クライヴ・オーウェンが、宇多田ヒカルの元夫である紀里谷和明監督の最新作『The Last Knights』(原題)でモーガン・フリーマンと共演することが決まった。『キング・アーサー』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』などでも騎士役を演じてきたクライヴだが、マイケル・コニーヴェスが脚本を執筆する本作でもナイトの役柄を演じることになるという。『GOEMON』などの日本映画界で映像美を追求してきた紀里谷監督がメガホンを取る本作は、腐敗した皇帝とその一味を捕らえて殺された師の敵討ちをする騎士団の物語で、製作が難航しているキアヌ・リーブス主演のハリウッド版忠臣蔵『47RONIN』と同様のストーリーラインになると見られている。ルカ・プロダクション・インターナショナル社が製作を担当する同作は、今月からチェコ共和国でクランクイン予定。クライヴは今後も『Blood Ties』(原題)などの新作が控えており、一方のモーガンは現在、マイケル・ダグラス、ケビン・クライン、ロバート・デ・ニーロらと共演するコメディー作品『Last Vegas』(原題)を撮影中だ。■関連作品:GOEMON 2009年5月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009「GOEMON」パートナーズ
2012年11月05日炊飯器で煮込み料理だけではなく、チーズケーキやチョコレートケーキもつくってきた。ということは、パイだって焼けるんじゃない? 今回は、パイ生地を使う「キッシュ」に挑戦してみることにした。キッシュとはフランスのお総菜メニューの1つ。卵や生クリームなどを混ぜ合わせたものを型に流し込んで焼き上げた塩味のタルトである。発祥はフランス・ロレーヌ地方というおしゃれなお総菜だ。そんなキッシュは通常、もちろんオーブンで焼き上げるのだが、1人暮らしならば電子レンジだけでオーブンがないという方もいることだろう。そんな場合も万能調理器・炊飯器が活躍してくれる。材料冷凍パイシート 1枚 / ベーコン 2枚 / アスパラガス2本 / ミニトマト 5個 / 玉ネギ1/4個 / 卵 1個 / 生クリーム 200cc / スライスチーズ 2枚 / 塩コショウ 適量つくり方冷凍パイシートは解凍し、打ち粉(薄力粉でOK)をしながら麺棒で生地を伸ばして丸型に成形する。ベーコンは5mm幅に、アスパラガスは長さ5cm程度の斜め切りにする。ミニトマトは半分に切って、玉ネギは薄くスライスする。ボウルに卵を入れて溶き、生クリームを入れて混ぜ合わせる。ここに2と小さくちぎったスライスチーズを入れて、塩コショウで味付け。炊飯釜に1の生地を敷いてフォークを使って全体に穴を開ける。そのあと3を流し込み、炊飯器にセットして「炊飯」ボタンを押す。炊飯後、爪楊枝を斜めに差して抜き、生地がついてこなければOK。まだ中が生の場合は、何度か炊飯ボタンを押して加熱する。釜のテフロン加工が落ちてきている場合は、油を塗って薄く粉を振ってからパイ生地を敷くとよい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月27日ロッテのチョコレートがけ半生ケーキ「チョコパイ」が2013年、発売30周年を迎える。発売以来初めての大幅な品質刷新で、「今年、あたらしい魔法をかけました。」というキャッチコピーのもと、15日、食のプロであるパティシエや女子大生、キャビンアテンダント、主婦などのスイーツファンを集め、目隠しをしての大試食会を開催した。会場は、ウェディングパーティーで人気のゲストハウス。主賓に女優の川島なお美さんを迎え、リニューアルして“よりしっとり、よりチョコレート感の強くなった”チョコパイを楽しんだ。アイマスクをした川島さんの口元にチョコパイを運ぶサーブ役には、サプライズで、川島さんの夫でもあるパティシエの鎧塚俊彦さんが登場。「あーん」なんてするのは、披露宴のとき以来と大照れの鎧塚さんだった。その後、会場では鎧塚さんかから「チョコパイ」をさらに美味しく食べるための『チョコパイアレンジプレート』の調理実演も行われた。調理は、まず生クリームでチョコパイをデコレーション。その後、イチゴやナッツを散らし、アイスクリームを添えることで“家庭でもできるおもてなしスイーツ”を披露。