今年80歳を迎えたデヴィ夫人ですが、実は夫人は激動の人生を生きてきた方。19歳でインドネシアのスカルノ大統領と出会い、22歳で結婚。同時期に母と弟を失い、さらには政変に巻き込まれパリに亡命。大統領の死後は社交界で“東洋の真珠”と謳われ、その後、紆余曲折あり日本に帰国…。今回、傘寿を記念し開かれる「傘寿記念デヴィ・スカルノ展わたくしが歩んだ80年」展覧会では、80年の人生をたどりながら、夫人の魅力を解き明かします。わたくしの、激動であり“秀雅(しゅうが)”な人生を、ご覧あれ。「今、展覧会に出す品々を選ぶために、昔の荷物が入った箱を一つずつ開けているんですが、思い出の品が次々と出てきてしまって、全然先に進まないの。今の段階では、ファッションですと、’60年代のマダム・グレやニナ・リッチのオートクチュールのドレスや、ティアラやジュエリーなどを、当時わたくしが着ていた写真とともに展示するのは決まっています。他には思い出の手紙や、オブジェや絵画といった美術品など。皆さんの、美に対する探究心を刺激することができたら、と思います」10数年前から、テレビタレントとして大人気の夫人。実は昔からお笑いが大好きだったそうで…。「わたくしは本来はすごくお転婆で、三枚目。ふざけるのも大好き(笑)。わたくしにとっては今のタレント活動は、頑張ってきた人生のご褒美のような余生なんですよ(笑)。デヴィ夫人っていうと、いつもきらびやかなドレスに高価な宝石を身に着けていて、ラッキーな人ねって言われますけれど、その裏で人の3倍働き、人の3倍努力をし、人の3分の1の睡眠で目標を持ってやってきたんです。漫然と過ごすのではなく、1分1秒を楽しんで生きる。それがわたくしのモットーであり、若さの秘訣です。ただ、その苦労を表に出すのは無粋というもの。わたくしが作った言葉で、“秀雅”というものがあるんですが、そんなふうに生きてきたわたくしの80年の人生を皆さんにご覧になっていただいて、何かを感じていただけたら嬉しいですね」「傘寿記念デヴィ・スカルノ展わたくしが歩んだ80年」松屋銀座8階イベントスクエア東京都中央区銀座3-6-1開催中~3月18日(水)10時~20時(3/15は~19時30分、3/18は~17時。入場は閉場の30分前まで)会期中無休一般1200円ほかTEL:03・3567・1211(代)デヴィ夫人タレント。近著に『選ばれる女におなりなさい』(講談社)が。バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にも出演中。※『anan』2020年3月18日号より。写真・内山めぐみヘア&メイク・冨田みちよ(by anan編集部)
2020年03月11日「遠い遠い先のように考えていましたけど、いつのまにか80歳になってましたねぇ」そう自宅の一室でほほ笑むデヴィ夫人(80)。2月6日に誕生日を迎えたばかりの現在は、傘寿記念で開催することになった「傘寿記念デヴィ・スカルノ展わたくしが歩んだ80年」(東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて3月10〜18日開催)の準備中。夫人の波瀾万丈の人生を、写真や映像、私物コレクションなどを展示することで、紹介する内容だ。「『世界の果てまでイッテQ!』のおかげでファン層が広がりましたが、いまのテレビでしか私のことを知らない方々にも、こんなに闘ってきた私の人生を知ってほしいです」展示予定の品々を本誌記者に見せてくれながら思い出を語るその姿は、驚くほどに若々しい。最近は毎晩シャンパンを飲んでいるそう。「歯も全部自分の歯なので、歯医者さんに驚かれましたよ。80歳ですから、あと20年は生きられますね」「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年03月01日先ごろこの世を去った音楽家ミシェル・ルグランと、“ヌーヴェルバーグ”と呼ばれた映画作品、映画作家たちのコラボレーション作品を上映する特集「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」が開催されている。ルグランは、1932年生まれのフランス人。指揮者の父と楽譜出版社を経営する母の下で育った彼は、幼いころから作曲を学びはじめ、ナディア・ブーランジェに作曲法を学んだ。その後は帝王マイルス・デイヴィスらを迎えたアルバム『ルグラン・ジャズ』で人気を博し、1954年には映画音楽の世界にも進出した。今回上映される作品以外にも『華麗なる賭け』『おもいでの夏』『栄光のル・マン』などの映画で名曲を次々に発表。彼は繰り返し自作曲をピアノ・トリオやソロ、オーケストラを用いて演奏し続けてきたが、映画のために書かれた楽曲もレパートリーの中心になっていた。今回はそんなルグランが音楽を手がけた7作品を上映。アニエス・ヴァルダ監督が作詞も手がけた劇中歌が印象的な『5時から7時までのクレオ』、“登場人物が歌わないミュージカルコメディ”として創作されたジャン=リュック・ゴダールの『女は女である』、ルグランが書いた8小節のメロディが響く『女と男のいる舗道』が上映される。さらにルグラン最大の、そして最良のコラボレーターとして多くの名作を残したジャック・ドゥミの作品は4本上映される。名曲『Chanson de Lola』を生み出したドゥミ=ルグランのコンビ初作品『ローラ』をはじめ、ルグランの代表作とも呼ばれる『シェルブールの雨傘』、のちに繰り返し自身が演奏することになるスタンダード『マクサンスの歌(Chanson de Maxence/You Must Believe In Spring)』を含む名曲連発のミュージカル『ロシュフォールの恋人たち』、そしてルグランの流麗なメロディと愛らしい劇中歌が作品を彩る『ロバと王女』が上映される。この時期のルグランと映画作家たちのコラボレーションは、単に“映画をつくる人と劇伴を提供する人”の関係ではなく、アイデアをぶつけ合い、時に共作者の関係になったり、時に嫉妬や複雑な感情が入り混じった関係になったりしながら、創作が行われた。その結果、今回の上映作品も“全編にわたってルグランメロディが流れまくる”作品もあれば、“彼のメロディは一部にしか流れていないのに、その存在感を強烈に感じる”作品もある。今回の7作品はいずれも名作な上に、ルグランと映画作家たちの火花の散るような駆け引きを感じられる作品ばかり。大きなスクリーンと大音響で心ゆくまで堪能したい。■ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち・アニエス・ヴァルダ『5時から7時までのクレオ』・ジャン=リュック・ゴダール『女は女である』『女と男のいる舗道』・ジャック・ドゥミ『ローラ』『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『ロバと王女』2月21日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次開催
2020年02月24日ヴィオラ・デイヴィスがドラマ「First Ladies」(原題)で、ミシェル・オバマ氏を演じるという。テレビ局「Showtime」が発表した。ヴィオラといえば、エミー賞で主演女優賞を獲得した「殺人を無罪にする方法」の主演として有名。同ドラマは今年の春にシーズン6で幕を閉じることが決定している。「First Ladies」は、カリスマ的で複雑で、生き生きとしたアメリカのファースト・レディたちに焦点を当てたドラマ。シーズン1では第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻エレノア・ルーズベルト、第38代大統領ジェラルド・フォードの妻ベティ・フォード、そして第44代大統領バラク・オバマの妻ミシェル・オバマの政治人生や私生活について描く。同局の社長は、ミシェル氏を演じる女優としてヴィオラを迎えることに「夢が叶った。このシリーズを立ち上げるのに、彼女のような素晴らしい才能を持つ人が出演してくれるのは、本当に幸運なことだ」と語っている。ヴィオラは製作総指揮も務める。脚本は、ジョエル・シュマッカーのもとで十年以上に渡り企画構想を担当し、作家でもあるアーロン・クーリーが担当する。(Hiromi Kaku)
