実写映画『はたらく細胞』より、二面性のある体内の司令官・ヘルパーT細胞役の染谷将太のいまだから話せる裏話が公開された。細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んでいる漫画「はたらく細胞」に加え、スピンオフ「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作に、シリーズ史上初となる人間の世界もあわせて描く本作。赤血球を永野芽郁、白血球(好中球)を佐藤健が演じるほか、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、深田恭子ら豪華キャストが出演していることでも大きな話題に。個性的なキャラクターばかりが集まる本作だが、今回は、体内には欠かせない存在、ヘルパーT細胞を演じている染谷に注目。ヘルパーT細胞は、外敵侵入の知らせを受け、戦略を決める司令官で、敵を見つけ次第、白血球やキラーT細胞(山本)が的確に攻撃できるよう、戦略的指示を出す頼れるキャラクター。Netflix「地面師たち」では、山本と敵対する役柄で共演したが、今作では真逆の強い信頼関係も持ち、一丸となって体内を守る姿をみせている。染谷は、2012年日本アカデミー賞で新人俳優賞(『ヒミズ』『悪の教典』)、2015年日本アカデミー賞では優秀助演男優賞(『バクマン。』)を受賞し、近年では『陰陽師0』「イップス」などに出演、今後は『劇場版ドクターX』、『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』の公開も控えている、日本を代表する実力派俳優のひとり。本作への出演には前のめりで、脚本を読んだ時点から、撮影を飛ばして早く完成が観たかったとコメントした染谷。クランクアップには「こんな面白い作品に関われてすごく嬉しいですし、出演してもしてなくても劇場に観に行く作品なので、素敵な役をやらせていただいて嬉しいですね。撮影は短い時間でしたが、リズムが心地良くて、どんどん撮っていく中でも、現場で色々生まれている感じがして凄く楽しかったです。この豪華なキャストの皆さんが真面目に面白いことをやるっていうのはすごく最高だなと思って、一観客としても楽しみにしています」と自身も楽しんで役を演じていたようだ。また、染谷と初めてタッグを組んだ武内英樹監督は、「染谷さんとはずっと前から仕事がしたかったので、やっと念願が叶ったという感じです」と喜ぶも、「スイスイ撮れちゃって、午前中で終わっちゃったんですよ。せっかくチャンスをいただいたのに『これはもったいない、もっと撮りたい!』ということで、とあるシーンで、制御不能になった指令室を急遽撮ることにして、そこで染谷さんも我を忘れて踊り出すというシーンを追加しました。結果、ラストに向けていいスパイスになったと思います」と撮影が進みすぎた秘話を明かした。場面写真でも、落ち着いたエリートの風貌から、テンションが上がり切った様子まで、流石のふり幅の大きさが感じられる。『はたらく細胞』は12月13日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:はたらく細胞 2024年12月13日より全国にて公開©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年11月16日皆さんは、盗難の被害に遭った経験はありますか? 今回は「お金を盗んだ犯人」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言お金が頻繁になくなり…訪問ヘルパーを利用するようになってから、お金を盗まれている気がしていた主人公。息子や警察にも相談しましたが、誰も相手にしてくれません。そんな主人公にも信頼している人がいて、それはお気に入りの女性ヘルパーでした。女性ヘルパーだけはお金のことを心配してくれ、一緒に対策をしてくれたのです。しかしある日、主人公がトイレに行っているとき…。お金に手を伸ばし…出典:モナ・リザの戯言「今日も稼がせてもらうわよ♡」と女性ヘルパーが、お金を盗もうとします。