歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が23日、都内で会見し、乳がん闘病中だった妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日に自宅で死去したことを報告。麻央さんから教わったものは「愛」であり、「今後も教わり続ける」と話した。34歳だった。涙ながらに麻央さんの死を報告し、「『愛している』と言ってそのまま旅立ちました」と最期の言葉を明かした海老蔵。闘病生活を振り返り、「笑顔と勇気と愛情、決してブレない自分、そして、どんな状況でも相手のことを思う気持ち…愛ですよね。そういう力が最後までブレず、一昨日まで笑顔で話していて。昨日はちょっと調子が悪かったので」と麻央さんの"愛"について語った。そして、麻央さんの存在を「とにかく私を、どんな部分も、どこまでも愛してくれていた存在」と表現。「できればずっと一緒にいて、私の方が先に逝って、彼女にはもっと幸せに、もっと楽しく、家族やお友達といて、そして私が役者として成長する家庭をずっと見守ってもらいたかった存在です」と無念さをにじませた。また、「自分が治ったら、ああしたいこうしたい、多くの人の救いになれる存在になりたいと、一生懸命闘病しました。それでブログも始めました」と麻央の思いを伝え、「ブログを始めて同じ病の人たちや苦しんでいる方々と苦しみや喜びを分かち合う姿は、人ではないというか…すごい人だなと」としみじみ。「とにかく総合的に教わったこと、今後も教わり続けることは、"愛"なんだと思います」と話した。さらに、心に残っている言葉を聞かれると「お姉さんの麻耶さんが調子悪くなったとき、私が舞台で疲れたときも、彼女はもっと重い病にかかっていて麻央の方が大変なのに、自分よりも相手のことを心配する優しさ。言葉ということではなくて、どこまでも自分よりも相手のことを思う気持ち…これは一番大きかったですね」と海老蔵。「僕を変えた奥さんなんじゃないですかね」と、大きすぎる麻央さんの存在について語った。
2017年06月23日乳がんで闘病中だったフリーアナウンサーで、歌舞伎役者・市川海老蔵の妻の小林麻央さんが亡くなったことを受け6月23日(金)、麻央さんと「NEWS ZERO」(日本テレビ)で共演していた櫻井翔が報道陣の取材に応じた。突然の訃報に櫻井さんは「悔しいです…」と涙を見せた。スーツ姿で報道陣の前に姿を見せた櫻井さんはうつむき、肩を震わせながら「ただただ、残念な気持ちです」と語った。「小林麻央さんとは『NEWS ZERO』の初回からおよそ3年半、ご一緒しました。出演者もスタッフも“ZEROファミリー”というくらい温かい番組で…」とまさに”家族”のような思いで共に番組に携わってきたとふり返る。麻央さんの闘病中には、番組のスタッフ、出演者一同で「手書きのメッセージを送った」という。「少しでも良くなるようにと願っていたところだったのですが…」と語ったが、願いはかなわず、「悔しいですね…」と声を絞り出すようにやるせない思いを口にした。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日乳がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日、死去した。34歳だった。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が23日、都内で会見を開き、「昨日夜に妻・麻央が旅立ちました」と最愛の妻の死を涙ながらに報告し、「『愛してる』と言ってそのまま旅立ちました」と最期の言葉を明かした。昨年6月9日に海老蔵が会見を開き、1年8カ月にわたって進行性の乳がんで闘病していることを公表。同年9月1日に、麻央さんは新ブログ「KOKORO.」を立ち上げ、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログ開設を決意した思いを告白した。その後、がんが見つかるまでの経緯や、闘病生活や病状、日々の出来事などをブログを通じて発信し、多くの人に勇気や感動を与えてきた麻央さん。入退院を繰り返して治療を受け、今年1月に放射線治療を終えて退院したが、4月に再入院し、5月29日に退院して在宅医療に切り替えた。ブログは6月20日を最後に更新が途絶え、ファンから心配の声があがっていた。麻央さんは上智大学中に芸能活動をスタートさせ、その後、ニュース番組『NEWS ZERO』のサブキャスターなどとして活躍。2010年3月3日には海老蔵さんと結婚し、翌11年に長女の麗禾ちゃん、13年に長男の勸玄くんを出産した。
2017年06月23日乳がん闘病中だったフリーアナウンサー・小林麻央さんが亡くなったことが23日、報じられた。34歳だった。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)は、この日も舞台に出演。ブログで近況を発信している。海老蔵は今朝、「人生で一番泣いた日です」と告白したが、その後、「いつもと変わらぬ」と題して更新。「楽屋、どんな事があろうと、舞台。役者になるとはそういう事なのかもしれません」と、この日行われる「第四回 自主公演 ABKAI 2017~石川五右衛門 外伝~」についてつづった。さらに、「今日も二回公演」と題したブログでは、舞台の化粧をした自身の写真をアップし、「いってきます」とコメント。続く「みんなで、がんばってます」と題したブログでは、準備している共演者たちの写真をアップし、「みんなでがんばってます」と記した。
