サンワダイレクトは31日、Bluetooth 4.0対応のアルミ製ヘッドセット「400-BTMH002」シリーズを発売した。直販価格は税込3,480円。環境騒音を抑えるCVC(Clear voice capture)機能が備わった、Bluetooth対応ヘッドセット。本体の素材に、つや消し処理が施されたアルミを採用している。ハウジング部分に電源スイッチや音量調整ボタンを用意する。マルチポイント機能を内蔵し、同時に2台のデバイスと接続可能。イヤーフックは着脱可能で、左右の付け替えが行える。本体にリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、2時間の充電で約7時間(通話時)駆動する。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP。本体サイズはW8×H60×D25.7mm。重量は約10g。カラーはゴールドとブラックの2種類。
2015年08月03日サンワダイレクトは31日、Bluetoothヘッドセット「400-BTMH002」シリーズを発売した。直販価格は税込3,480円。400-BTMH002シリーズは、環境騒音を低減するCVC(Clear voice capture)機能を持った、Bluetooth 4.0対応のアルミ製ヘッドセット。ハウジング部分に電源スイッチや音量調整ボタンなどを搭載。マルチポイント機能を備えており、同時に2台のデバイスと接続できる。イヤーフックは着脱可能で、左右の付け替えが可能だ。本体にリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、2時間の充電で約7時間(通話時)駆動する。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP。本体サイズはW8×H60×D25.7mm。重量は約10g。カラーはゴールドとブラックの2種類。
2015年08月03日プリンストンは24日、ハンズフリーで使用できるBluetoothヘッドセット「PTM-BEM9」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。7月31日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別5,537円前後。耳に装着してハンズフリー通話が可能なBluetooth 4.0対応ヘッドセット。本体の周りを耐衝撃バンパーで覆っており、不意に落下したときの衝撃などから内部パーツを保護する。内部基板表面には耐水性ナノコーティングが塗布されており、防滴にも配慮済み。イヤホン部分はカナル型で、ノイズキャンセリング機能を搭載。遮音性が高いだけでなく周囲の雑音をカットしてクリアな音声を伝える。本体にはリチウムポリマー電池を内蔵し、連続通話時間は約5時間。充電はUSBポートなどから行う。充電時間は約2時間。左右どちらの耳にも装着可能で、大 / 中 / 小の3サイズのイヤーパッドとイヤーグリップが付属。同時待ち受け台数は2台。対応プロファイルはHSP / HFP / A2DP。本体サイズはW21×D30×H64mm、重量は約10g。
2015年07月24日●感情に対する意識の変化と、自身を支える"島"単なるファンタジーではない。ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)は、人として大切なことを教えてくれる。本作の主人公は、11歳の少女ライリーの頭の中にある"ヨロコビ""カナシミ""イカリ""ムカムカ""ビビリ"という5つの感情。彼らが"頭の中"で繰り広げる感動の冒険が多くの人の共感をよび、全米では続編を除くピクサー・アニメーション映画でオープニング歴代1位の興行収入をたたき出した。日本語吹き替え版では、女優の竹内結子が"ヨロコビ"の声を、大竹しのぶが"カナシミ"の声を担当。ともにディズニー声優初挑戦となった2人も、この作品と出会ったことで、人として大切な多くのものを学んだという。――頭の中の感情の動きを描いた本作ですが、お2人もこの映画に関わったことで、ご自身の頭の中がどうなっているか考えるようになりましたか?竹内:この作品と出会ったことで、自分の気持ちがグチャグチャになる時や、整理がつかない時に、ライリーと同じように何かが起きているんだなって、あんまり自分を責めるのはやめようと思いました。そういう時もあるなって。感情の一部がどこか旅に行って戻ってきたらちゃんとリセットできる、もしくはお休みした分を補えるようになるから焦るなよって自分に言えるようになりました。自分の中で混乱してしまう時も、否定しなくていい。肯定するというか、迷うっていうことは何か理由がある。それが見つかるまでいいんじゃないかなって。また、人に対しても寛大になれる気がしました。あの人の中にも、きっといろんなことが起きているんだって。大竹:若い時は、イカリとかムカムカとか、そういう感情たちがいっぱい活躍していたけれども、だんだん自然にヨロコビが中心にいてほしいなって思うようになる。この映画を見て、余計にそれを意識できるようになりました。だから、優しくしたいと思うし、自分にも優しくありたいなって。「ヨロコビ頑張れ」「ヨロコビいてね」みたいな感情があります。竹内:でも、自分に甘くすることはできても、優しくすることって難しくないですか? 怠けたりすることはいくらでもできるけど、自分を思いやるって照れくさいというか、やり方がわからないというか…。大竹:自分にヨシヨシって。ヨシヨシ頑張ったねって。竹内:どこまでやったらヨシヨシって言っていいんだろう。大竹:ちょっとでも!竹内:言ってやろう! 今日メイク落としたら言ってやろう!大竹:ヨシヨシ結子!竹内:頑張った! よしっ結子エライッ!大竹:結子、明日も頑張れ!なんか誰も言ってくれない、さみしいじゃん私たちみたいな(笑)。でもいいの、自分で言おう!竹内:はい!(笑)――作品の中では、一つ一つの出来事が"思い出ボール"となり、思い出が蓄積すると人格を形成する"島"がつくられますが、ご自身の中にはどのような"島"があると思いますか?竹内:食べることが好きっていうことは、食がらみのものがあると思うんですよね。大竹:"食べ物"の島があるんじゃないの? それが壊れたら大変だよね。竹内:"食べ物"の島…たぶん私にとって大きな島! 食べられなくなった途端に、ショボーンってなると思いますね。――特に何がお好きなんですか?竹内:アルコール飲料も好きだし、甘いものも辛いものもいけます。小さい時も、おやつに対する執着心は強かった気がしますね。均等に分けるっていうのも、分けるのにルールを決めていて、分ける係の人は小細工しないように、一番最後に選ぶっていう。とにかく、公平に公平に分けようとしていました。切った人から好きなのをとっていいとすると、間違いなく自分に有利なように切り分けますよね。そうではなく一番最後というルールなので、その時の緊張感はいまだに覚えています(笑)。――大竹さんはいかがですか?大竹:いっぱいありますけど、"旅"っていうのは一つ。子供が小さい時は子供と一緒に夏休みどこかに出かけたり、スキーに行ったり、旅行の記憶はすごく大事だなと思いますね。――一番印象的な旅行は?大竹:最近だと、インドに行ってきました。あと、バリ島に行って山登りをしたりとか、けっこうアクティブなんです(笑)。全部プライベートで行ったんですけど、仕事だと美しい"思い出ボール"になるまではいかないのかもしれない。やっぱり、プライベートで自分が行きたいところに、行きたい人と行くっていうのが、きちんとした記憶につながるのかなと思いますね。●声優参加して気付いたディズニーの魅力――お2人はこの作品がディズニー声優デビュー作となりましたが、見ている側から演じる側になって気付いたディズニー映画の魅力や驚きはありますか?竹内:見ている側だった時は、おもしろいなすてきだな、いい話だなってただ浸っているだけだったんですが、実際に吹き替えとして参加してみると、ちゃんと人がつくっているものなんだなと感じました。ファンタジー、アニメーションの世界っていうよりも、人の血が通った物語なんだなって。そういう風につくっている人の気持ちがより身近に感じられるようになりましたね。大竹:(中村)勘九郎君の子供、2歳の子供とかがすごい興奮してて、「こんな小さい子まで喜んでくれるんだ!」みたいな(笑)。そういう映画に出ているっていう、ディズニーのすばらしさをあらためて感じました。娘もすごいねって。参加しているだけで認めてくれて、本当にすごいんだなって思いましたね。――娘のIMALUさん、Instagramでも絶賛されていましたね!大竹:そうみたいです。「すっごいよかった! 泣く」って。「これは絶対見なくちゃいけない映画だ」とか言って、この間のイベントの時も、「一緒に行って宣伝したいくらいだ」って言ってました(笑)。――親子の会話にもつながる映画ですよね。大竹:「お母さん、今イカリがあるんだな」とか、子供たちが思うかもしれないし、そういう風になったらいいなって思います。竹内:親子もそうですけど、例えば恋愛する世代でもいいし、あとは自分がわからなくなったすべての人に対して。「私、今やりたいことがないな」「進路どうしよう」とかモヤモヤしたものを持っている人にも見てもらいたいですね。――竹内さんが演じられたヨロコビについて、ピート・ドクター監督は「元気が良すぎても嫌われてしまいがちで、バランスが大事だった」とおっしゃっていましたが、演じる際にバランスを意識しましたか?竹内:ヨロコビの場合は、ポジティブすぎて後ろを振り返らない、人を思いやらないという良くない点もあって、よくしゃべるしテンションも高いので、キャンキャン耳にうるさくくる話し方にはならないようにしようとは思いました。でも、オリジナル方の声がジェットコースターのようだったので、そこになんとかついていかなくちゃという感じでした。そして、アフレコの監督から、言い回しを柔らかく言ってみようとか、ここは強く言ってみようとか、そういうアドバイスをいただきながらやりました。――大竹さんは、「悲しんでいることに快感を覚えていった」と話されていましたが、沈み込みすぎてはダメとか、そのあたりはどう調整されたんですか?大竹:結子ちゃんがワ~ッて言うのに対し、「だって、しょうがないんだもん…」「私のこと嫌いでしょ…?」みたいな。ヨロコビにしたらイラつくくらいだと思うんですけど、そのあたりがユーモアのあるような感じになればいいかなと思いました。あと、声を低くすると、クレヨンしんちゃんみたいな「なんとかだも~ん」「ほほぉぉ~い!」みたいになっちゃうのを気を付けました(笑)。全然役作りとは違うけど。竹内:役作りというか、もうすでにある役だから、いつものお芝居とは違うなって。自分がすでにある役に近づけていく、それを日本語で表現する、みたいな感じでした。そして、人の癖っていろいろあるんだなと思いましたし、人の話すスピードについていくということで、滑舌が鍛えられました!大竹:早口だったもんねぇ。