2020年02月06日2019年1月26日に逝去したフランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画として、デジタル・リマスター版特集上映「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」がYEBISU GARDEN CINEMAほかにて開催決定。その予告が解禁となった。ミシェル・ルグランは、2019年1月26日にその生涯に幕を下ろすまで、数多くのきらめく音楽を世に送り出し人々を魅了し続けてきた。今回の特別企画での特集上映では、“ヌーヴェルヴァーグ”を彼と共に盛り上げた3人の監督たちの作品を計7本上映。上映作品は、“まるで双子の兄弟のよう”と言われていたルグランとジャック・ドゥミ監督の初タッグ作である『ローラ』。ルグラン自身も出演しアニエス・ヴァルダが監督した『5時から7時までのクレオ』。また、2019年12月14日に逝去したアンナ・カリーナが主演し、ジャン=リュック・ゴダールが監督を務める多幸感あふれるミュージカル・コメディ『女は女である』と、日本初公開となる『女と男のいる舗道 4Kデジタル・リマスター版』が登場。そして華麗なるルグラン・サウンドが堪能できるミュージカル『ロシュフォールの恋人たち』、ドゥミ×ルグランの代表作にして最高傑作との呼び声高い『シェルブールの雨傘』、さらにはフーガの旋律が幻想的な世界を彩る『ロバと王女』も上映。この度、この7作品を彩ったルグランの珠玉のナンバーに合わせた予告が解禁となり、併せてルグランを敬愛してやまない音楽家の菊地成孔氏と世武裕子氏からコメントが到着している。音楽家・文筆家として活躍し、数多くの場面でミシェル・ルグランについて語ってきた菊地氏は「まだ終わったばかりの昨年は、ミッシェル・ルグランの逝去で年明け、アンナ・カリーナの逝去が掉尾を飾る、悲しく美しい、記念すべき年でした。ゴダールを、1967年からずっとひとりぼっちにさせていたルグランとカリーナは、とうとう本当に、ゴダールの孤独を実物にしてしまった。誰の代わりも原理的にはいませんが、ルグランの代わりこそは、本当に本当にいないでしょう(フランス音楽史上の損失を、一番小さく悲しむために)」と寄せた。また、映画音楽作曲家・ミュージシャンとして活躍し、最近でも『ロマンスドール』『風の電話』といった話題作の映画音楽を手掛けている世武氏は「ルグランの軽やかさはまるで魔法のようで、多くの音楽家が今なお、憧れるのだと思う。彼は、映画があってもなくても、変わらずピアノに向かって音楽を鳴らしていただろうけれど、映画は、ずっと彼に夢中だった。ルグランとは、そういう音楽家だと思う」とコメントした。さらに女性映画監督のパイオニアとして生涯現役を貫き、ルグランの死から約2か月後の2019年3月29日に90歳で息を引き取ったアニエス・ヴァルダは生前、『ロシュフォールの恋人たち』について下記のようにコメントを寄せている。「『ロシュフォールの恋人たち』はジャック・ドゥミの映画の中でも一番喜びにあふれ、ハッピーエンディングな映画です。彼の洗練された歌詞がミシェルに作曲のひらめきを与えたことが見られるのも嬉しいですし、同時に素晴らしい台詞は双子を演じた姉妹たちにも影響を与えました。なんて素敵な映画でしょう!」「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」は2月21日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次開催。(text:cinemacafe.net)
2020年01月31日フランスのチョコレートブランド「ミシェル・クルイゼル」が、2020年のバレンタイン期間限定で日本上陸。主要百貨店で開催する2020年のバレンタイン催事にて販売される。フランス政府公認の名門チョコレートブランド「ミシェル・クルイゼル」フランス政府が最高レベルの技術を有すると認めた企業のみに与える「EPVフランス無形文化財企業」に認定された「ミシェル・クルイゼル」は、1948年にフランス・ノルマンディー地方で創業した名門チョコレートブランド。ハイクオリティなチョコレートは世界にある8つの直営店と厳選した一部のショップのみで購入が可能となっており、製菓用チョコレートはトップショコラティエや5つ星ホテルなどで使用されている。コフレ・パレ・ショコラ・ノアールそんな「ミシェル・クルイゼル」のチョコレートの中でも注目なのが、「コフレ・パレ・ショコラ・ノアール」。7つの契約農園それぞれのカカオを使用した、7種類のシングルプランテーションチョコレートを詰め合わせた。厚さ約2mmの薄いディスク状のチョコレートは舌の上に乗せた瞬間にスッと溶け、カカオの芳醇な香りと農園ごとに異なる味わいを楽しむことが出来る。コフレ・ショコラセレクション「ミシェル・クルイゼル」の人気チョコレートからダーク、ミルク、ホワイトチョコレートを厳選した「コフレ・ショコラセレクション」。1989年に開発された99%カカオのチョコレートによるガナッシュ「カカオフェルト」や、ラズベリー風味のハート型チョコレート「クー・ドゥ・パリ」など4粒をアソートした。コフレ・マカロラユニークな見た目のマカロン型チョコレートを詰め合わせた「コフレ・マカロラ」にも注目。ドニミカ共和国産カカオのガナッシュをはじめ、コーヒーガナッシュ、キャラメルガナッシュ、アーモンドヘーゼルナッツのプラリネの4種全5粒は、合成着色料や香料などを一切使用せずに作られている。コフレ・オ・ビジュー16種全25粒のチョコレートを詰め込んだ、まるで宝石箱のようなチョコレートボックス「コフレ・オ・ビジュー」。人気のボンボンチョコレートをはじめ、フルーツやナッツがふんだんに乗ったマンディアンチョコレート、オレンジの酸味が効いたオランジェットなど盛りだくさんの内容はギフトにもぴったりだ。【詳細】ミシェル・クルイゼル バレンタイン期間限定上陸販売場所:主要百貨店の2020年バレンタイン催事<価格例>コフレ・パレ・ショコラ・ノアール 1,490円、コフレ・ショコラセレクション 1,620円、コフレ・ラ・ナチュール 3,499円、コフレ・ショコラ・クール・ポップ 4,320円、コフレ・マカロラ 2,160円、コフレ・オ・ビジュー 6,480円、ポムドテール 864円、マンディアン・ボーカルジャー 1,620円※価格はすべて税込み。
2020年01月17日世界の一流オペラハウスを舞台に活躍中のソプラノ大村博美のリサイタルが開催される。その彼女の価値を世界に知らしめた演目がプッチーニの名作オペラ『蝶々夫人』だ。オペラ史上に残るヒロイン“蝶々夫人”を演じた回数はすでに100回を超え、昨年はついにプッチーニの生地イタリア・トスカーナ州トッレ・デル・ラーゴで毎年開催されている「プッチーニ・フェスティヴァル」において、この大役を歌ったというのだから本物だ。もちろん当たり役の“蝶々夫人”以外にも、ヴェルディ作品における数々の熱唱ぶりは注目の的。世界に通用する数少ない歌手の1人としてその存在感は高まるばかりだ。今回のリサイタルでは、イタリア有数のマエストロにしてプッチーニ・フェスティヴァルの理事を務めるアルベルト・ヴェロネ−ジがピアノを担当し、プッチーニを始め、リストやグノーにトスティなどなど、大村の魅力を引き出す素敵なプログラムがずらりと並ぶ。まさに今が旬のソプラノ大村博美を聴き逃がすことなかれ。●大村博美さんインタビュー(今回の公演に寄せて)
2019年11月28日公開中の『マレフィセント2』オーロラ姫役のエル・ファニングや、人気海ドラ「glee/グリー」レイチェル・ベリー役のリア・ミシェルたちが、ハロウィーンのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートを訪問した。エルは『マレフィセント2』のプロモーションの一環で、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのthe Sunset Showcase Theaterをサプライズ訪問。もうひとつの元祖ディズニーランド・パークでは、Sleeping Beauty Castleの前で写真を撮るなど秋のパークを満喫した模様。一方リアは、「ウギー・ブギー・バッシュ:ア・ディズニー・ハロウィーン・パーティー」で沸くディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで人気アトラクションを体験した後、となりのディズニーランド・パークへ向かい、ハロウィーン衣装のミニーマウスとミッキーマウスとグリーティング。<地球でもっとも幸せな場所>で素敵な時間を過ごした。「ハロウィーン・タイム・アット・ディズニーランド・リゾート」は10月31日まで。11月8日には、早くもクリスマスのイベントが始まる。