリーページに投稿し、優秀作品に選ばれると、ヘッドホンが進呈される。実施期間は12月13日まで。プレゼント賞品は、AIAIAI「TMA-2 DJプリセット」、デノン「AH-MM300」、ULTRASONE「DJ1 Pro」、EOps「Noisezero O2+」から選べる。詳細は同社のWebサイトを参照いただきたい。
2015年12月04日ハーマンインターナショナルは12月3日、AKG(アーカーゲー)の密閉型オーバーイヤーヘッドホン「K550MKII」を発表した。発売は12月10日。価格はオープンで、直販価格は税別26,880円。K550MKIIは、2011年12月に発売された「K550」の音質とデザインを踏襲したオーバーイヤー型ヘッドホン。内蔵の50mm径ダイナミックドライバーは、設計や材料はK550と同一ながら製造ラインを一新しており、K550から音の性格を継承しつつ、高い解像度を実現した。バス・ポートを装備した内部ハウジングを搭載する「インナー・バスレフ・エンクロージャー」や、振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する「ベンチレーション・システム」を採用。ヘッドバンドの内側とイヤーパッドにレザー調の素材を使用し、装着感に配慮している。また、独自の「2D-Axis機構」を採り入れており、平らに折りたためる。主な仕様はK550と共通で、再生周波数帯域が12Hz~28kHz、感度が94dB/mW、インピーダンスが32Ω、重量が3.5g。ケーブルは3.5mmステレオミニのOFCケーブルで、長さ3mの片出しタイプとなっている。6.3mmの変換プラグが付属。重量は本体のみで305gとなっている。
2015年12月03日完実電気は11月30日、タッチインタフェースを搭載したオーバーイヤー型のBluetoothヘッドホン「BeoPlay H7」を発表した。発売は12月3日。価格は税別50,833円。BeoPlay H7は、ハウジングにアルマイト処理を施したアルミニウムを使用するBluetoothヘッドホン。右側のイヤーカップにタッチインタフェースを採用し、通話、再生、停止、曲送り、曲戻し、音量調整などを操作できる。Bluetoothのバージョンは4.1で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xをサポート。8台のデバイスとペアリング可能で、マルチポイント接続にも対応している。ヘッドバンドにはカウスキン、イヤーパッドにはラムスキンを採用。主な仕様は、ドライバー径が40mm、周波数特性が20Hz~22kHz、インピーダンスが33Ω、バッテリー駆動時間が20時間、重量が280g。長さ1.2mのケーブルと、1.3mの充電用USBケーブルが付属する。カラーはNaturalとBlackの2色。
2015年11月30日完実電気は11月25日、MONSTERとサッカー選手・クリスティアーノ・ロナウドのコラボレーション製品として、オーバーイヤーヘッドホン「ROC Sport Black Platinum」、Bluetoothヘッドホン「ROC Sport Freedom」、スポーツイヤホン「ROC Sport SuperSlim」の予約を開始した。発売は12月3日。直販価格はROC Sport Black Platinumが47,304円、ROC Sport Freedomが39,744円、ROC Sport SUPERSLIMが26,784円(すべて税込)。○ROC Sport Black PlatinumROC Sport Black Platinumは、2013年発売の「N-pulse」や2014年発売の「OCTAGON」をベースに開発された特別モデル。回転式のイヤーカップと三つ折りデザインを採用している。DJプレイなどでも使用できるよう、カールケーブルが付属。耳あたりの良いイヤークッションを使用し、長時間の使用にも向いている。重量は約330g。ケーブル長はCTUケーブルが約1.4m、カールケーブルが約1.6m。○ROC Sport FreedomROC Sport Freedomは、「iSport Freedom」をベースに開発された防滴性能を持つBluetoothヘッドホン。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、コーデックはAAC、SBC、apt-Xをサポートしている。CTU(Control Talk Universal)機能を搭載しており、付属のCTUケーブル使用時に音楽の再生、停止、スマートフォンでのハンズフリー通話の受話などを操作できる。バッテリー駆動時間は10時間。重量は220g。CTUケーブル長は約1.4m。○ROC Sport SuperSlimROC Sport SuperSlimは、「iSport Wireless Superslim」をベースに開発されたスポーツ用イヤホン。高音質Bluetoothコーデックのapt-Xをサポートしている。マルチポイント接続に対応し、2台のスマートフォンと同時にペアリング可能。リモコンを装備し、再生、停止、音量調整、曲送り、曲戻しなどを操作できる。バッテリー駆動時間は6時間。ソフトイヤーチップ(3サイズ)のほか、スポーツクリップ、USB充電ケーブル(約1m)、キャリングケースなどが付属する。○製品発表会を実施同社は11月25日に「ROC Sport Black Platinum」「ROC Sport Freedom」「ROC Sport SuperSlim」の製品発表会を開催した。3製品の開発経緯について、「MONSTERのCEO ノエル・リー氏とクリスティアーノ・ロナウド選手は長年の友人であり、二人が歩み寄った結果実現した」と説明。製品の特徴としては、汗に強く、ユーザーの動作に音質が影響を受けにくい点をアピールしていた。発表会ではクリスティアーノ・ロナウド選手からのビデオメッセージが上映されたほか、元サッカー選手の松原良香氏と前園真聖氏がサプライズ登場し、トークショーを繰り広げた。2人は製品について「かっこいい」と口をそろえ、移動中の音楽鑑賞に使用したことを明かした。
