auスマートパスプレミアムでは、綾瀬はるかが主演を務める映画『リボルバー・リリー』(8月11日公開)が、全国の対象映画館で期間中いつでも1,100円で鑑賞できるキャンペーンを実施する。同作は長浦京氏による同名小説の実写化作。1924年の東京を舞台に、女スパイの小曽根百合(綾瀬)の活躍を描くアクション大作だ。行定勲監督がメガホンを取り、百合と行動を共にする少年・細見慎太をジャニーズJr.の羽村仁成が演じるほか、長谷川博己、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司ら豪華キャストが顔をそろえる。キャンペーンは、auスマートパスプレミアム会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、コロナシネマワールドなどで実施。期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞が可能となる。
2023年05月19日3人組ロックバンド・黒子首が、対バンライブシリーズ『サウンド・リボルバーvol. 01』を5月28日(日) に東京・WWW Xで開催することが決定した。『サウンド・リボルバー』は、音楽でリスナーの心を撃ち抜くような衝撃を作りたい、という黒子首の3人の気持ちが込められた自主企画イベント。初回となる今回はフレンズをゲストに迎え行われる。チケットは4月29日(土・祝) 10時から一般発売がスタートする。また、同イベントの第2弾が7月15日(土) に大阪・BIGCATで開催されることが発表された。ゲストアーティストなど詳細は追ってアナウンスされる。■黒子首 コメント黒子首と親愛なる共演アーティストのサウンドがあなたの人生の引き金になりますように。(堀胃あげは)絶対良い日です。あなたが来てくれたらもっと良い日です。(みと)対バァーン!バァーンリボルバーなだけに\どっ/(田中そい光)<ライブ情報>黒子首 presents サウンド・リボルバー vol. 015月28日(日) 東京・WWW XOPEN17:30 / START18:00『黒子首 presents サウンド・リボルバー vol. 01』告知画像出演:黒子首 / フレンズチケット料金:4,000円(税込 / ドリンク代別途必要)一般発売日:4月29日(土・祝) 10:00~黒子首 presents サウンド・リボルバー vol. 027月15日(土) 大阪・BIGCAT※詳細は後日発表関連リンク黒子首 オフィシャルサイト:フレンズ オフィシャルサイト:
2023年04月24日ゴッホが描いた「ヒマワリ」「夜のカフェ・テラス」などが、クラシック音楽に乗って、走馬灯のように目の前に迫ってくる――。世界で850万人を動員した、ゴッホの3000点以上の絵画を映像で見せる没入型の展覧会「ゴッホ・アライブ」が、兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーで開催中だ。「ゴッホ・アライブ」チケット情報ギャラリーの入り口付近には、ゴッホの生涯を時代別にしたパネルが並ぶ。心引かれるのは、ゴッホが残した言葉の数々だ。「絵画にはそれ自身の命があり、それは画家の魂から発する」「僕は、朽ちて、病み、バラバラになるほどに、芸術家へと近づく」など哲学的で、これから作品を見る上で、ゴッホの心情を理解する道しるべとなった。会場では、最大7メートルという壁の大型スクリーンや床、柱など至る所に、ゴッホの作品が全体像だけではなく細部に渡って切り取られ、次々とスピーディーにクローズアップされていく。ひとつの作品の今まで気に留めてこなかったような小さな“脇役たち”の部分も大きく投影されるので、筆のタッチや息遣いまでもが伝わってくる感覚だ。ヴィヴァルディやサティらの音楽と作品の映像の切り替えがピタリと合っていて、映画を見ているようでもある。映像は40分間で、まるでモノクロで描かれたように暗く沈んだ初期の「オランダ時代」から、パリへ移り、目にまぶしいほどの鮮やかな色彩を見出していき、南仏、精神を病んで入院したサン=レミの療養院、晩年期などへと順番に追っていく。一日中繰り返して流されるので、どのタイミングで会場に入っても、見逃した部分は後から見られる。作品の魔力と映像の迫力で、どの時代から見ても違和感なくゴッホの世界に没頭できた。床にはクッションや長椅子が置かれ、座ったり、写真を撮ったりしながらの自由な鑑賞スタイルだ。別会場には、ゴッホの部屋やひまわり畑を再現したフォトスポットも設けられている。また、ゴッホが最後に過ごしたフランスの田園地方を思わせるという、アロマの香りも会場に漂っている。「花咲くアーモンドの木」や、「花咲く梅の木(広重の複写)」などの作品では、日本の民謡「さくら、さくら」がバックに流れ、映像の効果で花びらが舞い、美術館で花見をしているようだ。彼が「絵画における色彩とは、人生における熱狂だ」と言った通り、燃えたぎるような色と生命力にあふれている。「ヒマワリ」や「ローヌ川の星月夜」の作品に照らされ、ゴッホ自身を描いた「自画像」の、突き刺さるような視線にたじろぐ。熱狂と色彩の中を駆け抜けたゴッホの人生と作品が鑑賞後も頭の中をめぐる。不思議な新しい感覚を味わえた。取材・文:米満ゆう子
2023年03月27日映画『リボルバー・リリー』のキャストお披露目会見が、2月28日(火) に帝国ホテルで開催された。『リボルバー・リリー』は長浦京の同名小説を原作とした実写映画。かつて「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき元諜報員・小曽根百合が主人公のハードボイルド作品だ。主演は綾瀬はるか、監督は数々の話題作を送り出してきた行定勲が務める。まず舞台に登場したのは本作の企画プロデュースを務めた東映・紀伊。「2019年に原作権を取得し、それからやっと撮影を終え編集の段階までいけた。日本映画が世界に出ていけるように企画した。キャスト・スタッフが一致団結して日本映画のためになるように作った」と熱い思いを語った。さらに原作者の長浦京も登壇。長浦は「原作小説自体、“僕が見てみたい日本映画”を作ろうと思って、でもそれにはお金がかかる、じゃあそれなら小説家として“読む映画”を作ろうと持って書き上げたんです。それが時を経て本当に映画になることにとにかく興奮しているし、誰よりも厳しい目で見ると思います(笑)」と映画完成へのハードルを上げると、「小説が長くてめちゃくちゃ大変だったんです(笑)」と紀伊もたじたじ。また本作で作られたセットについても長浦は大満足な様子で、「お世辞抜きに当時の匂いも漂ってきそうなリアルなセットだった」と笑顔で話した。次に監督を務めた行定が登壇。登壇するや否や、「お金がかかるとこんなにプレッシャーがかかるのか(笑)」と会場の笑いを誘った。今回東映からこの話が来た時に、「なにかの間違いじゃないかと思うくらいの大きな規模で。ただ主人公が女性スパイで、この女性主人公を輝かせたいという紀伊さんの思いもあったので、この女性が大正時代をどのように生き抜いていくのか、そして今現実世界でも戦争が起こっていて、その時代に戦争に立ち向かうこと、銃を向けるということ、人と傷つけ合うということを非常にたくさん考え、向き合った作品です。まだ仕上げ中で完成はしていないので僕自身もどうなるかわかりませんが、楽しみにしていてください」と期待感をあらわにした。紀伊も「単純なエンターテイメントだったら勝ち目がないかもしれないけど、監督の作家性というものがどうミックスされて、どういう風に料理してくれるのか僕も見てみたいと期待しながらオファーしました」と監督を選んだ理由を話した。それを受け監督は、「まだまだ知らない世界ってあるんだなぁって、僕なりに色々な発見があった。いい意味でちょっと変な映画です」と軽快に話した。最後に紀伊プロデューサーが、「本当に苦労してここまできました。今出来ることを全力でやりました。楽しみにしていてください!」と映画への完成を煽った。そしてランウェイでは、ジェシー(SixTONES)を皮切りに、清水尋也、シシド・カフカ、豊川悦司、古川琴音、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、長谷川博己、綾瀬が登場。ランウェイのセンターでは手で銃の形を作って、映画さながらリボルバーを引くかのような仕草で会場を沸かせた。登場した綾瀬は「慣れないランウェイに緊張しましたが、楽しんでいきたいと思います」と挨拶。また「原作を読んでもスケールの大きい作品だったのが、映画になった時どうなるのかなとワクワクしました。またアクションシーンも多かったので体作りが大変だなぁと。あとこの役のために髪も切ったので、新たな役に挑戦できることにもワクワクしました」とキャスティングされた当時の思いを語る。(C)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズまた綾瀬の呼び込みで他キャストも改めて登壇。登壇した長谷川は、「生まれて初めてランウェイを歩いたし、こんな会見初めてなのですごく緊張してます(笑)」と笑いを誘った。この映画の話を聞いた時は、「この作品は大正末期の生きることに必死の時代、そういう時代を生きることができるっていいなと思って受けました」と振り返る。また「綾瀬さんと2年続けて共演できて嬉しいですし、そして行定監督とは初めて。監督の作るアクション、ものすごく期待しています」と映画の完成を心待ちにしているようだった。本作で初めての映画出演となった羽村は、「初めての映画出演で、行定監督、綾瀬さん、そして錚々たる共演者の皆さんと演技が出来てワクワクする気持ちで胸がいっぱいでした!どのシーンも印象に残るものばかりで、完成が楽しみです!」と元気に話した。一方でシシドは、「お話をいただいたときに、“ミュージシャンとしての立ち振る舞いに期待しています”と監督に言われたことが嬉しかったです」と話し、「今回はドラムスティックの代わりにウィンチェスターを振り回しているので楽しみにしてください(笑)」とマスコミを笑わせた。また古川は、「初めてランウェイを歩いたので気持ちが上がっちゃって……用意してきたことが全部飛んじゃったんですが(笑)」と会場を和ませ、「最初に台本をいただいた時にアクションのスケールの大きさにびっくりして、これを行定監督はどうやって映画にするんだろうって終始ワクワクしながら参加しました。映画館で見るのが私も楽しみです!」と嬉しそうに話した。作中で綾瀬と対峙した清水は、「綾瀬さんと対決させていただくということで、アクションにも挑戦させていただき、たくさんのことを勉強させていただこうと思って挑みました!また完成して錚々たるメンバーの演技を観れるのが楽しみです」と意気込んだ。ジェシーはマイクを持つと早速、「リボルバー・ジェシーです」ジョークを飛ばし、一気に会場を笑わせる。「お話をいただいた時、このメンバーの中に自分がいるんだと不安もあったんですが、皆さんに支えられながら綾瀬さんとのアクションシーンや激しい銃撃戦を撮影できました。スケールは大きいですがそれに負けないくらいみんなのオーラがあるので期待してほしいです。あ、ひとつ言わせていただきたいのは、行定監督とのアクションはないのでご安心ください(笑)」と最後の最後までエンタテイナー・ジェシーで舞台を盛り上げた。これを受けた豊川は負けじと「リボルバー悦司です」と挨拶。「僕は檀一雄先生の『夕日と拳銃』という作品が大好きで、それに勝ることなく素晴らしい冒険があって。これは東映ならではの映画になるのでは!と思っていて、リボルバー悦司として関われることが嬉しいです」と会場を盛り上げた。最後に主演を務めた綾瀬から、「素晴らしいキャストの皆さんと、それを行定監督がどのように完成させるのか私自身も非常に楽しみにしています。皆さんも楽しみにしていてください!」と語り、豪華なランウェイお披露目会は幕を閉じた。また映画の公開日が8月11日(金) に決定。さらに佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎の出演も発表された。併せて本作の特別映像が公開となった。映画『リボルバー・リリー』特別映像<作品情報>映画『リボルバー・リリー』8月11日(金) 全国公開監督:行定勲原作:長浦京『リボルバー・リリー』【出演】綾瀬はるか 長谷川博己羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)/シシド・カフカ 古川琴音 清水尋也/ジェシー(SixTONES)佐藤二朗 吹越満 内田朝陽 板尾創路橋爪功/石橋蓮司/阿部サダヲ野村萬斎 豊川悦司公式サイト:
