「シュレック・ザ・ミュージカル」のトライアウト公演が8月に上演決定。出演する全てのキャストをオーディションで選出することも分かった。ドリームワークス製作のアドベンチャーコメディ映画『シュレック』。仲間との絆や真実の愛、困難に立ち向かうという普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた本作は、子どもから大人まで夢中にし、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞し大ヒット。公開から20年経ったいまでも色あせない、世界中で愛される名作だ。そんな映画を基に、2008年にブロードウェイにてミュージカル化され大好評を博したのが「シュレック・ザ・ミュージカル」。この夏、本作が日本初上陸する。本公演の翻訳・訳詞は、2002~2008年まで劇団四季に所属、退団後は作曲家・音楽監督として全国のテーマパークショーやミュージカルの作編曲を手掛ける小島良太。演出・振付は、神戸大学院在学中に劇団四季オーディションに合格し、「ライオンキング」「美女と野獣」などに出演した岸本功喜が担当。岸本さんは「私自身もこのチャレンジングな機会にワクワクしております。せっかくの夏休み、ご家族やお友達、お一人様でもぜひ劇場に遊びに来て頂き、シュレックと共に大冒険に出発しましょう!」と呼びかけ、小島さんは「愛すべきキャラクターたちが活躍するこの作品。楽曲も軽快でミュージカルバージョンならではの楽しみがたくさんあります。お子様のミュージカルデビューに、夏を笑い飛ばしたい大人の方の清涼なエンターテインメントに。まだまだ周りに『おそれ』がある今の時代だからこそ、是非この夏、『シュレック・ザ・ミュージカル』を観て笑顔になりましょう!」とコメントしている。「シュレック・ザ・ミュージカル」あらすじ物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む怪物シュレック。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていた。そんなある日、領主によって国を追放されたおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてくる。静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう領主・ファークアード卿に交渉。真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、「自分の代わりにドラゴンと戦って囚われの姫・フィオナを救い出せ」という交換条件を出す。仕方なくシュレックは、お調子者の喋るロバ・ドンキーを道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出たのだが――。「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演は8月15日(月)~28日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。(cinemacafe.net)
2022年05月20日壊れかけのロボットと、無気力に生きる主人公の再生の旅を描いた劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が、4月16日(土)まで京都劇場で上演中だ。劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」チケット情報本作は劇団四季が16年ぶりに手掛けた一般向けオリジナルミュージカルで、2020年に東京で開幕。雑誌「ミュージカル」の「2020年ミュージカル・ベストテン」で作品部門第1位に選出されるなど、注目を集める1作だ。原作は2015年に出版されたイギリスの同名小説。世界各国でロングセラーを記録し、日本では今年、映画版『TANG タング』も公開予定だ。舞台は、アンドロイドと人間が共生する近未来。どこか哀愁をまとう小さな四角い旧式ロボットが、ある家の庭へとたどり着く。家の中では、弁護士の妻エイミーが慌ただしく出勤準備をする一方で、張り合いなく過ごす夫ベンの姿。両親を事故で亡くして以来、獣医になる夢も諦めて無気力に日々を過ごしている。庭のロボットを見つけ、興味を持つベンだが、エイミーには「粗大ごみ」にしか見えない。前を向いて歩きたいエイミーと、いつまでも前を向けないベン。ふたりの生活も気持ちも、距離は広がるばかりだ。「タング」だと名乗るロボットは、人間の指示通りに動く“賢い”アンドロイドとは対照的。自由気ままに動き回り、時にはわがままを言ってベンを困らせるが、ベンはいつ停止するかもしれないタングを修理しようと、少しの手がかりを頼りにアメリカ、日本、そしてパラオと、国を超えた旅に出る。ふたりで修理の旅をしていく中で、さまざまな言葉や知識を吸収していくタング。タングを動かし、タングとして声を放ち、感情を表現しているのはふたりの俳優だ。操る姿は観客から見えている状態だが、観ているとその存在を忘れてしまうほど、タングの愛らしさに惹きこまれていく。ベンとタングの旅は紆余曲折しながら進み、後半、思いもよらぬ展開を迎える。タングに隠された秘密が次第に明かされていくのもスリリングで面白い。狭い世界にとどまり前を向けなかったベンが、タングとの出会いをきっかけに外に飛び出し、タングを守ろうと懸命に駆け回る。さまざまな人たちと出会うことで、知らず知らずのうちにベンの心はほどけ、見失っていた大切な人への思いに気付く。閉じこもってばかりでは見つからなかった心の鍵。人との関わりや、相手を思いやることの大切さ。ベンが気付かされたように、心にじわりと届くものがあるはずだ。京都公演は4月16日(土)まで、京都劇場にて上演中。チケット発売中。取材・文:黒石悦子
2022年03月10日劇団四季によるオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が2月23日(水・祝)~4月16日(土)まで京都劇場にて上演、5月14日(土)からは全国各地を巡演する。この度、本作で使用される楽曲が、3月14日(月)より配信開されることが発表された。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は2020年10月に初演した劇団四季のオリジナル一般ミュージカル。アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来を舞台に、心に傷を抱えた主人公・ベンと壊れかけのロボット・タングの成長と絆の物語が描かれる。今回配信されるのは、2021年12月東京公演をライブレコーディングしたもの。ミュージカルナンバー全19曲に加え、ボーナストラックとしてBGM1曲が収録されています。各楽曲は、Apple Music、Amazon Music、Spotifyなど、各種音楽配信サービスで視聴可能だ。また配信に先行して、2月23日にミニアルバムも発売。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』や『Free Free』、『地平線を目指して』の3曲に加え、ボーナストラックとしてBGM3曲が収録予定となる。なお、販売は劇団四季オフィシャルウェブショップおよび京都劇場『ロボット・イン・ザ・ガーデン』グッズ売店でのみ。■リリース情報ミニアルバム『ロボット・イン・ザ・ガーデン』2月23日(水・祝)価格:1,500円(税込)販売方法:劇団四季オフィシャルウェブショップ( )京都劇場『ロボット・イン・ザ・ガーデン』グッズ売店※一般のインターネット通販サイト、CDショップでのお取り扱いはございません。収録曲:全6曲(ミュージカルナンバー全3曲 / ボーナストラック全3曲)販売元:四季株式会社<配信>3月14日(月)ストリーミングストア:Apple Music、Amazon Music、Spotify、YouTube Music、LINE MUSIC、AWA、dヒッツ、KKBOX、TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク、Rakuten Music、うたパス、ひかりTVミュージックダウンロードストア:iTunes Store、Amazon、レコチョク、mora他楽曲:全20曲(ミュージカルナンバー全19曲 / ボーナストラック『ロボット・イン・ザ・ガーデン(Exit)』)※いずれも2021年12月東京公演ライブレコーディング収録。(ベン役:田邊真也、タング役:生形理菜、渡邊寛中、エイミー役:鳥原ゆきみ)■公演情報劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』<京都公演>2月23日(水・祝)~4月16日(土)会場:京都劇場<全国公演>5月14日(土)開幕
2022年02月15日「ラッキーカラー」という言葉を、一度は耳にしたことがあるでしょう。ラッキーカラーとは、その人にとって良い影響を与える色、周りの人から印象良く見られる色とされています。色によってイメージが異なっていたり、パーソナルカラーがあったりしますよね。他にも、色ごとに心理効果があるのはご存知でしょうか?今回は、あなたの運気がアップする「ラッキーカラー」についてご紹介します。ラッキーカラーを身につけて、運気を味方につけましょう!■ おひつじ座(3/21〜4/19)【赤】情熱的なおひつじ座のラッキーカラーは赤色。赤色は情熱やエネルギッシュさ、積極性を表す色でもあります。ファッションのワンポイントとして、バッグやネイルを赤にするのもいいでしょう。あまり見えるところに赤を使いたくないというのなら、インナーや下着に赤を取り入れてみて。■ おうし座(4/20〜5/20)【オレンジ】マイペースなおうし座のラッキーカラーはオレンジ。温かみがあり親しみやすいオレンジは、おうし座の穏やかさを表しています。おうし座はお金が大好きな人な傾向にあるので、通帳ケースや貯金箱など、お金に関するものにオレンジを取り入れると、金運UPが期待できそうです。■ ふたご座(5/21〜6/21)【黄色】陽気でおしゃべりな、ふたご座のラッキーカラーは黄色。黄色は明るく活発な印象があり、ふたご座の純粋さを表す色でもあります。コミュニケーションが得意なふたご座は、スマホケースに黄色を取り入れてみると、より自分の良さが引き立つでしょう。■ かに座(6/22〜7/22)【緑色】優しくて癒し系な、かに座のラッキーカラーは緑色。緑色は若々しく、リラックスできる色であり、かに座さんの穏やかで争いを好まない性格にぴったり。かに座は家庭的な傾向にあるため、キッチングッズに緑を取り入れるといいでしょう。■ しし座(7/23〜8/22)【ゴールド】カリスマ性があり、ひときわ輝く女王様のような存在の、しし座。ラッキーカラーはゴールドです!高級感があり、キラキラ輝いているゴールドは、立っているだけでも目立つ、しし座にぴったりです。ゴールドのアクセサリーをつけると、より輝くでしょう。■ おとめ座(8/23〜9/22)【青色】冷静で賢い、おとめ座のラッキーカラーは青色です。青色は、冷静と知性、信頼と誠実を象徴する色でもあり、まさにおとめ座の堅実な内面のよう。実務能力が高いおとめ座は、手帳やペンケースなど文具に青系の色を取り入れると、集中力UPが期待できます。■ てんびん座(9/23〜10/23)【シルバー】上品でスタイリッシュな、てんびん座のラッキーカラーはシルバーです。洗練されシャープな印象を与えるシルバーは、てんびん座の要領の良さを表しています。ロマンチックなてんびん座は、アクセサリーや写真立てにシルバーを取り入れるといいでしょう。■ さそり座(10/24〜11/22)【紫色】ミステリアスな、さそり座のラッキーカラーは紫色。神秘的な印象の紫色は、さそり座のミステリアスさを表しています。寝室に紫を取り入れると、あなたのオトナな魅力がより引き立つでしょう。■ いて座(11/23〜12/21)【黄緑色】冒険心旺盛でポジティブな、いて座のラッキーカラーは黄緑色。黄と緑が混じった黄緑色は、明るく新鮮な印象で、いて座の好奇心旺盛さを表しています。異国と縁が深い、いて座はスーツケースやパスポートケースなど海外に行く際、必要なものに黄緑色を取り入れるといいでしょう。■ やぎ座(12/22〜1/19)【茶色】真面目で古風な、やぎ座のラッキーカラーは茶色。落ち着きと、ヴィンテージ感が漂う茶色は、やぎ座の合理主義的な性格にぴったり。堅実に功績を積み上げていく、やぎ座には、お財布や万年筆など、キャリアに関わるものに茶系を取り入れてみて。■ みずがめ座(1/20〜2/18)【白】型にはまらないタイプのみずがめ座。ラッキーカラーは白です!博愛主義者なところがあるので、さまざまな色に染まることのできる白があなたらしいです。ITに縁があるみたいなので、スマホケースやパソコンケースなどに白を取り入れてみるといいでしょう。■ うお座(2/19〜3/20)【ピンク】愛されキャラな、うお座のラッキーカラーはピンク。かわいくてロマンチックな印象が強いピンクは、うお座のキュートなイメージによくマッチしています。水に深い縁があるうお座さんは、バスグッズにピンクを取り入れると、よりあなたの魅力が引き立つでしょう。■ あなたのラッキーカラーは?色にはいろんな印象や意味が含まれています。人によってその人らしい色や似合う色は異なります。ラッキーカラーは、心理状態によっても変わるので、固定されたものではありません。ぜひ、色を味方にして、魅力UPを目指してくださいね。(美佳/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年02月05日ビューティフルピープル(beautiful people)のスタンダードライン「ザ・ビューティフルピープル(THE / a beautiful people)」から、アメリカのオルタナティブロックバンド「ザ・フレーミング・リップス」とのコラボレーションウェアが登場。2022年春夏シーズンに、ビューティフルピープル直営店ほかにて発売する。ザ・ビューティフルピープル×ザ・フレーミング・リップス「ザ・フレーミング・リップス」は、1983年にウェイン・コインとスティーブン・ドローズによってオクラホマで結成されたオルタナティブロックバンド。今回のコラボレーションでは全3型を展開する。“ポップなアートワーク”が主役のニットウェア2022年1月下旬にはポップなアートワークを取り入れた、ニットのノースリーブプルオーバーとカーディガンを発売。アートワークは、色によってコットン糸・アクリル糸・シルク糸を使い分けることで、凹凸感とミクスチャー感を演出し、グラフィックのキャッチーさを引き立たせた。カラーは、エクリュ、レッド、ネイビーの3色が揃う。DVDジャケットのグラフィック入りTシャツ3月下旬には、2006年にオクラホマの「the Zoo Amphitheater」で行われたライブのDVDジャケットをモチーフにしたシースルーTシャツを販売。極細い綿糸を編んだ透け感のあるTシャツに、フロントからバックへストーリー性を感じさせるグラフィックをプリントした。【詳細】ビューティフルピープル×ザ・フレーミング・リップス取扱店舗:ビューティフルピープル 青山店・伊勢丹新宿店・渋谷パルコ店・阪急うめだ店・ ジェイアール名古屋タカシマヤ店・公式オンラインショップアイテム:<2022年1月下旬発売>・プルオーバー 49,500円・カーディガン 58,300円カラー:エクリュ、レッド、ネイビーサイズ:150/170/190<2022年3月下旬発売>・Tシャツ 29,700円カラー:ブラックサイズ:150/170/190/200