2015年11月25日完実電気は11月16日、MONSTERのヘッドホン「DIAMONDZ」に新色クリアブルーを追加した。価格はオープンで、直販価格は税込43,178円。DIAMONDZは、ハウジングにダイヤモンドカットを施したデザイン性の高いヘッドホン。これまでパープルとローズゴールドの2色をラインナップしていたが、新たにクリアブルーを追加する。CTU(Control Talk Universal)機能を搭載しており、音楽の再生、停止、スマートフォンでのハンズフリー通話の受話などを操作できる(付属CTUケーブル使用時)。重量は約338g。CTUケーブル、ストレートケーブル、キャリングケース、メンテナンス用クロス、液体クリーナーが付属する。
2015年11月16日完実電気は11月16日、MONSTERのオーバーイヤーヘッドホン「DNA Pro2.0」を発表した。発売は11月19日。価格はオープンで、直販価格は税込39,938円。DNA Pro2.0は、様々なジャンルの音楽をスタジオクオリティで再生するために開発されたヘッドホン。DJやモニタリングでも使用できるよう、カールケーブルを付属している。iOS向けのプレーヤーアプリ「Pure Monster Sound Experience」を使用すると、DNA Pro2.0に適したチューニングで音楽を楽しめる。三つ折りデザインを採用し、コンパクトに折りたたみ可能。耳あたりのよいイヤークッションを装備しており、長時間のリスニングにも向いている。カラーはマットブラックとタキシードホワイトの2色。重量は約275g。ケーブル長はリモートケーブルが約1.3m、カールケーブルが約1.6m。
2015年11月16日米Optinventは、Android OSとARディスプレイを搭載したヘッドホン「ORA-X」を開発した。現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて資金援助を募っている。11月13日18時の時点で59,000ドル以上を集めており、目標額の60,000ドルをまもなく達成しそうな勢いだ。ORA-Xは、Google GlassのようなARディスプレイを搭載したBluetoothヘッドホン。15フィート(約4.6m)先に仮想ディスプレイを表示し、音と同時に映像を楽しめる。Android OSを内蔵しており、アプリの利用も可能。IngressやPokemon GO (2016年提供開始予定)のような拡張現実ゲームをサウンドとともに楽しめる。ORA-Xは349ドルの出資で1台入手可能。2016年5月に出荷を予定しており、製品化後の販売予定価格は599ドルとなっている。バッテリー駆動時間は約8時間。Wi-Fi機能により、メールやメッセージの受信もOK。500万画素のカメラを搭載し、写真撮影を行える。
2015年11月13日ハーマンインターナショナルは11月12日、AKGのBluetoothヘッドホン「Y50BT」を発表した。価格はオープンで、直販価格は税別16,880円。Y50は、2014年8月に発表されたオンイヤーヘッドホン「Y50」にBluetoothを内蔵した新モデル。Bluetoothのバージョンは3.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-X、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応する。ハウジングには通話用のマイクを内蔵している。カラーバリエーションはY50から一新し、ブラック、ブルー、シルバーの3色をそろえる。バッテリー駆動時間は約20時間。主な仕様はドライバーサイズが40mm、インピーダンスが32Ω、周波数特性が17Hz~20kHz、感度が105dB/mW、重量は245g。ヘッドホンケーブル、充電用USBケーブル、キャリングポーチが付属する。
2015年11月12日メディア・インテグレーションは11月10日、米Apogee Electronicsのハイレゾ対応USB DAC搭載ヘッドホンアンプ「Groove 30th Anniversary Edition」を発表した。発売は11月17日。受注生産となっており、推定市場価格は税込89,800円。Groove 30th Anniversary Editionは、2015年6月に発売したUSB DAC搭載ヘッドホンアンプ「Groove」の新モデル。Apogee Electronicsの創業30周年を記念して開発された。DACチップにはESSテクノロジーのSABRE32こと「ES9016」(8ch対応)を搭載し、PCM 192kHz/24bitの再生に対応する。また、独自の回路デザイン「コンスタント・カレント・ドライブ」を採り入れ、ヘッドフォンのインピーダンスに関わらず、リニアで忠実な再生を可能にするという。本体はアルミ製でサイズはW30×H16×D95mm、重量は45.35g。電源はUSBバスパワー。最大出力レベルは225mW(30Ω)。周波数特性は10Hz~20kHz。ダイナミック・レンジは119dB。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS 10.8以降。
