現代日本の縮図ともいえる<ムラ>に生きる若者のリアルを描く、横浜流星主演映画『ヴィレッジ』より、場面写真が公開された。本作では、俳優人生を捧げて覚醒した演技を見せる横浜さんや、物語の芯を成す大役を担った黒木華ら、若手実力派俳優が存分にその力を発揮している。彼らが魅せる表情は、観る者の魂を揺さぶり、人々を物語の奥深くへと導いていくが、その先で日本映画界を代表する名優たちが待ち受ける。今回公開された場面写真は、村に見え隠れする闇を体現するかのような怪演をみせるキャストたちが写し出されている。まずは、古田新太演じる密かに葛藤を抱えながらも、豪腕を振るう霞門村村長。伝統的な“薪能”を継承し、夜霧が漂う美しい霞門村に、半ば強引にゴミ処理施設を誘致。そのゴミ処理施設を利用してヤクザの丸岡と結託し、不法投棄にも手を染めていく。古田さんは、「コンプレックスの固まりで虚勢を張って村長になっている。でも物語が進むにつれ、完全なる悪役じゃなくなっていって…」と自身が演じる役柄について明かし、藤井道人監督とも会話を重ねながら、現場で変動していく物語にあわせて演じていたそう。表面上は穏やかな雰囲気を装いつつも、腹の底ではどす黒い何かが渦巻いているような圧倒的なオーラを放ち、観る者の背筋が凍るような怪演を披露している。そんな村長の息子で、権力の使い道を誤ってしまったのが、一ノ瀬ワタル演じる透。主人公・優(横浜さん)を虐げ、常に弱い者を食い物にするその姿は、傍若無人で身勝手が過ぎ、問題を起こしてばかり。そんな息子を、父もどこか見限っており、その様子にも勘付いている。もともと格闘家である一ノ瀬さんは、本作でもあるアクションシーンを見事に演じ切っており、横浜さんとのアクションとなった重要なシーンをふり返り、「僕もキックボクシングをしていたし、横浜さんも空手の世界チャンピオンで『何も遠慮せずに来てください』と全部を受け止めてくれて。安心感もあってすごくやりやすかったです。チーム一丸となって実践できたシーンです」と撮影秘話を明かす。横浜さんはもちろん、一ノ瀬さん自身の格闘技経験が活かされた見応えたっぷりなアクションシーンにも注目だ。また、代々村長を継いできた大橋家の絶対的権力者が、木野花演じるふみ。病を患い、ほぼ寝たきりという状態だが、その存在は村の中で絶大な力を誇る。新たな場面写真では、真顔のふみの前にあえて集い、宴会を行う優らの姿が写し出されている。本来は、能の舞手としても優秀だった弟・光吉(中村獅童)を村長にと思っていた節もあり、現村長ですら母の顔色を常に伺い、萎縮してしまうほど。ふみは、セリフも極端に少なく、ベッドの上か車椅子上という少ない登場シーンでありながら、不穏な気配を漂わせて物語の緊張感を加速させる役割を担っている。そして、杉本哲太演じるゴミ処理施設を使って不法投棄を行うヤクザの丸岡は、村長の弱みにつけ込み、借金を抱えた龍太(奥平大兼)らをゴミ処理施設に斡旋。優の母も丸岡から多額の借金を抱え、丸岡は優に同情しながらも、母子ともども食い物する非道なヤクザっぷりを披露。サングラスに金のネックレス、激しい入れ墨が掘られた腕を堂々と見せつけ、どぎつい笑顔が恐怖心を煽る新写真も到着した。そんな優の母・君枝を演じるのは、西田尚美。優と同様、過去のある事件によって村中から蔑まれ、冷たい視線にさらされ続けた結果、精神を病んで酒とギャンブルに溺れ、自分を見失ってしまう。優に頼り切りで、ある意味最も優を苦しめる人物とも言える君枝。場面写真では、ビールの空き缶が転がる部屋で、タバコを片手にやつれた表情で空を見つめる、不安に包まれたような怯えた表情を捉えている。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年04月18日映画『ヴィレッジ』スペシャルコラボトークイベント「ヴィレッジと能」が、4月16日(日) に東京・金王八幡宮で開催。主演の横浜流星をはじめ、奥平大兼、そして本作の能のシーンの監修を担当した塩津圭介(シテ方喜多流能楽師)が登壇した。本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出すサスペンス・エンタテインメント。監督・脚本は『余命10年』など多くの話題作を手がける藤井道人が務める。トークイベントに先立って金王八幡宮の拝殿で大ヒット祈願も行われ、横浜、奥平、塩津ほか、プロデューサー陣が出席。祈祷を受け、玉串を奉納した後、横浜らは神楽殿でトークに臨んだ。本作のポスターの背景にも使われている兵庫県平之荘神社の野外能楽堂のイメージと同じく、背景に美しい松が描かれた神楽殿に登壇者らも感激の様子だ。公開前にもかかわらず、藤井監督の過去作に出演している舘ひろし、綾野剛ら映画界の人々から絶賛のコメントが届いているが、これについて横浜は「たくさんの方がこの作品を観て感想をくださり感謝しています。この映画は、受け取り手の解釈に委ねる作品だと思います。全てのコメントを読ませてもらったら、みなさん本当に(コメントが)違っていて、興味深い言葉がたくさん並べられていて、どの言葉も印象に残っています」と語る。奥平も「大先輩のみなさんに観ていただけて嬉しいです」と喜びを口にし「横浜さんもおっしゃっているように、観る人によって見方が変わるし、演じた僕ですら、撮っている時と試写会のスクリーンで観た時で、解釈や見方が変わりました。いろんな方に観ていただければと思います」と想いを明かした。指導に当たった塩津は「私は能楽師で、能しかやっておりませんので、映画に携わって俳優のみなさまとご一緒する機会はめったにないですが、かけがえのない機会をいただきました」と語り、さらに横浜と奥平のコメントを踏まえつつ「能というもの自体、観る人によって解釈が違うもので、そこをどうやって伝えていけるか、藤井監督と一緒に考えました。私も試写会で拝見しましたが、観るたびに見え方が違ってくるので、一度だけでなく何度も見返すと深みが出てくるものだなと思いますし、そういう部分は能と近いと思います」と能と本作の類似点について言及した。映画の中では能の「邯鄲(かんたん)」と「羽衣(はごろも)」という演目が登場するが、とくに「邯鄲」は本作と同様に人生に悩む青年を主人公とした作品。この演目が選ばれた理由について塩津は「最初に藤井監督やプロデューサーのみなさんと話をする中で、“一度、私の舞台を観に来てください”とお伝えして、そこで『邯鄲』をいたしまして、それを監督も横浜さんも観に来てくださいました。悩める青年が主題なのですが、藤井監督がぜひ『邯鄲』を裏に流しながら、この映画をつくっていきたいとおっしゃって、横浜流星さんも、その悩める姿をいろんな角度から演じてくださいました」と明かす。横浜は、最初に観た塩津による「邯鄲」について「能の知識もないですし、解釈の仕方もわからなかったんですが、圧倒されましたし、魅力的でした」と述懐。そして「台本を読むと、美咲(黒木華)が能を見ながら“解釈は自分の自由”と言うんですよね。その時に自分が感じたことを大事にしようと思いました。この映画は『羽衣』と『邯鄲』という演目がメタファーになっていますが、『邯鄲』に関しては(横浜が演じた主人公の)優の人生そのものなので、いろんなことを思いながら舞っていました」と感慨深げに語った。ちなみに、横浜演じる優が自分の部屋で「邯鄲」を舞うシーンでは、藤井監督から「もっとラフにしたい」というリクエストがあったとのことで、横浜は寝転んで能を舞っている。塩津は「そこが一番苦労したところ。我々は舞台の上で真剣勝負でやるしかないところで、横浜さんが演じた優も、黒木さん演じた美咲も日常生活の中に能があるんですね。それは、目指したいところではあるんですけど、我々にとっても、現代のみなさんにとっても、なかなか行き着きにくいところで……(苦笑)。でも、頑張ってくれました」と苦労を明かしつつ、横浜の奮闘をねぎらった。その後、塩津は「さわりだけ」と言い、映画では邯鄲のどの部分が舞われていたのか、能舞台での実演を行った。それを見た横浜は思わず手ぶりをしつつ、実際に能に挑戦した経験について「基本を教えていただいて、体幹が大事だとすごく感じました。古典芸能は芝居の原点なので、実際に触れることができてよかったです」と笑顔で振り返った。奥平は映画の中で能に触れるシーンはなかったが「台本を読ませていただいて、気になっていて、京都で撮影していたのですが、休みの日に本屋に行って能の本を買って読んだりしていました。能に対してすごく興味がわいたし、観る機会があったらプライベートで見に行きたいです」と興味津々。これには塩津も「ぜひいらしてください!」と喜んでいた。藤井監督は本作において内面に秘めた感情や“余白”の部分を重視したというが、横浜は「優は感情を放出する術がないというか、わからなくなってしまった人間なので、内に、内に沈めていくというのを大事にしていました。ただ、感情のコップに水はどんどん溜まっていくので、いつあふれてしまうかわからない不安定も大事にしていました」と振り返る。奥平は自身が演じた龍太という青年について「最初からわりと明るい子ではあったけど、それが本音なのか?という一面もあったし、周りに合わせたりする年相応の子でもありました。後半になるにつれて気持ちや環境の変化もあってだんだん変わっていくので、そこも監督と話をしました」と役を演じる上で意識した部分を語ってくれた。トークは盛り上がりを見せていたが、イベント中にポツリポツリと雨が降り出し、中盤にはかなりの大雨に……。横浜は自身が“雨男”であることを自覚しているようで、屋根のない境内で取材する報道陣に「すみません、みなさん。僕が雨男のせいで……(苦笑)」と申し訳なさそう。雨脚がかなり強くなってきたところで、いったんトークは中断となったが、その後も一向に止む気配がなく、スペシャルトークイベントはここで無念の終了に……。最後に「この雹(ひょう)が降るくらい、この映画を神様が喜んでくれていると解釈したいと思います。ぜひ皆さま、よろしくお願いいたします」と塩津が挨拶。奥平も「観る世代だったり観る人の環境で解釈が違う作品だと思っています。何年先でも観れる映画になっていると思うので、そういう所も楽しんでください」と映画をアピール。横浜は「公開まで1週間を切りましたが、たくさんの方にこの映画が届くことを願っています」と呼びかけた。そして「急なこの天候で、皆さん、申し訳ありませんでした。(報道陣に)すみません。雨に打たれてしまったと思いますので、みなさん、温かくしてください」と集まった報道陣を最後まで気遣っていた。<作品情報>映画『ヴィレッジ』4月21日(金) 全国公開監督・脚本:藤井道人音楽:岩代太郎企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸出演:横浜流星黒木華一ノ瀬ワタル奥平大兼作間龍斗/淵上泰史戸田昌宏矢島健一/杉本哲太西田尚美木野花/中村獅童古田新太(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年04月17日京都で1か月に及ぶオールロケを敢行した、藤井道人監督作『ヴィレッジ』よりメイキング写真が解禁。さらに主人公の設定やキャラクターについて語る、主演の横浜流星と監督のコメントが到着した。主演の横浜流星をはじめ、黒木華、中村獅童、古田新太らといった豪華俳優陣が結集した本作は、2022年の4月~5月の約1か月間、京都を中心に撮影が行われた。幻想的な夜霧が漂い伝統的な薪能が受け継がれる霞門村の舞台となったのは、京都府にある「美山かやぶきの里」。美しい自然の中に数多くのかやぶき民家が現存しており、季節によっては実際に薪能のイベントも開かれるという、まさに本作にうってつけのロケ地となった。予告映像に映し出される、松明を持ち能面をかぶった村人たちが列をなして歩く印象的なシーンも、この地にかかる長除大橋が使用されているという。「美山かやぶきの里」は、実際に観光地として人気があり、かやぶき屋根の民家に宿泊することもできるそう。ちなみに、ポスターに映し出されている能舞台はロケ地の一つである兵庫県の平之荘神社の野外能楽堂だ。また、今回主演を務めた横浜さんは、脚本づくりはもちろん、京都でのロケハンにも同行するなど、製作にも深く関わった。並々ならぬ想いを携え撮影に臨んだようで、「藤井監督は脚本の執筆中から何度も僕に感想を求めて意見を反映してくれました。その脚本が完成したとき『優は藤井道と横浜流星の分身にしたい』と言ってくれたんです。優の誕生日も僕自身のもの(9月16日)だし、幼少期に空手を習っていたり、好きなアーティストがamazarashiという設定も僕と同じ。自分の要素が濃く入っていたからこそ優として生きやすかったし、もし自分が優みたいな状況になったら、同じ行動をとるだろうなと感じられました」と藤井監督とともに作り上げた優という役への熱い想いを明かしている。さらに、劇中の優の髪型は藤井監督のヘアスタイルを真似てはどうかと、横浜さん自身が提案したもの。「僕も優の中に藤井監督のイメージを感じていたので、それが似合うかなと思ったんです。実際にやってみたらちょっとお洒落すぎたので(笑)、襟足を伸ばしたりして、村でくすぶっている青年らしくもさっとした雰囲気に仕上げていきました」と語っている。藤井監督も「優という人物には流星自身が俳優として感じている迷いや怖れも反映されています。