富士通、Fujitsu Vietnam(富士通ベトナム)、イオンアグリ創造の3社は1月19日、ベトナム・ハノイ市で、同国政府女性連合の調査員がスマートフォン用アプリを利用して報告する、農作物の市場価格情報を集約する実証事業を開始した。この実証実験は、3社が2015年10月からベトナム・ハナム省で国際協力機構(JICA)ベトナム事務所の支援を受けて実施している、ICTによって農作業履歴・生育状況・栽培環境情報を収集して利用する日本式農業の有効性を評価する実証事業の一環。同事業は2015年1月から1年間、富士通と富士通ベトナムがJICAベトナム事務所の支援を受けてベトナム・フエ省で行った住民参加型防災システムの有効性評価での実績とノウハウを応用したもの。同国で導入しやすいというスマートフォンを利用して農作業履歴や市場価格などの情報を収集し、富士通のデータセンターで集約・可視化して提供、イオンアグリ創造は、収集したデータを利用して農作業を指導するとのこと。同国では生計向上および農業6次産業化に向けた課題解決として、農作物の安全性と生産性の向上を実現するフード・バリュー・チェーン構築が急務になっているという。JICAベトナム事務所は、ベトナム農業の活性化と発展のために日本の農業分野でのICT技術の活用を提言し、同事業を立ち上げたとのことだ。市場価格情報の調査では、同国政府女性連合の13人が調査員として参加。各調査員がハノイ市内のスーパーマーケットや市場の1店舗を担当して野菜の販売価格・産地・状態(写真撮影)などを調査し、市場価格情報収集スマートフォンアプリを使用して送信する。送信した情報は富士通のデータ収集蓄積基盤上に集約し、同市の地図上にマッピングする。JICAベトナム事務所、富士通、富士通ベトナム、同国政府女性連合の調査員は、同アプリを利用して市場価格情報を確認できるという。なお富士通、富士通ベトナム、イオンアグリ創造の3社は2016年3月に、同国の農業へのICT導入、日本式農業指導および市場価格情報調査の有効性と効果について調査結果を報告書にまとめ、JICAベトナム事務所に報告する予定としている。
2016年01月20日著者撮影勝手にベトナム観光開発局、第二弾!知られざる魅力を紹介し、ベトナムの観光を開発していくコラムをお届けです。シンチャオ、ベトナムライターのネルソン水嶋です。人生のトラウマのひとつは、小3の頃に友人の飼い犬に追い掛けられたことです。突然ですが、人は「犬派」か「猫派」に分類できると思っております。なお、私は猫派です。帰省すると、実家で飼っているビーグル犬が嬉ションしながらワッショイワッショイ!と抱きついて来るのですが、突き放しつつ申し訳程度に頭を撫でています。その最大の原因は当然、小便を引っ掛けられたくないからです。別に、犬が嫌いでもなんでもないんですよ。小便を引っ掛けられたくないからです。ところで、犬にしろ猫にしろ、飼っていない人でもお手軽にスキンシップをとれる場所が犬(猫)カフェ。実はかれこれ18年前、1998年に台湾で生まれ、2004年に日本でスタート。少しずつ火がついて、現在は世界各地に波及していっているこの文化。二年ほど前から、ベトナムでも少しずつ見かけるようになりました。はい、そこで「観光を開発する」と謳う本コラムとの接点ですよ。しばしば弾丸日程になりがちの観光旅行、「疲れた~!マッサージ~!」と癒やしを求めるシーンもあるでしょう。疲れますもんね。そこを!あーえーて!…犬猫に求めてもいいんじゃない!?ベトナムの動物とじゃれあうっていうのも、ユニークな体験でいいんじゃない!?…はい、という訳で今回は、ベトナム(ホーチミン市)の犬カフェ・猫カフェをご紹介します。老舗の猫カフェ!Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)著者撮影何故か二つ名を持っているこちらの猫カフェ。Ailuって言葉を見たときに「あれ?」と思ったのですが、これってモンスターハンター(ゲーム)のアイルーという猫キャラから名前を取っていますね。トイレのドアには「ドアを閉めてください」と正しい日本語の張り紙もありました。Tokyoとあるように、日本にゆかりのある方が経営されているのかもしれません。ただ、今後どちらか一方の名前になるかも。ご注意ください。私、このカフェは二年前にも来ており、当時はほかの猫カフェは無かったと記憶しています。つまり、ホーチミン市内では老舗の猫カフェとなりますね。業界の歴史はまだまだ浅いけど。著者撮影猫らしいといえば猫らしいのか、それぞれ距離を置いて、ほぼ寝ています。ただ、友人が行ったときは非常に人懐っこかったそうで、これは食事時間などのタイミングによるのかもしれません。著者撮影オッドアイもいますよ!写真、ビックリするほど無視されていますが。著者撮影放っておくと、たまにおねだりっぽい動きを見せて来ます。ベトナムと日本の猫(犬も)に違いがあるとすれば、こちらは往々にして足を畳まずうつ伏せ&大の字で寝るという点です。多分、熱を効率よく放射するためなのでしょう。見た目はほぼ同じですが、南国ならではの進化を遂げていますね。見てると笑える姿勢だけど。著者撮影前回のセメントタイル記事のときに登場した「Oromia Coffee」も猫カフェです。Tokyo~が座敷であることに対して、Oromia~はイスがあり綺麗め、かつメニューも充実しています。猫をさわりたい!のであればTokyo、猫をさわりつつお茶したい!のであればOromiaがオススメです。------------------------Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)住所:284C Nguyen Trong Tuyen, P.10, Q.Phu Nhuan, TP.HCMOromia Coffee住所:193A/D3 Nam Ky Khoi Ngia, P.7, Q.3, TP.HCMわんぱくドッグがはしゃぎ回る!Hachiko Coffeeつづいては犬カフェです。Hachiko Coffeeという名前からして、こちらも日本を意識していますね。冒頭で書いた通りこれらは台湾生まれですが、日本から火が付いたため、猫カフェも犬カフェも日本のものとして認識されているのかもしれません。なんかごめんなさい>台湾の人。著者撮影Tokyo~もそうでしたが、靴を脱いで上がります(Oromiaは土足OK)。著者撮影おっ、ドアを開けるといきなりいた!このカフェは一階と二階に別れており、ざっと20匹以上の犬を飼っています。散歩とかどうしてんだろう。しかし、ここもTokyo~と同様に…。著者撮影寝まくっています。というより、右下は犬なのか。ひょっとしてパンじゃないのか。著者撮影こちらは採光が十分に取られていて、店内が非常に明るいです。お客さんも国際色が豊かで、開かれているという印象があります。朗らかで、そう、とても朗らかで良い雰囲気で…。著者撮影その中で一人という状況は、正直に言って辛いものがある。著者撮影このあと、犬が目覚めたようで、ワンキャンとえらい騒ぎになりました。ケンカしているのかじゃれ合っているのか微妙なところですが、その様子を見ているだけでもおもしろかったです。------------------------Hachiko Café住所:14 Hoa Sua, P.7, Q.Phu Nhuan, TP.HCM番外編!犬猫だけじゃない…鳥も爬虫類も!著者撮影ここまでは、犬カフェと猫カフェでしたが、番外編もいきましょう!日本では、ふくろうカフェといったものも話題になっているそうですね。ある意味では犬猫カフェの派生、その流れはベトナムでも見ることが出来ます。ただし、ふくろうではない。鳥ですが、何かというと…。著者撮影インコ!詳しくないのに言い切っちゃいましたが、おそらくインコでしょう。著者撮影こちらは「Pet Me Shop」というカフェ。そのほかにも、リス・ウサギ・カエルなどを間近で見ることが出来ます。著者撮影犬も猫もいますが…ここもほとんど寝ていました。路上で寝てるベトナムのおっさんと同じですね。著者撮影逆光で見づらくなっていますが、大きなオウムもいます。これが後半、ギャーギャー!と騒音かと思うくらい喚いていたので、ご留意ください。著者撮影最後に紹介するお店は、こちらの「Ba Bo Cafe」。著者撮影おびただしいほどの…爬虫類(&蜘蛛)がいます!日本では、専門ペットショップくらいにしか無いのではないでしょうか?著者撮影内装の絵もジャングル感を演出しております。ちなみに壁に絵を描くことは、ベトナムではよくあること。カフェとペットショップが混在する場所がある、ということはベトナムと日本の法律の違いが為せる技なのでしょう。飼うつもりはないけど物珍しさで触ってみたい、という方には敷居が低いという意味ではとても良い場所です。それにしても、特にトカゲを見ていると…。著者撮影前世、人間でいらっしゃいましたか?という眼差しを持った方がチラホラいます。右の彼を見て中尾彬を思い出した方は、私以外にいらっしゃるでしょうか。店員「触っていいよ」私「えっ」ヒョイッなんと!突如として店員がトカゲを手渡してきました。いや、一人で来てるよ?来てるけど、万が一にも俺が爬虫類嫌いだったらどうするよ。黙って触っていると、次々とケースから取り出して持ってきてくれます。いや、可愛い、可愛いさとっても。どちらかと言えば嬉しいさ。しかし…。渡したまま持ち場を離れるって放任主義すぎやしませんか…。という訳で、ホーチミン市内のペットカフェをお伝えいたしました!------------------------Pet Me Shop住所:179 Tran Huy Lieu, P.8, Q.Phu Nhuan, TP.HCMBa Bo Cafe住所:93/18 Pham Van Hai, P.3, Q.Tan Binh, TP.HCMどのお店もメニューについて触れていなかったですが、いずれもコーヒーやソフトドリンクなど一杯、35000ドン(日本円で190円程度)から、Oromia Coffeeは高めで5万ドン(日本円で265円程度)からといったところでした。おおむね、一般的な価格ですね。ガッツリと犬とふれあいたいなら「Hachiko Cafe」、ガッツリと猫とふれあいたいなら「Tokyo Pet Center」、軽くさわりつつお茶なら「Oromia Coffee」、たくさんの爬虫類とふれあいたいなら「Ba Bo Cafe」といったところです。え、残りのひとつですか?オウムのデカイ鳴き声を聴きたい人向けです。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年01月16日ANAグループは1月12日、ベトナム航空の株式の約8.8%を2兆4,310億ドン(約130億円)で取得し、アジアにおける戦略的な業務・資本提携を展開していくことで、ベトナム航空との間で基本合意したことを発表した。ANAグループは中期経営戦略において新たな成長領域拡大に向け、航空関連ビジネスを中心としたアジアへの戦略的投資に取り組んでいる。その中でベトナムは、アジアの中でもとりわけ成長ポテンシャルの高いCLMV(※)の中心に位置し、TPP参加国の一員でもある。今回の業務・資本提携により、ANAは今後の経済発展が期待される同地域を含むアジア市場の航空需要を着実に取り込み、ビジネス機会を積極的に拡大することを目指している。同提携により、ANAグループはベトナム航空へ取締役を派遣する他、両社の間で広範な業務提携について検討を進めていく。なお、同提携はベトナム政府当局からの必要な許認可取得ならびにANAグループとベトナム航空グループとの間の業務・資本提携に関する最終契約の締結を条件として実施する。※CLMVは、カンボジア(Cambodia)・ラオス(Laos)・ミャンマー(Myanmar)・ベトナム(Vietnam)
2016年01月13日「Pont D’or(ポンドール)」(東京都渋谷区)では、タイ料理・ベトナム料理には欠かせない「パクチー」の専門料理講座の参加者を募集している。パクチーは独特の香りや風味を持つハーブ食材のひとつ。デトックス効果とアンチエイジング効果が期待できることから、近年人気の食材でもある。ビタミンなど栄養も豊富に含まれており、健康・美容効果も高いという。パクチーは、葉の部分だけではなく、シード(種)から茎まで利用することができる万能食材とのこと。今まで捨てていた根の部分も食べることができるという。今回の料理講座では、栽培方法からおいしさを引き立てるアレンジ方法まで、タイ料理を盛り込みながらレクチャーしていく。同講座は1月~3月にかけて実施。すでに定員となっている回もあり、現在追加で設けた1月19日(19時~)、2月26日(19時~)の参加者の申し込みを公式サイトで受け付けている。少人数制の講座であるため、早い段階で定員になってしまう場合もあるとのこと。会費は3,500円(税込)。