2022年01月27日ブロードウェイ・ミュージカルの名作『INTO THE WOODS-イントゥ・ザ・ウッズ-』が、新春の日生劇場で幕を開けた。このミュージカルは、昨年11月に91歳で惜しまれつつ世を去ったブロードウェイのレジェンド、スティーブン・ソンドハイムが1986年に発表した作品。彼の生涯を飾る傑作のひとつで、作詞・作曲を兼ねるソンドハイムの、ツイストの効いた題材選びが光る。「昔むかし」で始まる有名なおとぎ話の登場人物たちが、暗い森で体験する、ホロ苦い人生模様。甘さが、苦さが、喜びや哀しみが、恋、そして死が、さながらプリズムの七色の分光のように映し出される。演出を手がけるのは、熊林弘高。徹底した戯曲の読み込みとするどい人間観察で、家族劇を中心に成果を上げてきた人だ。これまでストレートプレイのスペシャリストだった彼にとって、これが初めてのミュージカル演出、しかもソンドハイム作品で、どのような演出の冴えを見せるのか。きらびやかなキャストチームへの期待とともに、どきどきを隠せず客席に座った。まず一番最初に、この作品のHPで熊林弘高が宣言している「普通のミュージカルではありません!」という、その言葉通りの舞台だったと言っておきたい。通常、ミュージカルという言葉からは、多くの人が、ピンスポット独占のうっとりソロナンバーや、ショーアップされたダンスシーンなどを思い浮かべるだろう。だが、この森のミュージカルには、それがない。もちろん、美しいソンドハイムの歌曲は、原作通り、あちこちに散りばめられている。だが、この作品の登場人物たちは、うずくまり、しゃがみ込み、引っ張り合い、だまし合い、ぶつかり合って、身体いっぱいの泥くさい自己主張を、最初から最後まで止めない。例えば、羽野晶紀の赤ずきん。物語の進行役・パン屋の夫(渡辺大知)が彼女の赤い頭巾をだまし取ろうとしたとき、彼女のキックはパン屋の急所を直撃する。また、例えば、パン屋の妻(瀧内公美)とシンデレラ(古川琴音)は、金の靴の奪い合いで格闘技そのままのバトルになる。さらにまた、例えば魔女役の望海風斗。パフォーマーたちに抱え上げられ、リフト状態のまま空中でぐるぐる回転を強いられてもなお、バシッと関西弁のタンカを切る。言いたいことは言わせてもらう、の勢いで。この国の王子たち(渡辺大輔、廣瀬友祐)は、シンデレラやラプンツェル(鈴木玲奈)の恋心をちゃっかり食い逃げしようとするが、結局逃げられたのは、男か女か…?森の中にさまよい込んだ登場人物たちは、それぞれにままならない人生の悩みや憂いを抱え、それでもなお、自分たちの欲望を貫こう、それぞれのわがままを通そうと戦う。1幕は、奇跡的に、それぞれがそれぞれの欲望を手に入れた。だが、続く2幕、運命は反転して、全員のかりそめの幸福は危機に陥る。2幕では、背景の森以外、ほとんど何も置かれていない、がらんと広い舞台がある。その上に登場人物たちがペタンと座り込んで、もう一度、自分たちの生き方を見つめ直す。「もうたくさんだ!!!」。ソンドハイムの歌詞(翻訳・訳詞は早船歌江子)とメロディは、慰撫するように、優しく切なく、折れてしまいそうな彼らの真情を紡ぎ出す。しかし、その足は、歌詞とは裏腹に、もう一度、逆境に向かって一歩を踏み出す。まるでストレートプレイのように、人間のドラマが刻印されたミュージカル。そんな形容がぴったり。普通のミュージカルではないミュージカルが、あなたの人生を、静かに問い直す。ミュージカル『INTO THE WOODS-イントゥ・ザ・ウッズ-』【東京公演】2022年1月11日(火)~2022年1月31日(月)会場:日生劇場【大阪公演】2022年2月6日(日)~2022年2月13日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報
2022年01月13日「ラッキーカラー」という言葉を、一度は耳にしたことがあるでしょう。ラッキーカラーとは、その人にとって良い影響を与える色、周りの人から印象良く見られる色とされています。色によってイメージが異なっていたり、パーソナルカラーがあったりしますよね。他にも、色ごとに心理効果があるのはご存知でしょうか?今回は、あなたの運気がアップする「ラッキーカラー」についてご紹介します。ラッキーカラーを身につけて、運気を味方につけましょう!前編に引き続き、後編はてんびん座〜みずがめ座のご紹介です。■ てんびん座(9/23〜10/23)【シルバー】上品でスタイリッシュな、てんびん座のラッキーカラーはシルバーです。洗練されシャープな印象を与えるシルバーは、てんびん座の要領の良さを表しています。ロマンチックなてんびん座は、アクセサリーや写真立てにシルバーを取り入れるといいでしょう。■ さそり座(10/24〜11/22)【紫色】ミステリアスな、さそり座のラッキーカラーは紫色。神秘的な印象の紫色は、さそり座のミステリアスさを表しています。寝室に紫を取り入れると、あなたのオトナな魅力がより引き立つでしょう。■ いて座(11/23〜12/21)【黄緑色】冒険心旺盛でポジティブな、いて座のラッキーカラーは黄緑色。黄と緑が混じった黄緑色は、明るく新鮮な印象で、いて座の好奇心旺盛さを表しています。異国と縁が深い、いて座はスーツケースやパスポートケースなど海外に行く際、必要なものに黄緑色を取り入れるといいでしょう。■ やぎ座(12/22〜1/19)【茶色】真面目で古風な、やぎ座のラッキーカラーは茶色。落ち着きと、ヴィンテージ感が漂う茶色は、やぎ座の合理主義的な性格にぴったり。堅実に功績を積み上げていく、やぎ座には、お財布や万年筆など、キャリアに関わるものに茶系を取り入れてみて。■ みずがめ座(1/20〜2/18)【白】型にはまらないタイプのみずがめ座。ラッキーカラーは白です!博愛主義者なところがあるので、さまざまな色に染まることのできる白があなたらしいです。ITに縁があるみたいなので、スマホケースやパソコンケースなどに白を取り入れてみるといいでしょう。■ うお座(2/19〜3/20)【ピンク】愛されキャラな、うお座のラッキーカラーはピンク。可愛くてロマンチックな印象が強いピンクは、うお座のキュートなイメージによくマッチしています。水に深い縁があるうお座さんは、バスグッズにピンクを取り入れると、よりあなたの魅力が引き立つでしょう。■ 魅力を引き出す色は…色にはいろんな印象や意味が含まれています。人によってその人らしい色や似合う色は異なります。ラッキーカラーは、心理状態によっても変わるので、固定されたものではありません。ぜひ、色を味方にして、魅力UPを目指してくださいね。(美佳/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年01月01日劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が2021年12月22日(水)から2022年1月23日(日)まで東京・自由劇場にて上演される。その後、2022年2月23日(水・祝)より京都公演を、5月より全国公演を実施する予定だ。劇団四季のミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は、16年ぶりの劇団四季オリジナル一般ミュージカルとして2020年10月に開幕した作品。原作は英国の作家デボラ・インストールが2015年に出版し、2016年にベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選出された同名小説だ。2022年8月には、二宮和也が主演を務める映画『TANG タング』が公開される。無気力に過ごす主人公&壊れかけのロボットの冒険劇中では、アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来を舞台に、無気力に日々を過ごす主人公・ベンと壊れかけのロボット・タングが出会い、タングを直すための旅に出かける様子が描かれている。そんな優しさ溢れる人間ドラマ『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が、2021年12月22日(水)より自由劇場にて開幕。台本・作詞は劇団「てがみ座」の長田育恵が、演出は「雷ストレンジャーズ」の小山ゆうなが務める。公演概要オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』<クリエイティブチーム>台本・作詞:長田育恵演出:小山ゆうな作曲・編集:河野伸音楽監督:清水恵介振付:松島勇気舞台装置デザイン:土岐研一パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ■東京公演上演期間:2021年12月22日(水)~2022年1月23日(日)会場:自由劇場住所:東京都港区海岸1-10-53チケット料金:・バリュー(平日夜):S席一般 9,900円、A席一般 8,250円、A席学生 4,125円・レギュラー(平日昼・土夜):S席一般 11,000円、A席一般 8,800円、A席学生 4,400円・ピーク(土日祝昼):S席一般 12,100円、A席一般 9,350円、A席学生 4,675円※初日・千秋楽は上記と異なる。※学生=大学生・専門学生以下(公演当日、入館時に学生証を提示する)※公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)。2歳以下の入場不可。■京都公演上演期間:2022年2月23日(水・祝)~4月16日(土)会場:京都劇場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル京都駅ビル内チケット料金:・バリュー(平日夜):S席 9,900円、A席 8,250円、B席 6,050円 C席 2,750円・レギュラー(平日昼・土夜):S席 11,000円、A席 8,800円、B席 6,600円、A席 3,300円・ピーク(土日祝昼):S席 12,100円、A席 9,350円、B席 7,150円、C席 3,850円※初日・千秋楽は上記と異なる。※公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)。2歳以下の入場不可。■全国公演上演期間:2022年5月14日(土)開幕チケット予約方法:公式サイト他(24時間受付、ただし発売初日は10:00~)※公演情報は12月21日時点のもの。最新情報については、劇団四季オフィシャルウェブサイトを要確認。【問い合わせ先】劇団四季 ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2021年12月24日劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が12月22日(水)より東京・自由劇場で開幕する。昨年10月に誕生したばかりの新作で、雑誌『ミュージカル』の「2020年ミュージカル・ベストテン」で作品部門第一位に選ばれた作品が早くも東京に再登場だ。原作はデボラ・インストールが2015年に出版した同名小説だが、来年8月には同小説を原作にした映画『TANG タング』の公開も予定されていることもあり、いっそう注目度が高まっている。物語は、アンドロイドが家事や仕事を行う近未来のイギリス。両親を事故で亡くしたことで無気力に日々を生きている青年ベンは、ある日、庭に旧式のロボットが迷い込んでいるのを見つける。幼児のように暴れまわり家をひっかきまわすそのロボット・タングを、妻エイミーは捨ててくるように言うが、ベンはなぜかその壊れかけの旧式ロボットに心惹かれてしまう。このままだと近いうちに停止してしまいそうなタングを直すために、ベンは旅に出る――。旅の中でタングは知識を吸収し雄弁になっていくと同時に、拗ねたり反論したりと、どんどん人間臭くなっていく。一方で、そのタングを通しベンも社会と触れ合い、再生していく。近未来を舞台にしつつ、描かれるのはアナログな心の交流。ロボットを通し、他者との繋がりや、自分の心と向き合うことの大切さをそっと提示し、日常の幸せに気付かせてくれるミュージカル。そして何と言ってもタングの愛らしさが素晴らしい。造形も可愛らしいが、パペティアと呼ばれる操者が2名がかりで操作と台詞・歌を担い、表情も動きも雄弁な“生きたロボット”タングが生まれている。『ライオンキング』や『リトルマーメイド』など、これまでもパペットを使う作品を数々上演してきている劇団四季だからこそできた演劇的表現だろう。まさに観客は、“無機物に命が吹き込まれる”さまを目の当たりできる。演劇的楽しさに満ちた表現で、地に足のついた普遍的感情が丁寧に紡がれ、観ると、温かなものが胸に広がるミュージカルだ。本作の脚本は長田育恵、演出は小山ゆうなが手掛けた。演劇界で広く活躍する気鋭のクリエイターたちは、どんな思いで本作と向き合い、また四季での仕事を進めてきたのか。12月21日、最終舞台稽古終了後に長田、小山、劇団四季の吉田智誉樹 代表取締役社長の3人の合同インタビューが行われた。以下、その模様をレポートする。丁寧に描くことで、日常に潜む“祝福”のようなものを舞台にあげる――昨年初演されたミュージカルの待望の再演です。非常に評価の高かった初演でしたが、どんなところが評価されたと思いますか。長田この作品は、普通の人たちの日常を丁寧に描くことで、そこに潜む“祝福”のようなものを舞台にあげるという、ささやかだけれど普遍的なメッセージが込められている作品だと思います。そのささやかさこそが、今の時代の等身大の人間の感情を描き出していて、登場人物に共感させる力がとても強い。今の時代にフィットする新しいミュージカルだったからこそ評価に繋がったのではないでしょうか。