今は祭り上げるだけ祭り上げられて、何か一つ間違えると、積み上げてきたものが一発で崩れてしまう時代。僕も『新聞記者』(19)以降、個人的には変わっていないのに、周りがどんどん変わっていく恐怖があった。僕らの抱くそうした負荷をいかに負わせるか、僕と流星がたくさん時間をかけて話し合った結果、優が生まれたと思います」と明かしており、その言葉からは本作が2人にとって特別な作品であり、その中で生きる優という役に懸ける想いが伝わってくる。実は今回、優だけでなく、主な登場人物は藤井監督が一人ずつキャラクターシートを作っている。映画の中では描かれないが、子ども時代の様子や趣味、好きな音楽、家族構成や密かに抱えるコンプレックスなど、かなり緻密に作り込まれたキャラクター設定が記されたものになっており、それぞれ演じる俳優たちに配られた。たとえば美咲は“辛いことがあっても笑ってその場をやり過ごそうとする一面がある”と書かれており、実際に美咲を演じた黒木さんは「美咲は東京で失敗して、傷ついて帰ってきましたが、弱さをあまり見せないんです。村に自分の居場所を見つけられずに出て行ったものの、東京でも見つけられなくて、今度は何としてでも村でそれを見つけなければならないという思いがある。その加減をどこまで出すのか、出さないのか、監督と相談しながら作っていきました」と細かく設定されたキャラクターシートを参考にしながら役作りを重ねていったという。緻密に作り上げられた登場人物たちのバックボーン、それらを“感じさせる”重厚な人間ドラマを紡ぎ出す俳優陣が演じる登場人物たちの心象風景が滲み出るような瞬間の連続をとらえ、村とそこに生きる人々の息づかい、夢と現の間を彷徨う様な能の世界を織り混ぜながらカメラに収めたのは、撮影の川上智之。そこに音楽の岩代太郎、美術の部谷京子をはじめとした藤井作品の常連スタッフも集い、最旬の布陣で現代日本のディストピアを作り上げている。今回到着したメイキング写真の数々にも、美しいロケ地の風景とともに、これ以上ない最高のチームで本作の世界が作り上げられていく様子が切り取られている。藤井監督の描く圧倒的な映像美、世界観を堪能できる本作に、さらなる期待が高まる。さらに、いましか見られない、映画製作から公開までの道のりを捉えた「700日のヴィレッジ」の最新映像vol.3「彼と彼の苦悩」が公式YouTubeで解禁。横浜さん、藤井監督の2人で優というキャラクターを作り上げていく話、それぞれが抱える苦悩などが盛り込まれている。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年04月07日映画『ヴィレッジ』のメイキング写真が公開された。本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出すサスペンス・エンタテインメント。監督・脚本は『余命10年』など多くの話題作を手がける藤井道人が務める。主人公の優を演じる横浜流星をはじめ、黒木華、中村獅童、古田新太らといった俳優陣が結集した本作の撮影は、1カ月にもおよぶ京都でのオールロケを敢行。幻想的な夜霧が漂い伝統的な薪能が受け継がれる霞門村の舞台となったのは、京都府にある「美山かやぶきの里」。美しい自然の中に数多くのかやぶき民家が現存しており、季節によっては実際に薪能のイベントも開かれるという。(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会現在公開中の予告映像に映し出される、松明を持ち能面をかぶった村人たちが列をなして歩く印象的なシーンも、この地にかかる長除大橋が使用されている。本作にとって欠かせない、重要な役割を担ったこの「美山かやぶきの里」は、実際に観光地として人気があり、かやぶき屋根の民家に宿泊することもできる。その他にも、ポスターに映し出されている能舞台はロケ地のひとつである兵庫県の平之荘神社の野外能楽堂と、2022年4月から5月の約1カ月間、京都を中心に撮影が行われた。(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会今回主演を務めた横浜は、脚本づくりはもちろん、京都でのロケハンにも同行するなど、本作に深くコミットしている。並々ならぬ想いを携え撮影に臨んだ横浜は「藤井監督は脚本の執筆中から何度も僕に感想を求めて意見を反映してくれました。その脚本が完成したとき『優は藤井道人と横浜流星の分身にしたい』と言ってくれたんです。優の誕生日も僕自身のもの(9月16日)だし、幼少期に空手を習っていたり、好きなアーティストがamazarashiという設定も僕と同じ。自分の要素が濃く入っていたからこそ優として生きやすかったし、もし自分が優みたいな状況になったら、同じ行動をとるだろうなと感じられました」と藤井監督とともに作り上げた優という役への熱き想いを明かしている。さらに、劇中の優の髪型は藤井監督のヘアスタイルを真似てはどうかと、横浜自身が提案したもの。「僕も優の中に藤井監督のイメージを感じていたので、それが似合うかなと思ったんです。実際にやってみたらちょっとお洒落すぎたので(笑)、襟足を伸ばしたりして、村でくすぶっている青年らしくもさっとした雰囲気に仕上げていきました」と明かしており、解禁時に話題をさらった衝撃的な“闇落ち”ビジュアルへのアイディア出しも行っていたという。藤井監督も「優という人物には流星自身が俳優として感じている迷いや怖れも反映されています。今は祭り上げるだけ祭り上げられて、何かひとつ間違えると、積み上げてきたものが一発で崩れてしまう時代。僕も『新聞記者』(19)以降、個人的には変わっていないのに、周りがどんどん変わっていく恐怖があった。僕らの抱くそうした負荷をいかに負わせるか、僕と流星がたくさん時間をかけて話し合った結果、優が生まれたと思います」と明かした。実は今回、優だけでなく、主な登場人物は藤井監督がひとりずつキャラクターシートを作っている。映画の中では決して描かれないが、子供時代の様子や趣味、好きな音楽、家族構成や密かに抱えるコンプレックスなど、かなり緻密にキャラクター設定が作り込まれたものになっており、それぞれが演じる俳優たちに配られている。例えば美咲は“辛いことがあっても笑ってその場をやり過ごそうとする一面がある”と書かれており、実際に美咲を演じた黒木は「美咲は東京で失敗して、傷ついて帰ってきましたが、弱さをあまり見せないんです。村に自分の居場所を見つけられずに出て行ったものの、東京でも見つけられなくて、今度は何としてでも村でそれを見つけなければならないという思いがある。その加減をどこまで出すのか、出さないのか、監督と相談しながら作っていきました」と細かく設定されたキャラクターシートを参考にしながら役作りを重ねていったことを明かしている。<作品情報>映画『ヴィレッジ』4月21日(金) 全国公開監督・脚本:藤井道人音楽:岩代太郎企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸出演:横浜流星黒木華一ノ瀬ワタル奥平大兼作間龍斗/淵上泰史戸田昌宏矢島健一/杉本哲太西田尚美木野花/中村獅童古田新太700日のヴィレッジ vol.3「DARKNESS」-彼と彼の苦悩-(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年04月07日横浜流星主演、藤井道人監督の映画『ヴィレッジ』から、『MOTHER マザー』で衝撃的な映画デビューを飾った奥平大兼の新場面写真が解禁。横浜さんと初共演で、金髪&全身タトゥーの後輩役を演じている。本作で藤井監督組初参加となった奥平さんは、現在19歳の若手期待度No.1の俳優の一人。『MOTHER マザー』(20)で長澤まさみ演じるシングルマザーの息子役で映画デビューを飾り、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞など、数々の映画賞を席巻する。以降も、WOWOWで放送されたドラマ「早朝始発の殺風景」や映画『マイスモールランド』、『あつい胸さわぎ』といった話題作への出演が続き、2023年には本作のほかにも、主演作となる『君は放課後インソムニア』(6月公開)、声優にも挑戦したディズニープラス独占配信ドラマ「ワンダーハッチ‐空飛ぶ竜の島‐」(23年配信)が控える日本映画界の未来を担うホープだ。そんな奥平さんが本作で演じるのは、横浜さん演じる主人公・優とともに、借金返済のため、ごみ処理施設で働く後輩の筧龍太役。自身にとって初めてとなる金髪&全身タトゥーというビジュアルに挑戦し、明るく純粋で、人を信じやすいキャラクターを好演している。奥平さんは、龍太役を演じるにあたり「金髪やタトゥーをいれているというのは初めての役でした。自分でもイメチェンになると思っていたし、やったことのない役柄、ビジュアルだったので嬉しかったです」と新しい自分を表現できる役柄への挑戦を喜んでいたそう。さらに、「龍太は笑うシーンが多いんですけど、普通だったら笑わないよねってとこで笑うんです。そういう所で龍太の底にあるものがにじみ出ているんだろうなと思っていました。藤井監督と現場でお話しさせていただく中で『だからか』と素直に納得いった事がたくさんあり、今までにないような感覚でした」と、初参加となった藤井組での様子を明かしている。藤井監督からは、龍太という役について「“映画のテンポを崩す役”を担ってほしい」と言われ、奥平さんはそんな監督からの期待に見事に応えてみせた。龍太が登場するシーンでは、映画の雰囲気そのものがガラリと変わるような存在感を見せつけ、観る者にひとときの安心感を与えてくれる。借金を抱え、違法投棄に手を染めながらも、どこか憎めない純粋さと優しさが滲み出ている奥平さんが表現した龍太の明るさに、横浜さん演じる優がどこか救われているようにも感じられるほど。奥平さんは本作が初共演となった横浜さんについて、「改めてすごい先輩だなと感じました。すごくかっこいいし優しかったし、完璧すぎて、これはちょっと惚れちゃうと思いました」と、現実でも同じ事務所に所属する先輩である横浜さんの、主演たる佇まい・風格に圧倒されたこと明かしている。今回到着した場面写真では、険しい表情をする優に明るく話しかけたり、笑顔で優と並び立つ姿や、借金返済のため、無理やりごみ処理施設の不法投棄に手を染める龍太の姿が確認できる。龍太は借金返済のために強制的に<村>へと連れてこられた人間でありながらも、過去のある事件によって村中から蔑まれる優にも他の人と同様に接する。優や一ノ瀬ワタル演じる村長の息子・透と共に、ごみ処理施設で働く中で、閉ざされた<村>の中に何をみるのか。解禁された画像の中には、なぜか血だらけで呆然とする龍太の姿もあり、衝撃の結末が待ち受けていそうだ。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年03月27日藤井道人が監督・脚本を務める、横浜流星主演映画『ヴィレッジ』より、ジャニーズJr.の作間龍斗演じる恵一を捉えた新場面写真が公開された。恵一は、主人公・優(横浜さん)の幼なじみである美咲(黒木華)の弟。実家の食堂で行われた宴会の手伝いをするエプロン姿や、ある事件をきっかけに村を出て、刑事となった光吉(中村獅童)のもとを訪れる場面、優と並び、周囲を報道陣に囲まれながら不安げな面持ちで佇む意味深なシーンも公開。引っ込み思案で人とコミュニケーションをとるのが苦手、内気な性格で誰とも打ち解けられない恵一は、美咲と親しくしていた優にだけは心を開いており、尊敬する兄のように慕っていたものの、過去のある事件をきっかけに人が変わってしまった優の姿にショックを受け、ますます自分の世界に閉じこもるようになっていく。ある日、美咲が村に戻ってきたことで、優と恵一は昔のような信頼関係を再び築き始め、優が働くゴミ処理施設で共に働き始めるが、そこで村が隠そうとしていた闇を目の当たりにしてしまう。感情を表に出さない恵一は、必要最小限の動きと言葉で最大の効果をみせる必要がある役。作間さんは「セリフではなく、表情で語るというシーンが多かったのでとても難しかったです。ただ、藤井監督がきちんと言葉にして演出してくださったので、その言葉になるべく応えられるよう努力しました。台本をもらった時から難しさは感じていましたが、あえて作り込まず、監督を信じて現場に入って体当たりで演じました」と撮影をふり返る。また、撮影中の横浜さんの狂気をはらんだような演技に、「あれは凄かった」と語り、「横浜さんの演技をもっと見ていたい」と自身の撮影が終了しても現場で撮影を見守っていたそう。そんな様子に藤井監督は「真面目で、努力を惜しまない人」と表現し、その結果監督は、恵一に当初予定になかった“あるシーン”を追加する決断をした。物語の先へと繋ぐことになる重要なシーンとなったその撮影は、作間さん自身にも、当日まで全容を知らせていなかったという。藤井監督は「僕が72歳の河村光庸だったらあのシーンは入れなかったと思いますが、今の自分の意志みたいなものを、もう少し示したかったんです」と恵一に委ねた強い思いを明かしている。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年03月26日4月21日(金) より公開される映画『ヴィレッジ』より、新たな場面写真が公開された。