ポイントは「イチゴなどで酸味を加えること」で、「それによって、味が引き締まっておいしくなる。これは世界各国嫌いな人はいないというくらいの味」と自信をみせた。それに対して、川島さんは「チョコパイが、ドレスアップしましたよね。お姫様のようになりました。今日のわたしの気分です」と回答し、軽妙な夫婦のやり取りに会場はあたたかい笑いでつつまれた。■新しくなったチョコパイのヒミツロッテ商品開発部・小林まい子さんから、商品の説明があった。「刷新で目標にしたのは、チルドや生のケーキに負けない品質。全社一丸となって研究し、発売前の調査によるとケーキの食感への評価は旧来と比べ10%、くちどけについての評価は12%向上した」と、過去最高のチョコパイが完成したと自負する。また、「9月11日から10月11日の出荷実績は117%」と、実績においても、市場に受け入れられ始めていることを実感した。■パティシエも絶賛鎧塚さんが「この値段でこのクオリティはパティシエの“脅威”」というチョコパイだが、会場に招待され、参加していたパティシエらも「口にいれた瞬間はしっかりしていたが、すぐに口どけがよくて、中がしっとりしていて、バランスがいい」と絶賛。また、パティシエによると、常温で溶けてしまうチョコレートは扱いが難しく、チョコレートを使ったお菓子は特に技術が必要なのだそう。鎧塚さんの作ったアレンジチョコパイを食べながら、パティシエの一人は、「スーパーで商品をみて、スイーツづくりのヒントをもらうこともあります」とコメント。“今は◯◯がブームなのか”と流行がわかったり、逆にロングセラー商品については“こういうものが愛されるのだな”と分析できたりするという。■夫婦仲もロングセラー商品も“積み重ね”実は、網膜中心静脈閉塞症の4回目の手術を5月末におこなっていたという鎧塚さん。川島さんは必ず鎧塚さんの左側に立ち、「私が彼の左目に」を無言で実践していた。また、結婚3年目になる川島さんは、チョコパイが30周年ということに触れ、「まず、4周年、5週年。1日1日を仲良くね」とコメントし、鎧塚さんも「目の前の山を一つ一つ越えるのが精一杯。一気に30年なんて……」とコメントした。愛し、愛され続けることの大切さは“積み重ね”であると微笑んだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日5月27日(現地時間)、ヴィゴ・モーテンセンがワシントンD.C.の空港でサッカー観戦中にエキサイトしすぎて大声をあげ、警備員に取り押さえられていたことが明らかになった。ヴィゴはダレス国際空港で搭乗を待つ間、持参のPCでサッカーのアルゼンチン・リーグの試合を観戦していたが、ご贔屓のチーム、サン・ロレンソがゴールを決めた瞬間、歓喜の雄叫びをあげて周囲を驚かせ、空港警備員から職務質問を受けたという。アルゼンチンで育ち、大のサッカー・ファンのヴィゴはサン・ロレンソの公式サイトにコラムを執筆しており、自身で今回の出来事について「『ゴーーーール!』と魂の叫びをあげて、そこらじゅうをジャンプした。まるで旅行客とスーツケースの間を怯えたシカが跳ね回ってるみたいだっただろう。みんな、なぜ僕が何度も『ピピ!(選手の愛称)』と叫んでるのか分からずにいた。僕が洩らしたか、ケガでもしたかと思っているようだった」と報告。サン・ロレンソがリーグ残留をかけて、ニューウェルズ・オールドボーイズと対戦する大事な試合だったことから、ヴィゴの応援にも熱が入りすぎたようだ。ロスタイムの4分間が告げられたとき、空港のヴィゴは警備員に「どうなさいましたか?」と腕をつかまれ、パスポートや搭乗券の提示を求められたという。警備員に状況を説明する間も「彼らの肩越しに何とかラップトップ(ノートパソコン)の画面を見ようと躍起になっていた」そうだ。サン・ロレンソは3対2で勝利し、「歓喜の叫びをあげたかったが、いまは止めておいた方が良さそうだと思った」と綴るヴィゴ。また大声を出したら、今度は搭乗させず、空港からも叩き出すと警告されて解放されたそうだ。(text:Yuki Tominaga)© KCS/アフロ■関連作品:On The Road (原題)