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は、予告なく、変更になる場合があり得ます。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年10月30日女優・樹木希林さん(享年75)が遺した愛用品に、じっと眼差しを注いでいたのは、安倍晋三首相夫人の安倍昭恵さん(57)。10月15日、昭恵さんが百貨店・西武池袋の別館をお忍びで訪問する姿を本誌はキャッチした。この日は、西武ギャラリーで開催されていた「樹木希林遊びをせんとや生まれけむ展・完全版」の最終日。「夕方で、かなり混みあっていたのですが、気が付いたら昭恵夫人が来場していて驚きました。展覧会の関係者らしき男性や女性も来ていて、その人たちから展示物の説明を熱心に聞いていましたね」(会場にいた女性)沖縄県の辺野古で米軍基地建設反対運動を激励するなど、反体制を貫いた名女優と首相夫人の取り合わせは意外に思えるが、ある映画関係者は言う。「2人を結び付けたのは、希林さんが主演した『あん』(’15年公開)です。希林さんは、元ハンセン病患者であんこ作りの名人という老女を演じました。いっぽう昭恵夫人は以前からハンセン病啓発活動に関心を示しており、’07年には香川県にあるハンセン病療養所を訪問しています。’15年5月に行われた『あん』のプレミアム試写会にも昭恵夫人は招待されており、映画観賞後に、出演者らと歓談したのです」昭恵さんは希林さんの演技に感動したばかりでなく、その人柄にも引かれたのだという。前出の映画関係者が続ける。「昭恵夫人は特に希林さんと長い時間をかけて話し合っていました。そして希林さんのことを“人の悲しみに深く寄り添うことができる女性”と、尊敬の念を覚えたそうです。お2人は、今後も偏見を受け続けてきたハンセン病の元患者さんのために尽くすことを約束し合ったのです」昭恵さんは映画『あん』を安倍首相にもすすめ、夫妻で観賞したという。しかし、その後は森友学園問題なども噴出、また希林さんが’18年9月に他界したこともあり、再会の機会はなかった。「台風19号の被害が明らかになっていくなか、展覧会を訪れるのは昭恵夫人にとっても、ためらいを覚えることだったに違いありません。それでもあえて来場したのは、希林さんへ追悼の思いをどうしても表したかったからなのでしょう」(前出・映画関係者)展覧会では、希林さん手作りのブランケットをそっと撫でていた昭恵さん。その胸に去来していたのは、希林さんと交わした約束だったのだろうか。
2019年10月23日《ドレスコードとかガン無視で、周りの国賓から内心 何と思われていることやら…》ツイッター上で、総理夫人・安倍昭恵さん(57)のドレスに、そんな指摘が相次いだのは、10月22日の午後のことだった。この日の午後1時から、天皇陛下が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が、国内外から多数の要人らを招いて執り行われた。天皇陛下や男性の皇族方は公家の伝統的な正装である「束帯(そくたい)」、皇后雅子さまや女性の皇族方は「十二単(ひとえ)」というお姿。別室のモニター越しでその様子を見守る要人たちも、民族衣装を含む正装で臨んだ。そんななかで、ひときわ目を引いたのが昭恵夫人の服装だった。昭恵夫人が選んだのは、“ひざ丈”のワンピースのドレスだった。ひじの位置から、袖がラッパのように大きく開いた個性的なドレスに、真珠のネックレスと高めのヒールという出で立ち。通常、このような儀式であれば、女性は和装か、アフタヌーンドレスなどひざが完全に隠れるドレスで参加するのが一般的。実際に「即位礼正殿の儀」に参加した女性のほとんどが、着物かひざが完全に隠れたドレスだった。歴代総理と同じ最前列で、儀式を見守った昭恵夫人。椅子に座ると、完全にひざが露出。その姿は衛星の電波にのって、日本中、世界中に拡散されていく。昭恵夫人の姿がテレビに映るやいなや、ツイッター上ではドレスコード違反を指摘する声が……。《結婚式の二次会のような服 見間違えかと思った》《昭恵夫人のドレスが場違い この人いつもそう》《場違い感すげぇな安倍昭恵》《デイドレスだからセーフ》という声もあったが、昭恵夫人の服装が周囲から浮いていたことは衆目の一致するところのようだ。これまでも、総理夫人という立場に縛られず、奔放な発言や行動で世間を騒がせてきた昭恵夫人。ドレスコードに縛られないというのも彼女らしい?
2019年10月22日つい先日『カルミナ・ブラーナ』という大作を世に送り出したばかりの熊川哲也が、早くも次なる新作を発表する。プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を全幕バレエ化する『マダム・バタフライ』だ。『カルミナ・ブラーナ』がBunkamura開業30周年記念公演なら、こちらはKバレエ カンパニーの20周年記念公演。本日9月27日に東京・オーチャードホールで幕を開けたあと、10月10日(木)からは東京文化会館 大ホールでも公演を行う。過去には『カルメン』でもオペラのバレエ化に挑んだ熊川。その時はオペラの物語に忠実に沿う形だったが、今回は肉付けを施すと言う。開国まもない長崎で、遊女見習いのバタフライと米兵ピンカートンが出会い、つかの間の結婚生活を送る……という骨子はそのままに、ピンカートンのアメリカ時代や、彼がバタフライを見初めた過程などを追加。アメリカのシーンではドヴォルザークの音楽も使うなど、演出・振付・台本をひとりでこなす、熊川ならではの手法で悲恋物語を描き出す。舞台美術を手がけるのは、オペラやミュージカルでも多くの実績を持つダニエル・オストリング。西洋で生まれた日本が舞台のオペラを、日本人振付家が西洋人デザイナーとともに、西洋の踊りであるバレエで表現する本作。和と洋がどのように融合するのかにも注目だ。文:町田麻子
2019年09月27日ザラ(ZARA)が、アーティストのジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)とコラボレーションし、メンズのデニムジャケットを発売。1980年代のNYのストリートアートシーンに衝撃を与え、20世紀において最も影響力のあるアーティストの一人であるジャン=ミシェル・バスキア。今回発売されるコラボアイテムは、デニムジャケット1種。デニムには、ストレートフィットアシッドウォッシュ加工を施し、フロントと袖、バックにバスキアのグラフィックアートを大胆にあしらったデザインだ。ジャン=ミシェル・バスキアのイラスト入りデニムジャケット (税込1万1,990円)アイテムは現在、ZARAオンラインショップのみで先行販売を実施中。8月末から9月頭には店頭販売も予定している。
2019年08月20日独特のアニメーション作品で世界にその名が知られるミシェル・オスロ監督。最新作『ディリリとパリの時間旅行』もオスロ監督ならではの一風変わったアニメ手法と世界へのメッセージが込められた物語からなるオリジナルな1作となった。フランスの鬼才にその制作について訊く。まず、新作に入る前に前作にしてオスロ監督にとって初の長編作品となった『キリクと魔女』の大成功について聞くと、苦笑いしながらこう秘話を明かしてくれた。「僕自身は作家として、すごく誠実にとても正直にモノづくりをすることを信条にしている。その想いが想像以上に多くの観客に届いたことはとてもうれしく思っているよ。ただ、そこへたどり着く道は決して楽ではなかった。作品はストーリーについても描く手法にしても、作品の根底に流れるテーマにしても、すべて自分の意思で“これでいきたい”と思ったものばかりで構成されている。ただ、それらがことごとく反対にあっていたんだ。タイトルの『キリクと魔女』も単純すぎるといわれたし、物語もシンプルすぎると。ハリウッド的な観点で言うと、もう少し波乱万丈の展開があれば世界に売れるじゃないかといわれたよ。もっとオーソドックスな今どきのアニメーション映画を作れともいわれた。絶対に世界でうけないからアフリカを舞台になんかするなとも言われた。とにかくプロデューサーには不評だったんだ。僕自身が原画を書くんだけど、それを見て、これは動画にできないし、映画になんかならないともいわれた。毎日、プロデューサーのクレームと戦っていたよ(苦笑)」こんな指摘も受けたという。「赤ん坊の男の子は性器を出しちゃダメ、ちゃんと隠さないとと(笑)。大人の女性はちゃんと胸を隠せといわれたんですよ。僕は小さいころ、アフリカで暮らしたことがある。そこでは、子どもたちは裸ん坊で暮らしていた。僕にとってはきわめてノーマルなことで、『キリクと魔女』はその経験が基になっている。