そして100万円入りの封筒をポケットに入れた瞬間、家に乗り込んできた息子が「この泥棒!!」と叫びました。女性ヘルパーは「泥棒!?」と慌てた様子で、自分の悪事をごまかしますが…。バッチリ証拠もとられていて、言い逃れができない状況になります。主人公は自宅で行われた犯罪行為に、唖然とするのでした。読者の感想信頼していた人がお金を盗んだ犯人だったなんて、ショックで信じられないですね…。お金のために平気で人を裏切る行為は、絶対に許せないと感じました。(30代/女性)息子や警察に相談しても、誰も相手にしてくれなかった主人公がかわいそうです。お気に入りの女性ヘルパーの裏切りは悲しいですが、犯人が判明してホッとしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年01月26日「高齢者が要支援・介護となると、生活面から壊れていきます。長年守ってきた生活を維持するため、訪問ヘルパーが生活援助するわけですが、その訪問ヘルパーは深刻な人材不足で、有効求人倍率は15.5倍を超えています。15社が求人を出しても、1人来るか来ないかという、ありえないほど不人気な職業となっているのです」こう警鐘を鳴らすのは、埼玉県新座市で介護事業を展開しているNPO法人『暮らしネット・えん』代表を務める小島美里さんだ。「ともかく訪問ヘルパーになりたいという若い人はほとんどいないため、高齢化が進むばかりです。60代が中心で働いている職種なのです。70代も多く、うちの事業所ではいませんが80代のヘルパーさんも少なくありません」“80代でも活躍できる”と表現されれば聞こえはいいが、実際には人手不足で辞めたくても辞められない、辞めさせてもらえない状況なのだという。「80代の高齢ヘルパーのなかには、現場で紙オムツをして利用者の排泄介助をしているなんて、笑うに笑えないケースも、実際にあると聞きます」介護保険制度が始まった2000年当時、ヘルパー講座は人気で、来るべき親の介護のために資格取得する人も多かった。だが、賃金に見合わない過酷な職場環境が報じられるようになり、現場の人手不足も深刻化していったが——。「介護職全体の有効求人倍率は3.6倍。訪問ヘルパーが顕著に不人気なのは、構造的な問題もあるのです。そこには国は、一貫して訪問ヘルパーの仕事を“主婦なら、女なら誰でもできるだろう”と差別化してきたことが要因です」訪問ヘルパーの主な仕事である“生活援助”は、掃除や食事、家の中の整備など生活全般にかかわる仕事だ。「掃除機や食器、調味料を置く場所は家庭ごとに異なります。排泄に失敗すれば洗濯物や掃除も必要になります。さまざまな要望を聞きながら利用者の生活を整える仕事は、主婦なら誰でもできるものなのでしょうか」多病を抱えて緊急な入院などが頻繁な高齢者や認知症高齢者を相手にしているところも、訪問ヘルパーの仕事に影響を与える。「朝行ったら入院していたり、亡くなっているケースもあります。亡くなっていれば救急車を呼ばなければなりませんし、状況を説明しなければなりませんが、亡くなっている人は介護保険の対象ではないので請求できません。ご家族に言える場合は、自費で支払ってもらいますが、多くは“無収入”となってしまっているでしょう。認知症の利用者も同じで、約束を忘れられているなど、年中あります。こちらも当然、介護保険の対象とはなりません」自宅から現場へ直行・直帰するような場合でも、移動中の介護報酬はゼロだ。「たとえばAさん宅に1時間仕事をして、1時間移動して、Bさん宅で30分仕事をする。しかし1時間の移動はわずかな手当がつく程度です」かりにAさん宅が入院していた場合、その日の報酬はBさん宅のものだけになってしまう。「かなり収入が不安定になってしまうのです。一方でデイサービスなど通所介護や介護施設の場合は、8時間なり賃金を得ることができますし、安定した収入を得ることができます。今、こうした問題が起きるのは、労働環境や報酬に関して改善してこなかった国の不作為によるものだと“ヘルパー訴訟”が起きており24年1月に東京高等裁判所で結審します。一審は敗訴しておりますが、二審は良い結果が出るように期待しています」