2015年07月24日11歳の少女ライリーの頭の中の"感情たち"を描いたディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)で、フィルムメーカーのこだわりが伝わる比較画像が22日、公開された。公開された画像は、予告編および字幕スーパー版(オリジナル版)の本編と、日本語吹き替え版の本編の同じシーンを比べたもの。オリジナル版では、ライリーの嫌いな食べ物は"ブロッコリー"だが、日本語吹き替え版では"ピーマン"になっている。ピクサー・スタジオのこだわりの一つとして挙がるのが、誰が映画を見ても”自分の物語”として楽しんでもらいたいというフィルムメーカーの強い思い。本作の主人公である"感情たち"の名称も、各国それぞれの"感情"を表す言葉をつけてほしいというフィルムメーカーの要望で、日本を含め世界42言語の感情名が誕生した。今回の日本語吹き替え版の"ピーマン"への変更も、日本の観客に映画を"自分の物語"として楽しんでほしいという強い思いから実現。アメリカでは子供が嫌いな食べ物の上位はブロッコリーだが、日本で上位となるのはピーマンやニンジン。ブロッコリーは嫌いな食べ物というイメージがないことを知ると、世界中で日本のみピーマンに変わった。本編のアニメーション映像そのものも変更しなければならないという非常に大掛かりな作業となったが、タイトなスケジュールの中、該当シーンのブロッコリーはすべてピーマンへ変えられた。ディズニーの担当者は「画面の隅々までこだわり抜き、心を込めて創り上げた作品になっています。"あなたの物語"として楽しんでもらえたらうれしいです」とコメント。鑑賞者にわかりやすくストーリーを伝えるため、細部までこだわったディズニー/ピクサー。このブロッコリーだけでなく、"イカリ"が持っている新聞の文字や看板など、日本語吹き替え版のためだけに変更しているシーンはほかにも存在する。2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月22日11歳の少女ライリーの頭の中を舞台に、5つの“感情たち”が主人公となる感動と冒険のファンタジー『インサイド・ヘッド』。実は公開後早くも、ひそかな“カナシミ”ブームが巻き起こっているのをご存知だろうか?「もう歩けない…」「私なんて…」という後ろ向きな口グセに初めはイライラしていた人も、映画の鑑賞後はみんな、カナシミが大好きになっているという。そんな“ネガティブ可愛い”カナシミの魅力に迫った。まず注目すべきは、カナシミの愛くるしいビジュアル。いま流行の丸メガネに、柔らかなボブヘア、ちょっぴり大きめのセーター姿のカナシミは、『ベイマックス』を想像させるようなマシュマロボディ。本作を観た人からは、「カナシミが丸メガネっ子で可愛すぎ」「セーターのたっぷり感がかわいい」「絶対に触り心地良さそう」など、その魅力にハマる人が続出。その可愛さは子どもたちからも大好評で、「(カナシミの)すぐ元気をなくして、だらけちゃうところが好き」や「マイペースなところが好き」といった感想もあり、世代を超えて愛される魅力があるようだ。さらに、“なぜ、カナシミが必要なの?”という言葉通り、カナシミが存在する大切さには感動の声が寄せられている。映画の冒頭では、ヨロコビ、ビビリ、イカリ、ムカムカは、ライリーを泣かせることしかできないカナシミを邪魔者扱いする。しかし、ヨロコビはカナシミとの冒険を通じて、“カナシミにしかできないこと”に気づいていく。例えば、ライリーが幼いころの空想上の友達ビンボンが泣いているとき、ヨロコビはビンボンをどう慰めていいか分からない。だが、カナシミは、ビンボンがなぜ悲しいのか、話に耳を傾け、そっと気持ちに寄り添い、一緒に悲しむことでビンボンを慰めてあげたのだ。すると、ビンボンは気持ちがすっきりし「ありがとう、カナシミ」と感謝を述べる。それを見たヨロコビは、いままで泣かせることしかできないと思っていたカナシミの存在にハッと気づかされ、観客もまた、カナシミに感情移入していくことになる。ヨロコビがカナシミの必要性に気づいていく様子には、大人からは「カナシミは自分の成長や次に進むために必要なことだと気づき、愛しくなった」「マイナスイメージになりがちなカナシミという感情も、人生には必要だというメッセージに感動した」といった声が寄せられ、子どもたちからも「(カナシミは)最初は暗かったけど、最後にヨロコビと仲良く楽しそうにしていて好きになった」「カナシミの役割はないと思っていたけど、最後はすごく感動した」と、感動の声が続々。しかも、ディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』でシンデレラ役を演じ、『ピッチ・パーフェクト』などで日本でも大ブレイク中のアナ・ケンドリックまでも、ツイッターで「ねぇピクサー、悲しい瞬間に周りに気づかれないよう、鼻をすすれるように大きな音の音楽を入れているのかしら」とつぶやき、本作を見て泣いてしまったことを明かしている。いつもハッピーで、幸せいっぱいとは限らないのが人生。カナシミが必要なワケを、シンデレラも思わず涙する本作から確かめてみては?『インサイド・ヘッド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月21日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、少女時代のモヤモヤを解消する『インサイド・ヘッド』です。* **大人泣きすることってそうそうあるもんじゃないのが、お仕事バリバリなanan世代女子。でもね、この映画『インサイド・ヘッド』は泣かせるわよ~。アニメなんぞで泣くもんか!という方、だまされたと思って観てごらんなさい!物語の主人公は11歳の少女ライリー。ミネソタの田舎で幸せに育ってたある日、パパの仕事の都合で大都会サンフランシスコに引っ越すのね。多感なお年ごろの彼女は、新しい環境になじめないだけじゃなくて、思春期独特の反抗期まで始まっちゃうの。そのとき、彼女の頭の中では、それまでヨロコビが取り仕切っていた感情たちが大パニック。なんせ対応したことがないことばかりが起きるもんだから、どうしてよいモノやら。しかもカナシミが暴走して突飛な行動に出たばかりに、ヨロコビとカナシミが感情コントロールの司令部から記憶の平野へ追いやられちゃって、残されたビビリ、イカリ、ムカムカだけになっちゃう。これね、子供向けのキャラクターアニメと思いきや、大人の階段を上った皆さんだったら必ず共感できる感動作なの。思春期の抑制できない感情の動きを、ものすっごくわかりやすく描いているのね。そもそも子どもって、笑ったり泣いたり怒ったりイライラしたりっていうのがシンプルじゃない。でも、考えてみて。いつのころからか、喜怒哀楽が入り交じった思い出ができたり、空気を読んで感情を抑制したりできるようになるでしょ?それって「だって大人のオンナになったから」で片付けちゃうもんだけど、じつは大人の階段を上る過程でいろんなことが起きてるのよね。たとえば、子どもは夢想空想をよりどころにしてることがあるけど、ふと気づくと、いつも夢想していたことを忘れてしまっているのよね。それがいわば、成長過程における意識・無意識の整理。人間の記憶って都合よくできてて、暮らしていくうえで必要なことだけを記憶して、必要ないとみなしたことは無意識のほうに追いやっちゃうのね。また、年ごろの反抗期っていうのも、感情の抑制がうまくいかなくなってるだけで、思い返してみると「大人げないわ~」って思えるようになるでしょ?そういったことを、ライリーちゃんの成長とともに描いているのがこの作品なの。だから、作品で描かれているディテールは置いといて、観ている人自身が自分の思春期のことを思い出しちゃう。それも不思議と具体的に思い出せるというマジックつき(そこもまた、人間の記憶の都合のいいところ)。「これは、あなたの物語」っていうキャッチコピーがついてるけど、まんざらウソじゃないってことだわよ。それもそのはず。監督曰く「僕の子育ての経験で、娘がだんだん別の人間になっていく過程をみてきたから、それをベースにしている」っていうんだもの。そりゃリアルだわ。だから、この作品はむしろ大人向き。しかも大人の女性ほど、忘れ去っていた少女時代や親不孝時代などなどを思い出しちゃうの。それどころか親御さんと一緒に観るのもいいかも。大人になったからこそ、モヤモヤしていた時代のことを親子そろって反省できる材料になるもの。こんな全世代網羅のオリジナル脚本を作りだしたピクサー、エライ!!