日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾る『ザ・ミュージック・マン』。作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルの傑作が、主演に坂本昌行を迎え、装いも新たに4月11日から上演される。現在、稽古に励むヒロイン役の花乃まりあ、昨年末にムード歌謡コーラスグループ「純烈」を卒業し、本作でミュージカルに初挑戦する小田井涼平が取材に応じ、意気込みを語った。今までの経験が間違っていなかったんだと自信に1912年の夏、アイオワ州にある田舎町リヴァーシティを舞台に、この町で一儲けを企む“ミュージック・マン”こと詐欺師のハロルド・ヒル(坂本)が巻き起こす騒動によって、町の人々はもちろん、ハロルド自身も変化を遂げていく姿が描かれる。ブロードウェイのみならず、世界各国の演劇シーンで活躍するダニエル・ゴールドスタインが演出を担当する。元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は幅広いジャンルで活躍する花乃が演じるのは、ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー。海外の演出家とタッグを組むのは初めてで「まず1回褒めて、肯定してくださるので、今までの経験が間違っていなかったんだと自信につながっています。言葉の壁もあるので、ダニエルが思い描いていること、伝えようとしていることを繊細にキャッチできるかが課題になっている」と語る。物語の前半では、マリアンはハロルドの素性を怪しんでおり、「言い合う場面もあるんですけど、だからこそ惹かれ合う部分もあって。ダニエルは『人間はケンカしたら、もうその後にすることは、キスしかないから』って言っていますし(笑)」。ハロルドとの出会いをきっかけに、「つらい過去を抱えて、鎧を身にまとっているマリアンが解き放たれる」といい、その心情の変化を大切に演じたいと抱負を語った。一方、小田井は、ハロルドの古い仲間マーセラスを演じている。いわば“同業者”だが「ハロルドをサポートしていた時代は優秀だったんですけど、単独の詐欺師としては、だいぶ抜けていて(笑)。副委員長タイプで、お調子者なところは、素の自分に似ていますね。本来のキャラクター像は違うのかもしれませんけど(笑)、チャーミングさが伝われば」と早くも役柄を自分流につかんでいる様子だ。ミュージカルという新たな挑戦には「コロナ禍で味わえなかった『たくさんの人と、ものを作る』喜びと言いますか、やっと日常が戻ってきたという感覚が大きかったですね」と声を弾ませ、「グループ時代の座長公演は、客席に向けて作っていたので、ステージ上でお芝居を作るミュージカルはやはり違いますね。今回は演劇的な要素も強いので、自分にとって初めてのミュージカルが『ザ・ミュージック・マン』なのは、とてもありがたい」と話していた。劇中にはソロ歌唱シーンもあり「とはいえ、紅白に5回出場しているので」と胸を張り、「まあ、1回目の紅白は『シュワシュワ』しか言ってないですけど(笑)。今回のソロはお芝居にリンクしているので、音楽の流れに沿って、状況を伝えたり、僕らしさも乗っかればいいかなと思っています」と方向性にも迷いはない。「(坂本は)物語の中心にいながら、縦横無尽に駆けめぐっている」(小田井)主演を務める坂本について、花乃は「スーパースターです」と即答。「ハロルド役は、あらゆる面で大変だと思うんですけど、それを軽やかにこなしていらっしゃる印象で。お稽古場でも全然座らないですし、なんてストイックな方なんだと感銘を受けています」と尊敬の念。ふたりで披露するペアダンスは「坂本さんと手を組んだら、何もしなくても勝手に踊れちゃうんです。『私、どうしたらいいですか?』って聞くと、『何もしなくていいよ』って言ってくださる」といい、すでに確かな信頼関係が築かれている。小田井は「坂本さんとは同い年なんですけど、全然違いますよね」と苦笑い。「川をスイスイ泳ぐ魚のように、物語の中心にいながら、縦横無尽に駆けめぐっている」と驚きを示し、「大谷(翔平)選手やダルビッシュ(有)選手みたいに、具体的にあれこれは言わないけれど、背中を見せられたら『こっちも頑張らないとあかん』って勝手に思わされる。そういうカリスマ性があります」と、花乃同様に最敬礼だ。さらに「関係性が築けたかなと思った後で、坂本さんと花乃さんの稽古を見ていると、そっちの方が楽しそうだなって、ちょっと嫉妬するんです。何やろ、この気持ち、恋かなって(笑)」と複雑な胸中も明かしていた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン【出演】坂本昌行花乃まりあ/小田井涼平/藤岡正明/山崎大輝/水嶋凜/六角精児/森公美子/剣幸■アンサンブル今村洋一/植木達也/尾川詩帆/片岡栞/伽藍琳/後藤裕磨/今野晶乃/佐々木誠/管谷孝介/鈴木昌実/鈴木大菜/多岐川装子/常川藍里/富田明里/中村ひかり/新橋和/松谷嵐/門馬和樹/蘆川晶祥【東京公演】2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場【愛知公演】2023年5月6日(土)・7日(日)会場:御園座【大阪公演】2023年5月13日(土)~15日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール【静岡公演】2023年5月20日(土)・21日(日)会場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール【福岡公演】2023年5月26日(金)~28日(日)会場:博多座【「ぴあ」アプリ限定 割引チケット販売中!】東京・日生劇場ぴあ半館貸切公演 詳細は こちら()
2023年03月24日カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは現地時間2月24日、アベンジャーズのミュージカル「ロジャース:ザ・ミュージカル」を、この夏限定で公演することを発表した。「ロジャース:ザ・ミュージカル」は、ディズニープラスのオリジナルドラマシリーズ『ホークアイ』に初登場した劇中劇で、初代キャプテン・アメリカであるスティーヴ・ロジャースの生涯を称えた架空のミュージカル。発表となったティザー予告ではスティーヴの恋人、ペギー・カーターと思われる女性が、会場となるディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク内のハイペリオン・シアターに向かう姿が描かれている。具体的な日程などの詳細は今後発表になるが、この「ロジャース:ザ・ミュージカル」も、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年のセレブレーション「ディズニー100セレブレーション」開催中のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートを盛り上げていくことになりそうだ。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney (C) 2023 MARVEL※カリフォルニア ディズニーランド・リゾートのテーマパークへの入園には、3歳以上のすべてのゲストにおいて有効なパークチケットのほか、事前のパーク入園予約が必要です。※掲載の施設やアクティビティー内容は、実際の体験と異なる場合があります。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでの最新の衛生・安全対策についてはオフィシャルサイトにてご確認ください。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney (C) 2023 MARVEL(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2023年02月27日2023年夏に帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の全キャストが発表された。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョンやマドンナをはじめとする20世紀のヒット曲、さらにレディー・ガガの楽曲など160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられている。本作の上演に向けて全キャストのオーディションを敢行。その結果、ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役は望海風斗と平原綾香、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役は井上芳雄と甲斐翔真がそれぞれ務めることとなった。またムーラン・ルージュの支配人、ハロルド・ジドラー役で橋本さとしと松村雄基、サティーンの幼馴染でショー作家のトゥールーズ=ロートレック役で上野哲也と上川一哉、ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役で伊礼彼方とK、アルゼンチン人振付家、サンティアゴ役で中井智彦と中河内雅貴、ムーラン・ルージュのダンサー、ニニ役で加賀楓と藤森蓮華が出演する。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年夏 帝国劇場『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)関連リンク公式サイト::::
2023年02月02日『シュレック・ザ・ミュージカル』のフルバージョン公演が、7月に日本青年館ホールにて上演されることが決定した。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手掛けてきたドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディ映画。「仲間との絆」や「真実の愛」、「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いており、公開から20年以上経った今でも世界中で愛される作品だ。2008年にブロードウェイにてミュージカル化され、2022年8月には90分の短縮バージョンがトライアウト公演として日本に初上陸した。スタッフには、昨年のトライアウト公演でも遺憾なくその力量を発揮した翻訳・訳詞・音楽監督の小島良太、演出の岸本功喜。出演者には主人公・シュレック役のspi、ヒロイン・フィオナ役の福田えり、喋るロバ・ドンキー役の吉田純也、ファークアード卿役の泉見洋平と、メインキャスト陣が続投する。また、今回はオーケストラによる生演奏も実現し、パワーアップした公演となる。さらに、フルバージョン上演に伴い、追加アンサンブルキャストのオーディションも決定した。<コメント>■シュレック役:spiシュレック役のspiです。スピと読みます。またこの作品を日本でやらせてもらえる事を誇りに思います。見にきていただくお客様全員に、奉仕の心と献身的な気持ちで、笑いと感動と「他人と変わってるからなんだって言うんだ、それがどうした!」というメッセージもお届けできたらいいなと思っております。貴方の観劇日を今年1番の、いや、人生で1番の日にいたします! 家族友達彼氏彼女やその候補おじいちゃんおばあちゃんお兄ちゃんお姉さんお隣さんも、もしくはぼっち観劇からのsnsでも、最高の時間を提供いたしますので是非劇場に、シュレックに会いにいらっしゃってください!■プロデューサー:清水麻利子昨年の『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演では、オールオーディションという試みにもかかわらず、想像を超える実力派キャストに集まっていただき、とても高い評価をいただきました。本当にありがとうございます。近い将来、フルバージョンでの上演を……と当初より切に願っておりましたが、メインキャストの方々のスケジュールが奇跡的に合致し、今しかない!とフルバージョンの上演を決めました。今夏は、生オーケストラ演奏でフルバージョン上演とパワーアップいたします。ぜひ、日本のキャストのクオリティの高さを体感していただくと共に、『シュレック・ザ・ミュージカル』の面白さを体感しに劇場にいらしてください。お待ちしております。■翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太トライアウト公演から1年経ち、フルバージョンの公演を行えることになりました。本当に嬉しいです!このコメディミュージカルはアメリカンジョークにあふれていますが、子どもから大人まで楽しめる内容になっております。ブロードウェイコメディが好きな観劇ファンはもちろん、初ミュージカルのファミリーの方も楽しんでいただけると思います。さらに!今回のフルバージョンでは生オーケストラの演奏で迫力が増し、より充実した内容となっております。登場人物も増え、さらに深掘りされた味付けの濃いキャラクターたちが生きて行く様を是非ご覧ください!爽快な音楽に魅せられ、ストーリーで思いっきり笑い転げられるひとときになること間違いなしです。是非この夏はお一人でも友達とでもファミリーでも、シュレックで暑さを笑い飛ばしてください。劇場でお待ちしております!■演出:岸本功喜昨年の夏にトライアウト公演として日本初演の幕を開けご好評を頂いた、ブロードウェイミュージカル「シュレック」が早くもフルバージョンとして帰ってきます!!子どもから大人まで笑顔いっぱい会場が笑いに包まれた幸せな空間、今思い出すだけでも心がポカポカあったかくなります。それには確かな実力に裏付けられたキャストたちの熱演があることは言うまでもありませんが、この作品が演劇ファンだけでなくご家族でも楽しんでいただける夏休みの新たな風物詩になるよう願います。2022年トライアウト公演ダイジェスト<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』 フルバージョン公演2023年7月 日本青年館ホール『シュレック・ザ・ミュージカル』メインビジュアル原作:ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー作曲:ジニーン・テソーリ翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太演出:岸本功喜出演:spi/福田えり/吉田純也/泉見洋平 ほか公式HP:オーディション詳細はこちら:
2023年01月31日4月から5月にかけて上演されるミュージカル『ザ・ミュージック・マン』より、主演・坂本昌行の扮装ビジュアルとメインキャストが発表された。本作は、作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカル。1957年にブロードウェイで初演後、1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒット。2003年にはブロードウェイのトップスター、マシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化された。今回の公演では、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタイン、主演には約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本を迎え、装いを新たに上演される。物語の舞台はアイオワ州にある田舎町リヴァーシティ。そこに音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒルがやってくる。彼は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返していた。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い惹かれていく。彼女に自分の正体を明かそうするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまい……。坂本昌行 扮装ビジュアル楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒル教授を演じるのは坂本昌行。そして、ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー役には元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は映像や舞台作品への出演のほか情報番組のリポーターなど活躍の場を広げている花乃まりあ。ハロルドの古い仲間マーセラス役には、昨年末に15年間在籍した「純烈」を卒業し、本作でミュージカルに初挑戦する小田井涼平。ハロルドの同業者チャーリー役には、グランドミュージカルに数多く出演しアーティスト活動も精力的に行う藤岡正明。町長の娘ザニータのボーイフレンドであるトミー役には、『スリル・ミー』や『チェーザレ 破壊の創造者』など話題作の出演が続く山崎大輝。そのほか、町長の娘ザニータ役には昨年上演のミュージカル『シンデレラストーリー』で初舞台にして初主演に抜擢された水嶋凜。リバーシティを治めるシン町長役には、独特の存在感を放ちどんな役も自在に演じ分ける六角精児。町長の妻ユーラリー役には、圧倒的な歌唱力と持ち前の明るいキャラクターで幅広い世代から高い支持を集める森公美子。マリアンの母ミセス・パルー役には、長年ミュージカル界を牽引し続けるベテラン女優、剣幸が務める。<キャストコメント>■坂本昌行(ハロルド・ヒル教授)今回お披露目するハロルド・ヒルの扮装ビジュアルは、コメディ要素とテンポ感のある作品の音楽を聴きながら臨みましたが、これからこの役を演じるにあたり「難しいことは考えず、この役を楽しむことが大事かな」と感じました。共演者の皆さんはバラエティに富んだ方々なので、果たしてどんなミュージカルが出来上がるのか楽しみです。王道スタイルのミュージカル作品ですが、この多彩なキャストの方々が集まることで、日本版ならではの『ザ・ミュージック・マン』が出来上がるのではないでしょうか。僕はいつも、「カンパニーがこの作品を愛して、楽しむ」ことが、作品をより良く成長させると思っています。役者が心から楽しんでないと、お客様には見抜かれてしまうので、「作品を楽しむ、愛する」という想いを大切にしながら、お客様よりも誰よりも、僕がこの作品を楽しみたいと思います(笑)。■花乃まりあ(マリアン・パルー)沢山の方に愛されてきた歴史あるこの作品に携われることを心から嬉しく思います。また海外の演出家の方とお仕事をご一緒するのは、私にとって初めての経験です。お稽古場からどんな発見、経験、感動があるのか...とてもワクワクしています。錚々たるキャストの皆様とご一緒させていただけることに緊張もありますが、多くのことを学ばせていただける有難い機会だと感じております。私が務めさせて頂くマリアンは清廉潔白、真面目で、傍から見ると少し「お堅い」印象の女性ではありますが、ハロルドのユーモア溢れる明るさに対して、彼女のその「堅さ」、二人のバランスが面白いと感じています。また、恋によって彼女の心のやわらかな部分が見えてくる様子を大切に演じられたらと思っています。役作り……という以前にですが、楽曲が本当に美しくて、聴いているだけで幸せな気持ちになれるので、ブロードウェイ版の音源を繰り返し聴いています。この楽曲の素晴らしさをしっかりお届けするためにも、歌のお稽古に丁寧に取り組みたいです。この作品、役を生き抜くことができたら、また新しい自分に出会えるような気がしています。私にとってとても大きな挑戦です。楽しく心あたたまるストーリー、美しい楽曲と見応え満載のダンス。暖かな陽射しが降り注ぐ春にぴったりな、王道ミュージカルです! どうぞご期待ください。■小田井涼平(マーセラス・ウォッシュバーン)『ザ・ミュージック・マン』出演が決まった時は素直にありがたいと思いましたし、ミュージカル未経験なので自分がどうなっていくのか、ドキドキとワクワクの入り混じった不思議な緊張感の中にいる今現在ですが、とにかく思いっきり楽しみたいと思っています。共演者の方々はそりゃもう、「すごい!」の一言で自分がここに名を連ねることに正直ビビってます。共演の皆さんからいろんな素敵要素を盗みまくりたいと思ってます。僕が演じるマーセラスは、冒険心や好奇心は満たされてない気がします。