幼少時代にみたアフリカの営みは、ほんとうに人間たちが人間らしく気持ちよく生活を営んでいて、誰もがみな善良で好意的に暮らしていた。僕は子どもながらに、そういう生活と人々にある種の美しさを見て感動していた。だから、そのとき、僕がアフリカでみた人であったり、風景をそのままアニメに映し出したかった。それを恥ずかしく思うなんてどうかしているよ。あと、出産シーンに関しても問題視された。これはアフリカの民話にもとづいているんだけど、その民話の大胆な発想と生命の誕生の瞬間に感銘を受けて、ぜひ取り入れたいと思ったんだ。でも、このシーンが入ると英語圏では年齢制限が入ってまたセールスにかかわるから、外したほうがいいというんだ。このときももう批難の嵐で、プロデューサーに“破産させるのか”ともいわれた。でも、僕は一切譲らなかった。もしかしたらプロデューサーのリクエストに応えられない自分はプロとはいえないのかもしれない。でも、そんな映画ビジネスのプロフェッショナルじゃない、素人考えの作者が作った作品が世界中に気に入ってもらえたんです。映画はわからないですよ(笑)」実績もつくって今回の制作はさぞ順調と思いきや、そうでもなかったようだ。「今回の作品のオープニングショットを見てくれればわかるんだけど、女性が胸を出しているシーンがある。プロデューサーに言われたよ。“また胸を出したな”と(笑)。今回はディレクターズ・カット版を作るの許すから、レーティングにひっかからない胸を隠したアメリカ版バージョンを作ってくれといわれてね。それには応じた。さっき確認したら、日本ではオリジナルのバージョンとのこと。僕としてはそのほうがもちろんうれしいよ」今回の物語は19世紀末から20世紀初頭、世界中からさまざまな才能がパリに集ったベル・エポック時代が背景。そうなった理由をこう明かす。「最初に描きたいと思ったのは、いまだに世界で蔓延している女性の蔑視です。女性や少女を不当に扱う、虐げる男たちの愚かさを今描かねばならないと思いました。ベル・エポックという時代を選んだのも、そこにあります。この時代のパリはまったく閉鎖的な社会ではなかった。世界にオープンで、いろいろな国からさまざまなタイプのアーティストを受け入れていた。同時にベル・エポックという時代は、女性たちが社会進出してきた時代でもあったのです。当時、女性を優遇するような法律はひとつもありませんでしたけど、初めて大学生に進学する女性が出て、それに多くの女性たちが続きました。教師は男の仕事でしたけど、女性も進出するようになった。医者や弁護士、タクシーの運転手など、男の仕事とされてきたものにどんどん女性のパイオニアが生まれた。そして最初の国際的女性スターといわれるのが、作品中にも登場する。サラ・ベルナール。ベル・エポックのパリは、僕が言いたいことをみたしてくれる世界だったんです」主人公はニューカレドニアからパリへやってきた少女ディリリ。あることで彼女は男性支配団と名乗る謎の集団から追われる身に。最初の友人オレルと行動をともにする中、ディリリはさまざまな人々と出会う。「小説家のマルセル・プルーストや彫刻家のオーギュスト・ロダンなど、さまざまな文化人、その道のエキスパートたちが登場します。これほどの人物たちがひとつの街にいたことはほかにないのではないでしょうか。彼らはいずれも自ら努力をして何かを生み出して自分たちの才能を開花させている。そして、彼らの存在や作品はのちの社会でシェアされ、なんらかいい影響を及ぼしている。そのことを伝えたかったのです」それは、アートの力及びアートの存在意義がこういうところにこそあるんだと示しているようにも映る。「もちろんわたしはアートの力を信じています。そのメッセージが込められていることも確かです。ただ、わたしはそれだけではなく、たとえば医学の分野の進歩、自動車の発明なども作品内に盛り込んでいます。それはそうした優秀なエンジニアの力も大きな力になることを伝えたかったんだ。文明の発展は、使い方を間違わなければ悪に抵抗する大きな力になる。だから、それを生み出す名もなき技術者や専門家にもエールを送りたいと思ったんだ」そうした骨太の物語が用意されている一方で、アニメーション映像もいい意味で遊び心とチャレンジがいっぱい。場面によってはCGを使えば、自分が撮影したパリの風景写真をバックにしたりと、変幻自在、様々な組み合わせがなされている。「僕がものすごいテクノロジーを駆使して作ったように思われるかもしれないんだけど、全然違う。僕自身が写真をとって、その上に僕が絵を描いただけ。シンプルなんだよ(笑)」そう笑顔でおどけるオスロ監督。70代半ばを迎えたとは思えないほど、老練になることもなく豊かなイマジネーションを発揮するアニメ界の巨匠の新たなアニメーション世界に注目を。『ディリリとパリの時間旅行』8月24日(土) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー取材・文:水上賢治(C)2018 NORD-OUEST FILMS - STUDIO O - ARTE FRANCE CINEMA - MARS FILMS - WILD BUNCH - MAC GUFFLIGNE - ARTEMIS PRODUCTIONS - SENATOR FILM PRODUKTION
2019年08月19日タレントのデヴィ夫人(79)が8月14日にブログを更新。『ノスタルジックな宝物♪』と題して、所持品の整理中に発掘したという50年以上前の写真を多数公開。ネット上で大きな反響を呼んでいる。「生後2ヶ月の娘カリナと27歳の私」や「女優を目指し、東芸プロダクションの 2期生となりました」など当時の状況説明を交え、6枚のプライベート写真をブログに掲載したデヴィ夫人。「すっかりセピア色になった写真ですが、当時の記憶は鮮明に覚えているものですね」と、懐かしむ内容を投稿。これに対して、ネット上ではデヴィ夫人の圧倒的な美貌に驚きの声が相次いだ。《やっぱり昔から凄く綺麗なんだな》《この美人すぎる女の人が若かりし頃のデヴィ夫人だという事に驚きを隠せない》《今も美しいけれど若き日のデヴィ夫人の美貌はハリウッド級》先月10日には79歳にしてYouTuberデビューし、配信1カ月で7万人近い登録者数を集めているデヴィ夫人。バラエティを中心としたテレビ出演に加え、オフィシャルブログ・ツイッター・インスタグラムなど若者さながらのSNS発信もおこなっている。そんな彼女のバイタリティーにも、称賛の声が上がっている。《デヴィ夫人のYouTube、格が違いすぎて面白い》《テレビに出てるデヴィ夫人見るたびに「このバアさんホンット元気だよな~」って思う。デヴィさんすごい》“美貌”と“バイタリティー”を兼ね揃え、若者からも支持されるデヴィ夫人。今後ますますの活躍が期待されそうだ。
2019年08月15日10月に新制作上演される東京二期会の《蝶々夫人》(プッチーニ)は、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場との共同制作公演。6月12日都内で開かれた制作発表会に、演出の宮本亜門、衣裳を手がける世界的デザイナー高田賢三らが出席した。【チケット情報はこちら】今回、ヨーロッパの名門ザクセン州立歌劇場でも上演されると聞いて、「身体が震えました」と宮本。演出については、あえて「愛」に集中したいと語る。宮本「オペラの中の蝶々夫人は15歳。やや年上のピンカートンとの、若いふたりの純粋な愛を表現したい。ちょっと照れくさいと思われるかもしれませんが、難しくするよりも、あえて、お客さんが『うわーっ、人間ってなんて美しいんだろう!』と感動するような、国を超えた愛の形を世界中に広めたいと思っています」また、上演のたび、着物や所作など「日本」の描き方に過度に敏感になりがちなのも《蝶々夫人》だ。宮本は「僕たちは日本人だけれど、現代の日本で生きているということを思いながら、新たな視点を入れたい」と意気込みを語った。なお、今回のチラシやポスターのヴィジュアルは、2012年に宮本が《蝶々夫人》の物語と音楽をベースに制作した《マダム・バタフライX》と共通だ。その意図やいかに?一方、高田賢三がオペラ衣裳を手がけるのは1999年のパリ・オペラ座の《魔笛》以来2度目。日本国内では初めて。高田「《蝶々夫人》は僕にとってオペラの原点。見方によってシチュエーションがさまざまに変わるので、難しいし面白い。亜門さんにいろいろな話を聞きながら頑張っています」宮本「第1幕で蝶々夫人は、キリスト教に改宗したことを告げます。(ピンカートンと結婚することで)アメリカ人になりたいということから始まっているので、第2幕からは和服ではなく、むしろ洋服でもいいのではないかと」高田「でも、洋服を作るにしても、当時はやはり着物の生地で作った洋服。今回、染めじゃなくて、全部織りでやってもらっています。伝統的なものを守りつつ、モダンなファンタジーに持っていきたい」この日は、宮本亜門が5月に前立腺がんの手術後の初の公の場への登場とあって、テレビ各局のカメラ・クルーも多数訪れ、会見での元気そうな様子が、多くのワイドショーで放送された。東京二期会の《蝶々夫人》は2019年10月3日(木)から6日(日)まで4公演(東京文化会館)。俊英アンドレア・バッティストーニの指揮。出演はダブル・キャストで、蝶々夫人(ソプラノ)に森谷真理と大村博美、ピンカートン(テノール)に樋口達哉と小原啓楼ほか。東京でのワールド・プレミエののち、2020年に共同制作のドレスデンとコペンハーゲンで上演。さらに、すでにサンフランシスコ・オペラでの上演が決まり、他にも申し込みが来ているという。まさに日本が世界に向けて発信するオペラ・プロダクション。今後の成り行きからも目が離せない。文:宮本明