2016年01月08日●アニメやサッカーが好きで日本に憧れ20代という若さで、既に日本での生活が6年を超えたというベトナム人のヒェウさん。日本・ベトナムそれぞれで観光ガイドを務め、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席が来日した際は、政府関係者のガイドを担当したことも。しかし今年は心機一転、建築会社に転職。親子のような関係と慕う社長と、二人三脚で目指す新たなミッションとは?■これまでのキャリアと今の仕事について教えてください。ベトナムの北の玄関、ハノイ市のノイバイ国際空港近くで生まれ育ちました。小さな頃から日本のアニメやサッカーが大好きで日本に対する憧れが強く、2005年ハノイ外国語大学(現ハノイ大学)の日本語学科に進学。2年目を終えた頃に休学し、日本政府の外国人技能実習制度に応募して3年間岐阜県の部品工場で働きました。金銭的に3年間は帰国できないことが分かっていましたし、親元を離れるのは初のことだったので、最初の数か月は本当に本当に寂しかったのですが、3年後に日本を離れハノイに戻ると、今度は日本が恋しくて仕方なくなっている自分がいました。ハノイに戻ってからは大学に復学すると共に、アルバイトで日本人観光客のガイドをしました。その時期は日本人に人気の観光スポット、世界遺産のハロン湾に週に2回は行きましたね。2012年の卒業と同時に、日本の旅行会社に就職。インバウンド旅行を専門的に扱う同社で、日本を訪れるベトナム人のガイドとして東京で働きました。今年は「爆買い」が流行語になりましたが、ベトナム人の間では電化製品のほか、粉ミルクやサプリメント、健康食品も人気でしたよ。ベトナム政府関係者のガイドも何度か務め、数年前にベトナム国際会議場の社長の通訳をした際に、現在の会社の社長と知り合いました。社長は日本人ですが、日本の建築材などをベトナム政府に販売しており、政府関係者と交流があったのでその場に同席していたんです。本業の傍ら、以前ハノイ市内に和食店を経営していたという社長と意気投合。私自身、将来はベトナムで和食レストランを経営したいという夢があり、社長ももう1度ハノイで飲食店をと考えていたので「一緒にやらないか?」と誘われ、数カ月前に転職を決めました。現在は八王子にある建築会社で、システムキッチンやクロスなど日本の建築商材をベトナムの富裕層やデパートなどに販売する際の通訳業務を行うと共に、ハノイでのレストラン開業に向け準備を進めています。■現在のお給料はどうですか?給料・待遇すべての面で満足しています。というのも、現在勤務している会社の社長が、会社の隣に社宅を用意してくれたんです。4月に妹を呼び寄せ、その家で一緒に暮らしています。2~3カ月に1度はハノイへ里帰りできるくらいの収入も頂いていますし、非常にありがたいです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?今の会社は社員が5名ほどで外国人は私1人だけですが、社長や社員の方がとても親切にしてくれます。時には社長や社員だけでなく、家族の方々も私たちの家に招待し、ベトナム料理ふるまうことも。故郷を離れてもアットホームな楽しいお付き合いをさせてもらえている点が一番気に入っています。また地域の方々も私と妹をとても暖かく見守ってくれていて、今年の夏は地域のお祭りにも参加させていただきました。社宅の隣にある会社は、社長家族の自宅も兼ねています。私自身、自分の家の隣に見ず知らずの外国人が住むとなったら多少抵抗を感じると思うのですが、そんなことは全くなく、妹のことまで気遣ってくれる社長にはいつも感謝しています。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?転職して間もないので建築の知識がほとんどなく、専門用語を理解し訳すのに苦労しています。なるべく早く通訳業務スキルを向上させたいので、時折、組み立てなどの業務にも参加させてもらいます。実際に自分の手と体を動かして商品を使ってみると細部まで理解でき、ベトナム人顧客にもスムーズに説明ができるんです。■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?日本人のイメージを一言で言うと「厳しい」。ベトナム人と比較すると、まずは時間に厳しいですね。でも私の日本生活も6年目に突入しているので、今では常に15分前に約束の場所に到着するのが当たり前になってきました。もう1つは仕事に対する厳しさ。どんなに難しい業務でも投げ出さず、最後まで責任を持ってやり遂げるのは素晴らしいと思います。最近、建築材の組み立て業務中に「できなかったら、できるまでやりなさい」と言われたのも印象的でした。理解し難いことと言うと……。実は思い当たらないんですよね。日本とはご縁があるのか、最初から驚くようなことはあまりなかったんです。都内のラッシュ時の電車通勤も、ハノイの超満員バスに比べれば、車内は綺麗でエアコンも効いていて、天国のように快適ですしね(笑)。●メモを持ち歩くように■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?TPPの関連ニュースです。ベトナムも日本と共に参加に向けた交渉を進めていますが、一説ではベトナムはTPPで最も利益を受ける国であるとも言われています。今後は参加国内の人・モノ・カネの行き来が活発になり、日本とベトナムもビジネスがより密になってゆくと思うので、常に注目しています。■あなたの「マストビジネスアイテム」を教えてください。いつもカバンに入れているのは、携帯電話とスマホ用バッテリー、イヤホン、お財布。それと、メモ帳です。メモ帳はベトナムでは全く使いませんでしたが、日本に来てからは常に持ち歩き、忘れてはいけない予定などを書き込むようにしています。ベトナムで予定を忘れた場合ですか? 特に誰も怒らないし困らないので、リスケジュールするかな(笑)。それに、身分証明書となる在留カードは常に携帯していなければいけません。ただ最近、日本人の友人と遊んでいた時に、警察官が彼に「在留カードを見せて下さい」私に「免許証を見せて下さい」と尋ねてきたので、お互い噴き出して「逆でもいいですか?」と聞き返したこともありました。■休日の過ごし方を教えてください。基本的には土日が休みです。最近の休日は、社長と一緒にジムに行ったりすることも多いですね。先に述べた通り、私と社長のゴールは「ハノイでの飲食店経営」ですが、実はもう一つ隠れミッションがあって。それが、ダイエット! 1人でのダイエットは孤独ですが、一緒にチームを組めば頑張れそうな気がしています。この前は2人で高尾山までサイクリングに行きました!それと数カ月に1度はハノイに帰り、仲間とサッカーをします。というのも、私はハノイの日本語ガイドが中心となって作ったサッカーチームのリーダーなんです。またハノイでガイドをしている友人が添乗員として東京を訪れることも多いので、都内でもよく一緒に飲みます。日本で飲むのはもっぱら「いいちこ」! プリン体が少ないのが魅力ですね(笑)。■将来の仕事や生活の展望は?まずは社長と共に、ハノイで日本食レストランをオープンさせるという夢を実現させたいです。それから、東京でベトナム料理レストランもやってみたいな。ベトナム料理と言えば皆さん米麺の「フォー」を連想されますが、米麺は他にも「ブン」「フーティエウ」「バインダー」など多数あり「ミェン」という春雨もよく食べます。私の実家は小さな工場でブンを製造しています。外食することが多く、ちょっと高級なフォーは「お蕎麦」、一方でブンはより庶民的だけどみんな大好きな「そうめん」といったイメージです。日本では現状、乾燥ブンしか手に入らないので、いつか実家のおいしいブンを日本の方にも食べてもらいたいですね!
2016年01月05日ハノイ名物の麺料理、ブンチャー緑と湖が多く、歴史を感じさせる味わい深い街並みが魅力のベトナムの首都ハノイ。本コラムでは主に南部ホーチミンの食を紹介してきたが、今回は北部ハノイで食べられる絶品グルメを2回に分けてお届け。前編では、麺料理のフォーとブンチャーを紹介しよう。フォーボーの名店「PHO THIN」ホアンキエム湖ベトナム全土で食べられているフォーは、実は北部発祥の麺料理。現地では鶏より牛のフォーのほうが人気がある。今回訪れたフォーボー(牛肉のフォー)の専門店「PHO THIN(フォー・ティン)」は、市民の憩いの場となっているホアンキエム湖の南にある。店先には大きな寸胴鍋が2つ並び、薪火でスープを煮込んでいる。“薪火”と聞くだけで、手が込んでいておいしそうな気がしてしまうのは筆者だけであろうか。厨房では、スタッフが大量のネギとパクチーを手早くどっさりと盛り付けていた。ザルの中にはパクチー(rau mùi、ザウムイ)とネギが混ざった状態で入っているので、パクチーが苦手な人は、注文の際忘れずに伝えよう。主役は、滋味深い“こってりスープ”こちら、メニューはフォーボーのみという潔さ。昼時の厨房は戦場のような忙しさで、こちらから積極的に声をかけなければ、注文さえできない雰囲気である。次から次へと入ってくるお客さんに圧倒されながらも、なんとか注文と支払いを済ませ、席に腰をおろす。PHO BO50,000VND(約270円)やっとありつけたフォーボーは、牛肉と麺が見えないぐらい、大量のネギが表面を覆いつくしていた。スープは濁っており、いかにも濃厚そうなビジュアルを呈している。味はというと、日本の豚骨ラーメンのように旨味が凝縮されたこってりスープでありながらも、大量のネギが入っているため、脂っこさは感じない。南部のフォーばかり食べている筆者は、あっさり味のスープを卓上の調味料で自分好みの味にととのえて食べるのがフォーの醍醐味だと思っていた。しかし、このスープはすでに味が完成されており、そのままでも十分おいしいと感じた(もちろん、調味料を足してもおいしく食べられる)。揚げパンと生卵のトッピングも可能味の変化を楽しみたい人、しっかり食べたい人は揚げパン(quay、クァイ)と卵(hột gà、ホットガー)をトッピングしてみよう。スープを吸った揚げパンによってコクがプラスされ、さらに食べごたえのあるものに。お腹が心配な人にはおすすめできないが、黄味が絡んでまろやかになったスープもまたおいしかった。これまで食べたフォーの中で間違いなくNo.1の「PHO THIN(フォー・ティン)」。これを食べるために、またハノイに来たいと思うほど印象的な味だった。————————————PHO THIN(フォー・ティン)住所:13 Lo Duc , Hai Ba Trung District , Ha Noi営業時間:6:00~20:30次にご紹介するのは、ブンチャー。ブンチャーは、米麺ブンや野菜を炭火で焼いた豚肉やつくねの入った甘酸っぱいつけ汁につけて食べる麺料理だ。ブンチャー専門店「Tuyet BUN CHA 34」訪れたのは、ハノイの台所「ドンスアン市場」の北に位置するハンタン通り。ローカルな雰囲気漂う通りに、安くておいしいと評判のブンチャーの店「Tuyet BUN CHA 34(トゥイット・ブンチャー34)」がある。「Tuyet」は店主の名前だろうか、ベトナム語で“雪”を意味する。「34」は住所のハンタン通り34番地からつけられたものだ。BUN CHA35,000VND(約190円)これがブンチャーのセット。丸いトレイに炭火焼肉入りの甘酸っぱいつけ汁、米麺ブン、野菜&香草がどっさりと盛られている。運ばれてきてまず思ったのは、ボリュームが多いこと!35,000VNDという安さにも関わらず、つけ汁には焼肉とつくねがたっぷり入っている。紫蘇で巻かれた炭火焼きのつくねが非常に食欲をそそる。ホーチミンでは、空の器にブンや香草をお好みの量入れ、レンゲでつけ汁をすくって麺にかけて食べていたが、ここでは周りのハノイ人の食べ方に習い、炭火焼肉入りのつけ汁に直接ブンや香草を浸して食してみた。つけ汁はにんにくが効いており、炭火の香ばしい風味と紫蘇のさわやかな風味が非常にいい。お肉たっぷりのガッツリ系の麺料理だが、甘酸っぱいつけ汁と野菜でさっぱりと食べられる。辛党の人は卓上の粉唐辛子で味にアクセントをつけてみよう!パリパリの揚げ春巻きもおいしいNEM RAN1本8,000VND(約45円)サイドメニューの揚げ春巻きは1本から注文できるので、ぜひ試してほしい。揚げたてでパリパリの揚げ春巻きもブンチャーのつけ汁に浸して食べよう。「Tuyet BUN CHA 34(トゥイット・ブンチャー34)」のあるハンタン通りにはケムカラメン(ベトナム風プリン)の店が数軒並んでいる。食後にハシゴするのもおすすめだ。————————————Tuyet BUN CHA 34(トゥイット・ブンチャー34)住所:34 Hang Than , Ba Dinh District , Ha Noi営業時間:7:00~22:00※日本円表記は、2015年12月28日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年12月29日「ダラット」という街の名前は、まだ日本人にはあまり馴染みがないかもしれない。ベトナム中南部の高原地帯に位置する街で、フランス統治時代に貴族、軍人の避暑地として開発された。現在も街中には西洋風の建物が数多くあり、他のベトナムの街とは少し雰囲気の違うところである。このダラットの観光のひとつとして「ダラット高原鉄道」という鉄道がある。せっかくダラットに来たなら、この僅か7キロのミニ鉄道もぜひ訪問したい。三角屋根が美しいダラット駅ダラット高原鉄道の出発駅「ダラット駅」は三角屋根が3つ並んだ、まるでスイスにでもあるような駅で「ベトナムで最も美しい駅」といわれている。観光用のミニ鉄道にはふさわしくない造りであるが、もともとはベトナム鉄道ダラット支線の終着駅として使用されていたものである。ダラット支線はハノイ、ホーチミンを結ぶ南北縦貫鉄道と接続しており、ベトナム戦争で運行が停止されるまでは、街の玄関口として機能していた駅である。前に突き出した2つの車寄せが、乗客で賑わっていた当時を想像させる。