港区立郷土歴史館は、令和5(2023)年7月15日(土)~9月18日(月・祝)に、夏休み企画展「港区たてものウォッチング ~お寺や洋館をたずねてみよう~」を開催いたします。港区には、江戸時代から続く伝統的な寺社建築をはじめ、明治大正期の洋館や教会堂など、時代や種類が多岐にわたるたてものがあります。本展では、建物の写真や寺社の柱に使っていた斗きょう、洋館インテリアに用いたステンドグラスなどの部材を展示し、区内の歴史的建造物を楽しみながらめぐることができるよう紹介します。ぜひ建築の細やかさや迫力を感じてみてください。また、関東大震災100年の節目であることから、関東大震災関連のコーナーも設けます。ポスター「港区たてものウォッチング ~お寺や洋館をたずねてみよう~」 ■開催概要●開催期間 :令和5(2023)年7月15日(土)~9月18日(月・祝)●会場 :港区立郷土歴史館 特別展示室(港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)●開館時間 :午前9時~午後5時(土曜日のみ午後8時まで)※入館受付は閉館30分前まで●休館日 :7月20日(木)・8月17日(木)●企画展観覧料:大人 200円(160円) 小・中・高校生 100円(80円)※常設展セット券 大人 400円(320円) 小・中・高校生 100円(80円)※( )内は10名以上の団体料金です。※港区在住・在学の小・中・高校生、港区在住の65歳以上の方、港区在住の障害者とその介助者(1名)の観覧料は無料です。(証明ができるものをご持参ください)■関連プログラム○[ギャラリー展]折り紙建築展日本の伝統的な折り紙や折りたたむ文化を取り入れ、さまざまな建物が再現された「折り紙建築」。1枚の紙から作り上げた立体の魅力をお楽しみください。[観覧無料]○折り紙建築を作ろう1枚の紙から建物を作ってみましょう!紙に切り込みや折り込みを入れるだけで、開くと建物が立ち上がります。インテリアやカードとしても楽しめます。・日時 :8月9日(水) 午前10時~正午・午後2時~4時・講師 :茶谷亜矢(一級建築士)・対象 :小学4年生以上・定員 :各回24名(抽選)・材料費 :200円・申込方法:ホームページにて申込(詳細はホームページ参照)・申込期間:7月18日(火)~24日(月)○モルタルペーパーウェイトを作ろう歴史館の建物など様々な場所で使われる建築材料、モルタル。実際にモルタルを型に流し込み、自分だけの家型ペーパーウェイトを作りましょう。・日時 :8月1日(火)・24日(木) 午後2時~4時・対象 :小学生以上 ※小学3年生以下は保護者同伴・定員 :各回24名(抽選)・材料費 :200円・申込方法:ホームページにて申込(詳細はホームページ参照)・申込期間:7月4日(火)~10日(月)○モザイクタイルプレートを作ろう建物ゆかりの文様を、色々なタイルを自由に選んで作ります。職人の実演も見て、建物の歴史を知ろう!・日時 :8月3日(木)・22日(火) 午後1時~4時・講師 :タイルなひとKATSU・対象 :小学生以上 ※小学3年生以下は保護者同伴・定員 :各回24名(抽選)・材料費 :3,000円・申込方法:ホームページにて申込(詳細はホームページ参照)・申込期間:7月11日(火)~17日(月・祝)○レゴ(R)ブロックで未来の港区の街を作ろう港区には素敵な建物がたくさん。そんな港区について学び、レゴ(R)ブロックで「あったらいいな」と思う建物を組み立てよう!・日時 :8月23日(水) 午後1時~2時・午後2後30分~3時30分・対象 :4歳以上 ※小学3年生以下は保護者同伴・定員 :各回20名(抽選)・参加費 :無料・協力 :エデュソル・申込方法:ホームページにて申込(詳細はホームページ参照)・申込期間:8月1日(火)~7日(月) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月10日ブレンダン・フレイザーがアカデミー賞主演男優賞を受賞した話題作『ザ・ホエール』のBlu-ray&DVDが10月4日(水)に発売されることが分かった。『ハムナプトラ』シリーズほか、アクションスターとして一世を風靡しハリウッドのトップスターに登り詰めながらも、心身のバランスを崩し表舞台から遠ざかっていたブレンダン・フレイザーが、奇跡のカムバックを果たしたと大きな話題となった本作。余命わずかな孤独な男が疎遠だった娘との関係修復を切望する最期の5日間を描く。フレイザーは体重272キロの主人公を演じるために全身特殊メイクを施し、喪失と絶望、数々の重荷を背負いながらも、切なる願いを秘めた名演を見せた。ヴェネチア国際映画祭では約6分間のスタンディング・オベーションが贈られ、本年度(第95回)アカデミー賞では主演男優賞受賞を獲得するという奇跡の復活劇を遂げた。監督は『レスラー』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得し、『ブラック・スワン』で第83回アカデミー賞監督賞にノミネートされた名匠ダーレン・アロノフスキー。戯曲原作でワンシュチュエーションの本作でも飽きさせることのない演出で観客を魅了する手腕を発揮。『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など常に注目される気鋭の製作会社A24とのタッグで創り上げた本作は、主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞、アカデミー2冠を達成した。この度発売されるBlu-rayは、アウタースリーブ仕様。さらに、メイキング&インタビュー映像や、来日イベントの映像など、本編をより楽しむことができる映像特典を多数収録している(DVDには未収録)。発売を記念して、ブレンダン・フレイザーのコメント入り予告映像も到着した。『ザ・ホエール』Blu-ray&DVDは10月4日(金)より発売。『ザ・ホエール』Blu-ray&DVD【発売日】2023年10月4日(水)【価格】Blu-ray:5,280円(税込)DVD:4,290円(税込)発売元:キノフィルムズ/木下グループ 販売元:ハピネット・メディアマーケティング©2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年06月18日本年度アカデミー賞主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞2部門受賞の話題作『ザ・ホエール』より本編映像が解禁された。主演のブレンダン・フレイザーが来日し、その話題性も相まって好調な滑り出しで公開初週を迎えた本作。客層は20代から50代までと幅広く、ブレンダンの迫真の演技を賞賛する声や、物語やモチーフにまつわる様々な考察がSNSやレビューサイトで多く見られている。そして限られた室内で繰り広げられる5人の登場人物たちそれぞれの圧巻のアンサンブル演技についても称賛の声が寄せられている。この度解禁されたのは、自宅で孤独な引きこもり生活を送るチャーリーと彼に寄り添い続ける唯一の友人、亡くなったチャーリー恋人アランの妹であり看護師のリズとの本編映像。日に日に体調が悪化し呼吸器をつけるようになったチャーリーと、その様子を見守るリズ。お互いに頼り合ってきた2人にしか分からない、簡単には割り切ることのできない様々な想いが入り混じる。目を潤ませ謝ることしかできないチャーリーに、リズは「やめて」と一蹴、チャーリーの心音を聞き、看護師としての役目を終えるが、たまらずリズは「ひどい人。