2023年02月28日映画『リボルバー・リリー』に綾瀬はるかが主演することが2月28日、都内で行われた同作のキャスト発表会見で明らかになった。綾瀬さんが演じるのは16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曽根百合という役どころ。世代を超えて愛される国民的俳優が、アクション満載の本作で“新境地”ともいえるダークヒロインに挑んでいる。「スケールの大きな作品で、どんな映像になるのかワクワク感があった」とオファーを受けた第一印象をふり返る綾瀬さんは、「アクションシーンもたくさん描かれているので、体づくりが大変だなと。この作品をきっかけに、髪を切ったり、新たな挑戦もあった」と自身の変身にも強い手応え。昨年夏に約3か月の撮影が行われており、「お客さんを物語に誘って、心揺さぶるような作品になるといいなと思います」と完成が待ち遠しい様子だった。綾瀬はるか大正末期の1924年を舞台に、元敏腕スパイで、いまは復興に湧く花街の銘酒屋で女将をしている百合(綾瀬さん)と、家族を殺害され、父親から託された陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太が、帝国陸軍からの逃避行を繰り広げる。最大のクライマックスは、たった2人対帝国陸軍1000人の壮絶な6日間のバトルだ。原作は長浦京氏の同名小説。行定勲監督(『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』)がメガホンをとった。長谷川博己会見には共演する長谷川博己、慎太を演じる羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司が出席した。現時点では綾瀬さんと羽村さんのみ、役どころが明らかになっており、残り出演者についてはどのようなキャラクター像なのか発表されていない。長谷川さんは「2年続けて共演させていただき、良かったです」と、映画『はい、泳げません』に続く綾瀬さんとの共演に喜びの声。羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)羽村さんは今回が初めての映画出演で、「そうそうたる皆さんとご一緒させていただき、ワクワクの気持ちで胸がいっぱいでした」と初々しい挨拶。「アクションに、二転三転するストーリー展開。どのシーンも印象に残るものばかりで、かっこいい映画になっていると思います」と完成に期待を寄せる。ジェシー(SixTONES)開口一番「リボルバー・ジェシーです」と会場を沸かせたジェシーさんは、「すばらしいキャストの中に、なぜ僕がいるんだろうという不安もあった」と本音も告白。豊川悦司ジェシーさんの挨拶に触発されたのか、豊川さんも「リボルバー悦司です」とお茶目な一面を披露。大好きだという檀一雄の長編小説「夕日と拳銃」を引き合いに「かつて東映さんも映画化している作品ですが、今回(『リボルバー・リリー』)はそれに勝るとも劣らない冒険物語がそこにあって、東映さんならではの映画になるのでは」とこちらも作品への期待の高さを示していた。この日は会見出席者に加えて、阿部サダヲ、石橋蓮司、佐藤二朗、板尾創路、吹越満、内田朝陽、野村萬斎、橋爪功の出演も明らかになった。『リボルバー・リリー』は8月11日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2023年02月28日映画『リボルバー・リリー』(8月11日公開)のお披露目会見が28日に都内で行われ、綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司、行定勲監督、長浦京(原作)、紀伊宗之プロデューサーが登場した。同作は長浦京による同名小説の実写化作。1924年の東京を舞台に、女スパイの小曽根百合(綾瀬はるか)の活躍を描くアクション大作となる。この日はお披露目会見ということで、キャスト陣がランウェイで登場。ほか佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、橋爪功、石橋蓮司、板尾創路、阿部サダヲ、野村萬斎が出演することが明らかになった。各キャストの役などは今後明らかになる。トップバッターで登場したジェシーは次々と動きを変え、ランウェイも慣れた様子。「リボルバー・ジェシーです。よろしくお願いします」と一笑いを交えつつ、「お話をいただいた時、まさかこんな素晴らしいキャストの中に僕がいるんだという不安な一面も自分の中であったんですけれども、皆さんに支えられながら……」と振り返る。さらに「綾瀬さんとのアクションシーンだったり、激しい銃撃シーンもあって、本当にスケールが大きいんですけど、皆さんのオーラがすごいので、シーンに負けないぐらいすごい作品になってると思います」と太鼓判を押し、「一つ言いたいのは、行定監督とのアクションはないので、そちらは大丈夫なのでお願いいたします」と最後までボケ続ける。ジェシーの後に挨拶をした豊川も「リボルバー・エツシです」と自己紹介し、笑いをさらっていた。
2023年02月28日映画『リボルバー・リリー』(8月11日公開)のお披露目会見が28日に都内で行われ、綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司、行定勲監督、長浦京(原作)、紀伊宗之プロデューサーが登場した。同作は長浦京による同名小説の実写化作。1924年の東京を舞台に、女スパイの小曽根百合(綾瀬はるか)の活躍を描くアクション大作となる。この日はお披露目会見ということで、キャスト陣がランウェイで登場。ほか佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、橋爪功、石橋蓮司、板尾創路、阿部サダヲ、野村萬斎が出演することが明らかになった。各キャストの役などは今後明らかになる。主演の綾瀬は「原作を読んでもすごいスケールの作品だったので、これが映像になると、どんな風になるんだろうっていうワクワク感がありました」と振り返る。「アクションシーンがたくさん描かれていたので、体づくりが大変だなと思いましたが、この作品をきっかけに体づくりを行ったりもして新たな挑戦だなとワクワクしました。観てくださるお客さんを物語に誘って心が揺さぶられるようなそんな作品になればいいなと期待しています」と意気込んだ。
2023年02月28日世界中の人に知られる画家・ゴッホ。そのゴッホの展覧会が全く新しい展示方法で、日本へ初上陸した。『ゴッホ・アライブ』と名付けられた本展覧会は、世界中で約850万人を超える人々を動員し、12月10日(土)、ついに名古屋にて公開された。入口すぐ出迎えられたのは名作《星月夜》の絵の中に飛び込んだような光のカーテン。そこを抜けると、ゴッホの経歴や残した絵画の紹介、そして撮影スポットだ。ゴッホが自らの寝室を描いたとされる絵を立体化、ベッドに座って撮影することができる。またゴッホが何度も描いた「ひまわり」を一面に咲かせた部屋も。そこでは、ARを使用するとスマホ画面の中にイラストのゴッホさんが現れて、一緒に撮影することも可能だ。本展覧会のメインコンテンツは、フロアが一面の壁に映し出されるゴッホの絵画。展示にあたっては最新技術が使われており、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、数十台ものHDプロジェクターを融合させることで、本展覧会が「没入型展覧会」をいわれる展示空間を作り出す。単純に絵画をビジョンで映し出す、というものではない。ゴッホの名作を中心に約3000点もの画像や映像が、力強いクラシックの音色に合わせて、入れ替わり、時には動き、絵画の新たな見方を発見していく。その空間にいるうちに、絵の世界に招かれたような不思議な陶酔感に包まれる。フロアにはクッションが置かれ、思い思いの場所で座りながら浸る人々もいる。また、映える写真や動画を撮りたい人にも魅力的な空間でもあるようで、撮影に夢中になっている人がいるのも、本展覧会の特徴かもしれない。『ゴッホ・アライブ』では、思う存分、ゴッホの世界に浸り、まるで現実を忘れてしまうかのような時間を過ごすことができる。チケットは日時指定で、3月5日(日) までの開催。これまでにない鑑賞体験をしたい人は、ぜひ足を運んでみよう。<開催概要>『ゴッホ・アライブ』開催中~3月5日(日)※12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火) 休館10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで。金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)中京テレビクリエイション[TEL]052-588-4477(平日11:00~17:00/土日祝休業)ゴッホ・アライブ運営事務局[TEL]090-3524-8525(9:30~20:00※日曜日は18:00まで)名古屋展オフィシャルサイト:チケット購入はこちら:
2022年12月23日会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現した体感型デジタルアート展「ファン・ゴッホ-僕には世界がこう見える-」(角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリーにて’23年1月9日まで開催中)が話題だ。来場者も20万人を突破し、会期も延長!そんな、ゴッホの目に映る世界を全身で感じることができるという展覧会をリポート♪広い空間の壁と床を埋め尽くすようにゴッホの名画の映像が映し出され、BGMが一層気分をもりあげてくれる。『ひまわり』をはじめとした大胆な筆致の作品映像が押し寄せては引いていき、違う作品へと移り変わっていく……。映像は30分ほどで、「アートを全身で浴びるとはこういうことなのか!」を体験!第2会場は、ゴッホの波乱に満ちた37年の生涯を年表などで紹介。第3会場はフォトスポットになっており、ゴッホの自画像と一面に広がるひまわり畑を背景に写真が撮り放題!準備されている花束、麦わら帽子、セルフィースタンドも使って自分だけの貴重な1枚を。また、ここだけのオリジナルグッズも。【マグネット】各495円定番で人気のグッズといえばマグネット。全種そろえたくなる。ガラス製。【クリアファイル(オリジナルグッズ)】各400円うっとりするゴッホの代表的名画がクリアファイルになって登場。【てぬぐい(オリジナルグッズ)】各1000円ゴッホくんのかわいらしいイラストが目を引く手ぬぐい。全2種。360度体験型ミュージアムで極彩色の世界を歩こう♪Creative Direction: Gianfranco IannuzziCreated by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano SiccardiKCM Editing: Rino TagliafierroProduction: Culturespaces Digital(R)
