クリスマスのニューヨークを舞台に、キャロルとテレーズの愛を描いた名作『キャロル』が、昨年一昨年に引き続きクリスマスの時期に期間限定されることが決定した。本作は、『TAR/ター』の演技で第88回ゴールデン・グローブ賞にて主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェット、そして本作でカンヌ国際映画祭女優賞を獲得したルーニー・マーラが共演し、その年のアカデミー賞ダブル女優賞(主演、助演)ほか6部門にノミネートされた話題作。物語の舞台は1950年代。エレガントでミステリアスな婦人キャロルと、フォトグラファーを夢見ながらも百貨店で働くテレーズの愛を描き、当時を再現した洗練された衣装、名曲の数々、スーパー16ミリフィルムで撮影された映像が、映画史に残る“恋に落ちる瞬間”に観る者を引き込む。今回、キャロルのテーマカラーである赤を身に着けて来場された方には、アカデミー受賞の衣装デザイナー、サンディ・パウエルによる衣装原画をあしらったしおりを、キャロルver.とテレーズver.の2種ランダムでプレゼント。『キャロル』特典キャロルver.これまでに『恋におちたシェイクスピア』『アビエイター』『ヴィクトリア女王 世紀の愛』と、アカデミー衣装デザイン賞を3度受賞しているサンディ・パウエルが今作のために準備した数々の衣装は、いつ観てもときめきと憧れを感じさせる。「ケイト・ブランシェットは、スタイルがすばらしい上に着こなしが上手いので、センスの良い上品な雰囲気が出せた。しかもエレガント。テレーズがお手本にしたいと思うほどにね」と公開当時、サンディ・パウエルは明かしている。一方、「テレーズは若きアーティストで写真家だけど服装にあまりこだわらない、彼女に普通の恰好をさせたかったの。でも意外な組み合わせを自然に着こなしたりもする。そして彼女が成長して変身を遂げた時にはキャロルからの影響が見てとれる」と語る、2人が纏う衣装にも注目してほしい。『キャロル』特典テレーズver.『キャロル』クリスマス特別上映企画は12月20日(金)~12月26日(木)恵比寿ガーデンシネマ、テアトル梅田にて、12月7日(土)・12月8日(日)・12月15日(日)・12月19日(木)~12月25日(水)シネコヤにて上映。※詳細は各劇場ホームページにて確認のこと<入場者プレゼント>(先着限定数)キャロルのテーマカラーである“赤”を纏って(マフラー、手袋、帽子などの小物でも可)来場いただいた方に先着限定で『キャロル』のオリジナルしおりをプレゼント。※シネコヤに関しては12月20日(金)~12月25日(水)のみ配布予定(シネマカフェ編集部)
2024年11月28日有限会社ミヤジマトラベルは、横浜中華街で運営するマーラーカオ(=中華発祥の蒸しパン)専門店「ちーさん家のマーラーカオ」にて、食べ歩きにも対応したマーラーカオ×プリンの新商品『パンダープリン』を2023年4月29日(土)より1日100個限定で販売開始します。なお、ゴールデンウィーク期間(4月29日~5月7日)は発売記念セールで通常価格1個500円(税込)を1個450円(税込)にて売り出し、毎日完売を狙います。当店パティシエ秘蔵のプリンに、パンダのマーラーカオをのせた『パンダープリン』を創作!パンダープリンは、プリンの上に薄く生クリームを敷き、そこに中華街らしいパンダのマーラーカオ(蒸しパン)をのせ、まわりに苺ジャムを添えた商品です。容器には蓋付きのプラスティックケースを採用し、食べ歩きや持ち帰りにも対応しております。マーラーカオは丸みを帯びた立体感でパンダを際立たせ、1つ1つ可愛く仕上げております。プリンは当店パティシエが得意とする逸品で、マダガスカル産バニラビーンズを使用して贅沢な香りを引き出したり、優しい甘味になるよう「きび砂糖」を使用しています。また、プリンとの相性を良くするため、苺ジャムは砂糖を控えめにし、丁寧にアクをとることで、プリンの味を引き立たせた“絶妙な味わい”が口の中で広がります。手作りのため、現段階では販売個数に限界があり、1日100個限定にて販売いたします。■店舗概要店舗名: ちーさん家のマーラーカオ所在地: 〒231-0023横浜市中区山下町188 モリビル1階オープン日: 2022年11月1日(火)アクセス: みなとみらい線 元町・中華街駅 徒歩3分TEL : 080-9027-9824営業時間: 10:00~17:00定休日: 水曜日(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年04月19日ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが共演し、人生を変える出会いを描いた『キャロル』。この度、2人が演じたキャロルとテレーズが運命的に出会ったクリスマスに合わせ、12月24日(土)、25日(日)の2日間限定で特別上映されることが決定した。クリスマスのニューヨークを舞台に、美しくミステリアスな婦人キャロル(ケイト・ブランシェット)とフォトグラファーを夢見ながらも百貨店で働くテレーズ(ルーニー・マーラ)を描いた愛の名作『キャロル』。『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、最新作『TAR』ではヴェネチア国際映画祭主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットと、本作でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、最新作『ウーマン・トーキング 私たちの選択』がトロント国際映画祭にて観客賞次点となったルーニー・マーラが競演。『キャロル』オリジナルステッカー今年も賞レースを賑わせている2人は、その年のアカデミー賞で主演/助演女優賞ほか6部門にノミネート。50年代を再現した美しい衣装、スーパー16ミリフィルムで撮影された映像、名曲の数々が映画史に残る“出会い”の瞬間に観る者を引き込み、根強いファンを生んだ。『キャロル』オリジナルステッカークリスマスに合わせて開催される今回のイベントでは、特別上映に加え、キャロルのテーマカラーでもある赤を身につけた(マフラー、手袋、帽子などの小物でも可)来場者には先着限定で、『キャロル』オリジナルステッカーを配布するプレゼントが企画されている。『キャロル』は12月24日(土)17時~、25日(日)17時~恵比寿ガーデンシネマにて上映。(text:cinemacafe.net)
2022年12月17日実生活でパートナー同士のホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが、映画『The Island』(原題)で共演することが決定した。製作・配給会社の「FilmNation Entertainment」が発表した。監督・脚本は、『イーダ』でアカデミー外国語映画賞(当時)を受賞したパヴェウ・パヴリコフスキ。実話から構想を得た作品で、ジャンルはドラマティックスリラーだという。舞台は1930年代で、主人公は、文明社会に背を向け無人島に自らの楽園を築き、そこで生活を送っているアメリカ人カップル。しかし、その島をヨットで通りかかった大富豪により、2人がタブロイド紙をにぎわせることになると事態は一変。自称・伯爵夫人が島に高級ホテルを建てて乗っ取ろうと画策し、奇妙な恋人2人を率いてやってくる。彼らは2人が築き上げた楽園を脅かし始め、すぐに戦線が張られる。心理戦が続き、誘惑、嫉妬、不貞、裏切り、そしてついには殺人にまで発展。同時に、自然そのものが島の人々の脅威となり…。ファンは、『her/世界でひとつの彼女』『ドント・ウォーリー』『マグダラのマリア』で共演し、相性の良さを見せてきたホアキンとルーニーの再共演に歓喜の声を上げている。また、「まるで2人の私生活のドキュメンタリーのよう」「2人とも、演技をしなくてそのままで大丈夫そう」と、2人が送る生活そのもののような映画になりそうだと指摘する声も。撮影は2023年に行われる予定。(賀来比呂美)
