プラダは、革新的な精神と責任ある行動という、 プラダのアイデンティティの根本にある二元性を象徴するPrada Re-Nylonコレクションの2024年広告キャンペーンを発表しました。Photo by Willy Vanderperre / Courtesy of PRADA責任は行動で示す。プラダは、画期的なRe-Nylonコレクションのテーマである循環性と持続可能性を試金石に、著名な俳優・活動家であるエマ・ワトソンとベネディクト・カンバーバッチを起用し、ウィリー・ヴァンデルペールが撮影を手掛けました。このキャンペーンは、プラダ・グループとユネスコとの海洋保護における継続的なパートナーシップを表現しています。2019年に発表されたメンズとレディスのアクセサリーとウエアからなるPrada Re-Nylonは、革新的な精神と責任ある行動という、プラダのアイデンティティの根本にある二元性を象徴しています。サステナビリティをファッションコレクションの中核に据え、Prada Re-Nylonはブランド全体の変化を推進してきました。今日、プラダが作るすべてのバージンナイロンは再生ナイロンに移行され、大手ラグジュアリーブランドによるサステナビリティへの革新的なコミットメントを示しています。ナイロンは、プラダのデザイン理念の核にある改革主義の象徴です。実用的な素材を再検討し、新たなコンテクストで用い、デザインを通じて昇華させる。ナイロンは70年代末からブランドを代表する素材となりましたが、ミウッチャ・プラダがプラダのアイテムにナイロンを取り入れたことは、「ラグジュアリー」に対する当時の考え方を一新する行為でした。こうしたプラダの改革が、現代で広く認められるラグジュアリーの一部としてのナイロンを確立させました。40年にわたり、プラダはそのDNAの中心に常にある思考プロセスへの重要なつながりとして、アクセサリーとウエアにおけるナイロンの使い方で既成概念に挑戦し続けてきました。Photo by Willy Vanderperre / Courtesy of PRADA21世紀においてラグジュアリーの考え方は再び変化し、イデオロギーや環境への配慮を取り入れるようになりました。これが「シンキング・ラグジュアリー」です。Prada Re-Nylonはこのアイコニックなファブリックを、素材の品質を損なうことなく何度でもリサイクルできる再生ナイロン糸、ECONYL®へと進化させました。Prada Re-Nylonは、漁網など海から集められたプラスチック廃棄物や埋め立てられた廃棄物を再利用、浄化して作られた再生ナイロンで、解重合と再重合の複雑なプロセスによって、循環的な方法で生産されています。この工程が、エマ・ワトソンとベネディクト・カンバーバッチがまとうタイムレスでエターナルなアイテムをそろえた2024年Prada Re-Nylonコレクション広告キャンペーンのインスピレーションになっており、この新作コレクションを収めるフレームとなったのは、積極的に保護に取り組むべき環境、海です。プラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会(IOC)が2019年に立ち上げ、協働で進めている教育プログラム「SEA BEYOND」を支援するため、2023年7月よりPrada Re-Nylonコレクションの販売収益の1%が寄付されています。グループが心血を注ぐ社会問題への取り組み、そして教育と文化を大切にしてきた価値観に沿ったプロジェクトとして、「SEA BEYOND」は、サステナビリティと海洋リテラシーの原理・原則に対する世界中の人々の意識を高め、世界各地の若い世代に教育の機会を提供してきました。私たちの海を守るためには、海について理解すること、ひいては学び、考え、行動することが必要なのです。ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)BAFTA、エミー賞、ローレンス・オリヴィエ賞受賞、アカデミー賞とゴールデングローブ賞ノミネート歴を誇る俳優。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)でアラン・チューリングを演じアカデミー賞初ノミネートを飾ったのに続き、ジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。最近では、Netflix配信のウェス・アンダーソン監督による高い評価を獲得した短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』(2023年)で主演を務めたほか、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)で「ドクター・ストレンジ」役に復帰。次の出演作は、アビ・モーガン作のNetflix配信スリラーミニシリーズ、『Eric(原題)』。ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』(2010~2017年)でのシャーロック・ホームズ役をきっかけに広く認知されるようになり、2014年には『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、2015年には舞台芸術と慈善活動への貢献を認められてバッキンガム宮殿にて大英帝国勲章司令官(CBE)を授与された。エマ・ワトソン(Emma Watson)30年にわたり大ヒット映画とインディペンデント系映画の両方で活躍している、イギリスの俳優兼活動家。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で一躍有名になり、2001年から2011年まで8作品すべてで同役を演じ、後にはダーレン・アロノフスキー、ソフィア・コッポラ、グレタ・ガーウィグなどの監督の作品に出演。2014年、英国映画テレビ芸術アカデミーからブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。同2014年7月には、ジェンダー平等と女性の権利の擁護活動が反映され、UN Women親善大使に就任。「Time’s Up UK」の創設メンバーであり、2019年7月には職場でセクハラ被害にあった人たちのための法律相談ホットラインの立ち上げに貢献している。環境正義と気候変動対策に熱心に取り組む活動家でもあり、グラスゴーで開催された2021年国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)でパネル司会を務めた。お問い合わせ:プラダ クライアントサービスTel: 0120.45.1913
2024年01月30日ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)の10周年記念アンコール上映のひとつ、ベネディクト・カンバーバッチが主演した「ハムレット」の追加上映が決定した。イギリスのナショナル・シアターが厳選した、いま観るべき話題の舞台をこだわりのカメラワークで撮影し、世界各国の映画館で上映する企画となっている「NTLive」。12月29日(金)から、TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡・中洲大洋映画劇場にて、10周年を記念したアンコール上映が実施予定となっている。12月27日0時より、初日にTOHOシネマズ 日本橋で上映される「ハムレット」の座席の販売が開始となったが、明け方までに完売。そこで急遽、TOHOシネマズ 日本橋での同作上映を2回、1月2日(19:20~)&3日(19:50~)に追加することが決定。本作は、オンラインチケットが発売されるやいなや10万枚のチケットが即日完売した大人気舞台。オリヴィエ賞最優秀演出賞ノミネート歴をもつ精鋭の女性演出家リンゼイ・ターナーによる、舞台の奥行を活かしたダイナミックな演出は、劇場の空間でありながら大作映画に匹敵する躍動感が溢れる。タイトルロールを演じたベネディクトは、彼特有の個性を評価されながら、同時に歴代の「ハムレット」俳優に匹敵する名演が賞賛された。NTLive10周年記念アンコール上映は12月29日(金)~2024年1月11日(木)TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡・中洲大洋映画劇場にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年12月28日現在開催中の「東京コミックコンベンション2023」では、参加セレブが登壇するセレブ・ステージも随時実施されている。今回はその中でドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」や映画『ドクター・ストレンジ』で知られるベネディクト・カンバーバッチのステージの様子をお届け。屋内の熱気冷めやらぬ夕刻すぎ、ギターのカッティングが印象的なBGMに合わせて踊りながら登場したカンバーバッチ。「ハーイ!」と陽気に挨拶すると、MC大井田曰く「会場のファンたちの目が一瞬でハートマークに」。回転椅子を活用し、右から左へと小刻みに手を振るサービスで観客から手のウェーブを引き出したり、途中で運ばれてきたお茶を美味しそうにいただいたり、終始マイペースかつお茶目な仕草で会場を魅了していた。今回は事前にファンから募った質問をMCが投げかけていくスタイルでステージが進行。以下、その時のQ&Aを写真と一緒にお届けしよう。ー東京コミコンに参加しての気持ちをお願いします。素晴らしいです。こちらに来ることができて本当に光栄です。規模も非常に大きいですし、速度も速い。色々な物事がスピーディーに進んでいますが、こちらにいらっしゃる方は非常に平和的で、それでもって情熱的で。ありがとうございます。ー役者を目指している者で、あなたのようになりたいのですが、あなたが役者としての素晴らしいキャリアを叶えるためにした努力や何か心がけていることなどはありますか。非常に良い質問ですね。他の誰かになろうとしない、真似をしないということ。私は生計を立てるために(俳優業を)始めたのですが、とはいえ自分が情熱をもって好きなことをやれるというのが幸せだったということです。その後は一生懸命努力をし、学ぶこともありました。機会や運などに恵まれたこともありましたけれど、それらの先にあるものは、努力をしてここまでやってきたと思います。(通訳さんが長文を訳したことに対して)短い回答にしておくべきでした。失敗を恐れないこと、失敗は学びでしかないので。そして、自分であれ。自分しか、自分になれないから。あとは、挑戦をし続けてください。ー(『SHERLOCK(シャーロック)』と『ドクター・ストレンジ』で演じたキャラクターにちなんで)名探偵と魔法使い、なれるとしたらどっちになりますか?あ~……次の質問お願いします。(会場で笑いが起きる)ごめんなさい、そしてこのような瞬間をくださって感謝はしているのですが、これらのキャラクターでどちらが良いという風に思うことはないのですね。共通する点はキャラクターによってあるかもしれませんが、それぞれ個性があるので、どちらが良いということはないのです。ー『ドクター・ストレンジ』の最新作の最後で、目が一つ増えましたね。自分の身体の中で、もっと増えてもいいなと思う箇所はありますか?(爆笑が起きる)お子さまたちも聞いているのでね……(また会場が笑いに包まれる)。何か一つ余計に、となると結構大変なのでいらないかなと思います。