◇『インサイド・ヘッド』(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.◇じつは脳科学の専門家へのリサーチもバッチリしていてぬかりない。だけど、小難しいこと抜きがピクサー式。監督/ピート・ドクター声の出演/エイミー・ポーラー(竹内結子)ほか7月18日より全国ロードショー。(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.※『anan』2015年7月22日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2015年07月21日ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)の本編冒頭2分間をノーカットで見られる映像がこのほど、公開された。公開された映像で描かれるのは、生まれたばかりのライリーを中心に、家族の幸せがあふれる一幕。優しい両親に見守られるライリーの頭の中には"ヨロコビ"も誕生し、"ヨロコビ"が感情の操作盤に触れると、ライリーは幸せそうに笑う。その笑顔を見た両親もうれしそうな表情を見せ、幸せに包まれたライリーの誕生が印象的なワンシーンになっている。続けて、両親が「はじめまして、ライリー」と語りかけると、ライリーの頭の中には、人生初の思い出ボールが出現。幸せにあふれた思い出として、"ヨロコビ"と同じ黄色に輝くボールがライリーの人生における最初の思い出となる。思い出ボールの意味を理解した"ヨロコビ"がボールを転がすと、進んでいくボールに併せて真っ暗だった壁に幻想的な風景が浮かび上がる。このように映像では、人生で初めて生まれる感情が"ヨロコビ"であることが明かされる。しかし、「すてきよね。ライリーといつまでも二人っきり」と"ヨロコビ"が口にした直後、ライリーは泣き出してしまう。どうしたのかと周りを見れば、そこには物憂げな表情で感情の操作盤に触れる"カナシミ"の姿が。そして、ライリーの人生を幸せな思い出でいっぱいにしたい"ヨロコビ"は、"カナシミ"と操作盤を奪い合い、「感情はこの後、どんどん増えていくのよね」という、これからの展開を思わせる"ヨロコビ"の言葉で映像は終わる。本作は、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』を手がけたアカデミー賞受賞監督であるピート・ドクターが、自身の娘の成長からヒントを得て製作。誰の頭の中にもあるけれど誰も見たことがない"感情たち"を主人公に、「子供から大人への成長」という普遍的なテーマを描く。(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月19日ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)と、ファッションニュースサイト「FASHION HEADLINE」、女性向け映画サイト「cinemacafe.net」が共同でクラッチバックを製作。公開前日に、同バックが完成した。本作の舞台は、ひとりの少女の頭の中。楽しい気分にする“ヨロコビ”、悲しい気分の時に現れる“カナシミ”、怒りを爆発させる“イカリ”、嫌いなものを拒絶する“ムカムカ”、安全を守る“ビビリ”…と少女の感情をキャラクター化するという斬新な設定で話題を集めている。さらに日本語吹き替え版の声優を、女優の竹内結子(ヨロコビ役)と大竹しのぶ(カナシミ役)が務めており、主題歌には「DREAMS COME TRUE」が起用された。今回の共同で製作したバックには、ヨロコビとカナシミの手書きイラストをプリント。さらに、「It’s a great day!」「I don’t think this happy thing is going to work.」というそれぞれのキャラクターらしいセリフもプリントされており、折り方次第でその時の気分が表現できるものとなっている。生地として使用しているのは、昨年から引き続く流行のデニム素材。丈夫でありながらも柔らかく、夏休みの旅行などの際にはバック・イン・バックとしても活躍してくれるはず。色合いもベーシックな濃紺とあってカジュアルなスタイルにぴったりなアイテムとなっている。『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国にて公開。
2015年07月17日いよいよ7月18日(土)に公開を迎えるディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』。この度、冒頭のノーカット映像が公開された。11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”。ある日、突然の引っ越しによってライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが“指令部”から行方不明になってしまう。ヨロコビとカナシミがいなくなり、すっかり心を閉ざしたライリー。“感情たち”はライリーを救えるのか?そしてカナシミに隠された、驚くべき秘密とは…。監督を務めるのは、『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター。日本語吹き替え版キャストは、ヨロコビ役を竹内結子、カナシミ役を大竹しのぶが務める。今回、公開となった映像で描かれるのは、生まれたばかりのライリーを中心に、家族の幸せが溢れる一幕。優しい両親に見守られるライリーが目を開き、初めて外の世界を見るとヨロコビも誕生。彼女が感情の操作盤に触れると、ライリーは幸せそうに笑う。その笑顔を見た両親も嬉しそうな表情を見せ、人生で一番最初に生まれる感情は“ヨロコビ”だということが分かる印象的なワンシーンだ。両親が「はじめまして、ライリー」と語りかけると、ライリーの頭の中には彼女の人生初の思い出ボールが。幸せに溢れた思い出として、ヨロコビと同じ黄色に輝くボールがライリーの人生の一番初めの思い出となるのだ。そして、思い出ボールの意味を理解したヨロコビがボールを転がすと、進んでいくボールの動きに併せてピクサーが描きだす、頭の中の世界が明らかになっていく。「素敵よね。ライリーといつまでも二人っきり」と幸せに浸るヨロコビだったが、笑顔だったライリーが泣き出してしまう。周りを見渡すと感情の操作盤にいたのはカナシミ。「私はカナシミ」と自己紹介するもライリーは泣きっぱなし。そんなライリーを見てヨロコビはカナシミが操作盤に触れないよう奪うのだが…。家族の愛情がギュッと詰まったこちらの映像。イカリ、ムカムカ、ビビリたちの誕生は劇場で確認してみて。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月17日ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』の冒頭映像がノーカットで公開になった。人間の“頭の中”を舞台にした本作はどのように幕を開けるのだろうか?『インサイド・ヘッド』冒頭映像ウィリアム・シェイクスピアは「人間が泣きながら生まれてくるのはこの世を嘆いているからだ」と書いたが、本作の主人公ライリーの頭の中に最初に生まれる感情は“ヨロコビ”だ。赤ん坊のライリーの頭の中にあたたかな光が生まれ、それはやがて“ヨロコビ”になる。ヨロコビはライリーの感情を決める司令部からライリーの誕生を祝福する父と母の穏やかな表情を見つめ、感情を決めるボタンを押す。ライリーは笑顔になり、家族の幸福なひとときはライリーの“記憶”になった。記憶はボールに収められ、司令部に設置されたレールの上を華麗に移動する。映像にも徹底的にこだわるピクサーらしく、キャラクターの表情、ボールの表現、ライティングの美しさ、司令部の愛らしいデザインなど見どころ満載のカットが次々に登場する。ちなみにヨロコビにあふれた幸福な時間が続いたのは最初の数十秒だけ。司令部には新たに“カナシミ”が現れ、ライリーは多くの赤ん坊と同じく声をあげて泣き始める。映像はここで終わっているが、やがて彼女の頭の中にはイカリやムカムカ、ビビリが登場。どの感情もそれぞれに役割を持っており、ライリーはすくすくと成長する。しかし、彼女の一家が引越しを決めたことから事態は一転。無邪気に過ごしてきたライリーは環境の変化に戸惑い、やがて自分の気持ちを上手にコントロールできなくなってしまう。一方、司令部内でもトラブルが発生し、ヨロコビとカナシミが司令部から放り出されてしまう。このままではライリーは2度と笑顔になることができないとヨロコビは帰還を決意するが、頭の中と外で次々に事件が起こり、ライリーも感情たちもピンチを迎える。つねに物語こそが最も大事と言い続けてきたピクサーらしく、たったの数分で物語の設定や魅力を見事に伝えている映像で、続きが気になる内容になっている。『インサイド・ヘッド』7月18日(土)全国ロードショー