だからこそ、ハロルドというワイルドカードの存在に惹かれ、色んな仕掛けや手助けをしてるのかな?と。宝物を見つけたようなキラキラ感を持った大人を演じてみたいなぁ、と直感的に思っています。今は日々のステージを先に控えたミュージカル本番を意識して歌ったり踊ったりしています。この作品への出演は、自分にとっての新たな一歩になるのではないかと思っています。できるだけ沢山のお客様にご覧頂きたいと思いますし、僕と同じようにミュージカル未体験のお客様にも足を運んで頂きたいと願っています。皆さんがこの作品を愛してくれるよう、日々葛藤したいと思います。皆様どうぞよろしくお願い致します。■藤岡正明(チャーリー・カウエル)世界中で永く愛されてきた『ザ・ミュージック・マン』への出演が決まった時は、また新たな扉を開けて、新しい景色と出会えるという確かな実感を感じました。錚々たる、そしておひとりおひとりが強い個性と実力、説得力のあるキャスト陣にちょっとビビりつつも、よく知っている方もたくさんいらっしゃるので、今から楽しみです!僕が演じるチャーリーは、まだなんとも言いづらい部分ではありますが、「コミカルとシリアスの共存」という点を意識して演じられたらと、今現在は漠然と考えております。正直稽古に入ってみないとわかりませんが、今はただただダンスが不安でたまりません(笑)。もしかしたらこの作品がきっかけでダンサーに転向するようなことがあるかもしれないとドキドキしています!こんな時代にわざわざ劇場まで足を運んでくださるんだから、たらふくお腹いっぱいになって帰ってもらわなくては申し訳が立たない! そんな気持ちで取り組んでいます。『ザ・ミュージック・マン』は、きっときっとお客様の心をほっこりと温めてお腹いっぱいにできる作品だと個人的に確信しています。どうかお楽しみいただけますよう、全力で演じさせていただきます!■山崎大輝(トミー・ジラス)今回が自分にとって初めてのブロードウェイ作品で、どのような手順や方法で作品が作られていくのか。それを一番近くで見て感じることができるのかと思うととても楽しみになりました! 共演する皆さんは、どの方々も役として説得力のある方ばかりで、より自分の役を全うしていけたらと思います。僕が演じるトミーは、いろんな要素を持っている人物だなと思ったので、純粋なまっすぐさだったり、ハートフルさを大切に演じていけたらと思っています。この作品がなければこの後の自分は無かったと言える、そんな作品になりそうです。ミュージカルの素晴らしさ、音楽の素晴らしさをどんな人にも伝えられる、そんな作品が出来上がると思います。皆さまの心の笑顔が見れることを楽しみに作品づくりを頑張っていきます! お待ちしています!■水嶋凜(ザニータ・シン)ダニエル・ゴールドスタインさん演出の作品に出演させていただけると決まった時は、とんでもなく大きな世界にこれから1歩踏み込ませて頂くんだな、といった気持ちが大きく、まだ想像もつかない世界を想像して漠然としていました。同時に、こんな大きなチャンスを頂けたことが嬉しくて、程よい緊張感とワクワク感が混ざりあったような感覚でした。共演者の皆さんは様々な分野でご活躍されている方ばかりで、皆さんのお名前をお聞きした際はそれぞれの方から沢山のことを、様々な角度でめいっぱい吸収したい! と思いました。ザニータはとても天真爛漫で、自分の中で思ったこと感じたことをすぐハッキリと伝えられる、とても真っ直ぐなキャラクターだと感じました。少しの子供っぽさと、その中でも女性らしさを併せ持った仕草を見つけて、それを丁寧に一つ一つ作り込んでいけたらなと思っています。また、ザニータはとてもダンスの上手な女の子なので、そんな彼女の身軽さをちゃんと表現できるような体づくりを始めています。以前出演させて頂いたミュージカルでの役柄ではキャラクターの心情を歌ったものが多く、歌の中でストーリーが進むようないわゆるミュージカルらしい曲を歌ったことがありませんでした。なので前回とはまた異なる体験が沢山待ち受けていると思いますし、私の中ではこれから先、演者としての人生においてミュージカル作品の基盤となる作品の一つになるのは間違いないと感じています。歌、音楽、ダンス、笑いが満載のとっても素敵なこの作品を皆さんと共有出来ることを心から楽しみにしています。この作品を作りあげる上で欠かせないピースの一つであれるようにたくさんお稽古にも励みますので、 是非観に来て頂けたら嬉しいです。劇場でお待ちしております!■六角精児(ジョージ・シン町長)自分がアメリカ発のミュージカルに出演できるなんて、夢のようだと思いました。共演者の皆さんは初めてご一緒する方が多いのですが、その分、何が出来るのか? ドキドキワクワクですね。あと、20年ぶりに坂本君と芝居をするのは楽しみです。この作品でも、出演者との稽古や演出家とのミーテイングを経て、出来ることをしっかり積み重ねて行きたいと思ってます。今は舞台に立つことを維持する、最低限のウォーキングやトレーニングをやっています。ステージをやり終えたあとに、心地良い達成感が残る芝居がやれればと思っています。お客様も、私達出演者とともに劇場で「極上のひととき」をすごしましょう!■森公美子(ユーラリー・マッケクニー・シン)私は以前に博品館劇場で上演された『ザ・ミュージック・マン』(1985年) に出演しておりまして、多分カンパニーの中で、経験してるのは私だけではないでしょうか? その時はミセス・パルー役でした。兎に角楽しみです。六角さんとは2回目の夫婦役で御座います。藤岡君とも何度かご一緒してますが、ほぼほぼ皆さんとは初めてなので、凄く楽しみにしてます。坂本さんとは、V6の時にお会いしてました。今回私が演じるユーラリー・シンは真面目な人だと思うのですが、旦那さんが町長ということもあり、少し、横柄な所もあり、しかしながらハロルドの魅力に、引き込まれて行く感じでしょうか? 作品としては、2回目なんですが、本当にクラシックなミュージカルなので、クラシックの要素もあり、レンジの広いミュージカルと思ってます。ハロルド・ヒルに扮する坂本さんの、魅力が沢山見られると思いますし、お子さんが観てウキウキする場面が沢山あると思います。是非劇場でお待ちしております!■剣幸(ミセス・パルー)私は古き良き時代のオーソドックスな作品が大好きです。ヒュー・ジャックマンの好演で盛り上がっていると聞いていたこの『ザ・ミュージック・マン』にお声をかけていたただいて、飛び上がるほど、嬉しかったです。ゴールドスタインさんがどのように演出してくださるのか、とっても楽しみです。そして、初めてご一緒させていただく方が多いので、新しいコミュニケーションが生まれ、どんなカンパニーになるのか、ワクワクしています。ミセス・パルーは、子ども思いの肝っ玉母さんに見えれば、と思っています。娘や息子には、古い慣習にとらわれず、本当の意味で幸せになって欲しいと願っている、心あたたかいお母さんでありたいです。色々なことを経験させていただいた私にとっては、歌やダンスが満載のミュージカルは、“ふるさと” のような気がしています。厳しいけれどあたたかく、ほっとするところです。そこから飛び出して様々に挑戦ができるのも、この原点があるからこそ、と思っています。この作品の、嘘の中にある真実……それを信じようとする、人間の強さとあたたかさを感じてください。そして象徴とも言うべきパレードのシーンは、『ME AND MY GIRL』のランベスウォークや、『ハロー・ドーリー!』のパレードのシーンと同様、心沸き立つ圧巻な場面になると確信しています。辛いことも多い今の世の中ですが、ひととき忘れてご一緒に楽しんでいただけたら!<公演情報>『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン【出演】坂本昌行/花乃まりあ/小田井涼平/藤岡正明/山崎大輝/水嶋凜/六角精児/森公美子/剣幸■アンサンブル今村洋一/植木達也/尾川詩帆/片岡栞/伽藍琳/後藤裕磨/今野晶乃/佐々木誠/管谷孝介/鈴木昌実/鈴木大菜/多岐川装子/常川藍里/富田明里/中村ひかり/新橋和/松谷嵐/門馬和樹/蘆川晶祥【東京公演】2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:9,000円B席:4,500円■先行抽選エントリー:2月7日(火)~2月10日(金)■先行先着販売:2月19日(日) 11:00より販売受付開始※先行抽選販売および先行先着販売は、東宝ナビザーブにご登録(無料)いただきましたお客様がご利用頂けます。東宝ナビザーブ:■一般前売り:2月25日(土) 11:00販売開始問合せ:東宝テレザーブ 03-3201-7777【愛知公演】2023年5月6日(土)・7日(日)会場:御園座■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:9,000円B席:5,000円■一般発売2023年2月25日(土) ※25日(土) はインターネット販売のみ問合せ:御園座営業部 052-222-8222【大阪公演】2023年5月13日(土)~15日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,500円A席:9,500円B席:5,000円■一般発売2023年2月25日(土)問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800【静岡公演】2023年5月20日(土)・21日(日)会場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)S席:14,000円A席:12,000円■一般発売2023年3月4日(土) ※東京公演と異なります。問合せ:キョードー東海 052-972-7466【福岡公演】2023年5月26日(金)~28日(日)会場:博多座■チケット料金(全席指定・税込・未就学児童入場不可)A席:14,500円B席:9,500円C席:5,000円■一般発売2023年3月11日(土) ※東京公演と異なります。問合せ:博多座電話予約センター 092-263-5555(10:00~17:00)公式サイト:
2023年01月14日ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』のフォトコールが7日に東京・日生劇場で行われ、小瀧望、木下晴香、益岡徹、瀬戸山美咲(演出)が登場した。同作は2000年9月に初演を迎え、日本では2006年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演、2014年にも上演された。イギリス領北アイルランドの首都ベルファストのサッカーチームのエース選手でありプロサッカー選手になることを夢見ているジョン(小瀧)だが、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始める。逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになる。同作にはほか東啓介、豊原江理佳、加藤梨里香、新里宏太、皇希、木暮真一郎らが出演する。初ミュージカルとなった小瀧だが、今作は歌に加えサッカーのシーン、さらには恋愛や社会情勢など表現する要素が詰まっており、「年下のキャストがいるのが初めてで新鮮だったのと、メインキャストやアンサンブル含めてこんなにも同世代が集まる作品がこの先あるのかもわからない。同世代が多いからこそ、今回のチームワークが築けたと思いますし、仲間というのが大事な作品になってると思う」と喜びも。木下も同様に「同世代の方たちと一緒に作品に携わる経験がほぼなくて、稽古場でタメ口で話している感覚がまず不思議だと思い、青春してるなあと感じながら、素敵で大好きで楽しいみんなと一つの作品を作れることが幸せだなと毎日思ってます」と噛み締めていた。作品には「本当に飛び込んだという感じ」という小瀧だが、「やっていないことをやってみたいという思いが強いので、なんでも挑戦してみたい」と意欲は十分。「見どころはとにかく登場人物全員の生命力とエネルギー。明日、命があるかもわからないくらい死と隣り合わせに生きている人たちの作品なので、僕達が1日1日を全力で120%出して生きている、生命力を感じてもらいたいです。僕ら世代の方には馴染みがあまりかもしれないと思うんですけど、今まさに海を挟んでの国では、こういうことが行われていますし、戦争、紛争、分断みたいなことがいかに無意味か伝えられる作品じゃないかなと思います」と伝えたい思いを表した。また、木下は「今回(アンドリュー・)ロイド・ウェバーさんの音楽で、リプライズが多い作品だなと感じています。前半で歌うメロディーと一緒だけど、後半では状況や立場が違っていたりという部分が多いので、その変化を音楽と共に感じていただければ。あとは『決して過去の物語じゃない』というところをしっかり感じて帰っていただけたらいいなと思って全力で頑張りたい」と意気込む。益岡は「若者たちが一生懸命生きて素晴らしい人生を歩もうとしているんだけど、許されない時代。大人として宗教家であり大人なのに、なんともしてやれないという役の無力感があります。本当にみんなキラキラして、必死で少年たちが生きているというのがどれだけ胸を打つか、実感しました」と語った。サッカーシーンについて、経験者の小瀧は「サッカーをやっててよかった。ボールを使わずにエアーで見立ててサッカーをするシーンが結構長くあるんですけど、そこは全員で入り乱れて全員で動いて作っているので、サッカーの見せ場かなと思っています」と注目シーンをピックアップする。稽古中にはちょうどW杯も盛り上がっており、キャストの半分は「ほぼ寝不足で来てました」と苦笑しつつ、「あれだけ希望や勇気や夢を与えてくれて、僕達自身も盛り上がりました」と感謝する。今回、元日本代表の大久保嘉人が監修をしているということで、小瀧は「稽古が始まる前、顔合わせ前に男子だけ集まって、大久保さんにサッカーを見てもらう機会がありまして、本当に感動しました。大久保さんに自分がサッカーしてる姿を見てもらえるなんて、サッカーやってた頃の小さな自分に『お前、いつか見てもらえるぞ』と言ってあげたいくらい」としみじみ。大久保選手はすでにゲネプロ観劇もしており、小瀧は「『面白かった、感動した』と素敵な言葉をいただいて自信になりました。サッカーのシーンが大事なので、大久保さんの顔を思い浮かべながら頑張ります」と誓っていた。東京公演は日生劇場にて1月7日~26日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて2月4日~13日。
2023年01月08日2023年4月11日(火) から5月1日(月) にかけて東京・日生劇場、5月より名古屋・大阪・静岡・福岡にて坂本昌行主演ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』が上演されることが決定した。本作は、作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカル。1957年にブロードウェイで初演されると、『ウェストサイド物語』が同年初演だったにもかかわらず、トニー賞最優秀ミュージカル賞ほか5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞しロングランを記録した。その後1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒットとなり、2003年にはブロードウェイのトップスター、マシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化。日本でも1985年に野口五郎主演、2010年に西川貴教主演で上演された。そして今年、ブロードウェイにてヒュー・ジャックマン主演によるリバイバル上演で話題となっている本作が、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく演出にダニエル・ゴールドスタインを迎え、装いを新たに上演される。これまでオン・ブロードウェイでの『GODSPELL』をはじめ、オンオフ問わず数々の作品を手掛け、ブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタインが、今作で10年ぶりに日本で演出を務める。物語の舞台はアイオワ州にある田舎町リヴァーシティ。そこに音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒルがやってくる。彼は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返していた。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い惹かれていく。彼女に自分の正体を明かそうするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまい……。楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒルを演じるのは、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本昌行。2016年に読売演劇大賞・優秀男優賞を受賞した坂本が、2011年の『ZORRO THE MUSICAL』以来、12年ぶりに日生劇場に登場し60周年イヤーの開幕に花を添える。■坂本昌行 コメント坂本昌行本作の出演が決まった時、ヒュー・ジャックマンが主演した『THE BOY FROM OZ』を自分が日本で上演させて頂いた事もあり勝手に縁を感じました。今回演じるハロルドは決して悪ではなく、明るく純粋で優しい心を持ち合わせている人物だと思っています。現在、ブロードウェイでヒュー・ジャックマンがハロルド役を演じていますが、彼が持っている明るさは、ハロルドと共通するものがあるので、その辺りを参考にしながら自分らしいハロルドをお届けしたいですね。今、本番中の舞台『凍える』とは、まさに真逆な作品ですが、役者にとってこれほど振り幅がある役をやらせていただけるのは嬉しい事です。初舞台でミュージカルと出会い、その衝撃がいまでも忘れられないほど自分にとってミュージカルは大切なモノです。今作品も自分にとって忘れられない経験になる予感がします。一日も早く稽古を行い、そして幕が開くのを楽しみにしています。今回演出を担当していただけるのは、ブロードウェイほか、世界で活躍するダニエル・ゴールドスタイン氏です。海外のクリエイターと一緒に仕事をする上で、心掛けていることは、海外の作品、役だからと言ってオーバーアクトにならず、純粋に頂いた役を演じるだけです。後は、どれだけ自由に演じられるかを心掛けています。まだ世の中が落ち着かない中での公演ではありますが、劇場で観劇される際は不安な事や嫌な事を全て忘れて、思いっきり作品を楽しんでいただきたいと思います。<公演情報>『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン振付:エミリー・モルトビー出演:坂本昌行 / ほかチケット発売日:2023年2月予定■東京公演2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場問合せ:東宝テレザーブ03-3201-7777■名古屋公演2023年5月会場:御園座問合せ:御園座052-222-8222■大阪公演2023年5月会場:梅田芸術劇場メインホール問合せ:梅田芸術劇場メインホール06-6377-3800■静岡公演2023年5月会場:静岡市清水文化会館マリナート■福岡公演2023年5月会場:博多座問合せ:博多座電話予約センター092-263-5555※地方公演の詳細は後日発表公式サイト:
2022年12月03日20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルで、2022年にヒュー・ジャックマン主演によってリバイバル上演され、話題を呼んでいる。アイオワ州にある田舎町リヴァーシティに、音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒル(坂本)がやってくるが、彼は実は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返している。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い、徐々に惹かれていくことで、彼女に自分の正体を明かそうとするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまう。『ザ・ミュージック・マン』は1957年にブロードウェイで初演され、『ウェストサイド物語』が同年初演だったにもかかわらず、トニー賞最優秀ミュージカル賞他5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞し、ロングランを記録。1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒットを記録し、2003年にはマシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化されるなど、欧米では言わずと知れたブロードウェイの名作ミュージカル。日本でも1985年に野口五郎主演、2010年に西川貴教主演で上演されている。さらに2022年にヒュー・ジャックマン主演によってブロードウェイでリバイバル上演されると、瞬く間に話題となり連日満席、チケット入手困難といわれるほど現在でも大ヒット上演を続けているという。この度、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にダニエル・ゴールドスタインを迎え、装いを新たに上演されることとなった。これまでオン・ブロードウェイでの『GODSPELL』をはじめ、オンオフ問わず数々の作品を手掛け、ブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタインが、今作で10年ぶりに日本で演出を務める。楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒルを演じるのは、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本昌行。2016年には読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞し、確かな演技力と歌唱力を発揮してきた坂本が、2011年の『ZORRO THE MUSICAL』以来、12年ぶりに日生劇場に登場し、60周年イヤーの開幕を彩る。本作の1番の見どころであり、物語が大団円を迎える際に流れる楽曲「76本のトロンボーン」も、日生劇場60周年の開幕にふさわしいファンファーレとなり、華やかな演出ときらびやかな衣裳、圧巻の音楽に注目となっている。東京公演は日生劇場にて2023年4月11日~5月1日、その後名古屋公演(御園座)、大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)、静岡公演(静岡市清水文化会館マリナート)、福岡公演(博多座)と、2023年5月の上演を予定している。○坂本昌行 コメント本作の出演が決まった時、ヒュー・ジャックマンが主演した『THE BOY FROM OZ』を自分が日本で上演させて頂いた事もあり勝手に縁を感じました。今回演じるハロルドは決して悪ではなく、明るく純粋で優しい心を持ち合わせている人物だと思っています。現在、ブロードウェイでヒュー・ジャックマンがハロルド役を演じていますが、彼が持っている明るさは、ハロルドと共通するものがあるので、その辺りを参考にしながら自分らしいハロルドをお届けしたいですね。今、本番中の舞台『凍える』とは、まさに真逆な作品ですが、役者にとってこれほど振り幅がある役をやらせていただけるのは嬉しい事です。初舞台でミュージカルと出会い、その衝撃がいまでも忘れられないほど自分にとってミュージカルは大切なモノです。今作品も自分にとって忘れられない経験になる予感がします。一日も早く稽古を行い、そして幕が開くのを楽しみにしています。今回演出を担当していただけるのは、ブロードウェイほか、世界で活躍するダニエル・ゴールドスタイン氏です。海外のクリエイターと一緒に仕事をする上で、心掛けていることは、海外の作品、役だからと言ってオーバーアクトにならず、純粋に頂いた役を演じるだけです。後は、どれだけ自由に演じられるかを心掛けています。まだ世の中が落ち着かない中での公演ではありますが、劇場で観劇される際は不安な事や嫌な事を全て忘れて、思いっきり作品を楽しんでいただきたいと思います。
2022年12月03日チョコレート菓子専門店のザ・テイラー(THE TAILOR)から、期間限定スイーツ「ザ・ショコラアルモニー」が登場。2022年12月1日(木)より、ザ・テイラー 阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店にて発売される。濃厚なチョコレート菓子を提案する専門店、ザ・テイラー文字通り“服の仕立屋=テイラー”を思わせる落ち着いた雰囲気の店構えで、濃厚な大人のチョコレート菓子を提案しているザ・テイラー。2021年にデビューした「ザ・ショコラアルモニー」は、濃厚なチョコレートのハーモニーが楽しめるブランド初のオリジナルショコラケーキだ。3種のスペイン産チョコをブレンドしたオリジナルケーキ3種類のスペイン産チョコレートをブレンドした生地は、いちじくのコンフィを練り込んでからオーブンへ。焼き上がった生地にマルサラワインのシロップを塗ることで、しっとりとした食感と華やかな風味が楽しめる、大人の一品に仕上げている。このほか、アールグレイとキャラメルを合わせたソースをミルクチョコで包み込み、ココアクッキーでサンドした「ザ・ショコラクチュール アールグレイ&キャラメル」(季節限定)、ガナッシュを詰めて焼き上げた濃厚なフィナンシェ「ザ・フォンダンショコラフィナンシェ」など、クリスマスシーズンを華やかに彩る多彩なスイーツも用意されている。商品情報「ザ・ショコラアルモニー」発売日:2022年12月1日(木)価格:2,700円販売店舗:ザ・テイラー 阪急うめだ店・渋谷東急フードショー店【店舗情報】■ザ・テイラー 阪急うめだ店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店B1FTEL:06-6313-0146■ザ・テイラー 渋谷東急フードショー店住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷 東急フードショー① 1階TEL:03-3477-4673
2022年12月02日ジャニーズWESTの小瀧望が主演を務めるミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』が、2023年1月7日(土)から26日(木)まで東京・日生劇場で、2月4日(土)から13日(月)まで大阪・梅田芸術劇場で上演される。東京公演のチケット発売日は2022年11月26日(土)。ジャニーズWEST小瀧望主演で人気ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』は、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』、『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたロンドン・ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンの強力なタッグにより誕生した青春ミュージカル。北アイルランド紛争のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンが、実話をもとに書き上げた。日本では、2006年にジョーイ・マクニーリー演出&櫻井翔主演によって初演され、2014年にも上演された。そんなミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』が、主演にジャニーズWESTの小瀧望を迎え、上演される。『ザ・ビューティフル・ゲーム』あらすじ物語の舞台となるのは、イギリス領北アイルランドの首都・ベルファスト。街は、北アイルランドの独立を訴える組織でカトリック派「IRA」と、プロテスタント派の争いにより分断されていた。そんな中でもベルファストで暮らすサッカーを愛する人々は、応援するチームの試合を「ザ・ビューティフル・ゲーム」と呼び、“彼らの人生そのもの”と言えるほど大事にしていた。しかし宗派の争いは日増しに激しくなり、彼らにも不穏な空気が忍び始めるのだった…。登場人物■ジョン・ケリー(小瀧望)…サッカーチームのエース選手で、ひたむきにプロサッカー選手を目指す青年。■メアリー(木下晴香)…ケリーの恋人。■トーマス(東啓介)…ジョンのサッカーのチームメイトとして共に青春時代を過ごすも、内戦によってそれぞれの道へ進んでいくことになる。■クリスティン(豊原江理佳)…メアリーたちと一緒にサッカーチームの応援をしている女の子。奔放な性格の持ち主。■バーナデット(加藤梨里香)…メアリー、クリスティンと同じく試合会場のスタンドに座って、サッカーチームの応援をしている。■ダニエル(新里宏太)…ケリーやトーマスと一緒にサッカーチームの活動に励む。■ジンジャー(皇希)…ケリー、トーマス、ダニエルのチームメイト。■デル(木暮真一郎)…ケリー、トーマス、ダニエル、ジンジャーのチームメイト。■オドネル神父(益岡徹)…サッカーチームの監督。若者たちの行く末を常に案じている父親的な存在。演出に瀬戸山美咲また、演出を務めるのは、気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲。瀬戸山は、『ザ・ビューティフル・ゲーム』で初のミュージカル演出に挑む。公演概要『ザ・ビューティフル・ゲーム』作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー作詞:ベン・エルトン上演台本・演出:瀬戸山美咲振付:ケイティ・スペルマン出演:小瀧望、木下晴香、東啓介、豊原江理佳、加藤梨里香、新里宏太、皇希、木暮真一郎、益岡徹、今村洋一、江見ひかる、岡本拓也、尾崎豪、後藤裕磨、齋藤信吾、酒井比那、酒井航、鮫島拓馬、社家あや乃、田川颯眞、富田亜希、中野太一、広瀬斗史輝、松田未莉亜、宮崎琴、門馬一樹、安井聡、吉田萌美、渡部光夏■東京公演期間:2023年1月7日(土)~26日(木)会場:日生劇場住所:東京都千代田区有楽町1-1-1チケット料金:S席 14,000円、A席 9,000円、B席 4,500円(全席指定・未就学児童入場不可)プレイガイド:東宝ナビザーブ、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド※劇場窓口、東宝テレザーブでの取り扱いはない。■大阪公演期間:2023年2月4日(土)~13日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1チケット料金:S席 14,000円、A席 9,000円、B席 4,500円(全席指定・未就学児童入場不可)プレイガイド:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、梅田芸術劇場チケットカウンター※梅田芸術劇場オンラインチケットでの取り扱いはない。※梅田芸術劇場チケットカウンターは、一般発売日以降、残席ある場合のみ10:00~18:00 の間で取り扱う)【問い合わせ先】■東京公演:東宝テレザーブTEL:03-3201-7777■大阪公演:梅田芸術劇場メインホールTEL:06-6377-3800 (10:00~18:00)
2022年11月07日来年1月から2月にかけて上演されるミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』の全キャストが発表された。本作は、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』、『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲で知られるロンドン・ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手がけた人気作家ベン・エルトンによるミュージカル。北アイルランド紛争のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベンが実話をもとに書き上げた作品で、サッカーに青春のすべてを懸け、逆らうことのできない運命に翻弄されながら戦っていく男と、そんな男を愛する女、その仲間たちの鮮烈な人生が描かれる。演出は、気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲がミュージカル初演出に挑戦する。主演は、ミュージカル初挑戦となるジャニーズWESTの小瀧 望。小瀧演じるひたむきにプロサッカー選手を目指すジョン・ケリーの恋人メアリー役には、ミュージカル界のトップ女優として数多くのヒット作に出演する木下晴香。ジョンのサッカーのチームメイトとして共に青春時代を過ごすも、内戦によってそれぞれの道へ進んでいくことになるトーマス役には、舞台を中心に活躍し近年は映像作品にも数多く出演する東 啓介。奔放且つ進歩的なクリスティン役には、ミュージカルを中心に活動し話題作に多数出演する豊原江理佳。バーナデット役には、秋に上演された主演ミュージカル『シンデレラストーリー』での演技が話題となった加藤梨里香。また、ダニエル役には、歌手としての活動に加えてミュージカル作品でも存在感を発揮する新里宏太。ジンジャー役には、ダンサー・振付師としての活動に留まらず俳優としても舞台・映像作品に出演する皇希。デル役には、デビュー翌年にミュージカル主演を務めるなど実力派俳優の木暮真一郎。そして、サッカーチームの監督であり若者たちの行く末を常に案じている父親的な存在のオドネル神父役は、ベテラン益岡 徹が演じる。■木下晴香(メアリー)コメント本作の出演が決まった時は、とても惹かれていた作品だったので、すごく嬉しかったです。共演するキャストの方々も同世代の方が多く、役者としても青春を感じられる日々になりそうですし、初めて日生劇場の舞台に立たせていただくのも楽しみです。瀬戸山美咲さんとは、’21年末に瀬戸山さんが脚本を書かれた舞台(『彼女を笑う人がいても』)でご一緒して以来、瀬戸山さんが紡ぐ言葉の力のファンです。また、宣伝用の扮装撮影の際に、"またご一緒できて嬉しい"、"今日ですごくイメージが湧きました"と言っていただけたことは、すごく力になりました。私とサッカーのつながりですが、出身地にJ1リーグのチーム(サガン鳥栖)があり、サッカー場の近くの施設でよくテスト勉強をしていたので、歓声や「ゴール!」という声をよく耳にしていました。この作品は青春のポップな部分もありつつ現実がしっかり描かれていて、物語と楽曲の幅の広さが印象的でした。若いからこそのエネルギーや輝きや繊細さ……色々なものがギュッと詰まっていて力強い作品だなと思います。宗派の違いによる衝突が物語の根底に流れているので、日本のお客様に届ける上で、そこにいかに説得力を持たせられるか……皆さんと一緒にしっかり現実味を持って作っていきたいです。役柄については、多感な時期であることを大切にしながら、メアリーがひとりの女子学生から成長していく姿や、強くならざるを得ない運命を丁寧に描いていきたいです。『ザ・ビューティフル・ゲーム』は、懸命に生きる若者たちのエネルギーと人生が詰まった作品です。魂込めて挑みますので、ぜひ楽しみにしていてください。■東 啓介(トーマス)コメント今回この作品に出演する事が出来て、本当に嬉しいです。素敵なキャストの皆様とお芝居や歌を歌えること、とても楽しみです。台本を読ませていただいた時、とても心に突き刺さる作品だと率直に感じました。宗教や、この時代の環境、今でも誰しもに当てはまるものが詰まっているので、見てくださるお客様一人一人が、誰かに共感するところがあるなと思いました。これからの稽古が楽しみです!僕が演じるトーマスは強い信念を持ち、正義感もある。そんな役柄かなと今は感じています。演じるにあたって、トーマスなりの正義を表現できたらと思っています。そして、それゆえのすれ違い、悲しさなどもしっかり見せることが出来たらなと思っています。観に来て下さる皆様の心に何か残るようなそんな作品だと思っています。稽古の中で、よりこの作品を深めて素敵な作品にしていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!!■豊原江理佳(クリスティン)コメント出演のお話しをいただき、生きる情熱に溢れた本作に参加できることに感激しました。また日生劇場は私にとって思い出のある場所でしたので、嬉しかったです。瀬戸山さんは、私が今年4月に出演していた作品(ミュージカル『EDGES』)を観に来てくださっていて、「あのパッションがまさに役にぴったりです!」と扮装撮影の際におっしゃってくださり、嬉しかったですね。稽古が始まったら、役や作品についてたくさん瀬戸山さんと話し合いながら素敵な作品にしたいです。作品の最初の印象は、まず「若さ」「情熱」「愛」、そして「本当に大切なもの」というイメージが浮かびました。クリスティンを演じるにあたっても、役と誠実に向き合い、今までやったどの役にも重ねず、自分の役と、自分と、一から向き合いたいです。劇場は、普段なら叶わない、言葉以上のコミュニケーションができる特別な場所だと信じています。この作品を通して、どんなメッセージを共有できるのか、私も今からドキドキしています。劇場でお待ちしています!■加藤梨里香(バーナデット)コメントアンドリュー・ロイド=ウェバー作品に出演できることがとても嬉しく思いました。また、同世代の素敵な俳優の皆さんが揃っているので、お稽古でたくさん刺激をいただけると思いましたし、一緒に作品創りをしていけるのが本当に楽しみです。扮装撮影の時、支度を終えて瀬戸山さんにお見せした時に、「バーナデットだ!」と言っていただけたのが印象的でした。話をさせていただく中で、ひとつひとつ丁寧に向き合ってくださる印象があったので、お稽古ではどんな風に作品創りをしていけるのか、とても楽しみです。この作品は、青春群像劇のような爽やかさもありながら、若さ故の危うさや心の不安定さがずっと漂っている印象を持ちました。この時代の北アイルランドのことを知ることがとても必要なことだと感じました。私とサッカーとの繋がりですが、小さい頃、地元J1チームである川崎フロンターレを応援していてキッズサポーターのメンバーズに入っていました! でも私は球技が苦手なので、今作では応援する側の役で安心しました(苦笑)。バーナデットは争いのない平和で穏やかな日々を心から願っている人という印象を現時点で持っています。彼女の目に映る現実はどんなものなのか、彼女にたくさん寄り添って考えていきたいです。そして、この作品に生きる登場人物たちの激動の日々を、お客様が一緒に心を動かしながら見守っていただけるよう、丁寧に作品と役と向き合っていきたいと思っています。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。お待ちしております!■新里宏太(ダニエル)コメント僕自身、サッカーが本当に大好きで、学生時代はずっとサッカーをしていました。勝手にこの時期はW杯シーズンで盛り上がっているところに、このお話を頂きご縁を感じました!瀬戸山さんとは今回初めて御一緒するのですが、早く想いを汲み取って自分なりの解釈でキャストの皆さんとスタッフの皆様と力を合わせてこの作品に向き合いたいと思います。サッカー。友情。愛情。そして、紛争。今の世の中にはとてもメッセージの強い作品だと思います。この時期にこの作品に携わらせて頂けることをしっかり噛み締めて挑んでいきたいです。僕は幼少期からずっとサッカーしていました。怪我もあり途中でリタイアしましたが今は友人達とフットサルもしますがサッカー観戦、そして何より休日はサッカーのゲームしかしておりません。笑僕が演じるダニエルは、争いと共存していく役です。彼のとてつもなく重い決断にしっかりと向き合って役作りをしていきたいと思います。今回この作品に携わらせて頂く事、改めて幸せに思います。今のこんな時期だからこそ大切なメッセージが沢山詰まってるこの作品を沢山の方に見て頂きたく思います。■皇希(ジンジャー)コメント出演が決まった時は素直に嬉しい気持ちでした! ただ、今回の作品と向き合えば向き合うほど考えることが多く、不安な気持ちもあります。この今の気持ちとも向き合いながら、初日までの時間を過ごせたらなと思います。作品については、簡単に語れる内容の作品ではないなという印象です。宗教、戦争など、今の自分の日常生活では正直実感できない題材なので、少しずつ自分のペースで勉強しながら、演出の瀬戸山さん、共演者の皆さんとの稽古を経て、作品と役を体に馴染ませていきたいと思っています。