また私をこんな目に」と声を震わせながら堰を切ったようにチャーリーへ思いをぶちまける。家族を捨てる選択しかしなかった自身を悔やみ、さらに恋人アランを失ったことが引き金となり心と体を制御できなくなってしまったチャーリー。唯一の最愛の人だったアランと家族であることを認められず、最期の姿を見ることができなかったという辛い事実も明かされ、チャーリーとリズ、それぞれの哀しみの深さは計り知れない。互いを見つめる表情からは、言葉にせずとも相手を思いやる気持ちが伝わってくる。ブレンダンはアカデミー賞の受賞スピーチで「鯨が深い水の中でここまで泳げたのは、才能あふれるホン・チャウのおかげ」と、リズを演じたホン・チャウへ特別な感謝を伝えていたが、ブレンダンとホンの役柄そのままに、互いを高め合って撮影に挑んだ強い絆が伺える本編シーンとなっている。『ザ・ホエール』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年04月13日ブレンダン・フレイザーが本年度アカデミー賞主演男優賞を受賞した『ザ・ホエール』。本作で同助演女優賞へノミネートを果たしたホン・チャウに注目した。ホン・チャウは、ベトナム難民の両親のもとタイの難民キャンプで生まれ、アメリカへ移住。ボストン大学で映画学を専攻し、脚本を書きながら役者の道を志したという。長編映画初出演はポール・トーマス・アンダーソン監督による『インヒアレント・ヴァイス』(14)。その後、長編2作目の出演となったアレクサンダー・ペイン監督作『ダウンサイズ』(17)で絶賛を浴び、数々の賞にノミネート。ドラマ「ウォッチメン」などの出演を重ねる中、本作で『ザ・ホエール』で本年度アカデミー賞助演女優賞に初ノミネートを果たし、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンらとともに、アジア系俳優の1人として注目を集めた。ダーレン・アロノフスキー監督は彼女の起用理由について「『ダウンサイズ』で初めて知りその演技に心を奪われた」と後に語っているが、フィルムメイカーの中ではすでに彼女の存在は知れ渡り、その間参加してきた作品群は、これからリリースラッシュとなりそうだ。本作と同じくA24製作、ケイリー・ライカート監督作、ミシェル・ウィリアムズと共演した『Show up』(原題)は4月本国での公開を迎え、超豪華キャストが集結するウェス・アンダーソンの最新作『Asteroid City』(原題)は5月、カンヌでお披露目。ベールに包まれたヨルゴス・ランティモス監督作『AND』(原題)の新情報も待たれており、個性派監督からのラブコールが止まらない。そんなホン・チャウの魅力を存分に堪能できる『ザ・ホエール』では、自宅で孤独な引きこもり生活を送るチャーリーを支える、唯一の友人リズ役を演じている。チャーリーの亡き恋人の妹で、看護師であるリズもまた様々な事情を抱えているキャラクターのひとり。ホン・チャウはこの役を演じるにあたり、本作で描かれる“人間の複雑さ”に強く惹かれたといい、「(この作品は)誠実さや人を受け入れること、愛を描いた物語です。でも人間が生きていく中で、それらに正面から向き合うことは簡単ではありません」と話す。「自分の全人生を捧げる大義や相手を探している人達がいるように、リズは自分自身を繋ぎ止めるものを探しています。彼女はチャーリーの一番危険な行為を助長してしまっているとも言えます。たとえそれが愛ゆえだとしても。私たちの誰もがこういった、大切な人のために見て見ぬふりをしたことはあるのではないかと思います」。本作で初対面だったブレンダン・フレイザーは、彼女について「役柄のリズと同じようにエンパシーで溢れている人。僕が仕事をしてきた30年間彼女ほど仕事にコミットしている人はみたことがない」と明かす。長年来の友人同士のような親近感、信頼を寄せていたというホン・チャウは「(ブレンダンは)いい人を通り越して会ってすぐにハグをしたくなってしまうような人なんです(笑)」と言い、「彼は完全にチャーリーになり切っていて、あの天使のような顔しか目に入らなくて、とにかく面倒を見てあげたい気持ちになりました」とふり返る。限りある時間と空間の中で、互いを必要とし支え合ってきた2人のやりとりは、親密さとやるせなさが入り混じる。リズという相手だからこそ、素顔を見せるチャーリーの姿も見逃せないものとなっている。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年04月08日主演のブレンダン・フレイザーが第95回アカデミー主演男優賞を受賞した映画『ザ・ホエール』が7日(金)から公開になる。本作は、孤独な男の最期の5日間を描いた作品で、監督を務めたダーレン・アロノフスキーは入念に準備を重ねて、俳優の演技、キャラクターの感情を細部まで描き切る演出を試みた。観客が主人公のそばにいると感じられる濃密な作品はいかにして生まれたのか? アロノフスキー監督に話を聞いた。ダーレン・アロノフスキーは、アメリカの映画監督。デビュー作『π』で注目を集め、『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』『ブラック・スワン』など数々のヒット作を手がけてきた。その内容は時に重厚で、衝撃的。人間の内面に深く入り込んでいく作品が多い。そんな彼はある日、劇作家サミュエル・D・ハンターが手がけた舞台『ザ・ホエール』に出会った。「舞台を観た時に、サムが作り上げたこの物語とキャラクターは、まだ世界の様々な人々に出会う余地があり、彼らが心を動かされる可能性を秘めていると感じました。映画は舞台よりも多くの人に届くメディアですから、この時点でこの物語を映画化する理由は十分にあると思いました」本作の主人公チャーリーは、過去に起こったある出来事がきっかけで妻と娘と別れ、ひとりで暮らす自宅のソファからほとんど動くことはない。オンライン講義の講師をしているが、カメラは常にオフで、自分から人に会うこともなく、現実逃避と過食を繰り返した結果、体重は歩行器がないと移動できないほどに増加し、病状も悪化している。しかし、彼は入院を拒み続け、ついに自分の余命がいくばくもないことを知ると、疎遠だった娘のエリーとの関係を修復しようとする。なぜ、彼はこの部屋で暮らすようになったのか? 彼が入院しない理由は? そして彼が娘に伝えたかったことは?劇中ではブレンダン・フレイザーが特殊メイクで体重が増加したチャーリーに扮し、物語のほとんどが彼が引きこもっている自宅を舞台に描かれる。「この物語では、彼の部屋をキャンパスに見立てて、そこですべてが起こる作品ですから、この空間でどのようにすれば映画的なものがつくれるのかチャレンジすることにも魅力を感じました」ダーレン・アロノフスキー監督(写真左)と撮影監督のマシュー・リバティークそこでアロノフスキー監督は、これまで繰り返しタッグを組んできた撮影監督マシュー・リバティークに声をかけた。「マシューと仕事するのは本当に最高です。今回も彼とは撮影前に徹底的に話し合いました。特に“光”をどのように扱うのか?ということにこだわりました」チャーリーは自由に移動するのが難しいほど体重が増加し、部屋に引きこもっているため、彼が部屋から出ることはない。しかし、ドアは施錠されておらず、窓からは外の世界が伺え、外部の音と光は絶えず変化し、天候も変わっていく。一方で、彼の自宅には鍵のかかった部屋があり、チャーリーでさえも足を踏み入れることはないようだ。この映画のポイントは、チャーリーの暮らす家と環境が“物語の舞台”ではなく“彼の内面”と相似形になっていることだ。「それは意図したところです。