2015年11月11日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは11月9日、対象製品の購入者にヘッドホン「ES-FC300」をプレゼントするキャンペーン「オンキヨー&パイオニア オーディオいい音キャンペーン」を実施すると発表した。対象製品の購入期間およびキャンペーン実施期間は2015年11月10日~2016年1月31日。CDレシーバーなど11製品のいずれかを購入したユーザーの中から抽選で1,000名に、オンキヨーブランドのヘッドホン「ES-FC300」をプレゼント。応募は同社Webサイトにて受け付ける。ES-FC300は40mm径のドライバーを搭載したヘッドホン。再生周波数帯域が10Hz~27kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが97dB/mW、最大許容入力が1,000mW、重量が240g。カラーはレッド、バイオレット、ホワイトだが、応募時に希望カラーは選択できない。キャンペーン対象製品は以下の通り。CD/SD/USBレシーバーシステム「X-NFR7X(D)」CD/SD/USBレシーバー「NFR-9X(S)」ネットワークCDレシーバー「CR-N765(S)」「CR-N765(B)」CDレシーバーシステム「X-U5X(B)」「X-U5X(W)」ネットワークCDレシーバー「XC-HM82-S」CDミニコンポーネントシステム「X-CM35-K」「X-CM35-W」「X-CM35-R」「X-CM35-T」
2015年11月09日アユートは11月6日、米MASTER & DYNAMICのヘッドホン「MH40」「MH30」とイヤホン「ME03」「ME01」の新色を発売した。価格はいずれもオープン。直販価格(税込)は、MH40が55,500円、MH30が44,400円、ME03が22,200円、ME01が18,800円。今回発売したのは、ヘッドホン「MH40」「MH30」のGUNMETAL/BLACKモデル・SILVER/BROWNモデルや、イヤホン「ME03」「ME01」のGUNMETALモデル。4製品は4月24日に発表され、いずれも8月7日にブラックモデルのみを発売している。MH40は、45mm径のネオジウムドライバーを搭載したアラウンドイヤータイプのヘッドホン。イヤーカップには剛性の高いアルミ素材を採用しており、振動を抑制する。右ハウジングにミュートボタンを装備している。MH30は、40mm径のネオジウムドライバーを搭載したオンイヤータイプのヘッドホン。折りたたみ機構を備える。素材は、イヤーカップにアルミ、ヘッドバンドとイヤーカップの表面にヘビーグレイン・カウハイド、ヘッドバンドの裏側とイヤーパッドにラムスキンを使用している。ME03とME01は、8mm径のネオジウムドライバーを搭載したダイナミック型イヤホン。ハウジングはアルミ製となっている。両製品は同じドライバーユニットを使用しているが、それぞれ異なったサウンドチューニングが施されている。
2015年11月06日ランドポートは11月5日、イヤマフ型のBluetoothヘッドホン「Music Earmuff Bluetooth」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,450円。Music Earmuff Bluetoothは、USB充電式のBluetoothヘッドホン。スマートフォンなどとワイヤレス接続して音楽を聴けるほか、イヤーマフラーとして防寒グッズを兼ねる。ヘッドバンドには音量調節、再生、一時停止、曲送りなどを操作するボタンを装備。バッテリー駆動時間は10時間。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、出力が0.5W×2、サイズがW165×H190×D95mm、重量が132g。カラーはブラックとキャメルの2色。充電用ケーブルが付属する。
2015年11月05日ローランドは、ダンス・ミュージック分野で定評のあるヘッドホン・ブランド「V-MODA」とコラボレートした、同社ダンス・ミュージック製品「AIRA」ブランドのヘッドホン「M-100AIRA」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税抜4万円前後。同製品は、V-MODAのフラグシップ製品「Crossfade M-100」のAIRAバージョンで、ダンス・ミュージックに特化した「AIRA」シリーズの太いサウンドの魅力をあますところなく体感することができるモデルとなっているとのこと。高い環境耐性を兼ね備えた堅牢な設計のボディーに、大口径50mmの高解像度のデュアル・ダイアフラム・ドライバー(振動板)を搭載。引き締った重低音と、バランスの良い高音域を再生できる。また、AIRAロゴのイヤーシールド、グリーンライン入りヘッドバンドとXLメモリークッション採用の大型イヤーパッド、ラージサイズキャリングケース、ストレートケーブルを備えるなど、V-MODA×ローランドのコラボレーションモデルならではの特別仕様となっている。