ステンドグラスを通して光が差し込み、駅舎の中をカラフルに彩っている。ステンドグラスがきれいなダラット駅内部ダラット駅発の観光列車は1日5本。但し、乗客が少ない場合は運休することもあるとのこと。これは観光客にとって大変困ることだが、運を天に任せる他にない。「乗客が少ない」といっても、もともと多くの客が乗れる列車ではないので、5~6人が運行される目安ではないだろうか。切符は終点のチャイマット駅までの往復で約600円と外国人向けの値段設定。日本製のSLが保存されている切符を買ってホームに入ると、蒸気機関車が停車している。現在は使用されず保存展示されているだけだが、比較的きれいに整備されており、当日も機関車の前で新婚カップルが記念撮影を行っていた。実はこの機関車、C12型と呼ばれている日本製のもの。日本から満州、中国の雲南省を経てベトナムにやってきた機関車なのである。幾多の戦乱を乗り越え、ようやくこのダラットの地でようやくのんびりと余生を過ごしているようだ。SLの前で結婚写真を撮影するカップル赤い機関車1台に客車2両のかわいい編成ダラット駅で発車を待つ列車チャイマット行の列車は、赤い機関車1台に客車2両のかわいい編成。西洋人を中心に10人ほどが乗り込む。線路の状態があまりよくなく、列車はゆっくりと走行していく。沿線には高原野菜などを栽培するビニールハウスが目立つのんびりとした農村風景。「高原鉄道」の名前からイメージする景色とはちょっと違うので、少しがっかりする人もいるかもしれない。それでも、青空の下を心地よい風に吹かれながらぼんやり景色を眺める列車の旅は、やはり楽しい。雑草の中を走る列車沿線にはビニールハウスが多い「何もないところ」がダラット高原鉄道の魅力チャイマット駅に到着約30分で終点のチャイマットの駅に到着。ここで約30分の自由時間となる。しかしここにも有名な観光地がある訳ではない。近くに地元で信仰を集めている霊福寺という派手な飾りのある寺があり、他に見るものがないので、乗客のほとんどはその寺を見に行く。このような機会でもなければローカルな寺を訪問するような機会はないので、それはそれで楽しめる。派手な装飾の霊福寺「ダラット高原鉄道」は、風景も目的地もこれといった「見せ場」がなく、観光地のアトラクションとしては物足りないものかもしれない。しかし、その「何もないところ」がダラット高原鉄道の魅力でもある。もともとダラットは避暑地、そんなにあくせくと観光する街ではない。なにしろ街の名前も「だらっと」なのだから。ちゃんちゃん。花が咲き誇るダラットの公園(text & photo : 井上毅)バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方その他の記事はこちら>
2015年12月21日シンチャオ~!ベトナムにそこそこ詳しい男・ネルソン水嶋です。普段は、ベトナムの変わったスポットを紹介したり、アホなことに挑戦するサイト「べとまる」を運営しております。主に、ダチョウに乗ったり、ドリアンを装備したりしていますが、言葉だけでは一切伝わらないと思うので…。こういうことをしています!それを時に人は変態行為と呼びます。ま、そんなつもりはこちとら一切ないんですけどね。でも今回は、素敵な素敵な「TRIPPING!」で、わざわざ変態行為をしに来た訳じゃないんですよ!あ、自分で言っちゃったわ。げに美しきかな、ベトナムの「セメントタイル」まずはこちらの写真をご覧ください!これ、ベトナムでよく見る、セメント製のタイルです。今、思ってませんか?めちゃくちゃかわいいって思ってませんか!?そうすれば語りましょう、そうでないなら両肩を掴んで熱く語りましょう。「TRIPPING!」では真面目にベトナムを語ります。いや、普段も真面目な変態行為を…まぁ、どっちでもいいや。足元にある「東洋のパリ」、セメントタイルの魅力まず、このセメントタイル、ベトナムベトナムと言いながら、実はフランス生まれ。ベトナムは1887年から1945年まで、フランス領インドシナという名の、フランスの植民地であった時代でした。当時の街の景観は「東洋のパリ」と称されたほどで、今でも、プリン、ロータリー交差点、コロニアル様式の建築…といった形で、そこかしこにフランス文化の残り香を漂わせています。そのひとつが、本国フランスの一般家庭でも使われていたセメントタイルという訳です。コロニアル様式建築の代表格・ホーチミン市中央郵便局。セメントタイルの魅力は大きくふたつあると思っています。「多彩なデザイン」と「計算された美術」、これに尽きるでしょう。多彩なデザインは、冒頭の写真でもその一端が伝わりますね!今まで見かけたものを思い返しても、ざっと軽く100以上はあったかと。花や果実や幾何学模様など、モチーフは実に豊富で見ていて全く飽きません。花をモチーフとしたセメントタイル。そして、計算された美術です。パッと見は「複雑なデザインだなー」という印象でも見れば見るほど驚き。何故なら、一枚のタイルの向きと組み合わせによって構成されているから。一枚だけでは何も思わないが、4、9、16、並び…そういうことか!とヒザを打つ。まるで「1ピースから成るパズル」、デザインに知恵と発見が詰まっているのです。で、そんなセメントタイルはどこで見られるの?と、こうして魅力を語ったところで、「どこで見れるのよ?」という話ですよね。今回は、ホーチミン市内でセメントタイルを楽しめるスポットを紹介します。ホーチミン市中央郵便局ホーチミンに来られたことがある方なら訪問済みかもしれません。しかし、だからと言って侮ることなかれ!天井のアーチやホーチミン氏の肖像画に視線を奪われがちですが、足元は見ましたか?おとなしめのデザインとスケールですが、つぶさに見ていくとこれがもうかわいい。とくに水色のキキョウ(かどうかは分かりませんが)が個人的にお気に入りです。何しろ有名観光スポットなので、踏まれ続けてくすんでいますが、それもまた経年の魅力というものでしょう。--------------------ホーチミン市中央郵便局住所:2 Công xã Paris, P.Bến Nghé, TP.Hồ Chí MinhOromia Coffee一気に毛色は変わって、こちらはカフェ。というより、このあと紹介する場所は全てお店です。セメントタイルのモザイクです。実はこのスタイル、ちょっとお高めかつ若者向けのカフェで流行中。カフェやショップのオーナーの中で、古き良きセメントタイルの魅力を見直すムーブメントが起こっているようです。私も初めて見たときは衝撃を受けたのですが、最近は至るところで見かけるようになりました。それ、個人的には複雑なのですが、理由は最後に後述します。ちなみにここは猫カフェでもあります。みんな大人しいので、ベトナムの猫とじゃれたいのならオススメです。--------------------Oromia Coffee住所:193A/D3 Nam Kỳ Khởi Nghĩa, P.7, Q.3, TP.Hồ Chí MinhEl Sol Cafeこのカフェ、一周回って、セメントタイルを売っています。日本人が多く利用するカフェでもあり、関心の高さがうかがえますね!もちろん、床もセメントタイル。外観はローカル感あふれる雑居ビルなので、はじめての観光では抵抗があるかもしれませんが、看板に従って上がって行けばそこはきらめくセメントタイル空間です。実を言うと最近お気に入りなので、私がいるかもしれませんが、見て見ぬふりをしてください。ちょっとでも視線を送ると、「あ、もしかして俺のこと知ってるのかな!?」と気持ち悪い視線で返すかもしれないし、それが確実に私です。--------------------El Sol Cafe住所:2nd floor, Nguyễn Siêu, Q.1, TP.Hồ Chí MinhQuan Bui最後に紹介する場所がこちら、洒落た感じのベトナム料理レストランです。個人的に、「セメントタイルの聖地」扱いしています。決してコロニアル様式建築ではないけれど、ここにはかなりの種類のセメントタイルが持ち込まれています。床という床にセメントタイルが敷き詰められており、その配置のセンスが良いのです。一枚ずつバラバラのモザイクにする訳でもなく、フロア一面を同じ柄にする訳でもない。いい感じにまとまっていて、延々と目移りしてしまいます。まるでセメントタイルの見本市状態です。料理の味も雰囲気も、接客もおおむね良いので、是非行ってみてください。--------------------Quan Bui住所:17A Ngô Văn Năm, P.Bến Nghé, Q.1, TP.Hồ Chí Minhおまけ最後に、ちょうどこの原稿を書いているときに友人から送られて来たものを紹介します。分かります?デザインはまばらでありながらも、モノクロで統一しているんですねー。これは攻めて来たな!と思いました。こうして昔からあるセメントタイルを今風にアレンジする流れは、まさに温故知新!といった感じで、外国人(日本人)というちょっと引いた立場から見ていて非常に嬉しく思います。ただ、アレンジは独自のものであってほしく、このモノクロでの統一にしろ、さきほどのモザイクスタイルにしろ、同じスタイルばかりが流行ってしまう状況は何か違うな…と思うところなのですけどね!なお、今回はホーチミン市ばかりを紹介しましたが、どちらかと言えばハノイの方が多いと感じます。「cement tile hanoi」などで検索していただければ、いろいろと出てくると思いますよ!もちろんそれはホーチミン市も同じです!と、こんな感じで、新たなるベトナム観光を勝手に開発していきます!以上、セメントタイルの魅力をお伝えしました。最後になりましたが、本連載のご説明です~。ベトナムはしばしば、リピーター観光客が少ない国だと言われます。フォーやアオザイなどの定番イメージはありますが、それが強すぎるため新たな観光の魅力が知られていないんじゃないかという気も私はしていたり。そこで!本連載では僭越ながら、ベトナムについて発信を続けてぼちぼち四年のわたくしネルソン水嶋が、まだまだ知られていない新たなるベトナム観光を開発します。ゴールはベトナムの観光省が私を雇うまで。まぁ半分は冗談です。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2015年12月21日フクモチックはこのほど、東京都中野区に、「ベトナムのローカルビアホール」をコンセプトにした大衆酒場「ビアホイチョップ」をオープンした。○東京・中野で昔ながらのベトナム大衆酒場を体験同社は、東京都の杉並区や武蔵野市にベトナム屋台食堂「チョップスティックス」や、ベトナム炭火焼き鳥専門店「ビンミン」を展開。同店は、ベトナム風炭火焼き鳥や生麺フォーが都心で味わえる大衆酒場となる。焼き鳥はもちろん、海に面したベトナムでは、炭火焼きの海鮮料理も楽しめる。同店は、スパイシーで大串の豪快な焼き鳥(ハノイの有名焼き鳥店「ビンミン」直伝)と、特製の香味油を使った焼き貝や海老焼き、レモングラスチリソースで焼いたイカなど、日本では目にすることができないという本格的な炭火焼き料理が名物となる。380円均一メニュー、500円均一メニュー(各税込)など、ちょっとしたベトナムおつまみを豊富にそろえた。ゆでた野菜に発酵豆腐で作ったタレをつけたり、揚げた豆腐に海老発酵味噌を使ったタレをつけたりと、ベトナムではよく目にするが日本では珍しい、面白くておいしいおつまみを用意しているという。また、バインミーサンドイッチやコムガー(海南チキンライス)もこだわりの味で、最後の〆まで楽しめる。これらはランチタイムには、ランチセットでの提供となる。自家製麺の生麺フォーは日本初(同店開業時)となっている。ハノイの小さな飲み屋を再現した店内は、ベトナムのプロパガンダポスターをモチーフにした壁画が壁一面に描かれている。ハノイの路地にある小さな飲み屋の雰囲気を再現した、現地感のある演出となっている。所在地は、東京都中野区中野。定休日は火曜日(ほか、隔週1日)。営業時間は、11時30分~14時30分(L.O) 17時30分~23時(L.O)。
2015年12月10日富士電機は12月10日、CAC Joint Stock Company(CAC)の株式の65%を譲り受ける旨の契約を締結したことを発表した。CACはベトナムの有力エンジニアリング会社で、富士電機は今回の買収により、アジアにおけるエンジニアリング機能を強化し、事業拡大を図るとしている。富士電機は、2013年10月に変電事業の強化を目的にタイの変圧器メーカー「富士タスコ」を買収し、2014年12月にはシンガポールの低圧配電盤メーカー「富士SMBE」を買収している。また、2013年12月にはアジアにおけるものつくりの中核拠点としてパワエレ機器の生産を中心とした新工場(タイ・富士電機マニュファクチャリング)を立ち上げており、今回、アジア事業のさらなる拡大に向け、ベトナムのほか、ミャンマー、カンボジアにもプラントエンジニアリングの実績を有するCACを買収し、エンジニアリング機能の強化を図る。具体的な取り組みとしては、CACのエンジニアリング力を活用し、富士電機のパワエレ機器(インバータ、回転機、UPS)、計測制御機器(DCS、PLC、分析計、流量計、温調計、発信器)、変電機器(GIS、スイッチギア、変圧器)などを組み合わせた産業プラント・システム商談を拡大する。また、CACの商流を活用し、セメント、食品、石油ガス、鉄鋼、化学分野などで、受配電システム、生産ライン設備、プロセス制御システムなどの拡販および更新需要の取り込みを行うという。新社名は資本参加後に社名を「Fuji CAC Joint Stock Company」に変更し、出資金払込日は2016年2月末日(予定)、出資比率は富士電機65%、創業者一族35%となる予定。