2017年06月23日23日、歌舞伎俳優、市川海老蔵(39)の妻で、フリーアナウンサーの小林麻央さん(34)が、22日夜、都内の自宅で死去したとスポーツ紙が報じた。小林麻央さんは14年10月、乳がんの告知を受けて闘病中で、21日容態が急変したという。 海老蔵はこの日朝、ブログを更新し、朝6時から普段と変わらない様子をブログで投稿。しかし、本日4度目の更新となる「2017/06/23」と題した投稿には、「人生で一番ないた日です。」とつづり「マスコミの方々もお察してください」などと呼びかけていた。現在、多くのアクセスのせいか海老蔵のブログは表示されない状態となっている。 SNSやYahoo!検索ワードには小林麻央さん、麻央ちゃんが1、2位を占め「嘘でしょ…信じられない」「若すぎる…ショックだ」「闘病生活お疲れ様でした」「「本当に本当に素敵な方でした。ご冥福をお祈りします。」など悲しみの声が広がっている。 また、海老蔵は23日午後2時30分より、公演先の東京・渋谷シアターコクーンで会見を行う予定だという。
2017年06月23日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が20日、ブログを更新し、毎朝オレンジジュースを飲んでいると近況を明かした。 5月末に退院をし、在宅治療中の麻央は20日、『オレンジジュース』という記事で「ここ数日、絞ったオレンジジュースを毎朝飲んでいます。正確には自分では絞る力がないので、母が起きてきて、絞ってくれるのを心待ちにしています」とジュースと酸素吸入器を付けた笑顔の自撮りを公開した。 以前、口内炎が痛むとブログにつづっていた麻央だが、「口内炎の痛さより、オレンジの甘酸っぱさが勝る最高な美味しさ!朝から笑顔になれます」と明るくコメントし「皆様にも。今日笑顔になれることがありますように」と読者に語りかけた。 読者からは「今日は顔色が良さそうですね」「笑顔が本当に素敵!」とコメントが寄せられている。
2017年06月20日歌舞伎俳優の市川海老蔵が16日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻・小林麻央への思いをつづった。海老蔵は、「タオルの下にまおの足」と麻央の足が写り込んだ写真を公開し、「今日は家に私いまーす。出かけたとしても公園かな」とコメント。そして、「一緒に過ごす事がこんなにも幸せと思える人と会えてよかった」と麻央との出会いに感謝し、「私はまおの存在でなにか変わったのかもしれませんね」と自身の変化について言及した。この投稿に、「夫婦愛素敵です!」「運命の人に巡り会えたのですね」「素敵なご夫婦お互いに労わりあうことの大切さを学ばせていただいたいます」「二人の夫婦の形、永遠のリスペクトです」「必然の出会いですよ」「素敵な言葉すぎて泣けました」などを感動の声が寄せられている。
2017年06月17日歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が16日、ブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)の存在の大きさを改めて実感したことを明かした。 海老蔵は「タオルの下にまおの足」と足元の写真を投稿。現在、麻央は在宅治療中とあって「今日は家に私いまーす。出かけたとしても公園かな」と忙しいスケジュールの合間をぬって、自宅で妻を支えている様子。 さらには「一緒に過ごす事がこんなにも幸せと思える人と会えてよかった」と麻央との出会いに感謝し「私はまおの存在でなにか変わったのかもしれませんね」と心境をつづった。 ファンたちも「海老蔵さん変わりましたよ!」「優しい表情になったと思います」と結婚後の海老蔵に変化を感じている様子。また「麻央さんを想う本物の愛に涙が溢れました」「運命の女神さまですね」と感動のコメントが寄せられている。
2017年06月16日《1日1日の心と記録をここに残す気持ちで書いています》 6月9日、小林麻央(34)はブログにこう綴った。夫の市川海老蔵(39)が緊急会見を開き、麻央が乳がんであることを明かしてから1年。2人は薄氷を踏むような日々を過ごしてきた。市川家に親しい知人は麻央の病状をこう明かす。 「5月29日に退院なさって自宅で家族に見守られながら闘病生活を続けています。顎への転移で、今は口を動かすと痛みがある状態なので、会話もiPadを使った“筆談”でするときがあるそうです。子どもたちに話しかけられても直接言葉で返せないのが辛いようです」 麻央の母親や、姉の小林麻耶(37)らが交代で付きっきりの看護を続けている。海老蔵もまた成田屋宗家として忙しい日々を過ごすいっぽうで、家では看護に力を注いでいる。 「毎日出かける前に、麻央さんの様子をテレビ電話で医師に診察してもらうことが日課となっています。麻央さんは酸素チューブを使っているので、機器の使い方とかも勉強しています。海老蔵さんは『よくなるよとか、ガンバレとかいう言葉を軽々しく使えないのが辛い』と漏らしていました」(前出・知人) 6月9日~6月25日まで海老蔵は自主公演『ABKAI2017石川五右衛門外伝』に出演しているが、そこに長男の勸玄くん(4)と麗禾ちゃん(5)が出演する。さらに7月3日から東京・歌舞伎座で始まる『七月大歌舞伎』で、勸玄くんは史上最年少で“宙乗り”に挑戦する。