日本でもじわじわ増えてきている、サスティナブルなランジェリー。一昨年からヨーロッパへ筆者が取材に行くようになって、ヨーロッパに住む人や新しいデザイナーズブランドからよく聞くのが「商品自体がサスティナブル」であること。たとえば、フランスのブランド「Nenes(ネネ)」はペットボトルを原料とした糸で生地をつくり100%再生繊維の商品が特徴のランジェリーブランド。また、同じくフランスのランジェリーブランド「Noo(ノー)」は、環境に配慮した素材でのランジェリーづくりはもちろん、商品の生産に関わる工場の従業員たちの働き方が“持続可能”であるかどうか、定期的に工場へ訪問して確認しています。このような働き方にもサスティナブルの概念を取り入れており、フランスのランジェリー業界では、サスティナブルな選択が非常に進んでいる印象でした。日本でも今年に入り、サスティナブルなランジェリーを販売するブランドが増えました。ここからは、日本で購入可能なサスティナブルなランジェリーブランドを5つご紹介します。1.Allbirds(オールバーズ)アメリカのD2CブランドAllbirds(オールバーズ)より今年6月に発売されたばかりのアンダーウェア「Trino Undies(トリノ ウンディーズ)」。原宿のショップに行ってきました。生地はオールバーズを代表するユーカリの木の繊維とメリノウールの混紡素材を使用。肌触りがよく、気持ちがいい。インナーウェアは箱入りなのですが、箱には1.2、3.7などの数字の記載があります。なんの数字なのか店員さんに聞いてみるとその製品を作る際に排出された二酸化炭素(CO2)排出量を表す数字だそう。なぜ表記しているのか、伺うと「まず知らないと減らせないから」とのこと。私たちは生きる上で、必ず二酸化炭素を排出しています。家で使うエアコンや冷蔵庫。移動する時に使う電車や車。なんとなく知ってはいるけど、生活のために排出されている二酸化炭素の量がどれくらいなのか知っている人は少ないのではないでしょうか?オールバーズは、アパレル業界で世界初カーボンフットプリント(温室効果ガス排出量 )を表記したブランドとのこと。製品はリラックス感のある着心地で、ウィメンズ、メンズお揃いのカラーもあり。ギフトにも喜ばれそうです。2.UNDERSON UNDERSON(アンダーソン アンダーソン)出典:管理されたカナダの森林に育ち、環境に配慮した生産・加工の工程から生まれた地球にやさしい和紙を使用したアンダーウエア。肌に触れるところは99.9%和紙でできています。環境に優しいだけではなく、消臭・吸水・速乾・自動温度調整など機能性に優れた素材のため、幅広い年齢層にオススメです。3.K+1%(ケイプラスワンパーセント)ファッション性の高いサニタリーランジェリーが特徴の「K+1%」からはサスティナブルなフリルテディが発売。出典:こちらの商品は、ユーカリを原材料とするテンセルを95%使用し製造工程において水、化学薬品、エネルギーの使用量はオーガニックコットンなど他の繊維よりもはるかに低くサスティナブル。吸湿性に優れ、細菌の増殖も抑えます。私も手にとってみたが、トロッとした触り心地で気持ちが良くこの夏、家でずっと着ていたいと思うテディでした。4.EMILY WEEK(エミリー ウィーク)出典:エミリーウィークは生理周期を軸に、女性の4週間のバイオリズムに寄り添った新たなライフデザインを提案するブランド。インナーウエアの素材にはソーシャルプロジェクトから生まれた人と環境に優しいオーガニックコットン「bioRe COTTON(ビオリコットン)」を使用し、優しい肌あたりが特徴です。リラックス感のある着け心地でバックオープンのトップスとコーディネートできるような商品も。5.intimissimi(インティミッシミ)出典:でおなじみ、インティミッシミからも今年初のサスティナブルライン「グリーンコレクション」が発売されました。サスティナブルの厳しい基準を設けたBluesign®の認証を受けたシルクなどを使用したランジェリーは、デザインや着け心地はそのままに、サスティナブルな選択ができるのはうれしいですね。
2020年08月14日夏のランジェリーと身体の3大悩みといえば1.暑くて蒸れて、不快。2.洋服からランジェリーがチラ見えてしまう3.洋服からランジェリーが透けてしまう以上の3つではないでしょうか。ここでは、そんなランジェリーにまつわる夏のお悩みごとに、この夏におすすめしたい最新ランジェリー情報をお届けします。ランジェリーを適切に選び着用すれば、むしろ着けていないときよりも心地よく快適に過ごせる……とおっしゃる方も少なくありません。これからのランジェリー選びの参考にご覧ください。■「暑くてムレて、不快」だったら通気性が良く、乾きやすいものを暑い夏、汗やムレなどを気にすることなく快適に過ごしたいですよね。ムシムシする季節を心地よく過ごすためには、お肌の一番近くにあるランジェリーを変えるのが一番。ブラジャーと肌着でできるムレ、汗による不快感を軽減してくれるアイテムをご紹介します。【トリンプ】スロギー オキシジン インフィニット ソフトブラ夏のブラは通気性がよく、乾きやすい素材のものを選ぶと◎。こちらの商品は、軽さと通気性の良さが特徴的な新素材スペーサーファブリックを使用した未来形ブラ。「スペーサーファブリック」とは、張り・コシがある非常に強い繊維で、洗濯に強く型崩れしにくいところも特徴です。通気性のよい素材にこだわることで、汗による肌トラブルなども起こりにくくなります。サイズはM・L展開。自分のサイズがわからない方は両方試着してバストを心地よく支えてくれるものを選んで。【ワコール】涼やかな空気をまとったような着ごこちの[リブタイプ]汗取りパッド付 キャミソール気温が高くなり、蒸し暑い夜が続くときには、着る枚数を極力少なくしたいと、肌着を着ない方も多いです。ですが、暑い夏こそ、ブラジャーの他に肌着を一枚着ることをおすすめします。最近では、接触冷感、吸汗速乾性に優れた素材を使用した肌着が発売されており、着た方が、快適・涼しく感じるという方も少なくありません。こちらの商品は「汗取りパッド付き」「銀イオン(Ag+)による抗菌防臭効果、制菌効果」のあるキャミソール。夏に欠かせないアイテムです。■「洋服から下着が見えてしまう」進化系のヌーブラを試してみて肌見せが多くなる夏。洋服から意図しない形で下着が見えてしまうことに抵抗がある方もいるかと思います。でも自分の着たい洋服も楽しみたい……。進化系最新ヌーブラやブラキャミソールを上手に使えば、夏のオシャレを楽しむことができます。【インティミッシミ】シアーバック ストラップレス バンドゥブラオフショルダーやえり抜きなどで肩や背中がちらりと見えることも多い夏。ブラジャーのストラップの色や素材を意識して洋服とコーディネートしていれば見えてもOKですが、ランジェリーを見せない選択もオシャレのひとつ。こちらの商品は「進化系ヌーブラ」とも呼ばれていて、適切に着用すれば従来のヌーブラ以上にバストメイクが叶います。「進化系ヌーブラ」が従来のヌーブラと大きく異なる点は、サイド部分にも粘着素材が使われていること! 幅広い範囲でバストを支えられる仕様になっています。海外では「バックレスブラ」という名称で販売されていて、ブラジャーとヌーブラの“いいとこ取り”のような商品です。ヌーブラだとバストが寄り過ぎてしまう、バストの位置が下がってしまうという方は、ぜひ進化系ヌーブラをお試しください。【リンドラ】ブラキャミソール Nadiaノースリーブのアームホールなどからランジェリーがチラ見えすることを考えて、夏はブラキャミソールという選択も。トップスの色や素材と質感を合わせることで、統一感のある素敵なコーディネートに仕上がります。リンドラは今年5月にローンチしたばかりのブランド。アンダーバストにゴムを使用せず、包帯編機で編まれたストレッチ素材を使用しているため、夕方に身体がむくんだときでも安心です。また、洋服から見える可能性のあるキャミソールは、レースや光沢感があるものより、コットン素材で洋服のような質感のものが失敗しにくいです。■「洋服から下着の色や凹凸が透けてしまう」上質なシンプルデザインのランジェリーを洋服から下着が透けてしまうことへの対策として、「そもそも透けにくい色を選ぶ」や「Tシャツブラなどのカップ表面に凹凸がないブラを選ぶ」などはご存知の方も多くいるかと思います。ここでは数あるそういった透け対策商品の中からシンプルなアイテムを紹介。上質な商品を選ぶことでその違いを感じていただけるはず。DRESS読者おすすめの、上質インポートランジェリーブランドの商品をご紹介します。【シャンテル】モールドカップブラシャンテルは、フランスの歴史ある有名ランジェリーブランドで、2019年にはパリ国際ランジェリー展にてデザイナーズオブザイヤーをCL(シャンテルランジェリー)グループが受賞。シャンテルのブラジャーは快適な着け心地と、シンプルの中の凝ったディテールが魅力的で、大人のデイリーランジェリーとしておすすめしたいブラジャーです。また、白いお洋服に透けにくい色は、お肌の色よりもワントーン暗い色。ご自身の肌色に合わせて、透けない色を見つけてみてください。写真に写っているような、深みのある赤も白い洋服に意外と透けないので「ベージュやブラウン系のカラーは飽きてしまった」「好みではない」という方はぜひ一度お試しください。夏には夏を快適に、楽しむためのランジェリーがあります。今年の夏は、ランジェリーを替えて、快適で楽しい夏を過ごしてみませんか? 皆様のランジェリー選びの参考になったら幸いです。
2020年07月31日ファッション業界では数年前から「サスティナブル」という言葉をよく聞きますが、ランジェリー業界でも環境に配慮した素材で作った商品を販売するメーカーが増えてきました。ランジェリーを購入する消費者としてサスティナブルな商品を選ぶことも大切ですが、今日はランジェリースタイリストの私が考える「ランジェリーを購入する私たちにできる、もうひとつのサスティナブル」について提案します。■愛用できるものを長く着て、環境に優しい方法で捨てるそもそもサスティナブルとはなんでしょうか?簡単にいうと、地球環境を壊さず、限りある資源を使い過ぎないようにして未来の世代にも美しく平和な地球を残す、ということを目標とすることを意味しています。【選ぶ】長く愛用できるランジェリーを購入するサスティナブルな商品を選ぶことの他に私が提案したいのは、長く愛用できるランジェリーを選ぶこと。品質がよいことはもちろん、体にも心にもフィットする、長く愛用できるアイテムを選びましょう。以前の私は、新しいランジェリーを購入することが好きで、月数回ペースでランジェリーを購入していた時期があります。ランジェリーを入れ替えるペースがとても早かったんです。ですが、数年前の夏、「HANRO(ハンロ)」のブラキャミソールに出会ってからはそのペースが変わりました。自分のライフスタイルとあうランジェリーと出会うと、精神的にも満足度が高く、実用的でもあるので着用頻度があがります。こうなると新しいものが次から次に欲しくなる……といった状況に陥りにくくなります。ランジェリーは実用品でもあるので、好みのデザインで心が満たされても、生活にあっていないと着用回数は減ります。反対に、実用的であっても、心が満たされなくては、新しいものをどんどん求めてしまいます。筆者が購入したハンロのブラキャミソール【着る】長く愛用したいと思えるランジェリーを丁寧に着るどんなにいい商品も誤った着用方法や取り扱い方をしては着け心地が変わり、長く着用することは難しくなります。何より、自分が愛用したいとは思えないはず。長く愛用したいと思える商品に出会ったら、購入するときに、適切な着用方法・着用状態、取り扱い方法について確認しましょう。特に洗濯方法の確認は重要。ベストな洗濯の方法を、ご自身のライフスタイルで実現できない場合はベターな方法を見つけましょう。たとえば、ランジェリーはデリケートな素材を使用しているため多くの場合、手洗いでの洗濯方法が推奨されています。ですが、さまざまな事情で手洗いができない場合、諦めてしまうのではなくそのランジェリーができるだけ長期間、美しく、快適な着け心地を保てるような方法を見つけましょう。・洗濯ネットや洗剤にこだわる・他の洗濯物と一緒には洗わず、ドライコースや弱水流で洗濯する・水に浸かっている時間を短時間にする(5分以内が目安)これだけでも、ランジェリーの消耗スピードに差がでます。【捨てる】環境に優しい選択をする愛用し、丁寧に取り扱っても、肌に直接着用するランジェリー類は、1〜数年で捨てどきがきます。捨てるタイミングは、アイテムや取り扱い方法によって変わってきますが、一般的なブラジャーの場合は、下記を参考にしてください。【ブラジャーの見た目でわかる捨てどきサイン】✔︎見た目がくたびれている→誰かに見られたら困る! と思ったらそのブラはくたびれている可能性が高い。✔︎購入したときと色が変わっている✔︎カップにシワがある、元々のカップの形をキープできなくなっている(ノンパテッドブラの場合を除く)✔︎アンダーやストラップが波打っている✔︎ワイヤーが変形しているこういった捨てどきサインを見つけたら、環境に優しい方法で処分を。たとえば、株式会社ワコールでは2008年より「ブラ・リサイクル」という、不要になったブラを回収し、環境に優しい燃料に変える取り組みを実施しています。“愛用できるものを選び、リサイクルし、また愛用できるものを丁寧に着る”これがランジェリーを購入する私たちのできるひとつのサスティナブルだと、私は考えます。全ての人の未来が、平和でありますように。私たちのできることから始めてみませんか?
