マイルズ・テラーとエリザベス・オルセンが『Eternity』で共演することになった。ロマンチックコメディで、ふたりはエグゼクティブ・プロデューサーも兼任する。ほかに、カラム・ターナーも出演。監督はデビッド・フレイン。A24が製作配給する。テラーの次回作は、現在撮影中のマイケル・ジャクソン伝記映画『Michael』。テラーはジャクソンの弁護士を演じる。オルセンは、トッド・ソロンズ監督の『Love Child』にも主演が決まっている。共演は『May December』で大注目されたチャールズ・メルトン。文=猿渡由紀
2024年03月15日マイルズ・テラーが『Michael』に出演することになりそうだ。マイケル・ジャクソンの伝記映画で、監督はアントワン・フークア。ジャクソンの甥ジャファー・ジャクソンが主演を、今年のオスカー主演男優部門にノミネートされているコールマン・ドミンゴがジャクソンの父を演じる。テラーの役はジャクソンの弁護士とのことだが、まだ正式契約には至っていないという。映画の北米公開は来年4月。テラーの次回作は、スコット・デリクソン監督の『The Gorge』。共演はアニャ・テイラー=ジョイ。文=猿渡由紀
2024年02月01日世界歴代興行収入第1位に輝く『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界公開中。この度、本作で主人公のジェイクたちの敵役クオリッチ大佐を演じるスティーヴン・ラングが、自身の役柄の重要性について明らかにした。続編も製作されたヒット映画『ドント・ブリーズ』シリーズで若年層にも人気となったスティーヴン・ラング。本作で演じるクオリッチは、前作で一度死亡している。ジェイクとネイティリとの戦いの末、強烈な一撃をくらい絶命した…はずだった。しかし、本作で彼はアバターとなって蘇る。ラングは「クオリッチが所属する会社には、一部の従業員のDNAを保存する方針があります。クオリッチはパンドラで長い時間を過ごしたし、会社にとっては重要な存在だった。だから会社は彼を再生させようとしたのです。彼のDNAを使ってね」と大佐復活の背景を語る。アバターとなって生まれ変わったクオリッチ大佐は、人間であったころの彼と比べ、より凶悪に、そしてより執念深くなってジェイクたちの前に立ちふさがる。さらにその存在は、今後続く予定の『アバター』のサーガにとって重要な役割を果たすことをラングは明かす。「クオリッチの役が復活することを知った時、とても嬉しかったです。さらにはこの物語に彼が不可欠な存在であることに気づいた時は、なおさらそうでした。彼はどう考えても脇役ではありません。このサーガにとって、切っても切れない存在なのです」。クオリッチは堅物な職業軍人を絵に描いたようなキャラクターで、自身の所属する組織のためなら全てを犠牲する冷血漢。人類のためにただひたすらにパンドラの資源を搾取することを目的とし、それに反対する者は彼にとっては全て敵とみなす。そして今回、アバターとして復活した彼は、そこに“復讐”という二文字を加えてより強大な敵として復活する。個人の戦闘能力だけではなく、より陰湿な戦略でジェイクを追い詰めるクオリッチのキャラクターは、映画史に名を刻む名ヒールとして高く評価されるに違いない。また、彼のキャラクターをより魅力あふれるものにするのが、本作のテーマでもある“家族”というキーワード。この家族というキーワードが、復讐の鬼と化していたクオリッチにドラマチックな奥深さを与えていくことになる。ラングにとってこのクオリッチというキャラクターとの出会いは、役者人生に大きな影響を与えたようで、「クオリッチを演じた後、確かに様々な悪役をオファーされました。時にはクオリッチに似ているものの、全く及ばない役をオファーされたこともありました」と明かす。しかし、やはりクオリッチは特別だったらしく、「その後、様々な素晴らしい役を演じる機会に恵まれましたが、演じてきた全ての役の中で、クオリッチはその頂点にあるといえます。クオリッチは私が共感する役柄なのです」と語っている。本作の比類なき映像美と、圧倒的な没入感で表現された海の世界の物語をクオリッチの目線から見てみると新たな発見がありそうだ。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月04日『4000マイルズ~旅立ちの時~』が、12月12日から28日にかけて東京・シアタークリエで上演されることが決定した。