2023年12月27日ガイドヘルパーとしての悩み障害児者にとって、家族以外のほかの大人と関わることは、大切なことだと思います。移動支援の制度を使うことで、週末の余暇活動として、ガイドヘルパーに外出の同行をしてもらうことができます。私は週末、ガイドヘルパーの仕事をしています。外出同行の際に、保護者の希望を通すべきなのか、本人の希望を通すのが良いのか、て悩むことがある場面があります。とくに、利用者の方が成人の場合、悩むことが多いです。成人の異性の利用者と手をつなぐことについて知的には5歳児くらいであるとされている、30歳の青年との外出の際には、手をつなぐかどうかについて悩みます。私は年齢に合わせた対応をした方がよいと思っています。どうしてかというと実年齢が30歳だからです。もちろん、中には隙を見て一人で走って行ってしまったり、非常ベルやホームの緊急停止ボタンを押してしまったりすることもあるかもしれません。この場合は手をつないでいる必要がありますが、そうした行動がほとんどない方については実年齢通りの対応が必要だと思っています。ですが、危険忌避のために手をつないでほしいと考えられる保護者の方の場合、どのように対応したらいいか悩んでしまうのです。お金について駅の券売機で切符を買うとき、本人に購入してもらった方がよいのか、私がかわりに購入した方がよいのかも、すごく悩みます。お金についてよく分からないと感じている場合、利用者自身で購入をしてもらおうとしたら自信をなくしてしまわないか?でも、親御さんは「一人でやらせる経験をさせてほしい」と思っているのではないか?私は、本人の楽しみのための余暇活動なので、できないことを無理じいして訓練するような場にはしたくないとも思い、逡巡してしまいます。徒歩で行くか、交通機関をつかうか親御さんは普段の運動不足を解消するため、「できるだけ歩かせてほしい」という希望があるけれど、本人は「歩きたくない。大好きな電車やバズを使って移動したい」と思っている場合があります。こんなときも、どちらを優先させたらよいのか悩みますが、本人の余暇活動なので、私は本人の意向を優先させた方がよいと思っています。こだわりを通せる場面と通せない場面ある日のことです。発語のない知的障害と自閉スペクトラム症がある利用者の方とラーメン屋に入りました。混んでいるのに麺を一本ずつ食べていました。待っている人や次の電車の時刻も気にせず、マイペースです。私が「残してよいからもう出よう」と言ってもガンとして動かなかったので、食事がすんだ私は外で待っていました。結局、1時間以上かけて完食しました。店を出てから、利用者の方がマスクをなくしたことに気付きました。代わりのマスクを渡しても断固拒否するため店に戻り、お客さまに席を移動していただいて探す状態になりました。しかし、見つかりませんでした。でもパニックを起こさず、代わりのマスクを使ってくれました。私は麺を一本ずつ食べるこだわりには応じました。でも、失くしたマスクは見つからないので応じられません。利用者の方は、自分のこだわりを通せる状況と、そうではない状況を理解できたのでしょう。この青年も、幼いころは失くしたものが出てこないと大パニックになっていたのではないかと思います。自閉スペクトラム症がある私の息子も、幼いころ、パズルの一片がなくなったとき、手がつけられないほどパニックになりました。そのために、同じパズルを何セットが予備で買っておいたことを思い出しまた。今は例えば靴下の片方がなくなっても、マスクを落としても大騒ぎせず、別のものを使ってくれます。軽度でも中度でも重度でも、成長しています。Upload By 立石美津子支援者の対応に統一性がないことも課題同じ事業所でも手をつなぐがどうか、本人の意向を優先させるか親御さんの意向を優先させるかなど統一されておらず、支援者の個人の考えに任せている場合もあります同じ事業所で一致した対応をしたとしても、移動支援をやっている事業所は増えているので、利用者さんも複数の事業所をかけもっています。そうなるとまた対応が違ってきます。本人が混乱することのないように、情報ややり方を共有して、支援のあり方を考える必要性を感じています。