2022年10月25日ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラがパヴェウ・パブリコフスキの次回作で共演することになった。実話にインスピレーションを得たストーリーで、仮タイトルは『The Island』。舞台は1930年代。主人公は、世の中に疲れ、誰もいない島で自分たちだけのパラダイスを築こうとしていたカップル。だが、その島をミリオネアに発見されたことで、彼らの人生が変わっていくという物語らしい。フェニックスとマーラは 『her/世界でひとつの彼女』と『マグダラのマリア』で共演。私生活でもカップルで、息子をひとり授かっている。文=猿渡由紀
2022年10月25日『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が、オードリー・ヘプバーンの伝記映画のメガホンを取ることになった。オードリーを演じるのはルーニー・マーラだという。「Deadline」などが報じた。脚本は『エジソンズ・ゲーム』のマイケル・ミトニック。グァダニーノ監督とは、短編映画『The Staggering Girl』(原題)や先月公開されたZARAの広告短編動画「O Night Devine」でもタッグを組んだことがある。主演のルーニーはプロデューサーも務めるという。製作はAppleスタジオ。『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得し、『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』などの代表作を遺したオードリー。エンタメ界における主要な4賞のアカデミー賞、エミー賞、トニー賞、グラミー賞をすべて受賞した数少ないEGOTの達成者だ。俳優としてだけでなく、“永遠のファッションアイコン”として、いまもなお愛され続けている。オードリー・ヘプバーン Photo by Hulton Archive/Getty Imagesそんなオードリーをルーニーが演じることに、オードリーの息子のショーン・ファーラーは「ニューヨーク・ポスト」紙に、「そのプロジェクトについては知りませんでした」としつつ、「ルーニーが演じてくれるのは喜ばしいことです。愛があふれる作品になりそうですね」と語っている。(Hiromi Kaku)
2022年01月11日ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマンらが豪華共演するテレンス・マリック監督の最新作『ソング・トゥ・ソング』。この度、本編映像と新場面写真が解禁となった。今回解禁された本編映像は、今年74歳の誕生日を迎え、本作では本人役で出演する“パンクの女王”パティ・スミスが、恋に悩むルーニー・マーラ演じるフェイに自分の結婚体験をもとにアドバイスを送り励ますシーン。「1980年に結婚して夫を亡くしたのが1994年だけど、ずっと指輪をしてる。まだ夫だからね。離婚してない」と左手の薬指にはめた結婚指輪を見せる。実際にパティ・スミスは夫のフレッド・ソニック・スミス(元MC5)を1994年に亡くしており、自分自身のことを話していることが分かる。フェイが「いい感じの人がいて、私を救えるのは彼だと…」と悩みを打ち明けると、パティは「以前は過ちを犯したけど…うまくやれる」とフェイの顔に手を添え、静かに微笑み合う2人。「いい?」とフェイを励ますように確認しキスするパティに思わず「大好き」とつぶやくフェイ。パティとルーニーの、2人の役を越えた親密さが伝わってくるシーンとなっている。インタビューでパティとの共演について聞かれたルーニーは、「彼女との出会いは、決して忘れることのできない、信じられないほど特別な体験だった。人生や愛について彼女の言いたいことを全部聞くことができてラッキーだった」と語っている。『ソング・トゥ・ソング』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソング・トゥ・ソング 2020年12月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 Buckeye Pictures, LLC
2020年12月30日テレンス・マリック監督がルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマンら豪華俳優陣を迎えた『SONG TO SONG』が、邦題を『ソング・トゥ・ソング』として公開することが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。音楽の街、オースティン。何者かになりたいフリーターのフェイは、成功した大物プロデューサーのクックと密かに付き合っていた。そんなフェイに売れないソングライターBVが想いを寄せる。一方、恋愛をゲームのように楽しむクックは夢を諦めたウェイトレスのロンダを誘惑。愛と裏切りが交差するなか、思いもよらない運命が4人を待ち受けていた…。『地獄の逃避行』『天国の日々』といった名作を生み出してきた巨匠、テレンス・マリックとアカデミー賞を3度受賞した名カメラマン、エマニュエル・ルベツキが挑んだのは、夢と愛を秤にかけ、幸せを模索する4人の男女の物語。恋愛、成功、夢、友情…一番欲しかったものは何か?そして自分はいったい何者なのか?リアル過ぎる彼らの人生の行き着く先にあるものとは!?美しい映像と音楽で彩られた、珠玉の感動作が誕生した。フリーターのフェイを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』や『ドラゴン・タトゥーの女』などに出演し、『キャロル』では第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を獲得したルーニー・マーラ。売れないソングライターBV役を、『きみに読む物語』や『ブルーバレンタイン』などに出演し、『ラ・ラ・ランド』では第74回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞に輝いたライアン・ゴズリングが演じる。大物プロデューサーのクック役には、『X-MEN』シリーズや『それでも夜は明ける』に出演し、『SHAME -シェイム-』では第68回ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞、第69回ゴールデングローブ賞ドラマ部門で主演男優賞にノミネートされたマイケル・ファスベンダー。ウェイトレスのロンダ役を、『水曜日のエミリア』や『抱きたいカンケイ』で主演を務め、『ブラック・スワン』では第83回アカデミー主演女優賞をはじめとする様々な賞を受賞したナタリー・ポートマンが演じ、主役クラスの豪華な面々が奇跡の共演を果たした。さらにリッキ・リー、イギー・ポップ、パティ・スミス、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」など様々なミュージシャンが出演して映画に彩りを与えている。この度解禁されたポスタービジュアルは、レコードのジャケットのような背景に、主要キャスト4人の顔が写った1枚となっている。「夢が終わる。人生が始まる―」というキャッチコピーから、4人それぞれの人生が交錯し、変化していくさまが想像できる。『ソング・トゥ・ソング』は12月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソング・トゥ・ソング 2020年12月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 Buckeye Pictures, LLC
2020年10月05日ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラの間に第1子男児が誕生したことが明らかになった。日曜日、チューリッヒ映画祭で行われたドキュメンタリー映画『Gunda』(原題)の質疑応答のコーナーで、監督のヴィクトル・コサコフスキーが製作総指揮のホアキンの欠席について触れた。「彼には赤ちゃんが生まれたばかりなので…リヴァーという名前の美しい息子さん。だから、いまはプロモーションには来られないんです」と欠席の理由を伝えた。「Us Weekly」誌によると、ルーニーは今年5月に「妊娠6か月くらい」であったことから、リヴァーくんは1か月ほど前に誕生していたと考えられている。「リヴァー」という名前は、1993年に亡くなったホアキンの兄リヴァー・フェニックスに由来するのは間違いないだろう。2人は2013年に『her/世界でひとつの彼女』で共演し、2016年に『マグダラのマリア』で再共演後に交際をスタート。2019年から婚約している。交際について多くを語ることはないが、ホアキンは「インターネットで調べた女の子は彼女だけ」とルーニーに対する特別感を明かしたことがある。(Hiromi Kaku)