この映画では、すべてのものを駆使してキャラクターの感情を表現したいと思いました。部屋のどのエリアにキャラクターがいるのか? どの家具やパーツを使用するのか? あらゆる方法を試していったのです。また、物語の進行にあわせて光を変化させるようにしました。この映画では光のあり方がキャラクターの内面と呼応するようにしたのです。屋外での撮影であれば光はコントロールできませんが、本作はそのほとんどをセットで撮影しましたから、照明も天候も完全に制御することができたわけです。すべての画づくりと光がキャラクターの感情面と紐づいている。マシューと最も話し合ったのは、この点でした」「観客の目がとにかくキャラクターに向くような画づくり」を目指すさらに彼らは本作の画面比を「縦1:横1.33」で撮影することに決めた。現在のテレビ画面のような横が広い「縦9:横16」よりも正方形に近い画角で、リバティークは熟考してソニーのシネマカメラ、CineAlta VENICEを採用した。高感度センサーを搭載した機材を使用することで照明機材や現場スタッフの数を可能な限り減らして、カメラはあえて遠隔で操作。役者の目線に無駄なものを置かず、演技に集中できるようにするためだ。「この画角にすることは初期の段階から決めていました。この映画の核にあるのが演技と言葉だと思ったからです。観客の目がとにかくキャラクターに向くような画づくりというのものをしたいと考えていました」ワイド画面のような左右の広がりのない本作の画では、キャラクターの表情の変化や仕草がクローズアップされる。さらにチャーリーは体重が増加して自由に動けないが、カメラは彼の周囲を時にゆるやかに、時に鋭く動き、彼の感情の微細な変化に寄り添っていく。『ザ・ホエール』は、チャーリーというひとりの男の過去、現在を描きながら、彼がひた隠しにしてきた”強い想い”が明らかになっていく。それは、多くの人には理解されない行為かもしれない。反発する人もいるかもしれない。しかし、チャーリーは、過去のアロノフスキー作品の主人公同様、あらゆる逆境や周囲の声に背を向けて、自らの信念を貫こうとする。「私はインディペンデントで映画を作り始めましたから、初期の頃は主人公が外から敵対する力と戦うような映画をつくるだけのお金がなかったんです。そこで私は主人公が“人の心理”と戦う映画をつくることになり、道が拓けていきました。だから、自分自身の心理や人類の心理、そういうものに踏み込んでいく作品が多くなったのだと思います」なお、アロノフスキー監督は成功をおさめ、大きな予算を投じた作品であっても、繰り返し、逆境の中で自分と向き合い、信念を貫こうともがく主人公の物語を描き続けている。『ザ・ホエール』を彼が手がけたのは偶然ではない。生きているのがやっとなほど体調が悪化しても、彼が入院しないのはなぜだろう? 彼は久々に再会した娘に何を伝えたいのだろう? それが明らかになった時、巨体のチャーリーと彼が引きこもった部屋に強い光が差し込む。主人公の内面に寄り添い、まるでその場にいるかのように描かれる本作を観ているあなたはその光を“見る”のではなくチャーリーと共に“浴びる”ことになるはずだ。彼が抱えてきた、そして人生の最期に語る“ひとつの想い”をしっかりと受け止めてほしい。『ザ・ホエール』4月7日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー(C)2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年04月06日本年度アカデミー賞主演男優賞受賞の話題作『ザ・ホエール』より本編映像が解禁された。主演のブレンダン・フレイザーの演技が多くの映画賞で絶賛されている本作。アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の驚異のメイクにより、巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけている。この度解禁されたのは、自らの余命が幾ばくもないことを悟った主人公チャーリーと、数年ぶりに再会した娘エリー(セイディー・シンク)の、複雑な親子関係が垣間見える本編映像。幼い頃に愛する父から捨てられた経験がトラウマとなり、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱えている17歳のエリー。怒りに身を任せて生きるエリーにチャーリーは、「世界中に向かって怒る必要はない。僕だけに怒れ」とアドバイスをするが、この言葉にエリーは激怒。「私をゴミみたいに捨て8年後に父親ぶるの?」と父を傷つける言葉を放つ。父と娘の深い溝が明らかとなるシーンだ。ほぼワンシチュエーションの会話劇という構成である本作では、セリフが最大の魅力にもなっている。対立する父と娘は言葉の使い方も相反しており、大学でエッセイの講師をするチャーリーは言葉を用いて人々を癒そうとするが、反対にエリーは言葉を反抗するための武器として使う。ブレンダンは、本作の脚本家であり、原作戯曲の作者でもあるサミュエル・D・ハンターが書いた台詞に惚れこんだといい、「サムは現実の生活を詩にする。彼の物語には必ず価値観と目的がある上に、活き活きとしたユーモアあふれる率直な言葉を書く才能があるんだ」と彼の言葉に信頼を寄せている。そして本作で新たな魅力を開花させたのが、エリー役のセイディー・シンクだ。ブレンダンの熱演にひるむことのなく、堂々とした立ち振る舞いを見せている。セイディーについて、アロノフスキー監督とブレンダンの2人は「彼女は将来素晴らしい役者になる」と口を揃えてその仕事ぶりを絶賛。セイディー本人は「実はブレンダンが出演している映画を1本も見たことがなかった」と告白しており、それゆえに撮影現場で緊張せずいられたとふり返っている。エリーのキャラクターについても、彼女の生い立ちから性格を想像し、深く理解し「彼女は人生の大半を、父親を悪者にして生きてきた。父がいなくなってから、エリーと母親の人生は負のスパイラルに陥ってしまい、それが今でも続いているから、エリーは父親を傷つけるためにチャーリーのアパートに来たんだと思う」と分析。そして、「『見てよ、私はこんなに嫌な人間になっちゃった。あんたのせいよ』と、自分が父親に心を傷つけられたのと同じように彼を傷つけたい。もしかしたら、父親が良い境遇にないのを見て、少しスッとしてさえいるかも。父親が苦しんでいるからといって、優しくする気は毛頭ない。父親に対して言うべきことがあり、それをはっきりと言う芯が通った女の子」と解説している。華麗な復活劇を見せオスカーを受賞したブレンダンと若手No.1の演技力を惜しみなく披露したセイディーの激しい演技バトルからも目が離せない本編映像となっている。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年04月03日心身のバランスを崩してしばらくハリウッドから遠ざかっていたブレンダン・フレイザーが、『ザ・ホエール』で本年度米アカデミー主演男優賞を受賞し、見事に復活した。本作は「メイクアップ&ヘアスタイリング」部門も受賞。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多7部門を独占という“エブエブ旋風”が吹き荒れた今年のオスカーレースの、もうひとつの話題作だ。映画は4月7日から日本公開される。『ザ・ホエール』この映画の主人公チャーリーは、オンラインで授業をする40代の大学教員。現実逃避のように引きこもりの生活を送っている。体重272キロ、重度の肥満症だ。暴食の果てにこの姿になった。