2011年にオフ・ブロードウェイで初演された本作は、大学生レオと祖母のヴェラが、長い時を経て再会することでふれ合うヒューマンドラマ。2012年にオビー賞のベスト・ニュー・アメリカンプレイ賞を受賞、タイム紙のベストプレイに選ばれ、2013年にはピューリッツアー賞の最終候補に。その後世界各地で上演され、2020年春にはロンドンのオールド・ヴィック劇場にて、ティモシー・シャラメ主演で上演されることが発表され話題となった。主人公のレオ役を演じるのは、舞台『M.バタフライ』での好演が記憶に新しい岡本圭人、ヴェラ役は、映画・ドラマ・舞台とジャンルを問わずその存在感を放つ高畑淳子が務める。また、レオのガールフレンドである大学生のベック役に森川葵、レオがアパートに連れてくる女子学生のアマンダ役に瀬戸さおりを迎え、実力派キャスト4名で上演される。演出を手がけるのは、読売演劇大賞最優秀演出家賞を二度受賞した演出家である上村聡史で、シアタークリエでは『大人のけんかが終わるまで』『ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~』『ガラスの動物園』に続き、本作が4本目となる。『4000マイルズ~旅立ちの時~』は東京公演を上演後、2023年1月には大阪、愛知、香川と巡演する。■岡本圭人 コメント人生という旅を続けていると、時に現実から目をそむけたくなるような出来事に遭遇することもあります。僕がそんな経験をしたときには、いつも家族や友人に支えられて乗り越えてくることができました。初めて台本を読んだとき、僕は自分のおばあちゃんのことを思い出しました。子供の頃、僕を自転車の後ろに乗せて公園まで連れていってくれた思い出、おばあちゃんが作ってくれたご飯の味、誰よりも人の気持ちを考えるおばあちゃん。いつも何も聞かず、深い愛情でそっと僕を見守っていてくれたおばあちゃんは、ヴェラと同じでした。「4000マイルズ」は僕が大好きなお芝居を通して、家族の愛、信頼することの大切さを確認することができる作品です。エイミー・ハーツォグの綴る台詞は優しいユーモアと思いやりに溢れています。レオが、おばあちゃんと一緒に暮らしていくうちに、自分の問題と向き合い、解決し、成長していったように、僕自身もレオと一緒にヴェラを演じる高畑さんを支えられる存在になっていきたいと思います。この作品を演出の上村聡史さん、そして高畑淳子さん、森川葵さん、瀬戸さおりさんを含めた素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと共に作り上げ、皆様と劇場で共有出来る日を楽しみにしています。■森川葵 コメント海外の戯曲で、シアタークリエで、そして上村聡史さんの演出ということで、嬉しい気持ちと大きなプレッシャーを感じています。本作の登場人物たちは、冷静に話しているように見えますが、発している言葉と抱いている感情が異なる部分があります。それぞれが平気なふりをしているけれど心の中では複雑な心境を抱いているところにおもしろみを感じました。コロナ禍で人の気持ちを汲み取るのが難しい現代において、本作はどのように人と向き合っていくのかを考えるきっかけになる部分もあると思います。■瀬戸さおり コメント出演が決まって、まずはとても嬉しかったです。アマンダは、若くて陽気で大きな野心を持った魅力的な役柄で、私自身が今までに演じたことのないキャラクターなので、挑戦できることが何より楽しみです。物語の中で、主人公のレオは3人の女性から影響を受けたり、影響を与えたりします。他の2人と比べると、アマンダの存在はレオの人生にとっては一瞬かもしれませんが、そんなアマンダが、レオにどんな影響を与え、またアマンダ自身も何を受け取るのか、稽古を通して探っていきたいと思っています。本作は人と人との関わりや、人と触れ合う大切さを改めて気づかせてくれる作品だと思います。■高畑淳子 コメントヴェラという役は、台本を読むとたくさん喋るので大変だなと身構えておりますが、演出の上村さんとはいつかご一緒したいと思っておりましたので、今回実現してとても嬉しいです。本作は、これから人生を模索するレオと、十分人生を模索してきた91歳のヴェラが、お互いを見守りながら人生と向き合って暮らすというドラマです。“おばあちゃんと若い人”という組み合わせは、これまでの数多くの作品を見ても、おもしろいドラマが生まれる最強の組み合わせだと感じています。