執筆/立石美津子(監修者・鈴木先生より)神経発達症(発達障害)のある患者さんが高校生になってバイトを始めることは社会性を高めるうえで有意義なことだと思います。親と学校の教師以外の大人と接することで自立を促し、将来の就職率が上がっています。最近は訪問看護という手段もあります。主治医の指示により定期的に専門の看護師やリハビリのスタッフが患者さんを預かってくれます。その間、親は美容院へ行ったり、普段相手してあげられない兄弟と触れ合ったりすることができます。費用はワンコインほどです。訪問看護というと寝たきり老人の看護というイメージが強いですが、自閉スペクトラム症の患者さんも扱える会社も増えてきました。今後は神経発達症に特化した訪問看護が全国に広まることを願っております。
2022年08月08日産後ヘルパーとは?産後のママをサポートする人産後ヘルパーとは、サポートが必要な産後のママと赤ちゃんの自宅を訪問し、家事や育児を支援してくれる頼もしい存在です。赤ちゃんを迎えてからの生活に不安を感じている人を対象に、自治体や民間企業がサービスを提供しています。一般的に医療や保育の専門家ではなく、一定の研修を受けた人が産後ヘルパーとなります。豊富な知識と技術を持つ良き相談相手産後ヘルパーの支援の内容は大きく分けて以下の3つの柱があります。・食事や洗濯といった毎日の家事に関すること・授乳や沐浴の補助、きょうだいのお世話など育児に関すること・ママの身体とメンタル面のケアに関することママの身体や心のケアに関する知識が豊富な産後ヘルパーは、ママの良き相談相手にもなってくれます。サポートしてくれる人が身近にいなかったり、多胎出産や二人目以降の育児でお世話に手が回らなかったりと、身体的・精神的な負担が大きいときに寄り添ってくれますよ。産後のママの心身の状態は?産後6〜8週までの時期を産褥期(さんじょくき)といいます。この時期は、ママの身体が妊娠前の状態に戻ろうとしてホルモンバランスが大きく変化します。子宮が収縮し骨盤底筋群が回復する時期でもあり、腰痛や股関節痛などのトラブルを抱えているママも少なくありません。加えて、新生児育児で休む時間がなかなか取れず、ママは心身ともに疲れがたまりやすい状態です。産後数日〜10日程度に不安や気持ちが落ち込むマタニティブルーズを経験するママもいます。(※1)こうした症状は時間の経過とともに回復していきますが、産後うつや夫婦仲にズレが生じやすい産後クライシスを予防するためにも、ママは無理をしないことが大切です。困ったときは産後ヘルパーを利用するなどして、ママの負担を減らしたいですね。※産褥期…ママの身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間。おおよそ産後6〜8週間まで。産後ヘルパーの利用方法・料金は?自治体のサービスを利用する多くの自治体では、厚生労働省が推進する産前・産後サポート事業の一環として産後ヘルパーの派遣を行っています。(※2)1時間当たりの利用料金は無料~1,000円前後と、民間のサービスよりも安価に利用できるのが特徴です。サービスを利用するには事前の申請が必要です。利用回数や利用できる期間などに一定の条件が設けられているため、住民票がある自治体で条件をあらかじめ確認しておくと安心です。民間のサービスを利用する民間企業が提供する産後ヘルパーのサービスは、自治体のサービスと比較して産後のママの回復を助けるプログラムが充実しているのが特徴です。皮膚トラブルを防ぐために顔のマッサージやお肌をお手入れしたり、足のむくみを改善するマッサージをしたりと、ママのためのスペシャルなケアがさまざまに用意されていますよ。搾乳機やベビーベッドなど、育児に必要な機器をレンタルしている企業もあります。サービスの利用料金は1回1時間あたり3,000円ほどです。1時間単位で利用できるサービスもあれば、1回4時間以上と時間設定があるサービスもあるので、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。