血圧は238/134、うっ血性心不全で、いつ命をおとしてもおかしくない状況。その彼が、いよいよ死を予感し、過ごした最期の5日間を描く。『ハムナプトラ』シリーズなどで颯爽としたアクション俳優のイメージがあるブレンダン・フレイザーが、まるで“ジャバ・ザ・ハット”のような存在に扮してどんな演技をみせてくれるか、そこが大きな見どころ。彼の姿を作り上げた特殊メイク・チームの努力と技もすさまじい。伊藤さとりさんの水先案内をもっと見る()(C)2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年04月03日A24製作・配給映画『ザ・ホエール』の主演ブレンダン・フレイザーが、緊急来日することが決定した。『ハムナプトラ』シリーズや『センター・オブ・ジ・アース』の主演を務めたブレンダンは、第79回ヴェネチア国際映画祭で、プレミア上映時より272キロの巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけ、その演技に絶賛の声が寄せられた。ブロードキャスト映画批評家協会賞、全米俳優組合賞(SAG)、サテライト賞(ドラマ部門)にて主演男優賞を受賞し、ついに本年度アカデミー賞で主演男優賞を初受賞。そんなブレンダンが、見事アカデミー賞2部門(主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞)に輝いた『ザ・ホエール』日本公開を祝して来日する。『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』でミシェル・ヨーと来日して以来、15年ぶりの来日となる今回。公開日に実施される初日舞台挨拶に登壇する。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年03月22日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザーが主演男優賞を初受賞した。A24が製作したダーレン・アロノフスキー監督(『レスラー』『ブラック・スワン』)の最新作。フレイザーが演じたのは、恋人を亡くしたショックから逃れるため、過食を繰り返してきた結果、体重が272キロになってしまったチャーリー。病状の悪化で自身の死期が近いと悟った彼は、長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意し、離婚して以来音信不通だった娘との絆を取り戻そうとする。巨体のチャーリーを演じるにあたり、フレイザーは自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用し、かつての面影も一変。『ハムナプトラ』シリーズなどで、スター俳優として人気を博すも、プライベートでの不幸が重なり、ハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたフレイザーが、“生涯最高の演技”と称される熱演で、初ノミネートにして、オスカーを手にした。オスカー前哨戦では、クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の主演男優賞、第29回全米俳優組合(SAG)賞の主演男優賞などを受賞。第80回ゴールデングローブ賞で最優秀主演男優賞(ドラマ)を受賞したオースティン・バトラー(『エルヴィス』)同賞の最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ)に輝いたコリン・ファレル(『イニシェリン島の精霊』)らライバルとの戦いを制した。受賞コメント信じられません。これもまた、(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にからめて)マルチバースなんでしょうか。A24、ダーレン・アロノフスキー監督、脚本のサム・D・ハンター、そして主演男優賞にノミネートされた方々。皆さんがホエール(クジラ)のような大きな心を持っています。ショービジネスの世界に足を踏み入れたのは、30年前のことです。当時は自分の恵まれた状況に、感謝することはあまりありませんでした。今夜、評価していただき、本当にありがたいです。まるでダイビングをしているような体験ですね。皆さんが水面から見ていてくれた。家族にも感謝しています。(text:cinemacafe.net)
2023年03月13日ブレンダン・フレイザー主演、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作『ザ・ホエール』よりメイキング映像が解禁された。本年度アカデミー賞3部門(主演男優賞・助演女優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、ますます注目が集まる本作。この度解禁されたメイキング映像では、ブレンダン・フレイザーが特殊メイクで272キロの巨体の男チャーリーに変身する様子が捉えられている。映像ではブレンダンがスタッフ2人の手によって次第に肉付きのよいチャーリーに変貌していく様子がタイムラプスで切り取られる。メイクの途中で寝落ちしてしまう姿も収められているが、なんとこのメイクにかかった時間は4時間超。撮影期間はおよそ40日間に及び、毎回スタジオに早入りし4時間かけてチャーリーになるための特殊メイクを施していたという。肉体的にも精神的にもハードな撮影を行っていたことがうかがい知れる。体重272キロのチャーリーの姿は、人間として精神の極限状態であること、命を脅かすほど深刻な状態であることが伝わらなくてはいけないと考えていたアロノフスキー監督。しかし、顔を分厚いメーキャップで覆いすぎて、様々な感情を示す表情が見えづらくなることは絶対に避けなくてはならない。そこで監督は、『ファウンテン 永遠につづく愛』『ノア 約束の舟』『マザー!』でも度々タッグを組み、絶大な信頼を寄せるプロセティック・メーキャップ(特殊メイク)アーティストのエイドリアン・モロットに相談することに。そしてモロットは本作のために史上初の100%デジタル技術による特殊メイクを開発。役柄の身体と彼を演じるフレイザーとの境目が分からないようにし、さらにブレンダンが顔の筋肉を自由に動かせるようにするために、3Dモデリングを使ってデジタル・スカルプチャーを作成。その後、クレイを使ったスカルプチャー作りを省いて、すぐに3Dプリントを行った。全ての特殊メイクをデジタル技術で作りだす方法は今回が長編映画初の試みとなり、見事、本年度アカデミー賞<メイクアップ&ヘアスタイリング賞>へのノミネートへと繋がった。またボディも同様にデジタル技術で制作が行われた。ファットスーツは5人がかりで着脱せねばならないほどの重みがあり、ブレンダンは「あれを着た状態で動けるようになるまで、徹底的なトレーニングを行った。そんなところに筋肉があったのか、と思うような筋肉がたくさん鍛えられたよ。肉体的には今まで演じてきた役の中でダントツでハードだった。若い頃、砂漠の中で走り回ったことなんて、これに比べればなんてことないよ!(笑)」とふり返る。スーツの中にはF1ドライバーのクールスーツに使われているような冷却システムも内蔵されていたが、暑いことには変わりはなかった。しかし最終的には、スーツを脱いだ際にバランスを失い、眩暈を覚えるほど体に馴染むようになっていたというエピソードも語っている。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