僕とサッカーとのつながりですが、小学生の時の休憩時間にグランドでよく走り回ってやっていた記憶があります! でも、凄い下手くそでしたが(笑)。演じる役柄についてですが、扮装撮影の時に瀬戸山さんから、「純粋に、素直にというのが、逆にジンジャーの儚さを際立たせる」というようなニュアンスの言葉をいただきました。役作りのヒントとして、そこは大事にしたいなと思います。あとは「ピュアな恋愛」というキーワードも撮影中の雑談で出てきたので、そこも楽しみですね(笑)。今回の作品への出演は、僕の中では大きな挑戦です。少しの不安と大きなワクワクをもって、作品と向き合おうと思います! 劇場でお待ちしております!■木暮真一郎(デル)コメント本作の出演が決まった時は、私事で恐縮なのですが、少し悩んでいる時期に頂いた、嬉しいニュースだったので喜びも一入(ひとしお)でした。この機会に感謝しつつ、頑張りたいと思います。アンドリュー・ロイド=ウェバーさんの楽曲でサッカーと宗教問題を描くミュージカルということで、楽しみでもありますが、僕にとって、今までにない新たな挑戦になるだろうなとひしひしと感じております。覚悟を持って稽古に臨みたいと思います。僕とサッカーの繋がりについてですが、実は小学生の頃、数年間サッカーをやっていました。当時は周りの友達に感化されて始めましたが、今になってサッカーに触れる機会が訪れて不思議な気持ちです。友達がみんな上手くて、小学生ながら勝手に疎外感を抱いていたので、役柄的にその経験が今回の作品の糧になればいいなと思っています。僕が演じるデルという若者は、チームの中で唯一“プロテスタント”の家庭で育ったという設定で、舞台上でも共演者の皆さんとは、どこか違った存在感で居られる様に稽古場で模索できたらなと思っております。観劇後、お客様の心に何か一つでも残せるように一生懸命頑張りますので、劇場でお待ちしています!■益岡 徹(オドネル神父)ミュージカルは3作品目です。それも、この5年間のことで、今回も稽古場で、舞台で、いろいろ学びたいと思います。演出の瀬戸山さんと、ポスター撮りの時にお目にかかりました。扮装をした姿をご覧になり、「演出のヒントになる」と言ってらっしゃいました。瀬戸山さんと皆さんとの稽古が始まるのが、とても楽しみです。この作品の時代背景となる1969年は、IRAと英国との衝突が激化していった頃で、その歴史をケン・ローチ監督等の映画の助けも借りて、勉強しなければ、と思っています。サッカーで思い出すことですが、自分の中学・高校時代のサッカーボールは革製で、雨で濡れると、とても重くなり、うかつにヘディングすると、衝撃がすごくて、首を痛めた事を覚えています(笑)私の演じるオドネル神父は強い気持ちと言葉で、若者を鼓舞し、自らも一緒に戦っているイメージです。そのイメージを、大切に演じたいと思います。<公演情報>『ザ・ビューティフル・ゲーム』作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー作詞:ベン・エルトン上演台本・演出:瀬戸山美咲出演:小瀧望(ジャニーズWEST)/ 木下晴香 / 東 啓介 / 豊原江理佳 / 加藤梨里香 / 新里宏太 / 皇希 / 木暮真一郎 / 益岡 徹今村洋一 / 江見ひかる / 岡本拓也 / 尾崎 豪 / 後藤裕磨 / 齋藤信吾 / 酒井比那 / 酒井 航 / 鮫島拓馬 / 社家あや乃 / 田川颯眞 / 富田亜希 / 中野太一 / 広瀬斗史輝 / 松田未莉亜 / 宮崎 琴 / 門馬一樹 / 安井 聡 / 吉田萌美 / 渡部光夏【東京公演】公演期間:2023年1月7日(土) ~26日(木)会場:日生劇場【大阪公演】公演期間:2023年2月4日(土) ~13日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール【チケット情報】S席:14,000円A席:9,000円B席:4,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)一般発売日:2022年11月26日(土) 10:00~購入リンク:【お問い合わせ】東京公演:東宝テレザーブTEL:03-3201-7777大阪公演:梅田芸術劇場メインホールTEL:06-6377-3800(10:00∼18:00)公式サイト:
2022年11月04日運気を引き上げるには、意外にも簡単な方法があります。その方法とはズバリ、「ラッキーアイテム」を役立てること。開運のためになにかやりたいけれど、どうすればいいのかわからない人は、まず「ラッキーアイテム」を活用してみて。今回は誕生月別に、運勢を引き上げる「ラッキーアイテム」を占いました。■ 1月生まれ【電波時計】あなたのラッキーアイテムは、電波時計です。時間の狂いが少ないおかげで正確な行動ができて、信頼感がさらにアップ!想定外のチャンスももれなくゲットできそう。■ 2月生まれ【色鉛筆】あなたのラッキーアイテムは、色鉛筆です。カラフルな色合いが持ち前の才能を活性化してくれるだけでなく、バラエティ豊かなチャンスや人脈を引き寄せてくれそう。■ 3月生まれ【パワーストーン】あなたのラッキーアイテムは、パワーストーン。自覚はないけれど、かなりストレスをためている心配が。いつも身に着けておけるブレスタイプは、厄払いと開運に役立つはず。■ 4月生まれ【ダンベル】あなたのラッキーアイテムは、ダンベル。運動不足になると運気も低迷しがち。まめにダンベルで体を動かすほど運が活性化されて、チャンスもたくさん巡ってくるでしょう。■ 5月生まれ【本】あなたのラッキーアイテムは、本です。本があれば一人の時間がさらに充実し、内面や知識も豊かになって、近い将来ビッグチャンスが来るかも。■ 6月生まれ【リバーシブルアイテム】あなたのラッキーアイテムは、リバーシブルアイテム。TPOに合わせて使い分けできるため、幅広いシチュエーションで活躍してくれるはず。おかげでステキなロマンスやチャンスが舞い込む期待も。■ 7月生まれ【ふわふわのクッション】あなたのラッキーアイテムは、おうち時間を充実させてくれるアイテムです。ふわふわのクッションは癒やし効果が高いうえ、甘いロマンスを呼ぶ効果もあり。■ 8月生まれ【ラメ入りのグロス&シャドウ】あなたのラッキーアイテムは、ラメ入りのグロスとシャドウ。目と唇、両方につけて外出すればオーラが倍増して、大逆転劇が次々と起こるかもしれませんよ。■ 9月生まれ【白いシャツワンピース】あなたのラッキーアイテムは、さわやかさを引き出してくれるシャツワンピースです。何色にも染まっていない白には、新たな才能とチャンスを引き出す秘めた力が。■ 10月生まれ【花】あなたのラッキーアイテムは、花。季節の花で作ったブーケを飾れば癒やされるだけでなく、待ち人やチャンスを呼ぶ効果も。■ 11月生まれ【香水】あなたのラッキーアイテムは、香水です。とくにオリエンタルな香りは、ミステリアスな魅力を高めてくれそう!異性からモテたり、ミラクルを呼んだり、好展開が期待できるはず。■ 12月生まれ【動きやすい靴】あなたのラッキーアイテムは、靴。動きやすく、しっかりした作りのものが、思いもよらない世界へと連れていってくれそう。■ 日々の暮らしにラッキーアイテムを取り入れて「ラッキーアイテム」は、生まれた月によってそれぞれ違います。どんなものであれ、活用しないと意味がありません。日々の暮らしに積極的に取り入れて、運気を引き上げましょう。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年10月10日『ザ・ビューティフル・ゲーム』が、2023年1月7日から26日まで東京・日生劇場、2月4日から13日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演されることが決定した。本作は、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』、『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲で知られるロンドン・ミュージカル界の巨匠、サー・アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手がけた人気作家ベン・エルトンによるミュージカル。サッカーに青春のすべてを懸け、逆らうことのできない運命に翻弄されながら戦っていく男と、そんな男を愛する女、その仲間たちの鮮烈な人生が描かれる。2001年にイギリス演劇界で最も権威があるとされるローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル部門において優秀新作賞ほか、主演男優賞、主演女優賞、振付家賞の4部門にノミネート。日本では2006年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演された。今回主演を務めるのは、本作がミュージカル初出演・初主演となる小瀧望(ジャニーズWEST)。北アイルランドでIRAの武力闘争が激化する中、プロサッカー選手になることを夢見る主人公、ジョン・ケリーを演じる。また、演劇ユニット「ミナモザ」主宰にして気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲が演出を担当する。チケットは11月26日10時に一般発売が開始される。■瀬戸山美咲 コメント小瀧さんとは、以前、上演台本をつとめた舞台『モールス』でご一緒しました。その後も舞台での活躍を観ていて、繊細で丁寧な芝居をする素晴らしい俳優さんだと思っています。ジョンは仲間思いでサッカーに情熱を捧げるまっすぐな若者。彼の変化を表現するのはなかなか難しいと思います。でも、小瀧さんはしっかり演じきれると信じています。出演者のみなさんと考えていきたいのはスポーツと紛争、友情と紛争、恋愛と紛争の違いについて。誰かを大切に思う気持ちや何かを愛する気持ちが、そうではないものを排除し始めるときから、人間の対立は始まってしまいます。どうしたらそれを回避して人間は”ビューティフル・ゲーム”を描いていけるか、考えて表現したいと思います。この作品にはサッカーの試合を表現するナンバーがあります。役者ひとりひとりの存在感と歌とダンスで、実際のサッカーの試合の興奮を凝縮して見せていきたいと思っています。■小瀧望 コメントミュージカル出演のオファーと聞いたとき、もう少し先のことかな?と思っていましたが、挑戦したいという思いが沸き起こってきましたし、うれしかったです。しっかり歌とダンスの稽古を積んで臨みたいと思っています。瀬戸山さんとはじめてご一緒したのは7年前(2015年)の舞台(『MORSE-モールス-』)の時です。瀬戸山さんは上演台本で参加されていました。瀬戸山さんもミュージカル初演出と伺いましたので、何か縁を感じます。僕は幼稚園から小学校6年生まで、サッカー一筋でした。その後事務所に所属する直前まで試合に出ていました。あれが運命の分かれ道だったと思います。僕が演じるジョンという男は、余計な計算やずるがしこさはなく、まっすぐな目が印象的。とにかくまっすぐ。賢くはないけど、自然と周りに人が集まってくるタイプの人間なんだと思います。初ミュージカル出演なので、未知のことばかりですし、不安もありますが、それ以上に楽しみですし、この壁と向き合って、乗り越えたいです。稽古、本番を含めて約3カ月、この作品にどっぷりつかって、成長したいです。<公演情報>ザ・ビューティフル・ゲーム脚本/作詞:ベン・エルトン作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー上演台本/演出:瀬戸山美咲出演:小瀧望(ジャニーズWEST)【東京公演】公演期間:2023年1月7日(土) ~26日(木)会場:日生劇場【大阪公演】公演期間:2023年2月4日(土) ~13日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール【チケット情報】S席:14,000円A席:9,000円B席:4,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)一般発売日:2022年11月26日(土) 10:00~購入リンク:【お問い合わせ】東京公演:東宝テレザーブTEL:03-3201-7777大阪公演:梅田芸術劇場メインホールTEL:06-6377-3800(10:00∼18:00)公式サイト:
2022年10月03日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は2000年9月に初演を迎え、日本では2006年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演、2014年にも上演された。イギリス領北アイルランドの首都ベルファストのサッカーチームのエース選手でありプロサッカー選手になることを夢見ているジョン(小瀧)だが、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始める。逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになる。『オペラ座の怪人』『キャッツ』『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたロンドン・ミュージカル界の巨匠、サー・アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンによって誕生した大ヒットミュージカルで、北アイルランド紛争が激化の一途を辿っていた1981年、プロサッカー選手になるという夢を目前にハンガーストライキによって刑務所内で自殺したIRA戦士のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンが、実話をもとに書き上げたという。2000年9月からロンドンのケンブリッジ劇場で上演されると約1年に渡りロングラン上演を達成。さらに、2001年にイギリス演劇界で最も権威があるとされるローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル部門において優秀新作賞ほか、主演男優賞、主演女優賞、振付家賞の4部門にノミネートされ脚光を浴びた。今回の上演では、演劇ユニット「ミナモザ」主宰にして気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲を演出に迎え、ミュージカル初演出。さらに主演の小瀧も今作でついにミュージカルに初挑戦し、初舞台を踏んだ『MORSE-モールス-』(2015年)で上演台本を務めた瀬戸山と待望のタッグを組む。東京公演は日生劇場にて2023年1月7日~26日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて2月4日~13日。○上演台本・演出:瀬戸山美咲 コメント小瀧さんとは、以前、上演台本をつとめた舞台『モールス』でご一緒しました。その後も舞台での活躍を観ていて、繊細で丁寧な芝居をする素晴らしい俳優さんだと思っています。ジョンは仲間思いでサッカーに情熱を捧げるまっすぐな若者。彼の変化を表現するのはなかなか難しいと思います。でも、小瀧さんはしっかり演じきれると信じています。出演者のみなさんと考えていきたいのはスポーツと紛争、友情と紛争、恋愛と紛争の違いについて。誰かを大切に思う気持ちや何かを愛する気持ちが、そうではないものを排除し始めるときから、人間の対立は始まってしまいます。どうしたらそれを回避して人間は”ビューティフル・ゲーム”を描いていけるか、考えて表現したいと思います。この作品にはサッカーの試合を表現するナンバーがあります。役者ひとりひとりの存在感と歌とダンスで、実際のサッカーの試合の興奮を凝縮して見せていきたいと思っています。○小瀧望 コメントミュージカル出演のオファーと聞いたとき、もう少し先のことかな? と思っていましたが、挑戦したいという思いが沸き起こってきましたし、うれしかったです。しっかり歌とダンスの稽古を積んで臨みたいと思っています。瀬戸山さんとはじめてご一緒したのは7年前(2015年)の舞台(『MORSE-モールス-』)の時です。瀬戸山さんは上演台本で参加されていました。瀬戸山さんもミュージカル初演出と伺いましたので、何か縁を感じます。僕は幼稚園から小学校6年生まで、サッカー一筋でした。その後事務所に所属する直前まで試合に出ていました。あれが運命の分かれ道だったと思います。僕が演じるジョンという男は、余計な計算やずるがしこさはなく、まっすぐな目が印象的。とにかくまっすぐ。賢くはないけど、自然と周りに人が集まってくるタイプの人間なんだと思います。初ミュージカル出演なので、未知のことばかりですし、不安もありますが、それ以上に楽しみですし、この壁と向き合って、乗り越えたいです。稽古、本番を含めて約3か月、この作品にどっぷりつかって、成長したいです。
2022年10月03日今年で12周年を迎えた「ラブライブ!」シリーズの初のミュージカル『スクールアイドルミュージカル』が、12月10日(土) から15日(木) まで新国立劇場 中劇場にて、来年1月25日(水) から29日(日) まで梅田芸術劇場メインホールにて上演されることが決定した。「ラブライブ!」シリーズとは、「みんなで叶える物語」をキーワードにオールメディア展開するスクールアイドルプロジェクト。スクールアイドルによるアニメーションPV(DVD&BD)付音楽CDのリリース、雑誌・小説をはじめとした書籍、TVアニメ、スマートフォン向けゲーム、コンシューマーゲーム、トレーディングカードゲームなどのほかに、実際にメンバーを演じるキャストによるライブイベントやラジオ、生配信など様々なメディアを巻き込んだ展開を行っている。『スクールアイドルミュージカル』は、これまでの「ラブライブ!」シリーズ作品のミュージカル化ではなく、完全オリジナルの新作ミュージカルとなっており、本作のために新たに書き下ろされた楽曲と共に10人の少女たちと叶える青春学園ドラマをお届けする。キャストは、全国レベルの学力と伝統を誇る兵庫の名門進学校・椿咲花(つばきさくはな)女子高校の理事長の娘・椿 ルリカ役を堀内まり菜、皇 ユズハ役を浅井七海、北条ユキノ役を杏 ジュリア、天草ヒカル役を小山璃奈、三笠マーヤ役を佐藤美波、そして理事長の椿 マドカ役には、宝塚時代に数々のヒロインに抜擢され、退団後も精力的に活躍する蒼乃夕妃が演じる。そして、芸能コースアイドル部を擁する大阪の人気有名高校・滝桜(たきざくら)女学院の理事長の娘・滝沢アンズ役は関根優那、若槻ミスズ役は西葉瑞希、来栖トア役は星守紗凪、鈴賀レナ役は三田美吹、晴風サヤカ役は青山瑠里が務め、滝桜女学院の理事長・滝沢キョウカ役は2007年『レ・ミゼラブル』で初舞台を踏み近年は2.5次元作品のみならず、『シュレック・ザ・ミュージカル』にも出演した岡村さやかが担当する。■脚本・演出 岸本功喜 コメントこの度ラブライブ!シリーズ初となる舞台化ということで、脚本と演出をさせていただくことになりました岸本です。ラブライブ!の世界はシリーズを通じて普遍的なテーマがしっかりと描かれており、誰もが元気をもらえる物語と魅力的な登場人物で多くの方にずっとずっと愛され続けています。そのような重みのある作品の世界を新たにミュージカルというジャンルで挑戦させていただける事は、僕にとっても光栄かつ非常にエキサイティングな出来事です。劇場という濃密な空間の中で、この新しい物語を皆さまと共有出来る日を今から心待ちにしております。■作曲・編曲 小島良太 コメントスクールアイドルミュージカルの作曲、音楽監督を担当させていただくことになりました小島です。シリーズの明るい世界感やお話の展開のテンポ感などはとてもミュージカル的だと思っておりました。感情をさらにエモーショナルにうったえかけることのできるミュージカルというジャンルで、ラブライブ!スピリットを引き継いだ新しいストーリーの音楽を作れることを非常に楽しみにしております。これまで多くのミュージカルを制作してまいりましたが、今回ポップで痛快なアイドルミュージックのジャンルとの融合は新しいチャレンジになります。物語のサポートをしつつ、音楽自体も楽しめるものにしていきたいと思っております。劇場ならではの臨場感を是非体感してください! お待ちしております。■堀内まり菜 コメント椿 ルリカ役を担当させていただくこととなりました、堀内まり菜です!たくさんの夢と希望に溢れたラブライブ!の世界に携わらせていただける事、大変光栄に思っております。