でももしもと言うのならば、脳みそですかね。私は今、時差ボケではない脳が欲しいと思っています。ー初来日が『スタートレック』のカーンを演じた時のPRの時ですね。その時の浴衣姿がとても印象的だったので、着物姿の役をやっていただきたいです。例えば『ラスト サムライ』のように着物を着る役を演じる、というアイディアはいかがですか?イギリス人の侍でなくてはいけないですよね?異なる文化の作品については、非常に繊細な問題なので簡単にやる・やらないと言えないと思ってはいるのですが、過去にどんな作品があるのかなと思うと(『ラスト サムライ』の)、トム・クルーズさんがやられていましたよね。着物は装いとしても心地良く、様々なプリントがあって美しいですし、そういう点ですごく素晴らしいと思っています。もしもそういう脚本がどなたかが書いてくださったら、読んでみても良いかもしれません。私自身、日本の文化を愛していますし、2013年の来日時は光栄でした。実はその時はカーンではなく、ジョン・ハリソンですよ。嘘をつかないでお話しした方がいいなと思ったので。今回は短いですが、長い期間、日本でお仕事させていただく機会があるといいなあと思っています。ーリクエストです。シャーロックの考えるポーズをぜひやっていただけないでしょうか。ー『ハムレット』や『フランケンシュタイン』などあなたの演劇がすごく好きです。次の舞台の予定があれば絶対に観劇しに行くので、もしあれば教えてください。ありますけれど教えられません。私自身、舞台をやりたいとずっと思っていますので、“今準備中のものがある”ということまでは教えられます。(観劇ツアーを組めるように)十分な時間をもってお知らせしたいと思います。ー最後に、日本のファンに一言ご挨拶いただけますか。ヒュージ(huge)ありがとうございます(日本語で)。心の底から感謝しています。日本の方は皆優しくて時として忍耐強くいてくださる。私は日本に来ることが本当に楽しみで、私の作品を届けられるだけでなく、私自身がこちらにきて、直接皆さんと会うことができるというのは私にとってとても意味のあることです。確かにイギリスから遠いのでなかなかしょっちゅう来ることはできませんが、日本の文化を愛していますし、そういった私のメッセージを直接みなさまにこうして届けられることを本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。(text:山根由佳/photo:タンスタ未央)
2023年12月08日ナショナル・シアター・ライブの10周年を記念して、年末年始にアンコール上映が行われることが決定した。イギリスのナショナル・シアターが厳選した、いま観るべき話題の舞台をこだわりのカメラワークで撮影し、世界各国の映画館で上映する企画、ナショナル・シアター・ライブ。2014年にベネディクト・カンバーバッチ主演の「フランケンシュタイン」で日本上陸を果たし、10年目を迎えた。これをを記念して、現在上映が可能な作品を一挙上映。「フランケンシュタイン」ベネディクト主演の大人気舞台「ハムレット」をはじめ、ジェシー・バックリーとジョシュ・オコナーが共演を果たした「ロミオとジュリエット」、名だたる演劇賞を総ナメにして話題となった「イェルマ」、オリヴィエ賞主演男優賞をベネディクトとジョニー・リー・ミラーがW受賞したNTLive史上最も人気の1作品「フランケンシュタイン」、イアン・マッケラン主演「リア王」などが上映される。「ハムレット」ナショナル・シアター・ライブ10周年記念アンコール上映開催期間:12/29(金)~1/11(木)場所:TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡中洲大洋劇場上映作品:「ハムレット」「スカイライト」「オセロー」「るつぼ」「ロミオとジュリエット」「フリーバッグ」「イェルマ」「フランケンシュタイン」ベネディクト・カンバーバッチ怪物版&ジョニー・リー・ミラー怪物版「ベスト・オブ・エネミーズ」「善き人」「ライフ・オブ・パイ」「ブック・オブ・ダスト」「リア王」(シネマカフェ編集部)
2023年11月19日「東京コミコン」のアンバサダーを務める新田真剣佑のサイン会・撮影会が開催決定し、コメント映像が到着。さらに、クリストファー・ロイドとベネディクト・カンバーバッチのセレブチケットの発売日も発表された。12月8日(金)~10日(日) に東京、幕張メッセで開催される「東京コミックコンベンション」(東京コミコン)。アンバサダーを務める新田さんは映像で「とても楽しみにしています!」とコメントを寄せた。新田さんのサイン会・撮影会は、12月8日(金)より3日間の開催となる東京コミコン2023の会期中、会場内での実施が予定されている。サイン会・撮影会の参加に必要となるそれぞれのチケットは、2023年11月8日(水)昼12:00より、チケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始となる。また、先日来日が発表されたクリストファー・ロイドとベネディクト・カンバーバッチのセレブチケットが発売決定。クリストファー・ロイドのセレブチケットは2023年10月31日(火)昼12:00より発売開始となり、チケット料金はサイン会・撮影会ともに25,000円(税込)。ベネディクト・カンバーバッチ氏のセレブチケットは2023年11月7日(火)昼12:00より発売開始となり、チケット料金はサイン会・撮影会ともに33,000円(税込)となる。いずれのチケットも、チケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始される。また、ダニエル・ローガンのソロのセレブチケットは事前発売の予定が変更となったため、後日改めて発表するという。詳細情報に関しては、東京コミコン2023公式 WEBサイトにて確認を。「東京コミックコンベンション2023」は12月8日(金)~10日(日)幕張メッセにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日「東京コミックコンベンション2023」にベネディクト・カンバーバッチの来日が決定。また、参加予定だったトム・フェルトンは撮影のため来日キャンセルとなったことが発表された。マッツ・ミケルセン、ユアン・マクレガー、エヴァンジェリン・リリーをはじめ、すでに7名の来日セレブの参加が予定され、開催まであと1か月半となった東京コミコン2023。さらなる来日セレブとして発表されたのは、ベネディクト・カンバーバッチ。12月8日(金)より3日間の開催となる東京コミコン2023の会期中、会場内での写真撮影会およびサイン会等が予定されている。東京コミコンへはファン待望の初参加で、会期中全ての日程で来場予定だ(カンバーバッチのサイン券・撮影券の発売情報については、後日発表予定)。さらに10月31日(火)より、先日来日が発表されたユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンのセレブチケットが発売決定。さらに、モリソン&ローガンのダブルショット、そしてユアン&モリソン&ローガンのトリプルショットでの撮影券も発売される。3名のセレブチケットは、10月31日(火)昼12時より、チケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始。購入方法や各種チケット料金などの詳細情報に関しては、東京コミコン2023公式WEBサイトにて確認を。また、クリストファー・ロイド、ベネディクト・カンバーバッチのセレブチケットに関しては、後日発表予定。なお、東京コミコン2023の期間中に参加予定となっていたトム・フェルトンは、撮影のため、来日および東京コミコン2023への参加が急遽キャンセルとなった。「東京コミックコンベンション2023」は12月8日(金)~10日(日)幕張メッセにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月20日ウェス・アンダーソン監督とベネディクト・カンバーバッチが初タッグを組んだ『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』より日本版予告とキービジュアルが解禁された。『アステロイド・シティ』も絶賛公開中のウェス・アンダーソン監督が手掛けた本作。『ファンタスティック Mr. FOX』(09)に続き、ロアルド・ダールの短編小説「奇才ヘンリー・シュガーの物語」を映像化した。解禁された予告編では、ウェス監督らしい世界観が炸裂した美しい映像世界が映し出されている。主人公は、大金持ちで独身、これまで働いたことのない、ギャンブルが大好きな男ヘンリー・シュガー。ある時、“目を使わずにモノを見る”ことができるという導師の存在を本で知った彼は、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようと計画する。すったもんだがありながらも透視の力を身に付けたヘンリーは、「今や容易に稼げる、世界中の誰よりも」と舞い上がり、あらゆるカジノでボロ儲けをしていく。しかしなぜか、考え込むような表情を見せたり、大量の札束を投げ捨てる姿も…。予告編のラストで語られる言葉は、「彼が世界のため 何をしたか知るべきだ」。果たして、ヘンテコな男ヘンリーはこのチート能力を使って、何を起こすのか?彼に待ち受ける運命は?本作は第80回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、米映画批評サイトRotten Tomatoesでも批評家スコアが95%(9/20時点)を記録するほどの大絶賛を集めている。Netflix映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』は9月27日(水)よりNetflixにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年09月22日ベネディクト・カンバーバッチがネコの愛すべき魅力を最初に“発見”した“ネコ画家”を演じる『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。この度、『マイティ・ソー』シリーズや『ジョジョ・ラビット』の監督として知られるタイカ・ワイティティが出演するシーンの本編映像が解禁された。今回、新たに解禁された本編映像は、『マイティ・ソー』シリーズや『ジョジョ・ラビット』の映画監督で俳優のワイティティが、カンバーバッチと共演したシーン。この2人といえば、カンバーバッチがドクター・ストレンジを演じ、ワイティティがモーションキャプチャでコーグ役を演じるマーベル映画でもお馴染みだ。撮影風景新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストに誘われ、イギリスからニューヨークに出稼ぎにきたルイスは、ある日、新聞記者のマックスとレストランで面会することになった。「猫は茶色の紙に座りたがる」「猫は電気リウマチを嫌がる」といった猫に関する自説を早口で披露するルイスに対して、マックスは「あなたは有名になる」「キャット・マンだ」とあしらっており、早口同士の2人の台詞の掛け合いは、思わずクスッと笑ってしまうような可笑しさがある。また、本作にはワイティティ以外にも、ルイス・ウェイン作品のコレクターでもあるミュージシャンのニック・ケイヴがSF界の巨匠H.G.ウェルズ役として出演している。