曲も多く、装置も素晴らしく、ロボットも可愛い……と色々と見どころはありますが、大事にしているのはささやかな人間の感情。今回の再演もその方針は変わっていないと思います。小山まず、タングをパペットで表現しようという劇団四季さんのアイディアが素晴らしい。そして長田さんのおっしゃった“ささやかな日常”という部分、これは長田さんの脚本が、日常的なのにポエティックな美しい日本語で書かれていることも非常に大きいです。詩的な演劇言語で書かれている長田さんの本を、言葉を大切にされる劇団四季の俳優さんが扱っていくという、全体のバランスがとても良かったと思います。小山ゆうなさらに四季のお客さまは、作品を育てていってくださる感じがとてもあって、その力もありどんどん作品が豊かになっていったなと感じています。今日の最終舞台稽古のキャストはほぼ初演時に出ていたメンバーなのですが、これだけロングランをやっているとちょっと飽きてきたりということもありえるのですが、誰ひとりそういうことがなく、どんどん役が深まっている。それは本人たちの努力と、お客さまの力が大きいと思っています。吉田今回のクリエイターの布陣の力によって、この作品がここまで愛されたのだと思います。特にこのおふたりは素晴らしい仕事をしてくださいました。感謝しかありません。吉田智誉樹(劇団四季 代表取締役社長)――劇団四季とのお仕事で感じた、劇団四季の良さは。長田劇団四季で仕事ができて、本当に喜びしかないです。私は大学の時に間違ってミュージカル研究会に入ってしまったことが、自分の舞台との出会いなんです。その時に一番の憧れだったのが劇団四季でした。仕事で関われる日が来るなんてことは……もちろん人生の中でいつかそんな日が来たら嬉しいと思っていましたが遠すぎて考えられず、まずは現代演劇の方で舞台の言葉を磨いたりとか、色々なことをやってきました。そうしたら四季に声をかけていただきまして……。憧れだった四季に一歩踏み入れたら、やっぱり中の人たちひとりひとりが、素晴らしい方たちでした。外から見ていたら、才能に恵まれた素晴らしい方々の集団だから何でもできるんだと思っていたのですが、キャストだけでなくスタッフに至るまでひとりひとりが絶え間ない努力を続けている、努力の天才みたいな人が集っていました。才能ある方々がさらに努力を続け、なおかつもっと高みを目指そうという推進力があり、さらに舞台にかける情熱がすごい。だからいいものが生まれている。才能ある選ばれし人たちだからすごいのではなく、全員が、主役の人さえも、自分がもっとできることを探し続けている。しかもお互いをリスペクトしあっているという、劇団の強みを初めて知りました。……すみません、熱く語ってしまいました(笑)。小山本当ですよね。劇団四季は、日本の演劇界では珍しく“作品ありき”です。これだけ商業的に成功しているミュージカル作品を作っていらっしゃるのに、主役の俳優がすごく目立つということではなく、みんながアンサンブル(一緒)で作品を作っている。全員が常に「作品をどうやって良くするか」を考えているので、なんだか流れている空気が清らかなんです。みんながそこに向かって努力する、しかもその努力が私の考える努力ではなくて(笑)、「そんなに!?」というくらい、時間もエネルギーも注いで作品に向かっている。すごい集団だなと本当に思います。単なる“可愛いキャラクター”ではないタングの魅力――長田さんと小山さんは、お互いの仕事をどう見て、そしてどうやりとりをして作り上げていきましたか。小山私は古典をやることが多いので、たいていにおいて作家が(すでに)いない。なので今回、同時代の、しかも世代も近くコミュニケーションの取りやすい方でしたので、質問もLINEでどんどんしていました。……コロナ禍でなかなか会えませんでしたので(笑)。長田さんの言葉は実はすごく美しく詩的なのですが、でも日常の言葉になっている。初演の時には気付かなかった素敵さに、今回改めて気付いたこともたくさんあります。言葉が深い。長田ありがとうございます。私は劇作家だけを専門としているので、私が仕事するときには必ず演出家との出会いがあり、この世代にしては国内外限らず、多くの演出家と組ませていただいていると思います。その中でもゆうなさんは、その俳優自身が持っている魅力を等身大に役に引き出してくるというところが素敵。だからアンサンブルに至るまで、登場人物が全員生きて、実在感ある人間に出来上がる。舞台上で、その世界を構築する嘘のない人間が表れてくるところがとても好きです。本当に信頼できる演出家です。長田育恵――長田さん、タングという存在をどう受け止めて書きましたか。長田日本にはもともと鉄腕アトムとかドラえもんといったロボット文化があります。タングはいわゆる“キャラクター”ですが、(アトムやドラえもんのように)最初から感情が補填された可愛いキャラクターとして存在するのではなく、人間が何かを入れたら、それによって方向性が変わる可能性もある未知なる未来を秘めた箱だ、というオープニングから始まります。ベンが旅の過程で何を受け取り、何を感じたかをタングも感じ取り学習していく。最後に赤ちゃんが生まれた時にタングは「旅をしようね」と言ってあげるのですが、それは、タングにとってベンとの旅がとても楽しく、ベンが旅の出会いの中でどれほど喜んでいたかがわかっているので、タングがあげられる最上級のものが「旅をする」だった。何もないブラックボックスが、どんどん人の営みの美しい部分を取り入れ、最後に家族の一員として生きることを選ぶ。その成長の過程、タングの方向性が決まっていないということが大切なので、ストーリー都合で“可愛い”を担保にタングを動かさないことを本当に注意して書きました。――タングが見事ですね。あのデザインや動作はどのように生まれたのですか。小山タングのパペットデザインとディレクションをしてくれたトビー・オリエさんと、かなり打ち合わせを重ねました。最初はどこを動かすか、もちろん口を動かしたり、どこかを光らせたりすることも出来たのですが、トビーさんの計算で、目の角度が変わることと瞼の開閉を主にするというチョイスになりました。あとはパペティアの力ですね。本当に細やかにやってくれています。目の角度がどのくらいになっているかは操っている俳優からは見えない。手の感覚でしかありません。非常に難しい技術だと思います。ずっとずっと稽古をしていました。吉田初演の稽古初日は、(タングが)ただジタバタしているだけでした(笑)。その状況が脳裏にあります。小山初日は、歩かせることすらできませんでしたからね。パペティアは胴体・足を動かしている担当と、頭(顔)の担当とふたりいます。支えになっている胴体・脚の役割が大きくて。喋らないので(タングの声は、頭担当の俳優がほぼ担当)、ちょっと目立たないのですが。そしてふたりの息が合わないといけないので、パペティアふたりは常に議論したりケンカをしたりしながら、切磋琢磨していました。――吉田さん、ファミリーミュージカルを除き、一般向けのミュージカルとしては16年ぶりの新作。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は劇団四季にとってどんな位置づけになりましたか。吉田おっしゃるとおり、いわゆるファミリーミュージカルではなく、お客さまに販売する形の一般ミュージカルとしては『南十字星』以来。2018年から着手しましたが、素材の選び方から、何もかも手探りでした。産みの苦しみを味わった分、非常に愛おしいものになりました。左から、吉田智誉樹(劇団四季 代表取締役社長)、小山ゆうな、長田育恵取材・文・撮影(舞台写真):平野祥恵撮影(インタビュー写真):阿部章仁劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』東京公演2021年12月22日(水)~2022年1月23日(日)分までチケット発売中会場:自由劇場2022年2月23日(水・祝)より京都劇場にて上演<ライブ配信>2022年1月22日(土) 13:00~2022年1月22日(土) 17:30~2022年1月23日(日) 13:00~ライブ配信の詳細はこちら:
2021年12月22日「ラッキーカラー」という言葉を、一度は耳にしたことがあるでしょう。ラッキーカラーとは、その人にとって良い影響を与える色、周りの人から印象良く見られる色とされています。色によってイメージが異なっていたり、パーソナルカラーがあったりしますよね。他にも、色ごとに心理効果があるのはご存知でしょうか?今回は、あなたの運気がアップする「ラッキーカラー」についてご紹介します。ラッキーカラーを身につけて、運気を味方につけましょう!まずは前編として、おひつじ座〜おとめ座のご紹介です。■ おひつじ座(3/21〜4/19)【赤】情熱的なおひつじ座のラッキーカラーは赤色。赤色は情熱やエネルギッシュさ、積極性を表す色でもあります。ファッションのワンポイントとして、バッグやネイルを赤にするのもいいでしょう。あまり見えるところに赤を使いたくないというのなら、インナーや下着に赤を取り入れてみて。■ おうし座(4/20〜5/20)【オレンジ】マイペースなおうし座のラッキーカラーはオレンジ。温かみがあり親しみやすいオレンジは、おうし座の穏やかさを表しています。おうし座はお金が大好きな人な傾向にあるので、通帳ケースや貯金箱など、お金に関するものにオレンジを取り入れると、金運UPが期待できそうです。■ ふたご座(5/21〜6/21)【黄色】陽気でおしゃべりな、ふたご座のラッキーカラーは黄色。黄色は明るく活発な印象があり、ふたご座の純粋さを表す色でもあります。コミュニケーションが得意なふたご座は、スマホケースに黄色を取り入れてみると、より自分の良さが引き立つでしょう。■ かに座(6/22〜7/22)【緑色】優しくて癒し系な、かに座のラッキーカラーは緑色。緑色は若々しく、リラックスできる色であり、かに座さんの穏やかで争いを好まない性格にぴったり。かに座は家庭的な傾向にあるため、キッチングッズに緑を取り入れるといいでしょう。■ しし座(7/23〜8/22)【ゴールド】カリスマ性があり、ひときわ輝く女王様のような存在の、しし座。ラッキーカラーはゴールドです!高級感があり、キラキラ輝いているゴールドは、立っているだけでも目立つ、しし座にぴったりです。ゴールドのアクセサリーをつけると、より輝くでしょう。■ おとめ座(8/23〜9/22)【青色】冷静で賢い、おとめ座のラッキーカラーは青色です。青色は、冷静と知性、信頼と誠実を象徴する色でもあり、まさにおとめ座の堅実な内面のよう。実務能力が高いおとめ座は、手帳やペンケースなど文具に青系の色を取り入れると、集中力UPが期待できます。■ 運を味方につけよう色にはいろんな印象や意味が含まれています。人によってその人らしい色や似合う色は異なります。ラッキーカラーは、心理状態によっても変わるので、固定されたものではありません。ぜひ、色を味方にして、魅力UPを目指してくださいね。(美佳/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)●てんびん座~うお座女性のラッキーカラーは?presented by愛カツ ()
2021年12月01日岡幸二郎ミュージカル・コンサート2021『ベスト・オブ・ミュージカル』が2021年12月10日(金) に大田区民ホール・アプリコ大ホール(東京都大田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて11月24日(水)より発売開始です。カンフェティで11月24日(水)19:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ■曲目《オペラ座の怪人》より「All I Ask of You(A.L ウェバー)」《ウエスト・サイド物語》より「Tonight(L.バーンスタイン)」他※曲目は変更になる場合もございます。予め、ご了承ください。■ 出演者岡幸二郎ゲスト:幸田浩子OKA Special Ensemble岡幸二郎(ミュージカル俳優、プロデューサー)福岡県出身。大学では中国語を専攻。後に劇団四季にシーズンメンバーとして参加。1994年『レ・ミゼラブル』のアンジョルラス役をオーディションで射止め、その華やかな風貌と圧倒的な歌唱力で一躍ミュージカルスターへと躍進した。2003年からは同作品でジャベール役を演じ、17年にわたり『レ・ミゼラブル』に参加した。ミュージカルの他、ストレイトプレイやTV(NHK大河ドラマ『義経』他)、ラジオ、フルオーケストラからライブハウスまでのコンサート、トークショーなども精力的に行う。CDはソロアルバムとして、『Love Collection』『The Prayer』『Best of Musical』をリリース。また、ミス・サイゴンを機に『ミス・サイゴン基金』を立ち上げ、ボランティア活動にも熱を注ぐ。九州大谷短期大学客員教授。幸田 浩子(ソプラノ)東京藝術大学首席卒業。同大学院、文化庁オペラ研修所を経て渡伊。数々の国際コンクールで上位入賞後、ローマ歌劇場、シュトゥットガルト州立劇場等で活躍し、名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。帰国後は、新国立劇場『ホフマン物語』『鹿鳴館』、びわ湖ホール『リゴレット』、二期会『魔笛』『ばらの騎士』『清教徒』等多数出演。全国各地でのリサイタル、オーケストラコンサートに加え、NHK-FM「気ままにクラシック」のパーソナリティや、BSフジ「レシピ・アン」でのMC等多彩な活動を展開。2018年にはCDデビュー10周年を記念し「ARIA花から花へ~オペラ・アリア名曲集」を、2020年には「このみち~日本のうたⅡ~」をリリース。第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。2021年11月二期会『こうもり』ロザリンデ、2022年1月びわ湖ホール『竹取物語』かぐや姫で主演予定。二期会会員。■ タイムテーブル2021年12月10日(金)17:30開場18:30開演■ チケット料金全席指定SS席8,500円S席7,500円A席6,000円B席4,500円C席3,000円※未就学児入場不可 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月24日12月22日(水)~2022年1月23日(日)、自由劇場(東京・浜松町)にて待望の再演が決定している劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』がライブ配信される。