市原隼人が、6月29日(土) 午後10時よりWOWOWで放送・配信される『WOWOW×テレビ東京共同製作連続ドラマダブルチート偽りの警官Season2』の主演を務めることが発表された。WOWOWとテレビ東京の共同製作となる本作は、近年ネットの普及とともに拡大し続ける様々な詐欺被害をテーマにした、正義と悪を使い分けながら法では裁けない悪を裁くクライムエンターテインメント。Season1では交番勤務の警察官・多家良啓介(向井理)が、法では裁けない相手ばかりを狙う“詐欺師K”としての顔を持ち、法を超えて悪人を華麗に欺いていくが、市原演じるSeason2の主人公・田胡悠人は巨大詐欺組織を喰らう詐欺師。かつて海外拠点の特殊詐欺で逮捕された経験を持ち、出所後に詐欺会社に入り込む。Season1に引き続き、内田理央、荒川良々、結木滉星、橋本じゅん、伊藤淳史、そして向井が出演するほか、Season2より、謎のサロンを主宰する詐欺師・海藤周役で陣内孝則、詐欺会社の代表・木崎竜一役で淵上泰史が登場。また新キャストとして升毅、羽場裕一、岩松了らが名を連ねている。監督は、映画『サイレント・トーキョー』、フジテレビ系『SP 警視庁警備部警護課第四係』シリーズ、『連続ドラマWコールドケース』シリーズの波多野貴文と、Season1から続投する河野圭太が担当。脚本は、Season1から引き続き田康弘と、新たにSeason2から藤澤浩和が務める。なおSeason1は、現在テレビ東京系で毎週金曜日夜8時より放送中。■田胡悠人役:市原隼人 コメント共同製作ならではの手法を期待し、地上波であるSeason1では描き切れない物語や表現をSeason2で深く掘り下げ描くことで、生々しい作品をお届けするべく、今回の主演を精一杯務めさせていただきます。今の時代、大衆の時代から個の時代へと、それぞれの価値観の基準が個に変化していっていると感じます。私が演じる田胡も、彼にしかない基準、ボーダーラインで動く男です。ただ生きている、生かされているというわけではなく、道義を失うほどに、何かをやらなければならないという使命感に突き動かされて生きている。田胡は詐欺師であり、当然いろいろな人間をだましていくのですが、なぜ、田胡が人をだますのか。どこに行きつくのか。きっと、視聴者の皆様にも想像できない結末にたどり着くと思います。本当の正義とは何なのか。そんな問いを投げかける作品となっております。ひとつ笑みを零せばすべて崩れてしまうような、そんな繊細な空気感の中で撮影が進んでいくのではないかなと感じます。役者としては、できる限りの準備をもって、現場に挑んで参ります。本作は、息をするのも忘れてしまうような、瞬きをする間も惜しくなるようなサスペンスであり、深い人間ドラマでもあります。時には、視聴者の皆様のことも騙しながら、物語は進んでいきます。WOWOWとテレビ東京の初の共同製作であり、エンターテインメントでありながらも、後々までずっと残せるような作品創りを心掛けます。ぜひ、主人公である田胡の動向を見守っていただけたら幸いです。■海藤周役:陣内孝則 コメント出演が決まった時は、ものすごく嬉しかったです。役者をしていて一番嬉しいのは、仕事がきた時とギャラをもらった時(笑)。今回は、僕と年齢が近いベテラン俳優や、個性的な俳優が多く出演しているなと思いました。市原くんとは、映画『チェケラッチョ!!』(2006年)で親子を演じて以来の共演です。20年近く経つので、久しぶりに再会して、ここまで精悍な男に仕上がるんだなという印象です。充実した、しっかりとした人生を生きてきたんだろうなと感じました。今は特殊詐欺などが世間にあふれていて、身近なテーマだなと思います。まさに今の時代を切り取った作品になるんじゃないかな。詐欺師の中には、そんなに悪い奴じゃないんじゃないかと思わせるような奴もいるんですよね。「こいつ上手いな」って思うような芝居をするし、役者になった方が良いんじゃないかって思ってしまうぐらい、善人に見せるのが上手い。海藤役もいかにも胡散臭い男ではなく、フラットな感じで演じようと思っています。Season1あってのSeason2なので、作品が盛り上がっていけば嬉しいなと思いつつ、個人的には、40年くらい役者をやってきた中で、今回の海藤役は今まで演じてきたキャラクターとは違ったキャラクターにしてみたいです。ぜひ、視聴者の皆さんにも楽しみにしていただければと思います。■木崎竜一役:淵上泰史 コメントWOWOW作品には過去に出演していますし、テレビ東京さんにもお世話になっているので、そんな2社の共同製作作品に出演することが決まった際は、純粋に楽しみだなと感じました。まだ最後まで台本を頂いていないのですが、とても緊張感があって、どうなるか結末がまったく読めない物語です。演じる木崎は、純粋な悪。欲が強くて、成り上がることを目指している一方で、世渡り上手。ずる賢くて、人を引き込むような人たらしな部分も持っています。不幸な生い立ちがあるわけでもなく、大学のサークルで始めたビジネスの延長で詐欺師の今があるような男です。市原さんや、陣内さんとは、今回が初共演になります。心理的な駆け引きや緊張感が大事な作品だと思うので、現場では共演者の皆さんと芝居の応酬を楽しみつつ、ミステリアスでいたいなと思います。視聴者の皆さんにも、物語の緊張感や、どうなっていくのか分からない展開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。■WOWOW ドラマ制作部 堤口敬太 コメントWOWOWでお届けするSeason2は、よりサスペンスフルかつ緊迫感溢れる心理戦が展開されます。詐欺師たちの裏の世界を舞台に、詐欺師同士の“危険な駆け引き”から、“巧妙な詐欺の手口”がどう生み出され、仕掛けられていくのか、そして、警察は、彼らを阻止できるのか、視聴者の皆さんにはハラハラしながらご覧いただけるのはないかと思っています。詐欺師たちが創り上げる「偽りの世界」に日々翻弄される中、人は何を信じられるのか―。正義と悪の狭間に、生い立ちや立場によって見える景色も変わってくるのだと思います。そんなテーマを描くSeason2では、息を呑むようなワンシーンワンシーンの空気感を大事にしたいと思っており、主人公の田胡をイメージしたとき、市原さんにぜひ演じていただきたいとオファーさせていただきました。市原さんは、観るものを一瞬にして作品へ引き込む求心力と存在感がある俳優さんであり、謎多き詐欺師・田胡のキャラクターに深みをもたらしてくださると思っています。さらに向井さんはじめSeason1の俳優陣に、陣内さんや淵上さんら実力派キャストも加わり、皆さんのお芝居の駆け引きも見応えのあるものになるだろうと視聴者の皆さんにお届けできる日が楽しみです。監督陣には「コールドケース」シリーズの波多野監督がご参加くださり、河野監督とともにおふたりが創り上げるSeason2の世界感にもぜひご期待ください!そして、Season1からSeason2のラストのラストまで、私たちが仕掛けるダブルチート、トリプルチートを楽しんでいただければと思います。■テレビ東京 制作局 ドラマ室 木下真梨子 コメントテレビ東京で放送中のSeason1をたくさんの方に観ていただき、本当に嬉しく思っています。Season1では向井理さん演じる多家良は警察官でありながら、詐欺師として法を超えて詐欺師たちを欺く姿を描いています。そんな中、Season2では悪である詐欺師たちがどんな顔をしているのか?を描いていきたいと考えています。何故、人を騙すのか?そして、詐欺師同士の欺き合いの先にある目的は何なのか?果たして、本当の悪は誰なのか?たくさんの謎が隠された物語になっています。「詐欺師を騙す詐欺師」である多家良と「詐欺師を喰いものにする詐欺師」である田胡……似て非なる新たな主人公が見せるSeason2です。主演の市原隼人さん演じる田胡は多家良とはまた違う、野心のある詐欺師です。人が人を騙す理由、そして、そんな彼の【偽りの姿】は――。そして、多家良はこの先、いったいどうなっていくのか?田胡とどう関わっていくのか?ぜひ、楽しみにしていただけたらと思います。Season1もラストに向けて物語が大きく動き出しました。Season1の多家良VSヤマガミ……その結末は一体どうなっていくのか、衝撃のラストへ向けて皆さんには最後まで楽しんでいただきたいです。そして、そこから広がる新たな物語もぜひご期待ください。<番組情報>『WOWOW×テレビ東京共同製作連続ドラマダブルチート偽りの警官Season2』6月29日(土) 22:00~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信スタート公式サイト:テレビ東京
2024年05月15日俳優の市原隼人が主演するグルメドラマ『おいしい給食 season3』がCS(ファミリー劇場)で初放送されることが決定した。25日午後7時25分から全10話一挙放送される。給食マニアの中学教師・甘利田幸男(市原)が目の前の給食に全力で立ち向かい、そして燃え尽きる笑いと感動をうまそげに描く「おいしい給食」シリーズ。食の宝庫・北海道を舞台にしたseason3とあわせて、season1、season2、劇場版第1弾、第2弾も特集放送する。市原が過去作や劇場版最新作の見どころなどを語った最新コメントが到着した。――season3制作が決定した時はどう思いましたか?【市原】season1の時でさえ、season2をつくらせていただけるとは思ってもいませんでした。お客様が続編を熱望してくださったその思いに感謝し、恩返しがしたいという一心でseason2を制作いたしました。まさか、season3まで続くとは夢にも考えていませんでした。お話をいただいた時、season3をやる意義を見出さなければと考えました。これまでも「おいしい給食」は、お客様にとって人生の糧となる事や、支えになる作品となれるように、エンターテインメントの象徴を目指してつくってきました。唯一無二の世界観を創るために、その都度、自分ができることの全てを尽くしてやってきましたので、また新たなものをつくるには、さらにギアを入れていかなければなりませんでした。制作するにあたって精神的にも体力的にも結構ハードな作品ですが、役者冥利につきる作品です。原作もない完全なオリジナル作品だからこそ、現場を生ものとしてどんどんその場で新しいものを創りだしていける、スタッフキャストそれぞれがより生きていくんです。そのような挑戦をさせていただける作品とご縁が結ばれることは多くありませんので、season3もその環境を多いに活用するべく腹をくくって挑みました。――甘利田役をいただいたときはどんな思いで受けましたか。甘利田先生にかける思いは?【市原】脚本を読ませていただき、10人いれば10通りの甘利田が出来ると想像できました。もし自分が演じたらどんな甘利田になるのか試したいとかき立てられました。給食という誰もが通ってきたツールが主材になっていて、生きとし生けるものの青春を描いているような作品で、おもしろそうだと思い、二つ返事で「やらせてください」と答えました。甘利田が身に着けるものから表現方法まで、ギリギリまで話し合いを重ねて、現場でどんどん創り上げていった作品ですので、今でもseason1のつくり始めた頃については忘れられません。王道なコメディでありながらも社会派でありたいとメッセージを込めました。今作も人生の糧となるような言葉がたくさんあふれています。僕が理想とする映画の形というのはこういうものなんだという想いで「おいしい給食」に向き合いました。――第3シーズンから函館ということで、函館はいかがでしたか?函館の給食についても。【市原】函館の給食、最高でした。これまでの「おいしい給食」の主戦場は摂氏40度越え、灼熱の夏の中走り回ったりしながらの撮影だったのですが、それがガラッと変わって冬がテーマになりました。そして実際の地名“函館”が出てきたのも今回初めてです。豊かな土地と豊かな食と、道民の皆様の温かさに触れて、函館は日本の宝だと改めて感じましたし、ここでロケをさせていただけた事で、甘利田にいままでに無かった表情やシチュエーションを引き出してくれたので感謝しきれません。プライベートでもすぐに行こう!と思う土地になりました。色とりどりの食に囲まれ、毎日幸せでした。――ここまで本作が支持されてきた理由とはどうしてだと思いますか?【市原】ある意味、甘利田が理想の男だからでしょうか。甘利田のように生きたくても生きられない。彼のように、人生を謳歌したいけれども、自分を見いだせない。僕も、この作品に救われていることがたくさんあります。滑稽な姿を見せても、笑われても、好きな物を好きだと胸を張って人生を謳歌しようとする勇気のある背中を見て、「私ももっと人生を楽しんでいいんだな」と感じていただけたことが、支持されている理由の一つなのかもしれません。登場人物の人間臭くチャーミングな部分、1980年代の時代背景、給食という世代を超えて人と人をつなぐツールなど、物語やキャラクター、食というテーマが奇跡のパズルのようにピタッとハマったのではないかと思います。――粒来ケンを演じた田澤泰粋さんの印象、生徒役の皆さんとの交流はありましたか?【市原】ケン(田澤泰粋)の台本は、付せんだらけで、監督が何か言ったらすぐにメモをとる子です。頭の回転がすごく速い子で、学もしっかりしていて、とても優秀な子なんです。