まだまだ未熟者ではありますが、私自身ミュージカルが心の底から大好きなので、観に来て下さる皆さまに最高に煌めいた世界へとお連れできるよう、ルリカちゃんと一緒に誠心誠意臨みたいと思います。どうか見守っていただけたら嬉しいです。これから、よろしくお願いいたします!■浅井七海 コメントこの度 皇 ユズハ役をさせていただくことになりました浅井七海です。大好きな作品の初のミュージカルに出演できることが、はじめは夢のような気分で信じられないくらい嬉しい出来事でした。ラブライブ!シリーズの世界観を、生の舞台だからこそ味わえる空気感としてお届けできるよう楽しみながら精一杯頑張ります。是非、劇場にてお会いしましょう!■杏 ジュリア コメント皆さんはじめまして。北条ユキノ役を演じさせていただきます、杏 ジュリアです。この度、ラブライブ!シリーズとして初のミュージカルに出演させていただくこととなり、たくさんのファンのみなさんに長年愛され続けているこの作品に携わることができ、本当に光栄です。私自身、ラブライブ!のキラキラした世界観がとても大好きで全部観ています。一言で表現するのは難しいですが、団結、絆、情熱、ときめきなどたくさんの青春が詰まったストーリーにいつもとても感動しています。今回はそのラブライブ!の世界観をミュージカルで、生だからこその熱量とともにお届けすることができたらなと思っています。ラブライブ!という作品へのリスペクトを大切に、精一杯全力で挑みますのでどうぞよろしくお願いします。■小山璃奈 コメント天草ヒカル役を務めさせていただきます、小山璃奈です。今回ラブライブ!シリーズ初の舞台化ということで、歴史のある作品の初の舞台化に携わらせて頂ける事、とても嬉しく思います。私にとって夢のひとつでもあったミュージカル。幼い頃から歌って踊ることが好きだったと言うこともあり、今からとても楽しみな気持ちでいっぱいです。楽しみな反面不安な面もありますが、素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんと共に素敵な作品を作り上げていけるよう、そして皆様に最高の舞台をお届けできるよう、精一杯頑張ります!皆様のご来場お待ちしております!■佐藤美波 コメント三笠マーヤ役の佐藤美波です!小学校の時からずっと大好きで憧れ続けてきたラブライブ!の世界線をマーヤちゃんとして生きられることがとっても幸せです...!初ミュージカル、幕が上がるのがとても楽しみなのと同時に全部がドキドキのド緊張ですが、マーヤちゃんと一緒に沢山成長して皆様に素敵な作品をお届けできるよう頑張ります!よろしくお願いします(* ̈*)♪■関根優那 コメント滝沢アンズとして出演させていただきます、関根優那です!大人気のラブライブ!の新たなシリーズとして、こうして舞台に立たせていただけることが本当に本当に光栄です!ラブライブ!を見て感じた青春、頑張る勇気や、夢を叶える感動を、舞台を通して皆さんにお届けできるように精一杯頑張ります!アンズの葛藤や成長も見届けていただけたら嬉しいです!スクールアイドル、今からとても楽しみです!■西葉瑞希 コメント若槻ミスズ役を演じさせていただきます、西葉瑞希です。世界中から愛されている作品に携わることができ、嬉しさと驚きでいっぱいです。「スクールアイドルミュージカル」として、舞台の上でしっかりと役割を全うさせていただきます。頑張ります!■星守紗凪 コメント皆様、初めまして!『スクールアイドルミュージカル』にて来栖トアを演じさせていただきます、星守紗凪と申します。わたし自身ラブライブ!シリーズが好きで、アプリゲームのスクフェスではイベントの上位にランクインする程やり込んでいたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです...!スクールアイドルたちの学園生活の様子や、夢や想いをそれぞれに抱き葛藤していく熱い青春も、今までとは違う形である“生もの”の舞台だからこそ、同じ空間でリアルに繰り広げられるからこそ、その良さを皆様の全身で感じていただけるようなミュージカルにしたいです!そして、わたしなりにトアちゃんという役柄に愛をもって命を吹き込み、皆様の中にも生きられるよう大切に演じきります!どうぞよろしくお願いいたします!■三田美吹 コメント滝桜女学院の鈴賀レナ役を演じさせていただきます!初めてのことばかりで頭から足先までいろんなものが駆け巡っていますが、大好きなミュージカルに出演させていただけること、何よりご一緒したかった演出家さんと作曲家さんと舞台に携わらせていただけることがとても嬉しいです。たくさん愛され続けているラブライブ!初の舞台化、新シリーズとしてその愛情を受け継いでいけますように...その名に恥じないようレナがレナでいられますように...精一杯頑張らせていただきます。足を運んでくださる皆さんにたくさんの笑顔が溢れる帰り道になるよう、素敵な作品を作り上げてまいります。この作品が皆さんの元気の源でありますように。ぜひ、ご来場ください!■青山瑠里 コメント晴風サヤカ役を演じさせていただきます。青山瑠里です。出演が決まった時、嬉しくて最初は信じられませんでした。私自身、舞台で役をいただくことが今回初めてで、沢山の気持ちが込み上げましたし、ラブライブ!シリーズの世界の一員として舞台に立たせていただけること、本当に光栄で精一杯頑張りたいという気持ちでいっぱいです。きっと私にとってかけがえのない作品になるだろうと確信しています。今回、オリジナルのストーリーということで、舞台上でどのように物語が展開されていくのか、今からワクワクが止まりません!サヤカちゃんとして、皆様にお会いできる日を楽しみに、お稽古に励んで参りますのでよろしくお願いいたします!是非、劇場でお待ちしております!<公演情報>『スクールアイドルミュージカル』原作:矢立肇原案:公野櫻子脚本・演出・振付:岸本功喜作曲・編曲・音楽監督・歌唱指導:小島良太【キャスト】■椿咲花(つばきさくはな)女子高等学校椿 ルリカ:堀内まり菜皇 ユズハ:浅井七海北条ユキノ:杏 ジュリア天草ヒカル:小山璃奈三笠マーヤ:佐藤美波椿 マドカ:蒼乃夕妃■滝桜(たきざくら)女学院高等学校滝沢アンズ:関根優那若槻ミスズ:西葉瑞希来栖トア:星守紗凪鈴賀レナ:三田美吹晴風サヤカ:青山瑠里滝沢キョウカ:岡村さやか■アンサンブルキャスト大原万由子 / 金子 楓 / 鈴木まゆり / 中﨑花音 / 藤本くるみ / 古沢朋恵 / 森本めい / 渡辺菜花【東京公演】2022年12月10日(土)~15日(木) 新国立劇場 中劇場【大阪公演】2023年1月25日(水)~29日(日) 梅田芸術劇場 メインホール【チケット料金】全席指定:10,500円(税込)※未就学児入場不可インフォメーション:公式サイト::
2022年09月26日1960年代のアメリカ音楽シーンを代表するスター、ザ・フォー・シーズンズ。その栄光と挫折の日々を描き、2004年の初演から世界中で愛されているミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が、2020年のコンサートバージョンを経て、ついに本公演の幕を開ける。そこで前作にも参加した東啓介と、今回初参加となる有澤樟太郎のボブ・ゴーディオ役コンビに、作品にかける想いを語ってもらった。世界中の一般大衆から愛された4人の男たち――大人気を誇る『ジャージー・ボーイズ』ですが、本作がこれほどまでに愛される理由はどんな点にあると思いますか?東演じるボブ・ゴーディオの、「僕らをトップに押し上げたのは一般大衆だった」という台詞にもあるように、ザ・フォー・シーズンズって本当に今でも世界中で愛されているバンドなんですよね。そこをメンバーも理解していて、そういう人々のおかげで今の自分たちがいるんだと。それがこの『ジャージー・ボーイズ』という作品の人気にも繋がっているのだと思います。東啓介有澤ザ・フォー・シーズンズの曲自体、もちろん素晴らしいと思います。それとニュージャージー州から成り上がった男たちの物語が、ザ・フォー・シーズンズの生き様が描かれていることが、この『ジャージー・ボーイズ』という作品の魅力になっているんじゃないかなと。つまり彼らの生き様が魅力的だからこそ、多くの人に受け継がれていくような作品になっているのではないかと思います。――そんな作品に出演が決まった時の心境は?東僕は2020年版にも参加していて、当時決まった時は本当に喜びと嬉しさでいっぱいでした。ただコロナ禍の影響でコンサートバージョンになってしまって……。やっと今回本公演が出来るということで、前回出来なかった想いも重ねつつ、改めて気を引き締めて頑張りたいなと思います。有澤僕は映画版を観ていたのですが、とても華やかな作品ですし、憧れの気持ちをずっと抱いていました。そんな作品に携われるということで、とても嬉しい気持ちですし、また演じるボブ・ゴーディオさんがご存命ということで、プレッシャーを感じつつも楽しめたらなと思います。新しいボブ・ゴーディオ像を作っていけたら――ボブ・ゴーディオという役に対し、現状どのようにアプローチしていこうと考えていますか?東演出の藤田(俊太郎)さんとも話したことですが、本公演は今回が初めてということで、これまで作ったものは一旦クリアにして、改めて作り上げていきたいなと思っています。彼の頭の良さであったり、キレであったり、豪快さっていうのはもちろん取り入れつつ、いろいろ試してみるのも楽しいかなと。それこそ樟太郎くんとも話し合いながら、また新しいボブ・ゴーディオ像を作っていけたらと思います。有澤僕は今回が初参加なので、今はまだ歌稽古に集中している段階です。なので役作りに関してはまだまだですが、ひとりの天才というよりかは、ひとりの男として、人間味のある人物を作っていけたらいいかなと。そしてザ・フォー・シーズンズの4人がそろった時、またすごいエネルギーが発揮されると思うので、しっかりその一員として役を全う出来たらと思います。有澤樟太郎――今回は2チーム制で、東さんがチームBLACK、有澤さんがチームGREENに配されています。それぞれのチームのカラーを教えてください。東BLACKは前回のコンサートバージョンからメンバーも変わっていないので、すごくチーム感があると思います。特に初演から参加されているアッキーさん(=中川晃教)はこの作品のことを一番理解していると思うので、いろいろお話を伺って、チームとしての色をもっと濃く、強くしていきたいなと思います。有澤本当に個性あふれる、粒ぞろいのメンバーだと思います。それぞれフィールドも違いますし、どうなるのかわからない、その読めない感じがGREENの魅力じゃないかなと。みんながみんな、新しいものを作っていこうという姿勢で臨んでいるので、僕も心置きなく、役に集中していきたいと思います。しっかりと受け継ぎつつ、さらに越えていく――作品の大きな魅力となるのがやはり名曲の数々です。楽曲面でのおふたりの課題とは?東もう全部ですね(笑)。『ジャージー~』の歌い方って本当に特殊で、いろいろな声質を使い分けないといけない。体に馴染むまでが大変ですが、これが出来たら、絶対に歌はうまくなると思います。有澤日々使ったことのない脳の部分を使っている感じです。リズムやピッチにしても、歌稽古の段階できっちり合わせていかなければいけませんし、終わったあとはどっと疲れます(笑)。ただ吸収したいことはたくさんあるので、この貴重な稽古の日々を大切に過ごしたいですね。――本公演としては4年ぶりの上演ということで、待ちわびていたファンの方も多いと思います。改めてそんな皆さまにメッセージをお願いします。東本当に『ジャージー・ボーイズ』って根強い、熱狂的なファンの方が多いので、もちろん怖さもありますし、比較もされるんだろうなと思います。でも僕としては、純粋にこの作品の楽曲や物語の素晴らしさを楽しんでいただきたい。そしてこの作品が、夢や目標を追いかけ続ける糧になってもらえたらなと。そのために僕らも一生懸命頑張りたいと思います。有澤僕の周囲にも、『ジャージー・ボーイズ』が心に残る作品になっているという方はたくさんいます。そんな作品に自分が参加させてもらう上で、これまで作り上げられてきたものをしっかり受け継ぎたいという気持ちと、さらに越えたいという両方の気持ちがあって。ボブ・ゴーディオさんは途中から加入したメンバーで、僕も初めましてではありますが、皆さんの印象に残るものになればいいなと。そして出来ることなら……、優しく見守ってもらえると嬉しいです(笑)。東わかる~(笑)。取材・文=野上瑠美子撮影=古熊美帆ヘアメイク=(東)谷口祐人(amber_be)/(有澤)SHIOスタイリスト=(東)青木紀一郎(ALVARO)/(有澤)山田安莉沙衣裳=(東)ニットブルゾン ¥13,200(FDLT / サンマリノ TEL 03-3634-8411)・シューズ ¥26,400(ASICS RUNWALK / アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 TEL 0120-068-806)・その他(スタイリスト私物)ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』2022年10月8日(土)~2022年10月29日(土)※プレビュー公演:10月6日(木)・7日(金)会場:東京・日生劇場チケット情報はこちら:
2022年08月31日東京・東京建物 Brillia HALLにて現在上演中の『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演。ドリームワークスが2001年に製作して史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した大ヒットアドベンチャーコメディの映画『シュレック』が2008年にブロードウェイでミュージカル化され、満を持して日本に初上陸。今回はトライアウト公演という形で全役オーディションを行い、1300を超える応募の中からspi、福田えり、吉田純也、泉見洋平、岡村さやか、須藤香菜、新里宏太らの出演者が選ばれた。8月16日に初日を迎えると、確かな実力者が集まった公演が好評を博す一方で、公演関係者に体調不良者・発熱者が確認されたことから、8月18日から8月24日までの9公演が中止に。さらに中止期間中に、主役のシュレックを演じる俳優・spiに新型コロナ陽性反応が確認された。その他のスタッフ・キャスト全員の陰性が確認されたため、公演の再開が発表されたものの、シュレック役はアンダースタディの鎌田誠樹、そして鎌田が務めていたオオカミ役は3匹のこぶた役の岩崎巧馬(※崎はたつさき)が務めることとなった。稽古期間を経て公演は無事に再開し、28日に千秋楽を迎えることとなり、療養中のspiも、自身のTwitterアカウントで「皆様も是非シュレック見てください!!」とカンパニーにエールを送っている。舞台公演の中止が相次ぐ中、主にミュージカルにおいてはWキャストが代役を務めるなどの例も多く見られる一方、主役を代役が務めるという例はなかなかない。万が一のために予め役の準備をする「アンダースタディ」という役割は、特にコロナ禍において重要性が指摘されていたが、実際に上演に成功した『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演は新たな例となることだろう。今回はなぜこのような対応が可能だったのか、さらに今後の展望についても含めプロデューサーにメールインタビューを行った。○■稽古時からアンダースタディが付き添っていた――昨今「アンダースタディ」という役割が知られてきていますが、日本で上演されるミュージカルの主役が交代されるというのは、なかなかこれまでにない英断ではないでしょうか? スムーズに公演再開にたどりつけましたか?主役のコロナ感染という一番想定したくない事態に直面しましたが、途中で全公演中止にせず、なんとか千秋楽を迎えたいという思いはキャスト・スタッフも同じであると感じておりました。開幕してからのお客さまの反応が良かったことに加え、キャスト全員の力量が高いという信頼もありましたので、なんとか再開したい。できるのではないか。と考えておりました。カンパニー内に他に感染者が出なかったことも幸いしましたし、万が一を考えてアンダースタディを置いておいたこともあり、公演再開を目指したいと伝えた際にも、全員から前向きな気持ちをいただけたので、最低限の中止期間を経て、主役を交代して再開をすることを決断いたしました。――コロナ禍において、今回のような事態の想定は現実的なものとしてされていましたか?今年に入って、公演の延期や中止のお知らせを様々なところで聞くようになり、他人事ではないなと思ってはおりましたため、万が一の想定として、オーディションでの配役を決定する際から、アンダースタディは決めておりました。――もともとのブロードウェイのカンパニーにもアンダースタディが組み込まれていたんでしょうか? そういったノウハウはありましたか?ブロードウェイのシュレックカンパニーの裏側は存じ上げませんので分かりかねます。ですが、ブロードウェイでは、アンダースタディやスウィングのシステムがあることが通常なのではないかと思っておりますし、ロングラン公演の途中で主役の方が変わっていくのは通常なことかと思います。今回、特にノウハウがあったわけではありませんが、優秀なスタッフたちと相談しながら進めていきました。キャストがオールオーディションで、実力派が集まったことも功を奏し、代役稽古も短期間で再開することができると判断いたしました。――稽古ではどのような準備をされていたのでしょうか? シュレックのマスクは特注とのことですが、用意はされていたんでしょうか?最初の歌稽古から、アンダースタディの方は本役の方と一緒に必要なシーンに参加していただいていました。稽古場では、本役の稽古のシーンにアンダースタディの方々に付き合っていただき、稽古を見て覚えていただいていました。シュレックマスクは、spiさんの型のみで制作しておりましたが、マスクのサンプルができ上がった際に鎌田さんでも被れるかどうかの検証は行っておりました。――役者の方にとって、役のスライドは可能なものなんですか?通常の公演では不可能だと思います。今回は、実力派のキャストさんのみが集まったという自負があったので可能だったと思います。また、コロナ禍で何が起こるかわからない時期の公演ですし、アンダースタディの方々には、万が一の際に急遽登板する可能性はあるよという事は稽古期間中から伝えておりました(もちろん、万が一の事態が起こらないことが一番なのですが)そして、キャストも稽古場だけでなく、自主的にアンダーの稽古をしていてくれていまして、プロフェッショナルな役者さんが集まってくれたことがとても大きいです。裏で万が一のバックアップ体制を取っていたとはいえ、今回は全てのピースが奇跡的にうまくハマったと思っております。――今回はトライアウト公演ということで、今後の展望などありましたら教えてください。オールオーディションで質の高いミュージカルを作りたい。うまくいけばフルバージョンの上演に繋げたいという理念を持って、トライアウト公演を立ち上げました。結果、当初の想定よりもさらに上をいく仕上がりになったという手応えがありますし、フルバージョンでの上演が現実的になったと考えております。その暁には、観客の皆様にも引き続き応援していただきたいと思っております。今後とも、『シュレック・ザ・ミュージカル』を愛していただけますと幸いです。撮影:阿部章仁