その決定の裏には、子供たちの母への愛があったと語るのは梨園関係者だ。 「松竹から勸玄くんを『七月大歌舞伎』に出さないかと提案があったそうです。当初、麻央さんは勸玄くんの出演に反対していました。少しでも一緒にいたいと思いもあったのだと思います。でも強硬に『出る!』と言い張ったのは、勸玄くん自身。あまりに懇願するから、麻央さんが折れたそうです」 公演中の7月21日に、麻央は35歳の誕生日を迎える。 「去年の誕生日は入院していて、お見舞いすらかないませんでした。だから、今年こそはみんなでお祝いしたいと、勸玄くんは麻央さんの誕生日をたいへん楽しみにしているんです。宙乗りは麻央さんへのエールの意味があるのでしょう。それに応えるように、麻央さんの当面の目標は『勸玄くんの宙乗りを観に行くこと』になりました」(前出・梨園関係者) 勸玄くんの決断はさらに思わぬ事態をもたらした。弟に触発されて麗禾ちゃんも舞台に立ちたいと言い出したのだ。 「自分もママにいいところを見せたいと思ったのでしょう。でも、『七月大歌舞伎』で上演される演目は歌舞伎界のしきたりで女の子は出られない。じゃあ今月から始まる『ABKAI』に出そうという話になりました。すると、勸玄くんがこっちにも出たいと言い出した(笑)。結局ふたりで出ることになったそうです」(前出・知人) 「ママにいい所を見せたい!」 そんな微笑ましい“意地の張り合い”に麻央は力づけられたに違いない。
2017年06月15日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が13日、「子供の強さ」というタイトルでブログを更新し、長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんについてつづった。麻央は「小さな子供の心って本当に純粋だと思います。何の先入観や経験、知識からも私の状況を測ったりしないのです」と書き出し、「ただ、ママは今はずっと体調が悪くて、ただあとは、ママは元気になるだけ。だから今の状況も、『今はそう』と受け止めてくれています」とつづった。そして、麗禾ちゃんとの2ショット写真を掲載し、「痛みのシートに、私がやりたい!と代わりに真剣に書きこんでみたり、車椅子も、ママの大切な乗り物として、迎えてくれたり」とエピソードを披露。また、花が飾り付けされた車いすを見つめる勸玄くんの写真もアップし、「飾り付けで、華やかにしてくれたり、(最初、誰がしてくれているのか分からなくて、かんかんだと発覚しました)」と明かした。さらに、「優しさとともに、この状況さえ、色々な楽しいアイデアで受け止めてくれています。皆んなのおかげです。本当に皆様のおかげです」と感謝。「子供の強さは、本当に強いです」と締めくくった。
2017年06月14日歌舞伎俳優の市川海老蔵が12日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻・小林麻央の病と戦う姿に"生きる力"を感じるとつづった。海老蔵は「今日はまおと病院へいってました」と一緒に病院に行ったことを報告。「日々戦っている妻本当に言葉ではあらわせない、強さというか信念というか、愛なのか、そういう生きる力を感じます」と病と戦う妻をたたえた。海老蔵は7日に行われた「第36回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の授賞式後の囲み取材で、「私は支える側。最大限のバックアップをやっていくことが、彼女にとって一番の回復への近道」と自身の役割を語り、「在宅はなかなか大変。いざ何かあった時に…さまざまなことを準備するのが家族の責任なので、緊張感があります」と在宅医療の大変さも告白。また、8日に生出演したNHK朝の情報番組『あさイチ』では、「基本的に愛してるんでしょうね」「魂のところで惹かれるものがたぶんあって、すごい顔して寝ていようが、どんな形になっていようが、かわいらしいなって日々思うので、これ不思議ですね」と麻央への愛を語り、ネット上で感動の声があがっていた。
2017年06月12日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が9日、ブログを更新。1年前のこの日、報道を受け夫の市川海老蔵(39)が記者会見を開いたことに触れ、「家族皆の気持ちが落ち着いていったのを今でも思い出します」と当時を振り返った。 『6月9日。』というタイトルで更新された記事で、「1年前の今日は、私の病気が、突然、公になり、困惑、不安、湧き出してしまう残念な気持ちに包まれていました」と一部朝刊で乳がんが報じられた当時の心境をつづり、「でも、人生は不思議なもので、何かの大きな力によって、不意に、舵をとられることで、それが望んでいなかったことでも、結果的に、新しい道を開けることがあるということを学びました」とこれまでの日々を振り返った。 意図せず報道されたことで、当初は「隠れて隠れて真っ暗になった」という麻央だが、昨年9月1日にブログを開設し、心機一転。一連の出来事について「この舵取り事件(笑)は、私の人生において、大きな出来事です」とコメントした。 「皆さまとつながり、本当に励まされていました。いつも。ありがとうございます。私も、、、陰ながら皆さまのコメントを拝読し、祈ったり、応援したり、共感したり、させて頂きました。届いていますか??」と読者に呼びかけ、「更新できない日もありますが、1日1日の心と記録をここに残す気持ちで書いています。これからもどうぞよろしくお願い致します」と今の心境をつづった。