2020年07月23日■「私は私のバストを、私なりに楽しもう」と決めた大きくて、おもわず谷間に目を奪われるような、色っぽいバスト。もちろん素敵だけれど、そういうバストだけが世間から「いい」と言われることには、昔から違和感がありました。私は若いころからずっと、胸が小さいほう。だから、“大きく” “セクシー”に見せるためには、寄せて上げたりパットを入れたりしなければなりません。でも本当に、わざわざそんなことをする必要があるのかな?たとえばドレスを着るときに、ボリュームのある胸だと華やかに見えるのはわかります。だけど、胸が小さいからこそシルエットがきれいに出せる洋服だってある。そもそも私自身、盛るためのパットなんてないほうが、つけていて心地よいのに……。そんなことをずっと考えていて、あるときから、人と比べるのをやめました。その人の雰囲気によって似合うファッションが違うように、バストの大きさによっても、似合う服や着こなしは変わります。なのにバストだけ、みんな同じ「良さ」を求める必要はありません。「私は私のバストで、私なりの楽しみ方をしよう」と決めたら、なんだか気持ちも楽になって。まず、下着の選び方が変わりました。「どうすれば大きく見えるか」「谷間がつくれるか」という視点が、いらなくなったんです。それまではワイヤーのあるものばかり選んでいたけれど、私のサイズならノンワイヤーでも充分。もちろん、パットもつけません。肩紐が細くて華奢で、すっきりと女性っぽく見えるデザインが、いっそう好きになりました。自分が本当に気に入るランジェリーを、ビジュアルやつけ心地で、心底楽しく選べるようになったんです。■背筋が伸びる「よいランジェリー」にも出会えた自分のバストを認めて、愛してあげる。その個性に合わせて、素敵な下着を選ぶ。そんな習慣ができてからしばらくして、この数年は「よいランジェリー」にも興味がわいてきました。20代のころは下着にまではなかなかお金をかけられず、上下セットで数千円のものばかり。「もしいま交通事故に遭って、万が一下着を見られることになったら、恥ずかしいな」なんて思うような柄物をつけていたこともありました……。だけど、昔のバイト仲間が夢を叶えてランジェリーデザイナーになり、自身のアトリエを開くということで、お祝いに駆けつけたとき。サイズを測ってもらい、はじめてオーダーの下着をつくってもらったんです。お洋服ではなく下着に何万円もかけるなんて、なんだかドキドキしてしまいました。でも、その下着は国産のコットンを使っていて、縫製も丁寧。繊細なレースやこだわりのデザインに、彼女の哲学がぎっしりと詰まっていました。気づけば製品だけでなく、彼女のアイデンティティや美学のファンにもなっていたんだと思います。「下着なんて誰にも見せないし」と思っていたけれど、こうして出会ってみれば、やっぱり良いものは良い。身につけるだけで、自分の背筋がすっと伸びたのを感じました。その日、家に帰ってから。私は迷いなく、いままでの古い下着をすべて捨てました。新しく手に入れた、この美しいランジェリーに似合う自分になれるように。前向きな断捨離は、私に大きなエネルギーをくれたんです。もしかしたら、若いころ一緒に夢を語り合っていたバイト仲間がつくった下着だから、という理由もあったかもしれません。彼女の名前は、栗原菜緒。いまをときめく「ナオランジェリー」の創業者です。■誰にも見せないからこそ、自分のスイッチを入れてくれる長くモデルをしてきたから、オンのときの下着は、飾り気のないベージュが鉄板。お洋服に響かない、シームレスなデザインが当たり前です。肩紐がうっかりのぞいたり、Tシャツから透けてしまったりするのは絶対に許せません。せっかくのファッションも台無しになる気がして、いつも注意しています。そんな感覚が強いせいか、オフのときも、私にとってのランジェリーは見せちゃいけないもの。もしくは、本当に特別な人にしか見せないもの。だからこそ、お気に入りをひそかに身につける楽しみも生まれました。自分だけの世界で、自分の気持ちを高めるスイッチを入れるような感覚です。たとえば、この春はおうちで過ごす時間が多かったと思います。私もそうで、毎日自粛してばかりいたけれど、それではなんだか気分が上がらない……。お出かけしないから、ファッションを楽しむ機会もありません。そこで、クローゼットで出番を待っていた、新しいランジェリーをおろしてみたんです。どこにも出かけない、誰にも見せない。完全に自分だけのためなんだけど、その時間がとてもよくて、気分が明るくなったのを実感できました。だからその勢いのまま、同じブランドの新商品を買ったりもして。自分のためだけに選び、自分のためだけにつけて、自分のためだけにまた新しいものを買うのは、とても豊かで幸せな時間でした。お洋服と違って、冒険しやすいのもおもしろいところ。みんなに見られる洋服では勇気が出なかったり、パブリックイメージとは違うデザインも、気軽にチャレンジできます。私はいままで、なんとなくずっと黒いランジェリーばかりつけていたけれど、ふと「もっと明るい色もいいかも?」と思い、いくつか試してみたんです。そうしたら案外、白も悪くない。ちょっとだけ、新しい扉があきました。■自分の魅力も、自分の幸せも、自分で決めるいま私にとって、ランジェリーは、自分の軸になるもののひとつです。たとえば、どれだけ素敵な下着をつけていても、姿勢が悪ければ台無し。バストを本当に美しく見せるためには、自分自身をはつらつとさせなければいけません。そのために私が日ごろから続けているのは、走ること。コロナ禍でランニングすることには賛否両論あったけれど、ソーシャル・ディスタンスをとってひとりで走るぶんには、いいことづくめです。自粛でもやもやした心も晴れるし、なにより筋肉がついて、姿勢がよくなる。自分を整えることとお気に入りのランジェリーは、実はこうやって、つながっているんだと思います。若いころは「大きなバストがいいのかなぁ」と悩んだこともあったけれど、本当は、バストの大小と美しさは関係ありませんでした。大切にするべきなのは、きっと「サイズ」じゃなくて「印象」。そして印象をつくるのは、姿勢のように自分で磨けるものや、心に秘めた「今日は素敵なランジェリーをつけている」という自信、なんだと思います。みんながみんな、おっぱいばっかり見てるわけじゃない。その上の顔つきとか、その奥にある生き方を、感じ取ってくれるはずです。SNSでは、毎日みんなの幸せそうな姿が流れてきますよね。ひとりで家にこもっているとき、たまに出かけたスーパーで仲良し家族を見かけると、急に寂しくなったりもして……。隣の芝生って、どうしても青く見えてしまいます。だけど、人生における幸せに、正解なんてありません。だったら自分が選んできた道に自信をもって、いつも小さな幸せを感じていたい。……人生の幸せも、バストの大きさやかたちも、ランジェリーの楽しみ方も、人それぞれ。ときどき揺らぐこともあるけれど、自分に合うものを見つけていけばいいのかなって、信じています。
2020年07月22日下着はいつからか、身に着けることが義務化された。日本においては、しっかりと形作られたブラジャーにバストをおさめ、欧米人のように丸く見せることが国民の大多数に定着した。私自身はAカップにも満たない規格外のサイズのため、手に届く範囲のメーカーのブラはいまいちしっくりこなかった。大きく見せたいわけではない。ただ、私にとってはないものを大きく見せることは“偽物”であり、受け入れがたかった。ある日、パッドもワイヤーも何もない、一枚レースのランジェリーに出会ったとき、私の身体は初めて下着に認められた気がした。皮膚の上を覆うたった一枚のレース。ありのままの自分の身体を、ぺったんこな胸板を好きになれた。下着は、身体を押さえつけるものではなく、自分を解放するものであると思う。透けている頼りない下着には抵抗がある女性は多い。しかし固定観念を取り払うことで、自分が知らなかった自分と出会い、自信を持つことができる。ランジェリーにはそんなパワーがある。今、私はil Felino.(イルフェリーノ)というランジェリーコンセプトストアを運営している。自分の身体を受け入れ、愛するきっかけになるように……ilFelino.は、そんな思いでランジェリーを提案している。■1.ダイバーシティをランジェリー姿で体現する何年も前から世界中でダイバーシティが叫ばれ、各国のランジェリーブランドからもそういったメッセージが発せられている。では、日本はどうだろうか?雑誌などのメディアにしても、下着メーカーのイメージビジュアルにしても、変化は一部でしか感じられない。体型や顔など容姿に対するコンプレックスを抱えている人がターゲットで、ダイエットやアンチエイジングが常にトレンドワードだ。美しくなろうとあがくほどに、心身ともに疲れていく人も少なくはないだろう。メンタルヘルスにとって決してよいものではない。私は、ランジェリーの仕事を始めて以来、ダイバーシティを体現するべくSNSで自らの下着姿をアップし続けている。既存のランジェリーショップ店員のイメージを、身を持って壊すことによって、ランジェリーをもっと身近なものに感じてもらえるのではないかと考えた。私のスタイルは、ベリーショートに少年のような平べったいメリハリのない身体、奇天烈なポージング。一般的に連想されるランジェリーのイメージとはかけ離れたようなビジュアルだ。小さいバストをさらけ出すことは、恥ずかしいと感じる人が多いだろう。でも私はそれを個性であり、自分のファッションと定義する。誰かが定義した美に自分を当てはめることに意味はない。美の価値観は多様であるからこそ美しい。美は自分で定義する。自分に自信を持ちたくましく生きていくために、私はランジェリーを身に着ける。■2.部屋をお化粧するように花を飾り、自分のためにランジェリーを纏う花は私たちの生活に彩りを与えてくれる。私にとっては、StayHomeの時間が増えたことが花の存在価値を再認識するきっかけとなった。素敵な花を飾るのが楽しくなり、オーダーしたドライフラワーのブーケは、つい先日届いたYuviKawanoのランジェリーの色と重なった。なくて困るものではないが、あることによって豊かさが増すもの。そういった意味では、ランジェリーも同様の存在だ。ランジェリーは家でも楽しむことのできる“ファッション”であった。おしゃれを楽しむシーンを失ってしまったコロナ禍においては、必要以上に華美なアクセサリーやハイヒールを不要と感じる人も増えただろう。家にいるだけであれば楽な方がいいし、もはやノーブラでもいい。こんな状況で嗜好品であるランジェリーは売れるのか、正直疑問に思った。しかし、お客さまからは「素敵なランジェリーが自宅で過ごすことのモチベーションになった」との声が寄せられた。ランジェリーは、不特定多数の人に見せるためのものではない。だからこそ、自由に自分自身の欲求を満たすことができるものでもある。誰かのためではなく、自分のために身に着ける。消耗品ではない、嗜好品としてのランジェリーの価値を再認識した。私は、自分の顔にお化粧をしなくなった分、部屋をお化粧するように花を飾った。■3.お気に入りのボディスーツで、自分ひとりの時間を愛す同じく家にいる時間が増えたことで、今までほとんどこだわりがなかったインテリアに急に興味を持つようになった。部屋を片づけて、今まで死んでしまっていた家具やオブジェたちを並べると、息を吹き返してくれた。緊急事態宣言が出ていた期間も、家具屋の売り上げは落ち込まなかったようだが、おそらく多くの人々が、快適なおうち時間が過ごせるように部屋を整頓し改良したのだろう。そうすると、もう少しいい部屋着やランジェリーも欲しくなる。整えたインテリアに囲まれて、お気に入りのランジェリーでゆっくり本を読む。その時間がとても愛おしく感じた。インテリアもランジェリーも、特にSNSにアップするわけでもない。自分と家族だけが知るものであることは、この上ない贅沢だ。私がもっとも愛用しているアイテムは、ボディスーツだ。一枚でも纏う布を少なくしたいと思うので、オールインワンのボディはたくさん持っている。比較的肌の露出が少ないので、部屋着としても機能する。ボトムをはけばそのまま外にも出かけられる。ここ数年ボディースーツはトレンドに上がっているが、まだまだニッチなアイテムだ。こんな時期だからこそ、少し手が出しにくいアイテムも、誰にも見せない自宅でのおしゃれからトライしてみてほしい。