2015年07月17日ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が間もなく公開になる。本作では11歳の女の子の”頭の中”を舞台に、様々な感情たちが登場し、まだ誰も観たことがない壮大なアドベンチャーが描かれる。一方で本作を手がけたピート・ドクター監督は「この映画には、リアルな深みがある」という。その他の画像本作の舞台は11歳の少女ライリーの頭の中。そこではヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリが暮していて、ライリーの感情を決めているが、彼女の一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。ライリーは自分の感情を上手にコントロールできなくなってしまい、頭の中ではヨロコビとカナシミが感情を決める司令部から放り出されてしまう。ドクター監督は「ライリーが成長するところをどうやってドラマにするか、何度も変更を繰り返した」という。「最大の変更点はたぶん……最初は、ヨロコビとビビリが一緒に旅に出ることになるはずだったんだ。でも、それはあまりいい組み合わせじゃないことに気づいた。もし、ヨロコビのストーリーを大事にするなら、ビビリを取り除いて、カナシミと組み合わせるべきだと思ったんだ」。11歳の子が変化し、成長していくドラマを描くためには、カナシミという感情は絶対に必要だった。「もし、カナシミにとってテーマがあるとすれば、それは喪失だ。それは、人生で何かが失われるという事実と向き合う手助けをしてくれる。成長する時に、それはどうしようもないことだ」。そこにはドクター監督の父親としての視点も盛り込まれている。「父親として、子供たちと走り回って、遊んだり、ふざけあったりするのがなくなることは悲しいよ。なぜなら、僕の娘は大きくなって、昔とは違うやり方で触れ合うようになっていったからだ。そういった複雑さが、作品を興味深くしているんだと思う。もしすべてが悪くて、すべてが良ければ、あまりに白黒がハッキリしすぎている。この映画には、リアルな深みがあるんだ」。ドクター監督作品の最大の特徴は、ワクワクするドラマの奥底に“喪失”の感情が描かれていることだ。「この映画は、成長することを描いている。僕ら大人は、真実であろうとなかろうと、子供時代のことをもっとシンプルな時代として振り返る。物事がとてもクリアーで強い時代だったと。そして、大人になった今、人生はもっと複雑なように見える。子供の頃のハッピーな思い出でさえも、今では、少し悲喜こもごもの思いが混ざっている。あの公園が壊されてしまったとか、両親が引っ越したとかね。そういったことのいくつかは、この映画で描こうとしたことだよ。記憶は、色とりどりなんだ。大人の人生には複雑さがあるんだよ」。『インサイド・ヘッド』を観た観客はワクワクするのと同時に、少し切ない想いをしたり、自分の過去を思い出したりするだろう。『インサイド・ヘッド』7月18日(土)全国ロードショー
2015年07月16日11歳の少女ライリーの頭の中の“感情たち”が主人公となる、ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』。本作では、ヨロコビとカナシミがライリーの行動を決める頭の中の“司令部”からいなくなってしまうのだが、今回は“司令部”に残されたビビリ、ムカムカ、イカリの3つの感情に注目、彼らが果たす重要な役割に迫った。本作は、ライリーが突然の引っ越しで転校することになり、心が不安定になるところから物語が始まる。いままで、ヨロコビいっぱいにあふれていたライリーだったが、“司令部”からヨロコビとカナシミがいなくなることで、大事な感情を失ったライリーの心は徐々に閉ざされていってしまうのだ。司令部に残されたビビリ、ムカムカ、イカリの3人も、ライリーの危機を救うため奮闘するが、3人の感情ではライリーを喜ばせることができない。楽しい気持ちにさせたくても、イカリはライリーを怒らせてしまうし、ビビリはビックリさせるだけ。ムカムカはイラつかせることしかできない。だが、この3人はとても重要な役割を果たしていると、本作のリサーチ段階から協力しているカリフォルニア大学心理学教授ダッチャー・ケルトナー氏が解説する。まずビビリは、“怖いものがあるときに危険を察知する”役割がある。劇中では3歳のライリーが部屋の中を走り回っているとき、目の前にコードがあって転びそうになる。そのときにビビリが危険を察し、ライリーが転ばないように止まらせるのだ。起こりうる危険を予測し、事前に回避できるようにする、人間が生きていく上でとても重要な感情であることが分かる。次に、ムカムカには、“害になるものや行動を回避させる”役割がある。ライリーが大嫌いなブロッコリーを出されたときには、真っ先にムカムカが登場、ブロッコリーを投げ出すシーンで中心となっている。さらに、ライリーが転校先で初登校するとき、お母さんとお父さんに「学校まで送ろうか?」と言われて、嫌がるシーンがある。これも思春期の子どもにとっては自立心が芽生えたことの証で、大人に成長する上で欠かせない大事な感情といえる。最後は、イカリだ。怒ることなんて、私たちの役に立っているのかと思うかもしれないが、とても大事な役割がある。それは、“行動を奮い立たせる”こと。ライリーは小さいころからアイスホッケーを習っていて、試合の時に「絶対に勝ってやる」という気持ちから、自分自身を奮い立たせて試合に臨んでいる。イカリには“怒り”そのものだけでなく、自分を鼓舞してやる気の源にする、とてもポジティブな側面も備えているのだ。ピート・ドクターと共同監督を務めたロニー・デル・カルメンは、本作で描く感情について、「感情は人生で直面するさまざまなことを乗り切らせてくれます。例えばイカリは、不公平な扱いを受けたときに腹を立てることで、公平に扱われたいことを表します。またビビリは、怖いものがあるときに慎重な行動を取らせるのです。そうやって感情は日々の暮らしの行動において、すごく必要なものだということが分かると思います」と語る。ヨロコビとカナシミももちろん大切だが、本作を観れば、怒ることも、びっくりすることも、嫌がることも、私たちにはとても大切な感情だということが分かるはず。あなたの頭の中にも必ずいる“感情たち”に会いに出かけてみては?『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月15日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が7月18日(土)より公開となる。11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は『インサイド・ヘッド』を手掛けたピート・ドクター監督とプロデューサーのジョナス・リヴェラにインタビュー。5つの感情が生まれたきっかけ、あらゆる人が自分のことのように思ってくれる作品にするには…さまざまなピクサー・マジックの秘密を明かしてくれた。今回、主人公が“感情”というピクサー史上最もチャレンジングで独創的と言える作品を作り上げたピート監督。本作を作ろうと思ったきっかけは、お転婆で想像力豊かだった娘のある変化がきっかけだという。「僕の娘が11歳になったとき、彼女はこれまで以上に無口になってしまった。彼女は走り回ったりしなくなったし、以前ほど話さなくなったんだ。その変化は、僕自身の子ども時代のことを思い出させたよ。なぜなら、僕にとっての中学校時代はとても混乱していて、難しい時代だったからさ。それで、『娘は僕と同じことを経験しているんだ』と思ったよ」「そうやって少しずつ変わって、違う人間になるのを観察したところから、この作品のアイディアが生まれてきたんだ。これは世界中の人々が深く理解出来る物語だと思うよ。僕らの多くは子どもがいるし、みんな昔は子どもだったのだから。特定のことを描いているけど、世界中のみんなが共感できるストーリーなんだ」。そんなピート監督は「感情たちをキャラクターとして使う」ということを軸にヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ…という5つの感情をピックアップ。感情はそのほかにもあるのでは?と思う人もいるかもしれないが、この感情たちはリサーチから生まれたとリヴェラ氏は語る。「感情がいくつあるかについて、科学的に大きな議論が存在するんだ。ある人々は26あると言う。ある人々は3つだと言う。作品のスケールのことを考えたり、感情たちを物語りの中でうまく扱う必要があったし、少し簡潔にしないといけないということもあった。僕らが描くことにした5つの感情は、もっとも明らかな感情だったんだよ」。キャラクター化するにあたっては「イカリ、ヨロコビというキャラクターは、誰もが面白いと感じるだろうと考えた。だって、『白雪姫』の7人の小人を彷彿とさせるだろ?怒りんぼうとかおとぼけのようにね」と話すとピート監督も納得の様子で「僕もそこに惹かれたんだ。アニメーションというのは、素晴らしく戯画化されていて、より強烈なキャラクターを作ることが出来る。まるで人間みたいだけど、(人間よりも)もっと人間らしく感じるよ」。そんな感情たちが住む“頭の中”には、光り輝く無数の“思い出ボール”があり、それらが収められた“思い出保管場所”、空想を実体化したようなアトラクションが並ぶ“イマジネーション・ランド”、キライなものを閉じ込めておく地下洞窟のような潜在意識がある…誰もが持っているはずなのにまだ誰も見たことがない無限に広がる頭の中の世界を見事に再現している。しかし長期記憶など、小さい子どもには分かりづらい単語も出てくる。このことについてリヴェラ氏は、「記憶とか、長期記憶とかに関しては、ビジュアル的に明るさや色を使うということで表現した。赤い色はイカリの記憶なんだ。もしそれが明るければ、薄暗いときよりももっと重要だということが分かるだろう。あと僕らがやったことの一つは、僕らの子どもたちを全員連れて来て、ここピクサーで彼らに映画を観せたんだ。そして、後ろに座って、彼らのことを観察した。それから、彼らがどういうことを理解したか質問したら不思議なことに、彼らはある意味、両親たちよりももっとよく理解していたんだ。だから、僕らにはもう少し(いろんなことをやってみる)余裕があることが分かった」と子どもたちの反応から自信を付けたことを明かした。誰もが共感する秘密はアイディア以上のリサーチがされているから。それは製作総指揮のジョン・ラセターの信条でもある。その中でいちばん学んだことは?