ルイス・ウェインの運命を左右することになるニック・ケイヴの“声”にも注目だ。ニック・ケイヴ『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年12月11日ベネディクト・カンバーバッチが夏目漱石にも影響を与えたネコ画家ルイス・ウェインを演じる『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』よりインタビュー映像が解禁された。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで知らない者のなかった、大人気イラストレーター、ルイス・ウェイン。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”だ。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する、絵葉書の作者だとも言われている。本作は、そんなルイスの生涯を、英国の名優たちによる豪華共演で映画化した。この度解禁されたのは、主人公ルイス・ウェイン役を演じたベネディクト・カンバーバッチのインタビュー映像。ルイス・ウェインの魅力から、映画のテーマ、ウィル・シャープ監督の作風、共演した俳優たちの印象まで、12の質問に答えている。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)や『エジソンズ・ゲーム』(17)など、これまで実在の人物を多数演じてきたカンバーバッチ。そのプレッシャーについて聞かれると、本作のように「有名ではない人物を演じる時、より大きな責任を感じる」と回答。また、ルイス・ウェインと自らの共通点については、「絵を描くことが好き」な点だと述べ、彼の筆跡や作風を真似ているうちに、ルイス・ウェインに近づいていったと明かした。さらに、本作のテーマについて、ラブストーリーではあるが、「社会学や政治の問題に加えて、メンタルヘルスという当時の問題を取り上げている」と語り、そのテーマの奥深さにも言及。最後にはネコについて聞かれ、「ネコは最高だよ。本作はルイスだけでなく、ネコを称える作品だ」と述べ、ネコの地位向上に貢献したルイス・ウェインの業績を称賛した。しかしネコとの共演について話が及ぶと、ネコは「絶対に思い通りにいかない」と微笑み、ネコのジェスチャーを交え笑いながら撮影時の苦労を語っている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年11月30日19世紀末から20世紀にかけてイギリスで人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生をベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』より、本編映像が解禁された。ルイス・ウェインは、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する、絵葉書の作者だとも言われている。当初エミリー(クレア・フォイ)は、住み込みの家庭教師としてウェイン家にやって来たが、やがてルイス(ベネディクト・カンバーバッチ)と恋に落ちる。そして身分の違いゆえ、周囲から反対を受けるもはねのけ結婚。ふたりは家を出て幸せな家庭を築くが、幸せのさなかエミリーは末期ガンを宣告されてしまう。そんな絶望の淵で出会ったのが、一匹のネコ。ふたりは拾った子ネコにピーターと名付け、残された時間を“愛”と“ネコ”で彩っていく。そして、ルイスは妻を喜ばせるためにネコの絵を描き始めるのだった。この度解禁された本編映像は、そんなルイス・ウェインと病床の妻エミリーの会話シーン。エミリーの病状が日に日に悪化していくなか、ふたりは静かに語り合う。「君が世界を美しくした。手遅れになる前に感謝を伝えたかった」と語り掛けるルイスに対し、エミリーは、「忘れないで、つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている。あなたが教えてくれた。それを捉えて。見つめて、多くの人と分かち合って」と静かに答える。この言葉を胸に、ルイスは一生をかけてネコの絵を描き続けることに。伝説のネコ画家の原点ともいうべき重要なシーンになっている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年11月15日ベネディクト・カンバーバッチがネコの魅力を最初に発見した画家を演じる映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』より、カンバーバッチが主人公ルイス・ウェインについて語る特別映像が解禁となった。今回公開された映像では、カンバーバッチが主人公について「彼の描くネコには、他とは違う魅力がある」と語っている。19世紀末から20世紀にかけてイギリスで人気を博したイラストレーター、ルイス・ウェイン。当時ネズミの退治役として軽く見られたり、不吉な存在として嫌われていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”だ。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者だとも言われ、様々なアーティストにインスピレーションを与えた。ルイスを「僕のヒーロー」と呼ぶカンバーバッチは、彼のことを「とても保守的な時代」に、「他人と違うことに苦しんだ」人物だと表現している。ルイスのネコの絵は人間にも通ずるところがあると語り、そんな彼のネコを「プリズム」になぞらえている。カンバーバッチが自らの役どころについて語るなかで、彼の鮮烈な感性が垣間見える必見の映像となっている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年10月22日ベネディクト・カンバーバッチ主演で伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生を描いた映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。この度、グラフィックデザイナーの大島依提亜が手掛けたポスタービジュアル2種が解禁となった。19世紀末から20世紀にかけ、ネコの魅力を最初に“発見”した“ネコ画家”として知られるルイス・ウェイン。今回、グラフィックデザイナーの大島依提亜が手掛けた2種類のポスタービジュアルが新たに解禁された。1つはイギリス本国で使用されたデザインを再構築した“メインビジュアル”。カンバーバッチ演じるルイス・ウェインとクレア・フォイ演じる妻エミリーが、愛猫・ピーターを抱き、寄り添っている姿が中心に据えられている。幸せな日々を送る“3人”の横には「君とネコとの思い出が、永遠に僕を守ってくれる。」というコピーが添えられた。もう1つは、ルイス・ウェインが描いた大量のネコ(通称“ルイス・ウェイン・キャット”)が、画面いっぱいに溢れる“ネコビジュアル”。つぶらな瞳をした擬人化されたネコたちが、お茶を飲んだり、葉巻を吸ったり、おもちゃで遊んだり、椅子に腰かけたりと、それぞれ愛らしい魅力に溢れたデザインとなっている。ルイス・ウェインが愛した“妻”と“ネコ”が印象的な2つのビジュアルは、それぞれB5チラシとして、上映予定の映画館を中心に順次配架される予定。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年10月11日実在したネコ画家の半生を描いたベネディクト・カンバーバッチ主演作『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』より予告編が解禁された。本作は、夏目漱石にも影響を与え、英国で爆発的な人気を博したネコ画家ルイス・ウェインの実話の映画化。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで知らない者のなかった、大人気イラストレーターの知られざる愛と人生を描き出す。この度解禁された予告篇は、「ルイス・ウェインは生涯を捧げ、私たちの人生をより幸せに猫だらけにし、そして世界をより良いものにした」というSFの巨匠H・G・ウェルズのラジオ音声から始まる。ルイスがネコの魅力に気づいたきっかけは、妻エミリーとの出会いだった。当初、住み込みの家庭教師としてエミリーはウェイン家にやって来たが、やがて2人は恋に落ちることになる。2人の間には身分の違いがあったが、周囲の反対をはねのけ結婚する。その後、2人は家を出て幸せな家庭を築くが、幸せのさなかエミリーは末期ガンを宣告されてしまう。そんな絶望の淵で出会ったのが、一匹のネコだった。2人は拾った子ネコにピーターと名付け、残された時間を“愛”と“ネコ”で彩っていく。妻を喜ばせるためにルイスがとった行動は、ネコの絵を描くことだった…。愛する妻に「君が世界を美しくした」と語りかけるルイス。それに対し、病床のエミリーは「忘れないで。つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている。あなたが教えてくれたの」と静かに答える。妻から言われた言葉を胸に、ネコを描くことに生涯を捧げたルイス・ウェイン。優しく温かな愛の物語を感じられる、“愛”と“ネコ”に溢れた予告編となっている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年09月29日19世紀末から20世紀にかけてイギリスで知らない者のなかった、大人気イラストレーター・ルイス・ウェインの数奇な人生を描いた映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が12月1日(木)より全国公開される。この度、本作の愛と猫が溢れた予告編が公開となった。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に発見した、伝説の“ネコ画家”と言われたルイス・ウェイン。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する、絵葉書の作者だとも言われている。ウェインが猫の魅力に気づいたきっかけは、妻エミリーとの出会いだった。本作は妻と猫への愛に満ちた彼の人生を描いた、優しく温かな愛の物語だ。新たに公開された予告編はSFの巨匠 H・G・ウェルズのラジオ音声から始まる。「ルイス・ウェインは生涯を捧げ、私たちの人生をより幸せに猫だらけにし、そして世界をより良いものにした」。住み込みの家庭教師としてウェイン家にやって来たエミリー。やがてウェインとエミリーは恋に落ち、身分の違いによる周囲の反対をはねのけて結婚する。その後、ふたりは家を出て幸せな家庭を築くが、幸せのさなか、エミリーは末期ガンを宣告されてしまう。そんな絶望の淵で出会ったのが、1匹の猫だった。ふたりは拾った子猫にピーターと名付け、残された時間を愛と猫で彩っていく。妻を喜ばせるためにウェインがとった行動は、猫の絵を描くことだった。愛する妻に「君が世界を美しくした」と語りかけるウェイン。それに対し、病床のエミリーは「忘れないで。つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている。あなたが教えてくれたの」と静かに答えたのだった。遊び心とサイケデリックな魅力に満ちた猫を生涯描き続け、多くの人々を魅了したウェイン。彼の絵は広く世界に知られているが、彼がどんな人生を歩んだのかはあまり知られていない。本作はそんな彼の人生を垣間見ることができる作品となっている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』12月1日(木)より公開