それでいて、給食のシーンになるとカットがかかってもずっと食べているんです。「まだ食べられます!」と言って(笑)。前作までのライバル生徒・神野ゴウ役の佐藤大志もとっても素敵な子だったのですが、また違う新たな魅力をまとった子です。泰粋は、本当に食べることが大好きで、撮影が終わってからも端の方で座ってなにかしているなと思ったら、ずっとおかわりして食べているんです(笑)。山盛りの給食を!それを見て、ああ、この子がライバルで本当に良かったなと思いました。純粋無垢で一生懸命で、常に自分は何をすべきかということを真面目に考えている子でした。現場では一緒にキャッチボールしたりして。青春、思春期の2ヶ月というものはすごく大きい時間だと思います。だからこそ、生徒役の皆さんにも何かを経験して持って帰ってもらいたいという切実な思いがありました。緩急をつけた現場で、シリアスなシーンの時はみんなで涙するほど真剣勝負をして、それがカットがかかった瞬間に笑顔があふれる、モニターチェックの時にはペンギンのように集まって顔を寄せて観たりとか。可能性に満ちあふれる子どもたちの貴重な2ヶ月間をぜいたくにともにさせていただきました。だからこそ濃密な時間にしたかったので、それが形になって本当に良かったです。――市原さん自身の給食の想い出は?【市原】給食のために学校に通っていたようなものでした。給食の時間は、授業から解放された自分の時間、遊びの時間のように感じていました。小学校の頃僕は、早く食べる人がカッコいいと思っていました。誰よりも早く食べて、誰よりも早くおかわりをしに行って、「みんなの分食べちゃうぞ!」って言いながらおかわりたくさんしちゃったりして。牛乳を飲み終わったらすぐ走っておかわりじゃんけんに参加したりして。そうやって友達みんなや誰かと一緒に食べるからこそ食をありがたくおいしく感じる、学校も好きになれるという、大好きな時間でした。早く給食の時間が来ないかなと思いながら授業を受けてましたから(笑)、甘利田先生と一緒ですね(笑)。――おいしい給食特集放送、『おいしい給食 Road to イカメシ』を楽しみにしている視聴者の皆さまへ【市原】とてつもなくパンチの効いた、ものすごく面白い「おいしい給食」劇場版の第3弾が完成いたしました。一貫して、お子様から、ご年配の方全てに楽しんでいただける、極上のエンターテインメントです。根底はコメディでありながら、人生の糧となるような言葉であふれています。私もこの作品に支えられています。是非一人でも多くのお客様に私と同じように、この作品を支えにしていただき、人生をより謳歌していただきたいと思っております。ぜひ、お楽しみください。■放送スケジュール●『おいしい給食 season3』(2023年・全10話)5月25日(土)後7:25~(一挙放送)●『おいしい給食』(2019年・全10話)5月11日(土)24:10~(一挙放送)●『おいしい給食 season2』(2021年・全10話)5月18日(土)深0:10~(一挙放送)●『劇場版 おいしい給食Final Battle』(2020年)5月12日(日)深1:50~●『劇場版 おいしい給食 卒業』(2022年)5月24日(金)深4:05~
2024年05月11日3人組グループ・NEWSの増田貴久が主演する『WOWOW ×東海テレビ 共同製作 連続ドラマ ギフテッド Season2』が6月8日から、東海テレビ・フジテレビ系“土ドラ”(毎週土曜後11:40※全4回)枠で放送されることが決定した。昨年8月に放送・配信されたSeason1の続編で、今回が初の地上波放送となる。増田演じる敏腕刑事・天草那月のバディとなる四鬼夕也役の浮所飛貴(美 少年)も続投する。今作は並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ敏腕刑事・天草那月と、目視によって殺人犯を見抜ける特殊な能力“鬼の眼”を持つ高校生・四鬼夕也がバディを組み、様々な難事件に挑む前代未聞の本格ミステリー。原作は『金田一少年の事件簿』や『BLOODY MONDAY』で知られる天樹征丸(あまぎせいまる)氏が手掛ける最新作だ。Season2は“那月の過去”と“不可解な連続殺人事件”の真相に迫るオリジナルストーリーが展開されるスリリングで手に汗握る本格クライムサスペンス。重要なカギを握るのは探偵・八雲穂積(やくも・ほづみ/中山優馬)。ある事件で殺人容疑をかけられたことで那月たちと出会った八雲には、裏の顔があった。彼もまた夕也の“鬼の眼”と同じく特殊な能力“闇の眼”を持っていたのだ。“闇の眼”は一種の催眠術であり、ある条件が揃うことで、対象者を操ることができるという。果たして、八雲の真の目的とは。“最強バディ”の前に宿敵が立ちはだかる。Season1に登場した、那月の同僚刑事・竜崎美都役の泉里香、鷲巣潔役の小手伸也、“四鬼神流”の四鬼の一人・弓月兵馬役の松井玲奈が出演するほか、Season2では、卓越した推理力と強い正義感を持つ刑事だが、ある事件をきっかけに失踪する那月の父・天草恒河役に、田辺誠一。捜査に熱心に取り組む特命捜査チームの厳格な刑事・烏森沙耶役に黒谷友香。上司の記者が刺殺され、事件の真相を追うことになる新聞記者・高牧絵梨佳役に宮本茉由。ある人物との接触により、連続殺人事件に巻き込まれていく男・丸岡隆役に神保悟志。特命捜査チームで那月と行動する刑事・大久保正二役に笠原秀幸。高牧の上司であり、事件の犠牲となる新聞記者・山田忠文役に高橋努。そして、難事件を次々と解決する那月に興味を持ち、ともに事件解明へと奔走する特命捜査チームの室長・神原勇作役に、高橋克典が登場する。■増田貴久(NEWS)コメントいよいよ放送始まります!!またあのワクワクドキドキが地上波で見られます!並外れた推理力を持つイケメン天才刑事。僕が今回演じさせてもらったドラマ版の那月は「イケメン」が抜けたバージョンでしたが、チェックしたところ那月は「イケメン」だったと思います。ぜひご確認を!高橋克典さんや田辺誠一さん、皆さまとの共演、浮き上がるほどうれしかったです。本格クライムサスペンス、ぜひご覧ください!
2024年05月10日日本の新聞社で警察担当記者となったアメリカ人青年ジェイクを通して’90年代東京のリアルな裏の顔を描くドラマ『TOKYO VICE Season2』がスタート。ジェイクを演じていまやインタビューも日本語のアンセル・エルゴートさんと、刑事・片桐を演じる渡辺謙さん。社会の闇を追うふたりを演じた彼らにはハートフルなバディ感が。「謙さんといっぱい時間を過ごせたことに感謝です」(アンセル)左から、渡辺 謙さん、アンセル・エルゴートさん。――日本語で演技されたこの作品をご覧になって、ご家族はなんと?アンセル・エルゴートさん(以下、アンセル):「シーズン2も最高ですね」と楽しんでくれてますし、「アンセルは日本に行ってよかった。大人になった」と言ってます。マナーもいろいろ習いましたから(笑)。渡辺 謙さん(以下、渡辺):彼は真面目なんですよね。役に取り組む方法論や姿勢とあいまって、一緒に過ごすうちに好きな俳優さんのひとりになりましたね。アンセル:謙さんといっぱい時間を過ごせたことにすごく感謝しています。謙さんは1~2テイクだけで完璧。クリント・イーストウッド監督(早撮りで有名)の作品に出てるから。いや、その前からかもしれない。僕は20テイクとか撮るのが好き。渡辺:俺は引き出しが少ないんだよ。自分はマテリアルだと思ってるから、表現したもので十分なものが得られたならOKなんだけど、彼は貪欲にいろんな表現をトライする。エネルギーがあるってことでしょうね。アンセル:エネルギーを無駄にしてるかもしれない(笑)。謙さんは全然無駄にしてない。――おふたりともエグゼクティブ・プロデューサーでもあります。渡辺:僕の役割は、日本語をどうリアルに伝えていくか。字幕にしたときにお客さんがコンフューズしないように、1シーンの中にどうバランスよく英語と日本語を配置するかをアンセルとも話したり。記者や刑事、ヤクザが使う言葉は違うし、それを粗訳からキャラクターの体に乗っけるような台詞にしなきゃいけないので、夜中にも結構、撮影中の台詞を確認する電話が来ました。アンセル:謙さんはいつも自然な翻訳を考えてくれて、僕の演技の日本語を本当にたくさん手伝ってくれました。渡辺:彼もシーズン1よりさらに日本語の台詞にトライしようという意識が高かったので、彼から台詞の提案があると、それでいけそうか、もっと簡単なワードにするかというセッションもしてましたね。――シーズン2では恋愛も絡んでジェイクはさらなる危険に直面します。片桐の苦悩も深まっていますね。アンセル:シーズン2ではジェイクは片桐をちゃんと守ろうとします。ジェイクも大人になってる。渡辺:でも、バカにもなってるよね。いちばんデンジャラスな女を愛しちゃう。「なんで、そこに行くんだよ」ってみんなが思ってる。アンセル:でも、その関係は大事。だって、それは…。渡辺:ちょっと、ちょっと!(と、ネタバレを制す)アンセル:ジェイクはデンジャーが大好き。だから、日本に来たし、重要な仕事をしたいと思ってる。みなさんもどんどん次回が待ち遠しくなりますし、シーズン1と違って、今回は「ちゃんと終わりました」な感じになります。渡辺:完結する感じになる。アンセル:そう、いい食事でお腹いっぱいな満足感がありますよ。『TOKYO VICE Season2』豪華キャストで1990年代東京のリアルで凶暴な裏の姿を描くハリウッド共同制作オリジナルドラマ。WOWOWにて毎週土曜21時~放送、配信中。出演/アンセル・エルゴート、渡辺謙、レイチェル・ケラー、菊地凛子、笠松将ほかわたなべ・けん1959年10月21日生まれ、新潟県出身。『瀬戸内少年野球団』で映画デビュー。アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『ラスト サムライ』(2003年)以降はハリウッドでも活躍。衣装協力・BRUNELLO CUCINELLIアンセル・エルゴート1994年3月14日生まれ、ニューヨーク市出身。『キャリー』(2013年)で映画デビュー。『ベイビー・ドライバー』(’17年)ではゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。※『anan』2024年5月1日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・JB(渡辺さん)ヘア&メイク・金 沙知(アンセルさん)倉田正樹(アンフルラージュ/渡辺さん)インタビュー、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2024年04月29日『プー あくまのくまさん』の続編『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』(原題:Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2)が今夏、全国公開されることが決定した。昨年6月に日本で公開し大きな話題となった前作『プー あくまのくまさん』(2023年)。原作「Winnie-the-Pooh」(1926年発表)の著作権保護期間が各国で相次いで終了し、パブリックドメイン化したことでホラー実写化された。前作に続き、リース・フレイク=ウォーターフィールドがメガホンを取り、前作でプロデューサーとして参加したスコット・チェンバースが本作では主演・製作を兼務。さらに、『サマー・オブ・84』の脚本家マット・レスリーが本作の脚本を担当した。また、『アマデウス』や『恋におちたシェイクスピア』など数多くのヒット作で知られる英ベテラン俳優サイモン・キャロウが出演、スタッフ・キャスト陣ともに前作から大幅にパワーアップしている。公開決定と併せてこの度、場面カットも解禁。焚火の前でウッドチェアに座るプーの姿が捉えられている。表情までは見えないが何か良からぬことを考えているような空気を漂わせている。本作の“じゃあくななかまたち”はどんなに凶暴で、悲惨な物語になるのか…。続報に注目だ。『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』は、夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月27日「台湾フェスティバル TOKYO2024」が、2024年6月20日(木)から23日(日)までの期間、東京・上野の上野恩賜公園・噴水広場にて開催される。「台湾フェスティバル TOKYO2024」上野公園に台湾グルメ集結今回で開催10回目を迎える「台湾フェスティバル」は、台湾の食文化に焦点を当てたグルメフェスティバル。定番の台湾グルメから最新スイーツまで、バリエーション豊かな台湾グルメが楽しめる。2024年のテーマは「台湾バナナ」2024年のテーマは、高級バナナの代名詞である台湾バナナ。濃厚な甘みの台湾バナナクリームがはいった「台湾バナナケーキ」、その濃厚な味わいをシンプルに楽しめる「台湾バナナジュース」、わらび餅のような食感が特徴の「ぷるぷるバナナもち」など、台湾バナナを使った様々なスイーツが集結する。台湾スタイルのビアガーデンや立ち飲み横丁もこのほか、円卓を囲む台湾の伝統的な宴をイメージした「辦桌(パントー)」スタイルの台湾式ビアガーデン、2023年の開催時にも人気を博した立ち飲み横丁、日本一早く台湾マンゴーが食べられる台湾フルーツフェアなど、本場台湾の雰囲気を感じられる様々な企画が用意されている。開催概要「台湾フェスティバル TOKYO2024」開催期間:2024年6月20日(木)〜6月23日(日)時間:10:00~21:00(最終日19:00まで)会場:東京都上野恩賜公園・噴水広場参加費:600円(台湾柄のリユースカップ付き)