とピートドクター監督に問うと「僕らが学んだのは、カナシミについてだ。もし、カナシミにとってテーマがあるとすれば、それは“喪失”。それは、人生で何かが失われるという事実と向き合う手助けをしてくれる。僕は、いつも大きな喪失があると感じている。成長するにあたって、喪失は避けることは出来ない。それは悲しいことだし、悲劇的なことだ。なぜなら、子ども時代には、イノセンス(無邪気さ、純真)があるけど、成長に伴いそれはなくなってしまい、決してまた手に入れることは出来ないからだよ。だから、カナシミは戻ってくる必要がある。それが、今作の中のヨロコビとのジャーニーなんだよ」。前半と後半では思い出ボールを通してライリーの成長が見て取れる。ピート監督は「僕らは大人として、子ども時代のことをもっとシンプルな時代としてふり返るんだ。物事がとてもクリアで、強い時代だったと。そして、大人になった今、人生はもっと複雑なように見える。子どもの頃のハッピーな思い出でさえも、いまでは、少し悲喜こもごもの思いが混ざっている。あの公園が壊されてしまったとか、両親が引っ越したとかね。そういったことのいくつかは、この映画で描こうとしたことだよ。記憶は、色とりどりなんだ。だから、大人としての人生には複雑さがあるんだよ」。最後に、本作のきっかけとなった娘の感想を聞くと、ピート監督は「彼女はいま16歳なんだ。彼女は、とってもティーンエージャーらしい。ただ、早口で『フム。いい映画ね、お父さん』とだけ言ったんだ(笑)」と少し切ないながらも嬉しそうな父親の顔を覗かせた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月14日ブラザー販売は13日、ヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新製品を発表した。単眼式のディスプレイを備えた製品で、ヘッドバンドで固定できるため、画面を見ながら両手で作業が行える。同日、都内では製品説明会が開催された。○使いやすい、見やすい、つながりやすい今回のエアスカウターは、業務モデル「WD-200A」(7月下旬発売)と、医療モデル「WD-250A」(10月下旬発売)の2機種を用意。価格はオープンで、市場想定価格はWD-200Aが約25万円になる見込みだという。目標販売台数は3年間で12,000台としている。製品説明会では、ブラザー工業 常務執行役員の松本勇美夫氏が登壇し、製品の特徴を説明した。松本氏によれば、ブラザーがヘッドマウントディスプレイの開発を開始したのは今から10年ほど前。現在では、医療系や製造系の会社を中心に、様々な業界から反響があるという。ブラザーでは、2012年に業務用のヘッドマウントディスプレイ「WD-100」を発売した。今回の新製品はその後継機にあたり、「使いやすい」「見やすい」「つながりやい」をアピールしている。松本氏は、使いやすさについて「メガネ型のウェアラブル製品には限界がある。ヘッドマウント型にしたことで、首を振ってもズレることがない、安定した使い心地が実現できた」と説明している。高品質な液晶パネルを搭載したのも特長のひとつ。独自の光学設計で、明るくシャープな720p(1,280×720ピクセル)の高解像度を実現している。また、焦点距離調整機能によって、液晶に表示した情報と実視野の情報をわずかな視線移動で見比べることも可能となった。松本氏は「世界最高水準の解像度と画質を実現した。焦点距離調整機能により、目に大きな負荷をかけることなく、ストレスなく使うことができる」とアピールした。つながりやすさについては、映像インタフェースにHDMIを採用し、様々な機器に接続できる。○医療シーンでも活用できるブラザー販売 ソリューション事業部長の西村賢治氏は「ブラザーの強みは、現場を知っていること」と話す。同氏はパナソニック群馬大泉工場や、シチズンマシナリーにおけるエアスカウターの導入実績を紹介。「エアスカウターなら手を止めることなく、作業を続けることができる。業務効率が20%上がった例もある。経験の浅い作業者も、エキスパートと同じ作業が行える」と製品の魅力をアピールした。医療モデルWD-250Aの開発には、東京大学医学部附属病院の花房規男氏が協力している。そこで、花房氏が医療に携わる医師の目線から、製品の特長を説明した。同氏は、まず「血液透析では専用の血管に針を刺すことが必須となる。1スタッフあたりの担当患者数は近年増加している」と現状を説明。そして「従来の方法では、画面を見ながら患者さんの患部も見なければならず、処置が困難だった」と問題点を指摘した上で、「WD-250Aなら視線の移動を最小限にしつつ処置を行える」と、そのメリットを説明した。医療現場において、超音波画面を見ながら処置を行うケースは多い。したがって、WD-250Aは様々な医療現場で有用とのことだった。○ドローンにも応用できる!?質疑応答では、ブラザーが説明している「WD-200Aをドローンを使った業務にも応用できる」という点について質問があった。ブラザー工業 E&I事業推進部長の杉本吉市氏は「(ドローンの業務利用を考えている)橋や高速道路などの経年劣化を検査する、ゼネコン業界の方々からご相談をいただいている」と紹介。本来、ドローンの操縦には本体をコントロールする人間と、カメラの向きやズームなどを合わせる人間の2人が必要だが、WD-200Aを使えば、それを1人でこなすことができるとした。
2015年07月13日ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が間もなく公開になる前に、サンフランシスコのピクサー・スタジオ内で、本作の製作過程を紹介するプレゼンテーションが行われた。その他の写真プレゼンテーションには、アソシエイト・プロデューサーのマーク・ニールセンと、プロダクション・マネージャーのデイナ・マレーが登場した。2009年の秋、監督はアイデアを基にジョン・ラセターや共同監督のロニー・デル・カルメンらとブレインストーミングを行い、脚本の開発に取り掛かる。この段階ではまだ規模も小さく、翌年になってもこの映画に関わっている人間は8人しかいなかった。2011年、総勢14人になったスタッフたちは、映画のストーリーをさらに完成に近い形で検討するために”ストーリー・リール”を作り始めた。「ストーリー・アーティストの仕事は、脚本のアイディアをビジュアルに翻訳することです。彼らはスケッチをシーンごとに並べて、そのシーンがどういうふうになるかがざっとわかるようにします」(ニールセン)。イラストは編集されて仮の音楽と声が入れられる。こうしてできた仮の映画が“ストーリー・リール”だ。ニールセンは「『インサイド・ヘッド』は10回、映画の完全バージョンをスクリーニングしたんです。毎回、バラバラにして、書き直し、ストーリーボードをやり直し、編集し直したんです。映画の出来に満足するまでね」と振り返る。彼らはストーリー部門が試行錯誤して完成させたシーンを基に、アニメーションを描き、シーンを作り上げていく。しかし、彼らはストーリーを良くするためであれば、苦労して作り上げたアニメーションをあっさりと捨てて、より完璧なカットをゼロから作り上げるだろう。このプレゼンテーションでは映画のはじまりから完成までが説明されたが、実際には、ピクサーの映画作りは“直線的”には進まない。彼らは、映画の完成直前まで考え、アイデアを出し合い、問題点を見つけたら素直に失敗を認めて、最初からやり直す。ドクター監督はそんな過程を”映画を発見する”と表現する。「僕らにとって、映画に取り組むことは、“映画を発見する”ということなんだ。それは天国から降りてくるわけじゃないし、突然、脳の中に現れるわけでもない。小さな断片みたいなものをたどっていっても、時々、うまくいかなくて、また戻ってやり直さないといけなかったりする。だから、まさにそれは“発見”ということなんだよ」。ドクター監督とスタッフは、どこかに必ずある完璧なストーリーを見つけ出すために5年をかけた。『インサイド・ヘッド』は彼らが何度も何度も試行錯誤をして見つけ出した“最高のストーリー”になっているはずだ。『インサイド・ヘッド』7月18日(土)全国ロードショー
2015年07月13日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が7月18日(土)より公開となる。11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は『インサイド・ヘッド』の製作から完成までのタイムラインをご紹介!まず、作品は企画開発からスタート。監督のピート・ドクターのアイディアが初めてピッチされた2009年8月から始まる。ピートはピクサー・アニメーション・スタジオズのチーフ・クリエイティブ・ オフィサーであるジョン・ラセターに「このアイディアだけにフォーカスしたい」と話したのだという。ラセター氏の返答は「もちろん!」。そして、彼らはすぐに仕事に取り掛かったのだ。2010年、公開まで5年――スタッフは8人。ピート監督は、共同監督となるロニー・デル・カルメンと仕事を始めていた。ピート監督とロニーは、ストーリー・ビーツ(ストーリーの構成要素の最小のもの)を考えたり、アイディアを絵に描いたり、いろんな方向を模索しながら、ストーリーを何度も作り直すことで、様々なアイディアを形にしていく。ピート監督の頭の中はアイディアであふれていたため、ストーリーのアイディアが書かれたペーパー・ナプキンをランチのときに持って帰ってきたこともあったそう。2011年、公開まで4年――スタッフは14人。ストーリー部門、エディトリアル部門、アート部門のスタッフで、177,000枚以上のストーリーのスケッチを作成。