2022年12月12日この冬、世界中で愛されてきた話題のコンテンツ「ゴッホ・アライブ」が、ついにオーストラリアから名古屋に初上陸。開催日が明日12月10日(土)に迫ってまいりましたのでお知らせいたします。ゴッホ・アライブグランデ・エクスペリエンセズが企画制作したゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会。3,000点以上に及ぶゴッホの名作が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。■みどころ【体感できる!没入型展覧会】ゴッホ・アライブは、時空を超えて来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズに誘います。クラシック音楽が流れる中、ゴッホの作品の3,000以上の画像が壁や柱、床などありとあらゆる場所に映し出されます。細部まで色鮮やかに再現された作品の数々を見れば、ゴッホの当時の思いや感情を感じずにはいられません。一瞬にして来場者をゴッホの傑作の世界に引き込みます。Photo:Grande Experiences【新しいアート鑑賞の形】静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞する―そんな従来の鑑賞法とは全く違い、「五感で」ゴッホ作品を体験し楽しむことができます。場内に一歩踏み入れた時から、光と色、音とアロマの力強いシンフォニーに包まれ、日常を離れてゴッホの世界に引き込まれます。Photo:Grande Experiences【最新の技術】グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4(TM)は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システムで、どんな展示スペースもダイナミックで目を見張るような映像体験空間に変えることができます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りも来場者の体験をさらに増幅させます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホを知る】ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報をゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えて解説します。ギャラリーに入る前にゴッホの人生と作品について学び、これから始まる体験への期待を高めます。【フォトロケーションエリア】ひまわり畑、ファンゴッホの部屋などを再現したフォトロケーションもお楽しみいただけます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホさんでAR】フォトロケーションのひまわり畑とファンゴッホの部屋でAR(拡張現実)の体験ができます。お部屋で休憩中のゴッホさんや、ひまわり畑で踊るゴッホさん!是非こちらもお楽しみください。AR ゴッホさんAR ゴッホさん※画像はイメージです。【ゴッホ・アライブ オリジナルグッズ】キャンディ〔価格〕各1,100円キャンディポーチ付きエコバッグ〔価格〕1,980円ポーチ付きエコバッグ綿サテンハンカチ〔価格〕各1,650円綿サテンハンカチクリアポーチ〔価格〕各1,650円クリアポーチ※商品画像はイメージです。【開催概要】展覧会名 : ゴッホ・アライブ会期 : 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)会場 : 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1開館時間 : 10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで休館日 : 12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)主催 : 中京テレビ放送公式サイト: Twitter : @goghalivejp Instagram : @goghalivejp 観覧料 : 一般2,500(2,300)円、高大生2,000(1,800)円、小中生1,500(1,300)円詳しくは公式サイトのチケットページをご確認ください。 ・未就学児無料・()内は前売券・前売券は12月9日(金)まで販売※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月09日ゴッホやモネなどの名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」から、メッシュベルトモデルが登場。2022年11月23日(水)よりブルーブルーエ(Bleu Bleuet)全店舗ほかにて発売される。“アート鑑賞気分”が楽しめる「絵画ウォッチ」ブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、誰もが一度は目にしたことがある絵画作品をモチーフにした腕時計。額縁のようなゴールドのスクエアフレームに、ゴッホやモネなどの有名作品を閉じ込めており、時計を見る度に”絵画鑑賞”を楽しむことができる。上品なメッシュベルトモデルが仲間入りそんな「オリジナル絵画ウォッチ」シリーズに、スタイリッシュな雰囲気のメッシュベルトモデルが仲間入り。フィンセント・ファン・ゴッホの『星月夜』、クロード・モネの『睡蓮』、アルフォンス・ミュシャの『黄道十二宮』の全3種がラインナップする。ステンレス製のメッシュベルトのカラーは、絵柄に合わせてセレクト。『星月夜』は上品かつ華やかなゴールド、『睡蓮』は清潔感のあるシルバー、『黄道十二宮』は可愛らしいピンクゴールドで彩っている。なおメッシュベルトは、金具をスライドすることで簡単にサイズ調整が可能。クリスマスシーズンを盛り上げる華やかな佇まいの腕時計は、自分へのご褒美にも、大切な人へのプレゼントにもぴったりだ。【詳細】「オリジナル絵画メッシュベルトウォッチ」各3,300円発売日:2022年11月23日(水)取扱店舗:ブルーブルーエ全国169店舗、公式オンラインストア※オンラインストアでは11月中旬現在先行予約受付中アイテム:・フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』・クロード・モネ『睡蓮』・アルフォンス・ミュシャ『黄道十二宮』※店舗によって取扱いアイテムは異なる※実際の商品と仕様が異なる場合あり※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり※都合により入荷しない場合あり※アイテムがなくなり次第終了する場合あり
2022年11月21日世界中で愛されてきた話題のコンテンツ「ゴッホ・アライブ」が、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)にて2022年12月10日(土)から2023年3月5日(日)まで開催いたします。ゴッホ・アライブグランデ・エクスペリエンセズが企画制作したゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会。3,000点以上に及ぶゴッホの名作が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。●みどころ【体感できる!没入型展覧会】ゴッホ・アライブは、時空を超えて来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズに誘います。クラシック音楽が流れる中、ゴッホの作品の3,000以上の画像が壁や柱、天井、床などありとあらゆる場所に映し出されます。細部まで色鮮やかに再現された作品の数々を見れば、ゴッホの当時の思いや感情を感じずにはいられません。一瞬にして来場者をゴッホの傑作の世界に引き込みます。Photo:Grande Experiences【新しいアート鑑賞の形】静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞する―そんな従来の鑑賞法とは全く違い、「五感で」ゴッホ作品を体験し楽しむことができます。場内に一歩踏み入れた時から、光と色、音とアロマの力強いシンフォニーに包まれ、日常を離れてゴッホの世界に引き込まれます。Photo:Grande Experiences【最新の技術】グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4(TM)は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システムで、どんな展示スペースもダイナミックで目を見張るような映像体験空間に変えることができます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りも来場者の体験をさらに増幅させます。(C)RB Create【ゴッホを知る】ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報をゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えて解説します。ギャラリーに入る前にゴッホの人生と作品について学び、これから始まる体験への期待を高めます。【フォトロケーションエリア】ひまわり畑、ファンゴッホの部屋などを再現したフォトロケーションもお楽しみいただけます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホ・アライブ オリジナルグッズ】アクリルキーホルダー〔価格〕各660円(税込)アクリルキーホルダーがまぐちポーチ〔価格〕1,980円(税込)がまぐちポーチウォーターボトル〔価格〕各2,750円(税込)ウォーターボトルトートバッグ〔価格〕各3,080円(税込)トートバッグ 5種類Tシャツ〔価格〕各3,850円(税込)Tシャツ※商品画像はイメージです。【開催概要】展覧会名 : ゴッホ・アライブ会期 : 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)会場 : 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1開館時間 : 10:00~20:00 (日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで休館日 : 12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)主催 : 中京テレビ放送公式サイト: Twitter : @goghalivejp Instagram : @goghalivejp 観覧料 : 一般2,500(2,300)円、高大生2,000(1,800)円、小中生1,500(1,300)円・未就学児無料・()内は前売券・前売券は12月9日(金)まで販売※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日ミュシャやゴッホの名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」が登場。2022年10月25日(火)より、ブルーブルーエ(Bleu Bleuet)全店舗ほかにて発売される。ミュシャ、ゴッホの名画モチーフの新作誰もが一度は目にしたことがある絵画作品をモチーフにしたブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」。額縁のようなゴールドのスクエアフレームに、ゴッホやフェルメールといった巨匠の絵画を収め、いつでも“絵画鑑賞”を楽しめるデザインが特徴だ。「オリジナル絵画ウォッチ」に新しくラインナップするのは、アルフォンス・ミュシャ《夢想》《フラワー》、フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉と星の見える道》《星月夜》の4種の柄。それぞれの絵画に合わせたベルトのカラーにも注目だ。なお、人気のフィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》はベルトのカラーをリニューアルして再登場。淡いグレーのカラーで、落ち着いた印象に仕上げた。ミュシャの絵画モチーフのバッグも新登場また、ミュシャの《夢想》《フラワー》《黄道十二宮》をモチーフにした3種類のトートバッグも新登場。A4 サイズがすっぽりと入る容量たっぷりのバッグは、通学や通勤にもおすすめだ。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ発売日:2022年10月25日(火)展開店舗:ブルーブルーエ全国168店舗、オンラインストア※オンラインストアでは、発売に先行して予約注文を受付。