2022年09月29日映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が、2022年12月1日(木)よりTOHO シネマズ シャンテほかにて全国公開される。主演はベネディクト・カンバーバッチ。イギリス伝説の“ネコ画家”ルイス・ウェインの物語映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は、19世紀末から20世紀にかけてイギリスで大人気を博した伝説のネコ画家、ルイス・ウェインの人生を描いたイギリス映画だ。当時のイギリスでは知らない者のなかったイラストレーターのルイス・ウェインは、かつてネズミの退治役か、もしくは不吉な存在とみなされていた“ネコの魅力”を最初に発見したネコ画家。不朽の名作『吾輩は猫である』に登場する絵葉書の作者がルイス・ウェインだと言われており、SFの巨匠H・G・ウェルズからも「ルイス・ウェインは独自の猫を発明した」と絶賛されるなど、稀代のアーティストとして活躍した。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』では、一生をかけてネコを描き続けた画家ルイス・ウェインと、周囲からの大反対の中でルイス・ウェインと結婚し、この世を去ってからもその愛で彼を守り続けた妻エミリー、親友であり人生の師でもあるネコのピーターとの物語を描く。彼ら3人のストーリーを通して、ルイス・ウェインの人物像やネコを描き始めたきっかけなどが浮き彫りになっていく。ベネディクト・カンバーバッチが主演、ネコ画家に実在の人物である主人公・ルイス・ウェインを演じるのは、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。加えて、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズなどが出演している。ニック・ケイヴも意外な役柄で登場するなど、英国の実力派俳優たちが集結している。ナレーションはオリヴィア・コールマンが手がけ、ネコ“ピーター”は、年齢に応じた3匹のネコが演じている。■主人公ルイス・ウェイン…ベネディクト・カンバーバッチイギリスの上流階級出身の画家。妻エミリーのために、庭に迷い込んだ子猫ピーターの絵を描き続ける。不器用でピュアな愛を貫く、イノセントかつお茶目な天才肌。■エミリー…クレア・フォイルイスの妹の家庭教師でルイスの妻。身分の違いにより周囲から反対されるも、ルイスと結婚。その後、末期ガンを宣告される。演じるのは、『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TV シリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で人気を博したクレア・フォイ。監督は、ウィル・シャープ。俳優としても活躍して英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされるなどその才能が注目されている。また、英国貴族の優雅な衣装は、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』で受賞したマイケル・オコナーが手がけた。〈映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』あらすじ〉イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェインは、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリーと恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る──。【詳細】映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』公開日:2022年12月1日(木)出演:ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、オリヴィア・コールマン監督・脚本:ウィル・シャープ原案・脚本:サイモン・スティーブンソン原題:The Electrical Life of Louis Wain字幕翻訳:岩辺いずみ2021年│イギリス│英語│111 分│カラー│スタンダード│5.1ch│G
2022年09月19日ベネディクト・カンバーバッチ主演映画『The Electrical Life of Louis Wain』が、邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』として、12月1日(木)より全国公開されることが決定。併せて場面写真も解禁された。イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしていくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る…。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで知らない者のなかった大人気イラストレーター、ルイス・ウェイン。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”だ。日本が誇る文豪・夏目漱石にインスピレーションを与え、不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者だとも言われている。SFの巨匠H・G・ウェルズからも、「独自の猫を発明した」と絶賛された稀代のアーティストだったルイス・ウェイン。彼が手掛けるネコの絵は、愛らしくてコミカル、いまにも絵から飛び出してきそうな生き生きとしたタッチで描かれている。いったい、そんな絵を残してくれたルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか?本作はそんな彼の人生を紐解いていく、優しくも温かな愛を描く感動作だ。ルイス・ウェイン役には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。幾人もの“天才”を万華鏡のように多彩に演じてきたカンバーバッチが、不器用でピュアな愛を貫くイノセントかつお茶目な天才という、彼の魅力を最大限に活かす実在の人物に挑む。ルイスの妻のエミリーには、『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で高い人気を獲得したクレア・フォイ。一人ぼっちになる夫を励ます笑顔と、書き留めたくなる台詞の数々が魂に響く。もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹のネコたち。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたフェリックスが、CG一切なしの名演でネコ好きの目をくぎづけにする。共演には、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』で英国アカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が並ぶ。また、『ジョジョ・ラビット』監督のタイカ・ワイティティと、ミュージシャンのニック・ケイヴも意外な役柄で出演。さらに、『女王陛下のお気に入り』でオスカーに輝いた英国の至宝オリヴィア・コールマンが、ルイスの精神の核心を語るナレーションを務めている。監督は、俳優としても活躍して英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされ、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。英国貴族のエレガントな衣装を手掛けたのは、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』で受賞したマイケル・オコナーが務める。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年09月16日英国の話題の舞台を世界の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ(NTLive)の過去の名作のアンコール上映が、シネ・リーブル池袋にて開催されることになった。英国演劇界最高峰のオリヴィエ賞を受賞した作品や、英国を代表する俳優たちの主演作を、ベストアングルで捉えた見応えある映像で観劇できる貴重な機会。出演にはベネディクト・カンバーバッチ、イアン・マッケラン、ジェームズ・マカヴォイからジョディ・カマーまで世界的に活躍する名優が揃い、演出にもダニー・ボイル、ニコラス・ハイトナー、ジョナサン・マンビィなど映画界や日本の演劇界でも活躍をする人たちが参加。そして、英国を代表する俳優が演じるシェイクスピア作品も揃っている。『シラノ・ド・ベルジュラック』大きな鼻のコンプレックスに悩みつつ、1人の女性を胸中で恋い慕い続けたシラノの物語は、1897年に初演されて以降、世界各地で上演が繰り返され、何度となく映画化・ミュージカル化もされている。その名作が、マーティン・クリンプによって現代語訳された上演台本と気鋭の演出家ジェイミー・ロイドによるミニマルなステージングによって、装いも新たに生まれ変わった。主演は映画『X-MEN』シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイ。2020年ローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞を受賞。そのほか、主演男優賞(マカヴォイ)・助演女優賞(ミシェール・オースティン)・音響デザイン賞・演出賞を受賞した。『リア王』シェイクスピアの四大悲劇の一つ。退位にあたり3人の娘の愛情を試した老王リアだったが、長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう――。名優イアン・マッケランが圧倒的な演技力と存在感で老王リアが辿る悲しい末路を体現する。演出を手掛けるのは堤真一主演の「民衆の敵」など日本でも活躍するジョナサン・マンビィ。『ブック・オブ・ダスト』主人公マルコムは彼のダイモンのアスタと、知り合いのアリスと彼女のダイモン・ベンと一緒にある組織に狙われる赤ちゃんライラを連れて旅に出ることになる。果たしてライラを守ることはできるのか?大ヒット小説「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」で描かれた世界から12年前を描く冒険物語。『誰もいない国』ある夏の午後、パブで飲んでいた年老いた作家ハーストとスプーナーは酒が進むにつれ会話が誇張され、事実と空想の境が分からなくなっていく。やがてパワーゲームと化した彼らのやり取りは、2人の若者の登場でより複雑になっていく――。ノーベル文学賞に輝いた劇作家ハロルド・ピンターの1975年初演作。過去の背景や現在の関係性、力関係の分からない男たちの会話劇で、“イギリスの宝”ともいうべき名優イアン・マッケランとパトリック・スチュワートが競演。超豪華な2人の演技対決は必見となっている。『フランケンシュタイン』ローレンス・オリヴィエ賞でベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーの2人が主演男優賞を同時受賞した傑作舞台。メアリー・シェリーの原作が、アカデミー賞監督ダニー・ボイルが演出するといままで見たことのない新しい世界へと生まれ変わり、怪物の抱えた心の動きにグイグイ引き込まれること間違い無し。『プライマ・フェイシィ』主人公テッサは若く優秀な法廷弁護士で、労働者階級から身を起こし、ひたすら戦い続けてトップクラスの弁護士となった。しかし予期せぬ出来事で、彼女は家父長的な法の力、立証責任、モラルの境界線といった法律と社会が抱える矛盾などに直面することに。本作でジョディ・カマーは、感情や経験が社会のルールと衝突し引き起こす問題の核心に迫る。ジャスティン・マーティン(2017年の舞台「ジャングル」をスティーブン・ダルドリーと共に演出)が演出を務めるこの作品は、ロンドン・ウエストエンドのハロルド・ピンター劇場にて撮影された。「NTLiveアンコール夏祭り」は8月12日(金)~8月31日(水)シネ・リーブル池袋にて開催(※8月22日(月)休館)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:NTLive プライマ・フェイシィ 2022年8月5日よりTOHOシネマズ日本橋、大坂ステーションシティシネマ、中洲大洋劇場ほか全国にて公開