2015年12月10日ホーチミンでフォーを味わったら、次にぜひトライしてほしい麺がフーティウ(Hu Tieu)。フーティウはベトナム南部で食べられている米麺で、柔らかくつるっとした喉越しを楽しむ北部のフォーに対し、半乾燥させてから裁断するためコシがあるのが特徴だ。そのフーティウを使った代表的な料理がフーティウナムヴァン(Hu Tieu Nam Vang)。Nam Vang=南旺(プノンペン)の意味で、カンボジアから伝わったといわれている。フーティウナムヴァンは、豚骨ベースの甘めでクリアなスープに海老・豚肉・ひき肉・レバーなどの具がたっぷりのり、付け合せに生のモヤシ・春菊・レタス・ニラが添えられるのが一般的。大抵の店では汁あり(Nuoc)と汁なし(Kho)が選べる。ホーチミンにはフーティウナムヴァンの店が数多くあるが、その中でもおすすめの2店をご紹介。QUYNH(クイン)Hu Tieu Nam Vang(Kho)72,000VND(約390円)バックパッカー街の西端にある「QUYNH(クイン)」はガイドブック等で紹介される有名店。スルメのダシが効いたスープは飲み干してしまうほど美味。店内は明るく清潔で、箸とスプーンは袋に入っているので、衛生面が気になる人でも安心して利用できる。写真左:別添えのニンニクだれはお好みで。写真右:店舗外観。————————————QUYNHURL:営業時間:24時間電話番号:(+84)8-3836-9145住所:A65 Nguyen Trai , Dist1 , Ho Chi MinhBA HOANG(バー・ホアン)Hu Tieu Nam Vang(Kho)42,000VND(約230円)戦争証跡博物館の近くの路地で営業している「BA HOANG(バー・ホアン)」は地元の人に人気。路地入口にある調理場で注文してから席に座ろう。レバーは下処理が丁寧にされており、臭みを感じない。粗挽きのひき肉は適度に脂身があり、ジューシーで美味。写真左:トッピングのフライドガーリック(豚の脂をカリカリに揚げたものも入っている)を入れると香ばしさと旨味がアップ!欲しい人はスタッフに声をかけよう。写真右:長い路地に沿って並ぶ客席。————————————BA HOANG営業時間:6:30~深夜1:30電話番号:(+84)938-55-3373住所:46 Vo Van Tan , Dist3 , Ho Chi Minhホーチミンでフーティウといえば“フーティウナムヴァン”が一般的だが、ここではちょっと珍しいフーティウ3種とそれらが食べられるおすすめ店をご紹介。きしめんタイプのフーティウ「QUAN MI CAT(クアン・ミー・カット)」Hu Tieu Mi Thit(Kho)42,000VND(約230円)フーティウには日本のきしめんのような平たいタイプもある。ベンタイン市場から徒歩3分の場所(ヒンドゥー教寺院の向かい)にある「QUAN MI CAT(クアン・ミー・カット)」では麺(きしめんタイプのフーティウ・固めのフーティウ・細い米麺・中華麺)、スープ(あり・なし)、具(豚肉・レバー・腎臓)を組み合わせて注文できる。写真左:きしめんタイプのフーティウ(Hu Tieu Mem)と中華麺(Mi)を半分ずつ、といった注文も可能。両方食べたい人はトライしてみよう!写真右:常に満席の人気店————————————QUAN MI CAT営業時間:6:00~11:30、15:00~21:00電話番号:(+84)8-3827-2108住所:62 Truong Dinh , Dist1 , Ho Chi Minh魚のフーティウ「ANH MAI(アン・マイ)」Hu Tieu Ca(Kho)35,000VND(約190円)路地の中にある魚のフーティウの店「ANH MAI(アン・マイ)」。少し甘めのあっさりスープには、雷魚の切り身がたっぷり!麺には甘酸っぱい漬物、フライドオニオン、もやし、ひき肉と小さなイカが少しのっている。汁なし(Kho)を注文し、麺に直接チリソースをかけて食べ、口直しとして魚のスープを飲むのがベトナム人流の食べ方だ。写真左:午前11時までの営業のため、早めに行くのがベター。写真右:路地の入口。向かいにある教会(Nha tho Huyen Sy)が目印だ。————————————ANH MAI営業時間:6:00~11:00住所:22/26 Ton That Tung , Dist1 , Ho Chi Minhイカのフーティウ「HU TIEU MUC Ong Gia Cali(フーティウムック・オンヤーカリー)」Hu Tieu Muc45,000VND(約250円)今年より度々見かけるようになったイカのフーティウ。今年の夏にOPENした「HU TIEU MUC Ong Gia Cali(フーティウムック・オンヤーカリー)」はサイゴン大教会の斜め向かいにあり、立地抜群!クリアなスープに、イカ・肉団子・うずらの生卵・青ねぎ・フライドオニオンがのっている。柔らかくプリプリのイカと黒胡椒が効いたスープが美味。写真左:店舗外観写真右:ホーチミンの主要観光スポットのひとつ、サイゴン大教会————————————HU TIEU MUC Ong Gia CaliURL:営業時間:6:00~22:00電話番号:(+84)908-109-557住所:57 Nguyen Du , Dist1 , Ho Chi Minh筆者のおすすめは汁なし(Kho)のフーティウ。別添えのスープは口直しにそのまま飲んだり、麺にかけてほぐしながら食べたりと、いろいろな食べ方ができるのが楽しい。麺料理が好きな人は、ホーチミンでの食事の選択肢にぜひフーティウを入れてみて。※日本円表記は、2015年11月30日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年11月30日日立製作所(以下日立)と三井住友銀行(以下SMBC)はこのたび、ベトナム社会主義共和国(以下ベトナム)の国営企業であるVietnamPost(以下ベトナム郵便会社)と、ベトナムにおける郵便局ネットワークなどを活用した非現金決済サービスの普及に向けた調査を共同で開始すると発表した。○総務省が実施する調査を日立が受託したことを受けて正式に調査が開始日立とSMBC、そしてベトナム郵便会社の3社は今後、ベトナムにおける決済インフラの現状を調査し、ベトナム郵便会社の郵便関連サービスおよび送金・決済などの金融サービスと、日立とSMBCが日本で培った決済サービスやITシステムに関する技術やノウハウを組み合わせた、決済サービスの高度化やプリペイド型の非現金決済サービスの展開などを検討していくという。ベトナムでは、近年堅調な経済成長が続いており、小売業をはじめとする日系企業の進出も増加しているという。一方で、ベトナムでは銀行口座の保有率が低く、リテール決済においては未だ現金が主流。そのため、ベトナム政府は非現金決済化を推進しており、ベトナム全土で安心して利用できる非現金決済サービスに対する関心が高まっている。こうした背景のもと、ベトナムでは、日本の優れたITやノウハウを活用した安全性の高い決済サービスの提供が期待されているという。このたび、総務省がベトナム情報通信省との間で締結した「郵便分野における協力に関する覚書」に基づき、ベトナムにおける郵便サービスや郵便を活用した各種ビジネス・サービスの創出に向けた取り組みの一環として、総務省が実施する「ベトナム社会主義共和国の郵便事業体におけるICT技術を活用した決済関連業務の業務効率化及び新規事業化に関するフィージビリティ調査」を日立が受託したことを受けて、正式に調査開始の運びとなったとしている。同調査では、ベトナム郵便会社の代金引換サービスや送金・決済サービスなどの利用状況やITシステムの活用状況などの現状分析を中心に実施し、調査結果をもとに、ベトナム郵便会社の既存事業の効率化および高度化を可能とする非現金決済サービスについて検討していくという。今後日立とSMBCは、「日立が決済分野において長年にわたり培ってきた技術やノウハウと、SMBCによるベトナム郵便会社への決済業務に関する支援を組み合わせ、非現金決済サービスの展開を検討し、ベトナムの決済インフラの発展に貢献していく」としている。
2015年11月25日シャープとベトナム ホーチミン市パスツール研究所は11月17日、シャープのプラズマクラスター技術が、空気中に浮遊する「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス」の感染力を抑制できるとする研究成果を発表した。同成果の詳細は、The Vietnam Association of Preventive Medicineが発行する「Journal of Preventive Medicine」に12月に掲載される予定。プラズマクラスター技術の原理は、例えばインフルエンザウイルスの場合、陽イオン(H+(H2O)m)と陰イオン(O2-(H2O)n)を同時に空中へ放出し、ウイルスの表面で2つのイオンが結合してOHラジカルへと変化。これが表面のスパイクタンパク質(糖タンパク質)から水分を抜き去ることで、結果スパイクタンパク質が破壊され、これにより繁殖が抑制されるというもの。同社では各種のウイルスなどに対する技術検証として「イオンでの効果の検証」「実使用相当の空間での効果検証」「臨床試験」の3つのステップを用いており、今回は第1段階の「イオンでの効果の検証」に当てはまる。これは、高病原性や新種など取り扱いに制限があるウイルスなどの有害物質を狭い空間内に放出し、プラズマクラスターによりどういった変化が生じるかを調べるというもの。今回の研究では、「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス」が選択されたが、これは2013年4月に初めてヒトに感染した事例が報告され、2015年9月のWHOの発表では累計で感染確定者が677名、死亡者は275名におよぶほか、有効なワクチンは現時点で存在しておらず、かつ日本人は全年齢層で抗体を有していないとされており、感染症法で世界的流行(パンデミック)を引き起こす危険性があるとのことで、第2類指定感染症に指定されている点などが背景にある。ちなみにベトナム ホーチミン市パスツール研究所は1891年にパスツール研究所の初の海外拠点として設立され、以降、インフルエンザに特化した研究拠点として、高病原性鳥インフルエンザウイルスをヒトから取り出すことに成功するなどの実績を有している。具体的な研究手法としては、1m3の密閉された試験ボックスを用意。内部にウイルス噴霧器でミスト状のウイルスを噴霧し、1m3あたり10万個/cm3の平均イオン濃度を実現する試験用イオン発生装置を用いて、どの程度の時間で検出限界に達するかを調べた。結果、約47分で99%のウイルスに感染能力が無くなることを確認。同様に平均イオン濃度が5万個/cm3および20万個/cm3の場合も調査したところ、数に応じて、検出限界の時間が短くなることを確認したとする。ただし、同社が民生向けに販売しているプラズマクラスター技術搭載製品の多くは、平均イオン濃度が2万5000個/cm3であるが、こちらも研究はしているものの、送風による自然減衰で検出限界まで到達する時間と大きな違いがないことが確認されているとのことであり、必ずしも、市販製品で今回の研究と同等の結果を得られるとは限らないことに注意が必要だ。なお、同社では今後、プラズマクラスター技術の効能効果をヒト以外の分野、例えば衣食住、植物、動物の感染症などにも向けて研究を進めていく予定としており、適用できる範囲の拡大を進めていきたいとしている。