作品をご覧になった方が劇場を出られる際に、温かいものを持って帰っていただき、価値観の違う者同士が生きていかなければならない社会で、優しい気持ちになったり、お互いを見守り合えたりする、そんな作品になりましたら幸いです。<公演情報>『4000マイルズ~旅立ちの時~』東京公演:12月12日(月)~28日(水) シアタークリエお問い合わせ:03-3201-7777(東宝テレザーブ)大阪公演:2023年1月7日(土)~9日(月・祝) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:06-6377-3888(梅田芸術劇場)愛知公演:2023年1月11日(水)・12日(木) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホールお問い合わせ:052-972-7466(キョードー東海)香川公演:1月15日(日) レクザムホール(香川県県民ホール)大ホールお問い合わせ:087-823-5023(県民ホールサービスセンター)
2022年07月28日ミランダ・カーが第3子を出産した。現夫エヴァン・シュピーゲルにとっては第2子となる。赤ちゃんは男の子で、「マイルズ」と名付けたことをミランダがインスタグラムで発表した。「マイルズの誕生に大喜びです。この特別なひとときに、みなさんがかけてくれるやさしい言葉や祝福に感謝しています。美しい息子を家族に迎えることができて、とてもワクワクしています」とつづり、リリー・オルドリッジ、ナオミ・キャンベル、ソフィア・リッチーらセレブからも祝福コメントが寄せられている。ミランダは今年3月、第3子妊娠を発表。第2子のハートくん誕生からわずか10か月後のことだった。性別に関しては出産まで公表しておらず、「私たちは(性別を)知っているんだけど、だれにも言ってないの。夫が『ミスター・プライベート』だから、それを尊重しなきゃと思って」と7月に「Marie Claire」誌に語っていた。現在ハートくんは17か月。元夫オーランド・ブルームとの間にもうけた8歳のフリンくんとあわせ、ミランダは3人の男の子のママとなった。(Hiromi Kaku)
2019年10月16日先週末、マイルズ・テラーが6年交際していたモデルのケリー・スペリーとハワイのカトリック教会で結婚式を挙げた。「TMZ.com」によると、招待客は家族や友達70人ほどで、その中には、ケリー側の友人ニーナ・ドブレフと恋人のグラント・メロンの姿があったとのこと。教会での挙式後、リッツ・カールトンで披露宴が行われた。2人は披露宴のテーマをハワイならではの“トロピカル・ジャングル”に指定し、ゲストたちはカラフルな服装で出席した。夫婦となった2人は、ヴィンス・ギルの「If I Didn’t Have You」に合わせてファーストダンスを踊った。『トップガン』の挿入歌として有名なベルリンの「Take My Breath Away」(邦題:愛は吐息のように)でもダンスを見せたという。2人は2013年にグラミー賞のアフターパーティーで出会い、すぐに意気投合。2017年、アフリカ旅行中に婚約した。マイルズは、交際初期の段階で「友達に言ったんだよ。『この子とはすごく長い間一緒にいることになると思う』って」と明かしていた。(Hiromi Kaku)
2019年09月03日アカデミー賞助演女優賞にノミネート経験があるシルヴィア・マイルズが、ニューヨークの自宅で亡くなった。シルヴィアの友人でジャーナリストのマイケル・ムストと女優のジェラルディン・スミスが「Varitey」誌などに認めたという。94歳だったとみられるが、86歳だったと報じるメディアもある。マイケルは「彼女は私が初期(70年代)にインタビューしたセレブリティのひとりです。カリスマ性があり、成功を追い求めていました。“Studio54”で監督たちに『私を雇って!』と売り込んだこともありました。オスカーで2回のノミネーションを受けたことをとても誇りに思っていたようです」と語っている。シルヴィアは俳優でもあるマイケル、ジェラルディンと共にインディー映画に出演予定だったといい、女優復帰することを喜んでいたという。シルヴィアは女優デビュー後、初のメジャーな役を得た『真夜中のカーボーイ』でジョン・ヴォイトやダスティン・ホフマンと共演。出演シーンはわずか6分ほどであったが、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。また、それから6年後のアカデミー賞でも『さらば愛しき女よ』で助演女優賞にノミネートされた。(Hiromi Kaku)■関連作品:真夜中のカーボーイ