2023年03月09日本年度アカデミー賞3部門ノミネートとなったA24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演による『ザ・ホエール』。この度、予告編&日本版ポスターが解禁となった。第79回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映時より、272キロの巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけたブレンダン・フレイザーの演技に絶賛の声が寄せられた本作。ブロードキャスト映画批評家協会賞にて主演男優賞を受賞、さらに全米俳優組合賞(SAG)、英国アカデミー賞(BAFTA)、そして初のアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たした。また、『ザ・メニュー』をはじめ話題作への出演が相次ぎ、同賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、「ストレンジャー・シングス」シリーズで活躍目覚ましいセイディー・シンクらが脇を固める。恋人を亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避をするように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。歩行器なしでは移動もままならず、親友の看護師リズ(ホン・チャウ)に頼って生活している。病状の悪化で自身の死期が近いと悟ったことで、長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。さらに離婚して以来音信不通だった娘エリー(セイディー・シンク)との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。ブレンダンが演じたのは、体重272キロ、余命わずかな男・チャーリー。彼はこの役に挑むにあたり、自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用。かつて『ハムナプトラ』シリーズなどでスター俳優として人気を博していたころの面影とは一変。“生涯最高の演技”と称されるほどの熱演を見せる。予告編は、タイトルでもある「ホエール(=くじら)」を想起させるような海辺のシーンや、なぜこのような風貌になってしまったのかを自ら語る姿、自力で歩行もままならない生活が明かされる。娘のエリーからは、「今頃親ぶるの?」と辛辣な言葉を浴びせられ、拒絶されながらも真正面から向き合おうと試みる。何かをするたびに謝ってばかりいるチャーリーだが、唯一の心を許せる友人のリズとの親愛に満ちたやりとりには、深い悲しみを抱えながらもユーモアと純粋さを失わない彼の魅力が溢れている。また、ポスターには「僕は信じたかった。」というキャッチコピーが添えられ、青く澄んだ瞳の奥にたたえるもの悲しさと思慮深い眼差しが印象的。全米では1,721館(※1月30日時点)まで拡大公開され、インディーズ作品の今年のアカデミー賞候補作の中でも、同じくA24製作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とともに1000万ドルを突破し、頭ひとつぬけた大ヒットを記録。この度のノミネートを受けさらに拍車がかかる見通しだ。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
2023年02月02日A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作にしてブレンダン・フレイザー主演で贈る『The Whale』が、『ザ・ホエール』として2023年4月に公開決定。場面写真が解禁となった。ボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが、心不全の症状が悪化し命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた…。第79回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映時より主演のブレンダン・フレイザーの演技に絶賛の声が寄せられていた本作は、12月9日より北米6館で限定公開。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を凌ぐ2022年公開作品の1クリーンあたりの数字を記録し、BOX OFFICEは合計360,000USドル、1スクリーン平均60,000USドルの興収を上げた。ヴェネチア国際映画祭にてこれは2022年の1スクリーンあたりの興収平均の最高記録、またアロノフスキー監督作品としては『ブラック・スワン』以来最高のオープニング成績を叩き出している。現地12月21日からは拡大公開、さらに2023年1月に超拡大公開を予定しており、期待が寄せられている。アロノフスキー監督の『マザー!』(17)以来5年ぶりの最新作は、劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇の映画化。初めて舞台をみたその日から長らく構想を温め続けていた企画が10年余りの時を経て、ブレンダンを主演に迎え、かつてないほどに心を揺さぶる物語を生み出した。自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。さらに心不全を患い自身の死期が近いことを悟ったことで、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。ブレンダン・フレイザーハリウッド外国人記者協会元会長によるセクハラのためハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたブレンダンが、272キロの巨体の男チャーリーになりきり、全身全霊で挑むその姿は観る者の心を捉えて離さず圧巻の存在感をみせつける。彼が演じるチャーリーは、大きな勇気を持って演じなければならず、容姿、内面とも脆弱な姿を完全にさらけ出すことを求められたという。ブレンダンは「この役を演じるのが怖かった」と明かし、「自分の限界を越えて深く掘り下げ、わたしのすべてを見せたつもりだ。それがこの映画に焼き付いているよ。あまりにハードでパーソナルな経験だったから、撮影の前と後では違う自分になっていた。このチャンスに感謝している」と語る。アロノフスキー監督は「この映画の登場人物たちは善人でも悪人でもない。僕らと同じようにグレーゾーンの中で生きていて複雑だ。それでも皆お互いに対してのエンパシー(思いやり)を抱いている。以前よりも人々が互いに背を向けているような今だからこそ、重要な問いかけだと思う」とコメント。心をえぐるような喪失と絶望、深い悲しみ、複雑で多くの重荷を抱えながらもどこかチャーミングさと温かさ、知性を兼ね備えるチャーリー。世界から断絶せざるをえなくなった彼が、心の奥底で信じ続ける願い。誰しもが抱える人間の弱さを率直に描いていく。娘のエリー役で「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズで“マックス”役を演じているセイディー・シンク、『ザ・メニュー』『ダウンサイズ』と話題作への出演が相次ぐホン・チャウらが脇を固め、本格化する本年度の賞レースを駆け巡る。『ザ・ホエール』は2023年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Whale 2023年春、全国にて公開