2015年11月18日雰囲気が良く、料理も美味しいハイレベルなレストラン&カフェが多いホーチミンでは、お店選びも一苦労。そこで今回は、“フォトジェニックなレストラン&カフェ”という視点で、個性的なインテリアが特徴のお店4店+αをご紹介!1.MONSOON(モンスーン)5つ星ホテル「プルマンサイゴンセンター」から徒歩圏内にある東南アジア料理レストラン。ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーの5ヶ国の料理が味わえる。黄色のコロニアル風の建物の中に入ると、まず目を引くのが壁にディスプレイされたワインボトル。店内にはブランコやキッズスペースもあり、インテリアへのこだわりが感じられる。ミャンマー風フィッシュカレー在住外国人から支持されている理由のひとつは、洗練された雰囲気にも関わらず、価格設定がリーズナブルであること。特に平日11:00~14:00のみ提供のセットランチは、料理を5~6種類の中から選べ、スープとドリンクがついて100,000VND(約540円)とお得だ。————————————MONSOON(モンスーン)URL:営業時間:10:00~23:00電話番号:(+84)8-6290-8899住所:01 Cao Ba Nha , Dist1 , Ho Chi Minh2.WORK CAFÉ(ワークカフェ)ホーチミンで一番高いビル、ビテクスコ・フィナンシャルタワー内にあるカフェ。もともとはイベントスペースとカフェを備えたAIA(生命保険会社)の施設で、カフェは一般客も利用できる。店内ではPCを持ち込んで仕事をする人が多数。壁側には大きな本棚(本はベトナム語・英語)と段状の座席があり、本は自由に閲覧することができる。KUSMI TEA75,000VND(約405円)ここでは、ホーチミンではあまり見かけないフランスの紅茶「KUSMI TEA」が飲める。紅茶は数種類あるので、香りを試させてもらおう。写真は柑橘系のさわやかな香りがする「BBデトックス」。他にケーキやパンナコッタなど手作りのスイーツも楽しめる。————————————WORK CAFÉ(ワークカフェ)URL:営業時間:平日9:00~21:00、週末10:00~21:00電話番号:(+84)996-647-007住所:2nd Floor , Bitexco Financial Tower , 2 Hai Trieu , Dist1 , Ho Chi Minh3.bâng khuâng café(バンクアンカフェ)築100年以上の古いローカルアパートメント内にある隠れ家カフェ。落ち着いた色合いでレトロな雰囲気の店内には、ゆったりとした時間が流れている。左:外観右:フエ風アイスミルク(Sua Hue)は練乳とライムの果汁が入ったアイスミルク。フレッシュな甘酸っぱさが美味しい。おうちごはん(COM NHA)40,000VND(約216円)メニューには載っていない裏メニューの“おうちごはん”。2~3種類の日替わりおかずから1品選び、その他にスープと野菜料理がつく。写真は豚肉と高菜のピリ辛炒め。————————————bâng khuâng café(バンクアンカフェ)URL:営業時間:8:00~23:00電話番号:(+84)903-878-667住所:2nd Floor , 9 Thai Van Lung , Dist1 , Ho Chi Minh4.Kujuz Centro(クジューズセントロ)アメリカで24年間暮らしていたシステムエンジニアとファッションデザイナーのふたりのベトナム人男性がオーナーのカフェ。壁一面に埋めつくされた古い木製の窓と、天井に敷き詰められたアイアンの窓枠のインテリアが個性的。キャラメルミルク(Sua tuoi caramen)30,000VND(約162円)スタッフおすすめのキャラメル風味のフレッシュミルクは、意外にも甘さ控えめ。キャラメル風味はほんのり感じる程度で、さっぱりした味わいだ。300mlとゴクゴク飲めるたっぷりサイズがうれしい。市内には系列のカフェが2店。「Kujuz TanDinh(住所:5 Tran Quy Khoach , Dist1)」は1区北部にあるタンディン市場の近く、「Kujuz 3 Son(住所:3A Ton Duc Thang , Dist1)」はギャラリーやセレクトショップが集まる話題のスポット「3A STATION」内にある。※写真は「Kujuz 3 Son」————————————Kujuz Centro(クジューズセントロ)URL:営業時間:8:00~22:00電話番号:(+84)911-718-786住所:35 Ly Tu Trong , Dist1 , Ho Chi Minh【番外編】壁一面のプロパガンダアートが印象的な2店スローガンと共に、独特のカラフルな色使いで兵士や農民などを描いたベトナムのプロパガンダアート。そのプロパガンダアートが壁一面に描かれているインパクト大!なベトナム料理レストランとカフェをご紹介。〇PROPAGANDA(プロパガンダ)©Propaganda“ベトナミーズ・ビストロ”と銘打った、創作ベトナム料理が楽しめるお洒落なレストラン。プロパガンダアートは壁だけでなく、ソファ一面にも描かれている。————————————「PROPAGANDA」の詳細はこちら>〇Đen Đá Coffee(デンダーコーヒー)中心部にありながら、美味しいコーヒーや紅茶がリーズナブルに飲めることから、若者を中心に支持されているカフェ。プロパガンダアートがあるのは2階席。————————————Đen Đá Coffee(デンダーコーヒー)URL:営業時間:7:00~23:00住所:96 Ham Nghi , Dist1 , Ho Chi Minhそこにいるだけで楽しい気分になるフォトジェニックなレストラン&カフェ。特別な空間と美味しい料理(ドリンク)で、旅の気分を盛り上げよう!※日本円表記は、2015年10月31日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年11月01日ベトナムを代表する人気リゾート地ニャチャンの港から、スピードボートでしかアクセスできない究極の隠れ家リゾート「シックスセンシズ ニンバンベイ」。その中に、同施設最大の広さを誇る最上級ヴィラ「ヒルトップ・リザーブ」が新たに誕生。専属シェフも付く完全プライベートな空間で、非日常のひとときを味わってみては?自然派高級リゾート「シックスセンシズリゾート&スパ」1995年にモルディブに最初のリゾートが誕生して以来、アジア中東地域に多数のリゾートとスパを展開するSix Senses Hotels Resorts Spas(シックスセンシズリゾート&スパ)。自然環境や地域社会との共生を理念に掲げる、自然派高級リゾートとしてその名を馳せてきた。山と海が両方楽しめる!壮大なスケール「シックスセンシズ ニンバンベイ」ホーチミンからカムラン空港(ニャチャン)まで国内線で約40分。ニャチャンからスピードボートでしか渡ることのできない究極の隠れ家リゾートが、「Six Senses Ninh Van Bay(シックスセンシズ ニンバンベイ)」。ニンバン半島の豊かな緑と花崗岩に囲まれた、手つかずの自然の中に佇むリゾートでは、白砂のプライベートビーチでのシュノーケリング等のマリンスポーツや、岩盤の地形をトレッキングする山関連のアクティビティーまで経験できる。リゾート最大のヴィラ「ヒルトップ・リザーブ」とは?この度誕生したのは、最大10名まで収容が可能な3ベットルームヴィラ「Hilltop Reserve(ヒルトップ・リザーブ)」。岩盤の地形を生かした立地からは、山々に囲まれた湾の180度のシービューを楽しむ事ができる。同リゾート最大の面積を誇るこのヴィラは、敷地面積727平方メートル。76平方メートルの巨大プライベートプールやサンデッキも付いて、木製のバスタブは職人の手作り。56インチのテレビでは、200本以上の映画も観賞できる。よりプライベートな時間を提供するのは、専属シェフによるヴィラ備え付けキッチンの料理。そのままヴィラ内で食事が楽しめるという究極のサービスだ。その他、ヒルトップ・リザーブ宿泊者専用のサービス「GEM(Guest Experience Maker)」は、24時間体制でゲストのリクエストに応えてくれる。リゾート誕生から10年目にして新たに誕生した最上級ヴィラ。非日常の空間で、究極のプライベートなひとときを過ごしてみては?©All photos to Six Senses Hotels Resorts Spas
2015年10月01日ベトナム料理に欠かせない調味料「ヌクマム」。日本の醤油のような役割を持ち、炒めものや煮込み料理に使ったり、つけダレとしてそのまま使ったりと、それなしでは食事ができないほどベトナム料理において使用頻度の高い調味料だ。今回は、ヌクマムとは?というところから、タイの「ナンプラー」との違い、ヌクマムを使った料理などを解説!ヌクマムとは?ヌクマム(Nước mắm)は木樽に小魚と塩を漬け込み、4ヶ月~1年ほど発酵・熟成させて作るベトナムの魚醤。日本の「しょっつる」や「いしる」、タイの「ナンプラー」に相当する。原料となる魚は地域によって異なるが、カーコム(Cá cơm)と呼ばれるカタクチイワシ科の魚を使うのがポピュラー。旨味のもとであるグルタミン酸を豊富に含み、料理に使うと、素材の旨味を引き出すだけでなく、味に深みやコクをプラスしてくれる。名産地として知られているのは、ベトナム北部のカットハイ、南部のニャチャンやファンティエット、フーコック島。特にフーコック島産のヌクマムは最高級とされている。タイの「ナンプラー」との違いは?原材料も作り方もほぼ同じだが、ヌクマムはナンプラーより魚に対する塩の割合が少なく、発酵期間が短い。味の面では、ヌクマムは魚の香りがより強く、塩分は弱めである。ヌクマムのボトルにある表示「°N」とは?スーパーへ行くと、様々なメーカーのヌクマムが並んでいる。ボトルをよく見ると「35°N」といった表示があることに気付くだろう。これは旨味度数(ヌクマム中の窒素含有量。「N」は窒素の元素記号)で、数字が高ければ高いほど香り・旨味が強く、価格も高くなる。度数の低いものは加熱調理用に、高いものはつけダレとして水などを加えて使う(もちろん加熱調理に使っても可)。スーパーには35~40°Nのものが多く並んでいる。ヌクマムがキーの料理3品ベトナム料理の味の決め手となるヌクマム。ベトナム人が普段食べている家庭料理で、日本人の口にも合うおすすめの3品を紹介。レストランや食堂で見かけたら試してみよう。〇鶏手羽のヌクマム風味揚げ(Cánh gà chiên nước mắm)ご飯のおかずにも、お酒のつまみにもなる一品。ヌクマムなどで下味をつけてから揚げるドライなタイプと、素揚げしてからヌクマムソースに絡めるしっとりタイプがある。〇川魚の土鍋煮(Cá kho tộ)魚(雷魚やナマズが使われることが多い)をヌクマムなどの調味料に漬け込み、土鍋でグツグツと煮込んだ料理。甘辛い味が染みた煮魚は白いご飯との相性抜群!〇イカの肉詰めトマトソース煮(Mực nhồi thịt sốt cà chua)小ぶりのイカの胴体に豚ひき肉や春雨などの餡を詰め、トマトソースで煮込んだ料理。洋風料理のイメージがあるトマトソースだが、ヌクマムが加わることでご飯に合う味に。つけダレとしても大活躍万能調味料のヌクマムは、加熱調理用としてだけでなく、つけダレとしても大活躍(つけダレ用には度数が高めのものを用い、水で薄めて使う)。シンプルなゆで野菜もヌクマムさえあれば、立派なおかずに変身!野菜を美味しく、たっぷり食べることができる。麺料理や春巻きなど色々な料理に添えられるつけダレ、ヌクチャム(Nước chấm)。ヌクマムに刻み唐辛子とニンニク、ライムの絞り汁、水、砂糖を混ぜ合わせて作る。唐辛子を浮かべたヌクマムは、鍋料理のつけダレに。特に魚と相性が良く、ヌクマムの塩気が魚の旨味を引き立ててくれる。卓上に置かれているヌクマム。料理に塩味や旨味をプラスしたいときに使ってみよう。ベトナムを訪れたら、お土産にヌクマムを買って帰りたいという人も多いだろう。しかし、ヌクマムは匂いが強いため、機内への持ち込みは禁止されているので注意しよう。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年09月30日ホーチミン市西部にあるベトナム最大の中華街「チョロン」。50万人以上といわれるホーチミン在住の華人の大半が住んでいるチョロンとは、一体どんな街なのだろうか。今回は、1区中心部からの行き方や見どころ、散策のポイントをご紹介!チョロンとは?チョロン(Chợ Lớn)は中華街の通称で、具体的にはホーチミン市西部の5区から6区にかけて広がるエリアを指す。18世紀後半より華僑が集住して形成された街で、大富豪が沼地を開拓して発展したといわれる。 近年、移住してきた「新華僑」と呼ばれる人たちはチョロンの北側に隣接する11区に多く住んでおり、エリア自体が広がりつつある印象だ。中華街といっても、横浜中華街のような派手さや煌びやかさはない。ベトナムのローカル風景に漢字表記の看板が溶け込み、独特の雰囲気を醸し出している雑多な街である。チョロンへの行き方チョロンへの移動手段は、ローカルバス又はタクシーとなる。バスの場合、ベンタイン市場前のバスターミナルから1番のバスに乗り、終点のチョロンバスターミナルで降りよう。1番バス(青色)は他の路線のバス(緑色)より車体が新しく、冷房も効いているので、旅行者でも安心して利用できる。タクシーの場合、1区中心部から約20分でチョロンに到着する。行き先はチョロンバスターミナル又はビンタイ市場と伝えるといいだろう。〇バス情報路線番号:1番路線名称:ベンタイン - チョロンバスターミナル(Bến Thành - Bến xe Chợ Lớn)運賃:一律5,000VND(約54円)所要時間:約30分運行時間:5:00~20:30運行間隔:5~10分に1本見どころチョロンに点在する中国寺院とビンタイ市場、中国文化が溶け込んだローカルな風景が見どころ。また、プラカゴ問屋街、布問屋街、文房具屋街というふうに、1つの通りに専門問屋が集まり、通りごとに違った顔を見せてくれるのも面白いところだ。見どころの多いチョロンだが、次に紹介する3つのスポットはおさえておこう!〇ビンタイ市場(Chợ Bình Tây)ベンタイン市場に次ぐ、ホーチミンで2番目に大きい市場。狭い通路を行き交う人の多さや膨大な商品の数に圧倒される。卸売市場のため、基本はまとめ売りだが、1個から売ってくれる店もあるので交渉してみよう。買い物というより活気ある雰囲気を楽しむ市場。————————————住所:57A Thap Muoi , Dist6 , Ho Chi Minh電話番号:(+84)8-3857-1512営業時間:6:00頃~18:00頃〇ティエンハウ寺(Chùa Bà Thiên Hậu)福建省からベトナムに移り住んだ人々によって1760年に建立されたチョロン最大の中国寺院。