2022年08月28日『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演が、8月15日のプレビュー公演を経て開幕した。観劇と初日会見の模様をレポートする。ドリームワークス制作によるアドベンチャーコメディ映画『シュレック』シリーズの第1作(2001年)を、デヴィッド・リンゼイ=アベアーの脚本・作詞、ジニーン・テソーリの作曲でミュージカル化した本作。米ブロードウェイ初演版(2008年)を凝縮した90分のトライアウト公演として日本へ初上陸するにあたって、翻訳・訳詞・音楽監督を小島良太、演出・振付を岸本功喜が手がける。人里離れた森の沼地で気ままに暮らしていた怪物シュレック(spi)は、領主ファークアード卿(泉見洋平)から追放されたおとぎ話のキャラクターたちと遭遇する。静かな生活を取り戻したいシュレックは追放令を取り消すよう交渉。すると、彼が結婚を望む囚われのフィオナ姫(福田えり)を城から助け出すことを交換条件に出される。軽妙に喋るロバ・ドンキー(吉田純也)を道連れに仕方なく救出の旅へ出たシュレックは、やがて“真実の愛”を見つける。シュレックやフィオナ姫の置かれた境遇の背後には、いま社会全体で警鐘が鳴らされているルッキズムの弊害が見え隠れする。だがこうした世相を、キャスト・スタッフが生み出す“笑い”でコーティングしているのが本作の魅力といえるだろう。spiは卑屈ながら心の奥底に優しさを秘めたシュレック像を実現するだけでなく、緩急自在の“間”を使い分け抜群のコメディセンスを発揮。特殊メイクで表情はわかりづらいものの、繊細かつ力強い歌声から伝わるキャラクター像は非常に雄弁だった。福田が打ち出す強烈なヒロイン像にも笑わされた。救出の瞬間をロマンチックな出逢いの場にしようと目論む、シュレックとの不幸自慢をオナラ&ゲップ合戦(=子どもの観客に大ウケ)に発展させるなど枚挙に暇はないが、次々と繰り出されるコミカルな立ち居振る舞いが作品の明るさを支える。お喋りが止まらない陽気な吉田ドンキー、出オチ感に満ちた泉見ファークアード卿も劇世界のキャラクターになりきり、実力派揃いの“歌うまモンスター”が客席の爆笑をかっさらっていた。閉幕後には初日会見が実施され、spiと応援サポーターを務めるハリセンボンの近藤春菜が出席。長年「シュレックじゃねーよ!」と否定し続けてきたからこそ「作品との縁が生まれた」と持ちネタを交えてコメントした近藤は、「特殊メイクをした姿であれほどの歌唱力と演技力、感動しました!」とspiを絶賛する。spiの「差し入れにクッキーやラーメンを頂戴して」というボケに、近藤はステラおばさんや角野卓造といったおなじみの名前を出して応戦。報道陣を和ませた。上演時間は約115分(20分休憩を含む2幕)。公演は8月28日(日)まで、東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年08月18日8月15日から8月28日にわたって、東京建物 Brillia HALLにて上演される『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演がライブ配信されることが決定し、併せてアフタートークショーの開催が発表された。ライブ配信されるのは、8月15日(月) 18時に上演されるプレビュー公演。視聴チケットの発売期間は8月10日(水) 10時から8月15日(月) 20時までとなっている。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手掛けてきた、ドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディ映画。「仲間との絆」や「真実の愛」、「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた作品で、2008年にブロードウェイにてミュージカル化され大好評を博した本作が、日本初上陸する。キャストは、オーディションによって選出されたspi、福田えり、吉田純也、泉見洋平など、歌と演技を兼ね備えた面々に加え、次世代のミュージカルを担う若き俳優たち出演する。<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演2022年8月15日(月) ~28日(日) 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)※15日(月) はプレビュー公演『シュレック・ザ・ミュージカル』ロゴ【スタッフ】原作:ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー作曲:ジニーン・テソーリ翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太演出:岸本功喜振付:岸本功喜振付:中塚晧平美術:松生紘子照明:日下靖順(ASG)音響:遠藤宏志(アコルト)映像:O-beron inc.衣裳:永橋康朗(はせがわ工房)ヘアメイク:小竹珠代特殊造型:林屋陽二歌唱指導:小島良太稽古ピアノ:森本夏生演出助手:坂本聖子 / 加藤由紀子舞台監督:辻 泰平(DDR)技術監督:堀 吉行(DDR)制作:S-SIZE主催・企画・製作:フジテレビジョン / アークスインターナショナル / サンライズプロモーション東京【出演】spi:シュレック福田えり:フィオナ吉田純也:ドンキー岡村さやか:ジンジャーブレッドマン ほか須藤香菜:ドラゴン ほか新里宏太:ピノキオ泉見洋平:ファークアード卿鎌田誠樹 / 鈴木たけゆき / 熊澤沙穂 / 岩﨑巧馬 / 大井新生 / 澤田真里愛 / 石田彩夏 / 大村真佑 / 小金花奈・矢山花(Wキャスト)【チケット情報】S席(大人):8,800円(全席指定・税込)S席(子供):4,000円(全席指定・税込)A席:6,000円(全席指定・税込)※4歳未満のお子様のご入場はできません。チケットはお一人様一枚必要です。(膝上不可)※S席(こども)の対象年齢は4歳以上12歳以下です。【日時】8月15日(月) プレビュー公演8月16日(火) 13:008月17日(水) 13:008月18日(木) 13:00 / 18:008月19日(金) 13:008月20日(土) 12:00 / 16:308月21日(日) 12:00 / 16:308月22日(月) 休演8月23日(火) 13:00 / 18:008月24日(水) 13:008月25日(木) 13:008月26日(金) 13:008月27日(土) 12:00 / 16:308月28日(日) 12:00※開場時間は、開演45分前となります。※15日(月) はプレビュー公演公演・チケットに関するお問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00 ※土日祝休業)【ライブ配信】配信公演:8月15日(月) 18:00視聴チケット料金:3,500円(税込)販売期間:8月10日(水) 10:00~8月15日(月) 20:00まで※アーカイブ配信(見逃し配信)は権利の都合上ございません。配信プラットフォーム:ZAIKO【アフタートーク】■8月15日(月) 18:00テーマ:演出・音楽監督と主演による見どころ / 聴きどころ、プレビュー公演後の感想出演:spi / 岸本功喜 / 小島良太(司会:吉田純也)■8月21日(日) 16:30テーマ:特殊衣装の裏話出演:岡村さやか / 須藤香菜 / 新里宏太 / 岸本功喜 / 小島良太(司会:吉田純也)■8月26日(金) 13:00テーマ:メインキャストによる秘蔵トーク出演:spi / 福田えり / 泉見洋平(司会:吉田純也)アフタートークのみ参加できるアフタートークチケットも販売致します。料金:500円(税込)発売日:8月10日(水) 10:00~チケットはこちら:公式HP:
2022年08月09日トライアウト公演が行われる「シュレック・ザ・ミュージカル」のライブ配信が決定した。映画『シュレック』をもとに、2008年にブロードウェイにてミュージカル化され大好評を博した本作が、この夏、日本初上陸。子どもから大人まで夢中になる、魅力を凝縮した笑いっぱなしの90分間となっている。今回ライブ配信されるのは、8月15日(月)18時に上演されるプレビュー公演。アーカイブ配信は予定していないという。さらに、アフタートークショーの開催も決定。15日(月)、21日(日)、26日(金)にプレビュー公演後の感想や、秘蔵トークなどをテーマに繰り広げられる。「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演配信・アフタートーク概要■ライブ配信【配信公演】8/15(月)18:00配信プラットフォーム:ZAIKO販売期間:8/10(水)AM10:00~8/15(月)PM8:00まで視聴チケット料金:3500円(税込)※アーカイブ配信(見逃し配信)は権利の都合上ございません■アフタートーク・8/15(月)18:00テーマ:演出・音楽監督と主演による見どころ/聴きどころ、プレビュー公演後の感想出演:spi、岸本功喜、小島良太(司会:吉田純也)・8/21(日)16:30テーマ:特殊衣装の裏話出演:岡村さやか、須藤香菜、新里宏太、岸本功喜、小島良太(司会:吉田純也)・8/26(金)13:00テーマ:メインキャストによる秘蔵トーク出演:spi、福田えり、泉見洋平(司会:吉田純也)アフタートークのみ参加できるアフタートークチケットも販売発売日:8/10(水)AM10:00~発売所:チケットぴあ料金:500円(税込)「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演は8月15日(月)~28日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。※15日はプレビュー公演(cinemacafe.net)
2022年08月08日トライアウト公演が行われる「シュレック・ザ・ミュージカル」より、キャラクタービジュアルが公開された。2001年にドリームワークスが製作したアドベンチャーコメディ映画『シュレック』。仲間との絆や真実の愛、困難に立ち向かうという普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた本作は、子どもから大人までもを夢中にし、公開から20年経ったいまでも世界中で愛される名作だ。そんな映画をもとに、2008年にブロードウェイにてミュージカル化された本作が、この夏、日本初上陸。全キャストオーディションによって選出された本作。公開されたビジュアルには、実際の衣装を身にまとったspi演じるシュレックをはじめ、フィオナ(福田えり)、ドンキー(吉田純也)、ファークアード卿(泉見洋平)が集結。「シュレックのマスク、一体どーすんの?と、難易度の高さはずっと感じていました」というspiさんは、「型取りとか制作過程を見て、スタッフさんと細かく意見を出し合って、最終的に最良のものが完成した」と自信をみせ、「子供はゲラゲラ笑って、大人は込められた深いメッセージにちょっと感動してしまうようなミュージカルです。ちびっこ達には、いろんな童話や絵本がある中でシュレックに出会って欲しいなと思ってます。『枠にとらわれなくていいんだよ』っていう人生のヒントになればいいですね」と思いを語る。福田さんは「『プリンセスの衣裳をまさか自分が着ることになるとは!』と嬉しくて、大興奮しています。夢がかないました(笑)テンションMAXで楽しく撮影させていただきました」とふり返り、吉田さんは「人間以外になるのは初めてです。『動物ってこんななの!?!?』と驚きつつ、幼児体形に拍車をかけつつ、楽しく撮影をさせて頂きました。耳と蹄、毛皮と尻尾、これらがあることで思いっきりやれるといいますか、役に没頭できると思います。ドラゴンと戦うシーンでの暑さは危険かもしれません。意外と動きやすいのですが、まずは耳の“車高”に慣れていきたいです(笑)そしてロバの生態を研究していきたいと思います」とコメント。泉見さんは「今僕の目の前には、新たな光景が繰り広げられています。この作品には、"外見"よりも"本質"の"大切さ"を伝えるメッセージが込められています。是非あなたの"大切な人"と劇場にいらしてください。新しい視界が広がると思います!」とメッセージを寄せている。「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演は8月15日(月)~28日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。※15日はプレビュー公演(cinemacafe.net)
2022年08月03日世界的な一大ブームを巻き起こした「ハイスクール・ミュージカル」のドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」のシーズン3が、7月27日(水)より「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信開始。その予告編が解禁となった。本作は、オリジナル作品の「ハイスクール・ミュージカル」が撮影されたイースト高校を舞台に、演劇部のメンバーがあの「ハイスクール・ミュージカル」を新作ミュージカルとして企画したところから始まった本シリーズ。シーズン3となる今回の舞台はサマーキャンプ。この夏、「ワイルドキャッツ」が挑むのは、大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』。お馴染みのメンバーが、学校を飛び出して、カリフォルニアのキャンプ場で音楽やダンス、演技でさらなる高みを目指すために練習に励む。大自然の中で、門限もなく、心も体も開放された彼らは、とっておきの“忘れられない夏”を過ごすことに。実力派キャスト陣による、さらにパワーアップした圧巻のパフォーマンスも披露される。オリジナルの「ハイスクール・ミュージカル」をはじめ、『アナと雪の女王』や『キャンプ・ロック』などの楽曲パフォーマンスは必見!今回解禁となった予告編映像では、「ワイルドキャッツ」のメンバーが歌やダンス、そして全米でも大人気のカープール・カラオケを披露する、キュートでエネルギッシュな姿が映されている。友情や恋愛、新たな出会いなど、盛りだくさんの夏休みを過ごす様子はまさに青春そのもの。キャストには、シーズン1、2に引き続き、グラミー受賞シンガーでもあるオリヴィア・ロドリゴ(ニニ役)ほか、ジョシュア・バセット(リッキー役)、ソフィア・ワイリー(ジーナ役)、マット・コーネット(EJ役)などが続投。そして、今シーズンでは、キャンプのゲストコーチ役として、オリジナルの「ハイスクール・ミュージカル」でチャド役を演じていたコービン・ブルーが本人役で登場する。さらに、「ゾンビーズ」シリーズに出演し、一気にディズニーの次世代スターの仲間入りを果たしたメグ・ドネリーや、「モダン・ファミリー」ミッチェル役でもお馴染みで、トニー賞受賞歴もあるジェシー・タイラー・ファーガソン、アメリカのティーンに絶大な人気を誇るインフルエンサー兼ダンサーで歌手のジョジョ・シワ、「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で主人公の兄役を演じていたジェイソン・アールズなど、豪華ゲストが続々登場する。また、ディズニープラスでは、オリジナル作品からキャストを一新し、現代の高校生たちが「ハイスクール・ミュージカル」の舞台を上演するまでの物語を描いたシーズン1と、春のミュージカル公演で披露する『美女と野獣』や最も優れた演劇部に贈られる“アラン・メンケン賞”を目指すまでの熱いドラマや成長していく登場人物たちの姿を描いたシーズン2も配信中。なお、シーズン3本編配信に先駆けて、ディズニー・チャンネル オリジナル・ムービー『キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム』の「It’s On」を本作キャストがカバーした先行トラックも配信中となっている。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン3は7月27日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年07月20日「KYLIE SKIN(カイリー・スキン)」から、素肌と心を癒すバスコレクションが新登場! この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 Instagramのフォロワー数3.5億人という絶大な影響力を発揮し、カーダシアン家の末娘としても広く認知されているKylie Jenner(カイリー・ジェンナー)によって2019年に設立され、細部にまでこだわったヴィーガン仕様のスキンケアアイテムが取り揃えられている「KYLIE SKIN(カイリー・スキン)」。そんなカルト的人気を誇る海外ビューティーブランドから2022年5月に新発売された“ラベンダーバスコレクション”は、その名の通りラベンダーから抽出された美容成分や芳香が軸となっていて、真夏の疲労感や肌荒れをリカバリーする実用的なプロダクトが展開されています。夏だからこそ「ラベンダー」を取り入れるべき理由とは?出典:byBirth菌の繁殖を防いだり傷口の炎症を鎮めるといった働きがあることから、数千年に渡って万能薬として重宝されてきた“ラベンダー”。その他にも肌荒れを改善してバリア機能を強化する「美容効果」や、可憐な香りによって副交感神経を刺激しながら心の不調を拭い去る「リラックス効果」が秘められているため、まさに肌と心に疲労が溜まりやすくなる過酷な夏に頼りたい植物です。さらにお部屋の空気をラベンダーの芳香で満たしておくだけで、人体には悪影響を一切及ばさずに「防虫効果」を発揮してくれるため、蚊やノミなど害虫が多くなる季節にうってつけ。KYLIE SKIN(カイリー・スキン)から新登場した「ラベンダーバスコレクション」の内容をご紹介!ラベンダー・バス・ボム この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 「ラベンダー」の優美な花びらが添えられているこちらのバスボムは、濃密な潤いを補給して弾むような柔肌へと整える「ココナッツオイル」「キャノーラオイル」「ココアバター」や、老廃物の排出を促すミネラル豊富な「海塩」をふんだんに配合。清々しい香りがストレスや筋肉の緊張を解きほぐしながら、快眠へと導いてくれる効果が期待できます。ラベンダー・キャンドル この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 環境にも人にも優しい「大豆ワックス」を用いて製作されているこちらのフレグランスキャンドルは、「ラベンダー(フランス産)」「ベチバー」「パチョリ」が織りなす心穏やかな香りのハーモニーが、お部屋を特別な空間へと昇華させてくれます。さらに蓋がセットになっているため空気中に舞うほこりや汚れが付着してしまうこともなく、全て使い切った後には容器を小物入れとして活用することができるのも嬉しいポイント。ラベンダー・ボディ・オイル この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 ビタミンやオレイン酸が豊富な「ヒマワリオイル」「アボカドオイル」などを配合しているこちらのボディオイルは、ターンオーバーの乱れによって硬くなった乾燥肌を柔らげながら即座に潤いを与え、ヘルシーな艶めきと「ラベンダー」の優雅な香りを肌に纏わせてくれます。不快な重たさが残らない浸透力の高いテクスチャーで、手のひらを使ってマッサージをしながら塗布することで肌表面のくすみや浮腫みも解消され、しなやかに引き締まった軽やかなボディに。ラベンダー・バブル・バス この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 憧れの映画のワンシーンのように豪華な泡風呂を作り上げるこちらのリキッド状の入浴剤は、肌荒れや乾燥にアプローチする美容成分「ラベンダーオイル」「ビタミンE」「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」「カモミールオイル」「ココナッツオイル」「シアバター」を贅沢に配合。深呼吸したくなるほど穏やかな香りが疲弊した心身を癒し、ホイップクリームのような泡が素肌を優しく包み込みながら潤いに満ちた柔肌へと整えてくれます。ラベンダー・ボディ・ローション この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 「ラベンダー」の凛とした香りが、何気ないお手入れの時間を至福のひとときへと変えてくれるこちらのボディローションは、ベタつきの残らない軽やかな塗り心地と抜群の保湿力を兼ね備え、「ココナッツオイル」や「シアバター」が硬くなった乾燥肌に潤いを補充しながら水分の蒸発を防いでくれるというもの。下着や衣類の摩擦によって起こる色素沈着や、かかとのひび割れ、ストレッチマークの予防にも一役買ってくれるはずです。ラベンダー・ルーファー この投稿をInstagramで見る Kylie Skin by Kylie Jenner(@kylieskin)がシェアした投稿 淡いラベンダーカラーが浴室の雰囲気を格上げするこちらの泡立てボールは、少量の洗顔料やボディソープでも手軽にきめ細やかな泡を作り出すことができます。紐が付いているため使用後は壁に吊るして乾かすこともでき、衛生面も○。いかがでしたか?別名“ハーブの女王”と称されているラベンダーには、手足の冷えや筋肉の凝りを改善したり、辛い月経痛を和らげてくれたりといった嬉しい効果もあるため、ハーブティーやサプリメントを摂取する習慣をつけてみるのもおすすめ。過酷な真夏を心身共に美しい状態のままで乗り切るためにも、ぜひ今回ご紹介したKYLIE SKIN(カイリー・スキン)の「ラベンダーバスコレクション」を手に取ってみてください!