2024年04月26日ゴールデンウィークの恒例となっている〈上野の森バレエホリデイ〉が今年もまた開催される。4月25日(木)から29日(月・祝)の5日間、東京・上野の東京文化会館にて、大ホールでのバレエの公演をはじめ、バレエにまつわるワークショップやトーク、展示、マルシェなど、多彩なイベントが用意され、さまざまな角度からバレエを楽しめる。そのメインの公演として予定されるのが、今年創立60周年を迎える東京バレエ団による『白鳥の湖』と、親子で楽しむ GWファミリー公演「はじめての『白鳥の湖』~楽しいお話と第3幕~」だ。ドラマティックな演出と、ハイレベルの上演で人気を得ている作品だが、今回は新たな主役キャストの登場もあって、大いに注目される。上野の森バレエホリデイ会場の様子東京バレエ団が上演する『白鳥の湖』は、ウラジーミル・ブルメイステル(1904〜1971)の振付によるヴァージョン。悪魔ロットバルトの呪いで白鳥の姿に変えられたオデット姫を、ジークフリート王子が真実の愛を誓うことで救おうとするも、ロットバルトの策略にはまり、オデットそっくりの娘オディールに愛を誓ってしまう──という物語を、より演劇的かつ説得力ある演出で物語る。独特なのは、第3幕。通常なら単なる余興として登場する各国の踊りのダンサーたちは皆、ロットバルトの手先。総掛かりで王子を幻惑せんと、力強い踊りを次々と放っていく圧巻のひと幕だ。東京バレエ団では、斎藤友佳理芸術監督のリードで2016年に初演、その後たびたび上演を重ねてきた。表現力、技術力ともに定評あるソリストたちも、海外公演でも絶賛されるコール・ド・バレエ(群舞)も、ほかではなかなか味わえない充実の舞台を実現、多くの観客を魅了してきた。ひとつ例を挙げるなら、静けさに包まれた夜の湖畔に舞う白鳥たちの姿は、東京バレエ団の舞台でしか経験することのできない美しさだ。Photo: Kiyonori Hasegawaさらに、ファンが熱い眼差しを注ぐのは主演を務めるダンサーだ。26日と28日に主演する沖香菜子と宮川新大は、数々の舞台で主役を務め、より深みある演技が期待されるプリンシパル。27日の中島映理子と生方隆之介は、ともに今回が『白鳥の湖』初主演。フレッシュな感性がどんな舞台をつくり上げるのか楽しみ。29日は榊優美枝と柄本弾。バレエ団の顔ともいえるプリンシパル柄本と、今回のこの舞台で初めて主役を務めるという榊の初顔合わせだ。どのカップルも、それぞれの個性を発揮し、魅力的な舞台を見せてくれるだろう。また28日、29日の12時から上演される、親子で楽しむGWファミリー公演「はじめての『白鳥の湖』〜楽しいお話と第3幕〜」は、ブルメイステル版最大の特徴である第3幕を抜粋で上演。『白鳥の湖』のほかにも、『ドン・キホーテ』、『眠れる森の美女』のファミリー向けヴァージョンでも人気を得ている東京バレエ団だけに、子供にも大人にもわかりやすく、かつ質の高いバレエを楽しませてくれる。バレエ体験は初めてという方、もっとバレエを知りたいという方にとっても最適の舞台だ。文:加藤智子<公演情報>■東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ 5ブルメイステル版『白鳥の湖』全4幕4月26日(金)18:30 オデット/オディール:沖香菜子ジークフリート王子:宮川新大4月27日(土)15:00 オデット/オディール:中島映理子ジークフリート王子:生方隆之介4月28日(日)15:00 オデット/オディール:沖香菜子ジークフリート王子:宮川新大4月29日(月・祝)15:00 オデット/オディール:榊優美枝ジークフリート王子:柄本弾指揮:アントン・グリシャニン演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団会場:東京・東京文化会館大ホールチケット情報()公式サイト■親子で楽しむGWファミリー公演「はじめての『白鳥の湖』〜楽しいお話と第3幕〜」【日程・主な出演者】4月28日(日)12:00 オデット/オディール:榊優美枝ジークフリート王子:柄本弾4月29日(月・祝)12:00 オデット/オディール:中島映理子ジークフリート王子:生方隆之介会場:東京・東京文化会館 大ホールチケット情報()公式サイト
2024年04月23日SAMURAIフェス実行委員会は、『SAMURAIフェス2024』を上野恩賜公園(噴水前広場)にて2024年2月22日(木)~25日(日)に開催することをお知らせします。今年は73ブースが出店し、ステージでのパフォーマンスや侍体験、様々なグルメやお酒を楽しむことができます。武将隊【開催背景】日本固有の文化である侍、戦国時代から江戸時代にスポットを当て来場される方々に日本の歴史文化に触れていただくことを目的に本イベントを開催します。甲冑着付け体験【開催概要】イベント名: SAMURAIフェス2024開催日時 : 2024年2月22日(木)~25日(日) 10:00~18:00※初日のみ12:00~会場 : 上野恩賜公園 噴水前広場(東京区台東区上野恩賜公園)アクセス : JR上野駅 公園口徒歩2分、東京メトロ 上野駅(銀座線・日比谷線)徒歩5分入場料 : 無料主催 : SAMURAIフェス実行委員会後援 : 台東区、J-WAVE公式HP : YouTube : X : @SAMURAI78573280 【コンテンツ】ステージ:武将隊、殺陣パフォーマンス、戦国アイドルなど体験 :甲冑着付け、居合切り、手裏剣打ちなど物販 :武将グッズ、忍者グッズ、御朱印など縁日 :射的、輪投げ、当てクジなど飲食 :ご当地グルメなど地酒 :武将の地ゆかりの地酒、クラフトビールなどご当地グルメ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日フジテレビは2月8日 25時25分〜25時55分より、同社が運営する動画配信サービスFODにて好評配信中のドラマ『ペンション・恋は桃色season2』を地上波放送します。以降、毎週木曜日の同時刻での放送となります。また地上波放送を記念して、2月9日 0時よりリリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉が出演する『ただいま!ペンション・恋は桃色座談会』をFODにて配信開始します。※放送日時は予告なく変更になる場合があります。■寂れたペンションに集まった、ちょっと“訳あり”な人々が織り成す人情ドラマ2020年1月、フジテレビで深夜25時台の放送ながら、リリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉、細野晴臣といった超豪華キャストが出演し、伊藤沙莉がギャラクシー賞を受賞したことでも話題を呼んだ連続ドラマ『ペンション・恋は桃色』が今回、シーズン2としてパワーアップして帰ってきました。いつもテキトーな父シロウとその娘ハル、そしてバイト青年のヨシオが営む、ちょっと古いペンション【恋は桃色】。そこに訪れる“珍客”たちによる一夏の大騒動。笑いあり涙ありのハートフルコメディです。メインキャストには前作からの続投でリリー・フランキーさん、斎藤工さん、伊藤沙莉さんが、そしてペンションに訪れる宿泊ゲストには関智一さん、剛力彩芽さん、スペシャルゲストとして山口智子さんとキャスト陣もさらにパワーアップして届けます。また、主題歌は今回も細野晴臣さんの「恋は桃色」、新たに挿入歌としてグソクムズの「ユメのはじまり。」が決定し、楽曲も併せてドラマを盛り上げていきます。■斎藤工「深夜にザッピングして出会いたいドラマ」2024年1月19日よりFODで一挙配信を開始した同作ですが、早くも地上波放送が決定しました。この決定を記念して、リリー・フランキーさん、斎藤工さん、伊藤沙莉さんが出演し、撮影の思い出話などを語る『ただいま!ペンション・恋は桃色座談会』を配信します。座談会では、作品にちなんだキーワードが書かれたカードを選びトークを繰り広げます。最近大人びた伊藤沙莉さんに不満を持つリリー・フランキーさんと斎藤工さんに対し、伊藤沙莉さんが撮影現場で見せた期待を裏切らない私服姿や、発酵が趣味と公言している斎藤工さんの日常、リリー・フランキーさんが幼少期に住んでいた北九州の炭鉱の発破の話など、筋書きのないトークは多方面に展開します。座談会の中で斎藤工さんは「深夜にザッピングして出会いたいドラマ」と語り、いい意味で力を抜いて観られるドラマとなっています。また、座談会で打ち明けられるエピソードは本編を視聴する前後どちらでも楽しめます。ドラマの撮影日数が短期間だったこともあり、天候や時間などの都合でストーリーや演出を変えたり、アドリブが多いことからも「よく見ると、辻褄が合わないところがある笑」とリリー・フランキーさんが公言しています。座談会を視聴して該当の場面を探すのも、後から視聴して背景にあったストーリーを知るなど、より一層ドラマを楽しめる座談会となっています。■さらに、泊まり込みの撮影現場の裏側に迫ったメイキング映像を公開!そして今回、長尺版のメインキングを2月9日 0時よりFOD限定で配信開始します。シーズン1に引き続き、恒例となっている6日間泊まり込みで、全編を撮りきる同ドラマの裏側をたっぷり楽しめる内容となっています。他のドラマよりぐっと、役者やスタッフの距離感が近く素の姿をさらしている現場を確かめてみてはいかがでしょうか。◇【ストーリー】ちょっと古いペンション・恋は桃色。そのオーナー・シロウ(リリー・フランキー)と、娘・ハル(伊藤沙莉)、そして話が長くて気難しいバイトの青年、ヨシオ(斎藤工)。シロウは、ペンションの経営はあまり芳しくないが気にはしていない。ハルは、シロウに代わってペンションの切り盛りをしており、ほれっぽい性格や仕事を率先してやらないシロウはいつも突っ込まれている。ヨシオは話を小難しくとらえるところが周りから敬遠されがちだが、シロウやハルとの生活を通じて次第に心を開き、変わっていく。楽しければなんでもいい。テキトーでいい。誰でも受け入れてしまうシロウの性格によって、どこかネジの飛んだお客が次々と訪れる。そして今年の夏は、さらに変わったお客がやってくるのだ。4年に1度の夏になると東京から遊びにやって来る、ヒカリ(山口智子)。ヒカリの破天荒な様子が、新たな風をペンションに運んでくる。この変わりゆく時代に、不器用がゆえに時代にうまく融合できない彼らは、ペンション「恋は桃色」での生活を通してどう変わっていくのか?テキトーでのんびりなシロウたちが教えてくれるのは、我々が普段忘れかけている家族愛や思いやりを、改めて大切だと思わせてくれる物語、なのかもしれない。■番組概要●タイトル:『ペンション・恋は桃色season2』(全5話)●放送:2024年2月8日 放送スタート 毎週木曜日25時25分から放送※放送日時は予告なく変更になる場合があります。●配信:好評配信中●出演:リリー・フランキー/斎藤工/伊藤沙莉/山口智子/関智一/剛力彩芽/JOY/益子卓郎(U字工事)/眉村ちあき/大水洋介(ラバーガール) 他●スタッフ:・監督/脚本:清水康彦・主題歌:細野晴臣「恋は桃色(New ver.)」(ビクター/スピードスター)・挿入歌:グソクムズ「ユメのはじまり。」(ソニー・ミュージックレーベルズ)・音楽:細野晴臣/香田悠真・企画:橋爪駿輝・プロデューサー:鹿内植(フジテレビ)/小林有衣子(イースト・ファクトリー)・エグゼクティブプロデューサー:石井浩二(フジテレビ)/下川猛(フジテレビ)・制作著作:フジテレビ●URL:・オフィシャルサイト:・配信ページ:・予告スポット:●SNS:(公式X:旧Twitter)◇座談会概要●タイトル:『ただいま!ペンション・恋は桃色座談会』●配信:2024年2月9日 0時配信開始●出演:リリー・フランキー/斎藤工/伊藤沙莉●URL:・配信ページ:(エボル)