2015年11月04日独Sennheiserは11月3日(現地時間)、1991年に発売されたヘッドホンシステム「Orpheus」の後継モデルとして「HE 1060 / HEV 1060」を発表した。ヘッドホン部「HE 1060」と真空管アンプ部「HEV 1060」を組み合わせたモデルで、ドイツでは2016年中旬ごろ、約50,000ユーロ(日本円で約664万円)で発売する予定だ。日本での発売時期や価格、販路などは未定。HE 1060 / HEV 1060は、8本の真空管を搭載したヘッドホンアンプとコンデンサー型ヘッドホンを一体化したハイエンドオーディオシステムだ。アンプのハウジングには、アンプのコアを保護する効果があるイタリア・カララ産大理石を使用。操作ボタンを押すとクオーツガラス管に包まれた真空管がせり上がり、ガラス製のヘッドホンカバーも同時に開く。ヘッドホンには本革製のイヤーカップを使用。アンプ部のDACチップにはESSテクノロジー製の「SABRE ES9018S」を採用し、PCM 384kHz/32bitやDSD 5.6MHzの再生に対応する。再生周波数帯域は8Hz~100kHz。HE 1060 / HEV 1060は、10月8日に日本で開催された独Sennheiserの設立70周年記念パーティーにて初公開されていた。
2015年11月04日MSYは10月30日、米Polk Audioのオンイヤー型ヘッドホン「Buckle」と「Hinge」を発売した。希望小売価格はBuckleが23,000円、Hingeが14,800円(すべて税別)。Buckleは、独自技術「Polk Optimized Electro-Active Tuning」を採用し、中域の広がりと低域の反応を向上させたヘッドホン。イヤーパッドには外音を最小限に抑える「The Passive Isolation Technology」を採り入れている。ヘッドバンドは人間工学に基づいてデザインしており、安定した付け心地を実現した。本体素材には本革を使用している。主な仕様はドライバー径が40mm、再生周波数帯域が10Hz~21.5kHz、インピーダンスが24Ω、出力音圧レベルが99.7dB、ケーブル長が120cm、重量が332g。カラーはブラックアンドシルバーとブラウンの2色。Hingeは軽量で持ち運びに向いたオンイヤー型ヘッドホン。Buckleと同様に独自技術「Polk Optimized Electro-Active Tuning」を採用している。素材には本革を使用。アルミ製のヒンジを採用しており、コンパクトに折りたためる。主な仕様はドライバー径が40mm、再生周波数帯域が10Hz~21.5kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが107dB、ケーブル長が120cm、重量が206g。カラーはシルバーとブラウンの2色。トラベルバックが付属する。
2015年10月30日エミライは10月24日、MrSpeakers社の平面駆動タイプのヘッドホン「ETHER」を発売した。希望小売価格は248,400円(税別)。東京・中野サンプラザで開催中の秋のヘッドフォン祭 2015にて実機を出品している。○オープンエアータイプの「ETHER」ETHERは、新技術「V-Planar振動板」を採用した平面駆動型のオープンエアーヘッドホン。分割振動を起こしにくい平面駆動型の振動板でも、実際には中心がたわむため、完全なピストンモーションにするのは難しいという。V-Planar振動板は、振動板の全体にアコーディオンのようなシワを刻むことで分割振動を抑制する技術だ。また、バッフル板は精度の高いアルミ合金の削り出し加工で作成。3Dプリンタによって成型された音質調整機構も装備しており、奥行きや空間の表現に優れた、スピーカーライクな音場を提供するヘッドホンとなっている。○密閉型モデルも登場ETHERを密閉型にしたのが、「ETHER-C」。10月最終週以降の発売予定となっており、希望小売価格は248,400円(税別)だ。ETHER-Cでは密閉型専用のチューニングを施し、ハウジングにカーボンファイバーを使用している。
2015年10月25日●リファレンス機「HD 800」の後釜登場ゼンハイザー・ジャパンは10月24日、開放型ヘッドホンのフラッグシップモデル「HD 800」とヘッドホンアンプ「HDVD 800」の次世代バージョンを、東京・中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭 2015」にて参考出品した。○開放型のリファレンス機「HD 800S」ゼンハイザーの「HD 800」といえば、2009年の発売以来揺るぎない地位を獲得している開放型ヘッドホンのリファレンス的存在。最近でこそ「MOMENTUM」や「HD 630VB」といった密閉型モデルも展開しているが、開放型こそがゼンハイザーの真骨頂でありアイデンティティと言っていい。そんなフラッグシップモデルの次世代バージョンが、今回公開された「HD 800S」だ。同じモデルナンバーは800に「S」が添えられていることから、iPhoneにおける「Sモデル」の扱いをつい連想してしまうが、さにあらず。折しも来日していたプロダクトマネージャーのAxel Grell氏に話を訊くと、モデル名に追加された「S」には2つの意味があるという。「ひとつはSymmetricの「S」であり、バランス接続の改良を意味する。もうひとつはドイツを代表するスポーツカー、ポルシェ 911カレラSの「S」だ」。その言葉には、HD 800のひとつの特徴であるバランス接続に磨きをかけ、スピーディかつスポーティーなイメージを与えようとする意図が伺える。設計上の変更点には、アブソーバーの追加が挙げられる。各周波数帯域のレスポンスをフラットに保てるようになり、結果としてアコースティックな音質向上効果を得られたという。カラーリングはHD 800のシルバーからブラックに変更されているが、ドライバーやハウジングデザインには手を加えていないとのこと。