2020年07月17日物心ついたときから、女性の身体への憧れがあった。自分自身が柔らかな曲線美を描く日が来ることを待ちわびていた。しかし、周りの子たちの成長に逆らうように、私の身体が変わることはなかった。ある日、母に連れられお店で初めてブラジャーを買った。平面的な私の身体でさえも、レースの下着を身に着けると色っぽく見えるような気がした。そのときから、私はランジェリーの虜になった。性に対する関心と、ファッションへの関心がどこかで繋がっていて、その結び目のようなものが下着・ランジェリーだったのだと思う。私は、下着をファッションツールとして楽しむことを自ら覚えていった。バストがぎりぎり隠れるようなスリップを、ドレスのようにして着ていたこともある。着飾るという意味だけでなく、自分の体形とその見せ方も含めて“ファッション”だと考える。■洋服を自由にコーディネートするように、下着にももっと多様な選択肢を洋服を着ることは、ある一定の制限の中で自由だ。身に着ける/着けないを自分で選ぶことのできるアイテムも多い。なのになぜ、下着はいつも着けていなくてはならないのだろう。国民全員が「下着」と定義づけられるものを身に着けていなくてはならないということが、ほぼ常識化している。実際には、その日の洋服や体型によって下着の必要性は異なる。たとえば、胸元も背中も大きく開いたスリップドレスを着るときに、ゴテゴテのレースをあしらったブラはちょっと似合わない。では、どんな選択肢があるだろうか。私なら、肩ひもが華奢なトライアングルブラや、スタイリッシュなボディースーツ、水着のトップを組み合わせたりするだろう。ファッションが多様化した今、下着の選択肢も多様であるべきだ。ブラは胸を丸く綺麗に見せるためのものだと思われがちだが、ブラを着けた胸が垂れていたり、離れていたり、小さかったり大きかったり、乳首が透けていることだってあってもいいのではないだろうか。女性の体形はこうあるべきという呪縛から解放されることで、もっともっと自由にファッションが楽しめる。■香水とランジェリーの組み合わせで、新たな自分が生まれる香りとランジェリーは、組み合わせによって複雑に自己表現ができるもの。私のお気に入りの香水は、FUEGUIA1883の「エロヒオ・デ・ラ・ソンブラ/Elogio de la Sombra」。ボルヘスの『闇を讃えて』という詩集からインスパイアされた、暗い闇の中でしか育たないアイリスをイメージした香りなんだとか。ブティックで定員さんに“漆黒のランジェリーに似合う香り”だと言われ、ストーリーに心を動かされて購入した。私にとっては少し背伸びした香りであるがゆえに、身に着けることで背筋が伸び、心地よい緊張感が生まれる。それは、最高級のシルクと刺繍が施されたUKのブランド、STUDIO PIAのランジェリーを身に着けるときと同じ緊張感だ。漆黒の蛇の刺繍とシルクにこの香りが合わさることで、新たな自分のストーリーが生まれる。身に着けることで、ありのままの自分とはまた違う、新たな自分を演じるような気分になる。■ランジェリーとネイルとの“アンバランス感”を楽しむネイルも自己表現のひとつ。ただ単に手先を綺麗に清潔に見せるということだけでなく、私は、あえて意外性や違和感を表現するツールとして利用している。ランジェリーには表面に見えてこない身に着けている人の思想が反映されるものである。アウターはブランド物で着飾っていても、インナーはファストブランドのブラトップの人がいたり、ドレスやハイヒールは好まないが、最高級のランジェリーを身に着けたりする人もいる。ボーイッシュな服を着ていても、ランジェリーはとびきりラブリーな物を選ぶ人もいる。ファッションとの一貫性がない、というのは下着・ランジェリーの大きな特徴だ。頭から指先まで、中から外まで、一貫性を持たせることだけがファッションではないと思う。私のファッションにおいては、ネイルとランジェリーは、魅了的なギャップを表現できるツールだ。私はいつも「#えろちっくなおつめ」と称して、女性器モチーフのネイルからゴテゴテのスカルプネイルまで、ランジェリーやファッションとネイルとのアンバランス感を楽しんでいる。今回のネイルは、ELF zhouのコレクションを意識したカラーに、ひと昔前の蝶々シールを乗せ、あえてちょっと“ダサく”仕上げていただいた。
2020年07月15日今年入籍された方、される予定の方おめでとうございます。結婚は人生の中でも、特別なライフイベント。ですが、今年は入籍はしたけど、結婚式や新婚旅行は見送り……という人も多いのではないでしょうか?今年、結婚式や新婚旅行が延期(もしくは中止)になってしまった、という方に向けてランジェリーでつくる特別な1週間をご提案します。■結婚式の後に白い装いで特別な1週間過ごす「ブライダルウィーク」私は年に二回ほど「パリ国際ランジェリー展」という世界のランジェリーブランドが集まる展示会を取材しています。昨年の夏、こんなブライダルの展示がありました。ウエディングドレスにしてはカジュアル。一緒にいたパリ在住の知人に「これはいつ着るのだろう?」と聞くと「結婚式後の1週間を“ブライダルウィーク”と言って、白いものを身に着けて特別な1週間過ごすのよ。海外だと、結婚式後そのまま新婚旅行に行くことも多いからね」とのこと。■ランジェリーでつくる特別な1週間「今年は挙式をせずに、籍だけ入れることにした」という方におすすめしたいブライダルウィーク。今回は、このブライダルウィークをテーマに、特別な白のランジェリーをご紹介したいと思います(通常のブライダルウィークはランジェリーでなくとも白い装いであればOKとのことです)。入籍から1週間をブライダルウィークとして、大切な瞬間を、特別なランジェリーと共に過ごしてみるのはいかがでしょうか。ここからは、3つのシーン別におすすめアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしていただき、自分だけの特別なブライダルウィークを計画してみてください。【おうち時間】ときめくスリップでゆったり自分ケア時間をいつまでもキレイでいるために自分時間、そして、スキンケアやボディケアタイムは確保したいもの。新しく始まったパートナーと過ごす毎日は新鮮で楽しく幸せ。ただ、慣れない生活に忙しさを感じるという声もあります。子どもが生まれたり、仕事が変わるようなことがあればなおさら。将来、家族と共に、自分が楽しく幸せであるために「自分との約束事」をリストアップしてみるのはいかがでしょうか?✓腹筋を毎日最低10回する✓どんなに忙しくても1日1回は全身の保湿をする✓感謝の気持ちを1日1回は伝える etcこんなふうに決める自分時間をともに過ごすランジェリーには、肌触りのいい上質な素材のものがおすすめ。Intimissimi の「Lady Sheer シルク&レース ペーチコート」出典:シルクのランジェリーで過ごす時間は、心安らぐ時間になること間違いなし。Intimissimi の「Lady Sheer シルク&レース ナイトガウン」出典:スリップの上にガウンを羽織れば、冷房対策もバッチリです。【オフィスシーン】人生の節目には、あなたを最高に美しく見せてくれるランジェリーを「入籍の次の日は仕事です!」という方も多いはず。そんなときには、ブラジャー、ショーツ、ストッキングを変えて気分を盛り上げること。Lise charmel の「モールドカップブラ」出典:憧れのランジェリーブランドのブラジャーとショーツは人からは見えない、ウエディングドレスのようなもの。人生の節目には、あなたを最高に美しく見せてくれるランジェリーを1セット選んでみて。気持ちの変化に驚くはず。obsessive の「ガーターストッキング」出典:オフィスでストッキングを着用している方はいつものストッキングをガーターストッキングに変えてみてはいかがでしょう? これからの季節にはムレ対策にも◎パートナーと過ごす休日。とびきりレディなアイテムでこれからの楽しみを計画パートナーと過ごす休日には、今まで選んだことのないけど着けてみたかったアイテムを選んでみてはいかがでしょう?V-6990 の「総レーステディ」出典:たとえば、こちらのボディ。お家で過ごす日のインナーや、バックオープンのトップスとコーディネートすれば、いつもと違う印象に相手もドキッとするかも。※ボディとは、キャミソールとショーツ(フレアパンツ)が一帯になったアイテムでクロッチ(股部分)が開閉できるものも多く、着脱に慣れればお手洗いのときもスムーズです。ブライダルウィークに身につけたランジェリーはいわゆる"ウエディングドレス"とは違い、これからも身につけていくことのできるアイテムです。ブライダルウィークに身に付けたランジェリーを見るたびに、この特別な一週間を思い出すはず。ランジェリーを通して皆様の、生活がますます幸せなものになりますように。
2020年07月15日■ブラジャーの正しい着け方。何歳になってもふっくら美バストは叶うブラジャーの正しい着け方って意外と知らない方が多いのではないでしょうか。着け方を気をつけると、それだけで美バストが手に入るとしたら……!? 今使っているブラジャーが自分に合っているのかどうか、チェックしてみませんか?■大人女性に「補正力高いのに快適なランジェリー」のススメ大人女性のバストのお悩みを解決するには、補正力だけでなく、着け心地の良さも重要です。ランジェリーアドバイザーの石川智恵さんおすすめの、補正力と快適さを両立した補正下着をご紹介します。■心地よいランジェリーを選ぶために押さえたい3つのこと大人が身に着けるべき上質なランジェリーとは? 「セクシー」や「魅惑(セダクション)」という言葉をキーワードに、心地よいランジェリー選びの条件について考えます。
2020年07月11日ずいぶん昔のこと、結婚を控えて幸せの絶頂にあったとある女優が、テレビのトーク番組で「古いランジェリーをいつまでも身につけているような女はダメよ」とその場にいた芸人に言っていました。「同じランジェリーを3カ月も使い続けるなんて考えられない」との言葉に、芸人はこの前ランジェリーを新調したのはいつだったか記憶にない、と頭を抱える。それを眺めながら私も、はていつだったかしら、などと考えたことが妙に記憶に残っています。■ランジェリーの平均所有枚数は?ところで日本女性のランジェリー所有枚数はどれくらいなのでしょうか。調べてみると女性誌や下着メーカーなどで実施されたアンケート結果など、多くのデータがあるのですが、結果は3〜4セットから10セット以上というものまで見事にバラバラ。タイトなスカートを履くときにはラインが響かないものを。ニット着用時には丸みを持たせて。シャツならキリッとしたシルエットが出るように……など洋服によって身に着けるランジェリーをきちんと使い分けている人や、ただただ美しいランジェリーを集めるのが趣味の人もいるので、所有数にバラつきがでるのは当然かもしれません。所有枚数によってそれぞれの使用頻度はおのずと変わってきますが、繊細なデザインかつ機能性の高いランジェリーほどお値段も張るので、とてもじゃないけれど件の女優のように3カ月スパンで総入れ替えなんてできないわ、という方も多いのではないでしょうか。■ランジェリーのサイズはこまめにチェックをもちろん、常時下着姿になるわけではないにせよ、人前に出る女優と私たち一般人では単純に比較できませんが、お手入れに気をつけたとしてもそうそう長持ちしないランジェリー。ブラジャーは2kgの体重変動でカップ数が変わるといわれているのも気になるところです。体型に変化がみられるDRESS世代はとくに、短いスパンでサイズチェックをすべきかも。まだ見た目も古くなってないから大丈夫、とサイズの合わなくなった下着を使っていると、ベルトの上にたっぷりと肉が乗っかるボンレスハム状態にならないとも限りません。もう使うことはなくなったけれど、クローゼットにあるだけでうっとりするようなお気に入りならともかく、なんとなく惰性で使い続けているランジェリーは、潔く処分したほうが良さそうです。■インナー類を総点検する「儀式」 ランジェリーを捨てるタイミングちなみに私の場合は、生地の傷みやストラップの伸びなど「劣化」に気づいたら都度処分、さらにランジェリーを含むインナー類すべてを年末時期にチェックするようにしています。靴下やキャミソールなども含むインナー類の総点検を年末の大掃除とセットで実施し、役目を終えたと判断したものは処分。そして必要なものは買い足し、新年から使います。これは新しい年を迎えるための儀式のようなもの。すっきりした気分で新年をスタートできる効果もあるので、インナー類の捨て時がわからず、つい溜め込んでしまうという方にはおすすめです。洋服と同様、ランジェリーにも旬がある。いつかのために、と大事に醸造させた勝負下着もサイズが合わなくなったら使えません。となると、とっておきはいつまでもしまいこんでいないで、さっさと勝負に出るべきか。いや、ここぞの1枚を大切に長く使うためにも、日頃から体型を崩さない努力をすべき、ですね。