本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出すサスペンス・エンタテインメント。監督・脚本は『新聞記者』『余命10年』など多くの話題作を手がけた藤井道人が務め、故・河村光庸プロデューサーの遺志を受け継いだスタジオ・スターサンズの制作チームがいま語るべき物語を作り上げた。主人公の優を演じるのは、出演作が相次ぐ横浜流星。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現。黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとした豪華出演陣との共演で、“今までに観たことない横浜流星”として新境地を魅せる。今回公開されたのは、本作で黒木華演じる優の幼馴染、美咲の弟・恵一役を演じた作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)の新たな場面写真。エプロンを付け、実家が営む食堂で行われた宴会の手伝いをする姿や、ある事件をきっかけに村を出て、刑事となった中村獅童演じる光吉のもとを訪れる様子、さらに、優を演じる横浜と並び、周囲を報道陣に囲まれながら不安げな面持ちで佇む意味深なシーンを切り取った1枚も公開された。本作で作間が演じる恵一は、引っ込み思案で人とコミュニケーションをとるのが苦手、内気な性格で誰とも打ち解けられない青年という繊細な演技が求められる難しい役どころ。姉・美咲と親しくしていた優にだけは心を開いており、尊敬する兄のように慕っていたものの、過去のある事件をきっかけに人が変わってしまった優の姿にショックを受け、ますます自分の世界に閉じこもるようになっていく。役を演じるにあたり、作間は「セリフではなく、表情で語るというシーンが多かったのでとても難しかったです。ただ、藤井監督がきちんと言葉にして演出してくださったので、その言葉になるべく応えられるよう努力しました。台本をもらった時から難しさは感じていましたが、あえて作り込まず、監督を信じて現場に入って体当たりで演じました」と俳優・作間龍斗として“挑戦”となった現場を振り返っている。撮影中の横浜の狂気を孕んだような演技に「あれは凄かった」と語る作間は、横浜の役者としての演技に魅了され「横浜さんの演技をもっと見ていたい」と、自身の撮影が終了しても現場で撮影を見守っていたという。その作間に対して「真面目で、努力を惜しまない人」と評した藤井監督は、当初予定になかった“あるシーン”の追加を決断。物語の先へと繋ぐことになる重要なシーンとなったその撮影は、作間自身にも当日になるまで全容を知らされていなかったという。藤井監督は「僕が72歳の河村光庸だったらあのシーンは入れなかったと思いますが、今の自分の意志みたいなものを、もう少し示したかったんです」と恵一に委ねた強い想いを明かした。<作品情報>『ヴィレッジ』2023年4月21日(金) 全国公開監督・脚本:藤井道人音楽:岩代太郎企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸【出演】横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)/淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一/杉本哲太、西田尚美、木野花/中村獅童、古田新太公式サイト:
2023年03月26日現代日本が抱える闇をあぶり出す衝撃のサスペンス・エンターテインメント『ヴィレッジ』にて、主演の横浜流星と藤井道人監督が、お互いの出会いから映画『ヴィレッジ』が完成するまでの軌跡を語るスペシャル映像が公式YouTubeにて解禁された。日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、大ヒット作『余命10年』など多くの話題作を手掛ける藤井監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に贈り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだスタジオ・スターサンズの制作チームが結集、主演の横浜さんが“いままでに観たことない横浜流星”として新境地を魅せている本作。今回解禁となるのは、彼らの出会いから映画完成までの道のりを紡ぐ特別企画<700日のヴィレッジ>第1弾となるスペシャル映像コンテンツのvol.1「SOUL」。700日のヴィレッジでは、故・河村プロデューサーから藤井監督へのヘルプコールから始まり、映画完成、そして公開まで、多くの人を巻き込んでの長い道程【映画ヴィレッジという700日の人間ドラマ】を、複数回に渡り映画公式YouTubeで公開。vol.1「SOUL」の映像では、2人が出会った当時をふり返りながら、それぞれの印象や現場での様子、そしてついに、オリジナル脚本で作り上げる物語の監督と主演俳優として現場に立った熱き想いを明かしている。「『全員、片想い』(16)という映画の打ち上げが初対面」と語り始める藤井監督に続き、「その後『青の帰り道』(18)という映画のオーディションがあったので、参加させていただいて。ご一緒できた、という感じです」と横浜さん。初めて出会った時の思い出をふり返る2人は互いに、“アスリート”、“義理堅い人”とそれぞれの印象を語り合いながら、映像内では彼らの言葉に呼応するかのように、映画『ヴィレッジ』の撮影現場を納めたメイキングシーンが次々と映し出されていく。監督としても、俳優としてもお互いにまだ駆け出しだった頃からの付き合いで、互いに切磋琢磨しながらここまで上り詰めてきた2人が並び立ち、ディスカッションを交わしながら撮影に臨む姿は、まさに“戦友”と呼ぶに相応しい信頼感を感じさせ、それぞれが圧倒的な存在感を放っている。「脚本を監督が何度も練り直して、自分も意見を言わせてもらったりして。本当に愛を感じましたし、すごく気合が入りました」と本作の撮影に並々ならぬ想いを懸けたと語る横浜さんは、今回、撮影前にスタッフが行うロケハンから参加、通常ではあり得ない制作準備段階から作品作りに参加している。映像内では、藤井監督が自身のスマホで撮影したロケハン真っ最中の横浜さんの姿もあり、自然体な雰囲気で現場に馴染む姿も切り取られた。横浜さん自身は「優の部屋とか、ごみ処理施設とか、大事な所が見れたので、そこの空気を実際に肌で感じて。大事なものだなと思いました」と自分の目でロケ地を見たことで、より一層、作品への想いが募り、優という役を演じるベースが整えられたことを明かしている。熱き想いを携え、現場入りした横浜さんの姿を、藤井監督は「武士みたいなものです」と評している。「俳優が頑張る姿を見てスタッフも頑張るというのがすごい理想だと思うんです。(横浜さんに対し)あれだけ優が頑張っているんだから頑張ろう!という感じにさせてくれるストイックさがある」と主演俳優たる佇まいと風格を纏った横浜さんを称えると、横浜さんも「挑戦的で今までみたことのない作品になったという手応えは感じてます。渾身の一作になったと感じるので、すごく楽しみです」と力を込めて口にする。今回の解禁された映像は映画公開に向けて、公式YouTubeで連載で発信していくスペシャル映像のvol.1「SOUL」。今後、本作が遺作の1つとなった河村プロデューサーの想いに迫る「SHINE」に続き「DARKNESS」「INSPIRE」など、テーマに沿って切り取られた製作秘話に迫るインタビュー内容が続々と公開される予定。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年03月23日4月21日(金) より公開される映画『ヴィレッジ』より、「700日のヴィレッジ」スペシャル映像vol.1「SOUL」が公開された。本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出すサスペンス・エンタテインメント。監督・脚本は『新聞記者』『余命10年』など多くの話題作を手がけた藤井道人が務め、キャストは主演の横浜流星を筆頭に黒木華、古田新太、中村獅童と豪華共演陣が集結した。「700日のヴィレッジ」は、故・河村光庸プロデューサーから藤井道人監督へのヘルプコールから始まり、映画完成、そして公開まで、多くの人を巻き込んで紡いだ700日の人間ドラマを複数回にわたり、映画公式YouTubeで公開していくスペシャル映像コンテンツ。記念すべきvol.1では、横浜と藤井監督が出会った当時を振り返りながら、それぞれの印象や現場での様子、オリジナル脚本で作り上げる物語の監督と主演俳優として現場に立った熱き想いを明かす。「『全員、片想い』(16) という映画の打ち上げが初対面」と語り始める藤井監督に続き、「その後『青の帰り道』(18) という映画のオーディションがあったので、参加させていただいて。ご一緒できた、という感じです」と横浜。“アスリート”、“義理堅い人”とそれぞれの印象を語り合うコメントをバックに、映像内では映画『ヴィレッジ』の撮影現場を納めたメイキングシーンが次々と映し出されていく。「脚本を監督が何度も練り直して、自分も意見を言わせてもらったりして。本当に愛を感じましたし、すごく気合が入りました」と本作の撮影に並々ならぬ想いを懸けたと語る横浜は、今回、撮影前にスタッフが行うロケハンという、通常ではあり得ない制作の準備段階から作品作りに参加している。映像では、藤井監督が自身のスマホで撮影したロケハン真っ最中の横浜の姿もあり、自然体な雰囲気で現場に馴染む横浜の姿も切り取られた。横浜自身は「(自身が演じる)優の部屋とか、ごみ処理施設とか、大事な所が見れたので、そこの空気を実際に肌で感じて。大事なものだなと思いました」と自分の目でロケ地を見たことで、より一層、作品への想いが募り、役を演じるベースが整えられたことを明かしている。熱き想いを携え、現場入りした横浜の姿を、藤井監督は「武士みたいなものですよね」と評している。「俳優が頑張る姿を見てスタッフも頑張るというのがすごい理想だと思うんです。(横浜に対して)あれだけ優が頑張っているんだから頑張ろう! という感じにさせてくれるストイックさがある」と主演俳優たる佇まいと風格を纏った横浜を称えている。横浜も、「挑戦的で今まで観たことのない作品になったという手応えは感じてます。渾身の一作になったと感じるので、すごく楽しみです」と力を込めて口にした。スペシャル映像は今後、本作が遺作の1つとなった河村プロデューサーの想いに迫る「SHINE」に続き「DARKNESS」「INSPIRE」など、テーマに沿って切り取られた制作秘話に迫るインタビュー内容が続々と公開される予定だ。「700日のヴィレッジ」vol.1<作品情報>『ヴィレッジ』2023年4月21日(金) 全国公開監督・脚本:藤井道人音楽:岩代太郎企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸【出演】横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗/淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一/杉本哲太、西田尚美、木野花/中村獅童、古田新太公式サイト:
2023年03月23日横浜流星主演の藤井道人監督作『ヴィレッジ』より新場面写真が解禁された。『いなくなれ、群青』『線は、僕を描く』など話題作に立て続けに出演、『流浪の月』で優秀助演男優賞に輝くなど、その演技が高く評価された横浜流星が主演を務める本作。駆け出しの頃からの戦友であり、本作で6度目のタッグとなる藤井道人監督のもと、これまでの俳優人生を捧げ、持てる力の全てを注ぎ込んだ“今までに見たことのない”演技を披露している。横浜さんが演じる主人公・片山優は、自身の運命に抗い、負のスパイラルから脱け出そうとする一人の青年。同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の中、閉ざされた<村>という世界の中に凝縮された、現代日本が抱える闇に飲まれながらも、抗い、もがき必死に生きる若者のリアルを見事に体現している。その姿は、これまでの横浜さんのイメージを刷新。実際に、マスコミに向けた試写で作品を鑑賞したメディアからは、“凄すぎて言葉にできない” “圧倒された” “今までの横浜流星じゃない”といった称賛の声が絶えない。本編で魅せる横浜さんの覚醒した演技に魅了される人が続出した模様だ。物語が進むにつれ、絶望の中でたったひとつの希望を見出していく優は、横浜さんが演じることで同一人物が演じているとは思えない程の変化を遂げていく。それは決して、メイクやヘアスタイル、衣装を変えることで起きる外見としての変化だけではなく、仕草、佇まい、話し方といった人の魂とも言える“何か”が変化しているようにしか見えない圧倒的なものなのだ。この度解禁された新たな場面写真でも、鋭い目つきで村長の息子・透(一ノ瀬ワタル)を凝視する姿や、ボサボサの髪に汚れた作業着を着てごみ処理業務を行う虚ろな表情、さらに、吸い殻の山が積まれた灰皿と、ゴミが溢れる汚れた部屋の中でスマホを見つめる極限状態の姿が切り取られ、“闇落ち”と表現されそうな異様な雰囲気を纏っている。一方で、髪を切り、ヒゲを剃ってネクタイを締め、スーツ姿で歩く、まるで別人のような姿の場面写真も。後ろには、幼なじみの美咲を演じた黒木華や、かつて優も着ていた作業着を着用した職員の姿らが映されており、優を取り巻く環境が以前とは明らかに違うことが伺える。険しい表情でありながら、前を向いて力強く歩を進める姿は“闇落ち”の雰囲気とは程遠く、何かを決意したかのような、どこか自信に満ちた雰囲気すら漂っているようだ。俳優・横浜流星のここまでの力を引き出せたのは、横浜さんと共に、若い頃から切磋琢磨してきた藤井道人監督だからこそ。横浜さんは「監督と出会って7年。お互い切磋琢磨して、少しずつ力をつけて、このタイミングで今回主演を務めさせて頂き、素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と作品作りができ、得るものがたくさんあり、宝物のような時間を過ごせました」と撮影をふり返る。7年という時を経たいまだからこそ、主演として現場に立つことができた喜びと、「優」という役にかけた覚悟を明かしている。藤井監督は「優という人物には流星自身が俳優として感じている迷いや怖れも反映されています。僕と流星がたくさん時間をかけて話し合った結果、優が生まれたと思います」と語っており、そのコメントからも、「横浜流星×藤井道人」のタッグでなければ生み出すことができなかった唯一無二の作品であることをうかがわせる。これまでにも、数々の作品で新境地と言える新しい魅力を披露してきた横浜さん。藤井監督に「今まで見たことがない横浜流星でないと意味がない。そんな中、彼のラストシーンを撮っていたときは、ちょっと泣きそうになりましたね。まさに一皮剥けた流星が見られる映画になっていると思います」とまで言わしめた本作。そんな横浜さんの本作で見せた新たな一面が垣間見える場面写真となっている。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年03月17日横浜流星主演、藤井道人監督で、現代日本が抱える闇をあぶり出すサスペンス・エンタテインメント『ヴィレッジ』。本作の撮影終了を見届けた後、本編の完成を観ることなく2022年6月11日にこの世を去ったエグゼクティブプロデューサー・河村光庸さんの熱き想いが受け継がれていく軌跡を追ったスペシャル映像が解禁された。映画会社スターサンズ代表の河村光庸さんは、2008年にスターサンズを設立して以降、社会性と娯楽性を併せ持った独自の企画力で、世に一石を投じる作品群を送り出してきた。『あゝ、荒野』(17/岸善幸監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『新聞記者』(19/藤井道人監督)、『MOTHERマザー』(20/大森立嗣監督)、『ヤクザと家族The Family』(21/藤井道人監督)、『パンケーキを毒見する』(21/内山雄人監督)、『空白』(21/吉田恵輔監督)など、彼がプロデュースを手掛けてきた作品は多数。いずれも大きな話題をさらい、『新聞記者』では第43回日本アカデミー賞で作品賞など主要3部門を含む全6部門制覇、プロデューサーとして新藤兼人賞も受賞。一方、スクリーンの外でも、『宮本から君へ』では国を相手に表現の自由を求めて訴訟を起こすなど、映画の制作だけでなく、映画業界や映画ファンのために権力に対して声を出すことを恐れない、日本映画界に変革を巻き起こしてきたプロデューサーだった。映画ファンからも絶大な支持を得る中で、映画会社スターサンズは、しばしば“日本の「A24」(エッジの効いたラインナップで知られるアメリカのインディペンデント系プロダクション兼配給会社)”とも目されるようになっていく。その勢いは近年ますます強くなっており、ここ数年、スターサンズ作品が日本の映画賞で話題に上がらない年はない。今回到着したスペシャル映像では、これまでのスターサンズの歴史を振り返りながら、スタッフ、キャスト、作品へと、その“熱き心”が受け継がれていく様子が映し出されていく。河村プロデューサーの持つ映画への深く熱い愛情と、現代社会を映し出すメッセージが込められた作品群はひとつひとつ屹立した企画性と特徴がある。そして、そこに見え隠れする「映画こそ自由であるべき」というプロデューサーの意志。それが根底にあるからこそ、人々の魂を揺さぶる作品が誕生してきたことがわかる。その河村プロデューサーが、最期に映画づくりの遺伝子を託した1人が、自ら『新聞記者』の監督に抜擢し日本映画界の寵児となった藤井道人監督。河村プロデューサーがクランクアップを見届けた最後の作品、映画『ヴィレッジ』は、その始まりは河村プロデューサーから藤井監督ヘのヘルプコールだったそう。河村プロデューサーが藤井監督を呼ぶのは企画が行き詰まってピンチに陥ったとき、なのだそう。『新聞記者』も『ヤクザと家族The Family』のときもそうで、河村プロデューサーにとってはまさに最強の助っ人であり、藤井監督もまた、それをチャンスに変えて自分の力に還元してきた。藤井監督は「河村さんは感覚的なところも多いので、脚本づくりは常に難航するんですけど、そのたびに『頼むよ~俺はもう先が長くないんだから~』という技を使ってきて。その言い方はずるいよと思いながらも、わかりましたと(笑)。今回も河村さんがやりたいことをヒアリングしながら脚本に落とし込んでいきました」と企画のスタート秘話を明かしており、映画『ヴィレッジ』は文字通り、彼の遺志を継ぎ、その遺伝子を継承してきた藤井監督と、同じく河村プロデューサーの想いを繋ぎ続けてきたスターサンズの制作チームがタッグを組んで世に贈りだす作品だ。同調圧力、格差社会、若者の貧困、社会構造の歪みといった現代日本が抱える“闇”をあぶり出したサスペンス・エンタテインメント。圧倒的映像美と世界観で若者のリアルを描き出しており、主人公の優を演じるのは、若手時代から互いに切磋琢磨してきた藤井監督との6度目のタッグとなる本作で満を持して長編の主演を務めた横浜流星だ。黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとした豪華出演陣との共演で、“いままでに観たことない横浜流星”として新境地を魅せている。そんな本作の撮影現場には河村プロデューサーも精力的に顔を出しており、藤井監督、主演の横浜さんらと笑顔で写真に収まる貴重なオフショット画像も到着している。『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年03月10日俳優の横浜流星が主演を務める、映画『ヴィレッジ』(4月21日公開)の予告映像が22日、公開された。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画し、藤井道人が脚本・監督を務めるオリジナル作。夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す。解禁された映像では、夜の闇を照らす美しい松明の炎、幻想的で荘厳な「薪能」の風景、全てを覆い隠すかのような深い霧と、それらを切り裂くような強烈なセリフと役者陣の凄まじい表情が映し出されていく。閉ざされたムラという世界に囚われ、どん底でもがき苦しみながら必死に生きてきた一人の青年・優を演じる横浜流星の、暗く虚ろな瞳と心からの叫び、暴力と権力を傘に好き放題し「犯罪者の息子よ!」と優を蔑み煽る村長の息子・透(一ノ瀬ワタル)、「この村早く出てぇだろ?」と凄むヤクザの丸岡(杉本哲太)、借金を抱えながらもパチンコにのめり込む険しい目つきの優の母・君枝(西田尚美)や、炎に包まれる家の中、血まみれで涙を流す1人の男性の衝撃的な姿も初めて映し出される。一方で、黒木華演じる美咲の「ずっと一人で戦ってたんでしょ?」という言葉に、思わず涙があふれる優といったエモーショナルなシーンも。この言葉をきっかけに、別人のように生き生きと輝く優の姿も描かれており、美咲に心を救われ、唯一の希望を守っていく決意を表すかのような笑顔をみせるが、ゴミ処理施設で働く龍太(奥平大兼)の「この村やばすぎでしょ…」という言葉と共に次々とムラの闇が暴かれていく。「積み上げてきたものが全部なくなるんだよ、分かるな?」そうつぶやく村長・修作(古田新太)の言葉の先に映し出された優の表情には、振り払えない闇がまとわりついている。加えて、美咲の弟・恵一(作間龍斗)の思いつめた様子、刑事・光吉(中村獅童)や、暴れる透、必死にすがる美咲と、何が起きるのか気になる映像も。本編の期待と謎が深まる予告映像が完成した。予告映像とあわせて本作の新ポスターも解禁された。新たなビジュアルには、優と美咲を中心に、代々、霞門村の村長として絶大な権力を誇示してきた大橋一族、優の母・君枝、借金返済のため、優と共にゴミ処理施設で働く龍太、内気な性格だが優には心を開いていく美咲の弟・恵一らが集結した。彼らが集うのは、“霧”と共に本作の重要なテーマとなっている“能”を演じる舞台だ。このポスタービジュアルに映し出されてる能舞台は、撮影中にロケ地の平之荘神社の野外能楽堂で撮影され、本編撮影終了後の深夜にキャストを集結させた、映画のミステリアスで幻想的な世界観を表す1枚。藤井監督は「物語の核になる「邯鄲」という能の演目が決まってから、脚本の輪郭も固まっていきました」と明かしており、劇中で描かれる“能”は、本作にとって物語の根幹を成すメタファーとなっている。あわせて、2月23日より、カレンダー付きVillageフォトカードが特典に付いたムビチケカードの発売が決定した。本作の撮影をつとめたフォトグラファー出身の川上智之による撮り下ろしキャラクター写真とカレンダーが表裏一体となったフォトカードとなっている。(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年02月22日横浜流星主演、藤井道人監督作『ヴィレッジ』より、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。さらに特典付きムビチケカードの発売も決定した。多くの話題作を手掛ける藤井道人監督が、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描く本作。この度解禁となったのは、夜霧が漂う幻想的な能舞台を背に<ムラ>に生きる人々を映し出すポスタービジュアルと期待と謎が深まる予告編映像。解禁された映像では、閉ざされた<ムラ>という世界に囚われ、どん底でもがき苦しみながら必死に生きてきた一人の青年・優(横浜流星)の、暗く虚ろな瞳と心からの叫びが響く。暴力と権力を傘に好き放題し「犯罪者の息子よ!」と優を蔑み煽るのは村長の息子・透(ノ瀬ワタル)、「この村早く出てぇだろ?」と凄むのは、<ムラ>を影で牛耳るヤクザの丸岡(杉本哲太)だ。さらに、借金を抱えながらもパチンコにのめり込む険しい目つきの優の母・君枝(西田尚美)や、炎に包まれる家の中、血まみれで涙を流す一人の男性の衝撃的な姿も。一方で、美咲(黒木華)の「ずっと一人で戦ってたんでしょ?」という言葉に、思わず涙があふれ、この言葉をきっかけに、別人のように生き生きと輝く優。美咲に心を救われ笑顔をみせる優だったが、ゴミ処理施設で働く龍太(奥平大兼)の「この村やばすぎでしょ…」という言葉とともに次々と<ムラ>の闇が暴かれていく…。「積み上げてきたものが全部なくなるんだよ、分かるな?」そうつぶやく村長・修作(古田新太)の言葉の先に映し出された優の表情には、振り払えない闇がまとわりついているかのようにも感じ取れる。彼を待ち受ける運命、村の光と闇とは何なのか?炎に包まれ、一筋の涙を流す男はだれか?村に隠された「やばすぎ」な秘密とは?そして、予告編のイメージを決定づける【同じ面をつけた集団】は一体何を意味しているのか?加えて作間龍斗演じる美咲の弟・恵一の思いつめた様子、中村獅童演じる刑事・光吉が捕らえるのは?暴れる透に、必死にすがる美咲に一体何が起きたのか?最後には濃霧の中に消えゆく優がぼんやりと映し出される。その行き着く先にあるのは光か闇か…?本編の期待と謎が深まる予告映像に仕上がっている。併せて解禁となった新たなビジュアルには、優と美咲を中心に、代々、霞門村の村長として絶大な権力を誇示してきた大橋一族、優の母・君枝、借金返済のため、優と共にゴミ処理施設で働く龍太、内気な性格だが優には心を開いていく美咲の弟・恵一らが集結。彼らが集うのは、“霧”とともに本作の重要なテーマとなっている“能”を演じる舞台だ。このポスタービジュアルに映し出されてる能舞台は、撮影中にロケ地の平之荘神社の野外能楽堂で撮影。本編の撮影終了後の深夜にキャストを集結させて撮影された、まさに映画のミステリアスで幻想的な世界観を表す1枚。藤井監督は「物語の核になる『邯鄲』という能の演目が決まってから、脚本の輪郭も固まっていきました」と明かしており、劇中で描かれる“能”は、本作にとって物語の根幹を成すメタファーとなっている。“能”の舞台に集った、優を取り巻く霞門村の村人たち。