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は、劇団四季が一般向けのオリジナルミュージカルとして16年ぶりに制作した新作で、世界中でロングセラーとなっているイギリスの作家デボラ・インストールの同名小説が原作。2020年の初演ではミュージカル出版社発行の雑誌『ミュージカル』が発表した「2020年 ミュージカル・ベストテン」で作品部門の第1位を飾り、劇団四季が初めて公演の模様をオンラインで配信したことでも話題を集めた。今回のライブ配信は、昨年11月の『ロボット・イン・ザ・ガーデン』、今年1月の『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』、8月の『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』に続く第4弾となる。作品の舞台はアンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来。心に傷を負った主人公・ベンと壊れかけのロボット・タングが世界中を旅しながら歩む、心温まる成長物語が描かれる。配信プラットフォームは、「劇団四季ライブチャンネル」他、「U-NEXT」、「Rakuten TV」を予定。配信チケットは12月2日(木)10:00より発売。劇場での鑑賞が叶わない方もぜひこの機会に、劇団四季がおくるロボットと人間の心温まる物語を堪能してほしい。なおU-NEXTでは、原作小説『ロボット・イン・ザ』シリーズ4作品(『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ロボット・イン・ザ・ハウス』『ロボット・イン・ザ・スクール』『ロボット・イン・ザ・ファミリー』)の電子書籍も配信中だ。【配信概要】劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』東京公演<ライブ配信日時>1. 2022年1月22日(土) 13:00~2. 2022年1月22日(土) 17:30~3. 2022年1月23日(日) 13:00~上演時間:約3時間(休憩を含む / 予定)※配信開始時間は変更となる場合があります。※本公演はライブ配信での視聴のみとなります。巻き戻し視聴・見逃し配信はありませんので、 ご注意ください。中継会場:自由劇場(東京都)視聴料:各4,500円(税込)<販売期間>2021年12月2日(木) 10:00~各回の開演時刻まで購入可能ライブ配信の詳細はこちら: 原作小説『ロボット・イン・ザ』シリーズはこちら(U-NEXTサイト内):
2021年11月11日ミュージカル「『オープニングナイト』~桜咲高校ミュージカル部~」が2021年10月29日(金)、新国立劇場(東京都渋谷区)で開幕した。今年7月に初演された本作だが、早くも再演されることになった。舞台は、超エリート進学校。熱血高校教師テッペイ(横山だいすけ)は、新入生を迎える準備をしていた。入学していたマイト(武藤潤)は、小さい頃の夢だった「ミュージカル俳優になること」を学校で実現するために、ミュージカル部を作ろうと、親友のヒロキ(杢代和人)とともに部員集めに奔走。親に自分の夢を打ち明けられないオウタ(大倉空人)、妹を溺愛する不良のユージ(瑛)、食いしん坊のタロウ(中谷優心)、いじめられっ子のソースケ(村上貴亮)と、個性豊かなメンバーが集まるが、学問至上主義の校長(湖月わたる)は、創部に大反対してーー。本作は、基本のストーリーはそのままに、男性キャスト中心の〈Team Blue〉と、女性キャスト中心の〈Team Red〉の2チームで上演される。初日を前に行われた〈Team Blue〉のゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。入部の動機はさまざまだが、「ミュージカルをやりたい」という一心で突き進む高校生たちの姿が、とにかく眩しい。今年7月の初演時は、歌もダンスも芝居もまだまだ伸びしろがあると個人的には見たが、この4ヶ月間、きっちりと練習をしてきたのだろう、〈Team Blue〉のメンバーたちは全体的な技術力と表現力が飛躍的に向上していた。横山だいすけをはじめ、湖月わたるや福井貴一ら、大人キャストが実に頼もしく、作品をしっかりと支えている。楽曲も振付も誤魔化がきかない高難度のものが多く、脚本と演出と振付を担当した岸本功喜、作曲・音楽監督の小島良太の「一切妥協はしない」というこだわりが見えた。上演時間は約2時間30分(休憩15分含む)。公演は11月7日(日)まで。そのほかの出演者は、三倉佳奈、野々村真ら。〈Team Red〉は星名美怜(私立恵比寿中学)、河村花、小泉遥香(超ときめき♡宣伝部)、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、浅井七海(AKB48)、杏ジュリア(超ときめき♡宣伝部)が出演する。取材・文:五月女菜穂
2021年11月02日ミュージカル『INTO THE WOODS -イントゥ・ザ・ウッズ-』が2022年1月から2月にかけて、東京・日生劇場、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。この度、本作のメインビジュアルが発表された。本作は『ウエスト・サイド物語』や『太平洋序曲』、『スウィーニー・トッド』など、名だたる名作ミュージカルを手掛けてきたスティーヴン・ソンドハイム作詞・作曲、ソンドハイムの長年の盟友でもあるジェームズ・ラパイン脚本により、1986年に発表され、87年にブロードウェイで初演されたミュージカルである。1988年のトニー賞では、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞、ミュージカル主演女優賞の3部門を受賞。2002年にはリバイバル作品賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を誇り、これまでに世界各国で上演され、日本でも複数の演出家によって上演されてきた。2014年には巨匠ロブ・マーシャル監督、メリル・ストリープやジョニー・デップなど豪華キャストによって映画化され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞に複数ノミネートされヒットしたことも記憶に新しい。物語はタイトルの通り“森”を舞台に、魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦と、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木のジャック、ラプンツェルなど、童話の主人公たちが登場し、それぞれの物語が交錯。劇中では、主人公たちの「I Wish(願い)」をのせた言葉がめまぐるしく繰り出され、家族の絆や社会の矛盾といった様々なテーマを織り込みながら、誰しもが本質的、普遍的に持つ「人間の業」を描く。演出は、クラシック音楽やオペラにも造詣が深い熊林弘高が初ミュージカルに挑戦。難解なソンドハイムメロディの音符1つ1つから作品に隠されたテーマを読み解き、新翻訳・新演出で届ける。出演陣は『赤ずきん』より赤ずきん役(※物語50音順)を羽野晶紀、『シンデレラ』よりシンデレラ役をミュージカル初挑戦となる古川琴音、継母を毬谷友子、義理の姉に湖月わたる、朝海ひかる、王子役を廣瀬友祐、執事役を花王おさむ。『ジャックと豆の木』よりジャック役を福士誠治、母親役をあめくみちこ、『塔の上のラプンツェル』よりラプンツェル役を鈴木玲奈、王子役を渡辺大輔。そしてナレーター・謎の男を福井貴一、パン屋の夫を渡辺大知、その妻をミュージカル初出演となる瀧内公美、魔女役を宝塚歌劇団退団後初ミュージカルとなる望海風斗、巨人の声を麻実れいが演じる。この度公開されたビジュアルでは、作品のテーマとなる森を背景に、それぞれの物語の枠組みを額縁で表現。物語を支配する魔女に見下ろされるように、登場人物たちが佇んでいる。■公演情報ミュージカル『INTO THE WOODS -イントゥ・ザ・ウッズ-』作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム作:ジェームズ・ラパイン演出 :熊林弘高翻訳・訳詞:早船歌江子音楽監督・指揮:小林恵子<出演(※物語ごとの50音順>赤ずきん:羽野晶紀(赤ずきん)シンデレラ:古川琴音(シンデレラ) / 毬谷友子(継母) / 湖月わたる(継姉) / 朝海ひかる(継姉) / 廣瀬友祐(王子) / 花王おさむ(執事)ジャックと豆の木:福士誠治(ジャック) / あめくみちこ(母親)塔の上のラプンツェル:鈴木玲奈(ラプンツェル)ナレーター・謎の男:福井貴一パン屋:渡辺大知(夫) / 瀧内公美(妻)魔女:望海風斗巨人(声の出演):麻実れい<東京公演>2022年1月11日(火)~31日(月)会場:日生劇場※11~12日はプレビュー公演予定料金:S席13,500円 / A席9,000円(全席指定・税込み)※プレビュー公演は各席種1,000円引き<大阪公演>2022年2月6日(日)~13 日(日)会場:梅田芸術劇場メインホールS席13,500円 / A席9,000円 / B席5,500円(全席指定・税込み)一般発売 :2021年11月7日(日)公式サイト:
2021年10月28日相葉裕樹が「今までやったミュージカルのなかで一番難しい」と言うミュージカル『蜘蛛女のキス』。ベストセラー小説をミュージカル化し、1993年にはトニー賞などを多数受賞した。「楽曲はかっこいいけれど難解で、かなり歌いこまないといけない。半音での変化が多いし、フォルテでポンと歌うところもあればとても繊細にファルセットを使うところもあって、レンジ(音域)が広い。また、ほぼ2人で物語が進むので、歌や言葉で引っ張っていかないと濁る。新たな挑戦です。目の前に大きい壁がきたぞとかなり緊張しています」。刑務所の獄房で同室となった同性愛者のモリーナ(石丸幹二)と青年革命家バレンティン(相葉裕樹/村井良大)はお互いを理解できず激しく対立するが、その関係は少しずつ変化していく。映画版も見た相葉は「心を開いていくグラデーションが緩やかに進んでいく」ことに注目した。「感情をむき出しに喋るけれど、ただの怒りではなく鬱屈としたなにかがある。「殺されるんだろう」という覚悟もあると思うし、感情がぐちゃぐちゃな大変な役」。だからこそ稽古で動いてみないとわからない。「実際に動くと感覚が変わるので、肉体を動かして、言葉を口から発して、どう感じるかを大切にしたい」。モリーナ役の石丸とは、2016年ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』で共演した。「とても優しい方です。その時は、楽屋でコーヒーをいただいたりもしました。今回は迷惑をかけると思うのですが、できることはなんでもやります!体当たりすることでしか作れない作品だと思うので、たくさん苦しんでもがきます。」。Wキャストの村井良大とは10年前の『戦国鍋』以来だ。「このタイミングで、ミュージカルでWキャストなのは不思議な感覚。良大は飄々として、動じたところは見たことがない。僕とはまったく違うので、カラーが変わるでしょうね。信頼できる仲間だからこそ切磋琢磨したい」と信頼を寄せる。「観る方によって印象が変わる作品です。すっきりする人もいればしない人もいるはず。バレンティンに対して「最低」と思う人もいるでしょう。でも誰が悪いわけでもなくて、愛や信念が交錯している。みんな、責められる?と思います。でも僕自身、これからの稽古で感じ方も変化していくんでしょうね。歌もせりふもたっぷりありますので、丁寧にしっかり構築したい」上演は11月26日(金)~12月12日(日)、東京芸術劇場プレイハウスにて。取材・河野桃子
2021年10月11日ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ(INTO THE WOODS)』が2022年1月11日(火)から31日(月)まで東京・日生劇場で、2月6日(日)から13日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。チケットは、2021年11月7日(日)より発売される。ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』とは?『イントゥ・ザ・ウッズ』は、『赤ずきん』『シンデレラ』『ジャックと豆の木』『塔の上のラプンツェル』といった誰もが知る童話の登場人物たちが同時に存在する世界で、それぞれの有名なおとぎ話をなぞりながら、思わぬ形で物語が交錯するミュージカル。原作は、スティーヴン・ソンドハイムが作曲・作詞、ジェームズ・ラパインが脚本を手掛け、1987年に初演された。また、2014年にはディズニーにより実写映画化され、ジョニー・デップが「赤ずきん」の狼役をメリル・ストリープが魔女役を演じ、話題を集めた。古川琴音がシンデレラ役でミュージカル初挑戦今回上演される『イントゥ・ザ・ウッズ』では、ドラマ「コントが始まる」や菅田将暉の楽曲「虹」のMVなどに出演し、短編映画『春』で初主演を務めた古川琴音がミュージカル初挑戦するほか、それぞれのフィールドを舞台に第一線で活躍する実力派キャストが豪華集結する。<物語ごとの配役>・赤ずきん…羽野晶紀(赤ずきん)・シンデレラ…古川琴音(シンデレラ)/毬谷友子(継母)/湖月わたる(継姉)/朝海ひかる(継姉)/廣瀬友祐(王子)/花王おさむ(執事)・ジャックと豆の木…福士誠治(ジャック)/あめくみちこ(母親)・塔の上のラプンツェル…鈴木玲奈(ラプンツェル)・ナレーター・謎の男…福井貴一・パン屋…渡辺大知(夫)/瀧内公美(妻)・魔女…望海風斗・巨人(声の出演)…麻実れい演出に熊林弘高また、演出を務めるのは、ミュージカルの演出が初となる気鋭の演出家・熊林弘高。クラシック音楽やオペラにも造詣が深い熊林が、翻訳・訳詞を務める早船歌江子、音楽監督・指揮の小林恵子と共に、“人間の本質”を炙り出すような深淵なテーマを様々な角度から描き出す。『イントゥ・ザ・ウッズ』あらすじ長年子供を授からないパン屋の夫婦は、その理由が魔女の呪いのせいだと知る。魔女から、呪いを解くために必要な、おとぎ話の主人公たちが持つ4つのアイテム、‟ミルクのように白い牝牛“(ジャックと豆の木)、“血のように赤い頭巾”(赤ずきん)、“トウモロコシのように黄色い髪”(塔の上のラプンツェル)、“黄金に輝く靴”(シンデレラ)を持ち帰るよう告げられる。2人は子どもを授かりたい一心で、森の奥深くへ足を踏み入れるがー。公演概要ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム作:ジェームズ・ラパイン演出:熊林弘高翻訳・訳詞 :早船歌江子音楽監督・指揮:小林恵子出演:羽野晶紀、古川琴音、毬谷友子、湖月わたる、朝海ひかる、廣瀬友祐、花王おさむ、福士誠治、あめくみちこ、鈴木玲奈、福井貴一、渡辺大知、瀧内公美、望海風斗、麻実れいチケット一般発売日:2021年11月7日(日)<東京公演>上演期間:2022年1月11日(火)~31日(月)※1月11日(火)・12日(水)はプレビュー公演会場:日生劇場住所:東京都千代田区有楽町1-1-1<大阪公演>上演期間:2022年2月6日(日)~13日(日)会場:梅田芸術劇場メインホール住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1【問い合わせ先】■東京公演TEL:0570-077-039■大阪公演TEL:06-6377-3800(10:00~18:00)