2022年07月12日『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演が2022年8月15日(月)から28日(日)まで東京建物Brillia HALLで上演される。名作アニメ映画のミュージカル版が日本初上陸『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など様々な子供向けアニメ映画を手掛けてきた、ドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディ映画。「仲間との絆」「真実の愛」「困難に立ち向かう」など普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた『シュレック』は、子供から大人まで世界中の人々を魅了するだけでなく、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞に輝いた。そんな名作アニメーション映画をもとに、2008年にブロードウェイで舞台化した『シュレック・ザ・ミュージカル』が遂に日本初上陸を果たす。『シュレック・ザ・ミュージカル』あらすじ『シュレック・ザ・ミュージカル』の主人公は、緑色の怪物シュレック。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、人里離れた森の沼のほとりで気ままな生活を送っていた。そんなある日、領主によって国を追放されてしまったおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてくる。これまでの平穏な生活を取り戻すべく追放令を出したファークアード卿に交渉するシュレックだが、思わぬ交換条件を出されてしまう…。登場人物■シュレック(spi)…物語の主人公。これまでの気ままな生活を取り戻すため、ファークアード卿におとぎ話の住人たちへの追放令を取り消すように交渉するが、「自分の代わりにドラゴンと戦って囚われの姫・フィオナを救い出せ」という交換条件を出されてしまう。■フィオナ(福田えり)…ヒロイン。個性的なプリンセス。■ドンキー(吉田純也)…お調子者の喋るロバ。シュレックとともに、フィオナを助ける冒険の旅に出る。■ファークアード卿(泉見洋平)…真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいる。spiがシュレック役になお、『シュレック・ザ・ミュージカル』の出演者は、1300を超える応募の中からオーディションによって決定。『ジャージー・ボーイズ』『オリバー!』など数々のミュージカルで観客を魅了してきたspi(すぴ)が主人公・シュレック役を担当するほか、福田えり、吉田純也、岡村さやか、須藤香菜、新里宏太、泉見洋平らがキャストに名を連ねる。公演概要『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演原作:ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー作曲:ジニーン・テソーリ翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太演出・振付:岸本功喜出演:spi、福田えり、吉田純也、岡村さやか、須藤香菜、新里宏太、鎌田誠樹、鈴木たけゆき、熊澤沙穂、岩﨑巧馬、大井新生、澤田真里愛、石田彩夏、大村真佑、小金花奈、矢山花、泉見洋平※小金花奈・矢山花はWキャスト■東京公演開催期間:2022年8月15日(月)~28日(日)会場:東京建物Brillia HALL住所:東京都豊島区東池袋1-19-1チケット料金:S席(大人)8,800円 / S席(子供)4,000円、A席6,000円(全席指定)※4歳未満は入場不可。チケットは1人1枚必要。(膝上不可)※S席(子供)の対象年齢は4歳以上12歳以下。チケット発売日:2022年7月16日(土)10:00~取り扱い:チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、楽天チケット、フジテレビダイレクト、ほか※開場時間は、開演45分前。※15日(月)はプレビュー公演。【問い合わせ先】サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00 ※土日祝休業)
2022年06月27日俳優のspiが、『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演の主演を務めることが24日、明らかになった。同作はドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディ映画のミュージカル化作。人里離れた森の沼のほとりに住む、怪物シュレック(spi)は、彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていた。そんなある日、領主によって国を追放されたピノキオ(新里宏太)をはじめとするおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてくる。静かな生活を取り戻したいシュレックが追放令を取り消すよう領主・ファークアード卿(泉見洋平)に交渉すると、真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、ジンジャーブレッドマン(岡村さやか)から情報を聞き出し、シュレックたちに「自分の代わりにドラゴン(須藤香菜)と戦って囚われの姫・フィオナ(福田えり)を救い出せ」という交換条件を出し、シュレックは喋るロバ・ドンキー(吉田純也)を道連れに旅に出ることになる。「真実の愛」「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた同作は子供だけでなく大人も夢中にし、公開から20年経った今でも世界中で愛される名作アニメーション映画。ミュージカル版は2008年にブロードウェイにて上演され大好評を博し、今回日本初上陸となる。この度、1300を超える応募の中からオーディションによって選ばれた出演者と公演詳細が明らかに。主人公・シュレックには、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』ニック・マッシ役、ミュージカル『オリバー!』のビル・サイクス役、ミュージカル『手紙 2022』にて主人公の兄・武島剛志役や、ミュージカル『刀剣乱舞』では蜻蛉切役を演じるなど、抜群の演技力と圧倒的歌唱力で観客を魅了してきたspiが決定した。186cmの体躯と舞台『信長の野暮』や『テレビ演劇サクセス荘』でいかんなく発揮されたコメディセンスで、シュレックを演じる。ヒロインとなるフィオナは、現在東急シアターオーブにて上演中の『THE BOY FROM OZ』や『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』『プロデューサーズ』『天保12年のシェイクスピア』『モーツアルト!』『エリザベート』などに出演、今年の11月には『天使にラブ・ソングを~シスターアクト~』ティナ役での出演も控える、福田えりが抜擢された。喋るロバのドンキーには吉田純也、ファークアード卿には泉見洋平が決定し、他にも、ジンジャーブレッドマン役の岡村さやか、ドラゴン役の須藤香菜、ピノキオ役の新里宏太など、歌と演技を兼ね備えた面々に加え、次世代のミュージカルを担う若き俳優たちが、愉快なシュレックの旅路を賑々しく届けていく。ほか、鎌田誠樹、鈴木たけゆき、熊澤沙穂、岩﨑巧馬、大井新生、澤田真里愛、石田彩夏、大村真佑、小金花奈・矢山花(Wキャスト)が出演する。公演は東京建物Brillia HALLにて8月15日~8月28日。○spi コメントspiです。僕は王子様系ミュージカル俳優でもなく、トレンディ俳優でもない、モンスター系ミュージカルモンスター俳優なのでシュレックを絶対やってみたいという気持ちがあり、オーディションに参加させていただきました。今回やらせていただけることになって本当に嬉しいです。みんなの想いを背負って、楽しんでやりたいと思ってます!○福田えり コメント全キャストオーディションというのを見て、チャレンジしたいと思いました。フィオナ役に決まったと連絡をいただいた時はビックリしすぎて「私がフィオナですか?!」と何度も確認してしまいました。フィオナはプリンセスではありますが、かなり個性的なキャラクターでもあるので、自分なりのフィオナを作り上げていきたいです。映画を知っている方も知らない方も、シュレックと個性豊かなキャラクター達が織りなす物語に、笑顔になっていただけると思います。今年の夏は、ぜひシュレックの世界へ遊びにいらしてください。劇場でお待ちしています!○吉田純也 コメントいつまでもチャレンジするという気持ちを胸に、実に4年ぶりに「オーディション」に挑みました。結果をいただいた瞬間は外にいたので、飛び跳ねて喜びたい気持ちをグッと抑えただひたすら「ありがとうございます、ありがとうございます!」と心の中で連呼していました。映像ではエディ・マーフィーさん、山寺宏一さん、舞台ではダニエル・ブレーカーさんと、憧れの俳優さんが演じていらっしゃるドンキー。尊敬と感謝の念を心に宿し全力でチャレンジします。○泉見洋平 コメントアニメ版を観て、「実写版があったらどんな俳優さんが演じるのだろう?」なんて思っていたら、オーディションがあると聞き、是非挑戦してみようと思いました。ファークアード卿は、初めて観た時から演じたいキャラクターでした。ただ、実際に人が演じるとなると、「どうやって表現するのだろう?」と興味深く観ていたので、ミュージカル版の映像を観て、衝撃でした!人と人との距離が寂しい時代ですが、"生"の舞台で"心"をいっぱい動かして頂ければ幸いです。「2022年夏休み」の想い出に、しっかり"体温"を感じて頂けるように、汗多めで頑張ります!○翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太 コメントオーディションには本当にたくさんの個性的なアクター/アクトレスの皆さんにご応募いただきました。熟年のベテランの方から未来有望な若く才能がある方々まで見させていただき、とても楽しい作業でした! 悩みながらも選ばせていただいたキャストの皆さんと日本版シュレックを作っていくのが楽しみでなりません!コメディという言葉は古代ギリシャ語のkomos(お祭りの行列)とoide(歌)から由来するのですが、このコメディミュージカルはまさにそれを体現する、面白カッコいい歌にあふれたお祭りのような作品です。集まったキャストの皆さんの歌唱力の素晴らしさもさることながら、皆さんからシンプルに「歌」と「楽しいこと」が大好きなお祭り人間の匂いを感じます!そんなキャストが織りなす、笑って泣ける「シュレック・ザ・ミュージカル」を是非観にいらしてください!○演出・振付:岸本功喜 コメント全キャストオーディションと聞いたとき、チャレンジングな企画にわくわくと不安が半分半分でした。この期間でそれだけ個性的で実力ある方に集まっていただけるのか。なにせ難しい役が多く、短縮バージョンなのでキャストの数も少なく一人一人に多くのスキルが求められます。しかし、蓋を開けてみれば不安は一瞬で消し飛びました。信じられないくらい多くのご応募をいただき、頭を抱えて悩むほど素晴らしい才能を持った方々に出会え、オーディションが私にとって特別な体験になったほど楽しかったです。そして選び抜かれた個性的かつ魅力的な実力派キャストとともにこの夏を過ごせることが楽しみで仕方ありません。さて、どのように仕上がるかはぜひ皆様の目で直接ご覧になってください。劇場でお待ちしております。○プロデューサー:清水麻利子(フジテレビジョン) コメント全キャストオーディションの発表から約1か月という無謀なスケジュールで、この度、キャストが決定いたしました。短い期間にもかかわらず、想像を超えるたくさんの方に応募を頂きました。本当に感謝しております。ポテンシャルのある方々が本当にたくさんいらっしゃる事を知ることができて、日本のミュージカル界の未来は明るい!と感じております。応募者の中から、それぞれのキャラクターに合った方という視点で純粋に選ばせていただきました。このキャストなら、自信をもっておススメできる作品になる事は間違いありません!子供価格を設定するなど、チケット料金もお求めやすい金額になっています。ミュージカル初心者の方も、家族連れの方も、ぜひ、この夏、たくさん笑いに劇場にお越しいただけると幸いです。※尚、今回上演するのは、ブロードウェイで上演された作品の短縮バージョン(TYAバージョン)で、トライアウト公演という形態になりますが、近い将来、フルバージョンでの上演も予定しております。
2022年06月24日8月15日から8月28日にわたって東京建物 Brillia HALLにて上演される『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演のキャストと公演詳細が発表された。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手掛けてきた、ドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディ映画。「仲間との絆」や「真実の愛」、「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた作品で、2008年にブロードウェイにてミュージカル化され大好評を博した本作が、日本初上陸する。物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む怪物シュレック。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていたが、ある日領主によって国を追放されたピノキオをはじめとするおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてきた。静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう領主・ファークアード卿に交渉。真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、ジンジャーブレッドマンから情報を聞き出し、シュレックたちに「自分の代わりにドラゴンと戦って囚われの姫・フィオナを救い出せ」という交換条件を出す。仕方なくシュレックは、お調子者の喋るロバ・ドンキーを道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出る。1300通を超える応募の中からオーディションによって選ばれた主人公・シュレック役は、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』ニック・マッシ役、ミュージカル『オリバー!』のビル・サイクス役、ミュージカル『手紙 2022』にて主人公の兄・武島剛志役や、ミュージカル『刀剣乱舞』では蜻蛉切役を演じたspiに決定。186cmの体躯と舞台『信長の野暮』や『テレビ演劇サクセス荘』で発揮したコメディセンスで、今作のシュレックをどう演じるのか注目だ。ヒロインとなるフィオナは、現在東急シアターオーブにて上演中の『THE BOY FROM OZ』や『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』『プロデューサーズ』『天保12年のシェイクスピア』『モーツアルト!』『エリザベート』などに出演、今年の11月には『天使にラブ・ソングを~シスターアクト~』ティナ役での出演も控える、福田えりが抜擢。喋るロバ、ドンキーには、有名テーマパークでアクター・シンガー・MC・キャラクターボイスを務めるほか、『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"イン・コンサート』やミュージカル『BKLYN』へ出演、近年ではミュージカル『イン・ザ・ハイツ』『The View Upstairs』、舞台『「僕のヒーローアカデミア」The "Ultra" Stage』で歌唱指導を務めるなど、盤石の歌唱力で幅広い活躍を見せる吉田純也が担当する。ファークアード卿は、99年『RENT』でミュージカルに出演以降、『レ・ミゼラブル』マリウス役、『ミス・サイゴン』トゥイ役、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』アルフレート役、『天使にラブ・ソングを~シスターアクト』TJ役、そのほか『スカーレット・ピンパネール』『JAMIE』など数多くの大作ミュージカルのメインキャストとして活躍する泉見洋平が務める。さらに、ジンジャーブレッドマン役の岡村さやか、ドラゴン役の須藤香菜、ピノキオ役の新里宏太など、歌と演技を兼ね備えた面々に加え、次世代のミュージカルを担う若き俳優たちが集結した。■シュレック役:spi(すぴ)コメントspiです。僕は王子様系ミュージカル俳優でもなく、トレンディ俳優でもない、モンスター系ミュージカルモンスター俳優なのでシュレックを絶対やってみたいという気持ちがあり、オーディションに参加させていただきました。今回やらせていただけることになって本当に嬉しいです。みんなの想いを背負って、楽しんでやりたいと思ってます!■フィオナ役:福田えり コメント全キャストオーディションというのを見て、チャレンジしたいと思いました。フィオナ役に決まったと連絡をいただいた時はビックリしすぎて「私がフィオナですか?!」と何度も確認してしまいました。フィオナはプリンセスではありますが、かなり個性的なキャラクターでもあるので、自分なりのフィオナを作り上げていきたいです。映画を知っている方も知らない方も、シュレックと個性豊かなキャラクター達が織りなす物語に、笑顔になっていただけると思います。今年の夏は、ぜひシュレックの世界へ遊びにいらしてください。劇場でお待ちしています!■ドンキー役:吉田純也 コメントいつまでもチャレンジするという気持ちを胸に、実に4年ぶりに「オーディション」に挑みました。結果をいただいた瞬間は外にいたので、飛び跳ねて喜びたい気持ちをグッと抑えただひたすら「ありがとうございます、ありがとうございます!」と心の中で連呼していました。映像ではエディ・マーフィーさん、山寺宏一さん、舞台ではダニエル・ブレーカーさんと、憧れの俳優さんが演じていらっしゃるドンキー。尊敬と感謝の念を心に宿し全力でチャレンジします。■ファークアード卿役:泉見洋平 コメントアニメ版を観て、「実写版があったらどんな俳優さんが演じるのだろう?」なんて思っていたら、オーディションがあると聞き、是非挑戦してみようと思いました。ファークアード卿は、初めて観た時から演じたいキャラクターでした。ただ、実際に人が演じるとなると、「どうやって表現するのだろう?」と興味深く観ていたので、ミュージカル版の映像を観て、衝撃でした!人と人との距離が寂しい時代ですが、"生"の舞台で"心"をいっぱい動かして頂ければ幸いです。「2022年夏休み」の想い出に、しっかり"体温"を感じて頂けるように、汗多めで頑張ります!■翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太 コメントオーディションには本当にたくさんの個性的なアクター / アクトレスの皆さんにご応募いただきました。熟年のベテランの方から未来有望な若く才能がある方々まで見させていただき、とても楽しい作業でした! 