2012年05月31日ゴールドウインは14日、同社ブランド「エレッセ」から、独自に開発した5本の足指がしっかり開く設計で足指を鍛える「フィンガーモーション」のウォーキングシューズとテニスシューズを発表した。エレッセフットウェアは、現代人のライフスタイルの変化によって起こる足のトラブル緩和を考え、正しいフィッティングで健康的な美しい足へ導くフットギアの「フィンガーモーション」を提案する。同モデルは「屈曲性」「防滑性」「快適性」に特化。靴裏のスムーズな屈曲はフレックスラインを設定。地面をしっかりつかみ、力強い蹴り出しをサポートするのが靴裏外側に設定されたフィンガーグリップ。また、つま先部分は足指がフリーになる設計で親指部にストレスを与えず正しいフィンガーポジションに導く。ヒール、インソールもそれぞれ「フィット性」「グリップ性」を考えた装備で、隅々まで健康的な足をつくる設計だ。「フィンガーモーション」のウォーキングシューズとテニスシューズは、全国のエレッセシューズ取扱店で3月下旬より販売開始となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日発売から1ヶ月で1,000個を完売した、日本初の幻のリンゴ「ピンクレディー」を使ったアップルポテトパイが、この度売上金額の一部を地元農業の活性化へ寄付するという動きを見せている。アップルポテトパイ ¥1,260長野県の耕作放棄地を活用し栽培された、信州安曇野産リンゴ「ピンクレディー」を使ったアップルポテトパイは、今年の1月より直営店舗とインターネット通販にて販売を開始。1ヶ月で1,000個を完売するという、今勢いに乗っている長野県のスイーツのひとつ。幻のリンゴ「ピンクレディー」は比較的酸味の強いりんごで、糖度が高くとても濃厚な味がするため、加工用にも適している。この特徴を活かしたアップルポテトパイは、リンゴの甘酸っぱさとパイ生地のサクサク感が絶妙で、コクのある味わいになっている。また、パイ生地の小麦粉は長野県産小麦「しゅんよう」90%と「ユメセイキ」10%を地元の製粉会社で挽いた「信濃のめぐみ」を使用しており、フィリングには可能な限り長野県産素材を用いた自家製バウムクーヘンを使っているなど、豊かな長野県の味わいを存分に楽しめる内容となっている。お問い合わせ: あづみ野菓子工房 彩香販売サイト
2012年02月28日2012年1月より始まったNHKの大河ドラマ『平清盛』。松山ケンイチ、玉木宏、松田聖子をはじめとする超豪華キャストが話題となる一方で、源氏と比較するとこれまであまり存在感がなかった平家の歴史にも、注目が集まっている。そんな中、サクッとした焼きあがりと香ばしさ、そして可愛らしいハートの形とユニークなネーミングで人気のお菓子「源氏パイ」の姉妹品として、この度「平家パイ」なるものが2月より発売を開始した。幾層にも折り重ねたパイ生地に洋酒漬けしたレーズンをトッピングし、ていねいに焼きあげた「平家パイ」。名前の由来は、そのお菓子の形を「源氏の放った矢を受ける平らな盾」と見立てたものによる。飾りのレーズンは矢を何本も受けた跡をイメージしているそう。これぞ平成の源平合戦。「源氏パイ」と「平家パイ」を囲んで笑顔の広がる数を競い合うというテーマのもと、参戦したい人はいざ出陣。▼平成の源平合戦なるか?「源氏パイ」と「平家パイ」お問い合わせ: 三立製菓ホームページ
2012年02月15日ちょっと小腹が空いた時のおやつとして女性に大人気の、マクドナルドの¥120マック。こちらの新メニュー「ブルーベリークリームチーズパイ」が、2012年1月下旬(予定)までの期間限定で発売中だ。パリッと焼けたパイ生地と、ブルーベリー、クリームチーズの相性がたまらない、おやつやデザートにもぴったりの一品。甘酸っぱいブルーベリーソースとすっきりした甘さのクリームチーズ、2つのフレーバーをサクサク食感で食べやすい三角形のアメリカンパイで包んでいる。あわせて、みんな大好きなチキンマックナゲットの新ソース「クリーミーランチソース」も、同期間限定で登場。カリフォルニア州サンタバーバラ発祥の、バターミルクを配合した牧場生まれのソースは、アメリカの食卓にも欠かせない軽やかな味わいになっているので、こちらもチェックしてほしい。お問い合わせ: マクドナルド公式ホームページ