2022年08月07日マーベル史上、最も予測不能で壮大な戦いを描いたアクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。7月19日、主演ベネディクト・カンバーバッチの誕生日に合わせ、本作に登場する“別バージョンのストレンジ”の秘密に迫る映像がボーナス・コンテンツから一部解禁となった。ベネディクト・カンバーバッチは、それぞれのマルチバースに登場する「3人のストレンジ」について、「別バージョンのストレンジを演じ分けるのは楽しい。対峙するシーンはダークにしたかった」と語り、脚本担当のマイケル・ウォルドロンは「”ディフェンダー・ストレンジ”は命知らずの冒険家、“シニスター・ストレンジ”は悲劇バージョンのストレンジで教訓になる存在。ベネディクトと協力して作り上げた」と語っている。そして、話題となった”ゾンビ・ストレンジ”は脚本のマイケルの案であることをサム・ライミ監督が告白。様々なバージョンのストレンジを創造するために、スタッフ一丸となって試行錯誤を重ねた様子がわかる貴重な映像となっている。複数のドクター・ストレンジを演じるのは「とても楽しい」カンバーバッチは、別の自分と対峙するシーンは非常に難しく、「最後に、シニスター・ストレンジというニックネームで呼ばれている人物と出会う、とても重要なシーンがあります。複雑ですね。大変なんです。他人の代役やスタントダブルと仕事をするわけですから」と明かす。「そして、彼らがどこにいるか、自分がどこにいたかという目印のようなものとして使い、自分の演技を覚えていなければならない。とても奇妙なことです。でも何とかうまくやり遂げることができました」と言い、さらに「観客が複数のストレンジをスクリーンで一緒に見られることを、とても楽しみにしています」と付け加えている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はデジタル配信中(購入/レンタル)、8月5日(金)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年07月19日5月7日、8日の全国映画動員ランキングは、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が首位をキープし、4週連続トップに立った。ベネディクト・カンバーバッチが主演を務めるマーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は初登場2位にランクイン。本作でドクター・ストレンジは、突然現れた無限の可能性が存在するパラレルワールド“マルチバース”で、新たな脅威に立ち向かう。監督は、サム・ライミ。出演は、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォーら。公開3週目の『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』と、公開4週目の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』はそれぞれワンランクダウンの3位、4位につけている。そのほか新作では、櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が阿部サダヲと岡田健史の主演で映画化した『死刑にいたる病』が初登場5位に入った。連続殺人で世間を震撼させた犯人から、ひとつの冤罪証明を依頼された大学生が、真相を解明するために奔走する姿を描くサイコサスペンスで、岩田剛典、宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、中山美穂らが出演している。公開8週目の『SING/シング:ネクストステージ』や、公開10週目の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』もベスト10入りを続けている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』次週は『劇場版 おいしい給食 卒業』『シン・ウルトラマン』『バブル』『EUREKA/ユリイカ〈デジタル・マスター完全版〉』『流浪の月』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』2位『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』3位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』4位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』5位『死刑にいたる病』6位『劇場版ラジエーションハウス』7位『SING/シング:ネクストステージ』8位『劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編』9位『ホリック xxxHOLiC』10位『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』
2022年05月09日マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、日本公開(全米公開は5月6日)を前日に控えた日本時間5月3日(火)、 ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催され、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、“アベンジャーズ最強の魔女”ワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンらが登場した。この日は、カンバーバッチやオルセンほか、 “魔術師を率いるリーダー”ウォン役のベネディクト・ウォン、“物語のカギを握る新キャラクター” アメリカ・チャベス役のソーチー・ゴメスら、『スパイダーマン』(02、04、07)シリーズで知られる本作の監督サム・ライミ、マーベル・スタジオの社長であり本作のプロデューサーも務めるケヴィン・ファイギなど、超豪華メンバーが集結した。ドクター・ストレンジが無数のパラレルワールドが存在する“マルチバース”の世界に挑む本作。未だ多くの謎に包まれたマルチバースから新たな脅威が迫る中、ストレンジは全く同じ姿ながら邪悪な雰囲気を纏う“もう1人の自分”と対峙することになるが、そんなマルチバースの世界観を彷彿とさせる、数多くのストレンジに扮したファンの熱気と歓声に包まれたワールドプレミアが開催。スーツをスタイリッシュに着こなし登場したストレンジ役のカンバーバッチは、「観客やファンの方々と一緒に映画を観ることができることにとてもワクワクしていますよ。映画にとってそれが一番大事なこと。ずっとそうすることを熱望していました!」と喜びを語る。予告編では、髪型の違う精悍な顔つきのストレンジや、混沌とした世界を予感させる異形な姿のストレンジなどが垣間見え、“予測不能”な展開に日本でも期待が高まっているが、カンバーバッチは「日本のファンの皆さん!!君たちはその他の全世界の人たちよりも、早くこの映画を観ることができるんだ。その特典を存分に楽しんで貰いたいと思う。でも、観たことを全て秘密にしたままにしておいてほしい。映画を観て気に入ったら、気に入った、好きだという言葉は拡散してほしいけど、どうして好きなのかは言っちゃだめだよ!」と、いち早く公開を迎える日本のファンに向けてメッセージを送った。「これまでに見たことがないワンダの側面を見ることに」また、シックなブラックのスーツで登場したワンダ役のオルセンは「こういうプレミアってもうずいぶん長い間、私自身は参加していなかったから、すごくいい気分です。こうやって観客やファンの方々と直接おめでとうと言いあえるような経験ができることは、とても気持ちがいいこと」と、プレミアに参加したことへの喜びをまず語る。「この作品の物語は、『ワンダヴィジョン』からの流れの中の続きと思ってもらっていいと思います。これまでに見たことがないワンダの側面を見ることになると思います。私は観客の皆さんがそれを目にすることに、恐れおののいているのと同時に、とてもワクワク、胸を躍らせているところです」と、マルチバースの世界を舞台に描かれるワンダの新たな姿を示唆した。キーパーソン、アメリカ・ チャベス役ソーチー・ゴメスも意味深コメントウォン役のベネディクト・ウォンは「私の演じた役ウォンはソーサラー・スープリームとなり、それに伴ってより大きな責任を負うようになります。今回の作品では、ウォンとともにたくさんのアクションを見ていただけると思っています。ファンの方々にはその辺りを楽しんでいただければと思います!」と見どころをコメント。さらに、“マルチバースの世界を行き来できる”という特殊能力を持った、本作の重要なカギを握るアメリカ・ チャベス役のソーチー・ゴメスは「興奮しています。ここに居られるなんて、 超ラッキー!(笑)」と、持ち前の明るさで MCUの一員となったことへの喜びを語る。そして本作を目撃する日本のファンに向け、「皆さんがこの映画を気に入ってくれることを祈っています。必要以上に混乱しないことを願っているのですけど、そうすれば、もう一度劇場に足を運んでくれることになるのかな...たぶん、その方がいいかも(笑)」と興味をそそるコメントも。そのほかにも、“ストレンジの元恋人”クリスティーン役のレイチェル・マクアダムスら豪華キャストも登場し、大盛況のプレミアイベントとなった。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月04日映画『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』が5月4日(水・祝)に公開となる。