2017年06月09日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が7日、自身のブログを更新。笑顔で写真を撮ることは「リハビリ」であり、ブログを書くことは「私自身の励み」と明かした。麻央は「贈り物の時間」というタイトルで更新。「昨夜は、とてもあたたかい気持ちで眠りにつくことができ、今朝、とても幸せな気持ちで目覚め、日課の飲むヨーグルトを堪能しました」と報告し、「贈り物の時間だと感じます」とつづった。そして、笑顔の写真を掲載し、「笑顔で写真を撮ることは、リハビリでもあります」と麻央。さらに、「ブログを書くことは私自身の励みになっています」と明かし、「いつも読んで下さり、ありがとうございます」と読者にあらためて感謝の思いを伝えた。
2017年06月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵が7日、自身のブログを更新。「第36回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」受賞を妻・小林麻央に報告したことを明かした。"すてきなお父さん"とされる著名人に贈られる同賞の学術・文化部門に選ばれた海老蔵はこの日、都内で行われた授賞式に出席。「うれしい」と受賞を喜び、麻央には「あとで報告します」と話していた。そして授賞式後、「妻に報告」というタイトルでブログを更新。「ベストファーザー賞の報告しました。まおのおかげだよと感謝を伝えました。おめでとうといってくれました」とやりとりを明かし、「嬉しい…」とつづった。また、「カンカン起きてた」とトロフィーを見つめる長男・勸玄くんの写真もアップ。「カンカンと麗禾のおかげでもあります私は普通にしてるだけありがとう」と子供たちへの感謝の気持ちも記した。海老蔵は授賞式で、肩車している親子を表現したトロフィーについて、「まさに1日1回やっているポーズなのでうれしいです。肩車は家でも強制的にさせられる」と笑い、「日常的にやっているので、麗禾と勸玄は喜ぶと思います」と話していた。
2017年06月08日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が4日夜、「不安」というタイトルでブログを更新し、高熱が出て痛みと苦しさと戦っていたことを明かした。5月29日に退院し、在宅医療に切り替えた麻央は、「今日は、39.4度の熱から始まり、一日中、痛みとおさまりどころのない苦しさでした。今は、少し落ちついています」と報告し、「汗の量がすごいので、起きてから、6回の着替え。フェイスタオル、ベッドに敷くバスタオルパジャマが何枚あっても足りないくらいです」と説明。「在宅医療の大変さについても考えさせられました」と打ち明けた。続けて、「子供達のいるリビングと、私の部屋では、まったく違う世界が繰り広げられていて、子供達がまだ小さいのでその両方を、同時に担っていかなければならない家族の大変さ、主人にはそこに仕事があるので、なおさらです」と、家族そして夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵についてつづった麻央。「家族は皆、『大丈夫だよ』と笑顔でいてくれますが、これからどうなっていくのか不安はつのります」と吐露し、「どうなったって生きるしかないので、本当に、ごめんね、ありがとう、です」と締めくくった。
2017年06月05日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が3日、「食事」というタイトルで自身のブログを更新し、食欲が回復傾向にあることを明かした。先月29日に退院し、在宅医療に切り替えた麻央。「私の今は、息子→主人と 最高の公園へ。娘→外出。で、ゆっくり遅めの朝ごはんを頂いています」と状況を伝え、料理の写真を掲載して「トマトゼリー とろ湯葉 もずくピーナッツ豆腐 ふわふわ豆腐バーグ今日のジュースには小松菜、主人がくれた ふやかしたチアシードが入っています」などと説明した。そして、「基本は、細かく刻む、柔らかく、小さくのお料理で、食欲はとても回復傾向です!!」と明かし、「姉の友人が、野菜のペーストやスープを作ってくれて、いろいろなアドバイスをくれたことで、『食べるもの』のイメージが湧きました。感謝します」とつづった。さらに、退院直後は「白身魚だしのおつゆに、素麺で、皆で、よし!よし!と感動していたくらいだった」と振り返った上で、「本当にこの短期間での食べられるバリエーション、量が増えたことは、家に戻れたことによる、喜び、安心感、気合い、そして何よりも、こうやってサポートしてくれる家族、いつも応援して下さる皆様のおかげです。ありがとうございます」と感謝の思いを記した。
2017年06月03日歌舞伎俳優の市川海老蔵が2日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻・小林麻央と一緒に食事した様子を報告した。海老蔵は「まおといっしょに私も一緒に頂戴します」と、先月29日に退院して在宅医療に切り替えた麻央との食事を報告。料理の写真もアップし、「いいタイミングで帰ってきました」とつづった。その後、再びブログを更新し、「わずかな時間でしたがコレデモカッテ!?ってくらい私がしゃべりまくり、ました。もちろん。まおが良くなるための話を、」と明かした海老蔵。「しかし何事にも正解はないしかし正解をしなくてはならない、これが難しいと日々感じますね」と打ち明け、「わずかな時間でしたが、妻のためになれたらと色々しゃべりました」と記した。最後に、「そして稽古と取材の時間です。ガシッと切り替えて仕事にいくべ!」と移動する自身の写真を公開し、「これが私流」と締めくくった。