2020年09月28日ホアキン・フェニックスと婚約中のルーニー・マーラが、妊娠しているようだ。関係者が「Page Six」に明かしたところによると、現在妊娠6か月くらいだという。1週間ほど前には買い物に出かける姿が目撃されたルーニーのお腹は、だいぶ大きく膨らんでいた。2012年に共演した『her/世界でひとつの彼女』で出会い、2016年に『マグダラのマリア』で再共演したことをきっかけに交際をスタートした2人。交際についてオープンに語ることはあまりしてこなかったものの、昨年ホアキンは「最初はルーニーに嫌われているかと思った。でも実際はぼくに興味があったのに、シャイすぎて好きっていう表現ができなかったみたい」、「彼女はぼくがインターネットで検索して調べた唯一の女性」などとのろけてみせた。昨年には、ルーニーが左手の薬指に大きなダイヤモンドの指輪をつけていたことから、婚約が報じられた。2人はヴィーガンで、社会活動家であるという共通点も多い。特に動物愛護には力を入れており、昨年は「ナショナル・アニマル・ライツ・デー」のマーチにそろって参加した。(Hiromi Kaku)
2020年05月19日今年創立50周年を迎える神奈川フィルハーモニー管弦楽団。5月から始まる記念事業の発表会見を開き、常任指揮者の川瀬賢太郎や楽団顧問でもある黒岩祐治・神奈川県知事らが出席した(1月17日・神奈川県庁)。【チケット情報はこちら】従来の定期公演と並行して行なう記念事業は大きくふたつ。ひとつはマーラーの交響曲第8番《千人の交響曲》を演奏する祝賀演奏会(11月21日・横浜みなとみらいホール)。そしてもうひとつは県内10都市での巡回主催公演。どちらも、次の未来を見据える意味で、「フューチャー・コンサート」と名付けられている。マーラーの交響曲第8番について川瀬は、「(この曲を指揮するのが)長年の夢だった」と語る。今回が初挑戦となる。「僕がまだ幼稚園児の頃、最初に夢中になったクラシック音楽が、モーツァルトでもベートーヴェンでもなく、この曲」。そんな彼のマーラー愛はどうやら父親譲りで、父はマーラー協会に所属していたほどのマーラー・ファン。当時のマーラー協会会長は指揮者の故山田一雄で、1984年に川瀬が生まれたとき、お祝いに指揮棒をプレゼントしてくれたのだそう。山田は1949年に交響曲第8番を日本初演した指揮者だから(演奏の一部がニュース映像として残っている)、川瀬がこの作品を指揮することは、もしかしたらこの世に生まれた瞬間から宿命づけられていたのかもしれない。巨大なエネルギーの奔流のような作品だが、それだけではない、川瀬らしい、切れ味鋭い、そして丁寧なアプローチを見せてくれるはず。必ず聴きたいコンサートだ。ソリスト等の詳細は後日発表。県内巡回公演は、各地ゆかりの出演者や作品を交えて、多くの人に親しまれている名曲でプログラムを構成する。海老名、横須賀、茅ヶ崎、秦野、川崎、藤沢、小田原、相模原、鎌倉、大和の各市を巡る。「神奈川の地元オーケストラ」としての顔も神奈川フィルの大事な側面だが、県内で一定期間に集中してこれだけの都市で主催公演を開くのは初めてとのこと。会見では、楽団が財政的に苦境に立たされた時期のあったことや、それを官民一体となった支援で乗り越えてきたことも語られた。神奈川フィルは独立した公益財団法人だが、こうした自治体や県民の支援があったからこその50周年。楽員もそれをよく知っている。2014年の公益財団法人化に向けて5億円の資金を集めなければならなかった際、自ら「応援団長」としてホールのエントランスに立って募金を呼びかけたという黒岩知事は、楽員たちが次第に自主的に募金活動に参加するようになったことを語り、その意識の変化が演奏のクォリティ向上にもつながっていると力を込めた。創立50周年。もしかしたら、華々しく海外公演という考え方もあったかもしれないが、「外に目を向けるのではなく、県内各地で」と川瀬。会見中に何度も繰り返された「感謝」という言葉がふさわしい、足元を見つめた記念事業になりそうだ。取材・文:宮本明
2020年01月21日ホアキン・フェニックスと交際中のルーニー・マーラに婚約のうわさが浮上した。食料品を買いこみ、スーパーから出てきたルーニーの左手薬指に、大きなダイヤモンドの指輪が光り輝いていたのだ。2人の出会いのきっかけは、共演作『her/世界でひとつの彼女』(2013)。当時は友情を築いただけにすぎなかったが、ルーニーがマグダラのマリア、ホアキンはイエス・キリストを演じた『Mary Magdalene』(原題)の撮影中に恋愛感情が芽生えたという。2017年はじめから交際をスタートし、同年のカンヌ国際映画祭に手をつないで出席したことで交際を公に認めた。当初ホアキンの代理人は「ただ仲がいい友人」と交際を否定したが、ホアキン本人が「ニューヨーク・タイムズ」紙にルーニーと同棲していることを明らかにした。『ドント・ウォーリー』でも再共演している。先日、ルーニーの姉ケイト・マーラが夫ジェイミー・ベルとの第1子が無事に誕生したことを報告しており、ルーニーの婚約が事実ならばマーラ家はおめでた続きだ。(Hiromi Kaku)
2019年05月29日『ムーンライト』『レディ・バード』など話題作を続々と配給し続けている北米の映画会社A24が贈る、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラの共演作『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』から、幻想的な場面写真が公開となった。■『セインツ -約束の果て-』の再タッグが実現!本作はシーツ姿のゴーストでもあり、自宅前の自動車事故で死んでしまう夫「C」を演じたケイシー・アフレックと、1人残され、悲しみに暮れる妻「M」を演じたルーニー・マーラといった、ハリウッドきっての実力派俳優による共演によって、彷徨い続けるゴーストの、時空を超えた旅路を紡ぎ出している。そして誰もが一度は目にしたことのある「幽霊」のイメージをそのままに、幻想的で少し切ない大人のゴースト・ストーリーを作り上げたのは、ディズニーの「ピートとドラゴン」のリメイク『ピートと秘密の友達』や、本作と同じく、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラを迎えた『セインツ -約束の果て-』のデヴィッド・ロウリー監督。最新作では、自分のいなくなった世界で、残された妻を見守り続ける、ひとりの男の切なくも美しい物語を描き切った。すでにサンダンス映画祭の観客賞を筆頭に、世界各国の映画祭でノミネート&受賞を受け、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは驚異の91%をたたき出している。■シーツ姿のゴーストを捉えた場面写真を公開今回解禁された場面写真では、子どもの仮装のような造形ながらもどこか幻想的な雰囲気を漂わせているゴーストの姿を捉えている。ケイシー・アフレック演じる「C」のゴーストは廃墟にたたずみ、少し寂しそうな姿を見せたり、美しい夜景を眺める様子を見せたりと、本作の魅力が存分に伝わってくる写真が目白押しだ。そしてルーニー・マーラ演じる「M」をそっと背後から見守るゴーストの姿や、まだ亡くなる前の「C」と「M」の2人が寄り添う姿が写し出された写真も確認できる。神話やファンタジーの要素をたっぷり詰め込んだ“壮大な愛”の物語をお見逃しなく。『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は11月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー 2018年11月17日より全国にて公開©2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.