この度、本作の監督であるサム・ライミによる「彼はスタッフに対していつも寛大だった」というコメントや、自身の発言から知られざる主演のベネディクト・カンバーバッチの魅力を紹介したい。はじめ、先日全米で公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はオープニング興行収入が全米歴代3位というヒットなど、破格のメガヒット超大作によって次々とエンタテインメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。その 2022年マーベル・スタジオ劇場公開の幕開けを飾るのは『スパイダーマン』の監督が贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作が『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』だ。天才外科医として数々の困難な手術をこなす日々を送る中、ある日の事故をきっかけに最強の魔術師へと覚醒し、これまで医者としてもヒーローとしても多くの命を救ってきたドクター・ストレンジ。一方、その性格はちょっと傲慢な部分も。外科医時代はもちろんのこと、アベンジャーズの一員になってからもアイアンマンことトニー・スタークと張り合うなど、上から目線な姿を見せてきた。そんなストレンジを約5年に渡り演じたカンバーバッチ。彼の性格はストレンジとは正反対な部分も多いようで、サム・ライミ監督は「彼はスタッフに対していつも寛大だった。いつも現場で、それぞれの人たちの仕事の大変さをわかっていて、彼らの職人技に感謝していた。毎週、彼がクルー全体にお礼を言ったり、一生懸命仕事をしているスタッフや彼らの職人技に彼が感謝を伝えているのを見ることは、しょっちゅうあったよ」と、柔らかい人柄が伝わるエピソードを告白。ストレンジも、最初こそ傲慢で他を寄せ付けない性格だったが『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』(2018年)や『エンドゲーム』で“アベンジャーズ”と戦いを共にする中で、仲間を気遣いながらチームワークを駆使し戦う新たな一面も覗かせるなど成長も見せている。カンバーバッチは、2010年から放送されたテレビドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』で名探偵シャーロック・ホームズを演じ、日本でもその名を馳せた。その後『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)ではアカデミー賞主演男優賞にノミネート。俳優としてのキャリアを順調に積む中で、2017年に『ドクター・ストレンジ』で MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加。そして本年度アカデミー賞では『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)で2回目の主演男優賞にノミネートされるほか、ハリウッド殿堂入りも果たした。その様な功績を残しても決して有頂天になることはない。得意のモノマネで“カワウソ”や『スター・ウォーズ』シリーズの“チューバッカ”、さらにはMCUお馴染みのソー役“クリス・ヘムズワース”、ハルク役“マーク・ラファロ”、ロキ役“トム・ヒドルストン”などを披露する飾らない性格も人気の秘訣だろう。また『ノー・ウェイ・ホーム』でスパイダーマンことピーター・パーカーのメンター的存在として登場した際も、公の場でトム・ホランドがまるで本物のお父さんの様にカンバーバッチに懐く姿が話題となり、親しみやすい性格を垣間見せたのだ。そんなカンバーバッチ自身は本作について「信じられないほど楽しくて、1作目に劣らないと思います。本当に大変ですが、やりがいがあって、とても楽しいです」コメントしている。パンデミック中の撮影で多くの制約がかかる大変な撮影の中でも、楽しさを見出して撮影に臨んでいた様子。気さくで物腰の柔らかいカンバーバッチが贈る、上から目線で傲慢なドクター・ストレンジ。本作では、“ワンダ・マキシモフ”や新キャラクターの“アメリカ・チャベス”など、これまで深く関わることのなかったキャラクターたちも登場。果たしてストレンジのどのような姿を見ることができるのか、期待が高まるばかりだ。『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』5月4日(水・祝)公開
2022年04月22日2月28日(現地時間)、ベネディクト・カンバーバッチがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の星型プレートがお披露目された。Photo by Kevin Winter/Getty Imagesセレモニーに出席したベネディクトは、「昨年亡くした姉についてお話ししたくて。姉は今回のことを喜んでくれたと思う。本当に義理堅く、協力的な人だった。きらびやかさ、奇妙さ、魅力的なものが好きだったから、(セレモニーの)最初から最後まで笑い続けていたかもしれない。それにもしかすると泣いていたかも」と偲んだ。「Daily Mail」紙によると、“姉”とはベネディクトの異父姉トレイシー・ピーコックさんで、7年間のがん闘病の末、昨年62歳で亡くなったという。セレモニーに出席したベネディクト・カンバーバッチ「星が輝く空のどこかから、いま、この瞬間を見ていてほしいな。きっと見ているよね。本当に恋しいよ。私たちの人生の中で、あなたは本当に素晴らしく、素敵な人として記憶に残っている」とトレイシーさんに語りかけた。続けて、「私の人生においてこの最高の瞬間に、この通常とは異なるプラットフォームで、これを語らずにはいられません。現在、ウクライナで起きている明らかなことを認めること。私がウクライナの人々への支援の気持ちを持っていること。統治者の泥棒政治と愚かさに反対し、この残虐行為の進行をやめさせようとしているロシアの人々のことも支援します」とロシアのウクライナ侵攻についても触れた。そして、「私たちはただ考えたり、祈ったりするより、行動することが必要です」と強調した。(Hiromi Kaku)
2022年03月01日映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の新映像とポスターが公開された。主人公ドクター・ストレンジを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』での繊細な演技が高く評価され、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど大きな話題を集めている。また、ストレンジの盟友の魔術師ウォン役のベネディクト・ウォン、ストレンジの元恋人で医師クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、かつての兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーなど前作のキャストも再集結。さらに新進気鋭の女優ソーチー・ゴメスが演じる、マーベル・コミックの人気キャラクターであり、本作の大きな鍵を握る“アメリカ・チャベス”。そして、『アベンジャーズ』シリーズにおいて高い人気を誇る、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役エリザベス・オルセンも出演。監督は、『スパイダーマン』(02、04、07 年)シリーズを手掛けたハリウッドの奇才サム・ライミ。唯一無二の独特な世界観を表現してきたサム・ライミ監督が、時間と空間を超越した圧倒的なスケールと未知なる映像体験で全世界を魅了する。本作の主人公は元天才外科医にして、上から目線の最強の魔術師ドクター・ストレンジ。その時間と空間を変幻自在に操る圧倒的な能力と知性で世界を救ってきた彼は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』での壮絶な死闘を経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去った今、アベンジャーズの次代のリーダーと目されている。公開中の『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でもスパイダーマン(トム・ホランド)の新たなメンター的存在として描かれるなど、今後のアベンジャーズのキーパーソンとして動向が最も注目されているキャラクターだ。公開された予告編は、これから訪れる最悪の事態を暗示するかのように悪夢にうなされるドクター・ストレンジから始まる。「本当の悪夢が始まる」意味深なストレンジのセリフ以降に映し出される映像は、時間・空間・場所を問わず、様々な脅威が人類を襲う予測不能な展開に。このキッカケとなったのは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でも描かれている“マルチバース”。迫りくる宇宙への最大の脅威にドクター・ストレンジは「この世界を守るために、やるべきことをした」と口にするが、盟友の魔術師ウォンは「すべてを制御するのは無理だ。ユニバース間の扉が開いた、何がやってくるか分からない」警告する。危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは、何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。さらに驚くべきことに、その宇宙最大の脅威はドクター・ストレンジと全く同じ姿で現れた“もう一人の自分”。邪悪な姿のドクター・ストレンジは不敵な笑みを浮かべていた……。また、あわせて公開されたポスタービジュアルは、ストレンジが開いてしまったマルチバースの世界が無数の破片のようにして広がり、壊れゆく世界の脆さと危うさを感じさせ、破片の中に映るワンダやアメリカ・チャベスらの意味深な表情が描き出されている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』5月4日(水)公開