2024年02月08日妻も頑張ってくれて、元気に誕生して嬉しい限りです」DAIGOさんと北川景子さんは2016年1月に結婚し、2020年9月に第一子女児が誕生。昨年9月25日に第二子妊娠を発表していました。そして1月31日に、DAIGOさんがブログで第二子男児が誕生したことを報告。DAIGOさんはブログで第二子について「母子共に健康で、凛々しい男の子です。NPP!『二児のパパ』になりました」と綴り、おなじみの“DAI語”で喜びを表現!DAIGOさんらしいですね。その上で「妻も頑張ってくれて、元気に誕生して嬉しい限りです」と北川さんをねぎらいつつ、「今回も親身にお世話してくださった産院のみなさま、本当にありがとうございました」と産院のスタッフにも感謝していました。DAIGOさんといえば、3歳娘のほほえましい成長ぶりをInstagramで公開することがあります。昨年6月には、娘が父の日にプレゼントしてくれたという、紙で作ったYシャツにネクタイに見立てた足型が押されている工作の写真を投稿していました。また、昨年11月の投稿では「パパって書いたとの説明が娘からありました。最高の壁です」と綴り、娘が大胆にラクガキした壁の写真を公開しました。ちなみに娘がラクガキしたのは「パパの部屋の壁」だったといい、娘にそれを告げられて現場を見に行った際、DAIGOさんは「#ほんとだ#上手だね#と伝えました」。頭ごなしに叱らずに、まずは褒めてあげるという、パパの鑑のような声がけです。しかし一方で、ラクガキがキレイに落とせるか心配になったようで「#鉛筆なのか#マジックなのか#前者であれ」とも綴っていました。今後は娘のみならず、息子についても発信してくれることが楽しみですね。産後は上の子やママのケアを大切に赤ちゃんを迎えたあとの生活では、きょうだいがいると上のお子さんにも戸惑いがあるかもしれません。俗に言う「赤ちゃん返り」なども見られますが、ママやパパが上のお子さんの複雑な心境を理解して寄り添ってあげることが大切です。できるかぎり「上の子ファースト」で接してあげてください。また、上の子で経験があるため、出産や子育てにある程度慣れていることもあり、産後は早めに仕事復帰したいと考える人もいるかもしれません。しかし、元気なように思えても無理は禁物です。例えば、骨盤底筋などがダメージを受けているため、立ち仕事や重い荷物を持つ仕事で腹圧がかかる場合は「子宮脱」にならないよう注意が必要です。子宮脱とは、子宮が下がって腟から体の外に出てしまうことで、骨盤臓器脱(骨盤の中にある臓器が腟から体の外に出てしまうこと)のひとつです。産後早めに仕事を再開する必要がある人はくれぐれも無理せず、少しでも異常を感じたらすぐに産院に相談するようにしてください。そもそも仕事復帰する・しないにかかわらず、産後のママはホルモンバランスや環境の変化、疲労などにより、心身ともに不安定になりやすい状態です。そんなとき、パートナーの方に大切にしてほしいのが、ママの状態を理解し、ママの気持ちに寄り添うこと。育児や家事の分担でママの負担を減らすことはもちろん、「話を聞く」「睡眠・休息の時間を作る」「ポジティブな声かけと行動をする」を意識してみてください。(マイナビ子育て編集部)参照:【医師監修】産後の過ごし方|入院中~退院後、2人目、帝王切開などで知っておきたいこと
2024年02月01日上野「サンリオキャラクターズ ガーデンカフェ」から、漫画『夏目友人帳』とコラボレーションした限定メニューが登場。2024年2月1日(木)から2月22日(木)までの期間限定で提供される。『夏目友人帳』×サンリオキャラクターズの限定メニューハローキティをはじめ、マイメロディやポムポムプリンなど、サンリオの人気キャラクターをモチーフにしたメニューが楽しめる「サンリオキャラクターズ ガーデンカフェ」。今回は、人気漫画『夏目友人帳』とコラボレーションしたオリジナルスイーツが登場する。サンリオのキャラクターたちと、『夏目友人帳』の人気キャラクター「ニャンコ先生」のコラボレーションイラストをイメージしたスイーツの数々は、思わず写真を撮りたくなるほどキュートな仕上がり。メニューを注文すると、全5種類からランダムでコラボレーション限定コースターをゲットできるのも嬉しい。「ニャンコ先生」とマイメロディの苺たっぷりパフェイチ押しメニューは、「ニャンコ先生」とマイメロディのいちごパフェ。グラスには下から、いちごソース、スポンジケーキ、ホイップクリームなどを重ね、仕上げにはバニラアイスとフレッシュな苺をトッピング。フルーツグラノーラで、“ザクザク”とした食感のアクセントもプラスした。“喫茶店風”「ニャンコ先生」とポムポムプリンのプリンアラモード「ニャンコ先生とポムポムプリンのプリンアラモード 」は、喫茶店で出てくるようなレトロな雰囲気のプリンアラモード。プリンを主役に、ホイップクリームとフルーツを添え、仕上げに気持ちよさそうに眠る「ニャンコ先生」とポムポムプリンの飾りをトッピングしている。テイクアウトOKなドリンクメニューもこのほかスイーツには、「ニャンコ先生とシナモロールのお花見だんご」や、「ニャンコ先生とクロミのたいやきゼリーパフェ」、「ニャンコ先生とハローキティのしらたまぜんざい」などがラインナップ。カップに「ニャンコ先生」とハローキティのラベルを貼った「アイスまっちゃみるく」など、テイクアウトOKなドリンクメニューも用意する。【詳細】「夏目友人帳×サンリオキャラクターズ」コラボレーションメニュー販売期間:2024年2月1日(木)~2月22日(木)受付時間:11:00~21:00場所:サンリオキャラクターズ ガーデンカフェ住所:東京都台東区上野2-14-30 パセラリゾーツ上野公園前店1F価格:・ニャンコ先生とハローキティのしらたまぜんざい 1,100円・ニャンコ先生とポムポムプリンのプリンアラモード 1,430円・ニャンコ先生とシナモロールのお花見だんご 990円・ニャンコ先生とクロミのたいやきゼリーパフェ 990円・ニャンコ先生とマイメロディのいちごパフェ 1,430円・アイスまっちゃみるく 880円(テイクアウト可)・ホットフルーツティー 880円(テイクアウト可)【問い合わせ先】TEL:0120-759-875
2024年01月25日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の最終話が12月22日に放送。史朗が賢二に対し、深い愛情を感じる独白をするシーンに「愛しかない」や「それを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ?」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中で店長になった美容師・賢二を内野聖陽、史朗の分けっこ仲間・佳代子を田中美佐子、史朗の母・久栄を梶芽衣子、父・悟朗を田山涼成が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。母・久栄(梶芽衣子)と父・悟朗(田山涼成)に付き添って、八王子の老人ホームまで見学に行ってきた史朗(西島秀俊)。両親はこの施設を気に入った様子だが、史朗は自分の家からも近い都心のホームを勧める。そして、高い費用を懸念するふたりに「貯金が底をついたら自分が出す」と発言。しかし、ふたりは「10~20年先は史朗が老人ホームを考える歳」「“老いじたく”をそろそろ本気で考えなきゃダメ」と一蹴。史朗は、自分の老後もそう遠くないことに気づかされる。現実を突きつけられつつ帰宅した史朗は、誕生日が迫った賢二(内野聖陽)にプレゼントの希望を尋ねる。ところが「欲しいものは特にない」との返事。さらに渡しそびれた史朗への誕生日プレゼントも考えているという。そして「プレゼントしあいっこしたい!」「シロさんが選んでくれるものならなんでもいい!」と押し切られてしまい、プレゼント選びで悩むことに。そんなある日、帰宅した史朗は慌てる賢二を目撃。実は賢二は史朗へのプレゼントとのお揃いを自分にも買っており、嬉しくてつい開封してしまっていた。それを見た史朗は、“お揃い”にまつわるふたりのやりとりを思い出し――というのが最終話の展開。かつて、賢二がハンカチに勝手にお揃いのワッペンを貼り付けたことに怒り、お揃い禁止宣言をしていた史朗。そのため、史朗へのプレゼントとお揃いのお弁当箱を買っていた賢二は、お揃いがバレ戦々恐々としていた。しかし、史朗は特に怒りもせず、曲げわっぱの弁当箱を喜ぶ。さらに自身も賢二にお揃いのエプロンをプレゼントするのだった。そんな史朗の変化にSNSでは、「シロさん変わったね…ケンジと一緒にいるうちに変わったんだよなあ。彼らの日常が続いて行く感じがした」や「シロさん変わったなぁ。泣いた泣いた。泣き納め?」、「互いをリスペクトした先の愛情があるから自然とお揃いを受け入れられるようになったシロさん。ケンジとの出会いでシロさんの思考も変わった」などの声が。また、史朗は賢二に「俺がお前と死ぬまで一緒にいるかって話だけど」「結論から言うと、やっぱり一緒にいるとは断言出来ない。この先俺たちに何があるかわからないから」と言いつつも「俺の人生で俺の遺産譲ろうなんて思う相手は…お前ぐらいだ」と告げる。さらに心の中で「もしもこの先、俺たちが別れることになったとして、俺が死ぬとき、お前が誰か別の人と暮らしててもそれはそれでいいんだよ。俺は、お前が幸せなら」と思う史朗に、「いつも深いなぁこの作品は。どこにいても、一緒に居なくても、どうかあなたが幸せでありますようにと願う。愛しかない」や「それを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ?」などの声が上がっている。ささやかな日常の中に、お互いへの思いやりや愛情が垣間見える温かい物語を紡いできた本作。最終回を迎え、「控えめにいってさいこー!演じてる2人がまたいいのよ!幸せな時間をありがとうございます」や「素敵なシリーズを本当にありがとう!!毎回感動の涙涙涙でした」など番組への感謝の声も多いほか、「いつかまた続きが見られたらいいな…」や「とにかくseason3もあると願ってる…!!」などシーズン3を望む声も多く上がっている。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月23日TOHOシネマズ 上野のスクリーン8に轟音シアターが導入されることが発表された。全国で8劇場目、東京ではTOHOシネマズ 池袋、立川立飛に続き3劇場目の導入となる轟音シアターは、“音の体感・迫力あるサウンド”を意識したシアター。スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍から2倍のパワーを発揮するアイソバリック方式を採用したサブウーハーが導入される。また、LOVE PSYCHEDELICOのNAOKI監修のもと音響調整を実施し、位相を整えた淀みのない音響環境をベースに、サブウーハーの特性を活かした包み込むような低音域の出力を強化。各周波数帯の繊細な調整を行うことで、大音量の出力でも心地よく聞こえる音響環境を実現している。導入日は2024年1月19日(金) を予定している。
2023年12月22日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。記録された書物が無惨に燃やされたあと、その物語をかつて天璋院と呼ばれた青年が少女に昔語りとして語りはじめたその瞬間、物語はフィクションとして見事に閉じられた。軌道が真円となって、ぴたりと始点に繋がるような美しさで。幕が降りるように暗転する画面を見つめて、思わず深いため息が出た。劇場ならスタンディングオベーションだっただろう。※写真はイメージ男だけがかかる伝染病で、男性の人口が激減した架空の江戸時代。労働と政治の担い手は女性だった。将軍も女性が世襲で継ぎ、そのために大奥に集められるのは男性となった。しかし世代を超えた苦闘により伝染病は克服され男子の人口は増え、開国そして大政奉還とともに男女が逆転した社会は終わりを告げようとしている。天璋院(福士蒼汰)、和宮(岸井ゆきの)、そして三代の将軍に仕え大奥総取締を務めた瀧山(古川雄大)らはそれぞれに新しい人生を模索するのだった。この男女が逆転した『大奥』という物語は、権力を持つ、あるいは持たされた者の生き様と、同時に彼らが世代を無事に繋いでいくために、生殖行為すら管理・評価される残酷さの両面を描く作品である。大奥という場が作られるきっかけになった家光(堀田真由)も、そして大奥の終焉に立ち会うことになる和宮も、ともに本来の性別である女性の姿を失って大奥で生きている。だが家光が自らの半生で深く傷つき、その反動で周囲をも傷つけてきたのとは対照的に、和宮が自分の性に向き合う様子はどこか軽やかだ。伴侶である有功(福士蒼汰)から打掛を掛けられて泣きじゃくった家光の涙と、舅の天璋院から晴れ姿の美しさを褒められて「何いうてはんの。私はいつだって私です」とさらりと答えた和宮のしなやかな魂に、長い時間と価値観の変容を感じ、救われたような気持ちになった。※写真はイメージ今回、春と秋の2クールをかけて描かれたNHKドラマ10『大奥』だが、原作は更にボリュームのある超大作である。今作の脚本家・森下佳子も、尺の都合上割愛せねばならないエピソードが非常に多く、自身も原作のファンであるだけに、それが心苦しかったと語っていた。それでも、「これぞよしなが大奥」と原作のファンが愛する作品のエッセンスは、常にこぼすことなく盛り込まれていたと思う。とりわけ歴代の女将軍たちの個性色とりどりの魅力は、脚本で描きだした輪郭と、俳優陣の熱演で映像化ならではの素晴らしいものになった。吉宗(冨永愛)の凜々しさ、家光の情熱、綱吉(仲里依紗)の退廃的な美、家重(三浦透子)の哀しさ、家定(愛希れいか)の健気さ、そして家茂(志田彩良)の清冽さ。彼女たちの輝きが、支える御台たちや忠臣たちの魅力を更に明るく照らす。いずれも忘れがたい名演だった。※写真はイメージそれぞれの女将軍たちと同じくらい、今回のドラマ化において印象深かったのは、やはり大奥の始まりと終焉それぞれに立ち会う二役を見事に演じきった福士蒼汰だろう。