その後、このストーリーボードに音楽やサウンド・エフェクト、セリフを入れて編集したものにピクサーで働いているスタッフたちで、セリフを録音するのだ。そして、ピクサーで働くすべてのスタッフを集め仮の作品を上映。作品を観て、何がうまくいっているか。何がうまくいっていないか。どのキャラクターが好きか。どのキャラクターが壊れているか。もっと可笑しくするために何が必要かなどを議論するのだという。本作は完成までに、10回上映を行い、その度に、ストーリーをバラバラにして、書き直し、ストーリーボードをやり直し再構築、編集し直していくのだ。2012年、公開まで3年――スタッフは49人。プロダクション・デザイナーによって率いられるアート部門が加わり、映画の中の世界、“頭の中”のデザインが始まる。『トイ・ストーリー』や『バグズ・ライフ』、『カーズ』といった今までの映画では、現実に存在する世界のため、たくさん参考にするものが存在したが、本作の世界のほとんどは、現実にあるものではなく完全に作られたもの。とても考えるのが難しい仕事だったという。2013年、公開まで2年――スタッフは75人。最初の3年間、スタッフたちは、アセット(キャラクターやセット)をデザインしたり、作ったりすることに専念してきたが、それらをショット・プロダクションやアニメーションへ移していく。キャラクター部門は、アート部門からキャラクターを立体化した、パケットとスカルプトを受け取り、それをコンピューターの中に入れ込む作業を行う。そこで髪や洋服、キャラクターの色や質感を決めていくのだ。セット部門は、映画に登場するすべてのセットや小道具を作る。彼らはこのタイミングからセットの全てを、モデリング、シェーディング、セット・ドレッシング、ペインティングするのだ。2014年、公開まで1年――スタッフは207人。ついに実写映画でいう撮影監督、レイアウト部門が登場。アニメーションではヴァーチャル・カメラが置かれ、カメラワークを決めていく。そしてキャラクターやセットは、選ばれたカメラ・アングルの中でビジュアル的にうまくいくように配置されるのだ。これが完成すると、役者たちの声が録音される。その声に併せアニメーション部門とシミュレーション部門により、キャラクターに命が吹き込まれる。その後エフェクト部門、ライティング、レンダリングを経て、みんなが手がけた要素の、すべてをショットに入れ込み、レンダーファームというコンピューターシステムに送り、1つのシーンが完成。そんな気が遠くなるような作業を何度も何度も繰り返しては作り直し、ついに『インサイド・ヘッド』が完成した。『インサイド・ヘッド』完成までの5年間。ピート監督の1つのアイディアから、スタッフが徐々に増え、大きな作品を作り上げる。子どもから大人まで魅了させる作品を作ることができるのは、映画の出来に満足するまで徹底的に追及し、妥協しないピクサーならではのやり方と、スタッフの想いが作品を通して伝わるからだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月13日ディズニー/ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品となる感動エンターテイメント『インサイド・ヘッド』と、先週末から公開となったアクション巨編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、この夏もっとも注目されている2作のコラボが実現したマッシュアップ映像が解禁された。ピクサー最高傑作との声も上がる『インサイド・ヘッド』は、突然の引っ越しで心を閉ざした少女ライリーの頭の中に存在する“5つの感情たち”──ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミの物語。また、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、アイアンマンこと“戦う実業家”トニー・スタークが開発した<ウルトロン>と、再結集した最強チーム“アベンジャーズ”との激闘と、その裏に隠された人間ドラマを描いている。このたび公開されたのは『インサイド・ヘッド』の“主人公”、11才の少女ライリーの頭の中の“5つの感情”たちが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の予告編を観ているという前代未聞のマッシュアップ映像。まず、ライリーがノートパソコンで予告編を見るところから始まる本映像だが、さて、頭の中の“感情”たちには、一体どんなことが起こっているのだろうか?もちろん、“感情たち”も同時に映像を観ており、アイアンマン、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカら豪華“アベンジャーズ”が登場する迫力シーンの連続に、一気にヒートアップ!アクションシーンには“イカリ”が「オレみたいなヤツがいっぱいいるぞ!」と興奮気味。また、“ウルトロン”が多数登場するシーンでは、“ビビリ”は悲鳴を上げ失神。“アベンジャーズ”が共闘するシーンになれば、“ヨロコビ”が「やっぱりこうでなきゃね!」とテンションUP!予告編のシーンごとに、“感情”のセンターが入れ替わっていく。そして、“カナシミ”も大活躍。マイティ・ソーが「みんな死ぬのか…」とつぶやくシーンでは、カナシミも「悲しい…」と可愛らしく倒れ込み、ホークアイが妻と別れのキスをするシーンでは照れて顔を伏せるキュートな姿を見せている。柔らかそうなプニプニのフォルムと、はじらいを見せるキュートさから、公開前から「カワイイ!」と大人気の秘密が伺える。まさに『アベンジャーズ』を見ているときの私たちのドキドキを、絶妙に表現している感情たち。なかなか見ることのないコラボレーション映像に、思わずワクワクしてしまうに違いない。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月10日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』の特別試写会が7月3日に、都内で行われ、日本語吹替え版で声優を務める俳優の佐藤二朗が出席。「3歳になる子どものことを考えたら、父親として号泣し嗚咽してしまった」と本作が描き出す家族愛に“パパ目線”で感動していた。『インサイド・ヘッド』特別試写会その他の写真『トイ・ストーリー』を皮切りに、数々の名作を生み出すピクサー長編アニメーション20周年を記念し、この夏公開される感動ファンタジー。11歳の少女・ライリーの幸せな成長を願う5つの感情(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)が、彼女の脳内で大冒険を繰り広げる。佐藤はライリーが幼い頃に作り上げた“想像上の友だち”ビンボンの声を演じている。名脇役として幅広いジャンルで活躍するが、「声優は初めて」だといい、「しかも、ディズニー作品でしょ?こんな薄汚れた中年男でいいんだろうかと不安でしたよ」。劇中には歌唱シーンもあり「楽譜も読めないし、『そこは半音あげてください』って言われてもね…。体感的には800回くらい(笑)歌った気がする」と悪戦苦闘だったが、「感情のふり幅を普段の100~200倍にし、純粋に童心に戻れた。刺激的な体験でした」と初の声優に手応えを示した。また、ヨロコビ役の竹内結子、カナシミ役の大竹しのぶとの共演を「竹内さんは普段から明るくて笑顔が印象的だから、ヨロコビにぴったり。大竹さんが演じるカナシミもチャーミングで、こちらもぴったりですよね。大先輩なので、こういう言い方は失礼かもしれませんが…」と振り返った。一番好きなキャラクターは、カナシミだといい「負の部分こそ、生きる糧になるというテーマに感動しました。なんせ頭の中が舞台ですから、誰もが“自分の物語”として共感できるはず」とアピールした。『インサイド・ヘッド』7月18日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年07月04日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』の全国11都市試写会が、7月2日にau×ぴあのスマートフォン向けエンタメ情報サイト『uP!!!』主催で開催。上映後には、ソウル五輪のシンクロナイズドスイミング(デュエット)銅メダリストで、現在はアスリートなどを対象にしたメンタルトレーナーとして活躍する田中ウルヴェ京によるトークイベントが行われた。『インサイド・ヘッド』試写会その他の写真本作で描かれるのは人間の頭の中! 少女・ライリーの性格を“ヨロコビ”“カナシミ”“ビビリ”“ムカムカ”“イカリ”の5つの感情が司るが、ヨロコビとカナシミが感情を決める司令部から放り出されたことでライリーは、こころのバランスを崩してしまう。現役時代は小谷実可子とのデュエットなどでトップアスリートとして活躍し、現在はメンタルトレーナーとして活動している田中。メンタルのプロである彼女だが、本作について「感情をこれだけ上手に描いていてビックリしました」と質の高さに太鼓判を押す。映画は特に“悲しみ”などネガティブな感情が、実はどれだけ大切かを描いているが、田中は「目の前の同じ出来事に対し、人間はいろんな感情が混ざり合って受け止めている。いろんな感情で物事を記憶することが大事」と説く。「悲しみや怒り、ビビリを悪い感情と捉え、それを抑制することが大人になることだと考えてしまいがちですが、実は悲しみやビビリがあるからこそ、より喜びを感じられる。感情の機微に気付くことが大事です」と呼びかける。田中自身、アスリートを指導する際、ネガティブな感情をあえて利用しているという。先日、来日したピート・ドクター監督、日本語版の主題歌『愛しのライリー』を歌うドリームズ・カム・トゥルーの中村正人と鼎談を行ったが、その席で中村も「曲を作る時に一番使うのはビビリです。怖いというのがいい曲をつくるのに必要」と言っていたと明かし、改めてネガティブな感情の重要性を説いた。この日、田中はメンタルトレーニングを実践! 映画に登場する頭の中の5つの感情のどれが一番好きで、どれが一番苦手だったかを観客に問うた上で「苦手だと思った感情を持っている人を見かけたら、気にしてみてください。なんで苦手なのか? 理由を考えることで共感に必要な脳のホルモンが動きます」と共感力を鍛えるトレーニングを伝授する。また、ストレスや悲しみへの対処の仕方について「悲しみと表裏一体にあるのが愛。悲しいと思うことで人の愛に気づく。人生の根本に気づくのは悲しみを認めた時です。悲しいときは、全ての感情を総動員して、悲しみを感じるようにしてみてください。いろんな感情を出すことで、解決する方法へと向かいます。正しい感情というのは存在しないけど、いろんな感情を出すことが大事!」と訴えた。『インサイド・ヘッド』7月18日(土) 全国ロードショー