2019年06月24日映画『第三夫人と髪飾り』が、2019年10月11日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー。美しい桃源郷にやってきた“14歳の第三夫人”19世紀の北ベトナム。男児を産むことが女の唯一の務めであった父権社会の時代を描いた本作は、絹の里の富豪に14歳で嫁ぐ“第三夫人”主人公メイと、彼女を取り巻く愛憎・哀しみ・希望を美しく官能的に描いた甘美なドラマ作品。最初から、生きる場所も役割も定められていた女たちの複雑な感情を、まるで桃源郷のような美しい景観と共に映し出す。舞台はベトナムの秘境・世界遺産チャンアン物語の舞台として描かれる絹の里は、首都ハノイから南へ約90キロに位置するニンビン省チャンアン。奇岩が連なる断崖絶壁の山々と、その麓を流れる川などが織りなす景観、鍾乳石が垂れ下がる神秘的な洞窟などが広がる魅惑の地だ。2014年には、チャンアンを含むベトナム北部・ニンビンの一部が世界に約30か所しか存在しない世界複合遺産として登録。その絶景を求め、世界中から観光客が押し寄せている。新鋭監督アッシュ・メイフェアのデビュー作メガホンを取ったのは、ベトナム人のアッシュ・メイフェア。『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー、『ノルウェイの森』『青いパパイヤの香り』のトラン・アン・ユンといった映画界の巨匠たちがその才能を絶賛する新鋭の女性監督だ。なお、本作は、監督の曾祖母の実話をもとにしたもの。映画について、アッシュ・メイフェアは「つらい歴史の一面でありながらも、同時に豊かさ、ユーモア、そして愛も官能もあったことが伝わることを祈っています」とコメントしている。ストーリー19世紀の北ベトナム。14歳のメイはその地を治める大地主のもとに、三番目の妻として嫁いでくる。一族が暮らす大邸宅には、唯一の息子を産んだ穏やかな第一夫人、3人の娘を持つ美しく魅惑的な第二夫人がいた。まだ無邪気だったメイは、この家では世継ぎとなる男の子を産んでこそ“奥様”になれることを知る。そして妊娠。出産に向けて季節が流れる中、第一夫人も妊娠していることが発覚。時を同じくしてメイは、第一夫人のひとり息子ソンと、第二夫人のある秘密を知ってしまう。【詳細】『第三夫人と髪飾り』公開日:2019年10月11日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー監督:アッシュ・メイフェア撮影:チャナーナン・チョートルンロート アーティスティック・アドバイザー:トラン・アン・ユン出演:トラン・ヌー・イェン・ケー、グエン・フオン・チャー・ミー、マイ・トゥー・フオン(Maya)、グエン・ニュー・クイン
2019年06月21日令和へと持ち越された眞子さまと小室圭さんのご結婚延期問題。元インドネシア大統領夫人のデヴィ・スカルノさんは、お二人の結婚に「条件付き賛成」だという。その理由とは?■婚約内定会見までは、眞子さまと小室圭さんの物語は素敵なロマンスとして祝福されていました。ところがそこに、自分の名前も顔も出さない「小室さんの母の元婚約者X氏」なる男が現れました。小室さん母子に貸していた409万円を返せ、あのお金は贈与ではない――。X氏は週刊誌やテレビに何回も登場してそう訴えたのです。小室さんの母・佳代さんは、ご主人を亡くして母子家庭となっても、洋菓子店などのパートを掛け持ち。圭さんにバイオリンを習わせ、授業料の高いインターナショナルスクールに通わせ、ICU(国際基督教大学)にも入学させました。そんなけなげな佳代さんを愛して婚約までしたのなら、一人息子である圭さんの留学費用くらい出すのは当然のこと。それなのに匿名で「何月何日にいくら貸した」「何日にいくら銀行に振り込んだ」と409万円の内訳を喋りまくるX氏には、憤りを覚えました。その行為は、小室さん母子を侮辱するばかりか、どれほど眞子さまを苦しめているか。彼の言動は日本の皇室をもおとしめていることにほかなりません。マスコミはそんなX氏をとがめるどころか、言い分をそのまま連日のように報道する一方で、母子家庭である小室家の貧困さを書き立てました。婚約解消時ではなく、5年後の小室さんの婚約発表後に表沙汰にするとは悪意を感じます。小室さんは実際には弁護士事務所の正規職員だったにもかかわらず、非正規雇用で年収200~300万円といった誤った情報も流れました。佳代さんのご主人とその父が自殺している、怪しげな新興宗教を信仰している、などとセンセーショナルに取り上げられましたが、はたしてそれらは責められるべきことでしょうか?そもそも、一連の小室家の“スキャンダル”は、モナコやイギリス、ほかのヨーロッパの王室のスキャンダルに比べれば何でもなく、貧しいことも罪悪ではありません。モナコのアルベール王子は、トーゴ人のキャビン・アテンダントとの間に隠し子がいました。イギリスのチャールズ皇太子はダイアナ妃がいるのにカミラ夫人との不倫を続けていました。しかし、それでも国民は王室を敬愛しています。ヨーロッパ王族のほとんどが一般人と結婚している時代です。王族といえども恋愛は自由なのだと認めているのです。ところが日本では、眞子さまの妹の佳子さまが《結婚においては当人の気持ちが重要》《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》とおっしゃっただけで「『公』より『私』を優先」とバッシングが起こりました。自分を犠牲にすることのみが「公人」なのですか。私自身も初めは小室さんに対し、身分不相応、不釣り合い、不敬、不遜、なぜ辞退しないのか、ご遠慮すべきなのに……と、常識の無さに怒りを覚えました。しかし、今は2019年ですよ。とっくに世界は身分も差別もなく自由思想の時代。結婚に家の問題を言い立て、公人の自由恋愛を許さない報道は日本の恥です。お二人がこのまま交際を続け、結婚の意志を折らなければ、バッシングはより一層激しくなるでしょう。でも私は「お二人がそれに耐え、乗り越えられ、愛を貫く覚悟がおありなら」という条件付きで、結婚に賛成いたします。
2019年05月02日「glee/グリー」、「スクリーム・クイーンズ」のリア・ミシェルが、2017年7月から交際していたアパレルブランド「AYR」の社長ザンディ・リーチと結婚した。「People」誌によれば、2人は先週土曜日(現地時間)にカリフォルニア州ナパで挙式。家族や親しい友人の前で永遠の愛を誓ったという。2人は昨年4月に婚約し、婚約パーティーにはアシュレイ・ティスデイル、ヒラリー・ダフ、ビリー・ロードが駆け付けてお祝い。リアは4カラットのダイアモンドが輝く婚約指輪をSNSで公開した。リアは2013年7月に当時交際中だったコリー・モンティスを薬物の過剰摂取で亡くしたこともあり、ファンたちから「あなたが幸せになってうれしい」との祝福コメントが殺到した。そして約1か月前、リアは親友のエマ・ロバーツ、ジェイミー=リン・シグラー、ジョアンナ・ガルシア・スウィッシャーら女優仲間を引き連れハワイでバチェロレッテパーティーを開催。独身最後の休暇を楽しんだ。結婚式にはリアが「glee/グリー」で共演したダレン・クリスやベッカ・トビンらが参列。婚約パーティーに続き結婚式にも出席したアシュレイは、リアがSNSで公開したウエディングフォトに「本当に美しいカップル。既婚女性になったわね。マジカルな週末をありがとう」とコメントした。(Hiromi Kaku)