最終話の家光と有功二人きりの御鈴廊下のシーンは、体の関係を終えた二人ではあるけれども、それでも夫婦としての確かな愛があり、同じ方向を向いて歩いていたのだと感じさせる、切なく美しいものだった。そして船上のラストシーン、胤篤(たねあつ)は日本初の女子留学生となる6歳の少女と出会う。梅と名乗るその少女はのちの津田梅子、津田塾大学の創設者である。※写真はイメージ女将軍たちの愛と生きざまと並行するように、今作ではどんな苦境や閉塞の中にあっても学びの喜びは誰にもあると描いてきた。大奥に学びの場を設けた有功、右衛門佐、青沼の教える蘭学で救われる人々、そして平賀源内。学問の幸福というバトンが、女将軍たちの物語という口伝とともに新しい時代を生きる少女に手渡される。心揺さぶられる見事な終幕である。※写真はイメージこの『大奥』という大作を見届けて、記録に残される偉業や歴史の背後には、世代を越えて受け継がれ、記録にも残らなかった誰かの願いや業績が膨大にあるのだということに思いを馳せた。同時に、自分の生きる日々もまた、きわめて小さな欠片であったとしても、何かに繋がるのかもしれないと思う。流れる水は長大な川のごく一部ではあるけれど、そのごく一部の水の無数の集積が海にそそぐ。物語はいわゆる『作りもの』ではあるけれども、時にその作りものは受け取った人の人生に風を通し、明るくする。それは本当に優れた一握りの作品が持つ力であり、このこのドラマ10『大奥』は、間違いなくその一つであったと思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年12月15日上野樹里、林遣都共演の『隣人X -疑惑の彼女-』より特別映像が解禁された。上野樹里7年ぶりの映画主演となる本作は、第14回小説現代長編新人賞を受賞した「隣人X」(パリュスあや子著)を、林遣都との初共演で実写映画化。この度解禁されたのは、上野さん、林さん、そして熊澤尚人監督が並々ならぬ想いで参加した本作について語り尽くす特別映像。11月に行われた名古屋での舞台挨拶で上野さんは「コロナ禍にこのお話(出演オファー)をいただいて、隣を見れば、周りを見渡せばマスクで顔が見えなかったり、本当の素顔というのが見えにくいというか。本当に自分が今何を感じているのかを、簡単に見逃したり、見失いがちだったりすると思います。でも心の静寂を保つ時間も大事だと思うんです、自分の心に耳をすます時間とか」と、脚本段階から積極的に参加し、監督と長い時間をかけて二人三脚で作り上げてきた本作に込めた想いを語る。「この世界を作っているのは自分自身、隣にいる大切な人だと思うので、一人ひとりの心の在り方というのを今一度、この映画を観て、体感していただきたいと思います」と観客へ語りながら、思わず涙ぐむ場面も。上野さんと初共演となった林さんは、惑星難民Xという、未知な存在への警戒や偏見を描く本作に対して、「自分の見え方や人にどう見られているのかを気にしやすくなってしまう世の中だと思いますが、大事なのは“自分がどうありたいか”だと思います」と語り、「自分のことを信じて愛してあげて、自分らしく生きる方が、いいことがいっぱいある。そういう風に生きている姿を見せてくれる登場人物たちです」と自ら演じた笹や上野さんが演じた良子への愛を語る。監督は、「林くん演じる笹がX探しをするところから、お話は始まりますが、“Xは誰か”と思った瞬間に、どうしても無意識の偏見が生まれてしまうと思う。今回この映画を観て、そうやって生まれてしまう無意識の偏見と、どう向かい合っていくのかを考えてもらえるのではないか」と本作を撮るきっかけになったテーマについてコメント。「心で見ることが大切なんだと思うんだ」という良子の象徴的なセリフや、WEBで初解禁となるメイキング映像もたっぷり詰まったスペシャルな映像となっている。なお本作は、12月15日より台湾での公開も決定している。『隣人X -疑惑の彼女-』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年12月12日TVアニメ「SPY×FAMILY」Season 2の主題歌を アニメの世界観とともに楽しめる1冊!株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、新刊『ピアノミニアルバムTVアニメ「SPY×FAMILY」Season 2Yamaha Music Entertainment HD』を、2023年12月27日に発売いたします。NEW YORKジャズ・ギター・スタイルブック 【CD付】オープニング主題歌「クラクラ」(Ado)、エンディング主題歌 「トドメの一撃 feat. Cory Wong」(Vaundy)をやさしく弾けるTVサイズの初級、弾きごたえのある中級ソロの2つのレベルで、さらに「クラクラ」はお友達と一緒に楽しめる連弾アレンジを収載。連弾ならではの豪華で迫力のある演奏をお楽しみいただけます。豪華カラーページではキャラクター紹介やストーリーのワンシーンが蘇るビジュアルをたっぷり掲載していますので、アニメの世界観×音楽を観て聴いて体感できる1冊です!【収載曲】・クラクラ<初級ソロ/中級ソロ/初級×中級連弾>・トドメの一撃 feat. Cory Wong<初級ソロ/中級ソロ>-全5曲-商品詳細ピアノミニアルバムTVアニメ「SPY×FAMILY」Season 2Yamaha Music Entertainment HD定価:1,650円(10%税込)仕様:菊倍判縦/40ページ発売日:2023年12月27日ISBN:978-4-636-11304-4商品コード:GTP01101613 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月12日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の10話が12月8日に放送。史朗との会食を希望した賢二の母・峰子の真意に「意外な展開で泣いた」や「ケンジのパートナーを大事に思ってくれてると思うからこその気遣い」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中で店長になった美容師・賢二を内野聖陽、弁護士事務所のボス・上町美江を高泉淳子、史朗の同僚・修をチャンカワイ、賢二の母・峰子を鷲尾真知子が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。上町弁護士事務所を引継ぐ覚悟を決めた史朗(西島秀俊)は、上町美江(高泉淳子)にその意思を伝えるが、みんな信じられないという反応を見せる。しかし史朗は、修(チャンカワイ)と共同であること、定時帰宅を死守することが条件ではあるが、修が刑事弁護教官になった場合は自分がメインで回すという気遣いまで見せる。そんな史朗が帰宅すると、賢二(内野聖陽)からお願いが。どうやら実家に帰宅した際、母・峰子(鷲尾真知子)が「史朗に会いたい」と言い出し、姉たちも一緒に食事をしたいと提案されたらしい。そこで史朗は、峰子らが住んでいる場所も考慮して、上野の老舗鰻屋の個室を自ら予約する。当日。史朗だけでなく賢二もガチガチに緊張。賢二の話では、峰子が史朗に会いたい理由を明かさないといい、なぜ急に会いたいと言い出したのかわからずにいた。やがて賢二の家族が到着するが、史朗を見るなり姉たちは「素敵な人だ」と盛り上がる。食事会は和やかに進み、ただの食事会なのかと史朗も思い始めるが、料理も終わりに差し掛かった頃、「ちょっと湿っぽい話になるけど…」と峰子が切り出し――というのが10話の展開。賢二は峰子が病気なのではと心配するも、峰子は健康そのもの。実は峰子は、お客さんの子供の死を知り、賢二が死んだ際のことを考えていた。そして「そうなったら、私かマサエが喪主を務めて、お葬式を出すわけですけど、もしもね、その時あたしたちが筧さんと顔を合わせたことがなかったとしたら、筧さんはただの友人の一人としてしか賢二を見送ることができないんじゃないのかって。筧さんはもう賢二のことはご自分の身内同然と思ってくださるんでしょ?」「だからこうやって一度でも家族全員で顔を合わせておけば、何かあったとき筧さんもあたしたちと一緒に賢二を見送れると思ったんです」と発言。この言葉にSNSでは「ケンジ母の言葉うるっときちゃった。ケンジのパートナーを大事に思ってくれてると思うからこその気遣い」や「緊張しながら観てたら意外な展開で泣いた~ケンジの母~。このドラマには本当の愛と絆と信頼があるなあ」などの声が。また史朗に「他人でも身内ってことはあると思うのよ」と言う峰子の言葉に、「心に染みるってこういうことだと思った」などの声が上がっている。【第11話あらすじ】史朗と航(磯村勇斗)は、小日向(山本耕史)や富永さん(矢柴俊博)が所属するテニスサークルの試合を観戦していた。本当は試合後、賢二も合流して富永家で食事会をする予定だったが、なんと富永さんがギックリ腰を患い食事会は中止に。楽しみにしていた航は拗ねてしまうが、その後、航がコートであるミラクルを起こす。その後、小日向と航が史朗の家に来ることになり、賢二も早上がりして帰宅。「リコッタチーズのパンケーキが食べたい」という航の要望で、パンケーキパーティーをすることになる。ハニーコームバター、フルーツ、生クリーム、チョコレートソースといった、賢二と航のわがままにも応えつつ、史朗と小日向お手製のふわふわパンケーキが完成する。後日。スーパーアキヨシで、富永さんの妻・佳代子(田中美佐子)は、小玉スイカを前に立つ男性を凝視していた。史朗にあげたエコバックにメガネ、金髪…明らかに史朗から聞いていた賢二そのものだったからだ。さらに男性が「シロさん」と呟いたことで、佳代子は男性が長らく会いたかった賢二だと確信。なのに声が掛けられず、逃げるように去ってしまい――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月09日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。もしも自分が思いもよらない場所で死ぬとしたら、大切な人に、どんな言葉で自分の最期を伝えてほしいだろうか。自分が死んでからも、いつまでも悲しませたくないなら、なるべく相手に執着を残さない言葉を残すかもしれない。逆に同じくらい、愛する人の死に目に会えなかったなら、どんな言葉でその人の最期の様子をききたいだろうか。どんなに思いやりからくる言葉だとしても、それが嘘だとわかるなら、傷ついてでも真実を知りたいのではないか。和宮(岸井ゆきの)を前に、一度は家茂(志田彩良)の望みどおりに嘘を語り、ためらいの後、家茂と和宮ふたりの為に真実を語りだす側近の能登(中村アン)の気持ちを想った。告げた真実は、嘘をついてでも和宮を守りたかった家茂の最期の愛を和宮に届けたのである。※写真はイメージ男女の役割が逆転した江戸時代を描くNHKドラマ10『大奥』(火曜22時)。物語は幕末、歴史上名高い皇女和宮の降嫁まできている。弱体化しつつある幕府の権威を取り戻すべく女将軍・家茂の夫として皇族の和宮が大奥に降嫁するが、やってきたのは男の和宮ではなく、身代わりの姉だった。身代わりであることを周囲にはひた隠しにしつつ、家茂はその優しさと聡明さで和宮と次第に心を通わせていく。しかし家族としての二人の穏やかな日々は続かず、開国をめぐる激動の中で家茂は病身を押して上洛することになるのだった。※写真はイメージやはり今回は岸井ゆきのが演じた和宮の、見るものを一気に引き込む強烈な引力に尽きるだろう。天璋院(福士蒼汰)と同じように、家茂は人の中にある善を信じている。真摯に腹を割って語り合えば、理解し合えると信じている。裏切られたら、それは寛容で包み込む。対して、和宮は人の醜さや残酷さを常に見据えている。他者に期待はしないが、ごく一部の近しいものには愛情や感謝を持って応じるのは、前将軍の家定(愛希れいか)に似ている。天璋院と家定、家茂と和宮。それぞれ陰陽の印のように、互いに欠けた部分を補い合い、一つの円となる夫婦なのである。慶喜(大東駿介)の狡さを「すかんタコ」とバッサリ斬る毒舌の場面も、大阪での家茂の死を知らせに来た瀧山(古川雄大)に対する毅然とした言葉も素晴らしかったが、やはり忘れがたい名場面は、形見の袿と打掛を前にした慟哭だろう。「まあ、やれ言うんやったらやるけれども」呟く和宮の目には、そこにいる家茂の姿が見えている。これは彼女にとって愛する人との『会話』なのである。「前から言おう言おう思てんけど。徳川とか、この国とかそんなん、どうでもようない?そんなんは争うことが大好きな腐れ男どもにやらして。私ら、きれいなもん着てお茶飲んで。カステラ食べてたらそれでようない?」※写真はイメージ泣きながら囁いた言葉は、家茂が生きている間は言えなかったのかもしれない。「上さん」は自分の命よりも国や民衆を大切に想い、苦しむ人を決して見捨てない人だとよくわかっていて、そんな彼女を深く愛していたから、どうでもいいとは決して言えなかった。「あほやなあ」と和宮らしい憎まれ口は、それが恋愛か、友情か、あるいは家族愛か、そんなカテゴリそのものを溶かしてしまうような、深い愛情に満ちていた。今回、原作にはない部分でもっとも印象に残ったのは、京に帰ろうかと迷う和宮に、家茂が宸翰(しんかん)を取り出して一緒にいたいと怒る場面である。原作では、この宸翰は家茂の死後に届けられている。