2015年07月02日こんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。「手、もんであげるよ」そう言ってマッサージしてあげると、家族にも彼にも友達にも、本当に喜ばれます。ネイル授業の練習相手を募集すると、なかなかモデルさんが集まらないのに、ハンドマッサージの練習相手なら、あっという間に10人以上集まる程です。「ちょっとお疲れ気味かな?」そう感じる相手がいたら、そっと手を揉んであげましょう。手は思いのほか凝っている場所なので、喜ばれること間違いなし。カップルのコミュニケーションとしてもピッタリです。ハンドクリームかオイルを用意して、コリをほぐしてあげてくださいね。■揉む方も楽なのに気持ちいい場所、手の甲まずは、拳をつくります。手をグーにしたまま、指の第二関節で手の甲をマッサージしてあげましょう。方法は簡単!指先から腕の方向へ向かって、グーにした手で血液を流してあげるだけです。ゴリゴリと詰まったリンパを感じると思います。ポイントは「ゆっくり。」ゆっくりと数回繰り返すだけでも手がすっきりします。■指の間をしっかりマッサージ指の間は自律神経のツボがあると言われています。親指と人差し指で指の間をしっかり挟んでマッサージしてあげましょう。指の間にある水かきの部分です。ぎゅうっと挟んで離す、というマッサージを繰り返すだけでも気持ちいいですし、リズムよく挟んでも気持ちいい場所です。手の甲側から挟んでマッサージした後は、手を返して手の平側からも揉んであげてみてください。手の血流が一気に良くなるのを感じられるはずです。■手の平の真ん中を押す手の平のちょうど真ん中あたりに、凹みがあるのがわかると思います。この部分をぐーっと下に押してみてください。力で押すというよりは、体重を乗せていく感じです。気持ち良くてうとうとしてしまいそうなポイントです。■親指の付け根を揉みほぐす手の平側から、親指の付け根の膨らんでいる部分をしっかり揉み解してみましょう。肩こりのツボと言われるこの場所は、うっ血して青白く浮腫んでいる方も多い場所です。肩こりがひどい方だと、少し揉み始めただけで顔をゆがめてしまう方もいるくらいなので、力をいれすぎないようにして、ゆっくり時間を掛けて揉み解してあげてくださいね。親指の付け根から、親指と人差し指の間まで流れるようにマッサージしてあげると、より気持ち良さは倍増します。■指の付け根から先まで握るまず指の付け根部分を、指を輪っかのようにしてぎゅっと握ります。相手の指がやや白くなるくらい強めに握りましょう。そのまま5秒ほど同じ強さで握り続けます。そして、やや指先側にずらして、同じようにまた5秒ほど握ります。指先までこれを何度も繰り返します。全ての指にこの施術をしてもらったあと、指が格段に軽くなっているのがわかるでしょう。凝った指を強めに握られることで、ちょうどよくほぐされるのです。ぜひ一度お試しあれ。■おわりに肌に摩擦が起きると皮膚がひっぱられて痛いので、ハンドクリームやオイルは必ず付けるようにしてください。リラックスできる香りや、マッサージされる人が好きな香りだと、よりリラックス感が増しそうです。足つぼを押すのはちょっと難しいですが、ハンドマッサージは気軽にチャレンジできます。日頃の「お疲れさま」の気持ちも込めて優しくマッサージしてあげてみてくださいね。(川上あいこ/ハウコレ)
2015年07月02日ディズニー/ピクサーの待望の最新作『インサイド・ヘッド』をひっさげ、ピート・ドクター監督とロニー・デル・カルメン共同監督が6月25日に、都内で来日記者会見を行った。ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという5つの“感情“たちが、その持ち主である11歳の少女とともに成長する冒険ファンタジー。会見前日にはふたり揃って、スタジオジブリを訪問したそうで、ドクター監督は「宮崎駿監督がこの作品をとても気に入ってくれたんだ」と“ヨロコビ”を爆発させた。その他の写真すでに全米で封切りされ、公開3日間の興行収入が9044万ドルを突破。これまで1位だった『アバター』の7700万ドルを上回り、続編やシリーズ作をのぞく、オリジナル作品としての記録を更新する好スタートを切ったばかりだ。「“ビビリ”ながら試行錯誤を重ねて、完成までに5年という歳月を費やしたから、今の気持ちは“ヨロコビ”かな。でも、自分の手を離れてしまうという意味では“カナシミ”も感じる」と複雑な心境を語ったドクター監督。カルメン監督は「多くの人が映画を楽しんでくれているのは、素直にうれしいこと。感情は誰もがもつ普遍的なものだから、きっと日本の皆さんにも共感してもらえるはず」とアピールしていた。会見には日本語版キャストを務める“ヨロコビ”役の竹内結子、“カナシミ”役の大竹しのぶが駆けつけ、両監督に映画にちなんだ5色だんごをプレゼント。お互いの演技について「大竹さんの声とともに、カナシミのゆったりした動きやビジュアルが愛おしくなった」(竹内)、「すごくエネルギッシュな役柄で、結子ちゃんの喜びが直接伝わってきた。私自身もそばにヨロコビがいるから、安心してカナシミを表現できた」(大竹)と評した。『インサイド・ヘッド』7月18日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年06月25日サンワダイレクトは25日、イヤホン型のBluetoothヘッドセット「400-HS037」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での限定販売で、価格は税込3,980円。400-HS037は、Bluetooth 4.0対応のヘッドセット。同時に2台までのデバイスと接続するマルチポイント機能のほか、環境騒音を低減する「CVC(Clear Voice Capture)」機能を持つ。左右のイヤホンを1本のmicroUSBケーブルで接続すると、両耳用イヤホンとして使用可能。右耳のみの使用時には、ハンズフリー通話を行える。取り外し可能な回転式イヤーフックを採用。右イヤホンのハウジング部分には、音量/再生/一時停止などの操作ボタンを備える。バッテリー駆動時間は通話時で約5時間、音楽再生時で約4時間。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。本体サイズ(片耳)はW36×D37×H28mmで、重量は約18g。イヤーピースはS/Lの2サイズが付属する。
2015年06月25日サンワダイレクトは25日、Bluetoothヘッドセット「400-HS037」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での限定販売で、価格は税込3,980円。400-HS037は、片耳でも両耳でも使用できるBluetoothヘッドセット。片耳での使用時はハンズフリー通話にも対応する。左右のイヤホンを付属のmicroUSBケーブルでつなぐと、両耳用イヤホンとしての使用も可能。同時に2台までのデバイスと接続するマルチポイント機能のほか、環境騒音を低減する「CVC(Clear Voice Capture)」機能を持つ。取り外し可能な回転式イヤーフックを採用。右イヤホンのハウジング部分には、音量/再生/一時停止などの操作ボタンを備える。バッテリー駆動時間は通話時で約5時間、音楽再生時で約4時間。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。本体サイズ(片耳)はW36×D37×H28mmで、重量は約18g。イヤーピースはS/Lの2サイズが付属する。