2012年01月05日コーヒーやカフェラテとの相性も抜群!マクドナルドの秋限定スイーツ「三角チョコパイ」は、10月7日(金)より発売開始。「三角チョコパイ」は、ココアを練りこんだサクサクのパイ生地に、アーモンドの粒の入ったチョコクリームを包み込んだデザート。午後2時以降の時間限定で、「プレミアムローストコーヒー」や「カフェラテ」とセットになったお得な価格の「コンビ」セットも登場。ランチタイムのデザートとして、ほっと一息つきたい昼下がりなど、様々なシーンで楽しめそうだ。三角チョコパイ期間:2011年10月7日(金)~11月上旬(予定)価格:単品¥120お問い合わせ: マクドナルドお客様サービス室
2011年10月04日ラブコメの“帝王”ヒュー・グラントと“女王”サラ・ジェシカ・パーカーがついに夫婦役で共演を果たした『噂のモーガン夫妻』。本作の本編映像とヒュー&サラ・ジェシカのインタビューを組み合わせた特別映像がシネマカフェに到着した。マンハッタンで数千億円レベルの不動産物件ばかりを扱うトップセールス・ウーマンのメリルと全米で十指に入る敏腕弁護士のポールは誰もが羨むカップルだったが、ポールの浮気が発覚!急速に2人の関係は冷め切ったものに。おまけに殺人事件を目撃したばっかりに、証人保護プログラムでワイオミングの片田舎に移り住むことに…。ポール&メリルのモーガン夫妻のあり方を“当事者”ヒューが冷静に解説。一方のサラ・ジェシカはこちらの動画インタビューで、「ヒュー・グラントとラブコメで共演するのが長年の夢だった」と告白。また、慣れない田舎暮らしに四苦八苦する2人の様子が特別映像で映し出されるが、そのときの撮影のエピソードをも明かしている。特別映像で描かれる2人のやり取りだけでも笑えること間違いなし!『噂のモーガン夫妻』はTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:噂のモーガン夫妻 2010年3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:ヒュー・グラント『噂のモーガン夫妻』インタビューヒュー流、恋の秘訣は旅に出る!“ラブコメの帝王”ヒュー・グラント、日本の女性ファンの恋愛観に冷や汗?ヒュー・グラント、ご機嫌記者会見!“浮気は文化”に英国流の反論【シネマモード】現役ハーバード教授に聞く、ハリウッドのアンチエイジング事情セレブカップルをあの2人が名演!『噂のモーガン夫妻』鑑賞券を5組10名様プレゼント
2010年03月12日新作映画『噂のモーガン夫妻』を携えて来日した“ラブコメの帝王”、ヒュー・グラント。たっての希望でプロモーション来日を果たしたというだけに、彼ならではの楽しみ方で日本を堪能しているようで…?恋人とは家より旅先の方が上手くいく『噂のモーガン夫妻』では、夫の浮気が原因で離婚危機を迎えた夫婦が、不運にも殺人事件を目撃!ふたりは事件の犯人に命を狙われる状況に陥ってしまい、地元ニューヨークを離れ、ワイオミング州の田舎町に揃って身を隠す。撮影はニューメキシコ州のロイで行われたというが、ヒューとアメリカ南西部はミスマッチのような…。「でも、心の底から撮影を楽しんだよ。本当に、子供の頃から西部に憧れがあったんだ。西部劇の映画もたくさん観ていたしね。カウボーイの服をいろいろ持っていたくらいで、ニューメキシコは期待していた通りの場所だった。例えば、どんな映画を観たか?うーん、それは忘れちゃったな…ごめんね」。田舎での生活にカルチャーショックを隠せないモーガン夫妻とは違い、ヒュー自身は「知らない土地に行くのが大好き」だと言う。「映画を撮るときは様々な場所を訪れるものだけど、ロンドンやニューヨークのような慣れ親しんだ場所ではなく、知らない土地での撮影ほど興奮させられるものはないよ。その土地ならではの食事を楽しむのも好きだね」。ヒューがこんなにも冒険心あふれる人物だったとは…、何だか意外。ならば、今後アメリカへの移住の予定は?と尋ねると、「それは“ノー”だね」ときっぱり言い切った。「僕はやっぱりヨーロッパ気質の人間なんだ。そういう意味では、ヨーロッパとアメリカは文化的に全然違う。ニューヨークや今回の撮影で訪れたニューメキシコなど、アメリカにも好きな場所はたくさんあるけど、住むとなると、何だか落ち着かないものがあるんだ」。離婚危機にあったモーガン夫妻は田舎での生活を通し、徐々に関係を改善させていく。もしヒューがパートナーとの関係を改善させるなら、どこへ行く?