※写真はイメージ今回のドラマではその順番を変えることで、家茂の和宮への愛情がよりはっきりとした輪郭をもって、家茂の主体的なものとして描かれている。更に、互いに相手の服を着て甘い物を食べて楽しもうという家茂の提案もドラマのオリジナルである。互いの服を交換する思いつきが、まだ年若い家茂の少女らしさの希有な発露でもあるし、同時に私はあなたであり、あなたもまた私であるという一心同体を示唆するかのようでもある。※写真はイメージそして、家茂が能登に語る最後の言葉が「大奥に帰りたい」。これも原作では「江戸城に帰りたい」であり、その小さな違いが、私人としての家茂の魂が帰る場所を示していて、更に胸が締め付けられた。ドラマでは原作に加えて、家茂を人間としてより魅力的に見せる工夫があちこちに散りばめられている。200年の時を描き通してきた豪華絢爛な物語も、ついに次回で幕をおろす。映像化にあたって、常に原作のエッセンスを余さず汲み上げ、更に『今』に応じたエピソードを加えてきた今作が、最後に私たちの心に何を残すのか。寂しくもあるが、しっかりと受け止めたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年12月08日早い段階から「この人が結婚する人だと思っていた」上野樹里さんは2016年にTRICERATOPSの和田唱さんと結婚。料理家の平野レミさんは義母にあたります。そんな上野さんは結婚前、平野さんのことをほとんど知らず「バラエティ番組に出てる人だ!」という印象だったそう。現在は良好な嫁姑関係を築いており、平野さんについて「いつだって元気で明るくて、面白い話を聞かせてくれる」と話しました。番組では平野さんと、平野さんの次男の妻で料理研究家・和田明日香さんが出演した過去の放送回を振り返る一幕も。平野さんは、上野さんや明日香さんが自分の息子たちと結婚したことについて「私はさ、娘を産んだこともないでしょ」「(上野さんや明日香さんは)タダでうちに来ちゃったんですよ」「息子産んでよかった」と独特の表現でコメントしていました。一般的に、子どもが大人になるまでには学費などさまざまなお金がかかり、それを親が負担しますが、平野さんは上野さんや明日香さんの成長に際してかかるお金をまったく払っていない状態にもかかわらず、義娘として家族になってくれた……ということを「タダでうちに来ちゃった」と表現したようです。義母や義妹が料理研究家ということもあって、結婚後はそれまでほとんどしなかった料理にも挑戦しているという上野さん。これまでのお正月には握り寿司や肉巻きロール、おせちの黒豆やえびのうま煮を作り、今年のお正月にはいなり寿司にもトライする予定だといいます。また、夫の唱さんとの結婚にまつわるエピソードも。上野さんは「初めて買ったCD」が唱さんのバンド・TRICERATOPSのものだとテレビ番組で明かしたことがきっかけで、マネージャーを通してTRICERATOPSのライブに誘われたそう。忙しくてなかなか行けなかったそうですが、とある年末年始にたまたま時間が空き、TRICERATOPSのライブに初参戦。そこでステージでの唱さんを見て「すごい!」と感動し、TRICERATOPSの楽曲をすべて聴き漁ったとか。それまでは女優という職業柄、「(自分は)結婚しちゃいけない生き物なのかな」と思っていたそうですが、唱さんと交際してからは早い段階から「この人が結婚する人だと思っていた」と迷いがありませんでした。マネージャーにも、早々に結婚宣言をしていたといいます。結婚後は、アーティストというクリエイティブな仕事をしている唱さんから「いい刺激を受けている」という上野さん。それまで女優として、与えられた役柄を演じていたのが、「ものづくりに対して深く考える面白さ」を知ったことから、出演作の脚本から参加するようになったとも明かしました。
2023年12月04日女優の上野樹里が、2日に都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶に林遣都、熊澤尚人監督とともに登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、初共演・林遣都にメッセージ「一緒に共演できてよかった」イベントでは、12月6日に33歳の誕生日を迎える林に花束を贈呈するバースデーサプライズを実施。林は、今作で初共演となった上野について「会うたびに人を感動させる力を持った方」と表現。「先日僕がお米にハマっているとお話したら、きょうも舞台挨拶が始まる直前に、お米をプレゼントしてくださって。もうあと数分で移動しなきゃいけない空気が漂うなか、きれいな爪をしているのに、でっかいダンボールをベリベリと破いてプレゼントしてくれた」と上野の舞台裏の姿を明かす。これには上野も「舞台裏を丸裸にされた気が……」と照れた表情。自らも「確かにプロデューサーさんが『行きますよ』と言っているのにベリベリと(ダンボールを)開けて、『一粒万倍日に精米されたお米だよ~』ってやってました」と振り返っていた。また、上野も「遣都くんとこんな素敵な作品に携われて嬉しい。良子と笹のバランスも絶妙なコンビネーションで、登場人物が多くないんですが、見ごたえのある映画になっているのは、遣都くんのすさまじい集中力と表現力だと思います。一緒に共演できてよかったです」とメッセージを送っていた。
2023年12月02日俳優の林遣都が、2日に都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開記念舞台挨拶に、主演の上野樹里、熊澤尚人監督とともに登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■林遣都、33歳の抱負は「好きなことを見つける」イベントでは、熊澤監督から上野と林に感謝と労いの意味を込めた花束が贈呈されるサプライズを実施。さらに、12月6日に33歳の誕生日を迎える林に、上野が花束を贈呈するバースデーサプライズも行われた。MCからきっかけの言葉を受けた上野は、「えっ! まだ? ダブルサプライズ!?」ととぼけた様子で返しながらも、「お誕生日おめでとうございます~!」と林に花束を手渡す。そして、上野の先導のもと観客から「遣都くん、お誕生日おめでとう」という声援を受け取った林は、2つの花束で顔が埋もれ気味になりつつ、「33歳になります。俳優をやっていて良かったなって思えるような、人のためになれる今回のような作品に今後も関わっていけるようにがんばっていきたいと思います」とコメントした。改めて33歳の抱負を聞かれると、「えぇ~っと……」と悩みつつも「好きなことを見つける! なにか自分自身の日々を充実させるようなものを見つけていきたい」と笑顔を見せていた。
2023年12月02日映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、『隣人X』公開記念舞台挨拶に登場きのう1日に公開を迎えた同作。上野は7年ぶりの映画主演作を夫でロックバンド・TRICERATOPSの和田唱とともに鑑賞したそうで「これから(映画館に)通い詰めることになりそうです。こんなことは人生で初めて」と話す。「こんなにスクリーンから語り掛けてくる映画に自分が携わっている……ひと言ひと言が胸に突き刺さってくるし、これは映画館で味わうべきだと思いました」とアピールした。内容をすでに知っている上野は、観客の反応を楽しみに劇場に足を運んだそうだが、「わくわくだな~くらいの感じだったんですけど、自分が(作品を)深く理解しているからこそ、どのシーンも突き刺さってくる」と思わず感動してしまったそう。さらに「終始、いろんなところで涙が流れそうになって……お手洗いに行くためにハンカチを持ってきていたのに、まさか涙を拭くために必要になるとは(笑)。でもなかなかカバンから取れなくて涙がダラダラと流れていました」と、笑いを誘った。また、夫・和田の反応を聞かれると、「試写とかで観られた方も、『もう1回観たい』とおっしゃっていた方が多い。私自身もそうなっているし、夫も『すごくおもしろかった。けどもう1回観たい。すごくいい映画』という感想でした」と絶賛を受けたことを明かした。
2023年12月02日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の9話が12月1日に放送。久しぶりに賢二と一緒に食べられる夕食に喜ぶ史朗の姿に「ケンジ愛も全面に出てて最高だった」や「涙ぐんでしまった」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中で店長になった美容師・賢二を内野聖陽、賢二の勤める美容院の店長・三宅祐をマキタスポーツ、賢二の同僚・田渕剛を坂東龍汰、田渕の恋人・千波を朝倉あきが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。5月中旬。ベトナム傷心旅行から帰国した店長の三宅祐(マキタスポーツ)は、賢二(内野聖陽)にベトナムに出店したいという新たな野望を打ち明ける。そして、独身になり年齢的にも新しいことにチャレンジするなら今がラストだと考え決意した祐は、今の店舗を賢二に任せたい様子。しかし、賢二は史朗(西島秀俊)とすれ違いになることに心配そう。そこで、賢二の事情を知った史朗は「店長に向いている」「がんばってみるのもいいんじゃないか」と言って背中を押すのだった。だが予想通り、賢二は毎日夜11時過ぎに帰宅し翌朝も早い時間に出ていく状況に。結果、ふたりで食卓を囲む回数は明らかに減ってしまう。仕方ないことは理解しつつも、ふたりで食事ができない状況に賢二は「つまらない!」と嘆き、史朗もまた同じことを考えていた。背中を押した自分と今の状況を「つまらない」と思う自分。矛盾した感情を抱く自分自身に腹を立てた史朗は、その日、思いっきり賢二が好きなメニューばかりの夕食を作ることに。そんな史朗も新たなチャレンジの時を迎えようとしており――というのが9話の展開。史朗となかなかご飯が食べられず不満を感じていた賢二は、普段自分の食事に気を遣ってくれている史朗のことを思うと罪悪感もあるものの、田渕(坂東龍汰)にもらったチケットを使うため葛藤しながらもラーメン店へ。するとそこへタイミングよく史朗が現れる。ラーメン店には仕事で来た史朗だが、後ろめたさのあった賢二はオロオロ。そんな一連のラーメンシーンにSNSでは「ラーメン屋さんの前で葛藤するケンジかわいい。欲望には逆らえないよね」や「ラーメン屋でばったり会ってしまった時の2人が最高すぎて」、「ラーメン見られたケンジの落ち込みようかわいすぎる」などの声が。その後、自分が背中を押したものの今の状況に不満を感じている自分に腹を立てていた史朗は、心機一転、賢二の好きなメニューばかりを作ることに。そして油淋鶏を作った史朗は、帰りが遅いと思っていた賢二が早く帰ってきたため、「なんだよ、早いじゃないか。どうした」と喜びの声を上げる。そんな史朗の嬉しそうな表情に「久しぶりに二人で食べれるの確定した時のシロさんの超嬉しそうな顔、西島さんの中にある(内野さん演じる)ケンジ愛も全面に出てて最高だった」や「ケンジが早く帰ってきた時のシロさんの嬉しそうな顔見て涙ぐんでしまった」、「揚げたて食おうぜ、手洗ってこい!って嬉しそうなシロさんにやられてしまった」などの声が上がっている。事務所の修先生が刑事弁護教官になるかもしれないと聞き、事務所を引き継ぐ覚悟を決めた史朗。ますます多忙になっていくふたりが、どのような時間を過ごしていくのか。次回も目が離せない。【第10話あらすじ】上町弁護士事務所を引継ぐ覚悟を決めた史朗は、上町美江(高泉淳子)にその意思を伝えるが、みんな信じられないという反応を見せる。しかし史朗は、修(チャンカワイ)と共同であること、定時帰宅を死守することが条件ではあるが、修が刑事弁護教官になった場合は自分がメインで回すという気遣いまで見せる。そんな史朗が帰宅すると、賢二からお願いがあると言われる。賢二によると実家に帰宅した際、母・峰子(鷲尾真知子)が「史朗に会いたい」と言い出し、できれば姉も一緒に食事をしたいと提案されたらしい。そこで史朗は、峰子らが住んでいる場所も考慮して、上野の老舗鰻屋の個室を自ら予約する。当日。史朗だけでなく賢二もガチガチに緊張。賢二の話では、峰子が史朗に会いたい理由を明かさないといい、なぜ急に会いたいと言い出したのかわからずにいた。やがて賢二の家族が到着するが、史朗を見るなり「素敵な人だ」と盛り上がる姉たちに対し、峰子は一人冷静。ふたりはそんな峰子の一挙手一投足が気になって仕方がないが、食事会は和やかに進んでいく。そして料理も終わりに差し掛かった頃、「ちょっと湿っぽい話になるけど…」と切り出した峰子は、抱えていたある思いを吐露し始め――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月02日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。異質な存在に触れるとき、人の本質が垣間見えるのだとしたら、若くして将軍になった彼女は、真っ先に相手の身体そのものを案じた。得体のしれない相手だとしても寒いのはいけないと上着を差し出して、その次に出た言葉は、裸を他人に見られたのは苦痛であったろうといういたわりだった。