2021年10月11日アンドリュー・ガーフィールド主演、ブロードウェイ・ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」や『モアナと伝説の海』などを手がけたリン=マニュエル・ミランダの初監督映画『tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!』が、Netflixにて11月19日(金)より独占配信。予告編とキービジュアルが到着した。本作は、傑作ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」の原作者として作曲、作詞なども手掛け、『モアナと伝説の海』の音楽も担当したリン=マニュエル・ミランダによる極上ミュージカル映画。ジア・コッポラ監督『メインストリーム』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールドが、現実に押しつぶされそうになりながらも、決して夢を諦めない実在の作曲家ジョナサン・ラーソンを演じ、“夢”と “希望”を歌い描く。物語の主人公ジョナサン・ラーソンは、数々の賞に輝き、いまなお世界中で愛され続ける名作ミュージカル「RENT/レント」を生み出した実在の作曲家。本作は、彼が夢追う姿を描いた自伝ミュージカルの映画化作品。舞台は、1990年のニューヨーク――。食堂のウェイターとして働きながら、ミュージカル作曲家としての成功を夢見るジョナサン(アンドリュー・ガーフィールド)は、オリジナルのロック・ミュージカルの楽曲を、書いては直し、書いては直し...を数年間繰り返し、まもなく30歳を迎えようとしていた。恋人のスーザン(アレクサンドラ・シップ)は新たな夢に向かうために都会を離れることを願い、親友のマイケル(ロビン・デ・ヘスス)は夢を諦めて安定した仕事に就くことに。これまで共に夢を追いかけた仲間たちさえも、現実に目を向け変わっていく姿に焦りを覚えるジョナサン。「自分の夢に価値はあるのか?時間を無駄にしているのでは?」と自身に問いかけながらも、“チック、チック”と時間だけが過ぎていく毎日...。苦悩と葛藤の先に、“最高のロック・ミュージカルを作る”という夢を掴むことが出来るのか…。解禁となった映像では、美しいピアノの旋律に乗せて、ジョナサンが作り上げた楽曲が、観る者の心を奮い立たせるようにパワフルに鳴り響いていく。ニューヨークの煌びやかな夜景をバックに歌い踊る夢のようなシーンや、ジョナサンが飛び込んだプールの底から現れた音符たちが楽譜となって浮かび上がるファンタジックなひと幕も。他人に否定されようとも、深い悲しみに襲われようとも、彼を突き動かす夢への情熱が魂が込められたロック・ミュージカルに乗せ、歌い紡がれていく。監督を務めるリン=マニュエル・ミランダは、今年映画化もされたミュージカル「イン・ザ・ハイツ」によってトニー賞で作品賞・楽曲賞・振付賞・編曲賞を受賞、そして脚本・作曲・作詞・主演を務めたミュージカル「ハミルトン」ではピューリッツァー賞、グラミー賞のほか、トミー賞11部門を受賞した経歴を持ち、本作で初めて長編映画のメガホンを取る。Netflix映画『tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!』は11月19日(金)より独占配信開始。11月より一部劇場にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年10月05日ザ・プロダクト(product)のシャンプー&コンディショナーがリニューアル。「ザ・プロダクトシャンプーモイスト」「ザ・プロダクトコンディショナーモイスト」が、2021年9月24日(金)より発売される。ザ・プロダクト「シャンプー&コンディショナー」がパワーアップザ・プロダクトのシャンプー&コンディショナーが、香り、使用感、成分をパワーアップしてリニューアル登場。新作「ザ・プロダクトシャンプーモイスト」には、USDA オーガニック成分を含む、全成分天然由来のシリコンフリーシャンプーだ。植物由来のアミノ酸系洗浄成分が、キメ細やかな泡で頭皮と髪を洗い上げ、しっとりまとまりのある髪へと導いてくれる。香りは、天然精油を使用したシトラスグリーン。心地よい香りで気分までリフレッシュさせてくれる。また、「ザ・プロダクトコンディショナーモイスト」は、オーガニックホホバオイルとオーガニックシアバターを配合して、毛先までまとまりのあるつややかな髪へと仕上げてくれる。精油は全て天然精油を使用し、心地よいハーバルフローラルの香りを叶えた。セット使いは特におすすめで、ヘアケアしながら気分までリラックスした気持ちに。洗い上りは、健康的なツヤ髪になり、髪表面だけでなく毛先までつるんとまとまりのある仕上がりを叶えてくれる。【詳細】ザ・プロダクトシャンプーモイスト 240mL 2,035円ザ・プロダクトコンディショナーモイスト 240mL 2,035円発売日:2021年9月24日(金)【問い合わせ先】ココバイTEL:03-5476-5270
2021年09月20日日本上演のミュージカル「イン・ザ・ハイツ」主演で高評価を得た平間壮一と、舞台やドラマなどで多彩な活躍を見せる小関裕太が共演、1973年に実際に起きたゲイクラブ“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を基にしたミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」に出演することが決定した。本作は、ニューオリンズにある「アップステアーズ・ラウンジ」で実際に起きた未解決事件を基に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノン作・作詞・作曲を手掛けたミュージカル。米国史上に残るゲイクラブに対する事件の1つを題材にした本作は、2017年にアメリカ、オフブロードウェイで初演、その後世界各地で上演された。2018年にはオーストラリア、シドニーで初海外プロダクションが開幕、2019年にはロンドン版も上演され、そしてついに日本初演を迎える。現代のニューオリンズから突然1973年にタイムスリップしてしまう、若きデザイナーの主人公ウェス役には、「RENT」や「ロミオ&ジュリエット」など本格ミュージカルや舞台にも出演、今春上演のミュージカル「イン・ザ・ハイツ」では主演を果たした平間壮一。突如現れたウェスに興味を持ち、次第に惹かれていく若い男娼パトリック役には、舞台「モンティ・パイソンのSPAMALOT」でロビン卿役、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」や情報番組「王様のブランチ」のレポーター、来年はミュージカル「四月は君の嘘」の主演も控え、幅広く活躍する小関裕太。小関裕太女性と結婚して子どももいる“クローゼット”のゲイ・バディを演じるのは、映画『塔の上のラプンツェル』『シンデレラ』など数多くのディズニー映画で卓越した声を響かせ、また本年はミュージカル「October Sky遠い空の向こうに」、来年は舞台「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」の出演が控え、俳優だけでなく声優としても活躍する畠中洋。フレディの母親でシングルマザーのイネズ役を演じるのは、劇団四季入団後「キャッツ」「ライオンキング」などでメインキャストを務め、退団後、韓国で上演された舞台「CHICAGO」に出演。本年は舞台「SHOW TIME」でも圧巻の歌唱力を披露し、女優・歌手としても歌声で魅了し続けるJKim。昼は建設作業員、夜はラテン系ドラァグクイーンのオーロラとしてパフォーマンスをしているフレディ役には、ミュージカル「テニスの王子様」や大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演、シンガーソングライターとしても活動し、映画・ドラマの主題歌・挿入歌を担当。さらに、俳優としてもミュージカル「刀剣乱舞」に出演するなど、幅広く活躍する注目アーティストの阪本奨悟。受け入れられることに飢えた孤独な男娼でホームレスのデール役は、自らを中心とするEntertainment Unit「DIAMOND☆DOGS」を始動、舞台構成・総合演出も手掛け、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」などに出演。本年も舞台「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stageに出演するなど、多方面に活動の幅を広げている東山義久。経験豊富でゲイバーの皆のメンターのような存在の黒人男性ウィリー役には、舞台はグランドミュージカルから2.5次元まで、コンサートはクラッシックホールからライブハウスまで、舞台や配信の企画構成や後進の指導にも余念がない、「アグレッシブ」を体現する岡幸二郎。共演には関谷春子、大村俊介(SHUN)、大嶺巧ら歌・ダンスの実力を兼ね備えた俳優たちが結集、また演出は訳詞・翻訳の評価も高く、日英米で演出家としても活躍をひろげている英国在住の市川洋二郎が務める。平間壮一コメント広い世界で色々な価値観と触れ合って自分の居場所を探している。たくさんの人に認められてどこにいても怖いことなんてない世界にいきたいと思ってるのかもしれない。そうやって過ごしていくのも大事だけど振り返ったら自分の小さな世界に入り込んでくれた人達がいてありのままの自分を認めてくれて、怖くない世界があるよ。そんなこともテーマに持ちながらウェスとともに旅をして、出逢い、生きたいと思っています。小関裕太コメント1973年、実際に起こった火災事件を元に描かれたストーリー。この作品が持つメッセージ・パワーが強く、そして楽曲の色鮮やかな旋律が素敵で、出演には即答でYESでした。しかしこの作品を出演者として作り上げるに当たって、様々なアプローチ方法が思い浮かび、自分の考えだけだと偏ってしまうと思ったので、沢山の人に相談しながら進んでいます。「多様性」「芸術を取り戻す」。今だからこそ届けたい作品です。是非ご期待ください。「The View Upstairs-君と見た、あの日-」は2022年2月、【東京公演】日本青年館ホール、【大阪公演】森ノ宮ピロティホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2021年09月10日Netflixが10月1日に配信を開始する、ブロードウェイ・ミュージカル『ダイアナ:ザ・ミュージカル』の予告編を公開した。実際のミュージカルは2020年3月にブロードウェイのロングエーカー劇場でプレビュー公演が行われていたが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により中断。11月2日にプレビュー公演を再開する。「People」誌によると、撮影されたミュージカル作品が開幕前に配信されるのは、ブロードウェイ史上初めてだという。今作は、亡きダイアナ妃の人生に焦点を当てたミュージカルで、チャールズ皇太子との結婚式、チャールズ皇太子がカミラ夫人との不倫を公にした日に、のちに伝説となる「リベンジドレス」を着用して出席したガラなど、記憶に残るダイアナ妃のライフイベントが描かれる。ダイアナ妃を演じるのは舞台女優のジーナ・デ・ヴァール。ダイアナ妃が亡くなったとき、まだ小さかったというジーナは、役作りのためにYouTubeに投稿されているダイアナ妃の動画を食い入るように観て研究を重ねたという。「観客は、演じる人を見て2秒以内に受け入れるか受け入れないかを決めます。受け入れないと決めた人にとって、物語を楽しむのは難しくなってしまうし、話の展開にもついていけなくなってしまう」という思いからだ。ダイアナ妃を演じるジーナ・デ・ヴァール Photo by Bruce Glikas/WireImage(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月10日ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が9月9日(木)に開幕する。本作は、世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにチェコ共和国で創作されたミュージカルを原作に、韓国独自のアレンジを施し大人気作となったミュージカルの、日本初演。刑事アンダーソン役と殺人鬼ジャック役を回替わりで演じる加藤和樹と、新聞記者モンロー役を演じる田代万里生の対談を前篇・後編でお届けする。こちらは後編。「セクシー」って書かれたTシャツを着ているような役柄です。――稽古場での加藤さんの印象をお聞かせください。田代実は今、作品のSNS企画で、新聞記者モンローとして稽古場でいろんな写真を撮っているんですけど、和樹くんはどこを撮っても絵になるんですよ!加藤いやいや(笑)。田代和樹くんのOKテイクの多さにびっくりしています!――(笑)。わかる気がします。役者としてはいかがですか?田代ジャックは、堂珍(嘉邦)さんとのWキャストですが、現段階の僕の中では、堂珍さんのジャックは空中に浮いているような、ミステリアスな力を持ったイメージ。そして和樹くんのジャックは、地に深く根を張っていて、実存していそうなイメージ。重厚感があります。それに体幹がすごいからアクションもカッコいいし、決めるところはバシッと決めるんですよ。加藤地に根を張ってっていうのは、僕のイメージの中でジャックに重みのようなものをすごく感じているからだと思う。田代うん。それが和樹くんにすごく似合ってるし、堂珍さんのジャックとそれぞれ対照的で面白くなってる。本当にアプローチが各々違うもんね。白井さんもそれぞれの個性を活かしている感じがします。