彼らが紡ぐ運命の果てにあるものとは?本編がますます気になるビジュアルとなっている。さらに、2月23日(木・祝)より本作のムビチケカードの発売が決定。特典は「Villageフォトカード」で、撮影をつとめたフォトグラファー出身の川上智之による撮り下ろしキャラクター写真とカレンダーが表裏一体となっており、1年通して本作の世界を楽しめる特典となっている。ムビチケカード特典「Villageフォトカード」『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年公開予定©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2023年02月22日4月21日(金) に公開の映画『ヴィレッジ』の予告編が公開された。本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出すサスペンス・エンタテインメント。監督・脚本は『余命10年』など多くの話題作を手がける藤井道人が務める。公開された映像では、夜の闇を照らす美しい松明の炎、幻想的で荘厳な「薪能」の風景、全てを覆い隠すかのような深い霧と、それらを切り裂くようなセリフと役者陣の表情が映し出されていく。閉ざされた“ムラ”という世界に囚われ、どん底でもがき苦しみながら必死に生きてきたひとりの青年・優を演じる横浜流星の、暗く虚ろな瞳と心からの叫び、暴力と権力を傘に好き放題し「犯罪者の息子よ!」と優を蔑み煽る村長の息子・透を演じた一ノ瀬ワタル、「この村早く出てぇだろ?」と凄むのは杉本哲太演じる“ムラ”を影で牛耳るヤクザの丸岡だ。さらに、借金を抱えながらもパチンコにのめり込む険しい目つきの優の母・君枝を演じる西田尚美や、炎に包まれる家の中、血まみれで涙を流すひとりの男性の衝撃的な姿も。一方で、黒木華演じる美咲の「ずっとひとりで戦ってたんでしょ?」という言葉に、思わず涙があふれる優とのエモーショナルなシーンも印象的だ。この言葉をきっかけに、別人のように生き生きと輝く優の姿も描かれており、美咲に心を救われ、唯一の希望を守っていく決意を表すかのような笑顔をみせる優だったが、ゴミ処理施設で働く奥平大兼演じる龍太の「この村やばすぎでしょ……」という言葉とともに次々と“ムラ”の闇が暴かれていく。「積み上げてきたものが全部なくなるんだよ、分かるな?」そうつぶやく古田新太演じる村長・修作の言葉の先に映し出された優の表情には、振り払えない闇がまとわりついているかのようにも感じ取れ、本編への期待と謎が深まる内容となっている。併せて、本作のポスタービジュアルも公開された。新たなビジュアルには、優と美咲を中心に、代々、霞門村の村長として絶大な権力を誇示してきた大橋一族、優の母・君枝、借金返済のため、優とともにゴミ処理施設で働く龍太、内気な性格だが優には心を開いていく美咲の弟・恵一らが集結。彼らが集うのは、“霧”とともに本作の重要なテーマとなっている“能”を演じる舞台。このポスタービジュアルに映し出されてる能舞台は、ロケ地の平之荘神社の野外能楽堂で、本編の撮影終了後の深夜にキャストを集結させて撮影された、まさに映画のミステリアスで幻想的な世界観を表す1枚だ。藤井監督は「物語の核になる『邯鄲』という能の演目が決まってから、脚本の輪郭も固まっていきました」と明かしており、劇中で描かれる“能”は、本作にとって物語の根幹を成すメタファーとなっている。また、カレンダー付きVillageフォトカードが特典に付いたムビチケカードが2月23日(木・祝) より限定発売されることが決定。本作の撮影をつとめたフォトグラファー出身の川上智之による撮り下ろしキャラクター写真とカレンダーが表裏一体となったフォトカードとなっており、1年を通して本作の世界を楽しむことができる。映画『ヴィレッジ』予告編<作品情報>映画『ヴィレッジ』4月21日(金) 全国公開監督・脚本:藤井道人音楽:岩代太郎企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸出演:横浜流星黒木華一ノ瀬ワタル奥平大兼作間龍斗/淵上泰史戸田昌宏矢島健一/杉本哲太西田尚美木野花/中村獅童古田新太■ムビチケカード:1,500円(税込)発売日:2月23日(木・祝)特典:カレンダー付きVillageフォトカード※先着・数量限定/一部劇場除く※発売情報は各劇場HPをご確認ください映画『ヴィレッジ』ムビチケカード特典:カレンダー付きVillageフォトカード (C)2023「ヴィレッジ」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年02月22日横浜流星主演、スターサンズ河村光庸プロデュースの藤井道人監督作『ヴィレッジ』よりティザービジュアルが解禁された。本作は、「村」という閉ざされた世界に、現代社会の闇を投影した異色のサスペンス・エンターテインメント。『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』、『余命10年』と藤井監督が監督した作品では毎回ビジュアルテーマが掲げられ、本作では“霧”をテーマとして取り入れているという。藤井監督は、「能との出会いもあり、今回は輪郭がくっきりしたものにしたくなかったんです。(村というタイトルではあるけど)村ってこういうもんだよねという風に定義したくなく、あいまいなコミュニティで、本当のことをわかってない。結局のところみんなおぼろなんだというところを、今回は一貫して描きたかったので、この作品では霧を意識しました」と、今作のビジュアルテーマを語っている。そして、この度解禁となったティザービジュルでは、逃げることも、助けを求めることもできず、閉ざされた「村」という世界で生きることを余儀なくされた、横浜流星演じる優の姿が。うつむき加減におぼろげに前を見つめる彼の表情からは、絶望の日々と、自分一人ではどうしようもできない現実と過去に押しつぶされそうになる耐え難い苦悩、そして誰にもぶつけることのできない、行き場のない心の底からの怒り…様々な感情が伝わってくる。いままさに、日本社会が抱える貧困、広がり続ける格差社会といった、現代に生きる若者が抱える闇を体現しているかのようなその様子が、心に深く突き刺さる。本作の美しくも荘厳な世界観が切り取られたビジュアルの中では、劇中、重要なテーマを担う「能」の演目・邯鄲から「やがて、夢から醒める」というコピーが刻まれている。優が、苦悩し続ける現実という悪夢から目覚めたとき、そこに待ち受けるのは、希望か絶望か…。本編への期待が高まるビジュアルとなっている。さらに11月22日(火)夜には、映画公式SNS、主演・横浜流星、監督・藤井道人のSNSアカウントでアザーデザインとなるビジュアルを解禁予定。美しく、幻想的な世界観を堪能できる2種のビジュアルがお披露目される予定だ。『ヴィレッジ』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年公開予定©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2022年11月22日横浜流星が藤井道人監督と5度目のタッグを組むヒューマンサスペンス映画『ヴィレッジ』に、黒木華、奥平大兼、古田新太、中村獅童、杉本哲太、西田尚美らが出演していることが明らかに。合わせて、本編映像初公開となる特報映像も到着した。とある日本の集落・霞門村を舞台に、そこで生きる人間たちのきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す本作。公開された映像では、幻想的な夜霧が漂う霞門村の美しい風景から始まる。神秘的な薪能の儀式による荘厳な世界が映し出される一方、大自然を切り裂いて山の間にそびえたつ巨大なゴミの最終処分場は、伝統文化を継承しながらも、生きていかねばならない村の事情をうかがわせる。そして今回新たに、横浜さん演じる主人公・片山優の幼なじみで、一度は村を出て上京したものの再び霞門村に戻り、優に手を差し伸べる中井美咲を黒木さん。霞門村の村長・大橋修作を古田さん。幼い頃に優や美咲に能を教えていたが、ある事件をきっかけに村を出た村長の弟・大橋光吉を獅童さんが演じることが明らかに。「京都で1ヶ月オールロケをしたことにより、作品に集中して優として生き、すごく良い環境の中で撮影できました」と撮影をふり返った横浜さんは、何度も書き直されたという脚本について、「実際に完成された脚本を見たときに、村社会というものに共感しやすくするために現代社会に置き換えていたり、その中で能や環境問題だったり、その要素が入ることによって今までに見たこともない挑戦的で考えさせられる人間ドラマになっていると感じ、自分自身も今回この作品で能や環境問題に触れることができ、そして登場人物の言葉などにとても考えさせられました」とコメント。「皆さんがどう感じるのか楽しみですし、何か心に感じたことを大事にしてほしいです」と話す。今回出演が発表された黒木さんは「『余命10年』の撮影で初めて藤井監督にお会いしてから、また是非ご一緒したいと願っていたので、こんなにすぐにお声がけいただき、とても嬉しかったです」と喜び、「今までに見たことがない映画になると感じていますし、自分自身も作品の完成が楽しみです」と期待。古田さんは「藤井組は初めてで、最初のシーンで何回(カメラ)回すねんと思ってしまいました。藤井監督はすごく細かく、粘り強くて難しい要求もあったのですが、(応えることは)役者として楽しいことでもあるので。共演した横浜くん。あのテンションで、藤井監督のテイクについていけるのがすごいなと。いや本当素晴らしい役者でしたね」と撮影に参加した印象を明かし、獅童さんは「横浜さん、黒木さんとの共演は楽しかったです。黒木さんは何年も前から拝見させていただいていた女優さんなので非常に楽しみでしたし、流星くん演じた優という人をいとおしくなるというか、彼自身本当そういう魅力があるので楽しかったです」と横浜さんと黒木さんとの共演をふり返った。さらに、村長の息子という権力を傘にゴミ処理施設で働く大橋透役で一ノ瀬ワタル、優と共にゴミ処理施設で働く筧龍太役で奥平さん、内気な性格の美咲の弟・中井恵一役で作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、ゴミ処理施設を使って不法投棄を行い、影で村を牛耳るヤクザ・丸岡勝役で杉本さん、ギャンブルに溺れて多額の借金を抱える優の母・君枝役で西田さん、村長を代々務めてきた大橋一族の母として絶大な権力を持つ大橋ふみ役で木野花が出演する。一ノ瀬さんは「横浜さんは空手の世界チャンピオンで、僕も格闘技をやっていたことがあるので、アクションシーンの撮影はすごく印象に残っています。横浜さんも現場で『何も遠慮せずに来てください』と全部を受け止めてくれ、すごくやりやすかったです」とコメント。奥平さんは横浜さんについて「お芝居を直接見たことがなくて、今回実際にお芝居を一緒にやって、改めてすごい先輩だなと感じました」と言い、作間さんは「映像とか綺麗すぎて、これ全部繋がったらすごいだろうなと思いましたし、すごい作品に出演しているなって思いながら撮影していたので公開が楽しみです」と語っている。『ヴィレッジ』は2023年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴィレッジ(2023) 2023年公開予定©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会