価格:・オリジナル絵画ウォッチ 各2,750円(アルフォンス・ミュシャ《夢想》《フラワー》、フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉と星の見える道》《星月夜》)・オリジナル絵画トート 3,850円(アルフォンス・ミュシャ《夢想》《フラワー》《黄道十二宮》)※店舗によって取扱アイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2022年10月17日2022年冬、2023年春に日本初上陸となる、新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」の開催が名古屋・神戸にて決定いたしました。本展は、真っ暗な広い展示室に設置された様々な大壁と床に大迫力の“ゴッホ”が投影される新感覚のゴッホ展。まるで自分が作品に溶け込んでいくかのような感覚を五感で体験することができます。オーストラリアの企画会社、グランデ・エクスペリエンセズが開発したゴッホ・アライブは、最新技術のマルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、そして高精細のプロジェクターを組み合わせています。世界を巡回し850万人以上を感動させた展覧会が、日本初開催。来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル・オワーズを巡る旅に誘い、世界で最も有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホの生涯を称えます。体を包み込むような迫力のクラシック音楽が流れる中、ゴッホ作品3000以上の画像が、壁や柱、床などありとあらゆる場所に最大40台のプロジェクターで映し出される圧巻の展示空間では、鑑賞順路はなく、新たな角度から作品の隅々に触れることができます。ゴッホの芸術、生涯、時代背景を新しい形で感じることができる、今までにない展覧会です。展示室はすべて撮影OK。あなただけのゴッホをカメラにおさめてください!-----------開催概要-----------[名古屋会場][名古屋会場]会 場 :金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1会 期 :2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)休館日 :2022年12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)開館時間:10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館60分前まで料 金 :一般/当日2,500円(2,300円)、高大生/当日2,000円(1,800円)、 小中生/当日1,500円(1,300円)( )内は前売料金 ※税込主 催 :中京テレビ放送お問合せ:中京テレビクリエイション 052-588-4477(平日11:00~17:00/土日祝休業)-----------[神戸会場]会 場 :兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)会 期 :2023年3月18日(土)~6月4日(日)休館日 :月曜日開館時間:10:00~18:00料 金 :後日発表主 催 :「ゴッホ・アライブ」神戸会場実行委員会共 催 :兵庫県立美術館協 賛 :非破壊検査後 援 :兵庫県お問合せ:キョードーインフォメーション:0570-200-888(月~土 11:00~18:00)-------------------------------------------※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。公式HP: ------------------------------------------- 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日2021年夏・鹿児島県枕崎市で開催され大きな反響を呼んだ〈動くゴッホ展〉。今回新たな展示コーナーが2つ加わり、初のフルパッケージ版が広島県三次市にある奥田元宋・小由女美術館にて下記の通り開催されます。2017年に日本で初公開。2019年より全国巡回が開始されたデジタルファインアート展の先駈けとも云える展覧会です。2021鹿児島県枕崎会場にて◎ハリウッド映画のデジタルアート技術が実現させた〈新ゴッホ芸術空間〉躍動する絵筆のタッチ...映像制作は、米国ハリウッドを中心に〈映画版バイオハザード(R)〉を始め、50作品を超え る映画作品にCGI[3DCGアニメーションやVFX(特殊効果)など]を提供してきたデジタル映像界の異才スタジオ[MDK]が紡ぎだす驚きの表現世界。更には権利クリアに5年の歳月を費やしました。◎初めての体験...驚きと発見に満ちた新たなアート展。〈フィンセント・ファン・ゴッホ〉37歳で自ら命を断つまでのわずか10年間の画家人生で約2,000点もの作品を残した孤高の画家。近代美術の父と呼ばれるゴッホの数奇な人生を垣間見ながら、先進のデジタル技術で命を吹き込まれた作品群を含め、約860点が満を持して一堂に会す〈新ゴッホ芸術空間〉です。■開催概要■名称 :「~親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展」■会期 :2022年9月8日(木)~2022年10月25日(火) 9:30~17:00会期中の休館日:水曜日※入館は閉館30分前まで※9月10日(土)・10月10日(月・祝)は21:00まで開館■会場 :奥田元宋・小由女美術館(広島県三次市東酒屋町10453-6)□主催 :奥田元宋・小由女美術館/中国放送/中国新聞社□特別監修 :MDK Digital Pictures□協力 :フォネット□後援 :広島テレビ/広島ホームテレビ/テレビ新広島/広島エフエム放送/FMちゅーピー76.6MHz/エフエムふくやま/尾道エフエム放送/FM東広島89.7MHz/三次ケーブルビジョン/三次市/三次市教育委員会□協賛 :三次ピオーネ生産組合協賛□監修 :井坂 健一郎 (山梨大学大学院教授)専門「アートとテクノロジーの融合による芸術環境の創造」□企画制作 :ワンダースクワッド、ネオスペース■入場料 :一般1,200(1,000)円、高校・大学生600(500)円、中学生以下無料(常設展観覧料込み)※( )内は20名以上の団体※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は観覧無料〈注意事項〉●本展覧会はデジタルファインアート展であり、本物のゴッホ作品は展示に含まれておりません。●約1時間のコンテンツが含まれています。入場時間にご注意ください。●新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来場の際にはマスクの着用、手指の消毒、検温等にご協力をお願いする場合がございます。また、状況によっては記載の会期、イベントの内容等が変更となる場合がございます。最新の情報は当館ホームページをご確認ください。アルルの寝室◎初公開作品にも注目!〇ゴッホ作品の中でも特に人気の高い作品[アルルの寝室]。世界に3点存在する〈アルルの寝室〉のうち、1888年10月中旬に着手したとされる最初の作品をモチーフに立体化を試みた上で、MDKデジタルピクチャーズが制作したデジタルファインアートを正面の窓枠に埋め込んだインスタレーションとして表現した作品です。○ゴッホ・イマーシブアート空間も初公開!大型マルチ映像を使った先進のデジタルファインアート作品を組み合わせた没入型空間。筆のタッチを動かしてつくった動くゴッホ作品を使って〈星空〉〈庭園〉〈水辺〉〈農園〉をテーマとした空間が次々と現れます。自由に歩き回ることで、自身をゴッホ作品が作り出す光景の一部であるかのように感じることができる新環境アート空間です。◎〈関連イベント〉満月の日の特別イベント会期中9/10(土)、10/10(月・祝)の2日間1日2回のコンサートを開催。満月の夜にゴッホ作品と共に美しい音色を体感していただきます。〈ポイント〉◎ファインアート(純粋芸術)を身近に!ゴッホ作品を身体で感じる瞬間の連続。幅広い世代の高感度層をターゲットに、純粋芸術(ファインアート)の世界への自然な興味醸成も促す新感覚展覧会。多様な映像技術を基盤とし、ゴッホ作品を理解する新たなアプローチとして体感していただきたいと考えています。◎【デジタルファインアート展】を日本に紹介!主催する[ワンダースクワッド]は、ハリウッドで活躍するデジタルアートスタジオのMDKと、映像・通信技術をサポートするフォネット、空間デザインと展覧会プロデュースに定評を持つネオスペースによるユニット。既に世界的には芸術表現ジャンルとして人気を博している【デジタルファインアート展】を日本に定着させる活動を今後も展開して参ります。〈お問い合わせ〉奥田元宋・小由女美術館TEL: 0824-65-0010URL: 2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月31日TBSの深夜ドラマ枠・ドラマストリーム4作目「階段下のゴッホ」の放送が決定。主演はモデル・SUMIREが務める。大手化粧品メーカーに勤め人望厚き働き盛りの30歳、年収1,000万円超えの“高収入バリキャリ女子”鏑木都は、とある絵画に出会ったことで一念発起し、東京藝術大学を目指すことに。美術の道を志すことと、勤めている化粧品メーカーでの勤務を両立するという無謀にも見える挑戦を試みる都だが、意を決し入学した美術予備校で出会ったのはザ・才能の塊である6歳下の青年。次元の違いすぎる世界で生きる彼の作品に驚愕する都だが、彼は藝大を目指し六浪中、さらに性格も苛烈だった――。本作は、格差も壁も乗り越え自分らしく生きるヒューマンラブストーリー。自分のやりたいことや信じたこと、夢を諦めない現代人に贈るドラマとなっている。主人公の鏑木都を演じるのは、雑誌「装苑」の専属モデルとして活動し、映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』ではキーパーソンとして出演したSUMIREさん。本作がドラマ初主演となるSUMIREさんは、「初主演でしたので自分にその大役が務まるのかなという不安もありましたが、その不安よりも観てくださる方々に共感していただけるような、一緒に楽しめる作品作りをするぞというワクワクした気持ちの方が上回っていました。私自身、普段趣味として絵を描いているので、作品を通して美術に触れ合えることもとても興味深く楽しみでした」と語り、「都を演じていて、飾らない自分でいることで周りとも楽しく思いやりを持って過ごせますし、それは自分の人生をも明るくしてくれる大切なことだなと改めて強く思いました。この作品を通して、自分の人生をどうしたら魅力的に彩り豊かに過ごせるのか、都の生き方もひとつのメッセージとして、観てくださる方々にとって良いきっかけになればうれしいです」とコメントしている。なお、東京藝術大学大学院出身の脚本家・加藤法子が全編脚本を務め、劇伴音楽は小瀬村晶(「中学聖日記」)も加わり、本作の美しさを繊細に表現。ビジュアル撮影は、米津玄師の「Lemon」、「Pale Blue」などのMVを監督した山田智和が担当した。ドラマストリーム「階段下のゴッホ」は9月20日より毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送。Paraviにて9月13日(火)正午配信予定(毎週1週間先行有料配信)。(cinemacafe.net)