航海安全の神様「天后聖母」が祀られている。渦巻き線香に願い事を書いた赤いお札をつけ、約1週間(=線香が燃え尽きるまで)吊るしてもらうことができる。————————————住所:710 Nguyen Trai , Dist5 , Ho Chi Minh開館時間:6:00~17:30入場料:無料〇チャータム教会(Nhà Thờ Cha Tam)フランス統治時代の1900年頃に建てられたカトリック教会(別名フランシスコ・ザビエル教会)。東洋と西洋の建築様式が入り混じったエキゾチックな建物に注目!————————————住所:25 Hoc Lac , Dist5 , Ho Chi Minh電話番号:(+84)8-3856-0274開館時間:6:00~22:00入場料:無料ベトナム語と中国語が併記された看板散策のポイントチョロンはベトナム語で「大きい市場」を意味するだけに、エリアがとても広い。全てを歩いて回るのは大変なので、少し離れたスポットはタクシーを利用して効率よく回ろう。比較的治安の良いホーチミンだが、チョロンは1区に比べてスリやひったくりの発生が多いところなので、貴重品の出し入れやカバンの持ち方には注意を!〇徒歩で回れる!おすすめ散策コースチョロンバスターミナル ⇒ プラカゴ問屋街(Le Quang Sung通り) ⇒ ビンタイ市場 ⇒ チャータム教会 ⇒ 布問屋街(Tran Hung Dao通り) ⇒ ティエンハウ寺中国寺院を見学し、ローカル食堂で中華料理を食べ、ホーチミンで中国を感じてみるのも一興。観光の日程にゆとりのある人はチョロンまで足を伸ばしてみてはいかがだろうか。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年09月21日パクチーやハムなどをフランスパンにはさんだベトナムのサンドイッチ「バインミー」。同メニューを販売する「Viet Banh Mi Court AOYAMA」が9月17日、東京都・北青山にオープンした。「バインミー」が味わえる国内でも数少ない同店に、開店に先駆けて行ってきた。○「バインミー」って何?「バインミー」とは、切り込みを入れたフランスパンにパクチーやレバーペーストなどのパテ、それに甘酢漬けの野菜などを挟んだベトナムのサンドイッチ。かつてベトナムを統治していたフランス文化の影響を強く受け誕生したといわれていて、いまでは国民のファストフードとして根付いているという。同店では「バインミー」を日本人好みにアレンジして提供。5種類の定番メニューに加えて、その月の限定サンドイッチも用意している。○肉のうまみが"ギュッと"つまった自家製パテがたまらないこのうち「オリジナルレバーパテ&ハム」は、自家製の具材を使ったメニュー。ジューシーなレバーパテ、それに薫製の香りただようグリーンペッパー入りのロースハムは、いずれも店舗内で手作りされている。一口ほおばると、ダブルの肉のうまみが口の中に広がるぜいたくな一品だ。ボリューム満点なメニューでありながら、女性でも食べやすい味わいに仕上がっているのは野菜もたっぷり入っているから。お酢を少し強めにきかせた大根とにんじんの「なます」が後味をさっぱりと整えてくれる。また同店では一般的な「バインミー」とは異なり、マーガリンやバターを一切使用していない。その代わりパンに塗るためのソースにこだわっているという。「スパイシーグリルチキン&トマト」には、自家製のトマトソースを使用。スパイスをきかせてグリルしたチキンと、フレッシュなトマトソースの相性は抜群で、食欲をそそる味わいに仕上がっている。ほかにも「ビーフ&レモングラス」や「アボガド&シュリンプ」、それに「フレッシュベジタブルミックス」など、全メニューで魅力的な具材の組み合わせが光る。○パクチーを追加せよ!そして「バインミー」の魅力として忘れてはならないのが「パクチー」だ。いずれのメニューにも、今にもパンからこぼれ出そうな量のパクチーが盛り込まれている。さらに50円を追加すれば増量も可能とのこと。パクチー好きにはたまらないサービスだ。2種類のメニューを半分ずつ楽しめる「ハーフ&ハーフ」(700円)や「ハーフサイズ」(400円)も用意されている。テイクアウトも、その場で食べることも可能(スタンディングのイートインスペース有り)。「バインミー」はいずれも670円でコーヒーや紅茶のドリンクセットは870円となっている。営業時間は11時~19時で年中無休となっている。同店によれば、「バインミー」はロンドンやオーストラリア、それにハワイなどでは親しまれているが、国内で食べられるところはまだ少ないとのこと。一度食べればやみつきになるベトナムの味を、ぜひ一度試してみてほしい。※価格はすべて税込
2015年09月17日ベトナム航空は9月15日、シルバーウィーク中の土日曜日に当たる9月19・20日に、成田=ホーチミン線にエアバスの新機材350-900型機の運航を予定している。定期便でのA350の日本運航は今回が初となる。A350が投入されるフライトは、VN300便(9月19日23:15ホーチミン発・20日07:00成田着)、VN301便(20日09:30成田発・13:20ホーチミン着)。なお、その前日にあたるVN300は、通常通りA330-200にて19日00:15ホーチミン発・08:00成田着で運行を予定している。ベトナム航空はカタール航空に続いてA350XWBの世界で2番目の運航会社であり、アジアの航空会社では初の運航となる。同機は、フルフラットシートのビジネスクラスを29席、プレミアムエコノミーを45席、エコノミーを231席、計305席の3クラス構成となっている。また、全てのクラスで快適空間を確保し、最新の機内エンターテイメントを提供する。
2015年09月16日神奈川県横浜市のみなとみらい地区、日本大通り、神奈川県庁本庁舎で9月18日~20日、ベトナム文化に触れるイベント「ベトナムフェスタ in 神奈川 2015」が開催される。○民族衣装、アオザイ体験も同イベントは、経済プログラム・文化交流プログラム・民間企業・地域連携プログラムを軸とした、ベトナムとの経済・文化交流の催し。「ベトナムを、もっと身近に。その次の未来のために。」をテーマに今回、初の開催となる。ベトナム投資環境セミナーやベトナム企業と県内企業との商談会などの「経済プログラム」のほか、ベトナムの民族衣装を試着できる「アオザイ体験」、ランタンの灯りで夜を飾る「ベトナムランタンナイト」、ベトナムの民族芸能「水上人形劇」の上演や、日本大通り一帯に約50もの飲食・物販ブースを出店する「文化交流プログラム」を実施する。また9月30日まで、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのブッフェ・ダイニング「オーシャンテラス」にて、ベトナムメニューの提供を行う「民間企業・地域連携プログラム」を予定している。さらに、19日の11時から日本大通りステージで行われる開会式では、女優の剛力彩芽さんを「ベトナムフェスタin 神奈川アンバサダー」に任命し、黒岩神奈川県知事やグオン・クオック・クオン在日ベトナム特命全権大使とともに、オープニングセレモニーを実施する。開催時間は各会場、催しにより異なる。詳細は同イベントのサイトまで。
2015年09月15日路上にプラスチックのイスを並べた簡易的なカフェからハイセンスなお洒落カフェまで、さまざまなタイプのカフェが存在するホーチミン。近年では古いアパートの一室を利用した隠れ家的なカフェが続々とオープンし、若者や在住外国人が集う場所となっている。そこで、今回は隠れ家カフェが集まるホーチミンの古いアパートを3軒ご紹介。年季の入った建物にもぜひ注目してほしい。1.ドンコイ通り151番地のアパート(151 Dong Khoi , District1)ホーチミンの目抜き通り、ドンコイ通りにある築100年以上のアパート。カフェスタッフによると、1930年代には工場として使われていた建物なのだそう。「Art Arcade」と書かれた路地を入り、突き当りまで進むと、左右両側に各カフェへとつながる階段がある。左:L’USINE(1F) 右:COM NHA(2F)「L’USINE」はホーチミンのカフェシーンを牽引するお店。店内にはハイセンスな衣料品や雑貨を扱うセレクトショップが併設されている。「COM NHA」は黒豆ジュースやレモングラス茶などのヘルシードリンクが楽しめるカフェ。CATINA café(GF)「CATINA café」は旧サイゴンの風景写真が飾られたノスタルジックな雰囲気のカフェ。Saigon Chic(2F)「Saigon Chic」はカフェ好きのインテリアデザイナーが始めたお店。古いタイプライターや鉄製の窓枠がインテリアのアクセントとなっている。2.グエンフエ通り42番地のアパート(42 Nguyen Hue , District1)カフェやブティックが多数入居する築40年ほどのアパート。各カフェの窓際の席からは、2015年4月よりベトナム初の歩行者天国として生まれ変わったグエンフエ通りが見渡せる。大型書店「FAHASA」の向かって左側にある入口から入ろう。Partea(4F)英国式ティールーム「Partea」では乙女な空間でこだわりの紅茶とスイーツがいただける。ティーカップが選べるので、その日の気分に合わせて選んでみては。Saigon Oi(5F)Saigon Oi(5F)「Saigon Oi」は白を基調とした明るくナチュラルな雰囲気のカフェ。buihaus coffee & workshop(7F)buihaus coffee & workshop(7F)「buihaus coffee & workshop」はシンプル&スタイリッシュな空間が心地良いカフェ。テラス席からはホーチミン市人民委員会庁舎やサイゴン川が見える。3.トンタットダム通り14番地のアパート(14 Ton That Dam , District1)銀行が建ち並ぶ金融街にある築100年以上のアパート。現在も多数の住民が住んでいるアパートで、至るところに洗濯物が干されており、庶民的な風景が広がっている。薄暗く、ちょっと怪しげな階段を上がると、まるで探検をしているかのような気分になる。things cafe(1F)「things cafe」はレトロな空間にゆったりとした空気が流れるカフェ。1Fの広い踊り場を通って一旦外へ出ると、黄色のドアが目を引くお洒落カフェが突如現れる。Mockingbird Cafe(4F)Mockingbird Cafe(4F)「Mockingbird Cafe」はレトロで落ち着いた雰囲気のカフェ。おすすめは風が通り抜けるテラス席。ベンゲー川が見渡せ、開放的な気分になれる。The Other Person Cafe(2F)「The Other Person Cafe」は日本のアニメ好きの若者が集うカフェ。お菓子の家のようなメルヘンな空間でメイドのコスプレをしたスタッフが迎えてくれる。それぞれ個性的な隠れ家カフェ。お気に入りを見つけて、コーヒーを片手に、思い思いの時間を過ごしてみては?※ベトナムのフロアの数え方はフランス式。日本でいう1階がGround Floor(GF)、2階が1st Floor(1F)となるので、エレベーターに乗る際は注意しよう。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年09月11日©TRIPPING!昨今、経済や人材など多方面にわたり交流が深まっている神奈川県とベトナム。両地域のさらなる相互理解と交流を目的に9月18日(金)から20日(日)の3日間、横浜市・みなとみらい地区および神奈川県庁・日本大通りを会場に、「ベトナムフェスタ in 神奈川~越Beyond the NEXT!~」が開催される。ベトナムをもっと身近に!「ベトナムをもっと身近に。その次の未来のために。」をテーマに、ステージイベントやライブパフォーマンス、ベトナム映画上映など多岐にわたるコンテンツが集結!来場者約20万人を見込む国内最大級のベトナムイベントとして開催を予定している。幻想的なランタンに彩られる「ベトナムランタンナイト」©TRIPPING! イメージであり実際のものとは異なりますベトナム中部の世界遺産都市・ホイアンの「ランタン祭り」を思わせる、幻想的な「ランタンナイト」やベトナムと神奈川県で生産された約1万本の花を使った花の絨毯「インフィオラータ」、さらにはベトナムの民族芸能「水上人形劇」など目で楽しむコンテンツも充実。その他、日本の伝統文化・和太鼓パフォーマンスやベトナム映画上映、ライブパフォーマンスなどベトナムと日本文化に触れられる3日間となっている。©ASEAN-Japan Centre イメージであり実際のものとは異なりますベトナムを直に感じる3日間。ぜひ出かけてみてはいかが。ベトナムフェスタ in 神奈川~越Beyond the NEXT!~日 時:2015年9月18日(金)~20日(日)場所:経済プログラム・・・・・ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル/9月18日文化交流プログラム・・・日本大通り、神奈川県庁本庁舎9月19日11:00~17:00※ランタンナイト17:00~21:009月20日10:00~17:00詳 細 :