2019年03月11日「“いだてん”って何ですか?」夫の活躍ぶりをこう一笑に付すのは、ビートたけし(71)の妻・幹子夫人(67)。たけしは現在、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』で“落語の神様”と呼ばれた古今亭志ん生を怪演中だ。そんななか、元日発売の『スポーツニッポン』で“たけし離婚調停”という見出しが躍った。「記事によると、昨年5~6月ごろにたけしさんサイドから離婚調停の通知書が幹子夫人に届いたそうです。幹子夫人も2人のお子さんたちも突然の出来事に驚きを隠せなかったといいます」(スポーツ紙デスク)報道から4日後、たけしは出演した報道番組で「(離婚)調停なんか終わっているよ、バカヤロー!あとは判子を押すだけだ」と衝撃発言。その直後にたけしの所属事務所が否定コメントを出すなど、迷走ぶりがうかがえる。夫婦の溝が決定的になったのは、昨年3月。たけしは「オフィス北野」から独立し、愛人と報じられている18歳年下のA子さん(53)と設立した新事務所「T.Nゴン」で芸能生活を始めたのだ。実は昨年11月、本誌はこの報道に先立って、幹子夫人に“離婚説”について直撃している。幹子夫人は離婚については完全否定していたが、「(たけしに)腹の立つこともあるじゃないですか」と複雑な胸中を告白してくれた。今回も本誌はさっそく幹子夫人のもとへ。顔見知りの記者が声をかけると、幹子夫人は苦笑しながらも取材に応じてくれた。――たけしさんとの離婚調停についての記事、お読みになりましたか?「もういいって。私はもう、わからないから。全然わからない」またもや離婚を完全否定する幹子夫人。前回の直撃では「その人(愛人)が自分の思ういい展開になると思ってるんじゃないですか?」と、たけしの愛人問題についても初めて言及していた。――たけしさん本人もテレビ番組で“離婚調停は終わった”と話していましたが。「えぇっ!?本人が言っているの!?呆れた。調停なんて、絶対ないですから……」たけし自身が「(離婚したら)もう何100億(円)も取られちゃうよ」と語っていたように、離婚すれば多額の慰謝料が舞い込む可能性は高い。それでも離婚を拒否し続けるのは「愛人とは絶対に再婚させない!」という本妻のプライドがあるからだろうか。最後に幹子夫人は「大河ドラマってこれまで見る習慣がなかったけど、“いだてん”見てみます」と語っていた。離婚へ突き進む夫の姿をテレビ越しに見て、幹子夫人の心境はいかばかりか――。
2019年01月16日米ドラマ「大草原の小さな家」でオルソン夫人を演じたキャサリン・マグレガーが、13日(現地時間)に亡くなったことがわかった。享年93。同ドラマで主役のローラを演じたメリッサ・ギルバートが、SNSにローラとオルソン夫人の2ショットを掲載。「キャサリンからは演技、ヴィンテージのジュエリー、人生についてまでたくさんのことを教わった」とふり返り、「卑しむべきキャラクターでも心を込めて演じられる、類まれな才能を持つ女優だった。ハリエット・オルソンという役は、ファンたちの愛すべき嫌われ者だったわね。完璧なかたき役だったわ」と女優としてのキャサリンを称えた。メリッサが言うように、キャサリンが演じたオルソン夫人は「大草原の小さな家」の中ではクセの強い憎まれ役ではあったが、「ドラマの“外”の人たちは知らなかったことだけれど、彼女は若いキャストたちの面倒をよくみてくれたし、とても素敵な人だった」とメリッサはキャサリン本人のやさしさに感謝。オルソン夫人の娘のネリーを演じたアリソン・アーングリンは「美しいハリエットよ永遠に!キャサリン・マグレガーの不朽の名声、万歳!」とSNSでキャサリンを追悼した。アリソンは2011年に出版した自伝で、「大草原の小さな家」は「キャサリンがいなければ機能しないドラマだった」とキャサリンの「天才的な演技」について触れていた。(Hiromi Kaku)
2018年11月15日トランプ大統領の妻、メラニア・トランプ夫人がABCニュースのインタビューで、自らを「世界でいちばんいじめられている人間」だと発言し、波紋を拡げている。選挙期間中、インターネット上でのいじめ問題に取り組むと公言していたメラニア。今回、アフリカ訪問中に行われたインタビューで、「ソーシャルメディアをどう考えていますか?選挙運動ではネット上のいじめ問題について話していましたよね。あなたの身に何かがあったのですか?もしくは何かを見たのでしょうか」と問われ、「私は世界で最もいじめられている人間だと言えるかもしれません」と答えたのだ。インタビュアーが少し面食らいながら、「あなたは、自分が誰よりもいじめられていると?」と聞き返すと、「その中の1人、というところですね。人々が私について何と言っているか、実際に目にしたことがあればわかってもらえると思うのだけど」と言葉をつないだ。メラニア夫人は今年5月から「Be Best(最高になろう)」というスローガンを掲げ、ネットいじめ防止のキャンペーンを展開している。インタビュアーが「あなたは大人ですよね。それに、自分は強い、とも言っておられましたが」と突っ込んだ質問を投げかけると、「このキャンペーンがソーシャルメディアをはじめとするオンライン上の言動に焦点をあてている理由はそこにあるのです。子どもたちには誰でも見られる場所での感情的な言動について教育する必要があると考えています。彼らが大人になれば、この問題にどう向き合うかを知るでしょう。これはとても重要なことです」と答えた。メラニア夫人は夫が大統領選に出馬して以来、インターネット上で数え切れないほどの誹謗中傷の矢面に立たされてきた。夫の過激な発言や施策に反感を持つ人々の怒りの矛先が、妻である彼女に向かってしまうのだ。また、移民である故の訛りをからかわれたり、「モデル時代にコールガールをしていた」という噂が一人歩きしたり、ファーストレディがソーシャルメディア時代の弊害とも言うべき“いじめ”の被害者であることは事実だ。今週、Instagramは機械学習の技術を用い、いじめ投稿を検出する機能を実装することを発表。外見や人格を攻撃したり、写真を並べて一方をけなしたりといった投稿が運営側に自動的に通報されるようになる。「ネットいじめ」の温床であるソーシャルメディアが本格的に対策に乗り出すことで、状況は改善してゆくのだろうか。
2018年10月12日パリ・ブローニュの森にある「フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)」にて10月3日より、エゴン・シーレ(Egon Schiele)とジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の展覧会が同時開催中。Egon Schiele / Moa, 1911 / Gouache, watercolour and pencil on paper / 48 x 31 cm / Private Collection, London / Picture: © Mathias Kessler, 2017この2つの展覧会は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションテーマのうちの一つ、「アーティストの主観的で表現主義的なビジョン」に沿うものであり、同館が特定の“歴史に残る”アーティストに焦点を当てた展示を行うのは初めて。エゴン・シーレ(1890~1918年)はオーストリア・トゥルン出身の画家。1909年にウィーン美術アカデミーを離れ、「Neukunstgruppe(新たなる芸術の集い)」を設立。1911年以降は、身体の歪みや内省、欲望と悲劇の表情に魅せられ、孤立しながらも自身の作品制作に没頭した。1918年にスペイン風邪に倒れたものの、10年間で300もの絵画と、数百におよぶドローイングを制作。彼の特異なものの見方は、20世紀初期のウィーンの精神と切り離すことのできない、表現主義の極致の一つとなっている。パリでは25年ぶりの開催となるエゴン・シーレの個展では、「Pregnant woman and Death」(1911年)、「Self-Portrait with Chinese Lantern Plant」(1912年)、「Portrait of the Artist’s Wife Seated, Holding Her Right Leg」(1917年)など、主に裸体画や肖像画にフォーカスし、およそ120点のドローイング、水彩画、油彩画を展示する。一方のジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988年)は、20世紀において最も著名な画家の1人。