生協などのサポートサービスを利用する生協など身近な食材配達サービスでも産前や産後、ママのいざというときのサポート事業も行っています。サポートを受ける内容はには地域の生協に加入し、事前登録をしておくことがほとんどのようです。また、生協は時短になる食材も豊富なので幅広い年代の方に好まれ利用されています。赤ちゃん向けの食材、離乳食用の食材の用意もあるため、子育てママにもおすすめなので気になる方はチェックしてみてくださいね。産後ヘルパーにやってもらえることは?家事・育児に幅広く対応産後ヘルパーの基本的なサービス内容は、日常的な家事と育児の支援が中心です。日常的な家事には食事の支度や片付け、衣類の洗濯、部屋の掃除・整理整頓、生活必需品の買い物などが含まれます。育児では沐浴支援やおむつ交換、上の子どものお世話などの支援が受けられます。育児の助言・相談を行い、ママの心身のケアに力を入れているのが家事代行と異なる点です。できない項目もある広範囲で生活を支援している産後ヘルパーですが、浴室のカビを取りたい、庭の草木を刈りたいといった突発的な家事には対応していないことがほとんどです。また託児と違い、入院や外出などで保護者がいない状況のときは、子どもを預かることができないので注意が必要です。自治体や企業によってできること・できないことが異なるため、余裕があるときにサポート内容を事前に確認できると安心ですね。産後ヘルパーを利用して笑顔で過ごそう産後は産前に比べママの生活や身体の変化は大きく、不安に思うこともたくさんあるでしょう。理想とのギャップに戸惑うこともあるかもしれません。そのように感じるのは産後のママにとって自然なことです。困ったときは無理をせず、周りの人のサポートを受けることが大切です。近くに頼る人がいないときは、自治体に相談してママの負担を減らしましょう。プロの手を借りながら身体と心をしっかり休め、赤ちゃんとの新しい生活を笑顔で過ごしたいですね。※この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2021年10月22日前回 に引き続き、産後ヘルパーを利用した時のことをレポしたいと思います!!まず結論から。わたしは、産後ヘルパーを使って本当に良かったです(声を大にして!!)!!!■産後ヘルパー利用のメリット1. 身体的、精神的な安定まず最初に、家事を肩代わりしてもらえることによる、身体的、精神的な安定。産後って、無茶したら動けちゃうんですよ。無茶したら…。わたしの周りにも、産後すぐから動き回った~って話結構聞くんです。だけども、そのほとんどの場合、後から体を壊したり不調が長引いたり…。やはりそれだけ体はダメージを受けているし、産後の過ごし方はとても大事ってことですよね。家事の負担から解放され、気持ちが軽くなる分、家族にも優しくなれるので一石二鳥でした。■産後ヘルパー利用のメリット2. 孤独な育児の話し相手その次に、孤独な育児の話し相手ができること!!物言わぬ新生児を相手に1日を過ごすのは、思いのほか追い詰められるものです。2人目以降ならまだしも、1人目育児だとなおさら、大人と話す機会がありません。朝、夫に「いってらっしゃい」を言った後、次は夫が帰宅するまで話し相手がいないなんてことはざらですが…。ヘルパーさんがいれば、世間話の相手にもなってくれるし子育ての悩みなども気軽に相談できてしまいます(うちの地域ではヘルパーとして働いているのは、子育て経験のある女性が多かったです)。1人だとどんどん気持ちがふさいで、育児ノイローゼや産後うつも心配ですが、精神的な安定のためにも、ヘルパーさんはとても心強い存在でした。■産後ヘルパー利用のメリット3. 自分以外の人が作った料理が食べられるそれから、ここがわたし的に一番大きかったのですが…。「普段食べられない、よその家庭の手作り料理が食べられる!!」ということです!!主婦(主夫)のみなさんならきっとわかってくださると思いますが…普段自分が作った料理を食べるじゃないですか。自分が作った味だから、おいしいんだけど、驚きもなければ新鮮味もない。食べる前から味が完全にわかってしまう…!!たまに無性に「誰かが作ってくれた料理が食べたいー!!」