2022年08月17日LA発のダウンヒルスケートボードブランド・ディーヒル(D/HILL)と、ゴッホミュージアム(the Van Gogh Museum)がコラボレーション。「ゴッホデザインシリーズ」を、2022年8月5日(金)より、バーニーズニューヨーク横浜店などにて期間限定で発売する。ディーヒルとゴッホミュージアムのコラボディーヒルは、LAを拠点とするスケートボードブランド。これまで国内外のアーティストとコラボレーションを積極的に行なってきた。今回は、ゴッホミュージアムとタッグを組み、ゴッホの作品を落とし込んだウェアを展開する。名作「ひまわり」を落とし込んだTシャツ中でも注目は、ゴッホの代表作「ひまわり」をバックにプリントした「サンフラワー Tシャツ(SUNFLOWER T-shirt)」だ。「ひまわり」と、ディーヒルのアイデンティティである背中の二本線を融合したデザインになっている。首元には、オランダのゴッホミュージアムの住所をあしらった。ゴッホの自画像入りのロンTまた、灰色のフェルト帽をかぶったゴッホの自画像をフロントにあしらったロングスリーブTシャツも用意。フロントの中心部と左袖には、「ディーヒル」のロゴが刻まれており、コラボレーションならではの1着に仕上がっている。このほか、ゴッホのマニアックなアートピースを採用したパーカーや、Tシャツもラインナップする。【詳細】ディーヒル×ゴッホミュージアム発売日:2022年8月5日(金)取扱店舗:バーニーズニューヨーク横浜店、ディーヒル取扱店舗(一部店舗除く)、ディーヒル 公式WEBサイト、ディーヒル オンラインストアアイテム例:・スカル フーディー 39,600円・ポートレイト Tシャツ(ロング) 25,300円・サンフラワー シャツ 29,600円・サンフラワー Tシャツ 22,000円・ビッグロゴ Tシャツ 22,000円・D ロゴ Tシャツ 22,000円【問い合わせ先】ティーニーランチTEL:03-6812-9341
2022年07月30日上野の国立西洋美術館で、リニューアルオープン記念となる展覧会『自然と人のダイアローグフリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』が開催中です。本展では、自然と向き合った芸術家たちのさまざまな作品を展示。プレス内覧会で取材したおもな見どころや展示風景をご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 251『自然と人のダイアローグ』では、ドイツ・ルール地方の都市エッセンにあるフォルクヴァング美術館と国立西洋美術館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にした作品100点超を展示。ドイツロマン主義の画家フリードリヒをはじめ、モネ、セザンヌ、ゴッホや20世紀絵画、そして現代ドイツを代表する画家リヒターの作品まで見ることができます。二人のコレクターが受けた苦難…フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、いくつか共通点があります。まずは、設立者の熱い思い。両美術館とも、同時代を生きたコレクターのカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立されました。オストハウスは、地元の人々に美を提供するため美術館を建設したいと願い、松方も日本の画学生たちに本物の西洋画を見せてあげたいという熱い思いから作品を収集していました。また、第二次世界大戦により苦難を受けた点も似ています。フォルクヴァング美術館は、ナチス政権時代、「退廃芸術キャンペーン」により1,400点以上の近代美術作品が押収されました。いっぽう、松方のコレクションも戦争末期、フランス政府に多くの作品を接収され、1951年にそれらはフランスの国有財産となってしまいました。しかしその後、フランス政府は多くの作品を日本に返還することを決定。寄贈返還された松方コレクションを基礎に誕生したのが、国立西洋美術館です。1959年に完成した国立西洋美術館・本館の建物はル・コルビュジエの設計によるもので、2016年には国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献 ―」が世界文化遺産に登録されました。リヒターとモネ、夢のコラボでは、本展の見どころ作品をいくつかご紹介します。まずは、現代ドイツを代表するアーティスト、ゲルハルト・リヒターの《雲》と、印象派の巨匠クロード・モネ《舟遊び》のコラボ。リヒターの作品は写真をもとに描いたもので、一見するとリアルなのですが、じっと見つめていると写真とは違う独特の空気が漂っているように感じられます。一緒に展示されているモネの絵にも空が描かれていますが、こちらは水面に反射した空と雲です。同じ空でも、画家によって表現の仕方はさまざま。この二人の作品を隣り合わせで見られる機会はほとんどないと思いますので、かなり貴重な鑑賞体験ができます。ゴッホ初来日の代表作も!本展では、ゴッホが最晩年に取り組んだ風景画の代表作、《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》が初来日。こちらは、展覧会のメインビジュアルにもなっている注目作品です。ゴッホは、麦を刈る人物に「死」を、刈り取られる麦のなかに「人間」のイメージを見たといわれています。本作品が描かれたのは、1889年。当時サン=レミの精神療養院に入院していたゴッホは、その翌年の1890年に麦畑で自分の腹をピストルで撃ち、亡くなりました。リニューアルした美術館にも注目!本展で美術館を訪れたら、ぜひリニューアルした国立西洋美術館もご覧ください。同館は1年半の休館中に、創建した当時の姿に近づける工事を行っていました。前庭にある目地や西門の位置、囲障など、デザイン上も大きな意味をもつ部分が変化しています。世界遺産の美術館に足を運んで、ぜひ巨匠たちの名画を楽しんでみてください。Information会期:~9月11日(日)※休館日は毎週月曜日 (ただし、8月15日(月)は開館)会場:国立西洋美術館開館時間:9:30〜17:30毎週金・土曜日:9:30〜20:00※入館は閉館の30分前まで※日時指定制※最新情報などの詳細は展覧会特設サイトをご覧ください。お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月24日東京・上野の国立西洋美術館のリニューアルオープンを記念して先日より「自然と人のダイアローグフリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」がスタートした。国立西洋美術館とドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の共同企画によるもので、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、フリードリヒといった19世紀から20世紀にかけて活躍した西洋美術の巨匠たちが、自然と対話(ダイアローグ)しながら生み出した100点以上に及ぶ傑作が展示されている。4つの章で構成されており「I章 空を流れる時間」は“空の王者”と称されたブーダンの「トルーヴィルの浜」、「引き潮のドーヴィルの浜」、「海浜」という海辺と空を捉えた3点で始まり、彼に影響を受けたモネ(「雲の習作」、「波立つプールヴィルの海」、「雪のアルジャントゥイユ」、「セーヌ河の朝」ほか)、さらにマネ(「嵐の海」、「ブラン氏の肖像」)、ルノワール、マティスなど印象派の画家たちの作品を中心に展開する。リヒターの「雲」(1970年制作)とモネの「舟遊び」(1887年)が並んで展示されているのがひときわ目を引く。「II章 〈彼方〉への旅」では自然に自らの感情を託した作家たちの作品が並ぶ。フリードリヒの「夕日の前に立つ女性」、生涯に100点以上の波の絵を描いたクールベの「波」、ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」、「扇を持つ娘」、「『ノア・ノア』より マナオ・トゥパパウ(死霊が見ている)」などが目を引く。「Ⅲ章 光の建築」では自然を観察・分析し、独自の絵画空間を生み出した画家たちの作品――セザンヌの「ベルヴュの館と鳩小屋」、シニャックの「サン=トロペの港」、カンディンスキーの「小さな世界」、ミロの「絵画」、クレーの「月の出(サン=ジェルマン界隈)」、ル・コルビュジエの「三人の人物(モデュロール)」などが展示されている。そして「IV章 天と地のあいだ、循環する時間」と銘打たれた最後の章では、そのタイトル通り、自然の中での循環する時間と人生を重ね合わせて表現された作品の数々が並ぶ。ゴッホの「刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン・ポール病院の麦畑)」の来日はこれが初めて。同じくゴッホの「ばら」、モネの「睡蓮」、ミレーの「春(ダフニスとクロエ)」、ムンクの「雪の中の労働者たち」、「アルファとオメガ」、「眼鏡を掛けた自画像」などの名画が連なる。声優の駒田航がナビゲーターを務めている音声ガイドもオススメ。ピアニストの福間洸太朗の選曲および演奏によるBGM(バッハ、ベートーヴェン、ラヴェルなど6曲を収録)とあわせて、それぞれの作品の背景や画家に関する解説がやさしく、心地よくに染み入ってくる。ドイツ・ロマン主義から印象派、ポスト印象派に20世紀絵画まで、西洋絵画の巨匠たちの“競演”を楽しめる貴重な展示となっている。
2022年06月10日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催する。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスした。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できる。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられる。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができる。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能してみてはいかがだろう。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月05日⻑浦京の小説『リボルバー・リリー』が映画化。監督に⾏定勲を迎え、2023年8月11日(金)に公開。主演は綾瀬はるか。ハードボイルド超大作『リボルバー・リリー』が映画化『リボルバー・リリー』は、『⾚刃』『マーダーズ』『アンダードッグス』などを代表作に持つハードボイルド作家・⻑浦京による第19回⼤藪春彦賞受賞作。⼆転三転する予測不能なストーリーや、読み応えのある骨太なアクションシーンで人気を集めている。そんな『リボルバー・リリー』が、⾏定勲監督の手により映画化。男たちが乱れ狂った時代に降臨する、ダークヒロイン・小曽根百合を中心に、かつてない壮⼤なスケールのエンターテイメント・アクション超⼤作を世に送り出す。最⼤のクライマックスである百合と慎太“たった2⼈VS.帝国陸軍1000⼈”の壮絶な6⽇間のバトルをどう描くのかにも注目したい。映画『リボルバー・リリー』あらすじ⼤正末期、時は1924年。関東⼤震災後の東京は、鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、最⼤規模となった花街など、活気あふれる賑わいを⾒せていた。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中⼼に3年間で57⼈の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・百合。現在は花街の銘酒屋で⼥将をしている。⼀⽅、家族を殺害され、⽗親から託された陸軍資⾦の鍵を握る少年・慎太。慎太から助けを求められたことで、陸軍から追われる⾝となった2⼈…。関東⼤震災後の東京を⽣き抜く先に、終息の地は訪れるのか!?主演・綾瀬はるかが戦いに挑む“美しき女性”に主人公・⼩曽根百合…綾瀬はるかかつて「最も排除すべき⽇本⼈」と呼ばれた美しき元諜報員。S&W M1917 リボルバーを肌身離さず所有。消えた陸軍資⾦の鍵を握る少年・細⾒慎太との出会いが、彼⼥を戦場へと還らせる。細⾒慎太家族を殺害され、⽗親から託された陸軍資⾦の鍵を握る少年。帝国陸軍の精鋭たちに追われることに。物語の主軸となるキャラクターは、⼩曽根百合と細⾒慎太。