2022年12月21日A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作『ザ・ホエール』が2023年4月に全国公開されることが決定し、併せて場面写真が公開された。アロノフスキー監督が『マザー!』(17) 以来5年ぶりに手掛ける最新作は、劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇の映画化。初めて舞台を観たその日から長らく構想を温め続けていた企画が10年余りの時を経て、ブレンダン・フレイザー(『ハムナプトラ』シリーズ)を主演に迎え、心を揺さぶる物語を生み出した。自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。さらに心不全を患い自身の死期が近いことを悟ったことで、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。『レスラー』のミッキー・ロークは復活を果たし、『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンはオスカーを獲得するなど、幾度となく主演俳優をオスカーノミネートの場に引き上げてきたアロノフスキー監督。本作では、ハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたブレンダンが272キロの巨体の男チャーリーになりきり、圧巻の存在感をみせつける。第79回ヴェネチア国際映画祭ではプレミア上映時より主演のブレンダンの演技に絶賛の声が寄せられ、ゴールデン・グローブ賞でも主演男優賞候補入りを果たした。そのほか本作には、活躍目覚ましい若手女優セイディー・シンク(『ストレンジャー・シングス』シリーズ)、話題作への出演が相次ぐホン・チャウ(『ザ・メニュー』『ダウンサイズ』)らが脇を固める。セイディー・シンクホン・チャウアロノフスキー監督は「この映画の登場人物たちは善人でも悪人でもない。僕らと同じようにグレーゾーンの中で生きていて複雑だ。それでも皆お互いに対してのエンパシー(思いやり)を抱いている。以前よりも人々が互いに背を向けているような今だからこそ、重要な問いかけだと思う」とコメント。ブレンダンは「この役を演じるのが怖かった。自分の限界を越えて深く掘り下げ、わたしのすべてを見せたつもりだ。それがこの映画に焼き付いているよ。あまりにハードでパーソナルな経験だったから、撮影の前と後では違う自分になっていた。このチャンスに感謝している」と語っている。<作品情報>『ザ・ホエール』2023 年4月 全国ロードショー監督:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』)原案・脚本:サム・D・ハンター■キャストブレンダン・フレイザー/セイディー・シンク/ホン・チャウ/タイ・シンプキンス/サマンサ・モートン公式サイト:
2022年12月21日A24製作の映画『ザ・ホエール』が2023年4月7日(金)に公開される。A24製作×『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督映画『ザ・ホエール』は、『レクイエム・フォー・ドリーム』『ブラック・スワン』などで知られるダーレン・アロノフスキー監督の最新作。アカデミー賞常連となっている気鋭スタジオ・A24とタッグを組み、サミュエル・D・ハンター原作の舞台を実写映画化する。孤独な男が疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする最期の5日間ストーリーは、引きこもりの英語教師である中年男性チャーリーが、離れて暮らす10代の娘と再び心を通わせようとする内容。自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリーは、心不全を患い自身の死期が近いことを悟る。そのことをきっかけに、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。ブレンダン・フレイザーが体重約272キロの“引きこもり教師”に主人公チャーリー…ブレンダン・フレイザー大学のオンライン講座で生計を立てている40代の教師。恋人アランを亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避するように過食を繰り返してきたチャーリーの体重は272キロ。歩行器なしでは移動もままならないが、頑なに入院を拒んでいる。エリー…セイディー・シンクチャーリーの17歳の娘。8年前に家を出て行ったチャーリーとは長らく疎遠にしていたが、余命幾ばくもないと悟ったチャーリーと再会。幼い頃に愛する父から捨てられた経験がトラウマとなり、学校生活と家庭で多くのトラブルを抱えているエリーは、自分を捨てたチャーリーへの憎悪を剥き出しにする。リズ…ホン・チャウ看護師。チャーリーの唯一の友人であり、チャーリーの恋人だったアランの妹。入院を拒むチャーリーの体調管理と身のまわりの世話をしている。トーマス…タイ・シンプキンスニューライフ教会の若い宣教師。メアリー…サマンサ・モートンチャーリーの元妻であり、エリーの母親。反抗的なエリーとの接し方に悩む。体重272キロの主人公を演じるのは、『ハムナプトラ』シリーズでおなじみのブレンダン・フレイザー。その他、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のセイディー・シンク、『ダウンサイズ』のホン・チャウ、『アイアンマン3』のタイ・シンプキンス、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のサマンサ・モートンらが出演する。第95回アカデミー賞でブレンダン・フレイザーが主演男優賞受賞第95回アカデミー賞では、3部門にノミネートされ、主演男優賞(ブレンダン・フレイザー)、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。ブレンダン・フレイザーはチャーリーを演じるにあたり、メーキャップに4時間を費やし、45キロのファットスーツを着用。演技の延長線としてチャーリーの巨体を作り上げるため、より自然に見えるよう徹底的に研究を尽くしたメーキャップが施されているという。これが功を奏し、見事アカデミー賞を受賞した。尚、主演のブレンダン・フレイザーは、第80回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門 主演男優賞にもノミネート。ブレンダンはハリウッド外国人記者協会と自身との過去の出来事から辞退を事前表明していたにも関わらず、見事主演男優賞候補入りを果たした。映画『ザ・ホエール』あらすじボーイフレンドのアランを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代の男チャーリー。アランの妹・看護師のリズの助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てているが心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている。しかし、自分の死期がまもなくだと悟った彼は、8年前、アランと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘エリーに再び会おうと決意。彼女との絆を取り戻そうと試みるが、エリーは学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた‥‥。【詳細】映画『ザ・ホエール』公開時期:2023年4月7日(金)全米公開日:2022年12月9日監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン原題:The Whale2022年/アメリカ/英語/117分/カラー/5.1ch/スタンダード/字幕翻訳:松浦美奈PG12