「難しいな…。どこへ行くかは思いつかないけど、家にいないで、どこか離れた場所に行った方がいいだろうね。そもそもカップルとはそういうものだと思う。僕の経験では、普段家にいるときよりも、休暇でどこかを訪れたときの方が恋人と上手くいくことが多かった。だから、何百回も休暇旅行へ出掛けるようにしていたよ(笑)」。ヒューのために書かれた役、ポール・モーガンちなみに、自分自身を見つめ直す場合は「日本が大好きだから、日本かな…」と嬉しいお言葉。「あとはフランスだね。日本と同じくらい、フランスも大好きなんだ」。「日本が大好き」とは言うものの、本日のヒューは少々ぐったり気味の様子。人気者の彼だけに、分刻みのプロモーション・スケジュールに参っているのか…、それとも?「本当に申し訳ない…。日本での滞在は十分楽しんでいるよ。楽しみ過ぎて、こうなっちゃったんだ…。どんなことをして楽しんでいるか?それは内緒。絶対にね」。スタッフの情報によると、昨晩は「ディナーで天婦羅屋さんに行きましたが、その後は分かりません」とのこと。その後いったい何が…?さておき、常に役柄をナチュラルに演じ、『噂のモーガン夫妻』でも彼自身を彷彿とさせるキャラクターに扮しているヒュー。とは言え、“彼自身”は他者が彼に対して抱くイメージに過ぎず、本当の意味での彼自身は実のところ分からない。そこで、本当のあなたはどんな人?とストレートに聞いてみると、「何て難しい質問なんだ…」と絶句した。「リチャード・カーティス(『フォー・ウェディング』、『ノッティングヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』、『ラブ・アクチュアリー』の脚本家)もそうだし、マーク・ローレンス(『噂のモーガン夫妻』の監督&脚本担当。『ラブソングができるまで』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』も監督)も同じなんだけど、彼らは僕に好感度の高い役を与えてくれる。本当の僕はそうじゃないと知っているのにね。今回の作品で言えば、マークは僕のことをよく知っているし、ポール・モーガンという役を僕のために書いたと言っていた。だから、僕自身の要素がポールにかなり入っているのは確かだね。でも、マークの方が僕よりもずっと善良なんだ。だから、いい人である彼の要素もキャラクターの中に入っていると思うよ」。ティム・バートン&ジョニー・デップのように、7度のコラボレーションを果たす仲になりそうかと尋ねると、「かもね。僕はマークのことを本当に愛しているから」と苦笑しながら一言。もちろん、他にも組んでみたい監督は大勢いるそうだ。前日の記者会見ではクリストファー・ゲストとマイク・リーの名前が挙がっていた。「アメリカの新鋭監督で…、“ブロマンス映画”の…誰だっけ?今日は本当に固有名詞が出てこないな…。ああ、そうだ。ジャド・アパトーだ。彼の映画はすごくいいね。一緒に仕事をしてみたいと思う」。“ブロマンス(Bromance)映画”とはブラザー(Brother)+ロマンス(Romance)の意で、男同士の親愛の情や絆を描いた映画のこと。ぜひとも実現させ、男心の体現者となっていただきたいところだ。一方、『噂のモーガン夫妻』の共演者サラ・ジェシカ・パーカーの代表作である「SEX AND THE CITY」も「もちろん観ているよ。大好きな番組だ」と言い、女心の探究にも余念がない様子。もうすぐ50歳にして、“ラブコメの帝王”に君臨するヒュー様の魅力の秘密はこんなところにもあった!?(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:噂のモーガン夫妻 2010年3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:“ラブコメの帝王”ヒュー・グラント、日本の女性ファンの恋愛観に冷や汗?ヒュー・グラント、ご機嫌記者会見!“浮気は文化”に英国流の反論【シネマモード】現役ハーバード教授に聞く、ハリウッドのアンチエイジング事情セレブカップルをあの2人が名演!『噂のモーガン夫妻』鑑賞券を5組10名様プレゼントサラ・ジェシカ・パーカー&ヒュー・グラントが最新作プレミア出席ヒューの元カノも
2010年03月10日