学校を中退後、ニューヨークのストリートを最初のアトリエとし、早々に成功を収めつつも、期待と苦悩のはざまで思い悩む日々が続いた。彼の作品はモダニズムと表現主義に回帰しながらも、多種に渡るモチーフを描き、主にアフリカンアメリカの伝統や暴動といったテーマからインスピレーションを得たものが多い。1988年のバスキアの死は数千もの絵画と、その数を上回る多くのドローイングを含む豊富な作品を遺した。Jean-Michel Basquiat / Untitled, 1982 / Acrylic and oilstick on wood / 182.8 x 121.9 cm / Private Collection © Estate of Jean-Michel Basquiat. / Licensed by Artestar, New York.ジャン=ミシェル・バスキア展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトン内の4フロアを使い、過去にヨーロッパでは見ることのできなかった「Obnoxious Liberals」(1982年)や「In Italian」(1983年)を始め、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)とのコラボレーション作品など、象徴的な作品135点に焦点を当てながら、その画家人生を考察する。奇しくも28年間で生涯の幕を閉じ、没後10年で時代を象徴するアート界のキーパーソンとなった2人。 彼らは自身の運命や才能、その短い生涯で生み出した作品の影響力と永続性という点でつながっている。それぞれの作品の具体的な文脈を尊重する本展を通して、彼らの激動のキャリアと、同じくらい豊かであった2人が生きた時代を感じることができるだろう。【展覧会情報】「エゴン・シーレ/ジャン=ミシェル・バスキア」展会期:10月3日~2019年1月14日会場:フォンダシオン ルイ・ヴィトン(La Fondation Louis Vuitton)住所:8, Avenue du Mahatma Gandhi Bois de Boulogne - 75116 - Paris
2018年10月06日演技派女優のミシェル・ウィリアムズが、極秘に結婚していたことを「Vanity Fair」誌に明らかにした。お相手は「マウント・イアリ」名でミュージシャン活動をしているフィル・エルヴラム。ニューヨーク州・アディロンダック山地のリゾートでごくわずかな友人たちとお互いの子どもが見守る中、結婚式を挙げたという。フィルは2016年に当時の妻で絵本作家のジュヌヴィエーヴ・カストレイを膵臓がんで亡くしており、娘が1人いる。「私は愛を諦めたことがなかった。(娘の)マチルダにいつも言ってるの。『あなたのパパは、ママがみんなに才能があるとか、かわいいとか、素敵なファッションだとか認められる前に愛してくれたのよ』ってね」とヒース・レジャーとの恋愛を振り返ったミシェル。ヒースが亡くなってからもスパイク・ジョーンズ監督や俳優のジェーソン・シーゲル、金融コンサルタントなどとの交際が伝えられていたが、ついに運命の人と出会えたようだ。「彼はほかの誰とも違う」、「マチルダには『自分が自由だと感じられることが大事』という教育をしてきたけど、私もやっとそう感じさせてくれるような人に愛してもらえたわ」とフィルに対してのろけている。結婚や恋愛観などについて語る気は全くなかったというミシェルだが、自分が語ることで誰かの助けになるかもしれないと心変わりしたそうだ。「諦めないで。監獄にいるような気分になったり、つらいと思ったり、痛みを感じるようなことを受け入れないで。もしそれが愛だと感じられないなら、愛じゃないのよ」と恋愛アドバイスをした。(Hiromi Kaku)
2018年07月27日今年4月にコーチェラ・フェスティバルでビヨンセ、ケリー・ローランドとともに「デスティニーズ・チャイルド」としてパフォーマンスを行ったミシェル・ウィリアムズ。元気な顔を見せていたが、昨年ティーンエイジャーのときにうつ病を発症したことをトーク番組で告白し、長年の闘病についてオープンに語っていた。そんなミシェルが、数日前にうつ病の治療のため、精神ケア施設に自ら入所したという。「TMZ.com」が伝えた。ミシェルは入所にあたり、次の声明文をSNSに投稿。「長年、私はメンタルヘルスへの関心を高めること、気にかけてくれる人や愛してくれる人に助けやサポートを求めるべき時期の見極め方を伝えてきました」。世界中の人に向けてこのようにアドバイスしてきたミシェルが、最近同じようなアドバイスを自分が受けたことをきっかけに、プロの治療を受けてみる決意をしたという。「私は助けを必要としている誰かの“お手本”として、誇りを持ち、ハッピーで健康的な存在であり続けます」と改めて同じ病気を抱える人たちの主導者として活動することを宣言し、「考え方を変えれば、人生だって変えられるのよ」と言葉なコメントで締めくくった。ミシェルのこの投稿に、ビヨンセの母ティナは「あなたのことは本当に愛しているし尊敬してます。素晴らしい勇気だわ」とエールを送った。(Hiromi Kaku)
2018年07月18日リドリー・スコット監督の映画『ゲティ家の身代金』の公開を5月25日に控え、主演のミシェル・ウィリアムズが撮影秘話を明かした。本作は、世界一の大富豪ともいわれたアメリカ人石油王ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を映画化。2017年11月、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ問題に端を発した騒動によりジャン・ポール・ゲティ役のケビン・スペイシーが突如降板することになった。全米公開1カ月前の出来事。映画はすでに完成していた。この非常事態に、リドリー・スコットは、即座に「再撮影だ」と決断。数日後にはクリストファー・プラマーの出演が決まり、1週間後には撮影がスタート、その2週間後には映画を完成させた。クリストファー・プラマーの演技は高く評価され、アカデミー賞演技部門ノミネートの歴代最高齢記録を更新。リドリー・スコット監督のもと、共演者・スタッフが一丸となったからこそ成し遂げられた偉業だった。主演のミシェルは、「なにがそれを可能にしたか話すわ。まず最初に、誰かが『そうだね。それをやるのは正しいことだ。だから、そのお金を払うよ』と申し出ないといけなかったの。その後は、みんながホリデーをあきらめないといけなかった。サンクスギビングのお休みだったのよ。だから、そのお休みをあきらめて、他の仕事のスケジュールを入れないようにして、私たちが再び集まらないといけなかったのよ」と奇跡の要因を挙げる。苦境の中で監督の存在は大きかったようで、「彼は本当にマエストロなの。彼が仕事をしているのを見られるのは、本当に素晴らしい。彼はとても巨大なオーケストラを指揮しているみたいなのよ」と振り返った。リドリー・スコット監督は、「理由は簡単だ。一人の行いが全員の仕事を台無しにする事などあってはならない」と語っていた通り再撮に迷いはなかった。ミシェルは「多分、彼がかんしゃくを起こしたところをただの1度さえ見たことがないけど、1度だけイライラしていたことがあるわ。なぜなら、110度(摂氏43度)でものすごく暑かったからよ。でもそれ以外は、一緒に仕事をしていてリドリー・スコットよりエキサイティングな人はいないわ。そして、彼は80歳なのよ」とその魅力を伝えている。(C)2017 ALL THE MONEY US, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年05月24日バラク・オバマ元米大統領と妻のミシェル夫人がNetflixと契約を交わし、今後数年に渡って映画やドラマ、ドキュメンタリーシリーズなどの製作を行うという。Netflixが発表した。オバマ氏は「(大統領在任中の)公務では、あらゆる人々と出会い、彼らを助けたり彼らの経験をたくさんの人と共有することに喜びを感じました。だから、私とミシェルはNetflixとパートナー関係になれて非常にうれしいです」と喜びのコメントを発表。そして、人々への共感や相互理解を深められるような物語を世界中の人に届けたいと抱負を語った。「Variety」誌によれば、オバマ夫妻とNetflixの契約金は明らかになっていない。しかし、バマ夫妻は今年3月に米大手出版社「ペンギン・ランダムハウス」と「回顧録」を出版する権利として6,500万ドル(70億円以上)の契約金を手にしたと報じられている。