2020年07月10日イタリアのセンシュアルなランジェリーブランドとして注目を集める、Intimissimi (インティミッシミ)は、この度、アジア最大規模の店舗であるインティミッシミ 渋谷文化村通り店にて、「Intimissimi Art Space」を期間限定でオープンします。このアートスペースでは、新進気鋭のアートギャラリーとして注目を集める、CTAG (シータグ Central Tokyo Arts Gallery)のキュレーションによるアーティストを、約1.5 ~ 2ヶ月ごとに迎え、様々なアーティストの作品を展示していきます。アーバン・アーティストの作品やプロジェクトを扱うCTAGは「人や社会がアートに対して能動的に関与することが出来るきっかけづくり」を大切にしています。インティミッシミもまた、ショップを訪れるたくさんの人々に、この素敵なアート空間を通して、世界中のアーティストが発信するアートと、そしてインティミッシミが表現するファッションを同時に肌で感じてもらえるような機会を提供出来たらと、考えています。このアートスペースでは最初のアーティストとして、小原流専門教授であり華道家の都留洋子氏をフィーチャーします。彼女は「和と洋」「生花とドライフラワー」など、本来相反するものを絶妙なバランスで空間調和させる作品の制作を得意としています。Intimissimi Art Spaceでインティミッシミが届けたいことは、「Beyond Words」、つまり「言葉にならない感動」です。この素敵なアートスペースを通してたくさんの人々に、インティミッシミの世界観を一緒に楽しんでいただくことを願っています。Intimissimi Art Spaceインティミッシミ 渋谷文化村通り店東京都渋谷区道玄坂2-25-12 2Fアートスペースにてwww.intimissimi.jpYoko Tsuru ExhibitionMind’s EYECurated by CTAG#intimissimiartspaceLINE公式アカウント : @intimissimi企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月24日タレントの神部美咲が、8日発売の『ヤングマガジン』(講談社)の巻末ページに初登場。ランジェリー姿やビキニ姿で美ボディを披露した。フジテレビ系『馬好王国』を中心にバラエティ番組で活動している神部。4月から光文社『FLASH』、白泉社『ヤングアニマル』など数々の雑誌に登場し、グラビア界でも活躍している。『ヤングマガジン』の撮影について、神部は「初めてグラビア撮影に挑んだときのカメラマンさんやメイクさんがチームに居て、成長した自分を見せたい! と思いつつ、リラックスした状態で撮影ができたと思います。以前の私を知ってくださってるからこその新しい私を引き出してもらい、絶妙なところを切り取って貰っていると思います」とコメント。お気に入りのカットは「お風呂に入っている写真」。「いろいろグラビア撮影をさせてもらってきた中で、湯船の中にいるのは案外初めてかも!? ちょうど良いお湯加減と良い匂いの入浴剤とお天気の良さ、また入りたくなるような気持ちよさだった笑」と振り返った。そして、「今回は、ちょっと背伸びした大人な私と等身大の私、どっちも見てほしくて、その願いを叶えてもらいました。どっちの私も楽しんでほしいです笑」と見どころを伝え、「グラビア発売を楽しみにして下さってる皆さま、いつも本当にありがとうございます。飽きられない女になるために日々奮闘中です笑今後もお付き合いよろしくお願いします!」とファンに向けてメッセージを送った。(C)佐藤裕之/ヤングマガジン
2020年06月09日イタリアのセンシュアルなランジェリーブランドとして世界中で人気を集める、Intimissimi (インティミッシミ)は、この度、伊勢丹新宿店では2回目となる、期間限定のポップアップ ショップを5月30日から開催します。インティミッシミのランジェリーは、世界中の女性から支持されており、毎シーズン、ファッション・トレンドを取り入れたコレクションを発表しているのも人気の理由です。2020春夏コレクションでは、アースカラーのアイテムや、春らしいフローフルプリントのアイテムがそろっています。インティミッシミは、繊細なレースを巧みに使用して、エレガントで着心地の良いナイトウエアやスリップなどを提案しています。カラーバリエーションが豊富なシルクキャミソールや、ストレッチの効いたレースのボディスーツなども人気のアイテムです。ブラやショーツは、手触りの良いシルクサテンやコットンなどを採用し、細部にはデリケートなレースがあしらわれた、洗練されたアイテムがそろっています。また、インティミッシミには、約40種類のブラの型があり、中でも人気の「ELEONORA」は、ストレッチの効いたレースを採用し、フェミニンでありながらも機能性を備え、カラーバリエーションも豊富で、色違いでそろえたくなる、通年活躍するアイテムです。さらに、今シーズンからは、Green Collection (グリーンコレクション)という再生原料から生産された持続可能な繊維を採用したコレクションを発表しています。ブラやショーツは、ただサスティナブルというだけでなく、繊細なレースにスタイリッシュなジェイドグリーンを合わせた初夏の爽やかなシーズンにぴったりのアイテムを提案しています。インティミッシミ ポップアップ ショップ期間 : 2020年5月30日 ~ 6月9日伊勢丹新宿本館 3F マ・ランジェリー内intimissimi.jpLINE : @intimissimi企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月29日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)から2020年春夏ランジェリーコレクションが登場。ステラ マッカートニーのストアおよびオンラインストアにて販売する。リラックスタイムをリッチに彩るステラ マッカートニーのランジェリーステラ マッカートニーが贈る新作ランジェリーは、力強さ、柔らかさ、ヴィンテージ、モダン、そして茶目っ気といった要素がすべて詰まったフレッシュなアイテムが揃う。カラーパレットは、ブライトポピー、セイラーブルー、ペールローズなどの華やかな色合いに加えて、クラシックなホワイト、ブラック、ヌードカラーを展開。リッチなランジェリーからスポーティなボディスーツまで、10種のシリーズをメインに多彩なラインナップを用意した。上品なドット柄の「ロザリンド レリッシング」「ロザリンド レリッシング」は、フロック加工によって上品なポルカドットを施したメッシュ素材で、センシュアルでありながら、可愛らしさも持ち合わたシリーズ。バッグウィングで快適なフィット感を実現したアンダーワイヤーブラのほか、セットで身につけられるショーツ、デイウェアとしても活躍するビスチェなども展開する。ブライトポピーの「リーナ ロンギング」ブライトポピーレッドカラーで登場する「リーナ ロンギング」は、ヴィンテージからインスピレーションを受けた大きさの異なるフローラルレースのパッチワークが特徴だ。ブラは、シルエットが美しく見えるよう、それぞれのサイズにあわせたカットの深いパッドを採用している。官能的で洗練された「シェンナ スパークリング」シンプルかつラグジュアリーなフローラルレースを滑らかなシルクのトリミングで仕上げた「シェンナ スパークリング」シリーズは、官能的で洗練されたブラックを基調とした。ライニングを用いず、透け感を出したブラやショーツは、ボディラインを美しく見せるカッティングを特徴とする。ヴィンテージシルクのランジェリーを想わせる「クレシー チャーミング」艶やかなホワイトが映える「クレシー チャーミング」。ヴィンテージシルクのランジェリーにステラ マッカートニーらしいひねりと、モダンでユニークなディテールを加えたシリーズだ。光沢のあるシルクと柔らかいレースの組み合わせが、ラグジュアリーなムードを生み出し、ダブルレースがさりげなくも力強いアクセントを加える。【詳細】ステラ マッカートニー 2020年春夏ランジェリーコレクション ※発売中取り扱い:ステラ マッカートニーのストアおよびオンラインストア※一部店舗は臨時休業中のため事前の確認を推奨。【問い合わせ先】ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー)TEL:03-4579-6139
2020年04月25日■オトナの推しランジェリー:REINAさんのおすすめ「エヴァビアン」ブラレットDRESSのコミュニティ「ランジェリー部」メンバーのおすすめアイテムを掲載していく新連載「オトナの推しランジェリー」。今回は、REINAさんが教えてくれた、ewabien(エヴァビアン) のブラレットをご紹介します!ランジェリーを使い分けすることで“オンオフ”を切り替えるリモートワークで家にいる時間が長くなったからこそ、モードなデザインのランジェリーでお仕事スイッチONしています!REINAさんはリモートワークで家にいる時間が長くなったため、気持ちのオンオフをランジェリーで切り替えているそう。ランジェリーは肌に直接身につけるものなので、自分の感情などにも影響を与えるアイテムとも言われます。リモートワークなどで仕事の“オンとオフ”、気持ちの切り替えをつけることが難しくなっている人は、REINAさんのようにランジェリーを上手に使い分けするのもおすすめです!胸元ストラップは取り外し可能。2wayで楽しめるREINAさんおすすめのこのブラレットはポーランドのランジェリーブランド「ewabien(エヴァビアン)」のもの。胸元のストラップを取り外すこともできるので、その日の気分によってデザインを楽しむこともできそうですね!公式サイトはこちら■ランジェリー部とはDRESSランジェリー部は2018年7月に発足され、会員数は現在440名。ランジェリー部では、ランジェリーの魅力やパワー、癒しや非日常、トキメキなどを体験・共有できる、そんな「大人の女性のためのランジェリー」にまつわる活動をしています。ランジェリーが大好き!自分に合ったランジェリーを知りたい!ランジェリーのことはよく知らないけど興味がある!など、ランジェリーへの関心が少しでもある方ならどなたでもご入会いただけます。(※年会費や登録料は無料です)ランジェリーで「ワクワク」や「トキメキ」を感じてみませんか?みなさまのご参加を、心よりお待ちしております!「オトナの推しランジェリー」連載バックナンバー#1「おうちタイムのおすすめブラ! bijorie(ビジュリィ)のクッキーレースブラレット」#2「ランジェリーで気持ちをオンに! ewabien(エヴァビアン)のブラレット」
2020年04月18日タレントの神部美咲が、7日発売の『FLASH』のグラビアに登場。ランジェリー姿で美ボディを披露している。今月4日からフジテレビ系『馬好王国』のMCに抜てきされた神部美咲。MC就任後初グラビアとなる今回、バラエティ番組でおなじみの笑顔から大人の色気が漂うような表情まで見られる。神部は「よく笑いました! 洋服を着たカットを撮ったり、脱ぐ途中を撮ったり、『彼氏だったらこんな感じ?』と、みんなでキャッキャ言いながら撮ったのが楽しかったです」と撮影を回想し、「(休日のデートという)ストーリー仕立て。みなさんの想像力でよりよい作品にしてもらいたいです(笑)」と見どころをアピール。お気に入りの写真は「洋服で体を隠してる写真ですかね。今までのグラビアでは撮ったことない見せないカットです!」とのこと。そして、「バラエティとはまた違う私をみてもらえるのではないかと思います。これからもいろんな顔をお届けできるように頑張ります」とメッセージを送っている。(C)光文社/週刊 FLASH 写真:細居幸次郎
2020年04月07日シルクランジェリーブランドが植物染めシリーズを新発売「自然に逆らわず、変化を受け入れる」をコンセプトとする、京都のシルクランジェリーブランド『Puntoe(プントゥ)』が、からだや環境を意識する女性向けの植物染めランジェリー『ニュアラ』を発売する。特設サイトが開設され、2020年4月より購入することができる。また、定期的に開催される予約制サロンでも購入可能だ。着る女性のからだと環境を意識したランジェリー染料からオーガニックで育て、化学薬品を使用しないシルクニットやオーガニックコットンの素材を使ったランジェリーを扱う。職人が手間暇かけた特殊技術の天然染料で、これまでの草木染めにはない、スタイリッシュなカラーを展開する。フィットするのにからだを締めつけず、肌との一体感があり心地よい肌触りである。また、こだわりのカッティングとシルエットは、ほのかなセクシーさを宿す。天然色素の移り変わりを楽しんだ後は・・・使い込むほど色合いが変化する天然色素の素材。この色の移り変わりを楽しんだ後は、同じ天然染料での染替サービスを郵送やワークショップで特別に行っている。草木染めだからこそ楽しめる、1枚の色合いの変化を肌に感じてじっくり堪能してみては。【参考】※『Puntoe』公式サイト
2020年03月05日歌手でグラビアアイドル・小室さやかの1st写真集『美しき ふくらみは歌い 微笑は踊る』(2月14日発売)より、ランジェリーカットがこのほど公開された。全編オール台湾ロケを敢行した本作より、選りすぐりの誌面カットが到着。台湾の海でのカットや、ソファに横たわりながら大胆なランジェリー姿を披露する姿も。さらに、寝そべりながら、真紅のランジェリーがはだけつつ、吸い込まれそうな目線を送る瞬間も切り取られている。小室は「見どころはやっぱり、初公開のランジェリー姿ですね。出来上がった写真集を見て、思わず“恥ずかし……”と声が漏れましたから(笑)」と、恥じらいながらも、おススメポイントを明かした。なお、タイトルを名づけたのは、『週刊SPA!』の人気企画「グラビアン魂」にて長年グラビアを論評してきたリリー・フランキー。直近でインスタグラムを始め、たまたま小室を見つけて思わずフォローしてしまったというリリーに、タイトルの命名を依頼したところ、快く快諾してくれたという。撮影:西條彰仁発売元:扶桑社