2022年10月18日映画『ヴィレッジ』が2023年4月21日(金)に公開される。主演は横浜流星、監督は藤井道人、制作はスターサンズ。監督・藤井道人が描く、閉ざされた“ムラ”に生きる若者のリアル映画『ヴィレッジ』は、『ヤクザと家族 The Family』『空白』といった話題作を世に送り出すスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画、『余命10年』で話題の藤井道人が監督・オリジナル脚本を務める作品だ。京都でオールロケを行い、「村」という閉ざされた世界を描写。現代日本の抱える闇をあぶり出していく。現代社会の闇を「村」に投影したヒューマンサスペンス映画『ヴィレッジ』は、日本人の「村」、自然美しくも、閉ざされた世界を舞台に、現代社会の闇を投影したサスペンス・エンタテインメント。過去のある事件により“血縁”“地縁”で村にとどめ置かれ、憎むべき相手の下、ゴミ処理施設で不法な労働に手を染めていく主人公・片山優を中心に物語は展開される。行き場のない苦悩、落胆、そして怒り。そんな中、片山はあるきっかけで“覚醒”していき...村は予想外の事態を迎える。同調圧力、格差社会、貧困。現代社会が抱える多くの問題の、きれいごとではない本質を投影し、そこに生きる人間たちのリアルに迫る。美しい村の風景と神秘的な「薪能(たきぎのう)※」の儀式、そして大自然を切り裂いてそびえたつ巨大なゴミの最終処分場。「伝統」と「実利」の間で揺れ動く人々の姿を、圧倒的映像美と世界観によってミステリアスに描き出している。※薪能:夜間にかがり火を焚いて、能楽を演じる主演・横浜流星がダークサイドに堕ちる村人に主人公・片山優役:横浜流星霞門村に住み、村のゴミ処理施設で働く青年。村の伝統として受け継がれてきた「薪能」を見たことで能に魅せられ能教室に通うほどになっていたが、村のゴミ最終処理場建設を巡るある事件により、人生は大きく狂っていくことに…。過去のある事件によって、“血縁”によって村にとどめ置かれ、周囲に蔑まれながら“地縁”によって最も憎むべき相手の下で不法な労働に手を染めていく。母親が抱えた多額の借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で不法投棄を強制させられる。ダークサイドに堕ちる主人公を演じるのは、映画『きみの瞳が問いかけている』『嘘喰い』『流浪の月』『アキラとあきら』『線は、僕を描く』などに出演し、実力・人気共に兼ね備えている横浜流星。横浜流星が藤井道人監督とタッグを組むのは、amazarashi の「未来になれなかったあの夜に」MV、映画『青の帰り道』『DIVOC-12/名もなき一篇・アンナ』、ドラマ「新聞記者」に続き5度目となる。中井美咲…黒木華優の幼馴染。一度は村を出て上京したものの再び霞門村に戻り、優に手を差し伸べる。演じる黒木華は、映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』『余命10年』やドラマ「凪のお暇」「イチケイのカラス」にも出演。2023年1月には、出演映画『イチケイのカラス』が公開される。大橋修作…古田新太霞門村の村長。伝統的な“薪能”を継承し、夜霧が漂う美しい霞⾨村に、半ば強引にゴミ処理施設を誘致。そのゴミ処理施設を利⽤してヤクザの丸岡と結託し、不法投棄にも⼿を染めていく。きれいごとだけでは済まされない厳しい現実に、密かに葛藤を抱えながらも、村長として絶対的な権力を振るっている。大橋光吉…中村獅童大橋修作の弟。幼い頃に優や美咲に能を教えていたが、ある事件をきっかけに村を出た。大橋透…一ノ瀬ワタルゴミ処理施設で働く村長の息子。父の権力を傘に、好き放題、全てを思い通りに使用と力任せに生きる。優を虐げ、常に弱い者を⾷い物にする。筧龍太…奥平大兼借金返済のため、優と共にゴミ処理施設で働く青年。中井恵一…作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)美咲の弟。人とコミュニケーションを取るのが苦手で内気な性格だが姉・美咲と親しくしていた優には心を開いていく。尊敬する兄のように慕っていたものの、過去のある事件をきっかけに人が変わってしまった優の姿にショックを受ける。姉の美咲が村に戻ってきたことで、優と恵一は昔のような信頼関係を再び築き始めるが、ゴミ処理施設で村が隠そうとしていた“闇”を目の当たりにしてしまう。丸岡勝…杉本哲太ゴミ処理施設を使って不法投棄を行い、影で村を牛耳るヤクザ。村⻑の修作の弱みにつけ込み、借⾦を抱えた⿓太らをゴミ処理施設に斡旋。借⾦のカタに不法投棄を⾏わせている。片山君枝…西田尚美優の母親。優と同様、過去のある事件によって村中から蔑まれた末、ギャンブルと酒に溺れて多額の借金を抱える。優に対して懺悔の想いを抱えながらも現状を打開することができず、丸岡からの借⾦を重ねてしまう。大橋ふみ…木野花霞門村の村長を代々務めてきた大橋一族の母として絶大な権力を持つ。病を患い、ほぼ寝たきりという状態でありながら、今もその存在は村の中で絶⼤な⼒を誇り、村中から動向を伺われる。amazarashi×映画『ヴィレッジ』のコラボソング「スワイプ」amazarashiと映画『ヴィレッジ』がコラボレーションした新曲「スワイプ」が、2023年4月26日(水)にリリース。amazarashi、横浜流星、藤井道⼈による3度目のタッグが実現した。「スワイプ」のMVでは、映画『ヴィレッジ』の世界観とリンクしたストーリーを描写。とある会社に勤める青年Aの、不条理な世界における運命を映し出しており、映画とは違った、美しくも儚いアナザーワールドを楽しむことができるようになっている。尚、「スワイプ」のMVは、リリース日の4⽉26⽇(⽔)21:00にamazarashiの公式YouTubeチャンネルでプレミア公開される。映画『ヴィレッジ』あらすじ夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。美しい自然の中で神秘的な「薪能(たきぎのう)」の儀式が行われるような村である一方、近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す。作品詳細映画『ヴィレッジ』公開日:2023年4月21日(金)監督・脚本:藤井道人出演:横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太音楽:岩代太郎制作プロダクション:スターサンズ配給:KADOKAWA/スターサンズ
2022年05月22日横浜流星主演最新作『ヴィレッジ』の公開が決定。スターサンズ・河村光庸プロデューサー企画、現在『余命10年』が大ヒット公開中の藤井道人が監督・オリジナル脚本で挑む、現代日本の縮図を描いた異色のサスペンスエンタテインメントとなっている。夜霧が幻想的なとある日本の集落・霞門村。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優は、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼なじみの美咲が東京から戻ったことをきっかけに、物語は大きく動き出す――。横浜さん演じる主人公・優は、過去のある事件によって周囲に蔑まれながら、血縁によって村にとどめ置かれ、地縁によって最も憎むべき相手の下で不法な労働に手を染めていくキャラクター。彼はあるきっかけで覚醒し、村は予想外の事態を迎えていくことに。“ダークサイドに堕ちた青年”という役柄で、同時に公開されたビジュアルにも、これまでにない横浜さんの魅力が伺える。本作は、同調圧力、格差社会、貧困――という、現代社会が抱える多くの問題のきれいごとではない本質を投影し、そこに生きる人間たちのリアルに迫っていく。「amazarashi」のMVや『青の帰り道』、「新聞記者」など、本作で5度目のタッグとなる横浜さんと藤井監督。横浜さんは「藤井監督が何度も何度も書き直しされていた、愛のある最高な脚本です。日々の辛い状況から逃げたくても逃げられない。我慢しか出来ない青年を生き、身も心も削られましたが、彼の変化を楽しみにしていただきたいです。今まで見た事の無い作品になっていると思いますし、とても考えさせられる内容になっています」と本作について語る。藤井監督も「横浜流星という俳優の進化と、素晴らしいキャスト、スタッフの技が詰まった観たことのない映画になっていると思います」と自信を見せている。『ヴィレッジ』は2023年公開予定。(cinemacafe.net)
2022年05月19日世界的アクションスター、ジャッキー・チェン主演最新作『ヴァンガード/急先鋒』(原題)の日本公開が決定した。ジャッキー・チェンが、盟友スタンリー・トン監督(『ポリス・ストーリー3』『レッド・ブロンクス』)と組み、自身のアクションの集大成を見せる本作は、ロンドン、アフリカ、ドバイなど世界各国を舞台に危機に立ち向かう国際保安警備会社“ヴァンガード”を描くアクション超大作。ジャッキー・チェンが演じるのは、ヴァンガードのリーダー。ヴァンガードは、ある実業家と娘の護衛保護というミッションを受けるが、任務遂行中、悪名高きある傭兵組織に襲われ、対象を誘拐されてしまう。救出に向かうヴァンガードは、やがて予想もしていなかった巨大な組織の陰謀に巻き込まれていく…というストーリー。また、唯一無二の肉体アクションは、本作でも遺憾無く披露され、急流で45秒間姿を消し、危うく溺死しかけた水上バイクシーンをはじめ、世界中が驚く場面の連続で展開される。本作は9月末に中国で公開され、興行収入デイリーで1位を記録。シンガポール、マレーシア、UAEでも1位を獲得し、ほかロシア、ウクライナなど各国での大ヒットに続く形で、11月20日に北米公開。公開3日間の興行収入でTOP10入りを果たし、ジャッキー・チェン主演の非ハリウッド作品の全米拡大公開としては、20年ぶりとなった。北米の大ヒットの勢いそのままに、今回日本公開が決定。併せて、ジャッキー・チェン演じるトンが、Vanguardのマークがついた車の前で銃を持ち、真剣な表情で何かを見つめる場面写真も到着した。『ヴァンガード/急先鋒』(原題)は2021年5月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴァンガード/急先鋒(原題) 2021年5月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO.LTD ALLRIGHTS RESRVED
2020年12月02日千葉県市原市の牧草地に期間限定オートキャンプ場「一番星ヴィレッジ」が期間限定オープン。2020年4月25日(土)から10月18日(日)までの金曜・土曜・日曜限定で営業する。日曜日はデイキャンプのみ。東京から車で約70分でアクセスできる千葉県市原市郊外に位置する「一番星ヴィレッジ」は、東京ドーム約13個分の広大な牧草地に広がる期間限定キャンプ場。心地良い風と緑豊かな森林に囲まれた、開放的な空間の中でキャンプを楽しめる。プランは、車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」、日帰りでBBQなどを楽しむ「デイキャンプ」、チェックアウトの日も夕方18:00までキャンプを楽しめる「ロングステイキャンプ」を用意。BBQセットからキャンプ用品まで⼀式レンタルできるので、⼿ぶらで気軽にキャンプを楽しむことができる。アクセスの良さと、充実した設備に加え、直火OK・フリーサイトなど、自由度が高く思い思いの方法で遊ぶことができるのも魅力的なポイント。ポニーや牛などの動物と触れ合うことも可能だ。加えて、ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、大人も子どもも楽しめるコーナーも展開している。2020年は、野菜の収穫や飯盒炊飯、星空観測、キャンプファイヤーなど、子どもたちが⾃然の中で楽しみながら学べる「キッズキャンプ」も会期中に開催予定となっている。【詳細】一番星ヴィレッジ 市原オートキャンプ場営業日:2020年4月25日(土)~10月18日(日)の期間の⾦曜・土曜・日曜営業(日曜日はデイキャンプのみ)※4月30日(木)、8月11日(火)~13日(木)は営業。 ※7月17日(金)~19日(日)、9月4日(金)~6日(日)はイベント実施のため休場日。※曜日により営業時間が異なる。※貸切イベントの開催に伴い休場になる場合あり。詳しい営業スケジュールは公式ウェブサイトに記載。住所:千葉県市原市葉木176-1(京葉道路 蘇我インターチェンジより15分)設備・サービス内容:直火可、フリーサイト、オートキャンプ可、車横付け可、日帰りキャンプ可、携帯電話全キャリア可、ペット可、キャンプ用品のレンタル可、売店あり、トイレ完備、炊事場、ドラム缶風呂あり予約受付開始日:2020年3月10日(火) 12:00~公式サイトにて予約受付。■料金・「デイキャンプ」(チェックイン11:00~18:00、チェックアウト~当日18:00まで):大人(中学生以上) 1,500円、子ども(小学生以上) 500円、デイキャンプ駐車料 車1台1,500円・「オートキャンプ」(チェックイン11:00~18:00、チェックアウト~翌日10:00まで): 大人(中学生以上) 2,000円、子ども(小学生以上) 1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,000円・「ロングステイキャンプ」(チェックイン11:00~18:00、チェックアウト~翌18:00まで):大人(中学生以上) 3,000円、子ども(小学生以上) 1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,500円※ともに小学生未満は無料※上記⾦額は、1人、1泊あたりの料金。※ハイシーズン料⾦設定あり。詳しくはウェブサイトに記載。