2017年06月02日フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が2日、ブログを更新し、「サポートに力を入れたい」と乳がん闘病中の妹でフリーアナウンサーの小林麻央(34)の在宅治療を支えていく決意をつづった。 『6月スタート!』という記事で麻耶は「6月が始まりましたね。皆様はどんな1カ月にされますか??」と読者に問いかけ、「私は、サポートに力を入れたいので自分の時間をより濃密に出来るように工夫したいと思っています」と麻央のサポートにより一層注力していく考えを明かした。 最後は、「行動力、主体性を引き出してくれそうな赤を着て、レッツゴー!」と笑顔の写真をともに明るくブログを締めた。 読者からは「麻耶さんも疲れすぎないようにコントロールしてくださいね」「無理しすぎずがんばって!」とエールが寄せられている。 妹・麻央は先月29日に退院し、点滴などの在宅治療を行っている。
2017年06月02日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が1日、自身のブログを更新し、長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄君とのやりとりを明かした。先月29日に退院し、在宅医療に切り替えた麻央は、「6月1日」というタイトルで更新。「今朝は、娘が開口一番に、『ママ、今日から6月だよ!』と言いました。さわやかな言葉ですね!」とつづり、「続けて、『大変ママ! 足がふくれてるよ』」と言われました」と報告した。そして、「娘は本当によく気がつきます。気がつきすぎるので、いろいろなことが、隠せません」と麻央。「今日は、雨だったせいか、眠気もあって、昼間じゅう、足を高くして寝ていました。そんなこんなですが、平穏に夜を迎えています!」と伝えた。また、ハンドベルを鳴らす勸玄君の写真を掲載し、「ママ、苦しいとき、大きい声で呼べないから、これ、こうやって鳴らしていいよ」と、ハンドベルを子供部屋から持ってきてくれたエピソードを披露。「なかなかやるな、息子!」とつづった。続けて、「でも、息子、、、私の部屋に来るたび、ハンドベルを両手で思いっきり鳴らして遊ぶものだから、『かんかんが、そんなに鳴らしたら、ママが本当に苦しいとき鳴らしても、あ、また かんかんかな?って思われちゃうよ。』と言いました」と勸玄君にツッコんだことを明かした。
2017年06月02日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が31日、自身のブログを更新し、子供たちの朝の様子を明かした。29日に退院した麻央は、「朝」というタイトルで更新。「今朝、かんげんが、『かんかんが、ママにあげた ふうせん落ちちゃってたよー』と不満気な かんげん。あ ごめんなさい」と長男・勸玄くんのやりとりを写真付きで報告し、「れいかは、おさげで幼稚園へ。朝のこどもたちでした」と長女・麗禾ちゃんの後ろ姿もアップした。麻央は29日にブログで退院を報告し、「これからは在宅医療に切り替え、自宅で点滴など続けながら、在宅医療の先生、看護師さんそして何より 家族に支えてもらいながら生活していきます」と説明。30日には、子供たちと久しぶりに再会した様子を明かし、「ふたりとも、ありがとう」とつづっていた。
2017年05月31日フリーアナウンサーの小林麻耶が31日、自身のブログを更新。29日に退院した乳がん闘病中の妹・小林麻央についてつづった。麻耶は「妹の退院を一緒に喜んでくださりさらにこれからも願ってくださること皆様のお気持ちに感謝です。ありがとうございます」と読者の応援に感謝。「こんなにもたくさんの方々から応援していただける妹はとても幸せ者です」とつづり、「本当にありがとうございます。頂戴したお力を妹にしっかりと届けます」と伝えた。麻央は29日にブログで退院を報告。「これからは在宅医療に切り替え、自宅で点滴など続けながら、在宅医療の先生、看護師さんそして何より 家族に支えてもらいながら生活していきます」と説明し、「退院前は、これから家族へかけてしまう負担が怖く、退院が近づくたび不安でしたが、やはり我が家は 最高の場所です」とつづっていた。
2017年05月31日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が30日、自身のブログを更新。29日に退院し、子供たちと久しぶりに対面した喜びをつづった。麻央は「昨夜は、娘とくっついて たくさんお話しができました。娘とは、もう会話がはずんで 本当に楽しいです」と長女の麗禾ちゃんとの会話を報告。「私のために練習してくれていたという『オオカミと七匹の子ヤギ』を読み聞かせてくれました」と続け、「娘が絵本をまるまる1冊読んでくれたのは初めてです。一生懸命で愛おしかったです」と記した。そして、「息子は、幼稚園の帰りからそのまま眠ってしまって、今朝、お話しできました」と、長男の勸玄くんとは今朝対面。また、「実は、私が退院する前に、『ママが帰ってきたら、何て 言って 迎える??』と姉と娘と息子で話していたそうなのです」と明かし、「息子は、『ママ、おかえりー。あいしてるよ。』ぎゅーと実演していたそうなのですが、あまりにも 可愛い声のトーンで言うものだから、娘が、『何で かんげん 声変えるの?』と聞くと息子は『だって ママは可愛いから可愛く言うんだよ!』と答えたそうです」とやりとりを伝えた。さらに、「今朝、ただいま と、息子を抱きしめたら、練習通り笑 可愛く 言ってくれました」と麻央。「ふたりとも、ありがとう」と感謝の言葉で締めくくった。