2022年11月12日人とクマとの共存に取り組む「ピッキオ」は、2022年4月21日から28日まで、クマの専門家と冬眠明けのクマを探索するトレッキングツアー「ツキノワグマウォッチング」を開催します。森の中でツキノワグマ(以降、クマ)を観察することは難しいですが、葉が出る前の見通しのよいこの時期は、遠くから安全にクマを探すことができます。近年、人の居住地域に出没するクマの問題に関心が集まっています。野生のクマと森に残されたクマの痕跡を観察する体験を通して、人とクマとの共存について考えるきっかけとなるツアーです。背景近年、全国でクマの出没が相次ぎ、クマとの共存に関心が高まっています(環境省ホームページ参照[ ]{ })。ピッキオは人とクマとの共存を目指し、1998年より調査研究に基づき被害防除や生息環境調査などの活動を行っています。20年以上にわたる活動から、クマには個性があり、一頭一頭の暮らし方に違いがあることが分かりました。市街地に現れて問題になるクマもいますが、ほとんどのクマは、人を避けるようにして森の中でひっそりと暮らしています。そのような森に暮らすクマを探すことを通じて、クマとの共存を考えるきっかけになることを願い、本ツアーを企画しました。特徴1クマの専門家と一緒にクマが暮らす森に入る本ツアーでは、ピッキオのクマの専門家と一緒に森に入り、野生のクマやその痕跡を探します。広い森をやみくもに歩いても、クマを見つけることはできません。しかし、ピッキオは、長年の調査により軽井沢のクマの生態を熟知しているため、彼らがよく利用している場所を特定することができます。道なき道を進み、クマの爪跡や食事の痕跡、糞などを探す過程で、クマが本当に暮らしていることを実感できます。特徴2最も観察しやすい8日間限定の開催500メートル先の対岸にいるクマクマを最も観察しやすいのは、クマが冬眠から目覚める早春のわずかな期間です。木々の葉が茂る前なので、森の中の見通しがよく、新芽や地面に落ちたドングリを探して食べる様子を観察しやすいのです。人が近づけない斜面にいるクマを、谷を挟んだ対岸から双眼鏡や望遠鏡を使って探します。クマと十分に距離をとるため、クマの自然な行動をじっくりと観察することができ、なおかつ、安全も確保することができます。特徴3人とクマとの共存をめざす取り組みを紹介クマが暮らす森を歩きながら、軽井沢における人とクマとの共存をめざす取り組みについても紹介します。クマには絶対に開けられない「野生動物対策ゴミ箱」の開発など、クマを殺さずに共存する取り組みが成果を上げています。1組限定のため、気になることを気兼ねなく専門家に質問をすることができます。森から戻った後は、ピッキオが日本で初めて導入した、クマ対策犬「ベアドッグ」とのふれあいの時間も設けています。特徴4最高水準の観察機材で観察NEW!対岸にいるクマを、より明瞭に、より仔細に観察するため、世界最高水準のクオリティーを誇る「SWAROVSKI OPTIK(スワロフスキー・オプティック社)」の望遠鏡と双眼鏡を導入しました。のぞいた先の世界は、視界が明るく、クマの専門家も感動する美しさです。千載一遇のクマの観察チャンスを最高の機材で楽しめます。*スワロフスキー・オプティック日本総代理店「ハクバ写真産業株式会社」が協賛しています。今後の展望ピッキオではクマとの共存に向けた取り組みを長年続けてきました。クマは日本の陸上哺乳類の中で最大級の大きさであり、生態系の重要な位置を占める動物です。クマによる被害は解決しなければならない課題である一方で、私たちは調査を通して、野生のクマの美しさや、日本の森にこのような大型哺乳類が息づいていること、また、その命を支える森の豊かさに心を打たれてきました。近年、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)への意識が高まり、生物多様性にも注目が集まるようになりました。野生動物の姿に触れることで、日本の森や野生動物が置かれている現状に関心を持ってもらうきっかけになるようなツアーを、引き続き開催してまいります。スケジュール例08:30ピッキオ集合。森へ移動。09:00トレッキングツアー開始11:00クマ観察ポイント到着・望遠鏡でクマ探索・昼食(お弁当)14:00クマの痕跡探索15:30ピッキオ到着クマ対策犬「ベアドッグ」の仕事紹介&ふれあい16:00終了「ツキノワグマウォッチング」概要■期間:2022年4月21日~28日■時間:8:30~16:00■料金:大人(中学生以上)1名22,000円(税込)*昼食代、保険料、備品レンタル代(双眼鏡、望遠鏡など)含む■定員:1日1組(2名まで)■予約:公式サイト([ ]{ })にて5日前まで受付■備考:・天候により時間が変動する可能性があります。・クマは野生動物のため、常に同じ場所にいるとは限りません。クマの状況や天候によっては観察ができないこともあります。<最高水準のコロナ対策宣言>[ ]{ }星野リゾートでは、衛生管理と3密回避の対策を行っております。関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ }ピッキオ「森本来の姿を経済的な価値として高く評価できれば、未来に森を残していける」という理念の下、1998 年より野生動植物の調査およびツキノワグマの保護管理や、自然の不思議を解き明かす自然観察ツアーを行っています。2019 年からは、世界自然遺産「知床」での事業を、2021 年からは世界自然遺産「西表島」での事業を開始し、日本はもとより世界に向けて日本の自然の豊かさを伝えています。所在地:〒389-0194 長野県軽井沢町星野電話:0267-45-7777アクセス:JR 北陸新幹線・軽井沢駅から車で約 15 分URL :[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日何度通っても、いつも新しい感動がある場所・ハワイ。冬のハワイ旅なら、子どもと一緒に雄大な自然を知る、現地ママもおすすめするひと味違った体験はいかがでしょうか。その中でも厳選して、「ホエール・ウォッチング」「ビーチクリーン」「ファミリー・フォト」の3つをご紹介します。 ■ワイキキ沖でクジラの親子に遭遇、「ホエール・ウォッチング」常夏の島のハワイでも、12月~4月頃は雨も多い冬の季節。虹が毎日のように架かるのはうれしいですが、子どもとビーチで泳ぐには寒い日もあります。しかし、実は冬のハワイでしか体験できないことがあるのをご存じですか?親子旅におすすめの筆頭は、ザトウクジラのホエール・ウォッチングです。冬の時期だけアラスカの海から出産・育児のため、ハワイの海に南下してきます。私も7歳の娘(当時)と、クジラの活動が活発で遭遇率が高いという午前中のツアーを選び参加しました。 アロハタワーにあるピアを出港したクルーズ船は、ワイキキ沖を通り、ダイヤモンドヘッド方向へ進行します。