悩みながらも選ばせていただいたキャストの皆さんと日本版シュレックを作っていくのが楽しみでなりません!コメディという言葉は古代ギリシャ語のkomos(お祭りの行列)とoide(歌)から由来するのですが、このコメディミュージカルはまさにそれを体現する、面白カッコいい歌にあふれたお祭りのような作品です。集まったキャストの皆さんの歌唱力の素晴らしさもさることながら、皆さんからシンプルに「歌」と「楽しいこと」が大好きなお祭り人間の匂いを感じます!そんなキャストが織りなす、笑って泣ける「シュレック・ザ・ミュージカル」を是非観にいらしてください!■演出・振付:岸本功喜 コメント全キャストオーディションと聞いたとき、チャレンジングな企画にわくわくと不安が半分半分でした。この期間でそれだけ個性的で実力ある方に集まっていただけるのか。なにせ難しい役が多く、短縮バージョンなのでキャストの数も少なく一人一人に多くのスキルが求められます。しかし、蓋を開けてみれば不安は一瞬で消し飛びました。信じられないくらい多くのご応募をいただき、頭を抱えて悩むほど素晴らしい才能を持った方々に出会え、オーディションが私にとって特別な体験になったほど楽しかったです。そして選び抜かれた個性的かつ魅力的な実力派キャストとともにこの夏を過ごせることが楽しみで仕方ありません。さて、どのように仕上がるかはぜひ皆様の目で直接ご覧になってください。劇場でお待ちしております。■プロデューサー:清水麻利子(フジテレビジョン)コメント全キャストオーディションの発表から約1カ月という無謀なスケジュールで、この度、キャストが決定いたしました。短い期間にもかかわらず、想像を超えるたくさんの方に応募を頂きました。本当に感謝しております。ポテンシャルのある方々が本当にたくさんいらっしゃる事を知ることができて、日本のミュージカル界の未来は明るい!と感じております。応募者の中から、それぞれのキャラクターに合った方という視点で純粋に選ばせていただきました。このキャストなら、自信をもっておススメできる作品になる事は間違いありません!子供価格を設定するなど、チケット料金もお求めやすい金額になっています。ミュージカル初心者の方も、家族連れの方も、ぜひ、この夏、たくさん笑いに劇場にお越しいただけると幸いです。※尚、今回上演するのは、ブロードウェイで上演された作品の短縮バージョン(TYA バージョン)で、トライアウト公演という形態になりますが、近い将来、フルバージョンでの上演も予定しております。<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演2022年8月15日(月) ~28日(日) 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)※15日(月) はプレビュー公演【スタッフ】原作:ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー作曲:ジニーン・テソーリ翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太演出・振付:岸本功喜振付:中塚晧平美術:松生紘子照明:日下靖順(ASG)音響:遠藤宏志(アコルト)映像:O-beron inc.衣裳:永橋康朗(はせがわ工房)ヘアメイク:小竹珠代特殊造型:林屋陽二歌唱指導・稽古ピアノ:小島良太演出助手:坂本聖子 / 加藤由紀子舞台監督:辻 泰平(DDR)技術監督:堀 吉行(DDR)制作:S-SIZE主催・企画・製作:フジテレビジョン / アークスインターナショナル / サンライズプロモーション東京【出演】spi:シュレック福田えり:フィオナ吉田純也:ドンキー岡村さやか:ジンジャーブレッドマン ほか須藤香菜:ドラゴン ほか新里宏太:ピノキオ泉見洋平:ファークアード卿鎌田誠樹 / 鈴木たけゆき / 熊澤沙穂 / 岩﨑巧馬 / 大井新生 / 澤田真里愛 / 石田彩夏 / 大村真佑 / 小金花奈・矢山花(Wキャスト)【チケット情報】S席(大人):8,800 円(全席指定・税込)S席(子供):4,000 円(全席指定・税込)A席:6,000円(全席指定・税込)※4歳未満のお子様のご入場はできません。チケットはお一人様一枚必要です。(膝上不可)※S席(こども)の対象年齢は4歳以上12歳以下です。【日時】8月15日(月) プレビュー公演8月16日(火) 13:008月17日(水) 13:008月18日(木) 13:00 / 18:008月19日(金) 13:008月20日(土) 12:00 / 16:308月21日(日) 12:00 / 16:308月22日(月) 休演8月23日(火) 13:00 / 18:008月24日(水) 13:008月25日(木) 13:008月26日(金) 13:008月27日(土) 12:00 / 16:308月28日(日) 12:00※開場時間は、開演45分前となります。※15日(月) はプレビュー公演発売日:7月16日(土) 10:00~公演・チケットに関するお問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00 ※土日祝休業)公式HP:
2022年06月24日二宮和也主演の冒険ファンタジー映画『TANG タング』(8月11日公開)と、劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(上演中)。イギリスのベストセラー小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(作:デボラ・インストール/訳:松原葉子/小学館文庫刊)を原作にした両作品から、三木孝浩監督と演出家の小山ゆうなが顔を揃え、都内で特別合同取材会を開いた。アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来を舞台に、心に傷を抱えた主人公と壊れかけのロボット“タング”の成長と絆の物語が描かれる本作。オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は2020年10月、自由劇場にて初演。東京初演に続き、福岡、東京再演、京都と各地で上演を重ね、現在は計63都市を巡る全国ツアー公演中。一方、映画『TANG タング』は日本版のアレンジを加えて実写化された。三木監督と小山氏は早稲田大学出身で、同時期に同じ演劇サークルに所属していた間柄。「会うのは25年ぶりかな?もう、だいぶ記憶が(笑)。でも、同志ですよね。活躍しているのはうれしいし、自分にとっても発奮する材料になる」(三木監督)、「私は『僕等がいた』が大好きで。三木さんが映画を撮っていると知り、それから追いかけている」(小山氏)と互いの存在が刺激になっている様子だ。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を観劇した三木監督は「タングの動かし方が参考になった。こういう動きでお客さんが笑うんだと。タングの首が伸びるシーンは、映画に使わせてもらった」と明かし、「それとタングを二人の演者が動かしていることで、感情が乗り過ぎず、キャラクターが浮き立っている」と演劇ならではの演出に感銘を受けていた。一方、小山氏は『TANG タング』を鑑賞し、「同じ原作ですが、違う作品。目の光などは、映像だからこそできる表現。それと舞台を日本に置き換えたことでの発見もあった」と話していた。映画に登場するタングは3DCGで表現されており、「役者もカメラマンも、そこに“いるであろう”タングがどんな動きをし、どんな表情をしているのか想像しながらの現場。ビジュアルイメージを共有するのが大変で、アニメーションのように全カットの絵コンテを書いた。ファンタジーだからこそ、役者の演技力も問われる」と舞台裏を回想。「どこまで感情を見せるのか。キャラクター像を観客が想像する楽しみを残したかった」と語ると、小山氏も「ミュージカルは隠れた気持ちを歌で吐露するので、タングが歌うタイミングは試行錯誤があった」と振り返った。タングの魅力を問われると、三木監督は「何もできないところですね。だからこそ愛おしい。タングを見つめることで、自分を見つめることになり、気づきを与えてくれる」。小山氏もうなずきながら、「稽古の段階で、舞台からはけるのに、すっごく時間がかかって、どうしようって(笑)。でも、この子の“ゆっくりさ”に合わせることで、全然違う価値観や、忘れていた何かに気づかされる。その魅力は原作、映画にもある」とタングへの強い愛着を示していた。取材・文・写真=内田涼
2022年06月22日音楽、才能、愛、裏切り、そして夢――。今、新たなオリジナルミュージカルが誕生しようとしている。都内スタジオで行われたミュージカル『スワンキング』の通し稽古。初日まで約2週間となったこの日、稽古場を見学する機会を得た。キャスト、スタッフともに全員不織布マスクを着用しての稽古だったが、そんな状況を軽々と飛び越えるカンパニーの熱量と劇世界の広がりに、胸の高まりが収まらない時間となった。舞台は19世紀のバイエルン王国。“狂王”とも呼ばれたルートヴィヒ二世と“天才”作曲家・ワーグナーとの関係を軸に、激動の時代を生きた人々の物語が紡がれる。白鳥王ことルートヴィヒ二世を演じる橋本良亮。立ち姿の美しさと全身からにじみ出る気品、その凛々しい佇まいで場をけん引する姿が頼もしい。音楽を愛し、芸術で諸国を平和に導こうとするも国民には理解されず、次第に孤独に苛まれる姿が胸に迫った。天才的な音楽家・ワーグナー役の別所哲也。天賦の才を宿す芸術家でありながら、プライベートでは欠落の多い人物を人間臭く、チャーミングに演じる。クセの強さと輝く才能とを手品のように切り替え見せるさまは流石のひとこと。この2人を取り巻くキャラクターも非常に魅力的だ。偉大な作曲家・リストの娘で夫を持つ身でありながら、ワーグナーのもとへ走って彼を支え、次第にプロデュースすらしていくコージマ(梅田彩佳)、敬愛するワーグナーに妻を奪われ苦悩する指揮者のビューロー(渡辺大輔)、その優しさゆえに心がむしばまれていくルートヴィヒ二世の弟・オットー(今江大地)、宰相として冷静な視点を持ち国王を支えるルッツ(牧田哲也)。さらに『スワンキング』にはミュージカルラバーに馴染み深い人物も登場する。その筆頭が夢咲ねね演じるエリザベート(シシィ)だ。じつはシシィ、史実でもルートヴィヒ二世にとっては姉のような存在で、この作品では特に冒頭とラストで重要な役割を果たす。シシィの妹・ソフィや母・ルドヴィカも作中に存在するので、ミュージカル『エリザベート』と同時代の物語という視点でも楽しめそうである。日本のオリジナルミュージカルのアキレス腱が音楽ともいわれるが、本作『スワンキング』においてそのロジックは通用しない。これまでおもに三谷幸喜と組み『ショーガール』や『日本の歴史』といった作品を成功させてきた荻野清子の楽曲は壮大かつ繊細で、一瞬のうちに私たちを19世紀のバイエルンへと連れ去ってくれる。歌詞は脚本と演出を手掛けるG2が担っており、非常に自然で面映ゆさを感じさせない。この日の稽古場ではピアノ演奏のみだったオリジナル楽曲が生のオーケストラで奏でられ、手練れの俳優たちが歌うさまを想像するだけで心が劇場へと飛んで行くようだ。通し稽古を取材して、本作のテーマのひとつが“夢”だと感じた。ワーグナーは荘厳なオペラを自身が願った劇場で上演する“夢”を叶えるが、彼の1番の理解者、信奉者と自負するルートヴィヒ二世の“夢”は潰える。芸術を愛し、音楽の力を信じたスワンキングの“夢”が白い衣とともに湖の奥へと消える姿はとても美しく、そしてせつない。彼は最後にどんな“夢”を見たのだろう。『スワンキング』は史実を基に脚本や楽曲が書き下ろされた完全オリジナルミュージカルだ。日本のオリジナルミュージカルに先入観がある人や、どこか気恥ずかしさを感じる人にこそ、この作品の世界観を体感してほしい。初演の客席にいたことを、後できっと自慢できるはずだから。美しき白鳥王と不完全な天才が織りなす物語の幕がもうじき上がる。新たなオリジナルミュージカルの扉が開くその時が楽しみでならない。取材・文=上村由紀子(演劇ライター)
2022年06月08日ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド(LA LA LAND)』のフィルム・コンサート「LA LA LAND Live in Concert : A Celebration of Hollywood ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ」が、2022年8月18日(木)から8月21日(日)まで、東京国際フォーラム ホールAにて上演される。ハリウッド版『ラ・ラ・ランド ザ・ステージ』初来日『ラ・ラ・ランド』は、全世界で興収450億円超の大ヒットを記録したミュージカル映画。第89回アカデミー賞では史上最多となる14部門にノミネートされ、主演女優賞(エマ・ストーン)、監督賞(デイミアン・チャゼル)、歌曲賞(City of Stars)、作曲賞、撮影賞、美術賞の計6部門を受賞した。そんな『ラ・ラ・ランド』の楽曲をダイナミックな演出と共に楽しめるコンサート「LA LA LAND Live in Concert : A Celebration of Hollywood ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ」が、東京国際フォーラムで上演されることに。世界公開の際に映画の舞台でもある街、ロサンゼルスのハリウッドで一晩だけ開催された“夢の公演”を、本場と同じクリエイター陣とともに届ける。なお、同コンサートがロサンゼルス以外の世界で上演されるのは、日本が初となる。生演奏やライブ・パフォーマンスなどコンサートでは映画の本編映像に合わせて、60名の大合唱団、88名編成のフルオーケストラ、ジャズ・バンドが生演奏を実施。さらに、16名のダンサーたちによるライブ・パフォーマンスや、華やかな花火&特殊効果など、従来のフィルム・コンサートの枠にとらわれない、迫力あるステージを展開する。公演概要PARCO presents「LA LA LAND Live in Concert : A Celebration of Hollywood ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ」初来日公演公演日程:2022年8月18日(木)~8月21日(日)会場:東京国際フォーラム ホールA住所:東京都千代田区丸の内3-5-1出演:総勢 170名超<ダンサー(16名)、海外招聘指揮者、フルオーケストラ(88名編成)、ジャズバンド、合唱団(60名)他> ※詳細近日発表予定チケット料金:<一般>S席13,000円/A席9,800円/B席7,800円<ペアチケット(枚数限定/前売販売のみの取扱い)>S席 25,000円、A席 18,600円、B席 14,600円チケット一般発売日:2022年6月11日(土)※英語上映(日本語字幕あり)※未就学児入場不可■備考※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されている。※公演中止など、主催者がやむを得ないと判断する場合以外の払い戻しはしない。※本公演のチケット購入時に登録の氏名・緊急連絡先は、必要に応じて保健所等の公的機関へ提供する場合がある。※未就学児の入場は不可。ただし、ファミリー公演(8月19日(金)13:00公演、8月21日(日)11:00公演)のみ、3歳未満膝上鑑賞無料。座席が必要な場合は別途チケットを購入する。※車椅子での来場予定者は、あらかじめチケットを購入の上、座席番号をサンライズプロモーション東京まで要連絡。(受付は観劇日前日まで)。観劇当日、係員が車椅子スペースまで案内する。また、車椅子スペースには限りがあるため、購入座席で観劇する場合もある。なお、車椅子スペースの空き状況については、チケット購入前にサンライズプロモーション東京まで要問合せ。※その他来場前に、2022年8月10日(水)頃にPARCO STAGE WEB サイトに掲載される情報を要確認。【チケットに関する問い合わせ先】サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日 12:00~18:00 ※当面の間は月~金 12:00~15:00までの営業)【公演に関する問い合わせ先】パルコステージTEL:03-3477-5858(時間短縮営業中)
2022年05月26日「シュレック・ザ・ミュージカル」のトライアウト公演が8月に上演決定。出演する全てのキャストをオーディションで選出することも分かった。ドリームワークス製作のアドベンチャーコメディ映画『シュレック』。仲間との絆や真実の愛、困難に立ち向かうという普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた本作は、子どもから大人まで夢中にし、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞し大ヒット。公開から20年経ったいまでも色あせない、世界中で愛される名作だ。そんな映画を基に、2008年にブロードウェイにてミュージカル化され大好評を博したのが「シュレック・ザ・ミュージカル」。この夏、本作が日本初上陸する。本公演の翻訳・訳詞は、2002~2008年まで劇団四季に所属、退団後は作曲家・音楽監督として全国のテーマパークショーやミュージカルの作編曲を手掛ける小島良太。演出・振付は、神戸大学院在学中に劇団四季オーディションに合格し、「ライオンキング」「美女と野獣」などに出演した岸本功喜が担当。岸本さんは「私自身もこのチャレンジングな機会にワクワクしております。せっかくの夏休み、ご家族やお友達、お一人様でもぜひ劇場に遊びに来て頂き、シュレックと共に大冒険に出発しましょう!」と呼びかけ、小島さんは「愛すべきキャラクターたちが活躍するこの作品。楽曲も軽快でミュージカルバージョンならではの楽しみがたくさんあります。お子様のミュージカルデビューに、夏を笑い飛ばしたい大人の方の清涼なエンターテインメントに。まだまだ周りに『おそれ』がある今の時代だからこそ、是非この夏、『シュレック・ザ・ミュージカル』を観て笑顔になりましょう!」とコメントしている。「シュレック・ザ・ミュージカル」あらすじ物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む怪物シュレック。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていた。そんなある日、領主によって国を追放されたおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてくる。静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう領主・ファークアード卿に交渉。真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、「自分の代わりにドラゴンと戦って囚われの姫・フィオナを救い出せ」という交換条件を出す。仕方なくシュレックは、お調子者の喋るロバ・ドンキーを道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出たのだが――。「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演は8月15日(月)~28日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。(cinemacafe.net)
2022年05月20日