ケーブル素材にも変更はないという。後述するヘッドホンアンプ「HDVD 800改」とバランス接続して試聴したところ、HD 800譲りのワイドな音場感がさらに広がり、さらに一音一音の粒立ちがくっきりとした印象だ。HD 800の特徴である解像感の高さはそのまま、連なる音がぼやけることもなく、静謐な空間に楽器の存在が浮かぶかのよう。基本的にはHD 800のキャラクターを引き継いでいるが、ウェイト調整したスポーツ選手のごとき"体のキレ"が感じられる。「バランス接続を意識してチューニングした」(Axel Grell氏)という開発コンセプトは、素直に頷けるところだ。気になる価格だが、HD 800より若干高めになることが見込まれる。発売は「2015年内、できれば12月上旬の発売を目指している」(Axel Grell氏)とのことで、ヘッドホン愛好者には格好のクリスマスプレゼントとなりそうだ。●DSD 5.6MHz対応に進化する「HDVD 800改」○DSD 5.6MHz対応に進化する「HDVD 800改」ゼンハイザーの「HDVD 800」は、192kHz/24bit対応のUSB DACを内蔵する同社初のヘッドホンアンプ。USB以外にもAES/EBUとS/PDIF、同軸という計4系統のデジタル入力、XLRバランスとRCAアンバランスのアナログ入力を装備、計6系統の入力をサポートする。ヘッドホン出力はバランス駆動(XLR)2系統とシングルエンド2系統の計4系統だ。デジタル入力を省いた兄弟機「HDVA 600」ともども左右対称のバランス回路設計であるなど、開発時点で同社が理想としたヘッドホンシステムを具現化した製品といえる。今回参考出品された「HDVD 800改」(モデル名はまったく未定のため仮にこう呼ぶ)は、デジタル回路を大幅に刷新。DACチップにBurr-brown 7094を搭載することにより、DSD 5.6MHzのネイティブ再生をサポートした。ただし、アナログ部分の設計は変更されておらず、「DSD再生に対応すべく、DACの変更およびDAC周辺の設計見直しとPLLの改良を行った」(Axel Grell氏)とのことで、ディスクリート構成など音に対するのアプローチは大きく変わらないようだ。見たところ、ボディカラーはブラックに変更されているが(HDVD 800はシルバー)、前面・背面ともコネクタの数に変更はない。筐体デザイン・サイズとも変更点は確認できず、前面に刻印されたモデル名も「HDVD 800」のままだ。入力信号がPCMかDSDかを識別するためのLEDも見当たらない。「まだ最終仕様ではなく、音質面でのチューニングを含め細部はこれから詰める」(Axel Grell氏)とのことで、あくまで試作品段階と理解したい。前述したとおり「HD 800S」とバランス接続のうえ試聴したが、音の印象はほぼそのままHDVD 800だ。デモ環境の都合で試聴した曲はPCM(FLAC)のみということもあるが、DACの変更を含めヘッドホンアンプとしての個性を打ち出すアコースティックなチューニングの段階には至っていないらしい。発売時期をたずねると、「2016年中には発売したい」(Axel Grell氏)との回答を得たが、HDVD 800が発表から発売まで約1年待たされたことを思い返すと、予定は未定と考えていたほうが精神衛生上いいかもしれない。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日まで開催される。
2015年10月24日OPPO Digital Japanは10月23日、平面磁界駆動型ヘッドホン「PM-3」の新色を発表した。発売は10月30日。価格はオープンで、推定市場価格は53,000円前後(税込)。PM-3は、2015年3月に発売されたアラウンドイヤータイプのヘッドホン。ハイレゾロゴを取得している。振動板全体が均一に振動する「平面磁界駆動型」を採用し、音源を正確に再現する。新たに追加されたのは、チェリーレッドとスチールブルーの2色。カラーバリエーションは現行のブラック、ホワイトと合わせて4色となる。平面磁界駆動ユニットの口径は55mm、周波数特性は10~50,000Hz、インピーダンスは26Ω、感度は102dB、装着圧力は5N、重量は320g。ケーブルは着脱式となっている。ホワイトとブラックには長さ3mのケーブルと1mのケーブルが付属したが、チェリーレッドとスチールブルーには1mのケーブルのみ付属する。また、PM-3用のGNDセパレート接続ケーブル「6N-OFC Balanced Headphone Cable」も発表した。発売は10月24日で、希望小売価格は税別9,900円。ケーブルの長さは1.2mとなっている。
2015年10月23日Skullcandy Japanは10月1日、同社初のBluetooth対応ヘッドホン「Hesh2 wireless」「UPROAR WIRELESS」を発売した。希望小売価格はHesh2 wirelessが13,800円、UPROAR WIRELESSが7,400円(いずれも税別)。Hesh2 wirelessは、2013年発売の「Hesh2」をベースに開発されたBluetooth対応ヘッドホン。50mm径のドライバーを採用している。ヘッドバンドには耐久性の高い人工皮革を使用。イヤーカップに操作ボタンとマイクを搭載している。バッテリー駆動時間は約15時間。インピーダンスは35Ω。重量は180gだ。UPROAR WIRELESSは、コンパクトなオンイヤー型ヘッドホン「UPROAR」をベースとしたBluetooth対応ヘッドホン。ドライバー径は40mmとなっている。バッテリー駆動時間は約10時間。インピーダンスは32Ω。重量は123gだ。