2018年09月27日都響の新シーズンは、音楽監督・大野和士によるマーラーの大作「交響曲第3番」で幕を開ける。2016年11月にマーラー第4交響曲を手掛けた大野が、本公演で第3交響曲を取り上げるのは自然の流れだ。声楽作品を得意とする大野が都響のマーラー演奏の新境地を拓く、象徴的な演奏となるだろう。大野和士に本作品の聴きどころを聞いた。都響 チケット情報交響曲第1番、第2番での人間の生死の葛藤に続く作品として、交響曲第3番はそれらの苦悩を内包するかのように自然賛歌をテーマとした作品として知られている。「マーラーは、交響曲の中にすべてを書き尽くさなければならないと言っています。交響曲のなかにミクロコスモス、宇宙があります」と語る大野。弟子の指揮者ワルターがシュタインバッハのマーラーを訪れた際に、「君はもうこの風景を見る必要はない。あれは全て曲にしてしまったから」と語ったという逸話があるが、大野はこのマーラーの言葉に複雑なメッセージが込められていると感じるという。「この作品の作曲当時から、マーラーは先の時代を予感していました。第4楽章では、ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』から、『この世の痛みは深い』という一節を用いています。自然を謳歌し、鳥が鳴き、天上の喜びといった楽章の中に、絶望的な4楽章が存在します。マーラーはこの先の時代に人類皆が肉体的にも精神的にも疲弊していくことを予言していたのではないでしょうか」大野の考えるこの作品の聴きどころとは。「第1楽章から第2楽章への橋渡しが重要と考えています。第2楽章が上手くいけば、この交響曲は上手くいくんですよ。演奏者もお客様も皆集中し、30分かけて第1楽章が終わります。続く第2楽章最初の和音をどう想像して入っていくのか、そこが非常に難しい。作曲当初、マーラーは各楽章に『花々が私に語ること』『森の動物たちが私に語ること』などの標題を与えていました。お客様にはこれから『私たちの時代が語ること』という章を作るような気持ちで聴いていただくことが、この交響曲の予言に応える意味で大事だと思います」東京都交響楽団≪マーラー(交響曲第3番ニ短調)≫は4月9日(月)東京文化会館 大ホール、4月10日(火)サントリーホール大ホールにて。
2018年02月13日『キャロル』のルーニー・マーラが主演を務め、アイルランドの作家セバスチャン・バリーの小説を映画化した巨匠ジム・シェリダンの5年ぶりの新作『ローズの秘密の頁(ページ)』。このほど、ルーニーの美しさが際立つ結婚式のシーンを含めた場面写真が、シネマカフェだけに到着した。今回到着したのは、権威や宗教に逆らえば決して生きてはいけない、第二次世界大戦下のアイルランドで偶然出会ったマイケルとローズの姿や、半世紀の時を経て変わり果てたローズの姿を映し出す計8点の場面写真。中でも注目は、この幸せな時間は長くは続かないと気づきながらも、教会で2人だけの結婚式を挙げるシーン。『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』や、『キャロル』では第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞するなど、活躍めざましいルーニーが1940年代のクラシックな衣装を纏った美しい佇まいには、思わず目を奪われてしまう。傍に寄り添うジャック・レイナーの英国空軍(RAF)の制服姿も凛々しく、非常に印象的なシーンを切り取った1枚となっている。また、『ジュリエットからの手紙』『もうひとりのシェイクスピア』などに出演する、イギリスを代表する大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ演じる老年のローズに寄り添う医師役のエリック・バナの姿も。現在と過去の時間軸を行き来しながら壮大なスケールで描かれる、ミステリアスな愛の物語。この場面写真で、激動の時代を貫いた真実の愛を感じてみて。『ローズの秘密の頁(ページ)』は2018年2月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月17日ルーニー・マーラが主演を務め、ブロードウェイにも衝撃を与えた戯曲を基に描く『ウーナ』。このほど、その予告編映像とポスタービジュアルが公開された。ウーナは、13歳のときに許されぬ恋をした。相手は父親の友人でもある隣人のレイ。2人の年齢は親子ほど離れていたが、お互いに愛し合っていた。しかし、その恋はある夜に突然終わりを告げる。レイは少女と関係を持ったことにより、逮捕・収監され4年服役。その後、町から姿を消した。一方、ウーナは事件から15年たったいまもレイのことが忘れられず、意味もなく名も知らぬ男に抱かれ、抜け殻のような毎日を送っていた。ウーナと将来を誓ったあの夜、なぜレイは戻ってこなかったのか。ウーナは、レイの所在を突き止め15年ぶりに会いに行くが、彼は名前を変えて過去を捨て、新しい生活を送っていた――。アカデミー賞受賞作製作陣のもとに豪華キャストが集い、デビッド・ハロワーによるローレンス・オリヴィエ賞の戯曲「ブラックバード」を基に描く禁断の恋と破滅の物語。美しい少女ウーナの大人になった姿を演じるのは、『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞受賞はじめ、アカデミー賞にもノミネートされたルーニー。少女ウーナと禁断の関係を持つレイには、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の将校クレニックやNetflix「ブラッドライン」で知られる名優ベン・メンデルソーン、さらに同じく『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のボーディやTVドラマ「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」のリズ・アーメッドらが共演。無垢で危うい13歳の少女ウーナを、新星ルビー・ストークスが鮮烈に演じている。予告編では、13歳のときに愛した、親子ほど歳が離れていた男レイをようやく見つけたウーナの姿をとらえている。15年ぶりの再会が思いがけないものであることは、レイの狼狽えぶりからも伝わってくる。あのころ、わたしは“タブー”を冒したのか――。この禁断の愛の結末は、スクリーンで確かめてみて。『ウーナ』は7月16日(日)、19日(水)、21日(金)、22日(土)にて新宿シネマカリテ「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」にて上映。そのほか「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」出品作品の予告編が公開された。■『グレースフィールド・インシデント』■『DEAD7 デッド・セブン』■『パトリオット・ウォー ~ナチス戦車部隊に挑んだ28人~』■『ケージ・ダイブ』「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」は7月15日(土)~8月18日(金)新宿シネマカリテにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年07月03日今年1月頃から交際がうわさされていたルーニー・マーラとホアキン・フェニックスが、ついにカップルであることを認めた。2人はカンヌ国際映画祭の閉会式に一緒に出席し、会場では隣同士に着席。ホアキンは『You Were Never Really Here』(原題)で男優賞に選ばれ、アナウンスを受けると茫然とした表情で隣のルーニーの手に自分の手を添えた。そして、2人は立ち上がってハグ。ディオールのドレスに身を包むルーニーと、タキシードのホアキンの抱擁は、ホアキンの足元がスニーカーであること以外は絵になる美しさだった。本人が「完全に予想外の受賞」と驚きを言葉にした通り、舞台に上がることになるとは思っていなかったのだろう。「ETonline」によれば、授賞式の後、2人は手をつないで同じ車に乗り込み、会場を後にしたという。ルーニーとホアキンは、2013年に『her/世界でひとつの彼女』、今年『Mary Magdalene』(原題)で共演。『Mary Magdalene』の撮影中にはイタリアのホテルのバルコニーで一緒にタバコを吸う姿を目撃されていた。スパやスーパーへの買い物など、たびたび2人で出かけてはいたものの、公式イベントに参加するのは今回のカンヌ国際映画祭が初めてであった。(Hiromi Kaku)