“比類なきハードボイルドな女”の主人公・百合は、『レジェンド&バタフライ』など話題作への出演が続く主演の綾瀬はるかが演じる。また、『はい、泳げません』でも綾瀬はるかと共演した長谷川博己がキャストに名を連ねている他、Go!Go!kids / ジャニーズJr.の羽村仁成や、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、SixTONESのジェシー、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司といった豪華キャストが集結している。さらに、映画『孤狼の血 LEVEL2』『エゴイスト』などの作品に出演し、活躍を見せる鈴⽊亮平も出演。不気味な⾵貌と、どこかただものではない雰囲気をまとった人物を演じている模様だ。⾏定勲監督×紀伊宗之プロデュースなお、メガホンを取る⾏定勲監督は、『GO』で第25回⽇本アカデミー賞最優秀監督賞後し、『世界の中⼼で、愛をさけぶ』『リバーズ・エッジ』『窮⿏はチーズの夢を⾒る』などのヒット作を世に送り出してきた。『孤狼の⾎』『孤狼の⾎ LEVEL2』、清⽔崇監督の“恐怖の村”シリーズ『⽝鳴村』『樹海村』『⽜⾸村』、『シン・仮⾯ライダー』を手掛けてきた紀伊宗之が企画プロデュースを担当し、⾏定勲を監督に指名したという。脚本は、小林達夫と⾏定勲が手がける。アクションシーンに映える華やかな衣裳デザイン史上最強のダークヒロインである主⼈公・⼩曾根百合のエレガントな衣裳デザインにも注目。デザインおよび監修には、数々の⽇本映画を⼿掛け⿊澤和⼦率いる⾐裳デザインチームが参加している。華やかな衣裳の数々は、大正時代という時代設定にとらわれすぎず、1920年代当時欧米で流行していた“おてんば”なフラッパーガールの要素に大人の色気を合わせて考案していったという。手描きで百合柄を描いた着物や、百合の刺繍を施したドレスなど、百合モチーフを配した衣裳や、クラシカルな帽子、ネックレスなど、アクションシーンにも映えるきらびやかな衣裳が登場している。【詳細】映画『リボルバー・リリー』公開日:2023年8月11日(金)監督:⾏定勲脚本:小林達夫、⾏定勲出演:綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司、鈴⽊亮平企画プロデュース:紀伊宗之原作:⻑浦京『リボルバー・リリー』(講談社⽂庫)配給:東映
2022年02月21日凄腕の女性諜報員を主人公とした、長浦京のハードボイルド小説「リボルバー・リリー」が行定勲監督で映画化されることが決定。併せてティザービジュアルも解禁され、監督とプロデューサーのコメントが到着した。「赤刃」で講談社が主催する第6回小説現代長編新人賞を受賞し、ハードボイルド作家として活躍する長浦京の「リボルバー・リリー」(2016年初版)は、大正末期の1924年、関東大震災後の東京を舞台に、元敏腕スパイ・小曽根百合が消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太を、帝国陸軍の精鋭から守りぬこうとする本格的ハードボイルド作品。予測不能のストーリーと壮大なスケールは多くの読者から支持され、原作ファンからも映像化を切望されていた。『孤狼の血』『孤狼の血 LEVEL2』、清水崇監督の“恐怖の村”シリーズ(『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』)、 『シン・仮面ライダー』の紀伊宗之がプロデューサーを担当し、監督に行定勲を指名。本格的に映画製作が始動し、2021年より監督とともに脚本に着手した。行定勲監督行定監督はこれまで、『GO』(01)で第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞後、『きょうのできごと a day on the planet』(04)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『北の零年』(05)、『パレード』(10)、『リバーズ・エッジ』(18)、『劇場』(20)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)など、数々のヒット作を世に送り出してきた。演出力もお墨付きの行定監督が、どのようなアクションを手掛けるのか、期待が高まる。本情報解禁と併せて公開されたティザービジュアルは、百合肌身離さず所有しているS&WM1917リヴォルバーと赤いユリの花が施された1枚。骨太なエンターテイメント・アクションを予感させる、目を引くビジュアルとなっている。レビューサイトでも「ジェームズボンドを彷彿させる」「和製ニキータ」などと称される主人公、百合のキャスティングも気になるところ。続報に注目したい。行定勲(監督)コメントアクション映画を俺に?面白い!やりたい!長浦京氏の原作小説を貪るように一気に読んだ。関東大震災直下の東京での市街戦。その中心に立つ女の凛とした姿と、その奥底に隠された哀しみに想いを馳せながら、女性が戦場に立ち、耽美な闘いを繰り広げる活劇にしたいと強く思いました。しかし、どうやって撮るんだ?!の連続。不安だらけだが、それに打ち勝つスタッフは揃った。新しい闘いが始まります!紀伊宗之(プロデューサー)コメントここまで来るのに5年ぐらいかかりました。どうすれば、自分が見たいなと思う作品になるんだろうか? そんな時に「あ、行定さんのアクション見てみたい」って事でここまで来ました。東映っぽい女性ヒーローを誕生させますよ!強く美しくしなやかに。『リボルバー・リリー』は、2023年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2022年02月18日神戸のショコラトリー「ゴンチャロフ(Goncharoff)」から、ゴッホやフェルメールの名画をパッケージにしたバレンタインチョコレート「ガルニエ」が登場。全国のゴンチャロフ店舗ほかにて販売される。“世界の名画と楽しむ”ゴンチャロフのバレンタインチョコレート神戸・北野町で創業したショコラトリー「ゴンチャロフ」が提案する「ガルニエ」は、“世界の名画とチョコレートを楽しむ”がコンセプトのブランド。展開されるチョコレートのアソートは、世界中で愛されるアートにオリジナルのアレンジを加えたパッケージで包まれる。デザインに採用されているのは、ゴッホの《ひまわり》やルノワールの《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》、フェルメールの《牛乳を注ぐ女》、ボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》といった誰もが知る名画。思わずパケ買いしてしまう、アート好き&芸術好きにはたまらないバレンタインチョコレートだ。葛飾北斎や円山応挙らの日本画パッケージもまた、同じく「ゴンチャロフ」が展開する、“見て・食べて感じる日本”がコンセプトのブランド「甘味画廊」もおすすめだ。栗、小豆、紫芋など和の素材を使い、和菓子をミニチュアサイズで表現したチョコレートや、縁起物とされる羽子板をイメージしたチョコレートなど“和”をモチーフにした華やかなお菓子を、葛飾北斎や円山応挙らの日本画のパッケージに詰め込んでいる。【詳細】ゴンチャロフ「ガルニエ」「甘味画廊」販売期間:2022年1月12日(水)より順次取扱店舗:全国のゴンチャロフ店舗 / ゴンチャロフ公式オンラインストア※オンラインストアは2月9日(水)10:00までの取り扱い※店舗により取扱いのない場合あり。※取扱商品や展開期間は変更になる場合あり。価格例:<ガルニエ>ガルニエ K(21個入り) 2,700円<甘味画廊>和菓子セット C(4個入り) 756円
2022年01月22日三菱一号館美術館で『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展が開かれています。イスラエル博物館が誇る珠玉の印象派作品がまとまった形で展示されるのは日本初。「光」をテーマにした“眼福すぎる”美しい絵画たちをご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 229本展では、エルサレムにあるイスラエル博物館から、印象派を中心にバルビゾン派、ポスト印象派やナビ派などの作品69点が来日。そのうちの59点が初来日です。1965年に開館したイスラエル博物館は、古代から現代までの50万点を超える作品を所蔵。なかでも印象派とポスト印象派のコレクションは、画家たちのピーク時の傑作を数多く取り揃えています。コローやドービニーからはじまり、モネ、ルノワール、セザンヌやファン・ゴッホ、ゴーガン、ボナールなど、会場に展示されているのは巨匠の作品ばかり。日本とイスラエルの外交関係樹立70周年を記念して開催されている展覧会ということで、展示内容はかなりゴージャスです。本展のタイトルは『印象派・光の系譜』。印象派の光と色彩が、ポスト印象派以降どのように受け継がれ変わっていったのか、展示を通して画家たちの光の系譜をたどれるようになっています。美しい…!モネの光それでは、展示作品のなかから3点ピックアップしてご紹介します。まずは、クロード・モネの《睡蓮の池》。展覧会のメインビジュアルにもなっている大変美しい作品です。描かれているのは、画家が愛していた庭の池。フランス・ジヴェルニーにあるモネ宅の裏庭には、睡蓮を栽培できるように改修した池がありました。モネは池の水面に映る空や木々、光の美しさに魅了され、後半生に「睡蓮」の連作を制作。本作品も、そのうちのひとつです。モネの睡蓮をさらに深く理解できるよう、本展では特別展示として日本国内にある睡蓮作品3点も見ることができます。ぜひ、イスラエルの作品と見比べて、楽しんでみてください。明るい!ファン・ゴッホの光次にご紹介するのは、フィンセント・ファン・ゴッホの作品《麦畑とポピー》。ファン・ゴッホは、初期のオランダ・ハーグ時代には暗い色調の絵が多かったのですが、パリで印象派の作品に出会ってから色彩が鮮やかに変化していきます。アルルに移り住んだファン・ゴッホが最初に激しい発作を起こし、自分の左耳を切り落としたのが1888年の12月。本作品は、恐らくそれより前の時期に描かれています。赤いポピーの色彩がパワフルで美しく、この絵を見ていると不思議と明るい気分になれます。画家も楽しい気分で描いていたのかな、と思わせるような元気の出る作品です。都会的!ユリィの光最後は、個人的に大好きな作品、レッサー・ユリィの《夜のポツダム広場》をご紹介します。描かれているのは、戦前のドイツ・ベルリンの中心地だったポツダム広場。傘をさした人たちの姿や近代的な建物が暗い色彩で表され、濡れたアスファルトには夜の光が反射しています。100年前の作品とは思えないほど、クールでステキな作品です。ユリィはユダヤ系ドイツ人画家。ベルリン分離派展などに出品し、1922年、60歳のときに開かれた大規模展覧会で名声を確立します。本作品は、ベルリン・ユダヤ人団体美術品コレクションに入り、1933年設立のユダヤ博物館に収蔵されますが、同館は1938年に強制閉館となり作品は没収されます。その後イスラエルに返還され、今はイスラエル博物館のコレクションとなっています。戦時中のドイツで本作品が生き残り、こうして日本で見られるというのも奇跡。この絵を見るために何度も美術館に足を運びたくなる、強く惹きつけられる作品です。どの作品も、写真ではほとんど魅力を伝えることができません。ぜひぜひ美術館で、本物をご覧になってみてください。『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展は1月16日まで。その後、大阪のあべのハルカス美術館に巡回します。Information会期:~ 2022年1月16日(日)※休館日: 月曜日*と年末年始の12月31日、2022年1月1日*ただし、12月27日と1月3日・1月10日は開館会場:三菱一号館美術館開館時間:10:00~18:00(最終入場時間 17:30)(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)観覧料:一般¥1,900、大高生¥1,000、中学生以下無料※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2021年12月10日ルノワールやゴッホ、ドガなど名作絵画をモチーフにしたクリスマス限定腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」が、2021年12月16日(木)より全国ブルーブルーエ(Bleu Bleuet) 全店舗にて発売される。