2022年02月14日3月28日(日本時間)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される第94回アカデミー賞のノミネート作品が公式YouTubeにて発表された。前哨戦となる各映画賞で好評を得ているNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は作品賞、監督賞、主演男優/女優賞、そして助演男優賞には2人を送りだし最多11部門12ノミネートを達成。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『DUNE/デューン 砂の惑星』は作品賞、脚色賞ほか技術系部門を席巻し10部門ノミネート。トロント国際映画祭で観客賞を受賞している『ベルファスト』、スティーヴン・スピルバーグ監督初のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストリー』がそれぞれ7部門で続いた。『ベルファスト』クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じた『スペンサー』にてアカデミー賞に初ノミネート。ヴェネチア国際映画祭で女優賞を獲得したペドロ・アルモドバル監督『Madres Paralelas』(原題)のペネロペ・クルスは、『それでも恋するバルセロナ』以来13年ぶりのノミネートとなった。『スペンサー』■第94回アカデミー賞のノミネート一覧■作品賞『ベルファスト』『コーダ あいのうた』『ドント・ルック・アップ』『ドライブ・マイ・カー』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』■監督賞ケネス・ブラナー『ベルファスト』濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』スティーヴン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』■主演女優賞ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』オリヴィア・コールマン 『ロスト・ドーター』ペネロペ・クルス『Madres Paralelas』(原題)ニコール・キッドマン 『愛すべき夫妻の秘密』クリステン・スチュワート『スペンサー』■主演男優賞ハビエル・バルデム 『愛すべき夫妻の秘密』ベネディクト・カンバーバッチ 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』アンドリュー・ガーフィールド 『tick, tick... Boom! チック、チック…ブーン!』ウィル・スミス 『ドリームプラン』デンゼル・ワシントン『マクベス』■助演女優賞ジェシー・バックリー『ロスト・ドーター』アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』ジュディ・デンチ『ベルファスト』キルスティン・ダンスト 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』アーンジャニュー・エリス 『ドリームプラン』■助演男優賞キアラン・ハインズ『ベルファスト』トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』ジェシー・プレモンス『パワー・オブ・ザ・ドック』J・K・シモンズ『愛すべき夫妻の秘密』コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』■オリジナル脚本賞『ベルファスト』『ドント・ルック・アップ』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』『The Worst Person in the World』(英題)■脚色賞『コーダ あいのうた』『ドライブ・マイ・カー』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ロスト・ドーター』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』■国際長編映画賞『ドライブ・マイ・カー』(日本)『Flee』(デンマーク)『Hand of God -神の手が触れた日-』(イタリア)『ブータン 山の教室』(ブータン)『The Worst Person in the World』(ノルウェー)■長編アニメーション映画賞『ミラベルと魔法だらけの家』『Flee』(英題)『あの夏のルカ』『ミッチェル家とマシンの反乱』『ラーヤと龍の王国』■作曲賞『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ミラベルと魔法だらけの家』『Parallel Mothers』『パワー・オブ・ザ・ドック』■歌曲賞「Be Alive」『ドリーンプラン』「Dos Oruguitas」『ミラベルと魔法だらけの家』「Down to Joy」『ベルファスト』「No Time to Die」『007/ノータイム・トゥ・ダイ』「Somehow You Do」『Four Good Days』■撮影賞『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドック』『マクベス』『ウエスト・サイド・ストーリー』■編集賞『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『パワー・オブ・ザ・ドック』『tick, tick... Boom! チック、チック…ブーン!』■美術賞『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドック』『マクベス』『ウエスト・サイド・ストーリー』■衣装デザイン賞『クルエラ』『シラノ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『ウエスト・サイド・ストーリー』■メイクアップ&ヘアスタイリング賞『星の王子ニューヨークへ行く2』『クルエラ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『タミー・フェイの瞳』『ハウス・オブ・グッチ』■音響賞『ベルファスト』『DUNE/デューン 砂の惑星』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『パワー・オブ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』■視覚効果賞『DUNE/デューン 砂の惑星』『フリーガイ』『007/ノータイム・トゥ・ダイ』『シャン・チー テン・リングスの伝説』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』■長編ドキュメンタリー賞『Ascension』『Attica』『Flee』『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』『燃え上がる記者たち』■短編ドキュメンタリー賞『オーディブル:鼓動を響かせて』『私の帰る場所』『The Queen of Basketball』『ベナジルに捧げる3つの歌』『When We Were Bullies』■短編アニメーション映画賞『Affairs of the Art』『Bestia』『ボクシングバレー』『ことりのロビン』『The Windshield Wiper』■短編実写賞『Ala Kachuu-Take and Run』『The Dress』『The Long Goodbye』『On My Mind』『Please Hold』「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」は日本時間3月28日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※英語タイトルは原題、もしくは英題。(text:Reiko Uehara)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reservedミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.スペンサー ダイアナの決意 2022年秋、全国にて公開©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年11⽉19⽇より一部劇場にて公開、12月1日よりNetflixにて配信ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reservedコーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS【Netflix映画】ドント・ルック・アップ 2021年12月10日より公開、12月24日よりNetflixにて配信ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.リコリス・ピザ 2022年、全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年02月09日2016年のベン・スティラー主演作『ズーランダー No.2』で共演したベネディクト・カンバーバッチとペネロペ・クルスが、「Variety」誌の「Actors on Actors」で対談。ベネディクトは同作で演じたノンバイナリー、ロングヘア、眉なしのモデル「オール」を演じたことについてふり返った。「あの役について、本当にたくさんの論争が巻き起こりました。いまなら理解できます」とペネロペに語るベネディクト。「いまの時代なら、あの役をトランス俳優以外が演じることは絶対になかったと思います。しかし、当時はその点についてはあまり考えてはいませんでした。(メインキャラの)2人が時代遅れな人物で、新しく多様な世界を理解していない異性愛規範の決まり文句だと思っていました。それで、ちょっとうまくいかなかった」と過ちを認めている。とはいえ、メインキャラを演じたベンとオーウェン・ウィルソンとの共演は楽しかったそうだ。「わずかな時間でしたが、ベンとオーウェンと一緒に働けてうれしかったです。それにあの作品のクレイジーさと言ったら。ぼくは1作目の大ファンなんですよ」と語った。2015年、『ズーランダー No.2』の予告編が公開されると、「ノンバイナリーの人物を演じるのにシスジェンダーの俳優を雇うことは、明らかにネガティブなやり方」として、同作をボイコットするよう呼び掛ける署名活動が始まり、2万5000人の署名が集まった。(Hiromi Kaku)
2022年01月31日ベネディクト・カンバーバッチ主演作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の躍進が止まらない。17日(現地時間)にノース・ダコタ・フィルム・ソサエティ賞の受賞作品と受賞者が発表され、同作は作品賞を受賞した。ゴールデングローブ賞を含め、これで21個目の作品賞となった。この数は、Netflixのオリジナル映画としては過去最多となる。これまでの最多数はアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』で、20個だった。近年のストリーミング配信サービスの台頭により、NetflixやAmazonのオリジナル作品が賞レースを賑わせるようになり数々の賞も受賞しているが、いまだアカデミー賞の作品賞は手にしていない。Netflixのオリジナル作品は、昨年に『Mank/マンク』、2020年に『アイリッシュマン』『マリッジ・ストーリー』、2019年に『ROMA/ローマ』が作品賞の候補となったが、それぞれの年に『ノマドランド』『パラサイト 半地下の家族』『グリーンブック』に敗れた。今年こそ、悲願の作品賞受賞となるかに注目が集まる。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は1967年に出版されたトーマス・サヴェージの同名小説を、ジェーン・カンピオン監督が実写化。1920年代の米・モンタナ州を舞台に、大牧場を経営する兄弟を中心とした複雑な人間関係が描かれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ROMA/ローマ 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年11⽉19⽇より一部劇場にて公開、12月1日よりNetflixにて配信