2017年05月30日世界的に見てもきわめて積極的にマーラーを取り上げ続けている東京都交響楽団。その彼らの今シーズン唯一のマーラーが聴けるのが、桂冠指揮者エリアフ・インバル指揮の《大地の歌》だ(7月16日(日)・17日(月・祝)、東京芸術劇場にて)。都響スペシャル のチケット情報《大地の歌》はマーラー(1860-1911)が48歳の夏に作曲した交響曲。9番目の交響曲だが、ベートーヴェンやブルックナーらが交響曲第9番を書いたあとに死んだジンクスを怖れたマーラーが、あえて番号をつけなかったというエピソードが知られている(結局マーラーも次の交響曲を「第9番」として作曲したあと、未完の第10番を残して世を去ったのはジンクスゆえか)。自作の交響曲の多くに声楽を取り入れ、第8番では壮大なカンタータのような大伽藍を築き上げたマーラーは、ここでも、連作歌曲と交響曲を一体化した異色の交響曲を生み出した。テノール独唱とアルト独唱が交互に歌う全6楽章構成。ドイツ語訳の中国詩集『中国の笛』から採られた歌詞はしばしば、生のはかなさや厭世観を歌った内容だと表現されるが、インバルは言う。「マーラーは自分の人生が終わりに近づいていることを察し、死を受け入れ、永遠に生き続ける来世を願い、この世での幸福、希望、苦労、愛、音楽、創造等、豊かで充実した人生を送れたことを神に感謝しているのです。ノスタルジア、悲しみ、人生との別れ、来世を意識していると考えます」インバルと都響はすでに1994~96年と2012~14年の2回にわたって交響曲全曲ツィクルスを完遂し、日本のマーラー演奏史の金字塔とも言える大きな成果を示している。「マーラーを演奏するに値し、彼の音楽が持つ宇宙をより深く理解するには、私たちは芸術家、人間として成長しなければなりません。都響と聴衆の皆さまは、2回のマーラー・ツィクルスをともに経験し、マーラーの芸術性の理解を高めました。私たちはマーラーのメッセージをより深く理解できると確信しています」(インバル)演奏の成否を大きく左右する声楽陣も強力。ダニエル・キルヒは抒情的で美しい持ち声をベースに、さらにドラマティックなレパートリーも獲得しつつあるテノールで、《大地の歌》にはまさにうってつけ。そして現代を代表するマーラー歌いと言ってもいいアルトのアンナ・ラーション。マーラーを知り尽くした彼女の深く澄んだ声は、作曲家が作品に込めたさまざまな感情を、適切な形で探り当ててくれるに違いない。文:宮本明
2017年03月15日『英国王のスピーチ』の製作陣とデヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣で描く実話の映画化『LION/ライオン~25年目のただいま~』。このほど、5歳のときにインドで迷子になった青年サルーを演じたデヴと、その恋人ルーシーを演じたルーニーがオーストラリア・タスマニア島の大自然に包まれ、仲睦まじいひとときを過ごす本編映像がシネマカフェに到着した。インドで5歳のときに迷子になった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探した、という驚愕の実話を描く本作。25年後、養子に出されたオーストラリアで立派に成長し、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに生まれ故郷を探す青年期のサルーを演じるのは、デヴ・パテル。『スラムドッグ$ミリオネア』『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』で注目を集め、本作の演技でアカデミー賞にノミネート、英国アカデミー賞では見事、助演男優賞を獲得した。また、その恋人ルーシーを繊細に演じるのは、『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。若手実力派の2人は、本作が初共演となる。届いた映像では、恋人同士の2人が壮大な景観の山麓をランニングする姿をとらえている。先を走るのはルーシーだ。サルーは「待って、足がつった!」と言いながらかがみこみ、ルーシーを呼び止める。彼女が「大丈夫?」と言いながら心配そうに近づくと、サルーはルーシーを置いて一目散に走り出し、無邪気な笑顔を見せる。ルーシーはキュートな笑顔を見せながら、「だましたのね!」とサルーの大きな胸板に飛び込んでいく…。このシーンだけでも、仲むつまじい2人の姿が伝わってくる微笑ましい映像。サルーとルーシーは、オーストラリア・メルボルンにあるホテル経営の学校のクラスメイトとして出会い、互いに惹かれあい恋人同士に。当初は、自分の半生を周囲には伝えていなかったサルーだが、クラスメイトが開いたホームパーティで思いがけず過去を打ち明けることになり、サルーは次第に故郷探しにのめり込んでいく。記憶をたどっていくうちに募っていく故郷にいる母や、はぐれてしまった兄への思い、あの日、言えなかった「ただいま」を家族に届けたいという思いが強まるサルー。と同時に、自分だけが幸せになっていくことに罪悪感と葛藤が生まれていき、彼を心配するルーシーとも次第にすれ違ってしまう。本映像はそんな切ないシーンの前の、幸せなひとときを映し出している。この後の2人の恋の行方にも注目してみて。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年03月14日『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラとジェイミー・ベル婚約した。2014年に『ファンタスティック・フォー』の撮影現場で知り合い、交際が始まった2人は、2015年5月にMETガラに一緒に出席し、ニューヨークやロサンゼルスなどでデートもしばしば目撃され、順調な関係を続けてきた。今月、ニューヨークでケイトが左手薬指に大きなダイヤモンドの指輪をつけていたことから、婚約のうわさが立ち、2人の代理人が事実だと認めた。2人からコメントなどは出ていないが、33歳のケイトは8日(現地時間)に自身のツイッターに婚約指輪がはっきりと映った写真をアップしている。30歳のジェイミーは、エヴァン・レイチェル・ウッドと結婚して一児をもうけたが、2014年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月16日1月10日(現地時間)に発表される第73回ゴールデン・グローブ賞において、ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラの2人が「主演女優賞」にWノミネートされるなど、本格化する映画賞レースの中でも女性からの注目を集める『キャロル』。このほど、本作の主演女優ケイト・ブランシェットが1月22日(金)に6年ぶりに来日することが決定、今回初めて、ジャパンプレミアへの登壇など日本での映画のプロモーション活動を行うことが分かった。1952年、ニューヨークのクリスマスシーズン。多くの人が行き交う高級百貨店のおもちゃ売り場で出会った、ジャーナリストになる夢をひそかに抱くテレーズ(ルーニー・マーラ)と、娘へのプレゼントを探しにきたエレガントで美しくミステリアスな雰囲気を醸すキャロル(ケイト・ブランシェット)。やがて、別居中の夫に娘を連れて行かれ、孤独なキャロルは、車での小旅行にテレーズを誘う。キャロルへの想いが予想もしなかった感情に変わっていることに気づきながら、テレーズは2人だけの旅に出発。しかしこのとき、2人の運命が大きく動きだすことを、まだ彼女たちは知らなかった…。ルーニー・マーラと美の競演を果たした本作で、『ブルージャスミン』に続く2度目のアカデミー「主演女優賞」受賞との声も上がるケイト・ブランシェット。2007年11月、2010年1月以来、6年ぶり3度目の来日となるが、意外にも映画の来日プロモーションは今回が初めて。本作は、ワールドプレミアとなったカンヌ国際映画祭ではルーニーが見事「女優賞」の栄冠を手にし、11月20日にニューヨークとロサンゼルスの4館で先行公開を迎えるや、大ヒットスタートを切った。有力紙・批評サイトでは「ケイトとルーニー、今年のアカデミー賞確実!!」(The Rolling Stone)、「エレガントでクール、眩惑的でミステリアスな魅力に震える」(NYタイムズ)、「数々の素晴らしきラブストーリーの殿堂に、新たな傑作が仲間入りした」(LAタイムズ)など最大級の賛辞で迎えられ、今回のゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門「作品賞」と「監督賞」「作曲賞」、そして異例のドラマ部門「主演女優賞」にWノミネートという最多4部門5ノミネートを達成。これまで、若き女王エリザベス1世を演じた『エリザベス』でゴールデン・グローブ賞ドラマ部門など「主演女優賞」を多数受賞し、大女優キャサリン・ヘプバーンを華やかに演じた『アビエイター』ではアカデミー賞「助演女優賞」を初受賞、その後も2008年、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』で同「主演女優賞」と『アイム・ノット・ゼア』で「助演女優賞」とそれぞれ主演・助演でノミネートされるという快挙を果たし、ついに『ブルージャスミン』で「主演女優賞」のオスカー像を獲得したケイト。