加藤そうですね。田代あと、和樹くんは激しい心情の芝居とか激しいアクションをしても、いたって冷静なんです。いい意味で、役に飲まれちゃうことがなくて、いつもちゃんと加藤和樹が役を支配したうえで役そのものになる。そういうイメージがあります。加藤あまり役に引っ張られることはないかも。ましてや今回は二役だから、よりそうですね。アンダーソンは溜まっていく一方で、ジャックは発散する一方なので、アンダーソンを演じたあとにジャックを演じるとストレス解消になります(笑)。田代そうそう、それと和樹くんは天使(参照: 前編() )なんですけど、セクシー隊長でもあるので!――(笑)田代天使でセクシー隊長。和樹アンダーソンは、もはや「セクシー」って書かれたTシャツをずっと着ているような役柄です。2人はははは!田代アンダーソンとしては辛いシーンもたくさんあるんですけど、きっとお客様には萌えポイントがすごくいっぱいあると思う!以前、仕事で和樹くんのファンの方とお話しする機会があったんですけど、皆さん、「加藤和樹とタバコ」とか「暗闇の中、炎に照らされる加藤和樹」とか……加藤(大笑い)田代そういうのが観たいとおっしゃっていたのですが、ここに全部あります!!――観たいセクシーが全部!田代そう!一同(笑)田代あと、アンダーソンと元彼女であるポリーとのお芝居で、その佇まいや表情だけでいろんな過去をお客さんに想像させなきゃいけないシーンがあるんですけど、それを和樹くんがやると大変リアルで味があって・・・加藤ははは!田代何があったんだろう?って思う。さらにそのシーンではアンダーソンのやさしさが少しだけ滲むんですけど。強がってるし、いきがってるし、アウトローだし、コカイン中毒のダメなヤツなのに、そこでフッと硬派なりの無言のやさしさを感じさせる。そこがすごく素敵なんです。なんかね、滲み出るものがあるんですよ。やさしさとか強さとか葛藤とかで湯気が出ている感じ。――加藤さん的には別に狙っているわけじゃないですよね、きっと。加藤狙ってやってたらヤバいヤツですよ(笑)。田代やっぱ人生経験が豊富じゃないとセクシーにならないと思うので。――田代さんの絶賛が止まらないですね。田代ははは!絶妙なバディ感のあるモンローとアンダーソン――加藤さんは田代さんとお芝居していていかがですか?加藤新鮮ですよ。「やっと一緒にできる」というのもあるけど、『マタ・ハリ』でガッツリ万里生さんのお芝居も観ているから初めてやる感じもあまりないんです。今は毎回稽古が新鮮で面白いです。――田代さんはどんな方ですか?加藤ほんとにいっつも目がキラキラしているんですよ。お芝居でも、捉えたいものに対してのアプローチの仕方に嘘がなくて真っ直ぐだなという印象があります。それは万里生さんならではのもので、モンローも、だから嫌な感じがしないんですよね。僕がモンローと関わるのは、ほとんどアンダーソンの役の時なんですけど、万里生さんの芝居によってモンローとアンダーソンは絶妙な関係性になっていると思います。すごく不思議な関係性なんだけど、傍から見ているといいバディ感がある。なんかそこはやっていて心地いいですね。妙な安心感があって。田代そういうところで僕らの色っていうのが出たら嬉しいです。劇場で一緒にお芝居をするのは初めてですけど、『マタ・ハリ』の稽古の時、僕がひとりでラドゥーを練習していると、いつも突如アルマンとして入って来てくれていたんですよ(加藤は初演でアルマンの役も演じていたので)。加藤やってたね(笑)。田代その時は遊びでやっていた感じもあったけど、今はその延長で本気でやっているような感覚もあります。――楽しさが伝わってきます。では最後に、今、世の中は明るいとは言えない状況ですが、その中でこの作品を観ようかなと思われているお客様に伝えたいことはありますか?田代日常で、なにかに抑制されていたり、言いたいけど言えないことがあったり、やりたいけどやれないことがあるような中で、この作品は、音楽も、物語も、芝居も、全部振り切っているんですよ。落ちるところまで落ちて、やりたいところまでやって、人はバタバタ死んでいくし、加藤(笑)田代みんな好きなこと言ってるしね(笑)。ある意味、カオスを浴びるような作品になると思います。それはひとつのストレス発散でもあるんじゃないかなと思いますね。でもその先に、この作品が一番届けたいメッセージが隠されていると思います。加藤欲を満たすには犠牲が伴うんだよというような大事なことも教えてくれる作品です。ある意味、愛ゆえの物語でもあるので、大切な人がいる方は、その愛の訴え方は本当に正しいのかとか、そういうことも自分に問い直せるんじゃないかなと思います。こういう時代だからこそ、こういう作品を観て考えてみてもらえたら嬉しいです。取材・文:中川實穗撮影:源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』公演グッズを3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★新聞記者モンロー役の田代さんが特ダネ写真を激写!「特ダネ!モンロータイムズ」インスタアカウントは こちら()公演情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』【東京公演】2021年9月9日(木)~2021年9月29日(水)会場:日生劇場【大阪公演】2021年10月8日(金)~2021年10月10日(日)会場:フェニーチェ堺 大ホールチケット情報
2021年09月03日ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が9月9日(木)に開幕する。本作は、世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにチェコ共和国で創作されたミュージカルを原作に、韓国独自のアレンジを施し大人気作となったミュージカルの、日本初演。白井晃が演出を手掛ける本作で、刑事アンダーソン役と殺人鬼ジャック役を回替わりで演じる加藤和樹と、新聞記者モンロー役を演じる田代万里生の対談を前篇・後編でお届けする。今回はその前編。稽古場はカオス?!――現状、全シーンの大枠はできて、細かい部分のブラッシュアップに入っているそうですが(取材時)、どんなお芝居になりつつありますか?加藤カオスです。田代ははは!加藤僕は韓国でこの作品を観たのですが、その時の印象よりもものすごく深い物語になっています。韓国版はショーアップされた楽曲などもありましたが、白井さんのつくり方はそれとは違い、お芝居ありきの音楽というか。ミュージカルよりも音楽劇に近いイメージ。“お芝居をしている”という作品になりつつあるなという感覚です。――音楽劇に近いというのは。加藤もちろんこの作品は楽曲の素晴らしさも魅力なんですけど、その中で白井さんがおっしゃるのは――これは当たり前のことかもしれないですが、“急に曲が流れるのではなくて、役者がそこにいるから音楽が流れ出す”ということです。そういう“心情が伴う流れ”が見えないと、お客様もついてこられないので。そういう意味で、“音楽がここにある”というような芝居だなと感じています。田代和樹くんが韓国で観た時に、ジャックのナンバーはライブみたいだったと言っていたのですが、白井さんの演出はそれとは相反するような、お芝居に音楽が共存しているようなイメージです。ショーアップされて振付も決まっていれば、固まるのは早いんですけど、白井さんは「こういう動きをしてほしい」というよりも「こういう気持ちでいてほしい」という演出で、時間をかけてじっくりと積み重ねているような感じです。――脚本を読ませていただくと、じっくり向き合う稽古は精神的にきつそうだなと感じますが、どうですか?田代和樹くんは2役演じるから、役によるんじゃない?加藤精神的にきついのはアンダーソン(切り裂きジャックの連続殺人事件を追う刑事)ですね。彼は抱えているものが多いんです。それはポリー(アンダーソンと思いが行き違う娼婦)のこともそうですし、ロンドンという街に対しても思うことがありますし、自分の存在意義みたいなものもそう。さらに、ジャックの事件を追う立場ではあるのですが、そこへの自問自答みたいなものがあるんですよ。アンダーソンの歌に「何のために追いかける?」というような歌詞もありますが、そこをすごく迷っている。そういうものが常に心にあるような役ですね。モンローはみんなの不幸がエネルギーになる(田代)こんな万里生さんは見たことない(加藤)――もうひとつの役・ジャック(ロンドンの街を恐怖に陥れる連続殺人鬼)はどうですか?加藤楽しんで演じています(笑)。振り切ったもん勝ちみたいな。ダニエル(純真なエリートだが闇に堕ちていく外科医、木村達成と小野賢章がWキャストで演じる)とは、ある意味表裏一体というか。ジャックの存在が大きければ大きいほど、ダニエルの内面にあるものが膨れ上がっていくような役なので、白井さんからは、自分が想像していたよりも「もっと大きく」とか「もっとダニエルを煽るように」という演出を受けています。思っていたよりやっていいんだなって感じです。――韓国で観たジャックとも違いますか?加藤もちろんぶっ飛んでいるという意味では共通している部分もあるのですが、演出の仕方だったり、ジャックの在り方だったりは別物ですね。“ダニエルに通じている”という部分は白井さんならではのところだと思うので、目指したいです。――田代さんは、ビジュアル撮影のタイミングで取材させていただいた時に、モンロー(スクープのためならどんな手段も厭わず事件を追う新聞記者)を「どんなふうになるのかわからない」というお話をされていました(参照記事: 田代万里生「今までとは違うものをさらけ出す」() )。実際に稽古が始まってどうですか?田代葛藤していたり不安そうな顔のキャラクターが多い中、モンローはずっと狂気的に笑っているんですよ。ある意味ジャックと同じで、好きなことしかやっていない人です。自分がやりたいことをゴリ押しして、全部実現させながら物語が進んでいくので、僕はあまりストレスがないですね。みんなみたいにどんどん病んでいく感じとかないです。楽しいです!加藤(笑)。でもそのぶん動きまくるよね。記者の役だから。田代そうね。だから誰よりも汗をかいてる。特ダネ欲しさに燃えています!――やはり韓国版のモンローとは違う感じですか?田代韓国版のモンローはコミカルな雰囲気もあったようですが、今回のモンローはコミカル要素というよりも、本当に狂気と欲望丸出しという感じ。何に対しても誰に対しても全くひるまない、ものすごい圧と熱量がある役になっています。加藤「特ダネをものにしたい!」「あわよくばそれで…!」というような役ですよね。田代そう、だからみんなの不幸がエネルギーになるんですよ(笑)。みんながダウンしていけばいくほど、モンローはそれを燃料にして高らかに笑っていくっていう。加藤でもこんな万里生さんは見たことないと思いますよ。割とちゃんとした人の役が多い印象がありますけど、こんなに汗かいて、常に笑って……アンダーソンに対してはちょっとうざいし(笑)。田代白井さんには「モンローはハエのようにアンダーソンにまとわりついてくれ」と言われているので。(加藤と田代がWキャストでラドゥーを演じた、’21年6~7月上演のミュージカル『マタ・ハリ』で)ラドゥーを演じている時は「気持ち悪い」って言われてたんですけど、今モンローをやってる時は「うざい」って言われるんですよ(笑)。快感です!2人(爆笑)全く違うキャラクターだからこそ楽しめた『マタ・ハリ』での経験――そのミュージカル『マタ・ハリ』ではWキャストで同じ役でしたので、違う役で一緒に芝居するという意味では初めてですが、そこはいかがですか?加藤僕は今言った通りで、万里生さんにモンローのようなイメージはなかったので、すごく新鮮です。だから新しい面も見られるのですが、それでもやっぱり役に万里生さんらしさが出ている。そこがいいなと思っています。万里生さんが演じることで、モンローがある意味すごくピュアに感じるんです。変な下心というより、「特ダネが欲しい!お金が欲しい!」という純粋な欲求が見える。だから憎めないんだよなって感じです。「言ってることは間違ってないしな」っていう(笑)。そこが面白いし、万里生さんならではのモンローだなと感じます。――加藤さんは、田代さんのお芝居にピュアさを感じているんですね。加藤それはラドゥーを演じた時にも感じました。僕とは全く違うラドゥーでしたしね。これは万里生さんの特性だと思っています。田代僕らはお互いのキャラクターが全然違うので、真似しても同じにならないんですよね。Wキャストの時って、「敢えて相手とは違うことをやってみよう」と考えることもあるのですが、和樹くんとは、純粋に自分がいいと思うものをやって、それがお互い「それ面白いね!」と心の底から思える関係でいられたなと思います。だから『マタ・ハリ』の時、すごく楽しかったです。――田代さんは加藤さんにどんな印象がありますか?田代こういうアウトローな風貌なんですけど、中身は天使です。加藤(笑)田代ほんとに!『マタ・ハリ』カンパニー内でのリーダーシップとか、途中で中止になって大千穐楽ができなくなったときの仲間へのケアとか、本当に素晴らしかった。カンパニーのグループLINEとかでみんなの士気を高めたり、みんながずっと思っていたけど言えなかったことをポーンと言ってくれたりもしました。誰に対しても無償の愛を感じることも多くて、僕も何度も助けられましたね。――田代さん、前回のインタビューでも加藤さんのことを頼りにしてるっておっしゃってましたもんね。田代カンパニー全員が頼りにしてたと思う。だから僕の中では天使です!この作品では、そんな天使さんが切り裂きジャックを演じます!加藤あははは!(手を叩いて笑う)【後編につづく】(後編は、田代さんの加藤さん愛が炸裂します)取材・文:中川實穗撮影:源賀津己「ぴあアプリ」なら【アプリ限定】激レア稽古場ショットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=367a323a-5adc-431f-95c8-562411e07a68&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。公演情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』【東京公演】2021年9月9日(木)~2021年9月29日(水)会場:日生劇場【大阪公演】2021年10月8日(金)~2021年10月10日(日)会場:フェニーチェ堺 大ホールチケット情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』加藤和樹×田代万里生 対談【後編】は9月3日(金)公開予定です! 公演グッズプレゼントもありますのでお楽しみに!