2022年01月19日ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が公開。第94回アカデミー賞では最多ノミネート&監督賞を受賞。第79回ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門作品賞、監督賞、助演男優賞を受賞した。緊迫した関係をリアルに描く人間ドラマ映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台にした人間ドラマ。周りの⼈々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主フィル・バーバンクと、その弟ジョージ、ジョージの妻ローズ、息⼦ピーターらを巡り、絡み合う緊迫した関係をリアルに描く。<映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』あらすじ>ある⽇、地元の未亡⼈ローズと、その息⼦ピーターと出会った⼤牧場主のバーバンク兄弟。弟・ジョージはローズと結婚し、家に迎え⼊れることに。これにショックを受けたフィルは、すべてを壊そうと、残忍で執拗な攻撃を仕掛けるが、とある事件をきっかけに、⼈を愛することへの可能性が芽⽣え始め̶。第94回アカデミー賞で監督賞&最多ノミネート映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、第94回アカデミー賞で11部門12ノミネートの最多ノミネートを達成し、ジェーン・カンピオンが監督賞を受賞。第79回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞第79回ゴールデン・グローブ賞の最多7部門にノミネートされ、ドラマ部門作品賞、監督賞(ジェーン・カンピオン)、助演男優賞(コディ・スミット=マクフィー)を受賞。また、第78回ベネチア国際映画祭では、銀獅⼦賞(監督賞)を受賞するなど、賞レースを席巻している。主演ベネディクト・カンバーバッチが“残忍で執拗”な牧場主に主演を務めるのは、『クーリエ:最高機密の運び屋』『モーリタニアン 黒塗りの記録』と出演作が続くベネディクト・カンバーバッチ。カリスマ性を持つ“残忍で執拗”な男を、どのように演じきるのか注目したい。<主な登場人物&キャスト>フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)...周りの⼈々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主。ジョージ・バーバンク(ジェシー・プレモンス)...フィルの弟。ローズ(キルステン・ダンスト)...ジョージの妻。未亡⼈だったが、息⼦ピーターを連れ、ジョージと結婚する。ピーター(コディ・スミット=マクフィー)...ローズの息⼦。コディ・スミット=マクフィーはピーター役で第79回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞した。パルムドール受賞のジェーン・カンピオンが監督メガホンを取るのは、ジェーン・カンピオン。『ピアノ・レッスン』で⼥性初のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した監督だ。【詳細】Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』公開日:2021年11⽉19⽇(⾦)より⼀部劇場にて公開※12⽉1⽇(⽔)よりNetflixにて全世界独占配信。監督:ジェーン・カンピオン出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンス、コディ・スミット=マクフィ
2021年11月01日ジェーン・カンピオン監督×ベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が12月からの独占配信に先駆け、11月19日(金)より日本全国の一部の映画館で上映することが決定。併せて場面写真が到着した。ベネディクト・カンバーバッチが周りの人々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主役、その弟ジョージをジェシー・プレモンス、ジョージの妻をキルスティン・ダンストが演じている本作。第78回ヴェネチア国際映画祭では銀獅子賞(監督賞)を受賞し、明日10月30日(土)より開催される第34回東京国際映画祭ではガラ・セレクション部門へ出品されることも決定している。そしてこの度、12月1日(水)からの全世界独占配信に先駆けて11月19日(金)より日本全国の映画館での上映が決定。また、併せて解禁となった場面写真では、馬に乗っているフィル(ベネディクト・カンバーバッチ)とジョージ(ジェシー・プレモンス)のバーバンク兄弟の姿や、ジョージの妻となったローズ(キルステン・ダンスト)、その息子ピーター(コディ・スミット=マクフィー)のどこか影のある表情が切り取られている。映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は11月19日(金)より全国の一部劇場にて公開。12月1日(水)よりNetflixにて全世界独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年12月1日よりNetflixにて配信
2021年10月29日Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が12月1日(水)より、Netflixで全世界独占配信される。それに先駆けて11月19日(金)より日本の一部映画館で上映されることも決定した。本作は、ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎え、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、周りの人々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)と、その弟ジョージ(ジェシー・プレモンス)、ジョージの妻ローズ(キルステン・ダンスト)、息子ピーター(コディ・スミット=マクフィー)らを巡り、絡み合う緊迫した関係をリアルに描く人間ドラマ。ある日、地元の未亡人ローズと、その息子ピーターと出会った大牧場主のバーバンク兄弟。弟・ジョージはローズと結婚し、家に迎え入れることに。これにショックを受けたフィルは、すべてを壊そうと、残忍で執拗な攻撃を仕掛けるが、とある事件をきっかけに、人を愛することへの可能性が芽生え始め―。監督を務めるのは『ピアノ・レッスン』(1993年)で女性監督初のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞という経歴を持つジェーン・カンピオン。第78回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞作。10月30日(土)〜11月8日(月)に開催される「第34回東京国際映画祭」ではガラ・セレクション部門へ出品され、11月3日(水)に有楽町よみうりホールでジャパンプレミア上映となる。不気味な口笛が鳴り響く中、フィルに恐怖心を抱き翻弄されるローズやピーターの姿が映し出される予告編や、どこか影のある登場人物たちの表情が印象的な場面写真の数々が公開への期待を高まらせるはずだ。配信だけでなく、劇場でもこの大作を感じてみてはいかがだろう。Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』11月19日(金)公開一部劇場にて12月1日(水)Netflixにて全世界独占配信開始【上映劇場リスト】<北海道>イオンシネマ江別イオンシネマ旭川駅前イオンシネマ釧路<宮城県>イオンシネマ石巻イオンシネマ新利府イオンシネマ名取<山形県>イオンシネマ天童<福島県>イオンシネマ福島<群馬県>イオンシネマ太田イオンシネマ高崎<茨城県>イオンシネマ守谷<埼玉県>イオンシネマ春日部イオンシネマ川口イオンシネマ浦和美園イオンシネマ熊谷イオンシネマ大宮イオンシネマ羽生イオンシネマ越谷レイクタウン<千葉県>イオンシネマ市川妙典イオンシネマ幕張新都心イオンシネマ千葉ニュータウン<東京都>イオンシネマ板橋イオンシネマシアタス調布イオンシネマ多摩センターイオンシネマむさし村山イオンシネマ日の出ヒューマントラストシネマ有楽町アップリンク吉祥寺シネ・リーブル池袋立川シネマシティ<神奈川県>イオンシネマ新百合ヶ丘イオンシネマ港北ニュータウンイオンシネマみなとみらいイオンシネマ座間あつぎのえいがかんkiki ※11/20(土)〜<新潟県>イオンシネマ新潟西イオンシネマ新潟南<石川県>イオンシネマ城山イオンシネマ金沢イオンシネマ金沢フォーラス<長野県>イオンシネマ松本長野千石劇場<岐阜県>イオンシネマ各務原<静岡県>シネギャラリー ※11/26(金)〜<愛知県>イオンシネマ豊田KiTARAイオンシネマ大高イオンシネマ長久手イオンシネマ名古屋茶屋イオンシネマワンダーイオンシネマ岡崎イオンシネマ常滑伏見ミリオン座<代阪府>イオンシネマシアタス心斎橋イオンシネマりんくう泉南イオンシネマ茨木イオンシネマ四條畷イオンシネマ大日シネ・リーブル梅田<兵庫県>イオンシネマ加古川シネ・リーブル神戸 ※12/3(金)〜<和歌山県>イオンシネマ和歌山<京都府>イオンシネマ高の原イオンシネマ久御山イオンシネマ京都桂川アップリンク京都<滋賀県>イオンシネマ近江八幡イオンシネマ草津<三重県>イオンシネマ桑名イオンシネマ東員イオンシネマ津南イオンシネマ鈴鹿<岡山県>イオンシネマ岡山<広島県>イオンシネマ広島西風新都<香川県>イオンシネマ綾川<徳島県>イオンシネマ徳島<福岡県>イオンシネマ大野城イオンシネマ戸畑イオンシネマ福岡イオンシネマ筑紫野福岡中洲大洋映画劇場<熊本県>イオンシネマ熊本
2021年10月29日HBOが現在企画中のリミテッドシリーズ「Londongrad」(原題)で、ベネディクト・カンバーバッチの主演が決まった。「Variety」誌が報じた。同ドラマは「ニューヨーク・タイムズ」紙の元特派員アラン・コーウェルの著書「The Terminal Spy」に基づき、元KGB(ソ連国家保安委員会)のスパイ、アレクサンドル・リトビネンコの毒殺事件について描くという。リトビネンコは2006年、ロンドンで放射性物質「ポロニウム210」が入っていたとされる紅茶を飲んだ後に体調を崩し死亡した。リトビネンコを演じるベネディクトは、自身の製作会社を通じで製作総指揮にも名前を連ねる。『ゲティ家の身代金』のデヴィッド・スカルパが脚本兼製作総指揮、『イカロス』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したブライアン・フォーゲルが監督兼製作総指揮を務める。ツイッターでの反応は「この事件のことはいまでもよく覚えている」「出演作が目白押しで大変だね!」など。リトビネンコを題材としたテレビドラマは、イギリスのITV局でも「Litvinenko」(原題)として製作中で、こちらはデヴィッド・テナントが主演する。2007年にはジョニー・デップがリトビネンコの暗殺事件を映画化するという話も報じられたことがあった。(Hiromi Kaku)
2021年10月29日