2015年10月21日アユートは10月16日、Astell&Kernブランドと独beyerdynamicのコラボレーションヘッドホン「Astell&Kern AK T1p」(以下、AK T1p)を発表した。発売時期や価格は現時点では未定。AK T1pは、Astell&Kernブランドと独beyerdynamicによるセミオープン型のヘッドホン。8月21日発表のフラッグシップヘッドホン「T1 2nd Generation」をベースに開発しており、ポータブルプレーヤーとの組み合わせを想定している。T1 2nd Generationと同じく、beyerdynamicの独自技術「テスラテクノロジー」の第2世代を採用。T1 2nd Generationは600Ωのハイインピーダンスヘッドホンだが、AK T1pのインピーダンスは32Ωとなっている。再生周波数帯域は5Hz~50kHzで、感度は102dB。ケーブルは着脱式で、3.5mmステレオミニケーブルとバランス出力対応の2.5mm4極ケーブルが付属する。長さはいずれも1.5m。素材には7N OCF線を使用している。本体の質量は360g(ケーブル含まず)。AK T1pは、10月24日・25日に東京都・中野サンプラザで開催する「秋のヘッドフォン祭2015」に出品される。
2015年10月19日S’NEXTは14日、finalブランドのヘッドホン「SONOROUS」シリーズとして、プレステージモデル「SONOROUS X」と「SONOROUS VIII」を発表した。10月末から発売する。価格はオープンで、推定市場価格(税込)は「SONOROUS X」が629,000円前後、「SONOROUS VIII」が388,000円前後。○SONOROUS X「SONOROUS X」は、「SONOROUS」シリーズの中でハイエンド仕様となるプレステージモデル。フロントプレート一体型でアルミ切削の50mmドライバーユニットを搭載し、細部まで明瞭な音を出力するとしている。振動板にはチタンを採用しており、生産機器も自社開発することで精度を高めた。ハウジングには剛性の高いアルミとステンレスの切削品を使用。共振点の異なる金属を重ねることで、共振を抑制する効果が得られる。イヤーパッドは縦にも横にも同等の伸び率を持ち、適度な経時変化で耳になじむ合成皮革を用いた。ケーブルはロック機構付きの着脱式。3.5mmのコネクタは金メッキが施され、ケーブル長は1.5m。感度は105dB、インピーダンスは16Ω。重量は約630g。シリアル番号とライセンスキーが付いたステンレス製保証カードが同梱される。○SONOROUS VIII「SONOROUS VIII」は、アルミ切削ハウジングとチタン振動板の50mmドライバーユニットを採用するサウンドステージモデル。明瞭な音質を出力し、滑らかな高音再生が楽しめる。きょう体には硬質ABSを使用し、精度を高めつつ不要な振動を抑制。シボ塗装も施されている。イヤーパッドは縦にも横にも同等の伸び率を持ち、適度な経時変化で耳になじむ合成皮革。ケーブルはロック機構付きの着脱式。3.5mmのコネクタは金メッキが施され、ケーブル長は1.5m。感度は105dB、インピーダンスは16Ω。重量は約490g。シリアル番号とライセンスキーが付いたステンレス製保証カードが同梱される。
2015年10月16日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10月14日、オンキヨーブランドからハイレゾ音源対応の密閉型ステレオヘッドホン「H500M」、インナーイヤーヘッドホン「E700M」など合計9製品を発表した。発売は11月中旬で、価格はオープン。○「H500M」H500Mはハイレゾ音源の再生に対応した密閉型ステレオヘッドホン。最適化設計された40mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーにより、7Hz~40kHzの広帯域再生を実現した。ハウジングにはアルミ素材を使用し、本体の共振を防ぐほか、外部の騒音も遮断して音のディティールまで楽しめるという。主な仕様はインピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが105dB、最大入力が50mW。コードを除く重量は179g。ケーブルは着脱式のツイストケーブルで、長さは1.2m。通話切り替え機能を備えるコントロールマイクを持つ。カラーはブラック、ホワイトの2種類。推定市場価格は税別26,800円前後だ。○「E700M」E700Mはハイレゾ音源の再生に対応したセミオープンタイプのインナーイヤーヘッドホン。13.5mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーによって、6Hz~40kHzの広帯域再生を実現した。軽量なアルミハウジングを採用し、本体の共振を防ぐ。イヤーチップとして、ソフトなシリコンチップと遮音性に優れるComply製チップを、それぞれS/M/Lの3サイズ同梱する。主な仕様はインピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが108dB、最大入力が30mW。質量が18g。ケーブルはツイストケーブルで、長さは1.2m。コントロールマイクも搭載。カラーはブラック、ホワイトの2種類。推定市場価格は税別13,800円前後。