2019年06月13日『セッション』のマイルズ・テラーが、瀕死の重傷から世界チャンピオンへの復帰を目指した、実在のボクサーを熱演する『ビニー/信じる男』。『マネー・ゲーム』で注目を集めたベン・ヤンガー監督が手掛ける本作には、1980年後半を再現するために、時代背景にあわせた衣装にこだわりをみせていたことが分かった。アメリカ、ロードアイランド州プロビデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界ジュニアミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負う。その痛々しい姿に、誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い周囲の人間たちは離れていく。だがビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還をめざす――。巨匠マーティン・スコセッシとヤンガー監督がタッグを組んで映画化した本作。1980年後半から1990年初頭を忠実に再現し映画化するため、ヤンガー監督は『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』の衣装デザイナー、メリッサ・ヴァルガスを含む、ヘア・メイク・プロダクションデザイナー、4人のスペシャリストを起用した。衣装にこだわりをみせたヤンガー監督は、デザイナーと話し合いながら当時と全く同じボクサーパンツを作ったそうで「試合のシーンではビニーはもちろん、ロベルト・デュランやロジャー・メイウェザーを演じたキャストは本物のローブやトランクスを着たんだ。できるだけ物語がリアルに伝わるように、些細なことにもこだわったんだよ」と明かした。劇中でマイルズ・テラーが身に纏った衣装には「マイケル・コース(Michael Kors)」のパーカーや、「ラルフローレン(Ralph Lauren)」のナイロンジャケット、「ステューシー(STUSSY)」のキャップなどがあり、着用して演じたマイルズは、派手な当時の衣装を気に入り、「こんなにも衣装を持ち帰りたかった作品ははじめてだ。ジーンズやジャケット、ローブとかね。ビニーはイタリア系で服装が派手だし、衣装はどれも大好きだよ」と大絶賛。ヘアースタイルに関しても「とても素敵だった。すべてが本物の80年代のように感じられたんだ」と太鼓判を押していた。『ビニー/信じる男』は7月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月25日2015年のアカデミー賞授賞式にてJordan Murph /(C)A.M.P.A.S. 映画『セッション』での鬼気迫る演技が高く評価された俳優のマイルズ・テラー(30)が、公共の場で泥酔していたとして逮捕されていたことがわかった。 ロサンゼルス・タイムスによると、テラーは先週末、友人とパーティーを開催した後、フラフラとよろめきながら歩いているところをサンディエゴ署の警察官に呼び止められたという。目が真っ赤に充血し、呂律も回っていないことから、「自分自身の安全を確保できない状態」であるとして、テラーはデトックスセンターに搬送された。センターでアルコールの解毒処置を受けたが、テラーはボランティアスタッフに非協力的な態度を示したため、酩酊による迷惑行為で逮捕されるに至ったという。 数時間を留置場で過ごした後、18日に保釈されたと報じられているが、テラー自身がこの報道を真っ向から否定している。 19日午後、Twitterで「僕は逮捕されていない、拘留されただけだ。僕が罪に問われたという証拠は何もない。記事を鵜呑みにしないでほしい。まったく関係ないゴシップニュースに書いてあることは特に」と主張。 これを受けて、サンディエゴ署のビリー・フェルナンデス刑事はロサンゼルス・タイムスの取材に対し「彼は逮捕され、警察の記録に載せられている。留置場にも入っていた」とコメントしている。