昨年は、ディズニーの大ヒット作『シンデレラ』での意地悪な継母ぶりも話題を呼んだ。初のエグゼクティブ・プロデューサーも務めた本作では、22日、都内劇場で行われるジャパンプレミア上映への登壇ほか、精力的にプロモーション活動を行う予定とのことだ。『キャロル』は2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月06日ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラという世代を代表する2大女優が美の競演を果たす『キャロル』。すでにアメリカではニューヨークとロサンゼルスの4館の先行公開で大ヒットスタートを切り、絶賛を受けている本作から、美しくも切なく心揺さぶる最新予告編と、ポスタービジュアルが解禁となった。本作でカンヌ国際映画祭「主演女優賞」を獲得したルーニー・マーラと、オスカー女優のケイト・ブランシェットの美の競演で日本でも話題の本作。監督は、『エデンより彼方に』の鬼才トッド・ヘインズ。原作は、「見知らぬ乗客」「太陽がいっぱい」の大人気作家パトリシア・ハイスミスが別名義で発表しながらも大ベストセラーとなった幻の小説だ。4館での先行スタートながら、オープニング3日間の1館あたりの興行収入平均は63,378ドルで、『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』『ジュラシック・ワールド』『007 スペクター』といった大作を上回る数字を記録。有力紙・批評サイトからも、「ケイトとルーニーのアカデミー賞確実!」「素晴らしきラブストーリーの殿堂に、新たな傑作が仲間入りした!」と、今年最大級の賛辞を受けている。予告編の始まりは、1952年のニューヨークの高級百貨店。クリスマスシーズンにアルバイトをするテレーズ(ルーニー)は、鮮やかな金髪、艶めいた赤い唇、真っ白な肌にゆったりとした毛皮のコートのそのひとに、一瞬で目を奪われる。そのひともすぐにテレーズを見て、二人の視線が交わった。彼女の名前はキャロル(ケイト)。50年代を見事に再現した魅惑的な衣装、名曲の数々、そしてスーパー16ミリフィルムで撮影された流麗な映像が、映画史に残る運命の“出会い”の瞬間に観る者を一気に引き込んでいく。続く映像では、キャロルに憧れるテレーズが「女に憧れるなんてガキだな」と恋人に揶揄される姿や、キャロルが夫と離婚訴訟中で大切な娘を夫に奪われようとしていることが分かる。そして、夫に娘を連れて行かれ孤独なキャロルは、車での小旅行にテレーズを誘う。やがて、この旅がきっかけで、二人の運命が大きく動きだすことになるのだが…。ジョー・スタッフォードが切なく歌うショパンの「別れの曲」とともに、映像には、離婚訴訟でますます傷ついていくキャロルや、「会いたい」と大粒の涙を流すテレーズの姿が。やがて、見つめ合う2人が選んだ最後の決断とは…?「このうえなく美しく、このうえなく不幸なひと。キャロル、あなたが私を変えた」というポスタービジュアルのコピーも意味深な、映画史に記憶される愛の物語を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日本年度カンヌ国際映画祭で「女優賞」を獲得したルーニー・マーラとケイト・ブランシェットの共演作『キャロル』。本作が先日11月20日(現地時間)に北米で公開を迎え、今年公開された中でも話題を呼んだ大作『ジュラシック・ワールド』や、日本公開が迫る『007 スペクター』を超えるアベレージを記録したことが明らかになった。舞台は、1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見かけた。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名は、キャロル。このうえなく美しく、どこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとにテレーズは憧れた。しかし、その美しさに隠されたキャロルの本当の姿は、不幸な結婚と偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。そのことを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。たった4館での先行スタートながら、オープニング3日間の1館あたりの興行収入平均は63,378ドルを記録。これは同じく11月20日に全米4,175館で公開した『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(館平均24,198ドル)を大きく上回るNO.1成績で、今年公開され全世界興行収入が歴代3位をマークした『ジュラシック・ワールド』(館平均48,855ドル)、11月6日に全米3,929館で公開された『007 スペクター』(館平均8,572ドル)を大きく上回る成績となった。『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた若手女優ルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止めた大女優ケイト・ブランシェットの共演にアメリカ有力批評サイトでも本年度最高評価を獲得。「ケイトとルーニー、今年のアカデミー賞確実!!」(The Rolling Stone)、「エレガントでクール、眩惑的でミステリアスな魅力に震える」(NYタイムズ)など世界中のメディアで“本年度アカデミー賞最有力”と言われ注目を集めている。アメリカ公開に続き、11月28日のイギリス公開、そして2月11日の日本公開と、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞のノミネーション発表を経て世界中で公開となる本作。今後の続報に期待したい。『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日『ブルージャスミン』でアカデミー主演女優賞受賞したケイト・ブランシェットと『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞ノミネートのルーニー・マーラが競演する『キャロル』のプレミアが11月16日(現地時間)、ニューヨーク近代美術館にて行われた。『エデンより彼方へ』『アイム・ノット・ゼア』のトッド・ヘインズがメガホンを取り、『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』などの映画原作を手がけるパトリシア・ハイスミスが別名義で発表したベストセラーを映画化。ワールドプレミアとなったカンヌ国際映画祭では女優賞をルーニーが受賞し、早くも本年度アカデミー賞最有力との声が上がる注目ぶりを見せている。11月16日(現地時間)のプレミアは、映画会社主催による映画館で行われる通常のプレミアとは異なり、アカデミー賞の開催団体である映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が主催を務め、20世紀以降の現代美術の殿堂と呼ばれるニューヨーク近代美術館(MoMA)で上映されるという異例の実施となった。ウエストから背中までの大胆なカッティングと美しいドレープが印象的な芥子色ドレス姿のケイトと、首元から袖がレースで切り替えられたブラックレザーのドレスに身を包んだルーニーが会場に登場すると、会場からは大きな歓声と共に、感嘆のため息が漏れていた。2人は手をとりあい和やかに談笑しながら、フォトコールやファンの声に応えていた。主演を務めたケイトは本作について「生まれて初めて本当に人を好きになる、狂うほどに人を愛するという、普遍的なラブストーリーであることに、性別も何もかも超えて共感できる」と本作の魅力を語った。ルーニーはケイトとの共演について尋ねられると「ケイトと共演することが決まったとき、最初は本当に怖かった。だって、彼女は本当に私のアイドルだったから。彼女の出演する全ての映画を映画館に観に行き、ただ彼女に憧れて女優の道を選んだのだから」と感慨を述べた。プレミアには、共演のカイル・チャンドラー、ジェイク・レイシー、サラ・ポールソン、脚本のフィリス・ナジーらも登場。米国の限定公開を今週末に控え盛り上がりを見せる中、本作の舞台でもあるニューヨークでのプレミアは熱狂のうちに終了した。『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月18日本年度カンヌ国際映画祭が熱狂に包まれ、ルーニー・マーラが見事「女優賞」の栄冠を手にした『キャロル』(原題:Carol)の日本公開が、2月11日(木・祝)に決定。