2021年09月02日世界的に有名な未解決事件を題材にしたミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が2021年9月9日から日生劇場ほかで上演される。日本版演出・日本人キャストは今回が初めて。初日まで2週間と迫った8月26日、出演者らによる歌唱披露と質疑応答がオンライン上で開催された。演出の白井晃、ダニエル役(Wキャスト)の木村達成、小野賢章、アンダーソン役(Wキャスト)の松下優也、ジャック役(Wキャスト)の堂珍嘉邦、アンダーソン役とジャック役を兼ねる加藤和樹、グロリア役のMay’n、ポリー役のエリアンナ、モンロー役の田代万里生の計9名が登壇。劇中の全6曲を衣装とヘアメイクで披露した。役を演じる中で印象的に残っている部分を尋ねると、ダニエル役の木村は「ある歌詞の中で『もう止められない』と歌う部分があって、それがすごく僕の背中を後押してくれる。もう後戻りできない、突き進むしかないという覚悟をくれる」と話し、「個人的にマント捌きをやってみたいと思っていたら、白井さんの方からその歌の終わりでやってほしいと言われて、自分の気持ちが通じたようで嬉しかった」とも。稽古の中で感じる“変化”について、同じくダニエル役の小野は「稽古を始めた頃は、歌や動きなど、やらないといけないことに必死になっていたが、ようやく体になじんできました。稽古場で役を追い込んでいくと、グロリアに対しても愛情だけでなく怒りなども芽生えてきて、日々の変化を感じている」などと話していた。『ジャック・ザ・リッパー』に絡めて、共演者の“裏の顔”を尋ねた際は、モンロー役の田代が小道具のカメラのほかに、自前のカメラを持ち歩き、共演者の様子を撮影しているというエピソードや、アンダーソン役とジャック役を兼ねる加藤が次作で『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』にする出演することもあって、体がより鍛え上げられている目撃談などが披露され、笑いを誘った。また、演出の白井は「韓国でロングランされている大人気作品。いまの我々が台本と音楽から感じられるものを、自分たちの肉体に即した物語としてお届けしたい。 実際の未解決事件から想起して書かれているが、なぜこんなにも長く、我々の中に記憶が残っているのかをヒントに、描いていこうと思っている」と語った。東京公演は9月29日(水)まで。大阪公演は10月8日(金)~10日(日)、フェニーチェ堺 大ホールで開催される。取材・文:五月女菜穂
2021年08月27日サンリオの人気キャラクターが登場するアトラクション型ミュージカル Sanrio Kawaiiミュージカル『From Hello Kitty』の後期公演が2021年8月24日よりIHI ステージアラウンド東京にて開幕する。7月26日から開幕が予定されていた前期公演は、新型コロナウイルスの感染状況などから中止になってしまった。青年/いちごの王さま役(トリプリキャスト)の高崎翔太は「一生懸命稽古をしてきたのに、公演が中止になってしまう経験は何度かあるのですが、やはり慣れないですね」と正直な気持ちを明かしつつ、「後期公演は開催できるということが希望に思える。前期公演ができなかった分、さらに高みを目指して、お客様に自信をもって作品をお届けできたら、意味のある時間になるかなと思います」。今まであまり語られてこなかったハローキティの誕生物語を巨大スクリーンを使って、ダイナミックに表現する本作。なかよくハート役(ダブルキャスト)の橋本汰斗は「普段サンリオのキャラクターに触れている人たちでも、そのキャラクターたちがどう誕生したかを知る機会はなかなかないと思います。戦争という悲しい体験から、世界中の人たちがなかよくするためには、どうしたらよいだろうという思いから、あんなにキラキラしてかわいいキャラクターが生まれた。それはすごいエナジーが必要だったはず。今の苦しい状況とも重なるところもあるので、みなさんの日々の活力になったら」と見どころを語る。ハローキティはもちろん、シナモロールやマイメロディなど人気サンリオキャラクターが一堂に会するのも嬉しい。青年/いちごの王さま役の宮城紘大が好きなキャラクターはポムポムプリン。「シルエットもお尻の穴も、ポムプリダンスという踊りも、全部かわいい」。舞台上以外でもキャラクターと接する機会があるといい「出番を袖で待っている姿とか、めっちゃかわいいです」。最後に観客へのメッセージを尋ねると、おもいやりハート役(ダブルキャスト)の岩城直弥は「コロナ禍で気分が落ち込みやすい時期だと思うし、暗くなりがちなんですけど、そんなときだからこそ、“かわいい”をお届けして、少しでも幸せな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と話した。後期公演では、ゆりやんレトリィバァや森三中など、よしもとの芸人たちが日替わりで「おわらいハート」として登場することも発表されている。ぜひ「ミラクルハートライト」を持参して、全力で観劇を楽しもう。取材・文:五月女菜穂
2021年08月20日ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が9月9日(木)より日生劇場にて上演される。この度、劇中の楽曲を稽古中の出演者が歌う様子を収めた歌唱動画が解禁された。本作は、19世紀末に英国ロンドンで発生した世界的に有名な未解決事件をモチーフにした作品であり、チェコで創作され、韓国で独自のアレンジを加えられ2009年の初演以来多くの観客に愛される大ヒット作品。本作は初演となる日本演出版となる。解禁された歌唱動画は「Gray ver.」と「Red ver.」に分かれ、それぞれ3曲ずつ、現在稽古中のキャストが楽曲の一部を歌う様子がメドレー形式で収録されている。歌唱だけでなく、メイキングや稽古中の心境、公演に向けた意気込みコメントも含むスペシャルムービーだ。「Gray ver.」は現実に苦悩しもがく心情を歌い上げる3曲。一方「Red ver.」は希望や野心を抱きつつ前進する姿を描いた3曲が、それぞれメドレー形式で収録されており、多彩で魅惑的な音楽をいち早く体感できる映像となっている。<Gray ver.>『灰色の都市』:加藤和樹・松下優也(共にアンダーソン役)『捨てられたこの街に』:エリアンナ(ポリー役)『久しぶり』 :小野賢章(ダニエル役)&堂珍嘉邦(ジャック役)<Red ver.>『もしかしたら』:木村達成(ダニエル役)&May’n(グロリア役)『狩りに出かけよう』:加藤和樹・堂珍嘉邦(共にジャック役)『特ダネ』:田代万里生(モンロー役)日本初演の幕開けまで、あと1カ月。ますます日本初演への期待が高まる。それぞれのナンバーがどのようなシーンに登場するのか、本番ではどのように進化するのか、想像を膨らませながら楽しんでほしい。■舞台情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』<東京公演>期間:9月9日(木)~9月29日(水)会場:日生劇場【東京公演チケット料金】SS席:16,000円 / S席:13,500円 / A席:9,000円 / B席:4,500円(全席指定・税込)20歳以下限定2000円チケット:Yシート6月28日(月)17:00~7月5日(月)23:59<大阪公演>10月8日(金)14:00(木村、松下、加藤)10月9日(土)12:30(小野、松下、加藤) / 17:00(木村、 松下、 加藤)10月10日(日)12:30(小野、加藤、堂珍)会場:フェニーチェ堺 大ホール公式ページ:
2021年08月05日《text:宇野維正》ミュージカル映画ーー中でも『ラ・ラ・ランド』のようなミュージカル映画そのものにオマージュを捧げたメタ的な作品ではなく、『レ・ミゼラブル』のようなブロードウェイ・ミュージカルを映画化した本格的なミュージカル作品ーーがちょっと苦手という人は少なくないのではないか。「さっきまで普通に喋っていた人物がどうして突然歌い出したり踊り出したりするの?」というのは、それこそ昭和のテレビ番組におけるタモリを筆頭に散々語られてきたことでもある。それを言うなら、タイツ姿で高層ビルの谷間を飛び回ったり、ハンマーを手にした神が宇宙からやってきたりするのも不自然極まりない設定なわけで、映画という表現フォーマットは本質的にそうした不自然で非現実的な「見せ物」であることと分かちがたく結びついているわけだが、同じ「見せ物」でも観客によってハードルの種類が違うのは致し方ないことではある。しかし、『イン・ザ・ハイツ』を世に送り出した劇作家リン=マニュエル・ミランダは、そんなこれまでミュージカル映画に苦手意識をもってきた人々にとって画期的な存在となるかもしれない。トニー賞はもちろんのことグラミー賞やピューリッツァー賞(戯曲部門)まで受賞した2015年初演の舞台『ハミルトン』が未上演の日本では、まだその実感を持っている人は少ないかもしれないが、実際に彼が成し遂げてきたのはミュージカルという表現フォーマットそのものの革新に他ならない。その鍵となるのは、すばり「ラップの導入」だ。アメリカ建国の歴史を全有色人種キャストで綴った『ハミルトン』の衝撃は「ヒップホップ・ミュージカル」という呼称で世界に広がったが、そのさらに10年前にオフ・ブロードウェイで上演された舞台『イン・ザ・ハイツ』もまた、音楽的にはサルサやメレンゲやレゲトンなどのラテンミュージックが主軸となっているが、その歌唱スタイルにおいては多くの曲でラップの手法が用いられている。どうしてラップの手法がミュージカルに革新をもたらすことになるのか?それは、ミュージカル特有の「不自然さ」を大きく緩和するからだ。政治家や活動家の優れた演説に耳を傾けている時、対立する相手を説き伏せようと言葉を捲し立てている時、あるいは好きな誰かを言葉巧みに口説こうとしている時、「なんか今の話し方、ラップみたいだな」と思ったことはないだろうか。もともと、ラップとは日常会話の延長上にある表現形式だ。ミランダの作品には、「普通に喋っていた人物が突然歌い出す」ミュージカルと違って、会話の流れからそのまま早口になって、それがリズムに乗って、ラップになっていくという展開が頻出する。それに、ミランダ作品が映画化されるのは今回の『イン・ザ・ハイツ』が初めてだが、もしかしたら既に多くの人は、そんな「ラップ以降のミュージカル」のフィーリングを様々な作品から受け取っているのではないだろうか。例えば、一昨年公開されてロングラン・ヒットを記録した今泉力哉監督の『愛がなんだ』の終盤、岸井ゆきの演じる主人公がいきなりフリースタイルラップのスタイルで思いのたけを吐き出すシーン。あるいは、同じく一昨年公開の『ブラインドスポッティング』のクライマックスでダヴィード・ディグス演じる主人公が白人警官に言葉の力でプロテストするシーン。ダヴィード・ディグスは舞台『ハミルトン』のオリジナルキャストの一人なので、『ブラインドスポッティング』に関しては明確に「ミランダ以降」の意識をもった作品だが、他にも近年、ドラマやアニメも含め、登場人物が突然ラップするシーンに出くわした作品は一つや二つじゃない(必ずしもすべてがうまくいっているわけではないけれど)。「ラップといえば黒人の音楽」というイメージを持っている人もいるかもしれないが、人種の坩堝ニューヨークで生まれたヒップホップ・カルチャーは、その黎明期からプエルトリカンをはじめとするラテン系のニューヨーカーも重要な役割を果たしてきた。80年代のニューヨーク(しかも、まさに『イン・ザ・ハイツ』の舞台のワシントン・ハイツ)で生まれ育ったミランダにとっても、ラテンミュージックが血と肉だとしたら、ヒップホップは空気や水のような存在だったはず。