Netflixは昨年から、敏腕クリエイターを集めることに力を入れ、「グレイズ・アナトミー」のクリエイター、ションダ・ライムズ、「アメリカン・ホラー・ストーリー」、「glee/グリー」のクリエイター、ライアン・マーフィーとそれぞれ1億ドル(約111億円)、3億ドル(333億円)で契約を結んだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年05月22日ビラボン(BILLABONG)は、アンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアのコラボレーション作品をフューチャーした新作コレクションを発表。2018年5月10日(木)より全国のビラボンストア、オフィシャルオンライン・ストア、各セレクトショップにて発売する。ポップアートの代表的アーティストとして知られるアンディ・ウォーホル。そして、80年代ニューヨークのアート界を席巻したジャン=ミシェル・バスキア。両者の共同作業によるアートは、ウォーホルの躍動感あふれる色彩と、バスキアの独特のグラフィックアートが混ざり合うことで完成した、ユニークかつ自由奔放なデザインだ。それを新コレクションでは、ボードショーツ、Tシャツ、ビキニ、カットソー、キャップ、トートバッグなどあらゆるアイテムに落とし込んだ。世界でも入手困難とされる彼らの作品がスイムウェアに落とし込まれたことで、“貴重なアートを着る感覚”を味わえるようになった。【詳細】ビラボン アンディ・ウォーホル×ジャン=ミシェル・バスキアにフューチャーしたコレクション発売日:2018年5月10日(木)販売店舗:全国のビラボンストア、オフィシャルオンライン・ストア、各セレクトショップアイテム価格例:・メンズコレクションFACTORY X(ボードショーツ) 9,000円+税FRIGHT WIG X(ボードショーツ) 9,000円+税HALF(Tシャツ) 5,000円+税FACTORY SS(シャツ) 9,000円+税FRIGHT WIG(キャップ) 5,000円+税・ウィメンズコレクションFACTORY(スイムウェア) 15,000円+税DOS CABEZAS CROP TEE(カットソー) 5,300円+税FACTORY TOTE(トートバッグ) 8,800円+税FACTORY TOWEL(バスタオル) 7,500円+税【問い合わせ先】ジーエスエムジャパン株式会社TEL:0120-112-773
2018年04月29日4月19日夜、アメリカから日本への帰国の途についた安倍首相(63)と昭恵夫人(55)。 「日米首脳会談は無事に終えたものの、一連の疑惑に対する野党の追及は続いており、いまだ安倍政権は厳しい状況に置かれています」(政治部記者) 森友学園疑惑が長引いている間に、なかったはずの陸上自衛隊の日報が発見されたり、加計学園について“首相案件”と書かれた文書が愛媛県で見つかったりと、安倍首相は追い詰められている。 「“暴走妻”とも評される昭恵夫人は、まさに安倍政権のアキレス腱です。小学校の名誉校長も含めて、昭恵夫人が務めていた名誉職は55にものぼります。なぜ、ここまで放任していたのか理解に苦しみます……」(自民党関係者) 昭恵夫人が顧問を務めていたある団体の関係者は次のように語った。 「昭恵さんの名刺には携帯電話の番号も書いてあるので、『誰から電話がかかってくるかもわからないし、やめたほうが良いのでは』と忠告した人も多かったようですが、『いいのよ、大丈夫!』と言って名刺を変えることはありませんでした。なかにはその番号に日に10回とか連絡してくる図々しい人もいるようでしたが、昭恵さんは『自分を親しく思ってくれている』と逆に喜んでいるようでした。森友学園の問題は、そういった昭恵さんの、お嬢さん育ちらしいオープンな性格が災いしたのだと思います」 森永製菓の創業者家の令嬢だった昭恵夫人。その“永遠のお嬢様”の、熱狂的なファンだったのが安倍首相だった。’87年の結婚から、すでに31年。“安倍家の嫁”となった昭恵夫人だが、いつも思い通りとはいかなかったという。前出の団体の関係者は続ける。 「安倍首相のお母さまで、昭恵さんの姑である安倍洋子さんとはソリが合わなかったようです。お子さんに恵まれなかったことについて洋子さんから『本来なら、離婚ね』と、言われたことがあるともらしていました。そういった過去もあるためか、昭恵さんは“子供たちのため”という言葉に非常に敏感です。小学校の名誉校長を引き受けた理由の1つにもなっていると思います」 昭恵夫人本人は政治家の妻でありながら子供を産めなかった苦悩について、’16年の雑誌のインタビューで、涙ながらに語ったこともある。 安倍首相が昭恵夫人の証人喚問に断固反対しかばい続けているのは、もしかしたら『夫婦2人の問題なのに、妻にだけ矢面に立たせ、つらい思いをさせてしまった』という負い目があるからなのだろうか。
2018年04月20日インドネシアの故スカルノ元大統領夫人でタレントのデヴィ夫人(77)が7日、ブログで孫・キランくんの写真を公開。「まるで宝物のようです」と愛情をつづっている。 デヴィ夫人はこの日、『この子はだ~れ??』というタイトルでエントリー。「私に謎めいた“アルカイック・スマイル”を投げかけている、この男の子、いったい誰でしょう?」とカメラ目線でポーズを決める美少年の写真をアップ。 「答えは。。。私の最愛の孫のキランです」と美少年の正体が自身の孫であること明かし、「このポートレートは娘のカリナが送ってきてくれた今年のカレンダーから抜粋したものです」と説明。 つづけて「微笑むキラン」、「まじめなキラン」、「ワイルドなキラン」と様々な表情を浮かべるキランくんの写真を公開し、「どのキランも可愛いですね~孫の存在は格別。その可愛さと言ったらまるで宝物のようです(笑)」と溺愛している。 キランくんといえば、これまでバラエティ番組やデヴィ夫人のブログに登場したことがあり、その都度ネットでは「可愛すぎる」「超美少年」「天使すぎる」と話題になり、まとめサイトが作られるほどの人気ぶり。 デヴィ夫人は「会うたびに大人っぽくなっていくので、今度会う時には声や容姿もすっかり変わって、より男の子っぽくなっているかもしれませんね」とつづり、「グランマとしてはキランの成長が何より、とても楽しみです」と期待を寄せた。
2017年12月07日「夫妻の険悪ムードが決定的になったのは、現地時間5月22日。中東訪問でイスラエルの空港に降り立ったときでした。トランプ大統領はレッドカーペットで夫人と手を繋いで歩こうとしたのですが、差し出した手をぴしゃりと払いのけられたのです」(米国在住記者) 就任当時から“仮面夫婦”と現地メディアに報じられてきた、トランプ米大統領(71)とメラニア夫人(47)。 「トランプ大統領は、05年にメラニア夫人と3度目の結婚をしました。翌年には子宝にも恵まれています。しかし、このころからすでに夫婦関係は破綻していました。というのもトランプ大統領は、モデルだった夫人の体型が崩れるのを嫌がり、出産に猛反対。激しい口論になった結果、2人の仲はどんどん悪くなっていきました」(前出・米国在住記者) 不仲説が囁かれて久しい2人だが、離婚の可能性はあるのだろうか。 「十分ありえますが、今すぐに離婚、というわけではないでしょう。大統領就任式の前夜、トランプ夫妻は『任期中の離婚は回避しよう』という約束を交わしたそうなのです」(前出・米国在住記者) 億万長者のトランプ大統領が離婚となれば、気になるのは“慰謝料”だ。その桁外れの金額とは――。 「経済誌『フォーブス』の調査によると、トランプ大統領の純資産は推定4,000億円。適用される州法や離婚の理由にもよりますが、通常はその50%が慰謝料や財産分与となります。つまり、2,000億円近くの“慰謝料”が発生する可能性があります」(現地の司法関係者) 実際、トランプ大統領が1度目の離婚で支払った“慰謝料”は約1,800億円。この慰謝料が原因で自己破産申請をする事態に陥ったという。 「2度目の離婚では約2億5,000万円の現金で危機を乗り越えました。この際、役立ったのが“婚前契約”というもの。欧米では、入籍前に結婚に関するさまざまなことを取り決めておく婚前契約を交わすことが一般的です」(前出・司法関係者) トランプ夫妻も“婚前契約”を取り交わしているそうだ。 「そこには“慰謝料の対象となる資産は不動産に限定する”との条件があるそうです。さらに“慰謝料”の分配額も50%を大きく下回るよう設定。仮に現時点で離婚した場合、支払総額は400億円ほどになるといわれています」(前出・司法関係者) どちらにしても、天文学的な数字であることに変わりはない。
2017年08月15日