ってなりませんか?そんなとき…わたしのところに派遣されたヘルパーさんは、冷蔵庫の中身を見てぱぱっとおいしいものを作ってくれるので、毎回ごはんが楽しみでした♪身体的精神的な助けにもなるし、日常のちょっとした楽しみにもなりました。■気になる料金は?さて、実際に産後ヘルパーを利用してかかったお金は…。これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが、わたしはとても安いと思いました。もうずっと来て欲しいと思ったくらいです(笑)残念ながら産後2ヶ月までだったのでそんなに長期間利用することは出来なかったのですが、もし万が一(99パーセントもうないですが・笑)次があるなら、絶対また利用したいと思いました。これから出産される方たちの産後の過ごし方の参考になれば幸いです♪※産後ヘルパーのサービス内容、利用料金などは各自治体によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の窓口までお問い合わせください。
2018年10月23日しばらくの間連載をお休みしていましたが、またマイペースに書かせていただきたいと思います!! よろしくお願いいたします♪今我が家の3人目は9カ月になりまして、わたしの体調も随分落ち着いてきたのですが、産後のママの体って本当にボロボロですよね…!!「内臓に交通事故並みのダメージ」とも言うくらい、本当にキツイ(涙)昼夜関係ない生活で睡眠不足だし、骨盤はグラグラだし、貧血にもなるし、上の子のケアもあるし。産後はしばらく動けていたのに、しばらくたってから疲れが噴出してくる人もいます。だから、産後の過ごし方は本当に大切です。産後は母体をできるだけ休ませて、赤ちゃんのお世話だけして、ゆっくり過ごせるのが理想ですよね。実家や旦那さんの協力を得られればいいけど、実家にもいろいろ事情があったり、旦那さんが激務だったりするとそうも言っていられない。上の子の世話もあるし、子育ては待ってくれない!!わたしは3人目妊娠中、産後は実家の母が手伝いに来てくれるとは言ってくれていたのですが、できるだけ母の負担を減らしたくていろいろ考えていました。そんな時に目にしたのが、「市の産後ヘルパー派遣制度」でした。これ、いいんじゃない…?産後の助けになるならなんでも試してみよう!! と、登録してみることにしました。うちの市では、予定日1カ月前までに申し込みを済ませ、実際に家に訪問してもらい、どういったサービスを希望するのかを担当者と相談します。具体的な内容は、洗濯、掃除、買い出し、食事の準備、沐浴補助などがありました。※産後ヘルパー制度は自治体によって異なります。ご自身の地域のサービスを調べてみてくださいね。うちの市の場合、産後2カ月まで利用できるということだったので、産後1カ月までは母に手伝いに来てもらい、その後の家事をヘルパーさんにお願いすることになりました。そして、産後1カ月がすぎ、いよいよヘルパーさんと初対面!!ドキドキ…どんな人が来るのだろう…怖い人だったらどうしよう…と、緊張していたわたしでしたが、来てくれたヘルパーさんはこの道15年のベテランで、ちょうど母と同じくらいの年代の女性。とても明るくて気さくな方で緊張が一気にほぐれました。この時、お恥ずかしいくらい部屋が散らかっていて、ついつい言い訳みたいにヘルパーさんにこんなことを言ったのですが…。シンクにたまった洗い物や、散らかった床などは、いいウォーミングアップになるそうなんです!!生活感満載の部屋でよかったぁぁーー!!(笑)経験豊富なヘルパーさんだったので、だいたいの家庭の収納とか把握しているんでしょうね。勘がすごいというか、察しがすごいというか、これぞスーパー主婦という無駄のない動きで、普段無駄な動きばかりで主婦力低いわたしは、すっかりヘルパーさんの動きに魅せられてしまったのでした…!!(いやほんと見てるだけで楽しくて勉強になる…!!)続きは次回へ!!Amazon ギフト券当たる!【アンケート実施中】 ママの自分時間や家事について教えてください