2017年05月30日乳がん闘病中で、先日、顎への転移を公表したフリーアナウンサーの小林麻央(34)が30日、ブログを更新し、退院後の様子について綴った。 29日に退院した麻央は、翌日の30日に『久しぶりの子供達』というタイトルでブログを更新。「昨夜は、娘とくっついてたくさんお話ができました。娘とは、もう会話がはずんで本当に楽しいです」と久しぶりに自宅で過ごした夜を振り返った。 さらに長女・麗禾ちゃんが絵本を読み聞かせてくれたと綴り、「まるまる1冊読んでくれたのは初めてです。一生懸命で愛おしかったです」と麻央にも大きな癒しになった様子。 一方、長男・勸玄くんは「ママ、おかえりー。あいしてるよ」と麻央を出迎える練習をしていたそうで、「今朝、ただいまと息子を抱きしめたら、練習通り可愛く言ってくれました。ふたりとも、ありがとう」と感謝の言葉でブログを締めた。 ネットでは「麻央ちゃんが子供たちに会えてよかった!」「心配だけど家族との時間を大切にしてほしいな」と麻央の体調を心配するとともに、子供への愛が詰まった文章に心打たれる声があがっている。
2017年05月30日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が29日、自身のブログを更新し、退院したことを報告した。先月22日より再入院していた麻央だが、この日「退院致しました」と報告し、「皆様、たくさん祈って下さり、ありがとうございました」と感謝。「一ヶ月ぶりの 我が家の香り。人参ジュースでお祝いです」と人参ジュースを手にした笑顔の写真を公開した。そして、「これからは在宅医療に切り替え、自宅で点滴など続けながら、在宅医療の先生、看護師さんそして何より 家族に支えてもらいながら生活していきます」と説明。「退院前は、これから家族へかけてしまう負担が怖く、退院が近づくたび不安でしたが、やはり我が家は 最高の場所です」とつづった。さらに、「母が私のための介護ベッドスペースを作ってくれていました。点滴の処置も練習して覚えてくれました。感謝です」と続け、「今日から、自宅でお世話になります!!」と記した麻央。最後に「子供達はもうすぐ公園から帰ってくるようです。早く 会いたい」と長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんとの再会を心待ちしている心境を明かした。
2017年05月29日歌舞伎俳優の市川海老蔵が29日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が一時帰宅したことを明かした。海老蔵は「今日実はまお帰ってきました家に」と、4月22日に再入院していた麻央の帰宅を報告。自宅で撮影した笑顔の自身の写真を添えて、「おかえり」とつづった。また、この日のブログでは、「何故かカレーを作る私」と調理中のカレーの写真を公開。「今日は朝マヤちゃん2人のお見送りに来てくれるので振る舞おうかなと、笑笑辛めですが、元気出るように」と麻央の姉・小林麻耶が2人の子供を送ってくれることを明かし、麻耶のためにカレーを作っている様子を伝えた。
2017年05月29日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が24日、自身のブログを更新し、痛み止めテープを増やしたことを明かした。麻央は「眠たい」というタイトルで更新し、「私は 昨日から 定時に貼る痛みどめのテープを増やしました」と報告。「そうしたら、眠くて 眠くて。眠いのは、意外と、気持ちよくもあるのですが、一日中眠いと、困る時もあります」と打ち明けた。続けて、「そんなこんなで昨日はブログが更新できませんでした。最後の 公開ボタンに行き着く前に寝てしまうという。。。」とブログが更新できなかった理由を説明。「慣れると徐々に眠さも落ちついてくるそうです」とつづった。
2017年05月24日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が22日、「朝日」というタイトルで更新し、朝の日光浴の習慣を明かした。麻央は「おはようございます。今回の病室は、窓からの景色が、緑しか見えず、それが、とても贅沢です。森林浴の気分になれます」と窓から見える景色の写真を公開。「入院した当初は外を見る余裕がありませんでしたが、ここ最近は、朝の4時~5時に、お薬を飲むために起きるのを活用し、その時、カーテンを開けてからまた眠ります」とつづった。そして、「乳がんと朝日はとても関係が深く、朝日を浴びることがとても大切だそうです。明け方カーテンを開け、眠り、朝日を浴びながら再び起きるのが 今できる私流です」と麻央。「が、正しいかは分からないので、目が覚めたとき心地よいだけです。退院したらこの緑の景色はないから味わっておこう!」と記した。さらに、「(本では、毎日早起きし、外で軽くウォーキングをしながら朝日を浴びることで睡眠の質が変わる と読みました。)」とカッコを付けて説明。「注 私が読んだり聞いたりした情報なので、必要な情報、大事な情報は必ず御自身で確認して下さいネ」と慎重に補足した。