2017年06月20日『セッション』『ファンタスティック・フォー』のマイルズ・テラーが、実在する伝説のボクサー、ビニー・パジェンサを演じた『ビニー/信じる男』。この度、本作の公開日が7月21日(金)に決定し、併せて本編映像が到着した。アメリカ、ロードアイランド州プロビデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界ジュニアミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負い、その痛々しい姿に誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い、周囲の人間たちは離れていく…。だが、ビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還を目指す――。世界のスポーツ史上類をみない超人的なカムバックを目指したボクシングの元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサの感動の実話を、アカデミー賞監督の巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮、『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガーが脚本・監督、さらに『アメリカン・ビューティー』『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンがプロデューサーを務め映画化。伝説のボクサー、ビニー・パジェンサ役をマイルズが熱演するほか、伝説のトレーナー、ケビン・ルーニー役をアーロン・エッカート。さらに、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィンらが出演している。本作では、世界ジュニアミドル級のチャンピオンとなったビニーだが、その試合の直後、交通事故で首を骨折する瀕死の重傷を負ってしまう。彼の選手生命は絶たたれてしまったと誰もが思う中、自らのボクサーへの復帰を信じるビニーはリスクの高い脊椎固定手術を受け、半年間も頭の周りに金属の装具“ハロ”を付けることを選択した。そしてこのほど到着したのは、そんなビニーが事故後初めてのトレーニングを再開するシーンだ。頭に付けている“ハロ”に触れると激痛が走るため、注意深くたどたどしい動きでバーベル上げに挑戦するビニーの姿が映し出される。歩けるようになることですら奇跡の中、誰も彼の再起を信じなくても、自分を信じて諦めなかったビニー。無謀なトレーニングに手に汗握る映像となっている。映画の第2幕の撮影中では、ほとんど一日中この厄介な“ハロ”を装着して撮影していたマイルズは、「“ハロ”をつけると頭痛がするんだけど、それを1日中付けなきゃいけなかったんだ。とんでもないことさ、頭にドリルで穴を空けて、あれを取り付けるって想像してみてよ」と撮影時の苦労を明かす。また、実際のビニー本人も「よくこんな状態でトレーニングしていたなと。頭蓋骨に穴を空けて、折れた首を体に付けた装具の先端にネジで固定しているけど、体に当たっちゃいけないんだ。どう見たって、かなりヤバイだろ」と当時をふり返っている。『ビニー/信じる男』は7月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ビニー/信じる男 2017年7月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) BLEED FOR THIS, LLC 2016
2017年05月17日マイルズ・テラー、アンセル・エルゴート、デイヴ・フランコ、ジャック・レイナー、スコット・イーストウッドらが、新作スピンオフ映画のハン・ソロ役候補に挙がっているようだ。ディズニーとルーカスフィルムが製作する『スター・ウォーズ』のスピンオフ作品に向けて、ハン・ソロ役の候補リストに約12人の名前が挙がっているそうで、その中にはローガン・ラーマン、エモリー・コーエン、ブレイク・ジェンナーなどの名前も入っているそうだ。バラエティ誌の報道によると、2017年1月まで撮影はスタートしないものの、プロデューサー陣たちは、『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間の時期を舞台にした今年公開予定の『ローグ・ワン: ア・スター・ウォーズ・ストーリー』にハン・ソロが登場する可能性もあるため、スターを早く確保しておきたいと考えているのだという。