2020年02月19日ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)から、バレンタインデーに向けた数量限定ランジェリーが登場。2020年1月15日(水)より、全国のピーチ・ジョン・ザ・ストアなどで販売される。バレンタイン限定ランジェリー&ルームウェアピーチ・ジョンではバレンタインデーに向けて、遊び心溢れるランジェリーやパートナーとペアで着用できるルームウェアなどを展開。自分へのご褒美はもちろんのこと、プレゼントにもぴったりのアイテムが揃う。リップ刺繍やショコラ風ランジェリー「ビタールージュブラレットセット」は、透け感のあるレースにリップ柄を刺繍したブラレットと、総レースのフレアパンティのセット。ブラレットは大人っぽい縦長のシルエットになっており、ナチュラルな胸を演出してくれる。「マイラブメッセージブラ」はハート尽くしのデザイン。テキスタイルに散りばめたハートの中には、“be mine”“love”の文字が随所に刺繍されている。ハート型のアジャスターで、バックスタイルまでスイートなムードに仕上げた。カップをチョコレートに見立て、アイシングを刺繍で表現したのが「アムールショコラブラ」。ショコラにトッピングした煌めく箔をイメージし、フロントには1粒のラインストーンモチーフをあしらっている。ギフトにもぴったりのペアパジャマなどバレンタインのギフトにおすすめなのが、男女でお揃いのデザインを楽しむことができるペアパジャマ。カジュアルなスウェットトップスと、上品な光沢のあるサテンパンツを組み合わせたパジャマは、いずれも裏起毛になっており、しっかりと温かいのも嬉しいポイントだ。また、リップ柄をプリントしたメンズ&レディースのパンティセットに、リップ型エナメルポーチが付いた「キスペアパンティセット」も登場する。【詳細】ピーチ・ジョン バレンタインデー数量限定コレクション発売日:2020年1月15日(水)販売店舗:全国のピーチ・ジョン・ザ・ストア、公式通販サイト・ビタールージュブラレットセット 4,980円+税サイズ:M、L、MG、LG・マイラブメッセージブラ 3,280円+税サイズ:B~Fカップ、UB65/70/75・マイラブメッセージパンティ 1,480円+税サイズ:S、M、L・アムールショコラブラ 3,280円+税サイズ:B~Fカップ、UB65/70/75・アムールショコラパンティ 1,480円+税サイズ:S、M、L・レタードパジャマ 4,980円+税サイズ:S/M、M/L・メンズレタードパジャマ 5,980円+税サイズ:M/L・キスペアパンティセット 2,980円+税サイズ:ワンサイズ【問い合わせ先】ピーチ・ジョンTEL:0120-066-107
2020年01月18日■大人女性に「補正力高いのに快適なランジェリー」のススメブラジャーは、補正力も大切だけど、着け心地の良さも欠かせません。ランジェリーアドバイザーの石川智恵さんに補正力と快適さを両立する補正下着を紹介していただきます。■大人女性の気持ちを上げるランジェリーの選び方とっておきのランジェリーを毎日身につけることこそ、人生を“美しく”生きる秘訣……。自分らしくいられる、ときめきを感じるランジェリーだけを身につけるためのテクニックなども詰まった『人生を美しく生きる女は、服の下から美しい―フランス女性に学ぶ大人のランジェリーのすべて』のブックレビューです。■ランジェリーは自分のために選ぶ。フランス女性に聞いた見えないおしゃれの話フランス女性は、ランジェリーとどんなふうに向き合っているのでしょうか。色や素材、デザインの選び方は?“美意識”が高いフランス女性ならではのランジェリー選びついて、ファッションライターのKUMICOさんに紹介していただきます。■大人女性におすすめしたい、魅惑のランジェリーブランドと選び方美しいレースや着慣れないデザインで気分を上げる。お気に入りのランジェリーにはそんな効果があります。大人の女性のおすすめな、ランジェリーの選び方とランジェリーブランドのご紹介です。■大人女性に「セクシーランジェリー日常使い」のススメセクシーランジェリーのなかには日常使いできるデザインも少なくありません。1日を甘美な気分で過ごすためのセクシーランジェリーのご紹介です。
2019年12月27日ワコール(WACOAL)が展開する人気ランジェリーブランドから、クリスマスに向けて気分を上げてくれる赤と黒のランジェリーが登場。その中からオススメをピックアップして紹介する。<アンフィ>煌めきを添えたロマンティックランジェリー“カワイイ”が見つかるアンフィ(AMPHI)から登場するのは、レースとチュールが重なるロマンティックなワンセット。ラメ糸を交えた刺繍は、冬の夜空をイメージしている。自然な丸みあるシルエットを作ってくれるので、谷間を強調しすぎるのは…という人におすすめ。【アンフィ商品情報】アンフィ 3/4カップブラサイズ・希望小売価格:B~C 4,200円+税、D~E 4,500円+税、F~G 4,800円+税※サイズはB65~G80※取り扱いカラーはサイズによって異なる。<パルファージュ>移ろう空模様をイメージしたブラ深くセクシーな谷間をつくり脇のシルエットもすっきり見せてくれるパルファージュの「フロントエックスプラスブラ」からも、クリスマスにぴったりのランジェリーをラインナップ。繊細なレースにグラデーションプリントを重ね合わせて、移ろう空模様の幻想的な光景を表現したデザインだ。アップリケに“盛り”と“ぼかし”という技法を使い、ステッチの変化のみで立体感を表したこだわりの1枚。【パルファージュ商品詳細】フロントエックスプラスブラ 3/4カップブラサイズ・希望小売価格:C 8,800円+税、D~F 9,300円+税、G 9,800円+税※サイズはC65~G75※取り扱いカラーはサイズによって異なる。※Tバックショーツ、ハイレッグショーツ、ボーイレングスショーツ、キャミソールも同シリーズより販売。<サルート>エレガントな胸元を演出する3/4カップブラセクシーに決めたい人には「サルート」がオススメ。なかでもピックアップするのは、バストボリュームを脇から中央に寄せて、美しい谷間をつくるプッシュアップタイプの3/4ブラだ。透き通る水の流れに揺れる花びらを、煌めきを蓄えたラメ糸のレースで繊細に表現している。アップリケにはスワロフスキー・クリスタルをあしらって、さり気なくゴージャスに。【サルート商品情報】P-UP(プッシュアップタイプ) 3/4カップブラサイズ・希望小売価格:B~C 9,700円+税、D~F 10,200円+税、G 10,700円+税※サイズはB65~G85※取り扱いカラーはサイズによって異なる。<リボンブラ>水原希子デザイン“バストを包み込む”谷間メイクブラバストを左右から寄せてキレイな谷間をつくり、動いても谷間をキープする “キープリボン構造”を採用した「リボンブラ」の新作もおすすめ。まるでバストをリボンでラッピングしたようなイメージで、水原希子がブラをデザインした。綺麗な胸元を演出しながら、“キュートでセクシー”を完成させるブラは、クリスマスという特別な日にもぴったり。ショーツやキャミソールも販売される。【リボンブラ商品詳細】「朝の谷間、ながもち、リボンブラ。」水原希子デザインモデルサイズ・希望小売価格:B~C 6,300円+税、D~F 6,800 円+税カラー:ブラック、アイボリー※サイズはB65~F75※取り扱いカラーはサイズによって異なる。【詳細】ワコール 新作ランジェリー ※すべて発売中取り扱い:全国の百貨店、下着専門店、直営店、チェーンストア(量販店)、ワコールウェブストア※商品によって取り扱いが異なる。【問い合わせ先】ワコールお客様センター フリーダイヤルTEL:0120-307-056営業時間 9:30~17:00 ※土・日・年末年始・祝日をのぞく
2019年12月01日私は毎年必ず、自分へのクリスマスプレゼントとして特別なランジェリーを購入することにしています。ランジェリーは肌に直接身につけるものなので、本当に自分が満たされ、テンションが上がるものだけを選びたいと普段から思っています。年末に選ぶときは特に、今年1年間の自分を振り返りながら、来年の自分はどうなりたいかを強くイメージするという作業をします。今年1年の自分へのご褒美として、また来年の自分を強くイメージしながら、皆さんも特別なランジェリーを選んでみませんか?ランジェリーはあなたの心身によい影響を及ぼし、力になってくれると思います。■大人の艶っぽさの中に少女のような可愛らしさも引き出してくれるランジェリー「Chantal Thomass(シャンタルトーマス)」は1975年、フランスでシャンタル・トーマスによって立ち上げられたブランドです。ファッション性が高く、セクシーだけど少女のような可愛らしさなどが詰まったコレクションがたくさんあります。シャンタルトーマスに憧れてランジェリーデザイナーになった、なんて話もよく聞くくらい、とても魅力的なブランドです。私自身もシャンタルトーマスの世界観がとても好きで、毎年自分へのご褒美として購入するブランドのひとつです。出典: Thomass(シャンタルトーマス)このブラジャーのコレクション名は「Audacieuse(オダシューズ)」。「大胆な女性」という意味を持つコレクションです。私はこのコレクションのデザインが好きで、今年は色違いで2セット同じランジェリーを購入しました。胸元にあしらわれたサテンのリボンとまったく異素材のバンドが組み合わされていて、このデザイン性の高さはランジェリーという域を超え、もはやファッションです。今季も色違いでいろいろなデザインが出ているので早速チェックしています。ショーツもとても可愛いので、セットアップで購入することをおすすめします。■自分の魅力をさらに引き出してくれるランジェリー「Alquarte(アルクァーテ)」は細部にまでこだわったデザインが本当に素晴らしく、いつもうっとり眺めてしまうブランドです。Alquarteというのはフランス語のa la carte (アラカルト)とquartette(カルテット、四重奏) を合わせた造語で「Alquarte(アルクァーテ)」のコンセプトは「あなたの魅力を引き立てるランジェリー」です。デザイナーのMidoriさんは自身のブランド名について、「流行や型だけにとらわれるのでなく、ランジェリーを自分の気分に合わせて、食事のアラカルトのように気軽に、自由に楽しんでほしい」「また、それを通して貴女にしか奏でることのできない魅力を発見してもらえたら。そんな想いを込めてアルクァーテと命名しました」と語っています。ランジェリーを通して自分の魅力に気がついてほしい。その想いの通り、身につけた瞬間から自分の魅力を再発見できそうなランジェリーたちばかりです。出典:(アルクァーテ)このブラジャーはフランス製の繊細な高級レースが使われている「Bouquet(ブーケ)」というアルクァーテの定番シリーズです。総レース仕立てのブラですが、裏側にチュールレースを重ねているため、トップがほとんど気になりません。ストラップが細く、華奢なデザインに見えますが、バストにボリュームがある方でもしっかりホールドしてくれる設計となっていて、着け心地の軽さや良さも追及されています。■もっと自分を愛し、もっと愛されたいあなたにおすすめのランジェリーフランスのブランド「Lise Charmel(リズ シャルメル)」は、私の憧れのブランドのひとつです。デザインやレースはとても芸術的で、鳥肌が立つようなランジェリーですが、このブランドが生まれたストーリーはとても素敵です。「リズ シャルメル」はフランスのリヨンで1950年代に誕生したブランドで、そのブランド名は創業者が愛する女性の名前が「LISE」で「CHARME」は魅力の意味からつけられたそうです。愛する女性のために作ったランジェリーなんてとてもロマンチックですよね。愛する女性のために作られたランジェリーを身につけたら愛のパワーがもらえそうですよね。出典: Charmel(リズ シャルメル)このブラジャーは「Fleur Aphrodite(フルール アフロディテ)」というコレクションです。アフロディテはギリシャ神話に登場する愛と美の女神のことで、フルールはフランス語で花を意味します。美しいギピュールレースがふんだんに使われ、胸元にはスワロフスキーがあしらわれていて素材の良さやデザインにもうっとりします。このブラジャーのような4分の3カップの形は比較的どんな体型の人にも合いやすいです。さらに、前中心が低いので、ワイヤーが当たって痛いというお悩みを持つ方にもおすすめです。■クリスマスムードを思いっきり楽しみたいあなたへおすすめのランジェリーイタリアのブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」は、スタイリッシュでエレガントなスタイルが特徴のイタリア発ランジェリーブランドです。毎シーズンのトレンドを取り入れつつも、女性らしいシェイプとクオリティの高い生地にこだわったアイテムを展開し、ランジェリーに限らず、ナイトウェアやデイリー使いできるアウトフィットなど、幅広いスタイルが揃っています。現在世界42カ国で1450店舗以上を展開し、特にヨーロッパで人気のあるブランドです。出典:(インティミッシミ)出典:(インティミッシミ)このブラジャーはクリスマスコレクションとして発売された「BELLISSIMA クリスマス ドット プッシュアップブラ」です。BELLISSIMAはイタリア語で「美しい」を意味します。背中のデザインもとても可愛くて、思わず「可愛い!」と声を上げてしまいました。クリスマスパーティーなどで、黒いシンプルなキャミワンピとこのブラを合わせ、あえて背中のデザインを見せるコーディネートなどもおすすめです。また、このブラにはパットがしっかり入っているので、薄い素材の洋服でもトップが気にならず、胸のボリュームがほしい方にもおすすめです。