2018年09月25日移動支援だけじゃない!ガイドヘルパーって何?出典 : ガイドヘルパーとは、知的、視覚、全身性の障害によって1人での外出が困難な方が街に出られるよう、外出をお手伝いするお仕事です。こう聞くと、「定期的に通院をしているわけでもないし、我が家にはあまり関係ないわ」「親がいっしょに外出するから特に必要ないわ」という方も、いらっしゃるかもしれません。でも、この移動支援は通院などのいわゆる「それらしい理由」のためだけに使うサービスではなく、余暇の充実のためにも使える場合もあるのです。例えば、●水族館に一緒に行く●おいしいラーメン屋さんを教えてもらう●プール:ただし、プールの中まで一緒に入れるかどうかなど細かい規定は自治体による●とりあえず気がすむまで電車に乗るなどなど、当事者の外出を支え、社会に出るお手伝いをするのが、ガイドヘルパーなのです。ちょっと興味がわきませんか?移動介護従業者(いどうかいごじゅうぎょうしゃ、Guide Helper)は、各地の都道府県知事の行う研修を修了した者。通称、ガイドヘルパー、外出介護員と呼ばれている。障害のある方が積極的に社会活動に参加していくうえで重要であり、外出時には欠かせないサービスです。いくつかの偶然が重なって決めた、ガイドヘルパーの受講出典 : そもそも、私にガイドヘルパーへの興味や情熱が、最初からあったかと言うと、そうではありませんでした。きっかけはいくつかありました。子どもの就学に向け、移動支援のサービスを調べていたこと、養成講座のリーフレットを見たこと、友人が週1回の息抜きに、ガイドヘルパーのパートを始めたと聞いたこと。これらの偶然が重なって、移動支援を深く知るため、養成講座行ってみるのもいいかな、と思ったのが受講のきっかけです。ちなみにガイドヘルパーの養成講座はたくさんありますが、私が選んだ講座はこちらです。特活!風雷社中東京都大田区にある移動支援事業所「 特定非営利活動法人風雷社中」さんが開講している講座です。全3日間の講座には座学のほか、実践的な演習なども含まれています。その充実した講座の様子を一部ご紹介したいと思います。ヘルパーは、家族の間に入ってくれる心強い存在出典 : この講座で何度も繰り返されるのが、「利用者さんの希望を第1優先に」ということ。正直これは当事者家族の自分にはグサっときました。なぜならそれまでの私は、子どもに対し、ついつい自分の都合で療育を考えていましたし、自分の希望通りの反応を求めたり、理想を押し付けたりしがちだったからです。これはもしかしたら、家族だからこそ仕方ないのかな?と思うのです。だからこそ、利用者さんのことを客観的、かつ最優先に考えてくれるヘルパーさんが、近くにいるということは、本人にとっても家族にとっても、とても心強いことなのではないでしょうか。特別なことはしない、ただ「外出を楽しむ」ためにポートする出典 : この風雷社中さんには「事業者名入りのポロシャツ」などの制服がありません。それは、利用者さんとヘルパーはパートナーであり、人と人との付き合いなので、制服を着て「支援してます!」と全面に出さないのが目的だそうです。また、「ガイヘル(ガイドヘルパー)中は手を繋がない」という話にも驚きました。手を繋がないと、どこへ行くかわからなかったり、急な場面で制止しにくいんじゃないのでは?と思い、質問してみました。返ってきた答えは、「だって、いい歳の男二人が街中で手を繋いでるのって、なんか変でしょ?」とのことでした。制止できなくて困る、どこへ行くか分からなくて大変、という目線でしかみられなかった、自分が恥ずかしくなりました。利用者、当事者のことをフラットな目線で、必要なときにだけそっとサポートをする、そんなガイヘルの基本を学んだ気がします。熱い言葉で実感した安心と感謝出典 : 受講中、いろいろなアドバイスがありましたが、特に胸を打たれ、印象に残っている言葉があります。「自分たちがサポートして、障害者が街に出る機会を作ろう。社会で生きていることを、周りに知らせていこう」「体が動くうちは枠の中におさまっていたくなく、もっとできることがあると思い、事業所を立ち上げた」これは、ある講師の方の言葉ですが、こんなにも熱意を持って、当事者のことを見つめてくれる人たちがいること、当事者のことを大切にしてくれる人がいるということを、知るきっかけにもなったのです。