血筋と願いを世代を超えて繋いでいくことがNHKドラマ10『大奥』の縦糸ならば、人の上に立つ器とはどのようなものかは、横糸に違いない。様々な女将軍たちが、希望と苦悩を抱えながら世代を繋いだ物語の中で、最後の『女』である将軍・徳川家茂(志田彩良)と、そのパートナーである和宮の物語が始まろうとしている。※写真はイメージ男だけがかかる伝染病で、男性の人口が極端に減った架空の江戸時代。世の中を動かしたのは女たちだった。政治を行う将軍もまた女で、大奥は将軍の夫となる男達が集められた。苦闘の末に伝染病は克服され、人口比が戻って再び男性中心の世の中となりつつある幕末、家茂はその聡明さと人格を見込まれ、女でありながら十四代将軍となった。幕末の難局を乗り越えるため、公家から夫となる和宮を迎え入れるものの、やってきたのは和宮を名乗る男装した女(岸井ゆきの)であった。シーズン1から続いた長い男女逆転の物語も、いよいよ最後のクライマックスに入ろうとしている。やはり今回の見所は、年若く将軍となった家茂の太陽のような愛情と包容力だろう。このドラマの家茂は広い視野と素直な愛情を持ち合わせた人物である。前将軍の家定(愛希れいか)から、開国について問われた時にも「外国とて武力を振るうのは犠牲の多いことだろう」と意見を述べ、外国人とて同じく人であるというバランス感覚を感じさせた。早逝した家定もまた、同様に聡明で愛情深い女将軍だが、彼女の複雑で過酷な生い立ちが、愛情表現をどうしても抑制されたものにせざるをえなかった。また、そういう分かりづらさが家定の魅力でもあった。一方、家茂の愛情はエネルギーの尽きない太陽のようだ。万人にふりそそぎ、心を温め自然に開かせる。今回、原作になくドラマで加えられた要素で特に印象的だったのは、上洛前、寝室で家茂が和宮に語りかける言葉だった。「民にとっても宮様は光だからです」「そのお方がそこにいらっしゃる、ただそれだけで図らずも救われる人間が山のようにいる。そのようなお方を、世の光と呼ぶのだと私は思います」この場面の会話自体は原作に沿っているが、『光』という単語はドラマの脚本特有のものである。それは和宮の孤独な魂が、家茂の放つ不滅の光に呼応して月のように美しく輝きはじめる瞬間を捉えた言葉だったと思う。※写真はイメージ美しいものに触れることで、初めてその実体を知り、自分もまたそうありたいと自然に願うように、和宮は家茂とのやりとりの中で、初めて将軍の配偶者としての自分の運命と義務に思いを馳せる。総触れに供を連れずに一人で現れ、家茂に付き従う和宮の姿は清々しく美しかった。そして互いに視線を見交わす家茂と和宮の微笑みは年相応の少女めいて、どこか悪戯っぽく、その愛おしさに胸つかれる思いだった。万人を照らす太陽のような女将軍を志田彩良が初々しく真っ直ぐに演じ、そして中性的で、厭世的で、孤独で、しかし心に愛情深さを秘めた和宮という難役を、岸井ゆきのが見事に演じている。口を開けば皮肉ばかりを言うけれど、どこか妖精のような和宮の立ち居振る舞いには嫌な苦みが残らない。※写真はイメージ岸井ゆきのと言えば、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』(2018年)でヒロインの姪を、同じくNHKの『恋せぬふたり』(2022年)ではアセクシュアルのヒロインをと、どちらかと言えば無垢で明るい役柄が印象にあったが、今回は陰のある役も見事に演じている。改めて今作の、俳優の既存のイメージを塗り替え、新しい魅力を次々と引き出していく脚本と演出の腕に拍手を贈りたい。心が通じ合い、穏やかな日々を送るかに見えた家茂と和宮だが、家茂の上洛が二人に暗い影を落とそうとしている。幕末から明治維新に向かう激流は、二人の女と大奥の面々をどこに連れていくのだろうか。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年11月30日2023年11月30日放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、俳優の上野樹里さんが初出演。料理愛好家である平野レミさんの息子で、ロックバンド『TRICERATOPS(トライセラトップス)』のボーカルを担当する、夫の和田唱さんとのなれそめを語りました。『TRICERATOPS』の曲が好きだった上野樹里上野さんは、2016年に和田さんと結婚しています。出会いのきっかけは、上野さんがバラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演した際、「何歳の時に初めてCDを購入した?」と質問されたこと。フリップに年齢とともに『TRICERATOPS』の曲『if』と書いたところ、視聴していたファンが和田さんに伝え、上野さんのもとにライブの案内が届くようになったとか。しかし、上野さんは忙しさから、6年ほどライブの誘いを放置!年末年始をまたぐドラマの撮影があった時、実家に帰る時間もなく「ライブでも見に行きたい」と思ったタイミングで、『TRICERATOPS』から案内が届いていたため、ようやく足を運んだそうです。その後は、『TRICERATOPS』のマネージャーから「リハーサルに遊びに来てください」と連絡が来るように。こうして2人の交流が始まったのでした。上野樹里が和田唱に感じたこと番組で司会を務める黒柳徹子さんから「すぐに結婚を考えたの?」と聞かれた上野さんは、和田さんの第一印象について、このように語っています。第一印象はあまり…「すごいな」という感じじゃなくて、「大丈夫なのかな、理解者いるのかな」みたいな。「すごく光るものを持っているのに、それをうまく発揮できているのかな」と、心にすごい引っ掛かる感じがあって。でも次の日の、年末のライブの本番を見た時には「すごい」と思って。それで『TRICERATOPS』のCDを根こそぎ全部買って。全部聞いて。徹子の部屋ーより引用第一印象で、和田さんの才能に心を射抜かれた上野さん。早々に結婚の予感がしていたようです。もしかしたら早い段階で、「この人が結婚する人だ」と思っていたかもしれない。当時マネージャーに、「私結婚しますから」ってすごい真顔で、ドラマの打ち上げの時にいっていたらしいですね。結婚しちゃいけない生き物なのかなって、どっかで思っていたみたいで。やっぱり、結婚すると女優さんって仕事できなくなっちゃったりとかあるじゃないですか。それに対して誰も別にとがめてないのに、こっちは闘いの熱意を燃やして「結婚しますから」っていっていたみたいなんですよ。徹子の部屋ーより引用上野さん自身が和田さんとの結婚に積極的で、揉めごとにならないよう、事前に周囲に話を通していた様子。結婚後は、夫婦で役割分担をして支え合っており、日常のささいな会話からもいい影響を受けているといいます。2人のなれそめや、夫婦関係に心を動かされた人たちからは、このような反応がありました。・2人の出会いがすごく素敵です。・番組で映された夫婦の写真、和田さんが幸せそうな笑顔でいいね!・この夫婦、一緒に歌のLive配信とかをInstagramでしているんだよ。仲がよくて好き。・上野さんが出演した、ミュージカル『のだめカンタービレ』の劇中曲を和田さんが担当していたのも初めて知りました。愛ですね!互いのクリエイティブな部分を尊敬し、支え合って楽しく暮らしている、上野さんと和田さん。これからも、夫婦で手を取り合っていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月30日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の8話が11月24日に放送。史朗が賢二を思い出すものとしてあげたエピソードに「うるっときた」や「愛しかない」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中の美容師・賢二を内野聖陽、賢二の勤める美容院の店長・三宅祐をマキタスポーツ、妻の玲子を奥貫薫、賢二の同僚・田渕剛を坂東龍汰が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。娘の大学の入学式帰りの三宅祐(マキタスポーツ)と玲子(奥貫薫)が、夫婦揃って美容院に現れる。しかも、ひと段落着いたのを機に仲良くふたりでベトナム旅行に行くらしい。離婚間近と思っていた賢二(内野聖陽)たちは関係が修復したと安堵するが、田渕剛(坂東龍汰)だけは「人の気持ちは簡単に修復しない」と否定的だった。その頃、史朗(西島秀俊)は離婚の相談を受けていた。依頼者の北林敏子(村岡希美)は、夫・盛綱(桜井聖)から浮気相手と結婚したいと離婚を突きつけられたが、別れたくないという。状況的に慰謝料をもらって離婚したほうがいいと勧める史朗に、敏子は夫が国際ロマンス詐欺にあっていることを告げる。実は送金額も半年で1,000万円にのぼっており、本人が被害を認めない限り警察に対応してもらえないため、「騙されていることを夫に認めさせて欲しい」というのだった。そこで史朗は盛綱と対面するが、盛綱は浮気相手を盲信しており「彼女の夢の応援をしたい」の一点張り。新たな送金依頼もあったため、史朗は強行手段に出ることにし――というのが8話の展開。関空で彼女が足止めされているという話を聞いた史朗は、盛綱と一緒に関空へ。そこで同じ被害にあっている人が他にもいることを知った盛綱はようやく詐欺を認め、依頼者の敏子と結婚生活を続けるのだった。一方、玲子との仲が修復に向かっていると思われた祐は、離婚。祐がついに離婚したことに興味津々で耳を傾ける田渕だったが、修羅場がなく意外とあっさりした展開にガッカリする。そんな田渕にSNSでは「さすがゴシップ大好き田渕くん、食いつきが違う」や「修羅場期待してた田渕くんのテンションダダ下がりw」、「他人の不幸を嬉々として見るけれど決して憎めないの、田渕くんとジルベールは得な属性だと思う」などの声が。また、二組の夫婦の正反対の決断とその決断を下す際に思い出したことについて考えた賢二は、「人が決断するとき、相手の何を思い出すかってほんと人それぞれだし結末も違うんだね」と一言。そして、自分について史朗が何を思い出すか気になった賢二は「シロさん、シロさんはもし俺のこと思い出すとしたら何を思い出す?」と質問するのだった。すると史朗は「玉ねぎ」とポツリ。それを聞いた賢二は「え、俺が玉ねぎ好きだってこと?」「情緒がない」と返すが、実は史朗は心の中で「お前が玉ねぎを買いに行ってくれたことだよ」と思っていた。そんな史朗の思いに「玉ねぎ…こないだケンジが「勝手に使っちゃった!ごめんね」って買いに行ってくれた時のやつ!!シロさん涙ぐんでたやつ!!あれは視聴者もうるうるきた!」や「シロさんがケンジの事を思い出すエピソードが玉ねぎっていうのが、ケンジには伝わってないけど、私達には伝わってうるっときた」、「ケンジを見つめながら、玉ねぎを買ってきてくれたあの日のことを思い出すシロさん。愛しかない」などの声が上がっている。【第9話あらすじ】5月中旬。ベトナム傷心旅行から帰国した店長の三宅祐は、賢二にベトナムに出店したいという新たな野望を打ち明ける。独身になり、年齢的にも新しいことにチャレンジするなら今がラストだと考えた祐は、旅行中にできた現地での縁もあって決意したようだ。そして「もう失うものなんかナンもないんだよ!」と涙目で訴える祐は、今の店舗を賢二に任せたい様子。しかし、忙しくなると史朗とすれ違いになってしまうと賢二は心配そう。そして、そんな賢二の事情を知った史朗は、「店長に向いている」「がんばってみるのもいいんじゃないか」と言って背中を押すのだった。だが予想通り、賢二は毎日夜11時過ぎに帰宅し翌朝も早い時間に出ていく状況に。結果、ふたりで食卓を囲む回数は明らかに減ってしまう。そして史朗もまた仕事の負担が激増する事態に。仕方ないことは理解しつつも、ふたりで食事ができていない現状に賢二は「つまらない!」と嘆き、史朗もまた同じことを考えていた。背中を押した自分と今の状況を「つまらない」と思う自分。矛盾した感情を抱く自分自身に腹を立てた史朗は、その日、思いっきり賢二が好きなメニューばかりの夕食を作ることに。そんな史朗も新たなチャレンジの時を迎えようとしており――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日板野友美さんにとって夫は「竹野内豊似」板野友美さんは2021年1月、東京ヤクルトスワローズに所属するプロ野球選手の高橋奎二(けいじ)さんと結婚し、同年10月に第一子となる女の子を出産しました。動画で板野さんは、義妹のみゆさんとざっくばらんにトーク。みゆさんは以前にも板野さんのYouTubeチャンネルに登場しており、とても仲がいいようです。好きな異性のタイプの話題になると、みゆさんは「男らしい人」「ワイルド系」と回答。好きな芸能人が竹野内豊さんだと明かすと、板野さんは「けけ(高橋さんの愛称)じゃん!」とすぐさま反応していました。みゆさんは「似てないよ〜」と否定していましたが、板野さんは高橋さんが竹野内豊さん似だと感じているようです。みゆさんと高橋さんは普段から連絡を取ったり、会った際にもたくさん会話したりすることはないそう。兄妹といっても、大人になるとそんな感じになりますよね。それを聞いた板野さんは、初デートの際にも高橋さんから積極的に会話することはなかったと明かし、「そういう人なんだと思う」。また、みゆさんに高橋さんについてどう感じているのか聞かれた板野さん。いくら仲良しとはいえ、義理の家族と夫婦関係については話しにくい、照れくさいと感じる人も多いと思われますが、板野さんは高橋さんの好きなところを堂々と、たっぷりと語っていました。板野さんいわく、高橋さんは「今までの人生で出会ったことがない人」で、「尊敬しているところもたくさんある」一方で「価値観が全然違う」と感じることも。「話し下手」であるがゆえに、時にケンカになることもあるそうですが、「家庭のことをめちゃくちゃできる」「ひとつのことを始めると完璧にこなせる」「いろんな才能がある」「常にリスペクトしている」と絶賛し、「本当しっかりしてるし真面目だし、すごい素敵だなっていつも思ってます」と惚気ていました。結婚して子どもが産まれると、夫婦関係が変化することがよくありますが、大好きな気持ちや尊敬の気持ちを持ち続けられるのはすばらしいことですよね。