2017年05月22日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が21日、自身のブログを更新。鏡に映った自分の裸に衝撃を受け、泣いたことを明かした。麻央は「痩せる」というタイトルで更新。「今朝は、着替えるときに、裸で鏡の前に立ってみると、私が恐れていた姿に近い身体が写っていて、一瞬 衝撃を受けたあと、泣いてしまいました」と打ち明けた。そして、「でも涙を流していてもどうしようもないことに気づき、豆乳ココアを飲んで、心を落ち着かせました。そのあと子供達の写真や動画をいっぱい見ながら、一生懸命 食べました」と切り替えようとしたという麻央。「なんと!お粥半分以外、完食しました。看護師さんが驚いて、拍手して下さいました。精神力までは 痩せ細ってないです!!」と力強く記した。また、「体感的には、輸血も4回して頂き、ポートを入れてからは毎日 水分、高カロリーの点滴ができて、安定しています。ポートには 感謝します。私の悩みを ひとつ ふたつと減らしてくれました」と治療について報告。さらに、「三分粥食のおかずやスープを頂いていると、麗禾や勸玄に作っていた離乳食を思い出してきます。こんなに大きく成長した2人」とつづり、「私もここからまた成長し直す気持ちでいます」と前を向いた。
2017年05月21日●亀梨くんみたいな息子がいたら小説家・三島由紀夫が1962年に発表した「美しい星」が、55年の歳月を経て映画化された。同作は三島作品の中でも異色とされるSF要素を取り入れた作品で、ある日自分たちが宇宙人であると覚醒した家族の姿を通し、宇宙という目線から地球の問題を切り取っていく。『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』を手がけた吉田大八監督により舞台を現代に移し、大胆に翻案された形で製作されることになった。今回は一家の父で火星人に目覚めた気象予報士・大杉重一郎を演じるリリー・フランキーと、水星人に目覚めた重一郎の息子・一雄役の亀梨和也の"父子対談"を実施。映画『美しい星』作中で描かれるテーマを紐解いていく。○「面白いものを観たな」という感覚――父子役で初共演とのことですが、まずはお互いの印象を教えてください。リリー:単純に自分がもし親になって、亀梨くんみたいな息子がいたらいいなと思います。亀梨:嬉しいですね。リリー:すごくちゃんとしているんですよ。優しいし、男気があるし。亀梨:今回お仕事させていただく以前に、プライベートでお会いする機会が1~2度あったんです。リリーさんって、圧倒的に"リリーさん"じゃないですか(笑)。お仕事でお会いする時もその雰囲気は変わらず存在感があって、現場で主役の立ち方がすごいな、と思いました。ナチュラルでいながら、強さを持ち合わせるというのはなかなか……僕にはまだまだできないことです。リリー:亀梨くんは男らしい部分もあるし、目ヂカラが強い、初対面だと「強い人なのかな」と誤解されやすいのかもしれないけど、すごくいいお兄さんですよ。僕以外の先輩にも「あいつ元気かなあ」と思い出させる人なんですよね。あと、ちゃんと酔っぱらうところも信用できる(笑)。亀梨:ちゃんと酔っちゃいますね(笑)。1回、P(山下智久)と飲んでいて、リリーさんのお知り合いのお店に2人で行こうと言ったんですが、2人とも酔っ払っているから全然お店の暗証番号が思い出せなくて、リリーさんに電話しました(笑)。リリー:「お父さーん! お父さん!!」と電話が来て、「何があったんだ」と迎えに行ったらもう帰っちゃってた(笑)。亀梨:本当に申し訳ないです(笑)。――今回はかなり原作から翻案されている点もあり、かなり大胆な作品になっていると思いましたが、お二人は観た後にどう受けとられましたか?リリー:取材をたくさん受けているんですが、この映画、しゃべればしゃべるほど、お客さんが来づらくなるんじゃないかと(笑)。あえて言うなら、感動するとか、泣けるとか、すごく笑えるとかではなく、映画を観た後に「面白いもの観たな」という感覚になる作品ですかね。亀梨:「これだけを受け取ってほしい」という答えを提示してるものではないので、僕も監督に身を委ねて、やらせていただきました。僕は完成した作品を観たとき、すごく心拍数が上がったんですよ。脅される演出があるわけでもないのに、詰められているところもあり、映画との距離感がすごく面白かったというか。この感覚、DVDでも楽しんでもらえるとは思いますが、すごく映画館で観てもらうことを意識している作品だと思います。リリー:それは本当にそうだよね。亀梨:映画としての贅沢なものが、すごく詰まっているみたいな感覚がありましたよね。リリー:「イケてるものを観た」みたいな感じだった。亀梨:「俺、観たよ、『美しい星』」と得意げになってしまうみたいな。本当に。●タイムスリップしたのかというくらい、リアリティがある○大きいテーマを扱いながら、家族の問題でもある――今回かなり印象的なリリーさんの「火星人ポーズ」ですが、亀梨さんは最初にどこで見たんですか?亀梨:中華屋でご飯を食べているときに、TVでお父さんの様子を見てしまうシーンだったんですが「これ、こういう映画なの!?」と思いました(笑)。リリー:俺もスタジオで「こういう映画なの!?」と思った(笑)。亀梨:台本から、あそこまで想像できなかったですよね(笑)。