このことは私にとって、何よりの収穫でした。ガイドヘルパー、それは障害者をより深く知るきっかけにも出典 : 今回の講座を経て、保護者として、当事者家族として「支援者目線を知る」ということは、とても有益なことだなと実感しました。ガイドヘルパーの養成講座は数日で修了するので、今すぐに社会福祉士になるのは難しいな、すぐにどこかの事業所で働くのもハードルが高いな…と考えている方にとっては、チャレンジしやすい講座かもしれません。障害者が街に出ることで、障害者への理解が深まり、街が社会が変わっていくと信じて。ガイドヘルパーから始めてみませんか?ガイドヘルパーからはじめよう障害者と出会う、知り合う一緒に街に出るいままでなかったコトを始めよう材料を増やすんだ彼も、彼女も、あなたも、街も
2016年09月20日妊娠中から出産後、育児中のママのためのサービスには、意外といろいろなものがあります。なかには、自治体が支援を行っていて、安価で利用できるお得なサービスも。私の場合、後から知って「あのとき知っていれば利用したのに…」と後悔したことが何度もありました。そこで今回は、ママを助けてくれる便利なサービスをまとめてご紹介。妊娠出産を考えている女性は、ぜひ前もってチェックしておきましょう!■産後ケア施設産後ケア施設は、出産したママが病産院を退院した後も、専門家からケアや育児サポートを受けながら、赤ちゃんといっしょに休養できる施設のこと。産後ケア専門の施設もありますが、産婦人科や助産院などで「産後入院」としてサービスを提供している場合もあります。費用は施設やプログラムの内容によってまちまちですが、1日で数万円、5日間から1週間の入院になると40万円以上かかることも。ただ、最近では産後入院に補助金を出す自治体も増えているので、一度住んでいる自治体のサイトや窓口で確認してみましょう。■育児支援ヘルパー長期の産後入院は難しいけれど、どうしても体調が悪いときだけ誰かに育児や家事を助けてほしい…。そんな人は、ヘルパーを検討してみてもいいかもしれません。民間のヘルパー派遣会社もありますが、自治体が育児支援ヘルパーを派遣している場合もあります。料金は自治体や各家庭の所得によっても異なりますが、多くの場合は1時間1,000円以内という低料金で、中には産後はもちろん、妊娠中にも利用できるものもあるようです。■認可保育所の一時保育病院や買い物、パートの仕事などに行くために、一時的に、もしくは週に何日か子どもを預かってほしいというママのために、自治体の認可保育所の一部が実施している一時保育という制度があります。料金や申し込み方法、利用システムは、自治体・施設によって異なりますが、一般的に、民間の託児所よりは安価ですし、自治体が認可した施設なので安心して預けられるのが魅力。ただし、地域によっては希望者が殺到する場合があるので、利用したい人は早めにチェック・申し込みすることをおすすめします。■ファミリー・サポート・センター一時的に子どもを預かってもらうなら、国が推進している子育て支援事業の一つであるファミリー・サポート・センターを利用する方法もあります。この制度は、地域に住む一般の人が会員になって子育て家庭をサポートしてくれる仕組みで、一時預かりや保育園へのお迎えなどを頼むことができます。公的な制度なので、子どもを預かってくれる会員はセンターによる講習を受けていますし、保険にも加入しています。料金(会員への活動報酬)は自治体ごとに異なりますが、通常、民間のベビーシッターや託児所を利用するより安価です。利用するには事前の登録や顔合わせなどが必要なので、当面は利用する予定がないママも、まずは登録だけでもしておくといいかもしれません。周囲に頼れる人がいない核家族の子育て家庭も多い昨今。アラフォーで出産するママの場合は、たとえ近くに両親がいても、高齢でサポートを頼めないこともありますよね。そんなママこそ、上記のようなサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
2016年05月24日