西洋絵画の名作が腕時計にブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、誰もが一度は見たことがある西洋絵画の名作をモチーフにした腕時計。額縁を思わせるゴールドのスクエアフレームに、モネやフェルメール、ミュシャといった巨匠の絵画モチーフの文字盤を収めたデザインが特徴で、時計を見る度に“絵画鑑賞”のような気分を楽しめる。ドガやルノワール、ブグローのクリスマス限定ウォッチそんなアート好き必見の「オリジナル絵画ウォッチ」に、クリスマス限定の新柄が登場。エドガー・ドガ「舞台の踊り子」、ウィリアム・アドルフ・ブグロー「アムールとプシュケー、子供たち」、オーギュスト・ルノワール「春の花束」といった3種の柄が新たにラインナップする。それぞれの絵画の色味と連動した、上品なレザーベルトのカラーにも注目だ。ゴッホ「星月夜」もクリスマスカラーのベルトで再販新柄に加えて、人気のフィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」を再販売。ベルトカラーをクリスマスカラーのグリーンに変更した限定仕様で再登場する。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ クリスマス限定発売日:2021年12月16日(木)展開店舗:ブルーブルーエ 全国179店舗、オンラインストア※オンラインストアでは、発売に先行して予約受付。価格:各2,530円・エドガー・ドガ「舞台の踊り子」・ウィリアム・アドルフ・ブグロー「アムールとプシュケー、子供たち」・オーギュスト・ルノワール「春の花束」・ヴィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2021年12月09日特別展「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が、福岡市美術館にて2021年12月23日(木)から2022年2月13日(日)まで開催。東京展に続く、巡回展となる。ファン・ゴッホの代表作「糸杉」傑作が16年ぶりに来日特別展「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」は、20世紀初頭にフィンセント・ファン・ゴッホに魅了された世界最大の個人収集家、ヘレーネ・クレラー゠ミュラーのコレクションを紹介する展覧会。ヘレーネが収集した、初期から晩年に至るまでのファン・ゴッホ作品52点を主軸に、ルノワールやスーラなどの近代美術絵画も含めた総数72点の作品が一堂に集結する。先に行われた東京展会場の様子も併せて要チェックだ。注目は、ファン・ゴッホの代表作「糸杉」シリーズの集大成である《夜のプロヴァンスの田舎道》。最晩年に制作された「糸杉」の傑作が、16年ぶりの来日を果たす。また、ヘレーネのコレクションに加え、ファン・ゴッホの没後に弟テオ、テオの妻ヨー、そしてその息子へと引き継がれた、ファン・ゴッホ美術館のコレクションから、《黄色い家(通り)》など4点も特別出展される。シナモロールコラボグッズ展示室内グッズコーナーでは、展覧会関連グッズを販売。シナモロールとファン・ゴッホのコラボレーショングッズも登場する。「ゴッホ展」コラボメニューもまた、福岡市美術館内レストラン「プルヌス」では、「ゴッホ展」をイメージしたスペシャルコースを会期中限定で提供。ゴッホの母国オランダや滞在先の南仏で親しまれている料理や、作品のキーカラーである「黄」と「青」で彩りを添えたフードなど、味わいも見た目も楽しいコースに仕上げている。加えて、パンナコッタにグラニテ、月のクッキー、星のゼリーを飾り《夜のプロヴァンスの田舎道》の星空をイメージしたパフェも提供する。【詳細】ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント会期:2021年12月23日(木)~2022年2月13日(日)会場:福岡市美術館住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6休館日:月曜日、12月30日(木)~1月1日(土)、1月4日(火)、1月11日(火)※ただし1月3日(月)、1月10日(月・祝)は開館。※12月28日(火)・29日(水)、1月2日(日)・3日(月)はゴッホ展のみの開催となり、コレクション展示室等は閉室。開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)観覧料:一般 2,000円、高大生 1,300円、小中生 800円※土日祝日、1月2日(日)・3日(月)は日時指定チケットの事前購入を推奨。各入場時間枠ごとにチケット販売数に上限あり。※会期中は会場の当日券売所でも購入可能。※当日券売所は状況により待ち時間が発生する場合あり。※土日祝日、1月2日・3日の当日券売所は直近の時間枠にて案内。来場時に予定枚数が終了している場合あり。※電子チケットは購入の際に各種手数料が発生する場合あり。※大学生以下の方は入場の際、学生証や生徒手帳等を提示。※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者の提示者、および未就学児は観覧料無料。【問い合わせ先】・チケット・イベント関連:西日本新聞イベントサービス TEL:092-711-5491(平日9:30~17:30)・展覧会関連:福岡市美術館 TEL:092-714-6051
2021年12月09日東京都美術館で『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が開かれています。本展では、オランダのクレラー=ミュラー美術館のコレクションから選りすぐりの作品が来日。さらにファン・ゴッホ美術館からの特別出品作もあり、あわせて52点のゴッホ作品が展示されています。16年ぶりの来日となる糸杉の傑作や、日本美術から影響を受けた美しい作品《草地》もご紹介!ゴッホをメジャーにした女性、ヘレーネ【女子的アートナビ】vol. 223本展のタイトル『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』にあるフィンセントとは、画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)のこと。では、ヘレーネとはいったい誰でしょう?ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は、ゴッホ作品における世界最大の個人収集家で、クレラー=ミュラー美術館の初代館長をつとめた女性です。まだ世の中であまり知られていなかったゴッホの作品を1908年から集めはじめ、90点以上の油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。東京都美術館学芸員の大橋菜都子さんによると、ゴッホの作品に高い精神性を感じたヘレーネは、自ら楽しむためではなく、同時代の人々や後世の人にも芸術を伝えていくというビジョンをもって作品を購入。収集するだけでなく、公開・継承することでゴッホの評価形成に大きな役割を果たしたそうです。日本の芸術家に憧れて…では、いくつか展示作品をピックアップしてご紹介していきます。まずは、日本が大好きだったゴッホが、日本美術などからインスピレーションを受けた作品《草地》。春の花が咲く草地を描いた明るく美しい油彩画です。ゴッホは、「ただ一本の草の芽を研究する」日本の芸術家たちに憧れていました。シンプルなものに本質を見いだす日本美術に触れたことで、自身も素朴な草地の魅力を見つけ、作品に昇華させました。研究熱心だったゴッホは、印象派やパリの前衛芸術なども調べていたそうです。結婚25周年のプレゼント《悲しむ老人(「永遠の門にて」)》は、ゴッホが昔描いた自身の版画をもとにした油彩画です。両拳で顔を覆い悲しみに暮れる人の姿は、胸に迫るものがあります。この作品は、ヘレーネの夫アントンが妻に内緒で購入。結婚25周年のとき、サプライズでプレゼントしました。ヘレーネの喜びの手紙には「驚いて気を失いそうになった」と書いてあったそうです。糸杉の傑作!最後にご紹介するのは、糸杉の傑作《夜のプロヴァンスの田舎道》。ゴッホは糸杉をモチーフにした絵をいくつか描いていますが、本作品はそのなかでも傑作のひとつです。死を象徴するともいわれる糸杉ですが、まっすぐ天に伸びる木の姿から強いエネルギーも感じられます。現実の風景だけでなく、記憶と想像力を駆使して描かれたもので、南仏滞在のおそらく最後に描かれた集大成です。この作品を描いた約2か月後、ゴッホはピストル自殺をはかり亡くなりました。生前はほとんど作品が売れなかったゴッホですが、死後に弟のテオや、その妻ヨー、さらにヘレーネのような収集家たちが大事に管理し、公開してくれたおかげで遠く離れた日本でも彼の作品を楽しむことができます。ゴッホが現代まで愛される基盤をつくった立役者のひとり、ヘレーネにも思いをはせながら、ゴッホ作品を楽しんでみてはいかがでしょう。Information会期: ~12月12日(日)※休室日月曜日、ただし、9月27日(月)、11月8日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)は開室会場:東京都美術館企画展示室開室時間: 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)観覧料:一般¥2,000 / 大学生・専門学校生 ¥1,300 / 65歳以上 ¥1,200※日時指定予約制です。詳細は公式サイトをご覧ください。※高校生以下無料(日時指定予約が必要)問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)※最新情報は、展覧会公式サイトをご確認ください。
2021年09月29日世界最大のゴッホコレクターとして知られているヘレーネ・クレラー=ミュラー。彼女が収集したゴッホ作品を軸に、近代絵画も展示する展覧会『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が、東京都美術館で9月18日(土)に開幕した。色に溢れたゴッホの作品が生まれるまでの課程をつぶさにたどる展覧会だ。実業家の家に生まれたヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は鉄鋼業と海運業で財を成した夫、アントンの支えのもと、1907年より近代絵画の収集を開始。生涯に11000点を超える作品を収集した。その過程で彼女はゴッホの作品に出会う。当時、ゴッホの作品は評価の途上であったものの、作品のなかに深い精神性や人間性を感じとり、強く心を惹かれたヘレーネは積極的に収集を開始。世界最大のゴッホコレクターとなっていった。そして1938年には自身の名を冠したクレラー=ミュラー美術館を開館。初代館長に就任する。彼女の熱心な収集と展示によって、多くの人たちがゴッホに関心を寄せることとなり、現在まで続くゴッホ人気が作り上げられた。ヘレーネはゴッホの評価を引き上げた立役者でもあるのだ。展示風景本展は、ヘレーネが収集したコレクションよりゴッホの絵画28点と素描20点、そしてヘレーネが収集したほかの画家による作品20点を展示する。加えて世界最大のゴッホコレクションを持つアムステルダムのファン・ゴッホ美術館の4点も紹介。4部構成の展示を見ていくことで、ヘレーネの審美眼や当時の美術の流れも俯瞰できるようになっている。第1章「芸術に魅せられて」は、ヘレーネの肖像と、彼女のブレーンとなった美術批評家で美術教師のヘンク・ブレマーの肖像を展示する。ブレマーは、作品を近くで鑑賞する機会をできるだけ作るため、生徒たちに美術作品の収集を推奨、ヘレーネが絵画収集を始めるきっかけを作った。