冬のハワイの風が子どもにはちょっぴり冷たいので、甲板ではなく船内で座って窓をながめていると、外でざわめきが。あわてて甲板に出て、人々の指さす方向に目を凝らすと「ブゥッオ~」という呼吸のような音とともに、大きな霧状のしぶきが吹きあがりました。潮吹きは、クジラが近くにいる合図。その後クジラの真っ黒な体が水面にゆ~っくり現れ、大きな尻尾が肉眼ではっきり見られました。2時間程のクルーズで3回ほどクジラの巨体を目にすることができ、大満足の体験でした。 驚いたことにクジラに遭遇した場所は、旅行者にも人気のカハラモールや私(筆者)が当時住んでいたカイムキの家が肉眼で見えそうな、すぐ近場の海。雄大な自然が人間の住む世界のほんのすぐ隣にある、ハワイの豊さを感じずにはいられませんでした。 私たちにとって、これは実は2回目のクルーズ。最初に乗船した日は、日本の秋雨のような冷たい雨が1日中降り続く、冬のハワイでは月に1回あるかないかの天候の悪い日でした。フリースのジャケットを着ても甲板に出るのは辛く、結局クルーズ船のベテラン船長さんも、クジラを見つけることができませんでした。この時、再乗船チケットをもらえたのですが、やっぱりクルーズは視界の良い晴れた日がおすすめです。ホエールウォッチングは、海上から見える雄大なダイヤモンドヘッドの全景や、ワイキキのホテル群も、いつもと違った角度で大人には印象的。非日常の景色と、クジラと遭遇する二つの興奮を同時に味わえ、動物好きの私たち親子にとって、忘れられない1日となりました。■アラモアナでボランティア体験、「ビーチクリーン」ハワイの雄大な海を感じた後は、自然に“恩返し”はいかがでしょうか? ホノルル在住の日本人がビーチクリーン活動を行う「ホノルル海さくら」は旅行者の参加もウエルカム(要事前メール連絡)です。ホノルル在住の代表・河地さんが、会の活動を始めたのは2012年。この年の9月頃から東日本大震災の遺物がハワイに漂着したことをきっかけに、月に1度、日曜日の朝にアラモアナビーチで活動中です。「懐の広いハワイの海に何か恩返しがしたい。小さな行動の一つが日本とハワイをつなぐ架け橋になってくれれば」と河地さん。私も娘と何度か参加しましたが、きれいに見えるハワイの海も、ビーチの岩の間には細いストローやビニール袋の切れ端、細かい発砲スチロールなどがたくさん漂着します。うっかりビーチで落としてしまったペットボトルの小さなふたでも、人工物は決して自然に戻らないことを実感します。ごみ拾い用のトングやビニール袋は貸してくれるので、参加者は歩きやすい靴で現地に行くだけでOK。普段は家の掃除をいやがる娘も、大きな袋がゴミでいっぱいになるのはゲーム感覚で楽しいのか、積極的に動き、親がびっくりするほどでした。1時間もすると大きなビニール袋がいっぱいになり、そう快感も味わえ、何度でも参加したくなります。活動後は、そのままアラモアナ公園でBBQを行うので(食材は会が用意・費用10ドル)、参加するも良し、目の前のアラモアナセンターで買い物するのも良し、ビーチで泳ぐのも良し。日本ではなかなか機会がないビーチクリーン活動も、旅先のハワイなら気軽に参加できるのもうれしいところで、ハワイに滞在中の有名人がお忍びで参加することも。「ホノルル海さくら」のメンバーは、現地で働く日本人や留学生が中心なので、憧れのハワイライフについて、いろいろ質問するのもOKです。 ■ハワイ在住の日本人カメラマンがお手伝い、一生の思い出に家族写真を撮影ハワイの自然をもっと身近に感じたいなら、素敵な家族写真で思い出を残すのもおすすめ。実は、ウェディングフォト会社の多くが、家族写真の撮影プラン(カジュアルフォト)も用意していることはあまり知られていません。どこを切り取っても絵になるハワイですが、現地在住のカメラマンが、ロコだけが知る穴場スポットを厳選して案内してくれるのもうれしいポイント。例えば、ワイキキから徒歩圏のカピオラニ公園にも、奥のテニスコートの近くには、幻想的な林が広がる写真映えする場所があったり、ダイヤモンドヘッドの全景が綺麗に入るスポットがあります。フォト会社によって仕上がりのテイストや撮影場所が違うので、自分の好みに合わせて選ぶのがおすすめ。私は二児のママでもあるフォトグラファーのAyaさんが在籍する「トリップスナップ」で、子どもの成長に合わせて撮影してもらっています。まるで雑誌のハワイ特集のような、やわらかな雰囲気に仕上げてくれ、子どもの撮影にも慣れているので安心。どこのフォト会社も、メインは結婚写真ですので、6月や秋のウェディングシーズンは多忙。逆に、冬は比較的落ち着いており、日差しも夏ほど強くないので、小さい子ども連れの撮影にはおすすめです。ちなみに、綺麗な写真に撮影されるポイントは、1.家族でどれか1色、同じ色を服に入れる。2.ハワイでの撮影なのでモノトーンでなく、明るい服で。3.成長の記録になるので、子どもがその時お気に入りのおもちゃなども一緒に。インスタ映えすること間違いなしのお気に入りの写真の完成です。冬のハワイは雨が多いいぶん、草の生えたダイヤモンドヘッドの青々した姿が見られたり、旅行客も少なめでゆったりした時間が味わえ、魅力もいっぱい。冬のハワイ旅ならではの楽しさを、親子でぜひ満喫してください。<ビーチクリーン> ・ホノルル海さくら 月に1回 日曜日に活動 参加無料<家族フォト> ・トリップスナップ ・シネヴィー ・ビーチフォトハワイ
2017年12月03日福岡県福岡市で博多の街をあかりで彩る2つのイベントが開催される。「博多灯明ウォッチング」と「博多ライトアップウォーク」だ。「博多灯明ウォッチング」の開催日時は10月20日(土)18:00~21:00、「博多ライトアップウォーク」は11月21日(水)~25日(日)の5日間、18:00~21:00まで。「博多灯明ウォッチング」は博多に古くから伝わる行事、「千灯明」を元に現代風にアレンジしたもの。かつて博多の神社、寺では大竹を割った中に砂を敷き、その上に置いた貝殻に油を入れ、”こより”を芯に火を灯して並べ、家内安全などを祈願していたと言われている。開催地区は、ベイサイドプレイス博多からJR博多駅までの広い地域。およそ数万個もの灯明が飾られる。主な開催場所は弘法大師が開いたと言われる「東長寺」、栄西禅師が開いた日本最初の禅寺「聖福寺」、「櫛田神社」、「藤田公園」。「博多リバレイン」周辺では、福岡アジア美術館滞在作家による「灯明地上絵」を見ることが出来る。一方、「博多ライトアップウォーク」は、寺社の建物や庭園をライトアップすることで、昼間とは違う博多の魅力を演出し、市民や観光客に歴史的景観を楽しんでもらおうというもの。開催場所は「承天寺」、「東長寺」、「妙楽寺」、「櫛田神社」、「順心寺」、「博多小学校」、「節信院」、「円覚寺」の8カ所。櫛田神社拝殿、承天寺方丈・開山堂、東長寺六角堂、妙楽寺開山堂はイベント開催期間に合わせ特別拝観となる。さらに、九州各地から食べ物や産品の販売ブースが出店する「冷泉うまかもん市」、うどん、そば、まんじゅうといった博多発祥とされる食べ物が販売される「御供所夜市」、黒田藩に伝わる茶道「南方流」の作法によるお茶会が楽しめる「円覚寺茶会」(事前予約必要)ほかコンサートなども開催される。「博多ライトアップウォーク」の入場料は当日券1,200円(8枚チケット)、800円(6枚チケット)、前売り券1,000円(8枚チケット)、600円(4枚チケット)。そのほか、承天寺ライトアップコンサートや円覚寺茶会は有料。イベント詳細は博多灯明ウォッチングHPおよび博多ライトアップウォークHPで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日