2020年03月13日千葉県市原市郊外の広大な牧草地を利用した期間限定のオートキャンプ場「一番星ヴィレッジ」が、今年も4月25日から10月18日までの期間限定でオープン。3月10日より予約の受付を開始した。東京ドーム約13個分の広大な敷地面積を誇る豊かな緑林に囲まれた自然空間。東京から車で約70分という距離にありながら、この緑豊かな森林に囲まれた広大な牧草地が、春から夏にかけてキャンプ場へと変貌する。一番星ヴィレッジは、日帰りでBBQなどが楽しめる「デイキャンプ」から、車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」、チェックアウトの日も夕方18時までキャンプを楽しめる「ロングステイキャンプ」の3プランから選べる他、直火OKやフリーサイトなど、自由度の高いキャンプ場として毎年人気のキャンプ場。場内には、ポニーや牛などの動物と触れ合うことができるエリアや、ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、大人も子どもも楽しめるコーナーも充実。さらに、BBQセットからキャンプ用品まで一式レンタルできるので、手ぶらでキャンプを楽しむことも可能。さらに今年は、子どもたちに向け、野菜の収穫や飯盒炊飯、星空観測やキャンプファイヤーなど楽しみながら学べる「KIDS CAMP」も会期中に開催予定。予約や営業スケジュールの詳細は、一番星ヴィレッジの公式サイト()でチェックを。【店舗情報】一番星ヴィレッジ 市原オートキャンプ場会期:4月25日〜10月18日住所:千葉県市原市葉木176-1営業日:4月25日〜10月18日の期間の金曜・土曜・日曜日営業(日曜日はデイキャンプのみ)※4月30日、8月11日〜13日は営業※7月17日〜19日、9月4日〜6日はイベント実施のため休場※営業時間の変更やイベント開催等による臨時の休場日は公式サイトに記載料金:デイキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト 〜当日18:00まで大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生以上)500円、デイキャンプ駐車料 車1台1,500円オートキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト 〜翌日10:00まで大人(中学生以上)2,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,000円ロングステイキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト ~翌日18:00まで大人(中学生以上)3,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,500円※いずれも小学生未満は無料 設備:直火可、フリーサイト、オートキャンプ可、車横付け可、日帰りキャンプ可、携帯電話全キャリア可、ペット可、キャンプ用品のレンタル可、売店あり、トイレ完備、炊事場、ドラム缶風呂あり
2020年03月10日千葉県市原市郊外の広大な牧草地を利用した期間限定のオートキャンプ場「一番星ヴィレッジ」が、今年も4月27日から10月14日までの期間限定でオープン。3月11日より予約の受付を開始した。東京ドーム約13個分の広大な敷地面積を誇る豊かな緑林に囲まれた自然空間。東京から車で約70分という距離にありながら、この緑豊かな森林に囲まれた広大な牧草地が、春から夏にかけてキャンプ場へと変貌する。直火OKやフリーサイトなど、自由度の高いキャンプ場として人気のある一番星ヴィレッジ。利用には、日帰りでBBQなどが楽しめる「デイキャンプ」から、車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」、チェックアウトの日も夕方18時までキャンプを楽しめる「ロングステイキャンプ」の3プランから選択。場内には、ポニーや牛などの動物と触れ合うことができるエリアや、ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、大人も子どもも楽しめるコーナーも充実。さらに、BBQセットからキャンプ用品まで一式レンタルできるので、手ぶらでキャンプを楽しむことも可能。また売店「STORE LOUNGE」では、薪や炭、自家製かき氷やドリンクなどの販売も。現在、一番星ヴィレッジの公式サイト()で予約受付中。【店舗情報】一番星ヴィレッジ 市原オートキャンプ場会期:4月27日〜10月14日住所:千葉県市原市葉木176-1営業日:4月27日〜10月14日 金曜・土曜・日曜営業(日曜日はデイキャンプのみ)※4月29日~5月2日、 5月6日、8月12日〜15日、9月16日、9月23日、10月14日は営業※営業時間の変更やイベント開催等による臨時の休場日は公式サイトに記載料金:デイキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト 〜当日18:00まで大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生以上)500円、デイキャンプ駐車料 車1台1,500円オートキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト 〜翌日10:00まで大人(中学生以上)2,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,000円ロングステイキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト ~翌日18:00まで大人(中学生以上)3,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,500円※いずれも小学生未満は無料設備:直火可、フリーサイト、オートキャンプ可、車横付け可、日帰りキャンプ可、携帯電話全キャリア可、ペット可、キャンプ用品のレンタル可、売店あり、トイレ完備、炊事場、ドラム缶風呂あり
2019年03月12日千葉県市原市の広大な牧草地を利用した、期間限定のオートキャンプ場「一番星ヴィレッジ」が、4月21日からオープンする。東京から車で約70分。心地良い風と緑豊かな森林に囲まれた広大な牧草地が、今年もキャンプ場へ姿を変える。千葉県市原市郊外に位置する「一番星ヴィレッジ」は、東京ドーム約13個分の広大な敷地面積を誇る豊かな緑林に囲まれた自然空間。車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」、日帰りでBBQなどを楽しむ「デイキャンプ」、チェックアウトの日も夕方18時までキャンプを楽しめるプラン「ロングステイキャンプ」から希望のプランを選択可能。「直火OK」「フリーサイト」など、自由度の高いキャンプ場として、思い思いの遊び方で利用できる。また、ポニーや牛などの動物と触れ合うことができるエリアや、ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、大人も子どもも楽しめるコーナーも充実。さらに、BBQセットからキャンプ用品まで一式レンタルできるので、手ぶらでキャンプを楽しむことも可能だ。なお、予約は3月1日より「一番星ヴィレッジ」の公式サイト()にて受付中。今年の夏は都会から少し離れた場所で、好奇心と冒険心を満たすひとときを過ごしてみては。【店舗情報】「一番星ヴィレッジ」 市原オートキャンプ場住所:千葉県市原市葉木176-1営業日:4月21日〜7月16日 金曜・土曜・日曜営業 ※日曜日はデイキャンプのみ(GWの4月27日~5月6日は休場日なし ※5月6日はデイキャンプのみ)7月20日~8月26日 休場日なし※営業時間の変更やイベント開催等による臨時の休場日は公式サイトに記載料金:デイキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト 〜当日18:00まで大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生以上)500円、デイキャンプ駐車料 車1台1,500円オートキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト 〜翌日10:00まで大人(中学生以上)2,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,000円ロングステイキャンプチェックイン 11:00~18:00、チェックアウト ~翌日18:00まで大人(中学生以上)3,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,500円※いずれも小学生未満は無料設備:直火可、フリーサイト、オートキャンプ可、車横付け可、日帰りキャンプ可、携帯電話全キャリア可、ペット可、キャンプ用品のレンタル可、売店あり、トイレ完備、炊事場、ドラム缶風呂あり
2018年03月06日新感覚マスキングテープ『bande』。ネット上で話題となった売り切れ続出の品です。ヴィレッジヴァンガード通販でもついに取り扱いが開始されましたよ♪デコレーションやラッピングにも最適のキュートデザインこのマスキングテープは、デコレーションやラッピングにも最適。一枚一枚シールのように剥がせて、組み合わせ次第であなただけのオリジナルデザインにできちゃいます。人気のアイテムを紹介しましょう。1番人気!『桜の花びら』舞い散る桜を演出したり組み合わせて満開にさせるのもあり。今の時期にいいですね。『四葉のクローバー』で幸せに♡四葉のクローバーも簡単に作れちゃいます。シロツメグサがさりげなく入っているのもポイント!ガーリーな『苺シリーズ』リアルな苺で乙女の世界観に。葉っぱやお花もついているのでデザイナーのこだわりを感じられる1品。オシャレ大好き♪『着せ替え猫ちゃん』キュンと愛くるしいネコ女子の着せ替えステッカー。あなたのセンスでオシャレな猫ちゃんを完成させよう。商品情報マスキングロールステッカー(桜の花びら)¥432(税込み)マスキングロールステッカー(クローバー)¥432(税込み)マスキングロールステッカー(いちご)¥432(税込み)マスキングロールステッカー(猫シリーズ)¥864(税込み)その他花びらやユニークなインデックスマステも勢揃いしています。各店舗入荷しては売り切れてしまう入手困難マステ。在庫があるうちにチェックしましょう♡販売URL
2017年04月14日人気カードゲームを原作にした舞台「カードファイト!! ヴァンガード」~バーチャル・ステージ~リンクジョーカー編 が、4月1日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。それに先がけ公開ゲネプロが行われた。舞台「カードファイト!! ヴァンガード」チケット情報本作は、TVアニメや漫画でも人気を集めるカードゲーム「カードファイト!! ヴァンガード」の舞台化第2弾。昨年1月に上演された第1弾は、カードゲームの世界をさまざまな手法で魅せた熱いファイトシーンに、ヴァンガードファンをはじめさまざまな層から好評を博した。続編となる今作は、原作でも人気の高い「リンクジョーカー編」。原作者・伊藤彰監修のもと、一部オリジナルシーンを追加した舞台オリジナルストーリーで、個性豊かなキャラクターたちの活躍を描く。また、前作に引き続きTVアニメ版で声優を務める三森すずこと森嶋秀太が同キャラクター役で出演。同じく前作に続いての出演となる能條愛未(乃木坂46)や染谷俊之など、俳優、声優、アイドルとさまざまなジャンルのキャストが集まった舞台となっている。上演に先がけ、脚本・演出・作詞を手掛ける堤泰之は「今回の舞台はアニメ59話分を2時間に凝縮した、きわめて中身の濃い作品です。第一の見どころは、アニメ原作の伊藤彰先生全面協力の下、アニメとは違うオリジナルストーリーが随所にちりばめられていること。そして第二の見どころはカードから立ち上がったユニット達によって繰り広げられるエキサイティングなファイトシーン」と解説。先導アイチ役の大平峻也は「僕らは全力でこのヴァンガードの世界で生きますので、皆様!!笑える所は笑って、泣ける所は泣いて、この世界をご覧になってる瞬間はお仕事も、学校も、私生活も全部忘れて『感情に素直』にこの「カードファイト!! ヴァンガード」の世界をお楽しみいただければ」、櫂トシキ役の健人は「初演を経て、続編ができた事、そして再び櫂トシキとして皆様の前に立てること、大変嬉しく思っております。こうして初日を迎えられたのは、支えてくださっている皆様のおかげです」とコメントを寄せた。本来はテーブルの上で行われるカードファイト。カードに描かれたキャラクターが立体化して現れる華やかな戦闘シーンを観て、ヴァンガードを愛する人たちに見えている世界、そしてカードゲームの楽しさを知った気がした。アクションに映像、歌、ダンスと舞台ならではの演出で魅せる熱いファイト、その先にあるアイチたちの友情や絆をぜひ劇場で体感して!公演は、4月9日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて。撮影・取材・文:中川實穗