フローリス・フェルステル《ヘレーネ・クレラー=ミュラーの肖像》(1910)クレラー・ミュラー美術館蔵第2章「ヘレーネの愛した芸術家たち」は、彼女が収集した絵画作品を展示する。《それは遠くからやって来る》は、ヘレーネが初めて収集した作品の一つ。この作品の購入をきっかけに、ヘレーネはミレーやルノワール、スーラにルドン、トーロップにアンソール、ブラックにモンドリアンなど、ジャンルの枠を越え、幅広く画家の作品を精力的に収集していった。パウル・ヨセフ・コンスタンティン・ハブリエル《それは遠くからやって来る》(1886頃)クレラー・ミュラー美術館蔵オディロン・ルドン《キュクロプス》(1914頃) クレラー・ミュラー美術館蔵そして、第3章「ファン・ゴッホを収集する」では、27歳で画家になることを志したゴッホのスタイルを時系列でたどっていく。対象を真摯に描いたオランダ時代の素描や油彩は、ひたむきに描く農民や街の人々をモデルに描いている。第3章 展示風景よりオランダ時代のゴッホの素描クレラー・ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《じゃがいもを食べる人々》(1885)クレラー・ミュラー美術館蔵第3章「ファン・ゴッホを収集する」の途中、ゴッホのオランダ時代とパリ時代の合間に挟まれるように第4章の「ファン・ゴッホ美術館のファン・ゴッホ家コレクション」の作品4点が展示されている。コンパクトな章ながら《黄色い家(通り)》など鮮やかな色彩の作品は、それまでの色彩に抑制をきかせていたゴッホの作品とは明らかに異なっている。これらはゴッホが弟のテオのすすめでパリにやってきて以降に描かれたもの。印象派や新印象派の画家たちや浮世絵版画と出会い、あたらしい表現を模索し始めたゴッホは、またたく間に独自の色彩表現を身につけたのだ。フィンセント・ファン・ゴッホ《黄色い家(通り)》(1888) ファン・ゴッホ美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《サント=マリ=ドラ=メールの海景》(1888) ファン・ゴッホ美術館蔵展覧会の順路は再び第3章に戻り、だれもが思い浮かべる色鮮やかで激しい筆致の作品が並ぶフィナーレへ到達する。フィンセント・ファン・ゴッホ《サン=レミの療養院の庭》(1889)クレラー=ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《種まく人》(1888)クレラー=ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のプロヴァンスの田舎道》(1890)クレラー=ミュラー美術館蔵《夜のプロヴァンスの田舎道》は、サン=レミ時代のゴッホの代表作。南仏滞在の最後に描かれたものと考えられている本作は、日本では16年ぶりの公開となる。合計52点のゴッホ作品を一堂に鑑賞でき、ヘレーネ・クレラー=ミュラーの足跡にも触れられる貴重な展覧会。この機会にしっかりと鑑賞しておこう。【開催情報】『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』9月18日(土)~12月12日(日)、東京都美術館にて開催
2021年09月22日フィンセント・ファン・ゴッホの世界最大の個人収集家であったヘレーネ・クレラー=ミュラーの収蔵品を中心に、ゴッホを軸とした近代絵画の流れを紹介する『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が9月18日(土)より東京都美術館にて開催される。同展のアンバサダーに就任したのは、数多くの映画やドラマで活躍する女優・浜辺美波。音声ガイドにも初挑戦を果たした彼女に、ゴッホ作品の魅力と展覧会の見どころを語ってもらった。同世代の人たちにもぜひ見に来てほしい−−先程、収録を終えたとお伺いしました。音声ガイドのナレーターを務めるのは初めてとのことでしたが、やってみていかがでしたか?まずは鑑賞の邪魔しないようにしながら、感情をこめてゆっくりと話すことを念頭に置き、鑑賞される方が展覧会をより楽しめるといいなと思いながら取り組みました。今回の音声ガイドでは、ゴッホが作品を描いていた当時はどのような人生を送っていたのか、また、個人としては世界最大級のゴッホ作品のコレクターであったヘレーネ・クレラー=ミュラーの考え方などについて主に朗読しています。展覧会の展示作品は彼女が熱心に収集したコレクションが中心になっているんです。収録の前は台本だけでなく、作品や美術館に関する資料もたっぷり送ってもらいました。事前に資料を読んでいると、この作品を生で見てみたいとか、この画家はこんな体験をしていたなんて! など驚くこともたくさんありました。−−普段から美術展などにはよく行かれるんですか?職業柄、いろいろなものに触れて感性を磨いていきたいと思っていて、ここ数年は意識して美術館に足を運ぶようにしています。とはいうものの、そこまで美術に詳しいわけではないので、このお話をいただいてからは、より意識的に本を読んだり資料を見たりしていました。アンバサダーを務めるということで、展覧会の素晴らしさを伝えるだけではなく、自分でもなにかを掴みたいと考えています。同世代の人たちにもぜひ来てもらいたいですね。感情を揺さぶられるゴッホやルドンの作品−−具体的に楽しみにしている作品はありますか?フィンセント・ファン・ゴッホ 《夜のプロヴァンスの田舎道》 1890年5月12-15日頃油彩、カンヴァス90.6×72cmクレラー=ミュラー美術館蔵(c)Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlandsやっぱり16年ぶりに来日する《夜のプロヴァンスの田舎道》ですね。ゴッホが亡くなる2か月前に描いた作品で、ゴッホの代表的なモチーフである「糸杉」シリーズのなかでも傑作とされているものです。もうひとつ、強く心に残った作品は《祈り》です。この作品は、ゴッホが当時お付き合いしていた女性がモデルになっている作品です。それまで私が抱いていたゴッホの作品とは色調が異なることも印象に残ったのですが、画面の女性がなにかを思って、願って、祈っていることが伝わってきて、感情が揺さぶられました。実際の作品を見たら、自分はどういう気持になるんだろうと今から見るのを楽しみにしている作品です。みなさんにも会場で見てみてもらいたい作品のひとつです。フィンセント・ファン・ゴッホ 《祈り》 1882年12月/1883年4月鉛筆・リトクレヨン・淡彩・版画用インク・油彩・不透明水彩、紙62.4×39.8cmクレラー=ミュラー美術館©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands−−今回は、ゴッホの才能をブレイク前に見抜き、さまざまな作品を収集したヘレーネ・クレラー=ミュラーの審美眼も見どころのひとつですね。オディロン・ルドン 《キュクロプス》 1914年頃油彩、板に貼った厚紙65.8×52.7cmクレラー=ミュラー美術館蔵©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlandsヘレーネは、ゴッホ以外の作品も収集していたんですよ。そのなかでオディロン・ルドン の《キュクロプス》は実際の絵を見てみたい作品の一つです。ギリシャ神話に出てくる一つ目の巨人を描いた絵です。巨人が片想いをしている女性を見つめている絵なのですけれど、この作品について勉強していたのが深夜だったこともあって非常に印象に残りました。ぞわぞわしましたし、巨人に心の奥底まで見透かされてるような感じがして。この巨人にはかなわないなあって軽く敗北感も感じました。この作品を実際に生で見たらどんな感情になるのだろう? と、いまから楽しみにしています。――ゴッホ、そして同時代の画家たちの作品も楽しめる充実した内容ですね。この展覧会は作品に加えて、私がナレーションを務める音声ガイドのほか、説明文や、展示順番など、だれもが予備知識なく楽しめる構成になっていると思います。ゴッホ作品だけでも52点も展示されていますし、そのほかの作品も充実しています。この貴重な機会を逃さずに、ぜひ気軽に見に来ていただけるといいなと思っています。取材・文:浦島茂世撮影:源賀津己【開催情報】『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』9月18日(土)~12月12日(日)、東京都美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式サイトへ。
2021年09月15日絵画の見方が変わる!クローン文化財で創作の秘密に迫る、「東京藝術大学スーパークローン文化財謎解き『ゴッホと文化財』展つくる文化∞つなぐ文化」が開催!会場にずらりと並ぶゴッホの傑作、オルセー美術館が誇るセザンヌやゴーギャンの名画の数々……実はこれらはすべて複製品。東京藝術大学のチームが最新テクノロジーを使って作品を分析、色の配合からテクニックまで再現した「スーパークローン文化財」と呼ばれるもの。とはいえ、なぜ、こうした高精細複製品が作られることになったのだろう?そもそも世界中の文化遺産、芸術作品のうち、博物館や美術館に収蔵、保護されているのはごく一部。古代遺跡や石仏などの中には、自然災害や盗難、最近では紛争による破壊などで失われたものも少なくない。一方、収蔵されている作品でも、展示による劣化を防ぐため、保存を優先し一般公開されない例もあるとか。こうした実際に目にすることが困難な文化財も含めて、その価値を広くシェアするためにスーパークローン文化財が注目されているのだという。本展の見どころは、なんといっても複製技術の高さ。ゴッホを中心にしたオリジナルのDNAを受け継いだ“クローン”を見比べる面白さに加え、ゴッホ独自の波打つような筆のタッチ、厚塗りの技法を3Dで再現した展示を見れば、作品の秘密により迫ることができる。そのほか歌川広重らの浮世絵をCGでアニメーション化したり、マネの《笛を吹く少年》を立体的に再現したり。浮世絵の世界が動き出し、絵画から登場人物が原寸大で飛び出してくるのは新鮮な驚き。作品鑑賞に新しい体験を吹き込んでくれるクローン文化財の数々と、ぜひリアルに向き合ってみて。作者の試行錯誤が浮かび上がる!?左・ゴッホは色を混ぜず並べて描くことで、網膜上で色彩が混じり、鮮やかに見える「視覚混合」を狙っていた!右・歌川広重の《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》をトレース。完全に重なり合うゴッホの模写。左・フィンセント・ファン・ゴッホ《自画像》(再現)原本所蔵オルセー美術館原本年代1889年右・フィンセント・ファン・ゴッホ《ジャポネズリー梅の開花》(再現)原本所蔵ファン・ゴッホ美術館原本年代1887年名画の登場人物が三次元に。左・印象派の先駆者といわれるマネの油彩画《笛を吹く少年》を、平面で複製。右・オリジナルの絵画を計測してデータ化、三次元で再現。等身大の少年が飛び出してきたかのよう。左・エドゥアール・マネ《笛を吹く少年》(再現)原本所蔵オルセー美術館原本年代1866年右・エドゥアール・マネ《笛を吹く少年》(立体再現)原本所蔵オルセー美術館原本年代1866年「スーパークローン文化財」とは。伝統的な模写・模造技術と最先端のデジタルテクノロジーを組み合わせ、高精度に複製された文化財のこと。例えば壁画を再現する場合は同じ素材を用い、質感の表現はもとより、技法も元の様式に則って再現。時代背景やスピリットまで反映させるという。芸術家の専門知識と感性が必要とされるプロセスである。大正時代に実業家が購入。1945年、神戸空襲で焼失したゴッホの幻の作品、通称“芦屋のひまわり”がスーパークローン文化財として甦る!東京藝術大学スーパークローン文化財謎解き「ゴッホと文化財」展つくる文化∞つなぐ文化そごう美術館神奈川県横浜市西区高島2‐18‐1そごう横浜店6F開催中~8月31日(火)10時~20時(入館は閉館の30分前まで。8/18は19時閉館。※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合あり)会期中無休一般1100円ほかTEL:045・465・5515※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2021年08月14日