2015年09月10日海外旅行が決まったら、まずリサーチしたいのが現地で評判のレストラン。しかし、あまりのレストランの多さに「どのお店を選べばいいのか分からない!」という人もきっと多いはず。そこで今回は、ホーチミンに数あるレストランの中から、味も雰囲気もいいおすすめのお店を紹介。さらに、ほとんどのメニューが1品10万VND(約550円)以下というコストパフォーマンスにも優れたところを5店ほど厳選した。お店選びの参考にしてみて。1.BLOOM Saigon(ブルーム・サイゴン)中心部からタクシーで約10分の静かな住宅街にある邸宅レストラン。孤児支援団体(ACWP)運営のレストランで、売り上げの一部を子供たちに寄付するなどの活動も行っている。料理は伝統的なベトナム料理のほか、欧米料理を融合させた創作料理もある。写真左:Bun thit nuong cha gio(豚焼肉と揚げ春巻きのせサラダ麺)、Thien ly xao toi(ティエンリーのニンニク炒め)写真右:フレンチコロニアルの建物————————————BLOOM Saigon(ブルーム・サイゴン)URL:www.bloom-saigon.com営業時間:10:30~22:30電話番号:(+84)8-3910-1277住所:3/5 Hoang Sa , District 1 , Ho Chi Minh2.Cuc Gach Quan(クック・ガック・クアン)ハリウッドセレブが訪れたことで一躍有名になった一軒家レストラン。中心部からタクシーで約10~15分の場所にある。アンティーク調の店内でゆったりと食事を楽しめる。写真左:Bun bo xao(牛焼肉のせサラダ麺)、Dau hu trung chien sa ot(揚げ玉子豆腐のレモングラス&唐辛子がけ)写真右:内装はベトナム人建築家のTran Binh(チャン・ビン)氏が担当————————————Cuc Gach Quan(クック・ガック・クアン)URL:営業時間:10:30~22:30電話番号:(+84)8-3848-0144住所:10 Dang Tat , District 1 , Ho Chi Minh3.Chi Hoa(チー・ホア)日本人街のレタントン通りにあるレストラン。有名レストラン「PROPAGANDA」「Hoa Tuc」の系列店とあり、その味はお墨付き。素材にこだわった料理の数々が楽しめる。写真左:お通しで出てくるさつまいもチップス(写真手前)も美味写真右:1階では、店内で使用している魚柄のバッチャン焼(ベトナム北部の陶器)や調味料などの食材を購入することができる————————————Chi Hoa(チー・ホア)URL:www.chihoacuisine.com営業時間:11:00~22:00電話番号:(+84)8-3827-3155住所:31A Le Thanh Ton , District 1 , Ho Chi Minh4.Quan Bui(クアン・ブイ)レタントンエリアにあるお洒落なレストラン。アンティーク調でまとめられた居心地の良い空間が魅力。店内で使用しているソンベ焼(ベトナム南部の陶器)の器は購入も可能。写真左:Nem cua be(北部風蟹の揚げ春巻き)、Rau muong xao toi(空芯菜のニンニク炒め)写真右:4階建てのレストラン。屋上のテラス席は開放感抜群!————————————「Quan Bui」の詳細はこちら>5.Secret Garden(シークレット・ガーデン)“secret”の名のとおり、まさに隠れ家という言葉がぴったりのガーデンレストラン。地元の人が暮らす古いアパートの屋上に、緑あふれるオープンエアの空間が広がっている。写真左:Nem sa nuong(つくねのレモングラス挟み焼き)写真右:アパートのある路地の入口————————————「Secret Garden」の詳細はこちら>野菜をたっぷりと使い、やさしい味に仕立てるベトナム料理は日本人の味覚にもよく合う。居心地のいい空間で、ベトナム人が普段食べている家庭の味を心ゆくまで楽しもう。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年08月31日人々はキッズフレンドリーで、料理は辛くなく優しい味わいのものが多いベトナム。子連れ旅行に向いている国だと言えるが、いざ旅行となると何かと心配事が多いのも事実。そこで今回は、赤ちゃんや小さな子供を連れてホーチミン旅行を楽しむためのポイント、目抜き通りのドンコイ通り周辺でおむつを替えられる場所、おすすめの親子カフェ3店を紹介。快適な旅を実現するために、事前に予習しておこう!ホーチミンで子連れ旅行を楽しむためのポイントは?■子供中心のスケジューリング疲れが出ないようゆったりしたスケジュールを組むことを心がける。観光をするなら、比較的過ごしやすい気温の午前中か夕方がおすすめ。■ホテル選びプールやキッズルーム等の施設、ベビーベッドや湯沸かし器の有無を確認しておく。■情報収集おむつを替えられる場所や授乳場所、日本語(または英語)が通じる病院の場所などを事前にチェックしておく。————————————その他、子連れ東南アジア旅行のまめ知識はこちらをチェック!「現地在住ママに聞く子連れ東南アジア旅行のまめ知識」>ドンコイ通り周辺、おむつはどこで替えられる?ホーチミンではおむつ交換台を設置しているところが少ないため、旅行中は宿泊先のホテルでおむつ替えを行うのが基本となる。左:ビテクスコフィナンシャルタワーのおむつ交換台右:スーパーのおむつ売場ドンコイ通り周辺でおむつ交換台が設置されているところは、シェラトンサイゴンホテル&タワーズ(住所:88 Dong Khoi)、ダイヤモンドプラザ(住所:34 Le Duan)、ビテクスコ・フィナンシャルタワー(住所:2 Hai Trieu)の3ヶ所。ダイヤモンドプラザには授乳室もある。スーパーではパンパースやマミーポコ、日本製のグーンやメリーズなどが売られているので、荷物を最小限にしたい人はおむつを現地で調達するといいだろう。子供たちが自由に遊べる遊具やキッズメニューを備えた、ホーチミンでおすすめの親子カフェ3店をご紹介。雰囲気が良く、大人だけでも利用したいお店をピックアップした。1. the Snap Café(ザ・スナップカフェ)2区にある砂場が併設されたオープンカフェ。2区は欧米人が多く住む高級住宅街で、ホーチミン観光の中心となる1区中心部からタクシーで約20分の場所。南国の緑に囲まれた開放的な空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができる。カフェの入口前にはセンスのよい雑貨や子供服などを売るショップが並んでおり、ショッピングも楽しめるのが魅力!上:子供がのびのびと遊ぶ姿を見ながら、ゆっくり食事を楽しめる左下:南国らしい茅葺屋根の家右下:4人乗りと2人乗りのブランコ————————————「the Snap Café」の詳細はこちら>2. MAD House(マッドハウス)「the Snap Café」からほど近い場所にある、芝生とキッズルーム付きのカフェ。デンマーク語で“Food House”の店名どおり、ステーキやハンバーガーなどの洋風料理の他、スカンジナビアンテイストをプラスした独創的なベトナム料理などいろいろな料理が楽しめる。上:広々とした芝生で思いっきり駆け回れる左下:キッズルーム右下:キッズルームではおもちゃで遊んだり、DVDを観たり、壁に落書きをしたりして遊ぶことができる————————————MAD House(マッドハウス)URL:営業時間:月 17:00~22:00、火~金 11:30~22:00、土日 9:00~22:00電話番号:(+84)8-3519-4009住所:6/1/2 Nguyen U Di , District 2 , Ho Chi Minh3.The Nest(ザ・ネスト)3区のリーチンタン通りの路地裏にある一軒家カフェ。3区は1区中心部からタクシーで北へ約10分の場所。店内は1階が冷房の効いた空間、2階がオープンエアの空間となっている。食事メニューはバインミー(ベトナム風バゲットサンド)などベトナム料理が中心。上:1階にはブロックや木のおもちゃ、絵本(英語&ベトナム語)が置かれている左下:砂場。毎週末(10:00~17:00)は砂場の隣にビニールプールが設置される右下:2階にあるボールプール————————————The Nest(ザ・ネスト)URL:営業時間:7:00~23:00電話番号:(+84)907-000-213住所:21/3 Ly Chinh Thang , District 3 , Ho Chi Minh親子カフェをスケジュールに組み込めば、子供は思いっきり遊び、大人はリラックスする時間を持つことができる。きっと、家族みんなの思い出に残る旅となるだろう。次回の家族旅行をどこに行こうか迷っている人は、ベトナムに決めてみては!?(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年08月20日17度線に立ってみたい。「ベトナム戦争終結40周年」のニュースに接し、ふとそんな旅を思いついた。今年春のことだ。下の写真が、かつて南北間の軍事境界線が置かれていた非武装地帯、いわゆる「17度線」である。ベンハイ川に架かるヒエンルオン橋を旧南側から北側へ歩いてみた。橋げた渡された板の上をゆっくりと、10年以上にわたって人々を苦しめた戦争が「サイゴン(現ホーチミンシティ)陥落」で幕を閉じた1975年の当時に思いを馳せながら。○ダナン直行便は日本の空ではレアなA321今回の旅では、ベトナム航空が2014年夏に開設した成田からダナンへの便(VN319便)を利用した。同社は成田のほか関西、中部、福岡からハノイとホーチミンへの便を就航しているが、ダナンへの直行便は初めてとなる。多くの世界遺産やリゾートが集まるホイアンやフエ、ドンホイなどベトナム中部の街々が、同路線の開設でぐっと近くなった印象である。ベトナム航空がダナン線で運航しているのはエアバスA321だ。エアバスの単通路型ベストセラー機A320ファミリーのひとつで、標準型のA320よりボディを主翼の前後で6.9m延長し、設置できる座席数を増やした。VN319便のキャビンはビジネスクラス16席、エコノミークラス162席の計178席でレイアウトである。A320は国内LCCの各社が運航しているので乗った人は多いだろうが、長胴型のA321は日本では体験できるチャンスが少ない。ANAが1990年代後半から一時期飛ばしていたものの、わずか10年で日本の空から姿を消した。ダナンへの旅はその意味でも、多くの飛行機ファンにとって魅力かもしれない。○伝統のアオザイを着用するCAたちVN319便の成田出発は15時25分。機内では、いつものアオザイ姿のクルーたちが出迎えてくれた。ベトナム航空というと、尾翼に金色の 蓮(ハス)の花をあしらったブルーグリーンの機体とともに、まず思い浮かべるのがこのアオザイの制服だ。アオザイの色は初期の淡いブル ーから、日本に乗り入れたころにはピンクに、その後は真紅に変わっている。そしてこの7月からはグリーンと黄色にチェンジすることが発表された。「ベトナムでは特別なお客さまをおもてなしする際に、伝統のアオザイを着る習慣があるんですよ」と、日本人クルーが説明してくれた。 「私たちの制服も、一人ひとりにピッタリのサイズに作るため、採寸は20~30カ所にもおよびます。日本の着物のように美しく見せるため、所作やマナーにも厳しいですね。床に落ちたモノを拾う時は、特徴的な長い裾に手を添えて、乱れのないように気を配ったり。新人訓練では、そんな立ち居振る舞いの練習を繰り返し行いました」。サービスのスタイルも個性的だ。私はそれを「フランスと日本とベトナムの合作サービス」と呼んでいる。ベトナム航空はもともとエールフランス航空から機材の提供を受け、同時に客室乗務員も派遣されて運航をスタートした。そのため、サービスにはフランス流が色濃く根づいている。その後、日本路線が開設されると、他のエアラインで経験を積んできた日本人クルーを積極的に採用。彼女たちは日本人独特のきめ細かなサービススタイルを社内で提案するようになった。もちろん、本来のベトナム流のサービスというのもある。素朴で、のんびりしていて、いつも笑顔を絶やさない。そんなベトナムの伝統とフランス流、日本流がミックスされて、世界でも類を見ない独特のサービスが完成しているのだ。VN319便は台湾の南部をかすめ、南シナ海上空を順調に飛行している。やがて前方に、インドシナ半島の海岸線が見えてきた。タテに細長い地形のベトナムは国土の半分が海に面し、ホーチミンとハノイという同国を代表する南北の都市の中間にいくつもの隠れ家的なリゾートが点在する。中部の代表的な都市であるダナンにこうして日本からダイレクトにアクセスできることで、旅の可能性は大きく広がった。かつて南北を隔てていた17度線を境に、今回の旅で訪ねたホイアン、フエ、ドンホイの街や見どころを次回詳しく報告しよう。取材協力: ベトナム航空※記事中の情報は2015年5月取材時のもの○筆者プロフィール: 秋本俊二作家・航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)や『ボーイング787まるごと解説』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。