インティミッシミはファッションの本場イタリアのブランドで、ファッションと組み合わせるのに最適なランジェリーもたくさん揃っています。パーティーのコーディネートなどもトータルで揃えられるかも。ぜひチェックしてみてくださいね。■パートナーと楽しみたいセクシーランジェリー私がランジェリーのお仕事をしていて、男女共によく質問いただくのがガーターベルトについて。ガーターベルトを使ってみたいけど...…いつ使うの?などにお答えしている以前のコラムはこちらですのでご参考ください。ガーターベルトは日常使いでも、非日常を体験したいときにもおすすめのアイテムです。ブラジャー、ショーツ、ガーターベルトで揃えるなら、ポーランドのブランド「obsessisve(オブセッシブ)」のランジェリーがおすすめです。おすすめの理由は、品質がよい上にリーズナブルな価格で、3点セットで揃えることができるから。また、サイズもS/MかL/XLのふたつしかないため、ギフトにも選びやすいです。おねだりランジェリーとして、パートナーにリクエストするのもよいですね!出典:ランジェリー出典:ランジェリーガーターベルト着用時に「ガーターベルトを着けているとずれてくる」や「ストッキングが下がって落ちてくる」というお悩みをよく聞きます。「サイズが合っていない」ということを除いた場合で、よくある原因のひとつに「ベルトの腰回りが細いタイプである」ことが多いです。腰回りが細めに作られたガーターベルトだと、歩いたりしゃがんだりしたときにガーターベルトが動きやすくなり、ストッキングが落ちてきやすくなることがあります。ストッキングが落ちてくるのを軽減する解決策のひとつに、幅広のガーターベルトをおすすめしています。幅広めなガーターベルトならズレにくいでしょう。また、このガーターベルトは後ろが編み上げのデザインになっていてとても素敵です!ガーターベルトはパートナーへのサプライズとしても、自分だけの密かな楽しみとして使うのもよく、テンションが上がるアイテムだと思います。■身につけて心地よいランジェリーだけを迎え入れて今回、私のお気に入りのブランド5つご紹介しました。ランジェリーを選ぶときには、身につけたときに心地が良いか、テンションが上がるかをとても大切にしています。身につけたときに、何か少しでも違和感や苦しいなどと感じたときは、購入はしない方が良いでしょう。肌に直接身につけるものなので、見た目だけでなく、自分の感覚はとても大切だと思うからです。その感覚を養うためには、たくさん試着をしてみることが近道だと思います。来年はどんな自分になりたいかを思い描きながらランジェリーを選ぶと、いつもと違ったタイプのランジェリーが欲しくなるかもしれません。その心の声に素直になってランジェリーを選んでみてくださいね。
2019年11月25日モデルの“くみっきー”こと舟山久美子とランジェリーブランド「RAVIJOUR」(ラヴィジュール)のコラボレーションランジェリー第2弾(10月3日発売予定)のビジュアルがこのほど、公開された。“女の子”から“大人の女性”への成長をテーマとした「RAVIJOUR」のプロジェクト「Upgrade(アップグレード)」のアンバサダーを務める舟山。「誰かのためじゃなく、私は私のために。セクシーは楽しまなきゃ、もったいない。」というメッセージを世界中の女性へ向けて発信している。コラボランジェリー第2弾は、きらめくラメレースをふんだんに使用したラグジュアリーなランジェリー。カップから肩までつながるようにレースをのせて、ドレスのような印象に。計算され尽くしたディテールが身体を綺麗に見せてくれる、“ボディ映え”が叶うランジェリーとなっている。ビジュアルでは、舟山がランジェリー姿で美ボディを披露。そして、“ギャル時代のくみっきー”と“現在のくみっきー”が向き合うことで、1人の女性の成長と多面性を表現している。
2019年09月24日「セクシーランジェリー」と聞いて、皆さんはどんなランジェリーを思い浮かべますか?露出度が高いランジェリーや男性の目線を意識したデザインのランジェリーなどでしょうか。セクシーランジェリーといっても人それぞれ感じ方が違うので、どこからがセクシーと感じるのかはさまざまでしょう。たとえば、透けたレースのショーツがセクシーすぎるという人もいますが、私はインポートランジェリーに関わる仕事を長年しているせいか、レースで透けているというだけではセクシーランジェリーとは感じません。私がセクシーランジェリーだと感じるポイントはふたつあります。ひとつめはパートナーと楽しむということを想像させるもの、ふたつめは自分自身が着用するといつもとは違った高揚感や刺激を感じるようなデザインのものです。そのようなセクシーランジェリーは、私が運営に携わるランジェリー通販サイト「SPLASH」で数百種類取り扱っていて、毎日たくさん売れています。出典:ポーランドランジェリーブランド「obsessisve(オブセッシブ)」お客様は男女共にいますが、購入金額や販売数は男性の方が多いです。「SPLASHでは男性のお客さまが多い」と話すと皆さん、意外に思われるようです。日本ではランジェリーを女性にプレゼントする文化が、ヨーロッパと比較するとそれほど浸透していません。そのため、その行為が特別なことに思われる人も多いようですが、実は女性にランジェリーをプレゼントしている男性もたくさんいるんですよ!パートナーにランジェリーをプレゼントするために、お店に一緒に来るカップルは本当に素敵だと思います。ただ実際には、ランジェリー売り場に入りにくいという男性も多く、通販サイトが重宝されているのだと思われます。■大人のためのセクシーランジェリーの選び方セクシーランジェリーを着けてみたいけどハードルが高い、などと思っている人はまずは普段使いもできるようなアイテムから選んでみましょう。そして、大人の女性なら、セクシーランジェリー=下品にならないように、素材に少しこだわって選ぶことをおすすめします。特別高価なものである必要はありませんが、良い素材を使っていたり質にこだわっていたりするランジェリーは着け心地が良いだけでなく、何よりもそれをまとったときにあなたの魅力をより引き出してくれます。実際「SPLASH」においていえば、ブランドによってはブラジャー、ガーターベルト、ショーツの3点セットで1万円以内で買えることも。意外とリーズナブルな金額で、高品質なヨーロッパのランジェリーが購入できます。サイズ展開が2サイズのみで、自分用はもちろん、ギフトにも選びやすい点でもおすすめです。ここからは私がセクシーだと感じるランジェリーを紹介します。普段、デパートなどの店頭ではなかなか見かけることがないものも多いかもしれません。■オープンバストブラジャー出典:ポーランドランジェリーブランド「アクサミセクシー」オープンバストブラジャーとはその名の通り、バスト部分がオープンになっているブラジャーです。胸の下の部分だけを支えてトップはすべて露出しているデザインのものもありますが、こちらはトップをレースで少し隠すデザインになっています。また、白いランジェリーは清楚で可憐なイメージもあり、デザインが刺激的でもとても品良く決まります。出典:ポーランドランジェリーブランド「アクサミセクシー」こちらのオープンバストブラジャーも、可愛らしいピンクとこのセクシーなデザインのギャップが魅惑的です。私の好みになりますが、胸がすべて露わになっているデザインよりも、美しいレースでそっとトップが隠されている方が、恥じらいも感じ取れてよりセクシーさが際立つと思います。チラリズムは大切です(笑)。これらのブラジャーは、パートナーとより濃密な時間を楽しむときに着用するのも良いですが、トップがレースで覆われているので、普段使いにもおすすめします。生活や仕事にややマンネリを感じたときに、このようなブラを着けて1日を過ごすと、いつもと違った日を送ることができます。セクシーなランジェリーを身に着けると、不思議と背筋が伸びたり所作が女性らしくなったりします。女性らしさを内面から引き出したいと思っている人はぜひ、セクシーランジェリーを日常生活に取り入れてみてください。■ガーターベルト出典:映画のワンシーンを思わせるドラマティックなランジェリーブランド「MEMAI(メマイ)ランジェリー」セクシーランジェリーといえばガーターベルトを連想する人も多いのではないでしょうか。ガーターベルトについては以前にコラム「ガーターベルト×ストッキングを大人女性にすすめたい理由」を書かせていただいてますが、とても反響のあるアイテムです。ガーターベルトは単なるセクシーアイテムとしてだけでなく、パンティストッキングが苦手な女性には機能的にも重宝します。ガーダーベルトを着けている女性に出会ったことがないという男性も多いので、パートナーへのサプライズとして楽しむのもよし、普段オフィスで着用すれば誰からも見えないけどちょっとした自分だけの楽しみ、緊張感、高揚感を持って1日を過ごすことができるでしょう。■サイドリボンパンティ出典:あなたの魅力を惹きたてる「Alquarte(アルクァーテ)ランジェリー」サイドリボンパンティ!これはまさに私がセクシーだと感じるすべての要素が詰まったアイテムです。こちらのサイドリボンにはシルクが使われ、美しくスルスルとほどけるその脱ぎ姿まで計算されてデザインされています。脱ぐときの姿まで考えられて作られたランジェリーは、一種の芸術だと私は思います。このショーツはパートナーと楽しむことも想像させますが、キュートな色使いと高級な素材を使用しているため、品良く決まるのもうれしい。セクシーランジェリーに挑戦してみたい初心者さんにもおすすめです。■セクシーランジェリーを日常使いにセクシーランジェリーを買ったけど使う機会がなくてクローゼットに眠っているという人も多くいるようですが、ランジェリーは使用していなくても素材は劣化していきます。せっかく買ったランジェリーを使わない方が実はもったいないのです。特別な日のためだけではなく、日常でもセクシーランジェリーを使ってみてください。そうすることでランジェリーはあなたをもっと輝かせ、いつもとは違った艶のある時間を過ごさせてくれるでしょう。大人女性を素敵に魅せるランジェリーの選び方
2019年09月11日フランスのランジェリーは、地味だというのを目にしたことがあります。しかし、それはショップやブランドにもよるといえそう。まず、パリでよく行く大型スーパーの衣料品コーナーには、比較的シンプルなものが並びます。例えば、日本で人気のシームレスタイプや、肌にやさしいオーガニックコットンのものなど。また無地のレースタイプや、花の刺繍が施されているものもあり、それらは私たちが日本の下着売り場で目にするものと変わりません。一方、百貨店に行くと品揃えが豊富で、目移りするほどです。上品で繊細なレース使いのものがあれば、シルクやサテン素材の官能的なデザインのものも。身につけるだけでラグジュアリーな気持ちになれそうなものから、魅せるための下着といえそうなものまでさまざまです。■フランス女性はどんなランジェリーを好む?では実際、フランス女性はどのようなランジェリーを好むのでしょうか。ここにも日本人が選ぶものとの違いがありそうです。ショーツ人気上位はTバック数年前、パリにある小さなランジェリー専門店を訪れたときのこと。素敵なレースのショーツがあったので眺めていると、スタッフが「これなんてどう?」と白のストリング(Tバック)を棚の上に広げました。その瞬間、やはりこのタイプがおすすめなのね……と思ったのです。というのも、フランス女性はストリングを好むから。私の友人(フランス人)も、まず選ぶのはストリング、次にタンガ(どちらもTバック)だといいます。理由は、パンツを穿いたときにショーツラインが響かないからだそう。こういうとき、日本の女性ならラインが響かないように作られている、機能的なショーツを選ぶことの方が多いのではないでしょうか。さらにパンツが白であれば、ベージュを選ぶ傾向にあると思うのです。色は黒と白!ベージュは不人気同時に私としては「白」を勧められたのは、とても意外に感じました。清楚な色より、魅惑的なダークカラーを真っ先に勧めてくる印象があったから。しかし、後にフランス女性は白や黒のランジェリーを好む傾向にあるのだと知ったのです。もちろん好きな色は人それぞれ。人気のランジェリーブランドにもコーラルピンクやイエローといった鮮やかなものが揃いますよ。それでも、全体を見ると日本人に人気のあるベージュだけは、不人気のような気がしてなりません。現にお店のスタッフも私に一度もベージュのアイテムを勧めませんでしたから。さらに、フランス女性はランジェリー1枚の姿になったときでも、美しく見えるかどうかを大切にしていると聞いたことがあります。そうであるなら、そこには男性の存在もあるように思えてきますよね。では、セクシーなランジェリーを身につけるのは、男性を意識しているからでもあるのでしょうか?■フランス女性は「自分のために」ランジェリーを選ぶフランス人の友人に、ランジェリー選びで大切なのは何かと訪ねてみたところ、返ってきた答えはこのようなものでした。「まずは自分自身が気に入ったものを選ぶことが重要よ。そのうえで彼が気に入ってくれるのなら、言うことないわね。美しいランジェリーを身につけることは、女性であることを強く感じさせてくれるの。それは脱毛したり、ネイルをきれいに塗ったりする作業と同じように思えるわ」さらに続けて、「ランジェリーは服の下につけるもの。外側からは見えないからこそセクシーであり、どのようなものを身につけているかを想像させることがエレガントなのよ。だから洋服から見えすぎているのは、とても下品だと感じるわ」つまり、フランス女性は自分のためにランジェリーを選んでいるのです。私たちにとっては、官能的にも思えるデザインも、彼女たちにとっては美しいアイテム。そしてそれを身につけることは、女としての喜びであり自身を高めてくれるもの。エレガントであることを常に心に留めている、フランス女性らしい美意識だと感じるのです。2017年9月11日公開2019年8月1日更新