2023年11月25日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。これ以上はないような幸福を経験した後に、それを突然奪われるとしたら、最初から幸福を得ない方がまだましか、あるいは奪われて絶望するとしても、それでも一度は得る方がましか。NHKドラマ10『大奥』の8話を見ながら、そんなことを考えていた。たとえ奪われても幸福を得たことに後悔はないという人は少なからずいるはずだと思う。それでも、幸福を失った理由がわからないままだとしたら。そして、その一因に自身が関わっているかもしれないという疑いが晴れなかったとしたら。それは化膿した傷口のように、長く治りづらい悲しみに違いない。※写真はイメージ男だけがかかる伝染病により、男子の人口が極端に減った架空の江戸時代。労働も政治も女が担っていた。鎖国による奇妙な安定の時代を経て、国力の低下を憂えた八代将軍吉宗(冨永愛)の悲願と世代をまたぐ研究者の苦闘によって伝染病は克服される。人口比は半々に戻り、社会も徐々に男中心になっていく一方で、依然男に交じって家督を継いだり、政治に携わる女達もいた。おりしも時は幕末。過渡期の社会にアメリカの黒船がやってきて開国を迫る。時の将軍は徳川家定(愛希れいか)。女性であり、幕府の体制維持のために薩摩藩から御台所・胤篤(福士蒼汰)を迎えていた。この男女逆転の『大奥』で屈指の愛の場面といえば、一つは序盤、家光と有功が最初に心を通わせて抱擁するシーンだと思う。そして右衛門佐(山本耕史)が綱吉(仲里依紗)に男女のありようを説く場面。さらにもう一つ、今回の家定が胤篤に「そなたが好きなのだ」と涙とともに告白する場面である。※写真はイメージこの原作でも胸迫るシーンに、脚本は「しかし実のところ、私にはしかとわからぬことであったのだ。何をもってこの男を好き嫌いだと人は言うのか」という家定の言葉を付け加えた。自身では愛が何なのかを知らない過酷な人生で、それでも部下や周囲を優しく思いやってきた女の高潔な魂がさらに実感できる一言である。そして愛する家定を突然失った胤篤の悲痛は、ドラマでは映像として見るぶん、一層深く苦しい。描き方も、原作以上にドラマの胤篤は絶望し、泣き、怒っている。その描き方に、福士蒼汰は炎のような熱量をもって応えた。※写真はイメージ薩摩の隠密である中澤(木村了)との火花が散るやりとりも、井伊直弼(津田健次郎)に激しく詰め寄る場面も、福士が発散する荒んだ怒りに圧倒される。そして次の将軍となる家茂(志田彩良)と生前の家定が願った世の中を語るうちに心の鎖が緩み、義父上と呼ばれた瞬間に荒んでいた瞳に灯りがともる様は見応えがあった。同時に、絶望にのたうつ胤篤を静かに見守り、形にならない思いやりで支える瀧山を演じた古川雄大の佇まいも素晴らしく、二人の俳優の動と静が悲しみの場面を一層味わい深いものにしていた。※写真はイメージ愛が通じ合った幸福の後の死別は、五代将軍・綱吉と右衛門佐で、そして父親と娘の関係性は同じく綱吉と桂昌院(竜雷太)、そして家定と家慶(高嶋政伸)で描かれている。だが、作中で時代を変えて繰り返し描かれるそれらは、少しずつ救いと解決が示されながら繰り返される。胤篤は愛する人と突然死別する悲しみに沈みながらも、周囲の支えを得てその遺志を実現するべく立ち上がる。義父と義理の娘である胤篤と家茂は、互いを尊重してよりよい幕府のありようを探ろうとしている。そして、吉宗と久通(貫地谷しほり)、綱吉と柳沢吉保(倉科カナ)、茂姫(蓮佛美沙子)とお志賀(佐津川愛美)といった女二人の固い絆を描いてきた本作に、最後に主従ではない、将軍と御台という形で二人の女が登場する。国の舵取りに希望を抱く家茂と、男と偽って降嫁してきた和宮。※写真はイメージ考え方も育ち方も全く違う二人の女は、どんな物語を見せてくれるだろうか。性愛と血筋、そして統治を描いてきた壮大な物語は、最後の山場を迎える。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年11月24日舞台『おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』の公開ゲネプロが23日に東京・シアター1010にて行われ、キャストが取材に応じた。同作は、20歳を過ぎてもニート生活を続ける6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」を舞台化した『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』の新シーズン。新キャストを迎えた舞台となる。おそ松役に中西智也、カラ松役に大野紘幸、チョロ松役に杉咲真広、一松役に三井淳平、十四松役に中村碧十、トド松役に本間一稀の6名が決定。そして6つ子のイケメンver.であるF6役として、F6おそ松役に草地稜之、F6カラ松役に中本大賀、F6チョロ松役に松井健太、F6一松役に磯野亨、F6十四松役に木村優良、F6トド松役に松本勇輝とフレッシュな面々が集結。ほかトト子役の太田夢莉、イヤミ役の瀬戸祐介、チビ太役のkayto、橋本にゃー役の福山絢水が出演する。○■舞台『おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~2nd SEASON』公開ゲネプロを実施舞台第1弾~第3弾でおそ松役を務めた高崎翔太が脚本、F6おそ松役を務めた井澤勇貴がダンスの振り付けで参加しているが、中西は「翔太さんと記者会見の時に話させていただいて、『自分らしく演じれば自然とおそ松になれるから、そこは気にしないで頑張ってほしい』と言われました」と感謝する。草地は「井澤さんが、稽古場や自主練にも足を運んでくださって。F6のお笑いって、よくわかんないお笑いなんですよ。けっこう不安で、お客さんに本当に笑ってもらえるかなあと悩んで相談したら『それが正解なんだ』と。『自信を持って楽しめばお客さんは笑ってくれるよ』と言ってくださって、胸を張ってやり切ろうと思いました」と明かした。中本も「原作を見つつ、前作の和田(雅成)さんを見てF6カラ松をやりたいなと思ってオーディションで希望して、今こうやってステージに立たせていただけているので、嬉しい気持ちでいっぱいです」と、先輩の姿に憧れを持っていたという。「粗通しの時も足を運んでいただいて、すごく素敵だった。LINEでも言葉をいただいて、自信になったので、今からすごく楽しみだなと思います」と意気込んだ。杉咲は「最終稽古までいろんなことを話し合ってて、6つ子会議が開かれました」、松井は「F6はダンスがメインなので、常に自主練をしました」「F6がやっている時は6つ子会議をしていて、6つ子がやっている時はF6は通し稽古していて、常にどっちかが稽古している。ストイックにやり込めた期間だったんじゃないかなと思ってます」と振り返る。三井も「6人でもいいスタートから始まって、ずっと仲良くいくと思ったらお話をし合ったりという日もあったし、関係が深まっていったなと感じますね。秘めたる愛があるところは似ているかなと感じました」と絆について語った。会見後にはフォトセッションが行われたが、準備のために時間が余り、なぜか1人ずつ一発芸をする流れも。キャスト陣はそれぞれツッコミ合いつつ、和気藹々とした様子を見せていた。公演は東京・シアター1010にて11月23日~27日、兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて11月30日~12月3日。
2023年11月23日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。NHKドラマ10『大奥』は、つくづく『めでたしめでたし』のない物語である。物語としては将軍と配偶者が次々と登場し、婚姻関係を結び、政治を行うものの、誰かの一つの幸福は次の不幸を呼び、しかしその不幸は次の世代の発展に繋がっていく。まさにねじりあう縄のように、悲しみと喜びが不可分に絡み合う。どこまでも単純ではない、視聴者としては一筋縄ではいかないドラマだと思う。男だけがかかる伝染病で、男の人口比が極端に減少した架空の江戸時代。労働の担い手は女性になり、政治の頂点も女将軍だった。大奥に集められるのは数多の美男。社会は鎖国の上で奇妙に安定していたが、八代将軍吉宗(冨永愛)は国力の衰退を憂えて伝染病の撲滅に乗り出す。多くの犠牲と苦難の果てに伝染病は克服され、社会は男中心に戻るが、男女逆転時代の名残もまだ所々に残されていた。黒船来航の混乱の中、女将軍・家定(愛希れいか)と、同じく女性にして老中職の阿部正弘(瀧内公美)は国の舵取りに奔走することになる。※写真はイメージ三代将軍の家光(堀田真由)と十三代将軍の家定。どちらも幼いころに自分の尊厳を傷つけられる過酷な体験をして、絶望とともに生きてきた女である。その二人にそれぞれ寄り添う夫として、福士蒼汰が二役で登場する。前シーズンに登場した有功は僧籍から還俗させられた青年であり、自身の中にも叶わなかった人生の哀しみを秘めながら、思いやり深く家光に寄り添っていた。いわば『慈悲の人』である。そして、今回登場する胤篤(たねあつ)は、未来の天璋院で、薩摩藩から政治工作を含められて大奥にやってきた青年。ドラマにはなかったが、原作では胤篤が女性に優しいために、男尊女卑の激しい薩摩では異端の存在だった過去が描かれている。※写真はイメージ政治工作の密命を帯びながらも、胤篤には悲壮感や下心めいたものは感じられず、その温和さや理知的な会話で傷ついた家定の心を癒やす。現実に即して一つ一つ問題を解決すれば、自ずと万事良い方向に進むと信じている胤篤は『希望の人』である。その二人を声や笑顔、絶妙な立ち居振る舞いで福士蒼汰は演じ分けている。福士蒼汰の魅力の一つに声の良さがあるが、有功では柔らかく潤んでいた声が胤篤の時にはからりとした張りがあり、品の良さは残しつつも来し方の違う二人の青年を表現していた。家定と胤篤が心を通わせる一方で、アメリカとの通商条約を巡って幕政が揺れる最中、家定を支えてきた正弘は不治の病に倒れてしまう。瀧山(古川雄大)が見舞いに持参したカステラを泣き笑いながら押し頂く正弘の姿は、かつての家定との切なく愛おしい日々を大事に抱きしめるようで、ただただ切ない。そして病弱だった家定が胤篤との日々で健康になった姿を見届け、正弘は遺言のように「どうかこれよりは誰よりもお幸せになって下さいませ」と言い残して幕府を去る。それは、実父からの性暴力や毒殺が蔓延する将軍家の有り様に絶望し、自分の幸福を諦めて生きてきた、大切な主君であり愛する友人でもある家定に、諦めないでほしい、掴み取ってほしいと背中を押す言葉だったのだと思う。正弘の言葉を受けとめた家定は、献身よりも生きていてほしかったと怒り嘆きながらも、過去を乗り越えて胤篤との愛に踏み出す。愛おしく大切なものを得るということは、いつか失う恐れと表裏でもある。※写真はイメージそれでも、固く寄り合わされた縄は次の世代に何かを繋ぐだろう。吉宗(冨永愛)が赤面疱瘡の撲滅を願い、その時代には糸口すら得られずとも、田沼意次(松下奈緒)がその遺志を引き継いで、研究の果てに糸口を見つけた。その糸口は一度は切れてしまうが、次の世代で熊痘として蘇り、多くの人々を救った。国としての滅びを回避する道は、まだ途上にあるが、それもまた世代を継いでバトンが渡されていくはずだ。本人にとって「何もなしえぬ人生」と思えたとしても、その情熱や願いは誰かに受け継がれていく。瀧内公美が一気に駆け抜けるように演じた阿部正弘の生き様はそれを見せてくれたと思う。※写真はイメージちなみに7話の後、同じくNHKのドキュメンタリー番組『100カメ』で、今作『大奥』の美術担当の様子が紹介され、衣装や照明・セットの驚くほどの細やかさや高い技術を垣間見ることが出来た。私たちが漠然と「素晴らしいな」「美しいな」と感じるバックボーンに、高度な技術と熱が込められているということに、改めて頭が下がる思いである。物語は終盤にかかっている。この素晴らしいドラマの幕が近いと思うと寂しさは否めないが、疫病禍を経て描かれるこの人間賛歌が、今、私たちに何を残してくれるのか、しっかりと見つめたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年11月17日