ルーニー、そしてケイト・ブランシェットという2大女優の美しき競演には、早くも「アカデミー賞最有力!」との声が上がっていることが分かった。舞台は、1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見かけた。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名は、キャロル。このうえなく美しく、どこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとにテレーズは憧れた。しかし、その美しさに隠されたキャロルの本当の姿は、不幸な結婚と偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。そのことを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。原作は「太陽がいっぱい」「見知らぬ乗客」の大人気作家パトリシア・ハイスミス。別名義で発表しながらも大ベストセラーとなり、“幻の小説”と呼ばれている1冊だ。恋人はいるものの結婚に踏み切れなかったテレーズが、荘厳な美しさを放つキャロルと出会い、生まれて初めて本物の「恋」をしていると実感するが、その後、2人の運命は思いがけない方向へと向かっていくことになる。そんな本作は、カンヌでの熱狂に続き、ニューヨーク映画祭やロンドン映画祭でも称賛の声が続出。ハリウッド・レポーター紙、ヴァラエティ紙、ヴァニティフェア、フォックスニュース、IMDb、Yahoo、カミングスーン、エンタテインメントウィークリー、ローリングストーン、USAトゥデイなど、名だたる批評サイトでは、早くも本年度アカデミー賞の「主演&助演女優賞」「作品賞」において最有力候補との声が寄せられている。キャロルを演じるのは、アカデミー賞の常連で『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止め、『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開も控える大女優ケイト・ブランシェット。一方、テレーズを演じるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』でいきなりアカデミー主演女優賞に輝いた若手実力女優ルーニー・マーラ。メガホンをとるのは、『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』などで知られる鬼才トッド・ヘインズ監督。2人を彩る50年代ニューヨークを美しく再現した魅惑的な衣装と名曲の数々、流麗な撮影技法…、どこをとっても、夢のような世界をつくり出し、忘れられない愛の名作を誕生させている。<海外メディアの声>「ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが、トッド・ヘインズの『キャロル』をオスカー最有力にした」―ショービズ411「素晴らしすぎて、見終わった今でもトランス状態から抜け出せない」―ガーディアン紙「水のしずくが次第に水かさを増していくように、物語が進むにつれて感情がこみ上げ、最後には溢れ出す、そんなラブストーリーだ。どこを切り取っても美しく、完璧に作り込まれており、2人の美しい女優たちが輝きを放っている」ーThe Playlist「これまでで最高の演技を見せるケイト・ブランシェット。今年一番の、心をゆさぶられるロマンス。ゴージャスで、独創的で、今までで見たことないくらいに哀愁的。完璧以上に完成されたシネマというだけではなく、絶妙すぎる作品」-テレグラフ「どんなに高い期待にも、この映画が与える衝撃的なインパクトが上回る。精巧に描かれ、深い感情に包まれたラブストーリーは、これ以上ないほどに洗練され、息をのむほどに優美だ」―ヴァラエティ「巧妙で、美しく精巧に作られたストーリー、それはまるでキャロルの高級腕時計が、静かに控えめなハーモニーを奏でるように語られる。」-タイムアウト・ロンドン「今、キャロルに出会ったばかりで興奮しすぎてまともな映評なんて書けない。ワクワクする最初のデートは、その後交際が実らないというけど、長く引きずる(セルロイドの)ロマンスになりそうだ」―ザ・フィルム・エクスペリエンス「ケイト・ブランシェットに完璧に属する映画。信じられないほどスタイリッシュ。ニューヨーク映画祭がロマンスの絶頂を迎えた」―フィルム・ジャーナル『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日井の頭自然文化園に1月18日、マーラの赤ちゃんが誕生した。○「シロチャン」2回目の出産出産したのは、2013年に初めて出産した「シロチャン」。前回は、運動場で出産したため、赤ちゃんの体温が下がり衰弱してしまい、病院に一時収容された。前回のようなアクシデントが起きないよう、今回は出産予定日の1週間ほど前から、暖房のきいた寝部屋に母親を隔離して出産に備えていた。シロチャンの2度目の子育てはだいぶ落ち着いた様子で、出産当日の昼過ぎには、体の乾いた赤ちゃんを乳首に誘導しようと横になり、後ろ足を上げる姿も見られた。授乳も無事に確認でき、スタッフもほっと胸をなでおろしたという。マーラとおなじテンジクネズミ科に分類されるモルモットは、生まれたその日からサツマイモなどの野菜類を食べ始める。マーラの赤ちゃんも、生後5日目の朝には、母親のために入れておいたマテバシイの硬い葉をチビチビと食べ始めた。7日目には、母親と一緒に朝食の草食動物用ペレットと乾草を食べ出したなど、食欲は旺盛のようだ。赤ちゃんは現在(1月26日)、体長30センチ程度だが、身体の大きさに比べると耳や目などのパーツが大きく、アンバランスな体型となっている。特に後ろ足が大きく、親以上にウサギやシカ、カンガルーに間違えられそうな姿とのこと。赤ちゃんは、まだしばらくは寝部屋の中での展示となる。同園では、赤ちゃんの様子を見ながら、暖かい日には徐々に運動場に出していくことも考えているという。
2015年02月05日いまハリウッドで最も注目される若手女優ルーニー・マーラ。彼女の代表作となった『ドラゴン・タトゥーの女』のリスベット役が決まったその背景には、鬼才スティーヴン・ソダーバーグ監督からの推薦があったことが発覚した!ソダーバーグ監督の“最後の劇場映画”という名誉ある作品『サイド・エフェクト』で、初めてソダーバーグ作品への出演を果たしたルーニー。劇中ではその可憐なルックスに似合わぬ大胆な振る舞いを見せており、あらゆる観客を虜にするほどの無防備な魔性を放っている。『サイド・エフェクト』は、ルーニーがデヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされて以来、初めての出演作となるのだが、どうやらソダーバーグ監督とも、浅からぬ縁があったようだ。フィンチャー監督の前作『ソーシャル・ネットワーク』で初めてルーニーに注目したソダーバーグ監督が、その裏話を打ち明ける。「デヴィッドが『ドラゴン・タトゥーの女』をキャスティングするとき、ルーニーを主役にするのをどう思うかとたずねてきたんだ。僕はその考えに大賛成だった。あの映画は特に、有名ではない女優のほうがいいと感じたからだ」。「僕がルーニーの配役についてデヴィッドを勇気づけたといううわさを聞いた彼女と僕は、親しい友人になった。そして今回、エミリー役にルーニーを選んだんだ」と、自身の作品へ抜擢した経緯も明かした。本作で、最愛の夫・マーティン(チャニング・テイタム)をインサイダー取引の罪で収監され、幸福の絶頂から絶望のどん底に突き落とされる28歳のエミリーを演じるルーニーは、この物語とエミリーという役柄の両方に心を奪われたと語る。「何度も読み返す必要があったわ。脚本の構造はひとつだと思っていても、後から何か別のものがあると気づくの。いまはこんなふうにサスペンス・スリラーを作る人はいないわ。古典映画に逆戻りしたように感じたの」。「それにエミリーはとても複雑で面白いキャラクターだった。こんなふうに女性のために書かれた役を読むことは少ないわ。通常は恋人や妻といった、男性の脇役を演じることが多いの。こんな重要な役に出会えるなんて、本当にワクワクしたわ」と、今回の作品で魅せた演技にも自信を覗かせた。ルーニー・マーラは世界中に衝撃を与えたリスベットに続き、今回はソダーバーグ監督のもとでどんな怪演を見せてくれるのか?期待せずにはいられない。『サイド・エフェクト』は9月6日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイド・エフェクト 2013年9月6日より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開(C) 2013 Happy Pill Distribution, LLC. All rights reserved.