○「E600M」「E600M」は、軽量ボイスコイルを採用した13.5mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーによって、クリアなボーカルと量感のある重低音を両立したセミオープンタイプのインナーイヤーヘッドホン。主な仕様は再生周波数帯域が6Hz~25kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが108dB、最大入力が30mW。質量が14g。ケーブルはツイストケーブルで、長さは1.2m。推定市場価格は税別10,800円前後。○「E300M」「E300」「E200M」「E200」「E300M」「E300」「E200M」「E200」は、8.6mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーを採用したセミオープンタイプのインナーイヤーヘッドホン。オーバル型ノズルで快適に装着できるという。E300MとE200Mはコントロールマイクを搭載する。推定市場価格はE300Mが6,800円前後、E300が5,400円前後、E200Mが4,500円前後、E200が3,800円前後(いずれも税別)。
2015年10月14日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10月14日、パイオニアブランドの密閉型ヘッドホン新製品として「SE-MX8」「SE-CX7」「SE-MJ771BT」「SE-CL712T」の4モデルを発表した。発売はいずれも10月下旬で、価格はオープンとなっている。○SE-MX8SE-MX8はクラブミュージック向け「Superior Club Sound」シリーズの最新モデル。ハイレゾ音源に対応し、5Hz~4kHzまでのワイドレンジ再生が可能だ。CCAW(銅被膜アルミニウム線)ボイスコイルと、大型の強磁力希土類マグネットを採用したφ40mmのドライバーによって、透き通った中高域、豊かで迫力ある低域を実現している。振動板は振幅対称性を向上させたことで、低歪化、低域感度の向上、広帯域再生が可能となった。ハウジング外部にはチャンバー(空気室)を備え、レスポンスに優れた低域再生、外部騒音に対する遮音性能を高めた。ハウジングのフロント容積を増やすことで重低音と空気感を出し、クラブフロアにいるような臨場感あるサウンドを目指している。再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、インピーダンスは45Ω。出力音圧レベルは100dBで、最大入力は1,000mWとなっている。質量はコードを除いた状態で233g。推定市場価格は税別19,800円前後だ。○SE-CX7SE-CX7もクラブミュージック向け「Superior Club Sound」シリーズのインナーイヤーヘッドホン。新開発の「BASS EXCITER 2」を搭載し、強い低音を体感できるよう設計されている。BASS EXCITER 2がイヤホンチップ先端から低周波数振動を発生させ、迫力のある重低音を実現。特殊フィルムを使った振動板と強磁力希土類マグネットを搭載する高性能ダイナミック型ドライバーによって、豊かな低音、クリアな中高音を提供するという。再生周波数帯域は4Hz~30kHzで、インピーダンスは28Ω。出力音圧レベルは103dBで、最大入力は100mWとなっている。質量はコードを除いた状態で11g。推定市場価格は税別14,800円前後だ。○SE-MJ771BTSE-MJ771BTは「BASS HEAD」シリーズで培った迫力ある重低音再生を実現するBluetoothヘッドホン。コーデックはSBCのほか、高音質なaptX、AACにも対応している。NFC(近距離無線通信)をサポートし、対応するスマートフォンなどとワンタッチでペアリング可能だ。再生周波数帯域はBluetooth接続時で9Hz~22kHzで、インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは105dBで、最大入力は1,000mWとなっている。電源は内蔵バッテリーで、約5時間でフル充電される。連続で最大32時間の連続通信(音楽再生も含む)が可能だ。質量は215g。推定市場価格は税別9,800円前後だ。○SE-CL712TSE-CL712Tはリーズナブルなインナーイヤーヘッドホン。φ10mmのドライバーを採用する。再生周波数帯域は5Hz~22kHzで、インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは105dBで、最大入力は100mWとなっている。質量はコードを除いた状態で4g。推定市場価格は税別1,980円前後だ。
2015年10月14日パナソニックは10月14日、ハイレゾ音源に対応したステレオヘッドホン「RP-HD5」を発表した。発売は11月14日。価格はオープンで、推定市場価格は12,000円前後(税別)。RP-HD5は、密閉型オーバーヘッドタイプのヘッドホン。2014年10月に発売された「RP-HD10」の設計思想を継承した、ハイレゾ対応のエントリーモデルだ。新開発のφ40mmHDドライバーを搭載。振動板の形状を最適化したことによって、応答性に優れるほか、低域から広域までバランス良く再生できるという。不要な振動や共振を抑える制振構造ドライバーフレームを採用。再生周波数帯域は4Hz~40kHzで、インピーダンスは44Ω。音圧感度は99dB/mWで、最大入力は1,000mWとなっている。独自のHS(Horizontal Slide)アジャスト機構を採用し、ヘッドバンドを水平方向にスライドさせることで、ハウジングとヘッドバンドを頭の形状にフィットするよう調整可能だ。ケーブルは片出しタイプで、長さは約1.2m。質量はケーブルを除いた状態で約228g、コードを含む状態で約240g。