2017年04月04日千葉県市原市郊外の広大な牧草地である「一番星ヴィレッジ」が間もなくシーズンを迎えるキャンプ場として予約の受付を開始した。東京ドーム約13個分の広大な敷地面積を誇り、緑林に囲まれた広大な牧草地が今年も4月22日から8月27日までの期間限定でキャンプ場へと姿を変える。場内では車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」や、日帰りでBBQなどが楽しめる「デイキャンプ」の他、2017年からはチェックアウトから翌日の18時までキャンプを楽しめる「ロングステイキャンプ」が登場する。さらに、直火OK、フリーサイトといった自由度の高さが特徴だ。ポニーや牛といった動物との触れ合い、ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、子どもから大人まで楽しめるコーナーも充実している。キャンプ用品は一式レンタルできるため、手ぶらでキャンプを楽しむことができる。なお、料金はデイキャンプが大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生以上)500円、オートキャンプ駐車料(車1台)1,500円、オートキャンプが大人2,000円、子ども1,000円、駐車料2,000円、ロングステイキャンプが大人3,000円、子ども1,000円、駐車料2,500円となっている。なお、予約申込は公式ウェブサイト()から行える。
2017年03月04日東京から車で約70分。心地良い風と緑豊かな森林に囲まれた広大な牧草地が、今年もキャンプ場へ姿を変えます。千葉県市原市郊外に位置する「一番星ヴィレッジ」は、東京ドーム約13個分の広大な敷地面積を誇る豊かな緑林に囲まれた自然空間。今年のオープン期間は、2017年4月22日(土) ~ 8月27日(日)、今月から予約受付がスタートしました。車の横にテントを張ることのできる「オートキャンプ」、日帰りでBBQなどを楽しむ「デイキャンプ」に加えて、今年からチェックアウトの日も夕方18時までキャンプを楽しめるプラン「ロングステイキャンプ」が登場したほか、「直火OK」「フリーサイト」など、自由度の高いキャンプ場として、思い思いの遊び方で利用することができます。ポニーや牛などの動物と触れ合うことができたり、ツリーハウスやカブトムシゾーンなど、大人も子どもも楽しめるコーナーが充実しているほか、キャンプ用品は一式レンタルできるので、手ぶらでキャンプを楽しむことも可能です。好奇心と冒険心をもつ、すべての大人と子どものために。都会から少し離れたこの場所で、素敵な一夏を過ごしてみてはいかがでしょう。「一番星ヴィレッジ 市原オートキャンプ場」【期間】 2017年4月22日(土) ~ 8月27日(日)【場所】千葉県市原市葉木176-1(京葉道路 蘇我インターチェンジより15分)直火可、フリーサイト、オートキャンプ可、車横付け可、日帰りキャンプ可、携帯電話全キャリア可、ペット可、キャンプ用品のレンタル可、売店あり、トイレ完備、炊事場、ドラム缶風呂あり【料金】デイキャンプ(チェックイン 11:00~18:00、チェックアウト ~当日18:00まで):大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生以上)500円、オートキャンプ駐車料 車1台1,500円オートキャンプ(チェックイン 11:00~18:00、チェックアウト ~翌日10:00まで):大人(中学生以上)2,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,000円ロングステイキャンプ(チェックイン 11:00~18:00、チェックアウト ~翌18:00まで):大人(中学生以上)3,000円、子ども(小学生以上)1,000円、オートキャンプ駐車料 車1台2,500円※ともに小学生未満は無料 ※上記金額は、お一人様、一泊あたりの料金となります。「一番星ヴィレッジ」ウェブサイトから予約受付中
2017年03月03日日本テレビ系ドキュメントバラエティ特番『ダイエット・ヴィレッジ』では、1カ月間の"ダイエット合宿"への参加者を募集している。この番組は、自分の力では痩せられない8人のおデブたちが、1カ月で合計100キロやせることを命じられ、過酷なダイエット合宿に挑んでいくというもの。6月の前回放送では、「鏡餅になった女」「エスカレーターで横向きになる男」など、強烈なキャラクターが集結。厳しい運動に加え、連帯責任生活という極限状態の中で、本気のケンカや涙、感動を呼ぶ、濃密な人間ドラマが繰り広げられた。結果は、見事に合計100キロのダイエットに成功し、賞金100万円を獲得している。過去2回の好評を受け、今後第3弾の放送が予定されており、今回も8人のダイエットメンバーを募集。番組ホームページから応募でき、面接の上、参加者が決定される。応募資格は18歳以上で、高校生は不可となっている。
2016年08月18日●全国屈指のさつまいもの街で企業とJAと農家の一大プロジェクト2015年10月茨城県行方市に、日本初のさつまいものテーマパーク「なめがたファーマーズ・ヴィレッジ」がオープンした。"農業のディズニーランド"とすることを目指し、企業とJAと農業生産法人の三者で設立された同施設は、TPPに揺れる日本の農業の中にあって今注目の取り組みとなっている。今回はこの魅力と楽しみ方をたっぷり紹介しよう。○ただの加工工場ではなく体験型テーマパークをヴィレッジは茨城県南東部に位置する行方市、北浦と霞ヶ浦の2つの湖の間にあって水と緑に恵まれた一大農業地域に位置する。茨城県はさつまいもの三大産地のひとつで、鹿児島県に次ぐ国内第2位の収穫量を誇り、行方市は県内有数のさつまいもの産地として知られている。ヴィレッジの建設は、おいもさんのお店「らぽっぽ」で知られ大学芋で国内販売シェア8割を有す白ハト食品工業が、さつまいもの加工工場を目指して実現したもの。その誘致に際し、地元JAなめがたは単なる工場でなく地元農業の魅力を知る体験を入れ、地域貢献につながる場にすることにこだわった。両者は話し合いを重ね、ここを「見る」「食べる」「育てる」体験型農業テーマパーク、いわば"農業のディズニーランド"を構想。そこに、地元農家300人の出資も得た農業生産法人が事業運営を行うという、三者のつながりの中でヴィレッジは設立された。ヴィレッジは総敷地面積33万平方メートル。廃校となった小学校跡地を活用したさつまいもの加工工場やミュージアム、ショップ、レストラン等が集まる商業施設を核とし、その周辺には東京ドーム7個分といわれる、らぽっぽのお芋畑や貸農園、和栗の森、クワガタ・カブトムシの森などの田園風景が広がる。隣接して白浜少年自然の家やレイクエコー等、宿泊やキャンプ、各種体験ができる県の施設があり、滞在型体験観光を楽しむことも可能だ。ヴィレッジではゲストとして食事や買い物、各種体験を楽しめるほか、さつまいもの「おいも株オーナー制」や様々なプレミアム特典が用意されている貸農園「ロイヤルファーム・オーナーズクラブ」のオーナーとなることもできる。○小学校の趣をそのままにヴィレッジの入り口にはセントラルガーデンがあり、シンボルの農夫のオブジェが印象的。外観がほぼ小学校当時の姿をしているのは、「地元の愛着ある校舎を残したい」という想いに応えたもので、門扉や校庭もそのまま残されており、一見すると学校にしか見えない。どこか懐かしい風景で、昔の記憶を呼び覚まされる場所だ。門をくぐるとさつまいもや地元野菜、地元の特産品などが並ぶオシャレな商業施設がある。中には日本に40種あると言われるさつまいも品種から季節の銘柄を集めた「日本のさつまいも」や、らぽっぽの人気商品スティックポテトの詰め放題コーナー、ファームベーカリーやカフェなど、多彩なコーナーやショップがある。●農家が見えるパンに親子で遊べるミュージアム、身体においしいビュッフェも○さつまいも以外の地元食材もさらに地元農家のコーナーには、朝採り新鮮野菜が集まる「ファーマーズ・マルシェ」と地元のお米を使ったおにぎりとお惣菜を提供する「なめがた農家キッチン」がある。野菜コーナーには初めて見るイタリア野菜や希少野菜も多く、実に色鮮やかだ。しかも、それがお手頃価格ときている。とにかくどれも魅力的で試してみたいものばかりだが、一日ではとても味わいつくせない気がするほど、ショップはバリエーションが豊かだ。近年、健康志向でスムージーも人気になっているが、ヴィレッジ内の「さくらカフェ」では、季節の新鮮野菜やフルーツをふんだんに使ったオリジナルのフレッシュスムージーやジェラートをいただくこともできる。「らぽっぽファームベーカリー」では、大人気のポテトアップルパイはもちろん、食物繊維豊富なさつまいもに旬の野菜を加えた不老長寿のコンセプトとしたパンを多数そろえている。オススメはなめがた限定、ここでしか買えない茨城県産の焼き芋を丸ごと使った「まるごと焼きいもパイ」に「おいもミニタルト」や「季節のミニタルト」だ。関西大学と共同開発ののどごしツルんな「おいもぬくもり」パンもぜひチェックしたい。○至高の干し芋がここに個性的なところでは干し芋バーを併設した「おいも熟成蔵」がある。燻製やチョココーティングされた個性的な干し芋や幻の干し芋と呼ばれる至高の干し芋が集められ、テイスティング(有料)もできる。お土産にさつまいもから抽出した芋蜜なんていうのはどうだろう。また、親子で遊びながらさつまいものことが学べるミュージアムでは、工場見学やスイートポテト作りやステックポテトの試食もできる。そんな中でもイチオシなのが、2階にあるイタリアンビュッフェレストランの「ファームトゥザテーブルなめがた」だ。実はここ、フードプランナーが監修したおなかいっぱい食べてもダイエットできるという「ビューティベジタブルビュッフェ」が自慢。その名の通り、畑からそのまま食卓に届けられた地元の新鮮野菜やパン、スープが食べ放題となっている。それだけでも食べきれないほど充実しているのに、メインのパスタやピザ、肉料理もボリュームたっぷりで男性も大満足だろう。肉料理では、つくば鶏や常陸牛、瑞穂のいも豚など、茨城が誇るブランド肉を使用。22時まで営業しており、ランチだけでなく、ディナーでも楽しる。最後にプレミアム特典多数の「ロイヤルファーム・オーナーズクラブ」について紹介しておこう。コースにより特典は異なるが、オーナーになると自分の畑を持つことに加え、栽培に関してはプロの農家の指導を受けることができ、和栗の木やブルーベリーのオーナー権、オーナー専用のBBQ施設の使用権が与えられる。行方市のふるさと納税の返礼品にもなっており、随時見学会も行っている。今春にはどろこんレンコンファーム・ザリガニファームの開園も予定している。一度、遊びに行ってみてはどうだろうか。※記事中の情報は2016年2月のもの○筆者プロフィール: 水津陽子フォーティR&C代表、経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、企画コンサルティング、調査研究、執筆等を行っている。著書に『日本人がだけが知らないニッポンの観光地』(日経BP社)等がある。
2016年02月10日「イメージはおまえの力になるんだ」先導アイチ(大平峻也)に告げるのは、最強のヴァンガードファイター櫂トシキ(健人)。その手には、大切な「ブラスター・ブレード」のカード──それは、かつて櫂がアイチに託したものだった。舞台「カードファイト!! ヴァンガード」チケット情報1月5日に初日を迎えたのは、人気カードゲーム「カードファイト!! ヴァンガード」(ブシロード/伊藤彰)の舞台版。 ミュージカル「刀剣乱舞」で今剣役を好演した大平峻也が主人公の先導アイチに、彼が憧れる櫂トシキ役にはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンに出演した健人、 彼らふたりと熾烈なカードファイトを繰り広げる雀ヶ森レンにはミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンに出演、活動の幅を広げている染谷俊之が挑む。さらに、今回は2次元から2.5次元の世界へ飛び出したキャストも!アニメ「カードファイト!! ヴァンガード」の声優を務める三森すずこ、森嶋秀太がともにアニメと同じく立凪コーリン、新田シン役で出演と、さまざまなフィールドから集まった演者が物語を紡いでいる。描かれるのは力を求めるあまり、危険な能力「PSYクオリア」に魅せられてしまったアイチと同じ力を求め肯定するレンと否定する櫂との3人の友情が描かれる。それぞれが使用するクランもリアルに出現、映像とともに舞台上でバトルを繰り広げ、なんとアイチがブラスター・ブレードにライドする場面も!?生身の者たちが演じるからこそ届けられる熱にゲームファンはもちろん、舞台ファンも楽しめる空間が広がる。やがてアイチたちチームQ4こと「チームクワドリフォリオ」は全ファイター憧れの「ヴァンガードチャンピオンシップ」に参加。一度はレン率いる、AL4こと「フーファイターズ」に敗退するが、再び参加することを誓う……AL4メンバーである新城テツ(坂垣怜次)のレンへの思い、意地っ張りな櫂の理解者である三和タイシ(石渡真修)との軽妙な掛け合いやアイチのクラスメイトでお調子者の森川カツミ(高橋里央)たちとの騒がしい日常も盛り込まれ、それぞれの絆も届けられる。「PSYクオリア」により性格が豹変してしまうアイチを大平が全力で熱演。友を思う気持ち、強くなりたいという葛藤、弱い自分との戦い、絶望、それらに翻弄されくるくると表情を、声を、仕草を変え、舞台上を舞う姿に驚かされる。果たして、彼が選んだ道は?──その結末は、劇場で。1月11日(月・祝)まで、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。取材・文おーちようこ
2016年01月06日