2013年07月25日ルーニー・マーラ、エミリー・ブラント、レベッカ・ホールらがウォーリー・フィスターの監督デビュー作であるSFスリラー『Transcendence』(原題)の出演候補に挙がってるようだ。本作にはジョニー・デップが、自身の脳をスーパーコンピューターに接続する科学者・ウィル役で出演する予定で、仲間の科学者と共に、世界初の感覚を持ったAIを作り出そうとするストーリーだ。ルーニー、エミリー、レベッカら3人が候補となっているのは、ジョニー扮する主人公の妻・イヴリン。彼女は感覚マシーンの製作に反対する過激派によって殺害された夫・ウィルの脳をスーパーコンピューターにアップロードし、蘇生させようと試みるという役柄なのだとか。プロデューサーには、『ダークナイト ライジング』のクリストファー・ノーラン監督とエマ・トーマス夫妻が担当することも決定している。そんな『Transcendence』は2014年の公開を目指して、来年3月4日にもクランクイン予定だが、出演候補のひとりであるエミリーは現在、トム・クルーズ主演最新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影を敢行中で、来年春まで同作の撮影が延びる可能性があるため、今回『Transcendence』への出演が決定した場合は2本の撮影を掛け持ちすると見られている。
2012年12月17日19世紀末のウィーンで活躍した後期ロマン派の大作曲家グスタフ・マーラーの作品を取り上げる注目の企画。エリアフ・インバルと東京都交響楽団による「マーラー・ツィクルス」が、9月よりスタートする。「インバル=都響 [新]マーラー・ツィクルス 第I期ラインナップ」の公演情報※ツィクルス=特定の作曲家の作品を連続して演奏する音楽会の意。本企画を指揮するエリアフ・インバルは、マーラー作品演奏における現代の権威として世界的に名声を得ている巨匠。1980年代にフランクフルト放送交響楽団(現hr交響楽団)とマーラーの交響曲全集録音をリリース。複雑なスコアの細部まで漏らさず表現された精緻な演奏で、今日ではマーラー演奏の名盤のひとつに数えられている。また、都響とは1994~96年にマーラーの全交響曲ツィクルスを行ったほか、2008年のプリシンパル・コンダクター就任以降も、マーラーの交響曲を積極的に演奏。いずれも非常に演奏水準の高い名演として人気を博している。マーラーの音楽について「単なる繰り返しも、スタンダードな演奏法も存在しない」と語るインバル。2007年から都響と再びいくつかの交響曲を取り上げた際、素晴らしい変化を感じたという。「(以前と比べて)都響は大きな成長を遂げ、高い集中力と深い理解、色彩豊かで、リズミックなアーティキュレーション、透明性、美しい豊かな響き、雰囲気、そして何よりもマーラーに必要とされるあらゆる表現法のパレットを手に入れていたのです」という発言は、今回の新たなツィクルス挑戦のきっかけをうかがわせる。マーラーを聴いたときの体験を「真の革命、そして無限の真理の発見、人間の運命の本質、地獄と楽園、変容と歓喜が訪れた」と語り、その出会いを「“自分の作曲家”を見つけた」とまで評するインバル。今回のツィクルスが、今年で77歳を迎えた巨匠のマーラー演奏の集大成となりそうだ。「インバル=都響 [新]マーラー・ツィクルス」は、9月15日(土)に東京芸術劇場よりスタート。■インバル=都響 [新]マーラー・ツィクルス 第I期ラインナップ・ツィクルス(1):交響曲第1番「巨人」ほか9月15日(土)東京芸術劇場9月16日(日)横浜みなとみらいホール9月20日(木)東京文化会館・ツィクルス(2):交響曲第2番「復活」9月29日(土)東京芸術劇場9月30日(日)横浜みなとみらいホール・ツィクルス(3):交響曲第3番10月27日(土)横浜みなとみらいホール10月28日(日)東京芸術劇場・ツィクルス(4):交響曲第4番ほか11月3日(土・祝)東京芸術劇場11月4日(日)横浜みなとみらいホール・ツィクルス(5):交響曲第5番ほか2013年1月20日(日)東京芸術劇場2013年1月22日(火)サントリーホール2013年1月19日(土)横浜みなとみらいホール
2012年04月13日ルーニー・マーラやジュード・ロウ、チャニング・テイタムが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督の新作の撮影が、本物の刑務所内で行われることが明らかとなった。今月クランクインしたソダーバーグ監督の新作『The Bitter Pill』(原題)は、間近に迫る服役中の夫の仮釈放に不安を募らせ、処方箋薬に頼るようになる女性を描くストーリーで、ルーニーがヒロインのエリザベスを演じる。チャニングが夫役で、ジュードは彼女と不倫関係になる医師を演じる。キャサリン・ゼタ=ジョーンズも医師役で出演している。「New York Post」紙のゴシップ・コラム「Page Six」によると、撮影はニューヨーク州オーティスビルにある連邦刑務所で行われる予定。実際に服役中の囚人がいる中での撮影に、関係者は厳重な警備体制をとると語っている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:理想の“尽くす男”たちを発表!水嶋ヒロ、役所広司ら“侍”型の俳優たちが上位にチャニング・テイタム×ジェイミー・ベルインタビュー次代を担う2人の男同士の絆ジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優ジュード・ロウインタビュー「バカげたやり取り」から生まれるコメディの面白さオサマ・ビン・ラディン暗殺を描くK・ビグロー監督新作、ロケ地の猛反発で撮影中断
2012年04月10日