2015年10月14日オーディオテクニカは10月8日、アートモニターシリーズのヘッドホン「ATH-A1000Z」「ATH-A900Z」「ATH-A500Z」を発表した。発売は11月13日。価格はオープンで、推定市場価格はATH-A1000Zが50,000円前後、ATH-A900Zが25,000円前後、13,000円前後(すべて税別)。ATH-A1000Z、ATH-A900Z、ATH-A500Zはいずれも53mm径のドライバーを搭載。二重構造ハウジングにより空気のダンピング効果を高め、伸びやかな低音を再現する。ほどよい密閉感をもたらす新3D式ウイングサポートを採用。イヤーパッドには低反発素材を使用しており、長時間のリスニングでも疲れにくい。○ATH-A1000ZATH-A1000Zは、ハイレゾ再生が可能なモニターへッドホン。高純度アルミ製ハウジングと、不要な振動を抑えるマグネシウム製バッフルを搭載する。加えて、音の再現性を高める「一体型ヨーク」を装備しており、ドライバーの駆動力を向上させている。ケーブルは両出しで、左右独立構造のものを採用している。主な仕様は、再生周波数帯域が5~43,000Hz、インピーダンスが44Ω、出力音圧レベルが101dB/mW、最大入力が2,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、重量は265g。○ATH-A9000ZATH-A9000Zは、ATH-A1000Zと同じくハイレゾ音源の再生に対応している。ケーブルは片出しで、絡みにくい高弾性エラストマーシースコードを採用する。主な仕様は、再生周波数帯域が5~40,000Hz、インピーダンスが44Ω、出力音圧レベルが101dB/mW、最大入力が2,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、重量は335g。○ATH-A500ZATH-A500Zは、5~34,000Hzの再生周波数帯域を持つモデル。ただし、ハイレゾロゴは取得していない。ATH-A9000Zと同じく、絡みにくい高弾性エラストマーシースコードを装備したモニターヘッドホンだ。主な仕様は、インピーダンスが40Ω、出力音圧レベルが100dB/mW、最大入力が1,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、重量は300g。
2015年10月08日オーディオテクニカは8日、SOLID BASEシリーズの密閉型ポータブルヘッドホン「ATH-WS770」「ATH-WS550」を発表した。発売は10月23日。価格はオープンで、推定市場価格はATH-WS770が15,000円前後、ATH-WS550が8,000円前後(すべて税別)。ATH-WS770とATH-WS550は、ともに53mm径のドライバーを搭載したポータブルヘッドホン。空気制動を均一化し、低域と中高域のバランスを調整する技術「トップマウントPCB」を採用している。○ATH-WS770ATH-WS770は、ドライバー背面の同心円状に均等な間隔で3つのベント(空気孔)を配置しており、きょう体内部の空気を最適化する。剛性の高いアルミニウム材による制振設計デュアル・エンクロージャーを採用している。主な仕様は、再生周波数帯域が8~29,000Hz、インピーダンスが38Ω、出力音圧レベルが100dB/mW、最大入力が1,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、ケーブル長が1.2m、重量が265g。カラーはBRDとGMの2色。○ATH-WS550ATH-WS550は、リング状に成型したアルミニウム材を使用する制振エンクロージャーを採り入れている。主な仕様は、再生周波数帯域が8~24,000Hz、インピーダンスが38Ω、出力音圧レベルが106dB/mW、最大入力が750mW、プラグが3.5mmステレオミニ、ケーブル長が1.2m、重量が254g。カラーはBRD、BGD、WHの3色。
2015年10月08日オーディオテクニカは10月8日、アートモニターシリーズの最上位ヘッドホン「ATH-A2000Z」を発表した。発売は11月13日。価格はオープンで、推定市場価格は80,000円前後(税別)。アートモニターシリーズは同社の製品ラインアップにおいて、ホームユースのスタンダードモデルという位置づけ。今回の新製品では、1994年のシリーズ誕生から初めて、ドライバーユニットの改良を伴う前面フルモデルチェンジを行った。ATH-A2000Zはチタニウムハウジングを採用した、密閉ダイナミック型の高級モデルだ。53mm径のドライバーは日本国内の職人が一点一点作り上げ、素材にドイツ製バーメンジュールや純鉄ヨークを使用。中高域は超硬質特殊コーティングダイヤフラムによって、低域は二重構造のハウジング(D.A.D.S.構造)によって、音質を高めている。装着性については、新3D方式ウイングサポートが安定感を、低反発素材を使った立体縫製イヤーパッドが快適なフィット感をもたらす。再生周波数帯域は5~45,000Hzで、ハイレゾロゴを取得している。その他の仕様は、出力音圧レベルが101dB/mW、最大入力が2,000mW、インピーダンスが44Ω、重量が294g。ケーブル長は3mで、4芯構造、左右両出し方式となっている。6.3mm/3.5mmの2ウェイプラグには金メッキが施されている。
2015年10月08日