そういう意味においても、ラップの手法を導入した「より現代的で自然な表現としてのミュージカル」を切り拓いた先駆的な舞台『イン・ザ・ハイツ』が、ミランダと同じプエルトリコ系アメリカ人のアンソニー・ラモスをはじめとするラテンアメリカ系キャストと、アジア系アメリカ人のジョン・M・チュウ監督という、マルチカルチュラル(多文化)な背景を持つスタッフたちによって映画化された意義は大きい。この先、『イン・ザ・ハイツ』はミュージカル映画×ラップの持つ無限の可能性を、ハリウッドのメジャースタジオ作品として最初に世界中に解き放った映画として語り継がれていく予感がする。(text:宇野維正)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年07月31日『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ監督による7月30日(金)公開の全米大ヒットミュージカル『イン・ザ・ハイツ』より本編映像が解禁された。今回映像が解禁されたのは、ベニー(コーリー・ホーキンズ)とニーナ(レスリー・グレース)のデュエットシーン。2人は夕焼けが照らすジョージ・ワシントン・ブリッジをバックにベランダで自分たちのこれからを楽曲「When The Sun Goes Down」にのせて歌いあう。すると突然ベニーが建物の壁に足をかけ歩き出し、ニーナもベニーから差し出された手を取り、2人で壁の上で踊りだす。劇中最もロマンチックなシーンだ。本作の振付を担当したクリス・スコットが明かした撮影秘話によると、「仕組みは、フレッド・アステアが『恋愛準決勝戦』(1951)で披露した、床と壁と天井の4面を使った有名なダンスシーンと同じなんだ。カメラとセットの壁が固定されていて、同時に回転する仕組みになっている。『恋愛準決勝戦』のシーンは屋内だったけれど、本作では外壁で踊るようにデザインされているんだ。このシーンのダンスは、アニメーションなどは加えられず、本当に全て踊っているんだよ!」とのこと。また、「難しかったのは、実際に回転するセットを使って練習ができる時間が限られていたので、テーブルを逆さまにして階段に見立てたりして、『多分こんな感じになる』と想像しながら作り上げなくてはならなかったところだ。このような難しいシーンの撮影を成功させることができたのは、長年一緒に仕事してきた僕と、ジョン・M・チュウ監督と、撮影監督のアリス・ブルックスのお互いへの信頼があったからなんだ。ジョンとアリスは僕を振付師として信頼してくれている。僕は撮影監督のアリスが、僕のビジョンをカメラで捉えてくれていると信頼しているからね」とも語っている。対して「本当に大変なシーンだった」と言うのは、この難しいシーンを実際に演じたレスリー・グレース。「まるで遊園地の乗り物に乗っているような感覚だった!壁のセットが完成するまで、リハーサルもできなかったから、映画の中でも最後に撮影されたシーン。ベニーとニーナにとっての大切なシーンだから、成功させるために、コーリーと私は愛と努力を沢山注いだ。今までこんな風に踊ったことがなかったから、大変だったけれど、クリス・スコットのおかげで無事成功させられた。私たちの体の一部は、まだあのセットの上にあるんじゃないかって言うぐらい、身を粉にして頑張って、努力の甲斐があるシーンになった」とふり返った。往年の名作ミュージカルへのオマージュも込められ、スタッフ・キャストが一丸となって取り組んだこだわりのワンシーンとなっている。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年07月29日俳優の城田優が25日、東京・港区で行われた映画『イン・ザ・ハイツ』(7月30日公開)の公開直前イベントに出席。水面下でミュージカル関連のビッグプロジェクトを計画していると明かした。同作は、トニー賞(作品賞、楽曲章、振付賞、編曲賞)およびグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品。NYの移民の街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーがつまずきながらも夢を追う様を描く。全米で6月11日に公開され、『グレイテスト・ショーマン』を超えるオープニング興収を記録している。監督は『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ、製作はリン=マニュアル・ミランダ。数多くのミュージカル作品に出演し、近年は舞台のプロデュースも手がける城田。同作にちなんで、もし1000万円の宝くじが当選したらどうするか問われて「宝くじは夢がある話だから、夢がある使い方をしたい。1000万円だけじゃあすごい物は撮れないかもしれないけど、全部使って一つ作品を作るとか、自分の持ちうる力を使って最高の作品を一つ作りたい」と願望を吐露。「『城田優が1000万円であんな映画、ドラマ、ミュージカルを作れるなら、じゃあ僕もできるかもしれない』と違う夢が生まれるかもしれない。夢が夢を生むような使い方をしたい」と語った。他方、城田は「いつか自分が作った作品で、人に感動を届けたい。実際水面下でミュージカルとかミュージカル映画とか計画している」とほんのり告白。「今アイデアとプロットのようなものはできている。まだ言えないけど、すごい名前のある人たちに協力してもらっている。実現するかしないかはこの先の話。土台のアイデア固めをしている。言えないけど、『イン・ザ・ハイツ』とリンクするところがある」と述べた。さらに「もしも数年後、僕がその作品を表に出すことができて、今の状況のまま進んでいったら、間違いなく(本イベント会場の)今ここにいる人たちが『ウソでしょー! すごーい! 』となると思う」と自信を見せ、「日本のリン=マニュアルみたいな人になりたい。世代問わず、たくさんの方たちに『生きるっていいことだな、素敵なことだな』と光や希望を届けられたら」と思いを馳せた。
2021年07月25日みなさんは、”ラッキーチャンス”を掴むことが多いですか?いつもラッキーに巡り会える、強運を生まれ持っている人っていますよね。今回ご紹介するのは、星座別で見る”ラッキーなことが多い人”ランキングです。何位にランクインしているでしょうか。6位【さそり座】物事を観察し見極める力を持っているさそり座さんは、ラッキーチャンスを自分で引き寄せることができます。普段から多くのラッキーが舞い込むタイプではありませんが、必要なチャンスだけをピンポイントで手に入れるでしょう。それは運の強さだけではなく、さそり座さんの実力でもあります。5位【ふたご座】ふたご座さんはコミュニケーション能力が高く、人との繋がりから多くのラッキーを手にすることができます。そんなふたご座さんですが、ラッキーが目の前にやってくるもののあまり欲がない傾向にあります。そのため、ラッキーを自ら手放すこともしばしば。ですが、それも自由に生きたいと思うふたご座さんだからこそで、自分の思うように素敵な人生を歩むでしょう。4位【おひつじ座】おひつじ座さんは、何ごとにもチャレンジする心を忘れない前向きタイプ。その真っ直ぐ突き進んでいく性格が、多くのラッキーチャンスを手にする理由です。リーダーシップをとることもでき、自分がリーダーになったときには周りの人にも幸せを呼び寄せるでしょう。自分がラッキーを掴むだけではなく、人を導いていくこともできる存在です。3位【いて座】エネルギッシュでポジティブ思考ないて座さんは、自分の思い描く道へ進むために努力を惜しみません。ひたむきに取り組むその姿は、周りの人から多くのラッキーチャンスを与えられるでしょう。そのため、ラッキーなことが多い星座と言えます。みんなから貰ったチャンスを活かすことで、大きな成功を残すことができそうです。2位【みずがめ座】直感的に行動するみずがめ座さんは、ラッキーなことにとても恵まれています。そして、みずがめ座さんはそのチャンスを見逃しません。縛られない考え方とアクティブさで、ラッキーチャンスを最大限に活用するでしょう。さらに、進みたい道や目標などがハッキリしたときには、より多くのラッキーチャンスを引き寄せるようになります。1位【しし座】生まれ持っての強運の持ち主であるしし座さんが、堂々たる1位にランクイン。積極的な性格をしているので、実際にラッキーチャンスをモノにすることができます。そして、そのチャンスがどれだけ大きなものでも、物怖じせずに掴みに行くでしょう。そうしてラッキーチャンスを活用することで、さらにまた違うチャンスを掴んでいくというように、いい循環が生まれています。いかがでしたか?せっかくのラッキーチャンスに恵まれている星座さん達は、そのチャンスをしっかり掴んでモノにしてくださいね。そうすることで、さらなるラッキーに出会えるかもしれませんよ。(監修:NOTE-X)"
2021年07月18日ミュージカル「『オープニングナイト』〜桜咲高校ミュージカル部〜」が2021年7月2日(金)、日本青年館ホール(東京都新宿区)で開幕した。舞台は、超エリート進学校。熱血高校教師テッペイ(横山だいすけ)は、新入生を迎える準備をしていた。入学していたマイト(武藤潤)は、小さい頃の夢だった「ミュージカル俳優になること」を学校で実現するために、ミュージカル部を作ろうと、親友のヒロキ(杢代和人)とともに部員集めに奔走。親に自分の夢を打ち明けられないオウタ(大倉空人)、妹のサラ(渡邉心結)を溺愛する不良のユージ(瑛)、食いしん坊のタロウ(中谷優心)、いじめられっ子のソースケ(村上貴亮)と、個性豊かなメンバーが集まるが、学問至上主義の校長(湖月わたる)は、創部に大反対してーー。本作は、基本のストーリーはそのままに、男性キャスト中心の〈Team Blue〉と、女性キャスト中心の〈Team Red〉の2チームで上演される。初日を前に行われた〈Team Blue〉のゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。入部の動機はさまざまだが、「ミュージカルをやりたい」という一心で突き進む高校生たちの姿が、とにかく眩しい。歌もダンスも芝居もまだまだ伸びしろがあると個人的には見たが、その等身大のパフォーマンスが、青春真っ只中にあるというある種のリアリティを感じさせたし、周囲の大人キャストががっちりサポートをしている。楽曲も振付も誤魔化がきかない高難度のものが多く、脚本と演出を担当した岸本功喜、作曲・音楽監督の小島良太の「一切妥協はしない」というこだわりが垣間見える。主演を務める横山だいすけは「先生という仕事にとても魅力を感じていましたし、舞台を通して表現できるのは、また一つ夢をかなえることができた気持ちです。学生時代、実際に教育実習で先生を経験したことがあるので、その時の経験を演技に反映していけたらいいなと思います」と役への思いを語る。その上で、「このコロナ禍で人との距離感をどうしても遠く感じてしまう昨今ですが、『オープニングナイト』を通して、先生・生徒の枠を超えた友情や団結をお届けできるよう励みたいと思います」とコメントした。上演時間は約2時間30分(休憩15分含む)。そのほかの出演者は、三倉佳奈、福井貴一、野々村真ら。〈Team Blue〉の公演は7月5日(月)まで。〈Team Red〉は7月8日(木)〜11日(日)で、星名美怜(私立恵比寿中学)、河村花、小泉遥香(超ときめき♡宣伝部)、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、竹内夢、杏ジュリア(超ときめき♡宣伝部)が出演する。取材・文:五月女菜穂
2021年07月05日