2015年08月11日ベトナムを訪れたら必ず食べたいグルメのひとつ、バインミー。今回はバインミーの特徴や人気の具材、ホーチミンのおすすめ店4店+αをご紹介。食べ歩きの参考にしよう!バインミーとは?バインミー(bánh mì)はフランス統治時代に生まれたバゲットサンド。フランスパンにレバーペーストやバターを塗り、ハムや焼き豚などのメインの具、大根&人参のなます、きゅうり、細ネギ、パクチー等をはさみ、最後に大豆醤油やチリソースをかけて食べる。ベトナムには至る所に屋台や専門店があり、朝食におやつにと手軽に食べられている。人気の具材は?バインミーの具はハム、目玉焼き、ミートボール、魚のトマト煮と様々。特にハムと目玉焼きは人気があり、街中で売られているのをよく見かける。お店によって売っている具が異なり、1種類だけの場合もあれば、複数の具を揃えている場合もある。バインミーの具材の詳細はこちら>どこのお店で食べてもおいしいバインミーだが、筆者がホーチミンで特に「おいしい」と感じたお店4店と焼きたてのフランスパンが買える街の小さなパン工房をご紹介!1.ハムのバインミー「BANH MI HUYNH HOA」5種類のハムがぎっしり詰まったバインミーは1個32,000VND(約180円)。フランスパンは炭火で温め直してから使うというこだわりようだ。その場で出来たてをいただこう!地元の人がバイクに乗って次々と買いに訪れる(写真左)。手を止めることなく仕事をするスタッフ。ショーケースに高く積まれたハムが人気の証だ(写真右)。「BANH MI HUYNH HOA」の詳細はこちら>2.炭焼きつくねのバインミー「Banh Mi 37 Nguyen Trai」照り焼きソースを思わせる甘辛味と炭焼きの香ばしい風味が美味しいつくねのバインミーは1個16,000VND(約90円)。焼きたてのつくねが5個入り、食べごたえがある。路地の入口で営業。「HUYNH HOA」からほど近い場所にある(写真左)。一度に焼ける数は決まっているため、できあがりまで少々待つことも(写真右)。「Banh Mi 37 Nguyen Trai」の詳細はこちら>3.焼売のバインミー「Banh Mi Xiu Mai Kho」蒸したての焼売が8個入ったバインミーは1個17,000VND(約100円)。具は焼売のみとシンプルで、チリソースをかけて食べる。口の中でほろほろと崩れる柔らかいお肉が美味。タオダン公園近くの路地の入口で営業。多くの人が焼売が蒸しあがるのを待っている(写真左)。蒸篭にたくさんあった焼売はあっという間になくなってしまう(写真右)。————————————Banh Mi Xiu Mai Kho住所:358 Nguyen Thi Minh Khai , Dist3 , Ho Chi Minh営業時間:5:30~11:004.さつま揚げのバインミー「gio cha MINH CHAU」魚のすり身にディルを加えて作るさつま揚げ(チャーカー)のバインミーは1個25,000VND(約140円)。ぷりっとした食感のさつま揚げとディルの爽やかな香りが絶妙。もともとはハムやすり身揚げなどの練り物製品を扱う専門店(写真左)。その場でさつま揚げをカットし、フランスパンにはさんでくれる(写真右)。————————————gio cha MINH CHAU電話番号:(+84)8-3824-4895住所:76 Ly Tu Trong , Dist1 , Ho Chi Minh営業時間:6:00~22:00【番外編】焼きたてフランスパン「LO BANH MI」市内のバインミー屋台やカフェなどにフランスパンを卸している街角の小さなパン工房。 販売カウンターはなく、フランスパンの入ったカゴが店頭に並んでいるだけだが、個人客にも売ってくれる。焼きたてのフランスパンは1本5,000VND(約30円)。外観(写真左)。1日に1万本以上のフランスパンを焼きあげるのだという(写真右)。————————————LO BANH MI電話番号:(+84)8-3848-1217住所:143 Tran Quang Khai , Dist1 , Ho Chi Minhフランスとベトナムの食文化が融合して生まれたバインミー。軽い食感のフランスパン、コクのあるレバーペースト、甘酸っぱいなます、シャキッとしたきゅうりの食感、パクチーの香り。いくつもの食感と味わいが織りなすハーモニーを楽しもう。(text & photo:グッチ)※日本円表記は、2015年8月9日の為替レートに準じます。ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年08月10日© TRIPPING!“東洋のパリ”とも称されるベトナム最大の商業都市、ホーチミン。今回はホーチミンでハイセンスなアイテムの揃うセレクトショップを3店ご紹介。キッチン雑貨、衣料品雑貨、食品&美容雑貨と、各ショップで特に注目したいアイテムをピックアップ!大切な人への贈り物や自分へのご褒美に、上質なものやひねりの効いたものを探しているなら参考にしてみて。キッチン雑貨「SADEC DISTRICT」© TRIPPING!お洒落なショップやカフェが集まる話題のスポット「3Aステーション」内にあるセレクトショップ。ベトナムはもとより、タイ、カンボジア、ミャンマーなど東南アジア各国から集められた、シンプルだけれど個性的で使い勝手の良いテーブルウェアが揃っている。© TRIPPING!透明感のある青が美しいチェンマイ製の食器(写真左)、日本でも人気急上昇中のベルギーとオランダ出身の2人の女性によるベトナム発のホームデコブランド「amai(アマイ)」(写真右)の食器は和食にも合う。日々の食卓を彩るお気に入りのアイテムを見つけよう。————————————SADEC DISTRICT(サデック・ディストリクト)URL:営業時間:9:00~21:00電話番号:(+84)8-3911-7547住所:3A Ton Duc Thang , Dist1 , Ho Chi Minh衣料品雑貨「L’USINE」© グッチフランス語で“工場”という名のカフェ兼セレクトショップ。ショップのある古いアパートは、1930年代に実際に工場として使われていた建物。スタイリッシュな空間には、衣料品雑貨を中心に、世界中から集められたハイセンスなアイテムが約70ブランド並んでいる。 © グッチ衣料品雑貨は季節ごとに入れ替わるが、ベトナム人デザイナーによる「TROIS FILLES」(写真右上)や「KUNZI」など常時20~30ブランドを揃えている。お土産としても人気が高いのは、持ち手がレザーのロゴ入りトートバッグ(写真左)。マチつき&なしの2タイプある。また、メンズアイテム(写真右下)の品揃えも豊富なのでぜひチェックしてみて。————————————L’USINE(ルージン)URL:営業時間:7:30~22:30電話番号:(+84)8-6674-3565住所:2F,151/1 Dong Khoi , Dist1 , Ho Chi Minh食品&美容雑貨「THE HOUSE OF SAIGON」©THE HOUSE OF SAIGONカゴバッグや刺繍小物などのベトナム雑貨を中心に、幅広いアイテムを扱うセレクトショップ。伝統的だけれど新しい、職人技の光る雑貨の数々は長く愛用したくなるものばかり。©THE HOUSE OF SAIGON可愛い瓶に入った塩コショウ、レモングラス塩(写真左)などの調味料はセットもあり、お土産に最適。他にもお茶やコーヒー、チョコレート、南国フルーツを使ったジャムなどベトナム産にこだわった食品を扱っている。天然素材から作られた「Savon de Saigon」(写真右)のハンドメイドソープ、ココナッツバター、アロマオイルなどの美容雑貨もおすすめ。————————————THE HOUSE OF SAIGON(ザ・ハウス・オブ・サイゴン)URL:営業時間:9:00~21:00電話番号:(+84)8-3520-8179住所:16-18-20 Thu Khoa Huan , Dist1 , Ho Chi Minhちょっと個性的で、大人可愛いが詰まったベトナム雑貨。とっておきのベトナム雑貨をお土産に持ち帰れば、きっと普段の生活がより楽しいものとなるに違いない。(text:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年07月30日© TRIPPING!麺好きな日本人もびっくりするほど、ベトナムには麺料理が豊富にある。ベトナムの主要都市には、必ずと言っていいほどその土地を代表する「ご当地麺料理」があるので、それらの麺料理を味わうこともベトナム旅行の楽しみのひとつだ。ベトナム中部の都市・ダナンを代表する麺料理「ミークワン」ダナンに訪れたら必ず食べたいのが、汁なし和え麺「ミークワン」。平打ち米麺に、肉やエビなどの魚介からとった出汁をベースにした甘辛のタレをかけ、肉やエビなどの具材の上に、野菜やピーナッツが乗り、更にせんべいが添えられるご当地麺料理だ。地元の人で賑わう有名店「ミークワン 1A」© TRIPPING!ダナンで、ミークワンが食べられる食堂といえば「ミークワン1A」。地元の人で賑わう有名店だ。観光客用に、英語メニューもあり、英語を話せるスタッフもいるので安心。© TRIPPING!もちもち米麺に、幾重にも重なる食感が楽しい!ミークワンは、豚肉とエビのミークワン(VND25,000=約140円)と、鶏肉のミークワン(VND25,000=約170円)、更にいわゆる全部乗せ、豚肉、エビ、鶏肉、ゆで玉子のミークワン(VND25,000=約220円)の3種類。今回は、鶏肉のミークワンをオーダー。© TRIPPING!麺は、日本で言うところの"きしめん"のようで、タレとの相性も抜群。添えられているせんべいをバリバリと割り、どんぶりの底に溜ったタレが麺全体に混ざるように豪快に和えたら、準備OK!一口頬張れば、旨味が凝縮されたタレに絡んだもちもちの麺に、香ばしいナッツや、しっとりとしたせんべいの食感と、幾重にも重なる味と食感が楽しめる。どれ一つでも欠けてはならないような絶妙なバランスが病み付きになる理由なのだろう。お好みで香草やチリペーストなどのトッピングも© TRIPPING!ベトナムのほとんどの食堂で見かける香草はもちろん、唐辛子に砂糖を加えたチリペーストや、酢に青唐辛子を漬け込んだピクルスなどもお好みでトッピング可能。ミークワン自体は、辛みはない料理なので、辛党はぜひチャレンジしてみて。こちらも合わせてCheck!注目度No.1「今行きたい!ベトナム・ダナン特集」ベトナム中部ダナンで愛される麺料理「ブンチャーカー」フォー以外にも知っておきたい8品をおすすめ店と合わせてご紹介
2015年07月27日旅の楽しみでもあるお土産選び。友人や職場へのお土産はもちろん、記念になる自分へのお土産もゲットしたいところ!そこで今回は、ホーチミン現地レポーターが紹介したおすすめ土産の記事の中から閲覧数の多い記事をランキング。お土産選びに困ったときの参考にしよう!1位:ホーチミンで刺繍小物を買うならココ!「Ha Phuong(ハー・フーン)」ベトナム人の手からひとつひとつ生まれる美しい刺繍小物は、女性へのお土産として大人気!豊富な柄の中からお気に入りを見つけよう!記事を読む>2位:ポップな色使いと独特のタッチがかわいい!飼料袋を再利用したエコバッグ変わった素材とポップでカラフルなエコバックは話題になりそう!店内に所狭しと並ぶバックの中から好みのデザインを探すのも楽しい!記事を読む>3位:ホーチミンの風景がプリントされたチョコレートをお土産にいかが?ホーチミンのほかにハノイ、フエ、ムイネーなどベトナムの他の都市の写真もあり、好きなものを自由に組み合わせることが可能!記事を読む>4位:かわいくて実用的なお土産を探している方必見!「ベトナム産タイガーバーム」パッケージの☆マークがベトナム国旗っぽくてキュートなタイガーバーム。可愛くて、実用的なだけでなく、小さいのでバラまき土産としても◎!記事を読む>5位:手作りの一点物も!ホーチミンのアクセサリーショップフランス人のご主人とベトナム人の奥様が営むアクセサリーショップ。鮮やかな色合いも魅力で旅の思い出の逸品を探しにぜひ訪れてほしい名店。記事を読む>
2015年07月23日© Nok Airlines人気旅行先上位にランクインするバンコク(タイ)とホーチミン(ベトナム)。旅行先の最終候補まで残るものの、それぞれに魅力があるからこそどちらを選んでいいのか悩んでしまう人も多いはず。1時間半で人気都市をひとっ飛び!待望の「バンコク—ホーチミン」就航© Nok Airlinesそんな2都市を結ぶ新路線として、タイの格安航空会社ノックエア(Nok Air)が2015年10月1日から「バンコク—ホーチミン」の就航をスタートさせる。タイとベトナムの中心都市を結ぶ新路線は東南アジア旅行でも外せない人気観光都市を一挙に訪れる事ができるので活用しない手はない。週4便、格安運賃で叶う2カ国間移動今後は、月曜日、木曜日、金曜日、日曜日の週4便が運行。就航期間は現時点では、2015年10月1日から2016年3月1日までの予定で片道料金999THB~(約3,567円~)で提供予定だ。出発時刻は以下の通り。<バンコク(ドンムアン空港)発便>木曜日・金曜日:7:30、ホーチミン着:9:05月曜日・日曜日:18:30、ホーチミン着:20:00<ホーチミン発便>木曜日・金曜日:9:50、バンコク着:11:25月曜日・日曜日:20:45、バンコク着:22:20詳細はこちら>※上記は2015年10月1日~24日までのスケジュールになります。※日本円表記は2015年7月22日現在の為替レートに準じます
2015年07月23日