2019年08月01日女性たちの日常に心地よさをもたらしてくれる“ヘルシーなランジェリー”をご紹介。vol.1に続くvol.2では、“ヘルシー”であること+ほどよい色っぽさを秘めた、乙女心を満たしてくれるランジェリーをピックアップ!eberjey ________ピュアホワイトは永遠の憧れ。 女心をくすぐるエバージェイのブラレットとショーツ。 ワイヤーもパッドもなし、究極のリラックス仕様である一方、ヘムにはたっぷりとラッセルレースをあしらう。 清楚さこそ真のセクシーであるといえる。BRALET(5,200円)、SHORTS(3,400円)/ eberjey(H BEAUTY&YOUTH TEL:03-6438-5230)Pasquet, _________パリを拠点に日本人女性がデザインするランジェリーブランド、パケ。 ラブリー過ぎない、パケのフィルターを通したピンクは自分を解放するためのもの。 素材は柔らかく肌あたりがやさしいシルク100%のジョーゼット。 この甘やかさと色っぽさのバランスは女性デザイナーであるからこその表現。Chevron Bra(9,250円)、Chevron Frill Panty(4,800円)/ Pasquet,(il Felino. TEL: 03-6447-0402)HP: CODE _________________アーバンでエフォートレスなムードのランジェリーが人気のポーランド発アンドレスコード。ちょっぴりセクシーなカッティングがヘルシーな肌見せを叶えてくれるこのアイテム。パープルのやさしい色味とフェイクスエード素材の気持ちよい手触り。ほぼシームレスな仕上げによる、ボディへソフトにフィットする上質な心地よさをぜひ体感して。BE RESOLUTE BRA(8,900円)、BE RESOLUTE PANTY(5,800円)/ UNDRESS CODE(il Felino. TEL: 03-6447-0402)HP: _________岐阜に拠点を置くウィンスキーのランジェリーは、日本人のボディラインにフィットする細やかな仕立てが魅力。 淡く繊細なピンクのネットチュールには、ラフな抜け感とセクシーさが同居。 女性の身体にも心にも寄り添うように、日々の気持ちを緩やかに高めてくれるランジェリーだ。Net tulle bra(ピンク 7,740円)、Net tulle shorts(ピンク 4,660円)/ windskyHP:へ
2019年07月31日肌に最も近いファッションアイテム、ランジェリー。自分のありたいイメージや行く場所に応じて選ぶ「服」と違うのは、外から見えないだけに原則、選択に制約がないこと。思いっきり大胆なもの、とにかく心揺さぶられるもの、ときめくもの、艶っぽい気持ちになれるものetc.、基本的にはどんなものでも選べる。自分のランジェリーを見たり触れたりできるのは、自分とごく親しい関係性の相手だけ。特殊な位置づけのファッションアイテムなのだ。■ランジェリーは“下着”とは違うランジェリーブランド「MEMAI」のデザイナーであるミキさんも、ランジェリーはファッションの一部だと考える人のひとり。「ランジェリーは“下着”って表現されることがありますよね。それはちょっと違和感があります。下着ではなく、おしゃれな服を選ぶ感覚で手にとって、身につけていただけたらと思って、作り続けてきました」アパレル会社に勤める傍ら、2009年にひとりでMEMAIを立ち上げた。当時はコートからボトムスまで、フルラインでコレクションを展開するアパレルブランドだった。3年活動した後に3年休み、2015年にランジェリーをメインとして生まれ変わり、今に至る。自宅にある4台のミシンで、時間を見つけては製作に励む。ネットショップでの展開のほか、伊勢丹でポップアップショップを出すなど、ランジェリー業界で知られる存在となった。「3年前、合同展示会『LINGERIE+』に出してから、横のつながりができて、リアル店舗に置いていただく機会が生まれました。直接身につけていただき、感想のお声をいただけるようになり、対面で販売するのっていいなと感じています」華奢で可憐な佇まいのなかに、芯の強さを感じさせるミキさん。お客様のことを話すとき、ふっと表情がやわらかになった。■美しさと危うさが同居する世界観美しいものや綺麗なものが大好きで、大学時代は映画を研究していた。卒論で取り上げたのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』(1958年)。サスペンス要素が強めの同作に登場するブロンドビューティを見ていると、美しさと危ういバランスにドキドキする――そんな世界観を表現したくて、自身のブランド名を「MEMAI」とした。見てそれとなく感じるように、MEMAIのランジェリーは万人受けするタイプではない。ドラマチックでミステリアス、センシュアルなランジェリーは着る人を選ぶだろう。自分が心から好きだと思えるものを自分の意思で選んで着たい人、他人の目を気にしたり媚びたりするのが好きではない人が、好むデザインなのではないかと思わされるラインナップ。「好き嫌いが分かれるデザインだと思います(笑)」とミキさん。MEMAIを愛してくださる方だけに買ってもらいたいそう。■「私が欲しいランジェリーしか作りたくない」大手ランジェリー会社ではなく、個人で少量・受注生産している醍醐味は、一切妥協せずに作れること、「私が欲しい」と思うものだけを作れること。それに尽きる。たとえば、「POLCA DOTS TULLE × LACE BRA / BEIGE」は、ヒッチコック監督の『サイコ』(1960年)で、冒頭に主人公がランジェリー姿で登場するシーンをモチーフにしてデザインされたもの。パッドなしの1枚レースのブラジャーは、きれいな膨らみを出せて、バストトップの透け感が気にならないような、特殊なパターン技法で作っている。細やかな手仕事を感じさせる日本製の繊細なレースを活かした、ムダのないシンプルな作りが特徴だ。「LACE UP TRIANGLE BRA」は、MEMAIを初めて身に着ける人から選ばれることが多いという。透明度の高い漆黒のレースが、肌の上で大胆に花を咲かせる。成熟した女性の色香を引き出すデザイン。美しいドレープを活かした新作は淡いグリーン。まとうだけで女神のような見た目に。「FRILLED EDGING BABY DOLL」の裾に付いたフリルは10数メートルと長い。パープルとピンク、ブラックの3色で、新色のピンクが最も人気に。■より良いものを作るための学び直し期間「自分が欲しいと思えないものは作らない。じゃないと自分で作る意味なんてない」「自分が作るランジェリーが一番好き」ミキさんのランジェリーとの向き合い方は、これらの言葉に象徴される。真っ直ぐで、迷いがない。こういう作り手から、物語と愛のあるモノを買いたいと思う。自分に嘘をつかないモノづくりは、やりがいや楽しさが多い一方、素材調達に苦戦することもある。「ランジェリーの資材はロットが大きく、一般の市場にはなかなか出回らないので調達が大変です」それ以上に、立ち上げ初期はランジェリー独自のパターンを身につけるのに苦労した。ミキさんの本業である服のパターンとランジェリーのパターンはまったく別物だ。「一番はじめに作ったサンプルは、洋服の要領で見よう見まねで形にしたもの。今思うと無知でしたね」本業が忙しくなりすぎて、MEMAIを3年お休みしていたとき、ランジェリーのパターンを改めて学び直しました。独学ではありますが、いろいろなブランドのランジェリーを見ながら研究を続け、再開したんです。休んで勉強し直した時期は、私にとって重要な時間でした」■着る服をじゃませず、心地よい1枚でありたいミキさんの心の奥底には、「服をきれいに、おしゃれに着てほしい」という思いがある。「一番に着る服」であるランジェリーは、その上に着る服をじゃますることなく、気分を上げて、その日1日を心地よく過ごせる存在であってほしい、と。だからバストを盛るパッドは原則、入れない。今の時代の空気感を感じられるように、入れるとしても極薄のもの。選ぶランジェリー次第で、洋服をおしゃれに見せられるかが決まるといっても過言ではない。「MEMAIのコンセプトに“非日常を日常に”というものがあります。好きなランジェリーを身につけることで、日常が少しでも彩られて、華やかになればと思っているんです」やっぱり、ランジェリーも「1枚の服」なのだ。おしゃれだとか、好きだとか、身につけたいといった思いを元に選ぶ、肌に一番近い服。■ランジェリーが持つパワーに魅了されて気に入って買ったランジェリーを鏡の前でまとうときに心踊る感覚を味わった経験がある人もいるだろう。たとえ、その上にシンプルな服、カジュアルな服を着たとしても、気持ちは華やぎ、幸福感に包まれている。仕草も自然とエレガントになっていて、そんな自分もなかなかいいじゃないかと思える。ランジェリーには、そんな不思議な力がある。「お客様からファンレターやメールで、そういった感想を伝えていただくことは多いです。『身につける度にテンションが上がります』なんて言ってくださる方も多く、こちらこそすごく嬉しい気持ちになります」生きている限り、ランジェリーの仕事に携わりたいとミキさんは話す。同時に、本業のアパレルは続けていく。「洋服とランジェリーは、作るうえではまったく別分野ではありますが、並走することで両方にプラスの影響を及ぼせると思っています。今後の目標ですか?ゆくゆくは海外の店舗にMEMAIのアイテムを並べるなど、世界展開を目指しています。アトリエとショップが併設された空間も作りたいです。自分の目の届く範囲で自分が欲しいと思えるものづくりを続けていきたい」(編集後記)新作を発表するイベントや展示会前はとくに、ミキさんは製作に追われる。ひとりで作っているため、「アシスタントはつけないんですか?」と尋ねたところ、「無理ですね……」と返ってきた。ディティールへのこだわりを上手く伝えるのは難しいので、人に任せづらいという気持ちがあるという。だから、自分ひとりでできる限りで、自分が満足いくものを少なくても、丁寧に作っていきたいのだと。使うレースを決めるのに一晩かかったり、製作に没頭していると日が暮れていたり。ミキさんはランジェリーが大好きな人。必ずいいものを作りたい――何であれ、ものづくりをする人にとって、刺激を与えてくれるひとときとなった。Text/池田園子取材協力・画像提供/MEMAIミキさんランジェリーブランド「MEMAI」デザイナー。年7月4日公開2019年7月29日更新
2019年07月29日いいランジェリーを買ったら、とっておきの日に身につける――そう考えてしまうのは、ランジェリー=特別なときに、特別な誰かに見せるもの、身につけていい気分になるもの(気分が上がるもの)、という思い込みがあるからかもしれません。結果、日常(普段)では適当な、ちょっとくたびれたランジェリーを、非日常では一番いいランジェリーをまとうというように、手持ちのランジェリーが「よれよれのレギュラー・ランジェリー」と「お気に入りの補欠・ランジェリー」に分かれていませんか。でも、そもそも非日常つまり特別な日は、生きている間に一体どれくらいの頻度で何度訪れるのでしょうか。なんてことのない日常のほうが、圧倒的に多いはず。特別な日だけに限定して、いいランジェリーを身につけて、気分を上げようとするのはもったいない!お気に入りのランジェリーを数着、できるだけ頻繁に着用して、毎日をいきいき過ごすほうが、人生はきっと楽しくなることでしょう。こう教えてくれるのが『人生を美しく生きる女は、服の下から美しい―フランス女性に学ぶ大人のランジェリーのすべて』(キャスリン・ケンプ - グリフィン著/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)です。どんなときでも満ち足りて過ごすため、感覚を心地よく刺激するために、ランジェリーを「ワードローブ」と見立てて楽しみながら、“粋に着こなす”フランス女性たちのランジェリーにまつわるアイデアが満載です。本書から私たちが今日からでも実践できるランジェリーとの付き合い方を、いくつか選りすぐってご紹介します。1.ランジェリーを身につけて、どう見えるかではなく「どう感じるか」を大事にする自分の体型の中で不満な部分を改善できれば、自分のことをもっと好きになれる、自信を持てるようになる。多くの女性はそう思い込んでいて、ランジェリーをその際の手段として考えがち。でも、補正下着などで体型を改善しなくても、ランジェリーを身につけた自分が「どう感じるか」といった感覚を大事にし、心から気に入ったランジェリーをまとうことで、自分のボディイメージを改善できるのです。そのために重要なのは「(自分にとって)心地よい生地」を基準にランジェリーを選ぶこと。