現在ハン・ソロ役を務めているハリソン・フォードは先日、1977年に初めて出演した『スター・ウォーズ』シリーズに現在大ヒット公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で再び出演できてとても楽しかったと話しながらも、他の役者がその役を演じるのを見ることを楽しみにしているとコメント。「僕が予期していなかったこのすべての経験を本当に楽しんだよ。若かりし頃のハン・ソロをメインとした映画に関してはよく分からないけど、誰かがこの若い役どころを担ってくれることはうれしいし、もう僕の理解や管理下じゃないから、良い意味でできるだけ関わりたくないね」「良い作品になることは分かっているけれど、僕に関することではないかな」と語った。(C)BANG Media International
2016年01月14日本年度アカデミー賞3部門を受賞した『セッション』で注目を集めるマイルズ・テラー主演の『きみといた2日間』から、この度本作の本編映像が一部公開された。ニューヨーカーのメーガンは、彼にフラれ、就職もできず、ルームメイトからは部屋を出て行ってほしいといわれ、八方塞がり状態。そんな現状を変えるため、ウェブサイト「ロマンス.com」で知り合った彼アレックと一晩を過ごすことに。しかし、彼の部屋で目覚めて朝になるとブリザードが街を襲い大雪で外へ出られなくなっていた。メーガンは仕方なくもう一晩泊まることになるが――。本作の主人公アレックを演じるのは、『セッション』、『ダイバージェント』シリーズ、『ファンタスティック・フォー』など話題作への出演が相次ぎ、いま最も注目すべきイットガールならぬ“イットボーイ”のマイルズ。今回、恋に不器用な青年を演じ、新たな一面を見せてくれている。そして、アレックと恋に落ちるヒロインのメーガンを演じるのは『ウォーム・ボディーズ』でヒロインの親友を演じ、『ラブ・アゲイン』で長編映画デビューを果たし、批評家たちから好評を得るアナリー・ティプトンが好演する。さらに、監督には往年の名作であるダスティン・ホフマン主演『卒業』でアカデミー監督賞を受賞した巨匠マイク・ニコルズの息子、マックス・ニコルズがメガホンを取る。本作が長編初監督作品であり、今後の活躍が注目されている人物だ。そして今回解禁された映像は、ヒロインのメーガンが彼氏にフラれ落胆する中、恋活サイトでマイルズ演じるアレックに出会うシーン。お互いの初顔合わせがPCのモニター越しという、いかにも現代的な出会い方をする2人。マイルズは、自分の部屋を「おとぎ話の魔法の国みたいだろ」と冗談交じりに紹介するなど、『ファンタスティック・フォー』の超真面目キャラクターから一転して、いまどきの青年を演じ新たな一面が見られるそんな映像となっている。昨日までお互いの人生に全く関わり合いの無い、赤の他人だった2人。果たして彼らは“運命の恋人”になれるのだろうか。全てをなくした女の子が見つける新しい恋を目撃してみて。『きみといた2日間』は12月23日(水・祝)より新宿武蔵野ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月04日『セッション』のマイルズ・テラーがフロリダ州マイアミのビーチで、海中から妊婦とその子どもを救出していたことがわかった。マイルズは10日(現地時間)、恋人でモデルのケリー・スペリーとマイアミのビーチでオフを楽しんでいたが、潮流に巻き込まれて助けを求める女性を発見、幼児も連れていた妊娠中のその女性の救出に向かった。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、砂浜にたどり着いて、女性と子どもの無事を確認すると、マイルズたちと女性はその場を離れたという。ケリーは12日、インスタグラムのアカウントに「TMZ.com」の記事のスクリーン・ショットをアップし、幼児をおぶった妊婦が怯えた様子で2人に近づき、サメがいると言ったと事の次第を明らかにした。マイルズは現在、ジョナ・ヒルと共演する『Arms and the Dudes』(原題)の撮影でフロリダ州に滞在している。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月13日