リリー:火星人ポーズの最後に「上を向いて、クレーンカメラを指し棒で指してください」と言われて、なぜか俺の中ではセーラームーンがイメージにあった(笑)。何かしら俺の中の宇宙的なものにセーラームーンがあったんだろうね。ただ三島由紀夫のSF的な部分はすごく、お茶の間SFな気がするし、自分の生活に置き換えて考えられることも多いよね。亀梨:それはすごくありますよね。一見すると大きなテーマを扱っているようなんですが、誰しも家族のことは経験するわけじゃないですか。絶対に誰かの息子であり娘なわけだから、みんなが共感できるテーマも含まれている。リリー:本当に、このテーマで映画になるといったら、普通はテアトル単館ですよ(笑)。亀梨:わかります(笑)。リリー:だから志が高いというか、これは配給会社もいい博打を打った(笑)。こういう映画を商業映画として成立させるバランスが良いですよね。――ポーズのお話がありましたが、撮影現場でも他に監督から色々な指示があったんでしょうか。リリー:指示ばかりですよね。語尾の音の抜き方とか、イントネーションとか、そもそも1テイクで終わるなんて思ってないですから。だから逆に1テイク目の力の抜け方はハンパない(笑)。探り探りですよ。亀梨:(笑)リリー:平均で絶対に7~8テイクは撮りますから、もう吉田大八監督の無重力にはまってました。でもやっていくうちに、どんどん「監督とはこうあるべき」というのがわかってきました。意外とOKじゃないテイクが使われてることも多いと思うし、撮ったシーンもバッサバサと切っているから、監督には全てが見えてたんでしょうね。亀梨:自分が指示をいただいているときは必死に考えているんですけど、他の方の撮影を客観的に見ると面白くて。中嶋(朋子)さんも監督から「あそこの間が0コンマで、この音が……」と説明されて「ああ~」と頷いている(笑)。リリー:もう、オーケストラのちょっとのピッチを直す指揮者ですよね。だから、すごく音楽的になっていると思います。あと、俺は気象予報士で病気で宇宙人で、と情報が多すぎるくらいの役なのに、クランクインのときに用意されてたのがはバスローブと前貼りだけ(笑)。亀梨:激しいですね(笑)。家族全員に性を感じさせるシーンはありますもんね。リリー:お母さんもぽーっとした顔、してたもんね。亀梨:(佐々木)蔵之介さんに。リリー:あれが1番腹立ちました(笑)。○今に提示するべきテーマ――そうして撮られていたシーンが最後につながって、観られた時に自分の中で覚醒したことはありますか?リリー:よく夕方のニュースでゴミ屋敷の住人を紹介しているじゃないですか。でも、もしかしたら宇宙人みたいな人が本当にいて、ああいう風に俺らからはちょっと変わった人に見えてるだけなのかもしれないと思いました。みんなが想像で書いたSFも、いくつか本当のところはあるかもしれない。亀梨:三島さんが書いた時代も、冷戦を含め政治的な動きがすごく大きい時代じゃないですか。今この時代に、また原作のテーマに近づいているように感じるというか……そういうことを考えないで生きていられた世代だったのに、と思いますよね。タイムスリップしているのかなというくらい。この作品をやらせてもらってから、そういうニュースも自分の中に入ってくるようになりました。リリー:本当に、リアリティがある。亀梨:今に提示するものとして、すごくハマっているテーマのひとつだと思うんです。それを何十年の前に三島さんが書かれていることも、今この作品が公開されるということも、どこかリンクしているようだと、勝手に感じていました。リリー:本当のことを言ってるのにみんなが笑っちゃうという空気になるのは、聞く側にまだ笑うくらいの認識しかないからなのかもしれないし、歴史はそういうことの繰り返しなのかもしれない。全然面白いところでもないのに笑えてしまうのは、こっちにリアリティがないからなんですよね。そこに原作のもともと持っている、皮肉があるのだと思いました。○『美しい星』情報"当たらない"お天気キャスターの父・重一郎(リリー・フランキー)、野心溢れるフリーターの息子・一雄(亀梨和也)、美人すぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子(橋本愛)、心の空虚をもて余す主婦の母・伊余子(中嶋朋子)。そんな大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。“美しい星・地球”を救う使命を託される。ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついていく。そんな一家の前に一人の男が現れ、地球に救う価値などあるのかと問いかける。5月26日公開。(C)2017「美しい星」製作委員会
2017年05月20日乳がん闘病中で現在入院しているフリーアナウンサー・小林麻央が17日、ブログを更新。自身の足をマッサージしてくれている姉・小林麻耶を隠し撮りした写真を公開した。「隠し撮り」というタイトルで更新した麻央は、麻耶がマッサージしている写真をアップ。不思議な方向を見て笑っている麻耶について「ぅわわわ 何かみつけたみたい!笑ってる こわこわこわ」とツッコみ、「ここで、私が吹き出してしまい姉に 隠し撮りを気づかれる」と、カメラ目線の麻耶の写真も掲載した。そして、「この下手そうに見えるマッサージも絶妙で、信じられない程 上手なのです。浮腫(むく)んだ足が、軽くなり、爪の血色も蘇りました」とつづり、「不思議な『姉神』です。毎日 ありがとう」と感謝の思いを記した。
2017年05月18日