くらし情報『【『大奥 Season2』感想7話】福士蒼汰、瀧内公美が表現する人生の禍福』

2023年11月17日 17:15

【『大奥 Season2』感想7話】福士蒼汰、瀧内公美が表現する人生の禍福

【『大奥 Season2』感想7話】福士蒼汰、瀧内公美が表現する人生の禍福

SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

NHKドラマ10『大奥』は、つくづく『めでたしめでたし』のない物語である。

物語としては将軍と配偶者が次々と登場し、婚姻関係を結び、政治を行うものの、誰かの一つの幸福は次の不幸を呼び、しかしその不幸は次の世代の発展に繋がっていく。

まさにねじりあう縄のように、悲しみと喜びが不可分に絡み合う。

どこまでも単純ではない、視聴者としては一筋縄ではいかないドラマだと思う。

男だけがかかる伝染病で、男の人口比が極端に減少した架空の江戸時代。


労働の担い手は女性になり、政治の頂点も女将軍だった。大奥に集められるのは数多の美男。

社会は鎖国の上で奇妙に安定していたが、八代将軍吉宗(冨永愛)は国力の衰退を憂えて伝染病の撲滅に乗り出す。

多くの犠牲と苦難の果てに伝染病は克服され、社会は男中心に戻るが、男女逆転時代の名残もまだ所々に残されていた。

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