適切な生地で作られたランジェリーは、どんなときでも体を引き立ててくれます。また、窮屈さや不都合さはなく、常に自分の動きにしっくりくるのが特長。シルクは別格ですが、どんな生地にも長所と短所があります。デザインだけではなく、品質表示のタグを見て、試着して、身につけたときに心身がどう感じているかを、自分の感覚に素直になって、確かめてみるのが大事です。2.欠点なんて気にしない。自信のあるパーツを強調したランジェリーを選ぶ体型の欠点は「隠したいもの」「なくしてしまいたいもの」「嫌なもの」だと感じてしまう女性は多いかもしれません。でも、欠点を補正しようと躍起になっていては、魅力的な部分を見過ごしてしまう可能性もあります。欠点にとらわれすぎるのではなく、魅力的な部分を強調することで、自然と欠点がうまくカモフラージュされている――そんなフランス女性たちの心得から学びたいもの。大事なのはバランスです。光と影があるように、自分の体には欠点という影に隠れて見えていない、表に出るべき長所があり、そこを誇らしく思うべき。欠点を影にしてしまえばいいのです。簡単にいうと、魅力的な部分を見せることで、体の気に入らない部分は隠せます。たとえば、バストが小さいと気にしている方は、上品で華奢な首と肩を目立たせるランジェリーを選ぶ、というように。3.自分らしくいられる、ときめきを感じるランジェリーだけを残すランジェリーを収納している引き出しには、自分がときめくランジェリーだけを入れるようにするのがコツ。毎日引き出しを開けるとき、気分が華やぐこと間違いなし。そのために一度、引き出しから全ランジェリーを取り出して、着用して心地よいもの、身につけたいと心から思えるものだけを、シビアに判断して取捨選択するのです。本書では「在庫リスト作成」も勧められています。自分自身を反映したランジェリーか?身につけたときに笑顔になれるランジェリーか?そんな基準でも点検してみます。理想はブラとショーツの組み合わせで、8セット用意しておくこと。万一洗濯をためてしまっても、ランジェリーを身につけられるように。ランジェリーは肌とダイレクトに接している点で、服よりも自分と近い距離にあり、ファッションと同じくらい、おしゃれとして楽しみ、自己表現できるアイテムでもあります。つけていて快適で、心も体も前向きになる――そんな大好きなランジェリーを毎日選んで、自分自身を慈しみながら過ごしていきたいものですね。2017年1月13日公開2019年7月27日更新
2019年07月27日■美しいレースに酔いしれる自分自身を大切にし、労るのは大切なこと。でも、仕事や生活、家事、育児に追われていると、自分のことは後回しにしがちです。自分に優しくなれたら、ほかの誰かにも優しくできるようになります。時間がなくても自分を思いやるひとときを作りたいもの。自分のためにとっておきのランジェリーを選んでみませんか。以下に私が所有しているおすすめのランジェリーをもとに、ランジェリーの選び方をご提案します。こちらはフランスの「LISE CHARMEL(リズシャルメル)」。美しいレースが特徴的です。日本からは遠い国の職人さんたちによって大切に作られた芸術を身にまとう喜びと興奮。レースから透ける肌はいつもよりも美しく見え、自分に自信がわいてきます。美しいランジェリーは、あなたに心地よさと自信を与えてくれるでしょう。■美しいランジェリーで自分と向き合うこちらはイタリアの「COTTON CLUB(コットンクラブ)」。触り心地の良いシルクが印象的です。必要以上に伸びない張りと柔らかさを併せ持つこちらのシルクランジェリーは、発色が良く、色と艶で肌を美しく見せてくれます。美しいランジェリーを着ると自分の体に興味がわきます。自分の体に向き合って、体を労り、保ち、改善するのが楽しくなります。それは、健康だけではなく美しさをもたらす、楽しい時間に違いありません。■慣れないものを着る高揚感が大人の色気をもたらすいつもとは違う自分を楽しめるのもランジェリーならでは。こちらはポーランドの「LE PETIT TROU(ルプティトゥルー)」のボディ。薄く透ける上半身と、それに続く黒くつるりとした透けないショーツ部分。腰の部分のレースがひらりと妖精のよう。それを着るのは私たち大人の女性。アンバランスさが緊張感とドキドキ感を与えてくれます。安定した大人ならではの、相手を包み込むような美しさも良いけれど、時には誰かが守ってあげたくなる様な危うい美しさも素敵。選ぶランジェリー次第で、気持ちはずいぶん変化します。■元気な色で気分を上げるこちらはワコール「IN CARAT(インカラット)」の赤いランジェリー。元気の出る赤い色は1枚持っておくといいかもしれません。縁起の良い黄色や金色も良いでしょう。「LISE CHARMEL(リズシャルメル)」の華やかな発色のシルクランジェリーは、新年にふさわしい豪華さと上質さ。ランジェリーは自分自身のためのもの。そして、もしパートナーに見せるのなら、パートナーにも喜んでもらいたいから大切に選ぶ。相手に楽しいデートの計画を求めるだけではなく、心地よく喜んでもらえるランジェリーを選ぶことは、大人の心遣いもしくは「愛」そのものです。さまざまなランジェリーで身を包み、私たちにとっていつもの日々が、ますます素敵になりますように。2017年12月25日公開2019年7月15日更新
2019年07月15日■ランジェリーの選び方を考える以前、「うわっ、BBAくさい!?男性がドン引きした女性の下着・6選」という、気になるアンケート調査結果を見つけました。中にはドキッとするような回答も。たとえば、ベージュの下着はオバサンくさくてムードが台なしだとか、下着の上下がバラバラだとガサツに見えるだとか……。ちょっと意外だったのは、セクシーすぎる下着は求めていない、という声。えっ、男性ってセクシーな下着好きなんじゃないの?と思いきや、艶っぽすぎる下着……たとえば「ひもパン」のよなものは、狙いすぎ感があって、引いてしまう男性もいるようです。ほかにも、派手すぎる下着に品性のなさや趣味の悪さを感じたり、キャラクターものの下着に子どもっぽさを感じて萎えたり、色あせやシミなどでヨレヨレの下着にがっかりしたり……といった意見もありました。男性の言いたい放題なアンケートですが(笑)、思い当たる節がある女性もいるのでは。では、どんなランジェリーを選ぶといいの?ランジェリーアドバイザーの石川智恵が、絶対に失敗しないランジェリーの選び方をご紹介します!■1セットは持っておきたい白、ピンク、水色……淡色でピュアさと清潔感を!世代を問わずに高い人気を誇るのは清潔感、清楚感を演出できる白。ランジェリー選びに慣れていない方にもおすすめです。白やピンク、水色などの淡く優しいカラーなら、攻めるカッティングのランジェリーでも、エロではなく官能的に見せられます。淡いカラーのランジェリーだからこそ、着心地や手触りの良い上質な素材を選んで大人の女性の余裕を見せて。■試着は必須。自分のサイズに最適なランジェリーを選ぶ多くの女性が自分の正しいサイズを案外わかっていません。食い込み&ハミ肉は色気が半減!「カップと胸の段差がある、ワイヤーがあたるなど、少しでも違和感があればNG。アンダーバストが72cmだからと、試着せずにアンダー70cmのブラを買う人がいますが、呼吸が深かったり肺活量が多い方は75cmが正解かもしれない。「試着してから」のを習慣にして、脇からお肉がはみ出ていないか、後ろ姿も入念にチェックを!■男性がドキッとするランジェリーは白以外にも……私自身も男性に好きなランジェリーのカラーなどをインタビューし、リサーチしているのですが、ランジェリーの好みは男性によってもかなり差があります。以前『anan』で対談させていただいた生物学者・山元大輔さんは、相手の本当の好みを知るには、いろいろ試してみるしかない、とおっしゃっていました。人間の遺伝子は一人ひとり異なり、同じランジェリーを見たとしても、感じ方はそれぞれ違うということ。興奮スイッチがオンになるきっかけも、男性一人ひとりで違うのです。白以外でも、いわゆる下着ではなくランジェリーに分類されるもの、つまり上質なアイテムを身に着けていると、男性はドキッとするものです。とくに恋の始まりには、ファーストステップにピュアさと清潔感を演出できるランジェリーを選び、次のステップで彼の好みを探っていくのが、失敗しないランジェリー選びのコツ!ランジェリーは自分のために選ぶもの。自分が心から好きなものをまとってほしいと思います。でも、好きな人がいて、その人にもランジェリーをまとった姿を見てほしい、と思うなら、彼の目線をほんのりと意識してもいいのかもしれません。「うわっ、BBAくさい!?男性がドン引きした女性の下着・6選」調査日時:2016年11月9日~11月10日調査人数:406人(22歳~39歳の男性)出典:年3月16日公開2019年7月13日更新
2019年07月13日■夏に「魅せるランジェリー」のすすめもうすぐ本格的な夏が始まりますが、皆さま、いかがお過ごしですか?そして今、どんなランジェリーを身に着けていますか?カップ付きインナーにヌーブラ、ストラップレスブラ、ベアトップブラなど、肩ひもを見せない、下着に見えないような、便利なインナーウェアがたくさんありますよね。でも、今身に着けているものに満足していますか?例えば、シリコン付きのストラップレスブラジャーは、長時間着けていると、汗でかぶれてしまう。ベアトップブラジャーはズレやすく、バストトップ位置が下がって見えてしまう、胸元が気になって落ちつかない、肩こりを引き起こしてしまう。そんなトラブルを聞くことも……。下着本来の機能はそのままに、ファッションアイテムとして使えるものがあれば、薄着の季節も理想のバストメイクを叶えられ、トラブルも減りそうですよね。また、夏に限らず年中使えて経済的です。そこで今回は、薄着や露出の多い夏に、特に便利な「魅せランジェリー」をご紹介します!■夏に活躍してくれる、「魅せランジェリー」を紹介1.高級感あふれるストラップのランジェリーポーランドランジェリーブランド「アクサミ」3/4カップブラジャー[V-5201] 価格:8964円(税込) ヨーロッパ製の黒いレースとベージュという、ベーシックなデザインと配色で、アウターを選ばずとても使いやすいブラジャーです。胸に直接触れる部分はコットン布で覆われて肌にも優しく、ぴたっとした洋服にもトップが響きにくく安心。そして、このブラジャーの「魅せポイント」は、ストラップにあります。シンプルで、やや光沢がある高級素材でできているので、堂々と見せてもブラジャーのストラップには見えません。さらに、伸縮性がとても高いストラップのため、肩がこりにくく、ラクな着け心地を実現しています。機能もデザインもとても優秀なブラジャーです。2.肩におしゃれなデザインを施したランジェリーポーランドランジェリーブランド「Le Petit Trou(ル・プティ・トルゥー)」のブラジャー[CHRISTINE]価格:1万260円(税込)Tiger Lily TokyoTEL:03-5658-7606www.tigerlilytokyo.com/シンプルな黒いチュールで、肩の部分に施されたフリルが大人のかわいらしさを引き出します。このランジェリーの「魅せポイント」はなんといっても肩のフリル。ノースリーブやベアトップの洋服から、あえてこのストラップを見せて、ファッションとして楽しむのもおすすめです。夏に快適な伸縮性のあるチュールネットを使用していて軽い着け心地です。サイドにボーンが入っているため、機能的にも優れています。3.背中魅せが叶うデザインのランジェリーポーランドランジェリ―ブランド「Le Petit Trou(ル・プティ・トゥルー)」の1枚レースブラジャー[FROLE]価格:1万260円(税込)Tiger Lily TokyoTEL:03-5658-7606www.tigerlilytoky.com/かわいくて洗練されたデザイン。こんな背中スタイルなら堂々と見せたくなるかも。ブランド名の「Le Petit Trou」には「小さな穴」という意味があります。ショーツのデザインにも遊び心があって素敵ですね。機能的にも伸縮性のあるチュールネットが使われ、胸に吸い付くようなフィッティングでありながら、とても軽い着け心地で夏も快適に過ごせるはず。チュールには小さな星の模様が織り込まれ、デザインへのこだわりを感じさせてくれます。アジャスターはもちろん調整可能。文句なしにおしゃれなデザインでありながら、機能もしっかり充実しています。ポーランドランジェリーブランド「Le Petit Trou(ル・プティ・トルゥー)」のランジェリーは1着ずつ、すべてロゴ入りの素敵な黒いボックスに入っています。このこだわりにも女性心がくすぐられます。■魅せる1枚と出会えるランジェリーショップ「Tiger Lily Tokyo」東京都渋谷区代官山町10-10 代官山トゥエルブ2FTEL:03-5458-760615時〜20時(水曜日定休)オーナー自身が世界各国からセレクトした、センスが光るこだわりのランジェリーたちが並ぶ、代官山のお店は今年オープン。ランジェリーアドバイザーの私も注目しているお店のひとつです。今回、一例としてご紹介したポーランドランジェリーブランド「Le Petit trou(ル・プティ・トルゥー)」も豊富に揃います。2017年7月20日公開2019年6月15日更新※掲載した商品の情報は記事公開当時のものです。
2019年06月15日