2015年06月25日クロス・ヘッドは6月24日、法人向けセキュリティソリューションを提供するソフォスとゴールドパートナーとして、販売契約を締結した。両社は、主にミッドレンジマーケットに向けて、マイナンバー導入時に包括的なICTセキュリティ対策強化を可能にする「マイナンバー時代のセキュリティ対策ソリューション」を提供する。今後ミッドレンジの顧客を中心に、オンプレミスシステムをパブリッククラウドへ移行するにあたってのセキュリティソリューションを包括的に提供する方針だ。クロス・ヘッドは、ソフォスと提携することで、セキュアなネットワークインフラ構築からエンドポイントセキュリティ対策、データ保護対策の導入、サポートまでをワンストップで提供していく。今回提供されるパッケージの例としては、「ソフォスゲートウェイパック」と、「ソフォスセキュリティスタートアップパック」の2種類が挙げられる。まず、「ソフォスゲートウェイパック」は、ソフォスのWi-Fi-AP付きUTMハードウェアアプライアンスである「SG105W」に対し、フル機能のライセンス、オンサイト設置作業、オンサイト機器交換サービス(平日9時-17時)をバンドルしたもの。外部からの攻撃を防止するファイアウォール機能やWEBプロテクション、Wi-Fiプロテクション、VPN終端機能により、外部からの攻撃を防止できる。価格は、24万8000円(税別)から。「ソフォスセキュリティスタートアップパック」は、「ソフォス ゲートウェイパック」に加え、エンドユーザープロテクションライセンスを20本、サーバープロテクションライセンスを2本セットにしたもの。サーバープロテクションは、フルファンクションのアンチウイルス機能に加え、 Lockdown機能を搭載する。これにより、利用可能なアプリを限定する事が可能となり、悪意のあるアプリケーションの起動を抑制する。また、エンドユーザープロテクションにはフルファンクションのアンチウイルス機能に加え、外出先からのVPN接続機能とスマートフォン等のモバイルデバイス管理(MDM)機能も利用可能となる。なお、同パッケージは、クラウドライセンスとなっているため、管理サーバーを用意する必要がなく、初期コストを削減できる点も特徴だ。価格は、45万円(税別)から。
2015年06月25日エプソンは、業務用スマートヘッドセット「MOVERIO Pro(BT-2000)」を9月に発売する。価格はオープン。近年、作業現場でのスマートデバイスの利用が進むなか、ハンズフリーで作業が可能なスマートグラスが注目されており、その該当製品として販売する。BT-2000は、両眼シースルー構造のディスプレイを備えたコントローラーと一体型のスマートヘッドセット。シースルー構造のため、周囲の状況と作業対象を確認しながらハンズフリーで作業が行える。音声コマンドにも対応し、コントローラーのボタンを使わずに作業を継続することができる。また、独自技術の高精度センサーIMU(慣性計測ユニット)を搭載、作業姿勢や動きを検知し、行動ログを測定・分析が可能。これにより、作業の無駄を洗い出し、業務効率化と生産性向上につなげることもできるという。主なスペックは以下のとおり。ディスプレイ解像度は960×540ピクセル。フルカラー表示が可能。カメラの有効画素は500万。動画・静止画の撮影が可能。ステレオ機能により、物体の深度測定やサイドバイサイド方式の3D映像の撮影も可能。駆動時間は2つのバッテリで約4時間稼動。センサー類は、ジャイロセンサー、加速度センサーを備えた IMU(慣性計測ユニット)、照度センサーなど。IP54に準拠した防水・防塵性能も備える。
2015年06月24日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』。先日全米公開を迎え、公開3日間の興行収入が、9,044万ドルを突破。これまで1位だった『アバター』の7,700万ドルを超えたことが分かった。11才の少女ライリーの幸せを守る、頭の中の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしたライリーを感情たちは救えるのか…?6月19日(金)に全米3,946館で公開した本作。公開3日間で90,440,271ドルという爆発的な大ヒットで初登場2位の好発進を切った(Box Office Mojo調べ/6月22日現在)。原作、原案、シリーズ作品がひしめく映画作品において、“完全オリジナルの映画”でここまでの動員は実写作品の『アバター』以来となる。また、続編を除く、ディズニー/ピクサー・アニメーション映画でも歴代No.1というオープニング成績。これは世界中で大ヒットを記録した『アナと雪の女王』(6,700万ドル)、『ベイマックス』(5,600万ドル)を遥かに凌ぐ成績となった。全米のマスコミからは「ピクサーの最高傑作」「ピクサー新時代の幕開け」などピクサーの最高作品としての評価を得ており、“Rotten Tomatoes”では異例の100%~98%という高評価を維持している。劇場では、本作のファミリー層が大部分を占めることが多いながらも、17歳以上が51%を占め、老若男女が足を運んでいることが、今回の成績に反映されている様子。おもちゃの世界やモンスターの世界、海の中、空の上など、これまでユニークな世界観で人々を魅了してきたディズニー/ピクサー待望の最新作ということもあり、世界中の期待度が高まっているようだ。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年06月23日デンマークのSteelSeriesは16日、コンシューマゲーム機などで使えるゲーミングヘッドセット「Siberia」ヘッドセットシリーズを発表した。全3モデルに、それぞれXbox One用とPlayStation 4用を用意する。価格は49.99ドルから。○Siberia X800 / Siberia P800ワイヤレスで使用できるゲーミングヘッドセット。価格はXbox One用の「Siberia X800」が329.99ドル、PlayStation 4用の「Siberia P800」が299.99ドル。形状記憶イヤーカップで快適な装着感を提供するとし、長時間ゲームをプレイするときの疲労感を和らげる。ワイヤレス接続においては、状況に合わせて自動的に周波数を変更。電波干渉を避けることで安定した接続を可能としている。ヘッドセット本体には、ボリューム / ミックス調整 / イコライザー設定を変更するためのコントローラーを搭載。トランスミッターには有機ELディスプレイが搭載されており、プロファイル / 音源 / バッテリ残量 / ボリュームなどを確認できる。搭載機能は、細かいオーディオ設定が可能な「5バンドEQ」、ゲーム音声とチャットボイスの音量バランスを調整する「Chatmix」、ゲーム中にボイスチャットを受信すると自動的にゲーム音量を下げボイス音量を上げる「Livemix」など。○Siberia X300 / Siberia P300ミドルレンジクラスのゲーミングヘッドセット価格はXbox One用の「Siberia X300」が129.99ドル、PlayStation 4用の「Siberia P300」が99.99ドル。新世代のSteelSeriesスピーカーを搭載し、7.1chバーチャルサラウンドに対応。豊かな音空間を構築する。形状記憶イヤークッションは外部音の遮温性も高いという。マイクは折り曲げ可能で、イヤーカップに搭載されたスイッチによってミュート操作が可能。○Siberia X100 / Siberia P100入門機にあたるエントリークラスのゲーミングヘッドセット。価格はXbox One用の「Siberia X100」が69.99ドル、PlayStation 4用の「Siberia P100」が49.99ドル。本体は通気性の良いソフトパッドを備えたオーバーイヤー型で、長時間装着していても装着感は快適とする。3.5mmプラグを装備し、コンソール機の無線コントローラーに接続できるほか、モバイルデバイスやそれ以外のプラットフォームでの接続も可能だ。
2015年06月19日日本プラントロニクスは19日、Bluetooth対応ヘッドセット「Explorer 500」を発表した。発売は6月25日。価格はオープンで、推定市場価格は税込7,580円。Explorer 500は、Blutooth 4.1対応のデュアルマイクヘッドセット。2つのマイクを利用して、通話時に周囲の雑音を低減するノイズリダクション機能を備える。通常の倍の周波数で音声を転送する技術「HD Voice」により、高音質再生が可能。そのほか、日本語アラート機能、iPhoneバッテリー残量表示機能を持つ。バッテリー駆動時間は通話時で約7時間、音楽再生時で約5時間。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。重量は約7.5g。本体カラーはグレーとホワイトの2色をそろえる。本体にストラップ式のUSB充電ケーブルが付属する。
2015年06月19日サンワサプライは17日、折りたたみ式ヘッドセット「MM-HS531」と片耳タイプヘッドセット「MM-HSUSB13BKN」の販売を開始した。折りたたみ式の「MM-HS531」は、コンパクトに収納、持ち運べることが特長。ヘッドホン部は直径40mmの大型スピーカーユニットを採用しており、映画や音楽の鑑賞にも適するという。イヤーパッドはソフトタイプで、長時間の装着でも耳が痛くなりにくい。マイクは音量調節コントローラーと一体型のインラインタイプで、オン/オフスイッチも備える。価格は税込3,672円。ヘッドホン部の周波数特性は20~20000Hz、インピーダンスは32Ω±15%、最大入力は30mW。マイク部の周波数特性は20~20000Hzで、インピーダンスは2.2KΩ、入力感度は-40dB±3dB。インタフェースは3.5mmステレオミニプラグ。ケーブル長は約2.0m、重量は約190g。片耳タイプの「MM-HSUSB13BKN」はオーバーヘッド式で、マイクアームの向きを変えることで左右どちらの耳にも装着できる。息によるノイズを軽減するウインドスクリーンも付属。また、マイクのミュートを含む音量調節が可能なインラインスイッチを備える。価格は税込5,184円。ヘッドホン部の周波数特性は20~20000Hz、インピーダンスは32Ω±15%、最大入力は80mW。マイク部の周波数特性は100~10000Hz、インピーダンスは2.2kΩ、入力感度は-52dB±3dB。インタフェースはUSB 2.0で、ケーブル長は約2.8m、重量は約100g。対応OSはWindows XP / 7 / 8 / 8.1 / RT、OS X 10.0以降、Mac OS 9.2~9.2.2。
2015年06月18日